JP2014504242A5 - - Google Patents

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図2の流れ図は本発明による診断方法の実施例を示す。供試品9に特有の目標値が規定される(201)。光学糸測定装置では、これは例えば測定すべき糸9の予め知られている糸番手であってもよく、密度がわかっているか又は評価されている場合、この糸番手から糸直径が計算される。測定段階202において、供試品9の一部がセンサ装置1により測定される。その際センサ装置1は供試品9をその長さに沿って走査して、供試品9の少なくとも1つのパラメータを測定する。測定202のために使用される供試品部分は、少なくとも統計的に十分代表的な供試品9の試料が測定されるような長さであるようにする。即ち供試品9に場合によっては存在する欠陥個所は、測定202の結果に対した影響を及ぼさない。この目的のため、典型的な糸9にとって数m例えば10mで十分である。
測定202に続いて、測定202の結果が所定の目標値と比較される(203)。比較203が図3に示されている。図は、2つの異なる汚染状態に対してそれぞれ1つの線図を示し、測定で得られる供試品9のパラメータ302の測定値が、時間301又は供試品9上の位置に対して、測定曲線303として示されている。測定曲線303はここでは連続する線として示されているが、分離した測定点の密な連続から構成されていてもよい。測定202の結果として、例えば供試品部分に沿って測定されるすべての測定値の平均値を使用することができる。このような平均値が、水平に延びる破線の直線304として示されている。所定の目標値は水平に延びる実線の直線305として示されている。図3(a)は、センサ装置1の少し汚染している表面を持つ状態を示す。この状態で測定202の平均値304は、目標値305とは僅かしか相違しておらず、即ち対応する差306は小さい。これに反し図3(b)は強い汚染を持つ状態を示す。ここでは目標値305と平均値306との間に大きい差306が生じる。
本発明による診断方法では、図2に示すように、測定の結果が所定の目標値305と比較される(203)。比較203は、例えば目標値305と測定結果304との差306の形成によって行うことができる。図3(a)におけるように、差306が所定の閾値の下にあると、比較203は十分な結果を生じ、即ちセンサ装置1は汚染していないか又は適度に汚染しているだけである。この場合供試品9の本来の測定209を行うことができる。既に測定202の場合に述べたように、測定209の際センサ装置1が供試品9をその長さに沿って走査し、供試品9の少なくとも1つのパラメータを測定する。繊維供試品9におけるこのような測定209は、従来技術から公知である。測定209の終了後、新たな測定を行うことができる(210)。これが先の測定209と同じ形式(例えば同じ糸番手)の供試品9において行われると、目標値205を変える必要がない。これに反し重要な特徴において先の供試品とは異なる供試品を測定する場合、新しい供試品に相当する新しい目標値を入力するのが有利である。
目標値305と測定結果304との差306が閾値を上回ると、比較203がセンサ装置1の強い汚染を示唆する不十分な結果を生じる。この場合適当な汚染警報が自動的に送出される(204)。警報は光及び/又は音響信号であるか、又は他のやり方で行うことができる。センサ装置1はそれにより掃除するか又はしないことができる(205)。掃除207は操作員により手動で行われるか、又は適当な装置例えば掃除ロボットにより自動的に行われる。掃除後万一の調整を初期値へ戻さねばならない(208)。掃除207後一層少ない汚染度を考慮するために、新たな測定202も行わねばならない。掃除が行われていない場合、装置を少なくとも調整することができる(206)。この目的のため次の測定209のために調整アルゴリズムが準備され、この調整アルゴリズムにより測定値が修正されて、測定の結果が目標値305に一致するようになる。調整アルゴリズムは、修正される測定値の平均値が目標値305に一致するように、調整アルゴリズムが例えば測定値と修正係数との乗算を含むことができる。このような修正係数は、目標値305と測定202の際求められる平均値304との関係に等しい。
1 センサ装置
2 測定セル本体
3 照明素子
4 保持素子
5 測定スリット
9 供試品
201 目標値入力
202 測定
203 測定の結果と目標値との比較
204 警報
205 掃除についての決定
206 調整
207 掃除
208 調整の戻し
209 測定
210 測定についての決定
211 新しい目標値についての決定
301 時間又は供試品上の位置のための軸
302 パラメータの測定値のための軸
303 測定曲線
304 測定値の平均値
305 目標値
306 目標値と測定結果との差

Claims (15)

  1. 繊維供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)を測定する装置の診断方法であって、
    繊維供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)が装置により測定(202)され、
    測定(202)の結果(304)が、測定される供試品(9)に特有で他のこのような装置の測定とは無関係な目標値(305)と比較され、
    この比較から装置の状態が推論される
    診断方法。
  2. 比較(203)から推論される状態が装置の汚染度、老化度又は消耗度であ請求項1に記載の診断方法。
  3. 目標値(305)と測定(202)の結果(304)との差(306)が所定の閾値を上回ると、警報信号(204)が出され請求項1又は2に記載の診断方法。
  4. 目標値(305)が所定の値であるか、又は少なくとも一つの所定の値から求められ請求項1から3までのいずれか1つに記載の診断方法。
  5. 繊維供試品(9)が糸又はスライバのような縦長の実質的に円柱状の繊維構成体であり、目標値(305)が繊維構成体の直径に関係する所定の値例えば糸番手又はスライバ番手から求められ請求項1から4までのいずれか1つに記載の診断方法。
  6. 装置がヤーンクリヤラ特に光学ヤーンクリヤラであり、繊維供試品(9)が糸であ請求項1から5までのいずれか1つに記載の診断方法。
  7. 繊維供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)を測定する装置の運転方法であって、装置の診断方法が実施され、繊維供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)の測定(209)が行われる方法において、
    診断方法請求項1から6までのいずれか1つに記載の診断方法であることを特徴とす方法。
  8. 診断方法が規則正しい状態を生じない時、診断方法の後で測定の前に、装置へ介入(207)が行われ請求項7に記載の方法。
  9. 介入(207)装置の部品の掃除又は交換であ請求項8に記載の方法。
  10. 診断方法後に装置が、診断方法で使用された目標値(305)に調整(206)され、この調整(206)が次の測定(209)において使用され請求項7からまでいずれか1つに記載の方法。
  11. 調整(206)が、次の調整まですべての後続測定(209)において使用され請求項10に記載の方法。
  12. 繊維供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)を測定する装置であって、供試品(9)の少なくとも1つのパラメータ(302)用のセンサ及びセンサの出力信号を評価する評価装置を備えた装置において、
    評価装置が請求項1からまでいずれか1つに記載の診断方法及び請求項7から11までいずれか1つに記載の運転方法を実施するよう構成されていることを特徴とする装置。
  13. センサが容量センサ又は光学センサであ請求項12に記載の装置。
  14. 装置がヤーンクリヤラ特に光学ヤーンクリヤラであ請求項12又は13に記載の装置。
  15. 装置が少なくとも1つのパラメータ(302)のため所定の目標値(305)を入力する入力装置を備えてい請求項12から14までいずれか1つに記載の装置。
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