JP2009057040A - チェアリフト又はロープウエイシステムの輸送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 チェアリフト又はケーブルウエイシステムの輸送装置は、安全バー(2)、安全バー(2)を閉じるための装置(13)、エネルギー蓄積器(8)、エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)、及びエネルギー蓄積器(8)からのエネルギーの放出を防止する阻止装置(13)を備える。阻止装置(13)は作動させ、そして作動を停止させることができ、阻止装置(13)の作動状態においては、安全バー(2)を開くことが防止される。阻止装置(13)は、安全バー(2)がその完全に開かれた位置と完全に閉じられた位置との間の安全バー(2)が動く距離の少なくも一部分にわたり、特に全距離にわたり、安全バー(2)が開かれることを防止する。
【選択図】 図3
Description
本発明による輸送装置の特に好ましい実施例においては、安全バーを閉じるための装置及び阻止装置が、同じグループの相互作用する構成要素から形成されることが有利である。しかし、安全バーを閉じるための装置及び阻止装置を異なったグループの構成要素から形成することも可能である。
は、ピン10が押し下げられていない場合のみ、空気圧縮バネ8に応力を加えることに対してだけ作用する。ピン10が、図3に示されるように上側の操作レバー5により押し下げられた場合は、空気圧縮バネ8は、その完全に応力を加えられた状態まで、即ち、安全バー2が完全に開かれる(図1)まで圧縮させることができる。本発明により、安全バー2は、ピン10の押し下げにより応力の加えられた空気圧縮バネ8により、即ち、エネルギーの蓄えられたエネルギー貯蓄装置8により開くことができる。ピン10を有する上述の空気安全バネ8の代わりに、阻止手段10を有する別の適宜適切な形式のエネルギー貯蓄装置8を使用することができる。この場合、この阻止手段は、安全バー2に閉鎖方向の力を加え、そして阻止手段10が働いているときに安全バー2が開かれることを少なくも防止する。
置においては、チェアリフトシステムのある乗降場から別の乗降場への途中では、ピン10は上側の操作レバー5により押し下げられない。この場合は、空気圧縮バネ8は応力を受けず、従ってこの場合は、安全バー2の延長部3が下側の操作レバー4により、この運動が妨げられているため、安全バー2を開くことはできない。
チェアリフト又はケーブルウエイシステムの輸送装置は、安全バー2、安全バー2を閉じるための装置13、エネルギー蓄積器8、エネルギー蓄積器8のエネルギーを蓄えるための装置7、及びエネルギー蓄積器8からのエネルギーの放出を妨げる阻止装置13を備える。阻止装置13は、作動させ、そして作動を停止させることができ、阻止装置13の作動状態においては安全バー2を開くことが防止される。阻止装置13は、安全バー2がその完全に開かれた位置と完全に閉じられた位置との間の安全バー2が動く距離の少なくも一部分にわたり、特に全距離にわたり安全バー2が開かれることを防止する。
Claims (19)
- 輸送用ケーブル(18)に結合された荷重支持バー(16)に連結されたフレーム(14)を有し、安全バー(2)を有し、安全バー(2)を閉鎖するための装置(13)を有し、エネルギー蓄積器(8)を有し、エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを供給するための装置(7)を有し、更にエネルギー蓄積器(8)からのエネルギーの放出を防止する阻止装置(13)を有し、阻止装置(13)を作動させること及び作動を停止させることが可能であり、阻止装置(13)の作動状態においては安全バー(2)を開くことが防止されるチェアリフト又はロープウエイシステムの輸送装置において、
阻止装置(13)は、安全バー(2)がその完全に開かれた位置とその完全に閉じられた位置との間の距離の少なくも一部分にわたり開かれることを防止することを特徴とする輸送装置。 - 阻止装置(13)は、安全バー(2)がその完全に開かれた位置と完全に閉じられた位置との間の全距離にわたり開かれることを防止することを特徴とする請求項1に記載された輸送装置。
- 阻止装置(13)及び安全バー(2)を閉じるための装置(13)が、同じグループの相互作用する構成要素から形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)が、荷重支持バー(16)上に配列されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)が、旋回可能に取り付けられたキャリヤー(30)を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)が、死点を通って旋回させ得ることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)がトグル継手(35)を有することを特徴とする請求項6に記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)にエネルギーを与えるための装置(7)が案内ローラー(12)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載された輸送装置。
- 阻止装置(13)が下側のレバー(4)と上側のレバー(5)とを有すること、下側のレバー(4)が、その自由端に、安全バー(2)の延長部(3)のための当り面(22)を有すること、及び上側のレバー(5)が、エネルギー蓄積器(8)にエネルギーの与えられることを防止する阻止手段(10)のための当り面を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載された輸送装置。
- 下側のレバー(4)及び上側のレバー(5)が、安全バー(2)の延長部(3)に取り付けられることを特徴とする請求項9に記載された輸送装置。
- 下側のレバー(4)がエネルギー蓄積器(8)に連結されることを特徴とする請求項9又は10に記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)が、輸送手段(1)上に旋回可能な方法で取り付けられることを特徴とする請求項1から11のいずれか1つに記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)がバネ、特に空気圧縮バネであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1つに記載された輸送装置。
- 1つの機構が、阻止装置(13)を、エネルギー蓄積器(8)に応力を加えるための装置(7)に連結することを特徴とする請求項1から13のいずれか1つに記載された輸送装置。
- その機構が、第1のロッド(6)、ボーデンケーブル及び第2のロッド(21)を有することを特徴とする請求項14に記載された輸送装置。
- 第1のロッド(21)がトグル継手(35)に連結されることを特徴とする請求項7又は15に記載された輸送装置。
- 第2のロッド(6)が上側のレバー(5)に連結されることを特徴とする請求項15又は16に記載された輸送装置。
- フレーム(14)及び安全バー(2)にダンパー(11)が旋回可能な方法で配列されることを特徴とする請求項1から17のいずれか1つに記載された輸送装置。
- エネルギー蓄積器(8)に応力を加えるための装置(7)が、安全バー(2)の閉鎖を作動させるための装置であることを特徴とする1から18のいずれか1つに記載された輸送装置。
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