JP2011038575A - 鉄道車両駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に潤滑油を供給すると共に、各構成部品の温度上昇を抑制することができる鉄道車両駆動ユニットを提供することである。
【解決手段】鉄道車両駆動ユニット12は、車輪11の内径面に保持されて車輪11と一体回転する減速機ハウジング13と、駆動源に接続されている入力軸としての入力側回転部材14と、減速機ハウジング13と入力側回転部材14との間に配置され、入力側回転部材14の回転を減速して減速機ハウジング13に伝達する減速機構15と、減速機ハウジング13の内径側であって、減速機構15と軸方向に対向する位置に設けられ、車両本体に連結固定される固定部材24,25と、固定部材24,25において、減速機構15と軸方向に対向する位置に設けられた潤滑油噴出口40a,41aを有し、潤滑油噴出口40a,41aから減速機構に向かって潤滑油を噴出する潤滑油噴出手段とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道車両駆動ユニット、特に左右の車輪を独立して駆動可能な鉄道車両駆動ユニットに関するものである。
従来の鉄道車両駆動ユニットは、例えば、特開2007−230508号公報(特許文献1)に開示されている。同公報に開示されている鉄道車両駆動ユニットは、モータと、モータの回転を減速して車輪に伝達する減速機とを備える。
この鉄道車両駆動ユニットには、鉄道車両の運行に必要なトルクを発生させると共に、広い客室スペースを得るために、小型で高減速比が得られるサイクロイド減速機が採用されている。具体的には、モータと一体回転する入力軸と、入力軸に設けられた偏心部に回転自在に支持される曲線板と、曲線板の外周に係合して曲線板に自転運動を生じさせる外ピンと、曲線板の自転運動を回転運動に変換して車輪に伝達する内ピンとで構成される。
特開2007−230508号公報
上記構成のような減速機は、各構成部品が相互に接触しながら回転するので、接触部分を潤滑する潤滑油が必要である。しかし、潤滑油は、入力軸の高速回転に伴う遠心力等によって、減速機を構成する各部を充分に潤滑することなく、外径側へ移動する場合がある。そうすると、減速機は、潤滑油不足になってしまう。また、潤滑油が不足すると、接触部分の発熱等を引き起こしてしまう虞もある。
そこで、この発明の目的は、効率的に潤滑油を供給すると共に、各構成部品の温度上昇を抑制することができる鉄道車両駆動ユニットを提供することである。
この発明に係る鉄道車両駆動ユニットは、鉄道車両の車輪を回転駆動する駆動ユニットであって、車輪の内径面に保持されて車輪と一体回転する減速機ハウジングと、減速機ハウジングの内径側に配置され、駆動源に接続されている入力軸としての入力側回転部材と、減速機ハウジングと入力側回転部材との間に配置され、入力側回転部材の回転を減速して減速機ハウジングに伝達する減速機構と、減速機ハウジングの内径側であって、減速機構と軸方向に対向する位置に設けられ、車両本体に連結固定される固定部材と、固定部材において、減速機構と軸方向に対向する位置に設けられた潤滑油噴出口を有し、潤滑油噴出口から減速機構に向かって潤滑油を噴出する潤滑油噴出手段とを備える。
上記構成の鉄道車両駆動ユニットは、潤滑油噴出口が、減速機構に対向する位置に設けられているため、減速機構に向かって直接潤滑油を噴出することができる。したがって、回転に伴う遠心力等の影響を小さくして、効率的に潤滑油を供給することができる。また、潤滑油を噴出して、駆動ユニット内を冷却することができるため、各構成部品の温度上昇を抑制することができる。
一実施形態として、入力側回転部材は、偏心部を有する。減速機構は、偏心部に相対回転自在に保持されて、入力側回転部材の回転軸心を中心とする公転運動を行う公転部材と、公転部材の公転運動を許容しつつ、自転運動を阻止する自転規制部材と、減速機ハウジングに固定され、公転部材の外周に係合して減速機ハウジングを入力側回転部材に対して減速回転させる外周係合部材とを含む。こうすることにより、偏心部、公転部材、自転規制部材および外周係合部材に向かって直接潤滑油を噴出することができる。
好ましくは、駆動ユニットは、公転部材を偏心部に対して回転自在に支持する偏心軸受を備え、潤滑油噴出口は、偏心軸受に対向する位置に設けられている。こうすることにより、偏心軸受に積極的に潤滑油を供給することができ、偏心軸受の温度上昇を防止することができる。
好ましくは、偏心軸受は、偏心部の外径面に嵌合して外径側に内側軌道面が形成された内輪部材、公転部材の内径面に形成された外側軌道面、内側軌道面および外側軌道面の間に配置される複数のころ、および隣接するころの間隔を保持する保持器を含み、潤滑油噴出口は、内輪部材と保持器との接触部分に対向する位置に設けられている。こうすることにより、内輪部材と保持器との接触部分に積極的に潤滑油を供給することができ、接触部分の発熱等を防止することができる。
好ましくは、潤滑油噴出口は、偏心部の最大偏心位置に対向する位置に設けられている。こうすることにより、偏心部の負荷の大きくかかる部分に、積極的に潤滑油を供給することができる。
好ましくは、固定部材は、減速機構を挟んで軸方向の一方側および他方側に配置され、それぞれが車両本体に連結固定される第1および第2の固定部材を含み、潤滑油噴出口は、第1および第2の固定部材に設けられている。こうすることにより、軸方向両側から満遍なく潤滑油を供給することができる。
好ましくは、潤滑油噴出口は、円周方向に等間隔に複数設けられている。こうすることにより、周方向に満遍なく潤滑油を供給することができる。
好ましくは、駆動ユニットは、駆動ユニット内で潤滑油を循環させる潤滑油循環機構を備え、潤滑油循環機構は、潤滑油噴出手段と、固定部材の鉛直下方側に設けられ、駆動ユニット内の潤滑油を排出する潤滑油排出口と、潤滑油排出口および潤滑油噴出口を接続し、潤滑油排出口から排出された潤滑油を潤滑油噴出口に還流する循環油路とを含む。こうすることにより、駆動ユニット内で潤滑油を循環させることができる。また、重力の力を利用して潤滑油を排出することができ、駆動ユニット内の潤滑油量の増加によるトルク損失の増大を防止することができる。
他の実施形態として、潤滑油循環機構は、潤滑油排出口から排出された潤滑油を一時的に貯留する潤滑油貯留部を含む。
この発明によれば、鉄道車両駆動ユニットは、潤滑油噴出口が、減速機構に対向する位置に設けられているため、減速機構に向かって直接潤滑油を噴出することができる。したがって、回転に伴う遠心力等の影響を小さくして、効率的に潤滑油を供給することができる。また、潤滑油を噴出して、駆動ユニット内を冷却することができるため、各構成部品の温度上昇を抑制することができる。
この発明の一実施形態に係る鉄道車両用車輪駆動装置を示す図である。 図1のII−IIにおける断面図である。 図1の偏心部周辺の拡大図である。
図1〜図3を参照して、この発明の一実施形態に係る鉄道車両駆動ユニット12および鉄道車両駆動ユニット12を含む鉄道車両用車輪駆動装置10を説明する。なお、図1は鉄道車両用車輪駆動装置10の概略断面図、図2は図1のII−IIにおける断面図、図3は偏心部16a,16b周辺の拡大図である。
まず、図1を参照して、鉄道車両用車輪駆動装置10は、鉄道車両用車輪11(以下「車輪11」という)と、車輪11の内径面に保持されて、駆動源(図示省略)の回転を減速して車輪11に伝達する駆動ユニット12(以下「鉄道車両駆動ユニット12」という)とで構成されており、鉄道車両本体(図示省略)の下部に配置されている。
鉄道車両駆動ユニット12は、減速機ハウジング13と、減速機ハウジング13の内径側に配置され、入力軸としての入力側回転部材14と、減速機ハウジング13と入力側回転部材14との間に配置される減速機構15と、減速機ハウジング13の内径側であって、減速機構15と軸方向に対向する位置に設けられ、固定部材としての第1および第2のキャリア24,25と、鉄道車両駆動ユニット12内で潤滑油を循環させる潤滑油循環機構とを主に備える。
減速機ハウジング13は、車輪11の内径面に保持されると共に、内部に減速機構15を保持している。なお、減速機構15とは、偏心部材16、公転部材としての曲線板17,18、自転規制部材としての複数の内ピン19,20、外周係合部材としての複数の外ピン21、カウンタウェイト22,23およびこれらに付随する部材によって構成されており、入力側回転部材14の回転を減速して減速機ハウジング13に伝達する。
また、減速機ハウジング13の内径面と第1および第2のキャリア24,25の外径面との間には第1および第2の車軸軸受26,27が配置されている。そして、減速機ハウジング13は、第1および第2のキャリア24,25に対して回転自在となっており、車輪11と一体回転する出力側回転部材(車軸)としても機能する。
第1の車軸軸受26は、第1のキャリア24の外径面に固定される内輪26aと、減速機ハウジング13の内径面に固定される外輪26bと、内輪26aおよび外輪26bの間に配置される複数の円すいころ26cと、隣接する円すいころ26cの間隔を保持する保持器26dとを含む円すいころ軸受である。第2の転がり軸受27も同様の構成であるので、説明は省略する。第1および第2の車軸軸受26,27として高負荷容量の円すいころ軸受を採用することにより、車輪11に作用するラジアル荷重およびアキシアル荷重を適切に支持することができる。
また、第1の車軸軸受26は車輪11の嵌合位置(より具体的には「車輪11の嵌合幅中心」であって、図1中一点鎖線lで示す位置を指す)の軸方向一方側(図1中の右側)で、第2の車軸軸受27は車輪11の嵌合位置の軸方向他方側(図2中の左側)でそれぞれ減速機ハウジング13を第1および第2のキャリア24,25に対して回転自在に支持している。この実施形態においては、第1および第2の車軸軸受26,27それぞれの車輪11の嵌合幅中心からの距離(オフセット)は、等しく設定されている。
さらに、第1および第2の車軸軸受26,27は、互いの小径側端部を向かい合わせて配置されている(背面組合せ)。これにより、車輪11に作用するモーメント荷重を適切に支持することができる。
また、減速機ハウジング13の軸方向両端部には、減速機ハウジング13の内部に潤滑油を封入するための密封部材28,29が設けられている。この密封部材28,29は、第1および第2のキャリア24,25の外径面に摺接するリップ部を有し、減速機ハウジング13の内径面に固定されて、減速機ハウジング13と一体回転する。
入力側回転部材14は、駆動源(例えば、モータ等)に接続されて、駆動源の回転に伴って回転する。また、曲線板17,18の両側で転がり軸受30a,30bによって両持ち支持されており、第1および第2のキャリア24,25に対して回転自在に保持されている。すなわち、転がり軸受30a,30bは、入力側回転部材14を第1および第2のキャリア24,25に対して回転自在に支持する主軸軸受30a,30bとなる。なお、この実施形態においては、転がり軸受30a,30bとして円筒ころ軸受を採用している。また、転がり軸受30aのさらに外側(図1中の右側)は、減速機ハウジング13の内部に潤滑油を封入する密封部材31が配置されている。
偏心部材16は、第1および第2の偏心部16a,16bを有し、入力側回転部材14に嵌合固定されている。第1および第2の偏心部16a,16bは、偏心運動による遠心力を互いに打ち消しあう位相、つまり180°位相を変えて配置されている。すなわち、第1および第2の偏心部16a,16bは、偏心運動によって生じる不均一な荷重を吸収するバランス調整機構としても機能する。
曲線板17は、転がり軸受32によって第1の偏心部16aに相対回転自在に保持されている。すなわち、転がり軸受32は、曲線板17を第1の偏心部16aに対して回転自在に支持する偏心軸受32となる。そして、入力側回転部材14の回転軸心を中心とする公転運動を行う。また、図2を参照して、曲線板17は、厚み方向に貫通する第1および第2の貫通孔17a,17bと、外周にエピトロコイド等のトロコイド系曲線で構成される複数の波形17cとを有する。
第1の貫通孔17aは、曲線板17の中央部に形成されており、第1の偏心部16aおよび偏心軸受32を受け入れる。第2の貫通孔17bは、曲線板17の自転軸心を中心とする円周上に等間隔に複数個設けられており、第1および第2のキャリア24,25に保持される内ピン19,20を受入れる。波形17cは、減速機ハウジング13に保持される外ピン21に係合して、曲線板17の回転を減速機ハウジング13に伝達する。なお、曲線板18も同様の構成であって、転がり軸受33によって第2の偏心部16bに回転自在に保持されている。
偏心軸受32は、偏心部16aの外径面に嵌合し、その外径面に内側軌道面を有する内輪部材32aと、曲線板17の貫通孔17aの内径面に直接形成された外側軌道面と、内側軌道面および外側軌道面の間に配置される複数の円筒ころ32bと、隣接する円筒ころ32bの間隔を保持する保持器32cとを備える円筒ころ軸受である。また、内輪部材32aには、軸方向両端部において、外径側に突出する鍔部32dを有する。なお、この鍔部32dの外径面は、保持器32cを案内する保持器案内面となる。偏心軸受33も同様の構成であるので、説明は省略する。
なお、2枚の曲線板17,18の中心点をGとすると、中心点Gは車輪11の中心位置と一致させているが、車輪11から鉄道車両駆動ユニット12に負荷されるモーメント荷重を極小化させるためには、中心点Gと車輪中心位置とをオフセットさせたほうがよい。これにより、構成部品(「曲線板17,18、内ピン19,20、および外ピン21等」を指す)が傾いて、接触部分に過大な負荷が生じるのを防止することができる。その結果、鉄道車両駆動ユニット12の回転がスムーズになると共に、耐久性が向上する。
また、2つ曲線板17,18の間には、複数の内ピン19,20に外接する外接リング36が配置されている。これにより、曲線板17,18の軸方向の動き量を規制している。なお、曲線板17,18と外接リング36とは滑り接触するので、互いに接触する壁面に研削加工を施す等するのが望ましい。また、この外接リング36の機能は、複数の内ピン19,20に内接する内接リング、または複数の外ピン21に内接する内接リングでも代替することができる。
内ピン19,20は、入力側回転部材14の回転軸心を中心とする円周軌道上に等間隔に複数個設けられている。そして、長手方向一方側が第1のキャリア24に保持されて、長手方向他方側が第2のキャリア25に保持されている。また、曲線板17,18の第2の貫通孔17b,18bの内壁面に当接する位置には、内ピン軸受19e,20eが取り付けられている。これにより、曲線板17,18と内ピン19,20との摩擦抵抗を低減することができる。なお、この実施形態における内ピン軸受19e,20eは、滑り軸受である。
なお、第2の貫通孔17b,18bの直径は、内ピン19,20の直径(「内ピン軸受19e,20eを含む最大外径」を指す)と比較して所定分だけ大きく設定されている。その結果、内ピン19は、曲線板17,18が入力側回転部材14の回転に伴って回転しようとする際に、曲線板の公転運動を許容しつつ、自転運動を阻止する自転規制部材として機能する。
外ピン21は、入力側回転部材14の回転軸心を中心とする円周軌道上に等間隔に複数個設けられている。また、曲線板17,18の波形17c,18cに当接する位置には、外ピン軸受21aが取り付けられている。これにより、曲線板17,18と外ピン21との摩擦抵抗を低減することができる。なお、この実施形態に係る外ピン軸受21aは、滑り軸受である。
また、外ピン21は、その中央部が減速機ハウジングに保持されると共に、両端部が車軸軸受26,27に当接して固定されている。そして、曲線板17,18の波形17c,18cと係合して、減速機ハウジング13を入力側回転部材14に対して減速回転させる。ここで、外ピン21は、外周係合部材として機能する。
カウンタウェイト22は、重心と異なる位置に入力側回転部材14を受け入れる貫通孔を有し、偏心部16aの偏心運動による不釣合い慣性偶力を打消す位相、つまり偏心部16aと180°位相を変えて入力側回転部材14に嵌合固定されている。つまり、カウンタウェイト22は、偏心部16aの偏心運動によって生じる不均一な荷重を吸収するバランス調整機構として機能する。なお、カウンタウェイト23も同様の構成であって、偏心部16bの偏心運動による不釣合い慣性偶力を打ち消す位相で入力側回転部材14に嵌合固定されている。
図3を参照して、2枚の曲線板17,18の中心点Gの右側について、中心点Gと曲線板17の中心との距離をL、曲線板17、偏心軸受32、および偏心部16aの質量の和をm、曲線板17の重心の回転軸心からの偏心量をεとし、中心点Gとカウンタウェイト22との距離をL、カウンタウェイト22の質量をm、カウンタウェイト22の重心の回転軸心からの偏心量をεとすると、L×m×ε=L×m×εを満たす関係となっている。また、図3の中心点Gの左側の曲線板18とカウンタウェイト23との間にも同様の関係が成立する。
第1および第2のキャリア24,25は、鉄道車両本体に連結固定されており、曲線板17,18に対面する壁面に内ピン19,20を保持すると共に、外径面に嵌合固定された第1および第2の車軸軸受26,27によって減速機ハウジング13を、内径面に嵌合固定された転がり軸受30a,30bによって入力側回転部材14をそれぞれ回転自在に支持している。また、第1および第2のキャリア24,25には、潤滑油噴出口40a,41aが設けられている。詳細については後述する。
潤滑油循環機構は、潤滑油噴出手段と、第2のキャリア25の鉛直下方側に設けられ、鉄道車両駆動ユニット12内の潤滑油を排出する潤滑油排出口25cと、潤滑油排出口25cおよび潤滑油噴出口40a,41aを接続し、潤滑油排出口25cから排出された潤滑油を潤滑油噴出口40a,41aに還流する循環油路42と、潤滑油排出口25cから排出された潤滑油を一時的に貯留する潤滑油貯留部43とを含む。
潤滑油噴出手段は、ノズル40,41であって、潤滑油噴出口40a,41aを有する構成である。ノズル40,41は、潤滑油噴出口40a,41aから減速機構15に向かって潤滑油を噴出する。すなわち、鉄道車両駆動ユニット12内をジェット潤滑する。
潤滑油噴出口40a,41aは、第1および第2のキャリア24,25に軸方向に延びるように設けられており、減速機構15と軸方向に対向する位置に設けられている。このように、第1および第2のキャリア24,25に潤滑油噴出口40a,41aを設けることにより、軸方向両側から満遍なく潤滑油を噴出することができる。また、潤滑油噴出口40a,41aは、円周方向に複数設けられており、複数のうちの一つは、第1および第2の偏心部16a,16bの最大偏心位置に対向する位置に設けられている。これにより、第1および第2の偏心部16a,16bの負荷の大きくかかる部分に、積極的に潤滑油を供給することができる。また、他の一つは、偏心軸受32,33に対向する位置に設けられている。具体的には、内輪部材32a,33aの鍔部32d,33dと保持器32c,33cとの接触部分に対向する位置に設けられている。これにより、内輪部材32a,33aと保持器32c,33cとの接触部分に積極的に潤滑油を供給することができ、接触部分の発熱等を防止することができる。
潤滑油排出口25cは、第2のキャリア25の鉛直下方側、すなわち、第2のキャリア25の下部領域に設けられ、鉄道車両駆動ユニット12内の潤滑油を排出する。したがって、重力の力を利用して潤滑油を排出することができ、鉄道車両駆動ユニット12内の潤滑油量の増加によるトルク損失の増大を防止することができる。潤滑油排出口25cは、第2の車軸軸受27と密封部材29との間から第2のキャリア25の内部を通って、鉄道車両駆動ユニット12の外部へ潤滑油を排出する。なお、図1においては、潤滑油排出口25cは、第2のキャリア25に設ける例について示したが、これに限ることなく、第1のキャリア24に設けてもよい。
循環油路42は、潤滑油排出口25cおよび潤滑油噴出口40a,41aを接続し、潤滑油排出口25cから排出された潤滑油を潤滑油噴出口40a,41aに還流する。したがって、鉄道車両駆動ユニット12内で潤滑油を循環させることができる。
潤滑油貯留部43は、潤滑油排出口25cから排出された潤滑油を一時的に貯留する。潤滑油は、潤滑油排出口25cから排出され、潤滑油貯留部43に一時的に貯留された後に循環油路42を経由して潤滑油噴出口40a,41aに還流する。なお、図1においては、潤滑油貯留部43は、鉄道車両駆動ユニット12の外部に配置した例を示したが、これに限ることなく、例えば、第2のキャリア25の内部に配置してもよいし、第1のキャリア24の内部に配置してもよい。また、潤滑油貯留部43に貯留する潤滑油を濾過する濾過装置(図示省略)を循環油路42の途中に取り付けてもよい。
上記構成の鉄道車両駆動ユニット12の作動原理を詳しく説明する。
まず、駆動源の回転に伴って入力側回転部材14および偏心部材16が一体回転する。このとき、曲線板17,18も回転しようとするが、第2の貫通孔17b,18bに挿通する内ピン19,20に自転運動を阻止され、公転運動のみを行うことになる。つまり、曲線板17,18は、入力側回転部材14の回転軸心を中心とする円周軌道上を平行移動する。
曲線板17,18が公転運動すると、波形17c,18cと外ピン21とが係合し、減速機ハウジング13および車輪11が入力側回転部材14と同一方向に一体回転する。このとき、曲線板17,18から減速機ハウジング13に伝達される回転は減速され、高トルクになっている。
具体的には、外ピン21の数をZ、曲線板17,18の波形の数をZとすると、鉄道車両駆動ユニット12の減速比はZ/(Z−Z)で算出され、さらに減速比をnとすると、図1の実施形態における速度比は1/(n+1)で算出される。図2に示す実施形態では、Z=24、Z=22であるので、減速比は11となり、速度比は1/12となる。したがって、低トルク、高回転型の駆動源を採用した場合でも、車輪11に必要なトルクを伝達することが可能となる。
このように、多段構成とすることなく大きな減速比を得ることができる減速機構15を採用することにより、コンパクトで高減速比の鉄道車両駆動ユニット12を得ることができる。また、内ピン19,20および外ピン21の曲線板17,18に当接する位置に内ピン軸受19e,20eおよび外ピン軸受21aを設けたことにより、接触部分の摩擦抵抗が低減される。その結果、鉄道車両駆動ユニット12の伝達効率が向上する。
次に、上記構成の鉄道車両駆動ユニット12の潤滑油の流れを詳しく説明する。
まず、潤滑油は、ノズル40,41の潤滑油噴出口40a,41aから噴出され、第1および第2の偏心部16a,16bの最大偏心位置や、偏心軸受32,33の内輪部材32a,33aの鍔部32d,33dの外径面、保持器32c,33cの内径面を潤滑する。そして、鉄道車両駆動ユニット12内の潤滑油は、遠心力によって、曲線板17,18と内ピン19,20との当接部分、曲線板17,18と外ピン21との当接部分、および第1および第2の車軸軸受26,27等を潤滑しながら外径側に移動する。
そして、第1および第2の車軸軸受26,27と密封部材28,29との間の空間に到達した潤滑油は、潤滑油排出口25cから鉄道車両駆動ユニット12の外部へ排出され、潤滑油貯留部43に一時的に貯留された後に循環油路42を経由して潤滑油噴出口40a,41aに還流する。
このように、鉄道車両駆動ユニット12は、潤滑油噴出口40a,41aが、減速機構15に対向する位置に設けられているため、減速機構15に向かって直接潤滑油を噴出することができる。したがって、回転に伴う遠心力等の影響を小さくして、効率的に潤滑油を供給することができる。また、潤滑油を噴出して、鉄道車両駆動ユニット12内を冷却することができるため、各構成部品の温度上昇を抑制することができる。
さらに、潤滑油貯留部43に濾過装置を設ければ、鉄道車両駆動ユニット12から排出される潤滑油から摩耗粉等の異物を取り除いて循環させることができるので、長期間に亘って高い潤滑性能を維持することが可能となる。
また、潤滑油循環機構にポンプ(図示省略)を設けて、潤滑油を強制的に循環させるようにしてもよい。これにより、潤滑油の循環がさらにスムーズとなる。
また、上記の実施形態においては、潤滑油噴出口40a,41aは、第1および第2の偏心部16a,16bの最大偏心位置や、偏心軸受32,33に対向する位置に設けられている例について説明したが、これに限ることなく、潤滑油噴出口40a,41aを円周方向に等間隔に設けてもよい。これにより、円周方向に満遍なく潤滑油を噴出することができる。
また、潤滑油を循環させる際には、第1のキャリア24側と、第2のキャリア25側と、それぞれ個別に潤滑油を循環させてもよい。すなわち、第1のキャリア24側に、潤滑油噴出口、潤滑油排出口、循環油路、潤滑油貯留部をそれぞれ設け、第1のキャリア24側で潤滑油を循環させる。第2のキャリア25側においても同様に、潤滑油噴出口、潤滑油排出口、循環油路、潤滑油貯留部をそれぞれ設け、第2のキャリア25側で潤滑油を循環させる。また、第1のキャリア24側と、第2のキャリア25側と、循環油路を連結させることにより、あわせて潤滑油を循環させてもよい。
また、上記の実施形態においては、鉄道車両駆動ユニット12は、潤滑油循環機構を備える構成である例について説明したが、これに限ることなく、潤滑油噴出手段のみを備える構成であってもよい。すなわち、鉄道車両駆動ユニット12内で、潤滑油を循環させることなく、必要に応じて、適宜、潤滑油噴出口40a,41aから潤滑油を噴出させるよう構成してもよい。
また、上記の実施形態においては、曲線板17,18を180°位相を変えて2枚設けたが、この曲線板の枚数は任意に設定することができ、例えば、曲線板を3枚設ける場合は、120°位相を変えて設けるとよい。
また、上記の実施形態において、偏心部16a,16bを有する偏心部材16を入力側回転部材14に嵌合固定した例を示したが、これに限ることなく、入力側回転部材14の外径面に直接偏心部16a,16bを形成してもよい。
また、上記の実施形態における転がり軸受26,27,30a,30b,32,33は、図1の形態に限定されることなく、例えば、すべり軸受、円筒ころ軸受、円すいころ軸受、針状ころ軸受、自動調心ころ軸受、深溝玉軸受、アンギュラ玉軸受、3点接触球軸受、4点接触玉軸受等、すべり軸受であるか転がり軸受であるかを問わず、転動体がころであるか玉であるかを問わず、さらには複列か単列かを問わず、あらゆる軸受を適用することができる。
また、上記の実施形態における内ピン軸受19e,20eおよび外ピン軸受21aは、滑り軸受である例を示したが、これに限ることなく、転がり軸受を採用してもよい。この場合、厚み方向にコンパクト化する観点から針状ころ軸受を採用するのが望ましい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、鉄道車両駆動ユニットに有利に利用される。
10 鉄道車両用車輪駆動装置、11 車輪、12 鉄道車両駆動ユニット、13 減速機ハウジング、14 入力側回転部材、15 減速機構、16 偏心部材、16a,16b 偏心部、17,18 曲線板、17a,17b,18a,18b 貫通孔、17c,18c 波形、19,20 内ピン、21 外ピン、19e,20e,21a 軸受、22,23 カウンタウェイト、24,25 キャリア、25c 潤滑油排出口、26,27 車軸軸受、26a,27a 内輪、26b,27b 外輪、26c,27c,32b,33b 円すいころ、26d,27d,32c,33c 保持器、28,29,31 密封部材、30a,30b,32,33 転がり軸受、32a,33a 内輪部材、32d,33d 鍔部、40,41 ノズル、40a,41a 潤滑油噴出口、42 循環油路、43 潤滑油貯留部、36 外接リング。

Claims (9)

  1. 鉄道車両の車輪を回転駆動する駆動ユニットであって、
    車輪の内径面に保持されて車輪と一体回転する減速機ハウジングと、
    前記減速機ハウジングの内径側に配置され、駆動源に接続されている入力軸としての入力側回転部材と、
    前記減速機ハウジングと前記入力側回転部材との間に配置され、前記入力側回転部材の回転を減速して前記減速機ハウジングに伝達する減速機構と、
    前記減速機ハウジングの内径側であって、前記減速機構と軸方向に対向する位置に設けられ、車両本体に連結固定される固定部材と、
    前記固定部材において、前記減速機構と軸方向に対向する位置に設けられた潤滑油噴出口を有し、前記潤滑油噴出口から前記減速機構に向かって潤滑油を噴出する潤滑油噴出手段とを備える、鉄道車両駆動ユニット。
  2. 前記入力側回転部材は、偏心部を有し、
    前記減速機構は、前記偏心部に相対回転自在に保持されて、前記入力側回転部材の回転軸心を中心とする公転運動を行う公転部材と、
    前記公転部材の公転運動を許容しつつ、自転運動を阻止する自転規制部材と、
    前記減速機ハウジングに固定され、前記公転部材の外周に係合して前記減速機ハウジングを前記入力側回転部材に対して減速回転させる外周係合部材とを含む、請求項1に記載の鉄道車両駆動ユニット。
  3. 前記駆動ユニットは、前記公転部材を前記偏心部に対して回転自在に支持する偏心軸受を備え、
    前記潤滑油噴出口は、前記偏心軸受に対向する位置に設けられている、請求項2に記載の鉄道車両駆動ユニット。
  4. 前記偏心軸受は、前記偏心部の外径面に嵌合して外径側に内側軌道面が形成された内輪部材、前記公転部材の内径面に形成された外側軌道面、前記内側軌道面および前記外側軌道面の間に配置される複数のころ、および隣接するころの間隔を保持する保持器を含み、
    前記潤滑油噴出口は、前記内輪部材と前記保持器との接触部分に対向する位置に設けられている、請求項3に記載の鉄道車両駆動ユニット。
  5. 前記潤滑油噴出口は、前記偏心部の最大偏心位置に対向する位置に設けられている、請求項2〜4のいずれかに記載の鉄道車両駆動ユニット。
  6. 前記固定部材は、前記減速機構を挟んで軸方向の一方側および他方側に配置され、それぞれが車両本体に連結固定される第1および第2の固定部材を含み、
    前記潤滑油噴出口は、前記第1および第2の固定部材に設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の鉄道車両駆動ユニット。
  7. 前記潤滑油噴出口は、円周方向に等間隔に複数設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の鉄道車両駆動ユニット。
  8. 前記駆動ユニットは、前記駆動ユニット内で潤滑油を循環させる潤滑油循環機構を備え、
    前記潤滑油循環機構は、
    前記潤滑油噴出手段と、
    前記固定部材の鉛直下方側に設けられ、前記駆動ユニット内の潤滑油を排出する潤滑油排出口と、
    前記潤滑油排出口および前記潤滑油噴出口を接続し、前記潤滑油排出口から排出された潤滑油を前記潤滑油噴出口に還流する循環油路とを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の鉄道車両駆動ユニット。
  9. 前記潤滑油循環機構は、前記潤滑油排出口から排出された潤滑油を一時的に貯留する潤滑油貯留部を含む、請求項8に記載の鉄道車両駆動ユニット。
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