JP2014515956A - 上部構造およびその製作方法 - Google Patents

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Abstract

歯科用上部構造またはその一部を製作する方法(30)が提供される。方法は、(i)被検者の口から歯科用印象を取るステップ(31)と、(ii)作業模型を得るためにアナログを印象に取り付けるステップ(32)と、(iii)ねじチャネル部分(11、21)およびインプラント協動部分(12、22)を備えるねじチャネル指向装置(10、20)を作業模型に装着するステップ(33)であり、前記ねじチャネル部分(11、21)が、前記インプラント協動部分(12、22)に対して傾斜可能である、ステップ(33)と、(iv)ねじチャネル部分(11、21)を、インプラント協動部分(12、22)に対して所望する角度へと傾斜させるステップ(34)と、(v)ねじチャネル指向装置(10、20)上にマスター上部構造またはその一部を作成する型を形成するステップと、(vi)マスター上部構造またはその一部に基づいて型を形成するステップ(37)と、(vii)歯科用上部構造またはその一部を鋳造する(38)、またはCAD/CAM形成するステップとを含む。ねじチャネル指向装置の実施形態もまた提供される。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、歯科用インプラントまたは歯科用アバットメントに装着するための歯科用上部構造を製作する方法に関する。より詳細には、本発明は、前記上部構造を歯科用インプラントまたは歯科用アバットメントにねじ留めする角度付きねじチャネルを備えた、鋳造またはCAD/CAMミリング/焼結によるこのような歯科用上部構造を製作する方法に関する。
歯科用補綴を患者のあごに固定する場合、オッセオインテグレートされた歯科用インプラントに上部構造(スーパーストラクチャー)を装着することが一般に知られている。しかし、歯科用インプラントの位置および角度は、患者ごとに大きく異なるので、角距離を使用することが一般的である。こうした距離は、歯科用インプラント上に配置され、次いで、上部構造がその距離に接着されることが最も多いが、それは、上部構造をこのような距離にねじ留めするのが困難なためである。しかし、別々の距離を使用する場合、こうした別々の距離は、必然的に、少なくともある程度、歯科用インプラントの軸方向に延びることになる。その場合、上部構造をあてがうことは、実質的に距離の平行な配置を必要とするので、このような距離に上部構造をあてがうことは、しばしば非常に困難であるか、また不可能なことさえある。さらに、このような距離を用いる場合の取付け工程は、必要とされる一致を見出すために、膨大な数の様々な距離をインプラントに対して試験する必要があるため、非常に複雑であり、かつ扱いにくいものになる。さらに、距離と上部構造の間の境界面は、衛生上、悪い。
ねじ留めされた上部構造で、ねじチャネル開口部の所望の位置を模型化するために、被検者のあごの模型においてアクリル管を配置することが知られている。模型は、オッセオインテグレートされた歯科用インプラントの位置を示しており、アクリル管がこれらの位置に配置され、所望の湾曲へと曲げられた後、この曲げられたアクリル管に基づいて型が形成される。その後に、別々の座面支持円筒が、鋳造された上部構造と共に平坦化され、その後、別々のねじ部材座面支持円筒が、鋳造された上部構造に溶接される。
しかし、アクリル管を正しく曲げることは困難な場合がある。管を所望の湾曲へと曲げることは面倒であり、管は、曲げた後に撓むこともあり、誤った角度が付いた型を生じるおそれがある。さらに、湾曲に従って曲げられたねじチャネルを得ることが可能であるにすぎず、それにより、装着されたねじ座面の開口部の中心軸と、ねじチャネル開口部の中心軸との間の角度は、17度未満の角度に限定される。さらに、製作手順は、鋳造、平坦化、嵌合、溶接などのいくつかの別々の製作ステップを含む非常に扱いにくいものである。
したがって、角距離の改良された構成を可能にする新しい方法および装置が求められている。
したがって、本発明は、好ましくは、単独で、または任意の組合せで、当技術分野における上記で特定された不備および不利益のうちの1つまたは複数を軽減する、緩和する、または解消することを求め、かつ少なくとも上記で述べた問題を以下を提供することによって解決する:
歯科用上部構造またはその一部を製作するための方法であって、(i)被検者の口から歯科用印象を取るステップ、(ii)作業模型を得るためにアナログを印象中に取り付けるステップ、(iii)ねじチャネル部分およびインプラント協動部分を備えるねじチャネル指向装置を作業模型に装着するステップであり、前記ねじチャネル部分が、インプラント協動部分に対して傾斜可能である、ステップ、(iv)ねじチャネル部分を、インプラント協動部分に対して所望する角度へと傾斜させるステップ、(v)ねじチャネル指向装置上に、マスター上部構造またはその一部を作成する型を形成するステップ、(vi)マスター上部構造またはその一部に基づいて型を形成するステップ、および(vii)歯科用上部構造またはその一部を鋳造する、またはCAD/CAM形成するステップを含む、方法と
ねじチャネル部分およびインプラント協動部分を備えるねじチャネル指向装置であって、前記ねじチャネル部分が、遠位端にねじチャネル開口部、および近位端にねじ孔を有するねじ部材座面を備え、ねじチャネル部分の近位端が、内側の底部表面が凹形状を有し、その外側の底部表面が凸形状を有するようなボウル形状をしており、ねじ部材座面のねじ孔が長孔であり、前記インプラント協動部分がその近位端にインプラント座面、および遠位の凹形のねじチャネル部分座面を有するカラー形状をしており、ねじチャネル部分座面が、玉継手を形成するように、ねじチャネル部分の外側底部表面の半径に対応する半径を有し、したがって、ねじチャネル部分の中心軸を、インプラント協動部分の中心軸に対して傾斜させる/角度を付けることができる、ねじチャネル指向装置と、
ねじチャネル部分およびインプラント協動部分を備えるねじチャネル指向装置であって、前記ねじチャネル部分が、遠位端にねじチャネル開口部を、かつ近位端に遠位の把持部分を有するねじ部材を備え、前記ねじ部材が、ねじチャネルの底部近位端でねじ部材座面に配置され、前記ねじ部材が、近位端にねじ部材頭部を有し、前記ねじ部材頭部が、インプラント協動部分と協動するように適合された周辺輪郭の形の頭部形状を有しており、前記ねじ部材部分が、玉継手を形成するように、インプラント協動部分上の凸形の相互作用表面と協動するための凹形の相互作用表面を備え、前記ねじ部材頭部は、ねじチャネル部分の中心軸が、インプラント協動部分の中心軸に対して傾斜したとき、インプラント協動部分上の接触表面と協動するための遠位の斜め接触表面を有する、ねじチャネル指向装置である。
本発明が可能な、これらのおよび他の態様、特徴、ならびに利点は、添付の図面を参照し、本発明の実施形態の以下の説明を読めば明らかであり、明確なものとなろう。
実施形態による傾斜可能なねじチャネル指向装置の概略横断面図である。 実施形態による傾斜可能なねじチャネル指向装置の概略横断面図である。 実施形態による傾斜可能なねじチャネル指向装置の概略横断面図である。 他の実施形態による傾斜可能なねじチャネル指向装置の概略横断面図である。 他の実施形態による傾斜可能なねじチャネル指向装置の概略横断面図である。 実施形態による方法のステップを示す流れ図である。 他の実施形態による方法のステップを示す流れ図である。
本発明のいくつかの実施形態は、当業者が本発明を実施することができるように、添付の図面を参照して以下でより詳細に述べるものとする。しかし、本発明は、多くの様々な形態で実施することが可能であり、本明細書で述べる諸実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。そうではなくて、これらの実施形態は、本開示が、当業者にとって十分かつ完全なものであり、かつ本発明の範囲を完全に伝えるものとなるように提供される。諸実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。さらに、添付図面で示される特定の実施形態の詳細な説明で使用される専門用語は、本発明を限定することを意図するものではない。
本発明の実施形態は、改良された傾斜可能性および製作の容易化を備えた鋳造歯科用上部構造を作成するための方法に関する。本実施形態は、ねじチャネル指向装置の形態の角距離の支援により実現される。ねじチャネル指向装置は、鋳造歯科用上部構造で角度付きねじチャネルを得るために使用され、それにより、従来技術による曲げられたねじチャネルを有する鋳造上部構造と比較して、ねじチャネル開口部の中心軸と、被検者のあごにオッセオインテグレートされた歯科用インプラントの中心軸との間の角度を増加させることができる。
図1による実施形態では、ねじチャネル指向装置10が提供される。ねじチャネル指向装置10は、ねじチャネル部分11とインプラント協動部分12とを備える。ねじチャネル部分11は、遠位端にねじチャネル開口部13を備える。ねじチャネル部分11はまた、ねじチャネルの近位端にねじ部材座面14を備える。ねじチャネル部分11は、中心軸、遠位のねじチャネル開口部端、および近位のねじ部材座面端を備える実質的に円筒形のものとすることができる。ねじチャネルの中心軸は、ねじチャネル開口部の中心と、ねじ部材座面14の開口部とを通る。ねじチャネル部分11は、ねじチャネルの中心軸に沿って円形の横断面を有することが好ましい。円形の横断面は、近位端で第1の直径を有し、次いで、ねじチャネルの長手方向の中心軸に沿ってその近位端に向けて移動すると増加することができる。近位端で、ねじチャネル部分11は、ボウル形状をしており、したがって、内側の底部表面は凹形状を有し、またその外側の底部表面15、すなわち、その近位端は凸形状を有する。ねじ部材座面14のねじ孔は長孔である。長孔とは、延びた孔のことである。
インプラント協動部分12は、その近位端にインプラント座面16と、遠位の凹形のねじチャネル部分座面17とを備えるカラーである。ねじチャネル部分座面17は、ねじチャネル部分11の外側の近位端の半径に対応する半径を有し、したがって、ねじチャネル部分11を、インプラント協動部分12が配置されるインプラントに対して、傾斜させる/角度を付けることができる。インプラント協動部分12の近位端におけるインプラント座面16は、市販されている様々なインプラントシステムに従って調整することができ、したがって、どの歯科用インプラントが患者の顎骨に挿入されるかに応じて、様々なインプラント協動部分を使用することができる。
インプラント協動部分12上で、ねじチャネル部分11に角度を付ける/傾斜させる場合、ねじ部材18が、ねじチャネル部分11のねじチャネルの中に挿入される。次いで、ねじチャネル部分11は、インプラント協動部分12がインプラントの遠位にあるがねじチャネル部分11の近位にある状態で、インプラント協動部分12のカラーの管腔を通して、歯科用インプラントの中に緩くねじ留めされる。この位置で、長孔が所望の位置になるように、すなわち、長孔が、ねじチャネル部分11に角度を付ける/傾斜させることが望まれる平面の方向に存在するように、ねじチャネル部分11を回転することにより、ねじチャネル部分11を、所望の位置へと角度を付ける/傾斜させることができる。ねじ部材部分11の長孔は、図1Bで分かるように、中心軸からねじチャネル部分11の周辺に向けて延びることができ、図は、作業模型の方向に配置されるよう意図された端部からのねじチャネル部分11を示している。したがって、ねじチャネル部分11を、インプラント協動部分12の凹形のねじチャネル部分座面17の中で、長孔の延長部に沿って摺動させることにより、インプラント協動部分12が、まだ完全に固定されていないが、インプラントアナログを介して模型に取り付けられたとき、図1Cで分かるように、模型に対して中空のねじチャネル部分11を傾斜させることができる。
図2では、ねじチャネル指向装置の他の実施形態が示されている。この実施形態では、ねじチャネル指向装置20は、ねじチャネル部分21とインプラント協動部分22とを備える。ねじチャネル部分21は、遠位端にねじチャネル開口部23を備える。ねじチャネル部分21は、中心軸、遠位のねじチャネル開口部端、および内部のねじ山を有する近位のねじ孔24を備えた、ねじチャネルの延長部に沿った実質的に円筒形のものとすることができる。ねじチャネルの中心軸はまた、ねじチャネル開口部23の中心軸である。ねじチャネル部分21は、ねじチャネルの中心軸に沿って円形の横断面を有することが好ましい。
ねじチャネル部分21のねじチャネルの近位端には、ねじ部材25が配置される。ねじ部材25は、ねじチャネル部分21のねじチャネルの底部の近位端でねじ部材座面を貫通して延びる。ねじ部材25は、ねじ回し、レンチ、スパナなどのねじ留め装置と協動するように適合された遠位の把持部分26を有する。近位端に、ねじ部材は、ねじ部材頭部27を有する。ねじ部材頭部27は、以下に従って、歯科用インプラントまたはインプラントアナログの中にインプラント協動部分22をねじ込むために、インプラント協動部分22と協動するように適合された周辺輪郭の形の頭部形状を有する。ねじ部材座面の近位方向に、ねじチャネル部分21は、インプラント協動部分22と協動するための凹形の相互作用表面28を備える。
一実施形態では、ねじ部材25は、把持部分の近位に右巻きにねじが切られた部分を有する。この右巻きにねじが切られた部分は、右回りに遠位の把持部分を回転させることにより、ねじ部材を遠位方向にねじ込むために使用されて、インプラント協動部分22を歯科用インプラントまたはインプラントアナログに固定することができる。
他の実施形態では、ねじ部材25は、遠位のねじ山部分および近位のねじ山部分の形の、遠位の把持部分の近位に2つのねじ山部分を備える。遠位のねじ部分は、右巻きにねじが切られており、近位のねじ山部分は、左巻きにねじが切られていることが好ましい。ねじ部材頭部27は、次いで、近位の左巻きのねじ山によりねじ部材25に取り付けられる。ねじ部材頭部27が左巻きのねじ山によりねじ部材25に接続された場合、ねじ部材頭部27は、ねじ部材頭部が、底部位置になった後、すなわち、インプラント協動部分22と底部で協動状態にあるとき、またはインプラント協動部分22およびねじチャネル部分21が以下により互いに押されたとき、把持部分26を左回りに回転させることにより、ねじ部材25からねじを進ませて分離することができる。これは、ねじチャネル部分21が、上部構造に対して、溶接、鋳造、または半田付けなどで固定されたとき、ねじチャネル部分21とインプラント協動部分22の分離を可能にする技術的効果をもたらす。
インプラント協動部分22は、インプラント協動部分22を歯科用インプラントに固定するのに適した、外側のねじ山を有するねじが切られた部分を備える近位のピン28を有する。歯科用インプラント座面協動部分は、インプラント座面の円周方向にフランジ29を配置することにより、ピン28の遠位端に配置することができ、前記フランジは、歯科用インプラントの遠位端における歯科用インプラント座面に対応する内側輪郭を有する。上記によれば、異なるインプラント座面を有する様々なインプラントシステムが市販されており、したがって、どの歯科用インプラントが患者の顎骨に挿入されるかに応じて、様々なインプラント協動部分22を使用することができる。
インプラント協動部分22はその遠位端に、ねじ部材の近位のねじ部材頭部の形状に対応している内側の把持空洞部を有しており、したがって、ねじ部材頭部が、インプラント協動部分22の遠位の内側把持空洞部と係合して協動状態にあるとき、ねじ部材を回転してインプラント協動部分22を歯科用インプラントの中にねじ込むことにより、インプラント協動部分22を、歯科用インプラントにねじで固定することができる。
インプラント協動部分22は、外側の凸形状を有し、ねじチャネル部分21と協動するための凸形の相互作用表面を形成する。凸形の相互作用表面は、ねじチャネル部分21の近位の凹形の相互作用表面と協動するように適合されており、したがって、協動は、玉継手として動作し、それにより、ねじチャネル部分21は、所望する位置へと角度を付ける/傾斜させることができる。
ねじ部材頭部27は、ねじチャネル部分21が、インプラント協動部分22と完全に位置合せされて配置されたとき、すなわち、ねじチャネル部分21の中心軸がインプラント協動部分の中心軸と一致したとき、インプラント協動部分22の遠位端で対応する形状を有する空洞部の底部の中に挿入されるように適合される。次にねじチャネル部分21の中心軸を、インプラント協動部分22の中心軸に対して角度を付けた場合、ねじ部材頭部27を、インプラント協動部分22からもはや分離することはできない。これは、例えば、半球もしくは球形状など、ねじ部材頭部27の遠位端上に斜め接触表面を有することにより、かつインプラント協動部分22の空洞部に対応する負の斜め表面を有することにより達成することができる。このように、ねじ部材頭部27は、ねじチャネル部分21をインプラント協動部分22に固定するように、遠位方向にねじ込むことができる。
実施形態では、図3の流れ図によれば、鋳造歯科用上部構造を作成するための方法30が提供される。鋳造歯科用上部構造は、上記によるねじチャネル指向装置により、角距離の支援によって製作される。ねじチャネル指向装置は、鋳造歯科用上部構造に角度が付いたねじチャネルを得るために使用され、それにより、ねじチャネル開口部の中心軸と、被検者のあごでオッセオインテグレートされた歯科用インプラントの中心軸との間の角度を、従来技術による曲げられたねじチャネルを有する鋳造上部構造と比較して増加させることができる。したがって、ねじチャネル指向装置のねじチャネルは、中空の円筒形ねじチャネルを貫通して延びる実質的に1つの中心軸を有する。
ねじチャネル指向装置は、上記で述べたねじチャネル部分およびインプラント協動部分によって傾斜させることができる。
一実施形態では、ねじチャネル部分は、鋳込み温度で溶融可能にすることができ、したがって、ねじチャネル部分は鋳造中に分解する。これらの例では、ねじチャネル部分は、プラスチックまたはワックスから作ることができる。
当業者には知られた方法により、被検者から歯科用印象が取られる(31)。印象から、当業者に知られた方法に従って、被検者の歯科状態の模型が製作される。取得された被検者の歯科状態の模型に、インプラントアナログが取り付けられる(32)。
次いで、ねじチャネル指向装置が、以下に従って、ラボ用ねじを用いて作業模型のアナログ上に装着される(33)。ねじチャネル指向装置の角度は、ねじチャネル指向装置に含まれるねじチャネル部分をインプラント協動部分に対して傾斜させることにより調整される(34)。次いで、ラボ用ねじが締め付けられて、ねじチャネル指向装置のねじチャネル部分を、作業模型に対して所望する角度で最終的に固定する(35)。
これは、18と25の間など、17度よりも大きい角度を達成できるので有利であり、上部構造上へのねじチャネル開口部の配置において、より大きな自由度を可能にするため望ましい。従来技術の鋳造上部構造により曲げられたねじチャネルとは対照的に、角度が付いたねじチャネルはまた、ねじチャネルへのアクセスを向上させる。
距離模型の上部で、上部構造マスターが、ワックスまたは他の溶融可能な材料から作られる(36)。このように、上部構造マスターは、角度が付いたねじチャネルを用いて得られるが、その角度は、被検者の歯科状態に対して最適に適合されている。
その後、マスター上部構造は、図1によるねじチャネル指向装置が使用された場合、ラボ用ねじを取り外すことにより分解されるか、あるいは図2によるねじチャネル指向装置が使用された場合、インプラントアナログからインプラント協動部分22のねじ付きピンを緩めることにより分解される。マスター上部構造は、次いで、ねじチャネル指向装置をマスター上部構造から静かに抜き出すことによって、ねじチャネル指向装置から分離することができる。
ねじチャネル指向装置をマスター上部構造中に残すことも可能である。
さらに他の実施形態では、マスター上部構造は、ミリングおよび焼結など、その後に続くCAD/CAM形成を行うために、ねじチャネル指向装置10、20上に配置されているとき、走査される。
次いで、マスター上部構造は、当業者であれば理解されるように、距離を鋳造するために最終的に使用される材料に特有の埋込みペースト(embedding paste)と共にキュベットに埋め込まれる。
ねじチャネル指向装置、またはねじチャネル指向装置のねじチャネルを抜き出すときに得られた空洞部もまた、埋込みペーストで満たされる。ねじチャネル指向装置のねじチャネル部分が、上記による鋳造手順中に溶融する材料からなるこれらの例では、その後の鋳造で型がねじチャネル部分と置き換わることになる。
キュベットは、埋込みペーストに特有の指向に従って事前に加熱されており、それにより、マスター上部構造とねじチャネル指向装置を共に溶融させることになるが、これらの例では、ねじチャネル指向装置は、この予熱中に溶融する材料から作られ、また埋込みペーストは硬化して、型が形成される(37)。
ねじチャネル指向装置の空洞部もまた、埋込みペーストで満たされていたので、型は、管状の、角度のある幾何学的形状、すなわち、角度が付いたねじチャネルを有する上部構造の所望の形状を幾何学的に反転させたものを表す。
角度が付いたねじチャネルを有する上部構造は、次いで、材料の製造者の推薦に従って当業者にはよく知られたチタンまたはコバルト/クロム合金など、最適な金属で鋳造される38。冷却後、角度が付いたねじチャネルを有する鋳造上部構造には、好ましくは、110と250μmの間の寸法を有する酸化アルミニウム粒子を吹き付けて滑らかな表面を生成することができる。
任意選択で、アナログ/フィクスチャと相互作用するように意図された金属表面は、リーマを用いて調整することができる。他の表面は、超硬切削具により調整することができる。
以上により、角度が付いたねじチャネルを有する上部構造を、被検者にいつでも嵌合させることができる。上部構造の歯科的表面仕上げ(facing)を、当業者に知られた方法に従って加えることができる。
図4による他の実施形態では、大型のねじチャネル部分を有するねじチャネル指向装置による、角度が付いたねじチャネルを有する上部構造を作成するための方法40が提供される。
ねじチャネル指向装置は、上記によるねじチャネル部分およびインプラント協動部分により傾斜させることができる。
大型のねじチャネル部分は、以下で明らかになる理由で、その後に使用されるねじチャネル部分よりも大きい。
方法40の第1ステップは、前に述べた方法30に類似したものである。
当業者に知られた方法により、歯科用印象が被検者から取られる(31)。インプラントアナログが印象に取り付けられ(32)、作業模型が石膏から作られる。大型のねじチャネル部分が、ラボ用ねじを用いて、インプラント協動部分により作業模型に装着される(33)。
ねじチャネル指向装置の角度は、インプラント協動部分に対してねじチャネル部分を傾斜させることにより調整され(34)、その後、ラボ用ねじが締め付けられて、傾斜可能な、大型の距離模型部分を所望する角度で作業模型に最終的に固定する(35)。
任意選択で、距離模型は、滑らかな表面を作るためにワックスで隔離されている。
距離模型の上部で、上記で述べたプラスチックまたはワックスなどの溶融可能な材料から、マスター上部構造が作られる(36)。
任意選択で、事前鋳造が行われる。
マスター上部構造は、インプラントアナログ(複数可)から取り外された後、大型のねじチャネル部分から咬合方向に取り外される(41)。
マスター上部構造は、次いで、当業者であれば理解されるように、距離を鋳造するために最終的に使用される材料に特有の埋込みペーストと共にキュベットに埋め込まれる。
キュベットは、埋込みペーストに特有の指向に従って事前に加熱されており、それにより、構成物を溶融させ、かつ埋込みペーストを硬化させて、型が形成される(37)。
上部構造は、製造者の推薦に従って当業者にはよく知られたチタンまたはコバルト/クロム合金など、最適な金属を用いて型で鋳造される(38)。角度が付いたねじチャネルを有する鋳造上部構造には、好ましくは、110と250μmの間の寸法を有する酸化アルミニウム粒子を吹き付けて滑らかな表面を生成させる。
任意選択で、アナログ/フィクスチャと相互作用するように意図された金属表面は、リーマを用いて調整することができる。他の表面は、超硬切削具により調整することができる。
ねじチャネル指向装置11、21は、次いで、大型のねじチャネル部分により形成された空洞部の中に挿入される。ねじチャネル指向装置11、21の寸法は、このように、形成/鋳造された空洞部に嵌合するように適合される。上部構造は、次いで、ラボ用ねじ(複数可)により作業模型に締結される。
ねじチャネル指向装置は、次いで、溶接、接着、または半田付けなど、マスター上部構造に共に固定される(42)。これは、まずねじチャネル指向装置を鋳造上部構造に咬合方向に、次いでインプラント協動部分の位置で溶接/接着/半田付けをすることにより行うことができ、それにより、角度が付いたねじチャネル(複数可)を有する上部構造が形成される。
次に、ねじチャネル指向装置は、上部構造の縁部から外側に、咬合方向に延びる部分が何もないように、鋳造上部構造と嵌合するように切削される(43)。以上により、上部構造を、被検者にいつでも嵌合させることができる。上部構造の歯科的表面仕上げを、当業者に知られた方法に従って加えることができる。
ねじチャネル部分11、21は、模型が先行するように設計された角距離の作成中に溶融する材料から作ることができる。溶融可能な材料の例は、プラスチックまたはワックスである。
ねじチャネル指向装置10、20のねじチャネル部分11、21は、代替的に、チタンまたはコバルト/クロム合金などの金属から作ることもできる。
本発明が特定の実施形態を参照して上記で述べられてきたが、本発明は、本明細書に記載された特定の形態に限定されることを意図するものではない。そうではなくて、本発明は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定され、上記の特定の実施形態以外の実施形態も同様に、これらの添付の特許請求の範囲に含めることが可能である。
特許請求の範囲では、用語「comprises/comprising(含む/備える)」は、他の要素またはステップの存在を排除するものではない。さらに、個々に列挙されていても、複数の手段、要素、または方法ステップを、例えば、単一のユニットもしくはプロセッサにより実施することができる。加えて、個々の特徴を異なる特許請求の範囲に含めることができるが、これらは、組み合わせると有利になる可能性があることもあり、異なる特許請求の範囲に含めることが、特徴を組み合わせることができない、かつ/または有利ではないことを意味するものではない。さらに、単数形の参照は、複数形を排除するものではない。用語「a(1つの)」、「an(1つの)」、「第1の」、「第2の」などは、複数形を除外するものではない。特許請求の範囲における引用符号は、単に明確な例として提供されているだけであり、決して特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (10)

  1. 歯科用上部構造またはその一部を製作するための方法(30)であって、
    (i)被検者の口から歯科用印象を取るステップ(31)と、
    (ii)作業模型を得るためにアナログを前記印象に取り付けるステップ(32)と、
    (iii)ねじチャネル部分(11、21)およびインプラント協動部分(12、22)を備えるねじチャネル指向装置(10、20)を前記作業模型に装着するステップ(33)であり、前記ねじチャネル部分(11、21)が、前記インプラント協動部分(12、22)に対して傾斜可能である、ステップ(33)と、
    (iv)前記ねじチャネル部分(11、21)を、前記インプラント協動部分(12、22)に対して所望する角度へと傾斜させるステップ(34)と、
    (v)前記ねじチャネル指向装置(10、20)上に、マスター上部構造またはその一部を作成する型を形成するステップと、
    (vi)前記マスター上部構造またはその一部に基づいて型を形成するステップ(37)と、
    (vii)前記歯科用上部構造またはその一部を鋳造するステップ(38)、またはCAD/CAM形成するステップと
    を含む方法。
  2. ステップ(vii)は鋳造するステップ(38)であり、
    前記方法は、
    (viii)ステップ(v)とステップ(vi)との間で前記マスター上部構造から前記ねじチャネル指向装置(10、20)を取り外すステップと、
    (ix)ステップ(v)で前記ねじチャネル指向装置(10、20)により形成された空洞部の形状に対応するねじチャネル指向装置(10、20)を挿入するステップ(42)と、
    (x)ステップ(ix)で挿入された前記ねじチャネル指向装置(10、20)を、溶接、接着、または半田付けにより装着するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. ねじチャネル指向装置(10、20)、またはその前記ねじチャネル部分(11、21)が、ステップ(vi)または(vii)中に溶融される、請求項1に記載の方法。
  4. ねじチャネル指向装置(10、20)、またはその前記ねじチャネル部分(11、21)が、金属のねじチャネル指向装置(10、20)、または金属のねじチャネル部分(11、21)であり、ステップ(vii)中に前記上部構造に接着される、請求項1に記載の方法。
  5. ねじチャネル部分(11)およびインプラント協動部分(12)を備えるねじチャネル指向装置(10)であって、
    前記ねじチャネル部分(11)が、遠位端にねじチャネル開口部(13)、および近位端にねじ孔を有するねじ部材座面(14)を備え、
    前記ねじチャネル部分(11)の前記近位端が、内側の底部表面が凹形状を有し、かつその外側の底部表面(15)が凸形状を有するようなボウル形状をしており、
    前記ねじ部材座面(14)の前記ねじ孔が長孔であり、
    前記インプラント協動部分(12)が、その近位端にインプラント座面(16)、および遠位の凹形のねじチャネル部分座面(17)を有するカラー形状をしており、
    前記ねじチャネル部分座面(17)が、玉継手を形成するように、前記ねじチャネル部分(11)の前記外側の底部表面(15)の半径に対応する半径を有し、前記ねじチャネル部分(11)の中心軸を、前記インプラント協動部分(12)の中心軸に対して傾斜させる/角度を付けることができる、ねじチャネル指向装置(10)。
  6. ねじチャネル部分(21)およびインプラント協動部分(22)を備えるねじチャネル指向装置(20)であって、
    前記ねじチャネル部分(21)が、遠位端にねじチャネル開口部(23)、および近位端に遠位の把持部分(26)を有するねじ部材(25)を備え、
    前記ねじ部材(25)が、前記ねじチャネルの底部の近位端でねじ部材座面中に配置され、
    前記ねじ部材(25)が、近位端にねじ部材頭部(27)を有し、前記ねじ部材頭部(27)が、前記インプラント協動部分(22)と協動するように適合された周辺輪郭の形の頭部形状を有しており、
    前記ねじ部材部分(21)が、玉継手を形成するように、前記インプラント協動部分(22)上の凸形の相互作用表面と協動するための凹形の相互作用表面(28)を備え、
    前記ねじ部材頭部(27)は、前記ねじチャネル部分(21)の中心軸が、前記インプラント協動部分(22)の中心軸に対して傾斜したとき、前記インプラント協動部分(22)上の接触表面と協動するための遠位の斜め接触表面を有する、ねじチャネル指向装置(20)。
  7. 前記ねじ部材(25)が、前記把持部分(26)の近位に右巻きにねじが切られた部分を有し、前記ねじチャネルの近位端の前記ねじ孔が、対応するねじ切り部を有し、したがって、前記ねじ部材(25)の前記右巻きにねじが切られた部分が、前記ねじ孔の前記ねじ切り部の中を進むことができる、請求項6に記載のねじチャネル指向装置。
  8. 近位のねじ山部分をさらに備え、前記近位のねじ山部分が左巻きにねじが切られており、前記ねじ部材頭部(27)が、対応するねじ切り部を有し、したがって、前記ねじ部材(25)の前記左巻きにねじが切られた近位のねじ山部分が、前記前記ねじ部材頭部(27)の前記ねじ切り部の中を進むことができる、請求項7に記載のねじチャネル指向装置。
  9. 少なくとも前記ねじチャネル部分(11、21)が、プラスチック材料からなる、請求項5から8のいずれかに記載のねじチャネル指向装置(10、20)。
  10. 少なくとも前記ねじチャネル部分(11、21)が、金属のねじチャネル部分(11、21)である、請求項5から8のいずれかに記載のねじチャネル指向装置(10、20)。
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