JP2014230210A - Pwm変調回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペクトラムが拡散され、且つ歪を抑えたPWM信号を生成可能なPWM変調回路を提供する。
【解決手段】時間的に変化する値を決定する第1決定部と、前記第1決定部により決定された値の回数だけクロック信号をカウントし、そのカウント結果に応じた周期を有するパルス列信号を生成する第1カウンタと、入力信号のレベルに応じたオンデューティを決定する第2決定部と、前記第1決定部により決定された値に前記第2決定部により決定されたオンデューティを乗算する乗算回路と、前記乗算回路による乗算結果の値の回数だけ前記クロック信号をカウントし、前記パルス列信号の周期に応じた周期を有すると共に前記カウント結果に応じたオン時間を有するPWM信号を生成する第2カウンタと、を備えるPWM変調回路としている。
【選択図】図2
【解決手段】時間的に変化する値を決定する第1決定部と、前記第1決定部により決定された値の回数だけクロック信号をカウントし、そのカウント結果に応じた周期を有するパルス列信号を生成する第1カウンタと、入力信号のレベルに応じたオンデューティを決定する第2決定部と、前記第1決定部により決定された値に前記第2決定部により決定されたオンデューティを乗算する乗算回路と、前記乗算回路による乗算結果の値の回数だけ前記クロック信号をカウントし、前記パルス列信号の周期に応じた周期を有すると共に前記カウント結果に応じたオン時間を有するPWM信号を生成する第2カウンタと、を備えるPWM変調回路としている。
【選択図】図2
Description
本発明は、PWM変調回路に関する。
従来、D級アンプ等の入力側に設けられ、PWM(pulse width modulation)信号を生成するPWM変調回路が知られている。
例えば、特許文献1には、D級アンプの入力側に設けられ、三角波信号を生成する積分回路、及び三角波信号とアナログ入力信号を比較する比較器であるアナログ回路を備えたPWM変調回路が開示されている。
そして、上記特許文献1のPWM変調回路では、三角波信号に対してスペクトラム拡散技術を適用し、振幅は一定だがスルーレートが周期ごとにランダムに変化する三角波信号を生成することで、出力であるPWM信号にスペクトラム拡散を施している。
PWM信号にスペクトラム拡散を施すことにより、D級アンプの高速スイッチングにより生ずる妨害波のレベルを低下させ、妨害波を抑制するためのLPF(ローパスフィルタ)をD級アンプの出力段に設ける必要がなくなる。LPFの省略はコストダウンにつながる。
しかしながら、上記特許文献1には次のような問題点がある。第1に、三角波信号を生成する積分回路では非直線性により出力に歪が生じ、スルーレートが一定の三角波であればこのスルーレートに合わせた補正を行うことができるが、スルーレートがランダムに変化する場合、正確な補正値を各波形について個別に与えることは困難である。
第2に、三角波のスルーレートの変化によって、比較器の遅延時間も変化するが、スルーレートがランダムに変化する場合は補正を行うことが困難である。
上記問題点により、結果として出力であるPWM信号に生じる歪が大きくなってしまう。そこで、本発明は、スペクトラムが拡散され、且つ歪を抑えたPWM信号を生成可能なPWM変調回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るPWM変調回路は、時間的に変化する値を決定する第1決定部と、前記第1決定部により決定された値の回数だけクロック信号をカウントし、そのカウント結果に応じた周期を有するパルス列信号を生成する第1カウンタと、入力信号のレベルに応じたオンデューティを決定する第2決定部と、前記第1決定部により決定された値に前記第2決定部により決定されたオンデューティを乗算する乗算回路と、前記乗算回路による乗算結果の値の回数だけ前記クロック信号をカウントし、前記パルス列信号の周期に応じた周期を有すると共に前記カウント結果に応じたオン時間を有するPWM信号を生成する第2カウンタと、を備える構成としている。
このような構成によれば、決定された時間的に変化する値によってパルス列信号の周期を時間的に変化させ、PWM信号の周期を時間的に変化させることができる。即ち、スペクトラム拡散を施すことが可能となる。また、このように周期が時間的に変化するPWM信号に対して、入力信号のレベルに応じたオンデューティの時間をオンとすることができる。更に、PWM変調回路を構成する各回路をデジタル回路により構成できるので、生成されるPWM信号に生じる歪を小さくすることができる。
また、前記第1決定部は、擬似乱数発生回路を備え、前記擬似乱数発生回路により発生した擬似乱数に基づいて前記時間的に変化する値を出力することとしてもよい。
このような構成によれば、パルス列信号の周期を周期ごとにランダムに変化させ、PWM信号の周期を周期ごとにランダムに変化させることができる。
また、前記第1決定部は、三角波発生回路を備え、前記三角波発生回路により発生した三角波レベルに基づいて前記時間的に変化する値を出力することとしてもよい。
このような構成によれば、パルス列信号の周期を周期ごとに順次増加・減少させ、PWM信号の周期も同様の挙動をとることができる。
また、前記第1決定部は、鋸歯状波発生回路を備え、前記鋸歯状波発生回路により発生した鋸歯状波レベルに基づいて前記時間的に変化する値を出力することとしてもよい。
このような構成によれば、パルス列信号の周期を周期ごとに順次増加・急峻に減少させ、PWM信号の周期も同様の挙動をとることができる。
また、前記第1決定部は、時間的に変化する値を発生する発生回路と、定数発生回路と、前記発生回路により発生した値と前記定数発生回路により発生した定数を加算する加算回路と、を備えることとしてもよい。
また、前記第2決定部は、デジタル信号である前記入力信号を前記パルス列信号に基づき再サンプリングするデータレジスタと、前記データレジスタから出力される再サンプリング信号に第1定数を加算する加算回路と、前記加算回路による加算結果に第2定数を乗算して乗算結果をオンデューティとして出力する乗算回路と、を備えることとしてもよい。
また、前記再サンプリングの周波数は、前記入力信号のサンプリング周波数よりも高くしていることが望ましい。
また、本発明の一態様に係る駆動回路は、上記構成のPWM変調回路と、前記PWM変調回路から出力されたPWM信号を増幅する増幅回路と、を備える構成とする。
このような構成によれば、前記入力信号をデジタル信号とすることができるので、増幅回路のS/N比を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係るスピーカ駆動回路は、上記構成のPWM変調回路と、前記PWM変調回路から出力されたPWM信号を増幅し、増幅した信号をスピーカへ出力する増幅回路と、を備える構成とする。
このような構成によれば、歪の少ないPWM信号を増幅した信号に基づきスピーカを駆動するので、歪の少ない音声をスピーカから発生させることができる。
本発明によると、スペクトラムが拡散され、且つ歪を抑えたPWM信号を生成可能となる。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係るスピーカ駆動回路の構成を図1に示す。図1に示すスピーカ駆動回路は、D級アンプ2と、D級アンプ2の前段に設けられるPWM変調回路1から構成される。D級アンプ2の出力側にスピーカ3が設けられる。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係るスピーカ駆動回路の構成を図1に示す。図1に示すスピーカ駆動回路は、D級アンプ2と、D級アンプ2の前段に設けられるPWM変調回路1から構成される。D級アンプ2の出力側にスピーカ3が設けられる。
PWM変調回路1は、入力端子Tinから入力される入力オーディオ信号から出力PWM信号を生成し、生成された出力PWM信号をD級アンプ2に送る。
D級アンプ2は、p型MOSFETであるスイッチング素子Q1及びQ2と、n型MOSFETであるスイッチング素子Q3及びQ4と、インバータ21を備えている。
スイッチング素子Q1とQ3の組、及びQ2とQ4の組はそれぞれ、電源電圧Vcc(例えば+5V)の印加端とグランドの間に直列に接続される。スイッチング素子Q1とQ3の各ゲートはPWM変調回路1の出力端に接続され、スイッチング素子Q2とQ4の各ゲートはPWM変調回路1の出力端にインバータ21を介して接続される。
そして、スイッチング素子Q1とQ3のドレイン同士の接続点、及びスイッチング素子Q2とQ4のドレイン同士の接続点は、スピーカ3の各入力端に接続される。
このような構成により、出力PWM信号のオンオフレベル(High/Lowレベル)に応じてスイッチング素子Q1とQ4の組、Q2とQ3の組が交互にオンとされ、D級アンプ2から出力PWM信号を増幅した増幅信号がスピーカ3へ送られ、スピーカ3から音声が発生される。
次に、PWM変調回路1について詳細に説明する。PWM変調回路1の内部構成を図2に示す。PWM変調回路1を構成する全ての回路はデジタル回路で構成され、PWM変調回路1は一つのICとして構成される。
図2に示すPWM変調回路1は、第1カウンタ11と、第2カウンタ12と、加算回路13と、擬似乱数発生回路14と、定数発生回路15と、データレジスタ16と、加算回路17と、乗算回路18と、乗算回路19を備えている。なお、加算回路13と、擬似乱数発生回路14と、定数発生回路15から第1決定部が構成され、データレジスタ16と、加算回路17と、乗算回路18から第2決定部が構成される。
第1カウンタ11と第2カウンタ12には共通して、マスタークロックMckが入力される。マスタークロックMckは、後述する入力オーディオ信号D(t)が例えば40kHzでサンプリングされ、16ビットで量子化される場合、例えば約12GHz〜24GHzの周波数とする。
擬似乱数発生回路14は、擬似乱数R(n)を発生して出力する回路である。定数発生回路15は、定数Kを発生して出力する回路である。加算回路13は、擬似乱数R(n)と定数Kを加算して、加算結果Y(n)=R(n)+Kを出力する回路である。
第1カウンタ11は、出力であるパルス列信号Yckを瞬間的に立ち上げると、加算回路Y(n)から出力される加算結果Y(n)の値の回数だけマスタークロックMckをカウントし、当該カウントが完了するとパルス列信号Yckを瞬間的に立ち上げる。従って、パルス列信号Yckの周期は、加算結果Y(n)に比例した値となる。
一例として、擬似乱数R(n)が0〜4095の値をとり、定数Kを60000とすると、加算結果Y(n)は60000〜64095の値となる。そして、マスタークロックMckの周波数を24GHzとすると、パルス列信号Yckの周波数は374kHz〜400kHzとなる。
データレジスタ16は、デジタル信号である入力オーディオ信号D(t)を入力され、入力された入力オーディオ信号D(t)をパルス列信号Yckの立ち上がりのタイミングで再サンプリングし、再サンプリング信号D(n)を出力する。
入力オーディオ信号D(t)のサンプリング周波数を例えば40kHzとした場合、パルス列信号Yckの周波数は上記のように例えば374kHz〜400kHzであり、入力オーディオ信号D(t)のサンプリング周波数の数倍から10倍程度となるので、一つのD(t)の値が複数のD(n)の値となる。
加算回路17は、データレジスタから入力される再サンプリング信号D(n)に定数である例えば1を加算し、加算結果を乗算回路18に出力する。
乗算回路18は、加算回路17から入力される加算結果に定数である例えば1/2を乗算し、乗算結果を乗算回路19に出力する。
乗算回路19は、加算回路13から入力される加算結果Y(n)に乗算回路18から入力される乗算結果を乗算し、乗算結果M(n)を第2カウンタ12に出力する。
第2カウンタ12は、マスタークロックMck、第1カウンタ11から入力されるパルス列信号Yck、及び乗算回路19から入力される乗算結果M(n)に基づいて出力PWM信号を生成して出力する。
ここで、PWM変調回路1のより具体的な動作について、図3に示すタイミングチャートの一例も参照して説明する。
パルス列信号Yckが瞬間的に立ち上がると、これをトリガとして擬似乱数発生回路14は、パルス列信号Yckの一つ前の周期において予め発生させた擬似乱数R(n)を出力し、加算回路13は加算結果Y(n)を出力する。図3の例では、定数Kは30としており、例えばY(1)=R(1)+K=10+30=40、Y(2)=R(2)+K=0+30=30・・・となる。
第1カウンタ11は、パルス列信号Yckを瞬間的に立ち上げると、加算回路Y(n)から出力される加算結果Y(n)の値の回数だけマスタークロックMckをカウントし、当該カウントが完了するとパルス列信号Yckを瞬間的に立ち上げる。図3では、例えばY(1)=40、Y(2)=30・・・であるので、40や30の値の回数だけマスタークロックMckがカウントされるので、パルス列信号Yckはこれらの値に比例した周期となる。
データレジスタ16は、パルス列信号Yckの立ち上がりのタイミングで入力オーディオ信号D(t)を再サンプリングし、再サンプリング信号D(n)を出力する。図3では、例えば再サンプリング信号D(1)=0、D(2)=0・・・となっており、一つのD(t)の値である0が複数のD(n)の値となっている。
ここで、図2に示すように加算回路17は1を加算し、乗算回路18は1/2を乗算するように構成すると、加算回路17及び乗算回路18による演算結果(=乗算回路18の乗算結果)と、再サンプリング信号D(n)の関係としては、図4のように設定される。演算結果は出力PWM信号のオンデューティを示しており、図4ではD(n)=0のとき演算結果=1/2(オンデューティ50%)、D(n)=1のとき演算結果=1(オンデューティ100%)、D(n)=−1のとき演算結果=0(オンデューティ0%)となる。
乗算回路19は、加算結果Y(n)に乗算回路18の乗算結果を乗算し、乗算結果M(n)を出力する。図3では、例えばM(1)=Y(1)×1/2=40×1/2=20となる。また、図3の例では、D(n)=0.2の場合、演算結果=0.6(オンデューティ60%)となるので、M(n)の値はY(n)の値の60%となる。
第2カウンタ12は、パルス列信号Yckの立ち上がりをトリガとして出力PWM信号を立上げてカウントを開始し、乗算結果M(n)の値の回数だけマスタークロックMckをカウントし、カウントが完了すると出力PWM信号を立ち下げ、パルス列信号Yckの立ち上がりをトリガとして再び出力PWM信号を立ち上げる。
擬似乱数R(n)は時間的にランダムに変化するので、加算結果Y(n)も時間的にランダムに変化する。これにより、パルス列信号Yckの周期は加算結果Y(n)に応じて、周期ごとにランダムに変化する。従って、出力PWM信号の周期もYckの周期に対応して、周期ごとにランダムに変化する。即ち、出力PWM信号に対してスペクトラム拡散を施すことができる。
また、再サンプリング信号D(n)に対して加算回路17及び乗算回路18により演算を行うことで、入力オーディオ信号D(t)のレベルに応じたオンデューティを算出できる。そして、加算結果Y(n)にオンデューティを乗算した乗算結果M(n)を第2カウンタ12に入力させることで、ランダムに周期が変化する出力PWM信号に対して、入力オーディオ信号D(t)のレベルに応じたオンデューティの時間をオンとすることができる。
更に、PWM変調回路1をデジタル回路によって構成しているので、出力PWM信号に生じる歪を小さくすることが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係るPWM変調回路の内部構成を図5に示す。図5に示すPWM変調回路1’の構成の上記第1実施形態(図2)との相違点は、擬似乱数発生回路の代わりに三角波発生回路141を設けたことである。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係るPWM変調回路の内部構成を図5に示す。図5に示すPWM変調回路1’の構成の上記第1実施形態(図2)との相違点は、擬似乱数発生回路の代わりに三角波発生回路141を設けたことである。
三角波発生回路141は、パルス列信号Yckの立ち上がりをトリガとして、三角波レベルT(n)を順次発生させて加算回路13に出力する。例えば図6に示すように、パルス列信号Yckの立ち上がりのたびに、三角波レベルT(1)、T(2)、T(3)・・・の順に発生させる。
即ち、三角波レベルT(n)は、三角波の傾きが正である間は順次増加してゆくが、三角波の傾きが負になると順次減少してゆく。従って、加算結果Y(n)は順次増加・減少してゆくので、出力PWM信号の周期も同様の挙動となる。これによっても、スペクトラム拡散は可能となる。
なお、三角波の周期は一定としてもよいが、周期ごとに変化するようにしてもよい。これにより、出力PWM信号の周期の増減幅を変化させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係るPWM変調回路の内部構成を図7に示す。図7に示すPWM変調回路1’ ’の構成の上記第1実施形態(図2)との相違点は、擬似乱数発生回路の代わりに鋸歯状波発生回路142を設けたことである。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係るPWM変調回路の内部構成を図7に示す。図7に示すPWM変調回路1’ ’の構成の上記第1実施形態(図2)との相違点は、擬似乱数発生回路の代わりに鋸歯状波発生回路142を設けたことである。
鋸歯状波発生回路142は、パルス列信号Yckの立ち上がりをトリガとして、鋸歯状波レベルS(n)を順次発生させて加算回路13に出力する。例えば図8に示すように、パルス列信号Yckの立ち上がりのたびに、鋸歯状波レベルS(1)、S(2)、S(3)・・・の順に発生させる。
即ち、鋸歯状波レベルS(n)は、順次増加してゆき、最大値となると急峻に最低値まで減少する。従って、加算結果Y(n)は順次増加・急峻に減少するので、出力PWM信号の周期も同様の挙動となる。これによっても、スペクトラム拡散は可能となる。
なお、鋸歯状波の周期は一定としてもよいが、周期ごとに変化するようにしてもよい。これにより、出力PWM信号の周期の増加幅を変化させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変更が可能である。
例えば、本発明に係るPWM変調回路は、D級アンプにPWM信号を出力するものに限らず、モータにPWM信号を出力してモータ駆動を行うものでもよい。また、D級アンプによってPWM信号を増幅した信号をモータ駆動に用いてもよい。
1、1’、1’ ’ PWM変調回路
2 D級アンプ
3 スピーカ
11 第1カウンタ
12 第2カウンタ
13 加算回路
14 擬似乱数発生回路
15 定数発生回路
16 データレジスタ
17 加算回路
18 乗算回路
19 乗算回路
141 三角波発生回路
142 鋸歯状波発生回路
21 インバータ
Q1〜Q4 スイッチング素子
2 D級アンプ
3 スピーカ
11 第1カウンタ
12 第2カウンタ
13 加算回路
14 擬似乱数発生回路
15 定数発生回路
16 データレジスタ
17 加算回路
18 乗算回路
19 乗算回路
141 三角波発生回路
142 鋸歯状波発生回路
21 インバータ
Q1〜Q4 スイッチング素子
Claims (9)
- 時間的に変化する値を決定する第1決定部と、
前記第1決定部により決定された値の回数だけクロック信号をカウントし、そのカウント結果に応じた周期を有するパルス列信号を生成する第1カウンタと、
入力信号のレベルに応じたオンデューティを決定する第2決定部と、
前記第1決定部により決定された値に前記第2決定部により決定されたオンデューティを乗算する乗算回路と、
前記乗算回路による乗算結果の値の回数だけ前記クロック信号をカウントし、前記パルス列信号の周期に応じた周期を有すると共に前記カウント結果に応じたオン時間を有するPWM信号を生成する第2カウンタと、
を備えるPWM変調回路。 - 前記第1決定部は、擬似乱数発生回路を備え、前記擬似乱数発生回路により発生した擬似乱数に基づいて前記時間的に変化する値を出力することを特徴とする請求項1に記載のPWM変調回路。
- 前記第1決定部は、三角波発生回路を備え、前記三角波発生回路により発生した三角波レベルに基づいて前記時間的に変化する値を出力することを特徴とする請求項1に記載のPWM変調回路。
- 前記第1決定部は、鋸歯状波発生回路を備え、前記鋸歯状波発生回路により発生した鋸歯状波レベルに基づいて前記時間的に変化する値を出力することを特徴とする請求項1に記載のPWM変調回路。
- 前記第1決定部は、時間的に変化する値を発生する発生回路と、定数発生回路と、前記発生回路により発生した値と前記定数発生回路により発生した定数を加算する加算回路と、を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のPWM変調回路。
- 前記第2決定部は、デジタル信号である前記入力信号を前記パルス列信号に基づき再サンプリングするデータレジスタと、前記データレジスタから出力される再サンプリング信号に第1定数を加算する加算回路と、前記加算回路による加算結果に第2定数を乗算して乗算結果をオンデューティとして出力する乗算回路と、を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のPWM変調回路。
- 前記再サンプリングの周波数は、前記入力信号のサンプリング周波数よりも高くしていることを特徴とする請求項6に記載のPWM変調回路。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のPWM変調回路と、前記PWM変調回路から出力されたPWM信号を増幅する増幅回路と、を備える駆動回路。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のPWM変調回路と、前記PWM変調回路から出力されたPWM信号を増幅し、増幅した信号をスピーカへ出力する増幅回路と、を備えるスピーカ駆動回路。
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WO2023286459A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | ローム株式会社 | 信号生成回路、スイッチング装置及びスイッチング電源装置 |
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WO2023286459A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | ローム株式会社 | 信号生成回路、スイッチング装置及びスイッチング電源装置 |
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