JP2014503413A - 拘束バーの磁性ロックを有するスキーリフトシート - Google Patents

拘束バーの磁性ロックを有するスキーリフトシート Download PDF

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Abstract

フレーム(9)と拘束バー(14)とを備え、拘束バー(14)は、乗客の落下を防ぐことを可能にする囲まれた空間を規定する第1引き下げ位置と、1人又は複数の乗客が降車できるようにするために拘束バー(14)がシート(1)の正面の空間を解放する第2持ち上げ位置とをとり得るスキーリフトシート(1)であって、拘束バー(14)が引き下げ位置をとるときに拘束バー(14)をロックするための手段を備え、ロック手段は、フレーム(9)上に取り付けられ、引き下げ位置にある拘束バー(14)を保持するために磁化され得る第2部材(15)と係合する第1磁性部材(20)を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スキーリフト設備に関する。
従来より、スキーリフト設備によって、乗客、スキーヤー又は歩行者は、斜面を上り又は下ることができる。スキーリフトは一般に2つの発着所を含み、1つの発着所は斜面のふもとに位置付けられ、別の発着所は斜面の頂上に位置付けられる。これらの発着所は、閉ループを形成できる牽引ケーブルと頭上のキャリアによって接続される。滑車を使用してケーブルを駆動し、鉄塔を使用してケーブルを支えることが知られている。ケーブルから吊り下げられた乗物によって、乗客を1つの発着所から別の発着所に輸送することが可能となる。
スキーリフトにはいくつかの類型が存在する。すなわちチェアリフト、スキートウ、ゴンドラリフト、又は空中ロープウェーである。チェアリフト型のスキーリフトでは、連続的に動くケーブルから吊り下げられたシートを使用して、乗客は座ったままで、斜面を上り又は下ることができる。スキートウ型のスキーリフトでは、斜面を上るために、自身のスキー板上に乗ったスキーヤーを牽引することが可能となる。ゴンドラリフト型の設備は、連続的に動くケーブルから吊り下げられたゴンドラを使用して乗客を輸送することで構成される。最後に、空中ロープウェー型のリフトでは、斜面の頂上またはふもとへ往復の動きで乗客を輸送することが可能となる。言い換えれば、この動きは発着所で反転する。
ケーブルが閉ループを形成するとき、各発着所は乗客のための乗り場と降り場とを含み得る。このようにしてスキーリフトは、斜面を上りまた下る乗客を同時に輸送する可能性を提供する。
スキーリフトがチェアリフト型のものであるとき、乗物(シート)は離脱可能であってもそうでなくてもよい。離脱可能であるときには、シートが乗り場又は降り場に到達したときに第2進路を辿るように、シートが吊り下げられたケーブルからシートを分離することができる。第2進路上では、乗降している乗客を補助するためにシートは減速し、それによって快適性と安全性の向上がもたらされる。シートが離脱可能でないとき、シートは永久にシートが吊り下げられるケーブル上に留まる。この場合には、離脱システムがないことにより、より単純な構造のスキーリフトが提供される。
斜面の頂上又はふもとにいる乗客の輸送は、高水準の安全の順守を必要とする。特に、地面から相対的にかなりの高さ距離で、シートは移動する。したがって、乗客が着用する強磁性材料製エレメントと係合する磁性部材を使用することによって、乗客の安全性を向上させることが、特許文献WO2007/135256より知られている。
また、乗客がシートから偶然に落下するリスクを制限する拘束バーを使用することによって、乗客の安全性を向上させることも知られている。
拘束バーは伝統的に、乗客が乗降できるように、シートに対して回転可能に取り付けられている。拘束バーは引き下げ使用位置と持ち上げ使用位置との間で区別される。拘束バーが引き下げ位置にあるとき、拘束バーは乗客が開放空間に落下することを防ぐ障害物を形成する。拘束バーの引き下げ位置は通常、乗り場及び降り場の外側にあるシートの移動段階の間に採用される。拘束バーが持ち上げ位置にあるとき、拘束バーは乗客が自身をシート上に配置するか又はシートを離れることができるように、シートの正面の空間を解放する。したがって、シートが乗り場又は降り場にあるとき、拘束バーは通常持ち上げ位置にある。
安全性の理由のために、拘束バーは乗り場及び降り場の外側にある移動段階全体を通して、持ち上げられてはならない。しかし、乗り場及び降り場の外側にあるシートの移動段階の間に、乗客が拘束バーを持ち上げることを防ぐものがない場合、一般に既存のシートは限られた安全性のみ提供する。
この問題を解決するために、特許文献EP2,030,858号で開示されるように、拘束バーの機械的阻止デバイスを使用することが知られている。しかし、これらの機械的デバイスでは、しばしば複雑な構造が課せられる。その結果、これらのデバイスは建設中の乗物に組み付けられ得る可能性を提供するだけである。これらのデバイスは既存のスキーリフトに適合させることはできず、さらに相対的に著しい保守整備が必要となる。最後に、これらのデバイスは乗客の安全性を向上させるが、既知のデバイスは乗物をより重くし、これによりスキーリフト乗物の摩耗が早くなる。
したがって、本発明は前述の欠点の全て又はいくつかを解決することを目的とする。
この目的のため、本発明は、フレームと、拘束バーとを備え、前記拘束バーは、乗客の落下を防ぐことを可能にする囲まれた空間を規定する第1引き下げ位置と、1人又は複数の乗客が降車できるように前記拘束バーが前記シートの正面の空間を解放する第2持ち上げ位置とをとり得るスキーリフトシートであって、前記拘束バーが前記引き下げ位置をとるときに該拘束バーをロックする手段を備え、前記ロック手段は、前記フレーム上に取り付けられ、前記引き下げ位置にある前記拘束バーを保持するために磁化され得る第2部材と係合する第1磁性部材を有することを特徴とするスキーリフトシートに関する。
したがって、この発明は、単に機械的ロック手段を備える拘束バーのロック手段が典型的に直面する機械的制約を排除した、拘束バーのロックデバイスを提供する。このことは、磁性要素は(時間と費用のかかる)保守整備をほとんど又は全く必要としないので特に保守整備に関して実証され、同様に、機械的ロック手段のみを含む拘束バーのロックデバイスはシートを重くする(シートの摩耗を早くする)のでシートの重量に関して実証される。さらに、本発明に記載されたロック手段は、拘束バーではなくスキーリフトシートに固定された要素を含む。したがって、この目的のためにシートの構造を実質的な変更を加えることを必要とせずに、拘束バーのロック手段を既存のスキーリフトシートに固定することができる。
本発明に記載されたスキーリフトシートの他の有利な特徴によると、前記ロック手段は、ピボットリンクによって前記シートの前記フレームに連結されたスイッチを含む。
有利には、前記スイッチは、それぞれ阻止部材及び前記磁化可能部材から構成される2つの端部を含む。
好ましくは、前記拘束バーは、前記阻止部材に当接するように設計された停止手段を有し、前記磁化可能部材は、前記磁性部材と接触するときに屈曲できる。
これにより、拘束バーの回転によってスイッチが回転し、その結果、磁性部材及び磁化可能部材が接触するようになる。
有利には、前記スイッチは、前記磁化可能部材が一方向のみに屈曲できるように、前記磁化可能部材を固くすることができる補強手段を有する。
好ましくは、前記シートは、前記スイッチの前記端部及び前記シートの前記フレームに連結された復帰手段を有する。
この特徴は、磁化可能部材を磁性部材から分離させることを容易にし、安定な平衡位置へのスイッチの迅速な復帰に都合がいいという利点を有する。
本発明に記載されたスキーリフトシートの他の特徴によると、前記阻止部材は、2つの壁を有し、前記第1壁は、前記フレーム側を向き、前記第2壁は、前記第1壁に平行な1つの表面と、前記第1壁に対して傾きかつ前記第1壁に隣接した1つの表面との、該第2壁の2つの表面の境界を定めるエッジを有する。
そのため、拘束バーを引き下げ位置から持ち上げ位置の方へ持ち上げることが容易になると共に、スイッチの端部の動きの大きさが限定される。
1つの実施形態によると、前記スイッチ及び前記磁性部材は、前記シートの下に配置されている。
有利には、前記スイッチは、前記磁化可能部材が固定された第1端部と、拘束バーの要素を受け入れ、ロックするように構成された第2端部とを有する。
1つの実施形態によると、前記第2端部は、当接表面及び阻止表面を有し、前記当接表面及び前記阻止表面は、前記拘束バーの要素を受け入れるように設計されたハウジングの境界を画する。
有利には、前記シートは、前記スイッチの前記第2端部の前記磁性部材の方への移動に対抗する復帰手段を備える。
好ましくは、前記磁性部材は、前記スキーリフトシートに搭載された導電体に電気的に接続された電磁石を有する。
そのため、電磁石に電気が供給されれば、磁性部材の磁場に対抗する磁場が発生し、磁化可能部材を磁性部材から分離させることが可能になる。
他の実施形態によると、前記シートは、前記拘束バーの機械的ロック解除手段を備える。
有利には、前記機械的ロック解除手段は、レバーと、前記レバーを制御する制御手段とを有する。
1つの可能性によると、前記レバーを制御する前記制御手段は、前記シートのハンガーに取り付けられた可動制御部材と、前記可動制御部材及び前記レバーに連結された機械的制御ケーブルと、前記機械的制御ケーブルが前記レバーを牽引して該レバーを作動させる位置の方への前記可動制御部材の移動に対抗する復帰手段とを有する。
1つの実施形態によると、前記可動制御部材は、前記ハンガーに回転可能に取り付けられた制御スイッチを有し、前記制御スイッチは、前記機械的制御ケーブルが取り付けられる第1端部と、傾斜路に当接するように設計された当接部材を備える第2端部とを有する。
好ましくは、前記当接部材は、前記第2端部に回転可能に取り付けられたローラである。
有利には、前記磁性部材は、永久磁石である。
好ましくは、前記磁化可能部材は、金属板である。
本発明は、特にスキーチェア型のスキーリフト設備であって、前記発明によるスキーリフトシートを備えることを特徴とするスキーリフト設備に関連する。
図1は、本発明の特定の実施形態に係るスキーリフトシートの側面図である。 図2は、本発明の特定の実施形態に係るスキーリフトシートに設けられた磁性ロックデバイスを図示する図1の詳細図である。 図3は、本発明の特定の実施形態に係るシートを装備したスキーリフト設備の概略上面図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係るスキーリフトシートの側面図である。 図5は、図4の詳細図である。 図6は、本発明の特定の実施形態に係るスキーリフトシートの側面図である。 図7は、図6の詳細図である。 図8は、本発明の特定の実施形態に係る少なくとも1つのシートを備えるスキーリフト設備の傾斜路の概略図である。 図9は、本発明の特定の実施形態に係る少なくとも1つのシートを備えるスキーリフト設備の概略上面図である。
本発明の目的、側面及び利点は、添付の図を参照し、非限定例として提供された、本発明の実施形態に関する以下の記述を読むことで、より理解されるであろう。
図1はスキーリフト設備2のシート1を示す。スキーリフト設備2は図3に示される。スキーリフト設備2は、特にスキーチェア型のものであって、2つの発着所3,4を含んでもよい。各発着所3,4は、図3に示すように、乗客乗り場5及び乗客降り場6を含んでもよい。
スキーリフトシート1は、頭上の牽引ケーブル7からハンガー8によって吊り下げられる。個々の図には示さないが、ケーブル7は鉄塔によって支えられている。シート1は、ハンガー8が連結されるフレーム9を含む。ケーブル7は閉ループを形成し、滑車10,11によって駆動される。
図1に示すように、シート1は背もたれ12及び座面13を含む。シート1のフレーム9が湾曲した形状を有するので、フレーム9の端部は、背もたれ12及び座面13を形成する。背もたれ12及び座面13は、輸送中、1人又は複数の乗客を支えることを可能にする。シート1は、拘束バー14も含む。拘束バー14は、例えばピボットリンクP1によって、シート1のフレーム9に連結される。
拘束バー14は、ピボットリンクP1により、ピボットリンクP1と同じ軸に沿って回動できる。拘束バー14は、拘束バー14の2つの終端の使用位置、いわゆる「引き下げ」位置と「持ち上げ」位置との間で回動する。拘束バー14が引き下げ位置にあるとき、乗り場5と降り場6の外側においてシート1が移動している間に、乗客が位置する安全な空間に対応する閉じた空間を規定する。したがって、引き下げ位置にある拘束バー14は、乗客のシート1が前方に傾き、乗客がそれにより落下するリスクを防ぐことによって、乗客の安全に貢献する。拘束バー14が持ち上げ使用位置にあるとき、拘束バー14はシート1の正面及び隣の空間を解放する。したがって、乗客がシート1の正面の方へ移動することによって座面13から立ち去ること、又は乗客がシート1の正面に位置することによってシート1上に座ることが可能である。これは特にシート1が乗り場5又は降り場6を移動するときの状況である。
スキーリフトシート1は、拘束バー14が引き下げ位置にあるときの、拘束バー14のロック手段も含む。発着所3,4の間のシート1の移動を安全にするために、一旦、拘束バー14が引き下げ位置に位置すると、乗客が拘束バー14を持ち上げることを防ぐことによってロック手段は乗客の安全を著しく向上させる。ロック手段は、具体的には、磁性部材20及び磁化可能部材15を有する。これにより、拘束バーの機械的ロック手段のみを有するロック手段が典型的に直面する制約、即ち、その複雑さのため及び拘束バーに必要となる構造的な変更のためにスキーリフトシートに適合させることが難しい複雑な構造、並びに、それらのロック手段が装備されたシート1の急速な摩耗を引き起こす比較的大きな重量を有することを取り除くことができる。
ロック手段は、図2に示すように磁化可能部材15を有する。部材15は、磁性材料から作られる。磁性材料は、それが外部の磁場に置かれたときに磁化され得る任意の材料である。本発明で記述される実施形態では、磁化可能部材15は、金属板、例えばステンレス鋼板である。さらに、磁化可能部材15は、金属板15によって規定される面に平行な面に垂直な応力を受けたときに屈曲可能であることに留意することが重要である。
ロック手段は、スイッチ16も含む。ここに記載された実施形態では、スイッチ16は阻止部材17及び磁化可能部材15を含む。阻止部材17及び磁化可能部材15は、スイッチ16の端部16a,16bをそれぞれ構成する。
例えば、引張ばね18などの復元手段を、スイッチ16の端部16a(阻止部材17)とシート1のフレーム9との間に配置することができる。引張ばね18の機能は以下で概説する。
阻止部材17は、図2に示すように、具体的には2つの壁17a及び17bを有する。壁17aは、壁17bに平行な表面と壁17bに対して傾いた表面との形で、壁17aを区切るエッジを有する。壁17bは、図2に示すように、背もたれ12側に配置される。
阻止部材17は、ピボットリンクP2によって、フレーム9に連結される。阻止部材9の回動軸は、拘束バー14の回動軸に対して実質的に平行である。ピボットリンクP2は、あらゆるスイッチの原則に従って、スイッチ16の中間部、端部16aと16bとの間に置かれる。
磁化可能部材15(端部16b)は、ねじ、ボルト又はリベットによって阻止部材17に固定され得る。補強板19は、磁化可能部材15に対して配置され、磁化可能部材15を部分的に覆う。補強板19は、磁化可能部材15の上部、すなわち磁化可能部材15のピボットリンクP2に近い部分に配置される。磁化可能部材15の下部は、補強板19で覆われていない。補強板19は、磁化可能部材15のうち、背もたれ12の方を向いた面に配置される。したがって、磁化可能部材15は、シート1の動く方向と実質的に反対の方向に対応する1つの方向のみに柔軟性を保つ。
阻止部材17は、図2に示すように、磁化可能部材15に当接する肩部17cを含む。磁化可能部材15の上部は、肩部17cと補強板19との間に挟まれ、それらは例えばボルト締めによって磁化可能部材15に固定される。
ロック手段は、磁性部材20も含む。磁性部材20は、永久磁石である。磁性部材20は、スキーリフトシート1のフレーム9に固定される。磁性部材20は、引き下げ位置にある拘束バー14のロックに関与するために、磁化可能部材15と係合するように設計されている。したがって、磁性部材20と磁性部材20が係合する磁化可能部材15の下部とは、ピボットリンクP2から実質的に等距離に配置されている。
磁性部材20は、例えばコイル21などの電磁石を組み込むことに留意すべきである。文献WO2010/052426で記述されたように、コイル21は、ハンガー8上に配置された導電体22,23に電気的に接続される。
スキーリフトシート1が乗り場5を離れるとき、座面13上に座っている乗客は、拘束バー14を引き下げる。図2に示すように、拘束バー14は、例えば拘束バー14の回動軸に平行な軸を有する突起24などの停止手段を含む。拘束バー14が引き下げられたとき、突起24は、阻止部材17の壁17bに当接する。したがって、拘束バー14の引き下げによる拘束バー14の回動により、スイッチ16の端部16a(阻止部材17)に力が加えられる。スイッチ16は次にピボットリンクP2の軸の回りで旋回し、これにより他方の端部16bが動いて磁化可能部材15が磁性部材20と接触する。磁性部材20の作り出した磁場は、磁化可能部材15を磁性部材20に対して引き付け、その位置に保持するようにする。
この段階では、拘束バー14はまだ引き下げ位置に到達しておらず、ロックされていない。
拘束バー14をさらに引き下げることによって、突起24がスイッチ16の端部16aを横切るまで、磁化可能部材15が曲がる。このようにして、突起24は、阻止部材17の他方側へ位置するようになり、その壁17aに接触する。
この段階で、拘束バー14はその引き下げ位置でロックされる。乗客は、拘束バー14を持ち上げることができない。実際、阻止部材17は、戻り防止爪として作用する。阻止部材17は、拘束バー14が引き下げ位置から上昇することを防ぐことに貢献する。もし乗客の1人が、故意に又は偶然に、拘束バー14を持ち上げようと力をかけると、突起24が押し付けられている壁17aが、拘束バー14の回動を阻止する。磁化可能部材15と磁性部材20との係合によって、端部16bがフレーム9に固定されている限り、スイッチ16は旋回できない。磁化可能部材15に押し付けられた補強板19が、スキーリフトシート1の前方に動く方向に対応する方向にスイッチ16が曲がることを防ぐので、スイッチ16は曲がることもできない。このようにして、スイッチ16の端部16aは、突起24の戻り経路に位置する乗り越えられない障害物を形成する。乗客が拘束バー14を引き下げ位置から移動させることは不可能である。
文献WO2010/052426で記述されたように、スキーリフトシート1が降り場6に到達するとき、導電体22,23は、電圧を受ける導電性ブラシデバイスと接触する。そうして、導電体22,23に電気的に接続されたコイル21に電力が供給される。この結果、コイル21は、磁性部材20の磁場に対抗する磁場を作り出す。磁化可能部材15を磁性部材20から分離するのに必要な力は、大幅に低減され、実質的に又は完全に存在しなくなる。スイッチ16の端部16bは、自身の重みの影響により、ピボットリンクP2の軸の回りで旋回して磁性部材20から離れ、安定した平衡位置をとる方向に向かう。ここに記載の実施形態では、この安定な平衡位置は、特に図2に示すように、実質的に鉛直位置に対応する。引張ばね18が存在するとき、引張ばね18は磁化可能部材15と磁性部材20とを分離させ、スイッチ16を安定な平衡位置に戻すことに貢献する。
このとき拘束バー14は、もはやロックされていない。このとき、乗客は、拘束バー14が引き下げ位置を離れ、持ち上げ位置の方向にピボットリンクP1の軸の回りで旋回するように、拘束バー14を持ち上げるだけでよい。拘束バー14が持ち上げられるとき、突起24は、阻止部材17(スイッチ16の端部16a)の壁17aに力をかける。スイッチ16の端部16bは、磁性部材20にもはや固定されておらず自由に動くことができる。拘束バー14の上昇中に突起24によって付与される力によって、阻止部材17(スイッチ16の端部16a)によって形成された障害物を突起24が再度横切るまで、スイッチ16がピボットリンクP2の回動軸の回りに強制的に回転させられる。拘束バー14は、持ち上げ終端位置に到達するまで、回転し続けることができる。壁17bに対して傾いた壁17aの表面は、突起24が阻止部材17の他方側へ戻ることに有利に働く。壁17aの傾いた表面は、突起24が阻止部材17を横切るために必要な端部16bの移動を制限することも可能にする。
スキーリフトシート1が降り場6又は乗り場5を離れた時点で、導電性ブラシデバイスと導電体22,23との電気的接触は遮断される。したがって、コイル21にはそれ以上電力が供給されない。磁性部材20の磁場が再度形成される。その結果、拘束バー14を再度引き下げ終端位置に引き下げることによって、拘束バー14がロックされる。
図4及び図5に図示され、以下で記述されるように、他の特定の実施形態によると、拘束バー14のロック手段は、スキーリフトシート1の下に配置される。
ここに記載の様々な実施形態に共通する要素では、参照符号は同じであることに留意すべきである。
磁性部材20はここでは、例えば座面13の下などの、シート1の下に固定されている。
磁化可能部材15はここでは、スイッチ30の第1端部31に連結されている。
スイッチ30は、シート1に対して回動可能である。図5に示すように、ピボットリンクP2によって、スイッチ30をフランジ33に連結することができる。フランジ33は、シート1に固定されている。
スイッチ30は、第2端部32を有する。第2端部32は、例えば拘束バー14に取り付けられた突起34などの拘束バーの要素を受け入れ且つ移動を阻止するように構成されている。さらに具体的には、突起34を、拘束バー14のフットレストに取り付けられ得る。
図5に示すように、第2端部32は、フックの形状であり得る。
第2端部32はここでは、当接表面35と阻止表面36とを備える。当接表面35及び阻止表面36はハウジング37の範囲を定めるように配置されている。ハウジング37は、突起34を受け入れるように設計されている。
スイッチ30は、ハウジング37が突起34を受け入れるように配置された、突起34を受け入れる位置と、磁化可能部材15が磁性部材20に当接する、拘束バー14をロックする位置との間で回転できる。
受入位置では、当接表面35が突起34の軌道上に配置される一方、阻止表面36が該軌道から離れている。阻止位置では、阻止表面36は、突起34の軌道を横切るように位置している。
例えばねじりばね38などの復元手段は、スイッチ30が受入位置からロック位置に回動することに対抗するように配置されている。ねじりばね38はここでは、スイッチ30に取り付けられた第2突起40が当接するように設計された第1端部39と、フランジ33に取り付けられた第3突起42が当接するように設計された第2端部41とを有する。
作動時、シート1が乗り場5にある初期状態から始めると、拘束バー14は、持ち上げ位置にあり、スイッチ30は、突起34を受け入れる位置にある。
シート1が乗り場5を離れるとき、シート1の乗客が拘束バー14を持ち上げ位置から引き下げ位置に引き下げることによって、突起34がスイッチ30の第2端部32の方へ動く。
ハウジング37に係合し、当接表面35に当接する突起34は、スイッチ30をピボットリンクP2の回りに回転させる。スイッチ30の回転によって、第1端部31に取り付けられた磁化可能部材15が磁性部材20と接触する一方、他方で阻止表面36が突起34の戻り軌道を横切るまで、第1端部31が上昇する。
磁化可能部材15が磁性部材20と係合することによって、スイッチ30が静止する。拘束バー14は、引き下げ位置でロックされる。
実際、突起34はハウジング37内に閉じ込められる。阻止表面36は、拘束バー14の引き下げ位置から持ち上げ位置への動きに対応する、突起34の逆方向の移動を防止する。
シート1が降り場6に到達するとき、コイル21に電力が供給されて磁性部材20の磁場を無力化する。磁化可能部材15を磁性部材20から分離することが可能となる。スイッチ30はもはや固定されていない。乗客は、シート1を離れるために、拘束バー14を引き下げ位置から持ち上げ位置に持ち上げることができる。この操作の間、突起34は阻止表面36を押圧し、これにより、ねじりばね38に促進されつつスイッチ30が回転する。
図6、7、8、9に図示された特定の実施形態によると、拘束バー14のロックは、図4、5に図示された実施形態と同様になされるが、このときのロック解除は機械的になされる。したがって、シート1は、拘束バー14の機械的ロック解除手段を備える。
この実施形態では、磁性部材20には電力が供給されるよう設計されたコイル21が備えられていないことがわかるだろう。したがって、磁性部材20の磁場を無力化できない。さらに、シート1は、導電体22,23も含まない。
この特定の実施形態によると、機械的ロック解除手段は、レバー50と、レバー50を制御するための制御手段とを有する。
レバー50は、シート1に対して回転可能に設けられている。レバー50は、ピボットリンクP3によって、シート1(又はフランジ33)に連結されている。レバー50は、第1端部51及び第2端部52を有する。第1端部51は、磁化可能部材15が磁性部材20と当接しているときに、磁化可能部材15に当接するように配置されている。
図6に示すように、制御手段は、機械的制御ケーブル53と、制御スイッチ54と、例えば圧縮ばね55(ばねの配置によっては、引張ばねでもよい)などの、制御スイッチ54を定位置へ戻す手段とを有する。
制御スイッチ54は、ピボットリンクP3によって、ハンガー8に対して回転可能に取り付けられている。制御スイッチ54は、第1端部56と第2端部57とを有する。第1端部56は、機械的制御ケーブル53に連結される(制御ケーブル53はさらにレバーの第2端部52に接続される)。第2端部57は、以下で更に詳細に記述される傾斜路58によって動かされるよう設計されている。この第2端部57は、例えば前記第2端部57に回転可能に取り付けられたローラ59などの、当接部材を有する。
圧縮ばね55の一方はハンガー8に取り付けられ、他方は制御レバー54に取り付けられる。図6の例では、圧縮ばね55は、制御スイッチ54の第1端部56に取り付けられている。
スキーリフト設備60は、図8に示すように、ローラ59の軌道に配置された少なくとも1つの傾斜路58を備える。各傾斜路58は、降り場6内又は入口で、スキーリフト60の静止構造体に取り付けられている。
傾斜路58は、制御スイッチ54を回動させるために、少なくとも1つの傾斜部61を有する。図8の例によると、傾斜路58は、入口に傾斜部61を、出口に傾斜部62を有する。これら2つの傾斜部61,62の間に、拘束バー14(図6に示す)をロック解除する位置に制御スイッチ54を保つことができ、るように、中間部63が設けられている。これにより、乗客が拘束バー14を引き下げ位置から持ち上げ位置に動かすことができる。
作動時、拘束バー14のロックは、図4、5に図示された実施形態と同様になされる。磁性部材20は、磁性部材20の磁場に対抗する磁場を作り出すように設計されたコイル21を備えていないため、磁化可能部材15を磁性部材20に接触させるように配置すると、それらは互いに自動的に固定される。
図8に示すように、シート1が降り場6の入口に到達するとき又は降り場6内にあるとき、ローラ59は、傾斜路58の下で傾斜路58に当接する。傾斜部61の下でローラ59が動くことにより(シート1とともに、矢印64の方向に)、制御スイッチ54が回転する。この回転により機械的制御ケーブル53が牽引され、それに応じてレバー50の第2端部52が動かされる。
レバー50の回転により、第1端部51は、それまで磁性部材20に固定されていた磁化可能部材15を押圧する。第1端部51は、磁化可能部材15を磁性部材20から離す方向に向かって磁化可能部材15に力をかける。この力は磁化可能部材15と磁性部材20との間に空隙を作り出すために十分である。この空隙により、乗客が拘束バー14を持ち上げるときに、磁化可能部材15と磁性部材20とを分離させることが可能になる。このようにして、拘束バー14をロック解除できる。
ローラ59が傾斜路58の中間部63を離れるとき、制御スイッチ54が圧縮ばね55の影響下で反対方向に回転する。レバー50も反対方向に回転する。レバー50の第1端部51は、磁化可能部材15から離れる。それにより、レバー50の位置は、拘束バー14をロックするために、磁化可能部材15を磁性部材20と接触させることを再び可能にする。
このように、スキーリフトシート1は、乗り場5又は降り場6の外側でシート1が移動する間、拘束バー14が終端の引き下げ位置に配置されると、拘束バー14が持ち上げられることを防ぎ、シート1が乗り場5又は降り場6の中で移動する間、拘束バー14が持ち上げ終端位置に持ち上げられることを可能にする磁性ロック手段を有する。
言うまでもなく、本発明は上述した実施形態に制限されず、実施形態は単に例として提供された。特に、個々のエレメントの構成又は技術的同等物の置換に関して、発明保護の範囲を超えることなく、変更することが可能である。
したがって、スキーリフトシート1は離脱可能でもそうでなくてもよい。

Claims (20)

  1. フレーム(9)と、
    拘束バー(14)とを備え、
    前記拘束バー(14)は、乗客の落下を防ぐことを可能にする囲まれた空間を規定する第1引き下げ位置と、1人又は複数の乗客が降車できるように前記拘束バー(14)が前記シート(1)の正面の空間を解放する第2持ち上げ位置とをとり得るスキーリフトシート(1)であって、
    前記拘束バー(14)が前記引き下げ位置をとるときに該拘束バー(14)をロックする手段を備え、
    前記ロック手段は、前記フレーム(9)上に取り付けられ、前記引き下げ位置にある前記拘束バー(14)を保持するために磁化され得る第2部材(15)と係合する第1磁性部材(20)を有することを特徴とするスキーリフトシート。
  2. 請求項1に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記ロック手段は、ピボットリンク(P2)によって前記シート(1)の前記フレーム(9)に連結されたスイッチ(16)を含むことを特徴とするスキーリフトシート。
  3. 請求項2に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記スイッチ(16,30)は、それぞれ阻止部材(17)及び前記磁化可能部材(15)から構成される2つの端部(16a,16b)を含むことを特徴とするスキーリフトシート。
  4. 請求項3に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記拘束バー(14)は、前記阻止部材(17)に当接するように設計された停止手段を有し、
    前記磁化可能部材(15)は、前記磁性部材(20)と接触するときに屈曲できることを特徴とするスキーリフトシート。
  5. 請求項2から4のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記スイッチ(16)は、前記磁化可能部材(15)が一方向のみに屈曲できるように、前記磁化可能部材を固くすることができる補強手段を有することを特徴とするスキーリフトシート。
  6. 請求項2から5のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記シート(1)は、前記スイッチ(16)の前記端部(16a)及び前記シート(1)の前記フレーム(9)に連結された復帰手段を有することを特徴とするスキーリフトシート。
  7. 請求項3から6のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記阻止部材(17)は、2つの壁(17a,17b)を有し、
    前記壁(17b)は、前記フレーム(9)側を向き、
    前記壁(17a)は、前記壁(17b)に平行な1つの表面と、前記壁(17b)に対して傾きかつ前記壁(17b)に隣接した1つの表面との、該壁(17a)の2つの表面の境界を定めるエッジを有することを特徴とするスキーリフトシート。
  8. 請求項2に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記スイッチ(30)及び前記磁性部材(20)は、前記シート(1)の下に配置されていることを特徴とするスキーリフトシート。
  9. 請求項8に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記スイッチ(30)は、前記磁化可能部材(15)が固定された第1端部(31)と、拘束バーの要素を受け入れ、ロックするように構成された第2端部(32)とを有することを特徴とするスキーリフトシート。
  10. 請求項9に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記第2端部(32)は、当接表面(35)及び阻止表面(36)を有し、
    前記当接表面(35)及び前記阻止表面(36)は、前記拘束バーの要素を受け入れるように設計されたハウジング(37)の境界を画することを特徴とするスキーリフトシート。
  11. 請求項9又は10に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記スイッチ(30)の前記第2端部(32)の前記磁性部材(20)の方への移動に対抗する復帰手段を備えることを特徴とするスキーリフトシート。
  12. 請求項1から11のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記磁性部材(20)は、前記スキーリフトシート(1)に搭載された導電体(22,23)に電気的に接続された電磁石を有することを特徴とするスキーリフトシート。
  13. 請求項8から11のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記拘束バー(14)の機械的ロック解除手段を備えることを特徴とするスキーリフトシート。
  14. 請求項13に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記機械的ロック解除手段は、レバー(50)と、前記レバー(50)を制御する制御手段とを有することを特徴とするスキーリフトシート。
  15. 請求項14に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記レバー(50)を制御する前記制御手段は、
    前記シート(1)のハンガー(8)に取り付けられた可動制御部材と、
    前記可動制御部材及び前記レバー(50)に連結された機械的制御ケーブル(53)と、
    前記機械的制御ケーブル(53)が前記レバー(50)を牽引して該レバー(50)を作動させる位置の方への前記可動制御部材の移動に対抗する復帰手段とを有することを特徴とするスキーリフトシート。
  16. 請求項15に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記可動制御部材は、前記ハンガー(8)に回転可能に取り付けられた制御スイッチ(54)を有し、
    前記制御スイッチ(54)は、前記機械的制御ケーブル(53)が取り付けられる第1端部(56)と、傾斜路(58)に当接するように設計された当接部材を備える第2端部(57)とを有することを特徴とするスキーリフトシート。
  17. 請求項16に記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記当接部材は、前記第2端部(57)に回転可能に取り付けられたローラ(59)であることを特徴とするスキーリフトシート。
  18. 請求項1から17のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記磁性部材(20)は、永久磁石であることを特徴とするスキーリフトシート。
  19. 請求項1から18のいずれか1つに記載されたスキーリフトシート(1)において、
    前記磁化可能部材(15)は、金属板であることを特徴とするスキーリフトシート。
  20. 特にスキーチェア型のスキーリフト設備(2)であって、
    請求項1から19の1つに記載された少なくとも1つのスキーリフトシート(1)を備えることを特徴とするスキーリフト設備。
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