JP2014234096A - 駆動ユニットの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の冷却を効率的に行うことができる駆動ユニットの冷却装置を提供すること。
【解決手段】モータ軸61を車軸2に対して車幅方向内側ほど高くなるように傾斜させて減速機7よりも上方に配置された電動モータ6と、電動モータ6の下方位置に配置され、かつ、少なくとも一部が車両前面視においてホイール31内から突出して設けられ、内部流路中のオイル(潤滑油)と外気との熱交換が可能なオイル冷却部としてのオイル冷却ケース101と、を備えていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、車輪を電動モータにより回転させる駆動ユニットの冷却装置に関する。
従来、車輪軸の近傍にモータを配置した駆動ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、モータ軸を車軸に対して傾斜配置し、電動モータを傾斜させることで、車両前面視においてモータハウジングの上部がホイールから突出した構造となっている。このため、走行時に、モータハウジングにおいて走行風が当たる面積が拡大し、駆動ユニットの温度上昇を抑制できるようになっている。
特開2008−155694号公報
しかしながら、上記従来技術では、モータ軸と車軸との間に介在された減速機やモータを潤滑油で冷却する場合、走行風が当たるモータハウジングの上部には、潤滑油が留まりにくく、潤滑油が冷却されにくいといという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、潤滑油の冷却を効率的に行うことができる駆動ユニットの冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
モータ軸を車軸に対して車幅方向内側ほど高くなるように傾斜させて減速機よりも上方に配置されたモータと、
前記モータの下方位置に配置され、かつ、少なくとも一部が車両前面視においてホイール内から突出して設けられ、内部流路中のオイルと外気との熱交換が可能なオイル冷却部と、
を備えていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置とした。
本発明の駆動ユニットの冷却装置では、モータ軸を傾斜させることで、モータの下方位置に生じる空きスペースであって、ホイールから突出して走行風が当たる部分に、オイル冷却部を設けることができる。
したがって、モータの上部にオイル冷却部を設けた場合と比較して、冷却用のオイルを溜め易く、かつ、走行風が当たるため、オイルを効率良く冷却することが可能である。
実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置の全体構成の概略を示す全体図である。 実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置の主要部を示す断面図である。 実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置におけるオイル冷却ケースを示す斜視図である。 実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置におけるモータ軸を、縦に切断した状態で示す斜視図である。 実施の形態2の駆動ユニットの冷却装置におけるモータ軸を、縦に切断した状態で示す斜視図である。 実施の形態2の駆動ユニットの冷却装置におけるモータ軸を、縦に切断した状態で示す斜視図である。
以下、本発明の駆動ユニットの冷却装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1の駆動ユニットの全体図である図1に基づいて、実施の形態1の駆動ユニットAの全体構成の概略について説明する。
(全体概略構造)
図1に示すように、この駆動ユニットAは、ユニットハウジング1から車軸2が突出し、この車軸2に車輪(前輪)3のホイール31が一体的に回転可能に支持されている。
また、ユニットハウジング1は、ナックルアーム4に支持されている。そして、このナックルアーム4が、懸架装置5を介して、車輪3と共に車体(図示省略)に懸架されている。
懸架装置5は、ナックルアーム4の下端部に連結されたロアアーム51と、ナックルアーム4の上端部に連結されたアッパアーム52とを備えている。
ロアアーム51は、基端部を車体に対してゴムブッシュ51aを介して、上下方向に遥動可能に取り付けられ、先端部が、ボールジョイント51bを介してナックルアーム4の下部に連結されている。
アッパアーム52は、詳細な図示は省略するが、車両上方から見下ろして略A型形状に形成され、車体側の2箇所の基端部を、それぞれ、図示を省略した弾性ブッシュを介して、車両上下方向に遥動可能に取り付けられている。また、アッパアーム52の先端部が、1個のボールジョイント52aを介してナックルアーム4の上端部に連結されている。
以上のように懸架装置5を介して車体(図示省略)に接続された駆動ユニットAおよび車輪3は、車体(図示省略)に対して、車両上下方向に平行移動可能、かつ、キングピン軸Kpの周りに転舵可能に支持されている。なお、キングピン軸Kpは、ロアアーム51およびアッパアーム52の先端部を結ぶ軸である。
(駆動ユニット内部構造)
次に、図2に基づいて、駆動ユニットAの内部構造について説明する。
ユニットハウジング1内には、電動モータ6と減速機7とが設けられ、電動モータ6は減速機7よりも車両上方(矢印UPが車両上方を示している)に配置されている。
このユニットハウジング1は、第1ハウジング11、第2ハウジング12、第3ハウジング13を備え、かつ、電動モータ6を収容するモータ室14と減速機7を収容する減速機室15とを備えている。
第1ハウジング11は、ナックルアーム4に固定され、第2ハウジング12との間に減速機7を収容するとともに、車幅方向(矢印RL方向)で車外側(矢印R側)の開口端から車軸2が突出されている。第2ハウジング12は、第1ハウジング11の車幅方向で内側(矢印L側)に固定され、電動モータ6と減速機7の一部とを収容する筒状に形成されている。第3ハウジング13は、第2ハウジング12の車幅方向で内側(矢印L側)の開口を塞いで、第2ハウジング12に固定されている。なお、第2ハウジング12の下部を除く外周には、電動モータ6の放熱用の複数のフィン16が形成されている。
電動モータ6は、モータ軸61と、ロータ62と、ステータ63と、を備えている。モータ軸61は、一端部がユニットハウジング1の第3ハウジング13に対しベアリング91を介して回転可能に支持され、他端部がユニットハウジング1の第2ハウジング12に対しベアリング92を介して回転可能に支持されている。ロータ62は、モータ軸61の外周に固定され、永久磁石を埋設した積層鋼板により構成されている。ステータ63は、ユニットハウジング1の第2ハウジング12においてモータ室14を形成する部分の内周面に固定されるとともにロータ62に対しエアギャップを介して配置されている。
減速機7は、モータ軸61と車軸2との間に介在されており、円錐歯車機構70と遊星歯車機構80とを備えている。
円錐歯車機構70は、第1円錐歯車71と第2円錐歯車72と円錐歯車出力軸73とを備えている。
第1円錐歯車71は、モータ軸61の車幅方向で車外側の先端部に一体的に形成されている。
円錐歯車出力軸73は、車幅方向で車内側の端部がベアリング93を介してユニットハウジング1の第2ハウジング12に車軸2と同軸に支持され、車幅方向の車外側の端部が、車軸2の車軸駆動軸21の内周にベアリング94を介して支持されている。
第2円錐歯車72は、第1円錐歯車71よりも大径に形成されており、円錐歯車出力軸73と一体的に形成され、第1円錐歯車71と噛み合っている。
これら両円錐歯車71,72のギヤ比に基づいて、モータ軸61の回転が円錐歯車出力軸73に減速されて伝達される。
また、円錐歯車機構70では、各円錐歯車71,72の円錐テーパ角に基づいて、モータ軸線Omは、図1に示すように、車軸2の車輪回転軸線Owに対して、車両上方へオフセットされているとともに、角度θ(図1参照)だけ傾斜されている。
この角度θは、車幅方向で車内側ほど高くなる傾斜となっており、このように、モータ軸61(モータ軸線Om)を傾斜させることにより、電動モータ6は車軸2に対して車両上方にオフセットされている。また、角度θは、懸架装置5の最大リバウンド時におけるロアアーム51の長手方向軸線Laの傾斜角度に対して、図2に示すように、平行となる角度に近い角度に設定されている。
したがって、車輪3を転舵させた際に、最大リバウンドしても駆動ユニットAとロアアーム51とが干渉しないようになっている。なお、図2においては、ロアアーム51は、車輪3などが最大リバウンドしたとき状態を示している。また、このロアアーム51は、車輪3などがバウンドおよびリバウンドしていない常態時は、図1に示すように、長手方向軸線Laが略水平に沿う状態となる。
図2に戻り、車軸2は、前述した車軸駆動軸21とホイールハブ軸22とを備えている。車軸駆動軸21は、後述する遊星歯車機構80から回転が伝達されるもので、ユニットハウジング1の第1ハウジング11にベアリング95を介して支持されている。ホイールハブ軸22は、この車軸駆動軸21と周方向に係合する一方で、軸方向には相対移動可能に結合され、ナックルアーム4にハブベアリング96を介して支持され、車輪3のホイール31(図1参照)がボルト止めされる。
遊星歯車機構80は、サンギヤ81と、ピニオン82と、ピニオンキャリア83と、リングギヤ84と、を有する。サンギヤ81は、円錐歯車出力軸73に一体に形成され、ピニオン82と噛み合っている。ピニオン82は、ピニオンキャリア83に対して相対回転可能に支持されており、サンギヤ81およびリングギヤ84と噛み合っている。リングギヤ84は、ユニットハウジング1の第1ハウジング11と一体的に形成されている。なお、ピニオンキャリア83は、車軸駆動軸21と一体に形成されている。
以上の構成の遊星歯車機構80により、円錐歯車出力軸73の回転が、車軸駆動軸21(車軸2)に対して減速して伝達される。
(油路構造)
次に、油路構造について説明する。
ユニットハウジング1の内部には、電動モータ6や減速機7を潤滑および冷却するための油路100が形成されており、以下、この油路100の構造について説明する。
ユニットハウジング1の第2ハウジング12において、電動モータ6の設置位置の下部には、ホイール31から外部に突出した位置であって、第2ハウジング12とロアアーム51との間に形成された空間部分に、オイル冷却ケース101が設けられている。
このオイル冷却ケース101の底部101aは、最大リバウンド時にロアアーム51と干渉しないよう配置されている。
すなわち、底部101aは、その外側面が、図2に示す、最大リバウンド時のロアアーム51の傾斜に沿うように、車幅方向で車外側(矢印R方向)に向かうほど低くなるよう傾斜されている。
さらに、底部101aは、その内面が、図3に示すように、車両前方(矢印FRが車両前方を示す)から見て、波形形状に形成されているとともに、その外面も、内面形状に対応して、波形形状に形成されている。この底部101aの内面形状に基づいて、底部101aの内面を平面状に形成した場合と比較して、底部101aと潤滑油との接触面積を大きく確保し、潤滑油との間の熱伝達効率を確保できる。加えて、底部101aの1つごとの波形状部分をオイルタンクとして作用させ、その部分に潤滑油を一時的に貯留することができ、その貯留している間に、冷却することができる。
一方、この底部101aの外面形状に基づいて、走行風の流れを阻害することなく流れ易くするとともに、底部101aの外面を平面状に形成した場合と比較して、底部表面と外気との接触面積をより大きく確保することができる。
上述したオイル冷却ケース101とユニットハウジング1の第2ハウジング12の底部とは、連通路102により連通されている。
さらに、第2ハウジング12において減速機室15の上部には、円錐歯車機構70および遊星歯車機構80で掻き上げられた潤滑油を受け止めるキャッチャ103が形成されている。そして、キャッチャ103には、このキャッチャ103に受け止められた潤滑油を、モータ軸61の軸心部に軸方向に貫通された軸内油路104に導く、連通路105が形成されている。
軸内油路104は、前述のモータ軸線Omに沿って、油路の下流側が上になるように傾斜している。このため、潤滑油が確実に軸方向に沿って流れるように、その内周に、図4に示す溝104aを形成している。本実施の形態1では、この溝104aは、車両前進時のモータ軸61の回転に伴って、潤滑油をモータ軸61の傾斜の上方に導く向きの螺旋状に形成されている。
さらに、溝104aの途中には、軸内油路104を流れる潤滑油の一部をベアリング92に導くガイド孔104bが、ベアリング92に支持される位置の近傍位置で軸内油路104から外径方向に貫通して形成されている。そして、第2ハウジング12には、ガイド孔104bの外径方向で下方位置であって、ベアリング92の減速機7側の位置に、凹形状を成す油溜まり部12aが、ベアリング92に隣接して形成されている。したがって、ガイド孔104bから外径方向に導かれた潤滑油は、この油溜まり部12aに一時的に溜められ、ベアリング92に供給される。
また、前述したベアリング91は、図2に示すように、軸内油路104の車幅方向で車内側の開口端104cの近傍に配置されている。したがって、軸内油路104の開口端104cからユニットハウジング1のモータ室14に導かれた潤滑油は、その外周のベアリング91に供給される。さらに、ベアリング91にあっては、ユニットハウジング1に支持された外輪部91aにおいて、減速機7側に、潤滑油を貯留可能な湾曲形状のオイル受け部91bが設けられている。
さらに、第2ハウジング12の下部であってモータ室14の下部は、軸方向で、電動モータ6のステータ63を挟む両側(図2においてステータ63の左右)に設けられた連通油路107,108を介して、オイル冷却ケース101に連通されている。
(実施の形態1の作用)
次に、実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置におけるユニットハウジング1内の潤滑油の流れ方を説明する。
本実施の形態1では、前述した油路100に沿って、潤滑油が流れるもので、この流れを、順を追って説明する。
まず、ユニットハウジング1において、減速機室15の下部に溜まっている潤滑油は、減速機7の各歯車の回転とともに、掻き上げられる。そして、円錐歯車機構70の近傍のキャッチャ103に受け止められた潤滑油は、連通路105を介して、モータ軸61の軸内油路104に導かれる。
さらに、軸内油路104の潤滑油は、溝104aにガイドされ、他端の開口端104cの方向に導かれる。すなわち、溝104aは、螺旋状に形成されているため、モータ軸61の回転時に、潤滑油は、遠心力により溝104aに押圧された際に、溝104aの螺旋形状に基づいて生じる分力がモータ軸線Omの傾斜方向上方に発生し、押し上げられる。
そして、溝104aに沿って押し上げられて移動する潤滑油は、その一部が、ガイド孔104bから外径方向に吐出されて、モータ室14に供給され、残りの一部が、開口端104cからモータ室14に供給される。
このとき、ガイド孔104bからモータ室14に供給された潤滑油は、モータ室14内を落下して、油溜まり部12aに一時的に溜められる。そして、この油溜まり部12aから軸方向の両側に溢れる潤滑油が、ベアリング92およびベアリング93に供給される。このように、潤滑油を一時的に油溜まり部12aに溜めるため、特に、ユニットハウジング1の上部に配置されたベアリング92に対する潤滑および冷却作用を確実に得ることができる。
また、軸内油路104の開口端104cからユニットハウジング1内に導かれた潤滑油は、その外周のベアリング91に供給され、このベアリング91の潤滑および冷却を行なう。このとき、ベアリング91の外輪部91aでは、オイル受け部91bにより潤滑油が一時的に貯留されるため、ユニットハウジング1の上部に配置されたベアリング91の潤滑および冷却作用を確実に得ることができる。なお、モータ軸線Omが傾いているため、オイル受け部91bは、モータ軸線Omの傾きの下側位置のみに設けていても、十分な潤滑および冷却作用を得ることができる。
そして、上記の両ベアリング91,92の潤滑および冷却を行なった潤滑油は、モータ室14の下部に落下し、電動モータ6のステータ63の軸方向の両側の2箇所の連通油路107,108を通り、オイル冷却ケース101に落下し溜められる。
オイル冷却ケース101に溜められた潤滑油は、オイル冷却ケース101内に溜められている間に、外気と熱交換を行なって冷却される。
この場合、オイル冷却ケース101は、ホイール31から外部に突出し、走行風が当たる部分に配置されているため、内部の潤滑油を効率よく冷却することができる。
しかも、オイル冷却ケース101は、底部101aの外部形状を波形形状に形成しているため、走行風が、この波形の間を流れ、かつ、底部101aが平らなものよりも表面積が拡大され、高い冷却性能を得ることができる。
さらに、潤滑油は、オイル冷却ケース101内部を、その傾斜に基づいて、連通路102を通し、減速機室15へ移動するが、底部101aの内部を波形形状に形成しているため、この波形部分に留まりながら移動する。このため、底部101aの内部が平らな場合と比較して、潤滑油が、オイル冷却ケース101に留まる時間が長くなり、冷却性能の向上を図ることができる。加えて、底部101aの内部を波形形状に形成しているため、底部101aと潤滑油との接触面積も、底部101aの内部が平らな場合と比較して、増加し、熱交換効率が高まり、高い冷却性能を得ることができる。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置の効果を列挙する。
a)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
車体に接続された懸架装置5に回転可能に支持された車軸2およびこの車軸2に接続されたホイール31と、
車軸2に減速機7を介して駆動力を伝達可能に設けられ、かつ、駆動時に回転させるモータ軸61を車軸2に対して車両上方へオフセットさせるとともに車幅方向内側ほど高くなるように傾斜させて減速機7よりも上方に配置された電動モータ6と、
電動モータ6の下方位置に配置され、かつ、少なくとも一部が車両前面視においてホイール31内から突出して設けられ、内部流路としての油路100の潤滑油と外気との熱交換が可能なオイル冷却部としてのオイル冷却ケース101と、
を備えていることを特徴とする。
このように、モータ軸61を傾斜させることで、電動モータ6の下方位置に生じる空きスペースであって、ホイール31から突出して走行風が当たる部分に、オイル冷却ケース101を設けた。
したがって、電動モータ6の上部にオイル冷却部を設けた場合と比較して、冷却に用いる潤滑油を溜め易く、しかも、オイル冷却ケース101に走行風が当たるため、潤滑油を効率良く冷却することが可能である。
加えて、オイル冷却ケース101は、モータ軸61を傾斜させることにより減速機室15よりも高所に配置されたモータ室14の下部であって、減速機室15の側部に配置している。したがって、オイル冷却ケース101では、モータ室14と減速機室15との高低差により潤滑油が移動し、油路100における潤滑油の循環をスムーズに行うことができる。さらに、オイル冷却ケース101は、その全体をホイール31の外部に配置されているため、その一部がホイール31内に配置されているものと比較して、より高い冷却性能を得ることができる。
b)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
懸架装置5は、オイル冷却部としてのオイル冷却ケース101の下方に配置されたロアアーム51を有し、
オイル冷却ケース101は、ロアアーム51の最大リバウンド時の傾斜に略対面するように、外側下部としての底部101aが車幅方向内側に向かって高くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする。
したがって、駆動ユニットAとロアアーム51との間の限られた容積の空スペースにおいて、底部101aを水平に形成した場合と比較して、オイル冷却ケース101内の容量および表面積を大きく確保できる。すなわち、限られた空間内で最大限のオイル容量・冷却面積を確保したオイル冷却ケース101とすることができる。
c)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
オイル冷却部としてのオイル冷却ケース101は、その下部である底部101aの内側が、車両前面視で波形形状に形成されていることを特徴とする。
したがって、底部101aの内側を平面状に形成した場合と比較して、底部101aと潤滑油との接触面積が大きくなることで、オイル冷却ケース101内側の熱伝達効率が向上し、冷却効率を向上できる。
d)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
オイル冷却部としてのオイル冷却ケース101は、その下部の底部101aの外側が、車両前面視において下部内側の波形形状に対応した波形形状に形成されていることを特徴とする。
したがって、底部101aの外側を平面状に形成した場合と比較して、外気とオイル冷却ケース101との接触面積が大きくなることで、オイル冷却ケース101の外側の熱伝達効率が向上し、冷却効率を向上できる。また、底部101aの外側形状を、下部内側の波形形状に対応した波形形状としているため、底部101aの板厚を小さく抑え、内外の熱伝達性を確保して、冷却効率を向上できる。
e)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
電動モータ6を収容するとともに、この電動モータ6のステータ63を支持するモータ室14を有し、
モータ室14は、ステータ63の軸方向両側部下部に、オイル冷却ケース101と連通する連通油路107,108を備えていることを特徴とする。
モータ室14において電動モータ6部分を流れる潤滑油は、ステータ63の軸方向の両側部の連通油路107,108を通って、オイル冷却ケース101に抜ける。そのため、モータ室14の下部に潤滑油が溜まることによってフリクションが増大することを抑制することができる。
f)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
モータ軸61は、軸内油路104を備え、
この軸内油路104の内面には、前進回転時に内部の潤滑油を軸内油路104に沿って上昇させる螺旋状の溝104aを有することを特徴とする。
したがって、モータ軸61を傾斜させた構造でありながら、モータ軸61が車両前進時に回転するのに伴って、潤滑油が溝104aに沿ってモータ軸61の傾斜の上方に導かれる。このため、モータ軸61の内の軸内油路104に螺旋状の溝104aを形成しないものと比較して、潤滑油が軸内油路104を上昇し易くなる。これにより、モータ軸61を支持するベアリング91がモータ軸61の上部の端部に設けられていても、潤滑油を確実に供給することができる。
g)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
モータ軸61は、車幅方向の両端部がベアリング91,92に支持され、
各ベアリング91,92は、それぞれ、車幅方向で傾斜下方側に潤滑油を受け止め可能なオイル受部としてのオイル受け部91b、油溜まり部12aを備えていることを特徴とする。
したがって、モータ軸61を支持するベアリング91,92がモータ室14の上部に設けられていても、潤滑油をオイル受け部91bおよび油溜まり部12aに貯留し、ベアリング91,92の潤滑および冷却を行うことができる。すなわち、低速走行時などのように、減速機7が低回転で、減速機7の部分で潤滑油の掻き上げ量が十分に得られない場合でも、オイル受け部91bおよび油溜まり部12aに貯留された潤滑油により、両ベアリング91,92の潤滑を行うことができる。
h)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
モータ軸61の車幅方向内側を支持するベアリング91は、モータ軸61の開口端104cの近傍に配置されていることを特徴とする。
したがって、モータ軸61を支持するベアリング91がモータ室14の上部に設けられていても、モータ軸61の回転時に、開口端104cまで押し上げられた潤滑油は、開口端104cからベアリング91に供給される。よって、ベアリング91の潤滑および冷却を確実に行うことができる。
j)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
モータ軸61には、軸内油路としての軸内油路104の潤滑油を油溜まり部12aに導くガイド孔104bが、モータ軸61を径方向に貫通して形成されていることを特徴とする。
したがって、モータ軸61を支持するベアリング92がモータ室14の上部に設けられていても、軸内油路104を通る潤滑油を確実に油溜まり部12aに貯留し、ベアリング92に供給して潤滑および冷却を行うことができる。
k)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
オイル冷却部としてのオイル冷却ケース101は、上部を連通油路107,108によりモータ室14に連通し、減速機7側の下端部を、連通路102を介して減速機室15に連通させた。
したがって、上記a)にて述べたオイル冷却ケース101におけるモータ室14側から減速機室15側へ流れを、より円滑に行うことができる。
m)実施の形態1の駆動ユニットの冷却装置は、
ユニットハウジング1において減速機7を収容する減速機室15の上部には、減速機7で掻き上げられた潤滑油を受け止めるキャッチャ103が形成され、
キャッチャ103には、このキャッチャ103に受け止められた潤滑油を、モータ軸61の軸心部に軸方向に貫通された軸内油路104に導く、連通路105が形成されていることを特徴とする。
したがって、電動モータ6が減速機7よりも車両上方に配置された構造であっても、減速機7で掻き上げられた潤滑油を、減速機室15の上部で確実に捕らえ、駆動ユニットAの上部に配置されたモータ軸61に確実に供給することができる。よって、このモータ軸61を支持するベアリング91,92にも、潤滑油を確実に供給することができる。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態の駆動ユニットの冷却装置について説明する。
なお、他の実施の形態を説明するのにあたり、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
図5に基づいて、実施の形態2の駆動ユニットの冷却装置について説明する。
なお、実施の形態2は、モータ軸における溝の形状の変形例であって、図5に示すように、モータ軸261の軸内油路104には、その内周に沿って、二条の螺旋状の溝204a,204bが形成されている。そして、一方の溝204bのみに、ガイド孔104bが形成されている。
したがって、軸内油路104に供給された潤滑油は、溝204aを通るものは、全てが開口端104cからベアリング91に供給される。また、溝204bを通るものは、その一部がガイド孔104bからベアリング92に供給され、その残りが、開口端104cからベアリング91に供給される。
すなわち、実施の形態2の駆動ユニットの冷却装置は、
軸内油路104の内面に螺旋状の溝204a,204bが、2条形成され、
これら2条の溝204a,204bのうちの1条の溝204bには、モータ軸61の減速機7側を支持するベアリング92に潤滑油を供給するための孔としてのガイド孔104bが外径方向に形成されていることを特徴とする。
したがって、軸内油路104は、モータ軸61を支持する2つのベアリング91,92に確実にオイルを供給することができる。
(実施の形態3)
次に、図6に基づいて、実施の形態3の駆動ユニットの冷却装置について説明する。
すなわち、図6に示すモータ軸361に形成された軸内油路304は、減速機7側からその反対側の開口端104cに向かって拡径した円錐台状断面のテーパ形状としていることを特徴とする。
したがって、モータ軸361の回転時には、潤滑油に対して、軸内油路304のテーパ状の傾斜により分力が発生して、潤滑油をモータ軸361の傾斜の上方へ押し出させることが可能である。
よって、図6に示す軸内油路304は、螺旋状の溝104aによる潤滑油のガイド作用と、軸内油路304のテーパ形状による遠心力の分力による押し上げ作用とにより、潤滑油を、より確実にベアリング91に供給することができる。
なお、この実施の形態3において、軸内油路304のテーパ形状による潤滑油の押し上げ力が十分に得られる場合には、溝104aを設けない構成とすることもできる。
すなわち、本発明の駆動ユニットの冷却装置では、モータ軸の回転に伴い、潤滑油を軸内油路において傾斜の上方へ導くガイド手段を設けるのが好ましい。このガイド手段としては、実施の形態1などに示した螺旋状の溝を用いてガイドする手段であってもよい。あるいは、ガイド手段は、実施の形態3で示したテーパ形状などのように遠心力の作用方向に対する傾斜面により発生する分力が、軸方向において傾斜の上方に作用する手段であってもよい。また、このようなテーパ形状に基づく手段としては、軸内油路の外周面に、軸方向に対して傾斜した溝を形成し、溝内の潤滑油に作用する遠心力により、溝側面にモータ軸の傾斜の上方に分力を発生させる手段であってもよい。なお、上述のようなテーパ形状に基づいてガイドする手段であっても、軸内油路の途中には、減速機側のベアリングに潤滑油を供給するためのガイド孔を設けるのが望ましい。
以上、本発明の駆動ユニットの冷却装置を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施の形態では、減速機として、円錐歯車機構と遊星歯車機構とを備えたものを示したが、これに限定されず、モータ軸を傾斜させる円錐歯車機構のみを備えた構成としてもよい。
また、実施の形態では、本発明の駆動ユニットの冷却装置を、左右前輪に適用する例を示したが、左右後輪に適用することもできる。
また、実施の形態では、オイル冷却部としてのオイル冷却ケースを、ロアアームの最大リバウンド時の傾斜に略対面するように、外側下部が車幅方向内側に向かって高くなるように傾斜して形成した例を示したがこれに限定されない。すなわち、ロアアームの位置や、ロアアームの湾曲形状によっては、ロアアームの最大リバウンド時の傾斜に略対面させた際に、外側下部が車幅方向内側に向かって高くなるように傾斜した形状以外の形状、例えば水平形状とすることもできる。なお、オイル冷却ケースの底部の外側を水平に近い形状とした場合に、内側は、潤滑油を減速機室へ円滑に流れるように傾斜させた形状としてもよい。この場合、放熱のための表面積をより大きく確保することが可能となる。
さらに、実施の形態では、オイル冷却部としてのオイル冷却ケースの下部は、その内側と外側とのそれぞれを、波形形状に形成した例を示したが、これに限定されず、いずれか一方のみを波形形状としてもよい。あるいは、オイル冷却ケースの下部は、その内側と外側とのそれぞれを平面状に形成してもよい。
また、実施の形態では、オイル冷却部としてのオイル冷却ケースを、ユニットハウジングの第2ハウジングと別体に形成したものを示したが、このオイル冷却部は、ユニットハウジングと一体に形成するようにしてもよい。
さらに、実施の形態では、オイル冷却部としてのオイル冷却ケースの全体が車両前面視でホイールの外部に配置されたものを示したが、これに限定されず、その一部がホイール内に配置されていても、所期の冷却性能は得ることができる。
また、実施の形態では、モータ軸の軸内油路に螺旋状の溝を形成した例を示したが、本発明は、このように軸内油路に溝を備えたものに限定されるものではない。
例えば、モータ軸の傾斜の程度などにより、溝を有していなくても潤滑油を円滑に傾斜の上方へ送ることができるのであれば、溝を設けなくてもよい。
さらに、上述した螺旋状の溝は、実施の形態では1条あるいは2条設けた例を示したが、その溝の数は、これらに限定されず、3以上の複数であってもよい。また、溝を3以上の複数設けた場合に、1条の溝は、車幅方向外側(減速機側)の開口端から、車幅方向内側の開口端に達するまでに軸心周りに1周しない緩やかな巻きの螺旋状とすることも可能である。
さらに、上述した螺旋状の溝は、前進時と後退時のいずれの場合も、潤滑油をモータ軸の上方へ押上可能に、前進時に押し上げ可能な螺旋の巻き方向のものと、後退時に押し上げ可能な前記巻き方向のものとを、交差させた形状としてもよい。
また、実施の形態では、モータ軸を支持する両ベアリングが、それぞれ、オイル受部を備えている例を示したが、このオイル受部(オイル受部、油溜まり部)は、少なくとも一方のみを設けていればよい。この場合も、そのいずれも設けていないものと比較して、両ベアリングのいずれか一方の潤滑および冷却を確実に行うことができる。なお、オイル受部は、ベアリングの少なくとも傾斜の下方側に設けられていれば良いものであり、軸方向で傾斜の上下両側に設けることにより、より確実に潤滑油を貯留して、各ベアリングの潤滑および冷却を行なうようにしてもよい。
2 車軸
5 懸架装置
6 電動モータ
7 減速機
12a 油溜まり部(オイル受部)
14 モータ室
31 ホイール
51 ロアアーム
61 モータ軸
63 ステータ
91b オイル受部
92 (モータ軸の減速機側を支持する)ベアリング
100 油路(内部流路)
101 オイル冷却ケース(オイル冷却部)
104 軸内油路
104a (螺旋状の)溝
104b ガイド孔
107 連通油路
108 連通油路
204a (螺旋状の)溝
204b (螺旋状の)溝
304 (円錐台状の)軸内油路
361 モータ軸
A 駆動ユニット

Claims (9)

  1. 車体に接続された懸架装置に回転可能に支持された車軸およびこの車軸に接続されたホイールと、
    前記車軸に減速機を介して駆動力を伝達可能に設けられ、かつ、駆動時に回転させるモータ軸を前記車軸に対して車両上方へオフセットさせるとともに車幅方向内側ほど高くなるように傾斜させて前記減速機よりも上方に配置されたモータと、
    前記モータの下方位置に配置され、かつ、少なくとも一部が車両前面視において前記ホイール内から突出して設けられ、内部流路中のオイルと外気との熱交換が可能なオイル冷却部と、
    を備えていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  2. 請求項1に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記懸架装置は、前記オイル冷却部の下方に配置されたロアアームを有し、
    前記オイル冷却部は、前記ロアアームの最大リバウンド時の傾斜に略対面するように、外側下部が車幅方向内側に向かって高くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記オイル冷却部は、その下部内側が、車両前面視で波形形状に形成されていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  4. 請求項3に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記オイル冷却部は、その下部外側が、車両前面視において前記下部内側の波形形状に対応した波形形状に形成されていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記モータを収容するとともに、このモータのステータを支持するモータ室を有し、
    前記モータ室は、前記ステータの軸方向両側部下部に、前記オイル冷却部と連通する連通油路を備えていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記モータ軸は、軸内油路を備え、
    この軸内油路の内面には、車両前進回転時に内部のオイルを軸内油路に沿って上昇させる螺旋状の溝を有することを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  7. 請求項6に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記螺旋状の溝が、2条形成され、
    これら2条の溝のうちの1条の溝には、前記モータ軸の前記減速機側を支持するベアリングにオイルを供給するための孔が外径方向に形成されていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記軸内油路は、前記減速機側の端部から、その反対側の端部に向かって拡径する円錐台状に形成されていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載された駆動ユニットの冷却装置において、
    前記モータ軸は、車幅方向の両端部がベアリングに支持され、
    両ベアリングの少なくとも一方は、車幅方向で前記傾斜下方側に前記オイルを受け止め可能なオイル受部を備えていることを特徴とする駆動ユニットの冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11358679B2 (en) * 2017-05-24 2022-06-14 Aurora Powertrains Oy Snowmobile with an electric motor, and a manufacturing method for a snowmobile with an electric motor

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