JP2014518873A - 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための統合方法 - Google Patents

1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための統合方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、触媒を用いるか又は用いないで、商業的規模で240fa及びHFから1233zdを製造する方法に関する。240fa及びHFを、高圧で運転している反応器に供給する。1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む得られる生成物流を、相分離及び1以上の蒸留などの1以上の精製技術にしたがって処理して、商業的な製品仕様を満足する、即ち99.5%以上のGC純度を有する精製1233zdを与える。
【選択図】なし

Description

本出願は、同じ出願人に所有され、共に係属している2011年5月19日出願の米国仮特許出願61/487,735(その開示事項を参照として本明細書中に包含する)に対する国内優先権を主張する。
本発明は、商業的規模での1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(240fa)とHFの反応からの1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1233zd)の製造に関する。化合物1233zdは、例えばフォーム発泡及びエアゾール噴射剤用途において高地球温暖化材料に対する代替物としての用途を有する低地球温暖化化合物である。
1233という表示は、本明細書においては、全てのトリフルオロモノクロロプロペン、即ち一般式:CClFを有するオレフィン化合物を指すように用いる。1233zdという表示は、本明細書においては、それがシス形態又はトランス形態であるかに関係なく1,1,1−トリフルオロ−3−クロロプロペンを総称的に指すように用いる。「シス−1233zd」及び「トランス−1233zd」という用語は、本明細書においては、それぞれ1,1,1−トリフルオロ−3−クロロプロペンのシス及びトランス形態を示すように用いる。したがって、「1233zd」という表示は、シス−1233zd、トランス−1233zd、並びにこれらの全ての組み合わせ及び混合物をその範囲内に包含する。
米国特許6,844,475においては、低い圧力及び150℃より低い温度において240faから1233zdを製造する方法が教示されている。この特許の開示事項を参照として本明細書中に包含する。
米国特許6,362,383においては、(1)1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(240fa)を、液相中、第1のフッ化水素化触媒の存在下において、相当量の1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1233zd)を含む反応生成物の混合物を得るのに好適な条件下でフッ化水素と反応させる第1反応工程;及び(2)1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(245fa)を得るために、第1工程から得られる1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1233zd)を、液相中、第2のフッ化水素化触媒の存在下において、好ましくは塩化水素をその中に連続的に供給しながらフッ化水素と反応させる第2反応工程;によって1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(245fa)を製造する方法が教示されている。この特許の開示事項を参照として本明細書中に包含する。
米国特許6,844,475 米国特許6,362,383
本発明は、触媒を用いるか又は用いないで、商業的規模で240fa及びHFから1233zdを製造する方法に関する。240fa及びHFを、高圧で運転している反応器に供給する。1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む得られる生成物流を、相分離及び1以上の蒸留などの一連の精製技術にしたがって処理して、商業的な製品仕様を満足する精製1233zdを与える。
本方法の一態様においては、
240fa及びHFを、高圧(即ち150psig〜600psig)で運転している反応器に供給し;
(a)1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む得られる生成物流を蒸留して、HFに富む塔底生成物を反応器に再循環し;
(b)蒸留カラムからの塔頂生成物を、第2の蒸留カラムに供給してHClを除去し;
(c)塔頂流中のHClを水でスクラビングして、水溶液として回収し;
(d)第2の蒸留カラムからの塔底流を、次に相分離してHFを回収し;
(e)相分離のHFに富む上層を反応器に再循環して戻し;そして
(f)所望の1233zdを含む相分離底層成分をスクラビングし、乾燥し、蒸留して商業的製品仕様を満足させる。
本方法の他の態様においては、240fa及びHFを高圧で運転している反応器に供給する。1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む得られる生成物流を部分的に凝集させ、相分離によってHFを回収する。回収されるHF相は反応器に再循環する。HClを蒸気流からスクラビングし、水溶液として回収する。所望の1233zdを含む残留する有機成分をスクラビングし、乾燥し、蒸留して商業的製品仕様を満足させる。
これらの2つの態様の間の主要な相違点は、HF及び有機物質は、HClが未だ存在していると容易に相分離しない(これは予期しない結果である)ことが発見されたことである。したがって好ましい態様においては、まずHClを除去する。
本発明の任意の特定の形態及び/又は態様に関して本明細書に記載する任意の特徴を、組合せの適合性を確保するために適当な場合には修正を行って、本明細書に記載する本発明の任意の他の形態及び/又は態様の任意の他の特徴の1以上と組み合わせることができることは、本発明が関連する技術の当業者によって認められる。かかる組合せは、本開示によって意図される本発明の一部であるとみなされる。
上記の一般的な記載及び以下の詳細な記載は両方とも例示及び説明のみのものであり、特許請求されている発明を限定するものではないことを理解すべきである。他の態様は、本明細書及びそこにおいて開示する発明の実施を考慮することによって当業者に明らかになるであろう。
本方法の一態様においては、240fa及びHFを高圧で運転している反応器に供給する。1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む得られる生成物流を蒸留し、HFに富む塔底生成物を反応器に再循環する。蒸留カラムからの塔頂生成物は、他の蒸留カラムに供給してHClを除去する。塔頂流中のHClは、水でスクラビングして水溶液として回収する。蒸留カラムからの塔底流は、相分離してHFを回収する。相分離のHFに富む上層は、反応器に再循環して戻す。所望の1233zdを含む相分離底層成分は、スクラビング、乾燥、及び蒸留して商業的な製品仕様を満足させる。
上記に記載のように、本発明の一態様は、触媒を用いるか又は用いないで、商業的な規模で240fa及びHFから1233zdを製造する方法を提供する。この方法の詳細は以下の通りである。
(1)触媒を用いるか又は用いないで、240及びHFを高圧液相反応させて、1233zd、その副生成物、HCl、及び未反応のHFを形成し;
(2)工程(1)からの流れの第1の蒸留を行って、塔底物を工程(1)の反応器に再循環し;
(3)工程(2)の塔頂流の第2の蒸留を行い;
(4)工程(3)のHClに富む塔頂流を分離して、水中の水溶液として回収し;
(5)工程(3)の塔底流を相分離して、HFに富む層及び有機物に富む層を形成し、HFに富む層を工程(1)の反応器に再循環し;
(6)工程(5)からの有機物に富む層を苛性スクラバーに供給して残留する酸性度を除去し、硫酸又はモレキュラーシーブのような適当な乾燥剤で乾燥し;そして
(7)工程(6)からの酸を含まない乾燥した流れを蒸留して、全ての製品仕様を満足する1233zdを生成させる。
所望の場合には、プロセス工程を修正して、工程(5)において例えば硫酸中での吸収を用いることによってHFを除去するようにすることができる。
上記に記載のように、240及びHFを、触媒を用いるか又は用いないで高圧液相反応させることによって、1233zd、副生成物、HCl、及び未反応のHFを含む生成物流が得られる。幾つかの態様においては、圧力範囲は150psig〜600psigである。幾つかの態様においては、より好ましい圧力範囲は230psig〜500psigであり、最も好ましい圧力範囲は350psig〜450psigである。
幾つかの態様においては、触媒の選択肢は、公知のルイス酸触媒から選択される。好ましい触媒はTiCl又はSbClであり、TiClがより好ましい。幾つかの態様においては、最も好ましい選択肢は、触媒を用いないで反応器を運転することである。
反応流中に観察される通常の副生成物は、241fa、242fa、及び243faのような1233zdへの前駆体である。これらは、公知の技術を用いて反応流から容易に分離して再循環することができる。
HCl除去工程は、第2の蒸留からの有機層をHCl回収システムに供給して、HClを除去して水中の溶液として回収することを伴う。幾つかの態様においては、充填床スクラバー及び流下薄膜吸収器を用いてHClを回収して、塩化カルシウムの製造のような他のプロセスのための原材料として販売又は使用することができる高濃度溶液を形成する。場合によっては、簡単な蒸留カラム内で低温の冷却媒体(−40℃〜−100℃)を用いてHClを蒸留して、商業的に販売することができる生成物としてより望ましい可能性がある実質的にHFを含まない流れを得ることができる。
幾つかの態様においては、相分離は、簡単な水平タンクのような有機相及びHF相を分離するのに適当な容器内で行う。相分離は、先の工程の凝集と同等の温度及び圧力で行う。上記に記載のように、この工程にはまた、HFに富む層を工程(1)における反応器に再循環して戻すことを含ませることもできる。幾つかの態様においては、HF層を容器内に回収して、工程(1)の反応器に連続的に供給して戻す。
上記に記載のように、この工程においては、HClを含まない有機成分を蒸留して、再循環することができる1233zdへの中間体を取り出す。幾つかの態様においては、留出する物質は、241fa及び242faのような1233zdへの高沸点の前駆体である。これらの物質は、粗1233zd流の1%〜20%の範囲で存在する可能性がある。
工程(6)においては、工程(5)からの塔頂流を苛性スクラバーに供給して残留する酸性度を除去し、硫酸又はモレキュラーシーブのような適当な乾燥剤で乾燥させる。幾つかの態様においては、適当な乾燥剤は、3A〜5Aモレキュラーシーブ、高濃度硫酸、硫酸カルシウム、及びシリカゲルのような公知の材料から選択することができる。幾つかの態様においては、苛性スクラバーはNaOH又はKOHの循環溶液を備えた充填塔から構成される。
工程(7)においては、工程(6)からの酸を含まない乾燥した流れを蒸留して、全ての商業的製品仕様を満足する1233zdを生成させる。幾つかの態様においては、商業的製品仕様には、低いレベル、例えば100ppm未満の不飽和化合物を有する99.5%以上のGC純度が含まれる。
本明細書において用いる単数形の「a」、「an」、及び「the」は、記載が他に明確に示していない限りにおいて、複数のものを包含する。更に、量、濃度、又は他の値若しくはパラメーターを、範囲、好ましい範囲、又はより高い好ましい値とより低い好ましい値のリストのいずれかとして与える場合には、これは、範囲が別々に開示されているかどうかにかかわらず、任意のより高い範囲限界又は好ましい値、及び任意のより低い範囲限界又は好ましい値の任意の対から形成される全ての範囲を具体的に開示すると理解すべきである。本明細書において数値の範囲が示されている場合には、他に示されていない限りにおいて、この範囲はその端点及びこの範囲内の全ての整数及び小数を含むと意図される。本発明の範囲を、範囲を規定する際に示される具体的な値に限定することは意図しない。
上記の記載は本発明の例示のみのものであると理解すべきである。種々の代替及び修正は、本発明から逸脱することなく当業者によって想到しうる。したがって、本発明は、特許請求の範囲内の全てのかかる代替、修正、及び変更を包含すると意図される。
上記の記載は本発明の例示のみのものであると理解すべきである。種々の代替及び修正は、本発明から逸脱することなく当業者によって想到しうる。したがって、本発明は、特許請求の範囲内の全てのかかる代替、修正、及び変更を包含すると意図される。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
(a)高圧で運転している反応器内において240faとHFを反応させて、1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む生成物流を生成させ;
(b)工程(a)からの生成物流を蒸留して、第1の塔頂生成物、及びHFに富む第1の塔底生成物にして;
(c)工程(b)からの第1の塔頂生成物を蒸留して、HClを含む第2の塔頂生成物、並びに有機成分及びHFを含む第2の塔底生成物を形成し;
(d)工程(c)からの第2の塔底生成物を相分離して、有機成分からHFを分離し;そして
(e)工程(d)からの有機成分を苛性スクラビング、乾燥、及び蒸留して、精製1233zdを与える;
工程を含む1233zdの製造方法。
[2]
反応器の圧力範囲が150psig〜600psigである、[1]に記載の方法。
[3]
工程(b)からのHFを反応器に再循環する、[1]に記載の方法。
[4]
工程(c)からのHClを水でスクラビングして、場合によっては水溶液として回収する、[1]に記載の方法。
[5]
工程(d)における相分離からのHFを反応器に再循環して戻す、[1]に記載の方法。
[6]
苛性スクラビングを、NaOH又はKOHを用いて行う、[1]に記載の方法。
[7]
工程(a)を、触媒を用いて行う、[1]に記載の方法。
[8]
触媒が1種類以上のルイス酸触媒を含む、[7]に記載の方法。
[9]
ルイス酸触媒が、TiCl、SbCl、及びこれらの混合物から選択される、[8]に記載の方法。
[10]
触媒がTiClである、[9]に記載の方法。

Claims (10)

  1. (a)高圧で運転している反応器内において240faとHFを反応させて、1233zd、HCl、HF、及び他の副生成物を含む生成物流を生成させ;
    (b)工程(a)からの生成物流を蒸留して、第1の塔頂生成物、及びHFに富む第1の塔底生成物にして;
    (c)工程(b)からの第1の塔頂生成物を蒸留して、HClを含む第2の塔頂生成物、並びに有機成分及びHFを含む第2の塔底生成物を形成し;
    (d)工程(c)からの第2の塔底生成物を相分離して、有機成分からHFを分離し;そして
    (e)工程(d)からの有機成分を苛性スクラビング、乾燥、及び蒸留して、精製1233zdを与える;
    工程を含む1233zdの製造方法。
  2. 反応器の圧力範囲が150psig〜600psigである、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(b)からのHFを反応器に再循環する、請求項1に記載の方法。
  4. 工程(c)からのHClを水でスクラビングして、場合によっては水溶液として回収する、請求項1に記載の方法。
  5. 工程(d)における相分離からのHFを反応器に再循環して戻す、請求項1に記載の方法。
  6. 苛性スクラビングを、NaOH又はKOHを用いて行う、請求項1に記載の方法。
  7. 工程(a)を、触媒を用いて行う、請求項1に記載の方法。
  8. 触媒が1種類以上のルイス酸触媒を含む、請求項7に記載の方法。
  9. ルイス酸触媒が、TiCl、SbCl、及びこれらの混合物から選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 触媒がTiClである、請求項9に記載の方法。
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