JP2014518933A - 潤滑剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【化1】

一般式(I)の化合物は、
【化2】

(式中、Lは、(AA)からなる群から選択され、Mは、(BB)からなる群から選択され、Nは、(CC)であり、式中、R1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルからなる群から選択され、式中、l=0、1、または2、m=0、1、または2、n=1または2、さらに、p対qの比は、約0.1〜3.0である。)を含む。

Description

背景
分野
本開示は、一般的に、潤滑剤組成物に関する。
背景
高性能潤滑剤は、数多くの多様な用途に用いられている。これらの潤滑剤の要件は、電子機器および機械機器の小型化、高温動作条件の使用、製品寿命の高まる期待、ならびに、動作および保管環境の広がる範囲を含むさまざまな要因のため、より要求が高まっている。
高性能潤滑剤がより一層高まる要求に晒されている1つの用途は、ハードディスクドライブ磁気記録システムである。従来のハードディスクドライブ潤滑剤は、典型的には、パーフルオロポリエーテル(PFPE)である。しかしながら、このようなより一層高まる要求に応えるために、向上されたPFPE潤滑剤に対する確かなニーズが未だある。
概要
本開示の一局面において、一般式I
(式中、Lは、
からなる群から選択され、
Mは、
からなる群から選択され、
Nは、
であり、
式中、R1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルからなる群から選択され、式中、
l=0、1、または2、
m=0、1、または2、
n=1または2、さらに、
p対qの比は、約0.1〜3.0、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.8〜1.2である。)
の化合物を含む。
本開示の別の局面では、一般式2の化合物は、
(p対qの比は、約0.1〜3.0であり、一実施形態では0.5〜1.5であり、別の実施形態では0.8〜1.2である。)
を含む。
本開示のさらに別の局面では、装置は、基板、基板上に配置された情報を記録するための磁気層、上記磁気層を保護するための保護オーバーコート、および潤滑剤を含む。潤滑剤は、一般式1
(式中、Lは、
からなる群から選択され、
Mは、
からなる群から選択され、
Nは、
であり、
式中、R1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルから選択され、式中、
l=0、1、または2、
m=0、1、または2、
n=1または2、
p対qの比は、約0.1〜3.0、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.8〜1.2である。)
の化合物である。
本開示のさらなる局面では、装置は、基板、基板上に配置された情報を記録するための磁気層、上記磁気層を保護するための保護オーバーコート、および潤滑剤を含む。潤滑剤は、一般式2
(p対qの比は、約0.1〜3.0、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.8〜1.2である。)
の化合物である。
潤滑剤層を含む記録媒体構造の一例を示すブロック図である。 潤滑剤層中に従来の潤滑剤組成物を用いたときの浮上ヘッドと潤滑剤表面との間の距離を比較した図である。 本開示の潤滑剤組成物の実施形態を用いたときの浮上ヘッドと潤滑剤表面との間の距離を比較した図である。 潤滑剤として用いられ得る組成物の化学構造の一例を示す図である。 図3に示される組成物のクリアランスを別の潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)と比較したボックスプロットである。 図3に示される組成物のTOC吸収(pick-up)を別の潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)のTOC吸収と比較したグラフである。
詳細な説明
付随の図面を参照して、以下にさまざまな概念をより十分に説明する。しかしながら、これらの概念は、多くの異なる形態で取入れられ得、本開示で提示される任意の特定の構造またはプロセスにより限定されるとして解釈されるべきではない。むしろ、本開示の全体を通して提示される特定の詳細は、開示が網羅的かつ完全であり、これらの概念の範囲を当業者に十分に伝えるように設けられる。しかしながら、本開示で提示されるさまざまな概念が、これらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者には明らかであろう。いくつかの場合には、本開示の周知の局面は、本開示の全体を通して提示されるさまざまな概念の不明瞭化を避けるために、ブロック図の形態で示されることもある。
記憶媒体を潤滑するための組成物およびこれを組込んだ記憶媒体のさまざまな局面を、ここで提示する。しかしながら、当業者には容易に認識されるように、これらの局面は他の組成物および装置に拡張され得る。
組成物は、骨格の各端部に設けられる1以上の官能基と、端部間の骨格に設けられる1以上の官能基とを有するポリフルオロポリエーテル(PFPT)骨格を含有する。官能基は、潤滑剤分子を炭素オーバーコートに結合させ、平らに配置させる。潤滑剤被覆の低プロファイル構造により、最適化されたトライボロジー性能が得られ、低減されたHMSが可能になる。
1.定義
本出願で用いられるすべての科学用語および技術用語は、他に特定されない限り、当該技術分野で一般的に用いられる意味を有する。本出願で用いられる以下の単語または表現は、特定された意味を有する。
ここで用いられる「パーフルオロポリエーテル」または「PFPE」潤滑剤は、パーフルオロエチレンオキシドまたはパーフルオロプロピレンオキシドなどの小さなパーフルオロ化された脂肪族酸化物の繰返し単位からなる長鎖ポリマーを意味する。市販のPFPEポリマーの例には、限定されないが、Fomblin Z(CF2CF2OおよびCF2O単位のランダムコポリマー)およびFomblin Y(CF(CF3)CF2OおよびCF2Oのランダムコポリマー)、ならびに、ZDOL、ZDOL TX、およびZTETRAOL(Montedisonから入手可能)、Demnum(CF2CF2CF2Oのホモポリマー、ダイキンから入手可能)、およびKrytox(CF(CF3)CF2Oのホモポリマー)などの、それらの官能基誘導体が含まれる。
ここで用いられる「記憶媒体」は、情報を記憶することのできる任意の装置を意味する。記憶媒体は、コンピュータディスクドライブで用いられ得る。記憶媒体は、磁性であり得、たとえば、支持基板上にコバルト、白金、および/またはクロム合金膜を塗布することにより形成され得る薄膜の形態で設けられ得る。支持基板の一例は、クロム下層で被覆され得るニッケル−亜リン酸めっきアルミニウムである。記憶媒体は、磁気層上に塗布された保護層も有し得る。保護オーバーコートの例には、限定されないが、スパッタリングされたセラミック酸化ジルコニウムおよび二酸化ケイ素のアモルファス膜が含まれる。
ここで用いられる「記録表面」または「データゾーン」は、磁気的に情報を記録するように適合される磁気ディスクの一部を意味する。磁気記録は、ディスク表面上を移動する磁気ヘッドアセンブリのスライダを介して起こり得る。磁気ヘッドアセンブリは、空気軸受読出/書込ヘッドを備え得る。「データゾーン」は、スライダがディスク上を浮上し、磁気データを記憶するゾーンである。記録表面またはデータゾーンは、平滑であることも粗であることもできる。平滑なデータゾーンは、約15Å未満の粗さ平均または約10Å未満の粗さ平均を有し得る。
ここで用いられる「ランディングゾーン」は、ディスクドライブがオフである間にスライダが載置され、ディスクドライブが起動されたときにそこからテイクオフするゾーンを意味する。
ここで用いられる「骨格」は、PFPE組成物の主鎖を意味する。組成物の骨格部分は、DLC被覆層など、基板に結合しない。骨格の元素は、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)、または他のリンカー元素を含み得る。PFPE組成物は、固定点または複数の固定点で結合される2つ以上の骨格を含み得る。
ここで用いられる「官能基」は、潤滑されるべき表面と相互作用することの可能な、PFPE骨格に結合される置換基を意味する。開示される潤滑剤で用いられ得る官能基の例には、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルが含まれる。官能基は、PFPE組成物を極性相互作用を通して表面に結合させ、一般的に、表面に付着する特性を含み得る。結合向上剤がメタクリレート、メチルメタクリレートまたはグリシジルエーテルである場合、結合向上剤を活性化させるために紫外線光を随意に用いることができる。
ここで用いられる「末端」は、骨格の端部にある骨格のリンカー元素に結合される官能基を意味するか、または、それは、骨格のリンカー元素に結合され、次に、その骨格は、末端官能基が結合された骨格のリンカー元素に結合される。
ここで用いられる「非末端」は、骨格の末端にない骨格のリンカー元素に結合され、かつ、末端官能基が結合された骨格のリンカー元素に結合されていない官能基を意味する。非末端官能基は、末端でない骨格に沿って任意の箇所で結合され得る。骨格が表面から延びる量を減少させるために、1以上の非末端官能基を設けてもよい。
2.組成物
潤滑剤組成物は、PFPE骨格の各端部が1以上の官能基で終端するPFPE骨格を含有する分子を含む。1以上の非末端官能基は、PFPE骨格にも結合される。PFPE骨格の中心の周りまたは近くに設けられ得る非末端官能基は、潤滑剤分子を炭素オーバーコート上に平らに配置させ、一方、PFPE骨格の端部に設けられる末端基は、分子鎖の端部での強い結合を与える。組成物の炭素オーバーコートへの結合を向上させることに加えて、この構成における官能基の使用により、組成物が炭素オーバーコートからHMS内へと上に延びる距離が有利に減少される。
組成物は、一般式I
(式中、Lは、
からなる群から選択され、
Mは、
からなる群から選択され、
Nは、
であり、式中、
1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルから選択され、
l=0、1、または2、
m=0、1、または2、
n=1または2、さらに、
p対qの比は、約0.1〜3.0、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.8〜1.2である。)
に示される構造を有し得る。
組成物は、図3に示される構造を有し、組成物の構造は、
(式中、p対qの比は、約0.1〜3.0、好ましくは0.5〜1.5、より好ましくは0.8〜1.2である。)
である。
図4として設けられる13C NMRスペクトルは、図3にも示される一般式2の組成物中に含有される炭素原子に関連するピークを示す。組成物は、一般式1および一般式2の組成物と異なり得るが、図4に示されるのと実質的に同じNMRスペクトルを与え得る化合物も包含する。
一般式1および一般式2の組成物では、pおよびqの値は、所望の範囲内にある分子量を有する化合物を与えるように選択され得る。数平均分子量は、たとえば、1000ダルトン〜5000ダルトン、より好ましくは、2000ダルトン〜4000ダルトンの範囲であり得る。
図2Aおよび図2Bは、潤滑剤層206中に従来の潤滑剤組成物204を用いたとき(図2A)、および、潤滑剤層中に本開示に従う潤滑剤組成物208(図2B)を用いたときの、浮上ヘッド200と潤滑されるべき表面202との間の距離の差を図示する図である。従来の潤滑剤は、小さなパーフルオロ化された脂肪族酸化物212の繰返し単位から形成される骨格210を含有する。本開示に従う潤滑剤組成物208は、図1に示されるような組成物に相当し、式中、l=0、m=0およびn=1であり、小さなパーフルオロ化された脂肪族酸化物212の繰返し単位から形成される骨格210に加えて、非末端官能基214を含む。
従来の潤滑剤組成物204の場合の骨格210が潤滑されるべき表面202から延びる量L1は、非末端官能基と表面との間の相互作用のため、本開示に従う潤滑剤組成物208の場合の骨格210が潤滑されるべき表面202から延びる量L2よりも著しく多い。結果的に、浮上ヘッド200と表面との間の距離は、従来の潤滑剤組成物が用いられるときには、本開示に従う潤滑剤組成物が用いられるときの浮上ヘッド200と表面との間の距離よりも著しく短くなり得る。
3.潤滑方法および潤滑剤を組込んだ装置
記録媒体などの装置を潤滑する方法は、組成物を組込んでもよい。方法は、一般的に、装置が形成されている間に、装置に組成物を塗布することを含む。組成物から形成される潤滑層を含む記録媒体などの装置も提供される。
図1は、基板105、シード層109、磁気層113、保護層117、および潤滑剤層121を含む記録媒体構造の層を示す図である。媒体構造の初めの層は基板105であり、典型的には、テクスチャ化されたニッケル−亜リン酸めっきアルミニウムまたはガラスからなる。シード層109は、典型的にはクロムからなり、基板105上に堆積された薄膜であり、2つの間に相互に混合された基板105層分子およびシード層109分子の界面を生じる。磁気層113は、典型的には、コバルト(Co)、白金(Pt)およびクロム(Cr)を含有する磁気合金からなり、シード層109の上部に堆積された薄膜であり、2つの間に相互に混合されたシード層109分子および磁気層113分子の第2の界面を生じる。磁気層は、基板上に約500Åの厚さで塗布され得る。
保護層117は、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)層であり得、典型的には、炭素および水素からなる。保護層117は、磁気層113の上部に堆積される薄膜であり、2つの間に相互に混合された磁気層113分子および保護層117分子の第3の界面を生じる。DLC層117が設けられると、グラファイトおよびダイヤモンドの間の特性を示す。DLCの薄層は、イオンビーム蒸着(IBD)、プラズマ化学蒸着(PECVD)、マグネトロンスパッタリング、高周波スパッタリングまたは化学蒸着(CVD)などの薄膜堆積技術を用いてディスク上に堆積される。堆積プロセスの間、アルゴンおよび水素のスパッタリングガス混合物を調整することにより、DLCに存在する水素の濃度が変更される。保護層117に用いられ得る他の材料には、スパッタリングされたセラミック酸化ジルコニウム、および二酸化ケイ素のアモルファス膜が含まれる。保護層は、約150Åの厚さであり得、保護層は、100Å未満の厚さであり得る。
付加的な保護、潤滑、および向上されたディスクドライブ信頼性のために、潤滑剤層121を保護層117の上部に堆積してもよい。潤滑剤層121は、磁気ヘッドアセンブリとの接触によるディスクの摩耗をさらに減少させる。潤滑剤は、保護層117の上部に堆積されることにより、相互に混合された保護層117分子および潤滑剤層121分子の第4の界面を生じる。
記録媒体の耐久性および信頼性は、主に、保護層117および潤滑剤層121の塗布によって達成される。炭素オーバーコートおよび潤滑剤保護層の厚さが連続的に減少されるにつれ、オーバーコートおよび潤滑剤のより高い一体化が特定されて、より耐久性のある保護膜が与えられる。ヘッド−媒体間隔(HMS)にとっては、潤滑剤分子の炭素オーバーコート上でのコンフォーメーションも重要である。さらに、炭素表面にわたって分子構造を延ばす潤滑剤は、炭素表面から離れて分子鎖を延ばす傾向のある潤滑剤よりもよくオーバーコート表面全体を覆うことが可能である。
記録媒体などの装置を潤滑するための方法は、潤滑されるべき層上に潤滑剤層を設けることを含む。潤滑剤層は、一般式1および/または一般式2の組成物を用いて形成され得る。
潤滑剤層は、約5Å〜約50Å、または約8Å〜約40Å、または約10Å〜約20Åの厚さを有する薄膜で、記録媒体上に均一に塗布されてもよい。潤滑剤層は、機能性記録媒体を設けるために用いられる耐久性およびフライアビリティを未だ所有し続けつつ、できる限り薄く作られてもよい。当業者には理解されるように、潤滑剤層の厚さの選択は、スライダ上の静止摩擦または「スティクション」力、エアシェア(air shear)、および潤滑剤組成物の蒸発する傾向など、記録媒体とヘッドアセンブリとの間の相互作用に依存し得る。データゾーン上の潤滑剤の量もまた、磁気ヘッドアセンブリとディスクとの間の時折の接触により引起されるディスクの摩耗および損傷を最小限化し得る。
潤滑剤組成物は、記録媒体のランディングゾーンおよびデータゾーンのいずれか一方または両方に塗布され得る。潤滑剤組成物は、約5Å〜約50Åの厚さを有する非結合層として塗布され得る。潤滑剤組成物は、約5Å〜約50Åの厚さを有する結合層で塗布されることもできる。ランディングゾーン上の潤滑剤の量は、スライダ上のスティクション力を最小限化するのに十分であればよい。データゾーン上の潤滑剤の量は、磁気ヘッドアセンブリと記録媒体との間の時折の接触により引起される記録媒体の摩耗および損傷を最小限化するのに十分であればよい。
記録媒体を組込む装置は、空気軸受読出/書込ヘッドを介して情報を磁気的に記録するように適合される。装置は、コンピュータディスクドライブであり得る。当業者は、潤滑剤組成物および潤滑剤組成物を用いた記録媒体を作製する方法が、薄膜磁気ディスクおよびディスクドライブなど、ディスクおよびディスクドライブを製造するための方法に組込まれることができることを認識するであろう。これらの方法に従って、より耐久性があり、より高密度な記録媒体が設けられ得る。
組成物のこれらおよび他の局面は、以下に記載する非限定的な実施例においてさらに説明される。
実施例4−潤滑された記録媒体のクリアランス能力
図4は、図3に示す組成物を用いて作製された記録媒体のクリアランス能力と、別の潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)を用いて作製された記録媒体のクリアランス能力とを比較したボックスプロットである。クリアランスは、浮上ヘッドの最も低い点と潤滑剤表面の上部との間の距離として説明される。図3に示される組成物を用いた記録媒体のクリアランス能力により、所与のヘッド−媒体間隔についてヘッドと潤滑剤表面との間のより大きな距離が得られ、ヘッド−ディスク相互作用を減少させ、ディスクドライブ信頼性を促進させる。図9中のクリアランス差は、適応性浮上高さヘッドを、ヘッドの接近点が潤滑剤膜の上部に触れるまで(浮上高さを一定に保ちつつ)突出させるように用いて測定され、接触は、ヘッド上のセンサからのアコースティックエミッション信号の増加により求められる。異なる潤滑剤の測定には、浮上高さを一定に保ち、かつ、潤滑剤間のクリアランスの差の測定を可能にする同一のヘッドが用いられる。Z−Tetraolは、潤滑剤からのクリアランスの測定された差を示すために任意に0に設定される。
実施例6−潤滑剤のTOC吸収
図5は、図3に示される化合物のTOC吸収を潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)のTOC吸収と比較したグラフである。炭化水素などの有機汚染物質は、媒体表面上に吸着され、その後に読出−書込ヘッド上に蓄積されることにより、ディスクドライブにおけるヘッド−ディスク界面の信頼性を損ない得る。潤滑剤の1つの機能は、不活性バリア膜を設け、たとえば、他のドライブ内部部品からの脱ガスによる、ドライブ中に存在し得る任意の汚染物質の吸着を妨げることである。図11中のデータは、異なる潤滑剤で被覆された媒体を、密閉された系内で、高温で模範的な有機汚染物質に曝露した後、吸着された量を抽出および定量化することにより収集された。化合物は、潤滑剤Z−Tetraolと比較して、吸着された汚染物質のレベルの大きな低下を示す。
以上の説明は、如何なる当業者もここに記載されるさまざまな局面を実施可能であるように設けられる。これらの局面のさまざまな変更は、当業者には容易に明らかとなり、ここに定義される包括的な原則は、他の局面に適用され得る。したがって、請求項は、ここに示される局面に限定されることを意図するものではなく、請求項の文言と一貫する全範囲が与えられるべきである。請求項において、単数形の要素への言及は、特定の記載がない限り、「1つおよび1つのみ」を意味することを意図するものではなく、むしろ、「1つ以上」を意味することを意図する。特に別段の記載がない限り、「いくつかの(some)」という用語は1以上を指す。項目の列挙「の少なくとも1つ」に言及する表現は、単一のものを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。当業者に既知であるか、または後に知られることとなる、本開示全体を通して記載されるさまざまな局面の要素のすべての構造的および機能的同等物は、ここに参照により明確に援用され、請求項によって包含されることを意図する。さらに、ここに開示される内容は、このような開示が請求項に明示的に記載されているかどうかに係わらず、公開専用であることを一切意図しない。如何なる請求項の要素も、当該要素が、「〜ための手段(means for)」という表現を用いて明確に記載されているか、または、方法クレームの場合、要素が「〜ためのステップ(step for)」という表現を用いて記載されていない限り、米国特許法第112条、第6段落の規定に基づいて解釈されるべきではない。
実施例−潤滑された記録媒体のクリアランス能力
図4は、図3に示す組成物を用いて作製された記録媒体のクリアランス能力と、別の潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)を用いて作製された記録媒体のクリアランス能力とを比較したボックスプロットである。クリアランスは、浮上ヘッドの最も低い点と潤滑剤表面の上部との間の距離として説明される。図3に示される組成物を用いた記録媒体のクリアランス能力により、所与のヘッド−媒体間隔についてヘッドと潤滑剤表面との間のより大きな距離が得られ、ヘッド−ディスク相互作用を減少させ、ディスクドライブ信頼性を促進させる。図中のクリアランス差は、適応性浮上高さヘッドを、ヘッドの接近点が潤滑剤膜の上部に触れるまで(浮上高さを一定に保ちつつ)突出させるように用いて測定され、接触は、ヘッド上のセンサからのアコースティックエミッション信号の増加により求められる。異なる潤滑剤の測定には、浮上高さを一定に保ち、かつ、潤滑剤間のクリアランスの差の測定を可能にする同一のヘッドが用いられる。Z−Tetraolは、潤滑剤からのクリアランスの測定された差を示すために任意に0に設定される。
実施例−潤滑剤のTOC吸収
図5は、図3に示される化合物のTOC吸収を潤滑剤組成物(Z Tetraol 2700GT)のTOC吸収と比較したグラフである。炭化水素などの有機汚染物質は、媒体表面上に吸着され、その後に読出−書込ヘッド上に蓄積されることにより、ディスクドライブにおけるヘッド−ディスク界面の信頼性を損ない得る。潤滑剤の1つの機能は、不活性バリア膜を設け、たとえば、他のドライブ内部部品からの脱ガスによる、ドライブ中に存在し得る任意の汚染物質の吸着を妨げることである。図中のデータは、異なる潤滑剤で被覆された媒体を、密閉された系内で、高温で模範的な有機汚染物質に曝露した後、吸着された量を抽出および定量化することにより収集された。化合物は、潤滑剤Z−Tetraolと比較して、吸着された汚染物質のレベルの大きな低下を示す。

Claims (20)

  1. (式中、Lは、
    からなる群から選択され、
    Mは、
    からなる群から選択され、
    Nは、
    であり、
    式中、R1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルからなる群から選択され、式中、
    l=0、1、または2、
    m=0、1、または2、
    n=1または2、さらに、
    p対qの比は、約0.1〜3.0である。)
    を含有する、一般式1の化合物。
  2. Lは、
    である、請求項1に記載の化合物。
  3. Mは、
    である、請求項1に記載の化合物。
  4. lは1である、請求項1に記載の化合物。
  5. mは1である、請求項1に記載の化合物。
  6. nは1である、請求項1に記載の化合物。
  7. はヒドロキシルである、請求項1に記載の化合物。
  8. はヒドロキシルである、請求項1に記載の化合物。
  9. はヒドロキシルである、請求項1に記載の化合物。
  10. 一般式2
    (p対qの比は、約0.1〜3.0である。)
    の化合物。
  11. 基板と、
    前記基板上に配置された情報を記録するための磁気層と、
    前記磁気層を保護するための保護オーバーコートと、
    一般式1
    (式中、Lは、
    からなる群から選択され、
    Mは、
    からなる群から選択され、
    Nは、
    であり、
    式中、R1、R2、およびR3は、同一または異なってもよく、ヒドロキシル、フェニル、ピペロニル、カルボン酸、アミド、2,3−ジヒドロキシ−1−プロポキシル、アセトアミド、メタクリレート、メチルメタクリレートおよびグリシジルエーテルからなる群から選択され、式中、
    l=0、1、または2、
    m=0、1、または2、
    n=1または2、さらに、
    p対qの比は、約0.1〜3.0である。)
    の化合物を含有する潤滑剤とを備える、装置。
  12. Lは、
    である、請求項11に記載の化合物。
  13. Mは、
    である、請求項11に記載の化合物。
  14. lは1である、請求項1に記載の装置。
  15. mは1である、請求項1に記載の装置。
  16. nは1である、請求項1に記載の装置。
  17. はヒドロキシルである、請求項1に記載の装置。
  18. はヒドロキシルである、請求項1に記載の装置。
  19. はヒドロキシルである、請求項1に記載の装置。
  20. 基板と、
    前記基板上に配置された情報を記録するための磁気層と、
    前記磁気層を保護するための保護オーバーコートと、
    一般式2
    (p対qの比は、約0.1〜3.0である。)
    の化合物を含有する潤滑剤とを備える、装置。
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