JP2014232284A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成により、確実にベルトに張力を付与することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
プリンタ1は、モータ67からの駆動力が伝達される駆動ディスク77と、駆動ディスク77に対して間隔を隔てて配置され、画像形成部4に駆動を入力する入力ディスク78とに架けわたされるベルト93に対して、張力を付与するように構成される押圧機構69を備え、押圧機構69は、ベルト93を押圧するように揺動する揺動部材97と、揺動部材97を付勢する引張ばね98とを備え、揺動部材97は、揺動部材97の揺動の支点となる軸支部100と、軸支部100に対して第1方向に間隔を隔てて配置され、ベルト93と接触する押圧部106と、軸支部100に対して第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てて配置され、引張ばね98により付勢される第2フック124とを備えている。
【選択図】図3
【解決手段】
プリンタ1は、モータ67からの駆動力が伝達される駆動ディスク77と、駆動ディスク77に対して間隔を隔てて配置され、画像形成部4に駆動を入力する入力ディスク78とに架けわたされるベルト93に対して、張力を付与するように構成される押圧機構69を備え、押圧機構69は、ベルト93を押圧するように揺動する揺動部材97と、揺動部材97を付勢する引張ばね98とを備え、揺動部材97は、揺動部材97の揺動の支点となる軸支部100と、軸支部100に対して第1方向に間隔を隔てて配置され、ベルト93と接触する押圧部106と、軸支部100に対して第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てて配置され、引張ばね98により付勢される第2フック124とを備えている。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
画像形成装置として、駆動力を発生する駆動源と、駆動源から間隔を隔てて配置され、現像ローラなどの回転体に駆動源からの駆動力を伝達するためのギアとを備えるプリンタが知られている。
このようなプリンタとして、駆動源から発生する駆動力をギアに伝達するために、駆動源とギアとを巻回するベルトを備えるプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなプリンタでは、具体的には、ベルトと接触するコロと、コロをベルトに向けて付勢する圧縮ばねとを有するテンショナーを設けて、コロを圧縮ばねによって付勢することにより、ベルトを外側から付勢し、ベルトに対して適正なテンションをかけている。
しかるに、上記した特許文献1に記載のプリンタでは、ベルトに対して適正なテンションをかけるために、ベルトの走行方向に対して略直交するようにベルトを付勢する必要があり、コロと圧縮ばねとを有するテンショナーの配置が制限されるという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成により、確実にベルトに張力を付与することのできる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、駆動力を発生する駆動源と、駆動源からの駆動力が伝達される駆動部と、駆動部に対して間隔を隔てて配置され、画像形成部に駆動を入力する入力部と、駆動部と入力部とに架けわたされ、駆動部から入力部に駆動力を伝達するように構成されるベルトと、ベルトに張力を付与するように構成される押圧機構とを備え、押圧機構は、ベルトを押圧するように揺動する揺動部材と、揺動部材を付勢する付勢部材とを備え、揺動部材は、揺動部材の揺動の支点となる軸支部と、軸支部に対して第1方向に間隔を隔てて配置され、ベルトと接触する第1端部と、軸支部に対して第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てて配置され、付勢部材により付勢される第2端部とを備えている。
このような構成によれば、軸支部と、軸支部に対して第1方向に間隔を隔てて配置され、ベルトと接触する第1端部と、軸支部に対して第2方向に間隔を隔てて配置され、付勢部材により付勢される第2端部とを備える揺動部材によってベルトを押圧し、ベルトに対して張力を付与している。
つまり、揺動部材において、ベルトと接触する第1端部と、付勢部材により付勢される第2端部とが、軸支部に対して第1方向と第2方向とにそれぞれ間隔を隔てて配置されている。そのため、付勢部材を、ベルトの走行方向に対して、略直交するような方向に付勢力を発生するように配置する必要がない。
その結果、簡易な構成で、押圧機構のレイアウトの自由度の向上を図ることができ、確実にベルトに張力を付与することができる。
(2)また、揺動部材において、軸支部から第2端部までの距離は、軸支部から第1端部までの距離よりも長くてもよい。
(2)また、揺動部材において、軸支部から第2端部までの距離は、軸支部から第1端部までの距離よりも長くてもよい。
ベルトに張力を付与するために、ベルトの走行方向に対して、略直交するような方向に付勢する付勢部材を有する押圧機構を用いる場合には、ベルトに対する付勢力を高く設定する必要がある。
しかし、このような構成によれば、軸支部に対して、第1端部までの距離よりも長い位置に配置される第2端部を付勢することによって、揺動部材を揺動させて、第1端部とベルトとを接触させている。
そのため、第2端部を付勢する付勢力が小さい場合であっても、てこの原理により、第1端部をベルトに対して確実に押圧させることができる。
その結果、ベルトに対して張力を付与するために、付勢力の低い付勢部材を用いることができる。
(3)また、入力部と駆動部とを支持するように構成される第1フレームと、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向の一方側に、第1フレームと間隔を隔てて位置する第2フレームとを備えていてもよい。
(3)また、入力部と駆動部とを支持するように構成される第1フレームと、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向の一方側に、第1フレームと間隔を隔てて位置する第2フレームとを備えていてもよい。
このような構成によれば、第1フレームと第2フレームとが備えられていることにより、画像形成装置の強度を確保することができる。
(4)また、軸支部は、第1フレームと第2フレームとに挟まれるように支持されていてもよい。
(4)また、軸支部は、第1フレームと第2フレームとに挟まれるように支持されていてもよい。
このような構成によれば、軸支部の第3方向における両端部が第1フレームと第2フレームとで支持されているので、付勢部材による付勢力がかかることによって、揺動部材が第3方向に対して倒れることを抑制することができる。
そのため、ベルトに対して、第1端部が第3方向にずれることを抑制することができる。
その結果、確実にベルトに張力を加えることができる。
(5)また、第1端部は、ベルトと接触する接触部材と、接触部材を支持する支持部材とを備え、接触部材は、ベルトが第3方向へ移動することを規制する規制部を備えていてもよい。
(5)また、第1端部は、ベルトと接触する接触部材と、接触部材を支持する支持部材とを備え、接触部材は、ベルトが第3方向へ移動することを規制する規制部を備えていてもよい。
このような構成によれば、付勢部材に付勢され、接触部材に接触されることにより押圧されるベルトは、規制部によって第3方向へ移動することを規制されている。
そのため、ベルトに対する押圧機構による押圧が解除されることを抑制することができる。
その結果、より確実にベルトに張力を付与することができる。
(6)また、接触部材は、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向に回転軸を有するローラであり、規制部は、ローラの第3方向の端部からローラの径方向に突出していてもよい。
(6)また、接触部材は、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向に回転軸を有するローラであり、規制部は、ローラの第3方向の端部からローラの径方向に突出していてもよい。
このような構成によれば、ベルトが第3方向に移動することを、ローラの第3方向の端部からローラの径方向に突出する規制部に当接することによって、規制される。
そのため、ローラの端部に径方向に突出する規制部を備えるという簡易な構成により、ベルトに対する押圧機構による押圧が解除されることを確実に抑制することができる。
(7)また、規制部は、接触部材における第3方向の一方側の端部にのみ配置され、支持部材は、接触部材の第3方向中央の位置を基準として、前記規制部と線対称となる位置に、前記支持部材から前記接触部材に向けて突出する干渉部を備えていてもよい。
(7)また、規制部は、接触部材における第3方向の一方側の端部にのみ配置され、支持部材は、接触部材の第3方向中央の位置を基準として、前記規制部と線対称となる位置に、前記支持部材から前記接触部材に向けて突出する干渉部を備えていてもよい。
このような構成によれば、接触部材を支持部材に組み付けるときには、規制部と干渉部とが干渉しないようにしか組み付けることができないので、誤って組み付けることを抑制することができる。
本発明の画像形成装置では、確実にベルトに張力を付与することができる。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有している。本体ケーシング2は、その内部空間に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを有している。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、紙面左方が後方である。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、後述するプロセスカートリッジ15を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Pを導入するための用紙開口部6とを有している。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、後述するプロセスカートリッジ15を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Pを導入するための用紙開口部6とを有している。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通している。
用紙開口部6は、本体ケーシング2の前端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2は、その上端部にトップカバー7を有し、その前端部に給紙カバー8を有している。
トップカバー7は、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する図1に実線で示す閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する図1に仮想線で示す開放位置とに揺動可能に構成されている。
給紙カバー8は、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する図1に実線で示す閉鎖位置と、用紙開口部6を開放する図1に仮想線で示す開放位置とに揺動可能に構成されている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に、用紙載置部9を備えている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に、用紙載置部9を備えている。
用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Pは、給紙カバー8が開放位置に配置された状態において、その前方部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後方部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
また、給紙部3は、用紙載置部9の後端部上方に配置されるピックアップローラ11と、ピックアップローラ11の後方に配置される給紙ローラ12と、給紙ローラ12の後下方に対向配置される給紙パッド13と、給紙パッド13の後端部から連続して上方に向かって延びる給紙パス14とを備えている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後方部分の上方において、本体ケーシング2に装着されている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後方部分の上方において、本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されるカートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能に構成される現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光ドラム20と、転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向に延びる略円筒形状を有しており、ドラムカートリッジ18の後方部分に回転可能に支持されている。
転写ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状を有しており、ドラムカートリッジ18の後方部分に回転可能に支持され、感光ドラム20の後端部に対して、圧接されている。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上方に間隔を隔てて位置するようにドラムカートリッジ18に支持されている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下方に配置されており、現像フレーム25を備えている。
現像フレーム25内には、トナー収容室26と現像室27とが前後に並んで配置されている。トナー収容室26と現像室27とは、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナーが収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。
また、現像フレーム25は、その現像室27内に、供給ローラ33と、現像ローラ34と、層厚規制ブレード35とを備えている。
供給ローラ33は、現像室27の後方部分に回転可能に配置されている。
現像ローラ34は、現像室27の後方部分に回転可能に配置されている。
また、現像ローラ34は、供給ローラ33の後上端部に対して接触するとともに、その上端部および後端部が現像室27から露出されるように配置され、感光ドラム20の前下端部に対して接触している。
層厚規制ブレード35は、その上端部が、現像室27の上壁の後端部に固定され、その下端部が、現像ローラ34の前端部に接触している。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前方であって、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて配置されている。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前方であって、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて配置されている。
スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づいて、レーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
詳しくは、レーザービームLは、スキャナユニット16から後方に向かって出射され、感光ドラム20の前端部における周面を露光する。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後方部分の上方に配置されている。定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上方に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38の後上端部に対して圧接される加圧ローラ39とを備えている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後方部分の上方に配置されている。定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上方に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38の後上端部に対して圧接される加圧ローラ39とを備えている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の表面に担持される。
一方、感光ドラム20の表面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面上にトナー像が担持される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Pは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Pは、給紙ローラ12の回転により、給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、画像形成部4における感光ドラム20と転写ローラ21との間に給紙される。
そして、用紙Pは、感光ドラム20と転写ローラ21との間に搬送され、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Pは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Pには、画像が熱定着される。
その後、用紙Pは、排紙ローラ40に向けて搬送され、排紙ローラ40によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ41上に排紙される。
このように用紙Pは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、排紙トレイ41上に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、図2に示す左壁50と、図1に示す右壁51、前壁52、後壁53、上壁54、および、下壁55とを備えている。
2.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、図2に示す左壁50と、図1に示す右壁51、前壁52、後壁53、上壁54、および、下壁55とを備えている。
左壁50は、図2に示すように、本体ケーシング2の左端部に配置されている。左壁50は、第1フレームの一例としての樹脂フレーム57と、第2フレームの一例としての金属フレーム58と、図示しないカバーフレームとを備えている。
樹脂フレーム57は、ABS樹脂からなり、上下前後方向に延び、左方が開放された側面視略矩形の有底枠形状を有している。樹脂フレーム57は、第1フック59と、駆動軸82と、入力軸88と、揺動軸99とを備えている。また、樹脂フレーム57は、後述する駆動ディスク77と、後述する入力ディスク78とを支持している。
第1フック59は、樹脂フレーム57の前方部分における上下前後方向略中央から、左方に向かって延び、その左端部から上方に向かって屈曲する正面視略L字状の略爪形状を有している。
駆動軸82は、樹脂フレーム57における前上方部分から、左方に向かって延びる略円柱形状を有している。
入力軸88は、樹脂フレーム57の後方部分における上下方向の略中央部分から、左方に向かって延びる略円柱形状を有している。入力軸88の左端部は、図2に示すように、後述する金属フレーム58に支持されている。
揺動軸99は、樹脂フレーム57における上下前後方向の略中央部分から、左方に向かって延びる略円柱形状を有している。揺動軸99の左端部は、後述する金属フレーム58に支持されている。
また、樹脂フレーム57は、後述するギア列79の各種ギアの回転軸を備えている。後述するギア列79の各種ギアの回転軸は、樹脂フレーム57における後方部分において、それぞれ、左方に向かって延びる略円柱形状を有している。後述するギア列79の各種ギアの回転軸の左端部は、後述する金属フレーム58に支持されている。
金属フレーム58は、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)からなり、樹脂フレーム57の右面から左方に間隔を隔てて配置されている。言い換えると、金属フレーム58は、樹脂フレーム57に対して、後述する第1方向および後述する第2方向の両方と直交する第3方向の一方側に、間隔を隔てて配置されている。金属フレーム58は、上下前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。金属フレーム58は、樹脂フレーム57の後方を左方から覆うように配置されている。
そして、図示しないカバーフレームが、樹脂フレーム57および金属フレーム58を左方から被覆することにより、左壁50を構成している。
右壁51は、図1に示すように、左壁50から右方に間隔を隔てるようにして、本体ケーシング2の右端部に配置されている。右壁51は、上下前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
前壁52は、左壁50および右壁51の前端部間に架設されている。前壁52は、上下左右方向に延びる略平板形状を有している。前壁52は、上述した用紙開口部6と、用紙開口部6を開閉可能に揺動する給紙カバー8とを備えている。
後壁53は、左壁50および右壁51の後端部間に架設されている。後壁53は、上下左右方向に延びる略平板形状を有している。
上壁54は、左壁50および右壁51の上端部間に架設されている。上壁54は、前後左右方向に延びる略平板形状を有している。上壁54は、上述したカートリッジ開口部5と、カートリッジ開口部5を開閉可能に揺動するトップカバー7とを備えている。
下壁55は、左壁50および右壁51の下端部間に架設されている。下壁55は、前後左右方向に延びる略平板形状を有している。下壁55は、上述した用紙載置部9を備えている。
3.駆動力伝達手段の詳細
プリンタ1は、上記した画像形成において回転する回転体、詳しくは、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39を回転させるために、本体ケーシング2内に、駆動力伝達部66を備えている。
3.駆動力伝達手段の詳細
プリンタ1は、上記した画像形成において回転する回転体、詳しくは、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39を回転させるために、本体ケーシング2内に、駆動力伝達部66を備えている。
駆動力伝達部66は、図2に示すように、駆動源の一例としてのモータ67と、駆動力伝達機構68と、押圧機構69とを備えている。
(1)モータ
モータ67は、本体ケーシング2の前上方部分における左端部に配置されている。モータ67は、図示しない外部の電源からの電力が供給されることで回転駆動力を発生するように構成されている。モータ67は、モータ本体部72とモータ軸73とを備えている。
(1)モータ
モータ67は、本体ケーシング2の前上方部分における左端部に配置されている。モータ67は、図示しない外部の電源からの電力が供給されることで回転駆動力を発生するように構成されている。モータ67は、モータ本体部72とモータ軸73とを備えている。
モータ本体部72は、正面視略矩形の略ボックス形状を有している。モータ本体部72は、その前面が前壁52に、その左面が左壁50の樹脂フレーム57に、それぞれ支持されるようにして、本体ケーシング2内に配置されている。
モータ軸73は、モータ本体部72の内部から、モータ本体部72の左端部よりも左方に延びる略円柱形状を有している。モータ軸73は、その左端部が樹脂フレーム57を左右方向に貫通している。モータ軸73は、外部の電源からの電力が投入されることにより、回転するように構成されている。モータ軸73は、ピニオンギア74を備えている。
ピニオンギア74は、モータ軸73の左端部に連結されている。ピニオンギア74は、モータ軸73と相対回転不能に回転する斜歯ギアである。
(2)駆動力伝達機構
駆動力伝達機構68は、駆動部の一例としての駆動ディスク77と、入力部の一例としての入力ディスク78と、ベルト93と、ギア列79とを備えている。
(2)駆動力伝達機構
駆動力伝達機構68は、駆動部の一例としての駆動ディスク77と、入力部の一例としての入力ディスク78と、ベルト93と、ギア列79とを備えている。
駆動ディスク77は、モータ67からの駆動力が伝達されるように構成されている。駆動ディスク77は、樹脂フレーム57よりも左方において、駆動軸82に回転可能に支持されている。駆動ディスク77は、駆動ギア83と、駆動プーリ84と、フランジ85とを備えている。
駆動ギア83は、駆動軸82と同一の軸中心の側面視略円形の平板形状を有し、駆動軸82に回転可能に支持されている。駆動ギア83の直径は、駆動軸82の直径よりも大きい。また、駆動ギア83の左右方向長さは、駆動軸82の左右方向長さよりも短い。駆動ギア83は、斜歯ギアであり、ピニオンギア74と噛合している。
駆動プーリ84は、駆動ギア83の左方に隣接配置されている。駆動プーリ84は、駆動軸82と同一の軸中心の側面視略円形の平板形状を有し、駆動ギア83と一体的に駆動軸82に回転可能に支持されている。駆動プーリ84の直径は、駆動軸82の直径よりも大きく、駆動ギア83の直径よりも小さい。また、駆動プーリ84の左右方向長さは、駆動軸82の左右方向長さよりも短い。
フランジ85は、駆動軸82の左端部であって、駆動プーリ84の左方に隣接配置されている。フランジ85は、駆動軸82と同一の軸中心の側面視略円形の平板形状を有し、駆動プーリ84と一体的に駆動軸82に回転可能に支持されている。フランジ85の直径は、駆動プーリ84の直径よりも大きく、駆動ギア83の直径よりも小さい。
入力ディスク78は、後述するギア列79を介して、画像形成部4に駆動を入力するように構成されている。図3に示すように、樹脂フレーム57よりも左方、かつ、金属フレーム58よりも右方において、入力軸88に回転可能に支持されている。すなわち、入力ディスク78は、樹脂フレーム57と金属フレーム58とに挟まれるように、配置されており、駆動ディスク77に対して、後下方に間隔を隔てて配置されるように、樹脂フレーム57に支持されている。入力ディスク78は、入力ギア89と、入力プーリ90とを備えている。
入力ギア89は、図3に示すように、入力軸88と同一の軸中心の側面視略円形の平板形状を有し、入力軸88に回転可能に支持されている。入力ギア89の直径は、入力軸88の直径よりも大きい。また、入力ギア89の左右方向長さは、入力軸88の左右方向長さよりも短い。入力ギア89は、平歯を有するギアである。
入力プーリ90は、入力ギア89の左方に隣接配置されている。入力プーリ90は、入力軸88と同一の軸中心の側面視略円形の平板形状を有し、入力ギア89と一体的に入力軸88に回転可能に支持されている。入力プーリ90の直径は、入力ギア89の直径と略同一であり、駆動プーリ84の直径よりも大きい。また、入力プーリ90の左右方向長さは、入力軸88の左右方向長さよりも短い。
ベルト93は、エンドレスベルトからなり、モータ67から駆動ディスク77に対して伝達された駆動力を、入力ディスク78に伝達するように構成されている。ベルト93は、駆動ディスク77の駆動プーリ84と、入力ディスク78の入力プーリ90とに架けわたされている。ベルト93は、モータ67から発生する駆動力によって、側面視略時計回り、または、側面視反時計回りに走行する。
ギア列79は、ピックアップローラ11に駆動を伝達するギア、給紙ローラ12に駆動を伝達するギア、加熱ローラ38に駆動を伝達するギア、加圧ローラ39に駆動を伝達するギア、排紙ローラ40に駆動を伝達するギア、また、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34に駆動を伝達するカップリングギアなど、画像形成動作において回転する複数の回転体に駆動を伝達するための複数のギアから構成されている。ギア列79は、樹脂フレーム57よりも左方、かつ、金属フレーム58よりも右方であって、側面視において、樹脂フレーム57の後方部分に回転可能に支持されている。ギア列79には、入力ディスク78を介して、モータ67の駆動力が伝達される。そして、モータ67から発生する駆動力により、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39、および排紙ローラ40が回転する。
(3)押圧機構
押圧機構69は、駆動ディスク77から入力ディスク78への駆動力の伝達を補助するために、ベルト93に張力を付与するように構成されている。押圧機構69は、揺動部材97と、付勢部材の一例としての引張ばね98とを備えている。
(3)押圧機構
押圧機構69は、駆動ディスク77から入力ディスク78への駆動力の伝達を補助するために、ベルト93に張力を付与するように構成されている。押圧機構69は、揺動部材97と、付勢部材の一例としての引張ばね98とを備えている。
揺動部材97は、側面視において、樹脂フレーム57よりも左方、かつ、金属フレーム58よりも右方であって、側面視において、樹脂フレーム57の上下前後方向略中央部分に揺動可能に支持されている。揺動部材97は、軸支部100と、第1部分101と、第1端部の一例としての押圧部106と、第2部分102と、第2端部の一例としての第2フック124と、補強板103とを備えている。
軸支部100は、揺動軸99と同一の軸中心の略円筒形状を有し、揺動軸99に回転可能に支持されている。つまり、軸支部100は、樹脂フレーム57と金属フレーム58とに挟まれるように支持されている。
第1部分101は、軸支部100の周面から、前上方に向かって延びる棒形状を有している。この第1部分101が延びる方向を第1方向とする。つまり、第1方向は、後下方および前上方に沿って延びる方向である。
押圧部106は、第1部分101の遊端部、すなわち、前上方端部に配置されている。つまり、押圧部106は、軸支部100に対して、第1方向に間隔を隔てて配置されている。押圧部106は、図4に示すように、支持部材の一例としてのホルダ108と、接触部材およびローラの一例としての接触ローラ109とを備えている。
ホルダ108は、底板110と、左側板111と、右側板112と、干渉部117とを備えている。
底板110は、第1部分101の前上方端部から連続して前上方に向かって延びるようにして、ホルダ108の下端部に配置されている。底板110は、前後左右方向に延びる略平板形状を有している。
左側板111は、底板110の左端縁から連続して上方に向かって延びるようにして、ホルダ108の左端部に配置されている。左側板111は、上下前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。左側板111は、左軸受溝115を有している。
左軸受溝115は、左側板111の上面における前後方向略中央から、下方に向かって、側面視略U字状に切り欠かれる溝である。左軸受溝115は、後述するローラ軸119の左端部を受け入れ可能である。
右側板112は、底板110の右端縁から連続して上方に向かって延び、左側板111から右方に間隔を隔てるようにして、ホルダ108の右端部に配置されている。右側板112は、上下前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。右側板112は、右軸受溝116を有している。
右軸受溝116は、右側板112の上面における前後方向略中央から、下方に向かって、側面視略U字状に切り欠かれる溝である。右軸受溝116の内形は、左右方向に投影したときに、左軸受溝115の内形よりも大きい。右軸受溝116は、後述するローラ軸119の右端部を受け入れ可能である。
干渉部117は、ホルダ108の前後方向略中央における右側板112と底板110との連続部分において、左上方に膨出する正面視略矩形の平板形状を有している。なお、ホルダ108に後述する接触ローラ109が組み付けられた状態において、接触ローラ109の左右方向の中央から干渉部117までの距離を、距離W1とする。
接触ローラ109は、ローラ軸119と、ローラ本体部120と、規制部121とを備えている。
ローラ軸119は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。ローラ軸119は、その左端部の直径が、その右端部の直径よりも小さくなるように、段差を有している。ローラ軸119において、相対的に直径の小さい左端部を左端部119Aとし、相対的に直径の大きい右端部を右端部119Bとする。
ローラ本体部120は、略円筒形状を有し、ローラ軸119の左右方向両端部、すなわち左端部119Aと右端部119Bとを露出するように、ローラ軸119を被覆している。
規制部121は、ローラ本体部120の左端部、すなわち、ローラ本体部120における樹脂フレーム57と反対側の端部における周面から、ローラ本体部120の径方向外側に向かって突出する側面視略円形の平板形状を有している。規制部121は、接触ローラ109がベルト93を押圧している状態で、ベルト93が左方へ移動し、外れることを規制している。なお、接触ローラ109において、接触ローラ109の左右方向の中央から規制部121までの距離を、距離W2とする。接触ローラ109の左右方向の中央から規制部121までの距離W2は、接触ローラ109の左右方向の中央から干渉部117までの距離W1と略同一である。言い換えると、規制部121は、接触ローラ109の左右方向の中央の位置を基準として、干渉部117と線対称となる位置に配置されている。
そして、接触ローラ109は、ローラ軸119の左端部、すなわち左端部119Aが、左軸受溝115に受け入れられ、ローラ軸119の右端部、すなわち右端部119Bが、右軸受溝116に受け入れられることにより、ホルダ108に回転可能に支持されている。
第2部分102は、軸支部100の周面から、前下方に向かって延びる棒形状を有している。この第2部分102が延びる方向を第2方向とする。第2方向は、後上方および前下方に沿って延びる方向であり、第1方向とは異なる方向である。
第2フック124は、第2部分102の遊端部、すなわち、前下方端部に配置されている。つまり、第2フック124は、軸支部100に対して、第2方向に間隔を隔てて配置されている。第2フック124は、第2部分102の前下方端部から連続して、前下方に向かって延び、その前下方端部から後下方に向かって屈曲する略爪形状を有している。なお、軸支部100から第2フック124までの距離は、軸支部100から押圧部106までの距離よりも長い。
補強板103は、第1部分101および第2部分102間に架設されている。補強板103は、側面視三角形状の平板形状を有している。
引張ばね98は、引張ばね本体部127と、第1係合部128と、第2係合部129とを備えている。
引張ばね本体部127は、前上方および後下方に沿って延びる方向、すなわち、略第1方向に沿って延びる螺旋形状を有する線材からなる。
第1係合部128は、引張ばね本体部127の線材の上方の端部から連続する側面視略リング状を有している。第1係合部128は、樹脂フレーム57の第1フック59に係合されている。
第2係合部129は、引張ばね本体部127の線材の下方の端部から連続する正面視略リング状を有している。第2係合部129は、第2フック124に係合されている。これにより、第2フック124が、引張ばね98によって、前上方に向けて付勢される。
このようにして、押圧機構69では、引張ばね98の付勢力により、揺動部材97は、揺動軸99を支点として左側面視略反時計回りに揺動するように付勢されている。
そして、押圧部106の接触ローラ109が、ベルト93の下方部分を、下方から上方に向けて付勢している。
4.駆動力の伝達
駆動力伝達部66において、モータ67から発生する駆動力によって、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39、および、排紙ローラ40などが回転する。
4.駆動力の伝達
駆動力伝達部66において、モータ67から発生する駆動力によって、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39、および、排紙ローラ40などが回転する。
具体的には、モータ67に、外部の電源からの電力が供給されると、モータ67のモータ軸73が回転駆動する。
そして、モータ軸73のピニオンギア74から、駆動ギア83を介して、駆動ディスク77に駆動力が伝達される。
駆動ディスク77に伝達された駆動力は、駆動プーリ84と入力プーリ90とに巻回されるベルト93を介して、入力ディスク78に伝達される。
ベルト93には、押圧機構69の押圧部106の接触ローラ109が下方から押圧するように接触されていることにより、張力が付与される。
そのため、駆動プーリ84から入力プーリ90に対して、駆動力の損失なく、高効率で伝達される。
そして、入力ディスク78に伝達された駆動力は、図3に示すように、入力ギア89を介して、ギア列79の複数のギアに対して伝達される。
これにより、ピックアップローラ11、給紙ローラ12、プロセスカートリッジ15における感光ドラム20、転写ローラ21、アジテータ29、供給ローラ33、現像ローラ34、加熱ローラ38、加圧ローラ39に駆動が伝達され、それらが回転する。
5.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図3に示すように、揺動部材97は、軸支部100と、軸支部100に対して第1方向に間隔を隔てて配置される押圧部106と、軸支部100に対して第2方向に間隔を隔てて配置される第2フック124とを備えている。そして、引張ばね98が、本体ケーシング2の第1フック59と、揺動部材97の第2フック124とに係合され、揺動部材97を付勢していることにより、押圧部106によってベルト93を押圧し、ベルト93に対して張力を付与している。
5.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図3に示すように、揺動部材97は、軸支部100と、軸支部100に対して第1方向に間隔を隔てて配置される押圧部106と、軸支部100に対して第2方向に間隔を隔てて配置される第2フック124とを備えている。そして、引張ばね98が、本体ケーシング2の第1フック59と、揺動部材97の第2フック124とに係合され、揺動部材97を付勢していることにより、押圧部106によってベルト93を押圧し、ベルト93に対して張力を付与している。
言い換えると、揺動部材97において、ベルト93と接触する押圧部106と、引張ばね98により付勢される第2フック124とが、軸支部100に対して第1方向と第2方向とにそれぞれ間隔を隔てて配置されている。そのため、引張ばね98を、ベルト93の走行方向に対して、略直交するような方向に付勢力を発生するように配置する必要がない。
その結果、簡易な構成で、押圧機構69のレイアウトの自由度の向上を図ることができ、確実にベルト93に張力を付与することができる。
(2)また、ベルト93に張力を付与するために、ベルト93の走行方向に対して、略直交するような方向に付勢する付勢部材を有する押圧機構を用いる場合には、ベルト93に対する付勢力を高く設定する必要がある。
(2)また、ベルト93に張力を付与するために、ベルト93の走行方向に対して、略直交するような方向に付勢する付勢部材を有する押圧機構を用いる場合には、ベルト93に対する付勢力を高く設定する必要がある。
しかし、このプリンタ1によれば、図3に示すように、軸支部100に対して、押圧部106までの距離よりも長い位置に配置される第2フック124を付勢することによって、揺動部材97を揺動させて、押圧部106とベルト93とを接触させている。
そのため、第2フック124を付勢する付勢力が小さい場合であっても、てこの原理により、押圧部106をベルト93に対して確実に押圧させることができる。
その結果、ベルト93に対して張力を付与するための引張ばね98として、付勢力の低い引張ばねを用いることができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、駆動ディスク77、入力ディスク78、および、ギア列79が配置される本体ケーシング2の左壁50において、樹脂フレーム57と金属フレーム58とが備えられていることにより、プリンタ1の強度を確保することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、樹脂フレーム57から突出し、金属フレーム58に支持される揺動軸99に、軸支部100が支持されていることにより、揺動部材97は、樹脂フレーム57と金属フレーム58とで挟まれるように支持されるので、引張ばね98による付勢力がかかることによって、揺動部材97が左右方向に対して倒れることを抑制することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、駆動ディスク77、入力ディスク78、および、ギア列79が配置される本体ケーシング2の左壁50において、樹脂フレーム57と金属フレーム58とが備えられていることにより、プリンタ1の強度を確保することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、樹脂フレーム57から突出し、金属フレーム58に支持される揺動軸99に、軸支部100が支持されていることにより、揺動部材97は、樹脂フレーム57と金属フレーム58とで挟まれるように支持されるので、引張ばね98による付勢力がかかることによって、揺動部材97が左右方向に対して倒れることを抑制することができる。
そのため、ベルト93に対して、押圧部106が左右方向にずれることを抑制することができる。
その結果、確実にベルト93に張力を加えることができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ベルト93は、揺動部材97が引張ばね98に付勢され、押圧部106の接触ローラ109に接触されることにより押圧されている。そして、ベルト93は、規制部121によって左方へ移動することを規制されている。
(5)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ベルト93は、揺動部材97が引張ばね98に付勢され、押圧部106の接触ローラ109に接触されることにより押圧されている。そして、ベルト93は、規制部121によって左方へ移動することを規制されている。
そのため、ベルト93に対する押圧機構69による押圧が解除されることを抑制することができる。
その結果、より確実にベルト93に張力を付与することができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ベルト93が左方に移動することを、接触ローラ109の左端部から接触ローラ109の径方向に突出する規制部121に当接することによって、規制される。
(6)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ベルト93が左方に移動することを、接触ローラ109の左端部から接触ローラ109の径方向に突出する規制部121に当接することによって、規制される。
そのため、接触ローラ109の端部に径方向に突出する規制部121を備えるという簡易な構成により、ベルト93に対する押圧機構69による押圧が解除されることを確実に抑制することができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、接触ローラ109をホルダ108に組み付けるときには、規制部121と干渉部117とが干渉しないようにしか組み付けることができないので、誤って組み付けることを抑制することができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、接触ローラ109をホルダ108に組み付けるときには、規制部121と干渉部117とが干渉しないようにしか組み付けることができないので、誤って組み付けることを抑制することができる。
また、ローラ軸119において、左端部119Aと右端部119Bとの直径が異なっていることにより、左端部119Aを左軸受溝115に、右端部119Bを右軸受溝116にしか組み付けることができないので、接触ローラ109をホルダ108に対して、誤って組み付けることを抑制することができる。
1 プリンタ
4 画像形成部
57 樹脂フレーム
58 金属フレーム
67 モータ
69 押圧機構
77 駆動ディスク
78 入力ディスク
93 ベルト
97 揺動部材
98 引張ばね
100 軸支部
106 押圧部
108 ホルダ
109 接触ローラ
117 干渉部
121 規制部
124 第2フック
4 画像形成部
57 樹脂フレーム
58 金属フレーム
67 モータ
69 押圧機構
77 駆動ディスク
78 入力ディスク
93 ベルト
97 揺動部材
98 引張ばね
100 軸支部
106 押圧部
108 ホルダ
109 接触ローラ
117 干渉部
121 規制部
124 第2フック
Claims (7)
- 駆動力を発生する駆動源と、
前記駆動源からの駆動力が伝達される駆動部と、
前記駆動部に対して間隔を隔てて配置され、画像形成部に駆動を入力する入力部と、
前記駆動部と前記入力部とに架けわたされ、前記駆動部から前記入力部に前記駆動力を伝達するように構成されるベルトと、
前記ベルトに張力を付与するように構成される押圧機構と
を備え、
前記押圧機構は、
前記ベルトを押圧するように揺動する揺動部材と、
前記揺動部材を付勢する付勢部材と
を備え、
前記揺動部材は、
前記揺動部材の揺動の支点となる軸支部と、
前記軸支部に対して第1方向に間隔を隔てて配置され、前記ベルトと接触する第1端部と、
前記軸支部に対して前記第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てて配置され、前記付勢部材により付勢される第2端部と
を備えていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記揺動部材において、前記軸支部から前記第2端部までの距離は、前記軸支部から前記第1端部までの距離よりも長いことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記入力部と前記駆動部とを支持するように構成される第1フレームと、
前記第1方向および前記第2方向の両方と直交する第3方向の一方側に、前記第1フレームと間隔を隔てて位置する第2フレームと
を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記軸支部は、前記第1フレームと前記第2フレームとに挟まれるように支持されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記第1端部は、
前記ベルトと接触する接触部材と、
前記接触部材を支持する支持部材と
を備え、
前記接触部材は、前記ベルトが前記第3方向へ移動することを規制する規制部を備えていることを特徴とする、請求項3または4に記載の画像形成装置。 - 前記接触部材は、前記第1方向および前記第2方向の両方と直交する第3方向に回転の軸を有するローラであり、
前記規制部は、前記ローラの前記第3方向の端部から前記ローラの径方向に突出している
ことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記規制部は、前記接触部材における前記第3方向の一方側の端部にのみ配置され、
前記支持部材は、前記接触部材の前記第3方向中央の位置を基準として、前記規制部と線対称となる位置に、前記支持部材から前記接触部材に向けて突出する干渉部を備えている
ことを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
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