JP6270528B2 - 照明器具支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具の設置対象となる躯体部に、照明器具支持金具を介して前記照明器具が支持してある照明器具支持構造に関する。
従来、この種の照明器具支持構造としては、例えば、トンネル内周壁(躯体部に相当)に照明器具を取り付けてある例として、帯板やアングル材で構成された4本の支持脚を、トンネル内周壁にそれぞれアンカーボルト等でネジ固定し、その支持脚に対して、多数本のボルトを用いて照明器具を固定してあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−187304号公報(図1)
上述した従来の照明器具支持構造によれば、躯体部への照明器具の取り付けに、アンカーボルトやその他のボルト等の多数本のネジ部材を使用しているから、照明器具の設置作業においては、それら多数本のネジ部材を締結する必要があり、手間の掛かるものであった。ましてや、トンネル内周壁に照明器具を取り付ける際のネジ部材の締結作業は、一般的に頭上方向を向いた姿勢での作業となり易いから、さらに手間が掛かるものであった。
また、各ネジ部材は、例えば、トンネル内での車両等の通行による振動の影響で、緩みやすい環境下に曝されており、ネジ部材の緩みや抜け落ち、及び、それに伴う照明器具の脱落等を防止する為のメンテナンスにも多大なる手間が掛かり易い問題点があった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、照明器具の設置作業や、設置後のメンテナンスを、手間を掛けずに簡単に実施できる照明器具支持構造を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、照明器具の設置対象となる躯体部に、照明器具支持金具を介して前記照明器具が支持してある照明器具支持構造であって、
前記照明器具支持金具は、前記躯体部に設置されているケーブルラックに対して係止自在な係止取付部と、前記照明器具を取付自在な器具取付部とを備えると共に、前記係止取付部を有する照明器具支持金具本体と、前記器具取付部を有する取付部材とを嵌合連結部を介して一体連結してあり、
前記器具取付部を前記照明器具に取り付けると共に、前記係止取付部を前記ケーブルラックに係止させることで、前記照明器具を、前記ケーブルラックに支持してあり、
前記嵌合連結部には、前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との前記ケーブルラックの長手方向に沿った相対位置を変更自在な位置変更手段が設けてあり、
前記嵌合連結部は、前記ケーブルラックの長手方向に沿った軸部を前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との一方に設けると共に、前記軸部を囲繞支持する囲繞部を前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との他方に設けて構成してあり、
前記囲繞部に対する前記軸部の抜け止めを図る抜け止め手段が設けてあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、もともと躯体部に設置されているケーブルラック、及び、その支持構造をそのまま利用しながら、照明器具を支持させることができるから、支持構造の兼用化を図れる。従って、メンテナンスに掛ける工数を少なくすることができる。
また、照明器具支持金具の設置作業そのものは、ケーブルラックに対して係止取付部を係止させることで実施できるから、従来のように、多数のネジ部材を締結して行うのに比べて、より簡単に且つ効率よく実施することができる。
更には、ケーブルラックに対して係止取付部を係止させてあるから、例えば、ボルト止めのように緩む心配がなく、仮に、何らかの振動等が作用しても、係止取付部によるケーブルラックへの係止状態を維持でき、躯体部に対する照明器具の支持をより確実に行うことができる。
ケーブルラックは、左右に一対の側桁と、それら一対の側桁の下縁部にわたって棒状のケーブル支持金具が、ケーブルラックの長手方向に間隔をあけて取り付けられているのが一般的な形状である。
また、躯体部に対するケーブルラックの固定は、ケーブルラックの長手方向に間隔をあけた躯体部分に固着された複数のブラケット部材によって実施されており、ケーブルラックは、これら複数のブラケット部材にわたって載置状態に固定されている。
従って、ケーブルラックの側桁に照明器具支持金具を取り付けるに当たっては、前記ケーブル支持金具や、前記ブラケット部材と干渉しないように位置決めを行う必要がある。
しかしながら、照明器具支持金具の位置は、本来的には照明器具の設置位置によって決定されるべきものであるから、たまたま、照明器具の設置位置にケーブル支持金具やブラケット部材が干渉するような場合もあり、その時には、照明器具支持金具を変形加工して対処する必要があり、繁雑な作業が余儀なくされる。
本発明の第1の特徴構成によれば、更に、照明器具支持金具本体と取付部材とを嵌合連結部で一体連結すると共に、その嵌合連結部に位置変更手段を設けてあるから、照明器具支持金具本体(係止取付部)と、取付部材(器具取付部)とのケーブルラック長手方向での相対位置の変更を、前記位置変更手段によって簡単に実施することができる。
従って、照明器具の位置を変えずに(器具取付部の取付位置の変更をせずに)、係止取付部の位置(ケーブルラック長手方向での位置)を変更することができ、前記ケーブル支持金具や、前記ブラケット部材と干渉しない位置に照明器具支持金具を取り付けることが可能となる。
その結果、照明器具支持金具の変形加工等の繁雑な作業を実施する必要が無くなり、照明器具の設置作業を、効率的に且つ経済的に実施することができる。
本発明の第1の特徴構成によれば、更に、照明器具支持金具本体と取付部材との連結作用のみならず、軸部と囲繞部とを軸心周りに相対回転することが可能となり、取付部材に取り付けた照明器具を、軸心周りに回転させて、照射方向の変更調整を行うことが可能となる。
更には、囲繞部から軸部が抜けるのを前記抜け止め手段によって防止できるようになる。従って、不用意に軸部から囲繞部が抜け落ちることを防止して、安定した状態に照明器具を設置できるようになる。
本発明の第2の特徴構成は、前記係止取付部は、前記ケーブルラックの側桁に係止自在なフック部と、前記側桁を挟持することで前記フック部の係止解除を阻止する挟持手段とを備えているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、ケーブルラックの側桁にフック部を係止するだけの簡単な操作によって照明器具支持金具を設置することができながら、挟持手段を作用させることで、フック部の係止解除が阻止されるから、ケーブルラックに取り付けた照明器具支持金具が係止状態で揺動したり脱落することを防止でき、確実な設置状態の維持を図ることができる。
つまり、ケーブルラックに対して、照明器具支持金具を取り付け易く、且つ、外れ難くすることができる。
また、ケーブルラックにおけるケーブル載置部の側方に位置する側桁に、係止取付部を係止させてあるから、ケーブル載置部に照明器具支持金具が干渉することがない。よって、ケーブル載置部上のケーブルの有無に拘わらず、照明器具支持金具の着脱作業を実施することができる他、照明器具支持金具をケーブルラックに取り付けてある状態でのケーブルの設置や撤去作業も、自由に実施することができ、照明器具支持金具やケーブルの設置作業の自由性が向上する。
照明器具支持金具の設置状態を示すトンネル軸芯方向視の要部断面図 ケーブルラックと照明器具支持金具との取付状態を示す要部斜視図 ケーブルラックと照明器具支持金具との取付状態を示すトンネル軸芯方向視の要部断面図 ケーブルラックと照明器具支持金具との取付状態を示すトンネル側面視の説明図 照明器具支持金具の分解斜視図 抜け止め手段の作用状況を示すトンネル軸芯方向視の説明図 別実施形態の照明器具支持構造を示すトンネル軸芯方向視の要部断面図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、照明器具支持金具1を使用して、トンネル内周壁(躯体部の一例)2に照明器具Lが支持されている状態を示している。
トンネル内周壁2は、図に示すように、横断面形状が馬蹄形となるように形成してあり、内空部は、例えば、道路トンネルや鉄道トンネル等として使用することができる。
構造は、例えば、鉄筋コンクリート造として構成してある。
トンネル断面での天井部と側壁部との境界範囲には、トンネル軸心方向に間隔をあけて多数のブラケット部材3が固着してあり、それら多数のブラケット部材3に架け渡す状態にケーブルラック4が設けられている。図では、トンネル断面の一部を記載しているが、ブラケット部材3は、トンネル軸芯方向視での左右両方にそれぞれ設けられている。
尚、図には示さないが、トンネル内周壁2に対するブラケット部材3の取り付けは、例えば、アンカーボルト等のネジ部材によって固着してあり、ブラケット部材3に対するケーブルラック4の取り付けは、例えば、フックボルト等のネジ部材によって固着してある。
ブラケット部材3は、例えば、金属製アングル部材によって構成することができ、図1、図2に示すように、トンネル内周壁2への取付部3Aと、前記ケーブルラック4を取り付けるラック支持部3Bとを備え、取付部3Aとラック支持部3Bとは、互いが「く」字形状に交差させて構成されている。トンネル内周壁2に取り付けた状態においては、ラック支持部3Bが、水平(または、ほぼ水平)となるように設置されている。
また、ラック支持部3Bの先端部は、アングル部材の一部を上方に切り起こしてあり、不測の事態によりケーブルラック4の取り付けが解除されても、この切り起こし部3Baによって、ケーブルラック4やその他の載置物がトンネル断面での中央側にずれ落ちるのを防止している。
ケーブルラック4は、図2に示すように、左右に一対の側桁4Aと、それら一対の側桁4Aの下縁部にわたって設けられた帯板状のケーブル支持金具4Bとを一体的に設けて構成してある。ケーブル支持金具4Bは、ケーブルラック4の長手方向に間隔をあけて所定のピッチで取り付けられている(図2、図4参照)。
図には示していないが、ケーブル支持金具4Bの上に、各種ケーブル類や配管類が設置されている。
また、トンネル幅方向での外側に位置している側桁4Aに、照明器具支持金具1を介して、照明器具Lが設置されている(図1、図3参照)。
照明器具Lは、例えば、LED等の光源5を備えて構成され、図3、図4に示すように、矩形断面形状の長尺体からなるケーシングLaで覆われている。4つの長尺周面の内の一つが、投光面6として構成されている。
また、投光面6の背面側の面における長手方向両端部に、照明器具支持金具1がそれぞれ取り付けられている。この取付手段は、例えば、緩み止め対策を講じたネジ止めであったり、溶接等によって実施してある。
照明器具支持金具1は、図5に示すように、側桁4Aに対して係止自在な係止取付部7を備えた金具本体(照明器具支持金具本体に相当)1Aと、照明器具Lを取付自在な器具取付部8を備えた取付部材1Bとを、嵌合連結部9を介して一体連結して構成してある。
係止取付部7は、側桁4Aに係止自在なフック部7aと、側桁4Aを金具本体1Aとの間に挟持することでフック部7aの係止解除を阻止する挟持部材(挟持手段に相当)7bとを備えて構成してある。
フック部7aは、帯板で構成した金具本体1Aの上端部を折り返した形状に構成してある。また、フック部7aは、金具本体1Aの幅方向の中間の切欠部10を挟んで一対形成してある。従って、これら二つのフック部7aを側桁4Aに係止させることで、安定した姿勢を維持した状態に係止させることができ、照明器具Lの安定支持を叶えることができる。
挟持部材7bは、帯板で構成してあり、上端部には、金具本体1Aのフック部7aの屈曲方向と反対方向に屈曲した第2フック部11を備えると共に、下端部には、金具本体1Aに沿わせてボルト締めするボルト取付部12が形成してある。
側桁4Aへの係止取付部7の取り付けは、図3に示すように、フック部7aを側桁4Aに係止させた状態で、側桁4Aを挟んだ対向側に挟持部材7bを配置し、両フック部7a間の切欠部10において第2フック部11が側桁4Aに係止するように挟持部材7bをセットし、ボルト取付部12において、金具本体1Aと挟持部材7bとをネジ部材Sを用いて締結することで実施できる。尚、ネジ部材Sは、緩み防止手段を備えたものを使用している。
このように、フック部7a、第2フック部11による側桁4Aへの係止作用、及び、挟持部材7bと金具本体1Aとによる側桁4Aの挟持作用によって、当該照明器具支持金具1をケーブルラック4に、より確実に且つ外れ難い状態に取り付けることができる。
一方、金具本体1Aの下端部には、嵌合連結部9を構成する囲繞部9Aが設けてある。
この囲繞部9Aは、帯板状の金具本体1Aの下端部を、屈曲断面が筒状となるように折返して構成してある。
折返し端部と、その折返し端部を沿わす金具本体1Aの対応部とは、ネジ部材Sを用いて締結できるように構成されている。ネジ部材Sの締込深度を変化させることで、囲繞部9Aの内径の増減を調整することができる。従って、後述する取付部材1Bに形成した軸部9Bを、囲繞部9Aに挿入する時、及び、軸部9Bの回転角度の調整を行う時は、ネジ部材Sを緩めておき、嵌合連結部9をロックする時には、ネジ部材Sを締め付けることで実施できる。尚、軸部9Bの回転角度の調整は、例えば、照明器具Lによる投光角度の調整時に実施される。
取付部材1Bは、図5に示すように、軸部9Bを構成する円筒部材13と、円筒部材13の長手方向の中央部(又は、ほぼ中央部)に一体に形成されたフランジ部14と、フランジ部14の一端側に形成された折り曲げ部15とを備えて構成してある。折り曲げ部15には、照明器具Lが固定される。
円筒部材13は、囲繞部9Aの拡径状態においては挿入自在で且つ軸芯周りに回転自在で、挿入した後の縮径状態においてロックできるように外径寸法が設定されている。
また、円筒部材13の長さ寸法は、囲繞部9Aの筒軸芯方向の長さ寸法に若干の余裕を見込んだ嵌合可能長さに位置調整代を加えた長さ、具体的には、嵌合可能長さの2倍に設定されている。従って、嵌合連結部9を構成する円筒部材13には、フランジ部14を境にして二つの軸部9Bが同芯軸上に備えられており、何れの軸部9Bに対しても、囲繞部9Aを嵌合させることができるように形成されている。
これは、図4に示すように、側桁4Aの長手方向に沿っては、多数のケーブル支持金具4Bや、ブラケット部材3が位置しているから、それらが、時には、照明器具支持金具1の取付希望位置と干渉する虞があり、その場合に、二つの軸部9Bの他方側に囲繞部9Aを嵌合させることで、相互の干渉を回避でき、照明器具Lの位置を変えずに、支持することが可能となる。
即ち、これら二つの軸部9Bを備えてあることで、金具本体1Aと取付部材1Bとのケーブルラック4の長手方向に沿った相対位置を変更することができる。当該実施形態においては、これら二つの軸部9Bによって位置変更手段Hが構成されている。
また、円筒部材13の端面部の一部には、図5、図6に示すように、径方向外方に突出した突起13aが周方向の一箇所に固着してある。
この突起13aを設けてあることで、円筒部材13が囲繞部9Aから抜けるのを、囲繞部9Aの縁部に突起13aが当接することで阻止できるようになる。この突起13aによって抜け止め手段Nが構成されている。
尚、囲繞部9Aに対する円筒部材13の挿入時には、図6(a)に示すように、突起13aが、囲繞部9Aの隙間16を通過するように円筒部材13の回転角度を合わすことで、引っ掛からずに挿入できる。また、挿入後は、図6(b)に示すように、所定の方向に照明器具Lが向くように円筒部材13の回転角度を調整すれば、突起13aが、隙間16から外れた位置に移動し、抜け止めを図ることが可能となる。
このように、照明器具Lは、器具取付部8を照明器具Lに取り付けると共に、係止取付部7をケーブルラック4に係止させることで、ケーブルラック4に支持されている。
当該実施形態の照明器具支持構造によれば、ケーブルラックの支持構造を兼用化して照明器具の支持を実施でき、メンテナンス手間や、設置コストの低減を図ることができる。更には、取付操作が簡単で、且つ、確実な設置状態を維持することもできる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 照明器具Lの取付対象となる躯体部2は、先の実施形態で説明したトンネル内周壁に限るものではなく、例えば、プラットホームの天井裏や床下等、照明が必要で、且つ、ケーブルラックが設置されいる箇所であれば取付対象となる。それらを含めて躯体部2と総称する。
また、取付対象となる照明器具Lは、先の実施形態で説明したものに限るものではなく、その形状や種類等は、適宜変更することができる。
〈2〉 照明器具支持金具1は、先の実施形態で説明した部材構成や形状や材質に限るものではなく、適宜、変更することが可能で、例えば、係止取付部7は、二つのフック部7aを備えることに限らず。単一、又は、三つ以上のフック部7を備えるものであってもよい。また、挟持部材7bには、第2フック部11を備えたものに限らず、単に、側桁4Aに対する挟持機能のみを果たす構成であってもよい。また、係止取付部7は、ケーブルラック4の側桁4Aに係止させる構成に限るものではなく、例えば、ケーブル支持金具4Bに係止させるように構成してあってもよい。
〈3〉 位置変更手段Hは、先の実施形態で説明した二つの軸部9Bを備えた構成に限るものではなく、例えば、一つの軸部9Bの長手方向に囲繞部9Aがスライドできるように構成してあってもよい。
要するに、照明器具支持金具本体1と取付部材1Bとのケーブルラック4の長手方向に沿った相対位置を変更自在な状態に嵌合連結部9に設けてあればよく、それらを含めて、位置変更手段Hと総称する。
〈4〉 嵌合連結部9は、先の実施形態で説明したように、囲繞部9Aと軸部9Bとによる構成に限らず、適宜、変更することが可能である。
また、囲繞部9Aと軸部9Bとによって構成する場合でも、囲繞部9Aは照明器具支持金具本体1Aに設け、軸部9Bは取付部材1Bに設ける構成に限らず、囲繞部9Aは取付部材1Bに設け、軸部9Bは照明器具支持金具本体1Aに設ける構成であってもよい。
〈5〉 抜け止め手段Nは、先の実施形態で説明した突起13aに限るものではなく、他の実施形態への転用が可能である。
要するに、囲繞部9Aに対する軸部9Bの抜け止めを図れるように構成してあればよく、それらを含めて抜け止め手段Nと総称する。
〈6〉 照明器具支持金具1で支持する照明器具Lは、先の実施形態で説明した部材構成や形状や材質、及び、数量に限るものではなく、適宜変更することが可能で、例えば、図7に示すように、二つの照明器具Lを、並列させた状態に取り付けることも可能である。この実施形態においては、取付部材1Bのフランジ部14と折り曲げ部15の寸法が、先の実施形態のものに比べて長く設定されている。また、フランジ部14における円筒部材13の取付位置は、二つの照明器具Lの内の一方側に偏心させて設定されている。
当該実施形態によれば、照明器具Lの数が増加することで、より明るい照明を実施したり、点灯させる照明器具Lを選択的に切り替えて目的に応じた照明を実施することが可能となる。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 照明器具支持金具
1A 金具本体(照明器具支持金具本体に相当)
1B 取付部材
2 トンネル内周壁(躯体部の一例)
4 ケーブルラック
4A 側桁
7 係止取付部
7a フック部
7b 挟持部材(挟持手段に相当)
8 器具取付部
9 嵌合連結部
9A 囲繞部
9B 軸部
H 位置変更手段
L 照明器具
N 抜け止め手段

Claims (2)

  1. 照明器具の設置対象となる躯体部に、照明器具支持金具を介して前記照明器具が支持してある照明器具支持構造であって、
    前記照明器具支持金具は、前記躯体部に設置されているケーブルラックに対して係止自在な係止取付部と、前記照明器具を取付自在な器具取付部とを備えると共に、前記係止取付部を有する照明器具支持金具本体と、前記器具取付部を有する取付部材とを嵌合連結部を介して一体連結してあり、
    前記器具取付部を前記照明器具に取り付けると共に、前記係止取付部を前記ケーブルラックに係止させることで、前記照明器具を、前記ケーブルラックに支持してあり、
    前記嵌合連結部には、前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との前記ケーブルラックの長手方向に沿った相対位置を変更自在な位置変更手段が設けてあり、
    前記嵌合連結部は、前記ケーブルラックの長手方向に沿った軸部を前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との一方に設けると共に、前記軸部を囲繞支持する囲繞部を前記照明器具支持金具本体と前記取付部材との他方に設けて構成してあり、
    前記囲繞部に対する前記軸部の抜け止めを図る抜け止め手段が設けてある照明器具支持構造。
  2. 前記係止取付部は、前記ケーブルラックの側桁に係止自在なフック部と、前記側桁を挟
    持することで前記フック部の係止解除を阻止する挟持手段とを備えている請求項1に記載
    の照明器具支持構造。
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