JP2005278935A - 超音波処置装置 - Google Patents

超音波処置装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005278935A
JP2005278935A JP2004098229A JP2004098229A JP2005278935A JP 2005278935 A JP2005278935 A JP 2005278935A JP 2004098229 A JP2004098229 A JP 2004098229A JP 2004098229 A JP2004098229 A JP 2004098229A JP 2005278935 A JP2005278935 A JP 2005278935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
ultrasonic
sheath
inner sheath
ultrasonic probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004098229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4282523B2 (ja
Inventor
Shinya Masuda
信弥 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004098229A priority Critical patent/JP4282523B2/ja
Priority to US11/093,601 priority patent/US7799045B2/en
Publication of JP2005278935A publication Critical patent/JP2005278935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4282523B2 publication Critical patent/JP4282523B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1442Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
    • A61B18/1445Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps at the distal end of a shaft, e.g. forceps or scissors at the end of a rigid rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320093Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw additional movable means performing cutting operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320095Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw with sealing or cauterizing means

Abstract

【課題】 シースの内部を洗浄し易く、超音波プローブを覆うシースに破損が確認されたときにシースを容易に交換可能な超音波処置装置を提供する。
【解決手段】 超音波処置装置10は、本体ユニット12と、プローブユニットと、振動子ユニットとに分解可能である。本体ユニットの挿入部50の外周には、外シース150が着脱可能である。
【選択図】 図2

Description

この発明は、超音波プローブに伝達される超音波振動を利用して生体組織を処置可能な超音波処置装置に関する。
例えば特許文献1には、超音波振動子で発生させた超音波振動をプローブに伝達させ、その超音波振動を利用して生体組織の処置を行なう超音波処置具が開示されている。この超音波処置具は、本体ユニットと、プローブユニットと、振動子ユニットとを着脱自在に備えている。
本体ユニットは、操作部本体と、この操作部本体にプローブユニットが装着されたときに振動伝達部材が内挿される内シースと、この内シースの先端部に配設され、振動伝達部材の先端部と対峙するジョーと、操作部本体に設けられた操作部を操作するとジョーを回動させる操作力伝達部材と、操作力伝達部材および内シースを覆う外シースとを備えている。これら操作部本体、内シース、外シース、操作力伝達部材は、略一体的に形成されている。
このような超音波処置具の使用後には、プローブユニットおよび振動子ユニットを本体ユニットから分離させて各ユニットの洗浄を行なう。例えば本体ユニットの内シースと外シースとの間に血液等の汚物が入り込んだ場合、専用の洗浄具とシリンジ等を用いて内シースと外シースとの間に洗浄液を勢い良く放出することによって、汚物を内シースと外シースの間から外部に流出させて洗浄することができる。
特開2002−224133号公報
上記特許文献1に開示された超音波処置具の本体ユニットは、略一体的に形成されているので、これら操作部本体、内シース、外シース、操作力伝達部材を洗浄する場合に時間がかかる。例えば内シースと外シースとの間に入り込んだ汚物を除去する場合、ブラシ等を狭い空間に挿入して汚物に直接接触させることが困難であるため、専用の洗浄具が必要となる。
また、繰り返し使用することにより外シースのみに破損が確認されることがある。この場合、操作部本体、内シース、外シース、操作力伝達部材が略一体的に形成され、これら部材を分解することが困難であるため、本体ユニットをそっくりそのまま交換する必要がある。このため、本体ユニットの外シースだけを交換したい場合であっても交換にかかるコストが高くなるという問題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、専用の洗浄具を必要とせず内部を洗浄し易く、超音波プローブを覆う外シースに破損が確認されたときに外シースを容易に交換可能な超音波処置装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の超音波処置装置は、電力が供給されると超音波振動する超音波振動子と、前記超音波振動子に着脱可能で、前記超音波振動子が装着された状態で前記超音波振動子を振動させると、その超音波振動を基端部から先端部に向けて伝達する超音波プローブと、前記超音波振動子および前記超音波プローブが着脱可能で、前記超音波プローブが装着されて前記超音波プローブの先端部が外部に突出された状態で、術者に把持されて操作される装置本体と、前記装置本体に装着されて前記超音波プローブの先端部を除く外周を覆う着位置と、前記装置本体から取り外される脱位置とに切り替え可能な外シースとを備えている。
また、この発明の超音波処置装置は、超音波振動子を有する振動子ユニットと、前記振動子ユニットの前記超音波振動子に着脱可能で、前記振動子ユニットが装着された状態で基端部から先端部に向かって超音波振動を伝達するプローブユニットと、前記振動子ユニットおよび前記プローブユニットが互いに接続されたユニットが装着される着状態と、外される脱状態とに切り替え可能な本体ユニットとを備えている。前記本体ユニットは、前記振動子ユニットが前記本体ユニットに対して前記着状態のときに前記プローブユニットが内挿される内シースと、前記内シースの先端部で前記超音波プローブユニットの先端部に対峙するように回動自在に支持され、前記超音波プローブユニットとの間で生体組織を把持するジョーと、前記内シースの基端部に設けられた操作部と、前記ジョーと前記操作部との間を連結し、前記内シースの軸方向に沿って進退可能で、前記操作部ユニットからの操作力を前記ジョーに伝達する操作力伝達部材と、前記内シースの外周を覆うとともに、前記操作力伝達部材の外周を覆う着位置と、前記内シースの外周から外されるとともに、前記操作力伝達部材の外周から外される脱位置とに切り替え可能な外シースとを備えている。
このように、外シースを装置本体や本体ユニットから取り外すことが可能であるので、外シースの内部に配設される部材の洗浄が容易で、かつ、外シースに破損が生じた場合であっても外シースのみを交換すれば、超音波処置装置を再び使用することが可能である。また、装置本体や本体ユニットに破損が確認された場合であっても、装置本体や本体ユニットを交換するコストを少なくとも外シースの分だけ低下させることが可能である。
また、好ましくは、前記内シースは、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する進退動作規制機構を備えている。
このため、外シースを取り外した状態で操作力伝達部材を進退させたり、ブラシを用いて洗浄する際などに操作力伝達部材の移動が規制されるので、操作力伝達部材が大きく撓まされることが防止されるので、操作力伝達部材の破損が防止される。
また、好ましくは、前記操作力伝達部材は、板状を有し、前記操作力伝達部材の軸方向に沿って形成されたスリット部を備えている。前記進退動作規制機構は、前記スリット部に配設され、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する規制ピンを備えている。
このため、操作力伝達部材は、規制ピンによって内シースの軸方向に沿った方向から外れることが防止される。
また、好ましくは、前記進退動作規制機構は、前記内シースの外周に配設され、操作力伝達部材の軸方向に対して直交する方向の移動を規制する規制バンドを備えている。
このため、操作力伝達部材は、規制バンドによって、内シースの軸方向に沿った方向から外れることが防止される。
また、好ましくは、前記操作力伝達部材は、前記内シースの軸方向に沿って進退可能な板状部材を備えている。
このため、より狭い空間に操作力伝達部材を配置することが可能で、進退動作規制機構により、内シースの軸方向に沿った方向から外れることが防止される。
また、好ましくは、前記外シースは、絶縁性を備え、前記着位置のときに前記超音波プローブの外周を覆う絶縁シースと、前記装置本体に対して前記着位置と脱位置とを切り替え可能に前記絶縁シースの基端部に設けられ、電気メス用電源に電気的に接続される電気コネクタ部と、前記電気コネクタ部に電気的に接続され、前記電気コネクタ部が前記着位置のときに前記超音波プローブに電気的に接続される電気接続部とを備えている。
このため、例えば高周波処置を行なうことが必要な場合、このような構成を有する外シースを超音波処置装置に取り付ければ、超音波プローブに高周波電流を流すことが可能となる。すなわち、高周波処置を行なう必要がない場合、単なる外シースを着脱自在に超音波処置装置に備えていれば良いので、術者が外シースを選択することによって、高周波処置を選択的に行なうことができる。
また、好ましくは、前記電気接続部は、前記電気コネクタ部が前記装置本体に対して着位置のときに前記超音波プローブの振動の節の位置に当接される。
このため、高周波電流とともに超音波振動を超音波プローブに入力している場合であっても、互いに及ぼす影響を最小限にすることが可能である。
この発明によれば、専用の洗浄具を必要とせず内部を洗浄し易く、超音波プローブを覆う外シースに破損が確認されたときに外シースを容易に交換可能な超音波処置装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
まず、第1の実施の形態について図1ないし図12を用いて説明する。
図1に示す超音波処置装置10は、図2に示すように、本体ユニット(装置本体)12と、プローブユニット(超音波プローブ)14と、振動子ユニット16とを互いに着脱可能に備えている。プローブユニット14は、振動子ユニット16に着脱可能である。振動子ユニット16は、本体ユニット12に着脱可能である。このため、プローブユニット14と振動子ユニット16とが組み合わせられたユニットは、本体ユニット12に着脱可能である。すなわち、これら本体ユニット12と、プローブユニット14と、振動子ユニット16とを組み合わせると、図1に示すように、超音波処置装置10が組み立てられる。
振動子ユニット16は、円筒状の振動子カバー20と、この振動子カバー20の内部に内蔵され、超音波振動を発生させる超音波振動子(図示せず)とを備えている。超音波振動子は、発生させた振動の振幅を拡大するホーン(図示せず)を先端部に備えている。このホーンには、プローブユニット14の基端部が着脱可能である。
図2に示すように、振動子カバー20は、本体ユニット12の後述する操作部本体58の振動子接続部85(図4参照)に着脱可能なユニット連結部22を先端部に備えている。このユニット連結部22の外周面には、一部が切り欠かれたC字状の係合リング(Cリング)24が装着されている。図1に示すように、振動子カバー20の後端部には、図示しない振動子用プラグが配設された電源接続用コード26が接続されている。
図3に示すように、プローブユニット14は、細長い直伸棒状の振動伝達部材(プローブ)30と、この振動伝達部材30の基端部に配設されたホーン部32と、このホーン部32の基端部に配設された最大径部34と、振動伝達部材30の先端部に配設された処置部36とを備えている。ホーン部32と最大径部34との連結部には、断面形状が円形とは異なる異形断面形状部38が配設されている。この異形断面形状部38の外周面には、例えば互いに対向する平行平面が形成されている。このため、プローブユニット14は、異形断面形状部38の平行平面により、本体ユニット12の後述する位置決め部材80に決められた向きに装着される。
振動伝達部材30の外周面には、基端側から先端側に向かって伝達される超音波振動の定在波の節の位置にそれぞれフランジ状を有する複数の支持体40が配設されている。これら支持体40は、例えばゴム材などの弾性部材でリング状に形成されている。
最大径部34の基端部には、振動子ユニット16のホーンの先端部のプローブ取付部(図示せず)に連結される取り付けネジ34aが配設されている。この取り付けネジ34aは、振動子ユニット16のプローブ取付部のネジ穴部に螺合される。このため、プローブユニット14と振動子ユニット16とは、一体的に組み合わせ可能である。最大径部34と振動伝達部材30との間のホーン部32は、振動子ユニット16から伝達される超音波振動の振幅を拡大する。振動伝達部材30は、ホーン部32で拡大された超音波振動を処置部36に向けて伝達する。処置部36は、生体組織に接触して処置を行なうために設けられ、振動伝達部材30の中心軸から外れる方向に湾曲された非対称形状、例えば円弧形状に形成されている。
図1に示すように、本体ユニット12は、細長い挿入部50と、この挿入部50の先端部に設けられた先端作用部52と、挿入部50の基端部に設けられた操作部54とを備えている。
図4および図5に示すように、操作部54は、絶縁性を有する操作部本体58を備えている。この操作部本体58の先端部には、導電性を有する円筒状の回転繋部材60が配設されている。この回転繋部材60は、小径部と中径部と大径部とを先端部から基端部に向かって順に備えている。中径部は、小径部および大径部の中間の径を備え、外周面に雄ネジ部が形成されている。大径部の基端部には、回転繋部材60の軸方向に延びたスリット60aが形成されている。小径部と中径部との間、および、中径部と大径部との間には、それぞれ段差が形成されている。
この回転繋部材60の中径部の外周面には、絶縁性を有する回転ノブ62が螺合されている。回転繋部材60の中径部の外周面で、回転ノブ62の基端部側には、固定リング64が螺合されている。固定リング64のフランジ部と、回転繋部材60とにより操作部本体58が挟み込まれている。固定リング64は回転繋部材60の中径部に沿って操作部本体58に対して摺動自在で、回転ノブ62を回すと回転繋部材60も回転する。
回転繋部材60の先端部の内周面には、後述する内シース110の基端部が固定された導電性を有する筒状のシース接続部材66と、このシース接続部材66の基端部の内周面に配設され、後述する操作ロッド(操作力伝達部材)120の基端部をガイドするリング状の操作ロッドガイド部材68とが第1のピン56aにより回転繋部材60に固定されている。操作ロッドガイド部材68は、後述する操作ロッド120がこの操作ロッドガイド部材68の中心軸に対して平行に貫通される貫通孔を備えている。このため、操作ロッド120は、この貫通孔に配設されて軸方向に進退可能にガイドされている。操作ロッドガイド部材68は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の樹脂材で形成され、振動伝達部材30が操作ロッド120等の金属部材と接触することを防止している。
回転繋部材60の内周側には、これらシース接続部材66および操作ロッドガイド部材68の基端部側に、導電性を有する筒状の操作ロッド接続部材70と、この操作ロッド接続部材70の内周面側に配設された保護リング72とが配設されている。操作ロッド120の基端部は、第2のピン56bにより操作ロッド接続部材70に固定されている。保護リング72は、例えばPTFE等の樹脂材で形成され、振動伝達部材30が操作ロッド接続部材70等の金属部材と接触することを防止している。
操作ロッド接続部材70の内周面側で、保護リング72の基端部側には、導電性を有する筒状のスライダ受部材74が配設されている。操作ロッド接続部材70とスライダ受部材74とは、対向する1対の第3のピン56cによって固定されている。
操作ロッド接続部材70の基端部には、径方向外方にフランジ部70aが形成されている。操作ロッド接続部材70のフランジ部70aには、回転繋部材60のスリット60aに配設された第4のピン56dが配設されている。このため、この第4のピン56dは、回転繋部材60のスリット60aに沿って移動可能である。また、回転ノブ62が回転されると、回転繋部材60も回転するので、操作ロッド接続部材70も回転する。すなわち、回転ノブ62が回転されると、回転繋部材60、操作ロッド接続部材70、スライダ受部材74および操作ロッド120が回転する。
スライダ受部材74の基端部には、径方向外方に突出したフランジ部74aが形成されている。操作ロッド接続部材70のフランジ部70aと、スライダ受部材74のフランジ部74aとの間で、スライダ受部材74の外周面には、絶縁性を有する略リング状のスライダ76が配設されている。操作ロッド接続部材70のフランジ部70aと、スライダ76との間で、スライダ受部材74の外周面には、コイル状の駆動力制限バネ78が配設されている。スライダ76の外周面には、後述する可動ハンドル96の作用ピン102を受ける溝状のピン受部76aが形成されている。
このため、後述する可動ハンドル96を固定ハンドル94に対して閉じる操作をすると、スライダ76は作用ピン102により操作部本体58の先端方向に押される。逆に、開く操作をすると操作部本体58の後端方向に押される。スライダ76は駆動力制限バネ78により、スライダ受部材74のフランジ部74aに付勢されている。可動ハンドル96を閉じた時、駆動力制限バネ78にかかる力量が装備力量よりも小さい場合は、スライダ76、駆動力制限バネ78、スライダ受部材74および操作ロッド接続部材70は回転繋部材60の内周面および上述した位置決め部材80の外周面に沿って同時に先端方向に移動する。また、それに併せて操作ロッド120も移動する。
一方、生体組織を把持している場合など、操作ロッド120の進行方向の動きが規制されている時に、それ以上可動ハンドル96を閉じようとすると、駆動力制限バネ78にかかる力量が装備力量を越えた時点で駆動力制限バネ78は縮み、スライダ受部材74の外周面に沿ってスライダ76のみ先端方向に動くため、一定以上の力が操作ロッド120にかかることが防止される。
スライダ受部材74の基端部の内周面には、プローブユニット14の異形断面形状部38(図3参照)の外周面が装着されて位置決めされる筒状の位置決め部材80が嵌合されて固定されている。このため、この位置決め部材80の内周面は、プローブユニット14の異形断面形状部38が装着される形状に形成されている。この位置決め部材80の基端部には、導電性を有する接点パイプ82の先端部が嵌合により連結されている。この接点パイプ82の基端部には、径方向外方に突起部82aが形成されている。
接点パイプ82の外周面には、導電性を有する振動子ユニットガイド84が配設されている。このガイド84の基端部の内周面には、接点パイプ82の基端部の突起部82aを受ける突起受部84aが形成されている。このため、接点パイプ82とガイド84とは、突起部82aおよび突起受部84aにより互いに対して回転可能に係合されている。このガイド84の基端部の外周面には、図2に示す係合リング(Cリング)24を受けるCリング受部材86が配設されている。このため、Cリング受部材86とガイド84とにより、振動子ユニット16のユニット連結部22が係合される振動子接続部85が形成されている。
操作部本体58の基端部上方には、高周波電源(電気メス用電源)に接続される高周波接続ピン88が絶縁カバー88aを介して後傾された状態で取り付けられている。この高周波接続ピン88は、振動子ユニットガイド84の外周面に当接されている。このガイド84の内周面は、接点パイプ82に接続されているので、位置決め部材80にも電気的に接続されている。位置決め部材80の先端部の内周面には、導電性を有するゴムリング(電気接続部)80aが配設されている。このため、高周波接続ピン88と、ゴムリング80aとは電気的に接続されている。このゴムリング80aは、プローブユニット14が位置決め部材80に配設された状態で、プローブユニット14の外周面に当接される。このため、高周波接続ピン88から高周波電流が通電されると、プローブユニット14にその高周波電流が伝達される。なお、このとき、プローブユニット14に超音波振動が伝達された状態で、ゴムリング80aは、振動の節近傍の位置にある。
図5に示すように、操作部本体58の外周面には、固定ハンドル94と、この固定ハンドル94に対して回動可能な可動ハンドル96とが配設されている。固定ハンドル94は、操作部本体58に一体的に形成されている。固定ハンドル94の操作端部には、親指以外の指が選択的に掛けられる指掛孔94aが形成されている。可動ハンドル96の操作端部には、同じ手の親指が掛けられる指掛孔96aが形成されている。
操作部本体58の外周面には、それぞれ1対の支点ピン受部58aと、作用ピン動作窓58bとが形成されている。作用ピン動作窓58bは、操作部本体58の壁部を貫通している。可動ハンドル96の上端部には、二又状に分岐された連結部96bが形成されている。可動ハンドル96の上端部には、支点ピン98が支点ピン受部58aに配設されたカラー(絶縁キャップ)58cを通して装着されている。これらカラー58cは、可動ハンドル96をスムーズに回動させる低摩擦係数の部材で形成されている。これら支点ピン98は、後述する外シース150が本体ユニット12に装着されたときの軸線よりも図4中の上側で操作部本体58に連結されている。このため、可動ハンドル96は、固定ハンドル94に対して開閉可能である。
可動ハンドル96の上端部には、作用ピン102が作用ピン動作窓58bを通して上述したスライダ76のピン受部76aに配設されている。このため、固定ハンドル94に対して可動ハンドル96が支点ピン98を支点として開閉されると、作用ピン102によりスライダ76が前後に進退される。
図6に示すように、挿入部50は、内シース110と、この内シース110の先端部に配設された筒状の連結部材112と、この連結部材112の先端部に配設されたジョー保持部材114とを備えている。内シース110、連結部材112、およびジョー保持部材114は、円形状の外周面の一部に平面部116が形成された略D字状の断面形状に形成されている。
このため、内シース110の先端部には、連結部材112およびジョー保持部材114の基端部が所定の向きに位置決めされた状態で嵌合されて固定されている。連結部材112の先端部には、ジョー保持部材114の基端部が嵌合されている。内シース110の外周面の平面部116には、操作ロッド120が挿入部50の軸方向に沿って進退可能に配設されている。
内シース110の先端部と基端部との略中間部の平面部116には、規制ピン122が装着されている。この規制ピン122は、それぞれ円盤状を有する互いに平行な円盤122a,122bと、これら円盤122a,122b間を接続する短いロッド部122cとを備えている。第1の円盤122aは、第2の円盤122bよりも直径が大きい。内シース110の平面部116には、例えば溶接などにより第1の円盤122aが固着されている。このような規制ピン122は、内シース110の平面部116に複数配設されていることが好ましい。
操作ロッド120は、略平板状で可撓可能な薄板状部材によってロッド本体120aが形成されている。この操作ロッド120の先端部には、横向きのロッド本体120aに対して約90°捻って縦向きに屈曲させたジョー連結部120bが形成されている。このジョー連結部120bと後述するジョー本体132の各脚部132c,132dの上縁部側との間が連結ピン140によって回動自在に連結されている。
操作ロッド120の先端部と基端部との略中間部には、ロッド本体120aの軸方向に沿って所定の長さを有するスリット124が形成されている。スリット124は、ロッド本体120aの基端部側に、規制ピン122の第2の円盤122bの直径よりも僅かに大きい円孔124aと、この円孔124aに一体的に配設され、ロッド本体120aの先端部側に形成された略長方形の長方形孔124bとを備えている。
円孔124aに第2の円盤122bを貫通させることにより、図7(B)、図8(A)および図8(B)に示すように、規制ピン122のロッド部122cを操作ロッド120の長方形孔124bに対して相対的に移動させることが可能である。このようなスリット124は、ロッド本体120aに複数形成されていることが好ましい。このため、スリット124は、操作ロッド120を所定の範囲内で進退させても、操作ロッド120が平面部116から外れたり、操作ロッド120が撓むことが防止される。このようにして、操作ロッド120のスリット124と、平面部116の規制ピン122とにより、操作ロッド120の進退方向が内シース110の軸方向から外れることが防止される進退動作規制機構が形成されている。
図6に示すように、本体ユニット12の先端作用部52は、ジョー保持部材114と、このジョー保持部材114の先端部に旋回可能に配設され、生体組織を把持するための片開き型のジョーユニット130とを備えている。
ジョーユニット130は、基端部が略アーチ型の形状のジョー本体132と、対象物(生体組織)を把持する把持部材134とを備えている。
ジョー本体132は、先端部で連結された状態で基端部で二又状に分岐された1対のアーム132a,132bを備えている。このため、ジョー本体132の基端部には、所定の隙間が形成されている。
把持部材134は、例えばPTFE等、耐熱性を有するとともに接触する部材に対する摩擦抵抗を低くする低摩擦抵抗材料で形成されている。この把持部材134には、凝固切開対象の生体組織との接触面側に滑り止めの歯が複数並設され、鋸歯状に形成された滑り止め歯部134aが形成されている。この把持部材134の滑り止め歯部134aによって凝固切開対象の生体組織を滑ることなく把持可能である。この把持部材134の生体組織との接触面に対して反対側には、ジョー本体132の1対のアーム132a,132b間に嵌合される突起部134bが形成されている。このため、図9(B)および図9(C)に示すように、把持部材134は、ジョー本体132の隙間に対して嵌合されて装着されている。
ジョー本体132の各アーム132a,132bの基端部には、ジョー保持部材114の先端部のアーム114a,114bとそれぞれ枢支ピン138a,138bによって連結される脚部132c,132dが形成されている。このため、ジョー保持部材114の先端部のアーム114a,114bと、ジョー本体132のアーム132a,132bの基端部の脚部132c,132dとは、枢支ピン138a,138bによって連結されている。すなわち、ジョーユニット130は、ジョー保持部材114の先端部に対して回動可能である。
各アーム132a,132bの基端部で、脚部132c,132dの上縁部側には、操作ロッド120の先端部のジョー連結部120bと連結ピン140によって連結されるピン穴挿通部が形成されている。このため、操作ロッド120の先端部のジョー連結部120bと、ジョー本体132のアーム132a,132bの基端部とは、連結ピン140によって連結されている。すなわち、操作ロッド120を平面部116に沿って進退させると、ジョーユニット130がジョー保持部材114の先端部に対して回動される。
ここで、操作ロッド120を先端側に前進させることによりジョーユニット130が閉じられる。このジョーユニット130の閉操作時には、プローブユニット14の振動伝達部材30の処置部36に対してジョーユニット130の把持部材134を押し付けることにより、処置部36とジョーユニット130の把持部材134との間で対象物(生体組織)が把持される。なお、ジョーユニット130は、生体組織の剥離にも使用される。
ところで、図9(A)に示すように、ジョー本体132のアーム132a,132bの基端部の基端面は、上述したように、アーチ状に形成されている。このため、アーム132a,132bの基端部や、その脚部132c,132dの強度は、同じ肉厚である場合と比較すると、例えば略矩形状やU字状の場合よりも高められている。そうすると、アーム132a,132bの基端部や、その脚部132c,132dは、同じような強度を維持しながら、略矩形状やU字状の場合よりも薄肉に形成されている。したがって、ジョー本体132の基端部は、略矩形状やU字状の場合よりも小さく形成されている。
ジョー本体132のアーム132a,132bの外周面で、脚部132c,132dの前方位置には、突起部132eが形成されている。これら突起部132eは、脚部132c,132dの肉厚よりも厚く形成されている。
図9(B)および図9(C)に示すように、ジョー保持部材114の先端部のアーム114a,114bには、ジョー本体132の突起部132eに当接される突出部114cが形成されている。ジョー保持部材114は、径を極力小さくしようとすると、図8(D)に示すような薄肉部114c,114dが形成される。そのため、プローブユニット14が装着されていない状態で先端作用部52を閉じる方向に強い外力が働くと、薄肉部114c,114dに応力が集中し、ジョー保持部材114の破損につながる可能性があった。しかし、本実施の形態で説明した構成をとることにより、図9(C)に示すように、厚肉の突起部132eとジョー保持部材114の突出部114cとが先に突き当たるため、薄肉部114c,114dに力がかかることを防止することができる。また、この突き当て角度を任意に変更することにより、例えばより先端作用部52が閉じない角度に設定すれば、プローブユニット14の装着時においても、ある一定の力量以上で先端作用部52を閉じた時にはプローブユニット14がある程度撓んだ後に突き当たることによりそれ以上先端作用部52には閉じる方向に力がかからないため、プローブユニット14に過度の応力がかかることを防止することができる。
図10(A)に示すように、挿入部50の内シース110、連結部材112およびジョー保持部材114の外周面には、外シース150が着脱可能である。図10(B)に示すように、外シース150は、絶縁性を有するシース本体152と、シース本体152の基端部に配設された接続部材154と、この接続部材154の外周に配設されたコネクタ156とを備えている。図11に示すように、コネクタ156の内周面は、回転繋部材60の先端部の小径部の外周面に対してネジにより螺着可能である。なお、図示しないが、コネクタ156は、回転繋部材60の先端部の小径部の外周面に対してクリック機構により係合可能であることも好ましい。
次に、この実施の形態に係る超音波処置装置10の作用について説明する。
超音波処置装置10は、図2に示すように、本体ユニット12と、プローブユニット14と、振動子ユニット16とに分離されているものとして説明する。本体ユニット12からは、さらに外シース150が分離されている。
超音波処置装置10を組み立てる場合、図10(A)に示すように、本体ユニット12の挿入部50の先端部の先端作用部52に対して、外シース150のコネクタ156からシース本体152の先端部にかけて挿入部50の外周を覆う。コネクタ156を操作部本体58の先端部の回転繋部材60の先端部の小径部の外周面に螺合させて接続する。
さらに、図2に示すように、プローブユニット14と振動子ユニット16とを連結する。この場合、プローブユニット14の基端部の取り付けネジ34aを、振動子ユニット16のホーンの先端部のプローブ取付部のネジ穴部に螺合する。
この状態のプローブユニット14を本体ユニット12の基端部から挿入部50の先端部に向かって挿入する。振動子ユニット16のユニット連結部22(図2参照)を本体ユニット12の基端部に装着する。すると、本体ユニット12の振動子ユニットガイド84(図4参照)とCリング受部材86とを有する振動子接続部85に振動子ユニット16のユニット連結部22が係合される。
プローブユニット14の異形断面形状部38(図2参照)は、本体ユニット12の位置決め部材80によって決められた位置に位置決めされる。このため、本体ユニット12の先端作用部52に対して、プローブユニット14の処置部36が術者によって決められた方向に対峙される。
したがって、本体ユニット12の基端部の振動子接続部85と、振動子ユニット16の先端部のユニット連結部22とが係合されて、超音波処置装置10(図1参照)が組み立てられる。
振動子ユニット16の超音波振動子に電源接続用コード26を介して電流を流すと、超音波振動子が振動する。この超音波振動は、プローブユニット14の基端部から先端部の処置部36に伝達される。この状態で、可動ハンドル96を固定ハンドル94に対して支点ピン98を軸として近接させる(閉じる)操作すると、作用ピン102を介してスライダ76が挿入部50の先端部側に移動される。このとき、駆動力制限バネ78の付勢力によって、操作ロッド接続部材70が挿入部50の先端部側に移動される。このため、操作ロッド120が挿入部50の先端部側に移動する。このとき、操作ロッド120は、平面部116に沿って摺動した状態を維持する。
ジョー本体132は、操作ロッド120の先端部の連結ピン140によって前方に押し出される。このため、ジョー本体132は、枢支ピン138a,138bを支点として回動する。すなわち、ジョー本体132に嵌合された把持部材134がプローブユニット14の処置部36に対して近接する。このため、プローブユニット14の処置部36とジョーユニット130の把持部材134との間に生体組織が保持されて超音波処置が行なわれる。
操作部本体58に配設された高周波接続ピン88に高周波ケーブルを接続する。この状態で、高周波電源から高周波ケーブルに高周波電流を供給する。すると、高周波電流は、高周波接続ピン88、振動子ユニットガイド84、接点パイプ82、位置決め部材80を介して導電性のゴムリング80aからプローブユニット14のホーン部32に入力される。このため、高周波電流がプローブユニット14の処置部36に伝達されて処置部36の先端から放電されて高周波処置が行なわれる。
このように超音波処置装置10を使用した後、各種ユニットに付着した付着物を落とすために洗浄を行なう。この場合、例えば上述した順と逆の順に本体ユニット12から、プローブユニット14と振動子ユニット16とを組み合わせたユニット、および、外シース150をそれぞれ分離する。
本体ユニット12の挿入部50の外表面を洗浄する場合、例えばブラシで操作ロッド120に付着した付着物を落とす。このとき、操作ロッド120を進退させたり、ブラシの力によって、勝手に進退されても、操作ロッド120が規制ピン122によって所定の範囲内のみ進退可能な状態に規制された状態にあるので、操作ロッド120が撓んだり、折れ曲がることが防止される。さらに、操作ロッド120が外部に露出されているので、ブラシなどによって、挿入部50の外部に付着した付着物が確実に落とされる。
一方、本体ユニット12の挿入部50の内表面、すなわち、内シース110の内周面を洗浄する場合、内シース110の内部に配設されている部材がないので、ブラシや洗浄液等を用いて洗浄する。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
例えば外シース150が破損した場合であっても、外シース150のみを取り外して交換すれば良いので、外シース150を容易に交換することができるとともに、交換に伴うコストを低く抑えることができる。
また、例えば本体ユニット12が破損した場合に、本体ユニット12を交換するとき、少なくとも外シース150の分のコストを低く抑えることができる。すなわち、本体ユニット12の交換に伴うコストを低く抑えることができる。
また、外シース150を本体ユニット12から取り外すことができるので、外シース150と内シース110との間の狭いチャンネルの内腔の操作ロッド120を短時間に確実に洗浄することができる。このため、専用の洗浄具を必要とせず、本体ユニット12の洗浄にかけるコストを低く抑えることができる。
また、ジョー本体132のアーム132a,132bの基端部をアーチ状としたので、薄肉にしても適当な強度を保つことができる。このため、ジョー本体132を小さく形成することができる。
また、ジョー本体132に突起部132eを設け、ジョー保持部材114に突出部114cを設けたので、例えば、連結ピン140や枢支ピン138a,138bに大きな応力がかかるなどの応力集中を防止することができる。
なお、この実施の形態では、操作ロッド120を平面部116に沿って移動させる進退動作規制機構として、規制ピン122とスリット124とを係合させる構成を説明したが、その他、図7(C)に示すように、平面部116にアーチ状の規制バンド126を1つもしくは複数配設することによっても、同様の効果が得られる。すなわち、操作ロッド120は、平面部116に沿うとともに、規制バンド126に撓みが防止された状態で移動させることができる。
次に、第2の実施の形態について、図13および図14を用いて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図13に示すように、この実施の形態に係る超音波処置装置10の操作部本体58からは、高周波接続ピン88が除去されている。その代わり、外シース150のコネクタ(電気コネクタ部)156には、高周波接続ピン188が絶縁カバー188aを介して配設されている。外シース150の接続部材(電気接続部)154は、導電性を有する。
このため、高周波接続ピン188は、外シース150が本体ユニット12の回転繋部材60の先端部の小径部の外周面に装着された場合、接続部材154、回転繋部材60、操作ロッド接続部材70、スライダ受部材74、位置決め部材80を介してゴムリング80aに電気的に接続されている。
次に、このような構成を有する超音波処置装置10の作用について説明する。
図13に示す外シース150の基端部に対して本体ユニット12の内シース110の先端部から突出されたプローブユニット14の処置部36を挿入する。すると、図14に示すように、本体ユニット12に外シース150が装着される。このとき、外シース150を本体ユニット12に対して回転させて、本体ユニット12の回転繋部材の小径部の外周面と、外シース150の接続部材154の内周面とを互いのネジにより螺合する。
この状態で、振動子ユニット16に電流を供給すると、処置部36で超音波処置を行なうことができる。
外シース150に配設された高周波接続ピン188に高周波電源を接続する。この状態で、高周波電源から高周波接続ピン188に高周波電流を供給する。すると、高周波電流は、高周波接続ピン188、接続部材154、回転繋部材60、操作ロッド接続部材70、スライダ受部材74、位置決め部材80を介してゴムリング80aを介してプローブユニット14のホーン部32に入力される。このため、プローブユニット14の処置部36に生体組織が当接されると、高周波処置が行なわれる。
なお、高周波接続ピン188からプローブユニット14の処置部36に流される高周波電流は、上述したようにプローブユニット14に流される必要はなく、振動伝達部材30や、振動伝達部材30に近いホーン部32の先端部に入力されていても良い。この場合でも、振動の節の位置から入力されることが好ましい。
このように、高周波接続ピン188に高周波電源が接続されると、プローブユニット14に超音波振動を伝達させる超音波処置だけでなく、プローブユニット14に高周波電流を伝達させる高周波処置を生体組織に対して行なうことも可能である。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
高周波接続ピン188を備えた外シース150を着脱可能としたので、高周波処置をする予定がない場合など、高周波接続ピン188を備えていない外シース150を使用すればよい。このため、外シース150のみを交換することによって、高周波処置を行なえる状態と、高周波処置を行なわない状態とに、容易に切り替えることができる。
外シース150のみを交換すれば良いので、図4に示す高周波接続ピン88が操作部本体58に配設されている場合に、本体ユニット12が破損した場合よりも本体ユニット12を低コストで製造することができるので、コストを低く抑えることができる。
次に、第3の実施の形態について図15ないし図18を用いて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図15に示すように、この実施の形態に係る超音波処置装置210は、本体ユニット212と、プローブユニット14と、振動子ユニット16(図16参照)とを備えている。本体ユニット212は、さらに、本体ユニット212の挿入部50に対して着脱可能な高周波シースユニット(外シース)250を備えている。
本体ユニット212は、操作部本体258と、シース接続部材266と、位置決め部材280と、振動子ユニットガイド284とを備えている。操作部本体258は、絶縁性を備えた筒状に形成されている。操作部本体258の先端部の内周面には、内シース110の基端部が接続されたシース接続部材266が装着されている。シース接続部材266の先端部は、操作部本体258の先端部よりも先端側に突出している。シース接続部材266の先端部の外周面には、雄ネジ部が形成されている。
このシース接続部材266の基端部には、操作部本体258の内周面に当接された状態で位置決め部材280の先端部が嵌合されている。この位置決め部材280の先端部の内周面には、導電性を有するゴムリング(電気接続部)280aが配設されている。この位置決め部材280の基端部の外周面には、振動子ユニットガイド284が配設されている。位置決め部材280とガイド284とは、振動子ユニット16の振動子接続部である。なお、内シース110の先端部からは、先端作用部52が除去されている。
高周波シースユニット250は、シース本体252と、接続部材254と、コネクタ256とを備えている。シース本体252およびコネクタ256は、絶縁性を有し、接続部材254は、導電性を有する。コネクタ256の内周面には、シース接続部材266の外周面の雄ネジ部に螺着可能な雌ネジ部が形成されている。このコネクタ256の外周面には、押圧スイッチ259が装着されている。このスイッチ259の周囲は、絶縁カバー261に覆われている。コネクタ256と、絶縁カバー261との間には、スイッチ259に接続されるコード263の一端部が装着されている。このコード263の他端部には、コネクタピン用コネクタ265が配設されている。このとき、押圧スイッチ259を押圧すると、コネクタピン用コネクタ265のコネクタピン265aと、接続部材254とがコード263を介して電気的に接続される。押圧スイッチ259の押圧を解除すると、コネクタピン用コネクタ265のコネクタピン265aと、接続部材254との間の電気的接続が解除される。
プローブユニット14の処置部(曲部)236は、フック状に形成されている。
次に、このような構成を有する超音波処置装置210の作用について説明する。
図15および図16に示す高周波シースユニット250の基端部に対して本体ユニット212の内シース110の先端部から突出されたプローブユニット14の処置部236を挿入する。すると、図17および図18に示すように、本体ユニット212に高周波シースユニット250が装着される。このとき、本体ユニット212を高周波シースユニット250に対して回転させて、本体ユニット212のシース接続部材266と、高周波シースユニット250の接続部材254とを互いのネジにより螺合する。
この状態で、振動子ユニット16に電流を供給すると、処置部236で超音波処置を行なうことができる。
高周波シースユニット250に配設されたコネクタピン265aに高周波電源を接続する。この状態で、高周波電源から高周波電流を供給するとともに押圧スイッチ259を押圧する。すると、高周波電流は、接続部材254、シース接続部材266、位置決め部材280およびゴムリング280aを介してプローブユニット14のホーン部に入力される。このため、プローブユニット14の処置部236に生体組織が当接されると、高周波処置が行なわれる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
高周波シースユニット250を本体ユニット212に対して着脱可能としたので、高周波処置をする予定がない場合などは、高周波シースユニット250を装着せずに超音波処置装置としてのみ使用すればよい。このため、高周波シースユニット250のみを着脱することによって、高周波処置を行なえる状態と、高周波処置を行なわない状態とに、容易に切り替えることができる。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
上記説明によれば、下記の事項の発明が得られる。また、各項の組み合わせも可能である。
[付記]
(付記項1) 超音波振動子で発生した超音波振動を伝達し、生体組織を処置する超音波プローブと、
前記超音波プローブに対侍して回動自在に支持され、この超音波プローブとの間に生体組織を把持するジョーと、
前記ジョーを前記超音波プローブに対して開閉操作するための操作部と、
前記ジョーと前記操作部との間を連結して前記プローブを覆う内シースと、
前記ジョーと前記操作部との間を連結して前記ジョーに前記操作部からの操作力を伝達する操作力伝達部材と、
前記操作力伝達部材を覆う外シースと
を具備し、前記外シースを前記操作部に対して着脱可能に構成したことを特徴とする超音波処置装置。
(付記項2) 付記項1において、前記操作力伝達部材は板状部材であることを特徴とする。
(付記項3) 付記項2において、前記操作力伝達部材は少なくとも1箇所を内シースに対し前後に摺動可能に連結されていることを特徴とする。
(付記項4) 付記項2において、前記操作力伝達部材に少なくとも1つのスリットを設け、内シースには少なくとも1つのピンが設けられ、前記スリットと前記ピンは摺動可能に係合していることを特徴とする。
(付記項5) 付記項2において、前記操作棒は、少なくとも1箇所を前記内シースに連結されたアーチ状部材により覆われていることを特徴とする。
第1の実施の形態に係る超音波処置装置の概略的な側面図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置を本体ユニット、プローブユニット、振動子ユニットおよび外シースに分解した状態を示す概略的な側面図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置におけるプローブユニットの概略的な側面図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置における操作部近傍の概略的な縦断面図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの概略的な分解斜視図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部および先端作用部の概略的な分解斜視図。 (A)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置の本体ユニットの斜視図、(B)は本体ユニットの挿入部の一部を示す概略的な斜視図、(C)は(B)に示す本体ユニットの挿入部の一部を変形させた状態を示す概略的な斜視図。 (A)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置の平面図、(B)は(A)中の矢印8B方向から観察した状態を示す概略的な部分断側面図、(C)は(B)中の矢印8C−8C線に沿う断面図、(D)は(B)中の矢印8D−8D線に沿う断面図。 (A)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置の本体ユニットの先端作用部のジョーユニットのジョー本体を示す概略的な斜視図、(B)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置のジョーユニットのジョー本体の突起部をジョー保持部材の突出部から離した状態を示す概略的な側面図、(C)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置のジョーユニットのジョー本体の突起部をジョー保持部材の突出部に当接させた状態を示す概略的な側面図。 (A)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部の先端部から外シースを挿入しようとする、または、本体ユニットの挿入部から外シースを取り外した状態を示す概略的な斜視図、(B)は第1の実施の形態に係る超音波処置装置の外シースの分解斜視図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置の本体ユニットの挿入部の先端部から外シースを挿入した状態を示す概略的な部分縦断面図。 第1の実施の形態に係る超音波処置装置の本体ユニットの操作部の基端部からプローブユニットを挿入しようとする、または、本体ユニットの操作部からプローブユニットを取り外した状態を示す概略的な斜視図。 第2の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部の先端部から外シースを挿入しようとする、または、本体ユニットの挿入部から外シースを取り外した状態を示す概略的な縦断面図。 第2の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部に外シースを装着した状態を示す概略的な縦断面図。 第3の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部の先端部から高周波シースユニットを挿入しようとする、または、本体ユニットの挿入部から高周波シースユニットを取り外した状態を示す概略的な縦断面図。 第3の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部の先端部から高周波シースユニットを挿入しようとする、または、本体ユニットの挿入部から高周波シースユニットを取り外した状態を示す概略的な斜視図。 第3の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部に高周波シースユニットを装着した状態を示す概略的な縦断面図。 第3の実施の形態に係る超音波処置装置における本体ユニットの挿入部に高周波シースユニットを装着した状態を示す概略的な斜視図。
符号の説明
10…超音波処置装置、12…本体ユニット、14…プローブユニット、16…振動子ユニット、20…振動子カバー、22…ユニット連結部、24…係合リング、26…電源接続用コード、30…振動伝達部材、32…ホーン部、34…最大径部、34a…取り付けネジ、36…処置部、38…異形断面形状部、40…支持体、50…挿入部、54…操作部、58…操作部本体、60…回転繋部材、62…回転ノブ、85…振動子接続部、88…高周波接続ピン、94…固定ハンドル、94a…指掛孔、96…可動ハンドル、96a…指掛孔、98…支点ピン、102…作用ピン、110…内シース、120…操作ロッド、150…外シース、152…シース本体、156…コネクタ

Claims (21)

  1. 電力が供給されると超音波振動する超音波振動子と、
    前記超音波振動子に着脱可能で、前記超音波振動子が装着された状態で前記超音波振動子を振動させると、その超音波振動を基端部から先端部に向けて伝達する超音波プローブと、
    前記超音波振動子および前記超音波プローブが着脱可能で、前記超音波プローブが装着されて前記超音波プローブの先端部が外部に突出された状態で術者に把持されて操作される装置本体と、
    前記装置本体に装着されて前記超音波プローブの先端部を除く外周を覆う着位置と、前記装置本体から取り外される脱位置とに切り替え可能な外シースと
    を具備することを特徴とする超音波処置装置。
  2. 前記外シースは、
    絶縁性を備え、前記着位置のときに前記超音波プローブの外周を覆う絶縁シースと、
    前記装置本体に対して前記着位置と脱位置とを切り替え可能に前記絶縁シースの基端部に設けられ、電気メス用電源に電気的に接続される電気コネクタ部と、
    前記電気コネクタ部に電気的に接続され、前記電気コネクタ部が前記着位置のときに前記超音波プローブに電気的に接続される電気接続部と
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の超音波処置装置。
  3. 前記電気接続部は、前記電気コネクタ部が前記装置本体に対して前記着位置のときに前記超音波プローブの振動の節の位置に当接されることを特徴とする請求項2に記載の超音波処置装置。
  4. 前記超音波プローブは、前記超音波プローブの軸方向から外れる方向に曲げられた曲部を先端部に備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の超音波処置装置。
  5. 前記曲部は、前記超音波プローブの軸方向に対して屈曲され、対象物に引っ掛け可能なフック部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の超音波処置装置。
  6. 前記装置本体は、
    前記超音波プローブおよび前記超音波振動子が着脱可能で、術者に把持されて操作される操作部と、
    前記操作部の先端部に配設され、前記超音波プローブが前記操作部に対して前記着状態のときに前記超音波プローブが内挿されるとともに前記超音波プローブの先端部が突出される内シースと、
    前記内シースの先端部で前記超音波プローブの先端部に対峙する位置に回動自在に支持され、前記超音波プローブの先端部との間で生体組織を把持するジョーと、
    前記ジョーと前記操作部との間を連結し、前記内シースの軸方向に沿って進退可能で、前記操作部が操作されたときの操作力を前記ジョーに伝達する操作力伝達部材と
    を備えていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の超音波処置装置。
  7. 術者に保持されて操作される装置本体と、
    前記装置本体に装着される着状態と、前記装置本体から外される脱状態とに切り替え可能で、超音波振動子で発生させた超音波振動を基端部から先端部に向けて伝達する超音波プローブと、
    前記装置本体に配設され、前記超音波プローブが前記装置本体に対して前記着状態のときに前記超音波プローブが内挿される内シースと、
    前記超音波プローブが前記装置本体に対して前記着状態のときに、前記内シースの先端部で前記超音波プローブの先端部に対峙するように回動自在に支持され、前記超音波プローブとの間で生体組織を把持するジョーと、
    前記装置本体に設けられた操作部と、
    前記ジョーと前記操作部との間を連結し、前記内シースの軸方向に沿って進退可能で、前記操作部からの操作力を前記ジョーに伝達する操作力伝達部材と、
    前記内シースの外周を覆うとともに、前記操作力伝達部材の外周を覆う着位置と、前記内シースの外周から外されるとともに、前記操作力伝達部材の外周から外される脱位置とに切り替え可能な外シースと
    を具備することを特徴とする超音波処置装置。
  8. 前記内シースは、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する進退動作規制機構を備えていることを特徴とする請求項7に記載の超音波処置装置。
  9. 前記操作力伝達部材は、板状を有し、前記操作力伝達部材の軸方向に沿って形成されたスリット部を備え、
    前記進退動作規制機構は、前記スリット部に配設され、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する規制ピンを備えていることを特徴とする請求項8に記載の超音波処置装置。
  10. 前記進退動作規制機構は、前記内シースの外周に配設され、操作力伝達部材の軸方向に対して直交する方向の移動を規制する規制バンドを備えていることを特徴とする請求項8に記載の超音波処置装置。
  11. 前記操作力伝達部材は、前記内シースの軸方向に沿って進退可能な板状部材を備えていることを特徴とする請求項10に記載の超音波処置装置。
  12. 前記外シースは、
    絶縁性を備え、前記着位置のときに前記超音波プローブの外周を覆う絶縁シースと、
    前記装置本体に対して前記着位置と脱位置とを切り替え可能に前記絶縁シースの基端部に設けられ、電気メス用電源に電気的に接続される電気コネクタ部と、
    前記電気コネクタ部に電気的に接続され、前記電気コネクタ部が前記着位置のときに前記超音波プローブに電気的に接続される電気接続部と
    を備えていることを特徴とする請求項7に記載の超音波処置装置。
  13. 前記電気接続部は、前記電気コネクタ部が前記装置本体に対して着位置のときに前記超音波プローブの振動の節の位置に当接されることを特徴とする請求項12に記載の超音波処置装置。
  14. 術者に保持されて操作される本体ユニットと、
    前記本体ユニットに装着される着状態と、前記本体ユニットから外される脱状態とに切り替え可能で、超音波振動子で発生させた超音波振動を基端部から先端部に向けて伝達する超音波プローブユニットと
    を具備し、
    前記本体ユニットは、
    前記超音波プローブユニットが前記本体ユニットに対して前記着状態のときに前記超音波プローブユニットが内挿される内シースと、
    前記内シースの先端部で前記超音波プローブユニットの先端部に対峙するように回動自在に支持され、前記超音波プローブユニットとの間で生体組織を把持するジョーと、
    前記内シースの基端部に設けられた操作部と、
    前記ジョーと前記操作部との間を連結し、前記内シースの軸方向に沿って進退可能で、前記操作部ユニットからの操作力を前記ジョーに伝達する操作力伝達部材と、
    前記内シースの外周を覆うとともに、前記操作力伝達部材の外周を覆う着位置と、前記内シースの外周から外されるとともに、前記操作力伝達部材の外周から外される脱位置とに切り替え可能な外シースと
    を備えていることを特徴とする超音波処置装置。
  15. 前記外シースは、
    絶縁性を備え、前記着位置のときに前記超音波プローブの外周を覆う絶縁シースと、
    前記装置本体に対して前記着位置と脱位置とを切り替え可能に前記絶縁シースの基端部に設けられ、電気メス用電源に電気的に接続される電気コネクタ部と、
    前記電気コネクタ部に電気的に接続され、前記電気コネクタ部が前記着位置のときに前記超音波プローブに電気的に接続される電気接続部と
    を備えていることを特徴とする請求項14に記載の超音波処置装置。
  16. 前記電気接続部は、前記電気コネクタ部が前記装置本体に対して着位置のときに前記超音波プローブの振動の節の位置に当接されることを特徴とする請求項15に記載の超音波処置装置。
  17. 超音波振動子を有する振動子ユニットと、
    前記振動子ユニットの前記超音波振動子に着脱可能で、前記振動子ユニットが装着された状態で基端部から先端部に向かって超音波振動を伝達するプローブユニットと、
    前記振動子ユニットおよび前記プローブユニットが互いに接続されたユニットが装着される着状態と、外される脱状態とに切り替え可能な本体ユニットと、
    を具備し、
    前記本体ユニットは、
    前記振動子ユニットが前記本体ユニットに対して前記着状態のときに前記プローブユニットが内挿される内シースと、
    前記内シースの先端部で前記超音波プローブユニットの先端部に対峙するように回動自在に支持され、前記超音波プローブユニットとの間で生体組織を把持するジョーと、
    前記内シースの基端部に設けられた操作部と、
    前記ジョーと前記操作部との間を連結し、前記内シースの軸方向に沿って進退可能で、前記操作部ユニットからの操作力を前記ジョーに伝達する操作力伝達部材と、
    前記内シースの外周を覆うとともに、前記操作力伝達部材の外周を覆う着位置と、前記内シースの外周から外されるとともに、前記操作力伝達部材の外周から外される脱位置とに切り替え可能な外シースと
    を備えていることを特徴とする超音波処置装置。
  18. 前記内シースは、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する進退動作規制機構を備えていることを特徴とする請求項17に記載の超音波処置装置。
  19. 前記操作力伝達部材は、板状を有し、前記操作力伝達部材の軸方向に沿って形成されたスリット部を備え、
    前記進退動作規制機構は、前記スリット部に配設され、前記操作力伝達部材の進退方向が前記内シースの軸方向に沿った方向から外れることを防止する規制ピンを備えていることを特徴とする請求項18に記載の超音波処置装置。
  20. 前記進退動作規制機構は、前記内シースの外周に配設され、操作力伝達部材の軸方向に対して直交する方向の移動を規制する規制バンドを備えていることを特徴とする請求項18に記載の超音波処置装置。
  21. 前記操作力伝達部材は、前記内シースの軸方向に沿って進退可能な板状部材を備えていることを特徴とする請求項20に記載の超音波処置装置。
JP2004098229A 2004-03-30 2004-03-30 超音波処置装置 Expired - Lifetime JP4282523B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004098229A JP4282523B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 超音波処置装置
US11/093,601 US7799045B2 (en) 2004-03-30 2005-03-30 Treatment apparatus and treatment device for surgical treatments using ultrasonic vibration

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004098229A JP4282523B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 超音波処置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005278935A true JP2005278935A (ja) 2005-10-13
JP4282523B2 JP4282523B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=35097181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004098229A Expired - Lifetime JP4282523B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 超音波処置装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7799045B2 (ja)
JP (1) JP4282523B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010109908A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 国立大学法人 滋賀医科大学 医療用処置具
JP2014518652A (ja) * 2011-04-20 2014-08-07 サージカル イノベーションズ リミテッド 手術器具用インサート及び手術器具システム
CN110251851A (zh) * 2019-06-24 2019-09-20 吴圆圆 一种超声科自动耦合探头组合装置

Families Citing this family (155)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10835307B2 (en) 2001-06-12 2020-11-17 Ethicon Llc Modular battery powered handheld surgical instrument containing elongated multi-layered shaft
US8291762B2 (en) * 2004-01-15 2012-10-23 Robert Akins Work capacities testing apparatus and method
US8182501B2 (en) 2004-02-27 2012-05-22 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same
US20060079877A1 (en) 2004-10-08 2006-04-13 Houser Kevin L Feedback mechanism for use with an ultrasonic surgical instrument
US20070191713A1 (en) 2005-10-14 2007-08-16 Eichmann Stephen E Ultrasonic device for cutting and coagulating
US7621930B2 (en) 2006-01-20 2009-11-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade
US20080171938A1 (en) * 2007-01-15 2008-07-17 Shinya Masuda Ultrasonic operating apparatus
US8142461B2 (en) 2007-03-22 2012-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments
US8911460B2 (en) 2007-03-22 2014-12-16 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments
US8057498B2 (en) 2007-11-30 2011-11-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instrument blades
US8226675B2 (en) 2007-03-22 2012-07-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments
US8808319B2 (en) 2007-07-27 2014-08-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments
US8523889B2 (en) 2007-07-27 2013-09-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic end effectors with increased active length
US8882791B2 (en) 2007-07-27 2014-11-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments
US9044261B2 (en) 2007-07-31 2015-06-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Temperature controlled ultrasonic surgical instruments
US8512365B2 (en) 2007-07-31 2013-08-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments
US8430898B2 (en) 2007-07-31 2013-04-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments
US20090088742A1 (en) * 2007-09-27 2009-04-02 Shinya Masuda Surgical operating apparatus
JP2010540186A (ja) 2007-10-05 2010-12-24 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 人間工学的外科用器具
US10010339B2 (en) 2007-11-30 2018-07-03 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blades
US9107690B2 (en) 2007-12-03 2015-08-18 Covidien Ag Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device
AU2014202156B2 (en) * 2007-12-03 2016-02-18 Covidien Ag Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device
US8061014B2 (en) 2007-12-03 2011-11-22 Covidien Ag Method of assembling a cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device
US8419758B2 (en) 2007-12-03 2013-04-16 Covidien Ag Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device
US8435257B2 (en) 2007-12-03 2013-05-07 Covidien Ag Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device and method
US8334468B2 (en) 2008-11-06 2012-12-18 Covidien Ag Method of switching a cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device
US9314261B2 (en) 2007-12-03 2016-04-19 Covidien Ag Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device
US8663262B2 (en) 2007-12-03 2014-03-04 Covidien Ag Battery assembly for battery-powered surgical instruments
US9017355B2 (en) 2007-12-03 2015-04-28 Covidien Ag Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device
US20090270854A1 (en) * 2008-04-28 2009-10-29 Chie Yachi Surgical operating apparatus
US20090270853A1 (en) * 2008-04-28 2009-10-29 Chie Yachi Surgical operating apparatus
US9089360B2 (en) 2008-08-06 2015-07-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Devices and techniques for cutting and coagulating tissue
US9700339B2 (en) 2009-05-20 2017-07-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments
US8334635B2 (en) 2009-06-24 2012-12-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Transducer arrangements for ultrasonic surgical instruments
US8663220B2 (en) 2009-07-15 2014-03-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments
USRE47996E1 (en) 2009-10-09 2020-05-19 Ethicon Llc Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US8951248B2 (en) 2009-10-09 2015-02-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US9168054B2 (en) 2009-10-09 2015-10-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US10441345B2 (en) 2009-10-09 2019-10-15 Ethicon Llc Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US11090104B2 (en) 2009-10-09 2021-08-17 Cilag Gmbh International Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US8961547B2 (en) 2010-02-11 2015-02-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments with moving cutting implement
US8486096B2 (en) 2010-02-11 2013-07-16 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue
US8579928B2 (en) 2010-02-11 2013-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Outer sheath and blade arrangements for ultrasonic surgical instruments
US8469981B2 (en) 2010-02-11 2013-06-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotatable cutting implement arrangements for ultrasonic surgical instruments
US8951272B2 (en) 2010-02-11 2015-02-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Seal arrangements for ultrasonically powered surgical instruments
GB2480498A (en) 2010-05-21 2011-11-23 Ethicon Endo Surgery Inc Medical device comprising RF circuitry
US8795327B2 (en) 2010-07-22 2014-08-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrosurgical instrument with separate closure and cutting members
US9192431B2 (en) 2010-07-23 2015-11-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrosurgical cutting and sealing instrument
US9259265B2 (en) 2011-07-22 2016-02-16 Ethicon Endo-Surgery, Llc Surgical instruments for tensioning tissue
EP2810612B1 (en) * 2012-02-01 2016-09-14 Olympus Corporation Grasping treatment device
JP6165780B2 (ja) 2012-02-10 2017-07-19 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッドEthicon Endo−Surgery,Inc. ロボット制御式の手術器具
US9241731B2 (en) 2012-04-09 2016-01-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotatable electrical connection for ultrasonic surgical instruments
US9439668B2 (en) 2012-04-09 2016-09-13 Ethicon Endo-Surgery, Llc Switch arrangements for ultrasonic surgical instruments
US9237921B2 (en) 2012-04-09 2016-01-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Devices and techniques for cutting and coagulating tissue
US9724118B2 (en) 2012-04-09 2017-08-08 Ethicon Endo-Surgery, Llc Techniques for cutting and coagulating tissue for ultrasonic surgical instruments
US9226766B2 (en) 2012-04-09 2016-01-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Serial communication protocol for medical device
US20140005705A1 (en) 2012-06-29 2014-01-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments with articulating shafts
US9408622B2 (en) 2012-06-29 2016-08-09 Ethicon Endo-Surgery, Llc Surgical instruments with articulating shafts
US9820768B2 (en) 2012-06-29 2017-11-21 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms
US9351754B2 (en) 2012-06-29 2016-05-31 Ethicon Endo-Surgery, Llc Ultrasonic surgical instruments with distally positioned jaw assemblies
US9326788B2 (en) 2012-06-29 2016-05-03 Ethicon Endo-Surgery, Llc Lockout mechanism for use with robotic electrosurgical device
US9198714B2 (en) 2012-06-29 2015-12-01 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Haptic feedback devices for surgical robot
US20140005702A1 (en) 2012-06-29 2014-01-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instruments with distally positioned transducers
US9393037B2 (en) 2012-06-29 2016-07-19 Ethicon Endo-Surgery, Llc Surgical instruments with articulating shafts
US9226767B2 (en) 2012-06-29 2016-01-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Closed feedback control for electrosurgical device
US9283045B2 (en) 2012-06-29 2016-03-15 Ethicon Endo-Surgery, Llc Surgical instruments with fluid management system
WO2014052181A1 (en) 2012-09-28 2014-04-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multi-function bi-polar forceps
US9095367B2 (en) 2012-10-22 2015-08-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Flexible harmonic waveguides/blades for surgical instruments
US10201365B2 (en) 2012-10-22 2019-02-12 Ethicon Llc Surgeon feedback sensing and display methods
US20140135804A1 (en) 2012-11-15 2014-05-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic and electrosurgical devices
US10226273B2 (en) 2013-03-14 2019-03-12 Ethicon Llc Mechanical fasteners for use with surgical energy devices
US9241728B2 (en) 2013-03-15 2016-01-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument with multiple clamping mechanisms
US9814514B2 (en) 2013-09-13 2017-11-14 Ethicon Llc Electrosurgical (RF) medical instruments for cutting and coagulating tissue
US9265926B2 (en) 2013-11-08 2016-02-23 Ethicon Endo-Surgery, Llc Electrosurgical devices
GB2521228A (en) 2013-12-16 2015-06-17 Ethicon Endo Surgery Inc Medical device
GB2521229A (en) 2013-12-16 2015-06-17 Ethicon Endo Surgery Inc Medical device
US9795436B2 (en) 2014-01-07 2017-10-24 Ethicon Llc Harvesting energy from a surgical generator
US9554854B2 (en) 2014-03-18 2017-01-31 Ethicon Endo-Surgery, Llc Detecting short circuits in electrosurgical medical devices
US10092310B2 (en) 2014-03-27 2018-10-09 Ethicon Llc Electrosurgical devices
US10463421B2 (en) 2014-03-27 2019-11-05 Ethicon Llc Two stage trigger, clamp and cut bipolar vessel sealer
US9737355B2 (en) 2014-03-31 2017-08-22 Ethicon Llc Controlling impedance rise in electrosurgical medical devices
US9913680B2 (en) 2014-04-15 2018-03-13 Ethicon Llc Software algorithms for electrosurgical instruments
US10285724B2 (en) 2014-07-31 2019-05-14 Ethicon Llc Actuation mechanisms and load adjustment assemblies for surgical instruments
US10639092B2 (en) 2014-12-08 2020-05-05 Ethicon Llc Electrode configurations for surgical instruments
US10245095B2 (en) 2015-02-06 2019-04-02 Ethicon Llc Electrosurgical instrument with rotation and articulation mechanisms
US10321950B2 (en) 2015-03-17 2019-06-18 Ethicon Llc Managing tissue treatment
US10342602B2 (en) 2015-03-17 2019-07-09 Ethicon Llc Managing tissue treatment
US10595929B2 (en) 2015-03-24 2020-03-24 Ethicon Llc Surgical instruments with firing system overload protection mechanisms
US10034684B2 (en) 2015-06-15 2018-07-31 Ethicon Llc Apparatus and method for dissecting and coagulating tissue
US11020140B2 (en) 2015-06-17 2021-06-01 Cilag Gmbh International Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments
US10357303B2 (en) 2015-06-30 2019-07-23 Ethicon Llc Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector
US11129669B2 (en) 2015-06-30 2021-09-28 Cilag Gmbh International Surgical system with user adaptable techniques based on tissue type
US11141213B2 (en) 2015-06-30 2021-10-12 Cilag Gmbh International Surgical instrument with user adaptable techniques
US10034704B2 (en) 2015-06-30 2018-07-31 Ethicon Llc Surgical instrument with user adaptable algorithms
US10898256B2 (en) 2015-06-30 2021-01-26 Ethicon Llc Surgical system with user adaptable techniques based on tissue impedance
US11051873B2 (en) 2015-06-30 2021-07-06 Cilag Gmbh International Surgical system with user adaptable techniques employing multiple energy modalities based on tissue parameters
US10154852B2 (en) 2015-07-01 2018-12-18 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blade with improved cutting and coagulation features
WO2017027745A1 (en) 2015-08-11 2017-02-16 Reach Surgical, Inc. Double hook ultrasonic surgical blade
US11058449B2 (en) 2015-08-12 2021-07-13 Reach Surgical, Inc. Curved ultrasonic surgical blade
US11058475B2 (en) 2015-09-30 2021-07-13 Cilag Gmbh International Method and apparatus for selecting operations of a surgical instrument based on user intention
US10595930B2 (en) 2015-10-16 2020-03-24 Ethicon Llc Electrode wiping surgical device
CN105125256B (zh) * 2015-10-21 2017-10-24 王彦军 超声微介入针刀
US10179022B2 (en) 2015-12-30 2019-01-15 Ethicon Llc Jaw position impedance limiter for electrosurgical instrument
US10575892B2 (en) 2015-12-31 2020-03-03 Ethicon Llc Adapter for electrical surgical instruments
US10716615B2 (en) 2016-01-15 2020-07-21 Ethicon Llc Modular battery powered handheld surgical instrument with curved end effectors having asymmetric engagement between jaw and blade
US11229450B2 (en) 2016-01-15 2022-01-25 Cilag Gmbh International Modular battery powered handheld surgical instrument with motor drive
US11229471B2 (en) 2016-01-15 2022-01-25 Cilag Gmbh International Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on tissue characterization
US11129670B2 (en) 2016-01-15 2021-09-28 Cilag Gmbh International Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on button displacement, intensity, or local tissue characterization
US10555769B2 (en) 2016-02-22 2020-02-11 Ethicon Llc Flexible circuits for electrosurgical instrument
US10646269B2 (en) 2016-04-29 2020-05-12 Ethicon Llc Non-linear jaw gap for electrosurgical instruments
US10702329B2 (en) 2016-04-29 2020-07-07 Ethicon Llc Jaw structure with distal post for electrosurgical instruments
US10485607B2 (en) 2016-04-29 2019-11-26 Ethicon Llc Jaw structure with distal closure for electrosurgical instruments
US10456193B2 (en) 2016-05-03 2019-10-29 Ethicon Llc Medical device with a bilateral jaw configuration for nerve stimulation
US10368898B2 (en) 2016-05-05 2019-08-06 Covidien Lp Ultrasonic surgical instrument
US10245064B2 (en) 2016-07-12 2019-04-02 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer
US10893883B2 (en) 2016-07-13 2021-01-19 Ethicon Llc Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments
US10842522B2 (en) 2016-07-15 2020-11-24 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instruments having offset blades
US10376305B2 (en) 2016-08-05 2019-08-13 Ethicon Llc Methods and systems for advanced harmonic energy
US10285723B2 (en) 2016-08-09 2019-05-14 Ethicon Llc Ultrasonic surgical blade with improved heel portion
US10792064B2 (en) 2016-08-12 2020-10-06 Covidien Lp Energy-based surgical instrument for treating tissue
USD847990S1 (en) 2016-08-16 2019-05-07 Ethicon Llc Surgical instrument
US11350959B2 (en) 2016-08-25 2022-06-07 Cilag Gmbh International Ultrasonic transducer techniques for ultrasonic surgical instrument
US10952759B2 (en) 2016-08-25 2021-03-23 Ethicon Llc Tissue loading of a surgical instrument
US10603064B2 (en) 2016-11-28 2020-03-31 Ethicon Llc Ultrasonic transducer
US11266430B2 (en) 2016-11-29 2022-03-08 Cilag Gmbh International End effector control and calibration
WO2018193500A1 (ja) 2017-04-17 2018-10-25 オリンパス株式会社 動力伝達機構および処置具
US10571435B2 (en) 2017-06-08 2020-02-25 Covidien Lp Systems and methods for digital control of ultrasonic devices
US10820920B2 (en) 2017-07-05 2020-11-03 Ethicon Llc Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use
US11246617B2 (en) 2018-01-29 2022-02-15 Covidien Lp Compact ultrasonic transducer and ultrasonic surgical instrument including the same
US11246621B2 (en) 2018-01-29 2022-02-15 Covidien Lp Ultrasonic transducers and ultrasonic surgical instruments including the same
US11259832B2 (en) 2018-01-29 2022-03-01 Covidien Lp Ultrasonic horn for an ultrasonic surgical instrument, ultrasonic surgical instrument including the same, and method of manufacturing an ultrasonic horn
US11229449B2 (en) 2018-02-05 2022-01-25 Covidien Lp Ultrasonic horn, ultrasonic transducer assembly, and ultrasonic surgical instrument including the same
US10582944B2 (en) 2018-02-23 2020-03-10 Covidien Lp Ultrasonic surgical instrument with torque assist feature
US11123093B2 (en) 2019-07-09 2021-09-21 Covidien Lp Jaw drive arm for surgical instruments and surgical instruments incorporating the same
US11478268B2 (en) 2019-08-16 2022-10-25 Covidien Lp Jaw members for surgical instruments and surgical instruments incorporating the same
US11666357B2 (en) 2019-09-16 2023-06-06 Covidien Lp Enclosure for electronics of a surgical instrument
US11660089B2 (en) 2019-12-30 2023-05-30 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising a sensing system
US11911063B2 (en) 2019-12-30 2024-02-27 Cilag Gmbh International Techniques for detecting ultrasonic blade to electrode contact and reducing power to ultrasonic blade
US11779329B2 (en) 2019-12-30 2023-10-10 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising a flex circuit including a sensor system
US11950797B2 (en) 2019-12-30 2024-04-09 Cilag Gmbh International Deflectable electrode with higher distal bias relative to proximal bias
US11944366B2 (en) 2019-12-30 2024-04-02 Cilag Gmbh International Asymmetric segmented ultrasonic support pad for cooperative engagement with a movable RF electrode
US11812957B2 (en) 2019-12-30 2023-11-14 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising a signal interference resolution system
US11707318B2 (en) 2019-12-30 2023-07-25 Cilag Gmbh International Surgical instrument with jaw alignment features
US11696776B2 (en) 2019-12-30 2023-07-11 Cilag Gmbh International Articulatable surgical instrument
US11937863B2 (en) 2019-12-30 2024-03-26 Cilag Gmbh International Deflectable electrode with variable compression bias along the length of the deflectable electrode
US11786291B2 (en) 2019-12-30 2023-10-17 Cilag Gmbh International Deflectable support of RF energy electrode with respect to opposing ultrasonic blade
US11452525B2 (en) 2019-12-30 2022-09-27 Cilag Gmbh International Surgical instrument comprising an adjustment system
US20210196344A1 (en) 2019-12-30 2021-07-01 Ethicon Llc Surgical system communication pathways
US11937866B2 (en) 2019-12-30 2024-03-26 Cilag Gmbh International Method for an electrosurgical procedure
US11974801B2 (en) 2019-12-30 2024-05-07 Cilag Gmbh International Electrosurgical instrument with flexible wiring assemblies
US20210196361A1 (en) 2019-12-30 2021-07-01 Ethicon Llc Electrosurgical instrument with monopolar and bipolar energy capabilities
US11779387B2 (en) 2019-12-30 2023-10-10 Cilag Gmbh International Clamp arm jaw to minimize tissue sticking and improve tissue control
CN113057715B (zh) * 2020-01-02 2023-04-21 上海逸思医疗科技股份有限公司 一种可拆装器械
US20220117623A1 (en) 2020-10-15 2022-04-21 Covidien Lp Ultrasonic surgical instrument
US11717312B2 (en) 2021-10-01 2023-08-08 Covidien Lp Surgical system including blade visualization markings

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5176677A (en) * 1989-11-17 1993-01-05 Sonokinetics Group Endoscopic ultrasonic rotary electro-cauterizing aspirator
US5391144A (en) * 1990-02-02 1995-02-21 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic treatment apparatus
US5322055B1 (en) * 1993-01-27 1997-10-14 Ultracision Inc Clamp coagulator/cutting system for ultrasonic surgical instruments
US5628743A (en) * 1994-12-21 1997-05-13 Valleylab Inc. Dual mode ultrasonic surgical apparatus
US5603723A (en) * 1995-01-11 1997-02-18 United States Surgical Corporation Surgical instrument configured to be disassembled for cleaning
US5637110A (en) * 1995-01-31 1997-06-10 Stryker Corporation Electrocautery surgical tool with relatively pivoted tissue engaging jaws
US6669690B1 (en) * 1995-04-06 2003-12-30 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasound treatment system
US6056735A (en) * 1996-04-04 2000-05-02 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasound treatment system
US6129735A (en) * 1996-06-21 2000-10-10 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic treatment appliance
JP3274826B2 (ja) * 1997-10-15 2002-04-15 オリンパス光学工業株式会社 超音波処置具
US6887252B1 (en) * 1996-06-21 2005-05-03 Olympus Corporation Ultrasonic treatment appliance
US5906628A (en) * 1996-06-26 1999-05-25 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic treatment instrument
US6371956B1 (en) * 1996-10-28 2002-04-16 Endoscopic Concepts, Inc. Monopolar electrosurgical end effectors
US6206844B1 (en) * 1997-02-28 2001-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Reusable ultrasonic surgical instrument with removable outer sheath
US6017358A (en) * 1997-05-01 2000-01-25 Inbae Yoon Surgical instrument with multiple rotatably mounted offset end effectors
US6024750A (en) * 1997-08-14 2000-02-15 United States Surgical Ultrasonic curved blade
US6454782B1 (en) * 1998-04-13 2002-09-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Actuation mechanism for surgical instruments
US6585735B1 (en) * 1998-10-23 2003-07-01 Sherwood Services Ag Endoscopic bipolar electrosurgical forceps
US6569178B1 (en) * 1999-03-09 2003-05-27 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic coagulating/cutting apparatus
US6015415A (en) * 1999-03-09 2000-01-18 General Science And Technology Polypectomy snare instrument
US6214023B1 (en) * 1999-06-21 2001-04-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical instrument with removable clamp arm
GB2355661A (en) * 1999-09-17 2001-05-02 Michael John Radley Young Ultrasonic surgical tool
JP4460785B2 (ja) 2001-02-02 2010-05-12 オリンパス株式会社 超音波処置装置
US6986686B2 (en) * 2001-02-23 2006-01-17 Olympus Corporation Electrical plug for supplying electric power from a power supply to a medical instrument
US6918906B2 (en) * 2001-03-30 2005-07-19 Gary L. Long Endoscopic ablation system with improved electrode geometry
US7083618B2 (en) * 2001-04-06 2006-08-01 Sherwood Services Ag Vessel sealer and divider
JP4109096B2 (ja) * 2002-01-11 2008-06-25 オリンパス株式会社 超音波処置具
US6893434B2 (en) * 2002-05-13 2005-05-17 Axya Medical, Inc. Ultrasonic soft tissue cutting and coagulation systems including a retractable grasper
EP1433428B1 (en) * 2002-08-02 2013-10-02 Olympus Corporation Ultrasonic treatment apparatus
JP4315716B2 (ja) 2003-03-20 2009-08-19 オリンパス株式会社 超音波処置装置
JP4253540B2 (ja) * 2003-07-24 2009-04-15 オリンパス株式会社 医療器械
EP1731110B1 (en) * 2004-03-30 2012-10-24 Olympus Corporation Ultrasonic treatment device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010109908A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 国立大学法人 滋賀医科大学 医療用処置具
JP5892593B2 (ja) * 2009-03-27 2016-03-23 国立大学法人滋賀医科大学 医療用処置具
JP2014518652A (ja) * 2011-04-20 2014-08-07 サージカル イノベーションズ リミテッド 手術器具用インサート及び手術器具システム
CN110251851A (zh) * 2019-06-24 2019-09-20 吴圆圆 一种超声科自动耦合探头组合装置
CN110251851B (zh) * 2019-06-24 2021-05-07 吴圆圆 一种超声科自动耦合探头组合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4282523B2 (ja) 2009-06-24
US7799045B2 (en) 2010-09-21
US20050234338A1 (en) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4282523B2 (ja) 超音波処置装置
CN108430351B (zh) 具有刀清洁特征结构的超声外科器械
CN109068937B (zh) 超声外科手术器械
JP4388475B2 (ja) 超音波処置具
JP3704399B2 (ja) 超音波処置具
JP4976597B2 (ja) 超音波処置具
CA2377713C (en) Ultrasonic surgical instrument with removable clamp arm
JP5164877B2 (ja) 超音波処置装置
JP3989030B2 (ja) 超音波切開凝固装置
JP4109096B2 (ja) 超音波処置具
CN110753523B (zh) 超声外科手术器械
WO2005099605A1 (ja) 超音波処置装置およびこの装置の組み立て、分解方法、並びに超音波処置システム
JP2000000249A (ja) 超音波処置具
JPH11113922A (ja) 超音波処置具
JP3354032B2 (ja) 外科用鉗子及び超音波凝固切開装置
JPH0998980A (ja) 超音波切開凝固装置
JP4398391B2 (ja) 超音波処置装置
JP2003135474A (ja) 医療装置と手術用処置具
JP4633139B2 (ja) トルクレンチ
JP3544642B2 (ja) 超音波処置具
JP3791875B2 (ja) 超音波処置具
JP4588893B2 (ja) 超音波処置装置
JP2004041780A (ja) 超音波切開凝固装置
JPH105238A (ja) 超音波処置具
JP2004033565A (ja) 超音波処置具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090317

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4282523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250