JP2014523088A - 端子およびそれを伴う電気コネクタ - Google Patents

端子およびそれを伴う電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014523088A
JP2014523088A JP2014519104A JP2014519104A JP2014523088A JP 2014523088 A JP2014523088 A JP 2014523088A JP 2014519104 A JP2014519104 A JP 2014519104A JP 2014519104 A JP2014519104 A JP 2014519104A JP 2014523088 A JP2014523088 A JP 2014523088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
female terminal
contact
contacts
arc discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014519104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5974087B2 (ja
Inventor
カラディマス マーガレット
パテル アービンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Publication of JP2014523088A publication Critical patent/JP2014523088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5974087B2 publication Critical patent/JP5974087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/53Bases or cases for heavy duty; Bases or cases for high voltage with means for preventing corona or arcing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【解決手段】犠牲部分を伴う雌型端子を含むコネクタが提供される。端子は、嵌合雄型端子と雌型端子の意図される接触部分との間のアーク発生を最小化するように構成される。雌型端子は、雄型端子と雌型端子との間でアークが起こり、よって、雌型端子の犠牲部分がいくらかのアーク発生を経験する一方で、意図される接触部分は、雄型端子を確実に係合するのに好適な状態を維持するように構成される。
【選択図】図6

Description

本出願は、2011年7月19日に出願された米国仮出願第61/509,367号に対する優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、概して、電気コネクタの技術に関し、より具体的には、電気コネクタ用の雌型端子またはソケット端子に関する。
嵌合電気コネクタは、一般的に、嵌合されたコネクタを通して複数の回路または電線を相互接続するために、複数対のピン端子およびソケット端子間係合を利用する。ピンおよびソケット端子は、しばしば、雄型端子および雌型端子と呼ばれる。
雌型端子の1つのタイプは、その中で略長方形のピンまたは雄型端子を受容するための略長方形のソケットまたは差込口をその嵌合端部に含む。嵌合端部は、頂壁および底壁、ならびに離間された対向する側壁を画定し、それによって、雄型端子を受容するための通路を画定する、細長い本体によって形成される。そのような端子は、従来、薄板材料から打ち抜き形成され、頂壁および底壁は、開口シームまたはスリットを有し得、それによって、対向する側壁を端子の長手方向軸に対して横方向に撓ませて、雄型端子がその中に挿入されるにつれて通路が拡大する。
多くの応用例は、電力が端子に存在する間に、これらのタイプの端子を伴うコネクタをともに差し込む、または嵌合させることを必要とする。そのようなコネクタは、ホットプラグ可能なコネクタとして知られている。これらのホットプラグ可能なコネクタの中の端子の嵌合中、および主に脱嵌合中に、端子が嵌合または脱嵌合されるにつれて端子を通過する電流によって電気アークが生じる。端子は、そのようなアーク発生によって損傷を受け得る。さらに、アーク発生により、炭素等の非導電性または低導電性残留物が、端子の電気接点上に堆積し得る。そのような残留物は、以降の接続において、端子間の電気的接触の品質を低下させる可能性がある。
従来技術におけるアーク放電に対する保護を提供するためのいくつかの試みは、個別の連続した端子を提供すること、または端子の連続した係合のために端子に前方または横方向の拡張部分を提供することを含む。そのような端子は、アーク発生の悪影響を低減させるのに有効であるが、これらの前方または横方向の拡張部分によって必要とされる余分な空間のため、必要以上に大きかった。一部の場合において、これらの修正された端子はまた、製造することがより複雑でもあった。したがって、人々は、改良された端子および/またはそれを使用するコネクタシステムを評価するであろう。
例示的な実施形態において、雌型端子は、離間された平坦面を伴う雄型ピンを受容するための嵌合端部、および電線への接続のための回路接続端部等を有する。雌型端子の細長い本体は、通路に沿って長手方向に延在する2つの離間された側壁を伴う端子受容通路を画定する。雄型端子が雌型端子の中へ完全に挿入されるときに、雌型端子と雄型端子との間に電気的接触を提供するために、1つ以上の主端子接点が、側壁の少なくとも1つから内方に端子受容通路の中へ配置される。1つの端子が(例えば、ホットプラグ可能な)電源に連結されている間に、嵌合される電気的接続部間に起こり得るアーク発生を受け入れるように、雄型ピンを最初に嵌合するために、1つ以上のアーク放電接点が、主接点の前方へ形成される。
新規であると考えられる本発明の特徴は、特に添付の特許請求の範囲で説明される。本発明は、そのさらなる目的および利点とともに、添付図面と関連してなされる以下の説明を参照することによって最もよく理解され得るであろう。複数の図面において、同じ参照符号は同じ要素を表す。
ともに嵌合したプラグコネクタおよび差込口コネクタを示す、電気コネクタシステムの上面斜視図である。 差込口コネクタからプラグコネクタを取り外した状態の、電気コネクタの上面斜視図である。 コネクタシステムの分解図である。 雌型端子の終端部から見た、雌型端子リードの上面斜視図である。 雌型端子の嵌合端部から見た、雌型端子リードの上面斜視図である。 図5で示される雌型端子の拡大上面斜視図である。 光ファイバーから離れて置かれているフェルール本体の別の代替実施形態の正面図である。 端子の底部を見た、図7aに類似する斜視図である。 雌型端子を取り囲む絶縁ハウジングキャビティの一部分を伴う、図2の雌型端子の断面図である。 アーク放電接点を示す、図7aの雌型端子の断面図である。 主接点を示す、図7aの雌型端子の断面図である。 雄型ピンが部分的に挿入された状態の、図9に類似する雌型端子の断面図である。 雄型ピンが部分的に挿入された状態の、図9に類似する雌型端子の断面図である。 雄型ピンがさらに挿入された状態の、図12に類似する雌型端子の断面図である。 雄型ピンが完全に挿入された状態の、図13に類似する雌型端子の断面図である。 雄型ピンが完全に挿入された状態の、図11に類似する雌型端子の断面図である。
以下の詳細な説明は、例示的な実施形態を説明するものであり、明示的に開示された組み合わせ(複数可)に限定することを意図しない。したがって、別途注記のない限り、本明細書で開示される特徴は、ともに組み合わせて、簡潔さのために別の場合では示されなかった、さらなる組み合わせを形成し得る。
ある実施形態において、描写された実施形態は、コネクタがともにホットプラグされるときに嵌合端子間のアーク放電の制御を補助する、改良された雌型電気端子を提供することができる。ある実施形態は、雄型端子に係合するように構成される雌型端子の中の1つ以上の犠牲電気接点が、雄型端子が主電気接点に係合する前に任意のアークを放電することを可能にする。これは、コンパクトかつ製造が安価である、主接点のためのアーク放電保護を伴う雌型端子の提供を可能にすることができる。
図面をさらに詳細に参照し、最初に図1〜3を参照すると、本発明は、プラグ60と、差込口20とを有する、全体として10で表される電力コネクタ等に組み込まれる。差込口コネクタ20は、直角回路基板コネクタとして示されるが、電線ハーネスコネクタを含む、任意のタイプのものであり得る。差込口コネクタ20は、複数の雄型端子ピン24を含み、該ピンは、絶縁ハウジング22の中で保持され、一般的に、18で表されるプリント回路基板に載置される。プラグコネクタ60は、差込口で絶縁ハウジング22と嵌合するための絶縁ハウジング62に保持される、対応する雌型端子40を含む。ハウジングは、プラグおよび差込口をともに保持するために使用される、選択的に係合可能なロック構造30を含む。ロック構造は、一般的にプラグハウジング62上に形成される弾性ラッチ部分32と、一般に差込口ハウジング22上に形成されるロック部分34とを有する。
各雄型端子および雌型端子は、各端子のそれぞれを全体的に取り囲むそれらの対応する絶縁ハウジング24、64の一部分を有する。これらのハウジングの部分は、各端子の少なくとも一部分を収容する、絶縁エンクロージャを提供することができる。これらのハウジングの部分は、選択的ハウジング構成が、正しい嵌合コネクタの半分だけを係合することを可能にする、キーイング特徴26を含み得る。
雌型端子40は、全体として42で表される嵌合部分または端部と、全体として44で表される終端部分または端部と、全体として46で表される中間固定部分または区間とを含む。
雌型端子40は、金属薄板材料から打ち抜き形成され、終端端部44は、全体として48で表される電線上へ圧着するように構成される。より具体的には、雌型端子の終端部は、皮剥ぎしたまたは露出させた導体47または電線48の導電性コア上へ圧着させるための1対の前方圧着アーム45とともに、電線48の外部絶縁49上へ圧着させるための1対の後方圧着アーム50を含む。
雌型端子40の中間部分44は、端子の両側から外方に突出する、1対の打ち抜き形成されたロックアームまたはタブ56を含む。これらのロックアームは、後方で片持ち支持され、全体として62で表されるコネクタハウジングの内部に関する図8において、ロック肩部58の後方で弾性的にスナップ留めされ、端子がハウジング62の中に挿入された後に、その中から端子が抜けるのを防止する。中間部分44はまた、下方に延在する突出部70も含み得、該突出部は、コネクタハウジング62内の停止肩部に係合して、ハウジング内の雌型端子の完全に挿入された位置を画定し、また、端子の長手方向軸の周囲での捻れ運動または回転運動に対してハウジング内の端子を安定させる。
図5を参照すると、雌型端子40の嵌合端部または嵌合部分42は、以下で図9〜13に関してさらに詳細に示されるように、雄型端子または雄型ピン25を受容するように適合される、通路43を含む。雄型ピン25は、好ましくは、正方形または長方形の断面を伴うピンによって提供されるような、少なくとも2組の2つの離間された略平行な平坦側部35および36を有する。雄型ピン25はまた、雌型端子40の通路43の中への雄型ピンの挿入を容易にするための、先細または楔形の端部25aも有し得る。
雌型端子の嵌合端部42は、1対のチャネル51および52で形成され、該チャネルは、略U字形の断面であり、また、開口シームまたはスリット53および54によって分離され、よって、U字形チャネルの脚部の端部は、隣接して離間されるが、互いに離れている。それによって、チャネル51および52は、その中で雄型端子25を受容するための、略長方形状または正方形状の通路43をそれらの間に画定する。
図6〜9で最も良く分かるように、U字形チャネル55および56の底部は、第1の対の対向する側壁57および59を通路43の中に画定するように、略平坦である。U字形チャネル55および56のそれぞれは、それぞれ、対向するチャネル側壁80、81および82、83を有する。各対向するチャネル側壁はさらに、雌型端子40の嵌合部分42の通路43の開口端部の近くに2つの撓み部分90、92および94、96を画定する、第2のシームまたはスリット67および68を含む。
本発明の一態様によれば、少なくとも1つのアーク放電接点85または86が、それぞれ、通路43の開口端部の近くで、チャネル側壁80または81の中に配置される。好ましくは、アーク放電接点85および86は、各U字形チャネル55および56のチャネル側壁80および81の双方の中に提供される。図9で最も良く分かるように、1つのアーク放電接点85は、雌型端子40を作成するために使用される金属打ち抜き形成工程中に、チャネル51のチャネル側壁80の中へ一体的に形成され得る。
図9で図示される形態において、アーク放電接点85は、チャネル51と52との間に画定される通路43の中へ内方に湾曲させた、円形断面の金属を有する。この略湾曲した、または略円形の形状は、雄型端子25が雌型端子40の中で受容されるときに雄型端子25の側部に対して撓ませるための弾性を、アーク放電接点85および86に提供する。
本明細書で使用されるとき、「犠牲接点」および「アーク放電接点」という表現は、同じ意味で使用され、同じもの、すなわち、2つの相互接続端子間でアークを放電する接点を意味することが意図される。アークは、接点上に非導電性または低導電性の残留物が堆積するので、そのような接点の導電品質が「犠牲」になる。それでも、これらの犠牲接点は、非導電性残留物を発生させるアークの影響が極端でなければ、電流を伝導し、さらなる接点として作用する。
嵌合ピン25と雌型端子40との間で係合して主電気接点を提供するために、拡大主接点60および62が、雌型端子40の嵌合端部42の中に提供される。これらの拡大接点60および62は、当該技術分野で知られている金属打ち抜き形成技術によって、U字形チャネル55および56の底部のそれぞれの第1の対の対向する側壁57および59の中に形成される。
図10で示されるように、主接点60および62は、好ましくは、雌型端子の長手方向に延長され、形成される。各主接点60および62は、各U字形チャネルのそれぞれの底部側壁に従属する、基底部分60aおよび62aを有する片持ち梁を含む。各主接点は、雌型端子40の主接点60および62の片持ち梁上にそれぞれ提供される、接点領域64および66を有する。梁部分は、雄型ピン25との接触領域を提供するために、雌型端子40の嵌合端部に向かって延在し、通路43の中へ突出する。
図6で示されるように、U字形チャネル55および56は、第1の対の対向する側壁57および59を形成し、それぞれのU字形チャネル上に形成されるチャネル側壁80、81および82、83は、一般に雌型端子40の中に正方形状または長方形状の通路43を作成する第1の対の側壁に隣接する、第2の対の対向する側壁を形成する。側壁57および59は、その中にそれぞれ形成される主接点60および62を有し、チャネル側壁80、81および82、83は、その中にそれぞれ形成されるアーク放電接点85および86を有する。チャネル側壁上に形成されるアーク放電接点85および86は、U字形チャネルの側壁上に形成される主接点60および62よりも、雌型端子40の嵌合端部の近くに位置付けられる。
同じく図6で示されるように、U字形側壁55および56は、2つの通路側壁を形成する。正方形状または長方形状の通路43の残りの隣接する2つの側壁は、対向するチャネル側壁80、81および82、83の各対によって形成される。この場合、これらの対向する隣接する側壁を構成する、4つの部分がある。これらの部分のそれぞれは、その中に形成されるアーク放電接点85および86を有する。図6で最も良く示されるように、アーク放電接点は、チャネル側壁上の同じ相対位置上に形成されるが、千鳥状の関係である場合もあり、しかし、いかなる場合においても、全てが主接点の前方に位置付けられる。
図9〜15は、雄型端子25の雌型端子40の嵌合部分43の中への挿入を順に図示し、該雄型端子は、この実施形態において、略長方形のピンの形態である。
図9および10は、雄型端子25が通路43の中に全くない状態を図示する。図11および12は、雄型端子25が通路43の中へ挿入され始めている状態を図示する。端子25のテーパー端部25aが、アーク放電接点85および86にちょうど接触したところである。対向するチャネル側壁上に形成される各アーク放電接点は、雄型ピン25と雌型端子40との間の任意の不整合を補償するために、4つの異なる個別の地点で雄型ピンに接触し得る。このときに、ホットプラグ可能なコネクタを伴う場合のように、雄型ピン25と雌型端子40との間に電圧電位がある場合は、雄型端子25と、対向するチャネル側壁上に形成されるアーク放電接点85および86の1つまたは全てとの間で、アーク放電が起こり得る。
図13は、雄型端子25が通路43の中へさらに挿入され、よって、現在、雄型端子25の側壁がアーク放電接点85および86に係合している状態を図示する。通路43を画定する対向するチャネル側壁81および82の撓み部分90および92は、弾性があり、雄型ピンがアーク放電接点85および86に最初に係合するときに、雄型ピン25の楔形の端部25aが、チャネル側壁81および82を別々に撓ませることを可能にする。
雄型ピン25のさらなる挿入に応じて、楔形の端部25aが、主接点60および62の接触部分64および66に接触する。このときに、雄型ピンおよび雌型端子はどちらも、雄型ピンと雌型端子との間のアーク発生を排除する同じ電圧電位であり、したがって、いかなる非導電性残留物の蓄積もなく、それらの間に確実な電気的接続部を提供する。
図14および15は、通路43の中への雄型ピン25の完全な挿入を図示する。アーク放電接点85および86は、主接点60および62よりも、雌型端子40の嵌合部分42の通路43の近くに形成される。主接点60および62は、雄型ピン25の挿入に応じて、電気的接触が雄型ピン25とアーク放電接点85および86との間で最初に行われるように、アーク放電接点85および86の後方に位置付けられる。対向するチャネル側壁81および82の撓み部分90および92の弾性は、雄型ピン25に垂直力を印加することによって、それに対してアーク放電接点85および86を保持および付勢し、また、雄型ピンと雌型端子との間の電気的接触を維持する一方で、雄型ピンと主接点60および62との間に離脱力を付与しない。さらなる挿入に応じて、雄型ピン25は、依然としてアーク放電接点85および86に係合したまま、その後に主接点60および62に係合する。これは、改良された電気的接触が、雄型ピンと雌型端子40の主接点60および62との間に存在することを確実にする。
一般的に、従来技術は、梁部材の基部に位置付けられる主接点を開示しており、また、アーク放電接点は、梁部材の基部からより遠くに位置付けられる。梁の撓みが起こる梁の基部に近くなるにつれて、反力が大きくなる。アーク放電接点が、同じ梁部材上にあり、かつ基部からより離れて位置付けられるので、主接点は、基本的に、雄型ピンのアーク放電接点を持ち上げ、したがって、アーク放電接点と雄型ピンとの間の電気力を最小化する。撓みが起こる梁部材の基部から遠くなるにつれて、反力が小さくなる。
同様に、この場合、アーク放電接点85および86は、雄型ピン25に最初に係合し、その後に主接点60および62に係合する。主接点60および62、ならびにアーク放電接点85および86は、同じ梁部材上ではなく、隣接する部材または側壁上に形成され、結果として生じる反力は異なる面上に作用する。この場合、反力は、互いに対して垂直であり、したがって、互いに無関係である。換言すれば、主接点の反力は、雄型ピンのアーク放電接点を持ち上げない。
本明細書およびその特許請求の範囲で使用される「上」、「下」、「前」、「後」等の用語は、本発明のより明瞭かつ簡潔な理解を提供するために、単に相対的な用語として使用されていることを理解されたい。当業者によく知られているように、本発明の端子は、実際の使用において様々な方向に配向され得るので、そのような用語は、限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書で提供される開示は、その好ましい例示的な実施形態の観点で特徴を説明している。添付の特許請求の範囲および趣旨の範囲内で、数多くの他の実施形態、修正、および変形が、本開示の検討から当業者に想起されるであろう。

Claims (9)

  1. 雌型端子であって、
    嵌合端部および回路接続端部を伴う端子本体と、
    前記嵌合端部に画定される通路であって、離間されかつ該通路に沿って長手方向に延在する2つの側壁を含み、該側壁のそれぞれがさらに側壁から延在する2つの対向するチャネル側壁を含む、通路と、
    前記側壁の1つに沿って配置され、操作中に、対応する雄型端子が前記通路の中へ挿入されるときに、前記雄型端子の平坦面と係合するように構成される、主接点と、
    前記チャネル側壁の1つに沿って前記主接点の前方に配置される、アーク放電接点であって、操作中に、前記雄型端子が端子受容通路の中へ挿入されるときに、前記雄型端子が前記主接点と接触する前に前記アーク放電接点と接触し、それによって、前記雄型端子と雌型端子との間のアーク放電が、前記アーク放電接点で起こるように、内方に延在する、アーク放電接点と、
    を備える、雌型端子。
  2. 前記通路は、長方形である、請求項1に記載の雌型端子。
  3. 前記主接点は、各側壁上に形成される、請求項1に記載の雌型端子。
  4. 前記アーク放電接点は、それぞれが2つの側壁のうちの1つから延在する、2つの隣接するチャネル側壁上に形成される、請求項1に記載の雌型端子。
  5. 各チャネル側壁は、2つの側壁のうちの1つから延在する、片持ち部分を有する、請求項4に記載の雌型端子。
  6. 前記アーク放電接点は、前記片持ち部分上に形成される、請求項5に記載の雌型端子。
  7. 突出部が、前記雌型端子の中間部分上に形成される、請求項1に記載の雌型端子。
  8. 前記突出部は、操作中に、前記雌型端子のハウジングの中への挿入に応じて、該ハウジングの中に形成される肩部と接触するように構成される、請求項7に記載の雌型端子。
  9. コネクタであって、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の端子と、
    該端子の少なくとも一部分を全体的に取り囲む、絶縁ハウジングと、
    を備える、コネクタ。
JP2014519104A 2011-07-19 2012-07-18 端子およびそれを伴う電気コネクタ Active JP5974087B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161509367P 2011-07-19 2011-07-19
US61/509,367 2011-07-19
PCT/US2012/047119 WO2013012887A2 (en) 2011-07-19 2012-07-18 Terminal and electrical connector with same

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016100457A Division JP6513599B2 (ja) 2011-07-19 2016-05-19 端子およびそれを伴う電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014523088A true JP2014523088A (ja) 2014-09-08
JP5974087B2 JP5974087B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=47558704

Family Applications (6)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014519104A Active JP5974087B2 (ja) 2011-07-19 2012-07-18 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2016100457A Active JP6513599B2 (ja) 2011-07-19 2016-05-19 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2018186639A Pending JP2019024013A (ja) 2011-07-19 2018-10-01 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2019023099A Active JP6685626B2 (ja) 2011-07-19 2019-02-13 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2019088749A Active JP6934488B2 (ja) 2011-07-19 2019-05-09 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2020167450A Active JP6950064B2 (ja) 2011-07-19 2020-10-02 端子およびそれを伴う電気コネクタ

Family Applications After (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016100457A Active JP6513599B2 (ja) 2011-07-19 2016-05-19 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2018186639A Pending JP2019024013A (ja) 2011-07-19 2018-10-01 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2019023099A Active JP6685626B2 (ja) 2011-07-19 2019-02-13 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2019088749A Active JP6934488B2 (ja) 2011-07-19 2019-05-09 端子およびそれを伴う電気コネクタ
JP2020167450A Active JP6950064B2 (ja) 2011-07-19 2020-10-02 端子およびそれを伴う電気コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9318838B2 (ja)
JP (6) JP5974087B2 (ja)
CN (1) CN103748745B (ja)
MY (1) MY166206A (ja)
TW (1) TWI575815B (ja)
WO (1) WO2013012887A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528887A (ja) * 2014-09-22 2017-09-28 アイディール インダストリーズ,インク. 電気コネクタ用端子
KR20190020138A (ko) * 2016-06-28 2019-02-27 피닉스 컨택트 게엠베하 & 컴퍼니 카게 전기 아크를 우회시키기 위한 접촉 부분을 갖는 플러그 커넥터
WO2022176580A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6158770B2 (ja) 2014-09-03 2017-07-05 矢崎総業株式会社 コネクタ
US9647368B2 (en) 2014-09-22 2017-05-09 Ideal Industries, Inc. Terminals for electrical connectors
CN204215350U (zh) * 2014-11-27 2015-03-18 广州澳捷科技有限公司 一种大功率电脑开关电源
JP6405235B2 (ja) * 2014-12-29 2018-10-17 モレックス エルエルシー 雌型電気端子、及びコネクタ
DE102015116114A1 (de) * 2015-09-23 2017-03-23 HARTING Electronics GmbH Elektrischer Steckverbinder sowie elektrische Steckverbindung
DE202016102938U1 (de) * 2016-06-01 2017-09-04 Weidmüller Interface GmbH & Co. KG Steckverbindung
FR3062513B1 (fr) * 2017-01-31 2021-04-23 Renault Sas Dispositif de connexion electrique avec fonction de consignation integree
DE112018001099T5 (de) * 2017-03-01 2019-12-19 Molex, Llc Elektrischer Anschluss und Verbinderanordnung
CN106877039B (zh) * 2017-04-07 2023-07-14 旭立辰新能源(东莞)有限公司 可降低端子接触阻抗的公端子结构
JP6780571B2 (ja) * 2017-04-10 2020-11-04 住友電装株式会社 端子金具
JP6544412B2 (ja) * 2017-11-22 2019-07-17 オムロン株式会社 コネクタ用端子およびコネクタ
US10122113B1 (en) * 2017-12-05 2018-11-06 Te Connectivity Brasil Industria De Electronicos Ltda. Connector assembly with independent secondary lock with resilient positioning member
CN107887137B (zh) * 2017-12-29 2020-06-09 乐清市红星辰电子有限公司 一种线圈接线端子、线圈及接线方法
JP2019134555A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 日本電産株式会社 モータ、及び、駆動装置
USD880428S1 (en) * 2018-03-15 2020-04-07 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Electrical connector
CN110323605B (zh) * 2018-03-30 2021-01-29 中航光电科技股份有限公司 带电插拔连接器及其接触件
CN109462084A (zh) * 2018-11-14 2019-03-12 乐清昌德成电子有限公司 一种双面弹片低插入力防护型端子
CN109768411A (zh) * 2019-03-09 2019-05-17 浙江联和电子有限公司 一种新能源汽车线对板连接器
JP6784959B2 (ja) * 2019-04-17 2020-11-18 住友電装株式会社 コネクタ付通信ケーブル、及びコネクタアセンブリ
CN112350092B (zh) 2019-08-08 2023-07-18 上海莫仕连接器有限公司 连接器及端子
TWI721615B (zh) 2019-10-24 2021-03-11 大陸商東莞訊滔電子有限公司 電連接器
TWI754961B (zh) * 2019-12-18 2022-02-11 大陸商東莞訊滔電子有限公司 連接器
US11757231B2 (en) * 2020-10-07 2023-09-12 Dell Products L.P. Two-stage connector with internal terminal correction and repair
JP1729503S (ja) * 2021-06-11 2022-11-09 接触プラグ
TWI831103B (zh) * 2021-12-17 2024-02-01 技嘉科技股份有限公司 電連接器
CN114824853B (zh) * 2022-06-27 2022-10-28 深圳众城卓越科技有限公司 用于pcb功率板导大电流接线的压接组件及其压接方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362466U (ja) * 1989-10-24 1991-06-19
JP2001230012A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Hirose Electric Co Ltd 活線挿抜用端子
JP2003178830A (ja) * 2000-11-28 2003-06-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 低アーク性端子及びその製造方法並びにコネクタ
JP2007524194A (ja) * 2003-07-15 2007-08-23 モレックス インコーポレーテッド 犠牲アーク放電接点を備えた雌型端子

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191884A (ja) * 1984-10-11 1986-05-09 モレツクス インコ−ポレ−テツド 電気コネクタ装置
US4887980A (en) * 1988-10-03 1989-12-19 Gte Products Corporation Preloaded electrical contact
JP2003095037A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Yazaki Corp コネクタ接続構造
US6811450B1 (en) * 2003-05-27 2004-11-02 Molex Incorporated Electrical receptacle-type terminal
US6918798B2 (en) * 2003-07-15 2005-07-19 Molex Incorporated Female terminal with flexible sidewalls and flat angled contacts
US7413483B2 (en) * 2005-07-14 2008-08-19 Ge Security, Inc. Method and apparatus for multi-pin female connector with removable receptacles
JP4762966B2 (ja) * 2007-10-23 2011-08-31 古河電気工業株式会社 メスコネクタ
JP2010123264A (ja) 2008-11-17 2010-06-03 Yazaki Corp 端子のガタ防止構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362466U (ja) * 1989-10-24 1991-06-19
JP2001230012A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Hirose Electric Co Ltd 活線挿抜用端子
JP2003178830A (ja) * 2000-11-28 2003-06-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 低アーク性端子及びその製造方法並びにコネクタ
JP2007524194A (ja) * 2003-07-15 2007-08-23 モレックス インコーポレーテッド 犠牲アーク放電接点を備えた雌型端子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528887A (ja) * 2014-09-22 2017-09-28 アイディール インダストリーズ,インク. 電気コネクタ用端子
KR20190020138A (ko) * 2016-06-28 2019-02-27 피닉스 컨택트 게엠베하 & 컴퍼니 카게 전기 아크를 우회시키기 위한 접촉 부분을 갖는 플러그 커넥터
KR102210292B1 (ko) 2016-06-28 2021-01-29 피닉스 컨택트 게엠베하 & 컴퍼니 카게 전기 아크를 우회시키기 위한 접촉 부분을 갖는 플러그 커넥터
WO2022176580A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP7484764B2 (ja) 2021-02-19 2024-05-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021007105A (ja) 2021-01-21
JP2019091711A (ja) 2019-06-13
WO2013012887A2 (en) 2013-01-24
TW201315031A (zh) 2013-04-01
JP6934488B2 (ja) 2021-09-15
MY166206A (en) 2018-06-14
CN103748745B (zh) 2016-08-31
JP2019024013A (ja) 2019-02-14
JP6685626B2 (ja) 2020-04-22
JP2019153593A (ja) 2019-09-12
JP2016146366A (ja) 2016-08-12
TWI575815B (zh) 2017-03-21
CN103748745A (zh) 2014-04-23
WO2013012887A3 (en) 2013-04-18
US9318838B2 (en) 2016-04-19
JP6513599B2 (ja) 2019-05-15
US20140242824A1 (en) 2014-08-28
JP6950064B2 (ja) 2021-10-13
JP5974087B2 (ja) 2016-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6685626B2 (ja) 端子およびそれを伴う電気コネクタ
US8342891B2 (en) Electrical connector
JP4652329B2 (ja) 犠牲アーク放電接点を備えた雌型端子
CN112219322B (zh) 高电流插接连接器及其装配方法
US20070059973A1 (en) Hot plug wire contact and connector assembly
US20140051276A1 (en) Waterproof connector
WO2015017501A1 (en) Power connector
US20130017714A1 (en) Flat plug electrical connector
JP4663636B2 (ja) 可撓側壁と平坦な傾斜接点を備えた雌型端子
US6811450B1 (en) Electrical receptacle-type terminal
JP2017528887A (ja) 電気コネクタ用端子
CN110752490A (zh) 无电弧电耦合器
US11394153B2 (en) Connector and terminal
CN109219907B (zh) 具有自动旋转特征的电气触头
CN110323605B (zh) 带电插拔连接器及其接触件
CN118281600A (zh) 用于电连接器的触头、电连接器和车辆
EP3306753A1 (en) Connector and connector unit
JP2023117787A (ja) 電気的接続装置
CN114389063A (zh) 带有屏蔽双绞线电缆的电缆线束组件
CN118508127A (zh) 母端子、母端连接器和连接器组件

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160519

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5974087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250