JP2014231335A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】直接的かつ正確な情報伝達を可能とする簡易なセグメント式表示のメーターパネルを備えた作業車両を提供する。【解決手段】作業車両は、複数の7セグメント文字による文字列表示部22と、隣接してセグメント列による2つのバー表示部23a,23bとを設けたメーターパネルを備え、運転特性を表わす文字列と燃料残量および冷却水温のレベル位置を表示可能に構成され、上記メーターパネルの表示を切替えるチェックモードスイッチを設け、チェックモードにおける複数の検査事項をそれぞれ表す文字列による検査項目を上記文字列表示部22に順次表示するとともに、これら検査項目に対応して異なるレベル位置を前記2つのバー表示部23a,23bの一方に表示することにより、低コストの7セグメント表示によって判読性を確保できるので、メンテナンスを含む情報を集中的かつ直接的に把握することができる。【選択図】図6

Description

本発明は、運転データを表示するメーターパネルを備える作業車両に関するものである。
作業車両の運転状態を表示するメーターパネルは、例えば、特許文献1の第2図の如く、7セグメント式数字表示部による車速、多段セグメント式バー表示部によるエンジン水温と燃料残量、変形バー表示部によるエンジン回転速度を表示する例がある。これらの表示部は、簡易なセグメント構成により、必要な精度を確保しつつ明確に情報を表示することができる。また、上記メーターパネルは、表示部単位の切替え回路を備え、メンテナンス等の表示チェックの際に、表示部毎に表示点灯する動作チェックによって直接的な動作確認を可能とする。
特公平03−1674号公報
しかしながら、7セグメント式数字表示部は、可能な英文字表示を合わせても表示情報が限定的であり、また、表示したコード番号から対応する内容を参照することによる間接的な情報伝達に限られることから、機器メンテナンスに際して、センサーの動作チェックや機器の異常表示についてその内容を表示するためには、簡易なセグメント式表示によるものは、直接的な情報伝達に適さないという問題がある。
本発明の課題は、直接的かつ正確な情報伝達を可能とする簡易なセグメント式表示のメーターパネルを備えた作業車両を提供することにある。
請求項1に係る発明は、複数の7セグメント文字による文字列を表示する文字列表示部(22)と、この文字列表示部(22)と隣接してセグメント列の各セグメントによるレベル位置を表示する2つのバー表示部(23a,23b)とを設けたメーターパネル(21)を備え、運転特性を表わす文字列と燃料残量および冷却水温のレベル位置を表示可能な作業車両において、上記メーターパネル(21)の表示を切替えるチェックモードスイッチを設け、チェックモードにおける複数の検査事項をそれぞれ表す文字列による検査項目を上記文字列表示部(22)に順次表示するとともに、これら検査項目に対応して異なるレベル位置を前記2つのバー表示部(23a,23b)の一方に表示することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記2つのバー表示部(23a,23b)の間に前記文字列表示部(22)を配置し、いずれかの検査項目について複数の細分項目を設け、これら細分項目別に互いに異なるレベル位置を対応して前記2つのバー表示部(23a,23b)の他方に表示し、前記検査項目から選択する表示切替スイッチを設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記メーターパネル(21)は、2つのバー表示部(23a,23b)の左右両側にエンジン回転メーター(24)と作業機警告表示部(25)とを設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3に係る発明において、前記メーターパネル(21)は、2つのバー表示部(23a,23b)及び文字列表示部(22)の上側に旋回方向表示部(26)を設け、下側に走行伝動表示部(27)を配置したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれかに係る発明において、機体に設けた燃料タンク(31)の燃料残量センサ(31a)の検出値を受ける中継処理部(32)を設け、この中継処理部(32)によって算出されたレベル情報をCAN通信(33)によって前記メーターパネル(21)に送信し、このメーターパネル(21)の表示制御部(21a)によってレベル情報を表示制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明により、メーターパネル(21)は、文字列表示部(22)と隣接位置の2つのバー表示部(23a,23b)とにより構成されて走行車速・PTO回転速度・作業経過時間等の運転特性を表す文字列と、燃料残量・冷却水温等のレベルをそれぞれ表示し、また、チェックモードスイッチによる表示切替えにより、検査項目別の文字列とレベル位置が対応して文字列表示部(22)とバー表示部(23a,23b)の一方に表示されることから、両者間の一定の対応関係により文字列表示部(22)による表示内容を明確に把握することが可能となる。
請求項2に係る発明により、請求項1に係る発明の効果に加え、文字列表示部(22)には検査事項別の文字列による検査項目または細分項目が表示され、表示された文字列を挟む2つのバー表示部(23a,23b)によって検査項目のレベル位置と細分項目のレベル位置が表示され、表示切替スイッチによって項目およびレベル位置の表示が切替えられることから、階層構造における位置付けとの対応により、表示内容を明確に把握することが可能となる。
請求項3に係る発明により、請求項2に係る発明の効果に加え、メーターパネル(21)を運転モニターとして運転情報の集中的な取扱いが可能となる。
請求項4に係る発明により、請求項2又は請求項3に係る発明の効果に加え、メーターパネル(21)上の領域別配置によるグループ分け表示により、多様な運転情報の集中的かつ合理的な取扱いが可能となる。
請求項5に係る発明により、請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、燃料残量センサ(31a)の検出値によるレベル情報を機体側の中継処理部(32)で算出することから、燃料タンク(31)や残量センサ(31a)の仕様変更があっても、メーターパネル(21)側の調整や仕様変更等の機器側の調整を要することなく、中継処理部の調整によって対応することができる。

本発明の第一実施形態にかかる作業車両の側面図 メーターパネルの見取図 フォルトコードの表示例 文字列表示部の文字表示例 メニュー項目の表示例 細分項目の切替え表示例 細分項目の選択時の表示例 検出結果の表示例 アナログチェックの検査表示例 燃料残量表示のシステム構成図
本発明の実施の形態について以下図面と共に説明する。なお、本明細書では乗車した作業者が車両の前進方向に向かって左右をそれぞれ左、右といい、前後をそれぞれ前、後という。
図1には、本発明の第一実施形態にかかる作業車両であるトラクタの側面図を、図2にはその正面図を示す。図1、2では、後車軸5にホイール型後輪7を搭載している状態を表している。機体前部のボンネット2内に搭載したエンジン3の動力をミッションケース内で適宜に変速して前車軸4と後車軸5に伝動してホイール型前輪6とホイール型後輪7の両方あるいはホイール型後輪7のみを駆動する構成としている。この車体は、前部にフロントアクスルハウジング9に支架させるエンジンブラケットを介してエンジン3を搭載し、このエンジン3の後方にクラッチハウジングや、ミッションケース等を一体的に連結し、このミッションケースの最後部にリヤアクスルハウジング(図示せず)を設けて、左右両側部にホイール型後輪7を軸装する。
エンジン3の後方に設けたミッションケースの上方であって、作業車両の機体上にキャビン10を載置し、このキャビン10内に設ける座席に座った作業者が中央に立設するステアリングハンドルを操作してホイール型前輪6を操向しながら走行する。キャビン10の前側の左右側部には、ミラーアーム14aを介してサイドミラー14を設ける。前記ミッションケースからは後方へ向かってPTO軸8を突出させ、このPTO軸8により作業車両の機体後方に装着する作業機を駆動する。
(メーターパネル)
キャビン10内に設けたメーターパネル21は、その見取図を図2に示すように、中央位置に上から順に走行車速・PTO回転速度・作業経過時間をそれぞれデジタル表示する3段構成の文字列表示部22と、その左右側に分かれて燃料残量および冷却水温のレベルをそれぞれ表示する2つのバー表示部23a,23bと、さらに左右の側端部にエンジン回転メータ24と作業機警告表示部25とを分けて配置し、また、上縁部と下縁部に分けて旋回方向表示部26と走行伝動表示部27とを配置して構成する。
3段構成の文字列表示部22の各段は、複数の7セグメント文字による英数字列を表示し、上段部は2つの単位の「km/h」「mph」を切替え可能に付帯点灯して走行車速を表示し、中段部は単位の「n/min」と回転動作シンボルとを付帯点灯してPTO回転動作と回転速度を表示し、下段部は単位の「H」を付帯点灯して作業経過時間を表示する。
また、2つのバー表示部23a,23bは、セグメント列の可変長点灯制御により、燃料残量を「E」から「F」の範囲で、および冷却水温を「C」から「H」の範囲で表示するほかに、セグメント列のレベル位置表示制御を設け、セグメント単位による上端位置のレベル位置1から下端位置のレベル位置(図例はレベル位置8)を点灯表示可能に構成する。
作業機警告表示部25は、各種構成機器のシンボルの点灯によって異常表示し、図例では、上昇モニタ、PTO回転モニタ、警告モニタ、チャージモニタ、オイルプレッシャモニタ、フルターンモニタ、オートリフトモニタ、グローモニタ、アップストップモニタ、バックアップモニタ、水温警報モニタ等のシンボルを点灯表示するる。旋回方向表示部26は、左右の方向指示レバーと対応して左右の矢印シンボルを点灯表示する。走行伝動表示部27は、4輪と2輪の駆動切替え、左右分離制動、パーキングのシンボルを点灯表示する。
(フォルトコード表示)
次に、文字列表示部22によるエンジン異常等の異常検出時の表示について説明する。
異常内容を表すフォルトコードは、エンジン異常表示(EGフォルトコード)と本機異常表示(本機フォルトコード)の2種類で構成する。
エンジン異常表示は、エンジンECUが検出した異常(EGフォルトコード)を最大6桁のSPNと最大2桁のFMIの数値で表され、SAEJ1939準拠のCAN情報“DM1”で送信される。
本機異常表示は、本機ECUが検出した異常(本機フォルトコード)を最大4桁のシステム−対象コードと最大2桁の故障コードの2つの数値で表され、CAN情報“ER1”で送信される。
具体的な表示仕様は以下のとおりである。
・上段部は、EGフォルトコードの場合にSPN、本機フォルトコードの場合にシステム−対象コードを表示する。
・中段部は、EGフォルトコードの場合にFMI、本機フォルトコードの場合に故障コードを表示する。
・DM1またはER1にフォルトコードが1つ以上ある場合に表示を行う。
・SPN=00000、FMI=00、システム−対象コード=0000、故障コード=00はフォルトコードに該当しないものとして表示しない。
・優先順位は、EGフォルトコード>本機フォルトコードとし、DM1或はER1により複数の異常が送信される場合は、送信される順番に従う。
・表示切替えスイッチ(2秒未満)に応じて、優先順位に基づき発生しているフォルトコードを順番に表示する。受信しているフォルトコードは全て表示する。
・数字は、いずれも右詰めで表示し、本機フォルトコードの時は上段部の左端に「T」を表示する。
・本機フォルトコードのシステム−対象コードの4桁の数字は「−」による3桁区切りで表示する。
・フォルトコード受信時は、フォルトコードの表示を含め、車速→PTO回転数→フォルトコード1→フォルトコード2→・・・→フォルトコードnの順に表示切替えスイッチにより繰返して表示を切替える。
・フォルトコード表示中に電源を落した場合は、次回起動時に異常解消を条件に車速表示とする。
上記表示仕様に基づく文字列表示部22のフォルトコードの表示は、図3の表示例に示すように、上段部左端の「T」が本機フォルトコード、上段部右5桁の「1―001」が右詰め3桁区切り表示による4桁のシステム−対象コード1001を表し、中段部の右2桁の「01」により故障コード01を表すことができる。
(検査表示)
また、出荷検査や機器メンテナンスに際して、各種センサー値や基準値の確認、或は異常の履歴確認等の多様な検査事項の表示のために、検査項目の選択肢をメーターパネル21によって選択表示可能に構成する。すなわち、チェックモードスイッチによりメーターパネル21の表示内容を切替えて検査内容を文字列表示部22により表示可能に構成する。
上記文字列表示部22の3段構成の文字表示は、例えば、出荷&サービスモードの初期表示「CHECK MODE」の文字表示例を図4に示すように、3段構成の上段部の文字列「CHECK」と下段部の文字列「MODE」とにより、英文字列「CHECK MODE」を表示することができる。
この初期表示「CHECK MODE」は、左右のバー表示部23a,23bを消灯を伴いつつ、チェックモードスイッチによる切替え当初の所定時間(例えば2秒)の経過後に、検査事項の選択のために以下の検査項目の表示に移行する。なお、英文字列の表示は、車速単位、PTO回転数単位、PTOの回転シンボルおよび、左右のバー表示部23a,23bを消灯する。
(検査項目)
検査項目の選択肢の表示は、バー表示部によるレベル位置表示を併用し、選択肢別に対応するレベル位置を点灯表示する。すなわち、図5の検査項目の表示例(a)〜(g)に示すように、検査項目の選択肢を「CLASS SET」「TYRE SET」「LINLVR SET」「SENSOR CHECK」「MEMORY SNS」「ERROR CHECK」「CLEAR ERROR」とした場合に、文字列表示部22の上段部と下段部とによって表示するとともに、選択肢毎に異なるレベル位置1〜7を対応させて一方(図例は左方)のバー表示部23aによって表示する。
選択肢の内容については、「CLASS SET」は馬力設定(トラクタの馬力を設定する)、「TYRE SET」はタイヤ径設定(トラクタのタイヤ径を設定する)、「LINLVR SET」はリニア感度設定(リバースクラッチの接続感度を設定する)、「SENSOR
CHECK」はセンサチェック(アナログセンサ、デジタルセンサのチェックをする)、「MEMORY SNS」は基準値チェック(アナログセンサの基準値を確認する)、「ERROR CHECK」は異常履歴確認(発生した異常の履歴を確認する)、「CLEAR
ERROR」は異常履歴削除(異常履歴を削除する)を表す。
このように、チェックモードスイッチによる表示切替えにより、検査項目の選択肢別の文字列とレベル位置とが対応して文字列表示部22とバー表示部23aに表示されることから、両者間の一定の対応関係により文字列表示部22による表示内容を明確に把握することが可能となる。
(細分項目)
また、選択した検査項目に複数の検査事項がある場合は、さらに細分項目を選択肢として選択可能に構成する。すなわち、図6の細分項目の切替え表示例に示すように、表示切替スイッチによって切替えられたレベル位置4の「SENSOR CHECK」の表示(a)によってセンサチェックの検査項目を選択する場合において、表示切替スイッチの長押し操作(例えば2秒以上)で切替えを確定することによってその細分項目の切替えを表示(b)する。この細分項目の切替えの表示(b)によって検査項目の切替え階層から細分項目の切替え階層に移行して細分項目の選択を可能に構成する。このとき、1秒間のブザー吹鳴によって表示切替スイッチの長押し操作による切替えの確定を報知するとともに、一方のバー表示部23aのレベル位置の点灯を点滅表示に移行することによって選択状態を報知する。
細分項目の表示は、バー表示部によるレベル位置表示を併用し、選択肢別に対応するレベル位置を点灯表示する。すなわち、図6の細分項目の切替え表示例(b)〜(d)に示すように、細分項目の選択肢を「DIG」「ANA」「BACk」とした場合に、文字列表示部22の中段部または下段部によって表示するとともに、これらの細分項目毎に異なるレベル位置1〜3を対応させて他方(図例は右方)のバー表示部23bに表示する。細分項目の「DIG」はデジタルチェック(スイッチのオン/オフをチェックする)、「ANA」はアナログチェック(センサ出力をチェックする)、「BACk」は戻り(検査項目の選択)を表す。
このように、文字列表示部には検査事項別の文字列による検査項目または細分項目が表示され、表示された文字列を挟む2つのバー表示部23a,23bによって検査項目のレベル位置と細分項目のレベル位置が表示され、表示切替スイッチによって項目およびレベル位置の表示が切替えられることから、階層構造における位置付けとの対応により、表示内容を明確に把握することが可能となる。
次に、細分項目の選択による検査結果の表示について説明する。
検査項目の切替えにおける選択によって細分項目の切替えが可能となり、この細分項目の替えにおける選択によって検査事項についての検査結果の表示が可能となる。例えば、検査項目の選択肢のセンサチェックの選択により、その細分項目の選択肢を選択することにより、デジタルチェック、アナログチェックの検査結果を表示することができる。
(デジタルチェック)
デジタルチェックの検査表示については、図7の検査表示例に示すように、検査項目の選択肢であるセンサチェックの選択により、一方のバー表示部23aのレベル位置3が点滅に移行するとともに、「SENSOR CHECK」の文字列表示部22の中段部が「DIG」を表示し、この表示と対応して他方のバー表示部23bがレベル位置1を表示(a)することにより、デジタルチェックから始る細分項目の切替えが可能となる。
この切替えにおいて表示切替スイッチの長押し操作によりデジタルチェックを選択すると、他方のバー表示部23bをレベル位置1の点滅に移行するとともに、文字列表示部22が「OPERAT DIG STATE」を表示(b)してデジタル入力の検出結果を表示するべく待機し、また、長押し操作によりデジタルチェックを終了して再び細分項目の切替え表示(a)に戻る。
デジタルチェックの検出結果の待機中に何れかのデジタル入力の操作が検出された場合は、本機ECUからのCAN情報に応じて、その変化後の状態(オンまたはオフ)をデジタル入力の名称とともに表示し、次の別のデジタル入力の変化表示まで表示を保持する。図8のクラッチペダルスイッチの検出結果の表示例について説明すると、文字列表示部22の上中段部の「CLUPDL SW」によってデジタル入力の名称を表示し、文字列表示部22の下段部の「ON」(a)、「OFF」(b)と対応してそれぞれ、オフからオン、オンからオフへの変化の検出結果を表示する。
(アナログチェック)
また、アナログチェックの検査表示については、図9の検査機器別の表示例に示すように、検査項目からセンサチェックを選択してその細分項目の切替えに移行し、他方のバー表示部23bのレベル位置2と対応して文字列表示部22の中段部が「ANA」の表示(a)によるアナログチェックを選択すると、他方のバー表示部23bのレベル位置2が点滅に移行するとともに、その検出結果を表示(b)し、表示切替スイッチの短押し操作により順送りに繰返し可能に別のアナログセンサの検出結果に切替えて表示(c)(d)し、また、表示切替スイッチの長押し操作により検出表示を終了して細分項目の切替えに戻る。
文字列表示部22による検出結果の表示は、上段部にアナログセンサの名称、中段部に単位の種類、下段部にセンサのAD値や回転数などの数値を表示する。例えば、「POSILV AD 777」はポジションレバー(b)、「LIFTAM AD 852」はリフトアーム(c)、「WT-TMP DEG -12」はWT温度(c)の表示例である。
このように、前記2つのバー表示部の間に前記文字列表示部を配置し、いずれかの検査項目について複数の細分項目を設け、これら細分項目別に互いに異なるレベル位置を対応して前記2つのバー表示部の他方に表示し、前記検査項目から選択する表示切替スイッチを設けることにより、文字列表示部には検査事項別の文字列による検査項目または細分項目が表示され、表示された文字列を挟む2つのバー表示部によって検査項目のレベル位置と細分項目のレベル位置が表示され、表示切替スイッチによって項目およびレベル位置の表示が切替えられることから、階層構造における位置付けとの対応により、表示内容を明確に把握することが可能となる。
(燃料残量表示)
次に、燃料残量表示システムについて説明する。
燃料残量表示は、図10のシステム構成図に示すように、燃料タンク31の燃料残量センサ31aの検出値を受ける中継処理部32を設け、この中継処理部32によって算出されたレベル情報をCAN通信33によってメーターパネル21に送信し、このメーターパネル21の表示制御部21aによってレベル情報を表示制御する。
上記構成により、燃料残量センサ31aの検出値によるレベル情報を機体側の中継処理部で算出することから、燃料タンクや残量センサの仕様変更があっても、メーターパネル側の調整や仕様変更等の機器側の調整を要することなく、中継処理部の調整によって対応することができる。
21 メーターパネル
21a 表示制御部
22 文字列表示部
23a バー表示部
23b バー表示部
24 エンジン回転メーター
25 作業機警告表示部
26 旋回方向表示部
27 走行伝動表示部
31 燃料タンク
31a 燃料残量センサ
32 中継処理部
33 CAN通信

Claims (5)

  1. 複数の7セグメント文字による文字列を表示する文字列表示部(22)と、この文字列表示部(22)と隣接してセグメント列の各セグメントによるレベル位置を表示する2つのバー表示部(23a,23b)とを設けたメーターパネル(21)を備え、運転特性を表わす文字列と燃料残量および冷却水温のレベル位置を表示可能な作業車両において、
    上記メーターパネル(21)の表示を切替えるチェックモードスイッチを設け、チェックモードにおける複数の検査事項をそれぞれ表す文字列による検査項目を上記文字列表示部(22)に順次表示するとともに、これら検査項目に対応して異なるレベル位置を前記2つのバー表示部(23a,23b)の一方に表示することを特徴とする作業車両。
  2. 前記2つのバー表示部(23a,23b)の間に前記文字列表示部(22)を配置し、いずれかの検査項目について複数の細分項目を設け、これら細分項目別に互いに異なるレベル位置を対応して前記2つのバー表示部(23a,23b)の他方に表示し、前記検査項目から選択する表示切替スイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
  3. 前記メーターパネル(21)は、2つのバー表示部(23a,23b)の左右両側にエンジン回転メーター(24)と作業機警告表示部(25)とを設けたことを特徴とする請求項2記載の作業車両。
  4. 前記メーターパネル(21)は、2つのバー表示部(23a,23b)及び文字列表示部(22)の上側に旋回方向表示部(26)を設け、下側に走行伝動表示部(27)を配置したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の作業車両。
  5. 機体に設けた燃料タンク(31)の燃料残量センサ(31a)の検出値を受ける中継処理部(32)を設け、この中継処理部(32)によって算出されたレベル情報をCAN通信(33)によって前記メーターパネル(21)に送信し、このメーターパネル(21)の表示制御部(21a)によってレベル情報を表示制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の作業車両。
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