JP2010521698A - 一体型セキュリティシール - Google Patents

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Abstract

シャックルと、シャックルを受ける通路を備える係合ハウジングと、シャックルに沿って隔置された少なくとも2つのロック部材とを有する一体型セキュリティシールであって、ロック部材が、それぞれロック部材の外面に対する少なくとも1つのアンダーカット開口部を有し、隣接するロック部材のアンダーカットが相互にずれ、少なくとも1つのピンがハウジング通路内に配置され、シャックルが通路を通って前進するにつれて、アンダーカットと係合するように配向されて、ハウジング内のシャックルの取外し不可能な係合を提供する。

Description

[001] 本発明は、セキュリティシールに関し、特に、シールの有効性又はセキュリティ属性を妥協せずに効率的に成形することができる一体型又は一体形成したセキュリティシールに関する。
[002] 効率的かつ経済的に製造することができ、容易に使用されるセキュリティシールが大いに必要とされている。中空の本体を、シャックルと係合する内部可撓性フィンガとともに単一ユニットとして形成する成形プラスチックで形成されたシールを含め、多くのこのようなシールが現在入手可能である。
[003] 残念ながら、このタイプのプラスチックセキュリティシールを効率的に成形するために、従来の通念では、コラプシブルコア成形ツール部材を使用せずに1工程で成形することができるように、ハウジングは両端で開かねばならない。しかし、開放型ハウジングでは、通常、ピック又は他のツールがハウジング内に容易に通り、シャックルを保持するロックフィンガを係合解除して、それにより装置のセキュリティ機能が欺かれる。
[004] 長年にわたって、成形プラスチックセキュリティシールのこれらの欠点を解決するために多くの方法が提案されてきた。欠点がないものはない。従来技術で提案されている初期の方法が、図1Aに図示されている。この設計では、閉じたロックハウジング2にピン4と係合する弾性ロック部材3を形成する。この設計は、製造するのが(不可能ではないまでも)極めて困難であり、複雑なコラプシブルコア成形システムを必要とし、これは、多くの従来のセキュリティシールに典型的な非常に小さい規模で実施すると、操作が困難で、多くの成形不良品を生産しやすく、長期の製造ダウンタイムになりやすいと考えられる。
[005] 図1Bに示すような従来技術の設計の別の例は、収容されるハウジング5と、収容されるハウジング内に装着されて、自身のボアを閉塞する別個のロック部材6とを含む。収容されるハウジング6は、装置のシャックルの端部にて係合レセプタクル7内に嵌合するように設計される。残念ながら、この設計は製造及び組立てが複雑で、費用がかかる。また、そのセキュリティ機能は、ハウジング5及びレセプタクル7から部材6を引き離し、シャックルを解放して、その後にシールが妨害されたという表示が一切ない状態で、その後に再度組み立てることによって損なわれることがある。
[006] さらに別の従来技術の方法が、図1Cに示されている。この図に示されたセキュリティシールは、ボアの一方端が別個のカバー9で閉鎖された状態で、開放型ボアのロック部材8を含む。この場合も、この方法は、作成及び組立が複雑で、費用がかかり、損なわれ、再度組み立てられることがある。
[007] 従って、本発明の目的は、複雑なコラプシブルコア成形要素を使用せずに一体型装置として成形することができる設計のセキュリティシールを提供することである。
[008] 本発明の別の目的は、セキュリティ機能を欺くことが困難なセキュリティシールを提供することである。
[009] 本発明の別の目的は、装置を破壊せずに損なうことができないように、取り外し不可能な係合を達成するセキュリティシールを提供することである。
[010] 本発明のさらにもう1つの目的は、経済的に作成され、容易に操作されるセキュリティシールを提供することである。
[011] 上記及び他の目的及び利点は、以下で述べるような本発明により達成することができる。
[012] 本発明は、コラプシブル成形コア構成部品を使用せずに、1工程で成形することができる一体型セキュリティシールである。これは、シャックルと、シャックルを受ける通路を備える係合ハウジングとを含む。
[013] シャックルは、自身に沿って隔置された少なくとも2つのロック部材を有する。ロック部材は、それぞれロック部材の外面へと延びる少なくとも1つのアンダーカット開口部を有する。隣接するロック部材のアンダーカット開口部は、相互にずれていなければならない。
[014] 好ましい実施形態では、ロック部材は直径方向に対向するアンダーカットの対を有し、アンダーカットは、シャックルの中心縦軸に対して鋭角で少なくとも1つの傾斜壁を含む。
[015] 一体型セキュリティシールは、係合ハウジングの通路内に配置された少なくとも1つのピンも含む。ピンは、シャックルが通路を通って移動するにつれて、ロック部材内のアンダーカットと係合するように配向される。好ましい実施形態では、通路はロック部材内の直径方向に対向するアンダーカットと係合するように配向された少なくとも1対の対向ピンを含む。本発明の別の代替実施形態では、一体型セキュリティシールは、シャックルと係合ハウジングの間に配置されたストラップと、シャックル上の少なくとも2つのロック部材とを有する。
[016] 新規であると考えられる本発明の特徴を、特許請求の範囲で詳細に述べる。本発明は、その目的及び利点とともに、以下の説明を以下の図面と組み合わせて考察することにより、最もよく理解することができる。図面では、類似の参照番号は幾つかの図で類似の要素を識別する。
[017]従来技術のセキュリティシールの図である。 [017]従来技術のセキュリティシールの図である。 [017]従来技術のセキュリティシールの図である。 [018]本発明による細長いセキュリティシールの斜視図である。 [018]本発明による細長いセキュリティシールの斜視図である。 [019]図1のセキュリティシールの近位部分の立面図である。 [020]図3の線4A−4Aに沿って切り取った図1のセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジングの拡大断面図である。 [021]図3の線4B−4Bに沿って切り取った図1のセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジングの拡大断面図である。 [022]3つの環状ロック要素を示す、図1のセキュリティシールのシャックルの一部の拡大立面図である。 [023]セキュリティシールの環状ロック部材の台形状のアンダーカットの略図である。 [023]セキュリティシールの環状ロック部材の台形状のアンダーカットの略図である。 [024]図5の線5C−5Cに沿って切り取った図1のセキュリティシールのシャックルの中心部材の断面図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [025]シャックルを係合ハウジングにロックして、引き抜きに抵抗するために、シャックルがセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジング内を前進することを示す、図1のセキュリティシールの部分図である。 [026]シャックルとシャックル受け部材の間に可撓性の細長いストラップを有する本発明の代替実施形態の斜視図である。 [027]シールのハンドルを外した状態である図7のセキュリティシールの遠位端の拡大部分立面図である。 [028]図7のセキュリティシールのシャックル受け係合ハウジングの切り取り立面図である。 [029]シャックル受け係合ハウジングとロック係合している図7のセキュリティシールのシャックルの立面図である。
[030] 次に図2A及び図2Bを参照すると、本発明による一体型セキュリティシール10が、装置の縦軸を中心に相互に180°回転した2つの図で示されている。一体型セキュリティシール10は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン又は他の適切な弾性樹脂から1工程で、コラプシブル成形コア構成要素を使用せずに成形することができる。セキュリティシールは、その遠位端にハンドル14と、その近位端にシャックルベース16とを有するシャックル12を含む。ハンドル14は、把持を容易にするぎざぎざ18を含むことが好ましい。シャックルは、任意の所望の長さを有することができ、例えば、18インチ(45.72cm)、14インチ(35.56cm)、10インチ(25.4cm)又はそれより短い長さを有することができる。シャックル(及び装置のその他の部分)の材料及び寸法は、シャックルが以下で述べる装置の係合ハウジングの周囲で曲がるのに十分な可撓性を有することを確実に行うように選択される。
[031] シャックルベース16は、直立係合ハウジング24を含むセキュリティシール台22に取り付けられる。台22は、図示の実施形態では拡大し、セキュリティシールに所望に応じてラベルを付けるために適切な平坦な「フラグ」表面26A及び26Bを呈する。
[032] 係合ハウジング24は、図2A及び図2Bに示すようにロック解除構成されて曲がっていない構成である場合に、シャックル12の縦軸に対してほぼ垂直に延びる円錐形部材28を含む。円錐形部材28は、自身を通って延びる中心ボア30を有する。円錐形部材のベース29は、外方向にフレア状に広がり、一連の三角形ブレース部材31になって、強度を向上させ、係合ハウジングの一体性を確保する。ブレース部材は、台22内に形成された円形台座33上に載置する。
[033] 矢印34が台22の背面36に成形されて、係合ハウジング内でシャックルの適切な不可逆性ロックを達成するために、必要に応じてハンドル14及びシャックル12をボア30の入口35に挿入するようにユーザに指示する。シャックルの不可逆性ロック特性については、以下でさらに詳細に説明する。
[034] 図3は、図2A及び図2Bのセキュリティシールの近位端の一部の拡大立面図であり、直径方向に対向するピン38A及び38Bがボア30内に見られる。ピン(図4A)の縦軸Aは、ボアの軸に対してほぼ平行である(図示のように2本のピンが好ましいが、1本のピンを使用することもできる。)。図4A及び図4Bの係合ハウジング26の断面図では、ピン38Bがボア30の壁40上に成形され、ボア内に延びることが分かる。ピン38A及び38Bはほぼ同一であり、それぞれがほぼ平坦な傾斜側部44及び46を有するテーパ状ノーズ部分42を含む。図示の実施形態では、これらの側部はピンの縦軸Aに対して約30°の角度であるが、任意の適切な角度でよく、軸に対して約25から40度の範囲の角度になることが好ましい。ピンは長さCC及び幅DDを有する。
[035] ピン38A及び38Bは、それぞれピンベース部分48も含む。ベース部分は、ピンの外縁52及び54へと延びる窪み50を有して、ピンのベース部分のいずれかの縁部に後ろ向きの突出部56及び58を生成する。
[036] 図5は、図2A及び図2Bのセキュリティシールのシャックル12の一部の拡大立面図である。ここで見られるように、シャックルは、一連の隔置された一体の環状ロック部材62を担持する中心部材60を含む。図示の実施形態の中心部材60は、対向するほぼ平坦な面63及び65(図5C)を有し、これは係合ハウジング内のシャックルの係合を乗り越えるために十分な回転力がシャックルに伝達できる前に、中心部材が確実に破損するようにするのに役立つ。このようなシャックルの破損は、セキュリティシールが侵害されたことの信号になり、装置の不正な再使用を防止する。しかし、中心部材60は所望に応じて円形又は他の断面形状でよい。
[037] 中心部材の中心縦軸は、(シャックルを周囲で曲げて、係合ハウジング内にロックする前の)図5に示すような直線の構成で、線「B」で表すようにほぼ直線である。ロック部材は、それぞれ長さ「AA」を有し、中心部材に沿って距離「BB」だけ相互に長手方向に隔置される。ロック部材62内の台形状のアンダーカットを移動させて、ピンと整合するためのシャックルの回転は、以下で説明するように、ピンのベースで突出部56及び58と接触するスカロップ67の上方向に傾斜した側部71から抵抗を受ける。
[038] ロック部材の長さAAとロック部材の間の間隔BBとピンの長さCCとの特定の関係を、セキュリティシール内で以下のように維持しなければならない。
BB<CC
AA+BB>CC
これらの関係を維持すると、シャックルが係合ハウジング内の所定の位置にある場合に、ピンが台形状のアンダーカットとの係合を維持し、ピンが隣接するロック部材間の間隔BB内で自由になる位置にシャックルが入れないことを確保するのに役立つ。
[039] ロック部材62は、それぞれ中心部材の平坦面63及び65から半径方向上方に延び、各環状ロック部材の遠位縁66から近位縁68へと延びる台形状のアンダーカット64A及び64Bを有する。台形状のアンダーカットは、近位縁68と同一の広がりを有する出口開口部73と、遠位縁66と同一の広がりを有する入口開口部75とを有する。開口部73及び75は実質的に平行であり、開口部75は開口部73より大きい。従って、シャックルが移動して係合部材24と係合するにつれ、ピン38A及び38Bは開口部75を通って入り、台形状のアンダーカット及び開口部73を「漏斗状に通り抜ける」。出口開口部73は、幅EEを有する。ピン38A及び38Bの幅DDは、係合部材がピンから緩む尤度を最小となるようにするために、出口開口部の幅EEと実質的に等しいことが好ましい。この場合、「実質的に等しい」とは、出口開口部の幅がピンの幅に対して、開口部の両側が係合している間にシャックルが係合ハウジングを通って前進するのを妨げない状態で、ピンが出口開口部を通過することができるようなサイズであることを意味する。
[040] 台形状のアンダーカット64A及び64Bが、図5A及び図5Bに概略的に図示されている。それ故、これらの図に見られるように、アンダーカット64Aは、曲げられていないシャックルの中心部材60の縦軸Bにほぼ平行である内壁70Aと、縦軸Bに対して傾斜した傾斜外壁72Aとを有する。図示の実施形態では、傾斜壁の角度「C」は縦軸Bに対して約15°である。ほぼこのサイズの角度が最も好ましいが、角度は、好ましくは、約10から20度の範囲であってもよい。アンダーカット64Bは、一般にアンダーカット64Aの鏡像であり、従ってアンダーカット64Bの内壁70Bは縦軸Bにほぼ平行であり、傾斜外壁72Bは、ほぼ内壁72Aの傾斜に対応する角度である。環状ロック部材の近位縁は、それぞれ図5に示すようなスカロップ67を有する。傾斜壁72A及び72Bは、切り下げ区域に入るピンの案内に役立ち、台形状のアンダーカットからのピンを裏打ちすることによって係合部材からのシャックルの取り外しに抵抗するために、入口開口部に隣接する台形状のアンダーカット区域内に突出する任意選択のボス78及び80も含むことができる。
[041] 台形状のアンダーカットの内壁及び傾斜壁は、個々の高いポイントで、又はその付近でスカロップ67に接触する。従って、以下でさらに詳細に説明するように、ピン38A又は38Bのベースにある突出部がスカロップの底部69に突き当たると、シャックルが回転してピンを台形状のアンダーカットと整合するように配置する動作が、スカロップの上方向に傾斜した側部71から抵抗を受ける。
[042] 次に図6Aから図6Fを参照して、シャックル12を方向「C」に係合ハウジング24の入口35に挿入した場合に達成される不可逆性ロック機能を説明する。それ故、シャックルの遠位端82の一部は、第1の環状ロック部材62Aの台形状のアンダーカット64Bの面72Bがピン38Aの側部46と係合した状態で、図6Aに示されている。シャックル部材の遠位端がさらに係合ハウジングのボア30に入ると、ピンが傾斜壁70Aに沿って乗り上げ、前進するシャックル部材が、ピンに当たった前進する傾斜壁に強制されて元に戻るか、反時計回りに回転する(図6B)。ピン38Aは、傾斜壁によって加えられた力によりわずかに屈曲することがあるが、シャックルがピンを越えると、元の位置に戻る。シャックルが図6Cに示す位置に到達すると、ピン38のノーズ部分42は、第1の環状ロック部材62Aと第2の環状ロック部材62Bの間の空間84Aに入るにつれて、環状ロック部材62Aの台形状のアンダーカット64Bから出てくる。
[043] 図6Eでは、シャックルの最も遠位側のロックリング62Aの台形状のアンダーカット64Bがピンから係合解除されるにつれて、環状ロックリング62Bの台形状のアンダーカット64Aがピン38Aのノーズ部分42に突き当たるポイントまで前進したシャックル12が図示されている。図6Eでは、シャックルが前進し続けると、接触面70Bがピンに沿って動作し、それによってシャックルが元に戻り、傾斜壁70Bに当たったピンに強制されて時計回りに回転する。これは、図6Fに示すように、ピンのベース部分48が第1のロックリングの遠位壁68をクリアするまで継続する。この位置で、ピン38A又は38Bのベースにある突出部56及び58(図4A)が、スカロップの底部69に突き当たる。その結果、(方向「D」に動かすことによって)係合ハウジング24からシャックルを外そうという試みは、これらの交差要素によって阻止される。また、シャックルを戻して、ロックハウジングから出すために、ピック又は他の部材を長手方向に通して、ボア30に入れ、ピンに到達し、シャックルを回転しようとする試みは全て、対向して配向された台形状のアンダーカット64A及び64Bのずれによって阻止される。さらに、ボアの近位端又は遠位端における試みも、同じ結果になる。シャックルがロックハウジング内へとさらに前進すると、これは、上述したように時計回り及び反時計回りに交互に回転する。シャックルを外そうとする試みは、ピンを過ぎるロック部材が多くなった後には、さらに困難になる。何故なら、存在するロック部材が多くなると、ボア穴30内で、その近位側にある連続したロック部材毎に、ロック機構を打破することがさらに厄介になるからである。シャックルの取り外しに対するこの抵抗は、ピンを過ぎる傾斜壁の遠位方向への動作を阻止するのに役立つボス78及び80によって強化される。
[044] 図7から図10は、セキュリティシール100が、(セキュリティシール10の特徴22及び24に対して上述のように構成された)係合ハウジング104と、遠位端にハンドル108を有する短縮されたシャックル106との間に配置されたほぼ平坦なストラップ102を備える本発明の代替実施形態を示す。図示の実施形態では、シャックル106は、3つの環状ロック部材110及び112及び114を含む。
[045] 図8には、シャックル106の遠位端(例示のためにシールのハンドルは除去されている)が示されている。この図に見られるように、シャックルは、ほぼ円形の断面である中心部材116を含む。この図で明らかであるように、連結部材110、112及び114は、それぞれ異なる構成を有するが、同じ長さ「AAA」を有する。中間環状部材112から始まり、このロック部材は、中心部材116の面120から半径方向上方に延びる台形状のアンダーカット118を有することが分かる。この台形状のアンダーカットは、環状ロック部材112の遠位面122から近位面124へと延びる。近位面124はほぼ平坦であるが、近位方向のスパー126を含む。台形状のアンダーカットは、シャックルの縦軸にほぼ平行である内壁128と、傾斜外壁130とを含む。シャックルの軸に対する傾斜壁の角度は約15°であり、約10から20度の範囲になることが好ましい。
[046] 最も遠位側の環状ロック部材110(「入口ロック部材」)は主に、シャックルが十分に係合している場合に、係合ハウジング104のボア160への入口を閉塞する働きをする。ロック部材は、外部側壁134及び内部側壁136を有するほぼ直線のアンダーカット132を含む。ほぼ直線のアンダーカットの壁の最も近位側の端部は、138及び140にて丸みをつけ、以下で説明するようにアンダーカットへとピン162A又は162Bが入るのを容易にする。また、アンダーカット132は、アンダーカット118に対してずれ、アンダーカット間の明瞭な照準線を妨げ、それ故、係合ハウジング内に係合したシャックルのセキュリティに打ち勝つように意図されたピック又は他のツールが入ることも妨げる。これは、例えば、環状ロック部材110の内部側壁136から近位方向に延び、環状ロック部材112の傾斜外壁130と交差する破線142によって図示されている。
[047] 最後に、シャックル106は、ストラップ102に取り付けられた近位環状ロック部材114を含む。環状ロック部材114は、遠位面144と、中心部材116の面120から半径方向上方に延びる台形状のアンダーカット146とを有する。アンダーカット146は、ほぼ平坦な外壁148と、丸みをつけた入口点152を有する内壁150と、内側に傾斜したベース壁156とを含む。アンダーカット146は、そのベース158で閉じている。ロック部材110と112の間の間隔をFFFとし、ロック部材112と114の間の間隔をBBBとする。
[048] 図9には、中心ボア160を破線にした状態で係合ハウジング104が図示されている。この図では、ハウジング内のピン162Aを明らかにするために、係合ハウジングの一部が切り取られている(視野の明瞭さを改良するために、ピン162Bが除去されている)。ピン162Aは、ほぼピン38A及び38Bのテーパ状ノーズ42に対応するテーパ状ノーズ164を含む。ピン162Aのベース166は、後方に突出して、環状ロック部材112のスパー126にほぼ対応するピンスパー168を含む。ピンは、長さCCC及び幅DDDを有する。図1から図7の本発明の実施形態の場合のように、ピンの長さCCCは、環状部材112と114の間の間隔BBBより大きくなければならず、ピンの幅DDDは、係合部材104が緩む尤度を最小となるようにするために、台形状のアンダーカット118の出口開口部EEEと実質的に等しいことが好ましい。しかし、図示の実施形態では、環状部材110と112の間の間隔FFFは、環状部材112と114の間の間隔BBBより大きいことに留意されたい。何故なら、この実施形態では、環状部材112と114の台形開口部のずれを通して、及びスパー126と168の係合によって、重大なロック機能が達成されるからである。
[049] 次に図10を参照すると、係合ハウジング104内にロックされたシャックル106の遠位端が図示されている。係合ハウジング内にロックされたシャックルの一部は、ハウジングの面の下にあるので、この図では破線で示されている。この図から明白になるように、シャックルを最初にハウジングに挿入した時に、ピン162Aは(ピン162Bがシャックルの反対側にある類似のアンダーカットと整合された状態で)直線のアンダーカット132と整合され、シャックルが係合ハウジング内に前進するにつれて、アンダーカットがピンを通り過ぎている。アンダーカットがピンを通り過ぎて、ピンを環状ロック部材110と環状ロック部材112の間の空間FFFに配置すると、ピンのノーズ164がアンダーカット118の傾斜外壁130と遭遇し、傾斜壁がピンに沿って移動するにつれ、ピンがアンダーカット118の近位端に到達するまで、シャックルが回転する。到達したポイントで、前進するシャックルによってピン162Aがアンダーカット118から現れ、環状ロック部材112と環状ロック部材114の間の間隔BBBを通る。シャックルが動作し続けると、ピンのノーズ164が近位環状ロック部材114のアンダーカット146に入り、傾斜したベース壁156がピンと係合すると、シャックルが元に戻るか、シャックルが係合部材内へとさらに移動するにつれて、反対方向に回転する。環状ロック部材112の近位端124がピンをクリアすると、ピンベースのスパー168も環状部材112のスパー126をクリアし、回転してスパー126と168を図示のように連動させ、係合ハウジング内にシャックルを不可逆的に固定する。従って、アンダーカットを通ってピンを戻すために、係合ハウジングを捻ろうとする試みは、スパー126と168との係合によって防止され、力ずくで係合ハウジングからシャックルを引き出そうとする試みは、ピンベース166とロック部材112の近位端との係合によって防止され、係合ハウジングにピック又は任意のツールを無理に入れようとする努力は、入口ロック部材110、及びアンダーカット118と132と146の間のずれ(従って、明瞭な照準線がないこと)によって防止される。
[050] 本明細書で引用した出版物、特許出願、及び特許を含む全ての参照文献は、各参照文献を参照により個別に及び明確に指定し、全体を本明細書に記載した場合と同じ程度に参照により本明細書に組み込むものとする。
[051] 本発明の説明で(特に特許請求の範囲で)、「1つの」及び「前記」という用語を使用するか、類似の言及をした場合、それは他の指定がない限り、又は文脈と明白に矛盾していない限り、単数と複数の両方を含むものと解釈されたい。本明細書における値の範囲への言及は、他の指定がない限り、範囲内に入る別個の各値を個別に言及する省略方法として働くように意図されたものにすぎず、別個の各値は、個別に言及されたかのように本明細書に組み込むものとする。本明細書で説明した全ての方法は、他の指定がない限り、又は文脈と明白に矛盾していない限り、任意の適切な順序で実行することができる。本明細書で提供される任意かつ全ての例、又は例示的言葉(例えば「など」)の使用は、単に本発明をより明らかにするように意図されたもので、他に別段の指定がない限り、本発明の範囲に制限を設けるものではない。本明細書のいかなる言葉も、特許請求の範囲にない任意の要素が本発明を実施するために必須であることを示すものと解釈してはならない。
[052] 本明細書では、本発明を実行するために本発明の発明者が知っている最善の方法を含めて、本発明の好ましい実施形態を説明している。説明してきた実施形態は例示としてのものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものと解釈してはならないことを理解されたい。

Claims (28)

  1. シャックルと、
    前記シャックルを受ける通路を備える係合ハウジングと、
    前記シャックルに沿って隔置された少なくとも2つのロック部材と、
    を備え、
    前記ロック部材が、それぞれ前記ロック部材の外面への少なくとも1つのアンダーカット開口部を有し、
    隣接するロック部材の前記アンダーカットが相互にずれ、
    前記通路内に配置され、前記シャックルが前記通路を通過する場合に、前記アンダーカットと係合するように配向された少なくとも1つのピンをさらに備える一体型セキュリティシール。
  2. 前記一体型セキュリティシールが、ポリプロピレン、ポリエチレン又はナイロンからなるグループから選択される樹脂から一体成形される、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  3. 前記シャックルが、対向する少なくとも2つのほぼ平坦な面を有する中心部材を有する、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  4. 前記シャックルが、その遠位端にハンドルを含み、前記ハンドルが把持を容易にするぎざぎざを含む、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  5. 少なくとも1つのラベル貼付面を含む、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  6. 前記アンダーカット開口部が台形形状であり、入口開口部及び出口開口部を含み、前記入口開口部が前記出口開口部より大きく、前記アンダーカットが、前記入口及び出口開口部と交差する傾斜した傾斜壁を含み、前記シャックルが前記係合ハウジングを通って前進するにつれて、前記傾斜壁が前記ピンと係合するように配置され、従って前記傾斜壁と前記ピンとの前記係合により、前進するにつれて前記シャックルが回転する、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  7. 前記傾斜壁が、前記シャックルの縦軸に対して約10°から20°の角度である、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  8. 前記傾斜壁が、前記シャックルの前記縦軸に対して約15°の角度である、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  9. 前記ピンが、所定の幅を有し、前記ピンの幅が、前記出口開口部の幅と実質的に等しい、請求項6に記載の一体型セキュリティシール。
  10. 前記傾斜壁が、前記入口開口部に隣接するボスを有する、請求項6に記載の一体型セキュリティシール。
  11. 前記ピンが、テーパ状ノーズ部分を有する、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  12. 前記ロック部材が、それぞれ少なくとも1対の直径方向に対向するアンダーカットを有し、少なくとも1対の対向するピンが前記係合ハウジングの前記通路内に配置され、前記対向するピンの対が、前記ロック部材内の前記直径方向に対向するアンダーカットと係合するように配向される、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  13. 前記ピンが、ベースと、前記ベースから後方に延びる突出部とを含み、前記ロック部材が、前記アンダーカットに対応する傾斜側部を有するスカロップ状縁部を含み、前記スカロップ状縁部が、前記突出部と係合するように配置され、前記傾斜側部が、前記シャックルの回転に抵抗するように配置される、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  14. 前記ピンが、所定の長さを有し、前記ロック部材間の間隔が、前記ピンの前記所定の長さより短い、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  15. 前記ピンの長さ、前記ロック部材の長さ、及び前記ロック部材間の間隔が予め決定され、ロック部材の長さと2つのロック部材間の間隔との合計が、前記ピンの長さより長い、請求項1に記載の一体型セキュリティシール。
  16. シャックルと、
    前記シャックルを受ける通路を備える係合ハウジングと、
    前記シャックルに沿って隔置された少なくとも2つのロック部材と、
    を備え、
    前記ロック部材が、それぞれ前記ロック部材の外面に対する少なくとも1つの台形状のアンダーカット開口部を有し、これは前記台形状のアンダーカットの対向する端部にほぼ平行な入口及び出口開口部を含み、前記入口開口部が前記出口開口部より大きく、前記入口開口部及び出口開口部と交差する傾斜した傾斜壁をさらに有し、
    隣接するロック部材の前記アンダーカットが相互にずれ、
    前記通路内に配置され、前記シャックルが前記通路を通過する場合に、前記アンダーカットと係合するように配向された少なくとも1つのピンをさらに備える、
    一体型セキュリティシール。
  17. 前記ロック部材が、それぞれ少なくとも1対の直径方向に対向するアンダーカットを有し、少なくとも1対の対向するピンが前記係合ハウジングの前記通路内に配置され、前記対向するピンの対が、前記ロック部材内の前記直径方向に対向するアンダーカットと係合するように配向される、請求項16に記載の一体型セキュリティシール。
  18. 前記ピンが、ベースと、前記ベースから後方に延びる突出部とを含み、前記ロック部材が、前記アンダーカットに対応する傾斜側部を有するスカロップ状縁部を含み、前記スカロップ状縁部が、前記突出部と係合するように配置され、前記傾斜側部が、前記シャックルの回転に抵抗するように配置される、請求項16に記載の一体型セキュリティシール。
  19. 前記ピンが、所定の長さを有し、前記ロック部材間の間隔が、前記ピンの前記所定の長さより短い、請求項16に記載の一体型セキュリティシール。
  20. シャックルと、
    前記シャックルを受ける通路を備える係合ハウジングと、
    前記シャックルと前記係合ハウジングの間に配置されたストラップと、
    前記シャックルに沿って隔置された少なくとも近位側及び中間ロック部材と、
    を備え、
    前記ロック部材が、それぞれ前記ロック部材の外面へのアンダーカット開口部を有し、
    隣接するロック部材の前記アンダーカットが相互にずれ、
    前記通路内に配置され、前記シャックルが前記通路を通過する場合に、前記アンダーカットと係合するように配向された少なくとも1つのピンをさらに備える、
    一体型セキュリティシール。
  21. 前記ロック部材が、それぞれ1対の直径方向に対向するアンダーカットと、前記通路内に配置され、前記直径方向に対向するアンダーカットと係合するように配向された少なくとも1対の対向するピンとを有する、請求項20に記載の一体型セキュリティシール。
  22. 前記中間ロック部材の少なくとも前記アンダーカット開口部が、台形形状であり、入口開口部及び出口開口部を含み、前記入口開口部が、前記出口開口部より大きく、前記アンダーカットが、前記入口開口部及び出口開口部と交差する傾斜した傾斜壁を含み、前記シャックルが前記係合ハウジングを通って前進するにつれて、前記ピンと係合するように前記傾斜壁が配置され、従って前記壁と前記ピンが係合すると、前進するにつれて前記シャックルが回転する、請求項21に記載の一体型セキュリティシール。
  23. 前記傾斜壁が、前記シャックルの前記縦軸に対して約10°から20°の角度である、請求項22に記載の一体型セキュリティシール。
  24. 前記ロック部材が、それぞれ少なくとも1対の直径方向に対向するアンダーカットを有し、少なくとも1対の対向するピンが前記係合ハウジングの前記通路内に配置され、前記対向するピンの対が、前記ロック部材内で前記直径方向に対向するアンダーカットと係合するように配向される、請求項20に記載の一体型セキュリティシール。
  25. 前記ピンが、予め決定された長さを有し、前記近位ロック部材と中間ロック部材の間の間隔が前記ピンの前記予め決定された長さより短い、請求項20に記載の一体型セキュリティシール。
  26. 前記ピンが、予め決定された幅を有し、前記ピンの幅が、前記出口開口部の幅と実質的に等しい、請求項22に記載の一体型セキュリティシール。
  27. 前記ピンが、ベースと、前記ベースから遠位方向に延びる第1のスパーとを含み、少なくとも前記中間ロック部材が第2のスパーを含み、前記第1及び第2のスパーが、前記シャックルの回転に抵抗するために連動するように配置される、請求項20に記載の一体型セキュリティシール。
  28. 前記中間ロック部材の近位側に配置された入口ロック部材を含む、請求項20に記載の一体型セキュリティシール。
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