JP2014518254A - パーソナルケア組成物 - Google Patents

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Abstract

活性化合物を含むパーソナルケア配合物は、髪の繊維の表面摩擦を低下させ、そして繊維間の動きを促進するように作用することができる。この活性化合物は、脂肪酸とポリアミンの反応生成物である。パーソナルケア配合物中の活性化合物の使用は、髪の繊維の表面摩擦を低下させるように作用することができる摩擦軽減剤として働く。本発明は、この活性化合物および髪の繊維の表面摩擦を低下させる方法に拡張される。

Description

本発明は、パーソナルケア組成物、より具体的にはヘアケア組成物に関する。特には、本発明は、健康に見える髪および/または皮膚を増進するための組成物に関する。本組成物は、毛髪繊維の表面摩擦を低下させ、髪の房が互いに自由に動くことを可能にすることに特に効果的である。
髪の漂白、着色または染色の実施は、女性および男性によって、一般に使われている。漂白は、髪の永久的な変性である。髪の漂白は、通常は、髪内部のメラニン色素の酸化によって、毛髪の色を明るくするのに用いられる。メラニンは、髪の外層内に主に含まれていて、そして毛皮質(cortex)内には、少しか含まれていない。酸化剤、例えば過酸化水素が、メラニンを酸化するのに用いられ、それは、この色素を効果的に破壊する。しかしながら、過酸化物単独では、色の変化をもたらさず、そして、促進剤(accelerators)または促進剤(promoters)、例えばアンモニウムもしくは過硫酸カリウムが用いられる。それらは、過酸化物が、メラニン色素を酸化するのを援ける。それらの系は、通常は、約9の高pHに配合されるが、何故ならば、過酸化物の分解にはこのpHが最適であるためである。
ヘアカラーまたは毛染め剤は、使用者の所望の結果に応じて、恒久的、半恒久的または一時的であることができる。恒久的および半恒久的毛染め剤は、色素分子を含んでおり、それは髪に浸透して、髪自体の内部で色を保持するが、一方で一時的な毛染め剤中の色素分子は、単に髪の表面上に吸着または接着するだけである。
恒久的または半恒久的な染毛を得るための、最も普及している方法は、酸化染料、または酸化性染料の使用によるものである。そのような染料は、髪に浸透するように、非常に塩基性の条件下で、酸化剤を用いる。髪用の漂白剤と同様に、染毛剤においても、典型的には過酸化水素が、酸化剤として用いられ、そしてアンモニア、水酸化ナトリウムなどが、酸化プロセスの促進剤(promoter)もしくは促進剤(accelerant)として用いられる。髪の天然のメラニンの過酸化水素での酸化は、染料に対して、白紙のカンバスを提供する。
髪の漂白剤および染料によって与えられる条件が、毛髪繊維に損傷を生じさせて、弱った繊維および、高い水準の繊維間の摩擦をもたらすことは、よく文書化されている。このことは、漂白/染色系が、共有結合した表面脂質18−MEA(18−メチルエイコセン酸)の層の除去を引き起こすことのために起こる。この脂質層は、髪を保護すること、髪を疎水性に保持するのを援けること、および髪を滑らかな、そしてもつれていないままに保つように助けることに、責任がある。また、過酸化物、過硫酸塩および高いpHは、キューティクルの浮き上がりをもたらし、それが、繊維間の摩擦の問題を加える。
損傷がない髪は、しばしば「健康な髪」と称され、または、より正確には「健康に見える髪」は、全ての個人について望ましく、髪が、損傷を与える化粧品での処理を受けた後に、髪をこの状態に戻すことは、多くのヘアケア製品の目標であった。
伝統的には、漂白または染色処理の後に、髪の「健康に見える」状態を「取り戻す」たに利用可能であった製品は、四級化された材料、例えば、ベヘントリモニウムクロリドおよび/またはセテアリルエチルヘキシルジモニウムメソスルファートを基にしている。しかしながら、四級化された材料は、それらが、さまざまな健康への悪影響、例えば皮膚および呼吸刺激性を伴う点で、不利益である。
また、シリコーン、例えばジメチコーンが、そのような製品に広汎に用いられてきたし、そしてまた環境への悪影響を伴ってきた。更に、シリコーンは、髪中に「蓄積」される可能性があり、そしてシャンプーに用いられる種類の界面活性剤を用いては、除去するのが困難である。
従って、四級化されたおよび/またはシリコーン材料に伴う不利益が取り除かれた製品への要求が存在する。
いわゆる「健康な髪」といわれる性質は、人の頭を動かす自然な動作の下での、自由に動く髪の向上した能力である。損傷を受けた髪、例えば漂白されたもしくは染色処理された髪は、損傷を与える化粧品処理によって引き起こされた繊維間の摩擦の高い水準に起因して、動く能力が減少している。
従って、自然な髪の動く能力を回復および/または向上させ、そして特に美容のために処理された髪における、繊維間の摩擦を低下させる製品への必要性もまた存在している。
本発明の目的は、そのような従来技術に関連した上記の不利益および他の不利益を解決することである。
従って、本発明の第1の態様によれば、脂肪酸およびポリアミンの反応生成物である活性化合物を含むパーソナルケア配合物が提供される。
このパーソナルケア配合物は、皮膚ケアまたはヘアケア配合物であることができる。好ましくは、このパーソナルケア配合物は、ヘアケア配合物である。より好ましくは、このパーソナルケア配合物には、ヘアクレンジング、ヘアコンディショニング、ヘアデタングリング、染毛保護またはヘアスタイリング配合物がある。より好ましくは、パーソナルケア配合物は、人間の髪または動物の毛の繊維の表面摩擦を低減する作用をすることができる摩擦軽減配合物である。
本発明の第2の態様によれば、髪の繊維の表面摩擦を低下させ、そして繊維間の動きを促進するパーソナルケア配合物が提供され、この配合物は、本発明の第1の態様の活性化合物を含んでいる。
比較例Bまたは例10のいずれかで調子を整えられた房と比較した、SLESだけで洗浄された、漂白剤で損傷を受けた房の、計算された揺れの高さ 比較例Aで調子を整えられた房と比較した、SLESだけで洗浄された、漂白剤で損傷を受けた房の、計算された揺れの高さ SLES、比較例Aおよび比較例Bの市販のコンディショナー配合物で連続的に処理された5本の房の湿潤コーミングのデータ SLES、比較例Aおよび例10の配合物で連続的に処理された5本の房の湿潤コーミングのデータ
本明細書における用語「活性化合物」の使用によって、基質に効果を与える化合物を意味している。好ましくは、脂肪酸とポリアミンの反応生成物は、摩擦軽減剤であり、髪または皮膚、好ましくは髪の繊維、の表面摩擦を低下させるように作用することができる。
本明細書における用語「ポリアミン」の使用によって、2つもしくは3つ以上のアミン基、好ましくは3つもしくは4つ以上のアミン基、を含む化合物を意味している。ポリアミン中に存在するアミン基は、独立して一級、二級または三級であることができる。好ましくは、ポリアミン中の末端アミン基は、一級であり、そして残りのアミン基は、二級/三級である。
本明細書における用語「脂肪酸」の使用によって、12〜30個の範囲の炭素原子、好ましくは16〜26個の範囲、より好ましくは18〜22個の範囲の炭素原子を有するカルボン酸を意味している。
好ましくは、この活性化合物は、脂肪族アミノ−アミド/エステル、より好ましくは、脂肪族アミノ−アミド/エステルの混合物である。
この脂肪酸は、分岐脂肪酸または直鎖脂肪酸のいずれかであることができる。脂肪酸の混合物が、本発明の配合物中に存在することができる。この場合には、その混合物は、分岐脂肪酸、直鎖脂肪酸、またはそれらの混合物を含むことができる。
好ましくは、脂肪酸は、分岐脂肪酸である。分岐脂肪酸は、好ましくは、平均で3未満、より好ましくは2.5未満、特には1.05〜2の範囲、そして特には1.1〜1.4個の炭素原子を有するアルキル側鎖(最も長い直鎖の炭素原子に直接に結合している)を含んでいて、すなわちこの側鎖は主にメチル基である。
本発明での使用に好適な分岐鎖脂肪酸としては、イソ酸類、例えばイソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソミリスチン酸、イソアラキジン酸およびイソベヘン酸;ネオ酸類、例えば、ネオデカン酸;ならびに/あるいは非イソ酸が挙げられる。好ましくは、分岐鎖脂肪酸は、イソ酸である。イソステアリン酸が好ましい。
好ましくは、脂肪酸は、15〜500ダルトンの範囲、好ましくは200〜400ダルトンの範囲、より好ましくは250〜350ダルトンの範囲、そして望ましくは270〜310ダルトンの範囲の分子量を有する。
ここでの使用に好適な脂肪酸は、天然の供給源、例えば植物または動物性エステルから得ることができる。例えば、酸は、パーム油、菜種油、パーム核油、ココナッツオイル、ババス油、大豆油、ひまし油、ひまわり油、オリーブ油、亜麻仁油、綿実油、サフラワー油、獣脂、鯨油もしくは魚油、グリース、ラードおよびそれらの混合物から得ることができる。また、これらの脂肪酸は、合成的に調製されてもよい。比較的に純粋な不飽和脂肪酸、例えば、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミトレイン酸、およびエライジン酸を分離することができ、あるいは比較的に天然のままの不飽和脂肪酸混合物を用いることができる。また、樹脂酸、例えばトール油中に存在するものも用いることができる。
好ましくは、ポリアミンは、式Iの一般的な構造を有している。
Figure 2014518254
式中、それぞれのRは、好ましくは、−H,低級アルキル基またはポリマー鎖中の別のN原子と結合するように作用することができる低級アルキレン基を含む群から独立して選択された部分である。好ましくは、それぞれのRは、Hまたは、ポリマー鎖中の別のN原子、好ましくは、隣接する繰り返し単位のN原子と結合するように作用することができる低級アルキレン基、好ましくはメチレン、エチレンもしくはプロピレン、のいずれかであり、より好ましくはHである。R部分は、互いに同じでも、または互いに異なっていてもよい。好ましくは、全てのR部分は互いに同一である。
それぞれのR部分は、独立して、好ましくは低級アルキレン部分、好ましくは、メチレン、エチレン、プロピレンまたはブチレン部分であり、より好ましくはメチレンまたはエチレン部分、最も好ましくはエチレン部分である。それぞれのR部分は、互いに同じでも、または互いに異なっていてもよい。好ましくは、全てのR部分は、互いに同一である。
Xは、好ましくは部分−NR であり、ここでそれぞれのR部分は、Hおよび低級アルキルを含む群から独立して選ばれる。Xは、好ましくは−NHである。
Yは、好ましくは部分−Rであり、ここでRは、Hおよび低級アルキルを含む群から選ばれる。Yは、好ましくは、−Hである。
およびR部分は、互いに同じでも、または互いに異なっていてもよい。好ましくは、全てのRおよびR部分は、互いに同一である。
nは、好ましくは1〜20の範囲、好ましくは1〜12の範囲、より好ましくは2〜8の範囲、そして最も好ましくは3〜5の範囲の整数である。
本明細書における用語「低級アルキレン」の使用によって、一般構造−C2m−を有するいずれかの部分を意味しており、ここで、mは1〜20の範囲、好ましくは1〜15の範囲、好ましくは1〜10の範囲、そして最も好ましくは1〜6の範囲の整数である。
本明細書における用語「低級アルキル」の使用によって、一般構造−C2m+1を有するいずれかの部分を意味しており、ここで、mは1〜20の範囲、好ましくは1〜15の範囲、好ましくは1〜10の範囲、そして最も好ましくは1〜6の範囲の整数である。
好ましくは、本発明のポリアミンは、1000ダルトン以下の、好ましくは700ダルトン以下の、より好ましくは500ダルトン以下の、そして最も好ましくは300ダルトン以下、そして少なくとも50ダルトン、より好ましくは少なくとも100ダルトン、最も好ましくは少なくとも150ダルトンの分子量を有している。
ポリアミンは、直鎖または分岐されていることができる。好ましくは、ポリアミンは、直鎖ポリアミンである。好ましくは、式II中の、それぞれのR、RおよびRはHである。
ポリアミンは、1つもしくは2つ以上の環状部分を含むことができる。環状部分は、直鎖または分岐ポリアミンのいずれにも存在することができる。好ましくは、ポリアミン中の環状部分は、R基が低級アルキレン部分であり、かつポリマー鎖中の別のN原子、好ましくはそのポリアミン中の隣接する繰り返し単位中のN原子、に結合している場合に生み出される。好ましくは、ポリアミンが環状部分を含む場合には、それはピペラジン部分である。あるいは、環状部分がR、R、Rおよび/またはRの間、好ましくはRおよびR部分の間、の架橋から形成されることができる。
好ましくは、ポリアミンは、一般式NH(CHCHNH)Hを有している。
好ましくは、本発明の第1の態様のポリアミンは、アルキレンアミンまたはオリゴアルキレンアミンである。好適なアルキレンアミンまたはオリゴアルキレンアミンの例としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、が挙げられる。好ましくは、ポリアミンは、テトラエチレンペンタミンである。
ポリアミンの混合物が、本発明の活性化合物中に存在することができる。この場合には、この混合物は、分岐ポリアミン、直鎖ポリアミン、またはそれらの混合物を含むことができる。
好ましくは、この反応生成物中の脂肪酸のポリアミンに対するモル比は、少なくとも0.01:1、好ましくは少なくとも0.5:1、より好ましくは少なくとも1:1、そして最も好ましくは少なくとも2:1である。
好ましくは、この反応生成物中の脂肪酸のポリアミンに対するモル比は、10:1以下、好ましくは8:1以下、より好ましくは6:1以下、そして最も好ましくは4:1である。
脂肪酸とポリアミンとの反応生成物は、対称、または非対称であることができる。更に、反応生成物の混合物が形成されてもよい。そのような混合物は、対称の化合物、非対称の化合物またはこれらの2種の混合物を含むことができる。好ましくは、反応生成物は、対称の化合物を含んでいる。より好ましくは、反応生成物は、非対称の化合物を含まない。
好ましくは、脂肪酸のポリアミンに対するモル比は、ポリアミンの分子量が増加するに従って増加する。
好ましくは、活性化合物は、無水である。用語無水によって、この化合物は、好ましくは、最大で10質量%の水を含むことを意味している。より好ましくは、活性化合物は、最大で7質量%、最も好ましくは5質量%、そして望ましくは2質量%の水を含んでいる。好ましくは、この化合物は、0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%、最も好ましくは0.1質量%〜2質量%の水を含んでいる。
好ましくは、活性化合物は、パーソナルケア活性化合物、好ましくはヘアケア活性化合物、好ましくはヘアコンディショニング剤、より好ましくは髪の繊維の摩擦軽減剤である。好ましくは、活性化合物は、コンディショニング剤、好ましくは、摩擦軽減剤である。
好ましくは、活性化合物は、パーソナルケア配合物中に低濃度で存在する。好ましくは、活性化合物は、その配合物の全質量を基準として、少なくとも0.01質量%、好ましくは少なくとも0.1質量%、より好ましくは0.5質量%、そして最も好ましくは少なくとも0.8質量%の濃度でその配合物中に存在する。好ましくは、活性化合物は、その配合物の全質量を基準として、5質量%以下、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3質量%以下、そして最も好ましくは2質量%以下の濃度でその配合物中に存在する。
好ましくは、本パーソナルケア配合物は、活性化合物を担持するために、基礎のビヒクルを更に含んでいる。好ましくは、このビヒクルは、比較的に高い濃度の水を含んでいる。好ましくは、水は、パーソナルケア配合物中に、全配合物の、少なくとも20質量%、好ましくは少なくとも25質量%、より好ましくは少なくとも28質量%、そして最も好ましくは少なくとも30質量%の濃度で存在している。好ましくは、水は、パーソナルケア配合物中に、全配合物の、99.9質量%以下、好ましくは99質量%以下、好ましくは98質量%以下、そして最も好ましくは97質量%以下の濃度で存在している。
好ましくは、パーソナルケア配合物は、酸性である。好ましくは、この配合物は、1〜6の範囲、好ましくは2〜5.5の範囲、より好ましくは3〜5の範囲、そして最も好ましくは4〜4.5の範囲のpHを有している。
ここで規定された種類のパーソナルケア配合物は、水中油エマルジョン;油中水エマルジョン;無水の配合物、例えばマッサージオイル、ヘアスプレイ/ヘアセラム;洗浄剤配合物;より具体的には、パーソナルケアエマルジョン配合物、例えば、水中油エマルジョンおよび洗浄剤配合物、の形態であることができる。パーソナルケアエマルジョン配合物は、望ましくはペースト、クリーム、液体および乳液の形態をとることができ、そして、ヘアケア配合物の分野において、髪に心地のよい審美的な感触を与え、ならびに扱い易さと外観を向上させることに向けられる。
パーソナルケア配合物は、その配合物の所望の最終的な用途に応じて、異なる濃度および/または粘度の範囲を有することができる。
パーソナルケア配合物が、コンディショナー、例えばクリームエマルジョン、好ましくは滴下する粘度のクリームエマルジョン、の粘度を有する場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、好ましくは少なくとも4000Pa・s、好ましくは少なくとも5000Pa・s、より好ましくは少なくとも6000Pa・s、そして最も好ましくは少なくとも8000Pa・sである。好ましくは、この場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、80000Pa・s以下、好ましくは50000Pa・s、より好ましくは25000Pa・s以下、そして最も好ましくは10000Pa・s以下である。
パーソナルケア配合物が、例えばシャンプーの粘度を有する場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、好ましくは少なくとも500cps、好ましくは少なくとも800cps、より好ましくは少なくとも1000cps、そして最も好ましくは少なくとも1500cpsである。この場合には、好ましくは、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、10000cps以下、好ましくは8000cps以下、より好ましくは5000cps以下、そして最も好ましくは4000cps以下である。
パーソナルケア配合物が、例えばセラムの粘度を有する場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、好ましくは少なくとも300cps、好ましくは少なくとも500cps、より好ましくは少なくとも800cps、そして最も好ましくは少なくとも1000cpsである。この場合には、好ましくは、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、10000cps以下、好ましくは8000cps以下、より好ましくは5000cps以下、そして最も好ましくは3000cps以下である。
パーソナルケア配合物が、例えばオイルの粘度を有する場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、好ましくは少なくとも30cps、好ましくは少なくとも50cps、より好ましくは少なくとも80cps、そして最も好ましくは少なくとも100cpsである。この場合には、好ましくは、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、1000cps以下、好ましくは500cps以下、より好ましくは400cps以下、そして最も好ましくは300cps以下である。
パーソナルケア配合物が、例えばヘアスプレイの粘度を有する場合には、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、好ましくは少なくとも1cps、好ましくは少なくとも5cps、より好ましくは少なくとも8cps、そして最も好ましくは少なくとも1cpsである。この場合には、好ましくは、この配合物の粘度は、25℃および1気圧で、500cps以下、好ましくは400cps以下、より好ましくは300cps以下、そして最も好ましくは200cps以下である。
そのような配合物の最終的な用途としては、パーソナルケア製品の分野では、保湿剤(moisturizers)、ボディーバター、ゲルクリーム、高芳香含有製品、パヒュームクリーム、ヘアコンディショナー、ヘアリラクサー配合物、ヘアシャンプー、ヘアスタイリング製品、リーブオン型髪用製品、水分なしの製品、発汗抑制および脱臭製品、清浄剤、2-in-1泡立ちエマルジョン、乳化剤なしの製品、マイルドな配合物、スクラブ配合物、例えば固体ビーズを含むもの、水中シリコーン配合物、顔料含有製品、噴霧可能なエマルジョン、カラー化粧品、シャワー製品、メイクアップ落とし、アイメイクアップ落とし、およびワイプが挙げられる。
本発明の活性化合物を含んだパーソナルケアエマルジョン配合物は、種々の他のパーソナルケア成分を含むことができる。例えば、好適な他の成分としては、クレンジング剤、ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアスタイリング剤、フケ防止剤、毛髪成長促進剤、香料、日焼け止め配合物、顔料、モイスチャーライザー、膜形成剤、湿潤剤、アルファ−ヒドロキシ酸、ヘアカラー、メイクアップ剤、洗浄剤、増粘剤、防腐薬、脱臭剤活性成分および界面活性剤などの1種もしくは2種以上の成分が挙げられる。
好ましくは、パーソナルケア配合物中に、更なる活性コンディショニング成分は必要ではない。好ましくは、脂肪酸とポリアミンとの反応生成物である活性化合物は、本配合物中の唯一の活性コンディショニング成分である。好ましくは、本配合物は、更なるコンディショニング成分、例えば、四級化された材料またはシリコーンを含まない。
パーソナルケア配合物は、更なる成分、例えば、更なる皮膚軟化剤、担体、界面活性剤などを含むことができる。
好ましくは、パーソナルケア配合物は、乳化剤を更に含んでいる。好ましくは、この乳化剤は、ノニオン性であり、高HLB(親水性/親油性バランス)界面活性剤であり、それは水中油エマルジョンを形成することができる。この乳化剤は、天然由来のものであることができる。好適な乳化剤の例としては、エトキシ化ソルビタンエステル、エトキシ化グリセリルエステル、エトキシ化脂肪族アルコール(例えば、ラノリンアルコール)、エトキシ化脂肪酸(例えば、ラノリン脂肪酸)、グリセロール脂肪酸モノエステル、グリコール脂肪酸モノおよびジエステル、糖エステル(スクロースの脂肪酸モノおよびジエステル)、脂肪酸ポリオール(ポリエチレングリコール)エスエルおよび脂肪族アルコール(これはまた共乳化剤としても作用することができる)が挙げられる。好ましくは、乳化剤は、アルコキシル化アルコール、好ましくはアルコールエトキシレートである。特に好ましい乳化剤としては、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル(Crodaから販売されているBrij S20として商業的に入手可能である)が挙げられる。
本配合物中に存在する場合には、乳化剤は、好ましくは、本配合物の全質量を基準として、少なくとも0.2質量%、好ましくは少なくとも0.5質量%、より好ましくは少なくとも0.9質量%、そして最も好ましくは少なくとも1.1質量%の濃度で存在する。好ましくは、乳化剤は、本配合物中に、本配合物の全質量の、20質量%以下、好ましくは12質量%以下、より好ましくは7質量%以下、そして最も好ましくは5質量%以下の濃度で存在する。本配合物中に存在する乳化剤の濃度は、好ましくは、四級化された材料を含むこの種の配合物中に存在するものよりも、より高い。これは、通常、配合物への乳化効果を有する配合物中の四級化された材料が含まれないことを相殺するためである。
パーソナルケア配合物は、少なくとも1種の共乳化剤を更に含むことができる。好ましくは、この共乳化剤またはそれぞれの乳化剤は、粘度調節剤であって、本配合物の粘度を調整することができ、より好ましくは粘度ビルダーであり、本配合物の粘度を増加させることができる。好ましくは、この共乳化剤またはそれぞれの乳化剤としては、脂肪族アルコール、好ましくはC12〜C20アルコール、より好ましくはC16〜C18アルコール、またはそれらの混合物がある。本パーソナルケア配合物中の共乳化剤としての使用のために好適なアルコールとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコールおよびセテアリルアルコールが挙げられる。
また、本発明による配合物は、他の更なる皮膚軟化材料、好ましくは皮膚軟化オイルを含むことができる。好ましくは、皮膚軟化オイルは、非極性油である。本発明の配合物での使用に好適である皮膚軟化オイルの例としては、鉱油もしくはパラフィン油;脂肪酸および脂肪族アルコール、好ましくはC10〜C20の酸またはアルコール、のエステル、しかしながらイソプロピルエステルを用いることができる;脂肪酸グリコールエステル;脂肪酸トリグリセリド;アルコキシル化脂肪族アルコールのエステルおよびジエステル;植物(草木)の抽出物;ならびに炭化水素、好ましくはC12〜C16、が挙げられる。好ましくは、皮膚軟化剤は、鉱油である。本配合物中に存在する場合には、この更なる皮膚軟化剤もしくはそれぞれの更なる皮膚軟化剤は、この配合物の全質量を基準として、少なくとも1質量%、および30質量%以下の濃度で存在する。
また、本発明によるパーソナルケア配合物は、1種もしくは2種以上の界面活性剤、例えば、ラウリルエーテル硫酸ナトリウムまたはコカミドプロピルベタインを含むことができる。本配合物中に存在する場合には、この界面活性剤またはそれぞれの界面活性剤は、好ましくは、本組成物の全質量を基準として、1質量%〜20質量%の範囲、好ましくは2質量%〜15質量%、そしてより好ましくは4質量%〜10質量%の範囲の濃度で存在する。
また、本発明によるパーソナルケア配合物は、1種もしくは2種以上のタンパク質または誘導体化されたタンパク質を含むことができる。本配合物中に存在する場合には、この、もしくはそれぞれのタンパク質または誘導体化されたタンパク質は、好ましくは、本配合物の全質量を基準として、0.1質量%〜10質量%の範囲、好ましくは0.5質量%〜8質量の範囲、そしてより好ましくは1質量%〜5質量%の範囲の濃度で存在する。
また、本発明によるパーソナルケア配合物は、1種もしくは2種以上のカチオン性成分を含むことができる。本配合物中に存在する場合には、このカチオン性成分もしくはそれぞれのカチオン性成分は、好ましくは、本配合物の全質量の基準として、0.01質量%〜10質量%の範囲、好ましくは0.05質量%〜8質量%の範囲、そしてより好ましくは0.1質量%〜5質量%の濃度で範囲で存在する。
また、本発明によるパーソナルケア配合物は、1種もしくは2種以上のシリコーンを含むことができる。本配合物中に存在する場合には、このシリコーンまたはそれぞれのシリコーンは、好ましくは、本配合物の全質量を基準として、0.05質量%〜10質量%の範囲、好ましくは0.1質量%〜8質量%の範囲、そしてより好ましくは0.5質量%〜5質量%の範囲の濃度で存在する。
また、本発明によるパーソナルケア配合物は、1種もしくは2種以上の膜形成成分を含むことができる。本配合物中に存在する場合には、この膜形成成分またはそれぞれの膜形成成分は、好ましくは、本配合物の全質量を基準として、0.01質量%〜5質量%の範囲、好ましくは0.05質量%〜3質量%の範囲、そしてより好ましくは0.1質量%〜2質量%の範囲の濃度で存在する。
本発明は、本発明の第1および/または第2の態様による活性化合物の、パーソナルケア配合物の分野における、髪の繊維の表面摩擦を低下させるように作用することができる摩擦軽減剤としての使用に更に拡張される。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第1および/または第2の態様で記載したように、脂肪酸とポリアミンとの反応生成物を含むパーソナルケア活性化合物が提供される。
本発明の第4の態様によれば、毛髪繊維の表面摩擦を低減する方法が提供され、この方法は、個人の髪に、本発明の第1および/または第2態様による活性化合物の有効量を適用することを含んでいる。
好ましくは、本発明の第1および/または第2の態様の活性化合物は、本発明の第1および/または第2の態様による、基礎のビヒクルを更に含むパーソナルケア配合物中で、髪へと適用される。
上記の特徴のいずれかが、本発明のいずれかの態様との組合わせで、そして本発明のいずれかの態様で得られる。
本発明は、説明の目的だけのために、以下の例で、更に説明される。全ての部およびパーセントは、特に断りのない限り、質量基準である。
<活性化合物の合成例>
例1
イソステアリン酸(FA1)(Crodaから販売されて商業的に入手可能である、MWが約300Da)(300g、1.00モル)を反応容器中で90℃に加熱し、次いでテトラエチレンペンタミン(AM1)(Huntsmanから販売されて商業的に入手可能である、分子量が約200Da)(95.2g、0.476モル)を加えた、すなわち、イソステアリン酸とアミンのモル比は、2.1:1であった。この混合物を、次いで、窒素雰囲気下で、絶えず撹拌しながら、180℃に加熱した。これらの条件は、テーブル1に規定した時間に亘って維持し、そして次いで真空を、テーブル1中に示した特定の時間、付随的に用いて、温度を225℃に上昇させて、反応を加速させて完結させた。窒素雰囲気下での周囲温度への冷却の後に、生成物を粘稠な液体として回収した。
例2〜7
これらの例の生成物を、適切な材料を適切な量で用いた以外は、例1に説明した方法によって調製した。例2〜7で用いた材料、モル比および反応条件を、下記のテーブル1にまとめた。
Figure 2014518254
例8
<脂肪酸:アミンの高いモル比での代替の合成>
例1の生成物(SE1)(250.0g)およびイソステアリン酸(FA1)(56.3g)をフラスコに加えた。この混合物を、次いで窒素雰囲気下で、絶えず撹拌しながら、180℃に加熱した。これらの条件は、テーブル3に規定した時間に亘って維持し、そして次いで真空を、テーブル3中に示した特定の時間、付随的に用いて、温度を225℃に上昇させた。窒素雰囲気下での室温への冷却の後に、生成物を粘稠な液体として回収した。
例9
この例の生成物を、適切な材料および適切な量を用いた以外は、例8で説明した方法によって調製した。例8および9で用いた材料、有効なモル比および反応条件を、下記のテーブル3中にまとめた。
Figure 2014518254
例1〜9の性質
例1〜9で合成された材料の幾つかの性質を、下記のテーブル4中にまとめた。
Figure 2014518254
<配合物の例>
例10
テーブル5中の下記の配合によって、例2の活性化合物を含む、ヘアコンディショニング配合物を、調製した。
Figure 2014518254
例11
テーブル6中の下記の配合によって、例2の活性化合物を含む、髪用シャンプー配合物を調製した。
Figure 2014518254
例12
テーブル7中の下記の配合によって、例2の活性化合物を含む、リーブオン型ヘアスプレイ配合物を、調製した。
Figure 2014518254
比較例A
テーブル8中の下記の配合によって、ヘアコンディショニング配合物用のビヒクルを調製した。
Figure 2014518254
比較例B
Proctor & Gambleから商業的に入手可能な種類(Pantene Aqualight)の四級化された化合物およびシリコーン化合物を含むヘアコンディショナーで、下記の成分を含んでいる(濃度が低下する順番で列挙されている)

ステアリルアルコール
セチルアルコール
ベヘントリモニウムクロリド
セテアリルエチルヘキシルジモニウムメトスルファート
香料(賦香)
ベンジルアルコール
ビスアミノプロピルジメチコン
イソプロピルアルコール
二ナトリウムEDTA
パンテノール
パンテニルエチルエーテル
ブチルフェニルメチルプロピオナール
リナロオール
ヘキシルシンナマール
L−リモネン
硝酸マグネシウム
メチルクロロイソチアゾリノン
塩化マグネシウム
メチルイソチアゾリノン
<用途例>
例13
<髪の動き試験>
例10および比較例AとBの配合物を試験して、それぞれの配合物の適用の後の髪の動きの性質を測定した。
<実験>
<装置>
髪の房の動きを、高トルク攪拌機(ZR2000、Heidolph Instruments GmbH、(Schwabach、独国))によって動かされる(turned by)、滑り棒機構からなるヘアダイナミクス試験機(特別注文の設備)を用いて作り出した。この髪は、滑り棒に、ブルドック型クリップを用いて、髪の房の頂部で、ワックスの細片を掴むことによって取付けた。
髪の動きを、高解像度の、1920×1080ピクセルのビデオカメラ(Sanyo Xacti HD2000、SANYO Europe GmbH SANYO、Hertfordshire)を用いて、デジタルで記録した。このビデオ画像が鮮明であることを確実にするために、写真用の、不変のD65光源を用いて、髪の房と背景に亘って、均一に拡散した光を投射した。このビデオファイルを、次いで、OjoSoftファイル変換ソフトウエア(www.ojosoft.com(2010年9月16日現在では正確)から入手可能)およびMencoder AVIファイル変換ソフトウエア(http://www.mplayerhq.hu/design7/dload.html(2011年3月14日現在では正確)から入手可能)を用いて、解析するのに好適なフォーマットに変換した。変換したビデオファイルは、次いで、特別に開発したソフトウエア(ブラッドフォード大学(ブラッドフォード)のCentre for Visual Computingによって開発された)を用いて解析した。
<材料>
ワックスで取付けた、ヨーロッパ人の、バージンヘアスワッチ(swatches)、中間の褐色、25cm長さ(International Hair Importers and Products、Glendale、New York)を、50mm幅の房を形成するように切断した。
房が洗浄された(washed/cleaned)場合には、標準の10%活性のラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)溶液を、洗浄用に用いた。
漂白での損傷は、テーブル9のように、商業的に入手可能な粉末漂白剤およびクリーム状の過酸化物漂白系を用いて、生じさせた。
Figure 2014518254
房を、例10の生成物、比較例Aおよび比較例Bを用いて、調整した。比較例Bの商業的に入手可能な製品は、正の対照として用いた。
<方法>
<房の調製>
髪の房の調製では、標準的な髪の洗浄および処理手順を続いて行った。
髪を洗い清めるために、房を湿らせて、そして次いで2mLの10%活性のSLES溶液を適用して、2分間マッサージして、泡沫状の泡を発生させ、そして次いで、2.0mL/分で流れる、30℃の水で、1分間すすいだ。
房の処理に当たって、乾燥した房の質量を記録し、そして適用される処理剤製品の量の基準として用いた。房を清浄にした後に、乾燥した髪の房の10質量%の水準で、所望の処理剤を髪に適用した。選択された処理剤を、次いで髪に2分間揉み込み、そして次いで2.0L/分で流れる30℃の水で1分間すすいだ。
房中の繊維が、乾燥の前にその自然な立体配置(configuration)にあることを確実にするために、房を、2Lビーカーの温かい水中に、ゆっくりと3回浸漬させた。全ての房を標準条件、50±5%RH、21±1℃で、一晩、絞らずにそのまま干して乾燥させた。
髪に損傷を起こすように房を漂白する場合には、約15gの粉末漂白剤混合物を、初めに、色付けブラシ(tinting brush)を用いて、そして次いで更に手によるマッサージによって房の長さ全体に沿って均一な被覆を確実にするように、適用した。漂白剤は、バージンヘアに40分間の最大推奨時間に亘って放置し、その時間によって、髪の色は目に見えて明るくなり、漂白プロセスが成功したことを示していた。漂白用製品を、次いで水中でのすすぐこと、そして次いで上記の手順を用いて洗い落とすことにより、取り除いた。
<試験方法>
一度、これらの房が乾燥されたら、それらを、個々に、ヘアダイナミクス試験機に掛けた。房は、試験する前に器械で激しく動かされ、乾燥プロセスの一部で発生したいずれかの塊った繊維が解された。器械を、所望の試験速度にリセットし、そしてビデオカメラを記録するように調整した。器械を始動させ、そして髪の動きを20回の揺れに亘って記録し、その後、器械を停止した。ビデオカメラは、全ての動きを捕捉されることを確実にするために、30秒間が過ぎるまで、記録を続けた。
<ビデオファイルの解析>
ヘアダイナミクス試験機を用いて髪の動きを捕捉した後に、ビデオファイルを、上記のファイル変換ソフトウエアを用いて変換した。この変換されたファイルを、次いでヘアダイナミクス解析ソフトウエア中で開いたが、それは房を自動的に認識し、そしてビデオのフレーム内で、その位置を、房の動きとしてプロットすることができる。揺れの高さの座標がテキストファイルにアウトプットされ、これをスプレッドシート内で開き、そこでデータ解析を実行することができる。
<結果>
負の対照試料としての試験のための準備として、2組の3つの房を漂白した。髪の漂白に当たっては、色が明るくなり、漂白が成功裏に髪に損傷を与えていることを示していた。また、髪の肌理も、漂白前の状態に比べて、変化し、予期したように肌理が粗くそしてざらざらした感触であった。
比較例Bと例10のコンディショニング製品での処理の前および後の両方で、漂白で損傷した髪の房について、揺れの高さの結果を、図1に示した。これらの製品の観察された揺れの高さは、下記のテーブル10の通りである。
Figure 2014518254
漂白剤で損傷を与え、そして10%活性のSLESで洗浄した房の2つの異なる組の間で観察された揺れの高さは、互いに比較した場合には僅かな差異を示した。房の間の差異は予期されたものであり、そして観察された差異は比較的に小さかったので、懸念の材料とはならなかった。
房を、比較例Bの市販のコンディショナーで処理した場合には、揺れの高さは77から208ピクセルに増加したが、これは未処理の髪を基準にして2.7倍の増加に合致する。1600×900ピクセルの解像度では、3.8ピクセルが1mmに等しい。
房の第2の組を、例10をコンディショニング剤として処理した。これらの房の揺れの高さは、60から269ピクセルに、ほぼ4.5倍(4.48倍の増加)増加した。これらの結果は、例10の配合物が、カチオン性のコンディショニング剤およびシリコーン誘導体を含み、最適化されていて、完全に配合されているコンディショニング系に比べて、髪の動きを有意に向上させることができることを示している。
対照として、比較例Aの配合物を漂白で損傷した髪に適用して、そして髪の動きを向上させる効果について試験した。結果を図2に示した。この製品の観察された揺れの高さは、テーブル11の通りである。
Figure 2014518254
比較例Aについて記録された揺れの高さは、それが、髪の動きへの優位な効果を有していないことを示しており(P>0.1)、そして従って、例10から認められた性能は、例2の活性材料のみに起因すると考えることができる。
揺れの高さの結果に加えて、それぞれのコンディショナーでの処理の前および後の両方で、房の感覚的な感触を記録した。それぞれの場合に、比較例Bおよび例10は、未処理の房の感触を、乾燥した、そして粗い感触からより滑らかな、より柔軟な感触へと変えた。
例14
<湿潤コーミング試験>
コーミング試験を、櫛部品を備えた、DiaStron MTT 175(DiaStron Ltd, Andover、Hampshire、英国)のコーミング機械を用いて行った。
<材料>
髪を清浄にするために、35.7gのEmpicol ESB/3(ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、28%活性で提供される)を脱イオン水で希釈して、100gとすることによって、10%活性のラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)溶液を調製した。
<結果と考察>
例10の配合物についての湿潤コーミングのデータを、非コンディショニング処理(SLES洗浄)および比較例AとBの両方と比較して、梳る力の低下として、下記に示した。それぞれの場合に、5本の個々の房を、それぞれの連続した処理について5回梳り、そして平均の力を算出した。結果を図3および4に示した。図中のそれぞれの棒は、5回梳った結果の平均を表し(但し、異常値は、識別し、そして取り除いた)、そして標準偏差は、付随したエラーバーによって表した。
図3中の結果は、SLES処理と比較例Aとの間で、梳る力の26.4%の低下、そして、SLESと比較例Bでの処理との間の全体の平均の梳る力の66.3%の低下を示しており、これは1%の信頼区間(p<0.001)で有意であった。
比較例Aによって引き起こされる低下は、これがいずれの慣用のコンディショニング成分、例えばカチオン性コンディショナーもしくはシリコーン、を含んでいないにもかかわらず、親油性の成分、例えば鉱油および脂肪族アルコールが、すすぎの後に、部分的に、髪の表面上に残留して、梳る力の観察された低下をもたらすので、予測されないことではない。
比較例Aの処理および試験の後に、房は、SLES溶液で再度洗浄して、髪の表面上に残っている可能性があるいずれかの親油性材料を除去した。このことは、比較例Bで続いて洗浄されたのちに認められるいずれかの梳る力の向上は、このコンディショナー単独に因るものであり、そして基礎のコンディショナービヒクルには部分的にも由来しないことを確実にする。
比較例Bは、比較例Aで認められるよりも大きな、梳る力の低下を与えることが分かった。この製品は、そのヘアコンディショニング性のために商業的に販売されており、そしてそれは、髪に直接染着し、そして髪の摩擦を低下させることが知られている成分を含んでいるので、これは予測された結果である。
図4中の結果は、SLES処理と比較例Aの間の梳る力の25.6%の低下、そしてSLES処理に対して比較した、例10の配合物での処理の64.9%の全体的な低下を示している。この低下のパーセントは、1%の信頼区間(p<0.001)で有意であった。
例10の配合物は、比較例AとBで見られるよりも、大きな梳る力の低下を与えることが認められた。例10が梳る力を低下させる程度は、この成分が、四級化されておらず、またシリコーン誘導体でもないので、驚くべきものである。
本発明は、従来技術の配合物によっては認められない有利な性質を備えたパーソナルケア配合物を提供する。特に、本発明の配合物は、ヘアケア用途において、髪がそれ自身に対して、そして他の表面に対して自由に動くことを可能にさせることに、効果的である。
髪によって経験される摩擦のこのような低下は、髪が自由な形で動くことを可能にするのに役立ち、従って、髪の健康的な外観および自由な動きを向上させる。
開示された特徴のいずれかもしくは全て、ならびに/あるいは開示されたいずれかの方法またはプロセスのいずれかのもしくは全ての工程は、いずれかの組み合わせで組み合わせることができる。
ここに開示されたそれぞれの特徴は、同じ、等価の、または同様の目的に供する代替の特徴で置き換えることができる。従って、開示されたそれぞれの特徴は、包括的な一連の同等の、または同様の特徴の、単に1つの例である。
特に断りのない限り、上記の説明は当てはまる。この目的において、用語明細書は、明細およびいずれかの添付の特許請求の範囲、要約および図面を含んでいる。

Claims (15)

  1. 脂肪酸およびポリアミンの反応生成物である活性化合物を含むパーソナルケア配合物。
  2. 髪の繊維の表面摩擦を低減させ、かつ繊維間の動きを促進するためのパーソナルケア配合物であって、該配合物は、脂肪酸およびポリアミンの反応生成物である活性化合物を含む、パーソナルケア配合物。
  3. 前記脂肪酸が、12〜30個の範囲の炭素原子の長鎖炭素鎖を有するカルボン酸である、請求項1または2記載のパーソナルケア配合物。
  4. 前記脂肪酸が、分岐している、請求項1〜3のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  5. 前記脂肪酸が、150〜500ダルトンの範囲の分子量を有する、請求項1〜4のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  6. 前記ポリアミンが、式Iの一般構造、
    Figure 2014518254
    式中、
    それぞれのRは、−H,低級アルキル基またはポリマー鎖中の別のN原子と結合するように作用することができる低級アルキレン基を含む群から独立して選択された部分であり;
    それぞれのRは、独立して低級アルキレン部分、好ましくはメチレン、エチレン、プロピレンもしくはブチレン部分であり;
    Xは、部分−NR であり、それぞれのR部分は、Hおよび低級アルキルを含む群から独立して選ばれ;
    Yは、部分−Rであり、Rは、Hおよび低級アルキルを含む群から選ばれ;
    nは、1〜20の範囲の整数である、
    を有する、請求項1〜5のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  7. 前記ポリアミンが、少なくとも50ダルトンで1000ダルトン以下の分子量を有する、請求項1〜6のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  8. 前記ポリアミンが、直鎖のポリアミンである、請求項1〜7のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  9. 前記ポリアミンが一般式、NH(CHCHNH)Hを有する、請求項1〜8のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  10. 前記反応生成物における脂肪酸とポリアミンのモル比が、0.01:1〜10:1である、請求項1〜9のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  11. 前記反応生成物が、対称化合物を含む、請求項1〜10のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  12. 前記活性化合物が、前記配合物中に、前記配合物の全質量を基準として少なくとも0.01質量%、かつ前記配合物の全質量を基準として5質量%以下で存在する、請求項1〜11のいずれか1項記載のパーソナルケア配合物。
  13. 髪の繊維の表面摩擦を低下させるように作用することができる摩擦軽減剤としての、請求項1〜12のいずれか1項に規定した活性化合物のパーソナルケア配合物における使用。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に規定した脂肪酸とポリアミンの反応生成物を含むパーソナルケア活性化合物。
  15. 髪の繊維の表面摩擦を低下させる方法であって、個人の髪に、請求項1〜12のいずれか1項に規定した活性化合物の有効量を適用することを含む方法。
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