JP2014518092A - 完全に調理されたデンプン性製品を調製する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明者らは、以下の連続するステップすなわちフラワー、水、膨張剤及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地又はバッターを調製するステップ、生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、前記1つ又は複数のポーションをプリフライするステップ、1つ又は複数のプリフライしたポーションを、(i)熱風との衝突、及び(ii)赤外線放射に曝露することによって調理するステップであり、熱風との衝突及び赤外線放射への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップを含む、脂肪含有量が低減された完全に調理されたデンプン性食品を調製する方法を考案した。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
[発明の技術背景]
本発明は、完全に調理されたデンプン性製品、特に、茶色のクラストを含む完全に調理されたデンプン性製品を調製する方法に関する。より詳細には、本発明は、以下のステップすなわち
デンプン性の生地又はバッターを準備するステップ、
生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、
前記1つ又は複数のポーションをプリフライするステップ、並びに
前記1つ又は複数のプリフライしたポーションを、(i)熱風との衝突及び(ii)赤外線放射に曝露することによって調理するステップであり、熱風との衝突及び赤外線放射への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップ
を含む、ドーナツなどの完全に調理されたデンプン性食品を調製する方法を提供する。
[発明の背景]
完全に調理されたデンプン性製品は、オーブン焼成、フライ、赤外線放射、熱風衝突、過熱蒸気などを含めた、非常に様々なタイプの熱処理を使用して調製することができることが、十分に確立している。これらの加熱技術のそれぞれには、利点も欠点もある。
フライによる完全に調理されたデンプン性製品の調製は、茶色のカリカリとしたクラストを有するフライ製品をもたらす。さらに、フライ製品は、その他の加熱技術を用いて調製されている完全に調理されたデンプン性製品中には見られない、非常に独特な良い風味を有する。ドーナツは、フライしたデンプン性製品の典型的な例である。
フライしたデンプン性製品の重要な欠点は、これらの製品の高い脂肪含有量と、これらの脂肪が、通常、高いレベルの飽和脂肪酸を含有するという事実にある。したがって、栄養学的な観点から、これらのフライしたデンプン性製品中の脂肪レベルを低減させることが非常に望ましい。この問題は、従来技術においてよく認識されている。したがって、従来技術が、著しく低い脂肪を含有するという事実を除けばフライ製品と区別できない完全に調理されたデンプン性製品をもたらすことを目的とした様々な代替の熱処理技術を提供していることは、驚くべきことではない。
英国特許出願公開第2359975号は、醗酵させた生地混合物に調理用油を噴霧するステップ及び焼成ステップを含む、ドーナツを製造する方法を記載している。この方法によって製造されるドーナツの脂肪含有量は、フライしたドーナツと比較して低減している。
国際公開第2010/057299号パンフレットは、以下のステップすなわち(i)食品をフライして、調理を開始するステップ、及び(ii)食品を焼成ステップにかけて、調理を完了するステップを含む、ドーナツなどの低脂肪食品を調製するための方法を記載している。
国際公開第2010/137982号パンフレットは、以下の連続するステップすなわち
フラワー(flour)、水及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地又はバッターを準備するステップ、
生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、並びに
前記1つ又は複数のポーションを、(i)そのエネルギー含有量の50%超が、0.7〜10μmの範囲の波長を有する赤外線放射に起因する赤外線放射に合計20〜600秒間、及び(ii)少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に合計20〜600秒間曝露することによって調理するステップであり、赤外線放射及び熱風との衝突への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップを含む、完全に調理されたデンプン性食品を調製する方法であって、
脂肪含有コーティング組成物が、ポーションの調理前、調理中又は調理後にそのポーションの表面に適用され、その脂肪がトリグリセリド、ジグリセリド、モノグリセリド、リン脂質及びこれらの組合せから選択される方法を記載している。
国際公開第2011/025370号パンフレットは、以下の連続するステップすなわち
フラワー、水及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地を準備するステップ、
生地を1つ又は複数の生地ポーションに分割するステップ、
1つ又は複数の生地ポーションを1つ又は複数の成形生地片に成形するステップ、
d)少なくとも10秒の間に、1つ又は複数の成形生地片の総表面領域の30〜70%を熱油に接触させ、フライした表面領域及びノンフライの表面領域を含む1つ又は複数の部分的にフライした生地片を作製するステップ、
前記1つ又は複数の部分的にフライした生地片を焼成して、1つ又は複数の焼成された生地片を作製するステップを含む、調理済みのデンプン性食品を調製する方法であって、
可食材料の層が、成形生地片、部分的にフライした生地片又は焼成された生地片の表面領域の40〜70%に適用され、可食材料の層によって被覆されていない最終調理済み製品の表面領域がフライした表面領域である方法を記載している。
[発明の概要]
本発明者らは、脂肪含有量が低減された完全に調理されたデンプン性食品の調製のための方法を考案した。本方法によって得られる脂肪が低減された製品は、これらの脂肪分の高い類似の製品に酷似しており、風味、食感及び外観の観点から、これらは、従来技術で開示された脂肪が低減された製品より優れている。
本発明の方法は、以下の連続するステップすなわち
フラワー、水、膨張剤及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地又はバッターを調製するステップ、
生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、
前記1つ又は複数のポーションをプリフライするステップ、
1つ又は複数のプリフライしたポーションを、(i)熱風との衝突及び(ii)赤外線放射に曝露して調理するステップであって、熱風との衝突及び赤外線放射への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップ
を含む。
本発明の方法は、3つの異なる加熱技術、すなわち、フライ、熱風衝突及びIR加熱を用いる。この方法で用いられる具体的な加熱条件は、以下の通りであるすなわち
1つ又は複数のポーションを、150〜250℃の温度を有する熱油に2〜40秒間接触させてプリフライするステップ、
プリフライしたポーションを、(i)合計で20〜600秒の赤外線放射、及び(ii)少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に少なくとも1秒且つ20秒未満曝露することによって調理するステップ。
[発明の詳細な説明]
したがって、本発明の1つの態様は、以下の連続するステップすなわち
A.フラワー、水、膨張剤及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地又はバッターを調製するステップ、
B.生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、
C.前記1つ又は複数のポーションを、150〜250℃の温度を有する熱油に2〜40秒間接触させてプリフライするステップ、
D.前記1つ又は複数のプリフライしたポーションを、(i)少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に合計で少なくとも1秒且つ20秒未満、及び(ii)そのエネルギー含有量の50%超が0.7〜10μmの範囲の波長を有する赤外線放射に起因する赤外線放射に、合計で20〜600秒間曝露することによって調理するステップであり、熱風との衝突及び赤外線放射への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップ
を含む、完全に調理されたデンプン性食品を調製する方法に関する。
本明細書で使用する用語「油」は、トリグリセリド、ジグリセリド、モノグリセリド及びリン脂質を指す。油は、周囲温度で固体又は液体とすることができる。
ポーションが熱油と接触している期間は、最も長い時間、熱油と接触している前記ポーションの部分によって、決定される。
本明細書で使用する用語「赤外線放射」は、0.7μm〜1mmの波長を有する電磁放射を指す。本明細書において特定の範囲内の波長を有する赤外線放射に言及する場合は常に、赤外線放射のエネルギー含有量の50%超、好ましくは80%超が、前記範囲内の波長を有する赤外線放射に起因することを意味する。
本方法において、赤外線放射及び熱風との衝突への曝露は、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行うことができる。したがって、ステップDにおいて、本方法は、例えば、赤外線放射及び熱風との衝突への同時の曝露を行い、続いて熱風との衝突のみへの曝露を行うことができる。
熱風との衝突に関して使用される用語「空気(air)」は、空気以外のガス又はガス混合物との衝突が同様の結果を生み出し得るため、狭義に解釈されるべきではない。本方法で用いられる熱風は、少なくとも50wt%の空気を含有することが好ましい。用いられる熱風は、空気からなることが最も好ましい。
本方法において、生地又はバッターのポーションが形成される。これらのポーションは、任意の形状又は形態をとることができる。ポーションのサイズに関しては、それぞれ10〜200gのポーションを用いることが好ましい。
本方法は、比較的脂肪含有量の低い完全に調理されたデンプン性製品の調製を可能にする利点を提供する。したがって、比較的脂肪含有量の低い生地又はバッターを用いることが好ましい。ステップAで調製される生地又はバッターは、フラワーの10重量%未満の脂肪を含有することが好ましい。
本発明の方法は、生地のポーション又はバッターのポーションを調理するために適切に使用することができる。バッターは通常液体であるので、デンプンがゲル化して、バッターのポーションが形状保持する程度まで容器に入れておくことができる。バッターポーションを、例えばケーキドーナツの場合、容器を使用せずに熱油にそのまま導入することも可能である。
本方法は、生地のポーションを調理するためにとりわけ適している。典型的に、本方法において用いられる生地は、フラワーの重量の40〜60%の水及びフラワーの重量の0〜50%のその他の製パン原料を含有する。
本方法は、プリフライの前及び/又はプリフライ中にイースト及び/又は化学膨張剤の助けによって膨張した生地又はバッターのポーションを調理するのにとりわけ適している。典型的に、膨張したポーションは、少なくとも1.5〜4.5ml/g、より好ましくは2.0〜4.0ml/gの比容積を有する。
本明細書においてデンプン性のポーションの比容積に言及する場合は常に、そのポーションのデンプン性のポーションのみを指す。換言すれば、例えば比容積を決定する場合に、フィリングは無視するものとする。
本方法において、例えば、ポーションを熱油に浸すことによって、ポーションに熱油を噴霧することによって、又は部分的に若しくは完全に熱油中にポーションを浸漬することによって、ポーションと熱油との接触が起こり得る。熱油の槽にポーションを導入することによって、特にプリフライ中にこのような槽にポーションを浮かせることによって、熱油との接触が行われることが好ましい。
プリフライしたポーションを調製するのに用いられる熱油は、典型的に、160〜230℃の温度、より好ましくは170〜210℃の温度を有する。
別の好ましい実施形態によれば、1つ又は複数のポーションは、5秒超、より好ましくは12秒超、さらにより好ましくは20秒超、最も好ましくは22秒超で、熱油と接触する。典型的には、ポーションは、35秒以下、特に32秒以下で、熱油と接触する。
典型的には、ポーションをプリフライするのに使用される油は、トリグリセリド、スクロースポリエステル及びこれらの組合せから選択される少なくとも90wt%の脂質を含有する。使用することができる油の例として、ヒマワリ油、菜種油、トウモロコシ油及び大豆油などの植物油が挙げられる。
生のドーナツをフライヤーに導入し、ドーナツを例えば60秒間浮かせて、次いでドーナツを裏返して製品の反対側もフライすることによって、ドーナツなどのフライしたデンプン性食品を製造することは、一般的な慣習である。本発明は、例えば、製品を熱油に完全に浸漬することによって、又はフライ作業中の製品を裏返すことによって、すべての外面が熱油と接触する方法を包含する。本発明は、外面の一部のみ、好ましくは外面の少なくとも40%が、熱油と接触する実施形態も包含する。
本発明者らは、本方法において、1つ又は複数のポーションの一面のみをプリフライすれば足りることを見出した。したがって、とりわけ好ましい実施形態によれば、1つ又は複数のポーションの一面のみを、特定された期間中、熱油に接触させる。この実施形態は、1つ又は複数のポーションを熱油の槽に単純に導入し、ポーションを2〜40秒間同じ面を上にして油に浮かせて、次いでポーションを油槽から取り出すことによって実現することができ、そのポーションは、その後熱風衝突及び赤外線放射に曝露することによって調理することができる。
1つ又は複数のポーションの一面のみが、熱油と接触する有利な実施形態において、プリフライしたポーションが調理される前に、熱油と接触していないプリフライしたポーションの部分に油を適用することが好ましい。油は、噴霧すること、刷毛塗りすること、又はポーションを落下するオイルカーテンを通過させることによって、適切に適用することができる。熱油と接触していないポーションの部分に油を適用することは、プリフライしたポーションの調理の後に、完全に調理された製品のクラストが均一な外観及び食感を有する利点も提供する。
したがって、国際公開第2011/025370号パンフレットとは異なり、1つ又は複数のポーションの一面のみが熱油と接触する実施形態において、可食材料(例えば、チョコレート、果実調製物、カスタード、グレーズ、砂糖、脂肪、ココア、乳タンパク質、卵黄、卵白及びこれらの組合せ)の層を適用して、色及び/又は食感の違いを隠し、熱油と接触していない表面領域を被覆する必要はない。したがって、本発明の1つの有利な実施形態は、1つ又は複数のポーションの一面のみが、特定された期間中熱油と接触する方法であって、調理される前に、油が、熱油と接触していないプリフライしたポーションの部分に適用され、熱油と接触していない表面領域を被覆するための可食材料の層が適用されない方法に関する。本方法におけるプリフライ中、1つ又は複数のポーションの容積が少なくとも2%、特に少なくとも3%増加する。典型的には、1つ又は複数のポーションの容積は、プリフライ中、40%まで、特に20%まで増加する。
本方法で得られたプリフライしたポーションは、典型的には、そのポーションが熱風衝突及び赤外線放射によって調理に付される前に、2.5〜5.0ml/g、より好ましくは3.0〜4.5ml/gの比容積を有する。
熱風衝突は、ポーションへの非常に強力な熱伝導を達成するために、本方法において使用される。したがって、ポーションは、180〜340℃、より好ましくは200〜320℃の温度を有する熱風との衝突に曝露されることが好ましい。
熱風との衝突の有効性は、熱風の温度だけでなく、前記熱風の流量によって決まる。熱風との衝突は、少なくとも1m/s、好ましくは5〜20m/sの速度を有する熱風とポーションとの衝突を含むことが有利である。
本方法において、赤外線放射は、正しい波長を有する赤外線放射を生成することができる任意のタイプの赤外線加熱器によって適切に提供することができる。その波長は、放射物体の温度によって決まる。最も多く市販されている赤外線加熱器は、炎又は放射物体として電気的に加熱されるフィラメントを用いる。本方法は、有利には、放射物体として電気的に加熱されるフィラメントを含有する赤外線加熱器を用いる。このフィラメントは、耐熱石英ガラスチューブによって保護することができる。さらに、前記石英チューブは、不活性ガスで満たしてフィラメントの劣化を防ぐことができる。本方法において、赤外線放射は、有利には、赤外線チューブ加熱器によってもたらされる。
本方法は、好ましくは、非常に高いエネルギー含有量を有する赤外線放射を用いる。その結果として、とりわけ好ましい実施形態において、用いられる赤外線放射は、0.7〜5.0μmの波長を有する。
別の好ましい実施形態によれば、生地又はバッターのポーションは、高出力密度を用いる赤外線放射に曝露される。ポーションは、少なくとも20秒間、少なくとも2kW/m、より好ましくは少なくとも5kW/m、最も好ましくは8〜80kW/mの熱流束に曝露されることが有利である。ポーションが前述の熱流束に曝露される総期間は、少なくとも40秒、より好ましくは少なくとも60秒、最も好ましくは少なくとも90秒であることが有利である。典型的には、先に述べた熱流束にポーションが曝露される期間は、500秒を超えない。前記期間は、350秒を超えないことが好ましい。
本方法において、調理条件は、茶色のクラストの形成をもたらすだけでなく、ポーションの内部に含有されるデンプンのゲル化を引き起こす。典型的には、本方法において、ポーション内の温度は、ステップDでの調理中に少なくとも80℃に上昇する。ポーション内の温度は、ステップDでの調理中に少なくとも90℃、最も好ましくは少なくとも92℃に上昇することがより好ましい。
本方法において得られる完全に調理された製品は、典型的に、最終熱処理直後に少なくとも85℃、より好ましくは少なくとも90℃、最も好ましくは92〜99℃の中核温度を有する。
本発明者らは、プリフライしたポーションの調理が、先ずプリフライしたポーションを熱風衝突に付し、続いて赤外線加熱することを含む場合に、本方法がとりわけ良質の製品をもたらすことを見出した。したがって、本方法の非常に好ましい実施形態において、1つ又は複数のプリフライしたポーションは、以下のサブステップすなわち
プリフライしたポーションを、少なくとも1秒且つ20秒未満、少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に付することによって、部分的に調理するサブステップ、及び
部分的に調理したポーションを、そのエネルギー含有量の50%超が、0.7〜10μmの範囲の波長を有する赤外線放射に起因する赤外線放射に、合計で20〜600秒間、好ましくは30〜350秒間曝露することによって完全に調理するサブステップ
によって調理される。
典型的には、プリフライしたポーションの容積は、ポーションを熱風との衝突に付すことによって達成される部分的な調理中に、少なくとも10%、より好ましくは少なくとも12%増加する。部分的な調理中に観測される容積の増加は、一般に50%を超えない。
熱風衝突後に得られる部分的に調理したポーションは、典型的には、3.0〜6.0ml/g、最も好ましくは3.5〜5.5ml/gの比容積を有する。
部分的に調理したポーションの赤外線放射への曝露中、これらの部分的に調理したポーション内の温度は、典型的に、少なくとも90℃、より好ましくは少なくとも95℃に上昇する。
本方法によって作製された完全に調理されたデンプン性食品は、典型的には、4.0〜6.5ml/g、最も好ましくは4.5〜6.0ml/gの比容積を有する。
本方法のとりわけ好ましい実施形態によれば、生地又はバッターのポーションに伝導した熱のかなりの量が、赤外線放射への曝露によってもたらされる。本方法内で生じる熱伝導の少なくとも30%、より好ましくは少なくとも40%は、赤外線放射によってもたらされることが好ましい。典型的には、赤外線放射は、本方法において生じる総熱伝導の80%までを占める。
本方法において得られる完全に調理されたデンプン性製品は、ドーナツ、フライドヌードル、ラーディケーキ、シュプリッツクーヘン、クラプフェン、チュロス、ブニュエロ及びクスコスからなる群から選択されることが好ましい。好ましい実施形態によれば、完全に調理されたデンプン性製品は、ドーナツ、特に、脂肪含有量が2〜20wt%、さらにより好ましくは2〜17wt%の完全に調理されたドーナツである。完全に調理されたデンプン性製品は、低減された脂肪含有量が2〜15wt%のドーナツであることが最も好ましい。
本発明は、以下の非限定的な実施例を用いてさらに例示される。
(実施例1)
リングドーナツ(45グラム)を、以下のレシピを使用して調製した。
Figure 2014518092
上記のレシピに従って調製したリングドーナツの総脂肪含有量は、7wt%であった。ドーナツを60分間、醗酵棚に置くことによって、醗酵させた(35℃、相対湿度70%)。
醗酵させたドーナツを、移動式フライヤー中で一面をプリフライし(180℃の温度の油で20秒)、熱風衝突ノズルを追加的に備えている移動式赤外線オーブンに移した。
オーブンは、そのスピードを制御することができる移動ワイヤーメッシュベルトからなる。熱風衝突ノズルを、オーブンの前端で、移動ベルトの上及び下の両方に搭載した。熱風の温度は調節可能であった。4セットの赤外線加熱ランプを、移動ベルト上に、1セットを下に搭載した。赤外線加熱ランプの各セットは、製品の均等な着色が得られるような角度で搭載された4つのランプで構成されていた。各加熱セットの強度は、独立して調整することができた。ランプのセットを、移動ベルトの長さにわたって均等に分散させた。
表Iに示したランプ強度及び衝突温度を使用して、実験を実施した(ゾーン1は、ベルトが通過するオーブンの最初のゾーン、ゾーン5は最後のゾーンを表す)。ゾーン2〜5の赤外線加熱ランプからの平均熱流量は、15kW/mであった。熱風衝突区分の平均熱伝導率は、120W/m℃であった。オーブン中の総滞留時間は、90秒であった。衝突ゾーン1の滞留時間は、15秒であった。
Figure 2014518092
オーブンを出る際、完全に調理されたドーナツは、約95℃の中核温度を有した。調理プロセス中に観測された焼成ロスは、およそ1wt%であった。完全に調理されたドーナツの脂肪含有量は、約12wt%であった。
外観及び食味の観点から、このようにして得られた完全に調理されたドーナツは、一般的なフライしたドーナツとは実質的に区別できなかった。
(実施例2)
実施例1を繰り返したが、今回は、醗酵させたドーナツを、移動式フライヤー中で一面をプリフライし(180℃の温度の油で20秒)、ドーナツが移動式フライヤーを通過する間に、オイルカーテンの下も移動した。このように、フライ中に熱油に接触しなかったプリフライしたドーナツの部分に油を適用した。
このようにして得られた完全に調理されたドーナツのクラストは、実施例1で得られた完全に調理されたドーナツのクラストより均一な外観及び食感を有していることが分かった。
(実施例3)
実施例1を繰り返したが、今回は、醗酵したドーナツが移動式フライヤーを通過する間に、180℃の温度を有する油を噴霧した。このように、フライ中に熱油に接触しなかったプリフライしたドーナツの部分に油を適用した。
このようにして得られた完全に調理されたドーナツのクラストは、実施例1で得られた完全に調理されたドーナツのクラストより均一な外観及び食感を有していることが分かった。
(実施例4)
実施例1を繰り返したが、今回は、高温衝突ノズル及び赤外線加熱セットの異なる配置を用いたオーブンを使用した。今回は、ドーナツが、赤外線加熱ランプの後に熱風に曝露されるように、熱風衝突ノズルのセットをオーブンの端部に搭載した。
表IIに示したランプ強度及び衝突温度を使用して、実験を実施した(ゾーン1は、ベルトが通過するオーブンの最初のゾーン、ゾーン5は最後のゾーンを表す)。オーブン中の総滞留期間は、90秒であった。衝突ゾーン5の滞留時間は、15秒であった。
Figure 2014518092
オーブンを出る際、完全に調理されたドーナツは、約95℃の中核温度を有した。調理プロセス中に観測された焼成ロスは、およそ1wt%であった。完全に調理されたドーナツの脂肪含有量は、約12wt%であった。
食味の観点から、このようにして得られた完全に調理されたドーナツは、一般的なフライドーナツとは実質的に区別できなかった。ドーナツの外観は、ドーナツが均等に着色されていなかったという点で、実施例1のドーナツの外観よりわずかに劣っていた。
(比較例1)
実施例1及び2で説明したのと同じ手段で、リングドーナツ(45グラム)を調製した。
醗酵させたドーナツを、国際公開第2010/137982号パンフレットの実施例1に記載の通り、プリフライせず、移動式赤外線オーブンを使用して調理した。このオーブンは、そのスピードが制御できる移動ワイヤーメッシュベルトで構成されていた。赤外線加熱ランプ及び熱風衝突ノズルを、移動ベルト上に搭載した。ベルトの中間に、効率的にドーナツを裏返す切り替えがあった。加熱要素は、調節可能な角度で搭載された6つのセットの2つのランプで構成され、その各セットは、強度を調節することができた。ランプのセットを、移動ベルトの長さにわたって均等に分散させた。加えて、ドーナツの各面が直接熱風に曝露されるように、2つの熱風衝突ノズルを、1つをベルトの中央付近に、もう1つを端部に搭載した。熱風の温度は、調節可能であった。
表IIIに示したランプ強度及び衝突温度を使用して、多くの実験を実行した(ゾーン1は、ベルトが通過するオーブンの最初のゾーン、ゾーン8は最後のゾーンを表す)。すべての実験において、オーブン内での滞留時間は、3分であった。オーブンに入る前に、生のドーナツに油を噴霧した。およそ1.6gの油を、生のドーナツそれぞれに堆積させた。
Figure 2014518092
オーブンを出る際、完全に調理されたドーナツは、約95℃の中核温度を有した。調理プロセス中に観測された焼成ロスは、およそ8wt%であった。完全に調理されたドーナツの脂肪含有量は、約9wt%であった。
このようにして得られたドーナツは、形があまり良好ではなく、さらに、実施例1及び2のドーナツほど食べるのに軟らかくなかった。

Claims (16)

  1. 以下の連続するステップすなわち
    A.フラワー、水、膨張剤及び任意選択で1つ又は複数のその他の製パン原料を混合することによって、デンプン性の生地又はバッターを調製するステップ、
    B.生地又はバッターを1つ又は複数のポーションに分割するステップ、
    C.前記1つ又は複数のポーションを、150〜250℃の温度を有する熱油に2〜40秒間接触させてプリフライするステップ、
    D.前記1つ又は複数のプリフライしたポーションを、(i)少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に、合計で少なくとも1秒且つ20秒未満、及び(ii)そのエネルギー含有量の50%超が0.7〜10μmの範囲の波長を有する赤外線放射に起因する赤外線放射に、合計で20〜600秒間、曝露することによって調理するステップであり、熱風との衝突及び赤外線放射への曝露が、同時に、連続して、又はこれらの任意の組合せで行われてよいステップ
    を含む、完全に調理されたデンプン性食品を調製する方法。
  2. 熱油が160〜230℃の温度を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 1つ又は複数のポーションを、少なくとも20秒間熱油に接触させる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 1つ又は複数のポーションの一面のみを、特定された期間中、熱油に接触させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 調理する前に、油を、プリフライしたポーションの熱油と接触していない部分に適用する、請求項4に記載の方法。
  6. プリフライしたポーションが、3.0〜4.5ml/gの比容積を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. プリフライしたポーションが、180〜340℃、好ましくは200〜320℃の温度を有する熱風との衝突に曝露される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 熱風との衝突が、少なくとも1m/s、好ましくは5〜20m/sの速度を有する熱風とプリフライしたポーションを衝突させることを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 赤外線放射が、赤外線チューブ加熱器によってもたらされる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 赤外線放射が0.7〜5.0μmの波長を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 本方法内で生じる熱伝導の少なくとも30%、より好ましくは少なくとも40%が、赤外線放射によってもたらされる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 1つ又は複数のプリフライしたポーションが、以下のサブステップすなわち
    プリフライしたポーションを、少なくとも1秒且つ20秒未満、少なくとも150℃の温度を有する熱風との衝突に付すことによって、部分的に調理するサブステップ、及び
    部分的に調理したポーションを、そのエネルギー含有量の50%超が、0.7〜10μmの範囲の波長を有する赤外線放射に起因する赤外線放射に、合計で20〜600秒間曝露することによって完全に調理するサブステップ
    によって調理される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. プリフライしたポーションの容積が、部分的な調理中に、少なくとも10%、好ましくは少なくとも12%増加する、請求項12に記載の方法。
  14. 部分的に調理されたポーション内の温度が、赤外線放射への曝露中、少なくとも95℃に上昇する、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 完全に調理されたデンプン性食品が、4.5〜6.0ml/gの比容積を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 完全に調理されたデンプン性製品がドーナツである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
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