JP2014235195A - 係止具 - Google Patents
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Abstract
Description
こうした場合、従来の係止具では容易にソケット部2と挿通頭部3が容易に脱着可能であることから、簡単に値札Tを取り替えることができる。つまり、例えば、従来に於いては、当該係止具30の挿通頭部19の先端部、或いは頭部近傍に設けられている羽根部6、或いは突起部23が、比較的弱く構成されているので、多少高めの引張強力を加える事によって、当該羽根部6、或いは突起部23は変形して、挿通頭部が当該ソケット部2からすり抜ける事が出来、従って当該フィラメント部3に取り付けられていたラベル或いは値札T等が、盗難にあったり、別のラベル、値札Tと取り替えられて、再び当該挿通頭部19を該ソケット部2に挿通させて元の状態に戻す事が可能であった。
即ち、本発明に係る当該係止具は、フィラメント部、当該フィラメントの一方の端に備えられて適宜の係合部を有する挿通頭部、及び、当該フィラメント部の他端に備えられて当該挿通頭部を不可逆的に通すため、その内周壁面の一部に突起部が形成されている穴を有するソケット部からなる係止具であって、当該挿通頭部は、更に、その一方の端部が当該フィラメント部に接合されている挿通頭部本体部と、一方の端部が、当該挿通頭部本体部の他方の端部と接合され、挿通頭部本体部の他方の端部から当該挿通頭部本体部の中心軸線に沿って前方に延展されている細径部と、当該細径部の他方の端部に、少なくとも2個の拡開状に、当該挿通頭部本体部方向に突出した、当該ソケット部内の当該突起部と係止しうるブレード部が設けられている基端面部が接合されているヘッド部とから構成されており、且つ当該細径部の引張強度が当該フィラメント部及び当該挿通頭部本体部の個々の引張強度よりも小さくなる様に構成されている事を特徴とする係止具である。
即ち、図1は、本発明に係る係止具30の一具体例の構成を示す図であり、図中、フィラメント部3、当該フィラメント3の一方の端に備えられて適宜の係合部5を有する挿通頭部19、及び、当該フィラメント部3の他端に備えられて当該挿通頭部19を不可逆的に通すため、その内周壁面の一部に突起部23が形成されている穴を有するソケット部2からなる係止具30であって、当該挿通頭部19は、更に、その一方の端部が当該フィラメント部3に接合されている挿通頭部本体部4と、一方の端部が、当該挿通頭部本体部4の他方の端部と接合され、挿通頭部本体部4の他方の端部から当該挿通頭部本体部4の長手方向に沿った中心軸線Cに沿って前方に延展されている細径部20と、当該細径部20の他方の端部に、少なくとも2個の拡開状に、当該挿通頭部本体部4方向に突出した、当該ソケット部2内の当該突起部23と係合しうるブレード部6が設けられている基端面部7を有しているヘッド部9とから構成されており、且つ当該細径部20の引張強度が当該フィラメント部3及び当該挿通頭部本体部4の個々の引張強度よりも小さくなる様に構成されている係止具30が示されている。
尚、図1(A)は、本発明に係る当該係止具30の平面図であり、図1(B)は、本発明に係る当該係止具30の側面図である。
本発明に係る当該係止具30は、適宜の合成樹脂素材、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、ボリエチレン等の合成樹脂素材からインジェクション方式を主体とする成型加工技術を利用して一体的に成形されるものである。
その為、本発明に係る当該係止具30に於いては、当該係止具30は、4.0〜8.0kgの引張強力を受けると当該挿通頭部19の少なくとも一部が破断する様に構成しておくものである。
本発明に於ける当該フィラメント部3及び当該挿通頭部19の他の部分の引張強度よりも特に弱くなるように設計されている特定の部分は、当該挿通頭部内に形成される当該細径部20である。
即ち、本発明に於いては、当該細径部20がタンパープルーフ機能を発揮する様に構成されているのである。
然も、本発明に於ける当該係止具30に於いては、当該挿通頭部19の当該ヘッド部9の当該頂点部8は、特に緩い湾曲状の球面体で構成されているので、当該頂点部の厚みは低く抑える事が出来るので、図6(B)の点線Dで示されている様に、ダウンサイジング化されたソケット部2であっても、当該ソケット部2の当該側方端縁部から当該頂点部が突出すると言う危険性も完全に回避する事が可能となる。
つまり、当該ソケット部2の挿通穴部10内に、当該挿通頭部19の一部の部材が残存している事によって、当該係止具30が不正に破壊された事が、後日、容易に判断出来る様にしたものである。
つまり、本発明に於いては、当該挿通頭部19が当該ソケット部2の当該所定の穴部10に挿通せしめられた後に、当該細径部20の一部が、所定の引張り力を受けた場合に、容易に切断せしめられる様に、積極的に当該引張強力に対して選択的に脆弱部を構成する様に設計されている事を特徴とするものである。
本発明に係る当該係止具30は、主に、延伸する事によって製造されるものであって、当該フィラメント部3は、延伸処理が施されるので、当該フィラメント部3の引張強度は当該係止具30の中では、最も高い引張強度に設定されているが、当該係止具30に於ける当該挿通頭部19は、未延伸状態の合成樹脂で構成されているものであって、それによって当該未延伸状態の合成樹脂で構成された挿通頭部19は、全体的に当該フィラメント部3の引張強度に比べてかなりその引張強度が低くなっているものである。
即ち、当該細径部20は、未延伸状態の合成樹脂で構成されているものである。
即ち、本発明に係る当該係止具30に於いては、上記した様に、該挿通頭部19の切断端部が当該ソケット部2内で発生でするので、その切断端部70は、当該ソケット部2の端縁部から外方に突出しない様に構成されている事が特徴の一つである。
又、本発明に係る当該係止具30に於いては、当該挿通頭部19の当該ヘッド部9は、その頂部が緩い湾曲状の面若しくは平坦化された面に形成されている事が望ましく、それによって、当該ヘッド部9が、当該ソケット部2内に挿入された際に、当該ヘッド部9の当該頂部8が当該ソケット部2の端縁部から外方に突出しない様に構成されている事も好ましい具体例である。
又、同図中、突起部22は、当該挿通頭部19が、当該ソケット部2内に挿入された場合に、当該挿通頭部19が、当該ソケット部2を突き抜けない様に、当該ソケット部2の内壁面に形成された突起部23と係合するストッパー部を形成しているものであるが、この部分の当該平坦面部43と接続している部分44も平坦面で構成されている事が望ましい。
尚、同図中、当該挿通頭部19の当該フィラメント部3と接続している部分に形成された球状部50は、作業者が手により当該挿通頭部19を当該ソケット部2の当該孔部10内に挿入する際の支持部として機能する部分であるが、当該球状部50の所定の部分51、52(同図中、球面部表面に設けられている点線で円形状に表示された部分)を部分的に平坦面を形成しておく事も好ましい具体例である。
即ち、従来に於ける係止具30の当該ヘッド部9の構造は、上記した殆どの特許文献に示されている様に、当該ヘッド部9と当該挿通頭部19の本体部4とを接続している部材、つまり本発明に於ける当該細径部20に対応する部分の断面形状は、当該ヘッド部9の最大円形断面形状の直径の長さに等しい長尺長を持つ矩形状の断面形状を示したものしかなく、係る部分は、容易に切断され得ない様に強力を大きくするように設計されていたものであった。
そして、更に、係る当該細径部20の特徴的構成としては、当該第1と第2の湾曲状曲線部R1、R2の最大外周縁部P1、P2は、当該ヘッド部9に於ける当該基端面部7の外周縁部P3よりも内側に存在していることである。
即ち、例えば、図10に示す様に、当該細径部20の当該断面形状に於ける一対の相互に平行に形成されている当該第1及び第2の直線状部分67、68の長さFを変化させることによって、当該細径部20の断面積は変化することから、当該細径部20に於ける当該引張強力もそれに従って変化する事になる。
当該細径部20の当該断面形状に関し、当該第1及び第2の直線状部分67、68の長さFが0の場合は、図10(A)に示す様に当該細径部20の当該断面形状は、円形状と成る事は、言うまでもない事である。
そして、図10(B)は、当該細径部20の当該断面形状に関し、当該第1及び第2の直線状部分67、68の長さFが0.35mmの場合である場合を示したものであり、又当該図10(C)は、当該第1及び第2の直線状部分67、68の長さFが0.52mmの場合である場合を示したものである。
即ち、例えば、当該係止具30に於ける当該細径部20が破断状態となる際の引張強度値をタンパープルーフインデックス値と称すると、特定の業界が必要とする当該タンパープルーフインデックス値を持った当該係止具30を、当該細径部20の面積を所定の値に調整する事により容易に製造し、それを必要とする業界に個別的に提供することが可能となるのである。
即ち、本願発明者は、先ず、図8に示す様な、ブレード部6の無い係止具30について、本願発明の当該細径部20に相当する部分Xと、紡錘型のヘッド部9の最大径部Zと、当該細径部20の長さYを種々に変更し、タンパープルーフ機能と関連する当該細径部20の引張強度との関係を実験により追及した結果、当該X寸法とY寸法及びZ寸法には、以下の様な関連性と傾向が存在する事を突き止めた。
即ち、
X寸法 ……細径部のタンパプルーフの強度が決まる
Y寸法 ……頭部との引っ張り強度が決まる
Z寸法 ……頭部との挿入力が決まる
即ち、
X寸法とタンパプルーフの関係
X寸法(φ) タンパプルーフ
φ1.00 3.0kg〜3.2kg
φ1.05 3.5kg〜3.7kg
φ1.08 3.8kg〜4.0kg
但し、この3つの寸法はそれぞれ相互に密接な関係があるので、その絶対寸法は形状や成形材質によって変化する。
即ち、図4(A)及び図9に示す各寸法(A乃至F)のそれぞれは、当該係止具の特性値と個別的な関係を示すことが判明した。
つまり、
A寸法 ……首寸法 タンパプルーフに関係
B寸法 ……羽外径 主に挿入力に関係
C寸法 ……羽厚寸法 主に引っ張り強度に関係
D寸法 ……金型強度 金型加工限界と金型強度に関係
E寸法 ……A寸法の一部 タンパプルーフに関係
(注:E寸法は、湾曲状曲線部R1及びR2の曲率半径を示す)
F寸法 ……A寸法の一部 タンパプルーフに関係
即ち;
1.高級ループピンとして最低限必要とされる引っ張り強度は4kg以上は必要である。
2.頭部の大きさの汎用性から、挿入する穴径はφ2.0の穴が主流である。
そこで、上記2点をベースに更に検討を行った結果、
(1)上記項目1を考慮すると、当該細径部20の引っ張り強度を確保するにはある一定のC寸法が必要であること。
その値は、0.52mm程度が好ましい事、
(2)上記項目2を考慮すると、外径B寸法が決まる。
その値は、2.49mm程度が好ましい事、
(3)また、金型加工限界と金型強度より、D寸法が決まる
その値は、0.33mm程度は必要とされる、
そして、上記の各条件を総合的に考慮すると、必然的にA寸法(タンパ−プルーフに直接的に関係する)に使用可能な寸法は0.8mm程度になる。
即ち、図4及び図9を参照しながら、当該細径部20に於ける好ましい特定の形状について更に説明するならば、ブレード部無しタイプの実験結果より、タンパ−プルーフで4kg以上を確保するには、A部寸法はφ1.08以上の太さが必要である。
しかしながら、ブレードタイプの係止具30では、A部寸法は、0.8mmのスペースしか設定ができない。
そこで、上記の各問題点を考慮して、0.8ミリのスペースを用いて4kg以上のタンパープルーフ特定値を得る事が可能な当該細径部20の断面形状について検討した。
当然のことながら、当該細径部20に於ける当該長さ方向の中心軸線Cと直交する方向の長さ、つまり当該細径部20の厚さを変更する事も可能である。
尚、当該F寸法が0の場合は、半径Rの円形になる。
実験を行った結果は、以下に示す通りであった。
F寸法 タンパプル−フ値(強度)
F=0.00mm 2.0kg以下
F=0.10mm 2.0kg以下
F=0.20mm 2.8kg〜3.0kg
F=0.30mm 4.0kg〜4.2kg
F=0.35mm 4.8kg〜5.0kg
であった。
尚、本発明に於ける当該係止具30の設計にあたっては、実際には、形状や成形原材料の違いにより多少変化する。
3…フィラメント部
4…挿通頭部本体部
5…係合部
6、6’…ブレード部
7…基端面部7
8…頂点部
9…ヘッド部
10…穴部
19…挿通頭部
20…細径部
23…突起部
30…係止具
34…スリット部
41…側面部
42…湾曲面部
43…ヘッド部の近傍部
44…平坦面部と接続している部分
50…球状部
51、52…平坦面
61、62…面
63、64…直線状部
65、66…湾曲線
67、68…直線部
67’、68’ …直線部67、68の対応する一方の端部
67”、68” …直線部67、68の対応する他方の端部
70、70’ …破断端部
R1…第1の湾曲状曲線部
R2…第2の湾曲状曲線部
即ち、図1は、本発明に係る係止具30の一具体例の構成を示す図であり、図中、フィラメント部3、当該フィラメント3の一方の端に備えられて適宜の係合部5を有する挿通頭部19、及び、当該フィラメント部3の他端に備えられて当該挿通頭部19を不可逆的に通すため、その内周壁面の一部に突起部23が形成されている穴を有するソケット部2からなる係止具30であって、当該挿通頭部19は、更に、その一方の端部が当該フィラメント部3に接合されている挿通頭部本体部4と、一方の端部が、当該挿通頭部本体部4の他方の端部と接合され、挿通頭部本体部4の他方の端部から当該挿通頭部本体部4の長手方向に沿った中心軸線Cに沿って前方に延展されている直線状のロッド部であって、当該挿通頭部本体部4の直径よりも小さい直径を有するロッド部20(以下「細径部20」と言う)と、当該細径部20の他方の端部に、少なくとも2個の拡開状に、当該挿通頭部本体部4方向に突出した、当該ソケット部2内の当該突起部23と係合しうるブレード部6が設けられている基端面部7を有しているヘッド部9とから構成されており、且つ当該細径部20の引張強度が当該フィラメント部3及び当該挿通頭部本体部4の個々の引張強度よりも小さくなる様に構成されている係止具30が示されている。
尚、図1(A)は、本発明に係る当該係止具30の平面図であり、図1(B)は、本発明に係る当該係止具30の側面図である。
本発明に係る当該係止具30は、適宜の合成樹脂素材、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、ボリエチレン等の合成樹脂素材からインジェクション方式を主体とする成型加工技術を利用して一体的に成形されるものである。
然も、本発明に於ける当該係止具30に於いては、当該挿通頭部19の当該ヘッド部9の当該頂点部8は、特に緩い湾曲面状の球面体若しくは平坦化面で構成されているので、当該頂点部の厚みは低く抑える事が出来るので、図6(B)の点線Dで示されている様な、ダウンサイジング化されたソケット部2であっても、図7に示されている様に、当該ソケット部2の当該側方端縁部から当該頂点部が突出すると言う危険性も完全に回避する事が可能となる。
即ち、本願発明者は、先ず、図8に示す様な、ブレード部6の無い係止具30について、本願発明の当該細径部20の直径に相当する部分Xと、紡錘型のヘッド部9の最大径部Zと、当該細径部20の長さYを種々に変更し、タンパープルーフ機能と関連する当該細径部20の引張強度との関係を実験により追及した結果、当該X寸法とY寸法及びZ寸法には、以下の様な関連性と傾向が存在する事を突き止めた。
即ち、
X寸法 ……細径部のタンパプルーフの強度が決まる
Y寸法 ……頭部との引っ張り強度が決まる
Z寸法 ……頭部との挿入力が決まる
Claims (13)
- フィラメント部、当該フィラメントの一方の端に備えられて適宜の係合部を有する挿通頭部、及び、当該フィラメント部の他端に備えられて当該挿通頭部を不可逆的に通すため、その内周壁面の一部に突起部が形成されている穴を有するソケット部からなる係止具であって、当該挿通頭部は、更に、その一方の端部が当該フィラメント部に接合されている挿通頭部本体部と、一方の端部が、当該挿通頭部本体部の他方の端部と接合され、挿通頭部本体部の他方の端部から当該挿通頭部本体部の中心軸線に沿って前方に延展されている細径部と、当該細径部の他方の端部に、少なくとも2個の拡開状に、当該挿通頭部本体部方向に突出した、当該ソケット部内の当該突起部と係止しうるブレード部が設けられている基端面部が接合されているヘッド部とから構成されており、且つ当該細径部の引張強度が当該フィラメント部及び当該挿通頭部本体部の個々の引張強度よりも小さくなる様に構成されている事を特徴とする係止具。
- 当該挿通頭部がソケット部の所定の穴部に挿通せしめられた後に、当該細径部の一部が、所定の引張り力により切断せしめられる様に構成されている事を特徴とする請求項1記載の係止具。
- 当該細径部がタンパープルーフ機能を発揮する様に構成されている特徴とする請求項1又は2に記載の係止具。
- 当該挿通頭部の当該ヘッド部は、その頂部が緩い湾曲状の面若しくは平坦化された面を形成しており、当該ヘッド部が、当該ソケット部内に挿入された際に、当該ヘッド部の当該頂部が当該ソケット部の端縁部から外方に突出しない様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の係止具。
- 当該細径部は、未延伸状態の合成樹脂で構成されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の係止具。
- 当該フィラメント部は、延伸された状態の合成樹脂で構成されている事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の係止具。
- 当該ヘッド部に設けられている当該一対のブレード部に於ける当該係止具の長手方向中心軸線と直交する面で見た断面形状は、当該係止具の長手方向中心軸線を挟んで相互に対向している面は、直線状であって、且つ相互に平行な直線状を呈する線で形成され、その他の部分は、当該直線の両端部を繋ぐ湾曲線とで構成されている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の係止具。
- 当該細径部に於ける当該係止具の長手方向中心軸線と直交する面で見た断面形状は、当該一対のブレード部に於ける相互に対向して形成されている当該直線部のそれぞれに対向し、当該それぞれの直線部と、当該係止具の長手方向中心軸線を挟んで相互に平行に形成された所定の長さを持つ一対の直線状部分と、当該それぞれの直線部の対応する一方の端部同士を連結する第1の湾曲状曲線部と当該それぞれの直線部の対応する他方の端部同士を連結する第2の湾曲状曲線部とで構成されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の係止具。
- 当該第1と第2の湾曲状曲線部の最大外周縁部は、当該ヘッド部に於ける当該基端面部の外周縁部よりも内側に存在している特徴とする請求項8に記載の係止具。
- 当該第1と第2の湾曲状曲線部の最大外周縁部の当該係止具の長手方向中心軸線からの長さは、当該基端面部の外周縁部の当該係止具の長手方向中心軸線からの長さよりも10%乃至40%短く成る様に構成されている特徴とする請求項9に記載の係止具。
- 当該細径部の切断強度は、当該細径部の断面積によって変化する事を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の係止具。
- 当該細径部の切断強度に基づくタンパープルーフインデックス値を当該細径部の面積を所定の値に調整する事により所定のインデックス値に設定する事を特徴とする請求項11に記載の係止具。
- 当該挿通頭部に於ける円筒状部或いは球面部分の少なくとも一部に平坦面部が形成されている事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の
係止具。
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