JP2000025824A - 陳列用を兼ねた包装容器 - Google Patents

陳列用を兼ねた包装容器

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JP2000025824A
JP2000025824A JP10192575A JP19257598A JP2000025824A JP 2000025824 A JP2000025824 A JP 2000025824A JP 10192575 A JP10192575 A JP 10192575A JP 19257598 A JP19257598 A JP 19257598A JP 2000025824 A JP2000025824 A JP 2000025824A
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lid
container
container body
bottom wall
square
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JP10192575A
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English (en)
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Makoto Watanabe
眞 渡辺
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Original Assignee
CHUGOKU PEARL HANBAI KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D43/00Lids or covers for rigid or semi-rigid containers
    • B65D43/02Removable lids or covers
    • B65D43/0202Removable lids or covers without integral tamper element
    • B65D43/0214Removable lids or covers without integral tamper element secured only by friction or gravity
    • B65D43/0218Removable lids or covers without integral tamper element secured only by friction or gravity on both the inside and the outside of the mouth of the container

Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)商品を収納して複数個重ねることがで
き、(2)商品を収納して陳列棚に陳列した際に、収納さ
れた商品を顧客が容易に観察・確認できる包装容器を提
供すること。 【解決手段】 平面形状がほぼ四角形の底壁に連接する
側壁が上側ほど末広状に外側に広げられてなり、開口縁
部に蓋体の外周縁部を嵌合させる鍔部が形成されてなる
容器本体と、この容器本体の上側開口縁部に落し蓋状に
嵌合される蓋体とより構成され、容器本体は、底壁の四
辺から傾斜面が形成され中央部が上げ底とされてなり、
中央部には突出部(A1)が、回りには突出部(A2)がそれぞ
れ形成されてなり、蓋体は、上壁の鍔部の四辺から上向
の傾斜面が形成されてなり、中央部には突出部(B1)が、
傾斜面には傾斜した突出部(B2)がそれぞれ形成されてな
り、積重ね時には突出部(B1)を突出部(A1)の裏面に嵌合
させ、陳列時には傾斜した突出部(B2)を突出部(A2)の裏
面に嵌合させる。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陳列用を兼ねた包装容
器に関する。さらに詳しくは、洋菓子、和菓子、寿司、
お握り、惣菜などの食品、その他の商品などを収納し、
商品などを収納してそのまま陳列棚に陳列し、対面販売
する際に使用するのに適した包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洋菓子、和菓子、寿司、お握り、
惣菜などの食品、その他の商品などを収納する樹脂製の
包装容器としては、種々の構造のものが知られている。
これら従来から知られている包装容器は、主として商品
を収納することを目的としており、収納した商品を同時
に陳列棚に陳列することに関しては全く配慮されていな
い。例えば、実公昭57−23306号公報に記載の包
装容器は、商品を収納して複数個積重ねるには適してい
るが、これを陳列棚に陳列した場合には、収納された商
品は包装容器の側壁側から観察・確認できるに過ぎな
い。このような包装容器に収納した商品を顧客が観察・
確認できるようにするには、複数個積重ねた最上段のも
のを、補助具によって傾斜させる必要があり、陳列作業
が繁雑であった。
【0003】商品を収納して陳列棚に陳列する際に使用
される容器として、例えば、実公昭56−40649号
公報、実公昭57−26817号公報などに記載の包装
容器が提案されているが、これら容器は、商品を収納し
て陳列棚に陳列することのみを目的としており、商品を
収納して複数個積重ねることに関しては全く配慮されて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記状況
に鑑み、商品を収納して複数個積重ねることができ、か
つ、陳列棚に陳列する際には、顧客が容器に収納された
商品を容易に観察・確認することができる包装容器を提
供することを目的として鋭意検討の結果、容器本体の底
壁の構造と蓋体の構造とを、特定の関係の形状にするこ
とによって解決できることを見出だし、本発明を完成す
るに至ったものである。本発明の目的は、次の通りであ
る。 1.商品を収納して複数個積重ねることができる包装容
器を提供すること。 2.商品を収納して陳列棚に陳列する際に、収納された
商品が容易に観察・確認できるように簡単に陳列できる
包装容器を提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、熱可塑性樹脂より形成され、容器本体
は平面形状がほぼ四角形の底壁に連接する側壁が上側ほ
ど末広状に外側に広げられてなり、開口縁部に蓋体の外
周縁部を嵌合させる鍔部が形成されてなる容器本体と、
熱可塑性樹脂より形成され、前記容器本体の上側開口縁
部に落し蓋状に嵌合される蓋体とよりなる陳列用を兼ね
た包装容器において、前記容器本体の底壁はその中央部
に上げ底にされた四角形ないし円形の突出部(A1)が形成
され、この四角形ないし円形の突出部の周辺から容器本
体底壁の四辺に達する突起部(A2)が形成されてなり、前
記蓋体は、その周縁部が前記容器本体の上側開口縁部の
鍔部に嵌合可能とされ、蓋体の上壁はこの周縁部から中
央側に徐々に上向に傾斜されてなり、中央部に四角形な
いし円形の突出部(B1)が形成され、この四角形ないし円
形の突出部の周辺から蓋体鍔部の四辺に達する傾斜した
突起部(B2)が形成されてなり、蓋体の中央部に形成され
た四角形ないし円形の突出部(B1)が、前記容器本体の底
壁の四角形ないし円形の突出部(A1)の裏面に嵌合可能に
され、かつ、蓋体の傾斜した突起部(B2)が前記容器本体
の底壁の突起部(A2)の裏面に嵌合可能にされてなる、こ
とを特徴とする陳列用を兼ねた包装容器を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る容器本体は、平面形状がほぼ四角形で容器
本体は側壁が上側ほど末広状に外側に広げられてなり、
開口縁部に蓋体の外周縁部を嵌合させる鍔部が形成され
てなる。平面形状がほぼ四角形とは、厳密な四角形では
なく、四角形の四隅を切り欠き丸めに変形したものも含
まれる。容器本体には寿司を収納できる程度の高さとさ
れ、開口縁部全周に亘ってに鍔部が形成されてなるが、
この鍔部は、開口縁部は下方から、外側に延在する幅が
2〜5mmの下部水平延在部 A、この下部水平延在部 Aに
連接した高さが2〜5mmの垂直部 A、垂直部 Aに連接し
外側に延在する幅が2〜5mmの上部水平延在部 A、上部
水平延在部 Aに連接し下方に垂れた垂下部 Aとより構成
される。垂直部 Aは正確に垂直にする必要はなく、垂直
部 Aの高さ方向中央部が外側に膨出させてもよく、上部
水平延在部 Aは平にする必要はなく、延在する断面形状
を蒲鉾型にしてもよい。垂下部 Aも垂直に垂下させる必
要はなく、垂下部 Aの高さ方向中央部が内側に膨出させ
てもよい。
【0007】容器本体の底壁は中央部が上げ底にされて
なり、底壁の中央部の上げ底部分は、容器収納部側に四
角形ないし円形の突出部(A1)(上げ底部分)が形成され
てなり、この四角形ないし円形の突出部(A1)の周辺か
ら、容器本体側壁の四辺に達する突起部(A2)が形成され
てなる。上げ底の程度は、容器側壁の高さの10分の1
ないし3分の1の範囲で選ぶのが好ましい。中央部に形
成した四角形ないし円形の突出部(A1)(上げ底)は、同
形の容器を複数個積重ねた際に、下に配置される容器の
蓋体上壁の中央部に形成された四角形ないし円形の突出
部(B1)を突出部(A1)の裏面に嵌合し、横への移動を防止
して安定化させるように機能する。中央部の四角形ない
し円形の突出部(A1)の突出(上げ底)の程度は、容器の
大きさにより変るが、容器本体の物品収納部の高さが3
〜7cmの範囲である場合には、1〜5mmの範囲で選ぶこ
とができる。中央部の突出部(A1)(上げ底部分)の形状
は四角形ないし円形であるが、その中間の五角形、六角
形などの多角形が含まれる意味である。
【0008】四角形ないし円形の突出部(A1)の周辺から
容器本体側壁の四辺に達する突起部(A2)は、その裏面
に、蓋体の傾斜した突起部(B2)が嵌合可能にされてな
る。容器本体底壁の突起部(A2)の突出の程度は、容器本
体の大きさにより変るが、1〜5mmの範囲で選ぶことが
できる。底壁の突起部(A2)は、突出部(A1)から末広がり
状に形成してもよく、側壁に対して直角に同じ幅に形成
してもよい。容器本体側壁の四辺に達する突起部(A2)の
うちの1個は、側壁に対して直角に同じ幅に形成し、か
つ、裏面の嵌合部(A2)の延在する方向に対して直角に切
断した際の断面を鳩尾状に形成するのが好ましい。
【0009】蓋体の構造は、熱可塑性樹脂より形成さ
れ、蓋体の周縁部に鍔部が形成され、蓋体の鍔部は前記
容器本体の開口縁部の鍔部に落し蓋状に嵌合される。蓋
体の上壁には鍔部から中央側に徐々に上向に傾斜されて
なり、中央部に四角形ないし円形の突出部(B1)が形成さ
る。突出部(B1)の形状は、容器本体の中央部の突出部(A
1)の形状と類似のものとする。この四角形ないし円形の
突出部の周辺から蓋体鍔部の四辺に達する傾斜した突起
部(B2)が形成されてなる。蓋体の鍔部は、容器本体の開
口縁部の鍔部に各部に対応させて、内側から、外側に延
在する幅が2〜5mmの下部水平延在部 B、この下部水平
延在部 Bに連接した高さが2〜5mmの垂直部 B、垂直部
Bに連接し外側に延在する幅が2〜5mmの上部水平延在
部 B、上部水平延在部 Bに連接し下方に垂れた垂下部 B
とより構成される。
【0010】容器本体の下部水平延在部 Aに蓋体の下部
水平延在部 Bを当接させ、容器本体の垂直部 A、上部水
平延在部 A、垂下部 Aを、蓋体の垂直部 B、上部水平延
在部B、および、垂下部 Bによって保持される。言い換
えれば、蓋体の垂直部 B、上部水平延在部 B、および、
垂下部 Bによって形成されて鍔部空間に、容器本体の上
記部分が嵌合可能とされてなる。
【0011】前記蓋体は、その周縁部が前記容器本体の
上側開口縁部の鍔部に嵌合可能とされてなるほか、蓋体
の上壁はこの周縁部から中央部側に徐々に上向に傾斜さ
れてなり、中央部に四角形ないし円形の突出部(B1)が形
成されてなり、この四角形ないし円形の突出部の四辺か
ら蓋体鍔部の四辺に達する傾斜した突起部(B2)が形成さ
れてなる。中央部側に徐々に上向に傾斜される角度は、
容器本体の底壁の底壁縁部から徐々に上げ底にされてい
る角度よりも大きい角度とする。この角度を大きくしな
いと、複数個の容器を積重ねた際に、下側となる容器に
収納された物品を外側から目視観察不能となるので好ま
しくない。
【0012】蓋体の中央部に形成された四角形ないし円
形の突出部(B1)は、複数個の容器を積重ねた際に、下側
となる容器本体の底壁中央部に設けられた四角形ないし
円形の突出部(A1)に裏面から嵌合し、横への移動を防止
して安定化させるように機能する。中央部の四角形ない
し円形の突出部(B1)の突出の程度は、容器の大きさ、容
器本体の四角形ないし円形の突出部(A1)の突出の程度な
どにより変るが、1〜5mmの範囲で選ぶことができる。
【0013】蓋体には、四角形のないし円形突出部(B1)
の周辺から蓋体鍔部の四辺に達する傾斜した突起部(B2)
を形成する。これら傾斜した突起部(B2)は、複数個の容
器を積重ねた際の最上部の容器底壁の突起部(A2)の裏面
を重ね合せて、顧客の通路側に向けて陳列する際の案内
溝として機能する。傾斜した突起部(B2)は、突出部(B1)
から末広がり状に形成してもよく、側壁に対して直角に
同じ幅に形成してもよい。蓋体鍔部の四辺に達する突起
部(B2)のうちの1個は、蓋体鍔部に対して直角に同じ幅
に形成し、かつ、嵌合部(B2)の延在する方向に対して直
角に切断した際の断面を鳩尾状に形成するのが好まし
い。このように表面側を鳩尾状とした突起部(B2)を、容
器底壁の突起部(A2)の鳩尾状とした裏面に嵌合すること
ができ、陳列する際に上側となる容器が移動しないよう
にすることができる。傾斜した突起部(B2)の突出の程度
は、容器の大きさ、容器底壁の突起部(B2)の突出の程度
などにより変るが、1〜5mmの範囲で選ぶことができ
る。
【0014】本発明に係る包装容器の容器本体および蓋
体を構成する熱可塑性樹脂とは、剛性に優れ、射出成形
法や押出成形法などによって容器やシートが容易に得ら
れる樹脂をいう。熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重
合体などのポリオレフィン系樹脂、硬質ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル
系樹脂、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン(HIP
S)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)などのスチレン系樹脂、ポリメチルメ
タクリレート、メチルメタクリレート−スチレン共重合
体などのアクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル
類、ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド類、ポ
リカーボネートなどが挙げられる。熱可塑性樹脂は、上
記に例示したものに限定されるものではない。
【0015】上記の熱可塑性樹脂には、着色剤、充填
材、防黴剤、防曇剤などの各種樹脂添加剤を配合するこ
とができる。熱可塑性樹脂から形成される容器本体と蓋
体は、射出成形法によって製造された容器、押出成形法
よってシート化し、このシートを原料として、真空成形
法、圧空成形法、真空成形法と圧空成形法とを組合せた
差圧成形法などによって成形することができる。製造コ
ストの観点からは、後者の方法によるのが好ましい。蓋
体を透明な熱可塑性樹脂より形成するのが好ましい。
【0016】熱可塑性樹脂をシート化するには、押出機
によって溶融させコートハンガーダイ(T−ダイ)から
押出す方法、チューブ状に押出す方法、カレンダーロー
ル上で溶融させシート化する方法などによることができ
る。シートの厚さは、熱可塑性樹脂の種類、ファスナー
の用途により変るが、0.05〜1.0mmの範囲で選ぶ
ことができる。
【0017】本発明に係る包装容器は、容器本体は平面
形状がほぼ四角形で側壁が上側ほど末広状に外側に広げ
られているので、これを成形(製造)した後複数個積重
ねる際に、2個目からは開口縁部に形成した鍔部の高さ
内でスタックが可能であり、空容器が占める体積を極力
する小さくすることができる。蓋体も容器本体と同様
に、複数個積重ねる際に、2個目からは開口縁部に形成
した鍔部の高さの範囲内でスタックが可能であり、未使
用状態で蓋体が占める体積を極力する小さくすることが
できる。
【0018】本発明に係る陳列用を兼ねた包装容器は、
容器本体の底壁は中央部が上げ底にされてなるが、底壁
縁部から側に徐々に上げ底にすることもできる。上げ底
部分は容器本体の底壁中央部に四角形ないし円形の突出
部(A1)として形成され、蓋体の中央部に形成された四角
形ないし円形の突出部(B1)が、前記容器本体の底壁の四
角形の突出部(A1)に裏面から嵌合可能にされているの
で、包装容器に物品を収納して施蓋して、複数個積重ね
ることができる。
【0019】本発明に係る陳列用を兼ねた包装容器は、
四角形ないし円形の突出部(A1)の上げ底部分が形成され
てなる。また、蓋体は、上壁の中央部に形成された四角
形ないし円形の突出部(B1)の周辺から蓋体鍔部の四辺に
達する傾斜した突起部(B2)が形成されてなる。この包装
容器を陳列用に使用するときは、蓋体の傾斜した突起部
(B2)が前記容器本体の底壁の突起部(A2)の裏面に嵌合可
能にされているので、最上段の容器の角度を顧客の通路
側に向けて陳列するのが極めて容易である。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る包装容器を図面に基づい
て詳細に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限
り、以下の記載例に限定されるものではない。
【0021】図1は、本発明に係る包装容器を構成する
蓋体の一例の斜視図であり、図2は、本発明に係る包装
容器の容器本体の一例の斜視図、図3は、図1に示した
容器本体に図2に示した蓋体を施蓋した状態の包装容器
を二個積重ねた状態の側面図であり、図4は、下側の容
器本体の蓋体の傾斜した突起部に、上側の容器本体の底
壁の傾斜した突起部を嵌合して陳列棚に陳列している状
態の側面図である。
【0022】図において、Aは容器本体、11は底壁、
12は側壁であり、A1は容器底壁中央部に設けられた
四角形の突出部、A2は容器本体の底壁に形成された突
起である。この例では、A2は容器底壁中央部A1から
鍔部13側に末広がり状の構造とされているが、鍔部1
3に対して直角に形成することもできることは、前記し
た通りである。容器本体Aの開口縁部に設けられた鍔部
13は、14の水平延在部A、15の垂直部A、16の
上部水平延在部Aおよび17の垂下部Aとによって構成
される。
【0023】Bは蓋体、21は上壁、23は鍔部であ
り、B1は蓋体上壁の中央部に形成された突出部、B2
は蓋体上壁に形成された傾斜した突起である。この例で
は、B2は中央部B1から鍔部23側に末広がり状の構
造とされているが、鍔部23に対して直角に形成するこ
ともできることは、前記した通りである。蓋体Bの縁部
に設けられた鍔部23は、24の下部水平延在部B、2
5の垂直部B、26の上部水平延在部Bおよび27の垂
下部Bとによって構成される。
【0024】容器本体に物品を収納し蓋体を施蓋した状
態の包装容器を二個以上を積重ねる場合には、図3に断
面図として示したように、上側の容器本体の底壁中央部
に設けられた四角形の突出部A1に、下側の容器の蓋体
上壁中央部に設けられた四角形の突出部B1が嵌合す
る。容器本体に物品を収納し蓋体を施蓋した状態の包装
容器を陳列棚に陳列する際には、図4に断面図として示
したように、下側の容器本体の底壁の突起部A2に、上
側の容器本体の蓋体の傾斜した突起部B2を嵌合し、上
側の容器本体を顧客の通路側に傾斜させ、顧客が目視観
察し易いようにすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、次のような特別に有利な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係る陳列用を兼ねた包装容器は、容器本体
の底壁部と蓋体の上面が特殊な構造にされてなるので、
商品を収納して複数個積重ねることができる。 2.本発明に係る陳列用を兼ねた包装容器は、容器本体
の底壁部と蓋体の上面が特殊な構造にされてなるので、
商品を収納して陳列棚に陳列する際に、従来の包装容器
のように特別の補助具を使用しないで、顧客が容器に収
納された商品を容易に観察することができるように、最
上段の容器の角度を顧客の通路側に向けて容易に陳列で
きる。 3.本発明に係る包装容器は、容器本体は平面形状がほ
ぼ四角形で側壁が上側ほど末広状に外側に広げられてい
るので、これを成形(製造)した後複数個積重ねる際
に、2個目からは開口縁部に形成した鍔部の高さ内でス
タックが可能であり、空容器が占める体積を極力する小
さくすることができる。蓋体も容器本体と同様に、後複
数個積重ねる際に、2個目からは開口縁部に形成した鍔
部の高さ内でスタックが可能であり、未使用状態で蓋体
が占める体積を極力する小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る包装容器を構成する蓋体の一例
の斜視図である。
【図2】 本発明に係る包装容器を構成する蓋体容器本
体の一例の斜視図である。
【図3】 図1に示した容器本体に図2に示した蓋体を
施蓋した状態の包装容器を二個積重ねた状態の側面図で
ある。
【図4】 下側の容器本体の蓋体の傾斜した突起部に、
上側の容器本体の底壁の傾斜した突起部を嵌合して陳列
棚に陳列している状態の側面図である。
【符号の説明】
A:容器本体 11:底壁 12:側壁 13:鍔部 A1:容器底壁中央部に設けられた四角形の突出部 A2:容器本体の底壁に形成された突起部 14:下部水平延在部A 15:垂直部A 16:上部水平延在部A 17:垂下部A B:蓋体 21:上壁 23:鍔部 B1:蓋体上壁の中央部に形成された突出部 B2:蓋体上壁に形成された傾斜した突起部 24:下部水平延在部B 25:垂直部B 26:上部水平延在部B 27:垂下部B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂より形成され、容器本体は
    平面形状がほぼ四角形の底壁に連接する側壁が上側ほど
    末広状に外側に広げられてなり、開口縁部に蓋体の外周
    縁部を嵌合させる鍔部が形成されてなる容器本体と、熱
    可塑性樹脂より形成され、前記容器本体の上側開口縁部
    に落し蓋状に嵌合される蓋体とよりなる陳列用を兼ねた
    包装容器において、前記容器本体の底壁はその中央部に
    上げ底にされた四角形ないし円形の突出部(A1)が形成さ
    れ、この四角形ないし円形の突出部の周辺から容器本体
    底壁の四辺に達する突起部(A2)が形成されてなり、前記
    蓋体は、その周縁部が前記容器本体の上側開口縁部の鍔
    部に嵌合可能とされ、蓋体の上壁はこの周縁部から中央
    側に徐々に上向に傾斜されてなり、中央部に四角形ない
    し円形の突出部(B1)が形成され、この四角形ないし円形
    の突出部の周辺から蓋体鍔部の四辺に達する傾斜した突
    起部(B2)が形成されてなり、蓋体の中央部に形成された
    四角形ないし円形の突出部(B1)が、前記容器本体の底壁
    の四角形ないし円形の突出部(A1)の裏面に嵌合可能にさ
    れ、かつ、蓋体の傾斜した突起部(B2)が前記容器本体の
    底壁の突起部(A2)の裏面に嵌合可能にされてなる、こと
    を特徴とする陳列用を兼ねた包装容器。
  2. 【請求項2】 蓋体を透明プラスチックより形成されて
    なることを特徴とする、請求項1に記載の陳列用を兼ね
    た包装容器。
  3. 【請求項3】 容器本体の底壁の突起部(A2)が、側壁に
    対して直角に、かつ、裏面の嵌合部が鳩尾状に形成され
    てなり、蓋体の傾斜した突起部(B2)が、鍔部に対して直
    角に、かつ、表面側が鳩尾状に形成されてなることを特
    徴とする、請求項1または請求項2に記載の陳列用を兼
    ねた包装容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255909A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Sumi Kk 積み重ね可能な包装用容器
JP2014522789A (ja) * 2011-07-12 2014-09-08 ネステク ソシエテ アノニム 可食製品用のパッケージおよび該パッケージを使用するための方法
KR101566506B1 (ko) 2014-10-22 2015-11-05 이근수 전시용 쇼케이스
JP2019018869A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 株式会社エフピコ 包装用容器の蓋と包装用容器

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