[0004]本開示は、可食製品を収容するためのパッケージに関する。本パッケージは、供食中におけるよちよち歩きの幼児または保護者によるパッケージの容易な取扱い、栄養情報を伝達する新規の方法、パッケージの多様な使用をもたらし、消費者の間の購入意欲および商品価値を高める、カスタマイズされる現代的なパッケージであり得る。
[0005]実施形態において、本開示のパッケージは、本体および蓋を有するパッケージを提供する。本体は、可食製品を収容するように構成された内部を形成しており、また、或る形状を有する凹部が形成されている底面を有し、蓋は、本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面ならびに本体に収容される可食製品の種類に対応する色を含む。
[0006]実施形態において、本体の凹部および蓋の突起は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有する。
[0007]実施形態において、蓋の突起のサイズは、蓋の突起が本体の凹部に挿入され得るように、本体の凹部よりもわずかに小さい。
[0008]実施形態において、蓋の色は、タンパク質、野菜、穀物、および果物を収容するパッケージごとに異なる。例えば、蓋の色は、本体に収容されている可食製品が野菜の場合は緑であり、または本体に収容されている可食製品が果物の場合は赤であり、または本体に収容されている可食製品が穀物の場合は黄であり、または本体に収容されている可食製品がタンパク質の場合はオレンジであってもよい。
[0009]実施形態において、本体は、把持部をさらに備える。把持部は、ディンプルグリップであってもよく、また、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有してもよい。把持部は、本体の周囲の約5%〜約100%、または本体の周囲の約10%〜約90%、本体の周囲の約20%〜約80%、または本体の周囲の約30%〜約70%、または本体の周囲の約40%〜約60%、または本体の周囲の約50%を覆ってもよい。また、本体は、複数の把持部を含んでもよい。
[0010]実施形態において、蓋は、子供らしい印をさらに含む。子供らしい印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によって蓋に配置されてもよい。実施形態において、子供らしい印は、スマイリーフェイスである。
[0011]実施形態において、本体は、円筒形、立方体形、直方体形、角錐形、円錐形、角柱形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有する。蓋は、丸い形状を有してもよい。
[0012]実施形態において、本体は印を備える。印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によって本体に配置されてもよい。実施形態において、印は、ステッカーによって本体に配置される。
[0013]実施形態において、印は、本体に収容される可食製品の種類に対応するイラストを含む。イラストは、野菜、果物、穀物、タンパク質、またはこれらの組合せからなる群より選択されてもよい。印は、栄養情報、本体に収容される可食製品の種類に対応する色、本体に収容される可食製品の種類に対応する数字、本体に収容される可食製品の種類に対応する文字などであってもよい。
[0014]実施形態において、パッケージは、消費者に製品情報を容易に伝達するように構成される。また、パッケージは、バランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に与えることに役立つように構成されてもよいし、または多様な使用のために構成されてもよい。多様な使用は、少なくとも供食具としての使用および玩具としての使用を含んでもよい。
[0015]実施形態において、蓋は、本体を覆う蓋の部分に対して略垂直な方向に延在するタブを含む。また、タブは、本体の側壁と略平行な方向に延在してもよい。
[0016]別の実施形態において、可食製品用のパッケージキットが提供され、これは、パッケージおよび供食パッドを含む。パッケージは、可食製品を収容するように構成された内部を形成する本体であって、或る形状を有する凹部が形成されている底面を備える本体と、本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を有する蓋と、本体に収容される可食製品の種類に対応する色とを含む。供食パッドは、本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する少なくとも1つの突起を有する略平坦な面を含む。
[0017]実施形態において、供食パッドの突起は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形からなる群より選択される形状を有する。
[0018]実施形態において、供食パッドは複数の突起を備える。複数の突起のそれぞれは、異なる形状および異なる色を有してもよい。形状および色は、パッケージの本体に収容される可食製品の種類に対応してもよい。実施形態において、供食パッドは、少なくとも2つの異なる形状の突起を備える。
[0019]実施形態において、本体の凹部および蓋の突起は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有してもよい。
[0020]実施形態において、蓋の突起のサイズは、蓋の突起が本体の凹部に挿入され得るように、本体の凹部よりもわずかに小さい。
[0021]実施形態において、蓋の色は、タンパク質、野菜、穀物、および果物を収容するパッケージごとに異なる。例えば、蓋の色は、本体に収容されている可食製品が野菜の場合は緑であり、または本体に収容されている可食製品が果物の場合は赤であり、または本体に収容されている可食製品が穀物の場合は黄であり、または本体に収容されている可食製品がタンパク質の場合はオレンジであってもよい。
[0022]実施形態において、本体は把持部をさらに備える。把持部は、ディンプルグリップであってもよく、また、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有してもよい。把持部は、本体の周囲の約5%〜約100%、または本体の周囲の約10%〜約90%、本体の周囲の約20%〜約80%、または本体の周囲の約30%〜約70%、または本体の周囲の約40%〜約60%、または本体の周囲の約50%を覆ってもよい。また、本体は複数の把持部を含んでもよい。
[0023]実施形態において、蓋は、子供らしい印をさらに含む。子供らしい印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によって蓋に配置されてもよい。実施形態において、子供らしい印は、スマイリーフェイスである。
[0024]実施形態において、本体は印を備える。印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によって本体に配置されてもよい。実施形態において、印は、ステッカーによって本体に配置される。
[0025]実施形態において、印は、本体に収容される可食製品の種類に対応するイラストを含む。イラストは、野菜、果物、穀物、タンパク質、またはこれらの組合せからなる群より選択されてもよい。印は、栄養情報、本体に収容される可食製品の種類に対応する色、本体に収容される可食製品の種類に対応する数字、本体に収容される可食製品の種類に対応する文字などであってもよい。
[0026]実施形態において、パッケージは、製品情報を消費者に容易に伝達するように構成される。また、パッケージは、バランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に与えることに役立つように構成されてもよいし、または多様な使用のために構成されてもよい。多様な使用は、少なくとも供食具としての使用および玩具としての使用を含んでもよい。
[0027]実施形態において、蓋は、本体を覆う蓋の部分に対して略垂直な方向に延在するタブを含む。また、タブは、本体の側壁と略平行な方向に延在してもよい。
[0028]さらに別の実施形態において、可食製品用のパッケージが提供され、これは、可食製品を収容するための容器および該容器の少なくとも一部を取り囲むように構成されたスリーブを含む。容器は、容器に収容される可食製品の種類に対応する色を有し、スリーブは、少なくとも4つの面を有し、該4つの面のそれぞれは、印を備える。
[0029]実施形態において、容器は、本体および蓋を備える。本体および蓋の色は、同じであってもよいし、または異なっていてもよい。実施形態において、本体または蓋の色は、タンパク質、野菜、穀物、および果物を収容するパッケージごとに異なる。例えば、本体/蓋の色は、本体に収容されている可食製品が野菜の場合は緑であり、または本体に収容されている可食製品が果物の場合は赤であり、または本体に収容されている可食製品が穀物の場合は黄であり、または本体に収容されている可食製品がタンパク質の場合はオレンジであってもよい。
[0030]実施形態において、容器は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有する。容器は、その上に可視的な印を有してもよい。
[0031]実施形態において、スリーブは、正方形の形状を備える。また、スリーブは、その上に可視的な印を有してもよい。印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によってスリーブに配置されてもよい。印は、印刷によってスリーブに配置されてもよい。
[0032]実施形態において、スリーブの各面は、ブランドロゴ、栄養情報、容器に収容される可食製品に対応するイラスト、容器に収容される可食製品に対応する数字、容器に収容される可食製品に対応する文字、容器に収容される可食製品に対応する色、バランスの取れた食事の要素を含む凡例、またはこれらの組合せからなる群より選択される互いに異なる印を備える。
[0033]実施形態において、スリーブの第1の面は、容器に収容される可食製品に対応するイラストを備え、スリーブの第2の面は、容器に収容される可食製品に対応する数字を備え、スリーブの第3の面は、容器に収容される可食製品に対応する色を備え、スリーブの第4の面は、バランスの取れた食事の要素を含む凡例を備える。
[0034]実施形態において、容器の色およびスリーブの印の双方は、容器に収容される可食製品の種類に対応する。
[0035]実施形態において、イラストは、野菜、果物、穀物、タンパク質、またはこれらの組合せからなる群より選択される。また、印は栄養情報であってもよい。
[0036]実施形態において、パッケージは、子供の積木に似ている。
[0037]実施形態において、パッケージは、製品情報を消費者に容易に伝達するように構成される。また、パッケージは、バランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に与えることに役立つように構成されてもよいし、または多様な使用のために構成されてもよい。多様な使用は、少なくとも供食具としての使用および玩具としての使用を含んでもよい。
[0038]もっと別の実施形態において、パッケージが提供され、これは、可食製品を収容するための少なくとも1つの区画を形成している本体と、本体から延在する第1の突起および第2の突起と、飛行機に似た形状を有する周辺部とを含む。第1の突起は、飛行機形状の周辺部の第1の翼に相当する位置に配置され、第2の突起は、飛行機形状の周辺部の第2の翼に相当する位置に配置される。
[0039]実施形態において、内部区画は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有する。
[0040]実施形態において、本体は、パッケージの上部にハンガを受けるためのフックをさらに形成する。
[0041]実施形態において、可食製品は、スナック食品、おかず(side meal)、十分な食事(full meal)、またはこれらの組合せからなる群より選択される。
[0042]実施形態において、周辺部の少なくとも一部および区画の底面の部分は、パッケージが略垂直に立つことを可能にするための平面を形成する。
[0043]実施形態において、パッケージの第1の突起は、第2のパッケージの第2の突起と連結されるように構成される。同様に、パッケージの第2の突起は、第3のパッケージの第1の突起と連結されるように構成されてもよい。
[0044]実施形態において、本体の色は、タンパク質、野菜、穀物、および果物を収容するパッケージごとに異なる。例えば、本体の色は、本体に収容されている可食製品が野菜の場合は緑であり、または本体に収容されている可食製品が果物の場合は赤であり、または本体に収容されている可食製品が穀物の場合は黄であり、または本体に収容されている可食製品がタンパク質の場合はオレンジであってもよい。
[0045]実施形態において、本体は、子供らしい印をさらに含む。子供らしい印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によって本体に配置されてもよい。実施形態において、子供らしい印は、スマイリーフェイスである。
[0046]実施形態において、パッケージは、本体の少なくとも一部を取り囲むように構成されたスリーブをさらに備える。スリーブは、略矩形の形状を有してもよく、また、その上に印を有してもよい。印は、エンボス加工、デボス加工、印刷、彫刻、ステッカー、またはこれらの組合せからなる群より選択される方法によってスリーブに配置されてもよい。実施形態において、印は、印刷によってスリーブに配置される。
[0047]実施形態において、スリーブの各面は、ブランドロゴ、栄養情報、容器に収容される可食製品に対応するイラスト、容器に収容される可食製品に対応する数字、容器に収容される可食製品に対応する文字、容器に収容される可食製品に対応する色、バランスの取れた食事の要素を含む凡例、またはこれらの組合せからなる群より選択される互いに異なる印を備える。
[0048]実施形態において、スリーブの前面は、容器に収容される可食製品に対応するイラストを備え、スリーブの背面は、容器に収容される可食製品に対応する色および栄養情報を備える。実施形態において、イラストは、野菜、果物、穀物、タンパク質、またはこれらの組合せからなる群より選択される。
[0049]実施形態において、本体の色およびスリーブの印の双方は、容器に収容される可食製品の種類に対応する。
[0050]実施形態において、パッケージは、製品情報を消費者に容易に伝達するように構成される。また、パッケージは、バランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に与えることに役立つように構成されてもよいし、または多様な使用のために構成されてもよい。多様な使用は、少なくとも供食具としての使用および玩具としての使用を含んでもよい。
[0051]別の実施形態において、パッケージが提供され、これは、ミシン目によって互いに連結された第1の区画および第2の区画を有する本体を含む。第1の構成では第1の区画および第2の区画が並置される。また、パッケージは、第2の構成では第1の区画が第2の区画の上部に載置されるように、ミシン目に沿って折り返されてもよい。
[0052]実施形態において、パッケージは、第1の区画および第2の区画を密閉するためにパッケージの上面を密閉するカバーをさらに備える。カバーの材料は、ボール紙、板紙、カード用紙(card stock)、繊維板、リッドストック(lidstock)、またはこれらの組合せからなる群より選択されてもよい。また、カバーは、本体のミシン目に対応する位置にミシン目または切断部を含んでもよい。
[0053]実施形態において、第1の区画および第2の区画のそれぞれは、エンボス加工された形状またはデボス加工された形状を有する底面を有する。エンボス加工された形状またはデボス加工された形状は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択されてもよい。また、形状は、第1の区画または第2の区画に収容される可食製品の種類を示してもよい。
[0054]実施形態において、第1の区画は、第2の構成では第2の区画上に逆さまに載置される。
[0055]実施形態において、パッケージの本体は、第1の区画および第2の区画に収容される可食製品を示す色を有する。
[0056]実施形態において、本体の色は、タンパク質、野菜、穀物、および果物を収容するパッケージごとに異なる。例えば、本体の色は、本体に収容されている可食製品が野菜の場合は緑であり、または本体に収容されている可食製品が果物の場合は赤であり、または本体に収容されている可食製品が穀物の場合は黄であり、または本体に収容されている可食製品がタンパク質の場合はオレンジであってもよい。
[0057]実施形態において、2つ以上のトレイは、別々に製造されて、互いに接合される。
[0058]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なるトレイ深さを有する。
[0059]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる直径および異なるトレイ深さを有する。
[0060]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる製品を含む。
[0061]実施形態において、2つ以上のトレイは、同じ製品を含む。
[0062]実施形態において、2つ以上のトレイは、共に使用される物品を含む。
[0063]実施形態において、2つ以上のトレイの少なくとも1つは、共に使用される物品を含む。
[0064]実施形態において、2つ以上のトレイは、食事の異なる部分のための物品を含む。
[0065]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる処理を必要とする物品を含む。
[0066]実施形態において、2つ以上のトレイは、レーザ切断によってミシン目を付けられる。
[0067]実施形態において、レーザ切断によって、2つ以上のトレイはミシン目を付けられ、リッドストックは切断される。
[0068]実施形態において、2つ以上のトレイは、熱処理された後でミシン目を付けられる。実施形態において、熱処理は、レトルト処理である。
[0069]実施形態において、2つ以上のトレイは、熱処理された後で分離される。実施形態において、熱処理は、レトルト処理である。
[0070]実施形態において、2つ以上のトレイは、一日の食事のうちの2種類以上を含んでもよい。例えば、あるトレイは朝食を含んでもよく、あるトレイは昼食を含んでもよく、あるトレイは間食を含んでもよく、および/またはあるトレイは夕食を含んでもよい。
[0071]さらに別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類に対応する色とを有する、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、異なるパッケージのそれぞれを少なくとも1つ含む食事を子供に与えることをさらに含む。
[0072]さらにまた別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類を示す色とを有する、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する少なくとも1つの突起を有する略平坦な面を備える供食パッドを用意することと、本体の凹部の形状と供食パッドの少なくとも1つの突起とを一致させることと、本体の凹部と供食パッドの対応する少なくとも1つの突起とを連結することによって供食パッドにパッケージを配置することとをさらに含む。
[0073]別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)可食製品を収容するための容器であって、該容器に収容される可食製品の種類に対応する色を有する容器と、(ii)容器を収容するように構成されたスリーブであって、少なくとも4つの面を有し、該4つの面のそれぞれが印を備えるスリーブとを備える、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、異なるパッケージのそれぞれを少なくとも1つ含む食事を子供に与えることをさらに含む。
[0074]さらに別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、可食製品を収容するための少なくとも1つの内部区画を形成している本体と、該本体から延在する第1の突起および第2の突起と、飛行機に似た形状を有する周辺部とを備え、第1の突起が、飛行機形状の周辺部の第1の翼に相当する位置に配置されており、第2の突起が、飛行機形状の周辺部の第2の翼に相当する位置に配置されている、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、第1のパッケージの第1の突起を第2のパッケージの第2の突起に取り付けることと、互いに取り付けられた第1のパッケージおよび第2のパッケージを含む食事を子供に与えることとをさらに含む。
[0075]さらにまた別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類に対応する色とを有するパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚にパッケージを配置することをさらに含む。
[0076]別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類を示す色と、(iii)本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する少なくとも1つの突起を有する略平坦な面を備える供食パッドとを有する、可食製品用のパッケージキットを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[0077]さらに別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)可食製品を収容するための容器であって、該容器に収容される可食製品の種類に対応する色を有する容器と、(ii)容器を収容するように構成されたスリーブであって、少なくとも4つの面を有し、該4つの面のそれぞれが印を備えるスリーブとを備えるパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[0078]さらにまた別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、可食製品を収容するための少なくとも1つの内部区画を形成している本体と、該本体から延在する第1の突起および第2の突起と、飛行機に似た形状を有する周辺部とを備え、第1の突起が、飛行機形状の周辺部の第1の翼に相当する位置に配置されており、第2の突起が、飛行機形状の周辺部の第2の翼に相当する位置に配置されているパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[0079]本開示の利点は、改良された可食製品用容器が提供されることである。
[0080]また、本開示の利点は、審美的に子供を喜ばせる可食製品用容器が提供されることである。
[0081]本開示の別の利点は、形状を一致させることを子供に教える可食製品用容器が提供されることである。
[0082]本開示のさらに別の利点は、子供による形状、色、およびサイズの識別を改善する可食製品用容器が提供されることである。
[0083]本開示のさらにまた別の利点は、子供の手の器用さを改善する可食製品用容器が提供されることである。
[0084]本開示の別の利点は、容器の商品価値を向上させる可食製品用容器が提供されることである。
[0085]本開示のさらなる利点は、子供の食品の取扱いのために保護者および/またはよちよち歩きの幼児によって容易に把持される可食製品用容器が提供されることである。
[0086]本開示のさらに別の利点は、自己摂食(self−feeding)のために子供によって容易に把持される可食製品用容器が提供されることである。
[0087]本開示の別の利点は、多機能であり、かつ供食および/または遊びに使用され得る可食製品用容器が提供されることである。
[0088]さらなる特徴および利点は、本明細書で説明され、以下の詳細な説明および図面から明らかになる。
[00115]本開示は、可食製品を収容するためのパッケージを提供する。パッケージは、よちよち歩きの幼児および/またはその保護者にとって使い易いようにカスタムデザインされてもよく、さらに、現代的な方法で栄養情報を目立たせるようにデザインされてもよい。これに関連して、パッケージには、よちよち歩きの幼児または保護者が供食中にパッケージを容易に取り扱えるようにし、栄養情報を伝達する新規の方法をもたらし、パッケージの多様な使用法を提供し、消費者の間の購入意欲および商品価値を高めるような色、形状、および他の特徴が使用されてもよい。
[00116]パッケージに収容される可食製品は、例えば、離乳食、スナック食品、十分な食事、おかずなどを含む任意の可食製品であってもよい。実施形態において、パッケージは、子供(例えば、乳児、よちよち歩きの幼児、幼稚園児など)用の食品(例えば、果物、野菜、穀物、シリアル、パスタを含む)を収容する。可食製品は、指でつまんで食べられる食品であってもよいし、または道具を使用することによって摂食されるようにデザインされていてもよい。したがって、本開示の教示は、製品が本明細書に記載のパッケージに適合する限り、何か特定の種類の可食製品に依存するわけではない。
[00117]本開示のパッケージの本体は、成形プラスチック材料(例えば、ポリエチレンもしくはポリプロピレンなどまたはこれらの組合せ)から作られてもよい。本体は、従来の熱成形、または射出成形、射出ブロー成形、および押出ブロー成形を含むが、これらに限定されない成形工程を使用することによって形成されてもよい。あるいは、本体は、ボール紙、金属、発泡スチロールなどを含むが、これらに限定されない非プラスチック材料から製造されてもよい。さらに、本体の少なくとも一部は、消費者がパッケージの区画にどの種類の製品が収容されているのかを容易に識別できるように、透明または半透明のいずれかであってもよい。あるいは、本体の少なくとも一部は、不透明であってもよい。蓋が設けられている実施形態において、蓋は、本体と同じ材料または本体とは異なる材料から製造されてもよく、また、本体が不透明なのに対して半透明であってもよいし、またはこの逆であってもよい。
[00118]実施形態において、図1に示されているように、可食製品を保管するためのパッケージ10が提供される。パッケージ10は、内部区画(図示せず)を形成している本体12を含む。パッケージ10の本体12の形状は、略円筒形として示されているが、パッケージ10の本体12は、当該技術分野で周知の任意の形状で形成されてもよい。例えば、本体12は、内部区画に可食製品を収容することができる限り、円筒形、立方体形、直方体形、角錐形、円錐形、角柱形などであってもよい。参照しやすいように、この実施形態に関しては、楕円形の本体12としての本体12について述べる。また、本体12は、可食製品が本体12に含まれることができ、よちよち歩きの幼児またはよちよち歩きの幼児の保護者によって容易に取り扱われ得る限り、何か特定のサイズに限定されるわけではない。当業者ならば分かるように、パッケージ10の寸法は、必要に応じて、または製造仕様に応じて、またはパッケージ10に含まれる可食製品のサイズおよび形状に応じて変更されてもよい。
[00119]しかしながら、本体12の内部区画(図示せず)のサイズおよび形状は、よちよち歩きの幼児が容易に自己摂食を行うことを可能にするものであるべきである。例えば、内部区画は、よちよち歩きの幼児が自己摂食を行う目的で本体12に収容されている可食製品を取り出すために本体12内に到達することを可能にする円形または楕円形の形状を有してもよい。よちよち歩きの幼児の手の器用さは、限定されたものであるか、またはきめ細かなものではないため、よちよち歩きの幼児は、内部区画が、食品が引っ掛かるか、または嵌り込み、取り出すために微妙な運動制御を必要とする可能性がある角を有する場合、本体12から食品を取り出すことに苦労する可能性がある。実施形態において、内部区画の形状は、円形である。実施形態において、本体12は、1つより多くの区画を含んでもよい。
[00120]供食中の本体12の良好な把持を確実にするために、本体12は、本体12の少なくとも一部または本体12の周囲などに把持部14を含んでもよい。例えば、把持部14は、本体12の周囲の約5%〜約100%、または約10%〜約90%、または約20%〜約80%、または約30%〜約70%、または約40%〜約60%を覆ってもよい。実施形態において、把持部14は、本体12の周囲の約50%を覆っている。このように、本体12の周囲全体の少なくとも一部に把持部14が存在してもよい。
[00121]また、把持部14は、当該技術分野で周知の任意の形状(例えば、円形、正方形、長方形、三角形、数字、文字、星形、スマイリーフェイスなどを含む)を有してもよい。同様に、本体12の外面には任意の数の把持部14が存在してもよい。実施形態において、図1〜図3に示されているように、本体12は、本体12の周囲において互いに180°の位置に配置された2つの円形状の把持部14を有してもよい。当業者ならば分かるように、把持部14は、把持部14がよちよち歩きの幼児またはよちよち歩きの幼児の保護者によるパッケージ10の取扱いを助ける限り、当該技術分野で周知の任意のサイズおよび形状を有してもよい。実施形態において、ディンプルグリップが、把持部14として使用される。把持部14は、パッケージ10に収容される可食製品が、子供が道具を使用せずに食べることのできる、指でつまんで食べられる食品である実施形態においてとりわけ有用であり得る。
[00122]また、パッケージ10は、本体12に適合するサイズおよび形状に形成された蓋16を含む。蓋16は、蓋16が本体12に収容される可食製品の損失または汚染を防止するために本体12に密閉嵌合され得る限り、何か特定の形状またはサイズに限定されるわけではない。このように、蓋16は、スナップフィット、圧力嵌め、摩擦嵌めなどによって本体12と連結されてもよい。蓋16は、本体12から取り外されるたびに密閉態様で再び本体12に配置され得るように、再密閉態様で本体12に嵌合されてもよい。
[00123]蓋16は、本体12に含まれている食品の種類を示す色を有してもよい。例えば、それぞれが異なる色を有する4つのパッケージが用意される場合、各パッケージの色は、パッケージがタンパク質(例えば、オレンジ)、野菜(例えば、緑)、果物(例えば、赤)、または穀物(例えば、黄)のいずれを含むのかを示してもよい。特定の食品の種類(例えば、タンパク質、穀物、果物など)を表す特定の色を有するパッケージを用意することによって、本パッケージは、よちよち歩きの幼児の保護者の買物および家庭での在庫管理を容易にすることができる。このように、保護者は、異なる色を有するパッケージを単に選択することにより野菜、果物、タンパク質、および穀物のそれぞれの1回分を用意することによって、バランスの取れた食事を容易に提供することができる。しかしながら、当業者ならば分かるように、本開示が、本明細書で言及された色/食品の関係に限定されるわけではなく、色および食品の種類が一貫して使用される限り、任意の色が、任意の種類の可食製品を表すために使用されてもよい。
[00124]保護者がよちよち歩きの幼児のために栄養的な食物を容易に組み合わせる別の方法は、本体12に含まれている食品の種類を示す印18を本体12に設けることによるものである。例えば、本体12には、野菜(例えば、ニンジン)を示す1束のニンジンを図示する印18があってもよい。別の例では、本体12には、果物(例えば、リンゴ)を示すリンゴを図示する印18があってもよい。あるいは、印18は単に、蓋16に関連して上述したのと同じ色体系を表す単色の部分であってもよい。例えば、蓋16は、本体12と同じ色を有してもよいが、パッケージ10の栄養的な内容物を示すために、本体12には、本体12に含まれている食品群を表す、色のついた印があってもよい(例えば、タンパク質にはオレンジ、野菜には緑、果物には赤、穀物には黄)。印18は、例えば、色、数字、文字、ロゴ、広告、ブランド情報、栄養情報、製品情報、製造者情報などを含んでもよい。印18は、感圧材料に印刷されてもよいし、本体12に直接印刷されてもよいし、取り外し可能な閉鎖具に印刷されてもよいし、ステッカーとして貼り付けられてもよい等々。
[00125]よちよち歩きの幼児の関心を引き付けるために、蓋16は、子供らしい楽しい特徴をパッケージ10に付与するエンボス加工された形状、デボス加工された形状、印刷された形状、またはステッカー形状20をさらに含んでもよい。例えば、図1〜図3に示されているように、蓋16は、子供の自己摂食の欲求を高めることが可能な、または食事の時間に子供を刺激することの可能な、子供が楽しみを見出すことのできる彫刻されたスマイリーフェイス形状20を含んでもよい。
[00126]蓋16は、蓋16の上部に少なくとも1つの突起22(例えば、凸形状)をさらに含んでもよく、少なくとも1つの突起22は、丸い を有するものとして示されている。
[00127]したがって、子供らしい印/形状20および突起22は、パッケージ10の使用を単に可食製品のパッケージ10としての使用にとどめずに発展させることができ、この結果、供食および遊び時間の目的に関してパッケージ10を多機能なものにする。このように、子供は、食事の時間の前、間、または後にパッケージ10を玩具として用いて遊ぶことが可能であってもよい。また、保護者は、上述した色体系に基づいてよちよち歩きの幼児のためにバランスの取れた食物を選択し、選択した食物のパッケージ10を積み重ね、よちよち歩きの幼児に食事を出すことができる。この提案は、食事の時間をよちよち歩きの幼児にとって楽しいものにし、子供は、パッケージ10をはがし、パッケージ10を開けて、自己摂食を行い、次に(必要に応じて)空のパッケージ10を用いて遊ぶか、または空のパッケージ10を再び積み重ねるようにして、パッケージ10を用いて「遊ぶ」ことが可能になり得る。
[00128]別の実施形態において、図4〜図7に示されているように、可食製品を保管するためのパッケージ30が提供される。パッケージ30は、内部区画(図示せず)を形成している本体32を含む。パッケージ30の本体32の形状は、略円筒形として示されているが、パッケージ30の本体32は、当該技術分野で周知の任意の形状で形成されてもよい。例えば、本体32は、内部区画に可食製品を収容することができる限り、正方形、長方形、楕円形(例えば、長円形)、三角形などであってもよい。参照しやすいように、この実施形態に関しては、正方形の本体32としての本体32について述べる。また、本体32は、可食製品が、本体32に含まれることができ、よちよち歩きの幼児またはよちよち歩きの幼児の保護者によって容易に取り扱われ得る限り、何か特定のサイズに限定されるわけではない。当業者ならば分かるように、パッケージ30の寸法は、必要に応じて、または製造仕様に応じて、またはパッケージ30に含まれる可食製品のサイズおよび形状に応じて変更されてもよい。
[00129]しかしながら、本体32の内部区画(図示せず)のサイズおよび形状は、よちよち歩きの幼児が容易に自己摂食を行うことを可能にするものであるべきである。例えば、内部区画は、よちよち歩きの幼児が自己摂食を行う目的で本体32に収容されている可食製品を取り出すために本体32内に到達することを可能にする円形または楕円形の形状を有してもよい。よちよち歩きの幼児の手の器用さは、限定されたものであるか、またはきめ細かなものではないため、よちよち歩きの幼児は、内部区画が、食品が引っ掛かるか、または嵌り込み、そこから取り出すために微妙な運動制御を必要とする可能性がある角を有する場合、本体32から食品を取り出すことに苦労する可能性がある。実施形態において、内部区画は、角が丸められた正方形の形状を有する。実施形態において、本体32は、1つより多くの区画を含んでもよい。
[00130]また、パッケージ30は、本体32に適合するサイズおよび形状に形成された蓋34を含む。蓋34は、本体32に収容される可食製品の損失または汚染を防止するために本体32に密閉嵌合され得る限り、何か特定の形状またはサイズに限定されるわけではない。このように、蓋34は、スナップフィット、圧力嵌め、摩擦嵌めなどによって本体32と連結されてもよい。蓋34は、本体32から取り外されるたびに密閉態様で再び本体32に配置され得るように、再密閉態様で本体32に嵌合されてもよい。実施形態において、蓋34は、図4〜図5および図7に示されているように略平坦な蓋である。しかしながら、当業者ならば分かるように、蓋34は、当該技術分野で周知の任意の形状を有してもよい。
[00131]また、パッケージ30の蓋34は、本体32の側壁と平行に延在するタブ44であって、本体32の開いた内部を覆っている蓋34の部分に対して垂直な方向に向かって蓋34から下方へ延在するタブ44を含んでもよい。タブ44は、蓋34の任意の側面または蓋34の任意の角に配置されてもよく、また、蓋34を本体32から容易に分離するために使用されてもよい。本体32からの蓋34の容易な取外しは、よちよち歩きの幼児によるより容易な自己摂食を可能にし、また、よちよち歩きの幼児が、パッケージ30から可食製品がなくなった後でパッケージ30を用いて容易に楽しんで遊ぶことを可能にする。ほぼ同様に、タブ44は、保護者が、食事の時間中によちよち歩きの幼児に対して供食を行うために蓋34を取り外すことをも容易にする。
[00132]蓋16と同様に、蓋34は、上部にエンボス加工された少なくとも1つの突起36(例えば、凸形状)を含んでもよい。突起36は、当該技術分野で周知の任意のサイズおよび形状を有してもよい。しかしながら、実施形態において、突起36は、よちよち歩きの幼児にとって容易に識別可能な形状(例えば、円形、正方形、長方形、三角形、星形、花形など)を有してもよく、また、本体32の底部の同様の形状の切欠部38(例えば、凹形状)(図示せず)と連結されるサイズに形成されてもよい。パッケージ10と同様に、本体32および蓋34を有するパッケージ30が完全に組み立てられたとき、図5に示されているように、第1のパッケージ30は、第2のパッケージ30に積み重ねられ得る。積み重ねられたとき、第2のパッケージ30の突起36は、第1のパッケージ30の本体32の底面の同様の形状の切欠部(図示せず)と連結される。また、突起36は、円形、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、十六角形、二十角形、星形、楕円形、半円形、三日月形、花形、またはこれらの組合せからなる群より選択される形状を有してもよい。
[00133]図6に示されているように、さらに供食パッド38が、供食の前、間、または後に子供に対して与えられてもよい。この実施形態において、子供が食品を含むパッケージをそれぞれの上に積み重ねることを単に可能にする代わりに、さらに子供は、図7に示されているように、パッケージ30の上部に成形された突起36または本体32の底面に成形された凹部と、供食パッド38の対応する形状の突起40とを連結してもよい。供食パッド38の対応する形状40と連結されると、突起形状40は、パッケージ30が供食時間中に転倒しないようにまたは中身がこぼれないようにすることに役立つ。また、供食パッド38は、供食パッド38が供食時間中によちよち歩きの幼児によって押されるか、または動かされることを防止する滑り止め加工の表面を有してもよい。
[00134]パッケージ10と同じように、蓋34は、パッケージ10に含まれている食品の種類を示す色を有してもよい。例えば、それぞれの蓋34が異なる色を有する4つのパッケージ30が用意される場合、それぞれのパッケージ30の色は、パッケージ30がタンパク質(例えば、オレンジ)、野菜(例えば、緑)、果物(例えば、赤)、または穀物(例えば、黄)のいずれを含むのかを示してもよい。さらに、蓋34の突起形状36もまた、パッケージ30の内容物を示してもよい(例えば、黄色の蓋および穀物製品には正方形、緑色の蓋および野菜製品には円形、オレンジ色の蓋およびタンパク質製品には星形、ならびに赤色の蓋および果物製品には三角形)。当業者ならば分かるように、これらの組合せは、色/形状/食品の組合せの単なる例であり、組合せが、各食品群に対して一義的な色および形状を与える限り、任意の周知の組合せが使用されてもよい。
[00135]パッケージ10と同様に、パッケージ30もまた、供食、教育、および遊び時間の目的に関して多機能であってもよい。例えば、パッケージ30は、突起36の形状と突起40の形状とを一致させることが、よちよち歩きの幼児の側に器用さ、形状認識および照合の能力を要求する点で子供にとって教育的であり得る。さらに、本パッケージは、よちよち歩きの幼児の保護者の買物および家庭での在庫管理を容易にすることができる。このように、保護者は、異なる色を有するパッケージを単に選択することにより野菜、果物、タンパク質、および穀物のそれぞれの1回分を用意することによって、バランスの取れた食事を容易に提供することができる。また、保護者は、上述した色または形状体系に基づいてよちよち歩きの幼児のためにバランスの取れた食物を選択し、選択した食物のパッケージ30を積み重ね、よちよち歩きの幼児に食事を出すことができる。この提案は、食事の時間をよちよち歩きの幼児にとって楽しいものにし、子供は、パッケージ30をはがし、パッケージ30を開封し、自己摂食を行い、次に(必要に応じて)空のパッケージ30を用いて遊ぶか、または空のパッケージ30を再び積み重ねるようにして、パッケージ30を用いて「遊ぶ」ことが可能になり得る。
[00136]また、本体32に含まれている食品の種類を示す印42を本体32に設けることによって、保護者は、よちよち歩きの幼児のために栄養的な食物を容易に組み合わせることができる。
[00137]別の実施形態において、図8〜図10に示されているように、可食製品を保管するためのパッケージ50が提供される。パッケージ50は、内部区画(図示せず)を形成し、かつスリーブ54に収容される本体52を有する容器を含む。パッケージ50の本体52は、正方形として示されているが、パッケージ50の本体52は、当該技術分野で周知の任意の形状で形成されてもよい。例えば、本体52は、内部区画に可食製品を収容することができる限り、円筒形、立方体形、直方体形、角錐形、円錐形、角柱形、長円形(例えば、楕円形)、またはこれらの組合せであってもよい。参照しやすいように、この実施形態に関しては、正方形の本体52としての本体52について述べる。また、本体52は、可食製品が本体52に含まれることができ、よちよち歩きの幼児またはよちよち歩きの幼児の保護者によって容易に取り扱われ得る限り、何か特定のサイズに限定されるわけではない。当業者ならば分かるように、パッケージ50の寸法は、必要に応じて、または製造仕様に応じて、またはパッケージ50に含まれる可食製品のサイズおよび形状に応じて変更されてもよい。
[00138]しかしながら、本体52の内部区画(図示せず)のサイズおよび形状は、よちよち歩きの幼児が容易に自己摂食を行うことを可能にするものであるべきである。例えば、内部区画は、よちよち歩きの幼児が自己摂食を行う目的で本体52に収容されている可食製品を取り出すために本体52内に到達することを可能にする円形または楕円形の形状を有してもよい。よちよち歩きの幼児の手の器用さは、限定されたものであるか、またはきめ細かなものではないため、よちよち歩きの幼児は、内部区画が、食品が引っ掛かるか、または嵌り込み、そこから取り出すために微妙な運動制御を必要とする可能性がある角を有する場合、本体52から食品を取り出すことに苦労する可能性がある。実施形態において、内部区画は、角が丸められた正方形の形状を有する。実施形態において、本体52は、1つより多くの区画を含んでもよい。
[00139]また、パッケージ50は、本体52に適合するサイズおよび形状に形成された蓋56を含んでもよい。蓋56は、本体52に収容される可食製品の損失または汚染を防止するために本体52に密閉嵌合され得る限り、何か特定の形状またはサイズに限定されるわけではない。このように、蓋56は、スナップフィット、圧力嵌め、摩擦嵌めなどによって本体52と連結されてもよい。蓋56は、本体52から取り外されるたびに密閉態様で再び本体52に配置され得るように、再密閉態様で本体52に嵌合されてもよい。実施形態において、蓋56は、図8〜図9に示されているように略平坦な蓋である。しかしながら、当業者ならば分かるように、蓋56は、当該技術分野で周知の任意の形状を有してもよい。
[00140]前の実施形態と同様に、本体52および/または蓋56には、パッケージ50の栄養的な内容物を示す色が付けられてもよい。例えば、本体52および/または蓋56には、パッケージ50がタンパク質を含むことを示すオレンジの色が付けられてもよい。あるいは、本体52および/または蓋56には、パッケージ50が野菜を含むことを示す緑、またはパッケージ50が果物を含むことを示す赤、パッケージ50が穀物を含むことを示す黄などの色が付けられてもよい。
[00141]スリーブ54は、本体52を包み込むことができ、かつ剛体の構造体または半剛体の構造体を形成することができる任意の材料から作られてもよい。例えば、スリーブ54は、ボール紙、板紙、カード用紙、繊維板、リッドストックなどから作られてもよい。スリーブ54は、連続した1つの材料であってもよいし、または折られて、それ自体の部分に接着される略平坦な材料片であってもよい。
[00142]また、スリーブ54は、パッケージ50の内容物を示す色、形状、または印を有してもよい。例えば、スリーブ54の色は、パッケージ50がタンパク質(例えば、オレンジ)、野菜(例えば、緑)、果物(例えば、赤)、または穀物(例えば、黄)のいずれを含むのかを示してもよい。さらに、スリーブ54上の数字も、パッケージ50の内容物を示してもよい(例えば、野菜には数字の「1」、果物には数字の「2」、タンパク質には数字の「3」、および穀物には数字の「4」)。当業者ならば分かるように、これらの組合せは、色/形状/食品の組合せの単なる例であり、組合せが、各食品群に対して一義的な色および形状を与える限り、任意の周知の組合せが使用されてもよい。
[00143]このような標識は、スリーブ54の様々な面に配置されてもよいし、またはスリーブ54の1つの面において組み合わされてもよい。例えば、図8および図10A〜図10Dに示されているように、スリーブ54の各面には、異なる標識が採用されてもよい。スリーブ54の背面にあってもよい図10Aは、バランスの取れた食事を提供することについての情報を含む。具体的には、図10Aは、野菜に関する特定の色および数字、タンパク質に関する特定の色および数字、果物に関する特定の色および数字、ならびに穀物に関する特定の色および数字を示す「凡例」を提供している。図10Bは、色および数字を提示している。子供の楽しみのためにブロックの見た目を強調するために、図10Bの数字「1」および数字「1」の周囲の枠線の双方が、パッケージ50の内容物を示す特定の色によって色付けされてもよい。図10Cは、パッケージ50の内容物を示す色のついた背景(例えば、野菜には緑)を有し、その上に印刷された栄養情報を含んでもよい。図10Dは、パッケージ50の内容物(例えば、ニンジン)を示す目立つイラストを示している。
[00144]したがって、本例では、本体52の色は緑であってもよく、スリーブ54は、(i)図8および図10Bに示されているように上面に緑色の数字「1」および緑の枠線を有し、(ii)栄養情報を含む底面に緑の背景を有し、(iii)前面にニンジンのイラストを有してもよい。当業者ならば分かるように、色、数字、および印がパッケージ50の内容物を示す限り、色、数字、および印の組合せの他の組合せが使用されてもよい。さらに、当業者には知られているように、同様に同じ目的を達成する限りは、数字に代わるものが使用されてもよい(例えば、数字の代わりの文字)。
[00145]前の実施形態と同様に、図8〜図10は、審美的によちよち歩きの幼児の関心を引き付け、多様な目的を果たすことができるパッケージ50を示している。この点に関して、よちよち歩きの幼児は、ブロックを食事の時間に関連付け始め、食事の時間に興奮し、食事の時間により辛抱強くなり得る。さらに、よちよち歩きの幼児は、食事の時間の前、間、または後にパッケージ50を用いて遊ぶことが可能になり得る。さらに、図8〜図10に示されているパッケージは、保護者が、栄養のあるバランスの取れた食物を購入し、これをよちよち歩きの幼児に与えることをより容易にすることもできる。このように、パッケージが、パッケージに含まれている可食製品の種類を示す印/色/数字などを有するため、保護者は、容易に識別可能な特徴(例えば、色、数字など)に基づいて、よちよち歩きの幼児用食品の供給を管理することもできるし、またはよちよち歩きの幼児用食品を追加購入することもできる。
[00146]さらに別の実施形態において、図11〜図13に示されているように、可食製品を保管するためのパッケージ70が提供される。パッケージ70は、周辺部74および少なくとも1つの内部区画76を形成している本体72ならびにスリーブ86を含む。本体72には、陳列のためにパッケージ70を吊り下げるために使用され得るフック(図示せず)がさらに形成されてもよい。パッケージ70の周辺部74は、子供によって容易に認識されるが、一般的な幾何学的形状ではない任意の形状で形成されてもよい。例えば、図11に示されている実施形態において、パッケージ70の周辺部74は、飛行機の形状で形成されている。しかしながら、当業者ならば分かるように、周辺部74の形状は、飛行機に限定されるわけではなく、子供にとって容易に認識可能であり、一般的な幾何学的形状ではない任意の形状を含んでもよい。
[00147]本明細書で使用されるとき、「認識可能な形状」は、パッケージ本体の周辺部および/または本体の周辺部が、子供によって容易に認識される形状で形成されていることを意味する。例えば、この形状は、例えば、飛行機、道化師、人形、恐竜、犬、猫、ロボットなどを含んでもよい。この形状は、テレビ、映画、本、遊び、ゲーム、学校、家庭などから認識可能であってもよい。さらに、本明細書で使用されるとき、「一般的な幾何学的」形状は、普通に知られていて、子供にとっては馴染みのある形状、例えば、円形、三角形、正方形、長方形などである。
[00148]周辺部74に形状を有することに加えて、よちよち歩きの幼児の関心を引き付けるために、本体72は、子供らしい楽しい特徴をパッケージ70に付与するエンボス加工された形状、デボス加工された形状、印刷された形状、またはステッカー形状88をさらに含んでもよい。例えば、図11〜図13に示されているように、本体72は、子供の自己摂食の欲求を高めることが可能な、または子供に食事の時間が待ち遠しくなるようにさせることが可能な、子供が楽しみを見出すことのできるデボス加工されたスマイリーフェイス形状88を含んでもよい。
[00149]実施形態において、周辺部74の部分78は、パッケージ70のより容易な取扱いを可能にする。例えば、図11〜図13では、飛行機の「翼」または「頭」を表す周辺部74の部分78は、パッケージ70を取り扱うことを助ける。実施形態において、周辺部74のこれらの把持部78はさらに、販売目的で製品を垂直に立てることに役立つように使用されてもよい。また、把持部78は、図13に示されているように複数のパッケージ70を互いに連結するために使用され得る突起80を含んでもよい。突起80は、本体72の上部にエンボス加工された側を有し、本体72の下部にデボス加工された側を有するように、型打ちされてもよいし、そうでなければ、本体72と一体的に形成されてもよい。このようにして、第1のパッケージ70の突起80のエンボス加工された側は、第2のパッケージ70の突起80のデボス加工された側と連結することができる。さらに、第1のパッケージ70の第2の突起80のデボス加工された側は、第3のパッケージ70の突起80のエンボス加工された側と連結することができる。
[00150]実施形態において、パッケージ70は、保管または陳列のために垂直に立てられてもよい。最適な包装および消費者または小売店への輸送のために、パッケージ70は、略垂直に立てられ得ることが有益である。さらに、消費者が、パッケージ70の前面の製品情報を識別することができ、パッケージ70の認識可能な形状が、消費者にとって容易に見ることができ、よちよち歩きの幼児/保護者が、パッケージ70の形状などを容易に見ることができるように、略垂直な姿勢でパッケージ70を商店の棚に陳列することが販売目的にとっては好適である。
[00151]例えば、区画76の底面82は、周辺部74の部分84と共にパッケージ70が立つことになる平面を形成する。言い換えれば、パッケージ70にとっては、パッケージ70を載置することのできる平面が形成される限り、周辺部74および/または区画76の形状は重要ではない。実施形態において、パッケージ70は、パッケージ70の形状に応じて、略鉛直のもしくは略垂直の姿勢で載置されてもよいし、または消費者の方へもしくは消費者から離れる方へ傾斜した姿勢で載置されてもよい。パッケージ70の形状に関係なく、底面で載置したい場合、パッケージ70は、安定した仕方で平面に載置することができなければならない。言い換えれば、パッケージ70は、可食製品が充填されたときに容易に転倒しないように構成され配置されなければならない。
[00152]別の実施形態において、パッケージ70は、小売店の陳列ラックから垂直に吊り下げられるように構成されてもよい。上述したように、本体72には、パッケージ70が陳列ラックから吊り下げられることを可能にするハンガを受けるように構成され配置されたフック(図示せず)が形成されてもよい。当業者ならば分かるように、フックの形状およびサイズはそれほど重要ではない。例えば、実施形態において、フックは、飛行機の頭または顔の位置に相当する、本体72の上部における孔であってもよい。フックは、フックが周辺部74の一部を形成しないように完全に本体72によって形成されてもよい。
[00153]しかしながら、その代わりとして、周辺部74は、周辺部74の一部を形成するように構成され配置された一体フック(図示せず)を含んでもよい。言い換えれば、一体フックは、周辺部74との境界を共有するように周辺部74の一部と連続的に形成されてもよい。例えば、パッケージ70が概ね飛行機の形状を有する実施形態において、フックは、パッケージ70の上部に位置する周辺部74の一部を形成してもよく、また、フックとして機能するが、飛行機の髪のように見える湾曲した形態を有してもよい。当業者ならば分かるように、一体フックは、パッケージ70を吊り下げるために陳列ハンガを通すことを可能にする限り、何か特定のサイズまたは形状に限定されるわけではない。
[00154]略垂直に立てることおよび吊り下げることに加えて、パッケージ70は、図11に示されているように面に略平坦に寝かせられるようにさらに構成されてもよい。実施形態において、スリーブ86および本体72は、略平坦であり、パッケージ70が平坦な面に寝かせられることを可能にする。
[00155]前の実施形態と同様に、本体72には、パッケージ70の栄養的な内容物を示す色が付けられてもよい。例えば、本体72には、パッケージ70がタンパク質を含むことを示すオレンジの色が付けられてもよい。あるいは、本体72には、パッケージ70が野菜を含むことを示す緑、またはパッケージ70が果物を含むことを示す赤、またはパッケージ70が穀物を含むことを示す黄の色が付けられてもよい。突起80と共にパッケージ70の内容物を示す色のついた本体72を用意することによって、保護者は、図13に示されているように、色の異なるパッケージ70のそれぞれを1つずつ単に選択し、よちよち歩きの幼児のためにそれらを互いに連結することによってバランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に容易に与えることができる。
[00156]スリーブ86は、本体72を包み込むことができ、かつ剛体の構造体または半剛体の構造体を形成することができる任意の材料から作られてもよい。例えば、スリーブ86は、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などから作られてもよい。スリーブ86は、連続した1つの材料であってもよいし、または折られて、それ自体の部分に接着される略平坦な材料片であってもよい。
[00157]また、スリーブ86は、パッケージ70の内容物を示す色、形状、または印を有してもよい。例えば、スリーブ86の色は、パッケージ70がタンパク質(例えば、オレンジ)、野菜(例えば、緑)、果物(例えば、赤)、または穀物(例えば、黄)のいずれを含むのかを示してもよい。さらに、スリーブ86上のイラストが、パッケージ70の内容物(例えば、ニンジン)を示してもよい。当業者ならば分かるように、これらの組合せは、色/形状/食品の組合せの単なる例であり、組合せが、各食品群に対して一義的な色および形状を与える限り、任意の周知の組合せが使用されてもよい。
[00158]このような標識は、スリーブ86の様々な面に配置されてもよいし、またはスリーブ86の1つの面において組み合わされてもよい。例えば、図11に示されているように、パッケージ70の内容物(例えば、ニンジン)のイラストは、スリーブ86の前面にあってもよく、一方、栄養情報は、スリーブ86の背面(図示せず)にあってもよい。色、イラスト、および他の標識の組合せは、前述した実施形態と同じであってもよい。
[00159]したがって、本例では、本体72の色は緑であってもよく、スリーブ86は、(i)栄養情報を含む底面に緑の背景を有し、(ii)前面にニンジンのイラストを有してもよい。当業者ならば分かるように、色、数字、および印がパッケージ70の内容物を示す限り、色、数字、印などの他の組合せが使用されてもよい。
[00160]実施形態において、パッケージ70は、パッケージ70に可食製品を適切に保管するために蓋(図示せず)または取り外し可能な閉鎖具などの他の形態の閉鎖具を含んでもよい。取り外し可能な閉鎖具(図示せず)、例えば、透明なフィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などが、本体72の上面を密閉してもよく、周囲の環境から区画76を密閉閉鎖してもよい。可食製品の隔離に加えて、取り外し可能な閉鎖具はさらに、製品を新鮮に保ち、製品の貯蔵寿命を延長するために使用され得る。当該技術分野で周知の従来の任意の密閉技術が、取り外し可能な閉鎖具により本体72の上面を密閉するために使用されてもよい。この技術は、伝導加温(conductive heating)、低温密閉(cold sealing)、高温密閉(heat sealing)、熱活性接着剤(heat activated adhesive)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
[00161]本開示のパッケージは、パッケージの内容物の情報を伝達し、よちよち歩きの幼児にバランスの取れた食事を与える現代的な簡単で新しい方法を提供する。具体的には、本パッケージは、パッケージに含まれている食品の栄養的な内容物または種類を把握するために必要な時間を短縮する簡単な買物体験を保護者にもたらす。それどころか、保護者は、色、数字、文字、および他の容易な標識によって簡単に買物を行うことができる。さらに、パッケージ上に見出される色、数字、文字などは、よちよち歩きの幼児にバランスの取れた食事を与える方法についての情報を保護者に迅速かつ簡単に伝達する。
[00162]さらに、本開示のパッケージは、審美的によちよち歩きの幼児の関心を引き付け、多様な目的を果たすことができる。この点に関して、よちよち歩きの幼児は、楽しみおよび学びと食事の時間とを結び付け始め、食事の時間に興奮し、より辛抱強くなり得る。さらに、よちよち歩きの幼児は、食事の時間の前、間、または後に本開示のパッケージを用いて遊ぶことが可能になり得る。
[00163]当業者ならば分かるように、本明細書で開示した実施形態のいずれも、本明細書で開示した任意の他の実施形態によって示されたか、または説明された特徴のいずれをも含み得る。このように、例えば、図1〜図3のパッケージは、図8〜図10または図11〜図13のパッケージと同様の特徴をさらに共有してもよい。
[00164]さらに別の実施形態において、出願人は、本開示のパッケージを製造する効率的で低コストの方法を見出した。当業者ならば分かるように、本明細書で開示した製造方法は、本開示のパッケージおよび上に開示したパッケージの特徴のすべてを含む場合もあるし、含まない場合もある同様のパッケージに使用されてもよい。
[00165]出願人は、ミシン目によって区別される互いに連結されたパッケージとして本開示のパッケージを製造することが、単一のパッケージとして本開示のパッケージを製造することに優るいくつかの利点をもたらすことを見出した。実際、2つのトレイは、現行の製造ラインの設置面積に適合する一方で、これを改良する。例えば、2つのトレイは、2つのパックの容易な分離を可能にするためにミシン目を用いることによって互いに連結されてもよい。このデザインは、より低い製造コストを可能にし、カスタマイズのために個々の構成部品のアラカルト構想を実現することを実行可能な計画にする。その上さらに、ミシン目が形成されずに、互いに連結されている現在の単一の区画デザインは、製造ラインの1枚のキャリヤプレートにつき6つのトレイに限定されており、また、教育的なまたは子供の関心を引く構成部品を有さない。
[00166]しかしながら、対照的に、第1のトレイ92および第2のトレイ94を有するミシン目のある2パックデザイン90は、図14〜図15に示されているように、キャリヤプレートに配置されるデザインと共により低い製造コストを可能にする。このデザインは、製造ラインの1枚のキャリヤプレートにつき8つのトレイを可能にする。このことは、1枚のキャリヤプレートにつきより少ないトレイを提供することよりも大幅にコスト効率が高い。また、このデザインは、よちよち歩きの幼児/保護者がバランスの取れた食物を組み合わせることまたは特に必要とされる食事の要素を食べることを可能にするために各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)の個々のトレイを用意することによって、消費者のカスタマイズ要求も満たす。
[00167]ミシン目のある2パックデザイン90は、少なくとも2つの構成で配置されてもよい。第1の実施形態において、図14に示されているように、第1のトレイ92および第2のトレイ94は、並置され、ミシン目96によって互いに区別されてもよい。第2の構成では、ミシン目のある2パックデザイン90は、第1のトレイ92が逆さまの姿勢で第2のトレイ94の上面に載置されるようにミシン目96において折り返されてもよい。これらの構成の双方において、トレイ92、94は、ミシン目96によって互いに連結されたままである。トレイが互いに連結されたままである実施形態において、トレイは、消費者による分離および組立てのために、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を用いて包装され、輸送されてもよい。あるいは、トレイ92、94は、ミシン目96によって互いに連結された状態で製造され、次に、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前に分離されてもよい。このような実施形態において、トレイ92、94は、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前にこれらの上に配置される、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を有してもよい。
[00168]ミシン目96を伴うトレイ92、94が供給者から受け取られてもよい。この場合、製造工程中に、トレイ92、94が充填されて、トレイ92、94に取り外し可能なカバー98が接着される必要がある。カバー98は、フィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などであってもよい。トレイ92、94の分離可能性を確保するために、カバー98は、製造中にミシン目の形成またはダイカットを必要とする場合がある。また、カバー98は、トレイ92、94のミシン目96に対応する位置に配置された切断部またはミシン目(図示せず)を含んでもよい。
[00169]先に言及したように、本開示のパッケージに関して上述した特徴のすべては、トレイ92、94に利用されてもよい。例えば、トレイ92、94は、子供が食事を構成するために形状を一致させ、および/または色、数字、文字などを組み合わせる間に教育的で魅力ある体験を子供にもたらすために、トレイ92、94の底部にエンボス加工された形状デザインを含んでもよい。
[00170]このように、出願人は、2パック用のミシン目のあるフィルムによってレトルト/長期保存可能な包装デザイン(retort/shelf stable packaging design)を提供することができる。このような実施形態において、トレイ92、94は、カバー98(例えば、リッドストック)によって互いに連結される。このことは、現在の2パック構成に優る製造上の利点をもたらし、現在の2パック構成とは異なる。
[00171]図16に示されているように第1のトレイ102および第2のトレイ104を有するミシン目のある2パックデザイン100は、トレイの代替的な形状を示している。また、このデザインは、よちよち歩きの幼児/保護者がバランスの取れた食物を組み合わせることまたは特に必要とされる食事の要素を食べることを可能にするために各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)の個々のトレイを用意することによって、消費者のカスタマイズ要求をも満たす。一実施形態において、各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)は、異なる形状を有してもよい。
[00172]ミシン目のある2パックデザイン100は、任意の構成で配置されてもよい。第1の実施形態において、図16に示されているように、第1のトレイ102および第2のトレイ104は、並置され、ミシン目によって互いに区別されてもよい。この構成では、トレイ102、104は、ミシン目によって互いに連結されたままである。トレイが互いに連結されたままである実施形態において、トレイは、消費者による分離および組立てのために、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を用いて包装され、輸送されてもよい。あるいは、トレイ102、104は、ミシン目によって互いに連結された状態で製造され、次に、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前に分離されてもよい。このような実施形態において、トレイ102、104は、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前にこれらの上に配置される、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を有してもよい。
[00173]ミシン目を伴うトレイ102、104が供給者から受け取られてもよい。この場合、製造工程中に、トレイ102、104が充填されて、トレイ102、104に取り外し可能なカバーが接着される必要がある。取り外し可能なカバーは、フィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などであってもよい。トレイ102、104の分離可能性を確保するために、カバーは、製造中にミシン目の形成またはダイカットを必要とする場合がある。また、カバーは、トレイ102、104のミシン目に対応する位置に配置された切断部またはミシン目を含んでもよい。
[00174]先に言及したように、本開示のパッケージに関して上述した特徴のすべては、トレイ102、104に利用されてもよい。例えば、トレイ102、104は、子供が食事を構成するために形状を一致させ、および/または色、数字、文字などを組み合わせる間に教育的で魅力ある体験を子供にもたらすために、トレイ102、104の底部にエンボス加工された形状デザインを含んでもよい。
[00175]このように、出願人は、2パック用のミシン目のあるフィルムによってレトルト/長期保存可能な包装デザインを提供することができる。このような実施形態において、トレイ102、104は、カバー(例えば、リッドストック)によって互いに連結される。
[00176]図17に示されているように、第1のトレイ112および第2のトレイ114を有するミシン目のある2パックデザイン110は、2パックデザインのトレイのサイズが互いに異なってもよい実施形態を示している。また、このデザインは、よちよち歩きの幼児/保護者がバランスの取れた食物を組み合わせることまたは特に必要とされる食事の要素を食べることを可能にするために各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)の個々のトレイを用意することによって、消費者のカスタマイズ要求をも満たす。一実施形態において、各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)は、異なる形状を有してもよい。
[00177]ミシン目のある2パックデザイン110は、任意の構成で配置されてもよい。実施形態において、図17に示されているように、第1のトレイ112および第2のトレイ114は、並置され、ミシン目によって互いに区別されてもよい。この構成では、トレイ112、114は、ミシン目によって互いに連結されたままである。トレイが互いに連結されたままである実施形態において、トレイは、消費者による分離および組立てのために、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を用いて包装され、輸送されてもよい。あるいは、トレイ112、114は、ミシン目によって互いに連結された状態で製造され、次に、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前に分離されてもよい。このような実施形態において、トレイ112、114は、包装の前および小売業者または消費者への輸送の前にこれらの上に配置される、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を有してもよい。
[00178]ミシン目を伴うトレイ112、114が供給者から受け取られてもよい。この場合、製造工程中に、トレイ112、114が充填されて、トレイ112、114に取り外し可能なカバーが接着される必要がある。取り外し可能なカバーは、フィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などであってもよい。トレイ112、114の分離可能性を確保するために、カバーは、製造中にミシン目の形成またはダイカットを必要とする場合がある。また、カバーは、トレイ112、114のミシン目に対応する位置に配置された切断部またはミシン目を含んでもよい。
[00179]先に言及したように、本開示のパッケージに関して上述した特徴のすべては、トレイ112、114に利用されてもよい。例えば、トレイ112、114は、子供が食事を構成するために形状を一致させ、および/または色、数字、文字などを組み合わせる間に教育的で魅力ある体験を子供にもたらすために、トレイ112、114の底部にエンボス加工された形状デザインを含んでもよい。
[00180]このように、出願人は、2パック用のミシン目のあるフィルムによってレトルト/長期保存可能な包装デザインを提供することができる。このような実施形態において、トレイ112、114は、カバー(例えば、リッドストック)によって連結される。
[00181]図18に示されているように第1のトレイ122、第2のトレイ123、および第3のトレイ124を有するミシン目のある3パックデザイン120は、3パックデザインのトレイのサイズが互いに異なってもよい実施形態を示している。代替的な実施形態において、3パックデザインは、ただ1つのサイズを有するトレイを有してもよい。別の実施形態において、3パックデザインは、2つのサイズを有するトレイを有してもよい。さらなる実施形態において、3パックデザインは、3つのサイズを有するトレイを有してもよい。また、このデザインは、よちよち歩きの幼児/保護者がバランスの取れた食物を組み合わせることまたは特に必要とされる食事の要素を食べることを可能にするために各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)の個々のトレイを用意することによって、消費者のカスタマイズ要求も満たす。一実施形態において、各食品分類(穀物、タンパク質、野菜)は、異なるサイズを有してもよい。
[00182]ミシン目のある3パックデザイン120は、任意の構成で配置されてもよい。第1の実施形態において、図18に示されているように、第1のトレイ122、第2のトレイ123、および第3のトレイ124は、並置され、ミシン目によって互いに区別されてもよい。この構成では、トレイ122、123、124は、ミシン目によって互いに連結されたままである。トレイが互いに連結されたままである実施形態において、トレイは、消費者による分離および組立てのために、図4〜図7に示されているのと同様の蓋を用いて包装され、輸送されてもよい。
[00183]ミシン目を伴うトレイ122、123、124が供給者から受け取られてもよい。この場合、製造工程中に、トレイ122、123、124が充填されて、トレイ122、123、124に取り外し可能なカバーが接着される必要がある。取り外し可能なカバーは、フィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などであってもよい。トレイ122、123、124の分離可能性を確保するために、カバーは、製造中にミシン目の形成またはダイカットを必要とする場合がある。また、カバーは、トレイ122、123、124のミシン目に対応する位置に配置された切断部またはミシン目を含んでもよい。
[00184]先に言及したように、本開示のパッケージに関して上述した特徴のすべては、トレイ122、123、124に利用されてもよい。例えば、トレイ122、123、124は、子供が食事を構成するために形状を一致させ、および/または色、数字、文字などを組み合わせる間に教育的で魅力ある体験を子供にもたらすために、トレイ122、123、124の底部にエンボス加工された形状デザインを含んでもよい。
[00185]このように、出願人は、3パック用のミシン目のあるフィルムによってレトルト/長期保存可能な包装デザインを提供することができる。このような実施形態において、トレイ122、123、124は、カバー(例えば、リッドストック)によって互いに連結される。
[00186]さらに別の実施形態において、図19〜図23に示されているように、可食製品を保管するためのパッケージ170が提供される。パッケージ170は、周辺部174および少なくとも1つの内部区画176を形成している本体172を含む。本体172には、陳列のためにパッケージ170を吊り下げるために使用され得るフック(図示せず)が形成されてもよい。パッケージ170の周辺部174は、2つのパッケージ170を取り外し可能に連結することを可能にするために少なくとも2つの突起180を含む任意の形状で形成されてもよい。当業者ならば分かるように、周辺部174の形状は限定されない。
[00187]また、本体172は、子供らしい楽しい特徴をパッケージ170に付与するエンボス加工された形状、デボス加工された形状、印刷された形状、またはステッカー形状を含んでもよい。例えば、本体172は、子供の自己摂食の欲求を高めることが可能な、または子供に食事の時間が楽しみになるようにさせることが可能な、子供が楽しみを見出すことのできるデボス加工されたスマイリーフェイス形状を含んでもよい。
[00188]実施形態において、周辺部174の部分178は、パッケージ170のより容易な取扱いを可能にする。例えば、パッケージの「側部」を表す周辺部174の部分178は、2つ以上のパッケージが図22に示されているように突起180において互いに連結されたときにパッケージ170の安定性を助ける。なお、この場合、2つの互いに隣接するパッケージ170の部分178は、少なくとも部分的に重なり合う。実施形態において、周辺部174のこれらの把持部178はさらに、販売目的で製品を垂直に立てることに役立つように使用されてもよい。把持部178は、図22に示されているように、複数のパッケージ170を互いに連結するために使用され得る突起180を含む。突起180は、突起180が本体172の上部にエンボス加工された側を有し、本体172の下部にデボス加工された側を有するように、型打ちされてもよいし、そうでなければ、本体172と一体的に形成されてもよい。このようにして、第1のパッケージ170の突起180のエンボス加工された側は、第2のパッケージ170の突起180のデボス加工された側と連結することができる。さらに、第1のパッケージ170の第2の突起180のデボス加工された側は、第3のパッケージ170の突起180のエンボス加工された側と連結することができる。
[00189]実施形態において、パッケージ170は、保管または陳列のために垂直に立てられてもよい。最適な包装および消費者または小売店への輸送のために、パッケージ170は、略垂直に立てられ得ることが有益である。さらに、消費者が、パッケージ170の前面の製品情報を識別することができ、パッケージ170の認識可能な形状が、消費者にとって容易に見ることができ、よちよち歩きの幼児/保護者が、パッケージ170の形状などを容易に見ることができるように、略垂直な姿勢でパッケージ170を商店の棚に陳列することが販売目的にとっては好適である。
[00190]例えば、区画176の底面182は、周辺部174の部分84と共にパッケージ170が立つ平面を形成する。言い換えれば、パッケージ170のとっては、パッケージ170を載置することのできる平面が形成される限り、周辺部174および/または区画176の形状は重要ではない。実施形態において、パッケージ170は、パッケージ170の形状に応じて、略鉛直のもしくは略垂直の姿勢で載置されてもよいし、または消費者の方へもしくは消費者から離れる方へ傾斜した姿勢で載置されてもよい。パッケージ170の形状に関係なく、底面で載置したい場合、パッケージ170は、安定した仕方で平面に載置することができなければならない。言い換えれば、パッケージ170は、可食製品が充填されたときに容易に転倒しないように構成され配置されなければならない。
[00191]別の実施形態において、パッケージ170は、小売店の陳列ラックから垂直に吊り下げられるように構成されてもよい。上述したように、本体172には、パッケージ170が陳列ラックから吊り下げられることを可能にするハンガを受けるように構成され配置されたフック(図示せず)が形成されてもよい。当業者ならば分かるように、フックの形状およびサイズはそれほど重要ではない。例えば、実施形態において、フックは、本体172の上部における孔であってもよい。フックは、周辺部174の一部を形成しないように完全に本体172によって形成されてもよい。
[00192]しかしながら、その代わりとして、周辺部174は、周辺部174の一部を形成するように構成され配置された一体フック(図示せず)を含んでもよい。言い換えれば、一体フックは、周辺部174との境界を共有するように周辺部174の一部と連続的に形成されてもよい。例えば、パッケージ170が概ね飛行機の形状を有する実施形態において、フックは、パッケージ170の上部に位置する周辺部174の一部を形成してもよく、また、フックとして機能するが、飛行機の髪のように見える湾曲した形態を有してもよい。当業者ならば分かるように、一体フックは、一体フックがパッケージ170を吊り下げるために陳列ハンガを通すことを可能にする限り、何か特定のサイズまたは形状に限定されるわけではない。
[00193]略垂直に立てることおよび吊り下げることに加えて、パッケージ170は、面に略平坦に寝かせられるようにさらに構成されてもよい。
[00194]前の実施形態と同様に、本体172には、パッケージ170の栄養的な内容物を示す色が付けられてもよい。例えば、本体172には、パッケージ170がタンパク質を含むことを示すオレンジの色が付けられてもよい。あるいは、本体172には、パッケージ170が野菜を含むことを示す緑、またはパッケージ170が果物を含むことを示す赤、またはパッケージ170が穀物を含むことを示す黄の色が付けられてもよい。突起180と共にパッケージ170の内容物を示す色のついた本体172を用意することによって、図23に示されているように、保護者は、色の異なるパッケージ170のそれぞれを1つずつ単に選択し、よちよち歩きの幼児のためにそれらを互いに連結することによってバランスの取れた食事をよちよち歩きの幼児に容易に与えることができる。
[00195]実施形態において、パッケージ170は、パッケージ170に可食製品を適切に保管するために蓋(図示せず)または取り外し可能な閉鎖具などの他の形態の閉鎖具を含んでもよい。取り外し可能な閉鎖具(図示せず)、例えば、透明なフィルム、ボール紙、板紙、カード用紙、リッドストック、繊維板などが、本体172の上面を密閉してもよく、周囲の環境から区画176を密閉閉鎖してもよい。可食製品の隔離に加えて、取り外し可能な閉鎖具はさらに、製品を新鮮に保ち、製品の貯蔵寿命を延長するために使用され得る。当該技術分野で周知の従来の任意の密閉技術が、取り外し可能な閉鎖具により本体172の上面を密閉するために使用されてもよい。この技術は、伝導加温、低温密閉、高温密閉、熱活性接着剤などを含んでもよいが、これらに限定されない。
[00196]先に言及したように、本開示のパッケージに関して上述した特徴のすべては、パッケージ170に利用されてもよい。例えば、パッケージ170は、子供が食事を構成するために形状を一致させ、および/または色、数字、文字などを組み合わせる間に教育的で魅力ある体験を子供にもたらすために、パッケージ170の底部にエンボス加工された形状デザインを含んでもよい。
[00197]実施形態において、2つ以上のトレイは、別々に製造されて、互いに接合される。これにより、異なる工程および/または包装を必要とする2つの製品が足し合わされることが可能となる。
[00198]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なるトレイ深さを有する。
[00199]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる直径および異なるトレイ深さを有する。
[00200]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる製品を含む。
[00201]実施形態において、2つ以上のトレイは、同じ製品を含む。
[00202]実施形態において、2つ以上のトレイは、共に使用される物品を含む。例えば、一実施形態において、あるトレイはパスタを含むことができ、他のトレイはソースを含むことができる。さらなる実施形態において、あるトレイはパスタを含み、あるトレイはトマトソースを含み、別のトレイはアルフレッドソースを含む。これにより、消費者には、一方のソースもしくは他方のソースを使用するか、またはソースを組み合わせるかの選択肢が与えられる。さらに、別々の容器を用意することにより、消費者は、供食の時間に自分が望むだけの量のソースを加えることが可能となり、この結果、それにより大きな手作り感が与えられる。実施形態において、あるトレイはミルクを含み、別のトレイはシリアルを含む。さらなる実施形態において、あるトレイはチーズソースを含み、別のトレイは野菜を含む。実施形態において、あるトレイはヨーグルトを含み、別のトレイはシリアルを含む。別の実施形態において、あるトレイは果物を含み、別のトレイはシリアルを含む。さらなる実施形態において、あるトレイは果物を含み、別のトレイはヨーグルトを含む。実施形態において、あるトレイはビスケットを含み、別のトレイはグレービーを含み、または、あるトレイは肉料理を含み、他のトレイはグレービーを含み得る。別の実施形態において、あるトレイは朝食用の肉料理(ソーセージ、ハム、またはベーコンなど)を含み、別のトレイはオートミール、卵、フレンチトースト、シリアル、またはパンケーキを含む。さらなる実施形態において、あるトレイはスープを含み、別のトレイはアントレを含み得る。さらなる実施形態において、あるトレイは野菜を含み、あるトレイはハマスなどのディップを含み、別のトレイはランチディップを含む。
[00203]実施形態において、2つ以上のトレイのうちの少なくとも1つは、共に使用される物品を含む。例えば、一実施形態において、トレイは、パスタおよびその中にソースを含む小袋を含んでもよい。
[00204]実施形態において、2つ以上のトレイは、食事の異なる部分のための物品を含む。例えば、一実施形態において、あるトレイはアントレを含んでもよく、他のトレイはデザートを含んでもよい。さらなる実施形態において、あるトレイは前菜を含んでもよく、他のトレイはデザートを含んでもよい。別の実施形態において、あるトレイは前菜を含んでもよく、別のトレイはアントレを含んでもよく、別のトレイはデザートを含んでもよい。
[00205]実施形態において、2つ以上のトレイは、異なる処理を必要とする物品を含む。例えば、一実施形態において、あるトレイは、加熱を必要とするアントレを含んでもよく、他のトレイは、冷凍を必要とするデザートを含んでもよい。さらなる実施形態において、あるトレイは、加熱または冷却のいずれも必要としないチップスを含んでもよく、他のトレイは、加熱または冷却されてもよいディップソースを含んでもよい。
[00206]実施形態において、2つ以上のトレイは、レーザ切断によってミシン目を付けられる。
[00207]実施形態において、レーザ切断によって、2つ以上のトレイはミシン目を付けられ、リッドストックは切断される。
[00208]実施形態において、2つ以上のトレイは、熱処理された後でミシン目を付けられる。実施形態において、熱処理は、レトルト処理である。
[00209]実施形態において、2つ以上のトレイは、熱処理された後で分離される。実施形態において、熱処理は、レトルト処理である。
[00210]実施形態において、2つ以上のトレイは、一日の食事のうちの2種類以上を含んでもよい。例えば、あるトレイは朝食を含んでもよく、あるトレイは昼食を含んでもよく、あるトレイは間食を含んでもよく、および/またはあるトレイは夕食を含んでもよい。
[00211]実施形態において、本開示のパッケージを使用するための方法も提供される。例えば、実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類に対応する色とを有する、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、異なるパッケージのそれぞれを少なくとも1つ含む食事を子供に与えることをさらに含む。
[00212]さらに別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類を示す色とを有する、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する少なくとも1つの突起を有する略平坦な面を備える供食パッドを用意することと、本体の凹部の形状と供食パッドの少なくとも1つの突起とを一致させることと、本体の凹部と供食パッドの対応する少なくとも1つの突起とを連結することによって供食パッドにパッケージを配置することとをさらに含む。
[00213]別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、(i)可食製品を収容するための容器であって、該容器に収容される可食製品の種類に対応する色を有する容器と、(ii)容器を収容するように構成されたスリーブであって、少なくとも4つの面を有し、該4つの面のそれぞれが印を備えるスリーブとを備える、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、異なるパッケージのそれぞれを少なくとも1つ含む食事を子供に与えることをさらに含む。
[00214]さらに別の実施形態において、バランスの取れた食事を子供に与えるための方法が提供される。本方法は、少なくとも2つの異なるパッケージであって、各パッケージが、可食製品を収容するための少なくとも1つの内部区画を形成している本体と、該本体から延在する第1の突起および第2の突起と、飛行機に似た形状を有する周辺部とを備え、第1の突起が、飛行機形状の周辺部の第1の翼に相当する位置に配置されており、第2の突起が、飛行機形状の周辺部の第2の翼に相当する位置に配置されている、少なくとも2つの異なるパッケージを用意することを含む。本方法は、第1のパッケージの第1の突起を第2のパッケージの第2の突起に取り付けることと、互いに取り付けられた第1のパッケージおよび第2のパッケージを含む食事を子供に与えることとをさらに含む。
[00215]さらに別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類に対応する色とを有するパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚にパッケージを配置することをさらに含む。
[00216]別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)或る形状を有する凹部が形成されている面を備える本体であって、可食製品を収容するように構成された本体と、(ii)凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する突起が形成されている面を備える蓋と、可食製品の種類を示す色と、(iii)本体の凹部の形状およびサイズに対応する形状およびサイズを有する少なくとも1つの突起を有する略平坦な面を備える供食パッドとを備える、可食製品用のパッケージキットを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[00217]さらに別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、(i)可食製品を収容するための容器であって、該容器に収容される可食製品の種類に対応する色を有する容器と、(ii)容器を収容するように構成されたスリーブであって、少なくとも4つの面を有し、該4つの面のそれぞれが印を備えるスリーブとを備えるパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[00218]さらに別の実施形態において、可食製品を販売するための方法が提供される。本方法は、可食製品を収容するための少なくとも1つの内部区画を形成している本体と、該本体から延在する第1の突起および第2の突起と、飛行機に似た形状を有する周辺部とを備え、第1の突起が、飛行機形状の周辺部の第1の翼に相当する位置に配置されており、第2の突起が、飛行機形状の周辺部の第2の翼に相当する位置に配置されているパッケージを用意することを含む。本方法は、小売店の棚に可食製品用のパッケージキットを配置することをさらに含む。
[00219]本明細書で説明された現在のところ好ましい実施形態に対する様々な変更および修正は、当業者には明らかである。このような変更および修正は、本主題の精神および範囲を逸脱することなく、また、その意図する利点を損なうことなく行われ得る。したがって、このような変更および修正は添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。