JP2014230469A - 配線支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化及び軽量化を実現可能な配線支持構造を提供する。
【解決手段】配線Cが設置される設置対象Pに固定され又は一体に設けられ、設置対象Pから突出するように設けられる支柱部2と、設置対象Pに沿って延びるように配置可能に設けられ、その延びる方向に沿って配線Cが配置される配線配置部、を有し、設置対象Pから離間した状態で支柱部によって支持される配線支持部10と、配線Cを配線配置部に取り付けるための取付け部5と、を備えた配線支持構造1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流が流れる配線を支持する配線支持構造に関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されるように、配線を設置する対象となる配電盤(設置対象)に突設される支持部材(支柱部)と、該支持部材に配線を縛り付ける結束部材(取付け部)と、を備えた配線支持構造が知られている。この配線支持構造では、支柱部の周壁に、取付け部の摺動を妨げる滑り止め部が形成されている。これにより、取付け部が支柱部に対して摺動しにくくなるため、支柱部の先端側の部分に縛り付けられた配線の支持固定状態の安定性が向上する。
特開平7−241006号公報
ところで、上述のような配電盤には、例えば飛行機等の移動体に搭載されるものもある。この場合、配電盤に作用する振動が大きくなるため、配線が支柱部に対して弛んでしまうおそれがある。
これに対して、配線が弛んでも当該配線が他部品又は他配線と接触して擦れないように、他部品又は他配線との距離をある程度確保することが考えられる。また、配線の弛みを極力少なくするために、支柱部同士の間隔を狭くすることが考えられる。しかし、上述のように、配線と他部品との間隔、又は配線同士の間隔を広げようとすると、その分のスペースが必要となる。また、配線の弛みを少なくするために支柱部同士の間隔を狭くすると、装置の重量が増大してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、省スペース化及び軽量化を実現可能な配線支持構造を提供することである。
(1)上記課題を解決するため、本発明のある局面に係る配線支持構造は、配線が設置される設置対象に固定され又は一体に設けられ、前記設置対象から突出するように設けられる支柱部と、前記設置対象に沿って延びるように配置可能に設けられ、その延びる方向に沿って前記配線が配置される配線配置部、を有し、前記設置対象から離間した状態で前記支柱部によって支持される配線支持部と、前記配線を前記配線配置部に取り付けるための取付け部と、を備えている。
この構成では、配線配置部に配置された状態の配線を、取付け部によって配線配置部に取り付けることによって、設置対象から離間した状態で保持することができる。これにより、配線が設置対象に対して擦れてしまうことを防止できる。
そして、この構成のように、設置対象に沿って延びるように形成された配線配置部を有する配線支持部に配線を取り付けることで、支柱部から水平方向に離れた位置で配線が弛んでしまうのを防止できる。そうすると、従来のように、配線が弛んだ場合に当該配線が他部品又は他配線と接触して擦れないよう当該配線と他部品又は他配線との距離を大きくする必要がなくなる。また、従来のように、配線の弛みを少なくするために支柱部同士の間隔を狭くする必要がなくなるため、その結果、必要な支柱部の数量を減らすことができる。
従って、この構成によれば、省スペース化及び軽量化を実現可能な配線支持構造を提供できる。
(2)好ましくは、前記配線支持部は、所定幅を有するプレート状に形成され前記設置対象に対向するように配置されるプレート部を有している。
この構成によると、プレート状に形成されたプレート部が、設置対象に対向するように配置されるため、配線支持構造を低背化できる。
(3)更に好ましくは、前記プレート部の両面のうちの少なくとも一方側の面は、前記配線配置部として設けられている。
この構成によると、プレート状に形成されたプレート部の両面のうちの少なくとも一方側の面に配線を配置できるため、配線支持部に対する配線の配置スペースを確保しつつ、配線支持構造を低背化できる。
(4)好ましくは、前記配線支持部は、前記設置対象に沿って延びるように配置される壁部を有し、該壁部における一方側の面及び他方側の面の少なくとも一方は、前記配線配置部として設けられている。
この構成によると、壁部によって配線配置部が形成されている。こうすると、配線配置部を、例えばブロック状に形成する場合と比べて軽量化できる。その結果、配線支持構造全体を軽量化できる。
(5)更に好ましくは、前記配線支持部は、所定幅を有するプレート状に形成され前記設置対象に対向するように配置されるプレート部を有し、前記壁部は、前記プレート部の幅方向両端側のそれぞれに形成されている。
この構成によると、プレート部の幅方向両端側のそれぞれに、配線を配置可能な壁部が形成されているため、配線支持構造の低背化を図りつつ、配線の配置スペースを増やすことができる。
(6)好ましくは、前記配線支持部は、前記配線配置部としての溝部を有している。
この構成によると、配線を溝部に対して配置することにより、配線を配線配置部に対して確実に配置できる。
(7)好ましくは、前記支柱部及び前記配線支持部は、互いに別部材として設けられ、前記配線支持部は、前記支柱部に固定されることにより前記設置対象から離間した状態で前記支柱部によって支持される。
この構成によると、支柱部及び配線支持部が一体に形成されている場合と比べると、配線支持部に対する支柱部の固定位置を調整できるため、設置対象に対する配線支持構造の配置自由度を高めることができる。また、状況に応じて配線支持部を支持するための支柱部の数量を増減できるため、配線支持部を必要最小限の支柱部によって支持することができる。その結果、配線支持構造の更なる軽量化を図ることができる。
(8)更に好ましくは、前記配線支持部には、前記支柱部が配置されて固定される少なくとも1つの孔部が形成されている。
この構成によると、配線支持部に対して支柱部を固定するための部分を、孔部によって容易に形成できる。しかも、孔部を形成することで、配線支持部の更なる軽量化を図ることができる。
(9)好ましくは、前記配線支持部は、他の配線支持部と連結可能な連結部を有している。
この構成によると、互いに連結された状態の配線支持部を設置対象に対して配置できるため、設置対象に対する配線の配置自由度を更に高めることができる。
(10)更に好ましくは、前記連結部は、平坦なプレート状に形成された平板部を有している。
この構成によると、各配線支持部の平板部を互いに重ねて連結することにより、連結部を容易に連結できる。
(11)好ましくは、前記取付け部は、前記配線配置部に配置された状態の前記配線を前記配線配置部に対して縛り付ける結束機構を有している。
この構成によると、結束機構によって、配線配置部に配置された状態の配線を配線配置部に対して縛り付けることで、配線を配線配置部に対して容易に取り付けることができる。
本発明によると、省スペース化及び軽量化を実現可能な配線支持構造を提供できる。
本発明の実施形態に係る配線支持構造の全体構造を示す斜視図であって、配線が取り付けられた状態を示す図である。 図1において、配線及び結束バンドを省略して示す図である。 配線が取り付けられた状態の配線支持構造の断面図である。 図1に示す配線支持部の斜視図である。 図1に示す配線支持部の横断面図である。 基板に対する配線支持構造の設置状態の一例を示す斜視図であって、配線及び結束バンドを省略して示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態に係る配線支持構造1は、一例として、図示は省略するが、航空機に搭載される高電圧電源装置(いわゆるラックアンドパネル)に用いられる。しかし、これに限らず、配線支持構造を有するもの一般に広く適用できる。
[構成]
図1から図3は、本発明の実施形態に係る配線支持構造1の全体構造を説明するための図であって、図1は配線Cが取り付けられた状態の配線支持構造1を示す斜視図、図2は図1において配線C及び一部の部品を省略して示す斜視図、図3は配線Cが取り付けられた状態の配線支持構造1の断面図、である。なお、以下では、説明の便宜上、各図面において、上と記載された矢印が指示する方向を上側又は上方、下と記載された矢印が指示する方向を下側又は下方と称する。上下方向は、支柱部が突出する方向に対応する。
図1から図3に示すように、配線支持構造1は、高電圧電源装置の基板P(設置対象)に取り付けられている。配線支持構造1は、一対の支柱部2,2と、配線支持部10と、複数の結束バンド5(結束機構)と、を備えている。なお、配線支持構造1は、設置対象としての航空機本体の床下又は天井(ともに図示省略)等、その他の設置対象に取り付けられていてもよい。
支柱部2は、図3等に示すように、略円柱状に形成された円柱部3と、該円柱部3における一端側(図3の下側)の面から下方へ突出する突起部4とを有し、これらが一体に形成されている。突起部4の外周面には、雄ネジが形成されている。支柱部2は、基板Pに形成された孔部Hに突起部4が挿入された後、ナット2aによって固定される。これにより、支柱部2は、上下方向に延びるように配置された状態で、基板Pに対して固定される。一方、支柱部2の他端側(図3の上側)には、該支柱部2の他端側の面から円柱部3の軸方向に延びるように、内周面に雌ネジが形成されたネジ穴3aが形成されている。一対の支柱部2,2は、図1に示すように、互いに間隔をあけて、基板Pに固定されている。なお、支柱部は、基板Pと一体に設けられていてもよい。
図4は、配線支持部10の斜視図であって、図5は、配線支持部10の横断面図である。配線支持部10は、支柱部2とは別部材として設けられた細長い略板状の部材であって、その両端側の部分が支柱部2の上端部に固定されて支持されている。これにより、配線支持部10は、基板Pと離間した状態で、支柱部2を介して基板Pに対して固定されている。配線支持部10は、当該配線支持部10の自重、及び当該配線支持部10に取り付けられる配線Cの自重程度では大きく撓むことのない、ある程度の剛性を有する材料で構成されている。具体的には、配線支持部10は、例えば、比較的軽量な樹脂材料によって構成される。
配線支持部10は、プレート部11と、一対の壁部15,15とを有し、これらが一体に形成されている。
プレート部11は、その両端部が半円弧状に形成された、細長い板状の部分である。プレート部11は、支柱部2に支持された状態において、その一方側の面が基板Pと間隔をあけて対向している。プレート部11は、基板Pの面内方向に沿って延びるように配置されている。プレート部11における長手方向の両端側の部分は、それぞれ、プレート端部12として設けられている。また、プレート部11における長手方向の中途部分(プレート部11における上記プレート端部12を除いた部分)は、プレート中途部13として設けられている。
また、プレート部11には、複数の孔部14が形成されている。孔部14は、プレート部11を厚み方向に貫通している。孔部14は、プレート部11が延びる方向に細長い長穴状であって、プレート部11の延びる方向に沿って、互いに間隔をあけて複数(本実施形態では6つ)、形成されている。各孔部14の長手方向両端側の部分は、半円弧状に形成されている。
一対の壁部15,15は、それぞれ、プレート部11の幅方向(プレート部11が延びる方向と直交する方向であって、基板Pに平行な方向)の両端部のそれぞれに形成されている。壁部15は、プレート中途部13において、該プレート部11の長手方向に沿って延びるように形成されている。壁部15は、プレート端部12には形成されていない。一対の壁部15,15は、各壁部15,15の壁面が互いに対向するように、プレート部11における上面から上方へ延びるように形成されている。
各壁部15の壁面のうち、プレート部11と反対側の壁面には、図3及び図5に示すように、溝部16が形成されている。溝部16は、断面が円弧状となるように形成されている。溝部16は、壁部15の長手方向両端部に亘って延びるように形成されている。
上述した構成の配線支持部10において、プレート部11の下面(壁部15が形成されていない側の面)における幅方向外側の部分11a、各壁部15の内壁面15a、及び各壁部15の溝部16、は、配線配置部20として設けられている。これらの配線配置部20には、図3に示すように、配線Cが配置される。なお、配線Cは、配線支持部10における上記部分11a、内壁面15a、及び溝部16以外の部分に配置されてもよい。
結束バンド5は、ケーブル等の配線を束ねて配線支持部に対して固定するために用いられるものである。本実施形態では、結束バンド5は、配線Cを配線配置部20に取り付けるための取付け部として設けられている。結束バンド5は、ヘッド部6と、バンド部7とを有している。ヘッド部6には、該ヘッド部6を貫通する貫通孔(図示省略)が形成されている。バンド部7は、ヘッド部6に取り付けられる細長い帯状の部材として設けられている。
配線支持構造1では、所定の間隔をあけて基板Pに固定された一対の支柱部2の間に跨るように、各支柱部2の上端面に、配線支持部10の各プレート端部12が載置される。そして、配線支持部10は、支柱部2に対して、固定ネジ8によってワッシャー9を介して締結される。これにより、配線支持部10は、基板Pから離間した状態で支柱部2によって支持される。
そして、配線支持構造1では、各配線Cが、各配線配置部20に沿うように配置された後、結束バンド5によって縛られる。具体的には、図3等に示すように、バンド部7が、配線配置部20に配置された状態の配線Cの外側を囲んで縛り上げられた状態で、ヘッド部6に形成された係止部(図示省略)によって係止される。これにより、配線Cが配線配置部20に対して取り付けられる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る配線支持構造1では、配線配置部20に配置された状態の配線Cを、結束バンド5によって配線配置部20に取り付けることによって、基板Pから離間した状態で保持することができる。これにより、配線Cが基板Pに対して擦れてしまうことを防止できる。
そして、配線支持構造1のように、基板Pに沿って延びるように形成された配線配置部20を有する配線支持部10に配線Cを取り付けることで、支柱部2から離れた位置で配線Cが弛んでしまうのを防止できる。そうすると、従来のように、配線が弛んだ場合に当該配線が他部品又は他配線と接触して擦れないよう当該配線と他部品又は他配線との距離を大きくする必要がなくなる。また、従来のように、配線の弛みを少なくするために支柱部同士の間隔を狭くする必要がなくなるため、その結果、必要な支柱部の数量を減らすことができる。
従って、配線支持構造1によれば、省スペース化及び軽量化を実現可能な配線支持構造を提供できる。
また、配線支持構造1によると、プレート状に形成されたプレート部11が、基板Pに対向するように配置されるため、配線支持構造1を低背化できる。
また、配線支持構造1によると、プレート状に形成されたプレート部11の両面のうちの少なくとも一方側の面(本実施形態では、両面)に配線Cを配置できるため、配線支持部10に対する配線Cの配置スペースを確保しつつ、配線支持構造1を低背化できる。
また、配線支持構造1によると、壁部15によって配線配置部20が形成されている。こうすると、配線配置部20を、例えばブロック状に形成する場合と比べて軽量化できる。その結果、配線支持構造1全体を軽量化できる。
また、配線支持構造1によると、プレート部11の幅方向両端側のそれぞれに、配線Cを配置可能な壁部15が形成されているため、配線支持構造1の低背化を図りつつ、配線Cの配置スペースを増やすことができる。
また、配線支持構造1によると、配線Cを溝部16に対して配置することにより、配線Cを配線配置部20に対して確実に配置できる。
また、配線支持構造1によると、支柱部及び配線支持部が一体に形成されている場合と比べると、配線支持部10に対する支柱部2の固定位置を調整できるため、基板Pに対する配線支持構造1の配置自由度を高めることができる。また、状況に応じて配線支持部10を支持するための支柱部2の数量を増減できるため、配線支持部10を必要最小限の支柱部2によって支持することができる。その結果、配線支持構造1の更なる軽量化を図ることができる。
また、配線支持構造1によると、配線支持部10に対して支柱部2を固定するための部分を、孔部14によって容易に形成できる。しかも、孔部14を形成することで、配線支持部10の更なる軽量化を図ることができる。
また、配線支持構造1によると、結束バンド5によって、配線配置部20に配置された状態の配線Cを配線配置部20に対して縛り付けることで、配線Cを配線配置部20に対して容易に取り付けることができる。
また、配線支持構造1によると、壁部15の内壁側及び外壁側のそれぞれに、配線Cを配置できる。これにより、仮に一方の配線Cが焼損した場合であっても、他方の配線Cが焼損するのを壁部15によって防ぐことができる。こうすると、例えば、冗長化用のケーブルを、通常のケーブルと他方側の壁面に配置することにより、システムの冗長性をより確実に確保できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができる。例えば、次のような変形例を実施してもよい。
(1)図6は、基板Pに対する配線支持構造1aの設置状態の一例を示す斜視図であって、配線及び結束バンドを省略して示す図である。上記実施形態では、1つの配線支持部10の両端部のそれぞれに支柱部2が取り付けられて配置された状態の配線支持構造1を例示したが、図6に示すように配置することもできる。
配線支持構造1aは、図6に示すように、2つの配線支持部10及び3つの支柱部2を備えている。配線支持構造1aでは、2つの配線支持部10が略L字状に配置されている。具体的には、2つの配線支持部10が、これら2つの配線支持部10のそれぞれにおける一方側のプレート端部12同士が重ね合わされた状態の、略L字状に配置されている。
3つの支柱部2のうちの1つは、重ね合わされた状態の2つのプレート端部12の孔部14に挿通された状態で、重ね合わされた状態の2つのプレート端部12を基板Pに対して固定している。残りの2つの支柱部2は、各配線支持部10のプレート端部12のうち重ねられていない状態のプレート端部12の孔部14に挿通された状態で、各プレート端部12を基板Pに対して固定している。
配線支持構造1aでは、重ね合わされた状態の2つのプレート端部12は、それぞれ、相手側の配線支持部10のプレート端部12と連結可能な連結部21を構成している。各プレート端部12は、平坦なプレート状に形成された平板部として設けられている。すなわち、各プレート端部12には、壁部15が形成されていない。これにより、各連結部21を互いに密着させて重ねることができる。
以上のように、本変形例に係る配線支持構造1aでは、互いに連結された状態の配線支持部10を基板Pに対して配置できるため、基板Pに対する配線Cの配置自由度を更に高めることができる。
また、配線支持構造1aでは、各配線支持部10のプレート端部12を互いに重ねて連結することにより、連結部21を容易に連結できる。
また、上記実施形態に係る配線支持構造1の場合、2つの配線支持部10を基板Pに対して固定する場合、4つの支柱部2が必要になる。これに対して、配線支持構造1aでは、基板Pに対して2つの配線支持部10を、3つの支柱部2で固定できる。これにより、配線支持構造1aを軽量化できる。
(2)上記実施形態では、支柱部2と配線支持部10とが別部材として設けられているが、これに限らず、これらは一体に形成されていてもよい。また、上記支柱部2は、基板Pと一体に設けられていてもよい。
(3)上記実施形態では、配線支持部10に、配線Cが配置される溝部16が形成されているが、これに限らず、溝部16が省略された構成であってもよい。また、上記実施形態では、配線支持部10は、配線Cが配置される壁部15を有しているが、これに限らず、壁部15が省略された構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、配線支持部10の両端側に形成された孔部14に対して支柱部2が固定されているが、これに限らず、支柱部2は、他の孔部14に固定されていてもよい。また、上記実施形態では、配線支持部10に複数の孔部14が形成されているが、これに限らず、孔部14が1つだけ形成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、配線Cを配線支持部10に取り付けるための取付け部として結束バンドを用いているが、これに限らず、配線Cを配線支持部10に取り付けられるものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、配線Cが、配線支持部10に固定され又は一体に設けられたフック状の部分に引っかけられた状態で配線支持部10に取り付けられてもよい。また、配線Cが、ヒンジ状に形成され互いに係合する係合部及び被係合部(ともに図示省略)を有するヒンジ部によって挟まれた状態で配線支持部10に取り付けられてもよい。
(6)上記実施形態では、連結部21は、配線支持部10の両端部に形成されているが、これに限らず、配線支持部10のプレート中途部13に形成されていてもよい。また、連結部21が省略された構成であってもよい。
(7)また、配線支持部10の断面形状は、上記実施形態に示す形状に限らず、例えば略L字状、略H字状、或いは略I字状等、その他の形状に形成されていてもよい。そして、配線配置部は、このように形成された各断面形状に対して、適宜設けることができる。
本発明は、配線を支持する配線支持構造として広く適用することができるものである。
1,1a 配線支持構造
2 支柱部
5 結束バンド(結束機構、取付け部)
10 配線支持部
20 配線配置部
C 配線
P 基板(設置対象)

Claims (11)

  1. 配線が設置される設置対象に固定され又は一体に設けられ、前記設置対象から突出するように設けられる支柱部と、
    前記設置対象に沿って延びるように配置可能に設けられ、その延びる方向に沿って前記配線が配置される配線配置部、を有し、前記設置対象から離間した状態で前記支柱部によって支持される配線支持部と、
    前記配線を前記配線配置部に取り付けるための取付け部と、
    を備えていることを特徴とする、配線支持構造。
  2. 請求項1に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部は、所定幅を有するプレート状に形成され前記設置対象に対向するように配置されるプレート部を有していることを特徴とする、配線支持構造。
  3. 請求項2に記載の配線支持構造において、
    前記プレート部の両面のうちの少なくとも一方側の面は、前記配線配置部として設けられていることを特徴とする、配線支持構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部は、前記設置対象に沿って延びるように配置される壁部を有し、該壁部における一方側の面及び他方側の面の少なくとも一方は、前記配線配置部として設けられていることを特徴とする、配線支持構造。
  5. 請求項4に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部は、所定幅を有するプレート状に形成され前記設置対象に対向するように配置されるプレート部を有し、
    前記壁部は、前記プレート部の幅方向両端側のそれぞれに形成されていることを特徴とする、配線支持構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部は、前記配線配置部としての溝部を有していることを特徴とする、配線支持構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線支持構造において、
    前記支柱部及び前記配線支持部は、互いに別部材として設けられ、前記配線支持部は、前記支柱部に固定されることにより前記設置対象から離間した状態で前記支柱部によって支持されることを特徴とする、配線支持構造。
  8. 請求項7に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部には、前記支柱部が配置されて固定される少なくとも1つの孔部が形成されていることを特徴とする、配線支持構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線支持構造において、
    前記配線支持部は、他の配線支持部と連結可能な連結部を有していることを特徴とする、配線支持構造。
  10. 請求項9に記載の配線支持構造において、
    前記連結部は、平坦なプレート状に形成された平板部を有していることを特徴とする、配線支持構造。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の配線支持構造において、
    前記取付け部は、前記配線配置部に配置された状態の前記配線を前記配線配置部に対して縛り付ける結束機構を有していることを特徴とする、配線支持構造。
JP2013111210A 2013-05-27 2013-05-27 配線支持構造 Active JP6169417B2 (ja)

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