JP2014506863A - ウェブ材料のログから巻取りスピンドルを取り出す装置及び方法 - Google Patents

ウェブ材料のログから巻取りスピンドルを取り出す装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本装置は、ログ(R)の軸線に平行な長手方向抜き取り方向にログの両端から二つの巻取りスピンドル部分(M1、M2)を抜き取るように構成されかつ制御された少なくとも第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)を有する。第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)は、ログの前進通路(25)に沿って可動であり、そしてログの前進通路に沿ってログ(R)及び二つの巻取りスピンドル部分と共に前進する際に二つの巻取りスピンドル部分(M1、M2)抜き取る。
【選択図】図3

Description

本発明は、巻取ったウェブ材料のログを製造する機械の改良に関するものであり、特に完成したログから巻取りスピンドルを外す装置に関する。
多くの工業分野において、巻取りスピンドルすなわち巻芯にウェブ材料を巻取ることが必要であり、巻芯はその後、完成したログから取り外される。特に、紙を改装する分野、例えばトイレットペーパー、キッチンペーパーやその他のいわゆる“ティシュ”ペーパー製品のログの製造において、中心巻取り巻芯に予め決めた量のウェブ材料を巻取る巻直し機械が用いられる。幾つかの場合に、この中心巻取り巻芯は、ログの内側に残る厚紙やプラスチック製の管状要素から成っている。他の場合には、巻取りスピンドルすなわち巻芯は完成したログから取り出され、そしてログはさらに処理され、例えば軸方向寸法の小さな複数のロールに分割されて内部に巻芯やスピンドルなしで包装され得る。ログから取り出された巻取りスピンドルは再循環され巻直し機へ戻される。
特許文献1には、取外し可能なスピンドルに巻取るシステムを用いた巻直し機が記載されている。この場合、取外し可能なスピンドルは、完全なスピンドルを形成するように互いに結合される二つの同軸部分で構成され、完全なスピンドルにログが巻取られる。一度、ログが完成すると、かかるログは巻直し機から外され、スピンドルは取り外され、仕上がったログの二つの対向端部から二つのスピンドル部分を取り外す。この解決法は多数の利点があり、特に、スピンドル取り出し操作を完全にするため巻直し機の横に必要な空間を良好に分配できると共に、ログからスピンドルを取り外すのに掛る時間を半減でき、同じ取り出しレートをもたらし得る。さらに、ログの両側から二つのスピンドル部分を抜き取ることにより、半スピンドルと巻取った材料との間の摩擦力は平衡となり、それによりスピンドルを取外しながらログを軸方向に安定して保持するために作用させなければならない力を低減又は除去できる。
スピンドルを取り出すのに必要なステップは、スピンドルをログ巻取り領域から下流の取り出し部に保持しながら、完了される。これらのスピンドル取り出しステップには、ある時間が掛り、処理ラインの一部を占める。取り出し可能なスピンドルは、最近では相対的に寸法の大きなログを巻取るために用いられ、すなわち相対的に多量のウェブ材料を含んでおり、その結果、巻取るのにかなりの量の時間(代表的には数秒)が掛る。この場合、巻取り処理を完了するのに掛る時間は、巻直し機から取り出されることになるログからスピンドルを外すのに掛る時間に匹敵し得る。
しかしまた、市場には単に限られた量の材料を巻取り,その結果極僅かな時間(典型的には1〜2秒)で巻取ることのできる紙又はその他のウェブ材料のロールが存在する。さらに、高速の巻直し機を製造する傾向が大きくなると、単一ログを巻取るのに掛る時間が連続して短くなる。
ログの巻取り時間がこのように短くなる(巻直し機の高速のため或いは各ログに限定した量の材料が巻かれるために)と、取外し可能なスピンドの使用は面倒となる。というのは、スピンドルの取外しは、ログを形成するのに掛る総時間に無視できない影響を及ぼすステップとなるからである。
特許文献2には、閉じた通路に沿って動く心押し部材と端部で係合する管状巻芯に対して巻取り操作が行なわれる巻直し機が記載されおり、閉じた通路は、管状巻取り巻芯を把持する位置から巻取りベルト間の巻取り領域へのび、そしてそこから取り出し領域へのびている。心押し部材は、単一巻取り巻芯と係合でき且つ単一巻取り巻芯から解放できるように動くことができる。
米国特許第6565033号 欧州特許出願第135662号
本発明の一つの特徴によれば、本発明は、先行技術の欠点の少なくとも1つを完全に或いは少なくとも部分的に解決する、巻取ったウェブ材料のログから巻取りスピンドルを抜き取る装置を提供する。
本質的に、一実施形態によれば、本発明は、巻取りスピンドルに巻き取られたウェブ材料のログから巻取りスピンドルを抜き取る装置に関し、かかる装置は少なくとも一つの第一把持部材及び一つの第二把持部材を有し、これら第一把持部材及び第二把持部材がログの両端から二つの巻取りスピンドル部分を抜き取るように構成されかつ制御され、第一把持部材及び第二把持部材がログの前進通路に沿って可動であり、そしてログの前進通路に沿ってログ及び二つの巻取りスピンドル部分と共に前進する際に二つの巻取りスピンドル部分を抜き取る。スピンドル部分の抜き取り中における把持部材の前方への動きにより、ログ製造率におけるスピンドル部分を抜き取るのにかかる時間を短縮できる。幾つかの実施形態では、複数の連続したログに対応する幾つかの対のスピンドル部分は同時に把持され得、それにより複数のログからスピンドルを抜き取るのにかかる時間をさらに短縮できる。
有利な実施形態では、巻取りスピンドル部分は、把持部材によって解放され、結合部又は領域に向かって運ばれて、それらの巻取りスピンドル部分は、新しい巻取りスピンドルを形成する。再循環通路は、分離されているか或いは既に互いに結合されているスピンドル部分を、それらが把持部材によって解放される領域から巻直し機へ戻される領域へ移送できる。有利な実施形態では、把持部材は、スピンドル又はスピンドル部分を再循環する通路と異なるそれぞれの閉じた通路に沿って動く。
第一把持部材及び第二把持部材は、ログ前進通路の横の拡散する軌道に沿って動くように有利に制御され得る。このようにして、対のそれぞれの第一把持部材及び第二把持部材は、それぞれのログに合った仕方で前進し、ログから突出する二つのスピンドル部分の二つの端部と係合する。各把持部材は、ログの前進する方向に平行な速度成分及び発散成分すなわちログの前進方向にほぼ直交する成分をもつ動きで動く。二つの把持部材は、結果として、互いに離れてしかもそれらを順方向送り方向に前進するログの端部から離れて動く傾向があり、その結果ログの前進する際にログの両端部から外方へ二つのスピンドルを摺動させる。
幾つかの実施形態では、第一把持部材及び第二把持部材は、それぞれ第一の一連の把持部材及び第二の一連の把持部材の部分であり、各一連の把持部材は複数の把持部材から成っている。
二つの一連の把持部材における把持部材は、有利には、二つのそれぞれの閉じた通路に沿って動かされ得る。二つの閉じた通路は好ましくは互いに対してほぼ対称である。これらは有利にはログの前進通路に対してほぼ対称である二つの作動部分を備えている。用語“閉じた通路の作動部分”は本明細書では把持部材がスピンドル部分に作用して、それらスピンドル部分と係合してログからそれらスピンドル部分を抜き取る通路の二つの部分を意味するのに用いられる。各閉じた通路の作動部分は、有利には、ログの前進する方向に平行な又はほぼ平行な部分及びログの前進する方向に対して発散する部分を有することができる。ログの前進方向に平行な部分に沿って、把持部材は、スピンドル部分のそれぞれの端部に追従して係合するように制御される。発散部分に沿って、把持部分は、ログと同期して前進するすなわちログの前進する速度と平行な速度成分で動きしかもログの前進する速度と同じ係数をもつように制御される。同時に、把持部材は、発散部分に沿って相互に分離するように動き、ログからスピンドル部分を摺動させる。
幾つかの実施形態では、閉じた通路は、把持部材を駆動するガイドによって画定される。各把持部材はそれ自体のアクチュエータと適合され得、それの閉じた通路に沿って前進させる。例えば、各把持部材は、閉じた通路に沿ってのびるラックとかみ合うピニオンを駆動する電動機を備えることができる。好ましくは、より経済的で容易な実施形態では、第一の一連の把持部材は、チェーンのような連続したたわみ性部材によって接続され、第二の一連の把持部材は、第二のたわみ性部材に接続される。
把持部材が閉じた通路の少なくとも一部分に沿って互いに平行のままであるように把持部材を駆動する手段が設けられ得る。
第一の把持部材が動く第一の閉じた通路、及び第二の把持部材が動く第二の閉じた通路は、両方とも、第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路が互いに平行に位置する係合部分、及び第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路が発散する抜き取り部分を画定している。ログからスピンドル部分を抜き取るために、それぞれ第一の閉じた通路、及び第二の閉じた通路に沿って動く第一把持部材及び第二把持部材が用いられ、ログの両端部から突出する巻取りスピンドルの両端部と係合するように係合部分に沿って前進するようにし、そしてログから二つの巻取りスピンドル部分を抜き取るように抜き取り部分に沿って前進する。
幾つかの実施形態では、ログに作用する第一把持部材及び第二把持部材は、
−ログが前進通路に沿って前進する速度より実質的に早い速度で第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路の係合部分に沿って前進し、ログが係合部分に一時的に停止し得るように;
−ログの前進通路に平行な成分及びログの前進通路に直交する成分をもち、ログの前進通路に平行な成分がログの前進する速度の係数に相応した係数をもつ、速度で第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路の抜き取り部分に沿って前進するように
制御される。
幾つかの実施形態では、ログを前進させるログの前進通路に沿ってコンベアが設けられる。このコンベアは、ベルト、又は二つのオーバーラップベルト、又は互いに平行に位置しかつ一群の上方平行ベルト及び一群の下方の平行ベルトを画定するベルトの二つのシステムから成り得、ログの前進通路は二つの群のベルトの相対した分岐部間に画定される。
別の実施形態では、ログは、チェーンアキュムレーターのものと同様なホルダーやクレードルを形成するコンベアによって搬送され得る。
一般的に言えば、ログは好ましくはログの軸線に実質的に直交する方向の転換の動きで順方向に送られる。
幾つかの実施形態では、スピンドル部分を取り除いたログは、別の処理用の機械例えば円舞グを受けるように、ログの前進通路より下流に設けられたログスタッカーが用いられる。ログは、スピンドル抜き取りシステムの速度を下流のあらゆる機械の速度すなわち製造速度と無関係にさせるために、スタッカーに貯蔵できる。
ログからスピンドル部分を取り外した後、それらのスピンドル部分は好ましくはコンベア又はアキュムレーターに集められる。幾つかの実施形態では、例えばスピンドル部分を対をなして再接続して巻取りスピンドルを形成し巻直し機へ戻したり別の処理機械へ供給するように、できれば単一スピンドル部分を抜き取るシステムをもつ、スピンドル部分を収納する簡単なボックスから成る又は簡単なボックスを備える収容領域が設けられ得る。スピンドル部分は好ましくは、単一のスピンドル部分が個々に蓄えられるコンベアから成るコンベアシステムに収納される。スピンドル部分のコンベアは有利には二つのセミコンベアから成り、各セミコンベアは、取扱い及び再循環通路を画定する一対のチェーン又はその他のたわみ性部材を有することができる。スピンドル部分を支持し取り扱うホルダーは有利にはチェーン又はその他の連続したたわみ性部材に取り付けられる。従ってスピンドル部分は、別個に取り扱われ、そして再使用時に或いは別のアキュムレーター又はコンベアに配置される前に対状に再接続される。これは、二つのスピンドル部分を(全体スピンドルの形態で)取り扱う前に、例えば新しいログを形成する際に巻直し機に送り込むアキュムレーター、コンベア又は領域に移送する前に、二つのスピンドル部分がログから外されるとすぐに、二つのスピンドル部分を再結合する機会を除外しない。
別の特徴によれば、本発明は、巻取りスピンドルに巻き取ったウェブ材料のログの後縁部を接着する接着装置に関し、上記の装置が組み合わされる。幾つかの実施形態では、接着装置は、ログの後縁部を開く第一の開放部と、第二の接着部とを有し、また上記のスピンドル部分取り外し装置は、上記第一の開放部と、第二の接着部との間に配置される。
別の特徴によれば、本発明は、上記巻取りスピンドルに巻き取ったウェブ材料のログから巻取りスピンドルを抜き取る方法に関し、上記巻取りスピンドルは、第一及び第二把持部材によってログの両端から抜き取り可能な二つの部分で構成されている。本発明によれば、ログは、ログの前進通路に沿ってログと共に前進する上記第一及び第二把持部材によって二つの巻取りスピンドル部分をログから徐々に抜き取りながら、ログの前進通路に沿って前方へ動かされる。
本発明による装置及び方法の別の有利な特徴及び実施形態は、特許請求の範囲に記載されかつ本発明の実施形態の非限定例を示す添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
本発明は、以下の説明及び本発明を限定しない実施形態を示す添付図面によって比較的容易に理解することができる。
本発明による装置が挿置される、巻き取ったウェブ材料のログを製造する巻取りラインの一部の概略側面図。 図1の一部分の拡大図。 巻取りラインの一部を示す、図1の線III‐IIIに沿った図。 スピンドル抜き取り装置における第一の一連の把持部材の把持部材が接続される第一の連続したたわみ性部材の拡大図。 図4のV‐Vに沿った断面図。 図5のVI−VIに沿った断面図。 図5のVI−VIに沿った断面図。 それぞれ結合され分離される二つの部分をもつスピンドルの概略長手方向断面図。 第二の実施形態におけるウェブ材料のログを製造する巻取りラインの一部分の概略側面図。 図8における巻取りラインの一部分の拡大図。 第三の実施形態におけるログを製造するウェブ材料の巻取りラインの一部分の概略側面図。 スピンドル部分が抜き取られる領域におけるアキュムレーター又は貯蔵ユニットにおけるログを装填する領域の詳細図。 図11のXII−XIIに沿ったスピンドルを抜き取るシステムの半分を示す図。
本発明は、ペーパーのロールを製造する及び特にテッシュペーパーのロールを製造する転換ラインへの応用について以下説明する。これは、本発明が取り外し可能なスピンドルに巻き取ったウェブ材料のログを製造し、そしてログの両端部から外され得る二つの部分に各々分割した抜き取り可能な巻取りスピンドルの使用を伴う他の形式の機械、又はその他の処理ライン、システムなどにも用いられ得ることが理解される。
図1〜図7を参照して以下本発明の第一の実施形態について説明する。番号1はティシュペーパーなどのようなウェブ材料及び代表的にはペーパーのロール又はログを製造する転換ラインの一部を全体的に示すのに用いられる。転換ライン1は巻直し機3を備え、ウェブ材料Nは巻取りスピンドルMに巻き取られ、巻取りスピンドルMはコンベア5によって巻取り領域に供給される。巻取り領域は、全体を番号7で示す巻取りヘッドを備えている。幾つかの実施形態において、巻取りヘッドは、第一の巻取りローラー9、第二の巻取りローラー11及び可動アーム15で支持された第三の巻取りローラー13を備え、可動アーム15は、第三の巻取りローラー13を第一の巻取りローラー9及び第二の巻取りローラー11から徐々に離すことができ、形成されるログのサイズを増大させることができるようにする。巻直し機3の構造は、当業者に公知の任意の仕方で機械を設計できるので、極めて概略的に示し、また巻直し機3の構造は、本発明を記載する目的に関係しない。本発明が組み合わされ得る処理ラインに使用するのに適した巻直し機の例は、米国特許第5979818号や特許文献1に記載されている。
巻直し機3の下流には、巻直し機3のからの各ログに巻き取られたウェブ材料の自由端部すなわち後縁部を接着する接着装置17が設けられている。この接着装置の構造もそれ自体公知である。例えば、かかる接着装置は米国特許第6143111号、米国特許第5242525号、WO2010100666、或いは上記公報に記載されたその他の特許文献に記載されているように設計され得る。
接着装置17の下流には、巻直し機3で製造されそして接着装置17で接着されたログから巻取りスピンドルを抜き取る抜取り装置が設けられる。抜取り装置は全体を番号19で示されている。幾つかの実施形態では、抜取り装置19は上下に位置した第一コンベア21及び第二コンベア23を備え、これらコンベアはログの前進通路25を画定している。幾つかの実施形態では、第一コンベア21及び第二コンベア23は、各々複数の並置した平行ベルトから成り得る。第一コンベア21及び第二コンベア23は、好ましくは簡単な並進変位に従って接着装置17から来るログRを動かすように矢印f21、f23の方向に前進する。この目的で、上方コンベア21の下方ブランチ21Aと下方コンベア23の上方ブランチ23Aとの間の間隔は、巻直し機3及び接着装置17からのログRの直径に実質的に相応するようにされ、代わりに、かかる間隔はコンベア21、23を形成しているたわみ性部材の相対するストレッチによってログをより有効に把持できるように上記直径より僅かに狭くてもよい。幾つかの実施形態では、上記間隔は製造の必要性に従って種々の直径のログを処理できるように調整可能である。コンベア21、23の相対したストレッチすなわちブランチ21A、23Aは有利には実質的に同じ速度で前進し、それでブランチ21A、23Aの間に保持されたログは回転せずに前進し、すなわち簡単な並進運動で前進する。これは、例えば単一ログの角度位置を変更するために、上記コンベアに種々の速度を適応する可能性を除外するものではない。
ログRの前進する通路25の最初の領域すなわち入口には分配装置27が設けられ、接着装置17から入ってくる後続のログを保持することによって一度にただ一つのログRが通路25に沿って前進することを確実にしている。図1に示す実施形態では、分配装置27はコンベア21、23より上流に位置決めされ、それで分配装置27で引き止められているログRはコンベア21、23とまだ接触していない。コンベア21、23が連続して動いている場合に、この解決法は、コンベアにおけるログの摺動を避ける。ログRは、分配装置27と一致する待ち位置からコンベア21、23と接触する位置へ以下に記載する仕方で前進する。幾つかの実施形態では、コンベア21、23の間に挿入されるまでログの前方への送りはまた、分配装置27の特殊な形状によって例えば例示した場合のように往復回転運動を行う代わりに、常に同じ方向に回動することによって単一ログを移送する回転分配装置で達成できる。
これは、図示した位置のさらに上流にコンベア21、23を伸ばして分配装置27の位置でコンベア21、23によってログを捕捉できるようにする本発明のあまり有利でない実施形態における実現性を除外するものではない。
ログの前進通路25より下流には、好ましくは全体を番号31で示す公知の形式のアキュムレーターに向かって重力の作用のもとで転がりによってロールRを動かす摺動部材29が設けられている。アキュムレーター31は例えば、一対のチエ―ン33を備え得、各チエ―ンは好ましくは垂直平面に位置している。二つのチエ―ンは有利には二つのほぼ同一の閉じた通路を画定し、単一ログRを保持するためにチエ―ン33にヒンジされた複数のクレードル又はチャンネル34を支持し、後で記載する仕方で装置19によって巻取りスピンドルを抜き取る。
コンベア21、23の出口付近には、装置19によってログRから抜き取った巻取りスピンドル部分を受けるアキュムレーター又はコンベア35の下方端部が位置し、それら巻取りスピンドル部分を巻直し機3の入口に向かって戻す。
以下にさらに詳しく説明するように、コンベア35は実際には、装置19によってログRから抜き取ったそれぞれの巻取りスピンドル部分を受ける二つの実質的に対称のセミコンベアを備えている。
図3には、図1のIII−IIIに沿った図でスピンドルを抜き取る装置19を詳細に示す。この図面は一連の平行ベルトとして示された上方コンベア21を示し、この上方コンベア21の真下をログRが前進する。
幾つかの実施形態では、図示したように、コンベア21、23の間に画定したログの前進通路25の各側には、第一のたわみ性部材41及び第二のたわみ性部材43が互いにほぼ対称的に設けられている。幾つかの実施形態では、第一のたわみ性部材41及び第二のたわみ性部材43はチエ―ン、ベルト或いはその他の連続した要素から成り得る。第一の連続したたわみ性部材41は第一の閉じた通路を画定し、また第二の連続したたわみ性部材43は第二の閉じた通路を画定している。
幾つかの実施形態では、たわみ性部材41、43で画定した二つの閉じた通路は実質的に対称である。図示実施形態では、たわみ性部材41、43で画定した二つの閉じた通路は実質的に水平な平面上に位置している。
図示実施形態では、第一の連続したたわみ性部材41は案内ホイール45、47、49、51、53のまわりで駆動され、これら案内ホイールの内の少なくとも一つは、図面に番号57で概略的に示すプログラム可能な制御ユニットによって有利には数値的に制御され得るモーターによって駆動される。モーター55は図示例では概略的に示され、第一の連続したたわみ性部材41の動きを制御するためホイール45と組み合わされている。モーター55は異なって配列されそして案内ホイール45、47、49、51、53のうちの任意のホイールと組み合わされ得ることが理解される。
プログラム可能な電子制御ユニット57は、有利には、第二の連続したたわみ性部材43を駆動する第二のモーターに接続され得る。図示実施形態では、第二の連続したたわみ性部材43は、案内ホイール65、67、69、71、73のまわりで駆動される。図示例では、案内ホイール65は、中央制御ユニット57で制御されるモーター75によって駆動される。
第一の連続したたわみ性部材と組合わせて、把持部材77が設けられ、把持部材77は巻直し機3から通路25に沿って装置19を通り前進するログRに挿置した各巻取りスピンドルMの第一の部分M1と係合する第一の一連の把持部材を画定している。
第二の一連の把持部材の第二の把持部材79は、第二の連続したたわみ性部材43に取付けられ、そして巻直し機3及び接着装置17から装置19へ供給されるログR内の各巻取りスピンドルMの第二の部分M2と係合するようにされる。
把持部材77、79は互いに実質的に対称である。特に図1にそして図2に拡大して示すように、各把持部材77、79はフォーク80を備え、フォーク80は、各巻取りスピンドルMのそれぞれの部分M1、M2の一方又は他方から軸方向にのびるテーパー状ソケットCと係合できるような形状のスロット又は凹部82を備えている。テーパー状ソケットCは、横断面の広いヘッドと横断面の狭い首部とを備え、それによりテーパー状ソケットCの首部をスロット82内に係合すると、スピンドルMの対応した部分M1又はM2は、特に図5及び図6の拡大図に示すように、フォーク80に取付けられたままである。
図示実施形態では、特に図3に示すように、第一の連続したたわみ性部材41及び第二の連続したたわみ性部材43で画定した閉じた通路は、ログの前進通路25に沿って動くログの順方向の送り方向fに実質的に平行な第一の部分を備えている。この第一の部分は、第一の連続したたわみ性部材41に対してはホイール47、49間に画定され、第二の連続したたわみ性部材43に対してはホイール67、69間に画定されている。この第一の部分は、各対の把持部材が後で説明するようにそれぞれのスピンドルに巻取られたログRから取り外されなければならないそれぞれのスピンドルの端部と係合する係合部分である。
連続したたわみ性部材41の閉じた通路を画定する案内ホイール49と案内ホイール51との間にのびるたわみ性部材の部分は発散し、すなわちログの前進通路25から離れて動く。第二の連続したたわみ性部材43の閉じた通路を画定するホイール69と案内ホイール71との間にのびるたわみ性部材43の対称的に相応した部分は、ログRの前進する通路から発散する連続したたわみ性部材41の部分の鏡像において発散している。連続したたわみ性部材41、43で画定した閉じた通路の発散する部分は抜き取り部分であり、この部分に沿ってログからスピンドル部分M1、M2を抜き取るのに必要な動きが行なわれる。セットの二つの(係合及び抜き取り)部分は、把持部材77、79の動く閉じた通路の作動部分を画定している。
連続したたわみ性部材41、43が前進する速度は、ログの前進通路25に沿ったログの順方向送り速度Vより速い係数Vをもつ。連続したたわみ性部材41、43の順方向送り速度Vの係数V及びログの前進通路25に沿ったログの順方向送り方向と、連続したたわみ性部材41のホイール49、51間又は連続したたわみ性部材43のホイール69、71間のそれぞれの発散ストレッチ又は部分の方向との成す角度αは、二つの成分それぞれV(通路25に沿って順方向に動くログの速度Vに平行)及びV(ログの前進通路25に沿ってログが順方向に動く方向に直交)に分類され得、また成分Vは、図3のベクトル線図に概略的に示すように、ログの前進する速度Vの係数にほぼ等しい係数(Vcosαに相当する)をもつ。その結果として、把持部材77、79は、通路25に沿って前進するログRの速度より早い速度で、把持部材77に対してはホイール47、49間及び把持部材79に対してはホイール67、69間の二つの部分に沿った方向f(すなわち通路25に沿ったログの順方向送りに平行)に前進する。把持部材77、79は、相対した対に配列され、これらの対は、ログの前進通路25に沿って動くログRに挿置したスピンドルMと同期して位置決めされかつ変位され、それで前進通路の第一の部分に沿って各対の把持部材77、79は、追従し、そして最後にはログの前進通路25に沿って動くログRに挿置した相応したスピンドルMに到達する。
連続したたわみ性部材41、43によって画定した閉じた通路の二つの発散する部分に沿って、通路25に沿ってログが順方向に動く方向fに平行な把持部材77、79の速度成分はログ自体の順方向送り速度Vに相応しているので、把持部材77、79は、ログRと同期して及び従ってスピンドルMと同期して上記部分に沿って前進する。ログがログの前進通路25に沿って順方向に動く方向fに直交する速度成分Vの存在は、この順方向変位中に対の把持部材77、79第一の把持部材77及び第二の把持部材79は取付けられた二つのスピンドル部分M1、M2は図3に明瞭に示すようにログRから徐々に取り外される。
図4には、単にたわみ性部材41を、相応した把持部材77と共に上から見た図で示し、ログRからスピンドルMの部分M1を抜き取るシステムの動作が明瞭に示されている。図4の概略図において、把持部材77は、実際の構成に必ずしも対応しない仕方であるが、動作の仕方をより良く例示するため可変ピッチで設けられている。これにより、把持部材77(及び同様に把持部材79)は、通常、対応する連続したたわみ性部材41、43上に一定のピッチで配列されることが理解される。
図4に77Xで示す把持部材は丁度ログの前進通路25に沿って順方向に動き始めるログRの内側にあるスピンドルMの部分M1のテーパー状ソケットCと係合している。
番号77Yは、ログの前進通路25に沿ったログRの矢印fで画定した順方向送り方向に対して角度αを成す発散部分に沿って経路のほぼ2/3まで進んだ把持部材を示している。スピンドル部分M1の長さの丁度半分にわたって取り除かれすなわちログから軸線方向に抜き出される。この段階で、スピンドル部分M1はなおログR内に挿入されておりしかも相応した把持部材77に取り付けられている。
番号77Zは、たわみ性部材41で画定した閉じた通路に沿って遊びホイール51を超えて動く把持部材を表し、ログの前進通路25に沿ったログRの順方向送り方向に対して実質的に90°を成すホイール51とホイール53との間に画定した上記閉じた通路の部分にある。この把持部材77Zは、相応したログRから完全に抜き取られたスピンドル部分M1を保持している。図3にそして図2に一層詳細に示すように、ログの前進通路25の両側には、支持手段81,83が設けられ、これらの支持手段81,83の回転又はロック運動はアクチュエータ85、87によって制御される。これらのロッカー支持手段81,83は、スピンドル部分M1、M2がそれぞれのログRから完全に外された時にこれらスピンドル部分M1、M2を支持し、そしてスピンドル部分を運ぶコンベア35を形成する二つの半コンベアに向かって上記スピンドル部分M1、M2を移送する二つの機能を持っている。支持手段81,83及びアクチュエータ85、87は、従って、図3においてスピンドル部分M1に対しては35Aで示しスピンドル部分M2に対しては35Bで示す半コンベアに向かってスピンドル部分M1、M2を搬送する移送手段を構成している。
コンベア21、23に対してたわみ性部材41、43で画定した閉じた通路の位置決めは有利には、対のホイール47、49及び67、69間に画定した通路の二つの係合部分がコンベア21、23より少なくとも部分的に上流に位置しかつ分配装置27でログRを保持する領域と重なるように設計できる。このようにして各ログRは、分配装置27で画定した待ち位置から、ログの順方向送り方向に平行な方向に前進する通路部分に沿って把持部材77、79によって作用するスラストのためにコンベア21、23でログを集める領域へ前進する。把持部材77、79の閉じた通路の発散(分散又は分れる)部分又は抜き取り部分は、ログRがコンベア21、23と接触する部位から把持部材77、79が分散運動を始めるように位置決めできる。
このようにして、把持部材77、79は、ログがログの前進通路に沿って動く速度より実質的に速い速度で第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路のそれぞれの係合部分に沿って前進する。実際に、ログの前進する速度は、分配装置27によってログが止められる少なくとも特定の時間間隔の間、ゼロとなり得る。第一及び第二の閉じた通路の抜き取り部分に沿って、第一及び第二把持部材は、ログの前進通路に平行な成分及びログの前進通路に直交する成分をもつ速度で前進し、ログの前進通路に平行な成分は、コンベア21、23の相対するストレッチ及びその結果ログRの順方向送り速度の係数に等しい係数を持っている。
ロッカー支持手段81、83の機能は図2を参照して最もよく理解される。図示実施形態では、各対のロッカー支持手段81、83は、それぞれのスピンドル部分M1、M2を受ける位置からスピンドル部分M1、M2を半コンベア35A又は35B上に移送する位置へ通るように、回転又はロック軸線B−Bのまわりで回転する。
幾つかの実施形態では、回転又はロック支持手段81、83は、クレードルを形成するようにエルボー型或いはV型であり得、クレードルにはそれぞれのスピンドル部分M1、M2が外される。回転又はロック支持手段81、83が軸線B−Bのまわりで回転する矢印f81(図2)の方向に回る際に、それぞれの対のロッカー支持手段81、83に位置するスピンドル部分M1、M2は、スピンドル部分M1、M2を受けるホルダー又はクレードル36が動いている軌道に一致して上向きに移送される。ホルダー36は、それぞれのたわみ性部材38例えば半コンベア35A又は35Bのチェーン又はベルトに取り付けられる。これらのホルダーは、方向f36におけるホルダー36及び方向f81におけるロッカー支持手段81、83の組み合わさった動きにより各スピンドル部分M1又はM2を支持手段81、83からホルダー36へ移送できるように形状に構成される。
特に図1に示すように、コンベア35の各半コンベア35A、35Bのたわみ性部材36は、ホルダー36がスピンドル部分M1、M2を受けるコンベア21、23の出口から、巻直し機3より上流の領域へのび、スピンドル部分M1、M2を再循環できるようにしている。再循環通路に沿って或いは巻直し機3より上流で公知の仕方でスピンドル部分M1、M2を結合する手段が設けられる。スピンドル部分M1、M2又は対のスピンドル部分M1、M2を再結合することで形成したスピンドルMは、コンベア35のホルダー36から補助コンベア35C(図1)のクレードル36Aに移送でき、補助コンベア35Cは摺動部材91へ移送し、摺動部材91からそれらはコンベア5によって集められる。
各スピンドルMの部分M1、M2は、スピンドルの軸線を含むそれぞれの長手方向断面において互いに結合した二つの部分M1、M2及び一対の別個の部分M1、M2から成るスピンドルMを示す図7に概略的に示すように、牡雌ジョイントによって結合されかつ分離され得る。
幾つかの実施形態では、図3及び図4に示すように、把持部材77,79がスピンドル部分M1、M2と係合する軌道の少なくとも一部分に沿って、把持部材77,79は互いに平行を維持しながら転動運動する。これは、例えば明らかに把持部材77に対して対称システムが設けられると仮定して、第二のたわみ性部材43に取り付けられた把持部材79の例を示す図5及び図6に概略的に示すようにガイドシステムを用いることによって達成できる。
この実施形態では、各把持部材79は、把持部材79に対して79Aで示すベアリングを備え、そして図5及び図6に示すように、フォーク80に取り付けられ、また二つの付属物79B、79Cを備えている。図示例では、二つの付属物79B、79Cは長さが異なっている。二つの付属物79B、79Cには有利にはピン101及びピン103がそれぞれ設けられている。
有利な実施形態では、各把持部材79はピン101と一致してそれぞれのチェーン又はその他のたわみ性部材43に結合される。図示したように、ピン101は有利にはたわみ性部材43を形成しているチェーンにおける隣接したリンク間に回動ジョイントを形成する。第二のピン103は有利には、ピン101にそしてチェーン43を形成しているリンクの接合部の軸にほぼ平行である。
例示された実施形態では、ピン101、103は、それぞれピン101に対して二つのローラー102A、102B及びピン103に対してローラー104A、104Bを遊架支持する。対のローラー102A、102B及び104A、104Bは、例えば、少なくとも把持部材77、79が互いに平行のままでなければならない部分に沿って、互いに平行にかつたわみ性部材41又は43によって画定した通路に平行にのびる二つのそれぞれのガイド107、109の平行な面上を有利に転動する回転ベアリングによって支持される。
ガイド107、109の転動面は、ローラー102A、102Bについては107A、107Bとして、またローラー104A、104Bについては109A、109Bとして示されている。転動面は、各ローラーがそれのそれぞれのガイド面上を転がり、そして種々のローラーとガイド面との接触が全体として把持部材79の取り付けられるたわみ性部材43によって動かされる際に把持部材79のベアリング79Aをそれらと平行に維持するように配列される。
上記の装置の動作については、記載した説明からすでに明らかである。本質的に、ログRは巻直し機3によって作られ、そして接着装置17へ送られ、装置19に送られる前に接着され、スピンドルMは、ログ内に挿置されたままであり、ログの二つの端部から二つの部分M1、M2のテーパー状ソケットCが突出している。装置19内において、二つのスピンドル部分は二つの相対した把持部材77、79と係合し、把持部材77、79は、二つの部分M1、M2のテーパー状ソケットCに追従し該テーパー状ソケットCを把持する。連続したたわみ性部材41、43によって画定した通路の分散部分に沿って、把持部材77、79は、ログと平行にかつログと同期して長手方向に前進し、同時に互いに分散し、従ってログRからスピンドルMの部分M1、M2を徐々に摺動する。最後に、スピンドルなしのログRは摺動部29へ取り出され、そしてアキュムレーター31のチャンネル34に転移され、一方スピンドルMの二つの部分M1、M2はコンベア35を形成する二つの半コンベア35A、35B上に取り出され、巻直し機3に向かって戻される。
装置19に同時に幾つかのログ、例えば二つ又は三つのログRが存在し得る。ログからスピンドルMを抜き取る又は取り外す動作は、接着装置17からスタッカー31へのログの移送と同時に起こる。このことは、スピンドルの部分M1、M2の取り外しが製造率にマイナスには影響しないことを意味している。
今まで例示してきたように、巻直し機3によって作られたログRからスピンドルMの部分M1、M2を抜き取る装置19は、接着装置17とログアキュムレーター31との間において接着装置17より下流に配置される。これにより、接着装置17の動作に実質的に関連していないので特に直接的な仕方で装置19を構成することができる。
しかし、装置19は、巻取りラインの全長を増大する。他方、図8及び図9に示す実施形態において、ログRからスピンドル部分M1、M2を抜き取る装置が接着装置17に結合される。これらの図面において、同じ番号は図1〜図6を参照して説明したものと同じ又は相応した部分を示している。巻直し機3は図1を参照して例示したものと同じ構成要素を備えている。
全体を番号17で示す接着装置は、例えば米国特許第6143111号、米国特許第5242525号、又はWO2010100666に記載されているように設計され得る。
公知の仕方において、接着装置17は、例えば全体を21、23で示す一連の平行ベルトから成る二つのコンベアを有する。この実施形態において、接着装置17のコンベア21、23は同時に、接着装置に見込まれるログの前進通路25に沿ってログRを運ぶコンベアとして機能し、接着装置17内のログの前進通路25の端部に接着部123が設けられる。これらの接着部123及び巻戻し部121の細部については当業者にすでに知られているので、ここでは記載しない。さらなる詳細については上記の特許文献から得ることができる。
幾つかの実施形において、単一ログRは、接着装置17を巻戻し機3に接続する摺動部129より下流に設けられた分配装置127によってログの前進通路25に置かれる。
連続したたわみ性部材41、43によって画定され、把持部材77、79が前進する閉じた通路は、接着装置17のコンベア21、23の間において、ログの前進通路25の実質的に横側にのびている。連続したたわみ性部材41、43の動きは、コンベア21、23の動き及びその結果接着装置17の動作と同期される。
把持部材77、79及びそれらのそれぞれの駆動手段の構造及び動作は、実質的に図1〜図6を参照して記載したものと同じである。
スピンドル部分M1、M2を受けるコンベア35の端部は、好ましくは接着部123とほぼ整列し、或いは接着部123より下流にある。スピンドル部分M1、M2は、図8及び図9に示してないが図1〜図7の実施形態を参照して記載した移送手段81、83、85、87と同様な手段を用いてコンベア35に移送され得る。
図8及び図9に示した実施形態は、スピンドル部分M1、M2が接着装置17内のログの前進通路に沿って動く際に、ログRから抜き取られるので全体としてログ巻取りライン実質的にコンパクトな形態を構成し、従って処理ラインの長手方向の全体床面積を増大させない。
図10〜図12には、本発明の第三実施形態が示され、スピンドル部分M1、M2を抜き取る装置19は接着装置17とログスタッカー31との間に位置決めされる。しかし、この場合、装置19は、装置1を挿置される処理ラインの全体床面積を減少するように垂直方向にのびている。
装置19の構造及び動作は、図10〜図12における概略例示及び図1〜図7を参照しての上記の説明から容易に理解できる。
第三実施形態において、巻取りスピンドルMを含むログは、接着装置17からの出口とエレベーターコンベア153との間の摺動部151に沿って供給され、エレベーターコンベア153は一連のチャンネル155を備え、一連のチャンネル155はチェーン157又は上記チャンネルに結合したその他の適当なたわみ性部材によって、二つのプーリー又はチェーンホイール159、161によって画定した閉じた通路に沿って駆動される。エレベーターコンベア153は、摺動部151の下流からログRを取り外すレベルから別の摺動部163のレベルまでログRを持ち上げ、ログは、エレベーターコンベア151からアキュムレーター31へ重力の影響の下で転動によって移送され、これは図1を参照して例示したものと同様な仕方でなされ得る。
スピンドルMのスピンドル部分M1、M2を抜き取る装置は、エレベーターコンベア153の上向きストレッチに沿って位置決めされ、チャンネル155は矢印f153の方向に上向きに駆動される。
再びこの実施形態において、装置19は、第一の一連の把持部材77及び第二の一連の把持部材79を備えることができ、これらの把持部材は、上述の図面を参照して記載した、代わりに垂直面に位置する閉じた通路を画定する連続したたわみ性部材41、43によって運ばれる。
たわみ性部材41、43の動きは例示された実施形態は、把持部材77、79が動く通路の第一の実質的に垂直な部分に沿って、把持部材77、79がエレベーターコンベア153の上昇するストレッチに沿ってログRを持ち上げる速度より速い速度で実質的に垂直な方向に前進するように制御される。その結果、把持部材77、79は、第一の実施形態を参照して記載したとほぼ同じように、スピンドルMのスピンドル部分M1、M2のテーパー状ソケットCに追従し最後には該ソケットCと係合する。連続したたわみ性部材41、43によって画定した二つの閉じた通路の続いて起こる分散する部分において、把持部材77、79は、ログを持ち上げる速度に等しい垂直成分(エレベーターコンベア153の上昇するストレッチに沿ってログの前進する動きに結果として平行である)及び水平成分をもつ速度で動く。通路のこの部分に沿った連続したたわみ性部材41、43の分散方向により、各対の把持部材の把持部材77、79によって保持されたスピンドル部分M1、M2が上記ログから完全に外されるまで、ログRから徐々に抜き取られ、ログRから外される際にスピンドル部分M1、M2を受けることができるようにするために、エレベーター153の上昇するストレッチに平行でしかもその横側の部分を備えている点を除いて、図1を参照して説明したコンベア35基本的に同じであるコンベア35のチェーン又はその他のたわみ性部材38で運ばれるホルダー36に留まる。
上述の全ての実施形態は下記の利点をもたらす。巻取りスピンドルMの部分M1、M2は、ログが巻取りラインを通って走行する通路上を動くので、ログを止めるいかなる必要性もなしに、巻直し機3によって作られたログから徐々に抜き取られる。第一及び第三の実施形態において、スピンドルMの部分M1、M2は、接着装置17からスタッカー31へログが走行する通路の部分に沿って抜き取られる。他方、第二の実施形態(図8及び図9)においては、スピンドルMの部分M1、M2は、接着装置17内をログが走行する通路において抜き取られる。これら全ての場合に、スピンドルMの部分M1、M2を抜き取るのに掛かる時間は、他のログの処理又は移送ステップ(スピンドルが抜き取られずログ内に残っている場合でも、必要であるステップ)が進行している間にスピンドルが抜き取られるので、ログを巻取りかつ他の関連した作用を行うのに必要な処理時間に付加しない。
この解決法によって、処理ラインの全体の生産性を犠牲にすることなしに、各ログに対する処理時間を増やすことが実行できなくても抜き取り可能でかつ再使用可能な巻取りスピンドルを使用できるようになる。
図示した実施形態の別の利点は、巻取りスピンドルMの部分M1、M2が一つ以上のログから例えば三つのログから一度に同時に抜き取られ、そしてこれはスピンドルの取り外しを完了するのにかかる時間を低減でき、その結果、他の作用がログにおいて行われながら、このステップを含めることが容易となる。
上記の第二の実施形態では、抜き取りシステムは、巻取りラインにおける出口部すなわち接着装置に結合され、このことは、接着装置の構成要素の幾つかがログからスピンドルを抜き取るのに必要な構成要素の一部を成し得るので、処理ラインの全体床面積に影響せず、また必要な構成要素の総数を減らすことができるという付加的な利点をもたらす。
図面は、本発明の範囲から逸脱せずに形状及び構成において変更し得る本発明の実施例を提供するのみであることを理解するために添付される。特許請求の範囲における参照番号は単に、明細書及び図面を参照して特許請求の範囲を容易に理解するのに用いられ、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をいかようにも限定するものではない。
M 巻取りスピンドル
R ウェブ材料のログ
M1巻取りスピンドル部分
M2巻取りスピンドル部分
25ログの前進通路
77第一把持部材
79第二把持部材

Claims (26)

  1. 巻取りスピンドル(M)に巻き取られたウェブ材料のログ(R)から巻取りスピンドル(M)を抜き取る装置であって、少なくとも第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)を有し、これら第一把持部材及び第二把持部材がログの両端から二つの巻取りスピンドル部分(M1、M2)を抜き取るように構成されかつ制御され、ログ(R)の軸線に平行な長手方向抜き取り方向に動く装置において、
    第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)がログの前進通路(25)に沿って可動であり、そしてログの前進通路に沿ってログ及び二つの巻取りスピンドル部分と共に前進する際に二つの巻取りスピンドル部分を抜き取ることを
    特徴とする装置。
  2. 第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)が、ログ(R)の前進通路(25)に横側の分散する軌道に沿って動くように制御されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)がそれぞれ、第一の一連の把持部材(77)及び第二の一連の把持部材(79)の一部を形成し、各一連の把持部材が複数の把持部材から成っていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の装置。
  4. 第一の一連の把持部材(77)の把持部材が第一の閉じた通路に沿って動かされ、第二の一連の把持部材(79)の把持部材が第二の閉じた通路に沿って動かされ、また第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路が、ログの前進通路(25)に対してほぼ対称である二つの作動部分を備えている二つのそれぞれの閉じた通路部府における把持部材は、有利には、二つのそれぞれの閉じた通路に沿って動かされ得る。二つの閉じた通路は好ましくは互いに対してほぼ対称である。これらは有利にはログの前進通路に対してほぼ対称である二つの作動部分を備えていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 二つの作動部分が互いに分散していることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 第一の一連の把持部材(77)及び第二の一連の把持部材(79)がそれぞれ、第一の連続したたわみ性部材(41)及び第二の連続したたわみ性部材(43)に接続され、第一の一連の把持部材(77)における把持部材及び第二の連続したたわみ性部材(79)における把持部材がそれぞれ動かされる第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路を画定していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の装置。
  7. 第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路は、第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路が互いかつログの前進通路(25)に沿ってログの順方向送り方向にほぼ平行に位置する係合部分と、第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路が発散する抜き取り部分とを画定し、第一の把持部材(77)及び第二の把持部材(79)が互いに相対し、そしてそれぞれ第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路に沿ってそれぞれ動き、係合部分に沿って前進してログの両端からのびる巻取りスピンドルの両端部と係合し、そして抜き取り部分に沿って前進してログから二つの巻取りスピンドル部分(M1、M2)を抜き取ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の装置。
  8. 第一把持部材及び第二把持部材は、
    a.ログの速度より実質的に速い速度で第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路の係合部分に沿って
    b.ログの前進通路に平行な成分及びログの前進通路に直交する成分をもち、ログの前進通路に平行な成分がログの前進する速度の係数に相応した係数をもつ、速度で第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路の抜き取り部分に沿って
    前進するように制御されることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. ログ(R)の前進通路(25)に沿って少なくとも一つのコンベア(21、23)が設けられ、ログ(R)の前進通路(25)の少なくとも一部に沿ってログを前進させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の装置。
  10. コンベア(21、23)が、ログの軸線にほぼ直交する方向に転動によりログを前進させることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. コンベア(21、23)が、二つの重なりかつほぼ平行にブランチを画定する少なくとも一対の連続したベルトがなり、ブランチ間にログが係合されて前進するようにされることを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. ログ(R)の前進通路(25)より下流に、巻取りスピンドル部分を抜き取ったログを受けるアキュムレーター(31)が設けられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項記載の装置。
  13. ログ(R)から抜き取った巻取りスピンドル部分(M1、M2)を搬送するコンベア(35)を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項記載の装置。
  14. コンベア(35)が、それぞれの巻取りスピンドル部分(M1、M2)を受けるため第一の半コンベア(35A)と、第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路と組み合った第二の半コンベア(35B)を備えていることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 第一の半コンベア(35A)及び第二の半コンベア(35B)がそれぞれ、巻取りスピンドル部分(M1、M2)を結合する領域に向かって巻取りスピンドル部分(M1、M2)を搬送する第一の再循環コンベア及び第二の再循環コンベアを画定することを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 把持部材からコンベアへ巻取りスピンドル部分(M1、M2)を移送する移送手段(81、85;83、87)を有することを特徴とする請求項13、14又は15記載の装置。
  17. 移送手段が、巻取りスピンドル部分(M1、M2)を受けかつ支持しそしてコンベア(35)へ移送するロッカー支持手段(81、83)を備えていることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路に対して、コンベアが、巻取りスピンドル部分(M1、M2)をそれぞれの第一の半コンベア(35A)及び第二の半コンベア(35B)へ移送する少なくとも一つのロッカー支持手段(81;83)を備えていることを特徴とする請求項14、16又は14,17記載の装置。
  19. 第一の一連の把持部材(77)の把持部材及び第二の一連の把持部材(79)の把持部材がそれぞれ第一のたわみ性部材(41)及び第二のたわみ性部材(43)に接続され、第一のたわみ性部材(41)及び第二のたわみ性部材(43)が、転動により第一の閉じた通路及び第二の閉じた通路の作動部分に沿って把持部材(77、79)を前進させ、各把持部材をそれ自体平行に維持するように構成したことを特徴とする少なくとも請求項5記載の装置。
  20. 巻取りスピンドル(M)に巻き取ったウェブ材料のログの後縁部を接着する接着装置において、
    請求項1〜19の一つ又はそれ以上に記載の装置を有することを
    特徴とする接着装置。
  21. ログの後縁部を開く第一の開放部(121)と、第二の接着部(123)とを有し、第一の開放部(121)と、第二の接着部(123)との間に配置されることを特徴とする請求項20記載の接着装置。
  22. ログの前進通路(25)を画定する対の重なったたわみ性コンベア(21、23)を有し、把持部材(77、79)が二つのたわみ性コンベア間でログを前進させながら、二つの巻取りスピンドル部分(M1、M2)と係合してログ(R)から抜き取るように構成され制御されることを特徴とする請求項20又は請求項21記載の装置。
  23. たわみ性コンベア(21、23)がログの後縁部を開く第一の開放部(121)と、第二の接着部(123)と間に少なくとも部分的にのびていることを特徴とする請求項21及び請求項22記載の装置。
  24. 巻取りスピンドル(M)に巻き取ったウェブ材料のログ(R)から巻取りスピンドル(M)を抜き取る方法であって、巻取りスピンドルが、第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)によってログ(R)の両端から抜き取り可能な二つの部分(M1、M2)で構成されている方法において、
    ログ(R)が、ログの前進通路に沿ってログと共に前進する第一把持部材(77)及び第二把持部材(79)によって二つの巻取りスピンドル部分をログから徐々に抜き取りながら、ログの前進通路(25)に沿って前方へ動かされることを
    特徴とする方法。
  25. ログが、ログの軸線にほぼ直交する方向に転動により前進通路に前進するようにされることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 複数の対の第一の把持部材(77)及び第二の把持部材(79)が複数のログ(R)に挿置した複数の巻取りスピンドル(M)と同時に係合することを特徴とする請求項20又は21記載の方法。
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