JP2014519465A - 板ガラスを再成形する方法および装置 - Google Patents

板ガラスを再成形する方法および装置 Download PDF

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Abstract

板ガラス(180、190)を再成形するための変形装置が、中心部分(110)と、中心部分の第1端部に運動可能に結合され、かつ中心部分に向かう第1方向へと直線金型軸(120)に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第1エッジ金型(130a)とを備えている。この変形装置は、中心部分の第2端部に運動可能に結合され、かつ中心部分に向かう、第1方向とは反対の第2方向へと直線金型軸に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第2エッジ金型(130b)をさらに備えている。再成形板ガラスを冷却するステップであって、このとき少なくとも第1エッジ金型の、変形装置の中心部分に向かう第1方向への動きによって、変形装置の収縮に対する再成形板ガラスのより大きな収縮に対応するステップを含む方法がさらに提供される。

Description

関連出願の説明
本出願は、その内容が引用されその全体が参照することにより本書に組み込まれる、2011年5月5日に出願された米国特許出願第13/101,460号の優先権の利益を米国特許法第120条の下で主張するものである。
本開示は、一般に板ガラスを再成形する方法および装置に関し、特に、例えばディスプレイなどの機器で使用するために板ガラスを再成形する方法および装置に関する。
板ガラスは通常、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイ(PDP)などの、例えばディスプレイ用途に使用される。板ガラスは通常、成形本体に溶融ガラスを流すことによって製造され、この成形本体によって例えばスロットドロー、フロート、ダウンドロー、フュージョンダウンドロー、またはアップドローなど様々なリボン成形法の技術を用いてガラスリボンを成形することができる。ガラスリボンを続いて分割し、所望のディスプレイや他の用途へのさらなる処理に適した板ガラスを提供することができる。近年、3次元形状の、特に平坦な部分と局所的にかなり湾曲した形状とが組み合わさった、ディスプレイ機器や他の用途で使用するための極めて高品質の薄型板ガラスに対する関心がますます高まっている。
すなわち、通常圧倒的に最大面積である所望のエリアでの高い平坦度の維持、板ガラスの清浄な外観の維持、関心エリアにおける所望量の変形、および高度な寸法制御、を可能にする、プロセスおよび装置が必要である。こういったプロセスおよび装置は、電化製品(例えば、ディスプレイ用途)、または再成形板ガラスを組み込んでいる他の機器など、板ガラスを組み込んだ広範な用途の板ガラスの再成形に適しているであろう。
電化製品(例えば、ディスプレイ用途)、または再成形板ガラスを組み込んでいる他の機器など、広範な用途での板ガラスの再成形に適した金型設計を明記する。一例においてこの金型設計は、中心区域の光学的品質および平坦度が重要であり、またエッジに何らかの大きな変形が加えられ得る、非常に大型の板ガラスに適したものとなり得る。この金型設計によれば、膨張差の補償が可能になり、また再成形プロセスにおいて見られる温度に従って恐らく異なる材料を使用することが可能になる。
第1の態様によれば、再成形板ガラスを作製する方法が提供され、この方法は、
(I)その対向する第1端部と第2端部との間に直線金型軸に沿って延在している中心部分を含み、かつこの中心部分の第1端部に運動可能に結合された第1エッジ金型と、この中心部分の第2端部に結合された第2エッジ金型とを備えている、変形装置を提供するステップ、
(II)中心部分と、対向するエッジ部分とを備えた、初期板ガラスを提供するステップ、
(III)初期板ガラスの中心部分が変形装置の中心部分に係合しかつ初期板ガラスの対向するエッジ部分の少なくとも一方が第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する一方の上に延在するように、初期板ガラスを変形装置に対して位置付けるステップ、
(IV)初期板ガラスを加熱するステップ、その後、
(V)初期板ガラスの少なくとも1つのこの延在しているエッジ部分を、第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する一方の輪郭に従うように曲げるステップであって、この曲げるステップの後に再成形板ガラスが、少なくとも1つのエッジ部分が再成形板ガラスの中心部分の面から離れて曲げられている、対向するエッジ部分を備えている、ステップ、さらにその後、
(VI)再成形板ガラスを冷却するステップであって、このとき少なくとも第1エッジ金型の、変形装置の中心部分に向かう第1方向への動きによって、変形装置の収縮に対する再成形板ガラスのより大きな収縮に対応するステップ、
を含む。
第2の態様によれば態様1の方法が提供され、ステップ(VI)の際の第1エッジ金型の動きが、直線金型軸に沿った第1方向への直線的な平行移動の動きを含むことを特徴とする。
第3の態様によれば態様1または態様2の方法が提供され、ステップ(VI)の際の第1エッジ金型の動きが、変形装置の中心部分に対する第1エッジ金型の回転運動を含まないことを特徴とする。
第4の態様によれば態様1から3いずれか1つの方法が提供され、このとき第2エッジ金型が中心部分の第2端部に運動可能に結合され、さらにステップ(VI)の際に、第2エッジ金型の、変形装置の中心部分に向かう、第1方向とは反対の第2方向への動きによって、変形装置の収縮に対する再成形板ガラスのより大きな収縮にさらに対応することを特徴とする。
第5の態様によれば態様1から4いずれか1つの方法が提供され、ステップ(IV)の際、初期板ガラスの対向するエッジ部分の少なくとも一方を、初期板ガラスの中心部分よりも高い温度まで加熱することを特徴とする。
第6の態様によれば態様1から5いずれか1つの方法が提供され、ステップ(IV)の際、少なくとも1つの延在しているエッジ部分を初期板ガラスの中心部分よりも高い温度まで加熱するように、初期板ガラスの中心部分を遮蔽することを特徴とする。
第7の態様によれば態様1から6いずれか1つの方法が提供され、ステップ(V)の際、曲げられたエッジ部分が再成形板ガラスの中心部分と、約2mmから約50mmまでの間の曲率半径を有する曲げ部で繋がるように、少なくとも1つの延在しているエッジ部分を曲げることを特徴とする。
第8の態様によれば態様1から7いずれか1つの方法が提供され、ステップ(III)が、初期板ガラスの対向するエッジ部分の両方が夫々第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する一方の上に延在するように、初期板ガラスを変形装置に対して位置付けるステップを含み、さらにステップ(V)が、初期板ガラスのエッジ部分の両方を、第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する輪郭に従うように曲げるステップであって、この曲げるステップの後に再成形板ガラスが、夫々再成形板ガラスの中心部分の面から離れて曲げられている、対向するエッジ部分を備えている、ステップを含むことを特徴とする。
第9の態様によれば、再成形板ガラスを作製する方法が提供され、この方法は、
(I)その対向する第1端部と第2端部との間に直線金型軸に沿って延在している中心部分を含んでいる、変形装置であって、さらに、この中心部分の第1端部に運動可能に結合され、かつこの変形装置の中心部分に向かう第1方向へと直線金型軸に沿って動くよう構成された、第1エッジ金型と、この中心部分の第2端部に運動可能に結合され、かつこの変形装置の中心部分に向かう、第1方向とは反対の第2方向へと直線金型軸に沿って動くよう構成された、第2エッジ金型とを備えている変形装置を、提供するステップ、
(II)中心部分と、対向するエッジ部分とを備えた、初期板ガラスを提供するステップ、
(III)初期板ガラスの中心部分が変形装置の中心部分に係合しかつ初期板ガラスの対向するエッジ部分が夫々第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する一方の上に延在するように、初期板ガラスを変形装置に対して位置付けるステップ、
(IV)初期板ガラスを加熱するステップ、その後、
(V)初期板ガラスの対向するエッジ部分の夫々を、第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する輪郭に従うように曲げるステップであって、この曲げるステップの後に再成形板ガラスが、夫々再成形板ガラスの中心部分の共通の面から離れて曲げられている、対向するエッジ部分を備えている、ステップ、さらにその後、
(VI)再成形板ガラスを冷却するステップであって、このとき(1)第1エッジ金型の第1方向への、および/または(2)第2エッジ金型の第2方向への、直線金型軸に沿った直線的な平行移動の動きによって、変形装置の収縮に対する再成形板ガラスのより大きな収縮に対応するステップ、
を含む。
第10の態様によれば態様9の方法が提供され、ステップ(IV)の際、初期板ガラスの対向するエッジ部分を、初期板ガラスの中心部分よりも高い温度まで加熱することを特徴とする。
第11の態様によれば態様9または態様10の方法が提供され、ステップ(V)の際、再成形板ガラスの各エッジ部分が、再成形板ガラスの中心部分と繋がっている夫々約2mmから約50mmまでの間の曲率半径を有する対応する曲げ部を有するように、初期板ガラスの対向するエッジ部分を曲げることを特徴とする。
第12の態様によれば態様9から11いずれか1つの方法が提供され、ステップ(VI)の際の直線的な平行移動の動きが、(1)変形装置の中心部分に対する第1エッジ金型の回転運動、または(2)変形装置の中心部分に対する第2エッジ金型の回転運動、を含まないことを特徴とする。
第13の態様によれば、板ガラスを再成形するための変形装置が提供され、この変形装置は、
その対向する第1端部と第2端部との間に直線金型軸に沿って延在している、中心部分、
中心部分の第1端部に運動可能に結合され、かつ中心部分に向かう第1方向へと直線金型軸に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第1エッジ金型、および、
中心部分の第2端部に運動可能に結合され、かつ中心部分に向かう、第1方向とは反対の第2方向へと直線金型軸に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第2エッジ金型、
を備えている。
第14の態様によれば態様13の変形装置が提供され、エッジ金型の夫々が、対応する伸縮継手で中心部分に運動可能に結合されていることを特徴とする。
第15の態様によれば態様13または態様14の変形装置が提供され、エッジ金型の夫々が、中心部分に取外し可能に結合されていることを特徴とする。
第16の態様によれば態様13から15いずれか1つの変形装置が提供され、中心部分が第1材料を含み、かつ第1エッジ金型および第2エッジ金型が、第1材料とは異なる第2材料を含むことを特徴とする。
第17の態様によれば態様16の変形装置が提供され、第1材料がステンレス鋼を含むことを特徴とする。
第18の態様によれば態様16または態様17の変形装置が提供され、第2材料が、黒鉛と、ケイ酸アルミニウムと、さらに窒化ホウ素とから成る群から選択された材料を含むことを特徴とする。
第19の態様によれば態様13から18いずれか1つの変形装置が提供され、中心部分の金型表面と第1エッジ金型の金型表面との間に第1間隙が画成され、かつ中心部分の金型表面と第2エッジ金型の金型表面との間に第2間隙が画成されていることを特徴とする。
第20の態様によれば態様19の変形装置が提供され、第1間隙および第2間隙が、夫々約0.2mmから約2mmまでの間の範囲内の間隙幅を有していることを特徴とする。
本発明の上記および他の特徴、態様、および利点は、本発明の以下の詳細な説明を添付の図面を参照して読むとより良く理解できる。
一例の変形装置の斜視図 図1の線2−2に沿った変形装置の断面図 随意的に取外し可能なエッジ金型を備えている変形装置の例を示した図 図2に類似した変形装置の断面図であって、初期板ガラスを位置付けるステップと、初期板ガラスを加熱するステップとを示した図 図4に類似した変形装置の断面図であって、初期板ガラスの対向するエッジ部分を、第1エッジ金型および第2エッジ金型の対応する輪郭に従うように曲げるステップを示した図 図5に類似した変形装置の断面図であって、変形装置の中心部分に対するエッジ金型の動きによって、変形装置の収縮に対する再成形板ガラスのより大きな収縮に対応している、再成形板ガラスを冷却するステップを示した図 図6に示した再成形板ガラスのエッジ部分の拡大図 図6に示した再成形板ガラスを組み込んでいるディスプレイの斜視図 図8の線9−9に沿った、ディスプレイ装置の部分断面図
ここで、請求される発明の実施形態例を示している添付の図面を参照し、本発明を以下でより十分に説明する。可能な限り、図面を通じて、同じまたは同様の部分の参照に同じ参照番号を使用する。ただし、請求される発明は多くの異なる形で具現化し得、本書に明記される実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。これらの実施形態例は、本開示を完全かつ完成したものとし、さらに請求される発明の範囲を当業者に十分に伝えるために提供される。
図1は、広範な技術により事前に製造された初期板ガラスを、再成形するための一例の変形装置102を示している。例えば初期板ガラスは、ダウンドロー、アップドロー、フロート、フュージョン、プレス圧延(press rolling)、またはスロットドローによるガラス成形法あるいは他の技術を用いて製造されたガラスリボンから、分離したものとすることができる。変形装置102は中心部分110を含み、中心部分110は、この中心部分110の対向する第1端部112aと第2端部112bとの間に直線金型軸120に沿って延在している。図示のように、中心部分110は金型表面114を含み、この金型表面114は、実質的に平坦な平面支持表面を形成するよう平坦なものでもよい。さらなる例において、金型表面は湾曲したものでもよいし、あるいは初期板ガラスの中心部分と共同して作動するように形付けたものでもよい。
図2に示したように、中心部分110の金型表面114は、対応する外側エッジ116a、116b間に直線金型軸120に沿って延在する幅「W」を含み得る。幅「W」は、図5に示したように、再成形板ガラスの中心部分192の内側面196の幅と略同じか、あるいは若干小さくなるように選択され得る。図1に示したように、中心部分110の金型表面114の高さ「H」は、再成形板ガラスの中心部分の高さ以上とし得る。
図1および2にさらに示されているように、変形装置102は、中心部分110の第1端部112aに運動可能に結合させることができかつ中心部分110に向かう第1方向132aへと直線金型軸120に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第1エッジ金型130aをさらに含んでいる。変形装置102は、中心部分110の第2端部112bに結合された第2エッジ金型130bをさらに含んでいる。一例において第2エッジ金型130bは、運動できないように中心部分110に結合されたものでもよい。例えば第2エッジ金型130bを、中心部分110の第2端部112bと、機械的に締結させてもよいし、あるいは一体型にしてもよい。あるいは図示のように第2エッジ金型130bも、中心部分110の第2端部112bに運動可能に結合され、かつ第1方向132aとは反対の第2方向132bへと、中心部分110に向かって直線金型軸120に沿って直線的に平行移動するよう構成される。両エッジ金型を可動にすると、加熱された板ガラスを冷却するときに、板ガラスの中心部分と変形装置102の中心部分110との間の相対運動がほとんどまたは全くない状態にすることができる。
一方または両方のエッジ金型130a、130bの運動可能な結合は、多種多様の手法で実現することができる。一例においてエッジ金型130a、130bの夫々は、対応する伸縮継手140a、140bを介して中心部分110に運動可能に結合されるが、さらなる例では他の継手構造を用いてもよい。設けられる場合、本開示によれば、種々の伸縮継手を設けることができる。例えば図2に示したように、各伸縮継手は、中心部分110の第1端部112aおよび第2端部112bの各外側端部に画成された、溝部142を含み得る。さらに各伸縮継手は、対応する第1端部112aおよび第2端部112bの溝部142に受け入れられるように構成された、エッジ金型130a、130b夫々によって画成される実(さね)部144を含み得る。伸縮継手は、各エッジ金型と中心部分の対応する端部部分との間の限定的な直線往復運動を助けることができる。図示していないが、他の伸縮継手の配置をさらなる例において使用し得ることは明らかであろう。例えば、エッジ金型に溝部を設け、かつ中心部分に実部を設けてもよい。さらに、特定の種類のエッジ金型のみを中心部分の選択された端部部分で使用することができるように、実部および溝部を設計してもよい。したがって、中心部分のある端部部分で使用するのに、ある特定のエッジ金型しか望ましくない場合に、ユーザの誤りを回避することができる。
いくつかの例では、限定的な往復運動が可能であり、中心部分から取り外すことができないエッジ金型を含み得る。あるいは図3に示されているように、さらなる例では、エッジ金型130a、130bの一方または両方を、中心部分110に取外し可能に結合するように設計することができる。例えば、伸縮継手140a、140bによれば、実部を溝部から完全に取り外すのを可能にすることができる。従って図3に示されているように、取外し可能な構造によれば、損傷したエッジ金型136aを取り外して実質的に同一の新しいエッジ金型136bに交換することが可能になる。さらなる例では、あるエッジ金型を別のエッジ金型構造に取り換えて、エッジを所望の形状に選択的に成形することができる。さらなる例では所望のエッジ輪郭形状に応じて他のエッジ金型構造を使用し得るという了解のもと、形状の例をエッジ金型138a、138b、138cを用いて示す。第2端部部分112bを図3に示しているが、第1端部部分112aに類似の構成を与えてもよい。従って、各端部部分112a、112bに対応するエッジ金型は、容易かつ迅速に取り外して、同一または異なる構造の新しいエッジ金型に交換することができる。エッジ金型の取外しが可能になると、損傷したエッジ金型の交換あるいは成形特性の変更を、中心部分を交換せずに行う助けにもなり得る。
図1および2に示したように、変形装置102は、中心部分110の金型表面114と第1エッジ金型130aの金型表面134aとの間に第1間隙150aを提供するように構成され得る。同様に、第2エッジ金型130bが中心部分110に運動可能に結合されている場合、第2間隙150bが同様に中心部分110の金型表面114と第2エッジ金型130bの金型表面134bとの間に画成され得る。用途に応じて、種々の間隙サイズを提供することができる。間隙サイズは、以下でより十分に説明するが、冷却中の変形装置の収縮に対する再成形板ガラスの収縮に対応することができるような大きさのサイズで設計され得る。また間隙サイズは、再成形板ガラスの中心部分と再成形板ガラスの対向するエッジ部分との間のガラスが垂れ下がることのない位に小さいサイズに設計され得る。さらに、提供される場合には、第1間隙150aおよび第2間隙150bは、その用途に応じて同じサイズでもよいし、あるいは異なったサイズでもよい。図2に示したように、一例では第1間隙150aおよび第2間隙150bは夫々約0.2mmから約2mmまでの間の範囲内の間隙幅G1、G2を夫々含んでいるが、さらなる例では他の間隙サイズを提供することもできる。図示していないが、以下でより十分に説明する冷却プロセス中にエッジ金型が動くのを可能にすると同時に、望ましい間隙幅のメンテナンスを促すのを助けるような機構を設計することができる。さらに冷却プロセス後、さらなる例では、随意的に間隙幅をさらに減少させて、冷却された再成形板ガラスを変形装置102から解除するのを助けることもできる。
さらなる例では、変形装置102はさらに熱シールド160を含んでもよい。図1および2に示したように、提供される場合には熱シールド160を、中心部分110の金型表面114から間隔を空けて配置してもよい。1以上のブラケット162を用いて、熱シールド160を金型表面114に対して所望の間隔を空けた位置に取り付けることができる。さらなる例では、熱シールド160を中心部分に取り付けずに、この金型表面に対して吊り下げてもよい。随意的な熱シールド160は、第1エッジ金型130aおよび第2エッジ金型130bの大部分を熱源170a、170bから遮蔽することなく、中心部分110のかなりの面積を熱源170a、170bから遮蔽するように構成され得る。例えば、図4を参照されたい。
熱シールド160、中心部分110、およびエッジ金型130a、130bは、用途に応じて同じ材料を含んだものでもよいし、あるいは異なる材料を含んだものでもよい。一例において、熱シールドは耐火性材料または他の断熱材料を含み得る。さらに他の例では、中心部分110は第1材料を含み、かつ第1エッジ金型130aおよび第2エッジ金型130bは、第1材料とは異なる第2材料を含む。例えば第1材料は、ガラス粘度約6×109P(0.6×109Pa・s)に対応する温度に耐えるよう選択され得る。いくつかの例の第1材料は、ステンレス鋼、黒鉛、粘土、シリカ、または他の材料を含み得る。例えば、中心部分は熱シールド160によって著しい熱への露出から遮蔽されているため高温環境に耐える必要性はなく、第1材料は、初期板ガラスの中心部分を支持することが可能な比較的安価な材料であるステンレス鋼を含み得る。さらに第2材料は、加熱および成形手順の間に高温環境に耐えることができ、エッジ金型から材料の汚染物質(酸化によるものなど)が移ることのない材料を含み得る。例えば第2材料は、黒鉛、ケイ酸アルミニウム、および窒化ホウ素から成る群から選択された材料を含み得る。これらの材料は、変形装置の中心部分を形成するのに使用される材料よりも高額になり得る。さらに、エッジ金型は中心部分よりも摩耗が速い可能性がある。従って、取外し可能なエッジ金型が提供されると、中心部分を同じく交換する必要がなく、エッジ金型を低コストで交換することが可能になるであろう。さらに、中心部分をエッジ金型の加工に使用される材料に比べて比較的安価な材料から加工することができるため、変形装置102全体のコストを下げることができる。エッジ金型が取外し可能である場合には、望ましくない時点でエッジ金型を不注意によって中心部分から取り外してしまうのを防ぐよう、エッジ金型に例えば止め具などの制約機構を設けることができる。
さらに、中心部分110で支持されるガラスの粘度は、ガラスと中心部分110との間で粘着が見られずに、ほとんどの材料(ステンレス鋼など)を使用可能にするよう、十分に高いものである。一方、低粘度のガラスで生じる可能性のあるガラスとエッジ金型との間での粘着を防ぐため、エッジ金型には適切に選択された他の材料(黒鉛など)が使用され得る。
再成形板ガラス190を作製する方法をここで説明する。この方法は、その対向する第1端部112aと第2端部112bとの間に直線金型軸120に沿って延在している中心部分110を備えている、変形装置102を提供するステップから開始することができる。変形装置102は、中心部分110の第1端部112aに運動可能に結合された第1エッジ金型130aと、中心部分110の第2端部112bに随意的に運動可能に結合され得る第2エッジ金型130bとをさらに備えている。図3に示したように、この方法はエッジ金型の少なくとも1つを交換用エッジ金型と交換するステップを含んでもよい。例えば、損傷したエッジ金型136aを取り外して新しいエッジ金型136bに交換してもよい。あるいは、エッジ金型を、再成形板ガラスの所望の成形エッジの形状に応じて事前に選択された構造を有している、種々の代わりのエッジ金型(136b、138a、138b、138cなど)に交換してもよい。
図4を参照すると、変形装置102の断面図が初期板ガラス180とともに示されている。初期板ガラスは種々の技術で成形することができる。例えば初期板ガラス180は、フュージョンダウンドロー法を用いてガラスリボンを成形するアイソパイプ内に溶融ガラスを流すことによって成形することができる。ガラスリボンを引き続き分割して、初期板ガラス180を提供することができる。ただし、上記のように、任意の適切な板ガラス成形プロセスを用いて、変形装置102で使用される板ガラスを提供してもよい。図4に示したように初期板ガラス180は、中心部分182と、対向するエッジ部分184a、184bとを備えている。この方法は、初期板ガラス180の中心部分182が変形装置102の中心部分110に係合し、かつ初期板ガラス180の対向するエッジ部分184a、184bが、夫々第1エッジ金型130aおよび第2エッジ金型130bの対応する一方の上に延在するように、初期板ガラス180を変形装置102に対して位置付けるステップを含む。一例において、変形装置の中心部分110は、実質的に平坦な金型表面114を含み得る。この例においてこの方法は、初期板ガラス180の中心部分182を、変形装置102の中心部分110の平坦な金型支持表面114に対して平らに位置付けるステップをさらに含んでもよい。図示のように、平坦な支持表面114を、直線金型軸120に実質的に平行になるように設計してもよい。
図4にさらに示したように、初期板ガラス180の少なくとも対向するエッジ部分184a、184bを加熱して、エッジ部分184a、184bを初期板ガラス180の中心部分182に対して曲げるのを助ける。加熱は、広範な技術を用いて行うことができる。例えば、変形装置102を加熱チャンバ内に位置付けて、初期板ガラスの加熱を可能にすることができる。さらなる例では、1以上の加熱器を位置付けて、初期板ガラスへの熱伝達(例えば、放射または対流による)を促進してもよい。図示のように、1つの技術は、対向するエッジ部分184a、184bを初期板ガラス180の中心部分182よりも高い温度まで加熱するものでもよい。図示のように、1対の熱源170a、170bを提供して対向するエッジ部分184a、184bを加熱してもよいが、さらなる例では単一または3以上の熱源を提供してもよい。
別の例では、初期板ガラス180の対向するエッジ部分184a、184bを初期板ガラス180の中心部分182よりも高い温度まで加熱するように、初期板ガラス180の中心部分182を遮蔽してもよい。エッジ部分184a、184bのみを加熱すると、変形装置102の中心部分110を、高温条件下で望ましい性能特性を有していない可能性のある比較的安価な材料から加工することが可能になり得る。従って、高温条件下で望ましい特性を有している、比較的高価なまたは高性能の材料から加工する必要があるのは、エッジ金型130a、130bのみとなる。さらに、初期板ガラスの中心部分182を遮蔽すると、中心部分182の高いレベルの平坦度を保持する助けになり得ると同時に、遮蔽されていなければ中心部分182の平坦度に影響を与え得るような熱に初期板ガラスの最も外側のエッジ部分のみを曝すことができる。従って、初期板ガラス180の中心部分182の変形または光学的品質の欠陥を防ぎながら、エッジ部分184a、184bを変形させることができる。
図5は、初期板ガラス180の対向する各エッジ部分184a、184bを、第1エッジ金型130aおよび第2エッジ金型130bの対応する輪郭に従うように曲げるステップを示している。曲げは、種々の手法で行うことができる。例えば図5の左側に示したように、再成形板ガラス190のエッジ部分194aは、エッジ部分184aが重力によってそれ自体の重量で下降するように促されて対応するエッジ金型130aの金型表面134aの形状に一致するようになるまで、初期板ガラスのエッジ部分184aを加熱することにより成形され得る。
あるいは、図5の右側に示したように、エッジ部分194bがエッジ金型130bの金型表面134bの形状に一致するよう、方向204に動く適合部材200を提供して、金型表面202をエッジ部分194bの外側表面に対して押し付けてもよい。図5に示したように、曲げるステップ後に再成形板ガラス190は、再成形板ガラス190の中心部分192の共通の内側面196から夫々離れて曲げられた、対向するエッジ部分194a、194bを備えている。
図6に示したように、再成形板ガラス190はその後冷却され得る。板ガラス190は冷却されると、変形装置102に対して収縮する傾向がある。変形装置102を、再成形板ガラス190の収縮に対応するように設計して、板ガラスの亀裂、剥離、または他の損傷を防ぐことができる。例えば、変形装置102は再成形板ガラス190を、エッジ部分194a、194bを無理に互いから遠ざけるようにすることなく相対的に縮小させることができる。エッジ部分194a、194bを無理に互いから遠ざけると、比較的小さい抜き勾配α(例えば、約135°未満)を有している再成形板ガラス190では高応力が生じて、これを破壊してしまう可能性がある。従って、図1および3を参照すると、変形装置102は抜き勾配が約90°のエッジ金型130a、130b、あるいは抜き勾配αが135°未満の丸く巻かれたエッジ部分を有するエッジ金型138a、138bに対応することができる。さらに変形装置102では、再成形板ガラス190の相対的な縮小によって、比較的大きい抜き勾配α(例えば、約135°以上)を有する再成形板ガラスが早い時点で持ちあがってしまう、すなわち「剥離」してしまうのを、防ぐことも可能になり得る。例えば、図3のエッジ金型138cを参照すると、比較的大きい抜き勾配αであっても変形装置102は、エッジ部分194a、194bが早い時点で中心部分192に対して持ち上がってしまうことから生じ得る、応力による破壊を防ぐことができる。
ただし図示の変形装置102では再成形板ガラス190が冷却されると、変形装置102の収縮よりも大きい再成形板ガラス190の収縮は、少なくとも第1エッジ金型130aの、変形装置102の中心部分110に向かう第1方向132aへの動きによって対応することができる。さらに、またあるいは、上述したように、第2エッジ金型130bを中心部分110の第2端部112bに運動可能に結合してもよい。この例では、変形装置102の収縮よりも大きい再成形板ガラス190の収縮は、第2エッジ金型130bの、変形装置102の中心部分110に向かう、第1方向132aとは反対の第2方向132bへの動きによってさらに対応することができる。
図6にさらに示したように、さらなる例は、第1エッジ金型130aの、直線金型軸120に沿った第1方向132aへの直線的な平行移動の動きを含み得る。同様に、第2エッジ金型130bの動きは、直線金型軸120に沿った第2方向132bへの直線的な平行移動の動きを含み得る。図示のように、この動きによって、エッジ金型130a、130bと変形装置102の中心部分110との間の間隙幅全体のサイズが減少する。実際には図2に示したように、第1間隙150aは初期間隙幅「G1」を有し、かつ第2間隙150bは初期間隙幅「G2」を有している。冷却後は図6に示したように、第1間隙150aは冷却後間隙幅「C1」を有し、かつ第2間隙150bは冷却後間隙幅「C2」を有している。従って、初期間隙幅全体「G1+G2」は、冷却後間隙幅全体「C1+C2」よりも大きい。初期間隙幅全体と冷却後間隙幅全体との間の差で、再成形板ガラスが冷却されたときの再成形板ガラスの直線金型軸120に沿った全収縮を実質的に表すことができる。さらに、第1エッジ部分194aおよび/または第2エッジ部分194bが、例えばエッジ金型138aまたは138bで示したような設計で第1エッジ金型および第2エッジ金型の周りにフック状に曲げられている場合、冷却後間隙幅「C1」および「C2」を、第1エッジ金型および第2エッジ金型が夫々方向132a、132bにさらに動くことができる位の十分な大きさになるように選択して、再成形板ガラス190の金型軸120に垂直な方向への取外しを助けるようにしてもよい。すなわち、金型材料のCTEがガラスより低い場合であっても、金型全体の縮小幅をガラスのそれよりも大きくさせるために、間隙G1およびG2を使用することができる。
さらなる例では、第1エッジ金型130aの動きが中心部分110に対する第1エッジ金型130aの回転運動を含まないように、変形装置102は随意的に設計され得る。同様に、運動可能な場合には、第2エッジ金型130bの動きが変形装置102の中心部分110に対する第2エッジ金型130bの回転運動を含まないように、変形装置102はさらに随意的に設計され得る。回転運動を防ぐことは、冷却するステップ中に再成形板ガラス190が金型から早い時点で外れてしまうのを防ぐために望ましいであろう。また、この回転運動が可能な場合にエッジ部分194a、194bを再成形板ガラス190の中心部分192に対して曲げることによって生成される可能性のある応力を減少させるためにも、回転運動を防ぐことは望ましいであろう。
さらに、上記の変形装置および再成形板ガラスを作製する方法は、エッジ部分に比較的小さい曲げ部を提供することもできる。このような小さい曲げ半径は、再成形板ガラスに亀裂や他の損傷を生じさせることなく得ることができる。例えば、図5および7に示したように、再成形板ガラス190の各エッジ部分194a、194bが再成形板ガラス190の中心部分192と繋がっている対応する曲げ部198a、198bを有するように、初期板ガラス180の対向するエッジ部分184a、184bを曲げることができる。図7に概略的に示したように、各対応する曲げ部は約2mmから約50mmまでの間の曲率半径「R」を含み得る。さらなる例では、曲率半径「R」は約2mmから約15mmまでの間のものである。
種々の機器が、上述したような特性を備えた再成形板ガラス190を組み込むことができる。ほんの一例であるが、この再成形板ガラスをディスプレイ用途に組み込んでもよい。例えば、図8はディスプレイ300の部品として組み込まれた再成形板ガラスを示しているが、さらなる例ではこの再成形板ガラスを他の機器に組み込むことができる。再成形板ガラス190を組み込んでいるディスプレイの例として、LCD、OLED、EPD、またはPDPなどのテレビまたはモニタを挙げることができるが、さらなる例では他のディスプレイが使用され得る。エッジ部分(例えば、図9の194a参照)を、他の機器の構成要素(例えば、ディスプレイの構成要素304)の外側エッジ302の周りで曲がるように設計することができる。一例においてエッジ部分は、他の機器の構成要素(例えば、ディスプレイの構成要素304)の大部分または全厚さ「T」の周りで曲がっているものでもよい。図9に破線で示したが、エッジ部分の一部195は、機器の構成要素の裏側部分にまで延在していてもよい。つまり、機器の正面の面積を増加させたり、機器の外側エッジを保護したり、および/または、全体が一体型になった所望の外観を機器に与えたりするために、一体構造を得ることができる。例えば機器がディスプレイ300を含む用途では、この一体構造によって、ディスプレイの表示面積を増加させ、ディスプレイの外側エッジに保護を設け、さらにディスプレイに全体が一体型になった外観を与えることができる。さらに、本開示の変形装置102および方法を使用して、比較的大きい初期板ガラス180を処理することができる。例えば初期板ガラス180は、幅が約2m、かつ高さが約1mのものでもよいが、本開示の態様によれば他のサイズの初期板ガラスを処理することも可能である。
本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の種々の改変および変形が作製可能であることは当業者には明らかであろう。すなわち、本発明の改変および変形が添付の請求項およびその同等物の範囲内であるならば、本発明はこのような改変および変形を含むと意図されている。
102 変形装置
110 変形装置の中心部分
112a 第1端部
112b 第2端部
114 金型表面
116a、116b 外側エッジ
120 直線金型軸
130a 第1エッジ金型
130b 第2エッジ金型
132a 第1方向
132b 第2方向
134a、134b 金型表面
140a、140b 伸縮継手
160 熱シールド
150a 第1間隙
150b 第2間隙
180 初期板ガラス
182 初期板ガラスの中心部分
184a、184b エッジ部分
190 再成形板ガラス
192 再成形板ガラスの中心部分
194a、194b エッジ部分
198a、198b 曲げ部

Claims (10)

  1. 再成形板ガラスを作製する方法であって、
    (I)その対向する第1端部と第2端部との間に直線金型軸に沿って延在している中心部分を含み、かつ該中心部分の前記第1端部に運動可能に結合された第1エッジ金型と該中心部分の前記第2端部に結合された第2エッジ金型とを備えている、変形装置を提供するステップ、
    (II)中心部分と、対向するエッジ部分とを備えた、初期板ガラスを提供するステップ、
    (III)前記初期板ガラスの前記中心部分が前記変形装置の前記中心部分に係合しかつ前記初期板ガラスの前記対向するエッジ部分の少なくとも一方が前記第1エッジ金型および前記第2エッジ金型の対応する一方の上に延在するように、前記初期板ガラスを前記変形装置に対して位置付けるステップ、
    (IV)前記初期板ガラスを加熱するステップ、その後、
    (V)前記初期板ガラスの少なくとも1つの前記延在しているエッジ部分を、前記第1エッジ金型および前記第2エッジ金型の対応する一方の輪郭に従うように曲げるステップであって、この曲げるステップの後に前記再成形板ガラスが、少なくとも1つの前記エッジ部分が該再成形板ガラスの中心部分の面から離れて曲げられている、対向するエッジ部分を備えている、ステップ、さらにその後、
    (VI)前記再成形板ガラスを冷却するステップであって、このとき少なくとも前記第1エッジ金型の、前記変形装置の前記中心部分に向かう第1方向への動きによって、前記変形装置の収縮に対する前記再成形板ガラスのより大きな収縮に対応するステップ、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. ステップ(VI)の際の前記第1エッジ金型の前記動きが、前記直線金型軸に沿った前記第1方向への直線的な平行移動の動きを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ステップ(IV)の際、前記初期板ガラスの前記対向するエッジ部分の少なくとも一方を、前記初期板ガラスの前記中心部分よりも高い温度まで加熱することを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. ステップ(V)の際、前記曲げられたエッジ部分が前記再成形板ガラスの前記中心部分と、約2mmから約50mmまでの間の曲率半径を有する曲げ部で繋がるように、前記少なくとも1つの延在しているエッジ部分を曲げることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  5. ステップ(III)が、前記初期板ガラスの前記対向するエッジ部分の両方が夫々前記第1エッジ金型および前記第2エッジ金型の対応する一方の上に延在するように、前記初期板ガラスを前記変形装置に対して位置付けるステップを含み、さらにステップ(V)が、前記初期板ガラスの前記エッジ部分の両方を、前記第1エッジ金型および前記第2エッジ金型の対応する輪郭に従うように曲げるステップであって、この曲げるステップの後に前記再成形板ガラスが、夫々該再成形板ガラスの前記中心部分の面から離れて曲げられている、対向するエッジ部分を備えている、ステップを含むことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の方法。
  6. 板ガラスを再成形するための変形装置であって、
    その対向する第1端部と第2端部との間に直線金型軸に沿って延在している、中心部分、
    前記中心部分の前記第1端部に運動可能に結合され、かつ前記中心部分に向かう第1方向へと前記直線金型軸に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第1エッジ金型、および、
    前記中心部分の前記第2端部に運動可能に結合され、かつ前記中心部分に向かう、前記第1方向とは反対の第2方向へと前記直線金型軸に沿って直線的に平行移動するよう構成された、第2エッジ金型、
    を備えていることを特徴とする変形装置。
  7. 前記中心部分が第1材料を含み、かつ前記第1エッジ金型および前記第2エッジ金型が、前記第1材料とは異なる第2材料を含むことを特徴とする請求項6記載の変形装置。
  8. 前記第1材料がステンレス鋼を含むことを特徴とする請求項7記載の変形装置。
  9. 前記第2材料が、黒鉛と、ケイ酸アルミニウムと、さらに窒化ホウ素とから成る群から選択された材料を含むことを特徴とする請求項7または8記載の変形装置。
  10. 前記中心部分の金型表面と前記第1エッジ金型の金型表面との間に第1間隙が画成され、かつ前記中心部分の金型表面と前記第2エッジ金型の金型表面との間に第2間隙が画成されていることを特徴とする請求項6から9いずれか1項記載の変形装置。
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