JP2014518652A - 手術器具用インサート及び手術器具システム - Google Patents

手術器具用インサート及び手術器具システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014518652A
JP2014518652A JP2014505718A JP2014505718A JP2014518652A JP 2014518652 A JP2014518652 A JP 2014518652A JP 2014505718 A JP2014505718 A JP 2014505718A JP 2014505718 A JP2014505718 A JP 2014505718A JP 2014518652 A JP2014518652 A JP 2014518652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shaft
surgical instrument
proximal end
instrument insert
insert according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014505718A
Other languages
English (en)
Inventor
ゴールドスミス,マーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Surgical Innovations Ltd
Original Assignee
Surgical Innovations Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Surgical Innovations Ltd filed Critical Surgical Innovations Ltd
Publication of JP2014518652A publication Critical patent/JP2014518652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3201Scissors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1442Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
    • A61B18/1445Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps at the distal end of a shaft, e.g. forceps or scissors at the end of a rigid rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/0046Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets with a releasable handle; with handle and operating part separable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/2912Handles transmission of forces to actuating rod or piston
    • A61B2017/2919Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points
    • A61B2017/292Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points connection of actuating rod to handle, e.g. ball end in recess

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

手術器具用インサートの保持部材が説明される。手術器具用インサートは、このインサートがハンドルに取り付けられる前にシャフトに沿って自在に移動することができる保持部材を備える。この保持部材は、同保持部材と一体成形された弾性部材を備える。この弾性部材は、手術器具用インサートのシャフトに係合するとともに、インサートがハンドルに取り付けられる前に保持部材の脱落を防止するように作用することができる。弾性部材が一体成形されているので、製造コストが低減される。他の実施形態では、外側シャフトの基端部が絶縁材料から製造されるような手術器具用インサートが、提供される。絶縁材料は、従来使用されていたアルミよりも安価である。さらなる利点として、この実施形態は、通電している環境で使用される際に感電や火傷の危険性を低減する。

Description

本発明は、分離式手術器具用ハンドルに取り付けられるとともに、このハンドルから取り外すことができるような手術器具用インサートに関する。本発明は、このインサートと手術器具用ハンドルとを含む手術器具システムにも関する。具体的には、本発明は、手術器具用インサートの外側シャフトが手術器具用ハンドルに接続されることを可能にするような機構に関するものである。
手術器具用ハンドルに取り付けられるとともに、このハンドルから取り外すことができるような手術器具用インサートを提供することが知られている。このようなシステムは、一般に低侵襲手術又は腹腔鏡手術で使用される。典型的には、手術器具用インサートは、中空管である外側シャフトと、外側シャフトに対して移動できるように外側シャフト内に装着された内側ロッドと、先端に取り付けられた操作部とを備えている。この操作部は、外側シャフトと内側ロッドとに接続されており、外側シャフトに対する内側ロッドの移動によって、操作部の作動を生じさせる。手術器具用インサートは、その基端において手術器具用ハンドルに接続するための複数の手段を備える。これらの接続手段は、外側シャフトと内側部材とをハンドルに接続して、外側シャフトに対する内側部材の移動が、ハンドルの動作によって達成されるような手段である。手術器具用インサートを手術器具用ハンドルに取り付けることができるような手術器具システムの一例は、”Surgical Innovations”社、リーズ市、英国から市販されているロジックシステム(Logic system)である。
既存の手術器具用インサートシステムにおいて、例えば、”Surgical
Innovations”社から市販されているロジックシステムでは、インサートの外側シャフトは、外側シャフトの周りに装着された自在に移動する保持部材によってハンドルに固定されている。外側シャフトはまた、拡大基端部を含む。保持部材は、その基端部にねじ山を含んでおり、拡大要素(拡大基端部)のためのレセプタクルを規定する。外側シャフトをハンドルに固定するために、保持部材は、基端部に摺動されてハンドルのねじ山と係合する。ねじが締め付けられる際に、保持部材は、拡大部分(拡大基端部)をハンドルに押し付けて、シャフトを適切な位置に固定する。保持部材は、手術器具用シャフト上で自在に移動するので、ハンドルに取り付けられる前に、インサートの取扱い中に手術器具用インサートの先端から脱落する可能性がある。その場合に、保持部材は、非滅菌表面に接触し、手術器具用インサートの全体を、廃棄又は再滅菌しなければならなくなる。
この問題を軽減するために、保持部材内にシリコーン製Oリングを含めることが知られている。例えば、保持部材は、Oリングが嵌合されるような機械加工された内部溝を含むことができる。Oリングによって、シャフトと係合する保持部材の直径が狭められ、保持部材と手術器具用シャフトとの間の摩擦力を増加させて、使用中に保持部材が手術器具インサートから脱落する危険性を最小限にする。
ゴム製Oリングは有効であるが、それは、手術器具用インサートの製造コストを大幅に増加させる。部品点数が増加し、溝を機械加工するとともにOリングを保持部材に挿入する追加の製造工程が必要になる。
拡大部分は、典型的には、アルミニウムから製造される。これは、例えば、ねじ嵌合によって外側シャフトの基端部に確実に接続することができるという利点を有する。しかしながら、アルミニウムの使用によって、製造コストが増加する。
製造コストを低減した保持部材を提供することが望ましい。
いくつかの外科手術において、手術器具用インサートは、通電している環境で使用することがある。手術器具用インサートを用いるユーザを絶縁するために、典型的には金属で製造されるインサートのシャフトは、絶縁被覆を有している。完全な絶縁被覆が重要である:壊れた場合に、感電や火傷の危険性が増加する。従って、保持部材は、シャフト上に設けられた絶縁被覆にいかなる損傷もさせることのないような危険性がない状態でシャフト上を移動することが望ましい。
アルミニウム製の拡大部分の使用は、手術器具が通電環境で使用される場合に、困難性を高くする。シャフト上の絶縁被覆は、拡大部分に非常に近接して延びているが、この拡大部分が金属であるという事実によって、依然として感電の危険性が存在する。絶縁体は、基端部だけで欠落しており、使用時にこの基端部が保持部材によって覆われているため、この危険性は小さいが、依然として危険性が存在する。
また、強化された絶縁特性を有する手術器具用インサートを提供することが望ましい。
従って、本発明は、保持部材と一体成形された弾性部材を有する手術器具用インサート用の保持部材を提供する。この弾性部材は、手術器具用インサートのシャフトに係合して、インサートがハンドルに取り付けられる前に、保持部材が脱落することを防止するように作用する。弾性部材が一体成形されているため、製造コストが低減される。
別の態様において、本発明は、外側シャフトの基端部が絶縁材料から製造されるような手術器具用インサートを提供する。絶縁材料は、従来使用されているアルミよりも安価である。さらなる利点として、通電環境で使用される場合に、感電や火傷の危険性も低減する。
本発明の第1の態様によれば、手術器具用インサートは、長手方向軸線を規定するとともに、基端及び先端を有し且つこれら基端及び先端の間に延びる貫通孔を有する外側シャフトと、この貫通孔内に装着されるとともに基端及び先端を有する内側ロッドと、外側シャフトの先端と内側ロッドの先端とに接続された操作部であって、外側シャフトに対する内側ロッドの移動によって、操作部の作動がもたらされるような操作部と、外側シャフトの周りに円周方向に装着されるとともに外側シャフトに対して可動する保持部材と、を備えており、保持部材は、少なくとも1つの弾性部材を備えており、この少なくとも1つの弾性部材は、保持部材と一体成形されており、少なくとも1つの弾性部材が、外側シャフトと係合する。
保持部材は、取付け後の手術器具上で外側シャフトを保持するように作用する。例えば、保持部材は、手術器具用ハンドルに係合するように、その基端部においてねじ山又はスナップ式に嵌合するいくつかの形態を含むことができる。
少なくとも1つの弾性部材は、外側シャフトに係合する。従って、弾性部材は、外側シャフトとの係合によって少なくとも部分的に変形され、こうして外側シャフトに力を作用させる。この力によって、保持部材と外側シャフトとの間に摩擦力を形成して、インサートがハンドルに取り付けられる前に、保持部材が外側シャフトから脱落する可能性が殆どなくなる。
弾性部材が保持部材と一体成形されていることへの言及は、少なくとも1つの弾性部材が、保持部材の一体化部分であることを意味するために用いており、すなわち、保持部材と少なくとも1つの弾性部材とが、単一の製造工程で一緒に形成される。これにより、追加の製造工程と外側シャフトと係合させるために追加部品の使用とを含む従来の方法に比べて製造コストを低減する。
好ましくは、長手方向軸線の周りに均等に配置された複数の弾性部材が存在する。これによって、外側シャフトの周りにより均等な力が提供され、また保持部材を外側シャフトで中心決めするように作用する。好ましい実施形態では、4つの弾性部材は、長手方向軸線に沿って90°離間して配置されるように設けられている。
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材は、保持部材が、長手方向軸線に沿って平行移動するとともに、長手方向軸線を中心に回転できるように構成されている。これによって、保持部材が、ハンドルとのねじ嵌合を使用できるようになる。なお、その保持部材は、ねじ山に係合するように平行移動され、次いで、嵌合部を締め付けるように回転させることができる。
好ましい実施形態において、弾性部材は、シャフトに対する運動において少なくとも4つの自由度を有する。好ましくは、これらの運動は、長手方向軸線に沿った平行移動と、長手方向軸線を中心にした回転と、長手方向軸線と直交する他の二つの軸線を中心にした回転とを含む。
少なくとも1つの弾性部材は、保持部材から延伸するとともに外側シャフトと係合するような片持ち式アームを備える。この実施形態では、少なくとも1つの弾性部材に提供される力は、片持ち梁を曲げることによって提供される。好ましい実施態様において、片持ち梁は、長手方向軸線と整列される。この構成では、その長手方向軸線を中心に回転されるよりも長手方向軸線に沿った平行移動に対してより大きな抵抗力を提供する。これによって、好ましくは、保持部材を容易に回転してハンドルに接続することを可能にしながら、保持部材が手術器具用インサートから脱落する危険性が低減される。
片持ち梁を、使用中にその基端、すなわちハンドルに近接する端部に取り付けることも好ましい。拡大部分の存在によって、保持部材が先端部から組み付けられることを意味するので、これは、インサートの組付けを容易にする。この向き合せによってまた、先端方向に移動させるとともに、保持部材をシャフト上に維持することを支援するようなより大きな抵抗力を提供する。
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材は、4ニュートン(N)未満の、より好ましくは3N未満の力をシャフト上に作用させる。力をこのレベル以下に維持することによって、外側シャフトに絶縁体が設けられている場合に、保持部材が外側シャフト上を移動する際に、絶縁体を引き裂く又は破るのに十分でない力を保証するのに役立つ。いくつかの実施形態では、この力は、少なくとも0.5Nであり、より好ましくは少なくとも1Nである。これは、保持部材が手術器具に接続されていないときに、保持部材が外側シャフトから脱落する危険性を低減するのに十分な摩擦力をもたらすことを保証する。
好ましくは、保持部材は、射出成形により形成される。これによって、保持部材を容易且つ低コストで製造することができる。医療用のプラスチック材料等の任意の適切な材料を用いることができる。
いくつかの実施形態では、手術器具は、外側シャフトの基端に取り付けられた拡大要素をさらに備えており、この拡大要素は、第1の直径を有する第1の円筒部分と、該第1の円筒部分と長手方向で隣接するような、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2の円筒部分とを有しており、第2の円筒部分は、長手方向軸線に沿って第1の円筒部分の基端に位置しており、拡大要素は、絶縁体である。
オプションで、拡大要素において第1の円筒部分から第2の円筒部分への移行部は、長手方向軸線に実質的に垂直である半径方向の面を規定することができる。保持部材は、取付け後の手術器具用ハンドルに外側シャフトを固定するために、この半径方向の面に係合させることができる。あるいはまた、第1の円筒部分から第2の円筒部分への移行部は、別のプロファイルを用いることができる。その場合に、保持部材は、拡大部分に係合するとともに使用中にその保持部材をハンドルに固定するための対応するプロファイルを有する。
好ましくは、拡大要素は、外側シャフトの基端部の上で嵌合するように構成された開口部を規定しており、拡大要素は、外側シャフトの基端部を開口部内でフレアさせることにより、外側シャフトの基端部に取り付けられる。これによって、材料特性に殆ど依存しないような外側シャフトと拡大要素との間の堅固な接続を可能にする。例えば、外側シャフトの基端に取り付けるためにねじ山を形成するプロファイルに適していないような拡大要素用の材料も可能にする。
好ましくは、開口部は、テーパー形状の又は面取りされた基端部を有する。これによって、外側シャフトの端部のフレアを支援して強固な接続を提供する。
外側シャフトの基端部は、外側シャフトの直ぐ隣の部分よりも小さい外径を有することができる。これにより、拡大要素が、外側シャフトの基端の上でより容易に嵌合することを可能にする。有利には、第1の直径は、外側シャフトの基端部と直ぐ隣のこの外側シャフトの直径と実質的に同じ直径であってもよい。これは、外側シャフトから拡大要素への移行部が、ほぼ一定の直径を維持していることを意味する。
外側シャフトの基端部は、長手方向軸線に対して平行な少なくとも1つの平坦面をさらに含むことができる。この平坦面は、外側シャフトに対する拡大要素の向き合せが重要になった場合に、拡大要素の接続を支援することができる。その場合に、対応する平坦面は、拡大要素の開口部内に規定される。
手術器具用インサートは、外側シャフトと拡大要素の第1の円筒部分とを少なくとも被覆する絶縁体をさらに有してもよい。これによって、絶縁被覆が、金属から製造され且つ導電性を有するような外側シャフトと絶縁性拡大要素と間の接触面を越えて延びているので、改善された電気絶縁性を提供する。
本発明の別の態様によれば、手術器具用インサートは、長手方向軸線を規定するとともに、基端及び先端を有し且つこれら基端及び先端の間に延びる貫通孔を有する外側シャフトと、この貫通孔内に装着されるとともに基端及び先端を有する内側ロッドと、外側シャフトの先端と内側ロッドの先端とに接続された操作部であって、外側シャフトに対する内側ロッドの移動によって、操作部の作動がもたらされるような操作部と、外側シャフトの基端に取り付けられた拡大要素と、を備えており、拡大要素は、第1の直径を有する第1の部分と、該第1の部分と長手方向で隣接するような、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2の部分とを有しており、第2の部分は、長手方向軸線に沿って第1の部分の基端に位置しており、拡大要素は、絶縁体である。
この態様は、どのような構成の保持部材が使用されようとも、例えば、必要ならば、機械加工された溝と、この機械加工された溝のOリングとを有する公知の保持部材を使用することができ、改良された拡大要素の利点を提供する。
好ましくは、拡大要素は、外側シャフトの基端部の上で嵌合するように構成された開口部を規定しており、拡大要素は、外側シャフトの基端部をこの開口部内でフレアさせることにより、外側シャフトの基端部に取り付けられる。
外側シャフトの基端部は、外側シャフトの直ぐ隣の部分よりも小さい外径を有してもよい。
外側シャフトの基端部は、長手方向軸線に対して平行な少なくとも1つの平坦面をさらに含んでもよい。
インサートは、外側シャフトと拡大要素の第1の部分とを少なくとも被覆する絶縁体をさらに有してもよい。
本発明の第3の態様によれば、上述したような既述のオプション機構を含む又は含まないような手術器具用インサートと外科手術器具用ハンドルとを備える手術器具システムが提供される。いくつかの実施形態では、手術器具用ハンドルは、ねじ山を提供することができ、保持部材は、その基端部に対応するねじ山を有してもよい。
本発明の実施形態は、ここで、添付の図面を参照して例として説明される。
手術器具用ハンドルに取り付けられた本発明に係る手術器具用インサートの斜視図である。 長手方向軸線に沿った図1の斜視図の断面図である。 図1の部分拡大断面図である。 図3の断面図に示されている改良された保持部材の斜視図である。 図4の保持部材の断面斜視図である。 図4の保持部材の背面斜視図である。 図3で用いた改良された拡大要素の斜視図である。 図7の拡大要素の断面斜視図である。 図7の拡大要素の背面斜視図である。 図3で用いた改良された手術器具の外側シャフトの斜視図である。 図10の外側シャフトの断面斜視図である。 図10の外側シャフトの別の斜視図である。 手術器具用ハンドルに取り付けられた手術器具用インサートの代替実施形態の断面図である。
図1、図2及び図3を参照すると、手術器具用インサート2は、オプションの絶縁被覆5で被覆された中空管である外側シャフト6を備えることが確認される。この外側シャフト6は、内側ロッド8が提供される貫通孔を規定する。手術器具用インサート2の先端に、内側ロッド8と外側シャフト6との両方に接続されるような操作部10が設けられている。この実施形態では、操作部10は外科用はさみであるが、他の実施形態では、外側シャフト6に対する内側ロッド8の移動によって作動されるような任意の形態の操作部を用いることができる。他の実施形態において、使用される代替的な操作部の例としては、把持器具、解剖用器具、モノポーラ腹腔鏡電極や、或いは組織を切断する、組織を手で操作する、又は他の医療装置を配置且つ固定するための他の手術器具を含むが、これらに限定されるものではない。
手術器具用インサート2の外側シャフト6は、保持部材12によってハンドル4に取り付けられる。この保持部材12は、その基端にねじ山14を有しており、このねじ山14が、ハンドルの先端における対応するねじ山16と係合する。保持部材12は、外側シャフトの拡大基端部18に係合するとともに、ねじ山14及び16の係合によりこの拡大基端部をハンドル4の先端に押し付けて、外側シャフト6をハンドルの適切な位置に固定する。
ハンドル4は、第1及び第2の旋回アーム部材20,22を備える。両方の旋回アーム部材20,22は、ユーザの指を受容するための開口部24,26を有する。第1及び第2の旋回アーム部材20,22は、接合部28を中心にして互いに旋回運動するように接続されている。第1の旋回部材20は、手術器具の外側シャフト6に固定される。第2の旋回部材22は、手術器具インサート2の内側ロッド8に固定される。リンク部材30は、第2の旋回部材22に対する第1の旋回部材20の回転を長手方向軸線に沿った平行移動に変換する。手術器具インサート2の内側部材8は、ハンドルと係合するような肥大部分32を有する。従って、第2の旋回部材22に対する第1の旋回部材20の移動によって、長手方向軸線に沿って外側シャフト6に対する内側ロッド8の運動を生じさせて、操作部を作動させる。
他の構成部品から独立した保持部材12を示す図4〜図6を参照して、本発明の改良された保持部材12の構成について説明する。保持部材12は、前述したようにその基端部にねじ山14を有する。図5は、保持部材12が、外側シャフトの拡大基端部18を受容するためのレセプタクル34をどの様に規定するかを示している。保持部材12は、その全長に沿った軸線方向に開口部も規定しており、それによって、その拡大基端部を外側シャフト6の周りに嵌合させることができる。
保持部材12の先端に、4つの弾性部材36が設けられている。弾性部材36は、保持部材12の軸線に対して所定の角度で延びるような片持ち梁として形成されており、それによって、それら弾性部材は、保持部材12の先端開口部の有効径を狭める。使用の際に、これらの弾性部材36は、弾性変形してシャフト上に力を加える。この力によって、その保持部材がハンドル4のねじ山16と係合していないときに、保持部材12が外側シャフト6から滑り落ちる危険性を低減するように、保持部材12と外側シャフト6との間に摩擦力が生成される。
この実施形態では、保持部材12は、医療用プラスチック材料、例えば商品名マクロロン(Makrolon)(登録商標)2458としてバイエルマテリアルサイエンス社(ドイツ)から市販されているポリカーボネートから射出成形によって一体成形として形成される。射出成形工程中の収縮(ひけ)の影響を低減するために、保持部材12には、収縮の影響を低減するようにいくつかのシンク(sink)部38,40が組み入れられている。
この実施形態では、弾性部材36は、長手方向軸線と整列して、先端方向に延びている。換言すると、各弾性部材の中心線は、それぞれの面内に位置しており、それぞれの平面は、長手方向軸線を含んでいる。4つの弾性部材は、保持部材12が外側シャフト上で中心決めされるように、長手方向軸線の周りに均等に配置されている。弾性部材36の数、長さ、角度及び厚さは、手術器具用シャフト6に加えられた力を調整するように公知の機械工学原理に従って調整される。これにより、各弾性部材36によって手術器具用シャフト6に加えられる力を制御することが可能になる。これは、外側シャフト6が、比較的柔らかく且つ弾性部材36によって加えられる圧力によって損傷するような絶縁被覆5により覆われる場合に、特に有利となる。
外側シャフト6の改良された拡大基端部18の構成を説明する図7〜9に移る。拡大基端部18は、長手方向軸線に沿って互いに隣接する第1の部分42と第2の部分44とを含む。第1の部分42は、第2の部分44よりも小さい直径を有する。第1の部分42は、好ましくは、外側シャフト6の直径とほぼ同じ直径を有しているが、これは必須ではない。第2の部分44の直径は、保持部材12のレセプタクル34によって規定された直径とほぼ同じ直径である。第1の部分42と第2の部分44との間の移行部は、長手方向軸線に垂直な面46を規定する。この面46は、外側シャフトが手術器具用ハンドル4に取り付けられたときに、保持部材12のレセプタクル34の対応する面に係合する。拡大要素18は、手術器具用インサート2が組み付けられたときに、外側シャフト6と内側ロッド8とを一部収容するようなその全長に沿った開口部を規定する。
拡大要素(拡大基端部)18が外側シャフト6と正しく整列することを保証するために、第1の部分42は、平坦面48を含んでおり、この平坦面は、外側シャフト上の対応する平坦面50に係合するように構成される。平坦面48はまた、拡大要素18から外側シャフト6へのトルクの伝達を改善する。トルクは、長手方向軸線の周りの回転力が、手術器具用ハンドル4を通じて拡大要素18に加えられた場合に、拡大要素18を介して滑りを生じることなしに伝達することが要求される。
拡大要素18は、内部に角度の付いた面又は面取り面54を含む。この面取り面54は、外側シャフトが拡大要素18に挿入された後に、この外側シャフト6の基端がフレアすることを可能にする。これによって、拡大要素18と外側シャフト6との間に堅固な接続が提供される。
保持部材12と同様に、拡大要素18は、射出成形プラスチック材料によって単一部品として形成される。再び、シンク部56が、射出成形工程中の収縮(ひけ)の影響を低減するために設けられている。この実施形態では、拡大要素は、ポリカーボネート又は任意の他の適切なプラスチック材料から製造してもよいが、好ましくは、例えば、商品名ラデル(Radel)(登録商標)PPSU R−5100としてポートプラスチック(Port
Plastics)社から市販されているポリフェニルスルホン等から製造される。
外側シャフト6の構成について図10、図11、図12を参照して説明する。外側シャフト6は、内側部材8を受容するためにその全長に沿って中空にされている。外側シャフトは、拡大要素18に受容されるように構成された基端部58を除いて、その全長に沿って実質的に一定の直径を有する。この実施形態では、基端部58は、外側シャフト6の残りの部分に比べて縮小した直径を有している。これによって、拡大要素18の第1の部分42の外径を、外側シャフト6の残りの部分とほぼ同じ直径になるようにすることができる。外側シャフト6の縮小した直径部(縮直径部)58はまた、拡大要素の対応する平坦面48に係合するような平坦面50を含む。
外側シャフト6は、好ましくは、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金等の金属又は金属合金から製造される。これによって、外側シャフト6の端部を面取り面54の上でフレアさせることによって外側シャフト6と拡大基端部18との間の接続を可能にする。縮直径部58は、拡大要素18と係合するのに十分な長さを有しており、それによって、拡大要素18が、外側シャフト6との接続点において歪む又は屈曲し難くなる。
図13の拡大断面図に示されるような代替実施形態では、手術器具インサートとハンドルとの構成は上述した構成と同じであるが、変更された外側シャフト60と拡大基端部62とを有している。この実施形態において、外側シャフト60と拡大要素62との両方が、例えばアルミニウムやアルミニウム合金等の金属又は金属合金から製造される。外側シャフト60は、ねじ山接続部によって拡大要素62に取り付けられており、余分な材料をフレアさせることによって所定の位置にさらに係止させることができる。
別の実施形態では、図示しないが、構成は上述した第1の実施形態と同じであるが、保持部材12が、溝と、外側シャフトに係合するゴム製のOリングとを使用する従来の保持部材に置き換えられている。この実施形態は、第1の実施形態について説明した改良された拡大基端部18を使用しており、構成は、他の点ではその第1の実施形態と同様である。
本発明によれば、製造コストを削減するような改良された手術器具用インサートが提供される。これは、改良された保持部材及び/又は外側シャフトの拡大基端部を使用することによって提供される。また、外側シャフトの拡大基端部は、外側シャフトが絶縁被覆を有する場合に、外側シャフトの改良された絶縁が手術器具で達成されることを可能にする。

Claims (17)

  1. 手術器具用ハンドルに接続するための手術器具用インサートであって、該手術器具用インサートが:
    長手方向軸線を規定するとともに、基端及び先端を有し且つ該基端及び先端の間に延びる貫通孔を有する外側シャフトと;
    前記貫通孔に装着されるとともに基端及び先端を有する内側ロッドと;
    前記外側シャフトの先端と前記内側ロッドの先端とに接続された操作部であって、前記外側シャフトに対する前記内側ロッドの移動によって、前記操作部の作動がもたらされるような、操作部と;
    前記外側シャフトの周りに円周方向に装着されるとともに前記外側シャフトに対して可動する保持部材と;を備えており、
    該保持部材は、少なくとも1つの弾性部材を備えており、該少なくとも1つの弾性部材は、前記保持部材と一体成形されており、前記少なくとも1つの弾性部材が、前記外側シャフトと係合する、
    手術器具用インサート。
  2. 前記長手方向軸線の周りに均等に配置された複数の弾性部材が存在する、
    請求項1に記載の手術器具用インサート。
  3. 前記少なくとも1つの弾性部材は、前記保持部材が、前記長手方向軸線に沿って平行移動するとともに、前記長手方向軸線を中心に回転するように構成されている、
    請求項1又は2に記載の手術器具用インサート。
  4. 前記少なくとも1つの弾性部材は、前記保持部材から延伸するとともに前記外側シャフトと係合するような片持ち式アームを備える、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  5. 前記少なくとも1つの弾性部材は、4ニュートン(N)未満の力を前記外側シャフト上に作用させる、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  6. 前記保持部材は、射出成形により形成される、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  7. 前記外側シャフトの基端に取り付けられた拡大要素をさらに備えており、
    該拡大要素は、第1の直径を有する第1の円筒部分と、該第1の円筒部分と長手方向で隣接するような、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2の円筒部分とを有しており;
    第2の円筒部分は、前記長手方向軸線に沿って第1の円筒部分の基端に位置しており;
    前記拡大要素は、絶縁体である、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  8. 前記拡大要素は、前記外側シャフトの基端部の上で嵌合するように構成された開口部を規定しており、前記拡大要素は、前記外側シャフトの基端部を前記開口部内でフレアさせることにより、前記外側シャフトの基端部に取り付けられる、
    請求項7に記載の手術器具用インサート。
  9. 前記外側シャフトの基端部は、該外側シャフトの直ぐ隣の部分よりも小さい外径を有する、
    請求項8に記載の手術器具用インサート。
  10. 前記外側シャフトの基端部は、前記長手方向軸線に対して平行な少なくとも1つの平坦面をさらに含む、
    請求項8又は9に記載の手術器具用インサート。
  11. 前記外側シャフトと前記拡大要素の第1の円筒部分とを少なくとも被覆する絶縁体をさらに有する、
    請求項7乃至10のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  12. 手術器具用ハンドルに接続するための手術器具用インサートであって、該手術器具用インサートは:
    長手方向軸線を規定するとともに、基端及び先端を有し且つ該基端及び先端の間に延びる貫通孔を有する外側シャフトと;
    前記貫通孔内に装着されるとともに基端及び先端を有する内側ロッドと;
    前記外側シャフトの先端と前記内側ロッドの先端とに接続された操作部であって、前記外側シャフトに対する前記内側ロッドの移動によって、前記操作部の作動がもたらされるような、操作部と;
    前記外側シャフトの基端に取り付けられた拡大要素と;を備えており、
    該拡大要素は、第1の直径を有する第1の部分と、該第1の部分と長手方向で隣接するような、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2の部分とを有しており、
    第2の部分は、前記長手方向軸線に沿って第1の部分の基端に位置しており、
    前記拡大要素は、絶縁体である、
    手術器具用インサート。
  13. 前記拡大要素は、前記外側シャフトの基端部の上で嵌合するように構成された開口部を規定しており、前記拡大要素は、前記外側シャフトの基端部を前記開口部内でフレアさせることにより、前記外側シャフトの基端部に取り付けられる、
    請求項12に記載の手術器具用インサート。
  14. 前記外側シャフトの基端部は、該外側シャフトの直ぐ隣の部分よりも小さい外径を有する、
    請求項13に記載の手術器具用インサート。
  15. 前記外側シャフトの基端部は、前記長手方向軸線に対して平行な少なくとも1つの平坦面をさらに含む、
    請求項13又は14に記載の手術器具用インサート。
  16. 前記外側シャフトと前記拡大要素の第1の部分とを少なくとも被覆する絶縁体をさらに含む、
    請求項12乃至15のいずれか一項に記載の手術器具用インサート。
  17. 手術器具システムであって、当該手術器具システムが:
    請求項1乃至16のいずれか一項に記載の手術器具用インサートと;
    手術器具用ハンドルと;を備える、
    手術器具システム。
JP2014505718A 2011-04-20 2012-04-19 手術器具用インサート及び手術器具システム Pending JP2014518652A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1106672.7A GB2490151B (en) 2011-04-20 2011-04-20 Surgical instrument insert and surgical instrument system
GB1106672.7 2011-04-20
PCT/GB2012/050855 WO2012143716A1 (en) 2011-04-20 2012-04-19 Surgical instrument insert and surgical instrument system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014518652A true JP2014518652A (ja) 2014-08-07

Family

ID=44147278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014505718A Pending JP2014518652A (ja) 2011-04-20 2012-04-19 手術器具用インサート及び手術器具システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20140171999A1 (ja)
EP (1) EP2699174A1 (ja)
JP (1) JP2014518652A (ja)
AU (1) AU2012246071B2 (ja)
GB (1) GB2490151B (ja)
WO (1) WO2012143716A1 (ja)
ZA (1) ZA201307824B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105310767B (zh) * 2014-07-18 2018-04-17 神讯电脑(昆山)有限公司 用于内视镜医疗电烧器具
USD753299S1 (en) * 2014-08-14 2016-04-05 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Grasping forceps
USD753300S1 (en) * 2014-08-14 2016-04-05 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Grasping forceps

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085415A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Inprest Co Ltd 外科用ステープラ
JP2003010192A (ja) * 2001-07-02 2003-01-14 Inprest Co Ltd 外科用操作ハンドル分解構造
JP2003507118A (ja) * 1999-08-20 2003-02-25 サージカル イノベーションズ リミテッド 腹腔鏡手術用鉗子のハンドル
JP2005278935A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波処置装置
US20090299141A1 (en) * 2008-04-25 2009-12-03 Downey Earl C Laparoscopic Surgical Instrument
JP2010540186A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 人間工学的外科用器具
US20120022583A1 (en) * 2010-07-23 2012-01-26 Eric Sugalski Surgical Tool with Crossbar Lever

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2790437A (en) * 1955-10-12 1957-04-30 Welch Allyn Inc Surgical instrument
AU9143982A (en) * 1982-01-20 1983-07-28 Sorenson Research Co. Inc. Translating and positioning a catheter
DE3800331A1 (de) * 1988-01-08 1989-07-27 Fehling Medizintechnik Gmbh Mikrochirurgische zange, insb. fuer die biopsie
US5199417A (en) * 1990-12-21 1993-04-06 Circon Corporation Endoscope having a deflectable distal section and a semi-rigid proximal section
US5433725A (en) * 1991-12-13 1995-07-18 Unisurge, Inc. Hand-held surgical device and tools for use therewith, assembly and method
US5496347A (en) * 1993-03-30 1996-03-05 Olympus Optical Co., Ltd. Surgical instrument
US7101371B2 (en) * 2001-04-06 2006-09-05 Dycus Sean T Vessel sealer and divider
DE10224190B3 (de) * 2002-05-31 2004-01-22 Richard Wolf Gmbh Medizinische Zange
JP4391762B2 (ja) * 2003-05-08 2009-12-24 オリンパス株式会社 外科用処置具
US7431587B2 (en) * 2004-07-30 2008-10-07 Pond Gary J Dental tool adaptor assembly
US20060287643A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-21 Marsh Surgical, Inc. Surgical instrument with detachable sleeve assembly
EP2088936A2 (en) * 2006-11-20 2009-08-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Mechanically detachable vaso-occlusive device
US7766929B2 (en) * 2007-09-28 2010-08-03 Olympus Medical Systems Corp. Surgical operating apparatus
AU2007221906B1 (en) * 2007-10-09 2008-10-23 John Silady Control System for A Grasping Instrument
US20090171147A1 (en) * 2007-12-31 2009-07-02 Woojin Lee Surgical instrument
US8801752B2 (en) * 2008-08-04 2014-08-12 Covidien Lp Articulating surgical device
US20100274160A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-28 Chie Yachi Switching structure and surgical equipment

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507118A (ja) * 1999-08-20 2003-02-25 サージカル イノベーションズ リミテッド 腹腔鏡手術用鉗子のハンドル
JP2002085415A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Inprest Co Ltd 外科用ステープラ
JP2003010192A (ja) * 2001-07-02 2003-01-14 Inprest Co Ltd 外科用操作ハンドル分解構造
JP2005278935A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Olympus Corp 超音波処置装置
JP2010540186A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 人間工学的外科用器具
US20090299141A1 (en) * 2008-04-25 2009-12-03 Downey Earl C Laparoscopic Surgical Instrument
US20120022583A1 (en) * 2010-07-23 2012-01-26 Eric Sugalski Surgical Tool with Crossbar Lever

Also Published As

Publication number Publication date
GB2490151A (en) 2012-10-24
EP2699174A1 (en) 2014-02-26
WO2012143716A1 (en) 2012-10-26
AU2012246071A1 (en) 2013-11-14
ZA201307824B (en) 2014-12-23
GB2490151B (en) 2018-03-28
AU2012246071B2 (en) 2014-12-18
GB201106672D0 (en) 2011-06-01
US20140171999A1 (en) 2014-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6949087B2 (ja) 使い捨て先端部と統合的な先端部カバーとを備える最使用可能な外科器具
JP5072959B2 (ja) 手術器具
EP3451947B1 (en) Medical systems and devices
JP5160050B2 (ja) 内視鏡用処置具
EP3376935B1 (en) Devices and methods for securing auxiliary tools to minimally invasive introduction tools
KR101753504B1 (ko) 엔드 이펙터 연결 및 작동 시스템
JP5036236B2 (ja) 内軸の動きを調節可能な医療器具
JP2007021200A (ja) 医療器具
EP1883358A1 (en) A surgical instrument
JP5497186B2 (ja) 手動操作医療装置を保持するための保持装置
JP7186595B2 (ja) プローブアプリケータ
US8419720B1 (en) Flexible laparoscopic device
JP2014518652A (ja) 手術器具用インサート及び手術器具システム
CN107847661B (zh) 插管固定装置、系统和相关方法
TW201705919A (zh) 用於內視鏡手術的儀器
JP4731256B2 (ja) 内視鏡の処置具固定機構
EP3232956B1 (en) Minimally invasive surgical cannula
JP3441640B2 (ja) 内視鏡用処置具の連結機構
CN109561914B (zh) 医疗装置柄部锁
WO2018200953A1 (en) Rotatable endoscopic instrument
JP2013128667A (ja) 角度固定具
JPWO2019009256A1 (ja) 体内カメラ装置、体内監視カメラシステム
JP2014091027A (ja) 医療用マニピュレータ
JP2005198950A (ja) 内視鏡の湾曲操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160705