JP2014501403A - ローラーシェードフィラーパネル - Google Patents

Abstract

本発明のある実施形態は、ラック内の電子機器の上、下、または間の開口を閉鎖するための装置を提供する。ラックは一対の機器レールを含む。電子機器は、機器レールに装着される。装置は、基部、ローラーシェード、およびハンドルを含む。ローラーシェードは、基部に回転可能に連結され、ローラーシェードが回転される際に基部から延伸する開放端部を含む。ハンドルは、ローラーシェードの開放端部に連結される。基部は、機器レールに第１の位置において取外し可能に連結される。ハンドルは、ローラーシェードの開放端部がラック内の開口を閉鎖するために延長されるように、機器レールに第１の位置から離間した第２の位置において取外し可能に連結される。

Description

本発明は、フィラーパネルに関し、より詳細には、ラック用ローラーシェードフィラーパネルに関する。

フィラーパネルは当技術分野では周知である。通常、フィラーパネルは、一つのサイズの開口のみを収容できる。しかし、電子機器がラックに増減されるにつれて、開口のサイズが変化する。

したがって、一つ以上のサイズの開口を収容できるフィラーパネルが必要とされている。

本発明のある実施形態は、ラック内の電子機器の上、下、または間の開口を閉鎖するための装置を提供する。ラックは一対の機器レールを含む。電子機器は、機器レールに装着される。装置は、基部、ローラーシェード、およびハンドルを含む。ローラーシェードは、基部に回転可能に連結され、ローラーシェードが回転される際に基部から延伸する開放端部を含む。ハンドルは、ローラーシェードの開放端部に連結される。基部は、該一対の機器レールに第１の位置において取外し可能に連結される。ハンドルは、ローラーシェードの開放端部がラック内の開口を閉鎖するために延長されるように、該対の機器レールに第１の位置から離間した第２の位置において取外し可能に連結される。

本発明の一実施形態による、ラック用ローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 図１のローラーシェードフィラーパネルの分解図である。 ラックの一部の斜視図である。 図３のラック内に設置された、図１のローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 機器レールに取外し可能に連結された基部の一側部を示す、図４のローラーシェードフィラーパネルの拡大図である。 図５の基部のための遊動ケージナットおよびネジ式チョウネジノブの分解図である。 機器レールに取外し可能に連結されたハンドルの一側部を示す、図４のローラーシェードフィラーパネルの拡大図である。 図７のハンドルのための遊動ケージナットおよびブレットの分解図である。 ローラーシェードフィラーパネルの下に設置された機器を収容するために再配置されたハンドルを示す、図４のローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 ローラーシェードフィラーパネルの下に設置された追加機器を収容するために再配置されたハンドルを示す、図９のローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 ローラーシェードフィラーパネルの上に設置された機器を収容するために再配置されたハンドルを示す、図１０のローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 ローラーシェードフィラーパネルの上に設置された追加機器を収容するために再配置されたハンドルを示す、図１１のローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 機器レールに沿って様々な場所に設置された機器を示す、図３のラックの斜視図である。 図１３のラック内の機器の間に配置された図１の２つのローラーシェードフィラーパネルを示す、図１の２つのローラーシェードフィラーパネルの斜視図である。 ローラーシェードフィラーパネルの基部を示す、図２の１５−１５線に沿った断面図である。 後退位置における基部の上縁部上の調節可能な縁部シールを示す、図１５の基部の拡大図である。 延長位置における基部の上縁部上の調節可能な縁部シールを示す、図１５の基部の拡大図である。 ローラーシェードフィラーパネルのハンドルを示す、図２の１８−１８線に沿った断面図である。 後退位置における基部の底縁部上の調節可能な縁部シールを示す、図１５のハンドルの拡大図である。 延長位置における基部の底縁部上の調節可能な縁部シールを示す、図１５のハンドルの拡大図である。 ローラーシェードを機器レールに固定するためのクリップの１つを示す、図４のローラーシェードフィラーパネルの拡大図である。 図２１の２２−２２線に沿った断面図である。

図１〜１４は、本発明の一実施形態による、キャビネットまたはエンクロージャとも呼ばれることがある、２ポストラックまたは４ポストラックなどの、ラック１０用のローラーシェードフィラーパネル１００を示す。

図１に最もよく示されているように、ローラーシェードフィラーパネル１００は、基部１１０、基部１１０に回転可能に連結されたローラーシェード１２０、およびローラーシェード１２０の開放端部１２２に連結されたハンドル１３０を含む。ローラーシェード１２０は、後退位置（図１）から延伸位置（図４、９〜１２、および１４）まで回転する。好ましくは、ローラーシェード１２０は、ローラーシェード１２０が後退位置に戻るように一定の張力下にあるが、ローラーシェード１２０は、たとえばシートベルトまたは窓用シェードの張力緩和デバイスと同様の張力緩和デバイスを含むことが、同様に企図される。

図２に最もよく示されているように、基部１１０は一対の側部フランジ１１２を含む。側部フランジ１１２は、ローラーシェード１２０を基部１１０に装着するためのものである。加えて、側部フランジ１１２は、ローラーシェード棒１１４を基部１１０に装着するためのものである。ローラーシェードガイド棒１１４は、一対の締結具１１６により基部１１０に固定される。ローラーシェードガイド棒１１４は、ローラーシェード１２０を基部１１０の正面と位置合わせするためのものである。

図１および２に示されたように、基部１１０は、ローラーシェードフィラーパネル１００を接地するための、たとえば側部フランジ１１２の１つと接地棒１１４との間に装着された、設置締結具１１５を含む。

図２に最もよく示されているように、ローラーシェード１２０は、基部１１０の側部フランジ１１２を係合するための一対のピン１２４、およびローラーシェード１２０が後退するときに「ウォーキング」を最小にするための一対の端部キャップ１２６を含む。好ましくは、側部フランジ１１２は、ピン１２４および端部キャップ１２６を係合し、ローラーシェード１２０の左右の動きを最小にするためのエンボス加工された領域１１８を含む。

加えて、図２に最もよく示されているように、ハンドル１３０は１対の側部フランジ１３２を含む。側部フランジ１３２は、ローラーシェード装着棒１３４をハンドル１３０に装着するためのものである。ローラーシェード１２０の開放端部１２２は環１２８を含む。ローラーシェード装着棒１３４は、環１２８を通して配置され、一対の締結具１３６によりハンドル１３０に固定される。加えて、ハンドル１３０は頂部フランジ１３８を含む。頂部フランジ１３８は、ローラーシェード１２０をハンドル１３０の正面と位置合わせするためのものである。

図３に最もよく示されているように、ラック１０は、チャネルまたはポストとも呼ばれることがある、一対の機器レール２０を含む。床装着ブラケットおよび調節可能なシェルフなどのラック１０の他の構成部品、ならびに追加の機器レール、チャネル、およびポストは、わかりやすくするために省略されている。

図４に最もよく示されているように、ローラーシェードフィラーパネル１００はラック１０内に配置され、機器レール２０の頂部から機器レール２０の底部まで延びており、機器レール２０の間の開口を閉鎖する。

ローラーシェードフィラーパネル１００は、機器レール２０に取外し可能に連結される。たとえば、図５に示されたように、基部１１０は、遊動ケージナット（floating cage nut）１４０およびネジ式サムスクリューノブ（threaded thumb screw knob）１５０により、機器レール２０に取外し可能に連結される。同様に、図７に示されたように、ハンドル１３０は、遊動ケージナット（floating cage nut）１６０、ブレット１７０、および一対のラッチ１８０により機器レール２０に取外し可能に連結され、それぞれは、軸１８２、バネ１８４、一対のＯリング１８６、および一対の正面フランジ１８８によりハンドル１３０に摺動可能に連結される。加えて、図２に最もよく示されているように、ハンドル１３０は、ラッチ１８０の近位端部を覆うためのラッチカバー１９０を含む。カバー１９０は、１対の締結具１９２によりハンドル１３０に固定される。

図６に示されたように、遊動ケージナット１４０は、機器レール２０の間に非標準型の間隔を収容するための誘導部１４２を含む。同様に、図８に示されたように、遊動ケージナット１６０は、機器レール２０の間に非標準型の間隔を収容するための誘導部１６２、ならびにブレット１７０を係合するための締結具１６４を含む。ローラーシェードフィラーパネル１００は標準型ケージナットを含むことが、同様に企図される。

図９〜１２に示されたように、ローラーシェードフィラーパネル１００は、機器３０がラック１０内に設置されるとき、サーバー、スイッチ、および配線盤などの機器３０を収容するために再配置される。たとえば、図９および１０に示されたように、基部１３０を機器レール２０から取り外すことなく、ハンドル１３０は、ローラーシェードフィラーパネル１００の下に設置された機器３０を収容するために再配置される。同様に、図１１および１２に示されたように、ハンドル１３０を機器レール２０から取り外すことなく、基部１１０は、ローラーシェードフィラーパネル１００の上に設置された機器３０を収容するために再配置される。

別法として、図１３および１４に示されたように、２つのローラーシェードフィラーパネル１００は機器３０の間に配置される。

本発明のある実施形態では、ローラーシェードフィラーパネル１００は調節可能な縁部シールを含む。たとえば、図１５〜１７に示されたように、基部１１０の頂縁部１１７は、ローラーシェードフィラーパネル１００の上に設置された機器３０に対して閉鎖するために、調節可能な縁部シール１１９を含む。同様に、図１８〜２０に示されたように、ハンドル１３０の底縁部１３７は、ローラーシェードフィラーパネル１００の下に設置された機器３０に対して閉鎖するための、調節可能な縁部シール１３９を含む。

本発明のある実施形態では、ローラーシェードフィラーパネル１００は、無線自動識別（「ＲＦＩＤ」）を含む。たとえば、基部１１０およびハンドル１３０を含むローラーシェードフィラーパネル１００の構成部品、ならびに、好ましくは１ラックユニット（「１ＲＵ」）の間隔で、機器レール２０を含むラック１０の構成部品は、たとえば、ラック１０、機器レール２０および機器３０に対して、ローラーシェードフィラーパネル１００の配置を決定するためにＲＦＩＤタグを含む。

図２１および２２に最もよく示されているが、図４、９〜１２、および１４にも示されたように、ローラーシェードフィラーパネル１００は、ローラーシェード１２０を機器レール２０に固定するための１つまたは複数のクリップ２００を含む。

本発明を上記に概説した例示的実施形態に関連して説明したが、様々な代替形態、修正形態、変形形態、および／または改良形態は、公知であっても現在予期せぬことであっても、明らかになり得る。したがって、上記に説明したように本発明の例示的実施形態は、限定ではなく例示を意図する。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変更がなされ得る。

１０ ・・・ラック
２０ ・・・機器レール
３０ ・・・機器
１００ ・・・ローラーシェードフィラーパネル
１１０ ・・・基部
１１２ ・・・側部フランジ
１１４ ・・・ローラーシェードガイド棒
１１５ ・・・設置締結具
１２０ ・・・ローラーシェード
１２２ ・・・開放端部
１３０ ・・・ハンドル
１３２ ・・・側部フランジ
１３４ ・・・ローラーシェード装着棒
１３８ ・・・頂部フランジ
１４０，１６０ ・・・遊動ケージナット
１５０ ・・・ネジ式サムスクリューノブ
１７０ ・・・ブレット
１８０ ・・・ラッチ
１９０ ・・・ラッチカバー

Claims (15)

1. ラック内の電子機器の上、下、または間の開口を閉鎖するための装置であって、前記ラックは一対の機器レールを備え、前記電子機器は前記機器レールに装着されており、前記装置は、
   基部と、
   該基部に回転可能に連結されたローラーシェードであって、該ローラーシェードは開放端部を有し、該開放端部は、前記ローラーシェードが回転される際に前記基部から延伸する、ローラーシェードと、
   該ローラーシェードの前記開放端部に連結されるハンドルと、を含み、
   前記基部は、前記一対の機器レールに第１の位置において取外し可能に連結され、
   前記ハンドルは、前記ローラーシェードの前記開放端部が前記ラック内の前記開口を閉鎖するために延長されるように、前記一対の機器レールに前記第１の位置から離間した第２の位置において取外し可能に連結される、装置。
2. 前記基部は、前記ローラーシェードを受容するための一対の側部フランジを含む、請求項１に記載の装置。
3. 前記側部フランジのそれぞれは、エンボス加工された領域を含む、請求項２に記載の装置。
4. 前記ローラーシェードは、前記ローラーシェードを前記基部に回転可能に連結するための一対のピンを含む、請求項１に記載の装置。
5. 前記ローラーシェードは、前記ローラーシェードの左右の動きを最小にするための一対の端部キャップを含む、請求項１に記載の装置。
6. 前記ローラーシェードは、張力デバイスを含む、請求項１に記載の装置。
7. 前記ローラーシェードは、前記ローラーシェード内の張力を緩和するための張力緩和デバイスを含む、請求項６に記載の装置。
8. 前記ハンドルは、前記ハンドルを前記ローラーシェードの前記開放端部に固定するための装着棒を含む、請求項１に記載の装置。
9. 前記ローラーシェードの前記開放端部は、前記装着棒を受容するための環を含む、請求項８に記載の装置。
10. 前記基部は、前記ローラーシェードを前記基部の前記正面と位置合わせするためのガイド棒を含む、請求項１に記載の装置。
11. 前記ハンドルは、前記ローラーシェードを前記ハンドルの前記正面と位置合わせするための頂部フランジを含む、請求項１に記載の装置。
12. 前記基部は、前記基部を前記機器レールに固定するための一対のネジ式サムスクリューノブを含む、請求項１に記載の装置。
13. 前記ハンドルは、前記ハンドルを前記機器レールに固定するための一対の摺動ラッチを含む、請求項１に記載の装置。
14. 前記基部および前記ハンドルの少なくとも１つを前記機器レールの１つに取外し可能に連結するための遊動ケージナットであって、該遊動ケージナットは、前記機器レールの１つに取外し可能に連結された第１の部分と、前記基部および前記ハンドルの前記少なくとも１つに取外し可能に連結され、前記基部および前記ハンドルの前記少なくとも１つが、前記機器レールの間に非標準型の間隔を収容するために、前記機器レールに対して摺動するように、前記第１の部分に摺動可能に連結された第２の部分と、を有する遊動ケージナットをさらに備える、請求項１に記載の装置。
15. 前記ローラーシェードを前記機器レールの１つに固定するためのクリップをさらに備える、請求項１に記載の装置。

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