JP2014515976A - 消防装置、及び、封止区画において、それを使用する方法 - Google Patents

消防装置、及び、封止区画において、それを使用する方法 Download PDF

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Abstract

消防装置は、放出穴を有するコンテナ体を含む。冷却アセンブリは、コンテナ体の内部壁に沿って結合され、冷却ハウジング体とエージェントカップシートを含む。内部壁に沿って結合されるエージェントアセンブリは、内部に消防エージェント発生体を有するエージェントカップを含む。エージェントカップフィッティングは、エージェントカップの端の近くにあり、エージェントカップシートに結合される。間隔部材は、内部壁と、冷却ハウジング体とエージェントカップの少なくとも1つとの間に伸びている。複数の間隔部材は、冷却ハウジング体とエージェントカップを内部壁から離して配置させる。絶縁層は、内部壁と複数の間隔部材間に結合され、絶縁層の一部は、間隔部材と、内部壁との間にクランプされる。
【選択図】図9

Description

<優先権の主張>
本特許出願は、グロス、他に対する、2011年6月6日出願の、発明の名称“FIRE EXTINGUISHING APPARATUS AND METHOD FOR USING THE SAME IN AN ENCLOSED COMPARTMENT,”(代理人整理番号2209.010PRV)の米国仮特許出願番号61/493,856に対し、35 U.S.C. Section 119(e)の下の優先権を主張し、この仮出願の全内容は、参照文献として、ここに併合される。
<著作権についての注意書き>
本特許文書の開示の部分は、著作権の保護の下にある内容を含んでいる。著作権者は、特許商標庁のファイルと記録のままに特許文書あるいは特許開示を任意の人によって複製されることに異議はないが、そうでなければ、著作権を保持する。以下の注意書きは、以下に説明されるソフトウェア及びデータに適用され、本文書の部分を形成する図面に適用される。Copyright Fireaway, LLC; Minneapolis, MN. All Rights Reserved.
<技術分野>
本文書は、一般に、消防及び消火システム及び方法に関するが、これに限定するものではない。
自己内蔵型消火アセンブリは、封止された空間における消火に用いられる。ある例では、当該アセンブリは、封止された空間(部屋、倉庫など)内に装備される。他の例では、当該アセンブリは、例えば、エンジン室、装置キャビネットなどを含む、ときどき、破壊的な動きや振動などを経験する場所に配置される。
破壊的な動きや振動などによる動力学的な力(例えば、衝突や、車両あるいは装置の動作など)が消火アセンブリに加えられ、その中のコンポーネントにダメージを与えるかもしれない。消火アセンブリへのダメージは、望まれる環境において必要とされるとき(例えば、エンジン室の火災の際)、アセンブリが機能を果たさない、あるいは、十分に動作しないことを引き起こす。
他の例では、上記のような動力学的力は、消火アセンブリのコンポーネントの配置を、製造されものとは変えてしまい、したがって、アセンブリの性能にネガティブに影響を与えるだろう。
本発明者は、数ある中で解決されるべき問題は、例えば、エンジン室を含む、ダイナミックな環境において装備されるように構成された消火アセンブリを機械的に支持することを含みうることを認識していた。ある例においては、本主題は、例えば、消防装置のコンポーネントを固定し、支持することにより、この問題に対する解決を提供することができる。本明細書で説明するように、エージェントカップは、冷却アセンブリの冷却ハウジング体内に配置される。装置のコンテナ体内部壁と1以上のエージェントカップ及び冷却ハウジング体間に伸びる間隔部材が設けられる。一例では、間隔部材は、コンテナ体内部壁と1以上のエージェントカップあるいは、冷却ハウジング体間に介在する、変形可能な絶縁層とクランプにより結合することが出来るようにする。弾力性のある絶縁層の一部の局所的な変形は、冷却ハウジング体と配置されたエージェントカップを動かなくさせる(例えば、コンテナ体に対し、横方向及び軸方向に)。更に、エージェントカップと冷却ハウジング体の絶縁層への結合は、少なくとも、発生体の割れ、粉砕などを実質的に防止する、衝撃吸収シェルを消防エージェント発生体に提供する。
更に、絶縁層の一部の局所的圧縮は、絶縁層が、例えば、周期的な加熱及び冷却など、装置の機能にネガティブに影響を与えるであろう区画内の時間的に続く高温及び低温から装置のコンポーネント(例えば、消防エージェント発生体、装置内の発火部品など)を、絶縁することを可能とする圧縮されていない状態に、絶縁層の残り(例えば、大部分)を維持する。別の言い方をすると、絶縁層は、温度の急激な変化を緩やかにするだろう。
更に、エージェントカップの冷却ハウジング体への結合は、両コンポーネントがコンテナ体内において、支持され、中心取りされることを保証する、硬く支持されたアセンブリを形成する。例えば、上記したように、間隔部材(絶縁層をクランプする)は、冷却ハウジング体を含む冷却アセンブリを支持し、中心取りさせる。エージェントカップを冷却ハウジング体と共に配置することにより、冷却ハウジング体から伸びる間隔部材は、また、それぞれ、エージェントカップとその中の消防エージェント発生体を中心取りさせ、支持する。他の例では、エージェントカップは、冷却ハウジング体の間隔部材とは別に、あるいは、加えて、間隔部材を含む。例えば、エージェントカップは、冷却ハウジング体の間隔部材と同様に、絶縁層にクランプ結合を提供するカップフランジ(例えば、くぼみ)を含む。
この概要は、本特許出願の主題の概要を提供することを意図している。本発明の、排他的、あるいは、網羅的説明を提供することを意図していない。詳細な説明が、本特許出願についての更なる情報を提供するために含まれる。
必ずしも正確なスケールを示していない図面においては、同様な参照符号は、異なる図の中で同様なコンポーネントを記述するだろう。異なる下付き文字を有する同様な参照符号は、同様なコンポーネントの異なる例を示すだろう。図面は、一般に、本文書で説明するさまざまな実施形態を例示的に示し、限定的には示さない。
消防装置の例の透視図である。 消防装置の他の例の透視図である。 図2に示される消防装置の放出端の透視図である。 図1に示される第1の例示的消防装置の放出端の透視図である。 図1に示される第1の例示的消防装置の開放コンテナ体の透視図である。 図2に示される第2の例示的消防装置の図である。 図2に示される第2の例示的消防装置の図である。 図2に示される第2の例示的消防装置の図である。 図2に示される第2の例示的消防装置の図である。 図2に示される第2の例示的消防装置の図である。 消防エージェントを保持するエージェントカップの一例の図である。 消防エージェントを保持するエージェントカップの一例の図である。 消防エージェントを保持するエージェントカップの一例の図である。 消防エージェントを保持するエージェントカップの一例の図である。 冷却アセンブリに用いられる冷却ハウジング体の一例の図である。 冷却アセンブリに用いられる冷却ハウジング体の一例の図である。 冷却アセンブリに用いられる冷却ハウジング体の一例の図である。 冷却アセンブリに用いられる冷却ハウジング体の一例の図である。 消防装置の他の例の透視図である。 図8に示される消防装置の断面図である。 冷却ハウジングの一例の上面透視図である。 図10Aの冷却ハウジングの底面透視図である。 図10Aの冷却ハウジングの側面図である。 発火アセンブリフィッティングの一例の透視図である。 図11の発火アセンブリフィッティングの断面図である。 消防装置を作る方法の一例を示すブロック図である。
図1は、例えば、エンジン室などの封止された区画における使用のための消防装置100(例えば、火を制御下に置くように構成された消火装置あるいは消防装置)の一例を示す。図示されているように、消防装置100は、コンテナの底部102の一端に封止キャップ104を有するコンテナ体102を含んでいる。発火アセンブリは、例えば、つぼ状のはめ込み穴のような、フィッティング(造作、取り付け部品、付属品)108を介して、コンテナ体102内に伸びている。一例では、発火アセンブリ106は、発火コード、可燃性物質、システムの一部を変形あるいは融解させ、発火ピンを解放させる、特定の温度を達成させることにより、あるいは、例えば、発火ピンを解放するピン、あるいは、ストリップを引くなどの機械的動作により、トリガされる熱及び機械的発火システムを含んでいるが、これには限定されない。システムの部分的変形のための特定の温度は、約華氏150度から華氏500度あるいは、それ以上の温度範囲を含んでいる。他の例では、発火アセンブリ106は、コンテナ体102内に引き込まれ、電気が印加された場合、コンテナ102内にペレット(小弾丸)を形成するエアロゾルを発火させるように構成された電気ワイヤ(例えば、少なくとも一対のワイヤ)を含むが、これには限定されない。任意に、フィッティング108は、コンテナ体102へ発火アセンブリ106を実質的に固定するための封止キャップ104内に設けられたくぼみに形成される。一例では、フィッティング108は、くぼみ内に置かれ、例えば、コンテナ体102内に含まれる冷却ベッドとエアロゾル生成物質あるいは、ペレット(小弾丸)を含むコンテナ体102の内部から実質的に隔離されているエポキシを含む。任意に、コンテナ体102は、当該物体の一端あるいは両端に開放端を含む。コンテナ体の両端の開放端により、封止キャップ104は、消防装置100を封止するのに使われる。
図2は、エンジン室などの封止区画に使用されるように構成された消防装置200の他の例を示す。図1及び2に図示され、及び更に説明される例では、封止区画において使用されると説明されるが、消防装置100、200は、また、部屋などの開かれた、あるいは、比較的開かれた空間、狭い空間、窓、ドアなどの開窓ユニットを含む開かれた部屋、建物の内部あるいは外部の公共領域のような開かれた空間における使用のために配置されている。例えば、消防装置200は、装置キャビネット(例えば、ポンプ、コンプレッサ、ファン、サーバハウジングあるいはキャビネットなど)内あるいは上における配置のために構成されている。
図2に示されるように、消防装置200は、コンテナ体202と、消防装置100の内容物を封止するために、コンテナ体202の一端に配置された封止キャップ204を含んでいる。図2に更に示されているように、封止キャップ204は、コンテナ体202の外壁の近くにくぼみを含んでいる。一例では、封止キャップ204は、封止キャップ204をコンテナ体202に固定するために、例えば、コンテナ体202に対してキャップを回転させることにより、コンテナ体102と結合する。他の例では、図1に示される封止キャップ104は、封止キャップ104を固定するために、コンテナ体102に沿って、封止キャップ104のエッジを転がすことにより、コンテナ体102に固定される。図2を再度参照すると、消防装置200は、つぼ状のようなはめ込み穴などのフィッティング208を介して、封止キャップ204の内部に、及び、を通って伸びる発火アセンブリ206を持つように示されている。前述したように、フィッティング208は、発火アセンブリ206を固定し、一方、はめ込み穴のようなフィッティング208(例えば、エポキシなど)は、さもなくば、冷却ベッド及びその内部のエアロゾル生成ペレットを含むが、これに限定されずに、消防装置200の内部コンポーネントから隔離されている。
他の例では、コンテナ体と、消防装置100、200のコンポーネントは、スチール、アルミニウム、合成物、及びプラスチックを含むが、これらには限定されない、金属、ポリマー、合成物などで構成されている。本発明で説明する消防装置100、200は、一例では、区画ハウジングあるいは、1以上のエンジン、コンプレッサ、ポンプ、サーバなどの実体の内部に併合された、防火システム内のコンポーネントとして使用可能である。一例では、消防装置100、200は、エンジン区画に対するエアロゾル消防エージェントの、ある方向に向かう流れ、雲などを提供する。エアロゾル消防エージェントは、エンジン区画内、エンジン区画に隣接するフィーチャー(特徴物、主要物)やコンポーネントにおける、火及び火災被害を抑制し、あるいは、消すように形成されている。
図3を参照すると、コンテナ体202を含む消防装置200が、図示の放出端300を透視する形式で、再び示されている。一例では、放出端300は、消防装置200の前端を含んでいる。図示の通り、放出端300は、放出端300の周りのさまざまな位置に配置されている複数の放出穴302を有する面(平面、凹、凸、円錐、面からなる形状など)を含む。例えば、放出穴302は、含まれる放出穴302の数に従って、放出端300の周りに円形パターンで配置される。図3に示される例では、5つの放出穴302が、消防装置200に対して含まれている。他の例では、より多くの、あるいは、より少ない穴302が、消防装置200に対して含まれている。
図3を再び参照すると、放出穴302が、放出穴302の内部に伸びる1以上の突出部304を持つように示されている。例えば、図3に示されているように、複数の突出部304のそれぞれは、放出穴302内の区間内部に伸びている。複数の突出部304は、コンテナ体202内の消防エージェント発生体(例えば、エアロゾルペレット)によって生成される消防エージェントの渦を増大させるように形成されている。消防エージェントが生成されると、それは、例えば、図3に示される、軸方向に向けられた放出穴302など、複数の放出穴302を通って配布される。放出穴302内に伸びる突出部304は、部分的に、エージェントの流れをせきとめ、放出される消防エージェントへ、増大された渦を提供する。増強された渦は、消防エージェントを急激に冷却し、対応して、エアロゾル内に細かい微粒子を生成する。エアロゾル粒子の急激な凝縮は、増強された渦による冷却によって制御される。
図4Aは、前に図1に示された消防装置100の放出端の透視図である。図示されているように、コンテナ体102は、コンテナ側壁402と放出端400を含む。複数の放射状あるいは部分的に放射状の放出穴404は、コンテナ側壁402の周りに形成されている。図4Aに示される例では、複数の放出穴404は、コンテナ体402の周囲の長さぐらいに配置されている。他の例では、複数の放出穴104は、コンテナ側壁402の周りの一部に配置されている。例えば、複数の放出穴404は、略270°以下の周辺の部分に沿って形成されている。他の例における複数の放出穴404は、略180度以下の周辺の部分に沿って、コンテナ側壁402内に形成されている。コンテナ側壁402の全部、あるいは、一部上に形成されている複数の放出穴404によって、消防装置100は、複数の放出穴404の数と位置に対応して排出される消防エージェントの対応するストリームを提供するように形成されている。例えば、複数の放出穴404が、例えば、略180度の周辺の角度に沿って、コンテナ側壁402の周りの一部のみに配置されている場合、消防エージェントは、コンテナ体102から遠ざかる(例えば、エアロゾルは、必要に応じて区画内に、そして、穴404によって制御されるように向けられる)、対応する半球状のパターンとして生成される。任意に、放出穴404は、本発明の明細書で説明された渦誘導用突出部304を含んでいる。
図4Bは、封止キャップ104のない、完成前の構成の、コンテナ体102の他の例を示す。示されているように、コンテナ体102は、コンテナの側壁402に形成された複数の放出穴404を備えるコンテナ側壁402を含んでいる。コンテナ体102は、更に、消防装置100の内部コンポーネント(消防装置200のコンポーネントは同様に実装される)の実装と配置のための実装開口部406を含んでいる。実装開口部406は、コンテナ体102の内部を暴露し、コンテナ内部壁408を示す。図4Bに示されるように、コンテナ内部壁408は、封止キャップ104の一部を受けるように、実装フランジ410のところで終わっている。消防装置100の封止は、例えば、消防エージェント発生体と冷却ベッドの実装の後が望ましい。以下に更に詳細を説明するように、コンテナ内部壁408の内部に沿って実装されるときには、消防装置100(及び200)のコンポーネントは、内部壁から離され、コンテナ体102内部で中心決めされた配置に硬く支持される。内部コンポーネントの中心位置配置は、実質的に、コンポーネントとコンテナ内部壁408間に介在する絶縁体の破壊を防ぐ。ここで、絶縁体は、振動、機械的衝撃などに対して、コンポーネントを確実に、硬く支持するために、コンポーネント(例えば、くぼみ、突出部、タブ、突出部など)と協同する。
図5A〜5Cは,さまざまな断面、端面、側面において、消防装置200(図3)を示す。図5A及び5Bを参照すると、消防装置200は、断面(透視図の断面は図5Bに提供されている)で示されている。コンテナ体202は、例えば、細かな消防微粒子物質を有するエアロゾルを生成することが可能な消防ペレットを生成するエアロゾルなどの、消防エージェント発生体500を含む。消防エージェント発生体500は、コンテナ体202内で(説明されるように、配置され、支持される)、エージェントカップ504内に配置される。
消防装置200は、更に、消防エージェント発生体500に隣接して配置される冷却アセンブリ502を含んでいる。示されるように、冷却アセンブリ502は、消防エージェント発生体500を含むエージェントカップ504と当接するように近くに配置される冷却ハウジング506を備えている。図5Aに示されるように、冷却ハウジング506は、たとえば、軽石、活性アルミナ、ゼオライト、セラミックスや、大理石、パンチメタル、セラミック粒子あるいはプレートなどの粉砕岩を含むが、これらには限定されない、複数の冷却媒体片503などの、冷却媒体503を含む。冷却アセンブリ502については、以下で更に詳述する。
再び、図5A及び5Bに示されるように、冷却アセンブリ502は、エージェントカップ504の一部を受けるサイズと形状のカップシート508を含んでいる。エージェントカップ504と冷却アセンブリ502のそれぞれは、コンテナ体202内に、冷却媒体503と共に、消防エージェント発生体500、エージェントカップ504、冷却ハウジング506とうまく噛み合い、位置づけするようなサイズと形状のフランジ、隆起、突出部などを含む。別の言い方をすると、それぞれのコンポーネントは、消防装置200の他のコンポーネントに対し、例えば、消防エージェント発生体500及び冷却媒体503の相対的な動きを実質的に防止するために、コンテナ内部壁408でうまく受けられ、結合される。
任意に、図5A及び5Bに示されるように、圧力パッド510(例えば、一例では、セラミック絶縁材料)を、封止キャップ204とエージェントカップ504の間に設ける。圧力パッド510は、コンテナ体202内で、冷却ハウジング506と冷却媒体503と共に、エージェントカップ504、消防発生体500を軸方向にうまく配置する。更に、他の例では、スペーサ512が、エージェントカップ内で、消防エージェント発生体500とエージェントカップ504の底部のほとんどの部分の間に設けられる。エージェントカップ504の底部は、例えば、図5Cに示される複数の放出穴302を介した、最終的な排出のために、冷却アセンブリ502内に、エージェントカップ504から消防エージェント500を送り込むことを可能とする穴(フィーチャ604)を含む。圧力パッド510、エージェントカップ504及び冷却ハウジング506の組み合わせは、コンテナ体102内で、消防装置200のコンポーネントとうまく噛み合い、コンポーネントを静的に保持する。例えば、図示されているように、エージェントカップ504(発生体500と共に)と、冷却媒体503を有する冷却ハウジングアセンブリ502は、フランジと、エージェントカップ504及び冷却ハウジング506のフィーチャーによって、コンテナ内部壁408から隔てられている。設けられた間隙は、消防エージェント発生体500と冷却媒体(隣接カップとハウジングと共に)とを中央に配置し、対応して、例えば、車両事故、高温(発火ではない)などの、外部温度と動力学的力(実装後の振動や衝撃など)からコンポーネントを隔離する。
更に詳細に説明するように、間隙は、エージェントカップ504、冷却ハウジング506の両方とコンテナ内部壁の間に絶縁層を介在させるのにも利用される。絶縁層は、コンテナ体202内で、エージェントカップ504と冷却ハウジング506を軸方向に、かつ、縦方向に、固定する点負荷(くぼみ、タブ、突出部などにおいて)できつく挟み込まれ、一方、同時に、絶縁層の大部分は、完全、かつ、小さくならないようにされる。
前述したように消防エージェント発生体500は、不活性ガス、不活性ガスと固体微粒子などの組み合わせを有する不活性ガス合成物を生成する合成物を含むが、これらには限定されない。消防エージェント発生体500の一選択肢は、炭酸カリウムを有する合成物を含む。他の例では、消防エージェント発生体は、アルカリ窒化物などの酸化剤と、ジシアンジアミドなどの添加剤と、フェノールホルムアルデヒド樹脂などの可燃性バインダー組成物を含む。合成物は、一例では、樹脂を液体に溶かし、酸化剤と添加剤を混合することにより生成される。
図5Aを再び参照すると、つぼ状のはめ込み穴514は、封止キャップ204内に形成されることが示される。つぼ状のはめ込み穴514は、一例では、発火アセンブリ206を消防装置200内に固定するためのエポキシなどの、フィッティング208(例えば、つぼ状のはめ込み部)を受けるのを容易にするため、封止キャップ204に形成された圧縮された金属フィッティングである。示されるように、つぼ状のはめ込み穴514は、消防エージェント発生体500と冷却媒体503を有する冷却アセンブリを含むが、これらには限定されない消防装置の他のコンポーネントに対し、フィッティング208(例えば、ワイヤシール)を実質的に隔離する。図5Aに更に示されるように、発火アセンブリ206は、消防エージェント発生体500内に配置された発火装置501を含む。発火装置501は、発火信号(例えば、電圧)、発火アセンブリの燃焼などに従って、発生体を発火させるように構成される。
図6A及び6Bは、図5A及び5Bに示されたエージェントカップ504のそれぞれの図を示す。示されるように、エージェントカップ504は、図5A及び5Bに示される消防エージェント発生体500を受けるサイズと形状をしている。図6Aに示されるように、エージェントカップ504は、コンテナ体202内にうまく受けられるような、サイズと形状のカップ実装フランジ600を含む。一例では、カップ実装フランジ600は、説明したように、コンテナ体202から、エージェントカップ504の残りと発生体500を、間隔をあけ、支持し、隔離するのをアシストする。更に、エージェントカップ504は、対向する端で、冷却ハウジング506のカップシート508内に受けるためのサイズと形状を有するカップフィッティング602を含む。前述したように、カップシート508内のカップフィッティング602の結合は、冷却ハウジング506に対し、エージェントカップ504をうまく位置づけ、消防装置200内に両コンポーネントを静的に配置可能とする。図6Aに更に示されるように、カップ放出穴604は、図5A及び5Bに示される冷却アセンブリ502へ、エージェントカップ504内から、消防エージェントを排出するために設けられる。
図7A−7Dは、図5A−5Cに示され、説明された冷却ハウジング506のさまざまな図を示している。図7A,Bは、それぞれスクリーン700の実装後の、冷却ハウジング506の透視図と側面図である。図7C,Dは、それぞれスクリーン700の実装前の冷却ハウジングの透視図と側面図である。示されるように、冷却ハウジング506は、複数の足702と保持タブ704を含むハウジング体706を含む。図7Cに示されるように、複数の足702と保持タブ704は、スクリーン700の実装前に、同様の方向(例えば、物体の長さ方向の軸に沿って)向けられている。図7Aを参照すると、2つのスクリーンは、冷却媒体503の対向する端に配置されている。スクリーン700は、冷却ハウジング506内に、図5Aに示される冷却媒体503のような冷却材料を入れ込み、冷却媒体503を保持するために、複数の収容タブ(保持タブ)704と協同する。
一例では、一端の複数の保持タブ704は、図7Aに示されるように、内側に曲げられ、形成される。スクリーン700の一つは、その後、冷却ハウジング706の対向する端から実装され、対応する保持タブ704の上に静置される。冷却ハウジング体706は、その後冷却媒体503によって満たされる。冷却ハウジング体706の他の端における保持タブ704は、その後、冷却媒体503の上の、対向するスクリーン700の配置後、偏向される。保持タブ704の偏向は、実装されたスクリーン700上の対向する端の保持タブ704の位置を決め、したがって、冷却ハウジング体706内の冷却媒体503を実質的に固定する。図7A及び7Bに示されるように、足702は、冷却ハウジング706の残り部分から離れるように伸びる位置に残る。足702のそれぞれにあるフランジ703は、図5Aに示されるように、コンテナ体202内で冷却ハウジング体706と全冷却アセンブリ502とがうまくはまるように設けられる。他の例で説明されるように、フランジ703は、下層の絶縁層を変形させ、従って、コンテナ体202内で冷却ハウジング506をうまく固定するように、フランジ703とコンテナ内部壁408(図4参照)間の絶縁層を挟み込む。フランジ703とコンテナ内部壁408間で変形されない絶縁層の大半は、つぶされず、消防装置100(及び200)に好ましい絶縁特性を提供し続ける。これに対し、実装を可能にするギャップ間に挟まれる絶縁層は、冷却ハウジング506と、冷却内部壁408との間に設けられ、冷却ハウジング506、冷却媒体503及び、冷却ハウジング506内に配置されるエージェントカップ504内の消防エージェント500に対する振動と動力学的力の伝達を可能とする。任意に、エージェントカップ504は、説明したフランジ703の代わり、あるいは、に加えて突出部を含む。エージェントカップ504が突出部を含むが冷却ハウジング506は有しない場合、エージェントカップ504上の突出部は、冷却ハウジング506上のフランジ703と実質的に同じように、カップと冷却ハウジングの両方を中心取りし、支持する。ここで説明した、間隔、支持、中心取りを提供する他の選択肢は、突出部、フランジ、隆起などは、環状の隆起あるいは、連続あるいは不連続な突出部、リング(連続あるいは不連続)などを含み、しかし、これらには限定されない、単一のあるいは一体のフィーチャーである。1あるいは、それ以上、あるいは、複数の突出部、フランジあるいは、隆起への参照は、単一の突出部、フランジ、隆起などへの参照を含む。
図7A−Dに示される例では、少なくとも、冷却ハウジング体706の一端の足702は、図6Aに示されるカップフィッティング602を受けるために、図5Aに示されるカップシート508を備える。従って、冷却ハウジング体706は、対応するコンポーネントの両方を、消防装置200内にうまく配置するように、エージェントカップ504と協同する。これらの間への変形可能な絶縁層の挿入は、コンポーネントを更に固定し、支持する。ここで説明したように、消防装置200を参照したが、図に示されたコンポーネントのそれぞれは、消防装置100内で完全にに適用したり、用いたりすることが出来る。
図7A及び7Bを再び参照すると、冷却ハウジング体706は、溶接タブ708を備えている。一例では、冷却ハウジング体706は、図7A−7Dに示される円筒形に巻かれる前は、実質的に平坦な材料から形成されている。冷却ハウジング体706を示された円筒形に巻くときには、冷却ハウジング体706の対向する端を結合するのを容易にし、その後、コンテナ体202の内周長を完全にするような(例えば、小直径の)円筒形構成に冷却ハウジング体706を固定するために、溶接タブ708は、つなぎ目に渡って設けられる。
以下に、1以上の消防装置100、200を製造する一方法を提供する。第1ステップでは、チューブが引っ張られ、1以上のコンテナ体102、202が形成される。冷却ベッドアセンブリ502のような、冷却アセンブリが、その後、引っ張られたチューブ(例えば、コンテナ体102、202)内に実装される。例えば、図5Aに示されるように、冷却アセンブリ502は、コンテナ体202内にスライドされる。消防エージェント発生体500を含むエージェントカップ504は、その後、コンテナ体202内に実装される。例えば、図6Aに示されたカップフィッティング602は、カップシート508内に配置される。一例では、圧力パッド510などの圧力パッドが、カップ実装フランジ600に沿って、エージェントカップ504の上に実装される。封止キャップ(例えば、上面プレート)は、その後、エージェントカップ504と冷却アセンブリ502(任意に、圧力パッド510)上に配置され、コンテナ体102、202に固定される。一例では、封止キャップ204をコンテナ体102、202に、固定する前に、発火アセンブリ206が、消防エージェント発生体500内に供給される。封止キャップ204は、その後、発火アセンブリ206の上に配置され、コンテナ体102、202に固定される。発火アセンブリ206は、封止キャップ204に形成されたつぼ状のはめ込み穴514内に、フィッティング208によってはめ込まれる(図2参照)。例えば、エポキシなどのワイヤーシールが、内部に発火アセンブリ206を実質的に固定するために、つぼ状のはめ込み穴514内に配置される。任意に、発火アセンブリは、封止キャップをコンテナ体102、202に結合する前に、封止キャップ204内に予め実装される。封止キャップ204と発火アセンブリ206は、アセンブリとして実装され、したがって、消防装置100、200を製造している間に、キャップと発火アセンブリを組み立てることは避けられる。
図8は、消防装置800の他の例を示す。消防装置800は、少なくともある面では、前述した消防装置100、200と同様である。例えば、消防装置800は、例えば、放出端801(前記した開口部と同様の放出開口部を有する)のような第一の端と、図8に示されるような発火アセンブリ804に結合するサイズと形状の発火端などの第2の端803を含んでいる。消防装置800は、コンテナ体102及び202と同様に設計されたコンテナ体802を含んでいる。図8に示されるように、封止キャップ808は、コンテナ体802を封止し、したがって、その中に消防装置800のコンポーネントを保持する。コンテナ体802のコンテナ体内部壁と組み合わされた封止キャップ808は、消防装置800のコンポーネントをうまく、かつ、確実に配置し、例えば、(例えば、消防装置が、凸凹した道を運転している車両の小室内にある場合)動力学的力や、これらのコンポーネントの振動の伝達による内部のコンポーネントへのダメージを実質避けるように、コンテナ体802内のフィーチャーやエレメントと協同する。
図8を再び参照すると、発火アセンブリ804が、封止キャップ808と結合する発火アセンブリフィッティング810から伸びているところが示されている。一例では、発火アセンブリ804は、火炎あるいは煙検出システム、温度検出システム、衝撃あるいは衝突検出システムなどのシステムと結合するサイズと形状のプラグあるいはソケットなどの発火アセンブリコネクタ806を備えるワイヤードアセンブリを含む。他の例では、発火アセンブリ804は、図8に示されるワイヤハーネスを持たず、例えば、発火アセンブリ804は、上記の任意のシステムと直接結合するサイズと形状の発火アセンブリフィッティング810にあるプラグあるいはソケットを含む。
図9は、断面で、図8の消防装置800を示す。消防装置800は、共にコンテナ体802内に配置されている、冷却ハウジング体900とエージェントカップ902を含んでいる。以下に更に詳細に説明するように、1以上の冷却ハウジング体900とエージェントカップ902の特徴により、コンテナ体802内に、ハウジング体900とエージェントカップ902を硬く保持し、配置することができる。これらのコンポーネントを消防装置800内に支持し、固定する(例えば、クランプする)ことは、これらのエレメントを内部で安全にし、従って、対応して、図9に示される消防エージェント発火体906などの主要物を支持し、保護する。
図9を再び参照すると、冷却ハウジング体900は、一例では、冷却アセンブリ901の一部である。一例では、冷却アセンブリ901は、内部に配置される、つぶされた大理石(あるいは、説明した他の冷却媒体材料の任意のもの)などの冷却媒体と共に、冷却ハウジング体900を含む。図9に示されるように、一例では、冷却ハウジング体900は、スクリーン908を受け、支持するようなサイズと形状の冷却ハウジング体900の一方の端において、スクリーン支持体910を含む。スクリーン908によって、放出穴905を介して放出する前に、消防エージェント発生体906によって生成される消防エアロゾルなどのガスを通すことが出来る。一例では、スクリーン908は、ステンレススチール、カーボンスチールなどの金属を含むが、これらには限定されない。例えば、スクリーン908は、図9に示されるように、冷却ハウジング体900内に受け止めるためのサイズと形状を有する実質円形の周囲を有する、ワイヤスクリーンを含む。
図9に更に示されるように、エージェントカップ902は、エージェントアセンブリ903の一部を形成する。一例では、エージェントアセンブリ903は、消防エージェント発生体906と共に、エージェントカップ902を含む。前述したように、消防エージェント発生体906は、一例では、例えば、説明したように、エージェントカップ902と冷却ハウジング体900の間に形成される燃焼室918内などで、消防エージェント発生体906に隣接して生成される消防エージェントのエアロゾルを生成するように形成された燃焼材料のペレットあるいは平たい固まりである。消防エアロゾルは、冷却ハウジング体900内に配置された冷却媒体へ、エージェントカップ穴909を介して排出され(冷却媒体は、図5Aなど、他の図に示されている)、その後、コンテナ体802の第1の端801の近くのスクリーン908を通過する。一例では、放出シール907(例えば、ホイル、ポリマーなど)が、放出穴905上に配置されている。消防エアロゾルの生成は、コンテナ体802内の圧力を増加させ、放出シール907を破裂させ(あるいは、溶かし)、従って、前述したように、放出穴905を介した、消防エアロゾルの放出を可能とさせる。
図9に示されているように、エージェントアセンブリ903のエージェントカップ902と、冷却アセンブリ901の冷却ハウジング体900は、コンテナ体802内で、直列に組み立てられる。例えば、図9に示されるように、エージェントカップ902は、冷却ハウジング体900内に配置され、封止キャップ808によって、コンテナ体802内に封止される。以下に更に詳細に説明するように、冷却ハウジング体900内にエージェントカップ902を配置することにより、冷却ハウジング体900に対し、エージェントカップ902が固定される。他の例では、冷却ハウジング体90あるいは、エージェントカップ902が、以下に更に詳細に説明する間隔部材914などの間隔部材を含む場合には、間隔部材は、消防装置800内の冷却ハウジング体900と共に、エージェントカップ(その中の、消防エージェント発生体906を含む)を支持するために、絶縁層924などの介在層と協同する。
他の例では、封止キャップの一部の、例えば、第2の端803におけるエージェントカップ902との結合と、コンテナ体802の、第1の端801に隣接した冷却ハウジング体900との結合は、内部の冷却媒体と共に、スクリーン908を有する冷却ハウジング体900、エージェントカップ902、その中の消防エージェント発生体906を軸方向に固定する。他の例では、絶縁層924と、冷却ハウジング体900と共にエージェントカップ902とをうまくぴったりあわせることにより、コンテナ体802内で、これらのコンポーネントを、軸方向及び放射方向に位置づけし(例えば、中心取りし)、固定し、従って、実質的に、コンテナ体内におけるコンポーネントの放射方向と軸方向の動きを防ぐ。エージェントカップ902と冷却ハウジング体900は、従って、コンテナ体802の内部で中心取りされ、硬く支持される。これらの間の、絶縁層924の挟みこみにより、変形可能な基板が、コンテナ体内部壁904と、冷却ハウジング体900と共にエージェントカップ902との間に設けられ、従って、衝撃、振動などからのショックなどの動力学的力の、消防エージェント発生体906を含む消防装置800のコンポーネントへの伝達を実質最小化する。
図9に示されるように、冷却ハウジング体900は、冷却アセンブリ901の一部を形成する。冷却ハウジング体900は、コンテナ体内部壁904の内部の周囲長より小さな周囲長を有している。冷却ハウジング体900は、従って、図9に示されるように、容易に、実装位置までスライドされることが出来る。前述したように、冷却ハウジング体900は、冷却ハウジング体の両端において、第1及び第2のスクリーン支持体のような、スクリーン支持体910を含んでいる。一例では、スクリーン支持体910(例えば、1以上のスクリーン支持体)は、冷却ハウジング体900のエッジに沿って形成された、1以上の湾曲可能なタブを含むが、これには限定されない。タブの湾曲は、スクリーン支持体910を冷却ハウジング体の内部へ突き出させ、図9に示されるように、その上へのスクリーン908の配置を可能とする。
図9に示された他の例では、冷却アセンブリ901は、スクリーン支持体910から離れて配置された、カップ支持体912(例えば、1以上のカップ支持体)を含む。言い換えると、スクリーン支持体910は、カップ支持体912から奥まっていて、カップ支持体912とスクリーン支持体910との間の燃焼室918あるいはギャップを形成する。一例では、カップ支持体912は、冷却ハウジング体900の周辺エッジに沿って伸びる変形可能なタブである。任意に、カップ支持体912の湾曲可能なタブは、スクリーン支持体910の湾曲可能なタブよりも短く、従って、カップ支持体912が、スクリーン支持体910と間を空けており、燃焼室918を設けるようになっている。図9に示されたように、カップ支持体912は、冷却ハウジング体900の周囲と協同して、エージェントカップフィッティング920のように、エージェントカップ902の対応する部分を受けるようなサイズと形状となっているエージェントカップシート916を形成する。例えば、図9に示されるように、エージェントカップシート916は、エージェントカップ902の周囲と良く一致するようなサイズと形状をしており、従って、コンテナ体802内に実装する場合に、図9に示される位置にエージェントカップ902を安全に保持する。
図9に、更に示されるように、他の例では、冷却ハウジング体900は、冷却ハウジング体900の少なくとも周辺部分あたりに配置される、複数の間隔部材914を含む。一例では、間隔部材914は、スクリーン支持体910及びカップ支持体912と同様に、湾曲可能なタブを含んでいる。他の例では、図9に示されるように、間隔部材914は、冷却ハウジング体900の残りから離れて伸びる、くぼみ、突出部、ボスなどを含む。間隔部材914は、冷却ハウジング体900のコンテナ体802内への実装後、冷却ハウジング体900から、コンテナ体内部壁904に向かって伸びるサイズと形状をしている。図9に示され、更に以下に説明するように、間隔部材914は、絶縁層924と協同し、コンテナ体802に対し、冷却ハウジング体900を(冷却ハウジング体と結合するエージェントカップ902と共に)安全かつ確実に配置するようにする。図9に示される例においては、間隔部材914は、カーボンスチール、ステンレススチールなどの、例えば、金属体などの冷却体900の少なくとも一部を変形することを要求する機械処理によって形成された、切開されたくぼみを含むが、これには限定されない。他の例では、冷却ハウジング体900は、合成ポリマー、セラミックなどを含み、間隔部材914は、冷却ハウジング体900と共に、対応して、モールドされたり、機械加工されたり、機械的に形成されるなどする。
前述したように、エージェントカップ902は、冷却ハウジング体900と共に配置される。例えば、図9に示されるように、エージェントカップ902は、エージェントカップシート916内に受けられるようなサイズと形状のエージェントカップフィッティング920を含む。エージェントカップフィッティング920をエージェントカップシート916に配置することは、対応して、両コンポーネントをコンテナ体802内に実装する場合、エージェントカップ902を冷却ハウジング体900に対して位置決めする。例えば、冷却ハウジング体900の間隔部材914が、冷却ハウジング体900の中心決めと支持に用いられるとき、冷却ハウジングに提供される任意の位置決め結果は、エージェントカップシート916とのエージェントカップフィッティング920のインタフェースを介して、冷却ハウジング体900と結合するエージェントカップ902に同様に提供される。他の例においては、エージェントカップ902は、エージェントカップ902の周辺から離れるように伸びるカップフランジ922を含む。以下に更に詳細に説明するように、カップフランジ922(間隔部材の他の例)は、間隔部材914と同様に、絶縁層924と共に動作する。つまり、カップフランジ922は、絶縁層924と結合し、コンテナ体802内において、エージェントカップ912(冷却ハウジング体900と共に)の位置を、放射方向に(及び、ある例では、軸方向に)硬く支持し、固定する。
消防装置800の組み立ての間、一例では冷却アセンブリ901の冷却ハウジング体900は、エージェントアセンブリ903のエージェントカップ902と組み立てられ、あるいは、結合される。例えば、エージェントカップ902のエージェントカップフィッティング920は、冷却ハウジング体900のエージェントカップシート916内に配置され、エージェントカップ開口部909は、対応して、冷却媒体に向けられる。前述したように、エージェントカップ902を冷却ハウジング体900内に配置することは、エージェントカップ902を、冷却ハウジング体900と直列に位置決めする。一例では、図9に示された結合は、内部の冷却媒体を含む冷却ハウジング体900の部分(例えば、図9に示されるスクリーン908間)と共に、エージェントカップ902間に、燃焼室918を更に形成する。
コンテナ体802内への実装の前に、一例では、絶縁層924、例えば、絶縁性のブランケットあるいはラップが、組み立てられたエージェントカップ902と冷却ハウジング体900の周囲のまわりに結合される。エージェントカップ902、冷却ハウジング体900及び絶縁層924の部分的アセンブリは、例えば、コンテナ体内部壁904に沿って、コンテナ体802内に実装される。図9に示されるように、絶縁層924は、コンテナ体内部壁904と、エージェントカップ902及び冷却ハウジング体900の双方の周囲の間に挿入される。
図9に示されるように、間隔部材914を設けることは、少なくとも、冷却ハウジング体900とコンテナ体802間で、きついクランプ(締め付け、留め)による結合を提供する。例えば、絶縁層924の一部分は、図9に示されるように、変形可能なように圧縮される。クランプされた部分926は、一例では、図9に示されるように、冷却ハウジング体900の周囲の回りに配置される。絶縁層924の変形が、コンテナ体802内の冷却ハウジング体900を固定し、硬く支持する絶縁層924からの対応する対向バイアスを提供する。例えば、エージェントカップシート916とエージェントカップフィッティング920との間のインタフェースにおけるエージェントカップ902の冷却ハウジング体900との結合は、対応して、間隔部材914と絶縁層924を介しての冷却ハウジング体900の位置決めに従って、エージェントカップ902を配置する。言い換えると、間隔部材914とコンテナ体内部壁904間の絶縁層924のクランプによる結合は、実質的に、冷却ハウジング体900を、コンテナ体内部壁904から離して中心決めし、放射方向に配置し、従って、実質的に、エージェントカップ902と冷却ハウジング体900の双方を、例えば、コンテナ体802と、1以上の冷却ハウジング体900あるいはエージェントカップ902との間の直接の接触を介したような、コンテナ体802を介して伝達される動力学的力から隔離する。更に、絶縁層924に沿って、間隔部材914と、コンテナ体内部壁904との間をうまく結合することは、冷却ハウジング体900とエージェントカップ902を軸方向に、かつ、放射方向に固定する。
任意に、かつ、上記したように、エージェントカップ902は、カップフランジ922のような、間隔部材を含む。図9に示されるように、カップフランジ922は、冷却ハウジング体902の間隔部材914と同様に、絶縁層924と結合する。つまり、カップフランジ922は、少なくとも、エージェントカップ902の周囲部分のまわりに伸びる、第2のクランプされた部分928を提供する。カップフランジ922は、絶縁層924を圧縮し、カップフランジ922とコンテナ体内部壁904間のクランプによる結合を提供する。一例では、変形可能なように絶縁層924と結合する、カップフランジ922によって生成される第2のクランプされた部分928は、エージェントアセンブリ903のコンポーネントと冷却ハウジング体900の、放射方向及び軸方向の固定と支持を助け、更に増強させる。つまり、消防エージェント発生体906と、冷却ハウジング体900内の冷却媒体は、カップフランジ922と間隔部材914によって、コンテナ体内部壁904から離れた位置に支持される。
更に、絶縁層924は、消防エージェント発生体906に対し、熱絶縁を提供する。例えば、エンジン室内の周期的加熱は、絶縁層924を設けることによって、消防装置800の内部では抑えられる。消防エージェント発生体906は、従って、対応して、例えば、エンジンの動作と、消防装置800の動作の寿命に渡るエンジンの動作の不連続による極端な周期的熱負荷にはさらされない。消防エージェント発生体906は、従って、そうでなければ、消防エージェント発生体906の性能を害する、あるいは、性能に影響を与えるだろう、高速な、極端な周期的温度にさらされない。
前述したように、1以上の間隔部材914及びカップフランジ922は、クランプされた部分926、928において、絶縁層924と結合し、少なくとも絶縁層の一部を変形させる。図9に示されるように、絶縁層924の残りは、例えば、冷却ハウジング体900の周囲とエージェントカップ902の結合と、コンテナ体802のコンテナ体内部壁の対向する結合によって、実質的に圧縮されずに残る。言い換えると、間隔部材914とカップフランジ922は協同して、対応する局在化されたクランプ部分926、928においてのみ、絶縁層924が変形されることを保証する。絶縁層924の残りは、実質的に圧縮されず(対向する面間に引き起こされる瞬間的な圧縮を除いて)、絶縁層924は、従って、絶縁層924の元の構成に従って(例えば、絶縁層の熱絶縁特性を増強するために、少なくとも繊維間のある間隔を含むように設計された、織られた、あるいは、織られていない、繊維状の材料)、増強された効率で動作する事が出来る。つまり、絶縁層924の残りは、クランプ部分926、928に存在する圧縮から隔離され、消防エージェント発生体906を含む、消防装置800のコンポーネントに、増強された絶縁(例えば、熱ベースの絶縁)を提供することができる。
図10A及び10Bは、図9に示した冷却ハウジング体900の透視図を示す。図10Aにおいて、冷却ハウジング体900は、ページに対して、上面部あるいは第1の端を外側にむけて示されている。前述したように、冷却ハウジング体900は、カップ支持体912及びスクリーン支持体910などの複数の支持体を含んでいる。図10Aに示されるように、カップ支持体912とスクリーン支持体910の双方は、第1の端1002に隣接して配置されている。図10Aに更に示されるように、スクリーン支持体910は、一例では、カップ支持体912に対して、奥まっている。前述し、図9に示されたように、カップ支持体912に対するスクリーン支持体の奥まりは、図10Aに示される支持ギャップ1008によって、燃焼室918を形成する。例えば、示されているように、例えば、カップ支持体912に対して奥まるように、スクリーン支持体910をカッティングすることにより、スクリーン支持体910は、カップ支持体912に対して奥まっている。
図10Aを再度参照すると、複数のスクリーン支持体910とカップ支持体912は、一例では、1以上の湾曲可能なタブである。例えば、カーボンスチール、ステンレススチールなどを含む、金属などの冷却ハウジング体の材料は、例えば、支持体910、912のそれぞれにおいて湾曲し、対応して、冷却ハウジング体900の内部へと支持体を曲げ、対応する支持体を形成する。一例では、スクリーン支持体910は、カップ支持体912の前に形成される。スクリーン支持体910の形成によって、例えば、図9に示される、実装されたスクリーン908の上側全体にスクリーン支持体910を曲げることにより、スクリーン908をその上に結合させることができる。スクリーン支持体910を曲げることにより、スクリーン908の上で支持体を湾曲させ、スクリーン908と、その中の冷却媒体を、図10Aに示される冷却媒体室1006内に保持させる。
他の例では、第1の端1002において、複数のシート突起1010は、ハウジング周囲1000の全体にずらして配列されている。例えば、図10Aに示されているように、シート突起1010は、エージェントカップシート916の周囲をいくつかに分けている。前述したように、シート突起1010などの冷却ハウジング体900の残りと共に、カップ支持体912は協同し、図10Aに示されるエージェントカップシート916を形成する。カップ支持体912は、エージェントカップシート916の基盤を形成し、シート突起1010は、エージェントカップシート916の周囲を形成する。エージェントカップシート916は、図9に示されるエージェントカップフィッティング920を含む、エージェントカップ902とうまくフィッティング結合するようなサイズと形状をしている。
図10A及び10Bの双方を参照すると、間隔部材914(図9に図示)が透視図で示されている。間隔部材914は、冷却ハウジング体900から離れて伸び、図9に示される絶縁層924との間隔をあけた結合を提供する。間隔部材914は、絶縁層924の一部を圧縮する。例えば、間隔部材914によって圧縮された絶縁層924のクランプされた部分926は、冷却ハウジング体900と、ハウジング体900に結合したエージェントカップ902に、うまく支持するような結合を提供する。更に、間隔部材914は、コンテナ体内部壁904からハウジング周囲1000を離し、従って、絶縁層924が、冷却ハウジング体900の大部分によって押しつぶされないようにする。つまり、間隔部材914は、冷却ハウジング体900を、コンテナ体内部壁904から離し、従って、図9に示されるように、絶縁層924の大部分を圧縮されない構成に維持する。
一例では、間隔部材914は、ハウジングの周囲1000に形成された、切開されたくぼみを含むが、これには限定されない。例えば、間隔部材914は、ハウジングの周囲1000の打ち抜き、あるいは、他の機械的機構により形成される。同様に、間隔部材914は、冷却体900に示される間隔部材914に加え、あるいは、これとは別に、エージェントカップ902内に形成することも可能である。例えば、切開されたくぼみは、エージェントカップ902内に形成され、そうでなければ、冷却ハウジング体900によって提供される、間隔機能を、更に、エージェントカップ902に提供する。
図10Bを参照すると、冷却媒体室1006が、第1の端1002における、図10Bに示される湾曲支持体に含まれるスクリーン支持体910と、第2の端1004に示される非湾曲支持体との間に形成されるのが示される。一例では、冷却媒体室1006は、つぶされた大理石、アルミナなど(ここに説明した冷却媒体の他の例を参照されたい)の冷却媒体を受け入れるサイズと形状になっている。消防装置800の組み立て時において、一例では、第2の端1004のスクリーン支持体910は、ハウジング周辺1000などの冷却ハウジング体900に対して、内側に湾曲させられる。第1のスクリーン908は、図9に示されるように、スクリーン支持体910の上に配置されている。冷却ハウジング体900、例えば、冷却媒体室1006は、その後、冷却媒体によって満たされ、第2のスクリーン908は、冷却媒体室1006内の冷却媒体の上に配置される。第1の端1002のスクリーン支持体910は、図10Aに示されるように、湾曲させられ、従って、スクリーン支持体910をスクリーン908上に移動させ、冷却媒体を冷却媒体室1006に閉じ込める。
カップ支持体912は、その後、図10Aに示される構成に湾曲され、図9及び10Aに示されるエージェントカップシート916を提供する。示されるように、カップ支持体912は、図10A及び10Bに示される支持ギャップ1008によって、スクリーン支持体910から隔てられている。支持ギャップ1008はまた、図10Cに示されている。図10A−10Cに示されるように、支持ギャップ1008は、カップ支持体912とスクリーン支持体910の間に燃焼室918を提供する。例えば、図9に示されるように、支持ギャップ1008によって提供される燃焼室918は、消防エージェント発生体906を、冷却媒体室1006内の冷却媒体から離し、冷却ハウジング体900内の冷却媒体を介した消防エアロゾルの排出と、それに続く、図9に示される放出穴905を介した放出の前に、発生体材料に先立つ消防エージェントの完全な燃焼のための室を提供する。
図10Cを再び参照すると、複数のファスナ1012が、冷却ハウジング体900に対して示されている。一例では、冷却ハウジング体900は、実質的に平坦な金属片で構成されており、その後、図10A及び10Bに示される円筒のような円筒に形成される。冷却ハウジング体900に一貫した直径と形状を保証するために、湾曲可能なタブなどの1以上のファスナ1012が、冷却ハウジング体900に用いられるブランクの一部の端に形成される。心棒の上に、冷却ハウジング体のブランクをラッピングする事によるなどによる形成時に、1以上のファスナ1012が、対応するファスナ開口部1014を介して取り付けられ、形成された冷却ハウジング体900が、一貫した直径と形状を有するようにされる。任意に、ファスナ1012は、例えば、湾曲されたタブのように、図10Cに示される形状に変形される。他の例では、ファスナ1012は、冷却ハウジング体900の対向する部分と溶接される。更に他の例では、ファスナ1012は、図10Cに示される方向に変形され、その後、冷却ハウジング体のブランクの端のそれぞれが特定の位置に固定されるように溶接され、従って、図10Aに示される円筒が形成される。
発火アセンブリ804と共に用いる発火アセンブリフィッティング810の一例が図11A及び11Bに示されている。図11Aを最初に参照すると、発火アセンブリフィッティング810が透視図で示されている。発火アセンブリ810は、一例では、図8に示されるように、例えば、封止キャップ808の対応する部分に結合するサイズと形状のフィッティングフランジ1102を含むフィッティング体1100を含む。他の例では、発火アセンブリフィッティング810は、例えば、図9に示される消防エージェント発生体906に隣接した位置まで、ワイヤなどの発火アセンブリ804の一部を消防装置800内に通すサイズと形状のフィッティング内腔1108を含む。例えば、発火アセンブリコネクタ806のワイヤリングは、可燃性物質、電気加熱用フィーチャーなどと結合される。任意に、フィッティング内腔1108を通って伸びるワイヤリングは、発火可能なコード、可燃性の物質などである。
図11A及び11Bを再び参照すると、発火アセンブリフィッティング810は、封止キャップ808内への受けのためのサイズと形状の結合フィーチャー1104を含む。一例では、結合フィーチャー1104は、少なくとも発火アセンブリ804の一部を、消防装置800に対して、実質固定するために、封止キャップ808内の対応するフィーチャーと結合するサイズと形状の機械的締めしろフィッティング、ねじきりなどを含むが、これらには限定されない。
他の例では、発火アセンブリフィッティング810は、湾曲可能な胴体1106を含む。湾曲可能な胴体1106は、変形可能で、変形後もその形状を保持することのできる材質で構成される。例えば、例では、湾曲可能な胴体1106は、スチール、真鍮などで構成される。湾曲可能な胴体1106は、変形したときに、図8に示されたワイヤのようなワイヤと結合し、発火アセンブリフィッティング810に対し、発火アセンブリ804のその部分を保持するようなサイズと形状である。例えば、湾曲可能な胴体1106を介して、ワイヤ及び発火コードなどを実装後、湾曲可能な胴体1106は、例えば、湾曲可能な胴体の少なくとも一部をワイヤあるいは発火コードの周りに固定させるようにふち曲げツールで、閉じられる。任意に、胴体1106内に(単独で、あるいは、変形と組み合わせて)、ワイヤまたは発火コードを保持する為に、封止剤あるいは接着剤が適用される。更に、封止剤あるいは接着剤は、消防装置800を閉じ、及び、封止する。
発火アセンブリフィッティング810は、発火コードあるいはワイヤと結合されたとき、発火アセンブリ804を形成する。このアセンブリは、例えば、発火アセンブリフィッティング810をねじ込んだり、押し込んだりして、図8に示されるような封止キャップ808とうまくフィッティング結合させる事により、消防装置800にユニットとして、実装される。望むなら、エポキシのような、追加の封止エレメントが、封止キャップ808と共に、フィッティング810の境界の部分あるいは隣接したところに含まれる。封止エレメントは、任意に、破片、湿気などが装置800に進入することを実質的に防ぐために、湾曲可能な胴体1106における封止剤と同様にして、消防装置800を封止する。
発火アセンブリフィッティング810の実装は、一例では、アーク発生体、可燃性材料などの発火コンポーネントを、消防エージェント発生体906の極近傍に配置することになる。例えば、図9に示されるように、発火アセンブリフィッティング810を発火アセンブリ804の残りと結合することは、発火コンポーネント(発火コンポーネントの一例は図5Bに示される)を、例えば、消防エージェント発生体の一部を通って伸びる内腔の消防エージェント発生体906に隣接する位置に配置することになる。発火アセンブリフィッティング810の固定された位置は、対応して、消防エージェント発生体906内に配置された発火コンポーネントを、本来の位置に固定し、消防エージェント発生体の発火を含む消防装置800の信頼性のある動作を保証する。
図12は、ここに説明した消防装置100、200、800のような、消防装置を製造するための方法1200の一例を示すブロック図である。方法1200を説明するに際して、便利な場合には、番号付けられた参照を含め、前述したフィーチャーとエレメントについて参照する。方法1200の説明に含まれる番号付けられたエレメントは、限定的であることを意図しない。むしろ、番号付けられた参照は、利便の為に用いられ、更に、説明される、任意の同様なフィーチャーを、その均等物と共に含む。例えば、方法1200を説明するに際して、少なくとも消防装置800を参照する。方法1200は、しかし、消防装置800には限定されない。むしろ、方法1200は、関連のコンポーネントと共に説明された消防装置100を含むが、これには限定されない。
1202において、方法1200は、図8及び9に示した、コンテナ体802などのコンテナ体内に、冷却アセンブリ901を配置することを含む。例えば、一例では、冷却アセンブリ901は、図9に示されるように、コンテナ体802内にスライドされて配置される冷却ハウジング体900を含む。
1204において、エージェントアセンブリ903のエージェントカップ902は、冷却アセンブリ901内に配置される。エージェントアセンブリ903は、例えば、エージェントカップ902内に配置された消防エージェント発生体906を含んでいる。更に説明するように、エージェントカップ902は(説明した他の例と同様に)、消防エージェントエアロゾルなどの消防エージェントを、エージェントカップ902から冷却ハウジング体900内に放出可能とする通路909を含む。更に説明されるように、一例では、消防エージェント発生体906を含むエージェントカップ902を冷却アセンブリ901内に配置することは、エージェントカップのエージェントカップフィッティング920を、冷却ハウジング体900のエージェントカップシート916内にフィッティングすることを含む。例えば、図9に示されるように、エージェントカップフィッティング920は、エージェントカップシート916に対して相補的な周囲を有し、冷却ハウジング体900に密接にフィッティングされ、エージェントカップ902が、実質的に、冷却ハウジング体900に対し、少なくとも横方向に移動することの防止を保証する。
1206において、方法1200は、図9に示されるコンテナ体内部壁904のようなコンテナ体内部壁から、1以上の冷却アセンブリ901あるいはエージェントカップ902(例えば、エージェントアセンブリ903)を離して配置することを含む。ここに説明したように、1以上の間隔部材914は、コンテナ体内部壁904と、1以上の、冷却アセンブリ901あるいは、(エージェントアセンブリ903の一部を構成する)エージェントカップ902との間に伸びる。例えば、一例において、ここで説明したように、1以上の間隔部材914は、冷却ハウジング体900のハウジング周囲1000に形成される、切開されたくぼみである。
1208において、1以上の冷却アセンブリ901あるいは、エージェントアセンブリ903のエージェントカップ902は、コンテナ体内部壁904と間隔部材914間の絶縁層924をクランプすることで、コンテナ体内部壁904に沿って固定される。一例では、1以上の冷却アセンブリ901あるいは、エージェントカップ902の間隔をあけることは、冷却アセンブリ901から伸びる間隔部材914を用いて、コンテナ体内部壁904からの、冷却アセンブリ901(例えば、冷却ハウジング体900)の間隔をあけることを含む。例えば、複数の間隔部材914は、冷却ハウジング体900に形成される切開されたくぼみであり、図9に示されるように実装された場合、冷却ハウジング体900から離れてコンテナ体内部壁904に向かって伸びる。更に他の例では、1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップの間隔をあけることは、エージェントカップ902のコンテナ体内部壁904からの間隔をあけることを含む。一例では、エージェントカップ902のエージェントカップフィッティング920を、冷却アセンブリ901のエージェントカップシート916内に配置することからの横方向のポジショニングによると共に、冷却アセンブリから伸びる間隔部材914(あるいは、カップフランジ922)によって、エージェントカップ902は、間隔開けされる。言い換えれば、間隔部材914が、冷却ハウジング体900の周辺に沿って配置される場合、冷却ハウジング体900は、対応して、例えば、複数の間隔部材914を周囲の絶縁層924と結合することにより、図9に示されるように中心取りされる。冷却ハウジング体900内に配置されるエージェントカップ902は、対応して、コンテナ体内部壁904と介在する絶縁層924との間のクランプによって結合している間隔部材によって提供される中心取りと支持に従って、位置決めされる。
ここに説明されるように、一例では、エージェントカップ902は、絶縁層924と同様に結合するサイズと形のそれ自身のカップフランジ922を含む。それによって、絶縁層924と(絶縁層924の対向する側のコンテナ体内部壁904と)クランプにより結合する、他の中心取り、結合のための他の特徴物の提供により、冷却ハウジング体900によって提供されるポジショニングが補足される。任意に、1以上の間隔部材914(カップフランジ922を含む)は、コンテナ体内部壁904に沿って形成され、1以上のエージェントカップ902と冷却ハウジング体900に向かって伸びる。
方法1200のいくつかの選択肢を述べる。一例では、1以上の冷却アセンブリ901あるいはエージェントアセンブリ903(エージェントカップ902など)を固定することは、間隔部材914とコンテナ体内部壁904間に絶縁層924の一部をクランプすることを含む。1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップを固定することは、更に他の例では、例えば、間隔部材とコンテナ体内部壁904間に絶縁層をクランプすることにより、絶縁層924の残り部分を圧縮から隔離することを含む。間隔部材914は、1以上のエージェントカップ902あるいは、冷却アセンブリ901の冷却ハウジング体900を、絶縁層924と圧縮結合させないようにする。例えば、図9に示されるように、クランプされた部分926及び928から離れた絶縁層924の残り部分は、実質的に、コンテナ体内部壁904と、1以上のエージェントカップ902と冷却ハウジング体900との間で圧縮されない。言い換えると、間隔部材914とコンテナ体内部壁904間でクランプされた絶縁層924のこれらの部分のみが、図9に示されるように圧縮される。例えば、クランプ部分926、928の部分ではないこれらの領域において、絶縁層924の残り部分は、実質的に圧縮されないまま残され、従って、消防装置800のコンポーネントの頑強な絶縁を可能にする。
更に他の例では、方法1200は、冷却アセンブリ901を組み立てることを含む。一オプションでは、冷却アセンブリ901を組み立てる事は、図10A及び10Bで示した冷却媒体室1006などの冷却媒体室を含む冷却ハウジング体900を形成することを含む。第1のスクリーン支持体910は、図10Aに示される一端1004の近くに形成される。第2のスクリーン支持体910は、冷却媒体室1006の他の端1002の近くに形成される。
エージェントカップシート916が図9に示されている。エージェントカップシート916は、冷却媒体室1006の一端1002の近くに形成される。例えば、一例では、第1のスクリーン支持体910を形成することと、エージェントカップシート916を形成することは、第1の変形可能なタブを、冷却媒体室1006の一端1002の近くで湾曲させることを含む。第2の変形可能なタブは、冷却媒体1006の一端1002の近くで湾曲され、エージェントカップシート916を形成する。例えば、スクリーン支持体910用の第1の変形可能なタブは、カップ支持体912用の第2の変形可能なタブに対して奥まっている。例えば、図10A−Cに示されているように、第1の端1002にあるスクリーン支持体910は、支持体ギャップ1008に従って、カップ支持体912に対して奥まっている。一例では、支持体ギャップ1008は、図9に示される燃焼室918として設けられる距離に対応している。燃焼室908は、冷却ハウジング体900内で、消防エージェント発生体906と、冷却媒体との間の通路を提供し、発生体906の燃焼と、消防エアロゾルの生成を行なわせる。任意に、ここで説明した、燃焼室908を形成することは、一例では、冷却ハウジング体900の第1の端1002に隣接して示されるスクリーン支持体910のような、第1のスクリーン支持体を、冷却ハウジング体900のエージェントカップシート916から離すことを含む(図10A参照)。
更に他の例では、方法1200は、発火アセンブリ806(図8参照)を、エージェントカップ902内で、消防エージェント発生体906と結合することを含む。任意に、方法1200は、少なくとも1つの発火ワイヤ(例えば、電気ワイヤ、発火コードなど)を、発火アセンブリフィッティング810などのフィッティングの変形可能な部分とクランプすることを含む。例えば、図11A及び11Bにおいて示されるように、発火アセンブリフィッティング810は、変形可能な胴体1106を含む。変形可能な胴体1106は、変形され(例えば、ふち曲げによって)、フィッティング810を発火ワイヤに固定し、図8に示されるアセンブリ804のような、一体の発火アセンブリを形成する。発火アセンブリ804は、その後、例えば、コンテナ体802と結合した封止キャップ808と、フィッティング810を結合することなどにより、消防エージェント発生体906と結合される。
<さまざまな注意書きと例>
例1は、装置などの主題を含むことができ、これは、少なくとも1つの放出穴を含むコンテナ体と、コンテナ体内部壁に沿って結合される冷却アセンブリであって、内部に冷却媒体を持つ冷却ハウジング体と、エージェントカップシートを含む冷却アセンブリと、コンテナ体内部壁に沿って結合されるエージェントアセンブリであって、内部に消防エージェント発生体を含むエージェントカップと、エージェントカップの端の近くにあり、エージェントカップシートと結合されるエージェントカップフィッティングを含むエージェントアセンブリと、コンテナ体内部壁と、少なくとも1つの冷却ハウジング体とエージェントカップとの間に伸びる複数の間隔部材であって、冷却ハウジング体とエージェントカップの双方を、コンテナ体内部壁から離している複数の間隔部材と、コンテナ体内部壁と複数の間隔部材間に結合される絶縁層であって、その一部が、1以上の間隔部材とコンテナ体内部壁間にクランプされる絶縁層と、を備える消防装置を含むだろう。
例2は、例1の主題を含むか、あるいは、その主題と任意に組みあわされることができ、任意に、複数の間隔部材と、1以上の間隔部材とコンテナ体間にクランプされる絶縁層が、冷却ハウジング体とエージェントカップをコンテナ体内に固定することを含む。
例3は、例1あるいは例2の1つあるいは組み合わせの主題を含むか、あるいは、任意に組みあわされることができ、任意に、クランプされた絶縁層と1以上の間隔部材は、コンテナ体内で、冷却ハウジング体とエージェントカップを中心に置くことを含む。
例4は、例1−3の1つあるいは組み合わせの主題を含むか、あるいは、任意に組みあわされることができ、任意に、絶縁層の一部は、1以上の間隔部材とコンテナ壁間で圧縮され、1以上の冷却ハウジング体あるいはエージェントカップは、1以上の間隔部材によって、絶縁層の大部分との圧縮による結合をしないことを含む。
例5は、例1−3の1つあるいは組み合わせの主題を含むか、あるいは、任意に組みあわされることができ、任意に、エージェントカップは、カップ実装フランジを含み、絶縁層の他の部分は、カップ実装フランジとコンテナ体内部壁間にクランプされることを含む。
例6は、例1−5の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、エージェントカップは、エージェントカップフィッティングと、冷却媒体の上に伸びる冷却アセンブリのスクリーンによってその間に形成される燃焼室ギャップによって、その冷却媒体から離されていることを含む。
例7は、例1−6の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、消防エージェント発生体と、コンテナ体に結合される封止キャップとの間に介在し、エージェントアセンブリとコンテナ体内の冷却アセンブリを軸方向に固定する圧力パッドを含み、1以上の圧力パッド、複数の間隔部材、あるいは、クランプされた絶縁層は、エージェントアセンブリと、コンテナ体内の冷却アセンブリを固定することを含む。
例8は、例1−7の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、消防エージェント発生体内に配置された発火アセンブリを含む。
例9は、例1−8の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、コンテナ体に沿って結合される封止キャップを含み、発火アセンブリは、フィッティング内に固定され、フィッティングは、封止キャップに結合されることを含む。
例10は、例1−9の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、発火アセンブリは、変形可能な熱トリガを含み、少なくとも変形可能なトリガの一部は、特定の温度で変形し、消防エージェント発生体を発火することを含む。
例11は、例1−10の1つあるいは組み合わせの主題を含むか、あるいは、任意に組みあわされることができ、装置のような主題を含み、この主題は、冷却アセンブリを含み、冷却アセンブリは、冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を含み、冷却ハウジング体は、冷却媒体室の第1の端の近くの第1のスクリーン支持体と、冷却媒体室の第2の端の近くの第2のスクリーン支持体と、第1と第2の端の1つの近くのエージェントカップシートと、冷却ハウジング体から伸びる複数の間隔部材とを含み、冷却アセンブリは、冷却ハウジング体内の冷却媒体と、それぞれ第1と第2のスクリーン支持体で冷却ハウジング体と結合されるスクリーンとを含む。
例12は、例1−11の主題を含む、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、冷却ハウジング体は、第1あるいは第1の端に、複数の湾曲可能なタブを含み、少なくとも第1の湾曲可能なタブは、第1あるいは第2のスクリーン支持体内に湾曲され、少なくとも第2の湾曲可能なタブは、エージェントカップシート内に湾曲されることを含む。
例13は、例1−12の主題を含む、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、第1あるいは第2のスクリーン支持体に対応する第1の湾曲可能なタブは、エージェントカップシートに対応する第2の湾曲可能なタブに対し、第1あるいは第2の端から長さ方向に奥まった位置にあることを含む。
例14は、例1−13の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、複数の湾曲可能なタブは、コンテナ体の周囲にずらして配置されていることを含む。
例15は、例1−14の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、複数の間隔部材は、コンテナ体に形成された、切開されたくぼみを含むことを含む。
例16は、例1−15の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、消防エージェント発生体を内部に有するエージェントカップを含み、エージェントカップは、エージェントカップシート内に受けられるエージェントカップフィッティングを含み、コンテナ体は、コンテナ体内部壁を含み、エージェントカップと冷却アセンブリは、コンテナ体内部壁に沿って、コンテナ体内部で結合されることを含む。
例17は、例1−16の主題を含むか、あるいは、任意に組み合わされることができ、任意に、エージェントカップと冷却ハウジング体の周りに伸びる絶縁層を含み、絶縁層の一部は、複数の間隔部材とコンテナ体内部壁の間で圧縮され、圧縮された絶縁層は、1以上の冷却ハウジング体あるいはエージェントカップを固定し、支持することを含む。
例18は、例1−17の主題を含むか、あるいは、任意に組みあわされることができ、方法のような主題を含み、その主題は、冷却アセンブリをコンテナ体内で位置決めし、消防エージェント発生体を含むエージェントカップを冷却アセンブリ内に配置し、1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップを、コンテナ体内部壁と1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップの間に伸びる間隔部材を用いて、離して配置し、1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップを、コンテナ体内部壁と間隔部材との間の絶縁層をクランプすることにより、コンテナ体内部壁に沿って固定することを含む。
例19は、例1−18の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップを離して配置することは、冷却アセンブリから伸びる間隔部材を用いて、コンテナ体内部壁から離して、冷却アセンブリを配置し、エージェントカップをコンテナ体内部壁から離して配置することを含み、エージェントカップは、冷却アセンブリから伸び、冷却アセンブリのエージェントカップ内のエージェントカップのエージェントカップフィッティングの配置を通して横方向の位置決めをする間隔部材に従って、離して配置されることを含む。
例20は、例1−19の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、1以上の冷却アセンブリあるいはエージェントカップを固定することは、間隔部材とコンテナ体内部壁間の絶縁層の一部をクランプし、絶縁層の残りの部分を圧縮から隔離し、間隔部材が、冷却アセンブリの1以上のエージェントカップあるいは冷却ハウジング体を、圧縮されて絶縁層と結合されないようにすることを含む。
例21は、例1−20の主題を含む、あるいは、組み合わされることができ、任意に、例18の方法が、冷却アセンブリを組み立てることを含み、冷却アセンブリを組み立てることは、冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を形成し、冷却媒体室の第1の端の近くに第1のスクリーン支持体を形成し、冷却媒体室の第2の端の近くに第2のスクリーン支持体を形成し、冷却媒体室の第1の端の近くにエージェントカップシートを形成することを含む。
例22は、例1−21の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、第1のスクリーン支持体を形成し、エージェントカップシートを形成することは、冷却媒体室の第1の端近くの第1の変形可能なタブを湾曲させて第1のスクリーン支持体を形成し、冷却媒体室の第1の端近くの第2の変形可能なタブを湾曲させてエージェントカップシートをを形成し、第1の変形可能なタブは、第2の変形可能なタブに対し奥まっていることを含む。
例23は、例1−22の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、エージェントカップの消防エージェント発生体と、冷却アセンブリ内の冷却媒体間に燃焼室を形成することを含む。
例24は、例1−23の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、燃焼室を形成することは、冷却アセンブリの冷却ハウジング体の第1のスクリーン支持体を、冷却ハウジング体のエージェントカップシートから離して配置することを含む。
例25は、例1−24の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、冷却アセンブリの冷却ハウジング体内に間隔部材を形成することを含む。
例26は、例1−25の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、間隔部材を形成することは、コンテナハウジング体の側壁に、切開されたくぼみを形成することを含む。
例27は、例1−26の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、発火アセンブリを、エージェントカップ内の消防エージェント発生体と結合することを含む。
例28は、例1−27の主題を含むか、あるいは、組み合わされることができ、任意に、少なくとも1つの発火ワイヤを、フィッティングの変形可能な部分とクランプし、発火アセンブリを消防エージェント発生体と結合することは、フィッティングを、コンテナ体と結合される封止キャップと結合することを含む。
これらの非限定的な例のそれぞれは、それ自体で用いることができ、あるいは、任意の1以上の他の例と置換したり、組み合わせたりすることが出来る。
上記詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付の図面への参照を含んでいる。図面は、本発明を実施することが出来る特定の実施形態を、図示の方法で示す。これらの実施形態は、また、「例」として参照される。そのような例は、図示され、あるいは、説明されたものに追加されるエレメントを含む。しかし、本発明者は、また、図示され、あるいは、説明された、それらのエレメントのみが設けられた、例も考えている。更に、本発明者は、また、図示され、あるいは、説明された、特定の例(あるいは、1以上のその側面)について、あるいは、他の例(あるいは、1以上のそれらの側面)について、図示され、あるいは、説明された、それらのエレメント(1以上のそれらの側面)の任意の組み合わせや置き換えを用いた例も考えている。
本明細書と、参照文献として併合される任意の文献との間に不整合な使用がある場合には、本明細書の使用が優先される。
本明細書では、語句「a」あるいは「an」が、特許明細書によくあるように、「少なくとも1つ」あるいは「1以上の」の使用、あるいは、任意の他の例とは独立して、1つあるいは、1以上を含むものとして用いられる。本明細書では、語句「あるいは」は、特に示されない限り、非排他的、すなわち、「AあるいはB」が、「AしかしBではない」、「BしかしAではない」及び「A及びB」を含むものとして使用される。本明細書では、語句「含む」及び「ここにおいて」は、それぞれ語句「備える」及び「ここにおいて」の一般的な英語の等価語として用いられる。また、以下の請求項においては、語句「含む」及び「備える」は、開かれた語句で、つまり、請求項の中で、そのような語句の後にリストされるものに加えたエレメントを含むシステム、装置、製品、化合物、処方あるいは処理は、その請求項の範囲内に入るとみなされる。更に、以下の請求項では、語句「第1の」、「第2の」及び「第3の」などは、ラベル付けのためにのみ用いられ、これらの対象に数字的要求を課すことを意図するものではない。
上記説明は、実例となるものであり、限定的であることを意図していない。例えば、上記例(あるいは、1以上のその側面)は、互いに組み合わせて使用できるだろう。他の実施形態は、当業者などによれば、上記説明を読めば、使用される事が出来るだろう。要約書は、読者がすばやく技術開示の性質を調べることが出来るように、37 C.F.R. §1.72(b)に従って用意された。請求項の範囲と意味を解釈し、あるいは、限定するために用いられるものではないという理解を確認する。また、上記詳細な説明では、さまざまな特徴が、開示をスムースにする為に、互いにまとめられている。これは、請求項に開示されていない特徴が、請求項に本質的であることを意図していると解釈されるべきではない。むしろ、発明の主題は、特定の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ないものにあるだろう。従って、以下の請求項は、各請求項を自身で個別の実施形態をなすとして、詳細な説明に、例あるいは実施形態として組み込まれ、そのような実施形態は、さまざまな組み合わせ、あるいは、置換によって、相互に組み合わせることができると考えられる。発明の範囲は、添付の請求項を参照して、その請求項が許される均等物の全範囲と共に、決定されるべきである。
上記説明は、提示的なものであり、限定的であることを意図していない。例えば、上記例(あるいは、1以上のその側面)は、互いに組み合わせて使用できるだろう。他の実施形態は、当業者などによれば、上記説明を読めば、使用される事が出来るだろう。要約書は、読者がすばやく技術開示の性質を調べることが出来るように、37 C.F.R. §1.72(b)に従って設けられた。それは、請求項の範囲と意味を解釈し、あるいは、限定するために用いられるものではないという理解を確認する。また、上記詳細な説明では、さまざまな特徴が、開示をスムースにする為に、互いにまとめられている。これは、請求項に開示されていない特徴が、請求項に本質的であることを意図していると解釈されるべきではない。むしろ、発明の主題は、特定の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ないものにあるだろう。従って、以下の請求項は、各請求項を自身で個別の実施形態をなすとして、詳細な説明に、例あるいは実施形態として組み込まれ、そのような実施形態は、さまざまな組み合わせ、あるいは、置換によって、相互に組み合わせることができると考えられる。発明の範囲は、添付の請求項を参照して、その請求項が許される均等物の全範囲と共に、決定されるべきである。
(付記1)
少なくとも1つの放出穴を含むコンテナ体と、
コンテナ体内部壁に沿って結合される冷却アセンブリとを含み、前記冷却アセンブリは、
冷却媒体を中に備える冷却ハウジング体と、
エージェントカップシートとを備え、
前記コンテナ体内部壁に沿って結合されたエージェントアセンブリを備え、前記エージェントアセンブリは、
消防エージェント発生体を内部に備えるエージェントカップと、
前記エージェントカップの端近傍のエージェントカップフィッティングとを備え、
前記コンテナ体内部壁と、少なくとも1つの前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップとの間に伸びる複数の間隔部材を備え、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップの双方は、前記コンテナ体内部壁から、前記複数の間隔部材によって離されており、
前記コンテナ体内部壁と前記複数の間隔部材間に結合される絶縁層を備え、前記絶縁層の一部は、1以上の前記間隔部材と前記コンテナ体内部壁間にクランプされている、ことを特徴とする消防装置。
(付記2)
前記複数の間隔部材と、前記1以上の前記間隔部材と前記コンテナ体間にクランプされる前記絶縁層は、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップを前記コンテナ体内に固定する、ことを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記3)
前記クランプされた絶縁層と、前記1以上の間隔部材は、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップを前記コンテナ体内で中心に置くことを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記4)
前記絶縁層の前記一部は、前記1以上の間隔部材と前記コンテナ体間に圧縮されており、1以上の前記冷却ハウジング体あるいは前記エージェントカップは、前記1以上の間隔部材によって、前記絶縁層の大部分と圧縮されて結合しないようにされている、ことを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記5)
前記エージェントカップは、カップ実装フランジを含み、前記絶縁層の他の部分は、前記カップ実装フランジと前記コンテナ体内部壁間にクランプされている、ことを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記6)
前記エージェントカップは、前記エージェントカップフィッティングと、前記冷却媒体上に伸びる前記冷却アセンブリのスクリーンによって、間に形成される燃焼室ギャップによって、前記冷却媒体から離されていることを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記7)
前記消防エージェント発生体と前記コンテナ体に結合された封止キャップとの間に介在する圧力パッドを備え、前記圧力パッドは、前記エージェントアセンブリと前記コンテナ体内の前記冷却アセンブリを軸方向に固定し、1以上の前記圧力パッド、前記複数の間隔部材、あるいは、前記クランプされた絶縁層は、前記エージェントアセンブリと、前記コンテナ体内の前記冷却アセンブリを固定する、ことを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記8)
前記消防エージェント発生体内に配置された発火アセンブリを備えることを特徴とする付記1に記載の消防装置。
(付記9)
前記コンテナ体に沿って結合された封止キャップを備え、前記発火アセンブリは、フィッティング内に固定され、前記フィッティングは、前記封止キャップに結合されている、ことを特徴とする付記8に記載の消防装置。
(付記10)
前記発火アセンブリは、変形可能な熱トリガを含み、前記変形可能な熱トリガの少なくとも一部は、特定の温度で変形し、前記消防エージェント発生体を発火させることを特徴とする付記8に記載の消防装置。
(付記11)
冷却アセンブリを含む消防装置であって、
前記冷却アセンブリは、
冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を備え、前記冷却ハウジング体は、
前記冷却媒体室の第1の端の近くの第1のスクリーン支持体と、
前記冷却媒体室の第2の端の近くの第2のスクリーン支持体と、
前記第1あるいは前記第2の端の近くのエージェントカップシートと、
前記冷却ハウジング体から伸びる複数の間隔部材とを含み、
前記冷却ハウジング体内の冷却媒体を備え、
それぞれ、前記第1と第2のスクリーン支持体の位置で前記冷却ハウジング体に結合したスクリーンを備える、ことを特徴とする消防装置。
(付記12)
前記冷却ハウジング体は、前記第1と前記第2の端に複数の湾曲可能なタブを含み、少なくとも第1の湾曲可能なタブは、前記第1あるいは第2のスクリーン支持体内部に湾曲され、少なくとも第2の湾曲可能なタブは、前記エージェントカップシート内部に湾曲されていることを特徴とする付記11に記載の消防装置。
(付記13)
前記第1あるいは第2のスクリーン支持体に対応する前記第1の湾曲可能なタブは、前記エージェントカップシートに対応する前記第2の湾曲可能なタブに対し、前記第1あるいは前記第2の端から長さ方向に奥まった位置にあることを特徴とする付記11に記載の消防装置。
(付記14)
前記複数の湾曲可能なタブは、前記冷却ハウジング体の周りにずらして配置されていることを特徴とする付記11に記載の消防装置。
(付記15)
前記複数の間隔部材は、前記冷却ハウジング体内に形成される、切開されたくぼみを含むことを特徴とする付記11に記載の消防装置。
(付記16)
消防エージェント発生体を内部に有し、前記エージェントカップシート内に受けられるエージェントカップフィッティングを含むエージェントカップと、
コンテナ体内部壁を有するコンテナ体を備え、前記エージェントカップと前記冷却アセンブリは、前記コンテナ体内部壁に沿って、前記コンテナ体内で結合されることを特徴とする付記11に記載の消防装置。
(付記17)
前記エージェントカップと前記冷却ハウジング体の周りに伸びる絶縁層を備え、前記絶縁層の一部は、前記複数の間隔部材と前記コンテナ体内部壁間で圧縮され、前記圧縮された絶縁層は、1以上の前記冷却ハウジング体あるいは前記エージェントカップを固定し、支持することを特徴とする付記16に記載の消防装置。
(付記18)
消防装置を製造する方法であって、
冷却コンテナ体内で冷却アセンブリを位置決めし、
前記冷却アセンブリ内に、消防エージェント発生体を含むエージェントカップを配置し、
前記コンテナ体内部壁と、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップとの間に伸びる間隔部材を用いて、前記コンテナ体内部壁から、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを離して配置し、
前記コンテナ体内部壁と前記間隔部材間の絶縁層をクランプすることにより、前記コンテナ体内部壁に沿って、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを固定する、ことを特徴とする方法。
(付記19)
1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを離して配置することは、前記冷却アセンブリから伸びる前記間隔部材を用いて、前記コンテナ体内部壁から前記冷却アセンブリを離して配置し、
前記コンテナ体内部壁から前記エージェントカップを離して配置することを含み、前記エージェントカップは、前記冷却アセンブリから伸び、前記冷却アセンブリのエージェントカップシート内の前記エージェントカップのエージェントカップフィッティングの配置によって横方向の位置決めをする前記間隔部材に従って、離して配置されることを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記20)
1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを固定することは、前記間隔部材と前記コンテナ体内部壁間の前記絶縁層の一部をクランプすることと、
前記絶縁層の残り部分を圧縮から隔離することを含み、前記間隔部材は、1以上の前記エージェントカップあるいは、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体を、圧縮されて前記絶縁層と結合されないようにすることを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記21)
前記冷却アセンブリを組み立てることを含み、前記冷却アセンブリを組み立てることは、
冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を形成することと、
前記冷却媒体室の第1の端の近くに第1のスクリーン支持体を形成することと、
前記冷却媒体室の第2の端の近くに第2のスクリーン支持体を形成することと、
前記冷却媒体室の前記第1の端の近くにエージェントカップシートを形成することを含むことを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記22)
前記第1のスクリーン支持体を形成し、かつ、前記エージェントカップシートを形成することは、
前記第1のスクリーン支持体を形成するために、前記冷却媒体室の前記第1の端の近くの第1の変形可能なタブを湾曲させることと、
前記エージェントカップシートを形成するために、前記冷却媒体室の前記第1の端の近くの第2の変形可能なタブを湾曲させることを含み、前記第1の変形可能なタブは、前記第2の変形可能なタブに対し奥まっている、ことを特徴とする付記21に記載の方法。
(付記23)
前記エージェントカップの前記消防エージェント発生体と前記冷却アセンブリ内の冷却媒体との間に燃焼室を形成することを含むことを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記24)
前記燃焼室を形成することは、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体の第1のスクリーン支持体を、前記冷却ハウジング体のエージェントカップシートから離して配置することを含むことを特徴とする付記23に記載の方法。
(付記25)
前記間隔部材を、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体内に形成することを含むことを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記26)
前記間隔部材を形成することは、前記コンテナハウジング体の側壁に、切開されたくぼみを形成することを含むことを特徴とする付記25に記載の方法。
(付記27)
発火アセンブリを、前記エージェントカップ内の消防エージェント発生体と結合することを含むことを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記28)
少なくとも1つの発火ワイヤを、フィッティングの変形可能な部分にクランプすることを含み、前記発火アセンブリを、前記消防エージェント発生体と結合することは、前記フィッティングを、前記コンテナ体と結合される封止キャップと結合することを含むことを特徴とする付記27に記載の方法。

Claims (28)

  1. 少なくとも1つの放出穴を含むコンテナ体と、
    コンテナ体内部壁に沿って結合される冷却アセンブリとを含み、前記冷却アセンブリは、
    冷却媒体を中に備える冷却ハウジング体と、
    エージェントカップシートとを備え、
    前記コンテナ体内部壁に沿って結合されたエージェントアセンブリを備え、前記エージェントアセンブリは、
    消防エージェント発生体を内部に備えるエージェントカップと、
    前記エージェントカップの端近傍のエージェントカップフィッティングとを備え、
    前記コンテナ体内部壁と、少なくとも1つの前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップとの間に伸びる複数の間隔部材を備え、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップの双方は、前記コンテナ体内部壁から、前記複数の間隔部材によって離されており、
    前記コンテナ体内部壁と前記複数の間隔部材間に結合される絶縁層を備え、前記絶縁層の一部は、1以上の前記間隔部材と前記コンテナ体内部壁間にクランプされている、ことを特徴とする消防装置。
  2. 前記複数の間隔部材と、前記1以上の前記間隔部材と前記コンテナ体間にクランプされる前記絶縁層は、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップを前記コンテナ体内に固定する、ことを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  3. 前記クランプされた絶縁層と、前記1以上の間隔部材は、前記冷却ハウジング体と前記エージェントカップを前記コンテナ体内で中心に置くことを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  4. 前記絶縁層の前記一部は、前記1以上の間隔部材と前記コンテナ体間に圧縮されており、1以上の前記冷却ハウジング体あるいは前記エージェントカップは、前記1以上の間隔部材によって、前記絶縁層の大部分と圧縮されて結合しないようにされている、ことを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  5. 前記エージェントカップは、カップ実装フランジを含み、前記絶縁層の他の部分は、前記カップ実装フランジと前記コンテナ体内部壁間にクランプされている、ことを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  6. 前記エージェントカップは、前記エージェントカップフィッティングと、前記冷却媒体上に伸びる前記冷却アセンブリのスクリーンによって、間に形成される燃焼室ギャップによって、前記冷却媒体から離されていることを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  7. 前記消防エージェント発生体と前記コンテナ体に結合された封止キャップとの間に介在する圧力パッドを備え、前記圧力パッドは、前記エージェントアセンブリと前記コンテナ体内の前記冷却アセンブリを軸方向に固定し、1以上の前記圧力パッド、前記複数の間隔部材、あるいは、前記クランプされた絶縁層は、前記エージェントアセンブリと、前記コンテナ体内の前記冷却アセンブリを固定する、ことを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  8. 前記消防エージェント発生体内に配置された発火アセンブリを備えることを特徴とする請求項1に記載の消防装置。
  9. 前記コンテナ体に沿って結合された封止キャップを備え、前記発火アセンブリは、フィッティング内に固定され、前記フィッティングは、前記封止キャップに結合されている、ことを特徴とする請求項8に記載の消防装置。
  10. 前記発火アセンブリは、変形可能な熱トリガを含み、前記変形可能な熱トリガの少なくとも一部は、特定の温度で変形し、前記消防エージェント発生体を発火させることを特徴とする請求項8に記載の消防装置。
  11. 冷却アセンブリを含む消防装置であって、
    前記冷却アセンブリは、
    冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を備え、前記冷却ハウジング体は、
    前記冷却媒体室の第1の端の近くの第1のスクリーン支持体と、
    前記冷却媒体室の第2の端の近くの第2のスクリーン支持体と、
    前記第1あるいは前記第2の端の近くのエージェントカップシートと、
    前記冷却ハウジング体から伸びる複数の間隔部材とを含み、
    前記冷却ハウジング体内の冷却媒体を備え、
    それぞれ、前記第1と第2のスクリーン支持体の位置で前記冷却ハウジング体に結合したスクリーンを備える、ことを特徴とする消防装置。
  12. 前記冷却ハウジング体は、前記第1と前記第2の端に複数の湾曲可能なタブを含み、少なくとも第1の湾曲可能なタブは、前記第1あるいは第2のスクリーン支持体内部に湾曲され、少なくとも第2の湾曲可能なタブは、前記エージェントカップシート内部に湾曲されていることを特徴とする請求項11に記載の消防装置。
  13. 前記第1あるいは第2のスクリーン支持体に対応する前記第1の湾曲可能なタブは、前記エージェントカップシートに対応する前記第2の湾曲可能なタブに対し、前記第1あるいは前記第2の端から長さ方向に奥まった位置にあることを特徴とする請求項11に記載の消防装置。
  14. 前記複数の湾曲可能なタブは、前記冷却ハウジング体の周りにずらして配置されていることを特徴とする請求項11に記載の消防装置。
  15. 前記複数の間隔部材は、前記冷却ハウジング体内に形成される、切開されたくぼみを含むことを特徴とする請求項11に記載の消防装置。
  16. 消防エージェント発生体を内部に有し、前記エージェントカップシート内に受けられるエージェントカップフィッティングを含むエージェントカップと、
    コンテナ体内部壁を有するコンテナ体を備え、前記エージェントカップと前記冷却アセンブリは、前記コンテナ体内部壁に沿って、前記コンテナ体内で結合されることを特徴とする請求項11に記載の消防装置。
  17. 前記エージェントカップと前記冷却ハウジング体の周りに伸びる絶縁層を備え、前記絶縁層の一部は、前記複数の間隔部材と前記コンテナ体内部壁間で圧縮され、前記圧縮された絶縁層は、1以上の前記冷却ハウジング体あるいは前記エージェントカップを固定し、支持することを特徴とする請求項16に記載の消防装置。
  18. 消防装置を製造する方法であって、
    冷却コンテナ体内で冷却アセンブリを位置決めし、
    前記冷却アセンブリ内に、消防エージェント発生体を含むエージェントカップを配置し、
    前記コンテナ体内部壁と、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップとの間に伸びる間隔部材を用いて、前記コンテナ体内部壁から、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを離して配置し、
    前記コンテナ体内部壁と前記間隔部材間の絶縁層をクランプすることにより、前記コンテナ体内部壁に沿って、1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを固定する、ことを特徴とする方法。
  19. 1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを離して配置することは、前記冷却アセンブリから伸びる前記間隔部材を用いて、前記コンテナ体内部壁から前記冷却アセンブリを離して配置し、
    前記コンテナ体内部壁から前記エージェントカップを離して配置することを含み、前記エージェントカップは、前記冷却アセンブリから伸び、前記冷却アセンブリのエージェントカップシート内の前記エージェントカップのエージェントカップフィッティングの配置によって横方向の位置決めをする前記間隔部材に従って、離して配置されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 1以上の前記冷却アセンブリあるいは前記エージェントカップを固定することは、前記間隔部材と前記コンテナ体内部壁間の前記絶縁層の一部をクランプすることと、
    前記絶縁層の残り部分を圧縮から隔離することを含み、前記間隔部材は、1以上の前記エージェントカップあるいは、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体を、圧縮されて前記絶縁層と結合されないようにすることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 前記冷却アセンブリを組み立てることを含み、前記冷却アセンブリを組み立てることは、
    冷却媒体室を含む冷却ハウジング体を形成することと、
    前記冷却媒体室の第1の端の近くに第1のスクリーン支持体を形成することと、
    前記冷却媒体室の第2の端の近くに第2のスクリーン支持体を形成することと、
    前記冷却媒体室の前記第1の端の近くにエージェントカップシートを形成することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  22. 前記第1のスクリーン支持体を形成し、かつ、前記エージェントカップシートを形成することは、
    前記第1のスクリーン支持体を形成するために、前記冷却媒体室の前記第1の端の近くの第1の変形可能なタブを湾曲させることと、
    前記エージェントカップシートを形成するために、前記冷却媒体室の前記第1の端の近くの第2の変形可能なタブを湾曲させることを含み、前記第1の変形可能なタブは、前記第2の変形可能なタブに対し奥まっている、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記エージェントカップの前記消防エージェント発生体と前記冷却アセンブリ内の冷却媒体との間に燃焼室を形成することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  24. 前記燃焼室を形成することは、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体の第1のスクリーン支持体を、前記冷却ハウジング体のエージェントカップシートから離して配置することを含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記間隔部材を、前記冷却アセンブリの冷却ハウジング体内に形成することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  26. 前記間隔部材を形成することは、前記コンテナハウジング体の側壁に、切開されたくぼみを形成することを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 発火アセンブリを、前記エージェントカップ内の消防エージェント発生体と結合することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  28. 少なくとも1つの発火ワイヤを、フィッティングの変形可能な部分にクランプすることを含み、前記発火アセンブリを、前記消防エージェント発生体と結合することは、前記フィッティングを、前記コンテナ体と結合される封止キャップと結合することを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
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