JP2014241373A - 基板作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板作業機において作業の抜けや重複といった問題を解決する。【解決手段】 基板作業機は、回路基板を支持する支持装置と、回路基板に定められた複数の作業箇所を、その作業順序とともに記述する作業プログラムに基づいて、所定の作業を回路基板に繰り返し実施する作業ヘッドと、基板作業機が異常停止後に再始動するときに、作業ヘッドが前記所定の作業を最後に実施した作業箇所と、作業ヘッドが前記所定の作業を最初に実施すべき作業箇所との少なくとも一方について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識する認識手段と、認識手段による認識結果に基づいて、基板作業機の再始動の許否を判定する判定手段とを備える。【選択図】図5

Description

ここで開示する技術は、回路基板に所定の作業を実施する基板作業機に関する。
回路基板に所定の作業を実施する基板作業機として、例えば、はんだ塗布機や電子部品装着機が知られている。はんだ塗布機は、回路基板にはんだを塗布する基板作業機であり、作業ヘッドとして、回路基板にはんだを塗布する吐出ヘッド(ディスペンサ)を有している。電子部品装着機は、回路基板に電子部品を装着する基板作業機であり、作業ヘッドとして、回路基板に電子部品を搬送して装着する装着ヘッドを有している。特許文献1、2に、従来の電子部品装着機が記載されている。
基板作業機では、予め定められた作業プログラムに基づいて、作業ヘッドの動作が制御される。作業プログラムには、回路基板に定められた複数の作業箇所が、その作業順序とともに記述されている。それにより、作業ヘッドは、回路基板上に定められた複数の作業箇所に、作業プログラムに記述された作業順序で、所定の作業(例えば、はんだの塗布や電子部品の装着)を繰り返し実施していく。
特開2003−71660号公報 特開2004−281717号公報
通常、基板作業機は、なんらかの異常が生じたときに、その動作を停止するように構成されており、それによって、回路基板に対する作業不良や、基板作業機の故障といった問題の発生が防止される。基板作業機が異常停止した場合、作業者は、必要とされる復旧作業を行った上で、基板作業機を再始動させる。基板作業機は、異常停止したときに作業プログラムの進捗状況を記憶しておくことで、作業プログラムに記載された一連の作業を、異常停止前の続きから再開することができる。
異常停止時における作業者の復旧作業が不適切であると、回路基板に対して作業の抜けや重複といった問題が生じることがある。例えば、作業プログラムの途中で異常停止したにもかかわらず、作業者が作業途中の回路基板を基板作業機から取り出し、新たな回路基板を基板作業機にセットしてしまうと、それらの二枚の回路基板には作業の抜けが生じることになる。あるいは、回路基板に対する一連の作業が完了し、基板作業機が回路基板を排出するときに異常停止したにもかかわらず、作業者が当該回路基板を基板作業機に再度セットしてしまうと、その回路基板には作業の重複が生じることになる。特許文献1、2には、作業者による段取作業の適否を判定する技術が記載されているが、上述した問題を解決又は低減し得るものではない。
上記を鑑み、本明細書は、基板作業機において作業の抜けや重複といった問題を解決又は低減し得る技術を提供する。
本明細書は、回路基板に所定の作業を実施する基板作業機を開示する。この基板作業機は、回路基板を支持する支持装置と、回路基板に定められた複数の作業箇所を、その作業順序とともに記述する作業プログラムに基づいて、所定の作業を回路基板に繰り返し実施する作業ヘッドと、基板作業機が異常停止後に再始動するときに、作業ヘッドが前記所定の作業を最後に実施した作業箇所と、作業ヘッドが前記所定の作業を最初に実施すべき作業箇所との少なくとも一方について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識する認識手段と、認識手段による認識結果に基づいて、基板作業機の再始動の許否を判定する判定手段とを備える。
上記した基板作業機は、基板作業機が異常停止後に再始動するときに、作業ヘッドが所定の作業を最後に実施した作業箇所(以下、最後の作業箇所という)と、作業ヘッドが所定の作業を最初に実施すべき作業箇所(以下、最初の作業箇所という)との少なくとも一方について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識する。このとき、正しい回路基板がセットされていれば、最後の作業箇所については所定の作業が実施済みと認識され、最初の作業箇所については所定の作業が未実施と認識されるはずである。そして、このような場合は、基板作業機がそのまま再始動しても、作業の抜けや重複といった問題は生じない。
それに対して、最後の作業箇所について所定の作業が未実施と認識されたときは、誤った回路基板がセットされていること意味し、基板作業機がそのまま再始動してしまうと、作業の抜けが生じることになる。あるいは、最初の作業箇所について所定の作業が実施済みと認識されたときも、誤った回路基板がセットされていること意味し、基板作業機がそのまま再始動してしまうと、作業の重複が生じることになる。従って、このような場合は、基板作業機の再始動が禁止されるべきであり、それによって、作業の抜けや重複といった問題を避けることができる。
従って、前記した判定手段は、最後の作業箇所について前記所定の作業が未実施と認識されるか、最初の作業箇所について前記所定の作業が実施済みと認識されたときに、基板作業機の再始動を禁止することが好ましい。
実施例の電子部品装着機を示す図。 電子部品装着機の装着ヘッドを示す図。 電子部品装着機の構成を示すブロック図。 生産プログラムの一例を示す図。 電子部品装着機の制御装置が実行する処理を示すフローチャート。
本技術の一実施形態では、認識手段が、基板作業機が異常停止後に再始動するときに、最後の作業箇所と最初の作業箇所との両者について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識することが好ましい。このような構成によると、基板作業機の再始動の許否をより正しく判定することができる。また、一方の作業箇所についての認識にミスが生じた場合でも、他方の作業箇所についての認識結果に基づいて、基板作業機の再始動の許否を判定することができる。
上記した実施形態では、判定手段が、最後の作業箇所について前記所定の作業が実施されており、かつ、最初の作業箇所において前記所定の作業が実施されていないときに、基板作業機の再始動を許可することが好ましい。このような構成によると、作業の抜けや重複といった問題をより確実に避けることができる。
基板作業機が異常停止するタイミングは様々であり、作業プログラムに記述された一連の作業を開始する直前で、基板作業機が異常停止することもある。この場合、支持装置に支持された回路基板には、作業ヘッドによる所定の作業が一度も実施されておらず、前記した最後の作業箇所というものが存在しない。このような状況を想定し、本技術の一実施形態では、認識手段が、前記した最初の作業箇所が、作業プログラムに記述された作業順序において最先の作業箇所であるときは、前記した最後の作業箇所に代えて、作業プログラムに記述されたその他の作業箇所について、前記所定の作業の実施の有無を認識することが好ましい。この場合、当該その他の作業箇所について、前記所定の作業が実施済みと認識されたときは、誤った回路基板がセットされているとして、基板作業機の再始動を禁止することがきる。
上記した実施形態において、「その他の作業箇所」は、作業プログラムに記述された作業順序において最終の作業箇所とすることが好ましい。作業プログラム中の最終の作業箇所について、前記所定の作業の実施の有無を認識すれば、全ての作業が既に完了した回路基板であるのか否かを、さらに判定することができる。
本技術の一実施形態では、認識手段が、回路基板上に定められた各々の作業箇所を選択的に撮像する撮像手段を有することが好ましい。そして、認識手段は、撮像手段による撮像画像に基づいて、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識することが好ましい。多くの場合、所定の作業の実施の有無は、作業箇所の外観から識別することができる。そのことから、作業箇所を撮像し、その撮像画像を処理することによって、所定の作業の実施の有無を精度よく認識することができる。
但し、他の実施形態として、認識手段は、撮像手段に代えて、又は撮像手段に加えて、回路基板の表面高さを検出し得る高さセンサを有してもよい。多くの場合、所定の作業が実施済みの作業箇所では、例えばはんだが塗布されていたり、電子部品が装着されていることにより、未実施の作業箇所と比較して、回路基板の表面高さが変化するためである。
本明細書で開示する技術は、各種の基板作業機に適用することができる。例として、回路基板にはんだを塗布する基板作業機であって、作業ヘッドとして、回路基板にはんだを塗布する吐出ヘッド(ディスペンサ)を有するはんだ塗布機や、回路基板に電子部品を装着する基板作業機であって、作業ヘッドとして、回路基板に電子部品を搬送して装着する装着ヘッドを有する電子部品装着機に、本技術を好適に適用することができる。
図面を参照して実施例の電子部品装着機10について説明する。電子部品装着機10は、回路基板に所定の作業を実施する基板作業機の一例であり、前記所定の作業として、回路基板に電子部品を装着する作業を行うものである。電子部品装着機10は、表面実装機又はチップマウンタとも称される。電子部品装着機10は、他の電子部品装着機10とともに、システムベース12に固定されている。通常、はんだ印刷装置(又ははんだ塗布機)、複数の電子部品装着機10、及び検査装置が左右に併設され、それらが一連の部品装着ラインを構成する。以下の説明では、図1において電子部品装着機10が並ぶ方向をY方向とし、それに垂直な水平方向なX方向とする。
電子部品装着機10は、フレーム20と、フレーム20に固定された複数のフィーダ30を備えている。複数のフィーダ30は、フレーム20の前部に対して、着脱可能に取り付けられている。各々のフィーダ30は、複数の電子部品を収容しており、後述する装着ヘッド22へ電子部品を供給する。本実施例のフィーダ30は、複数の電子部品をキャリアテープに収容するテープ式フィーダである。なお、フィーダ30は、他の種類のフィーダであってもよく、テープ式フィーダに限定されない。例えば、複数のフィーダ30の一部又は全部は、複数の電子部品をトレイ上に収容するトレイ式フィーダであってもよい。
電子部品装着機10は、基板支持装置26と基板搬送装置28とを備える。基板支持装置26と基板搬送装置28は、フレーム20に対して固定されている。基板支持装置26は、電子部品が装着される回路基板(即ち、作業対象の回路基板)を支持する装置である。基板搬送装置28は、回路基板をY方向へ搬送する装置であり、作業前の回路基板を基板支持装置26に対して搬入し、作業後の回路基板を基板支持装置26に対して搬出する。基板搬送装置28は、隣接する他の電子部品装着機10の基板搬送装置28と一連に接続される。基板搬送装置28は、一方側に隣接する電子部品装着機10(又ははんだ印刷装置、はんだ塗布機)から回路基板を受け取るとともに、電子部品の装着が完了した回路基板を、他方側に隣接する電子部品装着機10(又は検査装置)へ送り出す。なお、基板支持装置26及び基板搬送装置28の具体的な構成については、特に限定されない。
電子部品装着機10は、装着ヘッド22と、装着ヘッド22をX方向及びY方向に移動させる移動装置24(XYロボット)を備えている。移動装置24は、後述する生産プログラム102(図3、図4参照)に基づいて、装着ヘッド22をX方向及びY方向に移動させる。装着ヘッド22は、フィーダ30から電子部品を取り上げて保持し、基板支持装置26上の回路基板へ搬送して装着する。
電子部品装着機10は、操作パネル32を備えている。操作パネル32は、作業者の指示を受け付ける入力装置であるとともに、作業者に対して各種の情報を表示する表示装置でもある。例えば、電子部品装着機10が異常を検知して停止したときは、その旨が操作パネル32に表示される。また、電子部品装着機10が異常停止した場合、作業者は、復旧作業を行った後に、操作パネル32を介して、再始動の指示を電子部品装着機10に与える。
図2に示すように、装着ヘッド22は、複数のノズル40と、複数のノズル40を周回させる周回装置42と、ノズル40を昇降させる昇降装置46を備えている。各々のノズル40は、電子部品を吸着及び吸着解除する治具であり、装着ヘッド22は、各々のノズル40に電子部品を保持することができる。周回装置42は、複数のノズル40を装着ヘッド22の本体44に対して回転させ、一つのノズル40を選択的に取上位置へ移動させる。装着ヘッド22は、取上位置にあるノズル40を、昇降装置46によって昇降させることにより、フィーダ30から電子部品を取り上げるとともに、ノズル40に保持した電子部品を回路基板上へ装着する。
図2に示すように、電子部品装着機10は、カメラ48を備えている。カメラ48は、装着ヘッド22に取り付けられており、移動装置24によってX方向及びY方向に移動する。カメラ48は、その光軸が概して鉛直下方に向けられており、フィーダ30や基板支持装置26に載置された回路基板を撮像することができる。このような構成により、カメラ48は、回路基板に対してX方向及びY方向に相対移動することで、回路基板の任意の位置を選択的に撮像することができる。
図3は、電子部品装着機10の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、電子部品装着機10は、制御装置50と、制御装置50に通信可能に接続された記憶装置52を備えている。制御装置50は、コンピュータを用いて構成されている。制御装置50は、装着ヘッド22、移動装置24、複数のフィーダ30、操作パネル32、及びカメラ48と通信可能に接続されており、それらの動作を制御することができる。また、制御装置50は、外部のデータサーバ200とも通信可能に接続されている。なお、図示省略するが、制御装置50は、基板支持装置26及び基板搬送装置28とも通信可能に接続されており、それらの動作も制御することができる。
記憶装置52は、生産プログラム102及び複数のパートデータ104を記憶する。生産プログラム102及び複数のパートデータ104は、データサーバ200から教示される。データサーバ200には、生産品目(回路基板)毎に用意された複数の生産プログラム102と、電子部品毎に用意された複数のパートデータ104が記憶されている。
図4に、生産プログラム102の一例を示す。図4に示すように、生産プログラム102は、回路基板に装着すべき複数の電子部品(B欄)を、装着順序(A欄)、そのフィーダ30の位置(C欄)、回路基板上の装着位置(D欄)、装着フラグ(E欄)及びその他の情報とともに記述する電子データである。制御装置50は、記憶装置52に記憶された生産プログラム102とパートデータ104に基づいて、装着ヘッド22、移動装置24、及び複数のフィーダ30へ動作指令を与え、複数のフィーダ30や装着ヘッド22の動作を制御する。それにより、生産プログラム102に記述された複数の電子部品が、それぞれ回路基板上に定められた装着位置に装着される。このように、生産プログラム102は、作業プログラムの一例であり、回路基板に定められた複数の装着位置(作業箇所の一例)を、その装着順序(作業順序の一例)とともに記述する。
装着フラグ(E欄)は、生産プログラム102の進捗を示す情報であり、生産プログラム102に記述された各々の電子部品毎に、装着済みであるのか未装着であるのかを示す。一例ではあるが、本実施例の生産プログラム102では、未装着の電子部品については「OFF」のコードが記録され、装着済みのある電子部品については「ON」のコードが記録される。従って、最初は、全ての電子部品の装着フラグが「OFF」とされ、装着ヘッド22によって一の電子部品が装着される度に、その電子部品に対する装着フラグが「ON」へと更新される。全ての電子部品の装着フラグが「ON」となると、生産プログラム102に記述された一連の装着作業が終了したことを意味し、その後、全ての電子部品の装着フラグは「OFF」にリセットされ、次の回路基板に対する生産プログラム102の実行が開始される。
上述した装着フラグに関して、本実施例では、生産プログラム102中に装着フラグが記録される構成となっているが、装着フラグは、生産プログラム102とは別のデータとして、記憶装置52に記憶されてもよい。また、装着フラグは、生産プログラム102の進捗を示す情報の一例であり、同様の情報を示す他のデータに変更することもできる。ここで、生産プログラム102の進捗を示す情報とは、例えば電子部品装着機10が生産プログラム102の実行中に停止し、その後に再始動するときに、生産プログラム102に記述された一例の装着作業のうち、どこまでが完了しており、どこから再開すべきかを特定し得る情報を意味する。
パートデータ104は、電子部品に関連する各種の情報を記述する電子データであり、基本的に電子部品の種類(P001、P002、・・・・)毎に用意される。但し、同一種類の電子部品であっても必要に応じて個別のパートデータ104が作成されることもあるし、異種類の電子部品であっても共通のパートデータ104が使用されることもある。パートデータ104には、使用すべきノズル40、ノズル40によって吸着すべき電子部品上の位置、取り上げ速度(ノズル40の移動速度)、カメラ48による撮像条件など、装着ヘッド22やカメラ48の動作条件が記述されている。それにより、電子部品装着機10は、装着する電子部品の種類に応じて、装着ヘッド22やカメラ48の動作条件を変更することができる。
以上の構成により、電子部品装着機10は、回路基板を基板支持装置26によって支持し、生産プログラム102に基づいて装着ヘッド22の動作を制御することによって、回路基板に電子部品を装着していく。生産プログラム102に記述された一例の装着作業が完了し、全ての電子部品が回路基板に装着されると、基板搬送装置28によって当該回路基板が搬出されるとともに、新たな回路基板が基板支持装置26へ搬入される。以上の動作を繰り返すことによって、電子部品装着機10は、複数の回路基板に対して電子部品を装着する作業を順次実施する。
電子部品装着機10は、なんらかの異常が生じたときに、その動作を停止するように構成されている。例えば、基板搬送装置28による回路基板の搬入又は搬出は、複数のセンサ(図示省略)によって監視されており、当該センサによって異常が検知されたときは、電子部品装着機10の動作が停止するように構成されている。電子部品装着機10が異常停止すると、その旨が操作パネル32に表示され、作業者に移動停止したことが報知される。この場合、作業者は、必要な復旧作業を行った後に、操作パネル32を操作することによって、電子部品装着機10に再始動の指示を行う。電子部品装着機10は、生産プログラム102の装着フラグを参照することで、生産プログラム102に記載された一連の装着作業を、異常停止前の続きから再開することができる。
しかしながら、異常停止時における作業者の復旧作業が不適切であると、装着ヘッド22による装着作業の抜けや重複といった問題が生じることがある。例えば、生産プログラム102の途中で異常停止したにもかかわらず、作業者が作業途中の回路基板を電子部品装着機10から取り出し、新たな回路基板を電子部品装着機10にセットしてしまうと、それらの二枚の回路基板には作業の抜けが生じることになる。あるいは、回路基板に対する一連の装着作業が完了し、電子部品装着機10が回路基板を搬出するときに異常停止したにもかかわらず、作業者が当該回路基板を電子部品装着機10に再度セットしてしまうと、その回路基板には作業の重複が生じることになる。
上記の問題に関して、本実施例の電子部品装着機10は、作業者から再始動の指示を受けたときに、再始動の許否を判定する処理を実行するように構成されている。以下、図5に示すフローチャートに沿って、再始動の許否を判定する処理を詳細に説明する。
先ず、ステップS12において、制御装置50は、作業者から再始動の指示を受けると(YES)、ステップS14の処理へ進み、生産プログラム102に記録された装着フラグ(図4E欄)を参照する。装着フラグを参照することにより、制御装置50は、装着ヘッド22が電子部品の装着を最後に実施した装着位置(以下、最後の装着位置という)と、装着ヘッド22が電子部品の装着を最初に実施すべき装着位置(以下、最初の装着位置という)とを特定することができる。その後、制御装置50はステップS16の処理に進む。
ステップS16では、制御装置50が、基板支持装置26上に回路基板が存在するのか否かを特定する。回路基板が存在するのか否かは、基板支持装置26に設けられたセンサ(図示省略)や、カメラ48を用いて識別することができる。回路基板が存在する場合(S16でYES)、制御装置50は、ステップS18の処理に進み、移動装置24及びカメラ48を制御して、回路基板上の最後の装着位置を撮像する。カメラ48による撮像画像は、制御装置50へ送信される。そして、ステップS20の処理に進む。
ステップS20では、制御装置50が、カメラ48による撮像画像を処理することによって、最後の装着位置に電子部品が装着済みであるのか否かを認識する。最後の装着位置に電子部品が未装着である場合、このまま電子部品装着機10が再始動すると、最後の装着位置には電子部品が装着されないこととなり、当該回路基板には装着作業の抜けが生じる。従って、その場合(ステップS20でNO)は、ステップS28の処理へ進み、制御装置50は電子部品装着機10の再始動を禁止する。再始動が禁止されたことは、操作パネル32に表示され、作業者に報知される。一方、最後の装着位置に電子部品が装着されている場合(ステップS20でYES)、制御装置50はステップS22の処理に進む。
ステップS22では、制御装置50が、移動装置24及びカメラ48を制御して、回路基板上の最初の装着位置を撮像する。カメラ48による撮像画像は、制御装置50へ送信される。そして、次のステップS24において、制御装置50は、カメラ48による撮像画像を処理することによって、最初の装着位置に電子部品が未装着であるのか否かを認識する。最初の装着位置に電子部品が装着済みである場合、このまま電子部品装着機10が再始動すると、最初の装着位置に対して再び電子部品の装着が実施されることとなり、当該回路基板には装着作業の重複が生じる。従って、その場合(ステップS24でNO)は、ステップS28の処理へ進み、制御装置50は電子部品装着機10の再始動を禁止する。再始動が禁止されたことは、操作パネル32に表示され、作業者に報知される。
一方、最初の装着位置に電子部品が未装着である場合(ステップS24でYES)、制御装置50は、ステップS26の処理に進み、電子部品装着機10の再始動を許可する。即ち、制御装置50は、装着ヘッド22やフィーダ30を制御して、生産プログラム102に記載された一連の装着作業を、異常停止前の続きから再開する。
上述した流れの一方で、基板支持装置26上に回路基板が存在せず(ステップS16でNO)、ステップS28の処理に進んだ場合、制御装置50は、生産プログラム102に記述された全ての装着フラグが「ON」又は「OFF」であるのかを判定する。全ての装着フラグが「ON」の場合、生産プログラム102に記述された一連の装着作業が終了していることを意味する。この場合、電子部品装着機10が再始動すると、全ての装着フラグは「OFF」にリセットされ、電子部品装着機10には新たな回路基板が搬入される。従って、装着作業の抜けや重複は生じない。同様に、全ての装着フラグが「OFF」の場合、生産プログラム102に記述された一連の装着作業が、これらから開始されることを意味し、電子部品装着機10が再始動すると、電子部品装着機10には新たな回路基板が搬入される。従って、装着作業の抜けや重複は生じない。よって、全ての装着フラグが「ON」又は「OFF」である場合(ステップS28でYES)、制御装置50は、ステップS26の処理へ進み、電子部品装着機10の再始動を許可する。
それに対して、全ての装着フラグが「ON」又は「OFF」でない場合(ステップS28でNO)は、生産プログラム102に記述された一連の装着作業が途中であることを意味する。それにもかからず、基板支持装置26上に回路基板が存在しないということは、装着作業の途中であった回路基板が、作業者によって誤って取り出されたことを示し、当該回路基板には作業の抜けが生じてしまう。従って、制御装置50は、ステップS28の処理へ進み、電子部品装着機10の再始動を禁止する。
上述したように、本実施例の電子部品装着機10では、異常停止後に再始動するときに、装着ヘッド22が電子部品を最後に装着した最後の装着位置と、装着ヘッド22が電子部品を最初に装着した最初の装着位置とについて、電子部品が装着されているのか否かが認識される。そして、その認識結果に基づいて、電子部品装着機10の再始動を許可するのか禁止するのかが判定される。このような構成によると、作業者による復旧作業に問題あったときに、電子部品装着機10の再始動が禁止されることとなって、装着作業の抜けや重複といった問題が解決又は低減される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本実施例では、電子部品装着機10が異常停止後に再始動するときに、最後の装着位置と最初の装着位置との両者について、電子部品が装着されているのか否かを認識する構成が採用されているが、他の実施形態として、最後の装着位置と最初の装着位置との一方についてのみ、電子部品が装着されているのか否かを認識する構成としてもよい。このような構成によっても、装着作業の抜けや重複といった問題を解決又は低減することができる。
本実施例では、装着位置を撮像するカメラ48と、その撮像画像を処理する制御装置50とによって、電子部品が装着されているのか否かを認識する手段が実現されているが、他の実施形態では、カメラ48に代えて、高さセンサやその他のセンサを採用してもよい。また、本実施例では、同じく制御装置50によって、電子部品装着機10の再始動の許否を判定する手段が実現されているが、認識手段と判定手段は、個別のコンピュータやその他の処理装置によって構成されてもよい。
図5に示すS18、S20の処理に関して、電子部品装着機10が異常停止するタイミングは様々であり、生産プログラム102に記述された一連の作業を開始する直前で、電子部品装着機10が異常停止することもある。この場合、基板支持装置26に支持された回路基板には、装着ヘッド22による電子部品の装着が一度も実施されておらず、前記した最後の装着位置というものが存在しない。従って、ステップS18の処理において、最後の装着位置を撮像することができない。
上記した状況では、ステップS14の処理で最初の装着位置を特定したときに、当該最初の装着位置が、生産プログラム102に記述された装着順序(図4のA欄)において最先の装着位置となる。従って、そのような場合、ステップS18の処理では、最後の装着位置に代えて、生産プログラム102に記述されたその他の装着位置を撮像するとよい。そして、ステップS20の処置では、その撮像画像を処理することによって、電子部品の装着が未実施であるのか否かを認識するとよい。この場合、電子部品が未装着であれば、現時点では問題がないとして、ステップS22の処理へ進むことができる。一方、電子部品が装着済みのときは、復旧作業に問題があるとして、ステップS28の処理へ進み、電子部品装着機10の再始動を禁止するとよい。
上記した構成において、最後の装着位置に代わる「その他の装着位置」としては、生産プログラム102に記述された装着順序において最終の装着位置を採用することが好ましい。生産プログラム102中の最終の装着位置について、電子部品の装着の有無を認識すれば、全ての装着作業が既に完了した回路基板であるのか否かを、さらに判定することができる。そして、全ての装着作業が既に完了した回路基板であれば、当該回路基板を電子部品装着機10から取り出し、下流側の装置へセットするという対応を取ることができる。
実施例で説明した電子部品装着機10の構成は、はんだ塗布機などの他の基板作業機にも適用することができる。例えばはんだ塗布機は、装着ヘッド22に代えて、塗布ヘッド(ディスペンサ)を備え、回路基板に定められた複数のはんだ塗布位置を、その塗布順序とともに記述する塗布プログラムに基づいて、はんだの塗布を回路基板に繰り返し実施する。このようなはんだ塗布機においても、異常停止後に再始動するときは、塗布ヘッドが最後にはんだを塗布した最後の装着位置と、塗布ヘッドが最初にはんだを塗布すべき最初の装着位置とについて、はんだが塗布されているのか否かを認識し、その認識結果に基づいて、はんだ塗布機の再始動の許否を判定することができる。同様に、本実施例で説明した電子部品装着機10の構成は、回路基板に定められた複数の作業箇所を、その塗布順序とともに記述する作業プログラムに基づいて、所定の作業を回路基板に繰り返し実施する各種の基板作業機に適用することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:電子部品装着機
22:装着ヘッド
24:移動装置
26:基板支持装置
28:基板搬送装置
30:フィーダ
32:操作パネル
40:ノズル
48:カメラ
50:制御装置
52:記憶装置
102:生産プログラム
104:パートデータ
200:データサーバ

Claims (7)

  1. 回路基板に所定の作業を実施する基板作業機であって、
    回路基板を支持する支持手段と、
    回路基板に定められた複数の作業箇所を、その作業順序とともに記述する作業プログラムに基づいて、前記所定の作業を回路基板に繰り返し実施する作業ヘッドと、
    基板作業機が異常停止後に再始動するときに、前記作業ヘッドが前記所定の作業を最後に実施した最後の作業箇所と、前記作業ヘッドが前記所定の作業を最初に実施すべき最初の作業箇所との少なくとも一方について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識する認識手段と、
    前記認識手段による認識結果に基づいて、基板作業機の再始動の許否を判定する判定手段と、
    を備える基板作業機。
  2. 前記判定手段は、前記最後の作業箇所について前記所定の作業が未実施と認識されるか、前記最初の作業箇所について前記所定の作業が実施済みと認識されたときに、基板作業機の再始動を禁止することを特徴とする請求項1に記載の基板作業機。
  3. 前記認識手段は、基板作業機が異常停止後に再始動するときに、前記最後の作業箇所と前記最初の作業箇所との両者について、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板作業機。
  4. 前記判定手段は、前記最後の作業箇所について前記所定の作業が実施されており、かつ、前記最初の作業箇所において前記所定の作業が実施されていないときに、基板作業機の再始動を許可することを特徴とする請求項3に記載の基板作業機。
  5. 前記認識手段は、前記最初の作業箇所が、前記作業プログラムに記述された作業順序において最先の作業箇所であるときは、前記最後の作業箇所に代え、前記生産プログラムに記述されたその他の作業箇所について、前記所定の作業の実施の有無を認識することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の基板作業機。
  6. 前記その他の作業箇所は、前記生産プログラムに記述された作業順序において最終の作業箇所であることを特徴とする請求項5に記載の基板作業機。
  7. 前記認識手段は、回路基板上に定められた各々の作業箇所を選択的に撮像する撮像手段を有し、撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて、前記所定の作業が実施されているのか否かを認識することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の基板作業機。
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