JP2014506593A - Flgの合成 - Google Patents

Flgの合成 Download PDF

Info

Publication number
JP2014506593A
JP2014506593A JP2013555388A JP2013555388A JP2014506593A JP 2014506593 A JP2014506593 A JP 2014506593A JP 2013555388 A JP2013555388 A JP 2013555388A JP 2013555388 A JP2013555388 A JP 2013555388A JP 2014506593 A JP2014506593 A JP 2014506593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dideoxy
fluoro
phenylbenzoyl
chloride
process according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013555388A
Other languages
English (en)
Inventor
カラヤノフ,ジェナディ
Original Assignee
メディヴィル・アクチエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メディヴィル・アクチエボラーグ filed Critical メディヴィル・アクチエボラーグ
Publication of JP2014506593A publication Critical patent/JP2014506593A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/16Purine radicals
    • C07H19/173Purine radicals with 2-deoxyribosyl as the saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H1/00Processes for the preparation of sugar derivatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/18Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/20Oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/08Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals directly attached to carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

本発明は、実質的にアノマー的に純粋な2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリドを、対応するメチルグリコシドのα/β−混合物から合成することに関する。本発明の方法は、アノマー分離を必要とすることなく純粋なα−クロリドをもたらす。このようにして得られたα−クロリドは、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドの調製においてグリコシル供与体として用いるのに適している。とりわけ、メチルグリコシドのα/β−混合物を用い、アノマー分離の必要がない、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシン、FLGの調製について開示する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ヌクレオシド合成の分野、とりわけ、抗ウイルス性2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシンおよびそのプロドラッグの調製に有用な2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロリボシドの合成に関する。
国際公開WO88/00050号には、2’,3’−ジデオキシヌクレオシドのファミリー、特に2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン、FLTおよび2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシン、FLGの抗ウイルス特性について開示されている。国際公開WO99/09031号およびWO99/41268号には、FLGのプロドラッグならびにB型肝炎およびHIV感染症の治療におけるその使用が開示されている。好ましいプロドラッグは2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−[S−2−(L−バリルオキシ)プロピオニル]グアノシンであり、これは、L−アミノ酸およびL−乳酸プロドラッグ部分を含んでいる。
実質的に、FLGなどの2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドを得るために、2つの異なるアプローチを採用することができる。これらは、すなわち、
(a)以下に図示するように、適切に5’−O−が保護されている2’−デオキシフラノシルヌクレオシドまたはフラノシルヌクレオシドの3’−位をフッ素化し、必要な場合は2’−位を脱酸素化した後、所望により塩基を望ましいものに変換することによるか、
Figure 2014506593
または
(b)以下に一般的に示すように、望ましい糖中間体、すなわち適切に5−O−が保護されている3−フルオロ−2,3−ジデオキシペントフラノースを調製した後、化学的および/または酵素的方法を用いて適したグアノシン誘導体との縮合反応を実施することによる。
Figure 2014506593
Herdiwijn et alは、J.Med.Chem.1988,31,2040−2048に、方法(a)に従って、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシンを、ジクロロメタン中で対応するアラビノヌクレオシド(3−OH)を(ジエチルアミド)硫黄トリフルオリド(DAST)で処理することにより調製することについて記載している。
Figure 2014506593
この反応では3’−ヒドロキシ化合物(3’−OH)のアノマーβ−配置が保たれるが、2’−位におけるF−置換基の導入の収率は低く(35%)、純粋な2’−フルオロ化合物(3’−F)を得るためには、生産規模においては実用的でないカラムクロマトグラフィーが必要である。したがって、この反応順序は大規模生産には適していない。
欧州特許EP450585号には、2−デオキシ−スレオペントフラノシドおよび3’−置換−2−デオキシエリスロペントフラノシドを調製するための一連のスキームが多数記載されている。それらは、とりわけ、塩基と式(i)の中間体:
Figure 2014506593
[式中、Rは、ピバロイル、トリフェニルメチル、tert−ブチルジメチルシリル、イソブチルオキシカルボニルまたはテトラヒドロピラニルであり、Xは、ハロゲン、アジド、シアノまたはチオシアナトであり、Xはハロである]との縮合について開示している。ピバロイルが、好ましいR基である。欧州特許EP450585号の技術はピリミジンおよびプリン塩基の両方に適用可能であると記載されているが、具体的な開示はすべて、ピリミジンヌクレオシド類似体、例えば、5−クロロ−2’,3’−ジデオキシウリジン、FLT、および2’,3’−ジデオキシ−3−アジドチミジンに関連する。このアプローチに伴う主な問題としては、糖中間体の1−α−メチルグリコシドの提供にもかかわらず、得られる縮合生成物中にアノマーα/β−混合物が生じる非立体特異的なグリコシル化段階が挙げられる。したがって、無駄が多く時間がかかるアノマーの分離が必要である。これに加えて、この方法で想定されるピバロイルなどの保護基は、結晶化が極めて難しいヌクレオシドをもたらす。したがって、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−ヌクレオシドを調製するためのこの方法は、カラムクロマトグラフィーへの望ましくない依存を必要とし、これは生産規模において実用的ではない。
欧州特許EP625158号には、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシン類似体の合成中に1’−位における立体特異性を高め、これにより、プリンヌクレオシドホスホリラーゼおよびチミジンホスホリラーゼの作用下で2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロウリジンのウラシル塩基をグアニン塩基で置換する試みが開示されている。この方法は、反応時間が典型的には約30日であるため大規模生産には適さず、後の段階における酵素の使用は、生成物の精製および発熱(pyrogenesis)の観点から問題である。
特開2002−293790号には、2段階の手順を用いる2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリドへの経路が開示されている。合成は、メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−エリスロペントフラノシドのアセトリシス(acetolys)により対応する1−OAc誘導体のα/β−混合物を生じさせることにより開始し、対応する1−クロロ誘導体への変換が続く。該誘導体もα/β−混合物として得られる。その後、このようにして形成した1−クロロ糖を、他のグリコシル供与体にさらに変換した後で望ましい塩基にカップリングさせるか、または、塩基とのカップリングに直接用いることができる。したがって、特開2002−293790号に開示されている方法は、アノマー的に純粋な3’−フルオロヌクレオシド、例えばFLGの合成において、2つのアノマーを分離することなく用いることができるアノマー的に純粋なグリコシル供与体をもたらすものではない。
Tetrahedron Letters 44(2003)2899−2901において、H.KomatsuおよびT.Arakiは、化学酵素的グリコシル化反応において、プリンホスホリラーゼの存在下、2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−α−D−リボース1−リン酸をグリコシル供与体として用いて2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−β−D−グアノシンを調製する方法について記載している。この方法では、グリコシル供与体の純粋なα−アノマーのみが必要とされる。これは、α−アノマーのみが酵素により認識され、望ましいヌクレオシド生成物をもたらすためである。したがって、望ましいヌクレオシドを高い収率で得るためには、リン酸化段階において立体選択性が高いことが必要である。この方法に従ったリン酸化段階の報告されている立体選択性は50:50〜80:20であり、これにより、酵素を縮合段階で用いるという事実と相まって、この方法は大規模合成に適した方法にはならない。
方法bに従った2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドの合成に関する従来技術の方法の総括を、以下のスキーム1に例示する。
Figure 2014506593
上記経路bに従ってFLGなどのβ−連結2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドを調製するための従来技術の方法における一般的な問題点および主な課題は、形成するヌクレオシドのアノマー的な結果の制御の問題である;大規模でのカラムクロマトグラフィーは極めて非実用的で、多くの場合まったく実現することができないので、この問題点は生産規模においてさらに致命的である。したがって、望ましいアノマーを高い比率で、または好ましくは独占的にもたらす合成方法が、大規模での合成において大いに求められている。
国際公開WO88/00050号 国際公開WO99/09031号 国際公開WO99/41268号 欧州特許EP450585号 欧州特許EP625158号 特開2002−293790号
J.Med.Chem.1988,31,2040−2048 Tetrahedron Letters 44(2003)2899−2901
形成されるヌクレオシドにおいて望ましいアノマー配置を得るための重要な課題は、アノマー的に純粋なグリコシル供与体、例えば糖のα−クロリドを用いるという要件である。従来技術の方法では、この要件は、純粋なα−メチルグリコシドなどアノマー的に純粋な糖中間体の使用に依存していると主張されている。これは、グリコシル供与体の形成に先立ち2,3−ジデオキシ−3−フルオロ糖中間体のα/β−混合物の典型的にはクロマトグラフィーによる緩慢で材料を消費する分離が必要であり、ここで、望ましくないアノマー配置を有する分離化合物が廃棄されることを意味する。2,3−ジデオキシ−3−フルオロ糖中間体を得るための長く緩慢な合成経路を考慮すると、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドの改善された調製方法の必要性が明らかになる。
今までのところ、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアニジンなどの2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドを調製するための簡単で高収率の方法はない。したがって、本発明の目的は、2’,3’−ジデオキシ−3−フルオロヌクレオシド、特に2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアニジンの改善された調製方法を提供することである。とりわけ、本発明は、アノマー的に純粋なグリコシル供与体の調製方法であって、中間体メチルグリコシドのα/β−アノマーの混合物を、α/β−アノマーの混合物の分離を必要とすることなく、アノマー的に純粋なグリコシル供与体の形成に用いる方法を提供する。このようにして得られたグリコシル供与体は、続いて、アノマー的に純粋な2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシド、例えば2’,3’−ジデオキシ−3−フルオログアニジンの形成に用いることができる。
今回、われわれは、従来技術に記載されているような、グリコシド供与体の形成においてアノマー的に純粋なフッ素化糖中間体を使用するという要件が、アノマー的に純粋なα−連結グリコシド供与体の形成に必須ではないことを発見した。実際、われわれは、適した5−O−保護基および適した溶媒を用いることにより、フッ素化糖中間体のα/β−混合物を純粋なα−クロリドに変換することができることを見いだした。その後、このようにして得られた純粋なα−クロリドを、保護されているグアニン塩基とのカップリングに用いると、純粋なβ−ヌクレオシドが生じる。この目的に適した5−O−保護基は、4−フェニル−ベンゾイル基である。従来技術の方法によれば欠くことができないα/β−混合物の分離が、ヌクレオシドの純粋なβ−アノマーの形成にもはや必須ではないため、この発見は特に大規模でのFLGの合成に関し画期的である。
したがって、本発明の第1の観点は、実質的にアノマー的に純粋な2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリド(1b)を、対応するメチルグリコシド、すなわち、メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシド(1a)を出発化合物として用いて合成するための方法であって、メチルグリコシド(1a)のα−およびβ−アノマーの混合物を用いることを特徴とする方法を提供する。典型的には、本発明に従って、α−クロリドをスキーム2に示すように形成する。
Figure 2014506593
この場合、実質的にアノマー的に純粋とは、>90%または好ましくは>95%、例えば>99%のアノマー純度、すなわち、α−およびβ−アノマーの比α:βが>90:10または好ましくは>95:5、例えば>99:1であることを意味する。
典型的には、本発明の方法において、メチルグリコシド(1a)のα−およびβ−アノマーの比α:βは、30:70〜70:30である。
典型的には、メチルグリコシドから対応するα−クロリドへの転化は、ジエチルエーテルまたはジイソプロピルエーテルなどのようなエーテル溶媒中で実施する。好ましくは、転化はジイソプロピルエーテル中で実施する。
塩素化に適した試薬としては、HCl、Cl、塩化ホウ素、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化トリアルキルシリル、三塩化リン、五塩化リン、オキシ塩化リン、塩化チオニル、塩化スルフリル、四塩化チタン、塩化亜鉛、塩化アセチル、およびそれらの混合物が挙げられる。
塩素化は、メチルグリコシド(1a)をHCl(g)で処理することにより実施することが好ましい。
本発明の方法により、カラムクロマトグラフィーを必要とすることなく結晶質2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリド(1b)を形成することが可能になる。これは、収率、合成時間および全体的経済性において改善をもたらす。
さらに、本発明の方法は、スキーム3に一般的に例示するように、従来技術の方法では必須のアノマーの分離を必要としない2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロヌクレオシドへの経路を提供する。
Figure 2014506593
とりわけ、本発明は、FLGの調製方法であって、糖中間体メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシド(1a)のアノマー混合物から出発し、さらに、保護されていてもよいグアニン塩基を2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリド(1b)とカップリングして2−アセトアミノ−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−β−D−エリスロペンタフラノシル)−9H−プリン(1c)をもたらした後、脱保護および酸化する段階を含み、これに関し、カップリング段階を非酵素的方法により行う、前記方法を提供する。
典型的には、グアニン塩基の2−アミン官能基を、従来のアミン保護基、もっとも好ましくはアセチルで保護する。グアニン誘導体の6位は好ましくはクロロ残基を含み、これを、脱保護と同時にグアニンケト官能基に酸化する。グアニン塩基は、2−アセトアミド−6−クロロ−9H−プリンであることが好ましい。
該方法をスキーム4に例示し、実施例1に詳細に記載する。
Figure 2014506593
糖中間体1aは、例えば、C.Bull.Soc.Chim.Fr.,1995,132,149に記載されている方法に従って、対応する3−ヒドロキシ化合物から3−位のフッ素化により調製することができる。あるいは、3−フルオロ化合物1aは、欧州特許EP625158号に開示されている対応する5−O−ピバロイル保護化合物から、標準的技術に従って5−O−ピバロイル基を望ましい4−フェニルベンゾイルで単に置換することにより得ることができる。例えば、ピバロイル基は、メタノールまたは等価物中でナトリウムメトキシドなどの塩基で処理した後、5−ヒドロキシ基を4−フェニルベンゾイルの活性化誘導体、例えば塩化物などでアシル化することにより、除去することができる。
ヌクレオシドの技術分野で従来行われているように、カップリングに先立ち難溶性プリン塩基をトリメチルシリル誘導体で前処理してもよい(例えば、N下での還流下、ジオキサン中のヘキサメチルジシラザン/NHSOとの反応により)。しかしながら、好ましくは、プリン塩基は、塩として、例えば、ナトリウム塩またはより好ましくはカリウム塩として反応させる。他の選択肢は、国際公開WO00/08025号に示したようなホスファゾニウム(phosphazonium)塩であろう。
カップリング反応に適した溶媒としては、アセトニトリル、ジオキサン/CHCl、DMSO、THFなどの有機溶媒が挙げられる。好ましい溶媒はDMFである。
典型的には、本発明の方法に従って得られる生成物2−アミノ−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−β−D−エリスロペンタフラノシル)−9H−プリンは、カラムクロマトグラフィーを介在させることなく、後続の段階で用いることができる。
本発明の方法はさらに、カップリングに続く後処理中に1以上の結晶化を含むことができる。そのような結晶化に好都合な溶媒としては、酢酸、酢酸エチル、メタノールおよびアセトンが挙げられ、これらを従来の濾過助剤と併用してもよい。
本発明の方法により調製したN−保護−2−アミノ−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−β−D−エリスロペンタフラノシル)−9H−プリンを、メチル化ナトリウムとの反応などの従来技術により2および5’位において脱保護すると、FLGが放出される。続いて、該FLGを、従来技術を用いて、例えば、DCC/DMAPカップリング剤をカルボン酸と併用して、5’−位においてエステル化すると、FLGプロドラッグを形成することができる。そのようなエステル化は、活性化L−乳酸誘導体、例えば、国際公開WO99/09031号に示されているようなS−2−O−(N−保護−L−バリルオキシ)プロピオン酸との反応を含むことが好ましい。その後、脱保護により、最終的に2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−[2−(L−バリルオキシ)プロピオニル]−グアノシンが生じる。
ここで、本発明のさまざまな態様を、以下の実施例を参照することにより単なる例として記載する。
実施例1
2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロ−ペンタフラノシルクロリド(1b)
ジイソプロピルエーテル(8mL)を反応器に入れて−20℃に冷却し、メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−エリスロ−ペンタフラノシド1aの1:1のα:β−混合物(1g)を加えた。得られた懸濁液を攪拌し、内部反応温度が−1℃より高くならないような速度でHClガスを供給した。固体がすべて溶解したらHClガスの供給を止めた。約15分で生成物は反応溶液から晶出し始めた。その後、反応混合物を−20℃で2時間保持して、結晶化を完了させた。低温の反応混合物を乾燥大気下で濾過し、少量の低温(−20℃)のジイソプロピルエーテルで数回洗浄した(3×1.5mL)。生成物を、室温においてわずかな窒素流下で減圧乾燥した。0.91g(90%)の白色結晶質固体が得られた。
2−アセチルアミノ−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−ベータ−D−エリスロペントフラノシル)−9H−プリン(1c)
2−アセチルアミノ−6−クロロ−プリン(0.696g、1.1当量)およびカリウムtert−ブトキシド(0.36g、1.07当量)を、−25℃においてDMF(12.5mL)の溶液が入っている反応器に連続して加えた。反応混合物を45分間撹拌し、その後、ペントフラノシルクロリド1b(1g、1当量)を固体として反応器に加え、−25℃で攪拌を続けた。1時間後、低温の反応混合物を30mLの酢酸エチルで希釈し、セライトに通して濾過した。濾過ケークを酢酸エチル(11mL)で洗浄し、有機相を合わせたものを水洗した(2×22mL)。該有機相を減圧下で最低限の攪拌体積(stir volume)まで濃縮し、30℃で酢酸(3.5mL)を加え、得られた混合物をすべての酢酸エチルが蒸発するまで30℃で濃縮した。メタノール(3.7mL)を加え、得られた懸濁液を−5℃まで冷却し、数時間攪拌して結晶化を完了させた。結晶を濾過により取り出し、少量のジイソプロピルエーテルで数回洗浄した(全体積10mL)。生成物を45℃で12時間にわたり減圧乾燥し、これにより表題化合物を1.07g得た(70%)。
2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシン(1e)
方法A、段階1
ヌクレオシド1c(1g、1当量)をEtOH(95%、8mL)中の水酸化ナトリウム(0.314g、4当量)の溶液に固体として加え、混合物を70℃で攪拌した。2時間後、反応混合物を周囲温度まで冷却し、ジクロロメタン(30mL)で希釈した。得られた懸濁液をセライトに通して濾過し、濾過ケークをジクロロメタン(30mL)で洗浄した。有機相を合わせたものを水道水で2回洗浄し、その後、有機溶媒を減圧下で蒸発させ、これにより中間体2−アミノ−6−エトキシ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−β−D−エリスロペントフラノシル)−9H−プリン1dを得た(0.475g、90%)。
段階2
ヌクレオシド1d(1g、1当量)、水(14mL)および水酸化リチウム一水和物(0.74g、5当量)を反応器に入れ、反応物を65℃に加熱した。高速LCが完全な転化を示したら(16〜24時間)、反応物を約30℃まで冷却し、温度を30〜35℃で維持しつつ、6N HCl(約2.9体積、5当量)を15分かけて加えてpHを6.0〜6.2に調整した。反応物を5℃に冷却し、この温度で30分間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾過ケークを水洗し(5mL)、80℃で恒量まで減圧乾燥した。灰色がかった白色の固体を0.77g(85%)得た。段階1および2を合わせた収率は76%であった。
2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオログアノシン(1e)
(方法B)
ヌクレオシド1c(1g、1当量)を、エタノール(7mL)、2−メルカプトエタノール(0.54mL、4.66当量)およびナトリウムメトキシド(0.378g、3.57当量)が入っている反応器に、攪拌しながら1回で入れた。反応混合物を4時間還流させた後、室温に冷却した。表題化合物のナトリウム塩を濾過により取り出し、濾過ケークをエタノール(6.1mL)で慎重に洗浄した。濾過ケークを反応器に戻し、反応器にエタノール(7.9mL)、水(2.65mL)および酢酸(0.075mL、0.8当量)を入れた。反応混合物を室温で約30分間撹拌し、pH値が7未満でないことを確認した。固体を濾過により取り出し、エタノール/水の3/1混合物(2.83mL)で洗浄した。水性エタノール洗浄溶液が濾過ケークの表面の下になったらすぐに、洗浄を純粋なエタノール(1.44mL)で続けた。得られた生成物を87℃のオーブンで一晩減圧乾燥した。表題化合物を白色固体として得た(0.395g、75%)。
比較例1
Figure 2014506593
FLGを、上記欧州特許EP450585号の“最適な”糖中間体、すなわちメチル−5’−O−ピバロイル−2’,3’−D−エリスロペントフラノシドを、2−アセトアミド−6−クロロプリンにカップリングすることにより調製した。カップリング反応に先立ち、2−アセトアミド−6−クロロプリン塩基(15.0g、70.9mmol)を、欧州特許EP540585号の実施例53におけるビス−トリメチルシリル化ピリミジン塩基に類似のビス−トリメチルシランとして可溶化した。
このように前処理したプリン塩基をジオキサン(400mL)に溶解し、40mLのCHClに溶解したメチル5−O−ピバロイル−2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−α−D−エリスロペンタフラノシド(12g、51.2mmol)を加えた後、トリメチルシリルトリフラート(11.5g、51.7mmol)を加えた。反応は、N雰囲気下の室温で実施した。未反応塩基をメタノール:トリエチルアミンの2:1混合物を用いて沈殿させ、濾過により取り出した。生成物を含有する溶液を濃縮し、得られた粗生成物を酢酸エチルに再び溶解し、10%酢酸、続いて10%NaCOで洗浄した。溶媒を蒸発させ、残留物をトルエンに溶解し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより1:1の酢酸エチル:ヘキサンで溶離させて精製した。
比較例1のカップリング反応の収率は25〜33%であり、これを、上記実施例1で例示したように本発明に従って調製したときのFLGの収率48%と比較すべきである。さらに、FLGを本発明の方法に従って調製したときとは対照的に、従来技術ではカラムクロマトグラフィーが必要であることに留意すべきである。さらに重要なのは、本発明の方法ではメチルグリコシド1のα/β−混合物を用いるが、比較例1では純粋なα−アノマーが用いられ、これは、塩基へのカップリングに先立ちα−およびβ−アノマーの分離段階を実施しなければならないことを示唆している。分離では2−F−糖中間体の約50%、すなわち、望ましくないβ−アノマー配置を有している部分が廃棄される。

Claims (13)

  1. 実質的にアノマー的に純粋な2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−エリスロペントフラノシルクロリド(1b)を、対応するメチルグリコシド、メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−エリスロ−ペントフラノシドから合成するための方法であって、メチルグリコシド(1a)のα−およびβ−アノマーの混合物を出発化合物として用いることを特徴とする方法。
    Figure 2014506593
  2. メチル2,3−ジデオキシ−3−フルオロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−エリスロ−ペントフラノシドのα−およびβ−アノマーが、30:70〜70:30のα:β比で存在する、請求項1に記載の方法。
  3. 塩化物への変換をエーテル溶媒中で実施する、請求項1に記載の方法。
  4. エーテル溶媒がジエチルエーテルまたはジイソプロピルエーテルである、請求項3に記載の方法。
  5. 塩化物への変換をHCl(g)での処理により実施する、請求項1に記載の方法。
  6. さらに、
    (i)2,3−ジデオキシ−3−フルオロエリスロ−5−O−(4−フェニルベンゾイル)−α−D−ペントフラノシルクロリド(1b)を、保護されていてもよいグアニン塩基とカップリングする段階、これに関し、カップリングは非酵素的方法により行う、
    (ii)塩基での処理により4−フェニルベンゾイル基を除去する段階、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 保護されていてもよいグアニン塩基がカリウム塩の形にある、請求項6に記載の方法。
  8. 保護されていてもよいグアニン塩基が2−アセトアミノ−6−クロロ−9H−プリンである、請求項6または7に記載の方法。
  9. 得られる生成物2−N−保護−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−β−D−エリスロペンタフラノシル)−9H−プリンを、カラムクロマトグラフィーを介在させることなく後続の段階で用いることができる、請求項8に記載の方法。
  10. さらに、2−N−保護−6−クロロ−9−(2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−(4−フェニルベンゾイル)−β−D−エリスロペンタフラノシル)−9H−プリンを結晶化する段階を含む、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  11. 結晶化のための溶媒が、酢酸、酢酸エチル、メタノールまたはアセトンを含む、請求項10に記載の方法。
  12. さらに、
    (i)塩基での処理により2−アミノ官能基からアセチル基を除去する段階、
    (ii)6−位をケト官能基に酸化する段階
    を含む、請求項7〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. さらに、S−2−O−(N−保護バリル)プロピオン酸との反応により5’−位をエステル化する段階の後、N−保護基を除去して2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ−5’−O−[S−2−(L−バリルオキシ)プロピオニル]グアノシンをもたらす段階を含む、請求項7〜12のいずれかに記載の方法。
JP2013555388A 2011-02-21 2012-02-20 Flgの合成 Pending JP2014506593A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE1150142 2011-02-21
SE1150142-6 2011-02-21
PCT/SE2012/050183 WO2012115578A1 (en) 2011-02-21 2012-02-20 Synthesis of flg

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014506593A true JP2014506593A (ja) 2014-03-17

Family

ID=46721120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013555388A Pending JP2014506593A (ja) 2011-02-21 2012-02-20 Flgの合成

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2014506593A (ja)
KR (1) KR20140007443A (ja)
CN (1) CN103347871A (ja)
WO (1) WO2012115578A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6458772B1 (en) * 1909-10-07 2002-10-01 Medivir Ab Prodrugs
ATE200900T1 (de) * 1997-08-15 2001-05-15 Medivir Ab Analoge nukleoside, wie antivirale einschliesslich inhibitoren der retroviralen reverstranskriptase und der dna polymerase des hepatitis b virus
JP2002293790A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Mitsui Chemicals Inc フッ化糖クロリド誘導体の製造法
WO2004087169A1 (en) * 2003-03-27 2004-10-14 Boehringer Ingelheim International Gmbh Antiviral combination of nevirapine and a further antiretroviral compound
WO2004087140A1 (en) * 2003-03-27 2004-10-14 Boehringer Ingelheim International Gmbh Antiviral combination of a dipyridodiazepinone and a further antiretroviral compound
US9044509B2 (en) * 2006-02-03 2015-06-02 The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Inhibition of HIV infection through chemoprophylaxis
CN101376667B (zh) * 2007-08-27 2011-01-12 上海迪赛诺医药发展有限公司 一种合成齐多夫定的中间体及其制备方法和该中间体在合成齐多夫定中的应用

Also Published As

Publication number Publication date
CN103347871A (zh) 2013-10-09
KR20140007443A (ko) 2014-01-17
WO2012115578A1 (en) 2012-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5606048A (en) Stereoselective glycosylation process for preparing 2'-Deoxy-2', 2'-difluoronucleosides and 2'-deoxy-2'-fluoronucleosides
US5401838A (en) Stereoselective fusion glycosylation process for preparing 2'-deoxy-2',2'-difluoronucleosides and 2'-deoxy-2'-fluoronucleosides
US8648188B2 (en) Preparation of 2-chloro-9-(2′-deoxy-2′-fluoro-β-D-arabinofuranosyl)-adenine
EP0521923B1 (en) Process for producing nucleosides, and analogs therof
JP4593917B2 (ja) プリンヌクレオシドを調製する方法
JP6263645B2 (ja) クロファラビンの合成方法
JPH07206856A (ja) 5−メチルウリジンを用いる2’,3’−ジデヒドロ−3’−デオキシチミジン(d4T)の大量製造法
EP0519464B1 (en) Nucleoside derivatives and production thereof
EP0638586B1 (en) Nucleoside derivatives and methods for producing them
JP4691101B2 (ja) 1−α−ハロ−2,2−ジフルオロ−2−デオキシ−D−リボフラノース誘導体及びその製造方法
US5466787A (en) Process for preparing AZT
JP2006500375A (ja) 9−β−アノマー性ヌクレオシド類似体の調製方法
AU647231B2 (en) Process for the preparation of 3'-fluoropyrimidine nucleosides
JP2014506593A (ja) Flgの合成
JP2666160B2 (ja) 5−o−ピリミジル−2,3−ジデオキシ−1−チオフラノシド誘導体,その製造方法及び用途
WO2007069838A1 (en) A manufacturing process of 2',2'-difluoronucleoside and intermediate
JPH06135988A (ja) ヌクレオシド誘導体
WO1993023415A1 (en) CHEMICAL SYNTHESIS OF 2',3'-DIDEOXYNUCLEOSIDE 5'-(α-THIO) TRIPHOSPHATES
JPH0717670B2 (ja) ヌクレオシド誘導体の製造方法
JP3123238B2 (ja) ヌクレオシド誘導体の精製法
JPH0390096A (ja) ヌクレオシド誘導体の製造方法
WO1995025115A1 (fr) Procede de production de derive d'acide sialique et nouveau derive d'acide sialique
JP2001122891A (ja) ヌクレオシド誘導体及びその製造方法
JP2001354672A (ja) 非環状ヌクレオシド類の製造法
JPH02117689A (ja) ジデオキシヌクレオシド類の製造方法