JP2014502204A - パターヘッドおよびパター - Google Patents

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Abstract

パターヘッドは、打球面部分およびリヤボディ部分を有する(一つまたは複数のパーツとして)。これらのパターヘッドは、少なくとも0.425のDCG/B比を有し得る(Bは全幅寸法であり、DCGは重心深度である)。いくつかのパターヘッドは、(a)その中央部分に画定された複数の開口を有する打球面を有する打球面ボディ部材と、(b)その大部分が打球面の外面の背後に位置し、その一部分が開口を通って打球面の外面に露出しているポリマー材料と、(c)打球面ボディ部材と係合したリヤボディ部材とを含み得る。リヤボディ部材またはその一部は、ユーザのパッティングストロークおよび/または好みへのパターのカスタマイズおよび/またはより良好なフィッティングを可能にするために交換することができる。

Description

関連出願情報
本出願は、2010年12月7日にDavid N. Franklin、Jeremy N. Snyder、Michael R. Pinto、Carl JonssonおよびGregory Scott Hinzmannの名で出願された「Customizable Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許出願第12/961,799号の一部継続出願である。さらに、本出願は、2011年8月23日にJeremy N. Snyder、 Jason MartinおよびCarl Jonssonの名で出願された「Customizable Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許仮出願第61/526,344号に基づく優先権の恩典を主張する。また、本出願は、以下の米国特許および特許出願、(a)2010年5月18日にDavid N. FranklinおよびJohn Thomas Stitesの名で発行された「Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許第7,717,801号、(b)2010年10月5日にDavid N. FranklinおよびJohn Thomas Stitesの名で発行された「Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許第7,806,779号、(c)2009年11月4日にJeremy N. Snyder、David N. Franklin、John T. StitesおよびDonald S. Rahrigの名で出願された「Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許出願第12/612,236号、および(d)2010年4月6日にJeremy N. Snyder、John T. Stites、David N. FranklinおよびDonald S. Rahrigの名で出願された「Putter Heads and Putters Including Polymeric Material as Part of the Ball Striking Face」と題する米国特許出願第12/755,330号に含まれる情報に基づく。上述の特許および特許出願それぞれが全体として参照により本明細書に組み入れられる。
発明の分野
本発明は概してパターヘッドおよびパターならびにそのようなパッティング装置の製造方法および使用方法に関する。本発明の少なくともいくつかの例のパターヘッドおよびパターは、パターボディ上に、および/または打球面の少なくとも一部分として、ポリマーおよび/または減衰材料を含むように構成され得る。さらに、本発明のいくつかの局面にしたがって、パターおよびパターヘッドは様々なカスタマイズ特徴を含み得る。
背景
ゴルフは、多種多様なプレーヤ、すなわち異なる性別ならびに劇的に異なる年齢および技能レベルのプレーヤによって楽しまれている。ゴルフは、そのような多様なプレーヤの集まりがゴルフイベントで互いに直接競いながら一緒にプレーし(たとえば、ハンデ付きのスコア、異なるティーボックスを使用して、チームフォーマットで、など)、なおもゴルフのラウンドまたは競技を楽しむことができるという点で、スポーツの世界ではいくぶんユニークである。これらの要因が、テレビにおけるゴルフ番組(たとえばゴルフトーナメント、ゴルフニュース、ゴルフの歴史および/または他のゴルフ番組)の増加および著名なゴルフスーパースターの出現と相まって、少なくとも部分的に、近年、ゴルフ人気を高めた。
ゴルファーはすべての技能レベルにおいて、パフォーマンスを改善し、ゴルフスコアを減らし、その次のパフォーマンス「レベル」に到達しようとする。すべてのタイプのゴルフ用具の製造者はこれらの要求に応え、近年、業界は、ゴルフ用具における劇的な変化および改良を遂げた。たとえば、今や、広い範囲の異なるゴルフボールモデルが利用可能であり、一部のボールは、特定のスイング速度および/または他のプレーヤ特性もしくは好みを補うように設計されており、たとえば、一部のボールは、より遠く、および/またはよりまっすぐに飛ぶように設計されており、一部のボールは、より高いまたはよりフラットな弾道を提供するように設計されており、一部のボールは、より多くのスピン、コントロールおよび/または感触を提供する(特にグリーン周りで)ように設計されている、などである。また、ゴルフのスコアを減らすのに役立つことを約束する数多くのスイング補助具および/または補助教具が市販されている。
プレー中にゴルフボールを動かす唯一の道具であることから、ゴルフクラブもまた、近年、多大な技術的研究および進歩の対象であった。たとえば、市場では、近年、パター設計、ゴルフクラブヘッド設計、シャフトおよびグリップにおける改良が見られた。さらには、ゴルフクラブの様々な要素および/または特性および/またはゴルフボールの特性を特定のユーザのスイング特徴または特性によりよく適合させようとして、他の技術的進歩が達成されてきた(たとえばクラブフィッティング技術、ボール打ち出し角計測技術、ボールスピン速度特性など)。
ゴルファーは、ゴルフクラブ、特にパターに関して「感触」に敏感でありがちである。ゴルフクラブの「感触」は、ボールに対してスイングする、および/またはボールを打つときにプレーヤが体感する感覚を生じさせる、クラブの様々な構成パーツおよびクラブに関連する様々な特徴の組み合わせを含む。クラブの「感触」は、あるユーザには良好に「感じる」クラブが別のユーザにとっては全く望ましくない「感触」特性を有することがあるという点で非常に個人的な特徴である。クラブ重量、重量配分、エアロダイナミクス、スイング速度、バランスなどがすべて、スイングし、ボールを打つときのクラブの「感触」に影響することができる。「感触」はまた、クラブの視覚的外観およびボールを動かすためにクラブヘッドがボールを打つときに発生する音にも関連するということがわかっている。
パットを成功させてボールをホールに入れるためには、ボールを、所期の到達地点に到達させるのに適切な速度と方向との組み合わせで打ち出さなければならない。パットの速度および方向におけるいくらかのエラーは、プレーヤによる精神的または物理的ミス(たとえばミスヒット、ミスアライメント、不十分な速度および/またはライン選択など)の結果であり得るが、パターもまた、ミスパットを生じさせるボール打ち出し速度および打ち出し方向の非一貫性に寄与することができる。たとえば、パターヘッドがボールとの接触の前または最中にプレーヤの手の中でねじれるならば、それが、ボールを「オフライン」で、いくらかの望まれないスピンをかけながら、および/または誤った速度で送り出す場合があり得る。別の例として、ボールが、バックスピンをかけて打ち出される、またはその動きの早い段階で過度に跳ねるならば、それがボール速度の非一貫性を生じさせることができる。これらのことがすべて、ミスパットおよび一貫しないパッティングを招き得る。
パター設計に対する技術的改良がなされているが、ゴルフボールをパッティングするときのパッティングストロークおよび「感触」面の非常に個人的な性質のせいで、一つのパター構造がすべてのプレーヤに最適であるということはあり得ない。クラブの見かけおよび感触を変化させる、および/または個人のスイングもしくは好みへのカスタマイズを可能にする新たなパター構造は少なくとも一部のプレーヤによって歓迎される。そのうえ、改善され、より一貫した初期ボール打ち出し方向および打ち出し速度を提供する技術的進歩は、当技術分野において歓迎される進歩になるであろう。
以下、本発明の基本的理解を提供するために、本発明の局面の概要を提示する。この概要は、本発明の広範な概観として意図されるものではない。この概要は、発明の主要または重要要素を特定する、または、本発明の範囲を画定することを意図したものではない。以下の概要は、本発明のいくつかの概念を、以下に提供されるより詳細な説明への前置きとして、一般的な形態で提示するだけである。
本発明の局面は、以下、(a)パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材(一つまたは複数のパーツでできている)であって、中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、(b)その大部分が打球面の外面の背後に位置し、その一部分が複数の開口を通って打球面の外面に露出しているポリマー材料、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材(一つまたは複数のパーツでできている)、および(d)パターの場合、打球面ボディ部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトのうち、一つまたは複数を含むパターおよびパターヘッドに関する。
本発明のさらなる局面は、(a)その中に画定された中央の凹みを有する打球面を含む打球面ボディ部材、(b)打球面ボディ部材の中央の凹みの中に係合したインサートであって、該インサートがポリマーベース材料を含み、ポリマーベース材料の露出面に複数の凹みが画定されており、複数の凹みの少なくともいくつかがその中に取り付けられた縁要素を含み、それによって、凹みの縁と、凹みの中に取り付けられた縁要素の隣接する縁との間でその中に画定された溝をパターヘッドの打球面に提供する、インサート、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材、および(場合によっては)(d)打球面ボディ部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトを含むパッティング装置(パターまたはパターヘッドのような)に関する。
本発明のなおさらなる局面は、(a)ヒール−トウ方向に延びる打球面部分を含む打球面ボディ部材であって、打球面部分が打球面、トウ側およびヒール側を含み、打球面ボディ部材が、打球面部分のヒール側において打球面に対して鈍角(たとえば100°〜170°)に後方に延びるアームをさらに含む、打球面ボディ部材、および(b)打球面ボディ部材と係合したリヤボディ部材を含むパターおよびパターヘッドに関する。
本発明のなおさらなる局面にしたがって、パターヘッドは、打球面部分およびリヤボディ部分(一つまたは複数のパーツとして)を有するパターヘッドボディを含むことができ、パターヘッドボディは、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度DCGを有し、DCG/Bの比は少なくとも0.425、いくつかの例においては少なくとも0.45、少なくとも0.48、少なくとも0.5、少なくとも0.51、さらには少なくとも0.52である。本発明のこの局面のいくつかの例において、パターヘッドは、少なくとも2インチ、いくつかの例においては少なくとも2.25インチまたは少なくとも2.5インチの全前後寸法Bを有する。そのようなパターヘッド構造はまた、包囲された開放区域またはスルーホール(たとえば、打球面部分の後部とリヤボディ部分との間に画定される)を画定し得る。
本発明のさらなる局面は、(a)その中に画定された開口を有する後方に延びるボディ支持体を含む打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端および打球ヘッドボディ部材中の開口を通って延びる、第一端と第二端との間の中央部分を有するリヤボディ部材を含むパターヘッドに関する。
本発明のさらに他の例のパターヘッドは、(a)打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端および第一端と第二端との間の中央部分を有するリヤボディ部材であって、中央部分が、その上にアライメントエイドを含む、前方に突出するプラットフォームを含むリヤボディ部材を含み得る。場合によっては、打球ヘッドボディ部材はまた、その上にアライメントエイドを含む、後方に突出するプラットフォームを含み得る。
さらに別の例として、本発明の少なくともいくつかの局面のパターヘッドは、(a)打球ヘッドボディ部材のヒール側における第一の後方に延びるアームであって、打球ヘッドボディ部材の打球面から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第一の後方に延びるアーム、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側における第二の後方に延びるアームであって、打球面から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第二の後方に延びるアームを含む打球ヘッドボディ部材を含み得る。このようなパターヘッドはさらに、第一の後方に延びるアームと係合した第一端および第二の後方に延びるアームと係合した第二端を有するリヤボディ部材を含むことができ、リヤボディ部材は、ゴム引きタングステン材料および場合によってはステンレス鋼材料を含む。
本発明のさらに別の例示的な局面は、(a)打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第一端およびパターヘッドのどの部分とも係合していない自由な第二端(たとえば、ぶら下がる、打球ヘッドボディ部材と係合していない)を有するリヤボディ部材を含むパターヘッドに関する。
本発明のさらなる局面は、様々な交換可能なパーツを含み得るパッティングシステムまたはキットに関する。一例として、そのようなパッティングシステムは、(a)上記タイプの一つまたは複数の打球面ボディ部材、(b)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第一のリヤボディ部材、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第二のリヤボディ部材を含み、ここで、重量、重量配分、材料、色、バランス、テクスチャ、グラフィックスおよび形状からなる群より選択される少なくとも一つのやり方で第一のリヤボディ部材は第二のリヤボディ部材とは異なり、かつ(d)(場合によっては)打球面ボディ部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合可能なシャフトを含み得る。
本発明のなおさらなる局面は、たとえば上記様々なタイプのパッティング装置を製造する方法およびそのようなパッティング装置におけるパーツを交換する(たとえば、パッティング装置の一つまたは複数の特性、たとえば上述の特性を変化させるために)方法に関する。
添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照することにより、本発明およびその特定の利点のより完全な理解を得ることができる。図面中、同じ参照番号が同じまたは同様な特徴を示す。
本発明のいくつかの局面の第一の例示的なパターヘッド構造を示す。 本発明のいくつかの局面の第一の例示的なパターヘッド構造を示す。 本発明のいくつかの局面の第一の例示的なパターヘッド構造を示す。 本発明のいくつかの局面の第一の例示的なパターヘッド構造を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々なアセンブリおよび交換可能性の特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々なアセンブリおよび交換可能性の特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造の様々な例示的打球面特徴を示す。 本発明のいくつかの局面のパターヘッド構造のさらなる例示的な打球面特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 本発明の局面のさらなる例示的なパターヘッド構造および特徴を示す。 図19Aおよび19Bは、本発明の少なくともいくつかの局面にしたがって実現され得る少なくともいくつかの有利な特徴を示す。
詳細な説明
本発明の様々な例示的パターヘッドおよび他の局面に関する以下の説明においては、本明細書の一部を形成し、本発明の局面を実現することができる様々な例示的構造、システムおよび工程が実例として示されている添付図面を参照する。発明の範囲を逸脱することなく、パーツ、構造、例示的装置、システムおよび工程の他の具体的配設を使用することができ、構造的および機能的変更が加え得ることが理解されよう。また、本明細書において、本発明の様々な例示的特徴および要素を説明するために「上」、「下」、「前面」、「背面」、「側面」、「後」などの語が使用されることがあるが、これらの語は、本明細書中、たとえば図に示す例示的配向、ボールアドレス中の配向および/または通常の使用における配向に基づいて便宜上使用される。本明細書におけるいかなる記載も、本発明の範囲に入るために構造の特定の三次元的配向を要するものと解釈されるべきではない。
本発明の少なくともいくつかの例示的局面は、パターおよびパターヘッドならびにそのような構造を製造する方法および使用する方法に関する。本発明の様々な局面を概説したのち、本発明の具体例をより詳細に説明する。
A.本発明の局面のパター、パターヘッドおよび方法の概説
概して、本発明の局面はパターおよびパターヘッドに関する。本発明の少なくともいくつかの例のそのようなパターおよびパターヘッドは、以下、(a)パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材(一つまたは複数のパーツでできている)であって、中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、(b)その大部分が打球面の外面の背後に位置し、その一部分が複数の開口を通って打球面の外面に露出しているポリマー材料、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材(一つまたは複数のパーツでできている)、および(d)パターの場合、打球面ボディ部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトの一つまたは複数を含み得る。
本発明のいくつかの例示的な構造において、打球面の中央部分は、打球面ボディ部材の表面に提供された開口または凹みの中に係合しているインサート要素を構成する。このインサート要素は、第一の外側の硬めの層(たとえば、金属材料、ポリマー材料、セラミック材料などでできている)およびポリマー材料を構成する第二の内側の軟らかめの層を含み得る。
本発明の少なくともいくつかの例のパター構造の外部打球面は溝を含み得る。たとえば、パターヘッドの上部と下部との間の打球面の中央部分の外面はポリマー材料および金属材料を含むことができ、打球面の中央部分の外面の上下断面は、ポリマー材料と金属材料とを交互に含み、かつ複数の溝(たとえば、場合によっては少なくとも部分的に互いに平行に延びる三つ以上の溝)を含む構造を有してもよい。溝は、断面において、溝の第一の縁が金属材料によって画定され、第一の縁とは反対側の溝の第二の縁が、打球面中の開口中に露出したポリマー材料によって画定されるように設けられてもよい。
パターボディはまた、多様な異なる構造および構成を有し得る。一例として、望むならば、打球面ボディ部材は、打球面の第一の側において後方に延びるアームを含んでもよい。リヤボディ部材は、所望のやり方で、たとえば、打球面を貫いて延びる第一のファスナとアームを貫いて延びる第二のファスナとを介して、打球面ボディ部材と係合されてもよい。アームは、打球面ボディ部材の一部として存在するとき、打球面の外部前面および/または打球面の背面側に対して鈍角(たとえば、100°〜170°の範囲内、いくつかの例においては110°〜160°の範囲内または120°〜150°の範囲内)に延びてもよい。
本発明を逸脱することなく、リヤボディ部材は、多様なサイズ、形状、重量、重量配分、色、配色、テクスチャまたは他の性質を有し得る。一つの例示的な構造において、リヤボディ部材は、打球面の第二の側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからトウ方向に延びる第二のアームとを含む。望むならば、包囲された空間またはスルーホールがリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されてもよい。また、望むならば、リヤボディ部材は非対称であってもよく、打球面ボディ部材と係合しているとき、リヤボディ部材は、パターヘッドの前後中心線に対して非対称であってもよい。
本発明の他の局面は、(a)ヒール−トウ方向に延びる打球面部分を含む打球面ボディ部材であって、打球面部分が打球面、トウ側およびヒール側を含み、打球面ボディ部材が、打球面部分のヒール側において打球面に対して鈍角(たとえば100°〜170°)に後方に延びるアームをさらに含む、打球面ボディ部材、および(b)打球面ボディ部材と係合したリヤボディ部材を有するパターヘッドに関する。望むならば、リヤボディ部材は、たとえば、打球面を貫いて延びる第一のファスナとアームを貫いて延びる第二のファスナとを介して、打球面ボディ部材と取り外し可能に係合されてもよい。本発明のいくつかの例示的な構造において、リヤボディ部材は、その中心前後方向に対して非対称であることができ、そして打球面部分のトウ側においてほぼ後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからほぼヒール−トウ方向に延びる第二のアームとを含み得る。さらには、望むならば、包囲された空間またはスルーホールがリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されてもよい。
本発明を逸脱することなく、リヤボディ部材は多様な異なる構造および構成を有し得る。いくつかのより具体的な例として、リヤボディ部材は、中央ボディ部分と、中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み得る。この外側カバー材料は、ゴムまたはポリマー材料よりも高い密度を有する加重材料でドープされた(たとえば、鉛、タングステン、鉛および/またはタングステンを含有する材料、タングステンまたは鉛を含有する粉末などでドープされた)ゴムまたは他のポリマー材料を含み得る。第一のファスナが中央ボディ部分の第一端に係合することができ(たとえば打球面部材のトウ端において)、そして第二のファスナが中央ボディ部分の第二端に係合し得る(たとえば打球面部材のアーム部分において)。
本発明のさらに他の局面は、打球面部分およびリヤボディ部分(一つまたは複数のパーツから形成された)を含むパターヘッドボディを有するパターヘッドであって、パターヘッドボディが、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度DCGを有し、DCG/Bの比が少なくとも0.425、いくつかの例においては少なくとも0.45、少なくとも0.48、少なくとも0.5、少なくとも0.51、さらには少なくとも0.52であるパターヘッドに関する。本発明のこの局面のいくつかの例において、パターヘッドは、少なくとも2インチ、いくつかの例においては少なくとも2.25インチまたは少なくとも2.5インチの全前後寸法を有する。そのようなパターヘッド構造はまた、包囲された開放区域またはスルーホール(たとえば、打球面部分の後部とリヤボディ部分との間に画定された)を画定し得る。打球面部分およびリヤボディ部分はまた、独立したパーツ、たとえば上述した様々な特性を有するリヤボディ部材および打球面部材として形成され得る。また、リヤボディ部材は、打球面部材よりも大きな質量を有し得る。
本発明のさらなる局面は、(a)その中に画定された開口を有する後方に延びるボディ支持体を含む打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端および打球ヘッドボディ部材中の開口を通って延びる、第一端と第二端との間の中央部分を有するリヤボディ部材を含むパターヘッドに関する。打球ヘッドボディ部材は、ヒール側における第一の後方に延びるアームおよびトウ側における第二の後方に延びるアームを含むことができて、リヤボディ部材が第一および第二の後方に延びるアームと係合している。本発明のこの局面のいくつかのより具体的な例において、パターヘッドの第一の後方に延びるアームは、(a)後方に、かつ打球ヘッドボディ部材の打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)第一の部分から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに(鈍角で)後方に延びる第二の部分を含み、そして第二の後方に延びるアームは、(a)後方に、かつ打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)第二の後方に延びるアームの第一の部分から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに(鈍角で)後方に延びる第二の部分を含む。
本発明のさらに他の例のパターヘッドは、(a)打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端および第一端と第二端との間の中央部分を有するリヤボディ部材を含むことができ、中央部分は、その上にアライメントエイドを含む、前方に突出するプラットフォームを含む。場合によっては、打球ヘッドボディ部材はまた、その上にアライメントエイドを含む、後方に突出するプラットフォームを含み得る。リヤボディ部材の中央部分のアライメントエイド(たとえば突起)は、打球ヘッドボディ部材の後方に突出するプラットフォームのアライメントエイド(たとえば切欠き)と整合し得る。この例示的な構造において、打球ヘッドボディ部材は、ヒール側における第一の後方に延びるアームおよびトウ側における第二の後方に延びるアームを含み得る。第一の後方に延びるアームは、打球ヘッドボディ部材の打球面から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びてもよい。また、第二の後方に延びるアームは、打球面から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びてもよい。
さらに別の例として、本発明の少なくともいくつかの局面のパターヘッドは、(a)打球ヘッドボディ部材のヒール側における第一の後方に延びるアームであって、打球ヘッドボディ部材の打球面から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第一の後方に延びるアーム、および(b)打球ヘッドボディ部材のトウ側における第二の後方に延びるアームであって、打球面から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第二の後方に延びるアームを含む打球ヘッドボディ部材を含み得る。このようなパターヘッドはさらに、第一の後方に延びるアームと係合した第一端および第二の後方に延びるアームと係合した第二端を有するリヤボディ部材を含むことができ、リヤボディ部材は、ゴム引きタングステン材料および場合によってはステンレス鋼材料を含む。
本発明のさらに別の例示的な局面は、(a)打球ヘッドボディ部材、および(b)打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第一端およびパターヘッドのどの部分とも係合していない第二端(たとえば、ぶら下がる、打球ヘッドボディ部材と係合していない)を有するリヤボディ部材を含むパターヘッドに関する。場合によっては、望むならば、打球ヘッドボディ部材のリヤ部分は、リヤボディ部材のヒール側まで延びる後方に突出するプラットフォームを含み得る。打球ヘッドボディ部材は、場合によっては打球ヘッドボディ部材の打球面から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、ヒール側における後方に延びるアームを含み得る。リヤボディ部材の自由な第二端と打球ヘッドボディ部材の背面との間のギャップが、打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に画定された空間に通じる開口を提供する。
本発明のさらなる局面は、様々な交換可能なパーツ(上記様々なパターヘッド構成のいずれかを作るため)を含み得るパッティングシステムまたはキットに関する。一例として、そのようなパッティングシステムは、(a)パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面をそれぞれが含む一つまたは複数の打球面ボディ部材であって、場合によっては、中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、(b)場合によっては、その大部分が打球面の外面の背後に位置し、その一部分が複数の開口を通って打球面の外面に露出しているポリマー材料、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第一のリヤボディ部材、(d)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第二のリヤボディ部材を含み、ここで、重量、重量配分、材料、色、テクスチャ、バランス、グラフィックスおよび形状からなる群より選択される少なくとも一つのやり方で、第一のリヤボディ部材は第二のリヤボディ部材とは異なり、かつ(e)打球面部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合可能なシャフトを含み得る。パッティングシステムの様々なパーツは、上記のより具体的な特性または特徴のいずれを有し得る。
本発明のさらなる局面は、(a)その中に画定された中央の凹みを有する打球面を含む打球面ボディ部材、(b)打球面ボディ部材の中央の凹みの中に係合したインサートであって、該インサートがポリマーベース材料を含み、ポリマーベース材料の露出面に複数の凹みが画定されており、複数の凹みの少なくともいくつかがその中に取り付けられた縁要素を含み、それによって、凹みの縁と、凹みの中に取り付けられた縁要素の隣接する縁との間でその中に画定された溝をパターヘッドの打球面に提供する、インサート、(c)打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材、および(場合によっては)(d)打球面ボディ部材およびリヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトを含むパッティング装置(パターまたはパターヘッドのような)に関する。これらのパッティング装置は、たとえば打球面ボディ部材、リヤボディ部材およびリヤボディ部材交換可能性の上記特徴のいずれかを含む、上記他の特性または特徴のいずれを有し得る。
本発明のなおさらなる局面は、たとえば上記様々なタイプのパッティング装置を製造する方法に関する。そのような方法は、(a)パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、場合によっては、中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む打球面ボディ部材を提供する工程、(b)場合によっては、一部分が複数の開口を通って打球面の外面に露出しているポリマー材料(存在するならば)を打球面の少なくとも中央部分の背後に設ける工程、および(c)リヤボディ部材を打球面ボディ部材と取り外し可能に係合させる工程を含み得る。本発明の局面の他の例示的な方法は、(a)その中に画定された中央の凹みを有する打球面を含む打球面ボディ部材を提供する工程、(b)ポリマーベース材料を含むインサートであって、ポリマーベース材料の露出面に複数の凹みが画定されており、複数の凹みの少なくともいくつかがその中に取り付けられた縁要素を含み、それによって、凹みの縁と、凹みの中に取り付けられた縁要素の隣接縁との間でその中に画定された溝をパターヘッドの打球面に設けるインサートを打球面ボディ部材の中央の凹みの中に係合させる工程、および(c)リヤボディ部材を打球面ボディ部材と取り外し可能に係合させる工程を含み得る。
最後に、本発明のなおさらなる局面は、パッティング装置(たとえば上記タイプの)の一つまたは複数の特性を変化させる方法であって、(a)第一のリヤボディ部材を打球面ボディ部材から係合解除する工程、および(b)第二のリヤボディ部材を打球面ボディ部材と係合させる工程を含み、ここで、重量、重量配分、材料、色、テクスチャ、バランス、グラフィックスおよび形状からなる群より選択される少なくとも一つのやり方で、第一のリヤボディ部材は第二のリヤボディ部材とは異なる、方法に関する。本発明のこのような局面は、ユーザが、パターヘッドを、パッティングストロークによりよく適合させる、目によりよく適合させる、好みによりよく合わせるなどのためにカスタマイズすることを可能にする。
本発明の具体例を以下さらに詳細に説明する。読者は、これらの具体例が、本発明の例を示すためだけに述べられるものであり、本発明を限定するものと解釈されるべきではないことを理解すべきである。
B.本発明の具体例
本出願における様々な図面は、本発明の例のパター、そのコンポーネントおよび方法の例を示す。同じ参照番号が一つを超える図面で見られる場合、その参照番号は、全体を通して同じまたは類似したパーツを指すために本明細書および図面で一貫して使用される。
図1A〜1Dは、本発明の一つの例示的なパター構造100を示す。パター100は、打球面104と、上面106(たとえば図1Bに示すように、ボールアドレスポジションでパターヘッド102を見おろしたとき見える)と、下部108(ボールアドレスポジションでパターヘッド102を見おろしたとき見えない)とを有するパターヘッド102およびパターヘッド102と係合したシャフト部材110を含む。パターヘッド102は、一つまたは複数のパーツから構成されることができ、本発明を逸脱することなく、当技術分野において従来から公知であり、使用されている材料を含む任意の所望の材料(または材料の組み合わせ)、たとえば金属、金属合金(たとえばステンレス鋼)などでできていてもよい。この例示的なパターヘッド102の様々なパーツ(たとえば打球面ボディ部材112およびリヤボディ部材114)を以下さらに詳細に説明する。同様に、シャフト部材110は、本発明を逸脱することなく、当技術分野において従来から公知であり、使用されている材料を含む任意の所望の材料、たとえば金属、金属合金、複合材などでできていてもよい。
図示される構造において、シャフト部材110は、打球面ボディ部材112のヒール領域においてパターヘッド102と係合するが、センターシャフティングなどのような他の構成もまた可能である。また、図示される例は、打球面ボディ部材112の上面106に形成された開口または穴110aの中に延びるシャフト部材110を示すが、本発明を逸脱することなく、パターヘッド102構造の一つまたは複数のパーツと係合した、またはそれと一体に形成された外部ホーゼル部材を介する係合を含め、シャフト110と打球面ボディ部材112および/またはリヤボディ部材114との任意の所望のタイプの係合が可能であり得る。本発明のパターヘッドはまた、面のバランスまたは他のやり方でバランシングされてもよい。
図1Aに示すように、この例示的なパターヘッド102の前面外部打球面104は少なくとも二つの異なる表面特徴を含む。打球面104の一部分である打球面部材104aは、打球面ボディ部材112の前面と隣接して、またはそれと一体であってもよく、この打球面部材104aは、パターヘッド102に関して上述した材料のいずれかまたはパター打球面に使用される他の従来の材料(たとえばアルミニウム(またはその合金)など)でできていてもよい。別の例として、打球面部材104aは面インサート部材(たとえばアルミニウムまたはアルミニウム合金でできている)の一部分であってもよい。露出した打球サーフェス104の別の部分はポリマー材料104bでできている。本発明の少なくともいくつかの例示的な構造において、ポリマー材料104bは概して、打球面部材104aの材料を含む打球面104の残り部分の材料と比較してより軟質かつ軽量(たとえばより低密度)である。図1Aに示すように、この例示的な構造において、打球面104のこれら二つの部分104aおよび104bは、交互に、パターヘッド102の打球面104の中央部分を横切って延び、そのため、ポリマー材料104bの複数の平行な細片が打球面部材材料104aの複数の細片によって分けられている。このタイプの交互の材料構造および材料の組み合わせを含む他の構造を含むためのパターヘッドの構成の例を以下さらに詳細に説明する。
パターヘッドの中にポリマー材料(たとえば材料104b)を設ける一つの潜在的利点は重量節約の可能性に関連する。金属材料のいくらかをパターヘッドボディ(たとえば打球面ボディ部材112)から除くことにより、この材料はより軽量またはより低密度の材料に換えられてもよい。この重量節約は、クラブ設計者が、さらなる重量をパターヘッド構造の他の区域に、たとえばパターヘッド構造の後方角部の近くに配置することを可能にする。このような特徴は、クラブ設計者が、より高い慣性モーメント(ねじれに対する抵抗、たとえばIzz)および所望の重心位置特性を有するクラブヘッドを制御し、設計することを可能にしうる。さらには、この相対的に軟らかいポリマー材料104bを打球面104の一部として(ポリマー材料104bもまたパット中にボールと直接接触するように)パターヘッド102の中に含めることにより、パターヘッド102の打球特性を変化させ、制御してもよく、それが、パターヘッドの音、跳ね返りおよび他の「感触」特性に影響する(たとえば、振動を減衰し、打球の音を変えることにより)。また、ポリマー材料104bおよび/またはポリマー材料104bと打球面部材104aの材料との接合部が、ボールがパター面を離れるときのボールスピンおよび/または打ち出しに影響し得る。これらの特徴を以下さらに詳細に説明する。
図1A〜1Dの例示的なパターヘッド構造102は、打球面ボディ部材112と係合した打球面部材104aを含み、ポリマー材料104bの層が打球面部材104aと打球面ボディ部材112との間に挟まれている。打球面ボディ部材112は、一緒に係合してパターヘッド打球面の主要部分を形成する一つまたは複数のピースを構成することができ、この打球面ボディ部材112は、本発明を逸脱することなく、当技術分野において従来から公知であり、使用されている材料を含む任意の所望の材料(または材料の組み合わせ)、たとえば金属、金属合金(たとえばステンレス鋼)、ポリマー材料などでできていてもよい。所望ならば、打球面ボディ部材112のいくつかの部分(面104の部分を含む)は、アルミニウムまたはアルミニウム合金材料(たとえば、約2.5g/ccの密度を有する)でできていてもよいし、いくつかの部分(面104の少なくともいくつかの部分を含む)は、ステンレス鋼、ポリマー、炭素繊維強化材料および/または他の繊維強化材料でできていてもよい。
この例示的なパターヘッド構造102の他の特徴は、ユーザ個人の好みおよびパッティングストロークへのパターの容易なカスタマイズおよびフィッティングを可能にする。図1A〜1Cに示し、上述したように、この例示的なパターヘッド102は少なくとも二つのパーツを含む(そのそれぞれが多数のパーツでできていてもよい)。第一のパーツは、上述した主打球面ボディ部材112であり、第二のパーツは、打球面ボディ部材112と解放可能に係合しているリヤボディ部材114である。図示される例において、打球面ボディ部材112は、打球面104(この例においては、多数のパーツでできている)および打球面104の一つの側(この例においては、ヒール側またはシャフト取り付け区域)において後方に延びるアーム116を含む。図示するように、アーム116は、正面打球面104に対して斜角α1で、この図示される例においては、打球面104の背面104cに対して斜角α2で後方に延びる。アーム116の中心線に基づいて計測される(図1Bに示すように)これらの鈍角α1およびα2は、同じであっても異なっていてもよく、100°〜170°の範囲内、そしていくつかの例においては110°〜160°の範囲内または120°〜150°の範囲内であってもよい。アーム116は、打球面ボディ部材112の前面と一体に形成され得るし、これらの要素は、いっしょに係合される別々のパーツであってもよい。
この例示的な構造の打球面ボディ部材112は、打球面ボディ部材112へのリヤボディ部材114の取り付けを可能にするための、その中を通って画定された二つの開口を含む。一方の開口120aは打球面104のトウ領域に設けられ、他方の開口120bはアーム116の自由端に設けられている。ファスナ122aおよび122bがそれぞれ開口120aおよび120bを通過して延び、リヤボディ部材114の端部(114aおよび114b)にそれぞれ提供された内部構造124aおよび124bと係合して、それによって、リヤボディ部材114を打球面ボディ部材112に係合させる。本発明を逸脱することなく、任意の所望のタイプのファスナおよび係合構造が使用されてもよいが、この図示される例においては、ファスナ122aおよび122bは、リヤボディ部材114の端部に儲けられたねじ開口と係合するねじ端を含む。本発明を逸脱することなく、ターンバックル、ばね押しファスナまたは他の締結機構をこれらの接続に使用し得る(また、打球面104トウ端のファスナシステムは、アーム116位置のファスナシステムと同じ構成を有しなくてもよい)。
図1Dは、この例示的なゴルフクラブヘッド構造102において使用される例示的な解放可能な接続の部分断面図を示す。図1Cおよび1Dに示すように、リヤボディ部材114の少なくとも端部114aおよび114bは、ファスナ122aおよび122bとそれぞれ係合するためのねじ付き内部構造124aおよび124bを含む。望むならば、内部構造124aおよび124bは、リヤボディ部材114の内部全体を通過して延びる一つの要素160の両端に設けられてもよい。より具体的には、望むならば、内部ねじ端を有する金属の円柱または棒材160(たとえばアルミニウム、チタン、黄銅、銅、ニッケル、鋼、ベリリウムまたはそれらの混合物もしくは合金)がリヤボディ部材114の一端114aから他端114bまで延びてもよい。または、単に、端部114aおよび114bが、さらなる構造(ファスナ122aおよび122bとそれぞれ係合するための内部構造124aおよび124bを有する)を、たとえばより短い円柱または棒材160として含んでもよい。望むならば、構造160は、別の材料126、たとえばゴム、プラスチック、フォーム、金属または他の材料でできた外装で被覆されてもよい。本発明を逸脱することなく、この外側カバー材料126は、硬質、軟質、テクスチャ付きまたは他の任意の所望のやり方で形成されてもよい。本発明のいくつかのより具体的な例示的構成において、外側カバー材料126(またはリヤボディ部材114全体)は、その中に分散したタングステン(または酸化タングステン)を有するゴム材料(本明細書においては「ゴム引きタングステン」材料とも呼ばれ、たとえば約8g/ccの密度を有する)を含んでもよい。さらなる例として、望むならば、外側カバー部材126またはリヤボディ部材114全体が、他の加重されたプラスチック材料、たとえば密度および重量を増すために鉛またはタングステンでドープされたポリウレタン類、TPUまたは他のポリマー(たとえば鉛またはタングステン含有粉末でドープされたポリマー)でできていてもよい。別の代替として、望むならば、この外側カバー材料126が省略されてもよく、リヤボディ部材が、締結構造124aおよび124bを形成または接続する一つまたは複数のパーツを構成してもよい。
この例示的な構造のリヤボディ部材114は、打球面104のトウにおいて後方に延びる第一のアーム部分132と、打球面部材112のアーム116から延びる第二のアーム部分134とを含む。第一のアーム部分132は、ほぼ後方かついくぶんパターヘッドのヒール方向に延び、第二のアーム部分134は、ほぼパターヘッドのトウ方向かついくぶんクラブヘッド102の後部に向かって延びる。リヤボディ部材114は所望の形状を有することができるが、この例において、二つのアーム132および134はいくぶんカーブし、エルボー区域136で突き合う。本発明を逸脱することなく、エルボー区域136は、カーブしていてもよいし、角を有して(または他のやり方で付形されて)もよい。
リヤボディ部材114(およびその個々のパーツ、たとえば内部構造124a、124bおよび/またはカバー材料126)は、任意の所望のやり方で加重されて、それによって、様々な総重量、重量配分、バランス特性などを有してもよい。追加的または代替的に、望むならば、さらなる別個のウエイト部材がリヤボディ部材114構造に組み込まれてもよい。これらのさらなるウエイトは、リヤボディ部材114と別々に係合されてもよいし(そして、場合によっては解放可能に係合されて、それによって、リヤボディ部材114上のウエイトの交換を可能にする)、リヤボディ部材114の内部構造160と係合され、またはその一部として形成されてもよいし、リヤボディ部材114上に設けられた一つまたは複数のウエイトポート(たとえばカバー材料126中に設けられた)と係合されてもよい。これらの取り外し可能なウエイト特徴はまた、特定のユーザの好みおよび/またはパッティングストローク特性へのパターの少なくともいくらかのカスタマイズおよびフィッティングを可能にしてもよい。
望むならば、外側カバー材料126は、一つのカバー材料126を別のカバー材料と交換することを可能にするために(たとえば、異なる重量、異なる重量配分、重量バランス、色、グラフィックス、形状、材料、テクスチャなどを提供するために)、リヤボディ部材114を打球面ボディ部材112から完全に切り離すことなく、その内部構造160(たとえばファスナ要素構造124aおよび124b)から取り外し可能であってもよい。これは、たとえば、外側カバー材料126が、剥離させ、内部構造124aおよび/または124bの周囲にフィットさせることができる可撓性材料(たとえばゴム、フォーム、織物など)である場合、達成し得る。この特徴はまた、リヤボディ部材全体の一部分だけを取り換えることによってリヤボディ部材114の交換を可能にしてもよい。
図1A、1Cおよび1Dに示すように、開口120aおよび120bは、ファスナ122aおよび122bのヘッドが打球面ボディ部材112の表面と面一になる、またはその中に埋められることを可能にするための特徴を含み得る。しかし、この特徴は、本発明のすべての態様における必要条件ではない。
図1Aおよび1Cはさらに、本発明のこの例示的な構造において、打球面104の少なくとも中央部分が、打球面ボディ部材112の前面または外面に画定された開口または凹み130の中に係合するインサート部材300として提供されることを示す。インサート部材300の特徴および/または打球面104(特に、打球面104の中央部分)の外面の他の局面を以下さらに詳細に説明する。
この例示的なパターヘッド102のさらなる特徴が図1A〜1Cに示されている。たとえば、本発明の少なくともいくつかの例示的な構造において、リヤボディ部材114および打球面ボディ部材112は、一緒に係合すると、包囲された空間138(またはスルーホール)を画定する。これは必要条件ではない。または、望むならば、この空間138を埋めるために一つまたは複数の構造が提供されてもよく、場合によっては、アライメントエイド、グラフィックスまたは他の情報がこの中央区域に提供されてもよい。また、これらの図に示すように、リヤボディ部材114は、たとえば打球面ボディ部材112と係合したとき、非対称であってもよく、リヤボディ部材114は、パターヘッド102の前後中心線CLに対して非対称であってもよい(図1Bを参照。パターヘッド全体の重心(CG)を通過する前後中心線に対して、または打球面の前外面の幾何学的中心(たとえばパターヘッドの「スイートスポット」を通過する)に対して非対称)。この例におけるリヤボディ部材114のエルボー区域136は中心線CLのトウ側に位置している。図1Bの例示において、パターヘッド全体の重心は「x」によって印されている。たとえば、図2Aおよび2Bに関連して以下さらに詳細に説明するように、一つのリヤボディ部材114を別のリヤボディ部材に交換することにより、重心(CG)の位置が変更されてもよい。望むならば、この例示的な構造を使用して、パターヘッドの前後方向に対して深い位置に重心CGを提供することもできる。
図1A〜1Cはさらに、打球面ボディ部材112の上面106上のアライメントエイド140を示す。本発明を逸脱することなく、たとえば当技術分野において公知であり、使用されているような従来の構造および外観のアライメントエイドを含む所望のタイプのアライメントエイドが提供されてもよい。
図2Aおよび2Bは、一つのリヤボディ部材114(図2A)を別のリヤボディ部材200(図2B)に交換することによってパターヘッド102の特性を変化させる方法の一例を示す。図2Aに示すように、この例示的な方法においては、まず、リヤボディ部材114を打球面ボディ部材112から取り外す。これは、この例においては、ファスナ122aおよび122bをリヤボディ部材114中の固定構造124aおよび124bから係合解除することによって達成される。これは、図2Aに示す具体例においてはねじ係合であるため、ファスナ122aおよび122bは、それらをねじり(たとえばスクリュードライバ、アレンレンチまたは他の工具を使用して)、図2Aの矢印202aおよび202bによって示すように外向きに打球面部材112から引き離すことによって係合解除される。この動作は、図2Aの矢印204によって示すように、リヤボディ部材114を打球面ボディ部材112から引き離すことを可能にする。図2Aの下図は、打球面ボディ部材112から切り離されたリヤボディ部材114を示す。
図2Bは、新たなリヤボディ部材200を打球面ボディ部材112に取り付けるこの例示的なプロセスに含まれる例示的な工程を示す。まず、新たなリヤボディ部材200を選択し、取り付け開口120aおよび120bの後側に近い所定位置に動かす。これは概して図2Bにおいて矢印208によって示されている。次に、概して図2Bにおいて矢印212aおよび212bによって示すように、ファスナ122aおよび122bを、新たなリヤボディ部材200中に設けられた構造224aおよび224bとそれぞれ係合させる。この動作が、新たなリヤボディ部材200を打球面ボディ部材112と係合させ、図2Bの下図に示される最終的な新たなパターヘッド構造220を提供する。
本発明を逸脱することなく、新たなリヤボディ部材200は、パターヘッド220の特性を任意の所望のやり方で変化させることができる。変化は純粋に外見的(たとえば、色の変化、形の変化、グラフィックスの変化または追加、個人化情報の包含、テクスチャ変化など)であり得るが、変化はまた、パターヘッドの性能または感触特性、たとえば重量、重量配分、材料、重心位置、慣性モーメント特性、バランス特性、音または振動減衰などに影響してもよい。場合によっては、望むならば、ファスナ122aおよび/または122bを変更してもよく、この動作もまた、異なる特性(たとえば異なる加重、重量配分など)をパターヘッドに提供してもよい。
別の選択として、望むならば、リヤボディ部材114全体を別のリヤボディ部材(たとえばリヤボディ部材200)に交換するのではなく、リヤボディ部材114の一部分を交換するだけでもよい。たとえば、望むならば、一つの外側部材126を別の外側部材に交換し、場合によっては、その一方でリヤボディ部材114の一部分を打球面ボディ部材112に取り付けたままにしてもよい。これは、たとえば、外側部材126がその内部取り付け構造160と解放可能に係合している場合に達成することができる。
図3A〜3Fは、本発明の少なくともいくつかの例のパターヘッド構造102のさらなる詳細を示す。図1Cの斜視図にはインサート部材300が示され、図3A〜3Fは、図1Cの3−3線から見た例示的なインサート部材300の様々な断面図を示す。図3Aに示すように、上記図1Aおよび1Cと同様に、パターヘッド102の打球面104の中央部分(この図示される例においてはインサート部材300として形成されている)は、二つの別個の部分104aおよび104b、すなわち、打球面部材を作る材料でできた部分104aおよび露出したポリマー材料でできた部分104bを含む。ポリマー材料部分104bは、インサート300の打球面部材104a中に画定された開口(たとえばスロット)128の中に充填されている。本発明を逸脱することなく、開口128は、たとえば、そのような開口128を含むように打球面部材104aを形成すること(たとえば成形、鋳造、鍛造または他の製造プロセス中に)、打球面部材104a中にそのような開口を機械加工する(たとえばプレートの中に打ち抜く、スタンピングする、または切削するなど)ことなどを含む所望のやり方で打球面部材104a中に形成し得る。本発明を逸脱することなく、任意の所望の数の開口128が打球面部材104a中に設けられてもよい。
開口128は、ポリマー材料104bを露出させ、それが打球面104(すなわち、パット中にボールに接触するように配置された)の外面まで延びることを可能にする。本発明を逸脱することなく、多様な異なる面構成が可能であり、いくつかの例を以下さらに詳細に説明する(この図示される例において、ポリマー材料104bは、打球面部材104aの背後に備えられたインサート300の別個の層である)。
図3Aに示すように、打球面104の外面は、打球面部材104aの金属(または他の)材料および打球面部材104a中に画定された開口128中に存在する露出したポリマー材料104bの両方を含む。本発明を逸脱することなく、開口128(ひいては打球面104の上下方向における露出したポリマー材料104bの高さ)は所望のサイズに作られ得る。たとえば、これらの開口128(ひいては、露出したポリマー材料104bの高さH1)は、0.03〜0.5インチの範囲、そしていくつかの例においては約0.1〜0.3インチであってもよい。同様に、本発明を逸脱することなく、隣接する開口128の間の金属(または他の)材料104aの高さ(ひいては、ポリマー材料104bの隣接部分の間の高さH2)は任意の所望のサイズにすることができる。たとえば、高さH2は、0.03〜0.5インチの範囲、そしていくつかの例においては約0.1〜0.3インチであってもよい。隣接する開口128の間の高さH2は、所与のパターヘッド構造におけるポリマー材料部分104bの高さH1未満であってもよいし、それに等しくてもよいし、それよりも大きくてもよい。さらには、本発明を逸脱することなく、高さH1およびH2は、所与のパターヘッド構造において不変的なサイズであってもよいし、あるいは異なるサイズであってもよい。高さH1およびH2はまた、個々の開口128の長手および/または開口128間の空間の経過にわたって(すなわち、パター打球面104のヒール−トウ方向に)変化し得る。様々な部分104aおよび104bのサイズおよび構成の多種多様な潜在的組み合わせが可能である。
また、本発明を逸脱することなく、打球面部材104aおよびポリマー材料104bそれぞれの厚さT1およびT2が異なることができる。より具体的な例として、これらの厚さT1およびT2は同じであっても異なってもよく、たとえば、0.1〜2インチ、いくつかの例においては約0.25〜1インチの範囲であることができる。
さらに図3Aに示すように、打球面104の外面は滑らかであってもよい(たとえば、部分104aおよび104bは、表面の交互の部分において一つの部分から次の部分まで滑らかに移行し得る)。打球面104はフラットであってもよいし、あるいはいくらかのロールまたはバルジ特性を含んでもよいし、かつ/またはいくらかの所望のロフト特性を有してもよい。この図示される例において、パター打球面104は、3°以下のロフト角Θを有し、そしていくつかの例において、角度Θは2.5°以下または2°以下であってもよい。ロフト角Θは、垂直線Vに対する外部打球面サーフェスSの角度に一致する(パターヘッドがボールアドレスポジションにある状態で)。
打球面104のフラットおよび/または滑らかな外面は必要条件ではない。それどころか、図3B〜3Eに示すように、打球面104は、その中に形成された一つまたは複数の溝またはスコアライン210を含み得る。図3Bおよび3Cの例示的な構造に示されるように、溝210は、金属打球面部材104aと露出したポリマー材料104bとの接合部の少なくともいくつかを橋渡しする打球面104の区域に形成されてもよく、そのため、溝210は、これらの材料104aおよび104bそれぞれの中に部分的に設けられる。溝210は、打球面104の様々なパーツが形成されるとき(たとえば成形、鋳造、鍛造または他の形成プロセス中)部分104aおよび104b中に一体に形成されてもよいし、かつ/または後で(たとえば、ポリマー材料104bがたとえば切削または機械加工プロセスによって打球面ボディ部材112中に配置されたのち)形成されてもよい。図3Bは、ポリマー部分104bの下部と隣接する金属部分104aの上部との接合部に溝210が形成されている例示的なインサート部材300を示す。望むならば、この構造を反転させて、溝210がポリマー部分104bの上部と隣接する金属部分104aの下部との接合部に形成されるようにすることもできる。他方、図3Cは、溝210が、(a)ポリマー部分104bの下部と隣接する金属部分104aの上部との接合部、および(b)ポリマー部分104bの上部と隣接する金属部分104aの下部との接合部に形成されている別の例示的なインサート部材300を示す。換言するならば、図3Bの構造においては、金属部分104aおよびポリマー部分104bの少なくともいくつかが、その中に画定された一つの溝210を有するが、図3Cの構造においては、金属部分104aおよびポリマー部分104bの少なくともいくつかが、その中に画定された二つの溝210(その上部に一つの溝そしてその下部に一つの溝)を有する。
溝またはスコアライン(たとえば溝210のような)を提供することは、パットの過程においてボールがパター打球面104を離れるやり方に影響することができる。たとえば、溝210は、パット中にボールがパター打球面104を離れるときの打ち出し角および/またはボールスピンに影響することができる。一つのより具体的な例として、少なくともいくつかの場合に、溝210およびポリマー材料104bは、パッティングされるとき(特に、ボールが打ち上げ気味に打たれる場合)、ボールをいくぶんつかみ、そしてボールにトップスピンをかけ、それが、ボールをより早く、より忠実に転がらせる傾向にある(たとえば、パット中のいくらかの早期の跳ねをなくしてもよい)。
本発明を逸脱することなく、溝210は所望の高さを有してもよい。たとえば、望むならば、溝210は、それが設けられる部分104aおよび/または104bの高さの10%まで、そしていくつかの例においてはこの高さの25%まで、または50%または75%まで延びてもよい。溝210は、部分104aおよび/または104bの中に(前後または深さ方向に)、たとえば溝の高さの約0.25〜2倍の距離、そしていくつかの例においては溝の高さの0.5〜1.5倍の距離だけ延びることができる。溝210はまた、上下および前後方向に任意の所望の断面形状、たとえばU字形、V字形、C字形などを有してもよい。パター打球サーフェス104における様々な溝210は、同じまたは異なるサイズおよび/または形状を有してもよく、所与のパター構造上の各接合部および/または各部分104aおよび/または104bが、対応する溝210を含む必要があるわけではない。
本発明を逸脱することなく、溝210は他の構成または配設を有してもよい。たとえば、図3Dに示すように、溝210は、打球面104のポリマー部分104bを構成する材料の中だけに形成され得る。または、図3Eに示すように、溝210は、打球面104の金属(または他のベース材料)部分104aを構成する材料の中だけに形成され得る。さらに別の例において、望むならば、本発明を逸脱することなく、図3B、3C、3Dおよび/または3Eに示されるタイプの溝210が一つのパターヘッド構造の中で組み合わされてもよい。また、望むならば、本発明を逸脱することなく、図3Dおよび3Eの構造において、溝210は、ポリマー部分104b(図3D)または金属部分104a(図3E)の上部または下部のいずれかに設けられてもよい。
図3B〜3Eは、長方形または「箱」形の断面を有する溝210を示すが、これは必要条件ではない。本発明を逸脱することなく、他の溝断面形状が使用されてもよい。たとえば、図3Fに示すように、本発明のこの例示的な構造300において、溝210は「V」字形断面形状を有する。この例示的な構造において、このタイプのV字形の溝は、金属(または他の)ベース材料部分104aおよびポリマー部分104bの両方に形成されているように示されるが、本発明を逸脱することなく、これらの部分104aまたは104bの一方のみに形成されてもよい。本発明のいくつかの例示的な構造において、溝210の上縁は一方の部分(たとえば部分104b)の材料によって画定され、そして溝210の下縁は他方の部分(たとえば部分104a)の材料によって画定される。
特に、溝210をV字形にすることにより、前面打球面と溝側壁との間の角度はそれほど鋭角的ではない(たとえば、90°を超え、および場合によっては120°〜170°、そしていくつかの例においては135°〜155°)。この比較的鋭角的でない角度は、ボールをいくぶん弱めにつかんで(90°箱形溝210と比較して)、ボールの一般的な打ち出し角および/またはロール特性の微調整およびより多くのコントロールを可能にし得る(たとえば、個々のプレーヤの好み、一般的なコース条件などに合わせるため)。これらの図にはV字形および箱形の溝210が示されているが、他の溝断面形状、たとえばC字形、非対称形状(たとえば、溝への上入射角が溝への下入射角と異なる)などが利用され得る。また、望むならば、一つの打球面が異なる断面形状の溝210を有してもよい(たとえば、いくつかの溝が箱形であり、いくつかの溝がV字形である、など)。
本発明を逸脱することなく、上述され、以下さらに詳細に説明される(図1A〜2Bおよび図5〜18Bに関連して)様々な構成を含め、図3Fに示すようなV字形の溝210および/または他の溝断面形状が任意の所望のパターヘッド構成に使用されてもよい。さらには、望むならば、図3Fに示すようなV字形溝および/または他の溝断面形状が、上述した米国特許第7,717,801号、米国特許第7,806,779号、米国特許出願第12/612,236号および米国特許出願第12/755,330号に記載されたパターヘッド構成のいずれかに使用され得る。
図3B〜3Fに示す様々な構造において、溝210は、溝の一つの縁が金属(または他の硬質)材料104aでできており、そしてその同じ溝210の反対側の縁がポリマー材料104b(または他の軟質材料)でできているように画定されている。これは必要条件ではない。むしろ、望むならば、本発明のいくつかの例にしたがって、溝210は、それらの対向する縁が打球面104の一つの部分104aまたは104bで形成されるように形成されてもよい。
本発明を逸脱することなく、ポリマー材料104bが露出する打球面104上の開口128はまた、多種多様な構成を有し得る。図1Aおよび4は、開口128(ひいては露出したポリマー材料104b)を、打球面104の中央部分を横切って延びる複数の細長いスロットとして(たとえばインサート部材300の一部として)示す。より具体的には、図4に示すように、打球面104の中央部分には、垂直に離間した一連のほぼ水平な直線状のセグメント302が設けられ(パターがボールアドレスポジションに配向されたとき)、そしてこれらの水平セグメント302の少なくともいくつかにおいて、斜めに延び、直線状であり、下に延びる端部セグメント304が設けられ、水平セグメント302に隣接して延びている。本発明を逸脱することなく、斜め直線状の端部セグメント304と水平セグメント302との間の任意の所望の角度βをなすことができる。いくつかのより具体的な例において、本発明を逸脱することなく、角度βは100〜170°、そしていくつかの構造においては110〜160°または120〜150°の範囲内であってもよく、一つのパターヘッド内の様々な角度βは同じであっても異なることもできる。望むならば、セグメント302と304との間の移行はカーブして(丸みを帯びて)いることもできる。
加えて、望むならば、一つまたは複数の個別の斜めセグメント306が、水平セグメントから独立して、たとえばポリマーセグメント設計全体の上縁に設けられてもよい(水平セグメント302と対応する斜めセグメント304に対して平行または実質的に平行に延びる)。他の代替として、望むならば、斜めセグメント304および/または306は、平行であっても非平行であってもよく、上に延びても下に延びてもよく、図示されるものとは数が異なってもよく、対応する水平セグメント302(あるならば)から不連続であっても(いくぶん離間していても)よく、すべてがパター構造の共通ベースラインへと(たとえば共通の水平線へと)下に延びてもよく、すべてが異なる水平位置へと下に延びてもよい。この図示される構造(および上記他の開口/露出ポリマー材料構造)において、溝は、図3B〜3Fに関連して上述したように、ポリマー材料中、ポリマー材料の間の材料中またはその両方に含まれてもよい。斜めセグメント304および/または306(ならびにそれらと対応する任意の溝またはスコアライン)は、ボールを所望のライン上に維持するのに役立ち得るし、かつ/またはボールが打球サーフェス104上でオフセンターヒットされたときトップスピンを提供するのに役立ち得る。
隣接セグメントの存在は必要条件ではない。他の例として、打球サーフェス104は、ポリマー材料で埋められた分けられた開口の多数のセットを含み得る。開口のこれらのセットは、打球サーフェス104を横切って動くとき、互いと整合し得るし、あるいは互いからオフセットしうる。開口のセットは、望むならば、ボディ部材中の共通のキャビティまで延びてもよいし、異なるキャビティまで延びてもよいし、あるいは共通のキャビティまで全く延びなくてもよい。また、望むならば、開口128およびその中に含まれる露出したポリマー材料104bは、互いから異なる角度に配向されてもよいし、かつ/または互いに対して平行でなくてもよい。
開口(ひいては、打球サーフェス上の露出したポリマー材料)は細長いスロットに限定されない。それどころか、望むならば、開口のすべてまたはいくらかの部分は、異なる形状であってもよく、たとえば、様式化されたデザイン、パターン、英数字情報または他の情報、たとえばロゴ、製造者名、ブランド名または商標情報などを打球面上に作り出すように形づくられたり、配設されてもよい。この特徴はまた、パターヘッドをカスタマイズする、たとえば個人名もしくはイニシャル(たとえばパター所有者の名前またはイニシャル)、チーム名または他の任意の所望の情報を含める、あるいは自らのパター面を設計する能力をエンドユーザ(たとえばクラブ購入者または他の人)に提供するために使用され得る。
パター打球サーフェス104に露出したポリマー材料104bの全体パターン(ひいては開口128のサイズ)は、打球面104上をヒール−トウ方向に任意の所望の量、たとえば面のヒール−トウ方向の25〜100%、面のヒール−トウ方向の30〜90%または面のヒール−トウ方向の40〜80%に延び得る。本発明のいくつかの例示的な構造において、打球面104に露出したポリマー材料104bの全体パターンは、面104の少なくとも中央25%をヒール−トウ方向に横切って延びてもよく、そしていくつかの例において、ポリマー材料104bは、打球面104の少なくとも中央40%またはサーフェス104の少なくとも中央50%をヒール−トウ方向に横切って延びうる。
図5は、インサート部材300が形成され、パターヘッド402に組み込まれ得る例示的なやり方を示す。図5の配設において、パターヘッド402は、打球面ボディ部材112およびそれと係合したリヤ部材114を含み(たとえば、図2Aおよび2Bに関連して上述したように)、インサート部材300が打球面104の中央部分を形成する。この例におけるパターヘッドの打球面104は、打球面ボディ部材112の前面112aおよびインサート部材300の前(外)面で構成されている。インサート部材300の前面は、打球面部材104aの材料(たとえば金属材料、硬質ポリマー材料)および開口128を通して露出したポリマー材料104bを含む。インサート部材300は、打球面ボディ部材112の前面112aに設けられた凹み130の中に嵌る。
少なくともいくつかの例において、インサート300は、任意の所望のサイズ、構成、形状などの開口128が機械加工または他のやり方で形成され得るフロントプレート部分408を含み得る。いくつかの例において、フロントプレート408は、厚さ1mm〜4mmであってもよく、いくつかの例において、厚さ約2または3mmであってもよい。上述したように、プレート408は、その中に形成された開口128を含み得る。開口128は、いくつかの構成において、プレート408を完全に通過して延びてもよいし(すなわち、プレート408中に一つまたは複数のスルーホールを形成する)、開口128の少なくともいくつかがプレート408を部分的に通過して延びてもよい。追加的または代替的に、開口128は、プレート408全体で一定の深さ、幅、高さなどを有し得る。しかし、いくつかの例において、一つまたは複数の開口128の深さ、幅、高さなどが、開口128の長手に沿って、プレート408に沿ってなど、変化し得る。追加的または代替的に、開口128またはその少なくともいくらかの部分は、クラブがボールアドレスポジションにあるときパターヘッド402の打球面104の中央部分を横切ってほぼ水平に配設され得る。他の構成において、開口128は、非水平の直線性、円形、半円形または他のカーブしたパターンで面上に延びることができる。
プレート408は、金属、たとえばアルミニウム、鋼(たとえばステンレス鋼)、チタン、ニッケル、ベリリウム、銅、これらの金属を含む組み合わせまたは合金、ポリマーなどを含む任意の適当な材料で形成され得る。ひとたび開口128がプレート408中に形成されたならば、プレート408を、成形可能なポリマー材料裏地414、たとえば熱可塑性ポリウレタンまたは熱硬化材料とともにプレス(場合によっては「同時成形」)し得る。いくつかの例において、最終パター構造におけるポリマー材料414(ひとたび硬化した)は、25〜85ショアDの硬さ範囲を有しうる。いくつかのより具体的な例において、ポリマー材料裏地414は、35〜45ショアD、50〜60ショアDまたは60〜70ショアDの硬さ範囲を有しうる。ポリマー材料414をフロントプレート408と押し合わせる(たとえば矢印416によって示すように)ことを使用して、プレート408中に形成された開口128を埋めるポリマー材料414を有するインサート300(図5に示すような)を形成して、ボールに接触するための位置に金属およびポリマーの両方を有する打球面104の中央部分を設けることができる。ポリマー裏地材料414の表面は、開口128の中に嵌るための突起418を事前に形成され得るし、かつ/またはポリマー材料414は、プレス操作中に開口410に押し込められる(および場合によってはのちに硬化される)のに十分なほど軟質かつ柔軟性であることができる。必要ならば、または望むならば、プレート408およびポリマー材料414は、接着剤またはセメント(たとえば両面テープ)、機械的コネクタなどを使用して一緒に保持され得る。打球面104における金属材料とポリマー材料とのこの組み合わせが、より軟らかい感触、増大したスピンレート、より忠実なロール、より金属質の打球音などを含む、パターの改善された性能を提供しうる。
いくつかの例において、プレスまたは同時成形プロセス中、プレート408の前面(パターヘッド402の打球面104の一部分に相当する)を金型面に当てて保持して、ポリマー材料中に溝(たとえば溝210)が形成されるようにし得る(たとえば、図3Dに関連して上述したように)。場合によっては、望むならば、同時成形またはプレスプロセス(またはプレート408とポリマー材料414との他の係合)の前または後のいずれかで、溝210のいくらかの部分を開口128の位置における金属部分104aの中に切ることができる。または、望むならば、インサート300を作ったのち、プレート408のポリマー材料414および/または金属の中に溝210を切ることもできる。
上記のように、打球面ボディ部材112は、その前面112aに形成された凹み130を含んでもよく、この凹み130は任意の所望のやり方で形成され得る。たとえば、凹み130は、製造中にフライス削りまたは他のやり方で前面112a中に機械加工されてもよいし、あるいは前面112aが、凹み130を含むように、たとえば成形、鋳造、鍛造または他の製造作業中に単に所望の形状に形成されてもよい。インサート300は、凹み130の形状に一致するように形づくられてもよいし、凹み130の中に受けられる(たとえば、矢印420によって示すように)ように構成されてもよい。インサート300は、任意の所望のやり方で、たとえば接着剤およびセメント(たとえば両面接着テープ)、融着技術(たとえば溶接、はんだ付け、ろう付けなど)、機械的ファスナまたはコネクタ(解放可能な機械的コネクタを含む)などによって凹み130および/または打球面ボディ部材112と係合またはそれに接続され得る。望むならば、インサート300は、凹み130中に画定された棚状部または他の構造に載って、またはそれに当たってもよい(たとえば、凹み130の側縁、上縁および/または下縁に沿って)。
いくつかの例において、インサート300は、インサート300および/またはパターヘッド402の交換、カスタマイズおよび/または個人化を可能にするために取り外し可能であってもよい。たとえば、インサート300は、インサート300を凹み130の中に固定するための機械的コネクタを使用して打球面ボディ部材112に解放可能に接続され得る(たとえば、ねじ、ボルトまたは他のコネクタがパターヘッドの後側からパターヘッドの前領域に向かって延びて、インサート300上に設けられたねじ領域と係合してもよいし、パターの下面から上向きに係合してもよいし、パターの上面から下向きに係合してもよい、など)。個人化およびカスタマイズ特徴は、様々な特性、たとえばポリマーおよび/または金属の色(たとえばチームカラー、理念または販売促進に関連する色、プレーヤの好みなど)、ポリマーおよび/または金属の硬さ(たとえば、異なるプレー条件またはスイングタイプのための硬めまたは軟らかめ)、ポリマーおよび/または金属上のグラフィックス(たとえばロゴなど)、英数字または文字情報などを含み得る。
いくつかの構成において、金属プレート408は、裏地材料ポリマー414とは異なる硬さのポリマーで形成されたプレートに換えられて(または少なくとも部分的に換えられて)、それによって、すべてポリマーのインサート300を形成し得る。たとえば、金属プレート408は、インサート300の開口128を埋めるポリマー414のショアD硬さよりも高いショアD硬さ値を有するポリマー材料で形成されたプレートに換えられ得る。この「すべてポリマー」のインサートは、パターヘッド402に関連する重量をさらに減らすのに役立ち得る。追加的または代替的に、ポリマー材料414は、金属プレート408とは異なる硬さの金属に換えられて、それによって、すべて金属材料のインサート300を形成し得る。
望むならば、凹み130を画定する主内面は、インサート300が取り付けられる一貫した裏地またはベースを提供するために、ポリマーまたは他の材料を含むように形成され得る。別の代替として、望むならば、ポリマー裏地層414の材料が凹み130の中に含まれてもよく、パターヘッド402は、プレート408を凹み130の中のポリマー裏地材料414に押し当ててポリマー材料414をプレート408の開口128に押し込むことによって形成され得る。必要ならば、プレス作業中に過剰なポリマー材料414がパターヘッド402から逃げることを許容するために、一つまたは複数のオーバーフロー穴が設けられ得る。さらに別の代替として、望むならば、インサート300を凹み130中に保持するために使用される接着剤は、この一貫した裏地またはベース(たとえばフォームバッキングされた接着テープ)として使用するためのフォームまたは他のクッション層を有し得る。
いくつかの例において、凹み130の中に含まれるポリマー(あるならば、たとえば裏地またはベースとして)は、インサート300の開口128を埋めるポリマー材料414とは異なる材料であり得る。たとえば、凹み130中のポリマーおよび開口128を埋めるポリマー414のために異なるショア硬さ値のポリマーが使用され得る。いくつかの例において、開口128を埋めるポリマー414は、凹み130中のポリマーよりも高いショアD硬さを有し得る。開口128中のより硬いポリマー414は、ボールにトップスピンをかけることを支援してもよく、その一方で凹み中のより軟らかいポリマーは、パターヘッド402のための軟らかい、または一貫した「感触」を提供することを支援し得る(たとえば振動を減衰することにより)。
または、望むならば、図1A、1Cおよび5のインサート構造に類似した、ただしポリマー材料で形成されたフロントプレート部分408および溝128を埋める金属材料(または、異なる硬さの異なるポリマー材料)を有するインサート構造を提供することもできる。たとえば、上記「関連出願」の部分に述べられた特許および特許出願に記載された様々な方法および構造のいずれかを使用して、多材料の面(たとえば、打球面におけるポリマーおよび金属)が設けられてもよい。
図6A〜6Cは、本発明のいくつかの例示的な局面にしたがって使用され得るパターの打球面のためのさらなるインサート構成を示す。これらの例示的な構成において、インサート506は、プラスチック(ポリマー、たとえば熱可塑性ポリウレタン、熱硬化性ポリウレタンまたは他のポリマーなど)で形成されてもよく、その中に形成された凹み510を含んでもよい。凹み510は、インサート506の面中に切削または機械加工され得るし、作られるとき(たとえば成形中に)インサート506中に形成され得る。しかし、これらの例示的な構造において、図6Bおよび6Cに示すように、凹み510は、インサート506を完全に貫通して延びなくてもよい。むしろ、凹み510はインサート506のポリマー面508に形成され得る。
いくつかの例において、細い金属棒材、細片または他の金属層のような縁要素512が凹み510の中に形成または敷設される。図6Bは、この凹み510および縁要素512構成を示す、図6Aの6B−6B線から見た一つの例示的なインサート506の断面図である。金属棒材または細片512は、アルミニウム、チタン、鋼、ニッケル、ベリリウム、銅、これらの金属を含む組み合わせまたは合金などを含む適当な金属で形成され得る。いくつかの例において、細い金属棒材512は、ポリマーインサート506中に形成された凹み510の中央に配置され得るが、望むならば、凹み510の一方の側(上または下)に配置され得る。インサート506中に形成された金属細片512および溝510は、上記他の構成において設けられた溝210の縁として、またはそれと同様に機能し得る縁、たとえば鋭利な縁を含んでもよい。金属細片512は、そのベース外面がインサート506の主外面508と面一または実質的に面一になるように寸法決定され、配設され得る。図6Bは、「C字形」の凹み510(断面で)を有するインサート506を示すが、これは必要条件ではない。本発明を逸脱することなく、図6Cに示す箱形の凹み510のような他の断面形状が可能である。本発明を逸脱することなく、V字形の凹み、非対称の凹みまたは他の所望の凹み形状が提供されてもよい。また、望むならば、一つのインサート506が様々な断面形状の凹み510を有してもよい。
金属細片512は、任意の所望のやり方で凹み510の中に設けられ得るし、および/またはポリマーインサート506に接続され得る。たとえば、金属512は、接着剤またはセメント、機械的コネクタ、めっき技術などによってインサート506と係合させ得る。また、多数の金属細片512が相互接続され、インサート506の主ベース部分の背面に取り付けられて、金属細片512の前面がインサート506中の開口まで延び、それを通過して突出し、前面508に露出するようにしてもよい。
インサート506は、上記のような様々な係合または接続技術を使用して主パターボディ部分(たとえば打球面ボディ部材112)と係合され得る(矢印514によって示すように)。たとえば、インサート506は、接着剤(たとえば両面接着テープ)、融着技術、機械的コネクタなどを介して打球面ボディ部材112の凹み130および/または他の部分に接続され得る。
場合によっては、望むならば、インサート506の背面または後側が、類似した溝および金属細片構造を含み、それによって、反転可能な両面インサートを形成し得る。背面または後側インサート構成は、場合によっては、異なる音、感触、硬さなどを提供するために、異なる溝パターンまたは構成、異なる金属タイプ、異なるポリマータイプ、異なる硬さなどを含み得る。また、上記様々な他のインサート構造(たとえばインサート部材300)が反転可能な特徴を含み得る。
さらに他の構成において、金属とポリマーとを逆にして、図6Aおよび6Bに示す構成とは反対の構成を有するインサート506を設け得る。たとえば、インサート506の主ベース部分は、金属(たとえばアルミニウム、チタン、鋼、ニッケル、ベリリウム、銅、これらの金属を含む組み合わせまたは合金など)で形成され得、その表面に形成された複数の凹み510を有し得る。そして、ポリマー細片512が凹み510の中、たとえば凹み510の中央に配置され得る。すると、本明細書に記載される他の構成と同様に、金属の凹み510の縁およびポリマー細片512の縁が、溝またはスコアライン210として作用し得る。
図7Aおよび7Bは、本明細書に記載されるパターヘッド構造のいずれかに含まれ得るさらなる例示的な特徴を示す。図7Aは、たとえば上記構成のいずれかにしたがってインサート604を有する例示的なパターヘッド602を示す。この図示される例示的な構成において、インサート604の打球面604aは、ポリマー充填開口610の間に形成された複数の微小溝606を含む。いくつかの例において、微小溝606は、幅および/または深さが約1μm〜1mmであってもよい。微小溝606は、任意の所望のやり方で、たとえばレーザを使用することによってインサート604の金属またはポリマーベース材料の中に切られてもよい。任意の数の微小溝606が金属またはポリマーベース材料の中に切られてもよく、そして微小溝606は、任意の所望のカーブ、断面、形状、相対的な配設、パターンまたは配向などを有してもよい。さらに、微小溝606は、より大きい開口610のいくつかまたはすべての隣接セットの間の区域の中に切られてもよいし、または、微小溝606は、打球面全体を含む他の任意の所望の区域に切られてもよい。
図7Bは、図7Aの7B−7B線から見たインサート604の拡大断面図である。この図示される例のインサート604は、打球面部材604b(たとえば金属でできている)と、ポリマー、たとえば熱可塑性ポリウレタンもしくは熱硬化性材料または金属、たとえばアルミニウム、チタン、鋼、ニッケル、ベリリウム、銅、これらの金属を含む組み合わせもしくは合金などであってもよい裏地部分604cとを含む。上記いくつかの構成と同様に、打球面604aは、その中に(たとえば、打球面部材604bの中、裏地部分604cの中または部分的に両部分604bおよび604cの中に)切られた複数の溝612を含む。また、より大きい溝区域612の間で打球面604aの中に切られた複数の微小溝606が図7Bに示されている。上述したように、任意の数の微小溝606(たとえば、二つ、三つ、四つ、五つまたはそれ以上の微小溝606)が、隣接するより大きい溝区域612の間に提供される区域内でインサート604の中に切られてもよい。
インサート604は、上記技術および/または方法のいずれかを使用してパターヘッド602と係合してもよい(矢印614によって示すように)。たとえば、インサート604は、接着剤(たとえば両面接着テープ)、融着技術、機械的コネクタなどを使用して凹み602aにおいてクラブヘッド602と係合してもよい。また、上記タイプの微小溝606は、本明細書に記載される構成および打球面のいずれかとともに使用されてもよい。微小溝606は、平行な線として示されているが、他の形状または構成、たとえば十文字またはX形などを有してもよい。
図8は、本発明の別の例示的なパターヘッド構造702を示す。この例示的な構造において、パターヘッド702の少なくとも打球面ボディ部材112は一つの材料片で構成されている。打球面ボディ部材112は、打球サーフェス704の背後に形成されるようにその中に機械加工された凹みを有する。この凹みは、打球面ボディ部材112の外部に、たとえばこの例示的な構造702においては上面706に開口708を残すように打球面ボディ部材112の中に機械加工されてもよい(しかし、開口708は、下面、背面または側面の一つまたは複数に提供されてもよい)。また、打球面704の前面に開口710が機械加工されてもよく、これらの開口710は、打球面ボディ部材112の内側の凹みまで延び、それに通じてもよい。凹みがポリマー材料712で埋められて、ポリマー材料712が上部(または他の)開口708および打球面開口710を通して露出するようにしてもよい(望むならば、上部開口708において露出したこのポリマー材料712を、パターヘッドのアライメントエイドとして機能するように色付けし、形づけてもよい)。ひとたび硬化し、最終製品になると、ポリマー材料712は、打球面704の外面の、開口710に隣接し、かつそれらの間にある区域における材料(たとえば金属)よりも軟らかくてもよい。打球面704は、内部の凹みおよび開口710を含め、たとえば上記「関連出願」部分に述べられた特許および特許出願に記載されたやり方で作られてもよく、打球面704、内部凹みおよび開口710は、これらの「関連出願」に記載された様々な特徴および特性のいずれを有してもよい。このようにして、打球面704の中央部分は、開口710の中に露出したポリマー材料712および開口710の間の中間金属材料を含む。
また、打球サーフェス704は、たとえば図3B〜3Fに関連して上述されたやり方のいずれかで打球面部分704aの材料および/またはポリマー材料710中に画定された溝を含んでもよい。
図9は、本発明の少なくともいくつかの例にしたがってパターヘッド構成中に提供されてもよいさらなる特徴を示す。図9は、例示的なパターヘッド102、たとえば図1A〜8に関連して示され、上述されたパターヘッド102を示す。本発明のこの局面の少なくともいくつかの例示的なパターヘッド構成において、パターヘッドは、Y方向または幅方向(すなわち、図9において打球面104からパターヘッド102の後部への方向)により深い重心位置を有する。当技術分野において公知であるやり方で、ゴルフクラブヘッド102の重心(「CG」)は、クラブヘッドのX(ヒール−トウ)、Y(前後)およびZ(上下)軸方向に位置づけることができる。本発明の少なくともいくつかの例のパターヘッド102において、(a)打球面104の最前位置からのパターヘッド重心位置の深度(図9における寸法DCG)の、(b)前後方向のクラブヘッド前幅寸法B、に対する比は、少なくとも0.425、いくつかの例においては少なくとも0.45、少なくとも0.48、少なくとも0.5、少なくとも0.51、さらに少なくとも0.52である。本発明のこの局面のいくつかの例において、パターヘッドは、少なくとも2インチ、いくつかの例においては少なくとも2.25インチまたは少なくとも2.5インチの全前後寸法を有する。本発明の少なくともいくつかの例のパターヘッドはまた、3.5インチ未満、いくつかの例においては3.25インチ未満または3インチ未満の全前後寸法Bを有してもよい。これらの計測は、USGA規則への準拠を確認するためにそのような計測が実施されるやり方と合致するやり方で実施される。いくつかのさらなる例として、本発明のこの局面の少なくともいくつかの例のパターヘッド構造は、包囲された開放区域(たとえば、打球面部材112の後部とリヤボディ部材114との間に画定された区域A)を画定する。
以下の表は、本発明のいくつかの例のパターヘッドのDCG/B比を様々な他の市販のパターヘッドに対して比較する。

Figure 2014502204
この表から明らかであるように、本発明の例のパター構造は、他の市販のパターよりも高いDCG/B比(前後方向により深い重心位置に相当する)を有する。重心の位置(ひいてはDCG)は、本発明の例のパターヘッド構造中、少なくとも部分的に、パター構成に使用するための様々な材料の選択によって制御することができる(たとえば、面部材112にはより軽い、またはより低密度の材料(たとえばアルミニウム、炭素または他の繊維強化ポリマー、他の軽量金属またはポリマーなど)を選択し、リヤボディ部材114にはより重い、またはより高密度の材料(たとえば、より重い金属、たとえば鋼、鉛、タングステンなど、加重材料、たとえば鉛またはタングステンでドープされたポリマーまたは他の材料など)を選択することにより)。また、望むならば、重心を後方に移動するのに役立つための、別個のウエイト部材がリヤボディ部材114に備えられてもよい。
図10は、本発明の少なくともいくつかの例の別の例示的なパターヘッド構造800を示す。この図示される例示的な構造において、パターヘッド800は、打球面804のヒールおよび/またはトウ側縁に(かつ打球面804の近くに)取り付けられたウエイト802を含む。この図に示すように、打球面804の側方縁それぞれは、ウエイト802が取り付けられてもよいポート852を含んでもよい。場合によっては、望むならば、ウエイト802は、取り外し可能なやり方で、任意の所望のタイプの解放可能な接続、たとえば機械的コネクタ(たとえばねじ接続、ターンバックルタイプ接続、ばね押し接続など)を介して、ポート852の中に取り付けられてもよい。また、図10におけるパター打球面804の各側縁には二つの垂直に離間したウエイト802が示されているが、本発明を逸脱することなく、任意の所望の数および/または配向のウエイト、ウエイトポートなどが備えられてもよい。望むならば、パターヘッド800がプレーに使用されるとき、各ポート852はウエイト802を含まなくてもよい(実際、望むならば、どのポート852もウエイト802を含む必要がない)。また、望むならば、ウエイト802および/またはウエイトポート852は、パターの打球面804の一番前(前後幅方向に)から1.5インチ以内に全体的に含まれてもよく、いくつかの例において、ウエイト802および/またはウエイトポート852は、打球面804の前面から1インチ以内または0.75インチ以内に全体的に含まれる。
この図にさらに示すように、望むならば、ウエイト802およびそのためのポート852は、場合によっては、パターヘッド800が使用されているときウエイト802がプレーヤに見えないよう、パターヘッド構造800の中に凹ませられ、または少なくとも部分的に座ぐりされてもよい。これは、図10において、さら穴810によって示されている。図10においては、打球面804の各側縁に一つのさら穴810しか示されていないが、本発明を逸脱することなく、任意の数のさら穴810が設けられてもよい(たとえば、すべてのウエイトポート852をその側に含む、各側に一つのさら穴810、ウエイトポート852あたり一つのさら穴810およびこれらの極端の任意の組み合わせ)。
望むならば、本発明のこの局面の少なくともいくつかの例示的な構造において、パターヘッド800の製造中、一つまたは両方のさら穴810が、打球面部分の背後に形成された機械加工された凹み、たとえば、図8に関して説明された例示的なパターヘッド構造および/または米国特許第7,717,801号、米国特許第7,806,779号および上述の他の「関連出願」に記載されたパターヘッド構造に機械加工された凹みの一部分を形成してもよい。そして、最終的に露出し、打球面804の一部分を形成するポリマー材料812を、この機械加工された凹みに通してパターヘッドに注入してもよい。ポリマー材料を閉じ込め、凹みを少なくとも部分的に封鎖するために、キャップまたは他の構造が提供されてもよく(必要ならば)、このキャップまたは他の構造は、ウエイト802が取り付けられるウエイトポート852のための構造を提供することができる。別の代替として、望むならば、ウエイト802は、別個のウエイトポート852を要することなく、凹み中のポリマー材料の露出面に取り付けられ得る。
図10に関連して上述したようなウエイト802および打球サーフェス804に近いそれらの位置は様々な有利な特徴を提供し得る。たとえば、さらなる重量をパターヘッドボディの側部の近くに配置することにより、z軸(垂直軸)を中心とするパターヘッドの慣性モーメントを増大させて、それによって、オフセンターヒット時のねじれに対するパターヘッドの抵抗を増してもよい。
さらに、本発明のこれらの特徴は、ユーザがボールとのより良好な接触を達成し、ボールを所望の方向に打ち出すのに役立つために、パターヘッドをカスタマイズまたは個人化するのに役立つことができる。より具体的には、ヒールおよびトウのウェイトポート852に提供される重量がパッティングストローク中のパターヘッドの動きに影響することができる。いくつかのより具体的な例として、パター面を開いた状態でボールを打つ傾向にあるプレーヤの場合、より多くの重量をパターヒールポート852に提供して、パッティングストローク中、パター面が少し早く閉じるのに役立てることができる。または、パター面を閉じた状態でボールを打つ傾向にあるプレーヤの場合、より多くの重量をパタートウポート852に提供して、パッティングストローク中、パター面が少し長く開いたままにするのに役立てることができる。また、垂直方向における加重の調節が、パッティングストロークの円弧の最下点の位置および/または高さを微調整し、制御するのに役立つこともできる。クラブフィッタは、これらのウエイト802およびウエイトポート852を使用して、パターヘッドをユーザのストロークによりよく適合させて、より一貫した、まっすぐなパッティングを提供するのに役立てることができる。
本発明を逸脱することなく、図10に示され、上述されたような、場合によってはパターヘッドの打球部分の一部としての、またはそれに非常に近い(打球面のすぐ背後の)ヒールおよび/またはトウ寄りのウエイトは、図1A〜9に関連して上述された様々な構成ならびに米国特許第7,717,801号、米国特許第7,806,779号、米国特許出願第12/612,236号および米国特許出願第12/755,330号に記載されたパターヘッド構成および/または図11〜18Bに関連して以下に記す構成を含む任意の所望のパターヘッド構成において使用されてもよい。
図11は、本発明のいくつかの例の別の例示的なパター構成1100を示す。上記パターのように、この例示的なパター1100は、打球面ボディ部材1102および打球面ボディ部材1102に場合によっては取り外し可能に取り付けられるリヤボディ部材1104を含む。この例示的な打球面ボディ部材1102は、打球面1102aの各端に位置する、後方に延びるアーム1106を含む(一方のアーム1106は打球面1102aのヒール端に位置し、もう一方のアーム1106は打球面1102aのトウ端に位置する)。この例示的な構造において、後方に延びるアーム1106は、打球面1102aの縁からほぼ垂直に後方に延びたのち、外方に曲がった自由端1106aを含む。各アーム1106の自由端1106aは、リヤボディ部材1104と係合し、かつリヤボディ部材1104を打球面ボディ部材1102に取り付けるための構造、たとえばねじ要素1108(または、上記のような他の解放可能な係合システム)を含む。この例示的な構造のリヤボディ部材1104は、一方のアーム1106の自由端1106aから他方のアーム1106の自由端1106aまで延びる連続アーチ状の部材である。特に、打球面ボディ部材1102とリヤボディ部材1104との当接面は、打球サーフェス1102aに対して斜めである。本発明を逸脱することなく任意の所望の角度が使用されてもよいが、これらの角度(所与のパターヘッドのトウ端とヒール端とで同じであってもよいし、異なってもよい)は一般に、20〜70°の範囲内、そしていくつかの例においては30〜60°の範囲内である(図11には約45°の角度が示されている)。
図11はさらに、後方に延びるボディ支持部材1110が打球面ボディ部材1102の後部中央部分から後方に延びていることを示す(ボディ支持部材1110の各側に空間またはスルーホール1114が画定されている)。後方に延びるボディ支持部材1110は、打球面ボディ部材1102の一部として一体に形成されてもよいし、あるいは打球面ボディ部材1102と係合される(たとえば、セメントまたは接着剤、機械的コネクタ、融着技術などによって)別個のパーツであってもよい。この図示される例のボディ支持部材1110は、リヤボディ部材1104の主ボディ部材が受けられる(たとえば滑動によって)中央開口1112を含む。場合によっては、望むならば、リヤボディ部材1104の中央部分は、いくぶん拡大していてもよいし、開口1112の中に確実に係合し、嵌るための適切な構造を含む他のやり方で含んでもよい。その中央配置およびボール目標打ち出し方向に延びるその長手のおかげで、ボディ支持部材1110はまた、パター1100のためのアライメントエイドとして機能してもよい。この図示される例においては、別のアライメントエイド要素1116が打球面ボディ部材1102の上面に提供されている。
または、望むならば、後方に延びるボディ支持部材1110は、リヤボディ部材1104の一部として一体に形成されてもよく、打球面ボディ部材1102まで前方に延び、それに付いてもよい(たとえば、セメントまたは接着剤、機械的コネクタ、融着技術などによって)。さらに別の代替として、望むならば、後方に延びるボディ支持部材1110は、打球面ボディ部材1102およびリヤボディ部材1104の両方と係合する別個のパーツ(または多数のパーツ)であってもよい。
本発明を逸脱することなく、パター1100の様々なパーツは、上記様々な材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい。いくつかのより具体的な例として、望むならば、打球面ボディ部材1102は、アルミニウム、チタン、アルミニウム含有合金、チタン含有合金、ステンレス鋼、ポリマー材料、繊維強化材料などでできていてもよい。リヤボディ部材1104もまた、たとえば鋼、ステンレス鋼、ゴム引きタングステン材料、鉛またはタングステンでドープされた材料などを含む任意の所望の材料でできていてもよい。図示される例において、リヤボディ部材1104はステンレス鋼部分1118およびゴム引きタングステン部分1120(たとえばステンレス鋼部分1118に巻き付けられた)を含む。
ねじ要素1108は、パター1100のための所望の加重特性を提供するために、重いまたは高密度の材料でできていてもよい。たとえば、ねじ要素1108は、パターヘッドの後部最外縁の加重を増すために、鉛、タングステンまたは他の高密度または重い材料を含んでもよい。この特徴は、特にボールがクラブ面1102aのいくぶんオフセンターで打たれたとき、垂直z軸(たとえば、場合によってはパターヘッドの重心を通過して、打球面1102aの中心を通過して、または何らか他の所望の位置を通過して延びる垂直軸)を中心とするパターヘッドの慣性モーメント(すなわち、ねじれに対する抵抗)を増大させる。
図12は、本発明の少なくともいくつかの例の別の例示的なパター構成1200を示す。この例示的な構造1200の打球面ボディ部材1202は、図11に関連して上述したものに類似しているが、打球面1202aの各端が、後方に延びるアーム1206を含む。しかし、この例示的な構造1200において、後方に延びるアーム1206は、打球面1202aの縁から後方に、外方に広がりながら斜めに延びる。
この例示的な構造1200のリヤボディ部材1204は、後方に延びるアーム1206の自由端に取り付けられている(場合によっては解放可能なやり方で)。特に、この構造1200において、打球面ボディ部材1202とリヤボディ1204との当接面は、打球面1202aに対して実質的に平行である。この例示的なリヤボディ部材1204は、自由端に通じる二つの概して曲がったアーム1208およびアーム1208の間の中間ボディ部分1210を含む。中間ボディ部分1210は、このパター構成1200の最後方部分であり、そして、それは概して、打球面1202aに対して実質的に平行に延びるが、本発明を逸脱することなく、角を有する、丸みを有する、カーブしている、などであってもよい。
この例示的な構造1200のリヤボディ部材1204の内側部分は、中間ボディ部分1210と打球面ボディ部材1202の背面1214との間の一部分に延びる、内方または前方に延びるプラットフォームまたはサーフェス1212を含む。本発明を逸脱することなく、内方に延びるプラットフォームまたはサーフェス1212は、望むならば打球面ボディ部材1202に接続することを含め、中間ボディ部分1210と背面1214との間の距離の所望の程度に延びることができる。図示するように、この図示される例示的な構造1200においては、一つの連続的な空間1216がリヤボディ部材1204と打球面ボディ部材1202との間に画定されている。
特に、この図示される例において、内方に延びるプラットフォームまたはサーフェス1212は、その上に形成されたアライメントエイド1218を含む。この三角形のアライメントエイド1218は、打球面ボディ部材1202の上面に提供されたアライメントエイド1220と協同して機能する。本発明を逸脱することなく、任意の所望のタイプのアライメントエイド1218および/または1220が提供され得る。
図12の構造1200はさらに、ウエイト1224が中に取り付けられたウエイトポート1222を含む。この図示される例において、ウエイトポート1222はアーム1206の自由端の近くに位置している。この構成はまた、いくらかの重量をクラブヘッドの重心および中心線から後方に離して集中させることにより、パター1200に関して垂直軸を中心に高い慣性モーメントを維持するのに役立つ。追加的または代替的に、望むならば、本発明を逸脱することなく、ウエイトポートおよびウエイトは、リヤボディ部材1204上、アーム1206の下面などを含む、パター1200上の他の位置に設けられてもよい。
本発明を逸脱することなく、図12のパター1200の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい。一例として、リヤボディ部材1204はステンレス鋼部分1210aを含んでもよく、ゴム引きタングステン部分1208aがたとえばステンレス鋼部分1210aの周囲に巻かれている。
図13および14は、それぞれ、図12のパター1200に類似しているが、いくぶん異なるサイズ、形状および特徴を有するパター1300および1400のさらなる例を示す。特に、これらの例示的な構造は、打球面ボディ部材1302および1402の後方に延びるアームの自由端に、図12に示すものに類似したウエイトポート1222およびウエイト1224を含む。望むならば、ユーザまたはクラブフィッタが、たとえばカスタマイズのために、またはユーザの好みに合わす目的のために、クラブヘッドの加重特性を変更することを可能にするために、ウエイト1224はウエイトポート1222から取り外し可能であってもよい。リヤボディ部材1304および1404は、上記図11および12と同様なやり方で、ステンレス鋼部分1304a、1404aおよびゴム引きタングステン部分1304b、1404bを含み得る。
図13および14はまた、本発明の少なくともいくつかの例にしたがって、パター構成の潜在的な交換可能性特徴を強調する。たとえば、図13の、より反ったリヤボディ部材1304を図14の打球面ボディ部材1402に使用することもできるし、かつ/または図14の、より四角いリヤボディ部材1404を図13の打球面ボディ部材1302に使用することもできる。様々なパーツがいずれも交換可能であって、プレーヤまたはクラブフィッタが、人の必要性および人の好みにより良好に合うのに適切なパーツを選択することを可能にしてもよい。望むならば、パーツの寄せ集めをキットとして販売または他のやり方で提供して、プレーヤが、たとえばコース条件、個人的好み、グリーン速度、利き目などに基づいて望みどおりの変更を加えることを可能にすることもできる。
本発明を逸脱することなく、図13および14のパターそれぞれ1300および1400の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい。
図15A〜15Cは、本発明の少なくともいくつかの例の別の例示的なパター構造1500を示す。上述した他の構造と同様に、このパター構造1500は、打球面ボディ部材1502およびそれと係合したリヤボディ部材1504を含む。リヤボディ部材1504は、打球面ボディ部材1502のヒールおよびトウ端のアーム1506の自由端1506aに設けられた取り付け要素を介して、場合によって取り外し可能なやり方で、打球面ボディ部材1502と係合している。望むならば、図11に関連して上述したようなねじ要素がこの例示的な構造1500において別の選択として使用されてもよいが、丸みのある要素1504aおよびリヤボディ部材1504の自由端が取り付けシステムとして作用することもできる(たとえば、要素1504aは、回転可能であり、アーム1506の自由端1506aに提供された対応するねじ部に係合するクランプ部材および/またはねじ部を含むこともできる)。
図15A〜15Cの構造1500の様々な特徴は、本明細書に記載される他の構造とは異なる。たとえば、図15Cに最もよく見られるように、打球面ボディ部材1502の後部は、後方に延びる面またはプラットフォーム1510を含み、リヤボディ部材1504の内側は、前方に延びる面またはプラットフォーム1512を含む。リヤボディ部材1504プラットフォーム1512は、打球面ボディ部材1502プラットフォーム1510に含まれる内に延びる切欠き1516と整合する外に延びる突起1514を含む(これらのプラットフォーム1510および1512の間に連続的な空間が1520が提供されている)。整合した突起1514および切欠き1516は、パターヘッドの中心線に位置し、パター1500のためのアライメントエイド(打球面ボディ部材1502の上面に設けられたアライメントエイド1518と係合し、整合する)を提供する。
本発明を逸脱することなく、図15A〜15Cのパター1500の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい(たとえば、リヤボディ部材1504の場合にはステンレス鋼およびゴム引きタングステンなど)。
図16Aおよび16Bは、図15A〜15Cに関連して上述され、示された特徴に類似した多くの特徴を含む本発明の少なくともいくつかの例の別の例示的なパター構成1600を示す。これらの類似した特徴の説明は、ここで詳細に繰り返すことはしない。図16Aおよび16Bは、打球面ボディ部材1602のアーム1606の自由端1606aに取り付けられたウエイト要素1620を示す。望むならば、これらのウエイト要素1620はまた、リヤボディ部材1604を打球面ボディ部材1602に固定する(または固定するのに役立つ)ように機能し得る。
この例示的な構造1600において、打球面ボディ部材1602は、後方に延びる面またはプラットフォーム1610を含むが、リヤボディ部材1604は、前方に延びるプラットフォームを含まない。むしろ、パターヘッドの中心線における最後方点1612を含むリヤボディ部材1604の角張った形状がこの例示的なパター1600のためのアライメントエイドとして作用する(打球面ボディ部材1602の上面に提供されたアライメントエイド1618と整合し、協働している)。プラットフォーム1610とリヤボディ部材1604との間には空間またはスルーホール1616が設けられている。
本発明を逸脱することなく、図16Aおよび16Bのパター1600の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい。より具体的な例として、上記他の構造と同様に、ゴム引きタングステン材料1630がステンレス鋼材料を取り巻いてもよく、場合によってはいくらかのステンレス鋼材料1632が露出したままであってもよい。
上記例示的な構造のすべてに関して、リヤボディ部材は、パターヘッドのヒール端およびトウ端の両方において打球面ボディ部材に取り付けられている(たとえば、打球面ボディ部材または打球面ボディ部材から延びるアームと係合している)。これは、本発明のすべての例示的なパター構造における必要条件ではない。図17Aおよび17Bは、このタイプの代替構成の二つの例を示す。まず、図17Aに示すように、この例示的なパター1700は、そのヒール側縁において後方(かつ外方)に延びるアーム1706を含む打球面ボディ部材1702を含む。アーム1706の自由端は、場合によっては解放可能なやり方でリヤボディ部材1704と係合する(たとえば、上記様々な方法のいずれかで解放可能に取り付けられる)。リヤボディ部材1704は、アーム1706からアーチ状に延び、パター1700の後部を形成する。しかし、特に、リヤボディ部材1704の反対側端1708(パター1700のトウ側)は、露出面1708aおよび連結されていない自由端を残すように終端する。リヤボディ部材1704の連結されていない自由端は、パターのトウ側に位置し、打球面ボディ部材1702の前面1702aから少なくとも1.5インチ、いくつかの例においては少なくとも2インチ、少なくとも2.5インチまたは少なくとも3インチ(たとえば図17Aにおける寸法D)後方に離間している。
図17Bのパター1750は図17Aのパターに類似しているが(類似した参照番号で標識)、図17Bの例示的な構造1750の打球面ボディ部材1702は、異なるリヤボディ部材1754がそれに取り付けられている。リヤボディ部材1704と比較して、リヤボディ部材1754は、アーチがゆるく、パター1750全体に対してより四角い背面を形成している。図17Aの構造と同様に、リヤボディ部材1754の端部1758は、露出面1758aおよび連結されていない自由端を残すように終端する。リヤボディ部材1754の連結されていない自由端は、打球面ボディ部材1702の前面1702aから少なくとも1.25インチ、いくつかの例においては少なくとも1.5インチ、少なくとも1.75インチまたは少なくとも2インチ(たとえば図17Bにおける寸法D)後方に離間している。
図17Aおよび17Bはまた、本発明の少なくともいくつかの例にしたがって、パター構成の潜在的な交換可能性特徴を強調する。たとえば、図17Aの、よりアーチが強いリヤボディ部材1704を、同じ打球面ボディ部材1702上で、よりまっすぐなリヤボディ部材1754と交換することができる(たとえば、ねじ取り付け要素1710を介して)。様々なパーツがいずれも交換可能であって、プレーヤまたはクラブフィッタが、人の必要性および人の好みにより良好に合うのに適切なパーツを選択することを可能にし得る。望むならば、パーツの寄せ集めをキットとして販売または他のやり方で利用可能にして、プレーヤが、たとえばコース条件、個人的好み、グリーン速度、利き目などに基づいて望みどおりの変更を加えることを可能にすることもできる。
本発明を逸脱することなく、図17Aおよび17Bのパターそれぞれ1700および1750の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む任意の所望の材料でできていてもよい。この図示される例において、リヤボディ部材1704、1754は、ゴム引きタングステン1714によって部分的に覆われたステンレス鋼部分1712を含む。
図18Aは、リヤボディ部材1804が、連結されていない自由端1808をパター1800のトウ側に含む、図17Aおよび17Bの構造に類似した別の例示的なパター構造1800を示す。この例示的な構造1800において、打球面ボディ部材1802の後部は、後方に延びる面またはプラットフォーム1810を含む。このプラットフォーム1810は、リヤボディ部材1804と打球面ボディ部材1802との間の空間1812のいくらかを覆う。この空間1812のいくらか、特に打球面1802aに比較的近いところを覆うと、パットの過程中、より一貫した、より目障りでない視野を提供することができる。プラットフォーム1810はまた、リヤボディ部材1804を支持するのに役立ち得るし、望むならば、一つまたは複数のアライメントエイド特徴(たとえば上記タイプの)を含み得る。
図18Bの例示的な構造1850は、そのリヤボディ部材1854が、取り付けられるヒール端に固定装置1854aをさらに含むことを除き、図18Aに示す構造に類似している。固定装置1854aは、たとえば図15A〜15Cに関連して上述したものに類似したクランプまたはねじ部材であってもよい。
本発明を逸脱することなく、図18Aおよび18Bのパター1800および1850の様々なパーツは、図11に示す類似パーツに関して上述した同じ材料を含む所望の材料でできていてもよい。この図示される例において、部分1814はステンレス鋼でできており、部分1816はゴム引きタングステンでできている。
図19Aおよび19Bは、特にパターヘッドの打球面における相対的に軟らかなポリマー材料(たとえば、いくらかボールをつかむことができる熱可塑性ポリウレタン)および/または相対的に軟らかなボールカバー材料の存在における、本発明の様々な特徴のいくつかの例示的な効果を示す。さらに、本発明の様々な有利な局面は、打球面のポリマーおよび/または金属中に鋭利な溝またはスコアラインを含めることにより(ボールをつかむのに役立つことができる鋭利な縁をパター面上に提供するため)、また、パター面上に相対的に低いロフト角(たとえば、従来のパターの場合の4°以上と比べて約2〜3°)を提供することにより、提供または改善されてもよい。
はじめに、ボールがグリーン上にあるとき、その重さがボールをいくぶん芝の中に押し込む。パット時、パターは、まず、ボールをこの静止状態からいくらか「飛び出させ」なければならない。したがって、パター面は概して、ボールを上向き角度で打ち出すのに役立ついくらかのロフトを有する(たとえば、上記図3Aのロフト角Θ)。しかし、図19Aに示すように、この上向きのロフト角はボールを上向きに推進し(場合によっては、ボールは実際に地面を離れる場合もある)、それが、ボールが忠実なロールを始める前にボールをグリーン上で跳ねさせる、またはスキッドさせる。ボールは常に同じ量だけ「跳ねる」または「スキッドする」わけではないため、この跳ねまたはスキッドは、速度におけるいくらかの非一貫性を生み出すことができ、それが、跳ねおよびスキッドモードから忠実なロールモードへの移行中に非一貫的量のエネルギーをボールから奪う結果を招くことができる。場合によっては、パターの打球面のロフトは、実際、ボールの初期動の間、小さな量のバックスピンをボールを加えることができ、それが、初期ボール動およびボール速度における非一貫性をさらに悪化させることができる。
しかし、本発明の少なくともいくつかの例のパター構造は、従来のパターと比べ、より速やか、かつより忠実なロール(ひいては、より一貫したロール)およびより一貫した打ち出しを提供し得る。上記のように、軟らかなポリマー材料ならびにポリマーおよび金属中の鋭利な縁(たとえば溝からの)のおかげで、パター面はパット中にボールをより良好に「つかむ」傾向にある(特に、パターヘッドがいくぶん上を向くスイングでパットが打たれた場合)。これらの特徴が、ロフト角とともに、いくらか容易にボールをその静止状態から飛び出させるに役立ち、ボールに対してより良好にトップスピンをかける傾向にある(これがボールを地面上に維持し、いくぶん速やかに転がらせる傾向にある)。また、これらの特徴は、本発明のいくつかの例示的なパターヘッドが、よりロフトの少ない面角を有することを可能にする(たとえば、従来の4°に対して2°または3°)。したがって、ボールは、静止状態から高く打ち出される傾向を示さず、ひとたび静止位置から出ると、より速やかに地面に接触し、誘発されたトップスピンがボールを地面上に保持するのに役立ち、ボールをより速やかに転がらせる。これらの特徴が、より一貫した反復性の打ち出しを提供する。本発明の例示的なパターを使用した場合のボールの例示的な弾道の略図が図19Bに示されている。
図7Aおよび7Bに示す構成に関連して上述されたような微小溝もまた、ボールグリップを高め、ボールにトップスピンをかけるのに役立つことができる。
図19Aおよび19Bに示すように、本発明の少なくともいくつかの例のパターは、パットの過程中ずっと早期にボールをロール状態にし得る(たとえば、ボールに付与される初期速度、ボールに対するパターの衝突角度などに依存して、従来のパターの場合の約4〜5インチに対し、本発明の少なくともいくつかのパターの場合、約2インチ以下)。そのうえ、跳ねおよびスキッドを少なくし、より低い打ち出し(ならびに、これらの望ましくない要因によってパットに加えられる不確かさ)でボールをより早くロール状態にすることにより、本発明の少なくともいくつかの例のパターは、より確実で反復性のパッティング距離、パッティングされたボールの速度および距離制御を提供する傾向にある。
また、パターの打球面上の金属とポリマーとの組み合わせが、従来のパターのより一般的な「金属対ボール」音(または「打音」)を提供しながらも、良好で軟らかで一貫した感触(場合によっては、様々なパーツの硬さを選択することによって制御可能)を提供する。この音の特徴もまた、多くのゴルファーにとって「感触」の重要な部分であり、この金属質の音を維持することは、パター面上の全ポリマー材料に対してボールをパッティングするときの「さえない」音(たとえば、ポリマーのみの打球インサートまたは面を有する多くの従来のパターにおいて提供されるような)を防ぐのに役立つ。
本発明を逸脱することなく、熱可塑性または熱硬化性ポリマー材料、合成ゴムタイプポリマー材料など、たとえばポリウレタン類、ビニル類(たとえばエチル酢酸ビニル類など)、ナイロン類、ポリエーテル類、ポリブチレンテレフタレート類などを含む任意の所望のポリマー材料がパターヘッドに使用され得る。追加的または代替的に、本発明を逸脱することなく、リサイクルポリマー材料のようなリサイクル材料が上記構成のいずれにおいて使用され得る。いくつかの例において、クラブヘッド、インサート、ゴルフクラブグリップなどの部分は、粉砕再生材料のようなリサイクル材料から形成され得る。粉砕再生材料は、打球面、クラブヘッド、グリップなどの部分の形成に使用される添加物を含んでもよく、この粉砕再生材料は微粉砕リサイクル材料を含み得る。いくつかの例において、微粉砕リサイクル材料は、製造中に発生するスクラップ、削り屑などであってもよいリサイクルされたフットウェア材料、欠陥品または使用済みフットウェア製品などであってもよい。添加物は、皮革、綿、熱可塑性樹脂、合成および天然ゴム、ロール練り用/部分的に架橋したポリウレタンならびに合成繊維を含み得る。熱可塑性樹脂はポリアミド類、ポリエステル類およびポリウレタン類を含み得る。
いくつかの例において、粉砕再生材料添加物は、所望の粒度に粉砕され、原料(たとえば新たなポリマー材料)に加えられて、クラブヘッド、グリップ、打球面、インサートなどの所望の部分を形成してもよい。他の場合には、所望の部分はすべて粉砕再生材料で形成され得る。パターの部分、たとえば打球面、グリップ、インサートなどを形成するのに粉砕再生材料を使用する一つの利点は、粉砕再生材料に粉砕される製品の製造に伴う廃棄物の減少およびパターの部分を製造する際の初期使用材料の減少である。リサイクル材料の使用は概して、埋め立て用地を使い尽くすであろう廃棄物を減らし、製造者の二酸化炭素排出量を減らすことを支援する。粉砕再生材料、製造などのさらなる例が、全体として参照により本明細書に組み入れられる「Footwear Additive Made From Recycled Materials」と題するChrissへの米国特許第5,346,934号に見い出すことができる。
結び
本発明を逸脱することなく、当然、パターおよびパターヘッド構造および/またはそれらの構造の製造方法および使用方法に対する多くの変更を使用することができる。たとえば、構造に関しては、本発明を逸脱することなく、グリップ、目印またはマーキング、他のしるしまたはマーキング、様々なタイプのパターヘッド、様々なシャフトカーブおよび/または形状、様々なシャフト接続部材形状および/または他の構造要素を提供したり、および/または構造において変更したりすることができる。方法に関しては、本発明を逸脱することなく、さらなる製造または使用工程が追加されてもよく、様々な記載された工程が省略されてもよく、工程が変更および/または順序変更されてもよい、などである。したがって、本発明を実施する好ましい形態を含む具体例に関して本発明が説明されたが、当業者は、上記構造および方法の数多くの変形および交換があることを理解するであろう。したがって、本発明の真意および範囲は、特許請求の範囲に述べられるように広義に解釈されるべきである。
本発明のなおさらなる局面は、たとえば上記様々なタイプのパッティング装置を製造する方法およびそのようなパッティング装置におけるパーツを交換する(たとえば、パッティング装置の一つまたは複数の特性、たとえば上述の特性を変化させるために)方法に関する。
[本発明1001]
ヒール−トウ方向に延びる打球面部分を含む打球面ボディ部材であって、該打球面部分が、打球面、トウ側およびヒール側を含み、該打球面ボディ部材が、打球面部分のヒール側において打球面に対して鈍角に後方に延びるアームをさらに含む、打球面ボディ部材、および
該打球面ボディ部材と係合したリヤボディ部材
を含むパターヘッド。
[本発明1002]
打球面が3°以下のロフト角を有する、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1003]
リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と取り外し可能に係合している、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1004]
リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該外側カバー材料が、ゴムまたはポリマー材料よりも高い密度を有する加重材料でドープされたゴムまたはポリマー材料を含み、第一のファスナが該中央ボディ部分の第一端に係合し、第二のファスナが該中央ボディ部分の第二端に係合する、本発明1003のパターヘッド。
[本発明1005]
鈍角が120°〜150°の範囲内である、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1006]
リヤボディ部材が、打球面部分のトウ側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからヒール−トウ方向に延びる第二のアームとを含む、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1007]
包囲された空間がリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されている、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1008]
打球面ボディ部材と係合しているとき、リヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1009]
パターヘッドが、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度D CG を有し、D CG /Bの比が少なくとも0.425である、本発明1001のパターヘッド。
[本発明1010]
D CG /Bの比が少なくとも0.48である、本発明1009のパターヘッド。
[本発明1011]
D CG /Bの比が少なくとも0.52である、本発明1009のパターヘッド。
[本発明1012]
全幅寸法が少なくとも2インチである、本発明1009のパターヘッド。
[本発明1013]
打球面部分とリヤボディ部分とを含むパターヘッドボディを含むパターヘッドであって、該パターヘッドボディが、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度D CG を有し、D CG /Bの比が少なくとも0.425である、パターヘッド。
[本発明1014]
D CG /Bの比が少なくとも0.48である、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1015]
D CG /Bの比が少なくとも0.52である、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1016]
打球面部分が打球面部材として提供され、リヤボディ部分が別個のリヤボディ部材として提供され、該リヤボディ部材が該打球面部材よりも大きな質量を有する、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1017]
打球面部材が、ヒール−トウ方向に延び、かつ打球面、トウ側、ヒール側、および該ヒール側において該打球面に対して鈍角に後方に延びるアームを含む、本発明1016のパターヘッド。
[本発明1018]
鈍角が100°〜170°の範囲内である、本発明1017のパターヘッド。
[本発明1019]
リヤボディ部材が、打球面部材のトウ側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからヒール−トウ方向に延びる第二のアームとを含む、本発明1017のパターヘッド。
[本発明1020]
リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と取り外し可能に係合している、本発明1016のパターヘッド。
[本発明1021]
リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該リヤボディ部材が、該中央ボディ部分の係合によって打球面部材と係合している、本発明1016のパターヘッド。
[本発明1022]
リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該外側カバー材料が、ゴムまたはポリマー材料よりも高い密度を有する加重材料でドープされたゴムまたは他のポリマー材料を含む、本発明1016のパターヘッド。
[本発明1023]
包囲された空間がリヤボディ部分と打球面ボディ部分との間に画定されている、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1024]
パターヘッドボディがパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1025]
打球面部分の打球面が3°以下のロフト角を有する、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1026]
全幅寸法が少なくとも2インチである、本発明1013のパターヘッド。
[本発明1027]
その中に画定された開口を有する後方に延びるボディ支持体を含む打球ヘッドボディ部材と、
該打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、
該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端、および
該打球ヘッドボディ部材中の開口を通って延びる、該第一端と該第二端との間の中央部分
を有するリヤボディ部材と
を含むパターヘッド。
[本発明1028]
打球ヘッドボディ部材が、ヒール側における第一の後方に延びるアームと、トウ側における第二の後方に延びるアームとを含み、リヤボディ部材が、該第一の後方に延びるアームおよび該第二の後方に延びるアームと係合している、本発明1027のパターヘッド。
[本発明1029]
第一の後方に延びるアームが、(a)後方かつ打球ヘッドボディ部材の打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)該第一の部分から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる第二の部分を含み、
第二の後方に延びるアームが、(a)後方かつ該打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)第二の後方に延びるアームの第一の部分から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる第二の部分を含み、
リヤボディ部材が該第一および第二の後方に延びるアームの第二の部分と係合している、本発明1028のパターヘッド。
[本発明1030]
第一の空間が、後方に延びるボディ支持体のヒール側において打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に画定され、第二の空間が、該後方に延びるボディ支持体のトウ側において該打球ヘッドボディ部材と該リヤボディ部材との間に画定されている、本発明1027のパターヘッド。
[本発明1031]
リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、本発明1027のパターヘッド。
[本発明1032]
打球ヘッドボディ部材と、
該打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、
該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端、および
該第一端と該第二端との間の中央部分
を有するリヤボディ部材と
を含むパターヘッドであって、該中央部分が、その上にアライメントエイドを含み前方に突出するプラットフォームを含む、パターヘッド。
[本発明1033]
打球ヘッドボディ部材が、その上にアライメントエイドを含み後方に突出するプラットフォームを含み、リヤボディ部材の中央部分のアライメントエイドが該打球ヘッドボディ部材の後方に突出するプラットフォームのアライメントエイドと整合する、本発明1032のパターヘッド。
[本発明1034]
前方に突出するプラットフォーム上のアライメントエイドが突起を含み、後方に突出するプラットフォーム上のアライメントエイドが切欠きを含み、該突起が該切欠きと整合する、本発明1033のパターヘッド。
[本発明1035]
アライメントエイドが、前方に突出するプラットフォーム上の隆起した三角形の要素を含む、本発明1032のパターヘッド。
[本発明1036]
打球ヘッドボディ部材が、ヒール側における第一の後方に延びるアームと、トウ側における第二の後方に延びるアームとを含み、リヤボディ部材が、該第一の後方に延びるアームおよび該第二の後方に延びるアームと係合している、本発明1032のパターヘッド。
[本発明1037]
第一の後方に延びるアームが、打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延び、第二の後方に延びるアームが、該打球面から該打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、本発明1036のパターヘッド。
[本発明1038]
打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に空間が画定されている、本発明1032のパターヘッド。
[本発明1039]
リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、本発明1032のパターヘッド。
[本発明1040]
(a)打球ヘッドボディ部材のヒール側における第一の後方に延びるアームであって、該打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第一の後方に延びるアーム、および(b)該打球ヘッドボディ部材のトウ側における第二の後方に延びるアームであって、該打球面から該打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第二の後方に延びるアーム
を含む打球ヘッドボディ部材、ならびに
該第一の後方に延びるアームと係合した第一端と、該第二の後方に延びるアームと係合した第二端とを有する、ゴム引きタングステン材料を含むリヤボディ部材
を含むパターヘッド。
[本発明1041]
リヤボディ部材がステンレス鋼材料をさらに含む、本発明1040のパターヘッド。
[本発明1042]
第一の後方に延びるアームが、それと係合した第一のウエイト部材を含み、第二の後方に延びるアームが、それと係合した第二のウエイト部材を含む、本発明1040のパターヘッド。
[本発明1043]
打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に空間が画定されている、本発明1040のパターヘッド。
[本発明1044]
打球ヘッドボディ部材と、
該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第一端およびパターヘッドのどの部分とも係合していない自由な第二端を有するリヤボディ部材と
を含むパターヘッド。
[本発明1045]
打球ヘッドボディ部材のリヤ部分が、リヤボディ部材のヒール側まで延びる後方に突出するプラットフォームを含む、本発明1044のパターヘッド。
[本発明1046]
打球ヘッドボディ部材が、ヒール側において後方に延びるアームを含み、リヤボディ部材が該後方に延びるアームと係合している、本発明1044のパターヘッド。
[本発明1047]
後方に延びるアームが、打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、本発明1046のパターヘッド。
[本発明1048]
リヤボディ部材の自由な第二端と打球ヘッドボディ部材の背面との間のギャップが、該打球ヘッドボディ部材と該リヤボディ部材との間に画定された空間に通じる開口を提供する、本発明1044のパターヘッド。
[本発明1049]
リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、本発明1044のパターヘッド。
[本発明1050]
パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、
その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料、および
該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材
を含むパターヘッド。
[本発明1051]
打球面の中央部分が、打球面ボディ部材の表面に提供された開口の中に係合しているインサート要素を構成する、本発明1050のパターヘッド。
[本発明1052]
パターヘッドの上部と下部との間の打球面の中央部分の外面が、ポリマー材料および金属材料を含み、
該打球面の中央部分の外面の上下断面が、ポリマー材料と金属材料とを交互に含みかつ
(a)該外面に画定された第一の溝であって、断面において、第一の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第一の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第一の溝、
(b)該外面に該第一の溝よりも上部寄りに画定された第二の溝であって、断面において、第二の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第二の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第二の溝、および
(c)該外面に該第二の溝よりも上部寄りに画定された第三の溝であって、断面において、第三の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第三の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第三の溝
を含む複数の溝を含む構造を有する、本発明1050のパターヘッド。
[本発明1053]
複数の開口が、打球面に画定されかつ該打球面の中央部分を横切って延びる第一の細長い開口を含み、
第一の溝が、
該打球面の外面に画定され、かつ
該打球面の中央部分を構成する材料が該第一の溝の第一の縁を形成し、該第一の細長い開口中に露出したポリマー材料が、該第一の縁とは反対側に位置する該第一の溝の第二の縁を形成するように形成されている、本発明1050のパターヘッド。
[本発明1054]
複数の開口が、打球面に画定されかつ該打球面の中央部分を横切って延びる第二の細長い開口を含み、
第二の溝が、
該打球面の外面に画定され、かつ
該打球面の中央部分を構成する材料が該第二の溝の第一の縁を形成し、該第二の細長い開口中に露出したポリマー材料が、該第二の溝の第一の縁とは反対側に位置する該第二の溝の第二の縁を形成するように形成されている、本発明1053のパターヘッド。
[本発明1055]
打球面ボディ部材が、打球面の第一の側において後方に延びるアームを含む、本発明1050のパターヘッド。
[本発明1056]
リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と係合している、本発明1055のパターヘッド。
[本発明1057]
アームが打球面に対して鈍角で延びる、本発明1055のパターヘッド。
[本発明1058]
角度が120°〜150°の範囲内である、本発明1057のパターヘッド。
[本発明1059]
リヤボディ部材が、打球面の第二の側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからトウ方向に延びる第二のアームとを含む、本発明1055のパターヘッド。
[本発明1060]
打球面ボディ部材と係合しているとき、リヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、本発明1050のパターヘッド。
[本発明1061]
パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、
その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料、
該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第一のリヤボディ部材、および
該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第二のリヤボディ部材
を含み、重量、重量配分、材料、色、形状、バランス、テクスチャおよびグラフィックスからなる群より選択される少なくとも一つのやり方で、該第一のリヤボディ部材が該第二のリヤボディ部材とは異なる、パッティングシステム。
[本発明1062]
打球面ボディ部材が、打球面の一つの側において後方に延びるアームを含む、本発明1061のパッティングシステム。
[本発明1063]
第一のリヤボディ部材および第二のリヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と係合可能である、本発明1062のパッティングシステム。
[本発明1064]
アームが打球面に対して鈍角で延びる、本発明1062のパッティングシステム。
[本発明1065]
角度が120°〜150°の範囲内である、本発明1064のパッティングシステム。
[本発明1066]
第一のリヤボディ部材が、打球面の第二の側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからトウ方向に延びる第二のアームとを含む、本発明1062のパッティングシステム。
[本発明1067]
包囲された空間が第一のリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されている、本発明1061のパッティングシステム。
[本発明1068]
第一のリヤボディ部材が非対称である、本発明1061のパッティングシステム。
[本発明1069]
打球面ボディ部材と係合しているとき、第一のリヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、本発明1061のパッティングシステム。
[本発明1070]
その中に画定された中央の凹みを有する打球面を含む打球面ボディ部材と、
該打球面ボディ部材の中央の凹みの中に係合したインサートであって、
該インサートがポリマーベース材料を含み、
該ポリマーベース材料の露出面に複数の凹みが画定されており、該複数の凹みの少なくともいくつかがその中に取り付けられた縁要素を含み、それによって、該凹みの縁と、該凹みの中に取り付けられた該縁要素の隣接する縁との間でその中に画定された溝をパターヘッドの打球面に提供する、インサートと、
該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材と
を含むパッティング装置。
[本発明1071]
パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材と、
その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料と、
該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材と、
該打球面ボディ部材および該リヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトと
を含むパター。

Claims (71)

  1. ヒール−トウ方向に延びる打球面部分を含む打球面ボディ部材であって、該打球面部分が、打球面、トウ側およびヒール側を含み、該打球面ボディ部材が、打球面部分のヒール側において打球面に対して鈍角に後方に延びるアームをさらに含む、打球面ボディ部材、および
    該打球面ボディ部材と係合したリヤボディ部材
    を含むパターヘッド。
  2. 打球面が3°以下のロフト角を有する、請求項1記載のパターヘッド。
  3. リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と取り外し可能に係合している、請求項1記載のパターヘッド。
  4. リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該外側カバー材料が、ゴムまたはポリマー材料よりも高い密度を有する加重材料でドープされたゴムまたはポリマー材料を含み、第一のファスナが該中央ボディ部分の第一端に係合し、第二のファスナが該中央ボディ部分の第二端に係合する、請求項3記載のパターヘッド。
  5. 鈍角が120°〜150°の範囲内である、請求項1記載のパターヘッド。
  6. リヤボディ部材が、打球面部分のトウ側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからヒール−トウ方向に延びる第二のアームとを含む、請求項1記載のパターヘッド。
  7. 包囲された空間がリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されている、請求項1記載のパターヘッド。
  8. 打球面ボディ部材と係合しているとき、リヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、請求項1記載のパターヘッド。
  9. パターヘッドが、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度DCGを有し、DCG/Bの比が少なくとも0.425である、請求項1記載のパターヘッド。
  10. DCG/Bの比が少なくとも0.48である、請求項9記載のパターヘッド。
  11. DCG/Bの比が少なくとも0.52である、請求項9記載のパターヘッド。
  12. 全幅寸法が少なくとも2インチである、請求項9記載のパターヘッド。
  13. 打球面部分とリヤボディ部分とを含むパターヘッドボディを含むパターヘッドであって、該パターヘッドボディが、前後方向における全幅寸法Bおよび前後方向における重心深度DCGを有し、DCG/Bの比が少なくとも0.425である、パターヘッド。
  14. DCG/Bの比が少なくとも0.48である、請求項13記載のパターヘッド。
  15. DCG/Bの比が少なくとも0.52である、請求項13記載のパターヘッド。
  16. 打球面部分が打球面部材として提供され、リヤボディ部分が別個のリヤボディ部材として提供され、該リヤボディ部材が該打球面部材よりも大きな質量を有する、請求項13記載のパターヘッド。
  17. 打球面部材が、ヒール−トウ方向に延び、かつ打球面、トウ側、ヒール側、および該ヒール側において該打球面に対して鈍角に後方に延びるアームを含む、請求項16記載のパターヘッド。
  18. 鈍角が100°〜170°の範囲内である、請求項17記載のパターヘッド。
  19. リヤボディ部材が、打球面部材のトウ側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからヒール−トウ方向に延びる第二のアームとを含む、請求項17記載のパターヘッド。
  20. リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と取り外し可能に係合している、請求項16記載のパターヘッド。
  21. リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該リヤボディ部材が、該中央ボディ部分の係合によって打球面部材と係合している、請求項16記載のパターヘッド。
  22. リヤボディ部材が、中央ボディ部分と、該中央ボディ部分の少なくとも大部分を被覆する外側カバー材料とを含み、該外側カバー材料が、ゴムまたはポリマー材料よりも高い密度を有する加重材料でドープされたゴムまたは他のポリマー材料を含む、請求項16記載のパターヘッド。
  23. 包囲された空間がリヤボディ部分と打球面ボディ部分との間に画定されている、請求項13記載のパターヘッド。
  24. パターヘッドボディがパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、請求項13記載のパターヘッド。
  25. 打球面部分の打球面が3°以下のロフト角を有する、請求項13記載のパターヘッド。
  26. 全幅寸法が少なくとも2インチである、請求項13記載のパターヘッド。
  27. その中に画定された開口を有する後方に延びるボディ支持体を含む打球ヘッドボディ部材と、
    該打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、
    該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端、および
    該打球ヘッドボディ部材中の開口を通って延びる、該第一端と該第二端との間の中央部分
    を有するリヤボディ部材と
    を含むパターヘッド。
  28. 打球ヘッドボディ部材が、ヒール側における第一の後方に延びるアームと、トウ側における第二の後方に延びるアームとを含み、リヤボディ部材が、該第一の後方に延びるアームおよび該第二の後方に延びるアームと係合している、請求項27記載のパターヘッド。
  29. 第一の後方に延びるアームが、(a)後方かつ打球ヘッドボディ部材の打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)該第一の部分から打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる第二の部分を含み、
    第二の後方に延びるアームが、(a)後方かつ該打球面に対して実質的に垂直に延びる第一の部分、および(b)第二の後方に延びるアームの第一の部分から打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる第二の部分を含み、
    リヤボディ部材が該第一および第二の後方に延びるアームの第二の部分と係合している、請求項28記載のパターヘッド。
  30. 第一の空間が、後方に延びるボディ支持体のヒール側において打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に画定され、第二の空間が、該後方に延びるボディ支持体のトウ側において該打球ヘッドボディ部材と該リヤボディ部材との間に画定されている、請求項27記載のパターヘッド。
  31. リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、請求項27記載のパターヘッド。
  32. 打球ヘッドボディ部材と、
    該打球ヘッドボディ部材のトウ側に係合した第一端、
    該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第二端、および
    該第一端と該第二端との間の中央部分
    を有するリヤボディ部材と
    を含むパターヘッドであって、該中央部分が、その上にアライメントエイドを含み前方に突出するプラットフォームを含む、パターヘッド。
  33. 打球ヘッドボディ部材が、その上にアライメントエイドを含み後方に突出するプラットフォームを含み、リヤボディ部材の中央部分のアライメントエイドが該打球ヘッドボディ部材の後方に突出するプラットフォームのアライメントエイドと整合する、請求項32記載のパターヘッド。
  34. 前方に突出するプラットフォーム上のアライメントエイドが突起を含み、後方に突出するプラットフォーム上のアライメントエイドが切欠きを含み、該突起が該切欠きと整合する、請求項33記載のパターヘッド。
  35. アライメントエイドが、前方に突出するプラットフォーム上の隆起した三角形の要素を含む、請求項32記載のパターヘッド。
  36. 打球ヘッドボディ部材が、ヒール側における第一の後方に延びるアームと、トウ側における第二の後方に延びるアームとを含み、リヤボディ部材が、該第一の後方に延びるアームおよび該第二の後方に延びるアームと係合している、請求項32記載のパターヘッド。
  37. 第一の後方に延びるアームが、打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延び、第二の後方に延びるアームが、該打球面から該打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、請求項36記載のパターヘッド。
  38. 打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に空間が画定されている、請求項32記載のパターヘッド。
  39. リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、請求項32記載のパターヘッド。
  40. (a)打球ヘッドボディ部材のヒール側における第一の後方に延びるアームであって、該打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第一の後方に延びるアーム、および(b)該打球ヘッドボディ部材のトウ側における第二の後方に延びるアームであって、該打球面から該打球面のトウ縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、第二の後方に延びるアーム
    を含む打球ヘッドボディ部材、ならびに
    該第一の後方に延びるアームと係合した第一端と、該第二の後方に延びるアームと係合した第二端とを有する、ゴム引きタングステン材料を含むリヤボディ部材
    を含むパターヘッド。
  41. リヤボディ部材がステンレス鋼材料をさらに含む、請求項40記載のパターヘッド。
  42. 第一の後方に延びるアームが、それと係合した第一のウエイト部材を含み、第二の後方に延びるアームが、それと係合した第二のウエイト部材を含む、請求項40記載のパターヘッド。
  43. 打球ヘッドボディ部材とリヤボディ部材との間に空間が画定されている、請求項40記載のパターヘッド。
  44. 打球ヘッドボディ部材と、
    該打球ヘッドボディ部材のヒール側に係合した第一端およびパターヘッドのどの部分とも係合していない自由な第二端を有するリヤボディ部材と
    を含むパターヘッド。
  45. 打球ヘッドボディ部材のリヤ部分が、リヤボディ部材のヒール側まで延びる後方に突出するプラットフォームを含む、請求項44記載のパターヘッド。
  46. 打球ヘッドボディ部材が、ヒール側において後方に延びるアームを含み、リヤボディ部材が該後方に延びるアームと係合している、請求項44記載のパターヘッド。
  47. 後方に延びるアームが、打球ヘッドボディ部材の打球面から該打球面のヒール縁の外側の位置まで斜めに後方に延びる、請求項46記載のパターヘッド。
  48. リヤボディ部材の自由な第二端と打球ヘッドボディ部材の背面との間のギャップが、該打球ヘッドボディ部材と該リヤボディ部材との間に画定された空間に通じる開口を提供する、請求項44記載のパターヘッド。
  49. リヤボディ部材がゴム引きタングステン材料を含む、請求項44記載のパターヘッド。
  50. パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、
    その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料、および
    該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材
    を含むパターヘッド。
  51. 打球面の中央部分が、打球面ボディ部材の表面に提供された開口の中に係合しているインサート要素を構成する、請求項50記載のパターヘッド。
  52. パターヘッドの上部と下部との間の打球面の中央部分の外面が、ポリマー材料および金属材料を含み、
    該打球面の中央部分の外面の上下断面が、ポリマー材料と金属材料とを交互に含みかつ
    (a)該外面に画定された第一の溝であって、断面において、第一の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第一の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第一の溝、
    (b)該外面に該第一の溝よりも上部寄りに画定された第二の溝であって、断面において、第二の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第二の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第二の溝、および
    (c)該外面に該第二の溝よりも上部寄りに画定された第三の溝であって、断面において、第三の溝の第一の縁が金属材料によって画定され、該第一の縁とは反対側の第三の溝の第二の縁がポリマー材料によって画定されている、第三の溝
    を含む複数の溝を含む構造を有する、請求項50記載のパターヘッド。
  53. 複数の開口が、打球面に画定されかつ該打球面の中央部分を横切って延びる第一の細長い開口を含み、
    第一の溝が、
    該打球面の外面に画定され、かつ
    該打球面の中央部分を構成する材料が該第一の溝の第一の縁を形成し、該第一の細長い開口中に露出したポリマー材料が、該第一の縁とは反対側に位置する該第一の溝の第二の縁を形成するように形成されている、請求項50記載のパターヘッド。
  54. 複数の開口が、打球面に画定されかつ該打球面の中央部分を横切って延びる第二の細長い開口を含み、
    第二の溝が、
    該打球面の外面に画定され、かつ
    該打球面の中央部分を構成する材料が該第二の溝の第一の縁を形成し、該第二の細長い開口中に露出したポリマー材料が、該第二の溝の第一の縁とは反対側に位置する該第二の溝の第二の縁を形成するように形成されている、請求項53記載のパターヘッド。
  55. 打球面ボディ部材が、打球面の第一の側において後方に延びるアームを含む、請求項50記載のパターヘッド。
  56. リヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と係合している、請求項55記載のパターヘッド。
  57. アームが打球面に対して鈍角で延びる、請求項55記載のパターヘッド。
  58. 角度が120°〜150°の範囲内である、請求項57記載のパターヘッド。
  59. リヤボディ部材が、打球面の第二の側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからトウ方向に延びる第二のアームとを含む、請求項55記載のパターヘッド。
  60. 打球面ボディ部材と係合しているとき、リヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、請求項50記載のパターヘッド。
  61. パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材、
    その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料、
    該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第一のリヤボディ部材、および
    該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合可能な第二のリヤボディ部材
    を含み、重量、重量配分、材料、色、形状、バランス、テクスチャおよびグラフィックスからなる群より選択される少なくとも一つのやり方で、該第一のリヤボディ部材が該第二のリヤボディ部材とは異なる、パッティングシステム。
  62. 打球面ボディ部材が、打球面の一つの側において後方に延びるアームを含む、請求項61記載のパッティングシステム。
  63. 第一のリヤボディ部材および第二のリヤボディ部材が、打球面を貫いて延びる第一のファスナと、アームを貫いて延びる第二のファスナとを介して打球面ボディ部材と係合可能である、請求項62記載のパッティングシステム。
  64. アームが打球面に対して鈍角で延びる、請求項62記載のパッティングシステム。
  65. 角度が120°〜150°の範囲内である、請求項64記載のパッティングシステム。
  66. 第一のリヤボディ部材が、打球面の第二の側において後方に延びる第一のアームと、打球面ボディ部材のアームからトウ方向に延びる第二のアームとを含む、請求項62記載のパッティングシステム。
  67. 包囲された空間が第一のリヤボディ部材と打球面ボディ部材との間に画定されている、請求項61記載のパッティングシステム。
  68. 第一のリヤボディ部材が非対称である、請求項61記載のパッティングシステム。
  69. 打球面ボディ部材と係合しているとき、第一のリヤボディ部材がパターヘッドの前後中心線に対して非対称である、請求項61記載のパッティングシステム。
  70. その中に画定された中央の凹みを有する打球面を含む打球面ボディ部材と、
    該打球面ボディ部材の中央の凹みの中に係合したインサートであって、
    該インサートがポリマーベース材料を含み、
    該ポリマーベース材料の露出面に複数の凹みが画定されており、該複数の凹みの少なくともいくつかがその中に取り付けられた縁要素を含み、それによって、該凹みの縁と、該凹みの中に取り付けられた該縁要素の隣接する縁との間でその中に画定された溝をパターヘッドの打球面に提供する、インサートと、
    該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材と
    を含むパッティング装置。
  71. パッティングストローク中にボールに接触するための中央部分を有する打球面を含む打球面ボディ部材であって、該中央部分が、その中に画定された複数の開口を含む、打球面ボディ部材と、
    その大部分が該打球面の外面の背後に位置し、その一部分が該複数の開口を通って該打球面の外面に露出しているポリマー材料と、
    該打球面ボディ部材と取り外し可能に係合したリヤボディ部材と、
    該打球面ボディ部材および該リヤボディ部材の少なくとも一つと係合したシャフトと
    を含むパター。
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