JP2014509489A - ヘテロジニアスネットワークにおけるセル選択方法及び装置 - Google Patents

ヘテロジニアスネットワークにおけるセル選択方法及び装置 Download PDF

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Abstract

ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法及び装置である。該方法、端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれマクロ基地局及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定し;推定された信号対雑音比をスループットにマッピングし、マクロ基地局によりスケジューリングされた時の第一スループット及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを求め;及び、前記第一スループット及び第二スループットに基づいてセル選択偏移量を調整し、端末が調整後の前記セル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことを含む。本発明の実施例によれば、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる。

Description

本発明は、一般的に、無線通信技術分野に関し、特に、ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法及び装置に関する。
LTE-A(long term evaluation advanced、ロング・ターム・エボリューション・アドバンスド)システムでのユーザカバレッジ率を改善し、システムのスループット及びユーザのデータ伝送レートを向上させるために、従来のセルラーネットワークと異なる幾つかのネットワークノードが導入されており、これらのネットワークノードは、ヘテロジニアスネットワークノードと称され、それ相応に、従来のセルラーネットワークのネットワークノードを有するのみならず、ヘテロジニアスネットワークノードをも有するネットワークは、ヘテロジニアスネットワークと称される。
そのうち、ヘテロジニアスネットワークノードは、通常、HeNB(Home eNodeB、ホーム基地局)、Pico-cell(ピコセル)等を含んでもよい。従来のセルラーネットワークのネットワークノードについて言えば、これらのヘテロジニアスノードは、低い送信パワー(電力)、特定の領域又はユーザに対してのカバレッジ、及び柔軟なネットワーク構成方式等の特徴を有し、配置が合理的であれば、LTE-Aシステムでのユーザカバレッジ率を大幅に改善することができる。説明の便宜のために、従来のセルラーネットワークのネットワークノードをマクロ基地局と称し、ヘテロジニアスノードを低パワー基地局と称する。
実際の応用では、端末は、セル選択を行う時に、各基地局から受信したRSRP(Reference Signal Received Power、基準信号受信パワー)の高低に基づいて行い、受信したRSRPが最高である基地局のセルに属する。端末が受信したRSRPは、基地局までの遠近(距離)に関するのみならず、基地局の送信パワーにも関する。しかし、上述のように、ヘテロジニアスネットワークでは、低パワー基地局の送信パワーが比較的低いので、次のような状況が存在する可能性があり、即ち、某端末が某マクロセルの境界に位置し、マクロ基地局までの距離が比較的遠いと同時に、該端末付近に某低パワー基地局も配置されており、該低パワー基地局がカバーする領域がPicoセルであるとすると、該端末が測定したマクロ基地局のRSRPが依然として低パワー基地局のRSRPよりも高い可能性があり、これにより、セル選択時に、該端末が最終的にマクロセルに属してしまい。しかし、実際に、該端末がPicoセルに属すれば、より高いデータ伝送レートを得る可能性があり、ネットワーク全体について言えば、システムのリソース利用率及びスループットを向上させることもできる。
上述の考えにより、より多くのユーザをPicoセルに属させるために、従来技術では、RSRPに基づいてセル選択を行う上で、Picoセルに偏する“RSRP+bias”が導入されている。そのうち、biasは、偏移量(オフセット)に相当し、端末は、セル選択を行う時に、マクロ基地局及び低パワー基地局のRSRPを測定した後に、まず、低パワー基地局のRSRPに該biasを加え、それから、マクロ基地局のRSRPとの比較を行い、最終的に、属すべき目標セルを選択する。明らかであるように、この種の方式は、より多くのユーザをPicoセルに属させることができ、システムのリソース利用率及びスループットの向上に有利である。
しかし、従来技術中の偏移量“bias”は、セルレベルのパラメータであり、即ち、同一セルでの全ての端末は、同じ“bias”を用いてセル選択を行う。しかし、この統一した“bias”は、全ての端末に適合するとは言えないので、システムのリソース利用率及びスループットの向上は限られている。
上述に鑑み、本発明の実施例は、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる、ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の一側面によれば、ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法が提供される。該方法は、端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを利用して、該端末がマクロ基地局及び低パワー基地局によりそれぞれスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定し;推定された信号対雑音比をスループットにマッピングし、マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを取得し;及び、前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行い、これにより、端末が調整後の前記セル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことを含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置が提供される。該装置は、端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がマクロ基地局及び低パワー基地局によりそれぞれスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成される信号対雑音比推定ユニット;推定された信号対雑音比をスループットにマッピングし、マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを取得するように構成されるスループットマッピングユニット;及び、前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行い、これにより、端末が調整後の前記セル選択偏移量に基づいてセル選択を行うように構成される偏移量調整ユニットを含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、端末が提供される。該端末は、マクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを測定するように構成される測定ユニット;及び、上述のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置を含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、ヘテロジニアスネットワーク中の基地局が提供される。該基地局は、上述のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置を含む。
また、本発明の他の側面によれば、記録媒体が提供される。前記記録媒体は、マシン可読なプログラムコードを含み、情報処理設備において前記プログラムコードを実行させる時に、前記プログラムコードは、前記情報処理設備に、本発明による上述のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法を実行させる。
また、本発明の他の側面によれば、プログラムプロダクトが提供される。前記プログラムプロダクトは、マシン実行可能な指令を含み、情報処理設備において前記指令を実行させる時に、前記指令は、前記情報処理設備に、本発明による上述のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法を実行させる。
本発明の実施例における上述の方法によれば、セル選択を行う時に、端末が得たマクロ基地局及び低パワー基地局中の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、ユーザ(端末)が異なる基地局によりスケジューリングされる時のパフォーマンス利得を推定し、その後、各端末のために個別(専用)のセル選択偏移量を選択し、このように、端末がその自身の専用のセル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことができる。よって、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる。
次の明細書の部分には、本発明の実施例の他の側面を記載され、そのうち、詳細な説明は、本発明の実施例の好適なものを十分に開示するためだけのものであり、本発明を限定するためのものではない。
以下、具体的な実施例及び添付した図面に基づいて、本発明の実施例の上述及び他の目的及び利点について更に説明する。また、図面では、同じ又は対応する技術的特徴又は部品が同じ又は対応する符号により表される。
本発明の実施例により提供される方法のフローチャートである。 本発明の実施例により提供される第一装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される第二装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される第三装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される第四装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される第五装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される第六装置を示す図である。 本発明の実施例により提供される端末を示す図である。 本発明の実施例に採用される情報処理設備としてのパーソナルコンピュータの例示的な構成のブロック図である。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図1を参照するに、本発明の実施例により提供されるヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法は、次のようなステップを含む。
S101:端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がマクロ基地局及び低パワー基地局によりそれぞれスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定する。
実際の応用では、信号受信品質に関するパラメータは、基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を含んでもよく、即ち、この二つのパラメータは、信号受信品質に関するものである。もちろん、他のパラメータを信号受信品質に関するパラメータとしてもよく、ここでは限定しない。しかし、説明の便宜のために、本発明の実施例では、すべて、基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を、信号受信品質に関するパラメータとすることを例として紹介する。
LTE-Aネットワークでは、基準信号受信パワーはRSRPと表されてもよく、基準信号受信品質はRSRQと表されてもよい。説明の便宜のために、本発明の実施例では、すべて、LTE-Aネットワークを例として紹介するが、当業者が理解すべきは、本発明の実施例は、LTE-Aネットワークに限定されず、他のネットワークにも適用し得るとのことである。
分かるように、本発明の実施例では、端末は、基地局及び低パワー基地局のRSRPを測定する必要がある他に、基地局のRSRQを測定する必要もあり、そして、この二つのパラメータを、信号受信品質に関するパラメータとする。
なお、LTE-Aネットワークでは、通常、マクロ基地局及び低パワー基地局の数が多く、本発明の実施例では、端末がどのような基地局のRSRP及びRSRQを測定する必要があるかについて、その具体的な実現方式は幾つかある。例えば、一つの方式では、端末が現在に属するセルの基地局は、端末のために、隣接するセルのリストを構成し、このように、端末は、その現在に属するセル及び隣接するセルのリスト中の各セルの基地局のRSRP及びRSRQ値を測定すればよい。このように、測定対象としての基地局は、マクロ基地局を含む可能性があり、低パワー基地局を含む可能性もある。
もちろん、ある場合、基地局は、端末のために、隣接するセルのリストを構成することができない可能性がある。このような場合、本発明の実施例による方法は、依然として実現し得る。例えば、マクロ基地局であれ、低パワー基地局であれ、その送信パワーはすべて限られており、即ち、基地局の信号カバレッジ範囲は限られている。よって、一つの端末について言えば、その受信し得る信号のマクロ基地局及び低パワー基地局の数も限られている。通常、端末から某基地局までの距離が一定程度(所定値)に近づく時に、端末は、該基地局からの信号を受信することができる。よって、本発明の実施例では、端末が基地局のPSRP及びRSRQを測定する時に、次のように行ってもよく、即ち、端末は、某基地局(現在に属するセルの基地局及び隣接するセルの基地局を含む。)から信号を受信することができれば、該基地局のRSRP及びRSRQを測定することができ、同様に、測定対象としての基地局には、マクロ基地局が含まれる可能性があり、低パワー基地局が含まれる可能性もある。もちろん、端末が測定し得る基地局はすべて同一種類の基地局であれば、例えば、すべてはマクロ基地局、又は、すべては低パワー基地局であれば、従来技術中の方法を用いてセル選択を行うことができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
なお、実際の応用では、通常、某端末の位置が某セルの境界にある時にのみ、セル選択を行うので、本発明の実施例では、端末は、マクロ基地局及び低パワー基地局のRSRP及びRSRQを測定する前に、まず、該端末が、その現在に属するセルの境界に位置するかどうかを判断することができる。判断結果が「はい」であれば、続いて測定処理を行い、そうでなければ、端末は、セルの中心位置にあり、この場合、該セルの基地局によりスケジューリングされる時に、比較的高いパフォーマンスを得ることができるので、セルの切り替えを行う必要がなく、即ち、端末は、測定処理を行う必要がない。
端末は、某基地局のRSRP及びRSRQを測定した後に、測定したRSRP及びRSRQ値に基づいて、端末が該基地局によりスケジューリングされる時における該端末の受信信号の信号対雑音比を推定することができる。その他の測定対象としての基地局については、同様な処理を行う。このように、端末は、測定対象としての各基地局によりスケジューリングされる時における該端末の受信信号の信号対雑音を推定することができる。
そのうち、測定された某基地局のRSRP及びRSRQに基づいて、端末が該基地局によりスケジューリングされる時における信号対雑音比を推定するための具体的な方法は、当業者が従来技術中の方法を採用して行ってもよく、例えば、SINR=S/(I+N)であり、そのうち、RSRP=S、RSRQ=S/(S+I+N)であり、よって、SINR=RSRP/(RSRP/RSRQ−RSRP)である。
S102:推定された信号対雑音比をマッピングによりスループットにし、マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを求める。
端末受信データのスループットは、パフォーマンスに対しての一種の量化表現であるので、それは、あるリソースを用いて端末に対してスケジューリングを行う時のスペクトル効率を代表する。よって、某基地局によりスケジューリングされる時における端末の受信信号の信号対雑音比を推定した後に、さらに、該信号対雑音比をスループットにマッピングする(即ち、スループットに変換する)こともできる。そのうち、信号対雑音比からスループットへの具体的なマッピング方法は、当業者が同様に従来技術中の方法を採用して行うことができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
S103:S102で取得された第一スループット及び第二スループットに基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行い、これにより、端末が調整後のセル選択偏移量に基づいて、セル選択を行う。
スループットの大小(サイズ)がパフォーマンス利得の高低を代表することができるので、第一スループット及び第二スループットに基づいてセル選択偏移量に対して調整を行う時に、多種の具体的な方式を採用してもよい。例えば、一つの方式では、第一スループットと第二スループットとの大小を直接比較することにより、セル選択偏移量を調整することができる。
このように、第一スループットが第二スループットよりも大きい場合、該端末がマクロ基地局によりスケジューリングされる時に、より大きいパフォーマンス利得を得ることができると証明されるので、セル選択偏移量を適切に減少させることができる。これは、端末が低パワー基地局のセルの選択に偏する程度が高くなくてもよいとのことを意味する。例えば、某端末が測定した某マクロ基地局のRSRPがP1、PSRQがQ1であり、某低パワー基地局のRSRPがP2、PSRQがQ2であり、該マクロ基地局について得たスループットがT1であり、該低パワー基地局について得たスループットがT2であり、そのうち、P1>P2、T1>T2である。セル選択偏移量の初期値がQoffsetであり、且つ、P1<P2+Qoffsetであるとすると、セル選択偏移量に基づいてセル選択を直接行う場合、該端末は、低パワー基地局セルへのアクセスを選択することができる。しかし、該端末が該低パワー基地局によりスケジューリングされる時に、パフォーマンス利得が実際に、マクロ基地局によりスケジューリングされる時のパフォーマンス利得よりも低いので、該低パワー基地局のセルへのアクセスを選択した後に、パフォーマンス利得がかえって下がってしまう。しかし、本発明の実施例では、事前にT1及びT2を推定しており、且つT1>T2であるので、まず、セル選択偏移量を減少させることができ、例えば、調整後のセル選択偏移量がQoffset-Δ_Qoffsetであり、それから、該調整後のセル選択偏移量を用いてセル選択を行い、即ち、P1と(P2+Qoffset-Δ_Qoffset)との大小を比較する。明らかであるように、この場合、P1が(P2+Qoffset-Δ_Qoffset)よりも大きい可能性があるので、端末は、マクロ基地局のセルを選択する可能性がある。もちろん、P1が依然として(P2+Qoffset-Δ_Qoffset)よりも小さい場合、該端末は、低パワー基地局のセルを選択することができ、この時に、該端末が低パワー基地局から受信した信号の強度が確実に非常に強いとのことを意味する。よって、該低パワー基地局のセルへのアクセスを選択することができ、これにより、システムのパフォーマンスが低下し過ぎることを防ぐことができる。
逆に、第一スループットが第二スループットよいも小さい場合、該端末が低パワー基地局によりスケジューリングされる時に、より大きいパフォーマンス利得を得ることができると証明されるので、セル選択偏移量を適切に増大させることができる。これは、端末が低パワー基地局のセルの選択に偏する程度がより高くてなってもよいとのことを意味する。例えば、某端末が測定した某マクロ基地局のRSRPがP1、PSRQがQ1であり、某低パワー基地局のRSRPがP2、PSRQがQ2であり、該マクロ基地局について得たスループットがT1であり、該低パワー基地局について得たスループットがT2であり、そのうち、P1>P2、T1<T2である。セル選択偏移量の初期値がQoffsetであり、且つ、P1>P2+Qoffsetであるとすると、セル選択偏移量に基づいてセル選択を直接行う場合、該端末は、マクロ基地局のセルへのアクセスを選択することができる。しかし、該端末が該マクロ基地局によりスケジューリングされる時のパフォーマンス利得が、実際に、低パワー基地局によりスケジューリングされる時のパフォーマンス利得よりも低いので、該マクロ基地局のセルへのアクセスを選択した後に、パフォーマンス利得が下がってしまう。しかし、本発明の実施例では、事前にT1及びT2を推定しており、且つ、T1<T2であるので、まず、セル選択偏移量を増大させることができ、例えば、調整後のセル選択偏移量がQoffset+Δ_Qoffsetであり、その後、該調整後のセル選択偏移量を用いてセル選択を行い、即ち、P1と(P2+Qoffset+Δ_Qoffset)との大小を比較する。明らかであるように、この場合、P1が(P2+Qoffset+Δ_Qoffset)よりも小さい可能性があるので、端末が低パワー基地局のセルを選択する可能性がある。もちろん、P1が依然として(P2+Qoffset+Δ_Qoffset)よりも大きい場合、該端末がマクロ基地局のセルを選択することができ、この時に、該端末がマクロ基地局から受信した信号の強度が確実に非常に強いとのことを意味するので、該マクロ基地局のセルへのアクセスを選択することができる。
もちろん、実際の応用では、一種のオプションの実施例として、他の方式でセル選択偏移量に対して調整を行ってもよい。例えば、第一スループット及び第二スループットを得た後に、まず、両者の差を求め、そして、該差と、幾つかの所定の閾値との比較を行い、その後、最終の比較結果に基づいて、該端末がどのようなセルにより適切に属するかを確定し、それから、セル選択偏移量に対して調整を行ってもよい。
なお、本発明の実施例に言及の閾値及びセル選択偏移量の調整量Δ_Qoffset等は、予め経験により設定されてもよい。
なお、本発明の実施例では、第一スループット及び第二スループットを用いて説明を行うが、これは、実際の測定対象としての基地局が一つのみのマクロ基地局及び一つのみの低パワー基地局を有することを意味しない。上述のように、実際の測定対象としての基地局は、複数あるが、本発明の実施例では、セル選択とは、主に、異なるセルタイプ(例えば、マクロ基地局及び低パワー基地局は異なるセルタイプに属する。)の間において選択を行うことを指すので、2種類の異なるセルタイプについて得られたスループットを重点的に強調する。しかし、当業者が理解すべきは、実際の測定対象としての基地局の数が複数である時に、依然として、上述の方法を用いてセル選択偏移量に対して調整を行うことができるとのことであるので、ここでは詳しい説明を省略する。例えば、複数のマクロ基地局のスループット及び複数の低パワー基地局のスループットを同時に取得すれば、複数のマクロ基地局のスループットから一つの最大のものを選択し、低パワー基地局のスループットから一つの最大のものをも選択し、そして、この二つの最大値に基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行うことができる。もちろん、他の方式を採用して実現してもよいので、ここでは網羅的に列挙しない。
また、本発明の実施例による方法では、端末が基地局のRSRP及びRSRQを測定した後に、後続の推定、マッピング及び調整等の処理は、端末により独立して完成されてもよく、端末が現在に属するセルの基地局により完成されてもよい。例えば、端末が現在に接続状態にあれば、即ち、データ伝送中であれば、基地局のRSRP及びRSRQを測定した後に、それらを現在に属するセルの基地局に送信し、そして、基地局がステップS101〜S103を実行する。この場合、基地局は、セル選択偏移量の調整値を得た後に、該端末を他のセルに切り替える必要があると判断すれば、直接に切り替え指令(命令)を出し、セルの切り替えを完成させることができると同時に、調整後のセル選択偏移量を端末に送信することもできる。このように、端末は、後続のセル選択を行う時に、該調整後のセル選択偏移量を用いて選択を行うことができる。もちろん、リソースを節約するために、予めセルレベルのセル選択偏移量を各端末に提供することができる。このように、基地局は、セル選択偏移量の調整値のみを端末に送信し、端末自身に、調整後のセル選択偏移量を算出させることができる。
端末は、非接続状態にある時に、基地局のRSRP及びRSRQを測定した後に、ステップS101〜S103を独立して行ってもよく、端末は、セル選択偏移量の調整値を得た後に、他のセルにアクセルする必要があれば、該セルの基地局にアクセス要求を送信し、アクセスを完成させればよい。そのうち、端末がステップS101〜S103を独立して完成する場合については、端末が現在に接続状態にあっても可能である。そのうち、端末が現在に非接続状態にあれば、上位層の指令を受信した後に、測定及びステップS101〜S103を行ってもよい。端末が現在に接続状態にあれば、現在に属するセルにより端末のために測定イベントが構成され、端末が基地局のRSRP及びRSRQを測定した後に、自分でセル選択偏移量に対して調整を行い、そして、セル選択を行えばよい。そのうち、上位層の指令であれ、本セルの構成であれ、すべては、端末がセルの境界にあると検出された時に行える。
上述から分かるように、本発明の実施例では、セル選択を行う時に、端末の信号受信品質に関するパラメータを考慮し、例えば、信号の強度(RSRPは、信号の強度を代表することができる。)を考慮するだけでなく、基準信号受信品質(即ち、RSRQ)というパラメータにより、端末が受けた干渉をも考慮し、これにより、ユーザが異なる基地局によりスケジューリングされる時のパフォーマンス利得を推定し、その後、各端末のために、個別(専用)のセル選択偏移量を選択する。このように、端末は、その自身の専用のセル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことができるので、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる。
実際の応用では、隣接するセル間の干渉を考慮しなければ、各基地局は、すべて、全部のリソースを用いてスケジューリングを行うことができる。ここでは、リソースとは、時間領域上のリソースを指してもよく、周波数領域上のリソースを指してもよい。本発明の実施例では、時間領域の面だけで説明を行うが、周波数領域については、類似する処理を行ってもよい。
時間領域上のリソースは、通常、サブフレームの形で存在する。各基地局は、すべて、全部のリソースを用いて端末に対してスケジューリングを行うことができれば、これは、基地局が、全部のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行えることを意味する。この場合、端末は、基地局のRSRP及びRSRQを測定する時に、マクロ基地局であれ、低パワー基地局であれ、すべては、全部のサブフレーム上で、そのRSRP及びRSRQを測定することができ、その後、測定したRSRP及びRSRQを用いて信号対雑音比を推定し、スループットにマッピングし、最後に、セル選択偏移量に対して調整を行えばよい。
容易に理解し得るために、以下、具体例を挙げて、各基地局がすべて、全部のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行う場合について、より詳しく説明する。
実例一:該実例一では、端末が現在に接続状態にあり、その現在に属するセルの基地局がステップS101〜S103を行うとする。
具体的に、端末の現在に属するセル(説明の便宜のために、現在に属するセルを本セルと称する。)が某マクロ基地局のセルMacro cellであるとすると、本セル及びその隣接するセル(某低パワー基地局のセルPico cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQをそれぞれ測定し、そして、Macro cell中のそれ相応の基地局(説明の便宜のために、Macro cell中のそれ相応の基地局をMeNBと称し、Pico cell中のそれ相応の基地局をPeNBと称する。)に報告(送信)する。(なお、該例では、一つのみのマクロ基地局及び一つのみのパワー基地局があるが、本発明の実施例は、これに限られない。)。続いて、MeNBは、次のような処理を行う。
(1)MeNBは、端末からのRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされる場合の信号対雑音比(SINR)を計算し、そして、スループットT_mにマッピングする。端末がPeNBによりスケジューリングされる場合のSINRを計算し、そして、スループットT_pにマッピングする。
(2)端末が異なる基地局によりスケジューリングされるときのパフォーマンスに対して推定を行うことに基づいて、MeNBは、端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量Qoffsetの値を調整する。判定方式は、次のようであってもよい。
T_m<T_pであれば、端末がPico cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を上へ(大きく)調整することができ、逆の場合も同じである。或いは、
T_p-T_mと、幾つかの閾値とを比較し、端末がどのようなセルに適切に属するかを決定し、そして、この差をQoffset値にマッピングする。
もちろん、実際の応用では、他の要素を考慮してもよい。例えば、各セルの負荷を考慮することができる。この場合、判定方式は、次のようになってもよい。
α×T_m<β×T_pであれば、端末がPico cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を上へ(大きく)調整することができ、逆の場合も同じである。或いは、
α×T_p−β×T_mと、幾つかの閾値とを比較し、端末がどのようなセルに適切に属するかを決定し、そして、この差をQoffset値にマッピングする。
そのうち、α及びβは、各セルの負荷等の状況に基づいて、スループットの推定値に対して調整を行うためのパラメータであり、その具体的な値は、実際の負荷状況によって定まってもよい。
(3)算出された各端末の特定のQoffset値に基づいてセル選択を行い、そして、paging等のシグナリングにより、セルの専用のQoffsetの調整量を各端末に送信する。
端末が現在に接続状態にあり、また、その現在に属するセルの基地局がステップS101〜S103を行う場合、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局であれば、具体的な処理が上述に類似し、MeNBを某低パワー基地局(例えば、PeNB)に変えればよいでの、ここでは詳しい説明を省略する。
実例二:該実例二では、端末が現在に非接続状態にあり、端末が独立してステップS101〜S103を行うとする。
具体的に、本セルが某マクロ基地局のセルMacro cellであるとすると、端末は、次のような処理を完成させてもよい。
(1)上位層により構成されている測定イベントの下で、本セル及び隣接するセル(某低パワー基地局のセルPico cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQをそれぞれ測定する。
(2)端末は、測定したRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされる場合のSINRを計算し、そして、スループットT_mにマッピングする。端末がPeNBによりスケジューリングされる場合のSINRを計算し、そして、スループットT_pにマッピングする。
(3)端末が異なる基地局によりスケジューリングされるときのパフォーマンスに対して推定を行うことに基づいて、端末は、該端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量Qoffsetの値を調整する。判定方式は、実例一に記載のようであってもよい。
(4)算出された該端末の特定のQoffset値に基づいて、セル選択を行う。
端末が現在に非接続状態にあり、また、端末が独立してステップS101〜S103を実行する場合、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局でれば、具体的な処理は上述に類似するので、ここでは詳しい説明を省略する。
以上、全ての基地局が全部のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行う場合について詳細に紹介した。しかし、実際の応用では、他のセルへの干渉を軽減するために、幾つかのサブフレームをオールモースト・ブランク・サブフレーム(Almost Blank Subframe、ABS)として構成する可能性がある。ABSでは、マクロ基地局がコモン基準信号及び必要な極少数の制御チャネルのみを伝送する。マクロ基地局は、端末に対してスケジューリングを行う必要があれば、非ABSのみにより行わなければならない。低パワー基地局について言えば、送信パワーが低いという特徴を有するので、他のセルへ干渉も比較的小さい。よって、低パワー基地局は、全部のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行うことができる。
上述のようなABSが存在する場合、端末は、マクロ基地局のABS構成に基づいて、マクロ基地局及び低パワー基地局のRSRP及びRSRQを測定し、そして、信号対雑音比を推定する時に、端末がマクロ基地局のABS構成に基づいて測定したマクロ基地局のRSRP及びRSRQ、並びに、低パワー基地局のRSRP及びRSRQを用いて、端末がマクロ基地局及び低パワー基地局によりそれぞれスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定することができる。
マクロ基地局にABSが構成されている場合、端末の現在に属するセルタイプが異なる時に、マクロ基地局及び低パワー基地局について、端末は、全部のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定することができる。もちろん、本発明の実施例では、端末の現在に属するセルタイプの違いにより、端末が異なるタイプの基地局のRSRP及びRSRQを具体的に測定する方式も違う。
具体的に、端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局であれば、マクロ基地局について、端末は、非ABSの対応位置のサブフレーム上で、マクロ基地局のRSRP及びRSRQを測定することができる。低パワー基地局について、ABSの対応位置のサブフレーム上で、低パワー基地局のRSRP及びRSRQを測定することができる。このように、第一スループット及び第二スループットに基づいてセル選択偏移量を調整する時に、まず、第一スループットに、非ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第一乗積を得ることができ、第二スループットに、ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第二乗積を得ることができる。その後、計算により得られた第一乗積及び第二乗積に基づいて、セル選択偏移量に対し調整を行う。具体的な調整方法は、実例一及び実例二に類似してもよい。
端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局であれば、マクロ基地局について、端末は、同様に、非ABSの対応位置のサブフレーム上で、マクロ基地局のRSRP及びRSRQを測定することができ、低パワー基地局について、それぞれ、ABS及び非ABSの対応位置のサブフレーム上で、低パワー基地局のRSRP及びRSRQを測定することができる。このように、信号対雑音比の推定を行う時に、該端末がマクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一信号対雑音比、該端末が低パワー基地局によりABS上でスケジューリングされる時の第二信号対雑音比、及び、該端末が低パワー基地局により非ABS上でスケジューリングされる時の第三信号対雑音比を推定することができる。推定された信号対雑音比をスループットにマッピングする時に、第一信号対雑音比を第一スループットにマッピングし、第二信号対雑音比を第二スループットにマッピングし、及び、第三信号対雑音比を第三スループットにマッピングしてもよい。第一スループット及び第二スループットに基づいてセル選択偏移量を調整する時に、まず、第一スループットに、非ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第三乗積を得ることができ、第二スループットに、ABSサブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第四乗積を得ることができ、第三スループットに、非ABSサブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第五乗積を得ることができる。その後、計算により得られた第三乗積、第四乗積及び第五乗積に基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行う。具体的な調整方法は、実例一及び実例二に類似してもよい。
そのうち、低パワー基地局について、端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局である時、ABSの対応位置のサブフレーム上のみで、そのRSRP及びRSRQを測定し、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局である時に、それぞれ、ABS及び非ABSの対応位置のサブフレーム上で、そのRSRP及びRSRQを測定する理由は、前者について、端末の現在に属するセルがマクロ基地局セルであるため、該端末が現在に低パワー基地局のセルの境界に位置する可能性が極めて高いことを意味し、よって、端末を該低パワー基地局のセルに切り替えても、該低パワー基地局がABSサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行ったほうがよく、さもなければ、受けたマクロ基地局の干渉がより大きくなる可能性があるということにあり、よって、ABSの対応位置のサブフレーム上のみで、即ち、マクロ基地局が端末に対してスケジューリングを行わない時に、低パワー基地局のRSRP及びRSRQを測定する。
しかし、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局であれば、端末が低パワー基地局のセルの中心に位置する可能性があり、低パワー基地局のセルの境界に位置する可能性もあり、よって、低パワー基地局のABS及び非ABSの対応位置のサブフレーム上のRSRP及びRSRQをそれぞれ測定し、このようにして、低パワー基地局について、ABSの対応位置のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行う時における端末の受信信号の信号対雑音比を推定し、そして、スループットT1にマッピングすることができ、また、非ABSの対応位置のサブフレーム上で端末に対してスケジューリングを行う時における端末の受信信号の信号対雑音比を推定し、そして、スループットT2にマッピングすることもできる。このように、スループットT1及びT2と、マクロ基地局について算出されたスループットT3とを同時にそれぞれ比較し、そして、比較結果に基づいてセル選択偏移量に対して調整を行うことができる。この場合、具体的な判定方式は複数あってもよく、例えば、T3>T1且つT3>T2であれば、端末のbiasを下へ(小さく)調整してもよく、T3がT1及びT2のうちの何れか一つによりも小さければ、端末のbiasを上へ(大きく)調整してもよい。もちろん、他の判定方式であってもよいので、ここでは、網羅的な列挙を省略する。
なお、ABSを構成している場合、ABSの構成は、通常、システム中の全てのマクロ基地局についてすべて同じであり、即ち、あるサブフレーム上で、全てのマクロ基地局は、コモン基準信号及び必要な極少数の制御チャネルを伝送する。よって、本発明の実施例に記載のマクロ基地局のABS構成とは、全てのマクロ基地局のABS構成と指してもよく、即ち、全てのマクロ基地局については、同一のABS構成に基づいて、そのRSRP及びRSRQを測定してもよい。もちろん、特殊な場合、マクロ基地局間は異なるABS構成を採用することもあり、このような場合は、各自のABS構成に基づいて、RSRP及びRSRQを測定すればよい。
同様に、より容易に理解し得るために、次に、具体例を挙げて、マクロ基地局にABSを構成している場合について、より詳しく説明する。
実例三:該実例では、端末が現在に接続状態にあり、その現在に属するセルの基地局がステップS101〜S103を実行し、且つ、端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局であるとする。
具体的に、端末の現在に属するセルが某マクロ基地局のセルMacro cellであるとすれば、それぞれ、本セル及び隣接するセル(某低パワー基地局のセルPico cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQを測定し、そして、Macro cellの基地局MeNBに報告する。そのうち、マクロ基地局について、非ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定し、低パワー基地局について、ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定する。続いて、MeNBは、次のような処理を行う。
(1)MeNBは、端末からのRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされるときの信号対雑音比(SINR)を計算し、そして、スループットT_mにマッピングし、端末がPeNBによりスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_pにマッピングする。
(2)端末が異なる基地局に属する時のパフォーマンスを推定することに基づいて、MeNBは、さらに、端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量Qoffsetの値を調整する。判定方式は、次のようであってもよい。
T_m×(1-muting_ratio)<T_p×muting_ratioであれば、端末がPico cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を上へ(大きく)調整してもよく、逆の場合も同じであり。或いは、
T_p×muting_ratio−T_m×(1-muting_ratio)と、幾つかの閾値とを比較し、端末がどのようなセルに適切に属するかを判定し、そして、その差をQoffset値にマッピングする。
そのうち、muting_ratioは、ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比であり、それ相応に、(1-muting_ratio)は、非ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比を表す。
実例一に類似し、実際の応用では、他の要素を考慮することもできる。例えば、各セルの負荷を考慮してもよい。この場合、判定方式は、次のようになってもよい。
α×T_m×(1-muting_ratio)<β×T_p×muting_ratioであれば、端末がPico cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を上へ(大きく)調整してもよく、逆の場合も同じであり。或いは、
α×T_p×muting_ratio−β×T_m×(1-muting_ratio)と、幾つかの閾値とを比較し、端末がどのようなセルに適切に属するかを判定し、そして、この差をQoffset値にマッピングする。
そのうち、α及びβは、各自のセルの負荷等に基づいて、スループットの推定値に対して調整を行うためのパラメータであり、具体的な値は、実際のセルの負荷に基づいて確定されてもよい。
(3)算出された各端末の特定のQoffset値に基づいてセル選択を行い、そして、paging等のシグナリングにより、セルの専有のQoffsetの調整量を各端末に送信し、これにより、端末がセル選択を行う。
実例四:該実例では、端末が現在に接続状態にあり、且つ、端末の現在に属するセルの基地局がステップS101〜S103を行うとする。実例三との相違点は、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局であることにある。
具体的に、端末の現在に属するセルが某低パワー基地局のセルPico cellであるとすると、それぞれ、本セル及び隣接するセル(某マクロ基地局のセルMacro cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQを測定し、そして、Pico cellの基地局PeNBに報告する。そのうち、マクロ基地局について、非ABSの対応位置のサブフレーム上で、そのRSRP及びRSRQを測定し、低パワー基地局について、それぞれ、ABS及び非ABSの対応位置のサブフレーム上で、そのRSRP及びRSRQを測定する。続いて、PeNBは、次のような処理を行う。
(1)PeNBは、端末からのRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされるときの信号対雑音比(SINR)を計算し、そして、スループットT_mにマッピングし、端末がPeNBによりABSの対応位置のサブフレーム上でスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_p1にマッピングし、端末がPeNBにより非ABSの対応位置のサブフレーム上でスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_p2にマッピングする。
(2)端末が異なる基地局に属するときのパフォーマンスを推定することに基づいて、PeNBは、さらに、端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量biasの値を調整する。判定方式は、次のようであってもよい。
T_m×(1-muting_ratio)<T_p1×muting_ratio、又は、T_m×(1-muting_ratio)<T_p2×(1-muting_ratio)であれば、端末がPico cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を上へ(大きく)調整してもよく、さもなければ、T_m×(1-muting_ratio)>T_p1×muting_ratio、且つ、T_m×(1-muting_ratio)>T_p2×(1-muting_ratio)であれば、端末がMacro cellに、より適切に属すると判定し、Qoffset値を下へ(小さく)調整してもよい。或いは、
T_p1×muting_ratio−T_m×(1-muting_ratio)、又は、T_p2×(1-muting_ratio)−T_m×(1-muting_ratio)と、幾つかの閾値とを比較し、端末がどのようなセルに適切に属するかを判定し、そして、この差をQoffset値にマッピングする。
同様に、各セルの負荷等の要素を考慮すれば、次のようになる。
(3)算出された各端末の特定のQoffset値に基づいてセル選択を行い、そして、paging等のシグナリングにより、セルの専用のQoffsetの調整量を各端末に送信する。
実例五:該実例では、端末が現在に非接続状態にあり、端末が独立してステップS101〜S103を実行し、且つ、端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局であるとする。
具体的に、本セルが某マクロ基地局のセルMacro cellであるとすれば、端末は、次のような処理を完成させてもよい。
(1)上位層により構成されている測定イベントの下で、それぞれ、本セル及び隣接するセル(某低パワー基地局のセルPico cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQを測定する。そのうち、マクロ基地局について、非ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定し、低パワー基地局について、ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定する。
(2)端末は、測定されたRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_mにマッピングし、端末がPeNBによりスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_pにマッピングする。
(3)端末が異なる基地局に属するときのパフォーマンスを推定することに基づいて、端末は、さらに、該端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量Qoffsetの値を調整する。判定方式は、実例三に記載のようであってもよい。
(4)算出された該端末の特定のQoffset値に基づいて、セル選択を行う。
実例六:該実例では、端末が現在に非接続状態にあり、端末が独立してステップS101〜S103を実行し、且つ、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局であるとする。
具体的に、本セルが某低パワー基地局のセルPico cellであるとすれば、端末は、次のような処理を行ってもよい。
(1)上位層により構成された測定イベントの下で、それぞれ、本セル及び隣接するセル(某マクロ基地局のセルMicro cellを含む。)中のそれ相応の基地局のRSRP及びRSRQを測定する。そのうち、マクロ基地局について、非ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定し、低パワー基地局について、それぞれ、ABS及び非ABSの対応位置のサブフレーム上でそのRSRP及びRSRQを測定する。
(2)端末は、測定されたRSRP及びRSRQに基づいて、それぞれ、次のように計算する。
端末がMeNBによりスケジューリングされるときの信号対雑音比(SINR)を計算し、そして、スループットT_mにマッピングし、端末がPeNBによりABSの対応位置のサブフレーム上でスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_p1にマッピングし、端末がPeNBにより非ABSの対応位置のサブフレーム上でスケジューリングされるときのSINRを計算し、そして、スループットT_p2にマッピングする。
(3)端末が異なる基地局に属するときのパフォーマンスを推定することに基づいて、端末は、さらに、該端末がMacro cellか、それともPico cellに適切に属するかを判定し、その後、セル選択偏移量Qoffsetの値を更に調整する。判定方式は、実例四に記載のようであってもよい。
(4)算出された該端末の特定のQoffset値に基づいてセル選択を行う。
以上、本発明の実施例によるヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法について詳細に紹介した。本発明の実施例によれば、セル選択を行う時に、端末の信号受信品質に関するパラメータを考慮し、例えば、信号の強度(RSRPは、信号の強度を代表することができる。)を考慮するだけでなく、基準信号受信品質(即ち、RSRQ)というパラメータによって端末が受けた干渉をも考慮することにより、ユーザが異なる基地局によりスケジューリングされる場合のパフォーマンス利得を推定し、その後、各端末のために、専用のセル選択偏移量を選択し、このように、端末は、その自身の専用のセル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことができる。よって、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる。
本発明の実施例により提供されるヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法に対応して、本発明の実施例は、ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置をも提供する。図2を参照して、該装置は、次のようなユニットを含む。
信号対雑音比推定ユニット201:端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれマクロ基地局及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成され;
スループットマッピングユニット202:推定された信号対雑音比をスループットにマッピングし、マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを得るように構成され;及び、
偏移量調整ユニット203:上述の第一スループット及び上述の第二スループットに基づいて、セル選択偏移量に対して調整を行い、端末に、上述の調整後のセル選択偏移量に基づいて、セル選択を行わせるように構成される。
図3を参照して、一つの具体的な実施形態では、信号対雑音比推定ユニット201は、次のようなサブユニットを含んでもよい。
第一推定サブユニット2011:端末が全部のサブフレーム上で測定した、マクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれマクロ基地局及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成される。
図4を参照して、他の具体的な実施形態では、信号対雑音比推定ユニット201は、次のようなサブユニットを含んでもよい。
第二推定サブユニット2012:端末がマクロ基地局のABS構成に基づいて測定した、マクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれマクロ基地局及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成される。
そのうち、マクロ基地局にABSが構成されている場合、端末が現在に異なるタイプのセルに属する時に、対応する端末がRSRP及びRSRQを測定するための具体的な方式が異なる。
具体的に、該端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局である時に、第二推定サブユニット2012は、具体的に、端末が非ABS上で測定したマクロ基地局の、信号受信品質に関するパラメータ、及び、ABS上で測定した低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれマクロ基地局及び低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成される。
それ相応に、偏移量調整ユニット203は、次のようなサブユニットを含む。
第一計算サブユニット2031:第一スループットに、非ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第一乗積を得るように構成され;
第二計算サブユニット2032:第二スループットに、ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第二乗積を得るように構成され;及び、
第一調整サブユニット2033:上述の第一乗積及び第二乗積に基づいて、上述のセル選択偏移量に対して調整を行うように構成される。
或いは、図5を参照して、端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局である時に、第二推定サブユニット2012は、具体的に、端末が非ABS上で測定したマクロ基地局の、信号受信品質に関するパラメータ、及び、それぞれ、ABS及び非ABS上で測定した低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がマクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一信号対雑音比、該端末が低パワー基地局によりABS上でスケジューリングされる時の第二信号対雑音比、及び、該端末が低パワー基地局により非ABS上でスケジューリングされる時の第三信号対雑音比を推定するように構成される。
それ相応に、スループットマッピングユニット202は、具体的に、第一信号対雑音比を第一スループットにマッピングし、第二信号対雑音比を第二スループットにマッピングし、第三信号対雑音比を第三スループットにマッピングするように構成さ。偏移量調整ユニット203は、具体的に、次のようなサブユニットを含んでもよい。
第三計算サブユニット2034:第一スループットに、非ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第三乗積を得るように構成され;
第四計算サブユニット2035:第二スループットに、ABSの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第四乗積を得るように構成され;
第五計算サブユニット2036:第三スループットに、非ABSの数が全部のサブフレーム数に占める比をかけて、第五乗積を得るように構成され;及び、
第二調整サブユニット2037:上述の第三乗積、第四乗積及び第五乗積に基づいて、上述のセル選択偏移量に対して調整を行うように構成される。
実際の応用では、セル選択偏移量を調整する時に、セルの負荷等の他の要素を考慮することができる。この時に、図6を参照して、該装置は、更に、次のユニットを含む。
第一スループット調整ユニット210:マクロ基地局及び低パワー基地局のセルの負荷に基づいて、上述の第一スループット及び第二スループットを調整するように構成される。
それ相応に、偏移量調整ユニット203は、具体的に、調整後の第一スループット及び第二スループットに基づいて、セル選択偏移量を調整するように構成される。
図5に示す実施形態に対応して、図7に示すように、該装置は、更に、次のユニットを含んでもよい。
第二スループット調整ユニット220:マクロ基地局及び低パワー基地局のセルの負荷に基づいて、上述の第一スループット、第二スループット及び第三スループットを調整するように構成される。
それ相応に、偏移量調整ユニット203は、具体的に、調整後の第一スループット、第二スループット及び第三スループットに基づいて、セル選択偏移量を調整するように構成される。
もちろん、本発明の実施例では、信号受信品質に関するパラメータは、基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を含んでもよい。
本発明の実施例によるヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置によれば、セル選択を行う時に、端末の信号受信品質に関するパラメータを考慮し、例えば、信号の強度(RSRPは、信号の強度をも代表し得る。)を考慮するだけでなく、基準信号受信品質(即ち、RSRQ)というパラメータによって端末が受けた干渉をも考慮することにより、ユーザが異なる基地局によりスケジューリングされるときのパフォーマンス利得を推定し、その後、各端末のために、専用のセル選択偏移量を選択し、このようにして、端末は、自身の専用のセル選択偏移量に基づいてセル選択を行うことができる。よって、セル選択のメカニズムを最適化し、システムのリソース利用率及びスループットを更に向上させることができる。
実際の応用では、セル選択偏移量に対しての調整プロセスは、端末により独立して完成されてもよいので、本発明の実施例は、端末をも提供する。図8を参照して、該端末は、次のようなものを含む。
測定ユニット801:ヘテロジニアスネットワーク中のマクロ基地局の基準信号受信パワー及び基準信号受信品質、及び、ヘテロジニアスネットワーク中の低パワー基地局の基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を測定するように構成され;及び、
上述の装置の実施例に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置802:例えば、上述の図2〜6に示すヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置である。
或いは、端末が接続状態にある時に、セル選択偏移量に対しての調整プロセスは、基地局により独立して完成されてもよいので、本発明の実施例は、ヘテロジニアスネットワーク中の基地局をも提供する。該基地局は、上述の装置の実施例に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置を含む。
なお、上述の装置、端末、基地局の実施例及び上述の各ユニットについて説明していない他の部分は、方法の実施例の紹介を参照することができ、例えば、図1及び上述の実例一乃至実例六等を参照することができるので、ここでは詳しい説明を省略する。
また、説明すべきは、上述の一連の処理及び装置は、ソフトウェア及び/又はファームウェアにより実現され得るとのことである。ソフトウェア及び/又はファームウェアにより実現される場合、記録媒体又はネットワークから、専用ハードウェア構造を有するコンピュータ、例えば、図9に示す汎用パソコン900に、該ソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、該コンピュータは、各種のプログラムがインストールされている時に、各種の機能等を実行することができる。
図9では、中央処理ユニット(CPU)901は、ROM 902に記憶されているプログラム、又は、記憶部908からRAM 903にロードされているプログラムに基づいて、各種の処理を行う。RAM 903は、必要に応じて、CPU 901が各種の処理などを実行する時に必要なデータをも記憶する。
CPU 901、ROM 902及びRAM 903は、バス904により互いに接続される。入力/出力インタフェース905もバス904に接続される。
また、入力/出力インタフェース905に接続されるのは、入力部906(キーボード、マウスなどを含む。)、出力部907(例えばCRT、LCDのような表示器及びスピーカーなどを含む。)、記憶部908(ハードディスクなどを含む。)、通信部909(例えばLANカード、モデムなどのネットワークアクセスカードを含む。)をも含む。通信部909は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を行う。
必要に応じて、ドライブ910も入力/出力インタフェース905に接続され得る。取り外し可能な媒体911、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体記憶装置なども、必要に応じてドライブ910に取り付けされてもよく、その中から読み出されたコンピュータプログラムは、必要に応じて記憶部908にインストールされ得る。
ソフトウェアにより上述の一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えばインターネット、又は、記憶媒体、例えば取り外し可能な媒体911からソフトウェアを構成するプログラムをインストールしてもよい。
なお、当業者が理解すべきは、このような記憶媒体は、中にプログラムが記憶されており、ユーザにプログラムを提供するよう装置と独立して配られる図9に示すような取り外し可能な媒体911に限定されないとのことである。取り外し可能な媒体911の例としては、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスクを含む。)、光ディスク(CD−ROM及びDVDを含む。)、光磁気ディスク(MD(登録商標)を含む。)、及び半導体メモリを含む。或いは、記憶媒体はROM 902、記憶部1108に含まれるハードディスクなどであってもよく、それらにはプログラムが記憶されており、且つそれらを含む装置とともにユーザに配られてもよい。
また、上述の一連の処理を実行するステップは、上述の説明の順序で時間順序に従って実行してもよいが、必ずして時間順序に従って実行する必要がない。幾つかのステップは、並列に又は互いに独立して実行してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。なお、本発明の実施例における「含む」、「有する」などのような語又はその他の変形語は、非排他的な「含む」を包括するために用いられ、これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、これらの要素だけでなく、明記されていない他の要素をも含んでもよく、或いは、このプロセス、方法、物品又は装置が所有する固有の要素をも含むものである。より多くの限定が無い場合、「・・・を含む」という語句で限定される要素は、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に存在する他の同じ要素を排除しない。

Claims (20)

  1. ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法であって、
    端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれ該マクロ基地局及び該低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定し;
    推定された前記信号対雑音比をスループットにマッピングし、前記マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを取得し;及び
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、セル選択偏移量を調整し、前記端末が、調整後の前記セル選択偏移量に基づいて、セル選択を行うことを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを基づいて、該端末がそれぞれ該マクロ基地局及び該低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定することは、
    前記端末が全部のサブフレーム上で測定した、前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定することを含む、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記マクロ基地局にオールモースト・ブランク・サブフレームが構成されており、前記端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを基づいて、該端末がそれぞれ該マクロ基地局及び該低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定することは、
    前記端末が前記マクロ基地局の前記オールモースト・ブランク・サブフレームの構成に基づいて測定した、前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定することを含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、
    前記端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局である時に、前記端末が前記マクロ基地局の前記オールモースト・ブランク・サブフレームの構成に基づいて測定した、前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定することは、
    前記端末が非オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記マクロ基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータ、及び、オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定することを含み、
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整することは、
    前記第一スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第一乗積を取得し;
    前記第二スループットに、前記オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第二乗積を取得し;及び
    前記第一乗積及び前記第二乗積に基づいて、前記セル選択偏移量を調整することを含む、方法。
  5. 請求項3に記載の方法であって、
    前記端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局である時に、前記端末が前記マクロ基地局の前記オールモースト・ブランク・サブフレームの構成に基づいて測定した前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定することは、
    前記端末が非オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記マクロ基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータ、及び、それぞれ、オールモースト・ブランク・サブフレーム及び非オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末が前記マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一信号対雑音比、前記端末が前記低パワー基地局により前記オールモースト・ブランク・サブフレーム上でスケジューリングされる時の第二信号対雑音比、及び、前記端末が前記低パワー基地局により前記非オールモースト・ブランク・サブフレーム上でスケジューリングされる時の第三信号対雑音比を推定することを含み、
    推定された前記信号対雑音比を前記スループットにマッピングすることは、
    前記第一信号対雑音比を第一スループットにマッピングし、前記第二信号対雑音比を第二スループットにマッピングし、前記第三信号対雑音比を第三スループットにマッピングすることを含み、
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、セル選択偏移量を調整することは、
    前記第一スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第三乗積を取得し;
    前記第二スループットに、前記オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第四乗積を取得し;
    前記第三スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第五乗積を取得し;及び
    前記第三乗積、前記第四乗積及び前記第五乗積に基づいて、前記セル選択偏移量を調整することを含む、方法。
  6. 請求項1〜4のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局のセル負荷に基づいて、前記第一スループット及び前記第二スループットを調整することを更に含み、
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整することは、
    調整後の前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整することを含む、方法。
  7. 請求項5に記載の方法であって、
    前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局のセル負荷に基づいて、前記第一スループット、前記第二スループット及び前記第三スループットを調整することを更に含み、
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整することは、
    調整後の前記第一スループット、前記第二スループット及び前記第三スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整することを含む、方法。
  8. 請求項1〜5のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記信号受信品質に関するパラメータは、基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を含む、方法。
  9. ヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置であって、
    端末が測定したマクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを用いて、該端末がそれぞれ該マクロ基地局及び該低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するための信号対雑音比推定ユニット;
    推定された前記信号対雑音比をスループットにマッピングし、前記マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一スループット、及び、前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の第二スループットを得るためのスループットマッピングユニット;及び
    前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、セル選択偏移量を調整し、前記端末に、調整後の前記セル選択偏移量に基づいて、セル選択を行わせるための偏移量調整ユニットを含む、装置。
  10. 請求項9に記載の装置であって、
    前記信号対雑音比推定ユニットは、
    前記端末が全部のサブフレーム上で測定した前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定するための第一推定サブユニットを含む、装置。
  11. 請求項9に記載の装置であって、
    前記マクロ基地局にオールモースト・ブランク・サブフレームが構成されており、前記信号対雑音比推定ユニットは、
    前記端末が前記マクロ基地局の前記オールモースト・ブランク・サブフレームの配置に基づいて測定した前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の前記信号対雑音比を推定するための第二推定サブユニットを含む、装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、
    前記端末の現在に属するセルの基地局がマクロ基地局である時に、前記第二推定サブユニットは、具体的に、
    前記端末が非オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記マクロ基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータ、及び、オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末がそれぞれ前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局によりスケジューリングされる時の信号対雑音比を推定するように構成され、
    前記偏移量調整ユニットは、
    前記第一スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第一乗積を得るための第二計算サブユニット;
    前記第二スループットに、前記オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第二乗積を得るための第二計算サブユニット;及び
    前記第一乗積及び前記第二乗積に基づいて、前記セル選択偏移量を調整するための第一調整サブユニットを含む、装置。
  13. 請求項11に記載の装置であって、
    前記端末の現在に属するセルの基地局が低パワー基地局である時に、前記第二推定サブユニットは、具体的に、
    前記端末が非オールモースト・ブランク・サブフレーム上で測定した前記マクロ基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータ、及び、それぞれ、オールモースト・ブランク・サブフレーム及び非オールモースト・ブランク・サブフレームで測定した前記低パワー基地局の、前記信号受信品質に関するパラメータを用いて、前記端末が前記マクロ基地局によりスケジューリングされる時の第一信号対雑音比、前記端末が前記低パワー基地局により前記オールモースト・ブランク・サブフレーム上でスケジューリングされる時の第二信号対雑音比、及び、前記端末が前記低パワー基地局により前記非オールモースト・ブランク・サブフレーム上でスケジューリングされる時の第三信号対雑音比を推定するように構成され、
    前記スループットマッピングユニットは、具体的に、
    前記第一信号対雑音比を第一スループットにマッピングし、前記第二信号対雑音比を第二スループットにマッピングし、前記第三信号対雑音比を第三スループットにマッピングするように構成され、
    前記偏移量調整ユニットは、
    前記第一スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第三乗積を得るための第三計算サブユニット;
    前記第二スループットに、前記オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第四乗積を得るための第四計算サブユニット;
    前記第三スループットに、前記非オールモースト・ブランク・サブフレームの数が全部のサブフレームの数に占める比をかけて、第五乗積を得るための第五計算サブユニット;及び
    前記第三乗積、前記第四乗積及び前記第五乗積に基づいて、前記セル選択偏移量を調整するための第二調整サブユニットを含む、装置。
  14. 請求項9〜12のうち何れか1項に記載の装置であって、
    前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局のセル負荷に基づいて、前記第一スループット及び前記第二スループットを調整するための第一スループット調整ユニットを更に含み、
    前記偏移量調整ユニットは、具体的に、
    調整後の前記第一スループット及び前記第二スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整するように構成される、装置。
  15. 請求項13に記載の装置であって、
    前記マクロ基地局及び前記低パワー基地局のセル負荷に基づいて、前記第一スループット、前記第二スループット及び前記第三スループットを調整するための第二スループット調整ユニットを更に含み、
    前記偏移量調整ユニットは、具体的に、
    調整後の前記第一スループット、前記第二スループット及び前記第三スループットに基づいて、前記セル選択偏移量を調整するように構成される、装置。
  16. 請求項9〜13のうちの何れか1項に記載の装置であって、
    前記信号受信品質に関するパラメータは、基準信号受信パワー及び基準信号受信品質を含む、装置。
  17. 端末であって、
    マクロ基地局及び低パワー基地局の、信号受信品質に関するパラメータを測定するための測定ユニット;及び
    請求項9〜16のうちの何れか1項に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置を含む、端末。
  18. テロジニアスネットワーク中の基地局であって、
    請求項9〜16のうちの何れか1項に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択装置を含む、基地局。
  19. マシン可読な指令コードを記憶したプログラムプロダクトであって、
    前記指令コードは、マシンにより読み出されて実行される時に、請求項1〜8のうちの何れか1項に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法を実行させる、プログラムプロダクト。
  20. マシン可読取の指令コードをキャリーした記録媒体であって、
    前記指令コードは、マシンにより読み出されて実行される時に、請求項1〜8のうちの何れか1項に記載のヘテロジニアスネットワーク中のセル選択方法を実行させる、記録媒体。
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