JP2002356409A - アミノ酸から誘導されたアニオン性界面活性剤と不溶性コンディショニング剤を含有する洗浄用化粧品組成物とその用途 - Google Patents

アミノ酸から誘導されたアニオン性界面活性剤と不溶性コンディショニング剤を含有する洗浄用化粧品組成物とその用途

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JP2002356409A JP2002099284A JP2002099284A JP2002356409A JP 2002356409 A JP2002356409 A JP 2002356409A JP 2002099284 A JP2002099284 A JP 2002099284A JP 2002099284 A JP2002099284 A JP 2002099284A JP 2002356409 A JP2002356409 A JP 2002356409A
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Serge Restle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された化粧品特性を有する洗浄用化粧
品組成物を提供する。 【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくと
も1つのモノ-又はポリアミド化ポリカルボキシルアミ
ノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類から選択さ
れる少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と、合成
油、鉱物性油、植物性油、フッ化又は過フッ化油、天然
又は合成ロウ、セラミド型化合物、モノアルコールのエ
ステル、少なくとも3個の炭素原子を有するポリオール
のエステルから選択されるカルボン酸エステルから選択
される少なくとも1つの不溶性コンディショニング剤を
含有せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容可
能な媒体に、モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸から誘導されるN-アシル化化合物及びそれら
の塩類から選択される少なくとも1種のアニオン性界面
活性剤、及び少なくとも1種の特定の水不溶性コンディ
ショニング剤を含有する新規な化粧品組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪及
び/又は皮膚をクレンジング及び/又は洗浄するため
に、アニオン性、非イオン性及び/又は両性タイプの一
般的な界面活性剤、中でもアニオン性界面活性剤を本質
的にベースとする洗浄用組成物(シャンプー又はシャワ
ーゲル)が通常使用されている。これらの組成物は濡れ
た毛髪又は皮膚に適用されて、手で摩擦又はマッサージ
することにより泡を生じせしめ、水ですすいだ後に、毛
髪又は皮膚に当初から存在していた様々な種類の汚れが
除去される。これらのベース組成物は確かに良好な洗浄
力を有するが、それらに本来備わっている化粧品特性は
かなり弱いままであり、特に、クレンジング処理のよう
な比較的烈しい性質のものは、これらケラチン物質の表
面又は内部に含まれているタンパク質又は脂質を徐々に
除去することに特に関連して、長期的に見て、ケラチン
物質に多かれ少なかれダメージを与えるおそれがある。
【0003】従って、上述した洗浄用組成物、より詳細
には、敏感な毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエ
ーブ処理、染色又は脱色のような毛髪の処理、及び/又
は大気中の要因による化学作用により、ダメージを受け
た又は弱化した毛髪)へ適用されるものの化粧品特性を
改善するために、毛髪の繊維が、多かれ少なかれ繰り返
し受けるであろう様々な処理又は攻撃により誘発される
有害な又は好ましくない影響を、主として修復するか又
は制限することを意図した、コンディショニング剤と呼
ばれる付加的な化粧品用薬剤をそこに入れることが今は
一般化している。もちろん、これらのコンディショニン
グ剤は、ナチュラルな毛髪の美容特性を改善することも
できる。
【0004】現在、シャンプーにおいて最も一般的に使
用されているコンディショニング剤はカチオン性ポリマ
ー、シリコーン及び/又はシリコーンベース誘導体であ
り、それは確かに、洗髪された乾燥したもしくは湿った
ままの毛髪に、それらを含有しない対応する洗浄用組成
物で得られるものと比べて、大きく改善されたもつれの
ほぐれやすさ、柔軟性及び滑らかさを付与する。しかし
ながら、カチオン性ポリマー及び/又はシリコーンをベ
ースとしたシャンプーの分野において近年になされた進
歩にもかかわらず、実際には、これらのシャンプーは完
全には満足のいくものではなく、一又は複数の上述した
化粧品特性について、より良い性質を示す新規な製品を
入手できることが、現在もなお強く要望されている。
【0005】モノ−又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸及びそれらの塩類のN-アシル化アニオン性界
面活性剤は、洗浄用化粧品組成物において既に推奨され
ている。それらは、例えば国際公開第97/03171
号に記載されている。これらの界面活性剤を単独で使用
する毛髪の洗浄用組成物では、満足のいく美容特性には
至らなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】よ
って、本発明の目的は、特に毛髪のもつれのほぐれ易
さ、滑らかさ及び柔軟性に関し、改善された化粧品特性
を有する洗浄用化粧品組成物を提供することにある。し
かして、本出願人は、特定の不溶性コンディショニング
剤と、モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシルアミノ
酸及びそれらの塩類のN-アシル化アニオン性界面活性
剤を組合せることで、これらの目的が達成されることを
見い出した。これらの新規の組成物により、一般的なア
ニオン性界面活性剤、例えばN-ココイルグルタミン酸
の塩類を含有する組成物よりも、ケラチン物質(特に毛
髪)へこれら不溶性コンディショニング剤を良好に付着
させることが可能になる。本発明の組成物は、毛髪を重
い感じにしないで、特にもつれのほぐれ易さ、軽さ(lig
htness)、滑らかさ、柔軟性及びしなやかさに表れる顕
著なトリートメント効果をケラチン物質、特に毛髪に付
与する。
【0007】よって、本発明の主題は、化粧品的に許容
可能な媒体に、モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシ
ルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類から
選択される少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と、 − 合成油、 − 鉱物性油、 − 動物性又は植物性油、及び − フッ化又は過フッ化油、 − 天然又は合成ロウ、 − セラミド型化合物、 − モノアルコールのエステル、少なくとも3個の炭素
原子を有するポリオールのエステルから選択されるカル
ボン酸エステル、 から選択される少なくとも1つの不溶性コンディショニ
ング剤を含有することを特徴とする洗浄用化粧品組成物
にある。
【0008】本発明の他の主題は、モノ-又はポリアミ
ド化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル化化合物及
びそれらの塩類から選択される少なくとも1つのアニオ
ン性界面活性剤の、上述した少なくとも1つの不溶性コ
ンディショニング剤を含有する化粧品組成物における、
又はその製造における使用に関する。本発明の他の主題
は、本発明の化粧品組成物を毛髪等のケラチン物質に適
用することからなることを特徴とするケラチン物質の処
理方法に関する。また本発明のさらなる主題は、毛髪の
もつれのほぐれ易さ又は滑らかさを強化し、又は毛髪に
ボリューム、軽さ、柔軟性、しなやかさ及び扱い易さを
付与するための、本発明の組成物の使用にある。
【0009】本発明において、ケラチン物質という表現
とは、毛髪、睫毛、眉毛、皮膚、爪、粘膜又は頭皮、よ
り詳細には毛髪を意味するものと理解される。以下に本
発明の種々の目的を詳細に記載する。以下に付与される
本発明で使用される化合物の全ての意味と定義は、本発
明の全目的に有効である。
【0010】モノ-又はポリアミド化されたポリカルボ
キシルアミノ酸及びその塩類のN-アシル化アニオン性
界面活性剤は、次の式(I):
【化3】 [上式中:Rは直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、
5〜29の炭素原子を有する炭化水素基を示し、Rは、
5〜29の炭素原子、好ましくは7〜22の炭素原子を
有するモノ-又はポリ不飽和アルキル又はアルケニル基
を示すことが好ましく、nは1又は2に等しい]を有し
うる。
【0011】本発明において好ましいモノ-又はポリア
ミド化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル化化合物
は、Rがより詳細には直鎖状又は分枝状で飽和した、7
〜29の炭素原子、好ましくは7〜22の炭素原子を有
するアルキル基を示す式(I)の化合物である。式(I)の
化合物の塩類は、アルカリ金属(例えばナトリウム又は
カリウム)又はアルカリ土類金属(例えばカルシウム、マ
グネシウム)の塩類、アンモニア水の塩類、アミン類、
例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、3-アミノ-1,2-プロパンジオー
ルの塩類、塩基性アミノ酸、例えばリジン、アルギニ
ン、サルコシン、オルニチン、シトルリンから誘導され
るアンモニウム塩であってよい。式(I)の界面活性剤と
しては、より詳細にはN-ココイルグルタミンの塩類、
特にN-ココイルグルタミンのトリエタノールアミン
塩、例えば協和発酵からフォーム・アップ・ドゥセ(FOAM
UP DOUCE)GMの名称で市販されている製品を挙げるこ
とができる。本発明において、モノ-又はポリアミド化
ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそ
れらの塩類から選択されるアニオン性界面活性剤(類)
は、最終組成物の全重量に対して1重量%〜30重量
%、好ましくは3重量%〜15重量%である。
【0012】本願において、コンディショニング剤とい
う表現は、毛髪等のケラチン物質の美容特性、特に柔軟
性、もつれのほぐれやすさ、感触、静電気を改善する機
能を有する任意の薬剤を意味するものと理解される。本
発明の不溶性コンディショニング剤は、室温(25℃)、
大気圧で固体状、液状又はペースト状であってよく、特
に油、ロウ、樹脂又はガムの形態で提供されうる。不溶
性コンディショニング剤は、一般に、数的に2ナノメー
トルから100ミクロン、好ましくは30ナノメートル
から20ミクロン(粒度測定器で測定)の平均径を有する
粒子の形態で、組成物中に特に分散している。水不溶性
コンディショニング剤は、25℃の水に0.1重量%以
上の濃度で水不溶性である、すなわち肉眼検査で透明な
等方性(isotropic)溶液を形成しないものである。
【0013】合成油は、特にポリオレフィン類、中でも
ポリ-α-オレフィン類であり、さらに: − 水素化又は非水素化ポリブテン型のもの、好ましく
は水素化又は非水素化ポリイソブテンタイプのものであ
る。1000未満の分子量を有するイソブチレンのオリ
ゴマーと、1000を越える、好ましくは1000〜1
5000の分子量を有するポリイソブチレンとのその混
合物が好ましく使用される。本発明で使用可能なポリ-
α-オレフィン類の例としては、より詳細にはICI社
からアルラモール(ARLAMOL)HD(n=3)の名称で販売
されている製品、又はプレスパース・インク(PRESPERSE
Inc.)からペルメチル(PERMETHYL)99A、101A、1
02A、104A(n=16)及び106A(n=38)の
名称で販売されているポリイソブテン(nは重合度を示
す)が挙げられる。 − 水素化又は非水素化ポリデセンタイプのもの。この
ような製品は、例えばICI社からアルラモールPA
O、又はエチル社(ETHYL CORP.)からエチルフロ(ETHYLF
LO)の名称で販売されている。
【0014】動物性又は植物性油は好ましくは、ヒマワ
リ油、コーン油、大豆油、アボカド油、ホホバ油、ヒョ
ウタン油、グレープシード油、ゴマ油及びヘーゼルナッ
ツ油、魚油、グリセロールトリカプロカプリレート、又
はRが7〜29の炭素原子を有する高級脂肪酸残基を
表し、R10が3〜30の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝状の炭化水素鎖、特にアルキル又はアルケニルを表
す式RCOOR10の植物性又は動物性油、例えばプ
ルセリン(Purcellin)油又は液状ホホバワックスからな
る群から選択される。また、天然又は合成の精油、例え
ばユーカリ油、ラバンジン(lavandin)油、ラベンダー
油、ベチベル油、リツェアクベバ(Litsea cubeba)油、
レモン油、白檀油、ローズマリー油、カモミル油、キダ
チハッカ(セイボリー)油、ナツメグ油、シナモン油、ヒ
ソップ油、キャラウェー油、オレンジ油、ゲラニオール
油、ビャクシン(cade)油及びベルガモット油を使用する
こともできる。
【0015】ロウは、室温(20〜25℃)で固体状の天
然(動物性又は植物性)又は合成の物質である。それらは
水に不溶で、油に可溶であり、撥水膜を形成することが
できる。ロウの定義については、例えばP. D. Dorgan、
「Drug and Cosmetic Industry」12月、1983、30-33頁
が挙げられる。ロウ又はロウ類は、特にカルナウバロ
ウ、キャンデリラロウ、エスパルト(Esparto)ロウ、パ
ラフィンロウ、オゾケライト、植物性ロウ、例えばオリ
ーブの木のロウ(olive tree wax)、ライスワックス、水
素化ホホバロウ又は花の無水ロウ(absolute waxes from
flowers)、例えばバーチン社(BERTIN)(仏国)から販売
されているクロフサスグリの花のエッセンシヤルロウ(e
ssential wax)、動物性ロウ、例えばミツロウ、又は変
性されたミツロウ(セラベリナ(cerabellina))から選択
され;本発明で使用可能な他のロウ又はロウ原料は、特
に参照符合M82でソフィム社(SOPHIM)から販売されて
いる海洋性ロウ(marine wax)であり、一般にポリエチレ
ン又はポリオレフィンロウである。
【0016】本発明において、セラミド型化合物は、特
に天然又は合成のセラミド類及び/又はグリコセラミド
類及び/又は疑似セラミド類及び/又はネオセラミド類
である。セラミド型化合物は、その教示が出典明示によ
りここに取り込まれる、例えば独国特許出願第4424
530号、独国特許出願第4424533号、独国特許
出願第4402929号、独国特許出願第442073
6号、国際公開第95/23807号、国際公開第94
/07844号、欧州特許出願公開第0646572
号、国際公開第95/16665号、仏国特許第267
3179号、欧州特許出願公開第0227994号及び
国際公開第94/07844号、国際公開第94/24
097号、及び国際公開第94/10131号に記載さ
れている。
【0017】本発明において使用することができるセラ
ミド型化合物は、好ましくは次の一般式(IV):
【化4】 [上式中: − Rは、 −C-C50の、好ましくはC-C50の、直鎖状又
は分枝状で飽和又は不飽和の炭化水素基であり、該基は
COOH酸によってエステル化されていてもよい一
又は複数のヒドロキシル基によって置換することがで
き、ここで、Rは、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝
状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていてもよい
-C35の炭化水素基であり、Rのヒドロキシル
基は、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状の、モノ-又
はポリヒドロキシル化されていてもよいC-C35
脂肪酸によりエステル化することができ; −又は、R''-(NR-CO)-R'基であって、Rは水
素原子又はモノ-又はポリヒドロキシル化され、好まし
くはモノヒドロキシル化された、C-C 20の炭化水
素基を示し、R'とR''は炭素原子の合計数が9から3
0である炭化水素基であり、R'は2価の基であり; −又は、R-O-CO-(CH)基であって、ここで
はC-C20炭化水素基を示し、pは1から12
までで変化する整数であり; − Rは、水素原子、特に(グリコシル)、(ガラク
トシル)、又はスルホガラクトシル基であるサッカラ
イド型の基、スルファート又はホスファートの残基、ホ
スホリルエチルアミン基、及びホスホリルエチルアンモ
ニウム基から選択され、nは1から4までで変化する整
数、mは1から8までで変化する整数であり; − Rは、水素原子、又は飽和又は不飽和で、モノ-
又はポリヒドロキシル化した又はヒドロキシル化してい
ないC-C33の炭化水素基を示し、ヒドロキシル
(類)は無機酸又はRCOOH酸でエステル化すること
ができ、ここでRは上述と同じ意味であり、またヒド
ロキシル(類)は(グリコシル)、(ガラクトシル)、ス
ルホガラクトシル、ホスホリルエチルアミン又はホスホ
リルエチルアンモニウム基でエステル化することがで
き、Rは一又は複数のC-C14のアルキル基で置
換することができ;好ましくはRはC15-C26
α-ヒドロキシアルキル基を示し、ヒドロキシル基はC
16-C30のα-ヒドロキシ酸でエステル化されていて
もよく; − Rは、水素原子、メチル又はエチル基、飽和又は
不飽和で直鎖状又は分枝状のヒドロキシル化されていて
もよいC-C50の炭化水素基、又はRがC 10-C
26の炭化水素基を示す-CH-CHOH-CH-O-
基、又はRがC-C20の炭化水素を示し、p
が1から12までで変化する整数であるR -O-CO-
(CH)基を示し; − Rは、水素原子、又は飽和又は不飽和で直鎖状又
は分枝状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていて
もよいC-C30の炭化水素基を示し、ヒドロキシル
(類)は(グリコシル)、(ガラクトシル)、スルホガラ
クトシル、ホスホリルエチルアミン又はホスホリルエチ
ルアンモニウム基でエステル化することができ、ただ
し、RとRが水素を示す場合、あるいは、Rが水
素を示し、R がメチルを示す場合は、Rは水素原
子、メチル又はエチル基を示さない]に相当するもので
ある。
【0018】式(IV)の化合物のうち、出典を明示して
ここにその教示を取り込む、Journal of Lipid Researc
h、Vol.35、2060-2068頁、1994にDOWNINGが記載した構
造を有するセラミド及び/又はグリコセラミド、あるい
は、仏国特許出願第2673179号に記載されたもの
が好ましい。本発明において特に好ましいセラミド型化
合物は、Rが、飽和又は不飽和で、ヒドロキシル化さ
れていてもよいC14-C22脂肪酸誘導アルキルを示
し;Rが水素原子を示し;Rが直鎖状で、ヒドロキ
シル化されていてもよいC -C17、好ましくはC
13-C15基を示す、式(IV)の化合物である。
【0019】本発明で特に好ましいセラミド型化合物
は、例えば: − 2-N-リノレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-オレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
ール、 − 2-N-パルミトイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
オール、 − 2-N-ベヘノイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
ール、 − 2-N-[2-ヒドロキシパルミトイル]アミノオクタ
デカン-1,3-ジオール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3,4-
トリオール、特にN-ステアロイルフィトスフィンゴシ
ン、 − 2-N-パルミトイルアミノヘキサデカン-1,3-ジ
オール、 − (ビス-(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンア
ミド)、 − セチル酸のN-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチ
ルオキシ-2-ヒドロキシプロピル)アミド、 − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン、 あるいはこれらの化合物の混合物である。
【0020】フッ化又は過フッ化油は、例えば、特に欧
州特許出願公開第486135号に記載されているペル
フルオロポリエーテル類、及び特に国際公開93/11
103号に記載されているフッ化炭化水素含有化合物で
ある。これら2つの特許出願の教示は、出典を明記し
て、全てが本出願に含まれる。フッ化炭化水素含有化合
物という用語は、その化学構造が、ある水素原子がフッ
素原子で置換されている炭素含有骨格を有する化合物を
示す。また、フッ化油は、フッ化炭素、例えばフルオロ
アミン、例えばペルフルオロトリブチルアミン、フッ化
炭化水素、例えばペルフルオロデカヒドロナフタレン、
フッ化エステル類及びフッ化エーテル類であってよい。
ペルフルオロポリエーテル類は、例えばモンテフルオス
社(MONTEFLUOS)からフォムブリン(FOMBLIN)、またデュ
ポン社(DU PONT)からクライトックス(KRYTOX)の商品名
で販売されている。また、フッ化炭化水素含有化合物と
しては、フッ化脂肪酸エステル類、例えばニッポンオイ
ル社(NIPPON OIL)からノーフェイブル(NOFABLE)FOの
名称で販売されている製品を挙げることができる。
【0021】本発明において、エステル類は、好ましく
は30℃以下の温度で液体である。モノアルコールのエ
ステル類は、特に、好ましくはC-C26モノ-、ジ
-、トリ-又はテトラカルボン酸と好ましくはC-C
26モノアルコールとのエステル類であり、該エステル
類の全炭素数は好ましくは10以上で80未満である。
モノカルボン酸エステルは、特に飽和又は不飽和で直鎖
状又は分枝状のC-C26脂肪族酸と飽和又は不飽和
で直鎖状又は分枝状のC-C26脂肪族モノアルコー
ルとのモノエステル類で、該エステル類の全炭素数は1
0以上である。これらのモノエステル類としては、ベヘ
ン酸ジヒドロアビエチル;ベヘン酸オクチルドデシル;
ベヘン酸イソセチル;乳酸セチル;乳酸C12-C15
アルキル;乳酸イソステアリル;乳酸ラウリル;乳酸リ
ノレイル;乳酸オレイル;オクタン酸(イソ)ステアリ
ル;オクタン酸イソセチル;オクタン酸オクチル;オク
タン酸セチル;オレイン酸デシル;イソステアリン酸イ
ソセチル;ラウリン酸イソセチル;ステアリン酸イソセ
チル;オクタン酸イソデシル;オレイン酸イソデシル;
イソノナン酸イソノニル;パルミチン酸イソステアリ
ル;アセチルリシノレイン酸メチル;ステアリン酸ミリ
スチル;イソノナン酸オクチル;イソノナン酸2-エチ
ルヘキシル;パルミチン酸オクチル;ペラルゴン酸オク
チル;ステアリン酸オクチル;エルカ酸オクチルドデシ
ル;エルカ酸オレイル;パルミチン酸エチル及びイソプ
ロピル;パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン
酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸アルキル、例えば
ミリスチン酸イソプロピル、ブチル、セチル及び2-オ
クチルドデシル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸
ブチル、ステアリン酸イソブチル;リンゴ酸ジオクチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシ
ルを挙げることができる。
【0022】また、C1-C22アルコールとC-C
22ジ-又はトリカルボン酸のエステル類を使用するこ
ともできる。特に:セバシン酸ジエチル;セバシン酸ジ
イソプロピル;アジピン酸ジイソプロピル;アジピン酸
ジ-n-プロピル;アジピン酸ジオクチル;アジピン酸ジ
イソステアリル;マレイン酸ジオクチル、ステアロイル
ステアリン酸オクチルドデシル;エルカ酸トリデシル;
クエン酸トリイソプロピル;クエン酸トリイソステアリ
ル;クエン酸トリオクチルドデシル;クエン酸トリオレ
イルを挙げることができる。さらに、少なくとも3個の
炭素原子を有するポリオールのエステル類は、特に、好
ましくはC-C26モノ-、ジ-又はトリカルボン酸
と、C-C26ジ-、トリ-、テトラ-又はペンタヒドロ
キシアルコールとのエステル類から選択される。特に:
ウンデシレン酸グリセリル;モノリシノレイン酸ペンタ
エリトリチル;テトライソノナン酸ペンタエリトリチ
ル;テトラペラルゴン酸ペンタエリトリチル;テトライ
ソステアリン酸ペンタエリトリチル;テトラオクタン酸
ペンタエリトリチル;プロピレングリコールジカプリラ
ート又はジカプラート;トリ乳酸グリセリル;トリオク
タン酸グリセリルを挙げることができる。上述したエス
テル類の中でも、パルミチン酸エチル及びイソプロピ
ル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-
オクチルデシル、ミリスチン酸アルキル、例えばミリス
チン酸イソプロピル、ブチル及び2-オクチルドデシ
ル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソブチル;リ
ンゴ酸ジオクチル、ラウリン酸ヘキシル、イソノナン酸
イソノニル及びオクタン酸セチルが好ましく使用され
る。
【0023】本発明において、不溶性コンディショニン
グ剤(類)は、最終組成物の全重量に対して0.001重
量%〜20重量%、好ましくは0.01重量%〜10重
量%、特に0.1重量%〜3重量%の範囲であってよ
い。
【0024】本発明の組成物は、有利には、組成物の全
重量に対して約0.1重量%〜40重量%、好ましくは
3重量%〜30重量%、より好ましくは5重量%〜20
重量%の量で一般的に存在する、少なくとも1つの他の
界面活性剤をさらに含有する。この界面活性剤は、アニ
オン性、両性及び非イオン性界面活性剤、又はそれらの
混合物から選択することができる。
【0025】本発明の実施に適した付加的な界面活性剤
は、特に以下のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類):本発明において、これ
らの性質は、実際には臨界的な重要性は持たない。よっ
て、本発明において、それ自体で又は混合物として使用
可能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定
的列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、アル
キルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテル
スルファート類、アルキルアリール-ポリエーテルスル
ファート類、モノグリセリドスルファート類、アルキル
スルホナート類、アルキルホスファート類、アルキルア
ミドスルホナート類、アルキルアリールスルホナート
類、α-オレフィンスルホナート類、パラフィン-スルホ
ナート類、アルキルスルホスクシナート類、アルキルエ
ーテルスルホスクシナート類、アルキルアミドスルホス
クシナート類、アルキルスルホスクシナマート類、アル
キルスルホアセタート類、アルキルエーテルホスファー
ト類、アシルサルコシナート類、アシルイセチオナート
類及びN-アシルタウラート類で、全てのこれらの異な
る化合物のアルキル又はアシル基は、好ましくは8〜2
4の炭素原子を有し、アリール基は、好ましくはフェニ
ル又はベンジル基を示すもの、の塩類(特にアルカリ金
属、特にナトリウムの塩、アンモニウム塩、アミン塩、
アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げること
ができる。また、さらに使用可能なアニオン性界面活性
剤として、脂肪酸塩、例えば、オレイン酸、リシノレイ
ン酸、パルミチン酸及びステアリン酸、コプラ油酸又は
水素化コプラ油酸の塩、及びアシル基が8〜20の炭素
原子を有するアシルラクチラート類を挙げることができ
る。さらに、弱いアニオン性界面活性剤、例えば、アル
キル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、並びに
ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキルエーテ
ルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)
アルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアル
キレン化(C-C24)アルキルアミドエーテルカルボ
ン酸及びそれらの塩類、特に2〜50のエチレンオキシ
ド基を含有するもの、及びそれらの混合物を使用するこ
ともできる。アニオン性界面活性剤の中でも、本発明で
はアルキルスルファート及びアルキルエーテルスルファ
ートの塩及びそれらの混合物が好ましく使用される。
【0026】(ii)非イオン性界面活性剤(類):非イオ
ン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物
[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社
(グラスゴー及びロンドン)から出版されているエム・ア
ール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤のハンド
ブック(Handbook of Surfactants)」(1991、116-178頁)
を参照]であり、本発明において、それらの性質は臨界
的な重要性を持たない。しかして、それらは、特に(非
限定的列挙)、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化
又はポリグリセロール化された、例えば8〜18の炭素
原子を有する脂肪鎖を有する脂肪酸、アルキルフェノー
ル類、アルファ-ジオール類、アルコール類から選択す
ることができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ド基の数を特に2〜50の範囲、グリセロール基の数を
特に2〜30の範囲とすることができる。また、エチレ
ンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪
アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
の縮合物、好ましくは2〜30モルのエチレンオキシド
を有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、
特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロ
ール化脂肪アミド類、好ましくは2〜30モルのエチレ
ンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類、2
〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン
化されたソルビタンの脂肪酸エステル類、スクロースの
脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エ
ステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグ
ルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C 10-C
14)アルキルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプ
ロピルモルホリンオキシド類を挙げることもできる。ア
ルキルポリグリコシド類が、特に本発明で適切な非イオ
ン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0027】(iii)両性界面活性剤(類):本発明にお
いて、付加的な両性界面活性剤の性質は臨界的な重要性
を持たず、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22の
炭素原子を有し、少なくとも1つの水可溶化アニオン性
基(例えば、カルボキシラート、スルホナート、スルフ
ァート、ホスファート又はホスホナート)を含む直鎖状
又は分枝状の鎖である脂肪族の第2級又は第3級アミン
の誘導体であってよく;さらに、(C-C20)アルキ
ルベタイン類、スルホベタイン類、(C-C20)アル
キルアミド(C-C)アルキルベタイン類又は(C-
20)アルキルアミド(C-C)アルキルスルホベタ
イン類を挙げることができる。アミン誘導体としては、
次の式: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中、Rは、加水分解されたコプラ油中に存在す
る酸R-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又
はウンデシル基を示し、Rは、β-ヒドロキシエチル
基を示し、Rはカルボキシメチル基を示す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは-CHCHOX'を示し、Cはz=1
又は2である-(CH) -Y'を示し、X'は、-CH
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-CO
OH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解されたアマニ油又はコプラ油中に存在す
るカルボン酸のアルキル基、アルキル基、特にC、C
、C11又はC13のもの、C17アルキル基及びそ
のイソ形、不飽和のC17基を示す];の構造を有し、
米国特許第2528378号及び米国特許第27813
54号に記載され、ミラノール(Miranol)の名称で販売
されている製品を挙げることができる。
【0028】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
yloamphodiacetate)、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム
(Disodium Caproamphodiacetate)、ココアンホ二プロピ
オン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionat
e)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodiu
m Lauroamphodipropionate)、カプロアンホ二プロピオ
ン酸二ナトリウム(Disodium Caproamphodipropionat
e)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロ
ピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CTF
A辞典、第5版、1993に分類されている。例えば、ロー
ディア・シミー社(RHODIA CHIMIE)からミラノール(登録
商標)C2M濃縮物の商品名で市販されている、ココア
ンホ二酢酸二ナトリウムを挙げることができる。
【0029】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、又はアニ
オン性界面活性剤と両性又は非イオン性界面活性剤との
混合物が好ましく使用される。付加的なアニオン性界面
活性剤としては、好ましくは、2.2モルのエチレンオ
キシドを含有するオキシエチレン化されたナトリウム、
トリエタノールアミン又はアンモニウムの(C12-C
14)アルキルエーテルスルファート、ナトリウム、ト
リエタノールアミン又はアンモニウムの(C12-
14)アルキルスルファート、ココイルイセチオン酸
ナトリウム(sodium cocoylisethionate)及び(C 14-C
16)アルファオレフィンスルホン酸ナトリウムと;−
両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質を
含有する水溶液として「ミラノール(登録商標)C2M・
CONC」の商品名で、又はミラノール(登録商標)C3
2の名称で、ローディア・シミー社から市販されている
ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はココアンホ
プロピオン酸ナトリウムと称されるアミン誘導体か; − 又は両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン類、
特に、ヘンケル(HENKEL)社から、32%の活性物質を含
有する水溶液として「デハイトン(DEHYTON)(登録商標)
AB30」の名称で販売されているココベタイン、又は
ゴールドシュミット社(GOLDSCHMIDT)から市販されてい
る「テゴベタイン(登録商標)F50」等の(C-
20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン
類、とのそれらの混合物が使用される。
【0030】モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類以外の
アニオン性界面活性剤(類)は、組成物の全重量に対し
て、一般的に1〜30重量%、好ましくは3〜15重量
%の量で存在する。両性又は非イオン性界面活性剤(類)
は、組成物の全重量に対して、一般的に約0.5〜15
重量%、好ましくは1〜5重量%量で存在する。界面活
性剤の量及び品質は、最終組成物に満足のいく発泡力及
び/又は洗浄力を付与するのに十分な量である。本発明
の組成物において、全ての洗浄用界面活性剤は、組成物
の全重量に対して、一般的には4〜50重量%、好まし
くは6〜35重量%、さらに好ましくは8〜25重量%
である。
【0031】さらに、本発明の組成物は、増粘剤、香
料、真珠光沢剤、防腐剤、サンスクリーン剤、シリコー
ン類、アニオン性又は非イオン性又は両性ポリマー、カ
チオン性ポリマー、タンパク質、タンパク質加水分解
物、直鎖状又は分枝状のC16-C40鎖を有する脂肪
酸、例えば18-メチルエイコサン酸、ヒドロキシ酸、
ビタミン類、パンテノール等のプロビタミン類、抗フケ
剤、及び本発明の組成物の安定性及び特性に影響を与え
ず、化粧品の分野において従来的に使用されている任意
の他の添加剤から選択される、少なくとも1つの添加剤
をさらに含有することができる。これらの添加剤は、組
成物の全重量に対して0.001〜50重量%の範囲の
割合で、本発明の組成物に存在する。各々の添加剤の厳
密な量は、その種類及び機能に従い当業者により容易に
決定される。
【0032】化粧品的に許容可能な媒体は、水単独から
なるか、水と化粧品的に許容可能な溶媒、例えばC-
低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノ
ール、tert-ブタノール又はn-ブタノール;アルキレン
グリコール、例えばプロピレングリコール、又はグリコ
ールエーテル、ポリオール、例えばグリセリンの混合物
からなる。好ましくは、組成物は、組成物の全重量に対
して50〜95重量%の水を含有する。
【0033】本発明の洗浄用組成物は、一般的に、3〜
10の最終的なpHを有する。好ましくは、このpHは
4〜8である。所定値へのpHの調整は、組成物に塩基
(有機又は無機)、例えばアンモニア水、又は第1級、第
2級又は第3級(ポリ)アミン、例えばモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イ
ソプロパノールアミン又は1,3-プロパンジアミンを添
加するか、又は酸、好ましくはカルボン酸、例えばクエ
ン酸を添加することによって行うことができる。
【0034】本発明の組成物は、上述した組合せに加え
て、粘度調節剤、例えば電解質又は増粘剤を含有するこ
ともできる。特に、塩化ナトリウム、スクレログルカ
ン、キサンタンガム、脂肪酸のアルカノールアミド、5
モルまでのエチレンオキシドでオキシエチレン化されて
いてもよいアルキルエーテルカルボン酸のアルカノール
アミド、例えばケム・ワイ社(CHEM Y)から「アミノール
(AMINOL)A15」の名称で市販されている製品、架橋し
たポリアクリル酸と架橋したアクリル酸/C10-C
30アルキルアクリラートのコポリマーを挙げることが
できる。これらの粘度調節剤は、組成物の全重量に対し
て10重量%までの範囲の割合で本発明の組成物に使用
される。
【0035】また、本発明の組成物は、当該分野におい
て従来からよく知られている、真珠光沢剤又は不透明化
剤、例えばパルミチン酸マグネシウム又はナトリウム、
ステアリン酸マグネシウム又はナトリウム、及びヒドロ
キシステアリン酸マグネシウム又はナトリウム、脂肪鎖
含有アシル化誘導体、例えばエチレングリコール又はポ
リエチレングリコールのモノステアラート又はジステア
ラート、又は脂肪鎖含有エーテル類、例えばジステアリ
ルエーテル又は1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデ
カノールを、5%までさらに含有することができる。本
発明の組成物は、モノ-もしくはジエタノールアミンか
ら誘導される脂肪アルカノールアミド又はC10-C
18の1,2-アルカンジオール等の発泡相乗剤(foam sy
nergists)をさらに含有してもよい。
【0036】本発明の組成物は、ケラチン物質、例えば
毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇、頭皮、特に毛髪の洗
浄及びトリートメントに使用することができる。特に、
本発明の洗浄用組成物は、シャンプー、シャワーゲル及
び泡立て浴剤(foam baths)である。また本発明の組成物
は、すすがれる又はそのまま残るアフターシャンプー、
パーマネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱
色用の組成物の形態、又はパーマネントウエーブ又はス
トレート化施術の2つの工程の間、又は染色、脱色、パ
ーマネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用
されてすすがれる組成物の形態で提供することもでき
る。さらに本発明の組成物はメークアップリムーバー製
品の形態で提供することもできる。またさらに本発明の
組成物は、ゲル、ミルク、クリーム、エマルション、増
粘ローション又はフォームの形態で提供することがで
き、皮膚、頭皮、爪、睫毛、唇、特に毛髪に使用するこ
とができる。
【0037】これら洗浄用組成物は、好ましくは発泡
し、発泡高さ(foam height)で特徴付けられる本発明の
組成物の発泡力は、修正ロス・マイルズ(ROSS-MILES)法
(NF・T73-404/ISO696)に従い測定された
ものでは、一般的に75mm、好ましくは100mmを
越える。この方法の修正点は次の通りである:測定は浸
透水を用い22℃の温度で行う。溶液の濃度は2g/l
である。滴下高さは1mである。滴下される組成物の量
は200mlである。これら200mlの組成物は、5
0mlのテスト用組成物を収容している直径50mmの
測定用シリンダーに滴下される。測定は、組成物の流れ
が停止して5分後に行う。
【0038】本発明の主題は、上述した化粧品組成物を
ケラチン物質に適用し、場合によっては続いて、特に水
によるすすぎを行うことからなることを特徴とする、皮
膚又は毛髪等のケラチン物質の処理方法にある。よっ
て、本発明のこの方法により、皮膚、毛髪又は任意の他
のケラチン物質を処理(トリートメント)し、手入れ(ケ
ア)し、洗浄し、又はメークアップを除去することが可
能になる。
【0039】
【実施例】上述した及び以下の記載において、表された
パーセンテージは重量による。本発明を次の実施例によ
りさらに詳しく例証するが、記載した実施例に限定され
るものではない。実施例において、ASは活性物質を意
味する。実施例1: 3種のシャンプー組成物を調製した。一つは
本発明品(組成物A)で、他の2つは比較品(組成物B及
びC)である:
【表1】
【0040】予め濡らしておいた敏感化された毛髪の束
2.5gに、約1gの組成物Aを適用してシャンプーを
行った。泡立ててシャンプーし、10分間のさらし時間
の後、ついで多量の水ですすいだ。毛髪の束を60℃で
10分間乾燥させた。組成物の第2の適用を行った。上
述した同様の手順を、比較組成物B及びCについても使
用した。専門家が毛髪の束をペアで比較した。 組成物A/組成物C 専門家パネラーが湿った毛髪の外観を評価した。90%
の専門家が、本発明の組成物Aで処理された毛髪の方
が、組成物Cで処理された毛髪よりも、かなり滑らかで
あると示した。 組成物A/組成物B 専門家パネラーが乾燥した毛髪の外観を評価した。90
%の専門家が、本発明の組成物Aで処理された毛髪の方
が、組成物Bで処理された毛髪よりも、かなり滑らか及
び/又は柔軟であると示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA081 AA121 AB471 AC241 AC341 AC351 AC352 AC371 AC391 AC641 AC661 AC692 AC712 AC782 AD021 AD411 AD611 BB04 BB05 BB06 BB07 BB41 BB48 CC23 CC33 CC38 DD27 EE28 4H003 AA02 AB08 AB09 AB31 BA12 DA02 EB02 EB09 EB12 EB29 EB40 FA21

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品的に許容可能な媒体に、モノ-又
    はポリアミド化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル
    化化合物及びそれらの塩類から選択される少なくとも1
    つのアニオン性界面活性剤と、合成油、動物性油、植物
    性油、フッ化又は過フッ化油、天然又は合成ロウ、セラ
    ミド型化合物、モノアルコールのエステル、少なくとも
    3個の炭素原子を有するポリオールのエステルから選択
    されるカルボン酸エステルから選択される少なくとも1
    つの不溶性コンディショニング剤を含有してなることを
    特徴とする洗浄用化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 前記アニオン性界面活性剤が、次の式
    (I): 【化1】 [上式中:Rは直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、
    5〜29の炭素原子を有する炭化水素基を示し、nは1
    又は2に等しい]のモノ-又はポリアミド化ポリカルボキ
    シルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類か
    ら選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 Rが、5〜29の炭素原子、好ましくは
    7〜22の炭素原子を有するモノ-又はポリ不飽和アル
    キル又はアルケニル基を示すことを特徴とする請求項2
    に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記アニオン性界面活性剤がN-ココイ
    ルグルタミン塩であることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 合成油が水素化又は非水素化ポリブテン
    型又は水素化又は非水素化ポリデセン型のポリオレフィ
    ン類であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 動物性又は植物性油が、ヒマワリ油、コ
    ーン油、大豆油、アボカド油、ホホバ油、ヒョウタン
    油、グレープシード油、ゴマ油及びヘーゼルナッツ油、
    魚油、トリカプロカプリル酸グリセロール、又はR
    7〜29の炭素原子を有する高級脂肪酸残基を表し、R
    10がアルキル又はアルケニル等の3〜30の炭素原子
    を有する直鎖状又は分枝状の炭化水素鎖を表す式R
    OOR の植物性又は動物性油、ユーカリ油、ラバン
    ジン油、ラベンダー油、ベチベル油、リツェアクベバ
    油、レモン油、白檀油、ローズマリー油、カモミル油、
    キダチハッカ(セイボリー)油、ナツメグ油、シナモン
    油、ヒソップ油、キャラウェー油、オレンジ油、ゲラニ
    オール油、ビャクシン油及びベルガモット油等の天然又
    は合成の精油からなる群から選択されることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ロウ又はロウ類が、カルナウバロウ、キ
    ャンデリラロウ、エスパルトロウ、パラフィンロウ、オ
    ゾケライト、オリーブの木のロウ、ライスワックス、水
    素化ホホバロウ又はクロフサスグリの花のエッセンシャ
    ルロウ等の花の無水ロウ等の植物性ロウ、ミツロウ等の
    動物性ロウ、海洋性ロウ、ポリエチレン又はポリオレフ
    ィンロウから選択されることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 セラミド型化合物が、次の一般式(I
    V): 【化2】 [上式中: − Rは、 −C-C50の、好ましくはC-C50の、直鎖状又
    は分枝状で飽和又は不飽和の炭化水素基であり、該基は
    COOH酸によってエステル化されていてもよい一
    又は複数のヒドロキシル基によって置換することがで
    き、ここで、Rは、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝
    状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていてもよい
    -C35の炭化水素基であり、R基のヒドロキシ
    ル(類)は、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状の、モノ
    -又はポリヒドロキシル化されていてもよいC-C35
    の脂肪酸によりエステル化することができ; −又は、R''-(NR-CO)-R'基であって、Rは水
    素原子又はモノ-又はポリヒドロキシル化され、好まし
    くはモノヒドロキシル化された、C-C 20の炭化水
    素基を示し、R'とR''は炭素原子の合計数が9から3
    0である炭化水素基であり、R'は2価の基であり; −又は、R-O-CO-(CH)基であって、ここで
    はC-C20炭化水素基を示し、pは1から12
    までで変化する整数であり; − Rは、水素原子、サッカライド型の基、特に(グ
    リコシル)、(ガラクトシル)、又はスルホガラクト
    シル基、スルファート又はホスファートの残基、ホスホ
    リルエチルアミン基、及びホスホリルエチルアンモニウ
    ム基から選択され、nは1から4までで変化する整数、
    mは1から8までで変化する整数であり; − Rは、水素原子、又は飽和又は不飽和で、モノ-
    又はポリヒドロキシル化した又はヒドロキシル化してい
    ないC-C33の炭化水素基を示し、ヒドロキシル
    (類)は無機酸又はRCOOH酸でエステル化すること
    ができ、ここでRは上述と同じ意味であり、またヒド
    ロキシル(類)は(グリコシル)、(ガラクトシル)、ス
    ルホガラクトシル、ホスホリルエチルアミン又はホスホ
    リルエチルアンモニウム基でエーテル化することがで
    き、Rは一又は複数のC-C14のアルキル基で置
    換することができ;好ましくはRはC15-C26
    α-ヒドロキシアルキル基を示し、ヒドロキシル基はC
    16-C30のα-ヒドロキシ酸でエステル化されていて
    もよく; − Rは、水素原子、メチル又はエチル基、飽和又は
    不飽和で直鎖状又は分枝状のヒドロキシル化されていて
    もよいC-C50の炭化水素基、又はRがC 10-C
    26の炭化水素基を示す-CH-CHOH-CH-O-
    基、又はRがC-C20の炭化水素を示し、p
    が1から12までで変化する整数であるR -O-CO-
    (CH)基を示し; − Rは、水素原子、又は飽和又は不飽和で直鎖状又
    は分枝状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていて
    もよいC-C30の炭化水素基を示し、ヒドロキシル
    (類)は(グリコシル)、(ガラクトシル)、スルホガラ
    クトシル、ホスホリルエチルアミン又はホスホリルエチ
    ルアンモニウム基でエステル化することができ;ただ
    し、RとRが水素を示す場合、あるいは、Rが水
    素を示し、Rがメチルを示す場合は、Rは水素原
    子、メチル又はエチル基を示さない]に相当するものか
    ら選択されることを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 セラミド型化合物が: − 2-N-リノレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-オレオイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-パルミトイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3-ジ
    オール、 − 2-N-ベヘノイルアミノオクタデカン-1,3-ジオ
    ール、 − 2-N-[2-ヒドロキシパルミトイル]アミノオクタ
    デカン-1,3-ジオール、 − 2-N-ステアロイルアミノオクタデカン-1,3,4-
    トリオール及び特にN-ステアロイルフィトスフィンゴ
    シン、 − 2-N-パルミトイルアミノヘキサデカン-1,3-ジ
    オール、 − (ビス-(N-ヒドロキシエチル-N-セチル)マロンア
    ミド)、 − セチル酸のN-(2-ヒドロキシエチル)-N-(3-セチ
    ルオキシ-2-ヒドロキシプロピル)アミド、 − N-ドコサノイル-N-メチル-D-グルカミン、 あるいはこれらの化合物の混合物、から選択されること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】 カルボン酸エステル類が30℃以下の
    温度で液体であることを特徴とする請求項1ないし9の
    いずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 モノアルコールの前記エステル類が、
    好ましくはC-C 26モノ-、ジ-、トリ-又はテトラカ
    ルボン酸と好ましくはC-C26モノアルコールとの
    エステル類から選択されることを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 ポリオールの前記エステル類が、好ま
    しくはC-C26モノ-、ジ-又はトリカルボン酸と、
    -C26ジ-、トリ-、テトラ-又はペンタヒドロキシ
    アルコールとのエステル類から選択されることを特徴と
    する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成
    物。
  13. 【請求項13】 カルボン酸エステル類がパルミチン
    酸イソプロピル及びエチル、パルミチン酸2-エチルヘ
    キシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン
    酸イソプロピル、ブチル、セチル及び2-オクチルドデ
    シル等のミリスチン酸アルキル、ステアリン酸ブチル、
    ステアリン酸イソブチル;リンゴ酸ジオクチル、ラウリ
    ン酸ヘキシル、イソノナン酸イソノニル及びオクタン酸
    セチルから選択されることを特徴とする請求項1ないし
    12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 モノ-又はポリアミド化ポリカルボキ
    シルアミノ酸のN-アシル化化合物から選択されるアニ
    オン性界面活性剤(類)が、組成物の全重量に対して、1
    〜30重量%、好ましくは3〜15重量%の濃度で存在
    することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1
    項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 コンディショニング剤(類)が、組成物
    の全重量に対して0.001重量%〜10重量%、好ま
    しくは0.005重量%〜5重量%、特に0.01重量
    %〜3重量%の濃度で存在することを特徴とする請求項
    1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 アニオン性、カチオン性、両性及び非
    イオン性界面活性剤、及びそれらの混合物から選択され
    る少なくとも1つの付加的な界面活性剤をさらに含有す
    ることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項
    に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 付加的な界面活性剤(類)が、組成物の
    全重量に対して0.5〜40重量%、好ましくは3〜3
    0重量%、さらに好ましくは5〜20重量%の濃度で存
    在していることを特徴とする請求項16に記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】 増粘剤、香料、真珠光沢剤、防腐剤、
    サンスクリーン剤、シリコーン、アニオン性又は非イオ
    ン性又は両性ポリマー、カチオン性ポリマー、タンパク
    質、タンパク質加水分解物、18-メチルエイコサン酸
    等の直鎖状又は分枝状のC16-C40鎖を有する脂肪
    酸、ヒドロキシ酸、ビタミン類、パンテノール等のプロ
    ビタミン類、抗フケ剤及びそれらの混合物から選択され
    る少なくとも1つの添加剤をさらに含有していることを
    特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の
    組成物。
  19. 【請求項19】 シャンプー又は皮膚の洗浄用組成物、
    すすがれる又はそのまま残るアフターシャンプー、パー
    マネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱色用
    の組成物の形態、又はパーマネントウエーブ又はストレ
    ート化施術の2つの工程の間、又は染色、脱色、パーマ
    ネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用され
    てすすがれる組成物の形態で提供されることを特徴とす
    る請求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪等のケラチン物質の洗浄における
    使用。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪のもつれのほぐれ易さ又は毛髪の
    滑らかさを強化し、又は毛髪にボリューム、軽さ、柔軟
    性、しなやかさ及び扱い易さを付与するための使用。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、場合によ
    っては続いてすすぎを行うことからなることを特徴とす
    る毛髪等のケラチン物質の処理方法。
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