JP2014231919A - コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄冷材又は蓄熱材の交換作業を従来より簡単に行うことが可能なコンテナを提供する。
【解決手段】発明のコンテナ10は、コンテナ本体11の上面開口11Kを閉塞する蓋体30の下面に蓄冷材90を収容する蓋下面収容部30Sを備え、その蓋下面収容部30Sの蓄材出入口30Dが、蓋体30の一側縁部のみに配置されて側方に向かって開放している。また、蓋体30には、その蓋体30を傾けて開くための手掛部30Kが蓄材出入口30Dが配置された一側縁部のみに配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナ本体の上面開口を閉塞する蓋体の下面に蓄冷材又は蓄熱材を収容する蓋下面収容部を備えたコンテナに関する。
この種の従来のコンテナとして、蓋体の下面における横方向の中央に回転係止部材を備えると共に、蓋体の下面における横方向の両端部に1対の固定係止部を備えて、回転係止部材と各固定係止部との間を上記蓋下面収容部としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−201225号(図2,図4)
しかしながら、上記した従来のコンテナでは、蓋下面収容部に蓄冷材を収容するために、以下の作業が必要になる。即ち、蓋体の下面を上方に向けた状態とし、その蓋体に対して蓄冷材を傾斜姿勢にして、その一側縁部を固定係止部と蓋体の下面との間に潜り込ませながら水平姿勢に変更し、さらに、回転係止部材を回転させて蓄冷材の他の一側縁部に係合させる作業が必要がある。このため、蓄冷材の交換作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、蓄冷材又は蓄熱材の交換作業を従来より簡単に行うことが可能なコンテナの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るコンテナは、上面が開放したコンテナ本体と、そのコンテナ本体の上面開口を閉塞する蓋体と、蓋体の下面に扁平直方体状の蓄冷材又は蓄熱材を重ねた状態に収容する蓋下面収容部とを備えたコンテナにおいて、蓋下面収容部に設けられ、蓋体の一側縁部のみに配置されて側方に向かって開放し、蓄冷材又蓄熱材を蓋体の下面と平行にスライドさせて出し入れ可能とする蓄材出入口と、蓋体のうち蓄材出入口と反対側の他の側縁部に形成され、他の側縁部を中心に蓋体がコンテナ本体に対して回動可能となるように上面開口の開口縁に係合する回動支持係合部とを備え、蓋体を傾けて開くための手掛部を、蓋体のうち蓄材出入口が配置された一側縁部のみに配置したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンテナにおいて、蓋体の下面には、蓋体における一側縁部側の側面と蓄材出入口との間に配置されて、一側縁部に沿って延びた蓋下面溝が形成され、コンテナ本体の上面には、蓋体を閉じたときに蓋下面溝に凹凸係合する上面突条が形成されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンテナにおいて、手掛部の位置を示す目印を蓋体に設けたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナにおいて、蓋下面収容部を複数備え、それら蓋下面収容部の複数の蓄材出入口を、蓋体の一側縁部に沿って並べたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のコンテナでは、蓋下面収容部に蓄冷材又は蓄熱材(以下、「蓄冷材等」という)を収容するためには、蓋体を傾斜又は垂直姿勢にして蓋下面収容部における蓄材出入口を上方に位置させ、その蓄材出入口から蓋下面収容部内に蓄冷材等を挿入するだけでよい。すると、蓄冷材等が蓋下面収容部の奥部に突き当たって位置決めされ、蓋体にてコンテナ本体の上面開口を閉じたときに、蓋下面収容部の蓄材出入口がコンテナ本体の内側面と対向して蓋下面収容部から蓄冷材等が抜け出ないようになる。また、蓋下面収容部の蓄材出入口から蓄冷材等を抜き出すことができる。このように、本発明のコンテナによれば、蓋下面収容部に対する蓄冷材等に出し入れ作業に手間がかからず、蓄冷材等の交換作業を従来より簡単に行うことができる。しかも、本発明のコンテナでは、蓋体を傾けて開くための手掛部が蓋体のうち蓄材出入口を有した一側縁部のみに配置されているので、何人(なんびと)が蓋体を開操作しても蓄材出入口が上方を向くことになり、蓋体を開いたときに蓄冷材等が蓋下面収容部から離脱するような事態が防がれる。
[請求項2の発明]
請求項2のコンテナでは、蓋体を半開きしたときに、コンテナ本体の上面から突出した上面突条が蓄材出入口に対向し、蓄材出入口から蓄冷材等が抜け出ることが規制される。また、蓋体を閉じたときには、蓋体の蓋下面溝に上面突条が凹凸係合して蓋体の横ずれが規制され、蓋体が閉状態で安定する。
[請求項3の発明]
請求項3のコンテナでは、目印を参照して手掛部を容易に見つけることができる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、蓋体を一側縁部が下方に位置する姿勢にして、複数の蓋下面収容部から一度に蓄冷材等を抜き出すことができる。
本発明の第1実施形態に係るコンテナの斜視図 コンテナの蓋体を閉めた状態の斜視図 コンテナ本体の上面側斜視図 コンテナ本体の下面側斜視図 下側段積パーツと第1の固定パーツの上面側斜視図 下側段積パーツと第1の固定パーツの下面側斜視図 図2のコンテナのA−A破断面における断面図 図2のコンテナのB−B破断面における断面図 コンテナ本体の下面側斜視図 上側段積パーツと第2の固定パーツの上面側斜視図 上側段積パーツと第2の固定パーツの下面側斜視図 蓄冷材保持パーツと第1の固定パーツの上面側斜視図 蓋体の上面側斜視図 蓋体の下面側斜視図 蓋体にパーツ群を取り付けた状態の下面側斜視図 蓋体に蓄冷材を取り付けた状態の下面側斜視図 図2のコンテナのC−C破断面における断面図 コンテナと搬送ケースとを段積みした状態の斜視図 第2実施形態の蓋体の下面側斜視図 蓄冷材保持溝の断面図 蓄冷材保持溝の側面図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図18に基づいて説明する。図1に示すように本実施形態のコンテナ10は、上面開放の箱形のコンテナ本体11と、そのコンテナ本体11の上面開口11Kを閉塞する蓋体30とに分かれている。コンテナ本体11と蓋体30は共にビーズ発泡成形品であって、これらコンテナ本体11と蓋体30とに、非発泡の樹脂製の下側段積パーツ40、上側段積パーツ50、第1と第2の固定パーツ60,70及び蓄冷材保持パーツ75が組み付けられている。なお、図9、図13,図14には、下側段積パーツ40、上側段積パーツ50等の非発泡の樹脂製部品を取り外した状態のコンテナ本体11及び蓋体30が示されている。
図3に示すように、コンテナ本体11は、長方形の底壁14の1対の短辺部から1対の短辺側壁12,12、1対の長辺部から1対の長辺側壁13,13が起立した構造をなしている。そして、コンテナ本体11の下端部における長手方向(図3の矢印H1の方向)の両端部に1対の下側段積パーツ40,40が固定されている。
各下側段積パーツ40は、コンテナ本体11の短手方向(図3の矢印H2の方向)に延び、各下側段積パーツ40の下面には、コンテナ本体11の短手方向に延びた下端係合溝43Mが形成されている。図4に示すように、各下端係合溝43M内の長手方向における両端部寄り位置には、1対ずつの溝内係合リブ45が備えられている。溝内係合リブ45の下端部は、図7に示すように、下端係合溝43Mの幅方向の内寄り位置で屈曲していて、その屈曲部より外側が、下側段積パーツ40の下面より上方位置で水平になった水平当接面45Bをなし、屈曲部より内側が、下側段積パーツ40の下面に向かって傾斜して延びた幅寄傾斜面45Aになっている。また、図4に示すように、下端係合溝43Mの長手方向の中間部における複数位置には、溝内三角リブ43Lが備えられている。それら溝内三角リブ43Lは、図7に示すように、下端係合溝43Mの奥面と内寄り側面との間を連絡している。
図5に示すように、下側段積パーツ40の長手方向における複数位置には、上方に向かって突出した複数の結合突部44が設けられている。各結合突部44は、上面開放の円筒状をなしかつ1対の四角形の係合孔44A,44Aを対向配置して備えている(図5には、一方の係合孔44Aのみが示されている)。そして、これら結合突部44が、コンテナ本体11の底壁14に形成された複数の貫通孔14Aに挿入されている(図7参照)。
コンテナ本体11の内側には、第1の固定パーツ60が下側段積パーツ40との間に底壁14を挟むように装着されている。その第1の固定パーツ60は、図6に示すように、下側段積パーツ40と平行に延びた帯板壁61の下面に複数の係止部62を備えた構造をなしている。各係止部62は、1対の係止爪63,63を有し、それら係止爪63,63の先端外面には、三角形の係止突起63T,63Tが備えられている。そして、第1の固定パーツ60の帯板壁61が底壁14の上面に宛われて各係止部62が貫通孔14A内で下側段積パーツ40の結合突部44内に押し込まれ、係止爪63の係止突起63Tが、結合突部44の係合孔44Aに係合している。これにより、下側段積パーツ40が第1の固定パーツ60との間に、発泡樹脂壁である底壁14を挟んだ状態で固定されている。
図9に示すように、コンテナ本体11の両短辺側壁12,12には、上下方向の中間部から下端まで延びた矩形溝12Mがそれぞれ形成され、それら各矩形溝12Mの上端部を、矩形溝12M全体より深く陥没させて手差部12H(図9には、一方の短辺側壁12の手差部12Hのみが示されている)が形成されている。また、両長辺側壁13,13には、それらの横方向の中央における下端部を陥没させて手差部13Hが形成されている。さらに、一方の長辺側壁13のみに、横方向の中央における上端部を陥没させて蓋用手差部13Gが形成されている。
図3に示すように、コンテナ本体11の上面には上面突条11Tが突出している。上面突条11Tは、断面が四角形になっていて、コンテナ本体11の上面のうち蓋用手差部13Gが形成されている側の開口縁に沿って延びている。また、コンテナ本体11の内面には、上面開口11Kの開口縁全体に亘って第1の段差部11Eが形成されている。そして、1対の短辺側壁12,12には、第1の段差部11Eの内側に第2段差部11Fが形成されて、2段の階段状になっている。なお、図17に示すように、蓋用手差部13Gを備えた一方の長辺側壁13の第1の段差部11Eより、他方の長辺側壁13の第1の段差部11Eの方が幅広になっている。
図2に示すように、蓋体30は、コンテナ本体11に対応した横長の長方形をなし、その上面における長手方向(図2の矢印H1の方向)の両端部に1対の上側段積パーツ50,50が固定されている。各上側段積パーツ50は、蓋体30の短手方向(図2の矢印H2の方向)に延び、各上側段積パーツ50の上面には、蓋体30の短手方向に延びた係合突壁53が突出形成されている。また、各係合突壁53の長手方向における両端寄り位置には、切欠凹部54,54が形成されている。そして、図18に示すように、コンテナ10を複数積み上げたときに、上側のコンテナ10における1対の下端係合溝43M,43Mに、下側のコンテナ10における1対の係合突壁53,53が受容され、各係合突壁53の各切欠凹部54に、各下端係合溝43Mにおける溝内係合リブ45が受容される。
なお、本実施形態のコンテナ10は、主として保冷を必要とする食料品の搬送に使用され、ときには、図18に示した保冷不要な食料品用の搬送ケース80と組み合わせて使用される。その搬送ケース80は、メッシュ構造の長方形の底壁81における外縁部分から1対の長辺側壁82,82とそれら長辺側壁82,82より高い1対の短辺側壁83,83とが起立した構造をなしている。また、1対の短辺側壁83,83の上端面には、上記した上側段積パーツ50の係合突壁53(図2参照)と同形状の係合突壁84,84が備えられ、係合突壁84の両端部には切欠凹部85,85が形成されている。さらに、係合突壁84の下面のうち1対の短辺側壁83,83の下方位置には、上記した下側段積パーツ40の下端係合溝43M(図7参照)と同形状の下端係合溝86M等が備えられている。そして、複数のコンテナ10と複数の搬送ケース80とを、任意の順番で段積みすることができるようになっている。
また、図2に示すように、上側段積パーツ50の長手方向の両端寄り位置からは、蓋体30の横方向の中央に向かって1対のカード保持突片55,55が突出していて、図18に示すように、カード保持突片55と蓋体30の上面との間にカード99を差し込んで保持させることができるようになっている。
蓋体30の下面における上側段積パーツ50,50の下方位置には、1対の第2の固定パーツ70,70が装着されている。図10に示すように、第2の固定パーツ70は、上側段積パーツ50と平行に延びた帯板壁71を有し、その帯板壁71の上面における長手方向の複数位置には、上記した下側段積パーツ40と同様の複数の結合突部44を備えている。また、図11に示すように、上側段積パーツ50の下面には、第1の固定パーツ60(図6参照)と同様の複数の係止爪63が備えられている。そして、蓋体30に形成された複数の貫通孔30A内で、第2の固定パーツ70の結合突部44と上側段積パーツ50の係止部62とが連結されて蓋体30に固定されている。
また、第2の固定パーツ70の帯板壁71の下面全体における幅方向の中央からは、垂下リブ72が垂下され、その垂下リブ72の下端部から蓋体30の長手方向の中央側に水平リブ73が張り出している。そして、水平リブ73と垂下リブ72と帯板壁71とに三方を囲まれた部分が蓄冷材保持溝70Mになっている。
第2の固定パーツ70と協働して蓋体30の下面に後述する蓄冷材90(図1参照)を保持するために、蓋体30の下面の長手方向における中央には、蓄冷材保持パーツ75が取り付けられている。図12に示すように、蓄冷材保持パーツ75は、第2の固定パーツ70の帯板壁71及び垂下リブ72と同一形状の、帯板部76及び垂下リブ77を有し、帯板部76の上面には第2の固定パーツ70と同様の複数の結合突部44を備えている。また、垂下リブ77の下端部には、帯板部76と同一形状の下端帯板壁78が備えられて帯板壁71に対向している。そして、垂下リブ77の両側が蓄冷材保持溝75M,75Mになっている。
蓄冷材保持パーツ75は、前述した下側段積パーツ40を固定するために使用した第1の固定パーツ60と同一の第1の固定パーツ60にて蓋体30に固定されている。即ち、蓄冷材保持パーツ75の結合突部44群が、蓋体30に形成された貫通孔30A群に挿入されると共に、蓋体30の上面側から第1の固定パーツ60が装着されて、各貫通孔30Aの内部で、第1の固定パーツ60の係止部62と蓄冷材保持パーツ75の結合突部44群とが連結している。
なお、図14に示すように、蓋体30の下面には、両第2の固定パーツ70,70及び蓄冷材保持パーツ75の固定部分に帯板受容溝30Bが陥没形成されていて、各第2の固定パーツ70の帯板壁71と蓄冷材保持パーツ75の帯板部76とが帯板受容溝30Bに受容され、蓋体30の内面と帯板壁71及び帯板部76の下面とが略面一になっている。
図15に示すように、蓋体30の下面には、1対の第2の固定パーツ70,70と平行に延びた1対のサイド突条35,35がそれぞれ第2の固定パーツ70より外側の外縁部に形成されている。また、蓋体30の下面のうち長手方向に延びた一方の外縁部には、コンテナ本体11の上面突条11T(図3参照)に対応した蓋下面溝34が陥没形成され、この蓋下面溝34の上方に上記した目印32が配置されている。また、図17に示すように、蓋体30にてコンテナ本体11の上面開口11Kを閉じると、蓋体30の下面における蓋下面溝34側の側縁部の一部が蓋用手差部13G内に臨んだ状態になり、その状態の蓋体30のうち蓋用手差部13G内の臨んだ部分が本発明に係る手掛部30Kになっている。さらに、蓋体30の下面のうち長手方向に延びた他方の外縁部には、サイド突条35,35の一端部の間を連絡するように回動支持係合部37が突出形成されている。また、回動支持係合部37の蓋体30の下面からの突出量は、サイド突条35に比べて略2倍になっている。
図15に示すように、蓄冷材保持パーツ75とその両隣の第2の固定パーツ70,70との間は、本発明に係る蓋下面収容部30S,30Sになっていて、それら蓋下面収容部30S,30Sのうち蓋下面溝34側の端部が、本発明に係る蓄材出入口30D,30Dになっている。そして、図16に示すように、蓄材出入口30Dを通して各蓋下面収容部30Sに蓄冷材90を出し入れすることができる。その蓄冷材90は、扁平直方体状の容器部90Hの長辺側の両側面から1対ずつの第1係止片92,92が張り出すと共に、容器部90Hの短辺側の両側面から1対ずつの第2係止片93,93が張り出した構造をなしている。また、第1及び第2の係止片92,93は、容器部90Hの厚さ方向の中央に配置されている。さらに、容器部90Hのうち一方の短辺側の側面中央には、容器部90Hに蓄冷液を充填する充填口94が設けられて、その充填口94が栓にて閉塞されている。そして、上記した回動支持係合部37に、各蓋下面収容部30S毎に容器部90Hの短辺側の側面の1対の第2係止片93,93及び充填口94と凹凸係合する段付凹部36が形成されている。
本実施形態のコンテナ10の構成に関する説明は、以上である。次に、このコンテナ10の作用効果について説明する。本実施形態のコンテナ10の蓋体30に蓄冷材90を保持させるには、図16に示すように、蓋下面収容部30Sのうち蓄材出入口30D側が上になるように蓋体30を傾斜姿勢又は垂直姿勢にする。そして、蓄冷材90の両側部の第1係止片92,92を蓄冷材保持溝70M,75Mに係合させながら、蓄冷材90を蓋体30の下面と平行にスライドさせて、蓋下面収容部30Sに充填口94側から挿入すればよい。すると、蓄冷材90の一端部が回動支持係合部37に当接して位置決めされ、蓋下面溝34より回動支持係合部37側に蓄冷材90が位置した状態になる。
また、コンテナ本体11の上面開口11Kを蓋体30にて閉塞するには、図17に示すように、コンテナ本体11の上面突条11Tに蓋体30の蓋下面溝34を対向配置して蓋体30をコンテナ本体11の上面に宛えばよい。すると、上面突条11Tが蓋下面溝34に凹凸係合し、蓋体30の回動支持係合部37がコンテナ本体11の第1の段差部11Eに収まると共に、蓋体30のサイド突条35,35(図15参照)が、コンテナ本体11の第2の段差部11F,11F(図3参照)に収まり、蓋体30の下面の外縁部がコンテナ本体11の上面に面当接した状態になる。これらにより、蓋体30が閉状態で安定すると共に、コンテナ本体11と蓋体30の外縁部との間の隙間がラビリンス構造になり、冷気が外部に逃げ難くなる。また、蓋体30の閉状態になると、図8に示すように蓋下面収容部30Sの蓄材出入口30Dがコンテナ本体11の内側面と対向して蓋下面収容部30Sから蓄冷材90が抜け出ないようになる。
また、蓄冷材90を蓋下面収容部30Sから抜き出すには、例えば、蓋体30をコンテナ本体11から取り外して蓄材出入口30Dを下方に向ければよい。すると、蓄冷材90が自重により、1対の蓋下面収容部30S,30Sの両方から蓄冷材90,90が一度に抜け出る。なお、誤って蓄材出入口30Dを下方に向けた場合に、蓋下面収容部30Sから蓄冷材90が誤って抜け出てしまわないために、例えば、蓄冷材保持溝70M,75M内における蓄材出入口30D寄り位置の上下の対向面にそれぞれ係止突起を設けて、それら係止突起が蓄冷材90に押し付けられる構成にしてもよい。そのようにすれば、蓄材出入口30Dを下方に向けただけでは、蓄冷材90は蓋下面収容部30Sから抜け出ないが、手で蓄冷材90を引っ張って蓋下面収容部30Sから引き出すことができる。
このように、本実施形態のコンテナ10によれば、蓋下面収容部30Sに対する蓄冷材90に出し入れ作業に手間がかからず、蓄冷材90の交換作業を従来より簡単に行うことができる。
さて、コンテナ10に荷物を出し入れするには、蓋用手差部13Gに手を差し込んで蓋体30の手掛部30K(図17参照)に手をかけて持ち上げればよい。すると、蓋体30が回動支持係合部37を中心に回動して傾斜姿勢になり(図1参照)、上面開口11Kが開放され、コンテナ10に荷物を出し入れすることができるようになる。ここで、本実施形態のコンテナ10では、蓋体30を傾けて開くための手掛部30Kが、蓋体30のうち蓄材出入口30Dを有した一側縁部のみに配置されるので、何人が蓋体30を開操作しても、蓋体30のうち蓄材出入口30D側の一側縁部が持ち上げられることになり、蓄冷材90が蓋下面収容部30Sから離脱するような事態が防がれる。
また、図2に示すように、蓋体30には、手掛部30Kを備えた側の側縁部に目印32が形成されているので、その目印32を参照して手掛部30Kを容易に見つけることができる。さらに、コンテナ本体11の上面には、蓄材出入口30D側に上面突条11Tが設けられているので、蓋体30を半開きしたときに、上面突条11Tが蓄材出入口30Dに対向し、蓄材出入口30Dから蓄冷材90が抜け出ることが規制される。
[第2実施形態]
本実施形態は、図19〜図21とに示されており、蓄冷材90に対する抜止部88が設けられている点が前記第1実施形態と異なる。即ち、図19に示すように、本実施形態のコンテナの蓋体30Vには、蓄冷材保持溝70M,75Mの長手方向の2箇所にそれぞれ抜止部88が設けられている。図20(A)に示すように、蓄冷材保持溝70M内の抜止部88は、その蓄冷材保持溝70M内の上下の対向面にそれぞれ突出形成された1対の抜止突片88A,88Bとからなり、上側の抜止突片88Aは、蓄冷材保持溝70Mにおける垂下リブ72寄りに位置する一方、下側の抜止突片88Bは、蓄冷材保持溝70Mにおける垂下リブ72から離れた端部寄りに位置している。また、1対の抜止突片88A,88Bは、蓄冷材保持溝70M内の奥行き方向(即ち、蓋体30の長手方向(図20の矢印H1の方向)から)見ると図21に示すように略半円状をなしかつ、先端部同士が重なり合っている。蓄冷材保持溝75M内の抜止部88に関しても、上記した蓄冷材保持溝70M内の抜止部88と同様の構成になっている。
そして、蓄冷材90が蓋下面収容部30Sの奥に収まったときに、蓄冷材90の各第1係止片92に対する蓄材出入口30D側に各抜止部88が位置する。また、第1係止片92が抜止部88を通過する際には、図20(B)に示すように、第1係止片92によって1対の抜止突片88A,88Bの間が押し広げられ、第2の固定パーツ70及び蓄冷材保持パーツ75が一時的に変形する。この構成により、誤って蓋下面収容部30Sから蓄冷材90が抜け出ることを防ぐことができると共に、蓄冷材90を押し引きするだけで、蓋下面収容部30Sに対して蓄冷材90を容易に出し入れすることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態のコンテナ10は、発泡樹脂製のコンテナ本体11及び蓋体30に下側段積パーツ40及び上側段積パーツ50等の非発泡樹脂部品を組み付けた構成になっていたが、例えば、非発泡樹脂のみで全体が構成されたコンテナや、発泡樹脂のみで全体が構成されたコンテナに本発明を適用してもよい。
(2)前記実施形態のコンテナ10の蓋下面収容部30Sには、蓄冷材90が収容されていたが、蓄熱材を収容する蓋下面収容部を備えたコンテナに本発明を適用してもよい。
(3)前記実施形態の手掛部30Kは、蓋体30の下面に備えられていたが、手掛部は蓋体の側面又は上面に備えられていてもよい。
10 コンテナ
11 コンテナ本体
11T 上面突条
30,30V 蓋体
30D 蓄材出入口
30K 手掛部
30S 蓋下面収容部
32 目印
34 蓋下面溝
37 回動支持係合部
90 蓄冷材

Claims (4)

  1. 上面が開放したコンテナ本体と、そのコンテナ本体の上面開口を閉塞する蓋体と、前記蓋体の下面に扁平直方体状の蓄冷材又は蓄熱材を重ねた状態に収容する蓋下面収容部とを備えたコンテナにおいて、
    前記蓋下面収容部に設けられ、前記蓋体の一側縁部のみに配置されて側方に向かって開放し、前記蓄冷材又前記蓄熱材を前記蓋体の下面と平行にスライドさせて出し入れ可能とする蓄材出入口と、
    前記蓋体のうち前記蓄材出入口と反対側の他の側縁部に形成され、前記他の側縁部を中心に前記蓋体が前記コンテナ本体に対して回動可能となるように前記上面開口の開口縁に係合する回動支持係合部とを備え、
    前記蓋体を傾けて開くための手掛部を、前記蓋体のうち前記蓄材出入口が配置された一側縁部のみに配置したことを特徴とするコンテナ。
  2. 前記蓋体の下面には、前記蓋体における前記一側縁部側の側面と前記蓄材出入口との間に配置されて、前記一側縁部に沿って延びた蓋下面溝が形成され、
    前記コンテナ本体の上面には、前記蓋体を閉じたときに前記蓋下面溝に凹凸係合する上面突条が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記手掛部の位置を示す目印を前記蓋体に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ。
  4. 前記蓋下面収容部を複数備え、それら蓋下面収容部の複数の前記蓄材出入口を、前記蓋体の一側縁部に沿って並べたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナ。
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