JP2014235140A - 速度計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行速度を高い正確性で計測するための新しい手法の提案。
【解決手段】速度計測装置1において、レール表面に対向する位置に発信信号を送信するための送信アンテナ2が設けられている。また、レール表面に対向し、車両の前後方向に沿った異なる位置であって、当該前後方向に沿った設置間隔がレール表面までの距離よりも短い位置に、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bが設置されている。このとき、ドップラー周波数検出回路は、送信アンテナ2から送信される発信信号と、第1受信アンテナ3Aでの受信信号とに基づいてドップラー周波数を検出する。また、位相差検出回路は、第1受信アンテナ3Aでの受信信号と、第2受信アンテナ3Bでの受信信号との位相差を検出する。そして、走行速度算出部9は、ドップラー周波数及び位相差を用いて鉄道車両の走行速度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通路表面に向けて所定の発信信号を送信し、その反射波を受信して車両の走行速度を計測する速度計測装置に関する。
従来より、車両の走行速度を計測する方法として、ドップラーを利用した方法(以下、「ドップラー速度計測法」という。)が知られており、鉄道の分野でも技術研究がなされている(例えば特許文献1)。
特開2009−115722号公報
従来の鉄道分野のドップラー速度計測法は、軌道に向けて放射した電波の反射波を受信し、受信信号のドップラー効果から速度を求める方式が一般的である。従って、正確な速度を算出するためには、反射波の到来角度を正確に知る必要がある。しかし、従来は、到来角度を測定する機構を備えておらず、ある決められた到来角度で反射波が到来すると仮定して速度計算を行うのが通常であった。このため、走行速度の算出に用いた到来角度が実際の到来角度と乖離している場合、その乖離分が誤差となって、走行速度を正しく算出できないという問題があった。
この問題は鉄道分野に限らず、自動車の分野も同様である。すなわち、軌道(レールを含む)や道路等の通路の表面に電波や光等の電磁波信号を送信し、その反射波を利用して車両の速度を計測する装置であれば、同様の問題が内在し得る。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両の走行速度を高い正確性で計測するための新しい手法を提案することにある。
以上の課題を解決するための第1の発明は、
通路表面に向けて所定の発信信号を送信し、その反射波を受信して車両の走行速度を計測する当該車両に設けられた速度計測装置であって、
前記通路表面(例えば、図1のレール表面)に対向する位置に設けられた前記発信信号を送信するための送信アンテナ(例えば、図1(2)の送信アンテナ2)と、
前記通路表面に対向し、前記車両の前後方向に沿った異なる位置であって、当該前後方向に沿った設置間隔が前記通路表面までの距離よりも短い位置に設置された第1受信アンテナ及び第2受信アンテナ(例えば、図1(2)の第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3B)と、
前記発信信号と、前記第1受信アンテナ及び/又は前記第2受信アンテナでの受信信号とに基づいてドップラー周波数を検出するドップラー周波数検出部(例えば、図3のドップラー周波数検出回路7)と、
前記第1受信アンテナでの受信信号と、前記第2受信アンテナでの受信信号との位相差を検出する位相差検出部(例えば、図3の位相差検出回路8)と、
前記ドップラー周波数及び前記位相差を用いて走行速度を算出する走行速度算出部(例えば、図3の走行速度算出部9)と、
を備えた速度計測装置(例えば、図1,3の速度計測装置1、図6の速度計測装置1B)である。
この第1の発明によれば、通路表面に対向する位置に発信信号を送信するための送信アンテナが設けられており、通路表面に対向し、車両の前後方向に沿った異なる位置であって、当該前後方向に沿った設置間隔が通路表面までの距離よりも短い位置に第1受信アンテナ及び第2受信アンテナが設置されている。このとき、送信アンテナから送信される発信信号と、第1受信アンテナ及び/又は第2受信アンテナでの受信信号とに基づいて、ドップラー周波数検出部がドップラー周波数を検出する。そして、位相差検出部が、第1受信アンテナでの受信信号と、第2受信アンテナでの受信信号との位相差を検出する。そして、走行速度算出部が、ドップラー周波数及び位相差を用いて車両の走行速度を算出する。上記の受信アンテナの配置構成により、通路表面からの反射波の第1受信アンテナ及び第2受信アンテナへの到来角は等しくなると近似することができる(平面波近似)。このため、車両の走行速度を高い正確性で算出することが可能となる。
また、第2の発明として、第1の発明の速度計測装置であって、
前記第1受信アンテナ及び前記第2受信アンテナは、前記前後方向に沿った設置間隔(例えば、図1(2)の設置間隔w)が10cm〜20cmの範囲内に定められた、
速度計測装置を構成することとしてもよい。
この第2の発明によれば、第1受信アンテナ及び第2受信アンテナは、前後方向に沿った設置間隔が10cm〜20cmの範囲内に定められる。これにより、平面波近似の効果が確実なものとなり、車両の走行速度を高い正確性で算出することが可能となる。
また、第3の発明として、第1又は第2の発明の速度計測装置において、
前記走行速度算出部は、前記ドップラー周波数と前記位相差の比に、前記設置間隔に基づき規定される所定の定数を乗算することで走行速度を算出する、
速度計測装置を構成することとしてもよい。
この第3の発明によれば、ドップラー周波数と位相差の比に、設置間隔に基づき規定される所定の定数を乗算するといった簡易な演算によって、走行速度を算出することが可能となる。
また、第4の発明として、第1〜第3の何れかの発明の速度計測装置において、
前記車両は鉄道車両であり、
前記送信アンテナは、送信方向を軌道のレール表面に向けて設置された指向性アンテナ(例えば、図1(2)の送信アンテナ2)である、
速度計測装置を構成することとしてもよい。
この第4の発明によれば、鉄道車両において、指向性アンテナである送信アンテナから軌道のレール表面に向けて発信信号を送信し、その反射波を受信することで、鉄道車両の走行速度を計測することが可能となる。
また、第5の発明として、第1〜第3の何れかの発明の速度計測装置において、
前記車両はトンネル内を通行する車両(例えば、図8の地下鉄)であり、
前記通路表面はトンネル壁面であり、
前記送信アンテナは、送信方向をトンネル壁面に向けて設置された指向性アンテナ(例えば、図8の送信アンテナ2)である、
速度計測装置を構成することとしてもよい。
この第5の発明によれば、トンネル内を通行する車両において、指向性アンテナである送信アンテナからトンネル壁面に向けて発信信号を送信し、その反射波を受信することで、トンネル内を通行する車両の走行速度を計測することが可能となる。
速度計測システムのシステム構成図。 平面波近似を説明するための図。 速度計測装置の機能構成の一例を示す図。 シミュレーション結果の一例を示す図。 変形例におけるアンテナの配置構成の一例を示す図。 変形例における速度計測装置の機能構成の一例を示す図。 変形例におけるアンテナの配置構成の一例を示す図。 変形例におけるアンテナの配置構成の一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明を適用した好適な実施形態の一例について説明する。本実施形態では、車両として鉄道車両を例に挙げて説明する。鉄道車両とは、電気車、内燃車、旅客車、貨車、磁気浮上式鉄道などの車両を含む意である。但し、本発明を適用可能な形態が以下説明する実施形態に限定されるわけではないことは勿論である。
1.システム構成
図1は、本実施形態における速度計測システムのシステム構成の一例を示す図である。図1においては、太実線でレールを示している。図1(1)に示すように、本実施形態の速度計測システムは、鉄道車両と、鉄道車両の床下に配置される速度計測装置1とを有して構成される。
図1(2)は、本実施形態における速度計測装置1の機能構成及びアンテナの配置構成の一例を示す図である。速度計測装置1は、送信アンテナ2と、2つの受信アンテナ3(第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3B)と、送信部5と、受信部6と、走行速度算出部9とを有して構成される。
送信アンテナ2は、送信部5によって生成された発信信号をレールに対して送信するアンテナである。本実施形態における送信アンテナ2は、所定の発信信号を鉄道車両が走行する通路である軌道表面に向けて送信する。送信アンテナ2は、一方向に対する指向性の強いアンテナ(指向性アンテナ)とする。送信方向(指向方向)が直線区間走行時にレール表面に向かう向きとして、送信アンテナ2の配置向きが決定される。
第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、軌道表面(レール表面)で反射した反射波を受信する。これらの受信アンテナ3(3A,3B)で受信された反射波の受信信号は、受信部6に出力される。受信アンテナ3としては、無指向性或いはある程度広い指向性を有するアンテナを適用すると好適である。以下の説明では、第1受信アンテナ3Aで受信された反射波の受信信号を「第1受信信号」と称し、第2受信アンテナ3Bで受信された反射波の信号を「第2受信信号」と称して説明する。
図1(2)に示すように、送信アンテナ2と第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bとは、軌道表面、特に直線区間走行時のレール表面に対向する位置に設置されている。具体的には、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、レールの敷設方向、すなわち車両の前後方向に沿って異なる位置であって、当該前後方向に設置間隔wだけ離隔して設置されている。送信アンテナ2は、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bのおよそ中間位置に設置されている。つまり、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、送信アンテナ2を挟む位置に設置されている。
第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔wは、レール表面までの距離dよりも短い間隔となるように定められている。本実施形態では、設置間隔wは、10cm〜20cmの範囲内の間隔とする。。
図1(3)に示すように、送信アンテナ2は、レール表面に向かって既定の角度で発信信号を送信する。例えば45°の角度(レール表面と電波放射方向とのなす角度)でレール表面に放射されるように送信アンテナ2の指向性および配置角度が設定される。図1(3)では進行方向前方に放射するように図示しているが、進行方向後方に向けて放射するとしてもよい。すなわち、鉄道車両の進行方向は上り/下りの何れの方向であっても構わない。但し、レール表面に向かう角度は既定角度のままである。また、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、レール表面からの反射波を少なくとも40°〜50°の角度範囲で受信できるように配置構成することができる。
送信部5は、送信アンテナ2から送信させる発信信号を生成する回路を有して構成される。具体的には、搬送波を発振させる発振回路や、分周回路、増幅回路等を有して構成される。
受信部6は、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bで受信された信号を受信する受信回路である。受信部6は、受信アンテナで受信された信号を検波する検波回路や、検波した信号からドップラー周波数を検出するドップラー周波数検出回路7、第1受信信号と第2受信信号との位相差を検出する位相差検出回路8等を有して構成される(図3参照)。
走行速度算出部9は、受信部6から出力されるドップラー周波数や位相差を用いて、後述する原理に従って鉄道車両の走行速度を算出する。走行速度算出部9が算出した走行速度は運転台に出力される。
2.原理
図2は、本実施形態における走行速度計測の原理を説明するための図である。図2では、送信アンテナ2は下向きの三角形で示し、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bを矩形で示している。
第1受信アンテナ3Aと第2受信アンテナ3Bとの離隔距離“w”が発信信号の伝播距離に比べて十分に小さいとき、第1受信アンテナ3Aと第2受信アンテナ3Bには、同じ方向からの反射波が到来すると近似することができる(いわゆる平面波近似)。本実施形態では、この平面波近似の原理を利用することによって、反射波の到来角度を考慮することなく鉄道車両の走行速度を算出できる。以下、詳細に説明する。
第1受信アンテナ3Aに到来する反射波の到来角度を“θ1”とし、第2受信アンテナ3Bに到来する反射波の到来角度を“θ2”とする。この場合、平面波近似により、これらの到来角度は等しく“θ”と近似することができる。このとき、第1受信信号と、第2受信信号との伝搬距離差“Δl”は、次式(1)のように表すことができる。
Figure 2014235140
その一方で、発信信号(電波)の速度を“C”とし、第1受信アンテナ3Aに反射波が到達した時間と第2受信アンテナ3Bに反射波信号が到達した時間との時間差を“Δt”とした場合、発信信号の伝搬距離差“Δl”は、次式(2)のように表すことができる。
Figure 2014235140
式(1)、(2)より、次式(3)を導出することができる。
Figure 2014235140
ここで、ドップラー周波数“fd”と、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bへの反射波の到来角度“θ”と、発信信号の波長“λ”との間には、次式(4)の関係が成立する。
Figure 2014235140
式(3)を用いて式(4)を変形すると、次式(5)が導出される。
Figure 2014235140
第1受信信号の位相と第2受信信号の位相との位相差を“Δφ”とする場合、この位相差“Δφ”は、発信信号の周波数“f”と時間差“Δt”とを用いて、次式(6)のように表すことができる。
Figure 2014235140
式(6)を用いて式(5)を変形すると、鉄道車両の走行速度“v”は、次式(7)のように算出することができる。
Figure 2014235140
式(7)において、受信アンテナの設置間隔“w”は既知である。従って、ドップラー周波数“fd”と位相差“Δφ”とを検出することで、到来角度“θ”を用いることなく、走行速度“v”を算出することができる。式(7)は、ドップラー周波数と位相差の比に、第1受信アンテナ3Aと第2受信アンテナ3Bとの設置間隔に基づき規定される所定の定数を乗算することで走行速度が算出可能であることを示している。
ドップラー周波数“fd”は、公知のドップラー検出回路やドップラーセンサを用いて検出できる。従って、必要となるのは位相差“Δφ”を検出するための機構である。そこで、位相差“Δφ”を検出する方法について以下説明する。
ここでは送信アンテナ2から送信される発信信号を正弦波信号とし、第1受信信号と第2受信信号とを、それぞれ“ra”及び“rb”と表記して説明する。第1受信信号“ra”を、振幅が“A”で周波数が“f”の正弦波信号とする。また、第2受信信号“rb”を、振幅が“B”で周波数が“f”であり、第1受信信号“ra”に対して位相が“Δφ”だけ遅れた信号であるとする。この位相の遅れ“Δφ”が第1受信信号“ra”と第2受信信号“rb”との位相差である。
このとき、“ra”及び“rb”は、それぞれ次式(8)及び(9)のように表すことができる。
Figure 2014235140
Figure 2014235140
第1受信信号“ra”と第2受信信号“rb”とを掛け合わせると、次式(10)のようになる。
Figure 2014235140
式(10)で表される信号から定常成分(直流成分)を抽出することで位相差“Δφ”を検出することができる。ここで、“ra”と“rb”の周期を“T”とし、式(10)で与えられる“ra”と“rb”の積を“0〜T”の範囲で積分すると、次式(11)のようになる。
Figure 2014235140
但し、右辺の積分計算では“f=1/T”の関係が成立することを用いた。
式(11)から、次式(12)のように位相差“Δφ”を求めることができる。
Figure 2014235140
式(12)より、第1受信信号の振幅“A”及び第2受信信号の振幅“B”(若しくはこれに相当する値)と、積分値“Z”(若しくはこれに相当する値)とを検出する回路を構成することにより、位相差“Δφ”の検出が可能となる。
なお、振幅“A”及び“B”は、それぞれ次式(13)及び(14)のように求めることができる。
Figure 2014235140
Figure 2014235140
3.機能構成
図3は、本実施形態における速度計測装置1の機能構成の一例を示す図である。
速度計測装置1は、送信アンテナ2と、第1受信アンテナ3Aと、第2受信アンテナ3Bと、送信部5と、受信部6と、走行速度算出部9とを有して構成される。
送信部5は、送信アンテナ2から送信させる所定周波数の発信信号を生成する回路であり、この発振回路や分周回路、増幅器等を有して構成される。
受信部6は、ドップラー周波数検出回路7と、位相差検出回路8とを有して構成される。
ドップラー周波数検出回路7は、送信アンテナ2から送信された送信波の周波数と、軌道表面で反射されて第1受信アンテナ3Aで受信された反射波の周波数との差からドップラー周波数を検出する回路である。ドップラー周波数検出回路7は、公知の回路構成によって実現することが可能である。例えば、第1受信信号と送信波と同一の周波数の信号とを乗算する乗算器や、乗算器の乗算結果の信号を増幅する増幅器、増幅器で増幅された信号を検波する検波回路等を有して構成される。ドップラー周波数検出回路7からは、第1受信信号のドップラー周波数“fd”が出力される。
なお、本実施形態では、ドップラー周波数検出回路7が、送信アンテナ2から送信される発信信号と、第1受信アンテナ3Aで受信される受信信号(第1受信信号)とに基づいてドップラー周波数を検出することとして説明するが、これに代えて、発信信号と、第2受信アンテナ3Bで受信される受信信号(第2受信信号)とに基づいてドップラー周波数を検出するようにしてもよい。また、発信信号と、第1受信アンテナ及び第2受信アンテナでの受信信号(第1受信信号及び第2受信信号)とに基づいてドップラー周波数を検出するようにしてもよい。
位相差検出回路8は、第1受信信号と第2受信信号との位相差を検出する回路である。この位相差検出回路8は、第1乗算器11と、第1ローパスフィルタ13と、第2乗算器21と、第2ローパスフィルタ23と、第3乗算器31と、第3ローパスフィルタ33と、第4乗算器35と、第5乗算器60とを有して構成される。
第1乗算器11は、第1受信信号を自己乗算して第1ローパスフィルタ13に出力する。
第1ローパスフィルタ13は、第1乗算器11からの信号の高周波成分を除去して第5乗算器60に出力する。
この第1乗算器11及び第1ローパスフィルタ13により、第1受信信号の振幅を演算する第1振幅演算回路が構成される。
第2乗算器21は、第2受信信号を自己乗算して第2ローパスフィルタ23に出力する。
第2ローパスフィルタ23は、第2乗算器21からの信号の高周波成分を除去して第5乗算器60に出力する。
この第2乗算器21及び第2ローパスフィルタ23により、第2受信信号の振幅を演算する第2振幅演算回路が構成される。
第3乗算器31は、第1受信信号と第2受信信号とを乗算して第3ローパスフィルタ33に出力する。
第3ローパスフィルタ33は、第3乗算器31からの信号の高周波成分を除去して第4乗算器35に出力する。
第4乗算器35は、第3ローパスフィルタ33からの信号を自己乗算して第5乗算器60に出力する。
第3乗算器31と、第3ローパスフィルタ33と、第4乗算器35とにより、第1受信信号と第2受信信号とを乗算して積分する乗算積分回路が構成される。
第5乗算器60は、第1ローパスフィルタ13からの信号と第2ローパスフィルタ23からの信号と第4乗算器35からの信号とを乗算して、走行速度算出部9に出力する。第5乗算器60からは位相差“Δφ”を含む演算値として“{cos(Δφ)/2}”が出力される。
なお、位相差検出回路8の前段にAD(Analog Digital)変換器を設けてデジタル信号に変換し、デジタル信号処理を行って位相差を検出するように位相差検出回路8を構成してもよい。
走行速度算出部9は、受信部6からの出力に基づいて鉄道車両の走行速度を算出する演算装置である。例えば、ドップラー周波数検出回路7や位相差検出回路8から出力される信号をAD変換するAD変換器や、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の演算装置、ROM(Read Only Memory)やフラッシュROM、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置等を有して構成される。
走行速度算出部9は、ドップラー周波数検出回路7によって検出されたドップラー周波数“fd”と、位相差検出回路8によって検出された第1受信信号と第2受信信号との位相差“Δφ”を含む演算値“{cos(Δφ)/2}”と、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔“w”とを用いて、式(7)に従って鉄道車両の走行速度“v”を算出する。そして、算出した走行速度“v”を出力する。
4.シミュレーション結果
上記の速度計測装置1を用いて鉄道車両の走行速度を計測するシミュレーションを行った。鉄道車両の走行速度を50[km/h]として、従来の手法と本実施形態の手法とを用いて、それぞれ走行速度を計測するシミュレーションを行った。このシミュレーションでは、鉄道車両の走行速度を50km/hとし、発信信号の放射角度を45°とし、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔を10cmとし、平面波近似が成立する環境を設定した。そして、放射角度と同じ45°の基準角度に対して受信アンテナで受信する受信角度を40°〜50°で変化させて速度計測を行った。基準角度に対して変更した角度の差(以下、「角度差」という。)を横軸とし、その角度差において計測した速度を縦軸に示した結果が図4である。
比較例として、受信アンテナを1つとし、同様に受信方向の角度を変化させて、従来のドップラー速度計測法で計測した速度を破線で示す。
このシミュレーション結果を見ると、従来の手法を用いて走行速度を計測した場合には、角度差が正の方向に増加するにつれて計測速度が減少し、逆に角度差が負の方向に増加するにつれて計測速度が増加している。反射波の到来角度は、曲線区間走行時やカント区間走行時に変化し得る。そのため、反射波の到来角度を既定角度一定として1つの受信アンテナで速度を計測する従来手法では、走行速度を正しく計測できない場合が起こり得ることがわかる。これに対して、本実施形態の手法を用いて走行速度を計測した場合には、角度差に関わらず、計測速度はほぼ50[km/h]となっており、走行速度を正しく計測できていることがわかる。複数の受信アンテナを用いて反射波を受信し、平面波近似の原理を利用することで、反射波の到来角度に関わらず、走行速度を高い正確性で計測できることがわかる。
なお、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔を10cm〜20cmの範囲で変化させてシミュレーションを行ったが、上記と同様の結果が得られた。このことから、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、鉄道車両の前後方向に沿った設置間隔wが10cm〜20cmの範囲内に設置されることが好適と言える。また、受信アンテナ3の設置間隔wがレール表面までの距離dよりも短ければ、効果が期待できる。
5.作用効果
速度計測装置1において、レール表面に対向する位置に発信信号を送信するための送信アンテナ2が設けられている。また、レール表面に対向し、車両の前後方向に沿った異なる位置であって、当該前後方向に沿った設置間隔がレール表面までの距離よりも短い位置に、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bが設置されている。このとき、ドップラー周波数検出回路7は、送信アンテナ2から送信される発信信号と、第1受信アンテナ3Aでの受信信号とに基づいてドップラー周波数を検出する。また、位相差検出回路8は、第1受信アンテナ3Aでの受信信号と、第2受信アンテナ3Bでの受信信号との位相差を検出する。そして、走行速度算出部9は、ドップラー周波数及び位相差を用いて鉄道車両の走行速度を算出する。
レール表面に対向し、車両の前後方向に沿った異なる2つの位置で発信信号のレール表面からの反射波を受信し、これらの反射波の受信信号を用いることで、鉄道車両の走行速度を正しく算出することができる。つまり、レール表面から反射する反射波の第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bへの到来角が等しくなると近似し(平面波近似)、ドップラー周波数と位相差とを用いて所与の演算方式に従って走行速度を算出することで、鉄道車両の走行速度を高い正確性で計測することが可能となる。
より具体的には、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bは、鉄道車両の前後方向に沿った設置間隔が10cm〜20cmの範囲内に定められる。これにより、平面波近似の効果が確実なものとなり、走行速度の算出の正確性を向上させることができる。
また、走行速度算出部9は、ドップラー周波数検出回路7から出力されるドップラー周波数と、位相差検出回路8から出力される位相差に相当する演算値とに基づき、ドップラー周波数と位相差の比に、第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔に基づき規定される所定の定数を乗算するといった簡単な方法により、鉄道車両の走行速度を算出することができる。
6.変形例
本発明を適用可能な実施例は、上記の実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。以下、変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一の構成については同一の符号を付して再度の説明を省略する。
6−1.受信アンテナの設置数
上記の実施形態では、受信アンテナ3の設置数を2個として説明したが、受信アンテナ3の設置数を3個以上とすることも可能である。
図5は、アンテナの配置構成の変形例を示す図である。図5では、送信アンテナ2及び受信アンテナ3の位置関係を俯瞰して示している。横方向に示した太実線はレールである。また、送信アンテナ2を三角形で、受信アンテナ3を矩形でそれぞれ示している。図5の構成は、1つの送信アンテナ2と、第1受信アンテナ3A〜第3受信アンテナ3Cの3つの受信アンテナ3とを有する構成である。
3つの受信アンテナ3は、平面視で直角二等辺三角形となる位置関係で配置構成されている。具体的には、枕木方向に沿って第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの2つの受信アンテナが設置され、軌道方向に沿って第2受信アンテナ3B及び第3受信アンテナ3Cの2つの受信アンテナが設置されて、3つの受信アンテナ3が直角二等辺三角形の設置形状を成している。また、送信アンテナ2は、3つの受信アンテナ3から等距離となる位置に設置されている。
図6は、この場合における速度計測装置1Bの構成例を示す図である。
速度計測装置1Bは、送信アンテナ2と、第1受信アンテナ3Aと、第2受信アンテナ3Bと、第3受信アンテナ3Cと、送信部5と、受信部6と、走行速度算出部9とを有して構成される。
受信部6が具備する位相差検出回路8は、第1乗算器11と、第1ローパスフィルタ13と、第2乗算器21と、第2ローパスフィルタ23と、第3乗算器31と、第3ローパスフィルタ33と、第4乗算器41と、第4ローパスフィルタ43と、第5乗算器51と、第5ローパスフィルタ53と、第6乗算器45と、第7乗算器55と、第8乗算器80と、第9乗算器90とを有して構成される。
第1乗算器11と、第1ローパスフィルタ13とにより、第1受信信号の振幅を演算する第1振幅演算回路が構成される。
第2乗算器21と、第2ローパスフィルタ23とにより、第2受信信号の振幅を演算する第2振幅演算回路が構成される。
第3乗算器31と、第3ローパスフィルタ33とにより、第3受信信号の振幅を演算する第3振幅演算回路が構成される。
第4乗算器41と、第4ローパスフィルタ43と、第6乗算器45とにより、第1受信信号と第2受信信号とを乗算して積分する乗算積分回路が構成される。
第5乗算器51と、第5ローパスフィルタ53と、第7乗算器55とにより、第2受信信号と第3受信信号とを乗算して積分する乗算積分回路が構成される。
第8乗算器80からは、第1受信信号と第2受信信号との位相差“Δφ12”を含む演算値“{cos(Δφ12)/2}”が出力される。また、第9乗算器90からは、第2受信信号と第3受信信号との位相差“Δφ23”を含む演算値“{cos(Δφ23)/2}”が出力される。
走行速度算出部9は、ドップラー周波数検出回路7によって検出された第1受信信号のドップラー周波数“fd”と、位相差検出回路8から出力される位相差“Δφ12”及び“Δφ23”に相当する演算値とを用いて、鉄道車両の走行速度“v”を算出する。この場合、軌道方向の速度と、枕木方向の速度とを算出することが可能である。
なお、この場合における走行速度“v”の具体的な演算式については、上記の実施形態と同様の原理に基づき導出可能であるため、ここでは説明を省略する。
6−2.アンテナの配置構成
上記の実施形態で説明した送信アンテナ2及び受信アンテナ3の配置構成は一例に過ぎず、適宜設定変更可能であることは勿論である。
具体的には、上記の実施形態では、2つの受信アンテナ3A,3Bの中間位置に送信アンテナ2が位置するようにアンテナを設置することとして説明したが、必ずしも送信アンテナ2は2つの受信アンテナ3A,3Bの中間位置に設置しなければならないわけではない。例えば、第1受信アンテナ3Aと第2受信アンテナ3Bとを結ぶ直線上であって、これらの受信アンテナ3間の外側に送信アンテナ2を設置することとしてもよい。
また、図7のような位置関係で送信アンテナ2及び受信アンテナ3を設置してもよい。
図7(1)のアンテナの配置構成では、レール頭頂面の直上に送信アンテナ2が位置するように送信アンテナ2が設置されている。ここで、送信アンテナ2から送信された発信信号のレールでの反射点をRとし、この反射点Rを始点とし、レールの左右方向に所定の開き角θを有する直線L1及びL2を考える。そして、送信アンテナ2の設置位置を通る枕木方向の直線L3を考える。このとき、例えば、第1受信アンテナ3Aを、直線L1とL3との交点に対応する位置に設置する。また、第2受信アンテナ3Bを、直線L2とL3との交点から後方に距離Δlだけ離隔した位置に設置する。
なお、同様の思想に基づき、例えば図7(2)に示すような位置関係で送信アンテナ2及び受信アンテナ3を設置することとしてもよい。
いずれにせよ、受信アンテナ3は、通路表面に対向し、車両の前後方向に沿って異なる位置に設置する。
6−3.通路
通路表面は、レール表面に限らない。例えば、トンネルの壁面であってもよい。地下鉄といったトンネル内を走行する車両において、トンネルの側壁に向けて発信信号を送信するように送信アンテナ2を配置構成し、側壁から反射した反射波を複数の受信アンテナで受信して、上記の実施形態と同様の手法で鉄道車両の走行速度を演算・検出することとしてもよい。
図8は、この場合におけるアンテナの配置構成の一例を示す図である。図8によれば、地下鉄の車両の側面から、トンネル壁面に対向するように送信アンテナ2及び受信アンテナ3(3A,3B)が設置されている。送信アンテナ2は、送信方向をトンネル壁面に向けて設置された指向性アンテナである。そして、送信アンテナ2からトンネルの側壁に向けて発信信号を送信し、トンネルの側壁からの反射波を複数の受信アンテナ3で受信して、上記の実施形態と同様の原理で地下鉄の走行速度を算出・計測する。
この場合における送信アンテナ2及び受信アンテナ3は、上記の実施形態と同様に、例えば第1受信アンテナ3A及び第2受信アンテナ3Bの設置間隔が、10cm〜20cmの範囲内とすると好適である。
なお、本変形例のほかにも、例えば鉄道車両の屋根部分に送信アンテナ2及び複数の受信アンテナ3を設置し、送信アンテナ2から架線に向けて発信信号を送信するようなシステムを構成してもよい。
6−4.車両
上記の実施形態では、車両を鉄道車両として説明したが、車両は鉄道車両に限られないことは勿論である。例えば、通路である道路を走行する自動車に適用してもよい。
6−5.送信信号の変調
送信信号を変調することとしてもよい。この場合、搬送波は、直進性を高めるために高周波数とし、変調波は、位相差の検出精度を向上させるためにできる限り低い周波数とすると好適である。変調方式は、例えば振幅変調や位相変調、スペクトル拡散変調などを利用することができる。
1 速度計測装置
2 送信アンテナ
3 受信アンテナ
3A 第1受信アンテナ
3B 第2受信アンテナ
3B 第3受信アンテナ
5 送信部
6 受信部
7 ドップラー周波数検出回路
8 位相差検出回路
9 走行速度算出部

Claims (5)

  1. 通路表面に向けて所定の発信信号を送信し、その反射波を受信して車両の走行速度を計測する当該車両に設けられた速度計測装置であって、
    前記通路表面に対向する位置に設けられた前記発信信号を送信するための送信アンテナと、
    前記通路表面に対向し、前記車両の前後方向に沿った異なる位置であって、当該前後方向に沿った設置間隔が前記通路表面までの距離よりも短い位置に設置された第1受信アンテナ及び第2受信アンテナと、
    前記発信信号と、前記第1受信アンテナ及び/又は前記第2受信アンテナでの受信信号とに基づいてドップラー周波数を検出するドップラー周波数検出部と、
    前記第1受信アンテナでの受信信号と、前記第2受信アンテナでの受信信号との位相差を検出する位相差検出部と、
    前記ドップラー周波数及び前記位相差を用いて走行速度を算出する走行速度算出部と、
    を備えた速度計測装置。
  2. 前記第1受信アンテナ及び前記第2受信アンテナは、前記前後方向に沿った設置間隔が10cm〜20cmの範囲内に定められた、
    請求項1に記載の速度計測装置。
  3. 前記走行速度算出部は、前記ドップラー周波数と前記位相差の比に、前記設置間隔に基づき規定される所定の定数を乗算することで走行速度を算出する、
    請求項1又は2に記載の速度計測装置。
  4. 前記車両は鉄道車両であり、
    前記送信アンテナは、送信方向を軌道のレール表面に向けて設置された指向性アンテナである、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の速度計測装置。
  5. 前記車両はトンネル内を通行する車両であり、
    前記通路表面はトンネル壁面であり、
    前記送信アンテナは、送信方向をトンネル壁面に向けて設置された指向性アンテナである、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の速度計測装置。
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