JP2014501824A - ポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液の製法 - Google Patents
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Abstract
Description
第一の工程では、少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(e)を、
少なくとも1つのポリウレタン(P1)、
少なくとも1つのレドックス開始剤系(I)及び
少なくとも1つの鉄化合物(F)の存在下で、少なくとも部分的にラジカル重合し、かつ引き続き、
第二の工程では、少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(f)をラジカル重合し、その際、少なくとも1つのポリウレタン(P1)は、イソシアネート基含有構成成分として、脂肪族及び/又は脂環式イソシアネートのみから構成され、かつポリウレタン1kg当たり500mmol未満の少なくとも部分的に中和された酸基の含有量を有し、
第一の工程の少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(e)は、少なくとも50℃のガラス転移温度を有し、
第二の工程の少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(f)は、20℃までのガラス転移温度を有し、
ポリウレタン(P1):第一と第二の工程のエチレン性不飽和化合物(e)と(f)の合計は、50:50〜10:90であり、かつラジカル重合の間の温度は85℃以下である。
− N−(シクロ)アルキルピロリドン、有利にはN−エチルピロリドン(WO2005/090430から公知のもの)、
− N−(シクロ)アルキルピロリドン/ジアルキレングリコールジアルキルエーテルからなる混合物、有利にはN−エチルピロリドン/ジプロピレングリコールジメチルエーテルから成る混合物、又はN−アルキルカプロラクタム(DE102007028890から公知のもの)、ならびに
− 環置換されたN−アルキルピロリドン(例えば、参考文献PCT/EP2010/057868、提出日2010年6月7日の国際特許明細書から公知のようなもの)、及び毒性のNMPの代用品として本発明により使用される。
I)次のもの:
a)4〜30個の炭素原子を有する少なくとも1つの多価イソシアネート、
b)ジオール、そのうち
b1)ジオール(b)の全体量に対して、10〜100mol%は、500〜5000の分子量を有する、及び
b2)ジオール(b)の全体量に対して、0〜90mol%は、60〜500g/molの分子量を有する、
c)場合によりジオール(b)とは異なる、アルコール性ヒドロキシル基又は第一級アミノ基もしくは第二級アミノ基である反応性基を有する更なる多価化合物、
d)モノマー(a)、(b)及び(c)とは異なる、少なくとも1つのイソシアネート基又はイソシアネート基に対して反応性である少なくとも1つの基を有し、ポリウレタンの水分散性に作用する更に少なくとも1つの親水基又は潜在的な親水基を有するモノマー
を溶剤の存在下で反応させることにより、ポリウレタンを製造し、及び
II)引き続き、前記ポリウレタンを水中で分散させ、
III)工程IIの前、間及び/又は後に、場合によりポリアミンを加えることができる。
1)イソシアヌレート基を有する脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアネートからのポリイソシアネート。この場合に特に有利であるのは、相応の脂肪族及び/又は脂環式イソシアナト−イソシアヌレート、及び特にヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネートをベースとするものが挙げられる。この場合に存在するイソシアヌレートは、特にトリス−イソシアナトアルキル又はトリス−イソシアナトシクロアルキル−イソシアヌレートであり、これはジイソシアネートの環状トリマーであるか、又は1つよりも多いイソシアヌレート環を有するそれらのより高分子の同族体との混合物である。イソシアナト−イソシアヌレートは、一般に10質量%〜30質量%、特に15質量%〜25質量%のNCO−含有量、及び3〜4.5のNCO−平均官能価を有する。
2)脂肪族及び/又は脂環式により結合したイソシアナト基を有するウレットジオンジイソシアネート、有利には脂肪族及び/又は脂環式により結合した、及び特にヘキサメチレンジイソシアネート又はイソホロンジイソシアネートから誘導されるものを有するウレットジオンジイソシアネート。ウレットジオンジイソシアネートは、ジイソシアネートの環状二量体生成物である。調製物中では、ウレットジオンジイソシアネートは単独の成分として、又は他のポリイソシアネートとの混合物の形で、特に1)で記載したものを使用できる。
3)脂環式又は脂肪族により結合した、有利には脂環式又は脂肪族により結合したイソシアネート基を有するビウレット基を有するポリイソシアネート、特にトリス(6−イソシアナトヘキシル)ビウレット又はその高分子同族体との混合物を有するビウレット基を有するポリイソシアネート。ビウレット基を有するポリイソシアネートは、一般に18質量%〜22質量%のNCO含有量及び3〜4.5のNCO−平均官能価を有する。
4)脂肪族又は脂環式により結合した、有利には脂肪族又は脂環式により結合したイソシアネート基を有するウレタン基及び/又はアロファネート基を有するポリイソシアネート、これらは例えば過剰量のヘキサメチレンジイソシアネート又はイソホロンジイソシアネートと、多価アルコール、例えば、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリトリトール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,3−プロパンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセロール、1,2−ジヒドロキシプロパン又はこれらの混合物の反応により得ることができる。ウレタン基及び/又はアロファネート基を有するこれらのポリイソシアネートは、一般に12質量%〜20質量%のNCO−含有量及び2.5〜3のNCO−平均官能価を有する。
5)オキサジアジントリオン基を含有するポリイソシアネート、有利にはヘキサメチレンジイソシアネート又はイソホロンジイソシアネートから誘導されるもの。オキサジアジントリオンを含有するこのようなポリイソシアネートは、ジイソシアネートと二酸化炭素から製造可能である。
6)ウレトンイミン−変性ポリイソシアネート。
RG−R4−DG
(式中、
RGは、少なくとも1つのイソシアネートに対して反応性の基であり、
DGは、少なくとも1つの反応性分散基、及び
R4は、1〜20個の炭素原子を有する脂肪族、脂環式又は芳香族基である)
により表される。
HO−R1−CR3(COOH)−R2−OH
(式中、R1とR2は、それぞれC1〜C4−アルカンジイル単位であり、かつR3は、C1〜C4−アルキル単位である)の化合物が有利である。特にジメチロール酪酸及び特にジメチロールプロピオン酸(DMPA)が有利である。
H2N−R1−CR3(COOH)−R2−NH2
(式中、R1、R2及びR3は、上記のものと同じ意味を有する)
である。
e1)少なくとも1つの(シクロ)アルキル(メタ)アクリレートを少なくとも60質量%、有利には少なくとも70質量%、特に有利には少なくとも80質量%、及び100質量%まで、更に有利には95質量%まで、特に有利には90質量%まで、
e2)少なくとも1つの官能基を有する少なくとも1つの(メタ)アクリレート又は(メタ)アクリルアミドを0質量%、有利には少なくとも5質量%、及び特に有利には少なくとも10質量%及び40質量%まで、有利には30質量%まで、及び特に有利には20質量%まで、
e3)正確に1個のラジカル重合可能な二重結合を有する少なくとも1個の芳香族環系を含むラジカル重合可能なモノマーを0〜15質量%、有利には0〜10質量%、及び特に有利には0〜5質量%、
e4)場合により、α,β−不飽和カルボン酸を、上記の酸基の含有量を超えない量で、有利には0質量%、及び
e5)少なくとも2つのラジカル重合可能な二重結合を有する少なくとも1つの化合物を0〜3質量%、有利には0〜1質量%、特に有利には少なくとも0〜0.5質量%、
但し、前記合計は常に100質量%であり、かつこのモノマー混合物に記載したガラス転移温度ならびに本発明による酸基の含有量が保持されることを条件とする。
f1)少なくとも1つの(シクロ)アルキル(メタ)アクリレートを少なくとも60質量%、有利には少なくとも70質量%、及び特に有利には少なくとも80質量%、及び100質量%まで、更に有利には95質量%まで、及び特に有利には90質量%まで、
f2)少なくとも1つの官能基を有する、少なくとも1つの(メタ)アクリレート又は(メタ)アクリルアミドを0質量%、有利には少なくとも5質量%、及び特に有利には少なくとも10質量%、及び40質量%まで、有利には30質量%まで、及び特に有利には20質量%まで、
f3)正確に1個のラジカル重合可能な二重結合を有する、少なくとも1つの芳香族環系を含むラジカル重合可能なモノマーを0〜5質量%、有利には0〜3質量%、及び特に有利には0質量%、
f4)場合により、α,β−不飽和カルボン酸を、上記の酸基の含有量を超えないような量で、及び
f5)少なくとも2個のラジカル重合可能な二重結合を有する少なくとも1つの化合物を0〜3質量%、有利には0〜1質量%、特に有利には少なくとも0〜0.5質量%、
但し、前記合計は常に100質量%であり、かつこのモノマー混合物に記載したガラス転移温度ならびに本発明による酸基の含有量が保持されることを条件とする。
高充填された内部塗料、洗い耐性、白/マット 約85
内部塗料、耐摩耗性、白/マット 約80
半光沢塗料、シルキーマット 約35
半光沢塗料、シルキーグロス 約25
高光沢塗料 約15〜25
外部−石工塗料、白 約45〜55
クリアラッカー <5。
ポリウレタンPU−Iを次のように製造した:
アジピン酸、イソフタル酸及びヘキサンジオール−1,6の当量混合物から製造されたOH数56のポリステロール392g(0.196mol)、ジメチロールプロピオン酸39.4g(0.294mol)、1,4−ブタンジオール70.6g(0.784mol)及びアセトン98gを圧力装置に装入し、かつ45℃まで加熱した。これにイソホロンジイソシアネート339.2g(1.526mol)を添加し、かつ90℃で4時間撹拌した。次に、アセトン800gで希釈し、大気圧まで圧放し、かつ35℃まで冷却した。測定された溶液のNCO含有量は1.4質量%であった。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に脱イオン水200.8g及び15質量%濃度ラウリル硫酸ナトリウムの水溶液35.0gを20〜25℃(室温)で装入し、かつ撹拌しながら87℃まで加熱した。この温度に達した際に、29.8gの供給物1及び引き続き温度を保持しながら2.0gの供給物3を添加し、かつ5分間重合した。その後に、供給物1の残量を120分以内に同時に開始し、かつそれと平行して供給物3の残量を165分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。供給物1の終わりに、供給物2を開始し、かつ45分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。
脱イオン水 329.1g
ラウリル硫酸ナトリウムの15質量%濃度水溶液 23.3g
アクリルアミドの50質量%濃度水溶液 5.7g
アクリル酸 5.1g
メチルメタクリレート中のウレイドメタクリレートの25質量%濃度の溶液
(Roehm GmbH社のPlex(登録商標)6844−O) 27.0g
メチルメタクリレート 199.2g
2−エチルヘキシルアクリレート 285.5g
供給物2(均一な混合物):
脱イオン水 174.4g
ラウリル硫酸ナトリウムの15質量%濃度水溶液 8.9g
アクリル酸 5.1g
メチルメタクリレート中のウレイドメタクリレートの25質量%濃度の溶液
(Roehm GmbH社のPlex(登録商標)6844−O) 27.0g
メチルメタクリレート 148.2g
供給物3(均一な混合物):
脱イオン水 13.0g
ペルオキソ二硫酸ナトリウム 1.0g
供給物2と3が終わった後に、重合混合物を87℃で更に30分間後反応させた。これに引き続き、重合混合物に同時に別々の供給管を介して、5質量%濃度の過酸化水素水溶液22.4g及びアスコルビン酸1.0gと脱イオン水26.5gから成る溶液を60分間にわたり一定のマスフローで連続的に供給した。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水105.7gと上記のように製造したPU−I209.3gを装入し、かつ撹拌しながら85℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシドの10質量%濃度水溶液24.0gと水40.0gを添加した。引き続き、この温度を保持しながら、RongalitC(ヒドロキシメタンスルホン酸のナトリウム塩、BASF)の2.87%濃度水溶液63.6gを140分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。RongalitCの供給開始から5分後に、平行して重合混合物にスチレン89.6gを40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。スチレン供給物を供給した10分後に、供給物2を一定のマスフローで連続的に供給した。
グリシジルメタクリレート 3.36g
ヒドロキシエチルアクリレート 3.36g
メチルメタクリレート 43.10g
ブチルアクリレート 28.56g
得られたポリマー水性分散液は、40.1質量%の固形分を有した。合成の際に、ガラス壁及び撹拌機に2gよりも多い脆い凝固物が形成された。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水206.3g及び上記のように製造されたPU−I194.6g及びDissolvine(登録商標)E−FE6(鉄−カリウム−エチレンジアミンテトラアセテート錯体Akzo)の0.5質量%水溶液4.8gを装入し、かつ撹拌しながら60℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシドの10質量%濃度水溶液3.0gと水5.0gを添加した。引き続き、この温度を保持しながら、RongalitC(BASF)の2.87%濃度水溶液7.9gを140分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。RongalitCの供給開始から5分後に、平行して重合混合物に4供給物1を0分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。供給物1の供給から10分後に、供給物2を40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。
ジアセトンアクリルアミド 4.03g
ブタンジオールモノアクリレート 4.03g
ブチルアクリレート 5.04g
スチレン 5.04g
メチルメタクリレート 32.26g
供給物2(均一な混合物):
ブチルアクリレート 81.31g
メチルメタクリレート 36.29g
得られたポリマー水性分散液は、40.6質量%の固形分を有し、133nm(高性能パーティクルサイザー、HPPSにより測定)の粒子サイズ及び10℃の最小膜形成温度を有した。この種の反応の方法では、分散液中に0.1gよりも少ない凝固物が形成された。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水127.5g及び上記のように製造されたPU−I324.3gを装入し、かつ撹拌しながら(1分当たり150回転、アンカー撹拌機)85℃まで加熱した。この温度に達した際に、ナトリウムペルオキソジスルフェートの7質量%濃度水溶液17.1gを添加した。
ジアセトンアクリルアミド 4.80g
メチルメタクリレート 37.20g
n−ブチルメタクリレート 18.0g
得られたポリマー水性分散液は、39.1質量%の固形分を有した。合成の際に、ガラス壁、撹拌機及び分散液中に全部で8gよりも多い脆い凝固物が生じた。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水0.17g及び上記のように製造されたPU−I348.8gを装入し、かつ撹拌しながら(1分当たり150回転、アンカー撹拌機)85℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシドの3.75質量%濃度水溶液64.0gを添加した。この添加後に、温度を保持しながらポリマー混合物に、RongalitCの2.87質量%濃度の水溶液63.55gを140分間以内に一定のマスフローで連続的に供給し、かつブタンジオールジアクリレート12.0gとスチレン72.0gの混合物を40分間以内に一定に供給した(供給物1)。供給物1の終了後に、供給物2を40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。
ジアセトンアクリルアミド 4.80g
エチルアクリレート 31.20g
得られたポリマー水性分散液は、40.0質量%の固形分を有した。合成の際に、ガラス壁、撹拌機及び分散液中に全部で6gよりも多い脆い凝固物が形成された。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水138.7g及び上記のように製造されたPU−I324.3g及びDissolvine E−FE6(Akzo)の1%濃度水溶液2.4gを装入し、かつ撹拌しながら60℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシド溶液の10質量%濃度水溶液3.0g及び水5.0gを添加した。引き続き、温度を保持しながら、RongalitC(BASF)の2.87%濃度の水溶液7.9gを140分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。RongalitCの供給開始から5分後に、平行して重合混合物に供給物1を40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。供給物1の供給から10分後に、供給物2を40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。
供給物2(均一な混合物):
グリシジルメタクリレート 4.8g
n−ブチルアクリレート 67.8g
得られたポリマー水性分散液は、40.5質量%の固形分、151nm(HPPS)の粒子サイズ及び16℃の最小膜形成温度を有した。この種の反応の方法では、分散液中に0.1gより少ない凝固物が形成された。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水218.0g及び上記のように製造されたPU−I194.6g及びDissolvine E−FE6(Akzo)の0.5%濃度水溶液4.8gを装入し、かつ撹拌しながら60℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシドの10質量%濃度水溶液3.0g及び水5.0gを添加した。引き続き、温度を保持しながら、RongalitC(BASF)の2.87%濃度の水溶液7.9gを140分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。RongalitCの供給開始から5分後に、平行して重合混合物に供給物1を一定のマスフローで40分間以内に連続的に供給した。供給物1の添加から10分後に、供給物2を40分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。
アリルメタクリレート 0.72g
ブタンジオールモノアクリレート 4.03g
ブチルアクリレート 4.32g
スチレン 5.04g
メチルメタクリレート 32.29g
供給物2(均一な混合物):
ブチルアクリレート 81.31g
メチルメタクリレート 36.29g
得られたポリマー水性分散液は、40.7質量%の固形分、135nm(HPPS)の粒子サイズ及び4℃の最小膜形成温度を有した。この種の反応の方法では、分散液中に0.1gより少ない凝固物を形成した。
計量装置及び温度調節装置を備えた重合容器に、窒素雰囲気下に20〜25℃(室温)で脱イオン水296.9g及び上記のように製造されたPU−II387.1g及びDissolvine(登録商標) E−FE6(鉄−カリウムエチレンジアミンテトラアセテート錯体Akzo)の0.5%濃度水溶液9.6gを装入し、かつ撹拌しながら70℃まで加熱した。この温度に達した際に、t−ブチルヒドロペルオキシドの10質量%濃度水溶液9.6gを添加した。引き続き、温度を保持しながら、水21.0g中のLutavit C(アスコルビン酸、BASF)とアンモニアの25質量%濃度水溶液0.25gの混合物を180分間以内に一定のマスフローで連続的に供給した。アンモニアアルカリ性Lutavit C溶液の供給開始から5分後に、平行して重合混合物に一定のマスフローで供給物1を40分間以内に連続的に供給した。供給物1の供給から10分後に、一定のマスフローで供給物2を80分間以内に連続的に供給した。
ジアセトンアクリルアミド 8.06g
ブタンジオールモノアクリレート 8.06g
ブチルアクリレート 10.08g
スチレン 10.08g
メチルメタクリレート 64.51g
供給物2(均一な混合物):
ブチルアクリレート 162.60g
メチルメタクリレート 72.58g
脱イオン水 41.13g
得られたポリマー水性分散液は、42.3質量%の固形分、91nm(高性能パーティクルサイザー、HPPSにより測定)の粒子サイズ及び0℃の最小膜形成温度を有した。この種の反応方法では、分散液中に0.8gより少ない凝固物が形成された。
a)耐ブロック試験
試験体を製造するために、EN927−6、段落5に倣って、松林から成る6個の木材片(150×50×5mm)を互いに並べ、かつエリクセン塗布器を用いて左から右へ試験染料を300μmのウェット膜厚で被覆した。2〜5個の木材片だけが必要であった。室温で24時間乾燥した後に、それぞれ2個の木材片を、被覆した側を向い合せに重なるように置いた。引き続き、試験片を特定の10kgの秤(約400g/cm2の負荷に相当)で重さを計り、かつこの条件下に50℃で24時間貯蔵した。冷却後に、試験片を互いに別々にした。評価は、以下の判断基準に従って行った(曲げ、ブロッキング、フィルム剥離):
0=損傷なく、互いに被覆面が僅かに剥がれる(ゆるやかな隣接)。
1=僅かな粘着;損傷なく被覆の剥離が可能性としてある。
2=中程度の粘着;被覆フィルムの剥離が可能性としてある;僅かな粘着の痕跡と凹みの痕跡が存在する。
3=ブロッキング:塗布の際に応力白化があるが、しかしフィルム裂けは無い。
4=ブロッキング:応力白化及び僅かなフィルム裂けあり。
5=ブロッキング:完全なブロッキング、重大なフィルム裂けあり。
エリクセン塗布器を用いて、300μmのウェット膜厚で試験体をガラスに設けた。室温で24時間乾燥させた後に、ガラス板を脱イオン水の入ったビーカーに浸した。ビーカーの背後には黒いホイルを貼り、コントラストを最小化させた。時間の経過により、着色剤の曇りを視覚的にモニターし、かつ水と接触させた2時間後に0〜5の点数で評価を行った:ここで0=白化が目視できない。5=完全に白化した着色剤、もはや透明ではない。
試験すべき着色剤又は染料を、エリクセン塗布器を用いて1000μmのウェット膜厚でテフロン加工した平らなアルミニウム板に塗布した。室温で乾燥させた7日後に、遊離したフィルムをプレートから剥がし、かつ更に21日間垂直に吊るして乾燥させた。この期間の後に、DIN ISO 1184によりフィルムから試験体を片抜きした。これらの試験片を0℃で24時間貯蔵し、かつツヴィック(Zwick)装置に圧入し、破断伸びを試験するために、これを50%の湿度及び0℃で調整容器に入れた。引っ張り速度を200mm/分に設定した。遊離したフィルム当たり5個の試験体の破断伸びの平均値を測定した。
Claims (14)
- 少なくとも1つのポリウレタン(P1)の存在下で、エチレン性不飽和化合物の2工程のラジカル重合により得られるポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液において、
− 第一の工程では、少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(e)を、
− 少なくとも1つのポリウレタン(P1)、
− 少なくとも1つのレドックス開始剤系(I)及び
− 少なくとも1つの鉄化合物(F)の存在下で、少なくとも部分的にラジカル重合し、かつ引き続き、
− 第二の工程では、少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(f)を
− ラジカル重合し、その際、
− 少なくとも1つのポリウレタン(P1)は、
− イソシアネート基含有の構成成分として、脂肪族及び/又は脂環式イソシアネートのみから構成され、かつ
− ポリウレタン1kg当たり500mmol未満の少なくとも部分的に中和された酸基の含有量を有し、
− 第一の工程の少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(e)は、少なくとも50℃のガラス転移温度を有し、
− 第二の工程の少なくとも1つのエチレン性不飽和化合物(f)は、20℃までのガラス転移温度を有し、
− ポリウレタン(P1)の、第一と第二の工程のエチレン性不飽和化合物(e)と(f)の合計に対する質量比は、50:50〜10:90であり、かつ
− ラジカル重合の間の温度は85℃以下である、少なくとも1つのポリウレタン(P1)の存在下で、エチレン性不飽和化合物の2工程のラジカル重合により得られるポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。 - ポリウレタン(P1)は、
I)次のもの:
a)4〜30個の炭素原子を有する少なくとも1つの多価イソシアネート、
b)ジオール、そのうち
b1)ジオール(b)の全体量に対して、10〜100mol%は、500〜5000の分子量を有する、及び
b2)ジオール(b)の全体量に対して、0〜90mol%は、60〜500g/molの分子量を有する、
c)場合により、ジオール(b)とは異なる、アルコール性ヒドロキシル基又は第一級アミノ基もしくは第二級アミノ基である反応性基を有する更なる多価化合物、
d)モノマー(a)、(b)及び(c)とは異なる、少なくとも1つのイソシアネート基又はイソシアネート基に対して反応性である少なくとも1つの基を有し、ポリウレタンの水分散性に作用する更に少なくとも1つの親水基又は潜在的な親水基を有するモノマー、
を溶剤の存在下で反応させることにより、ポリウレタンを製造し、及び
II)引き続き、前記ポリウレタンを水中で分散させ、
III)その際、工程IIの前、間及び/又は後に、場合によりポリアミンを加えることができること、
により得られる、請求項1に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。 - a)は、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートとイソホロンジイソシアネートから成る群から選択される、請求項2に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- ジオールb1)は、少なくとも部分的にポリエステルであり、これは構成成分として少なくとも部分的に1,2−又は1,3−二置換された環状ジカルボン酸を組み込まれた形で有する、請求項2又は3に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- モノマー混合物(e)は、以下のように構成される:
e1)少なくとも1つの(シクロ)アルキル(メタ)アクリレートを少なくとも60質量%、有利には少なくとも70質量%、特に有利には少なくとも80質量%、及び100質量%まで、更に有利には95質量%まで、特に有利には90質量%まで、
e2)少なくとも1つの官能基を有する少なくとも1つの(メタ)アクリレート又は(メタ)アクリルアミドを0質量%、有利には少なくとも5質量%、特に有利には少なくとも10質量%及び40質量%まで、有利には30質量%まで、及び特に有利には20質量%まで、
e3)正確に1個のラジカル重合可能な二重結合を有する、少なくとも1つの芳香族環系を含むラジカル重合可能なモノマーを0〜15質量%、有利には0〜10質量%、及び特に有利には0〜5質量%、
e4)場合により、α,β−不飽和カルボン酸を、上記の酸基の含有量を超えない量で、有利には0質量%、及び
e5)少なくとも2つのラジカル重合可能な二重結合を有する少なくとも1つの化合物を0〜3質量%、有利には0〜1質量%、特に有利には少なくとも0〜0.5質量%、
但し、前記合計は常に100質量%であり、かつこのモノマー混合物には、請求項1で記載したガラス転移温度ならびに酸基の含有量が保持されることを条件とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。 - モノマー混合物(f)は、以下のように構成される:
f1)少なくとも1つの(シクロ)アルキル(メタ)アクリレートを少なくとも60質量%、有利には少なくとも70質量%、及び特に有利には少なくとも80質量%及び100質量%まで、有利には95質量%まで、及び特に有利には90質量%まで、
f2)少なくとも1つの官能基を有する、少なくとも1つの(メタ)アクリレート又は(メタ)アクリルアミドを0質量%、有利には少なくとも5質量%、及び特に有利には少なくとも10質量%、ならびに40質量%まで、有利には30質量%まで、及び特に有利には20質量%まで、
f3)正確に1個のラジカル重合可能な二重結合を有する、少なくとも1つの芳香族環系を含むラジカル重合可能なモノマーを0〜5質量%、有利には0〜3質量%、及び特に有利には0質量%、
f4)場合により、α,β−不飽和カルボン酸を、上記の酸基の含有量を超えないような量で、及び
f5)少なくとも2個のラジカル重合可能な二重結合を有する少なくとも1つの化合物を0〜3質量%、有利には0〜1質量%、特に有利には少なくとも0〜0.5質量%、
但し、前記合計は常に100質量%であり、かつこのモノマー混合物には、請求項1で記載したガラス転移温度ならびに酸基の含有量が保持されることを条件とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。 - モノマー(e1)は、少なくとも部分的にメチルメタクリレートである、請求項5に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- モノマー(f2)は、少なくとも部分的にn−ブチルアクリレート及び/又は2−エチルヘキシルアクリレートである、請求項6に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- モノマー(e2)は、アクリル酸−2−ヒドロキシエチルエステル、アクリル酸−4−ヒドロキシブチルエステル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチルエステル、ウレイドエチルメタクリレート及びジアセトンアクリルアミドから成る群から選択される、請求項1から8までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- モノマー(f2)は、グリシジルメタクリレート、ウレイドエチルメタクリレート又はジアセトンアクリルアミドである、請求項1から9までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液。
- 基材を被覆及び含浸するための、請求項1から10までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液の使用。
- 基材は、木材、ベニヤ板、紙、厚紙、ボール紙、繊維、革、不織布、プラスチック表面、ガラス、セラミック、鉱物建築材料、金属ならびに被覆金属から成る群から選択される、請求項11に記載の使用。
- 基材は、外部用途及び内部用途における木材である、請求項11に記載の使用。
- ポリウレタン(P1)ならびに開始剤(I1)の少なくとも一部を装入し、かつ開始剤(I2)とモノマー(e)の添加により重合を開始し、かつモノマー(e)が完全に又は部分的に反応した後に、モノマー混合物(f)を供給し、かつ実質的に完全に変換するまで重合を行う、請求項1から10までのいずれか1項に記載のポリウレタン−ポリアクリレート−ハイブリッド分散液を製造する方法。
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