JP2014518172A - 車両のホイールの摩擦力を高める装置および方法 - Google Patents

車両のホイールの摩擦力を高める装置および方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】車両のホイールの摩擦装置は、第1係止セグメントと、第1方向に第1係止セグメントを受容する第2係止セグメントとを含み得る。第2係止セグメントは、第1係止セグメントの、第2係止セグメント内での第1方向と反対である第2方向への動きを止め得る。少なくとも1つの摩擦要素が、第1係止セグメントと第2係止セグメントとの間に位置付けられ得る。リムとタイヤとを含む車両のホイールへ摩擦装置を取り付ける方法も説明する。
【選択図】図1

Description

本願は一般的に、車両のホイールの摩擦力を高めるのに用いられ得る装置および方法に関する。より詳細には本願は、タイヤの摩擦力を向上させるべくタイヤの周りなど車両のホイールに取り付けられ得る装置、および関連する方法に関する。
典型的には、全季節対応型の自動車タイヤは、湿った、および乾いた状況における通常の路上での使用のため、十分な大きさの摩擦力を提供する。しかし、雪で覆われた、または氷で覆われた道路を運転する場合、または、オフロードで運転する場合、従来の全季節対応型のタイヤは、安全な移動をするには十分な大きさの摩擦力を提供し得ない。結果として、冬のような状況での使用のために特別に設計されたタイヤ、並びに、オフロード向けのタイヤが利用可能となっている。運転者は、必要である時、例えば、不意に季節の始めの、または季節の終わりの吹雪にあった時、または、予期せずしてオフロードを運転することになった時、自身の車両に冬用のタイヤ、またはオフロード向けのタイヤを履かせていないかもしれない。結果として、緊急の状況においてタイヤの摩擦力を高めるためのスノーチェーンが開発された。
従来のスノーチェーンは、車両のタイヤの円周を包み込む網状のチェーンを含む。しかしその設計により、従来のスノーチェーンの車両のタイヤへの適用は面倒であり、かつ時間がかかり、利用が躊躇われる。加えて、従来のスノーチェーンは嵩張り、重く、車両の格納空間の望ましくないほど大きなスペースを占めてしまうことが多い。結果として運転者によっては、従来のスノーチェーンを車両に積んでおくことをせず、スノーチェーンの使用を要するような予期しない天気状況、または路面に出くわした時にスノーチェーンを有さないことがあり得る。
したがって、当技術分野では、従来技術の上述した、および/または他の課題を解決する、車両のタイヤの摩擦力を高めるための装置および方法が依然として必要とされている。
実施形態によると、車両のホイールの摩擦装置は、第1係止セグメントと、第1方向に第1係止セグメントを受容する第2係止セグメントとを含み得る。第2係止セグメントは、第1係止セグメントの、第2係止セグメント内での第1方向と反対である第2方向への動きを止め得る。少なくとも1つの摩擦要素が、第1係止セグメントと第2係止セグメントとの間に位置付けられ得る。
本願は、リムとタイヤとを含む車両のホイールへ摩擦装置を取り付ける方法にも関する。方法は、リムの穴へ摩擦装置の第1端を挿入する工程と、リムおよびタイヤの周りに摩擦装置をポロイダル方向に巻き付ける工程と、タイヤおよびリムの周りでポロイダル方向に閉ループを形成するよう摩擦装置の第1端と摩擦装置の第2端とを係止する工程とを含み得る。
他の態様、目的、および利点、並びに、例示的な実施形態の構造および機能は、説明、図面、および実施例から明らかとなるであろう。
本願発明の上述した態様、および他の特徴および利点は、以下の図面より明らかとなるであろう。同様の参照番号は一般的に、同一の、機能的に同様の、および/または構造的に同様の要素を示す。
第1実施形態に係る、リムおよびタイヤの周りに固定された例示的な摩擦装置を含む、車両のホイールの前面斜視図である。 図1の例示的な摩擦装置の部分分解側面図である。 第2実施形態に係る、例示的な摩擦装置の部分を示す側面図である。 図2の例示的な摩擦装置の一部を示す前面図および側面図である。 第3実施形態に係る例示的な摩擦装置の側面図である。 第4実施形態に係る例示的な実施形態の分解側面図である。 第5実施形態に係る、リムおよびタイヤの周りに固定された例示的な摩擦装置を含む車両のホイールの側面図である。 図6の車両のホイールおよび摩擦装置の前面図である。 図6の例示的な摩擦装置の側面図である。 第6実施形態に係る、リムおよびタイヤの周りに固定された例示的な摩擦装置を含む車両のホイールの一部を示す後方側面図である。 図9の例示的な摩擦装置の側面図である。 例示的な実施形態に係る例示的な細長バンドおよび第2係止セグメントの一部を示す上面図である。 第7実施形態に係る例示的な摩擦装置の斜視図である。 図12の例示的な摩擦装置の上面図である。 図12の例示的な摩擦装置の底面図である。 図12の例示的な摩擦装置の側面図である。 リムおよびタイヤの周りに締め付けられている状態にある、図12の例示的な摩擦装置の前面斜視図である。
本願発明の実施形態について以下に詳細に説明する。実施形態の説明において、説明を明瞭にすべく特定の用語を用いる。しかし、本願発明はそのように選択される特定の用語によって限定されない。当業者であれば、本願発明の精神および態様から逸脱することなく、他の同等の部品が用いられ得、他の方法が想到され得ることを理解されよう。本明細書において引用される全ての参考文献は、それぞれが組み込まれているかのように参照により組み込まれる。
図1は、車両のホイールWのための摩擦装置10の第1実施形態を示す。詳細には、図1は、車両のホイールWに取り付けられた5つの摩擦装置10を示すが、適用例に応じて、より少ない、またはより多くの摩擦装置10が特定のホイールWに適用され得る。図1に示すように、一般的に車両のホイールWは、リムRとタイヤTとを含み、各摩擦装置10は、実質的にポロイダル方向Pに、例えばタイヤTの周りでリムRの穴Oを通って、リムRおよびタイヤTの周りを包み込む。摩擦装置は、雪または路面凍結など緊急の状況において迅速かつ容易にホイールWに適用され得、緊急の状況でなくなれば容易に取り除かれ得る。摩擦装置10は比較的コンパクトであり、軽量であり、可撓性である構成を有するので、グローブボックス、トランク、または他の一般的な格納空間などにおいて車両に容易に格納され得る。
図1および図2を参照すると、一般的に各摩擦装置10は、例えばホイールWのポロイダル寸法Pの周りで摩擦装置10をホイールWへ固定するよう互いに接続する第1係止セグメント12と第2係止セグメント14とを含み得る。実施形態によると、第2係止セグメント14は、スライド式に第1係止セグメント12を受容する開口14aを含み得る。第2係止セグメント14はさらに、開口14a内に位置付けられた歯止め14bを含み得、第1係止セグメント12の下面18bは、歯止め14bと係合する歯(図示せず)を含み得る。歯止め14bおよび歯は、第1係止セグメント12が第1方向X1に開口14a内へスライド出来、かつ、第1方向X1と実質的に反対である第2方向X2に、第1係止セグメント12がスライドして開口14aから抜け出ることを実質的に防ぎ得る構成を有する。このような構成により、ユーザは、リムRおよびタイヤTの周りに摩擦装置10を巻き付け、摩擦装置10がリムRおよびタイヤTの周りで堅固に固定されるまで第1係止セグメント12を第2係止セグメント14内へスライドさせることが出来る。実施形態によると、第1係止セグメント12および第2係止セグメント14は、結束バンドの互いに反対に位置する端部であり得るが、他の構成も可能である。摩擦装置10の代替的な実施形態においては、異なるタイプの第1係止セグメントおよび第2係止セグメントが含まれ得る。例えば、代替的な実施形態においては、工業グレードの面ファスナー、互いに協働するスナップ(cooperating snaps)、バックル、および/または、当技術分野で公知の接続構造の互いに協働する部材が用いられ得る。
引き続き図1および図2を参照すると、摩擦装置10は、雪の、凍結した、または他の滑りやすい路面状況においてタイヤTの摩擦力を高める1以上の摩擦要素16も含み得る。示される実施形態によると、摩擦装置10は、第1係止セグメント12と第2係止セグメント14とを接続する細長バンド18を備え、摩擦要素16は、細長バンド18の上面18aから上方に突出した隆起したラグを備え得るが、他の構成も可能である。実施形態によると、装置10は、6〜20個の隆起したラグを備え得るが、他の数も可能である。図1および図2に示す実施形態において、摩擦要素16は、例えば細長バンド18を共に鋳造されるなど細長バンド18と一体であってもよいが、摩擦要素16は代替的に、例えば接着、ねじ止め、または当技術分野で公知の他の締め付け技術により細長バンド18へ固定される別個の部材であり得る。
図2を参照すると隆起したラグ16は、実質的に円筒形のベース部分などのベース部16a、および、ベース部16aから突出する、より小さなサイズのスパイク16bを備え得る。ベースは雪上路面で摩擦力を提供し、スパイクは、凍結路面で摩擦力を提供し得る。しかし隆起したラグ16は、四角形、三角形、星形、並びに他の形状または複数の形状の組み合わせなど他の形状および構成も可能である。実施形態によると、ベース部16aは細長バンド18の上面からおよそ0.5インチ(およそ1.27cm)だけ延出し得、スパイク部分16bは、ベース部16aの上方におよそ0.25インチ(およそ0.635cm)だけ延出し得るが、他の寸法も可能である。
図2の実施形態において、各隆起したラグ16は、実質的に円筒形のベース部分16a、および、ねじを用いてベース部16aに固定された金属スパイク16bを備える。例えば、金属スパイク16bは位置決めねじを備え得る。代替的な実施形態によると、金属スパイク16bはベース部16aと共に鋳造されてもよく、または、当技術分野で公知の他の締め付け技術を用いてベース部16aに取り付けられてもよい。
図11と併せて図2を参照すると、細長バンド18および第2係止セグメント14の実施形態が示されている。示される実施形態によると、金属ワイヤーなどの強化ワイヤー20は、細長バンド18の少なくとも一部を通って、および/または第2係止セグメント14を通って延在し得る。強化ワイヤー20は細長バンド18、並びに/若しくは、細長バンド18と第2係止セグメント14との間の接合部を強化し得る。図11に示されるように、強化ワイヤー20は、細長バンド18の一側面に沿って第2係止セグメント14へと延び、細長バンド18の他方の側面へと戻るが、強化ワイヤー20の他の形状および方向も可能である。
図3Aおよび図3Bは、摩擦要素16が、細長バンド18へ取り付けられ得る1以上のスリーブ22に位置付けられ得る実施形態を示す。スリーブ22は、スリーブ22の細長バンド18への取り付けを可能とする1以上の構造を含み得る。例えば、図3Aおよび図3Bの実施形態において、スリーブは、細長バンド18の断面とサイズおよび形状が同様の開口24を含んでおり、このことにより、細長バンド18は、開口24へスライド式に入り込むことが出来る。このような構成により、使用後に細長バンド18からスリーブ22を取り除き、細長バンド18、および取り付けられた第1係止セグメント12および第2係止セグメント14を新しいものと取り換えれば、スリーブ22、および対応する摩擦要素16を複数回にわたり再利用することが可能となる。
図示されない代替的な実施形態によると、1以上の摩擦要素16をそれぞれが備える複数のスリーブ22は、例えば異なる幅を有するタイヤに対応出来るよう、単一の細長バンド18の端から端まで位置付けられ得る。摩擦要素16はスリーブ22と一体であってもよく、代替的には、例えば接着、ねじ止め、または当技術分野で公知の他の締め付け技術によりスリーブ22に固定され得る。
図4は、図1および図2の実施形態と同様の実施形態を示すが、例えば共に鋳造されるなど互いに一体であるベース部16aおよびスパイク16bを摩擦要素16が備える点が異なる。図5は、図4の実施形態と同様の実施形態を示すが、摩擦要素16を細長バンド18へ取り外し可能に搭載するのに用いられ得る複数のスリーブ22が含まれる点が異なる。
図6、図7、および図8は、細長バンド18を通って延在するリベットを摩擦要素16が備える他の実施形態を示す。実施形態によると、リベットワッシャは、摩擦要素16のベース部16aを画定し得、リベットの延長された先端は、摩擦要素16のスパイク部分16bを画定し得るが、他の構成も可能である。
図9および図10は摩擦装置10の他の実施形態を示す。ここで摩擦要素16は、上述した第1係止セグメントおよび第2係止セグメントとそれぞれ同じである、または同様であってもよい第1係止セグメント12と第2係止セグメント14との間に位置付けられた一定の長さのチェーンを備える。実施形態によると、第1係止セグメント12はチェーン16の第1端の周りに巻き付けられた第1結束バンドを備え得、第2係止セグメント14はチェーン16の第2端の周りに巻き付けられた第2結束バンドを備え得るが、他の構成も可能である。
上述した実施形態の摩擦装置10は、第1係止セグメント12の終端部から第2係止セグメント14の終端部までの、従来の車両のリムおよびタイヤをポロイダル方向に包み込むのに十分な長さを画定し得る。例えば、乗用車に用いられる実施形態によると、上述した寸法は、およそ16〜100インチ(およそ40.64〜254cm)の間であり得る。トラクタに用いられる実施形態によると、当該寸法は、およそ150〜200インチ(およそ381〜508cm)の間であり得、例えばおよそ170インチ(およそ431.8cm)であり得る。
図12は、第7実施形態に係る例示的な摩擦装置10の斜視図である。図13、図14、および図15はそれぞれ、図12の例示的な摩擦装置10の上面図、底面図、および側面図である。図16は、リムおよびタイヤの周りに締め付けられている状態にある、図12の例示的な摩擦装置の前面斜視図である。摩擦装置10は図4の実施形態と同様である。例えば、摩擦要素16は、例えば共に鋳造されるなど互いに一体であるベース部16aおよびスパイク16bを備え得る。図12〜16の実施形態において、各ベース部16aは、細長バンド18の幅全体に亘り得、スパイク16bは、ベース部の幅より小さな幅を有し得る。例えば、示される実施形態において、各スパイク16bは、実質的に「D」形状の突起を備え、隣り合うスパイク同士は、互いに反対方向を向いているが、他の構成も可能である。実施形態によると、文字、記号、または他のグラフィック描写30がスパイク16bから突出していてもよく、代替的には、スパイク16bに浮き彫り加工がされていてもよい。これにより、摩擦装置が押し当てられる雪または氷に跡を残すことが出来る。図14に示されるように、例えば摩擦装置10を形成するのに要する材料の量を少なくするべく、細長バンド18の下面18bには窪み32が形成されていてもよい。
図面においては摩擦装置10がそれぞれ一列の摩擦要素16を有するものとして示しているが、当業者であれば本開示から理解いただけるように、代替的な実施形態においては、摩擦装置10は複数列の摩擦要素16を有していてもよい。加えて、摩擦要素16は実質的に直線状に延在するものとして示されているが、代替的な実施形態においては、摩擦要素は、ジグザグのパターンなど非直線状の構成で配置されてもよい。
実施形態によると、摩擦装置10の全てまたは一部は、例えば射出成形によりプラスチック材料から形成され得る。例えば、摩擦装置10は、ナイロン、ポリプロピレン、またはHDPEにより形成され得る。代替的に摩擦装置10は、複合材料、金属、これらの組み合わせ、および、本開示から当業者には明らかである他の材料により形成され得る。
図1を再び参照して、リムRおよびタイヤTを含む車両のホイールWへ摩擦装置10を取り付ける例示的な方法を説明する。方法は、例えば第1係止セグメント12である、摩擦装置10の第1端を、リムRの穴Oへ挿入することを含み得る。ユーザは、リムRおよびタイヤTの周りに摩擦装置10を実質的にポロイダル方向Pに巻き付け得る。リムRおよびタイヤTの周りに摩擦装置10を巻き付けると、ユーザは、例えば第1係止セグメント12と第2係止セグメント14とを接続することにより摩擦装置の第1端を摩擦装置の第2端へ係止し、閉ループを形成し得る。必要であれば、ユーザは、摩擦装置10をホイールWへ完全に締め付ける前に、または締め付けた後に、タイヤTのトレッド部分に摩擦要素16を合わせ得る。必要とされる摩擦力の大きさに応じて、ユーザは、各ホイールに複数の摩擦装置10を取り付けてもよい。例えば目的地に到着した後、または滑りやすい路面状況がなくなった後などユーザが摩擦装置10を必要としなくなった場合、ユーザは、細長バンド18、または係止セグメント12、14の一方を切断することにより、摩擦装置をホイールWから取り除き得る。摩擦要素16がスリーブ22に位置付けられた摩擦装置10の場合、ユーザは必要であれば、例えば、スリーブ22と対応する摩擦要素16とを新たな結束バンドに取り付けるなどにより使用済みの細長バンド18を新しいものと取り換え、再生された摩擦装置10をタイヤに設置することにより、摩擦要素16を再利用し得る。
本明細書において示され説明された実施形態は、本発明者らが知る、本願発明を実施し利用するための好ましい方法を当業者に教示することのみを目的としている。本明細書に記載されているいかなる事項も、本願発明の態様を限定するものとして見なされるべきではない。提示された例は全て、典型的なものであり、限定的なものではない。上記の教示から当業者には理解いただけるように、本願発明の上述した実施形態は、本願発明から逸脱することなく修正または変更され得る。よって、請求項およびそれらの同等物の範囲内で、詳細に説明されたものとは異なるように本願発明の実施が可能であることを理解されよう。

Claims (21)

  1. 車両のホイールの摩擦装置であり、
    第1係止セグメントと、
    第1方向に前記第1係止セグメントを受容する第2係止セグメントと、
    前記第1係止セグメントと前記第2係止セグメントとの間に位置付けられた少なくとも1つの摩擦要素と
    を備え、
    前記第2係止セグメントは、前記第1係止セグメントの、前記第2係止セグメント内での前記第1方向と反対である第2方向への動きを止める、摩擦装置。
  2. 前記第1係止セグメントと前記第2係止セグメントとの間で延在し、上面および下面を画定する細長バンドをさらに備え、
    前記摩擦要素は、前記細長バンドの前記上面より上方に突出した隆起したラグを有する、請求項1に記載の摩擦装置。
  3. 前記隆起したラグの少なくとも一部は、前記細長バンドと一体である、請求項2に記載の摩擦装置。
  4. 前記細長バンドの少なくとも一部の周りに位置付けられたスリーブをさらに備え、
    前記隆起したラグは前記スリーブ上に位置付けられている、請求項2または3に記載の摩擦装置。
  5. 前記隆起したラグの少なくとも一部は、前記スリーブと一体である、請求項4に記載の摩擦装置。
  6. 前記隆起したラグは、ベース部と、前記ベース部から突出したスパイクとを含む、請求項2から5のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  7. 前記ベース部は実質的に円筒形である、請求項6に記載の摩擦装置。
  8. 前記スパイクは、前記ベース部と一体である、請求項6または7に記載の摩擦装置。
  9. 前記スパイクは、前記ベース部に取り付けられた金属製挿入部を含む、請求項6から8のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  10. 前記スパイクは、前記ベース部に固定された位置決めねじを含む、請求項6から9のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  11. 前記隆起したラグはリベットを含む、請求項2から10のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  12. 前記細長バンド内で延在し、前記第2係止セグメントへ延びる金属製強化ワイヤーをさらに備える、請求項2から11のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  13. 前記摩擦要素は、一の長さのチェーンを有する、請求項1から12のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  14. 前記第1係止セグメントおよび前記第2係止セグメントは、結束バンドの嵌合端を有する、請求項1から13のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  15. 前記ホイールはリムに取り付けられたタイヤを含み、
    前記リムと前記タイヤとがポロイダル寸法を画定し、
    前記摩擦装置は、前記ポロイダル寸法以上である、前記第1係止セグメントと前記第2係止セグメントとの間の長さを画定する、請求項1から14のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  16. 前記摩擦装置は、およそ16インチ(およそ40.64cm)からおよそ100インチ(およそ254cm)の間である、前記第1係止セグメントと前記第2係止セグメントとの間の長さを画定する、請求項1から15のいずれか1項に記載の摩擦装置。
  17. リムとタイヤとを含む車両のホイールへ摩擦装置を取り付ける方法であり、
    前記リムの穴へ前記摩擦装置の第1端を挿入する工程と、
    前記リムおよび前記タイヤの周りに前記摩擦装置をポロイダル方向に巻き付ける工程と、
    前記タイヤおよび前記リムの周りで前記ポロイダル方向に閉ループを形成するよう前記摩擦装置の前記第1端と前記摩擦装置の第2端とを係止する工程と
    を備える方法。
  18. 前記摩擦装置の前記第1端と前記摩擦装置の前記第2端とを係止する工程は、前記第1端に位置付けられた第1係止セグメントを、前記第2端に位置付けられた第2係止セグメントに第1方向に挿入する工程を有し、
    前記第2係止セグメントは、前記第1係止セグメントの、前記第2係止セグメント内での前記第1方向と反対である第2方向への動きを実質的に防ぐ、請求項17に記載の方法。
  19. 前記摩擦装置の摩擦要素を前記タイヤのトレッド部分と合わせる工程をさらに備える、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記摩擦装置の細長バンド部を切断する工程と、
    前記ホイールから前記摩擦装置を取り除く工程と
    をさらに備える、請求項17から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記切断する工程の後、前記細長バンド部から摩擦要素を取り除く工程と、
    前記摩擦要素を新たな細長バンド部に取り付ける工程と、
    前記ホイールに前記摩擦装置を再設置する工程と
    をさらに備える、請求項20に記載の方法。
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