JP2014230190A - 光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路 - Google Patents

光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】光送信器における光信号の出力波長のモニタ精度を向上させること。【解決手段】光信号モニタ回路1は、光信号を直接検知して光電流に変換するPD3と、光信号を波長依存性を有する光学素子を介して検知して波長依存性を有する光電流に変換するPD5と、これらの光電流を電圧に変換する抵抗素子7と、抵抗素子7によって生じた電圧を出力するオペアンプ9とを備える光信号モニタ回路1であって、PD3,5と抵抗素子7との間の接続を切り換える切替制御回路17と、オペアンプ9の出力をデジタル信号として取得する演算回路13とをさらに備え、切替制御回路17は、2つの光電流を個別のタイミングで抵抗素子7に流入させ、2つの光電流を同じタイミングで抵抗素子7に流入させるように切り替えを制御し、演算回路13は、得られたデジタル信号を減算することにより補正デジタル信号を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路に関するものである。
光通信分野においては、DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)方式の発展に伴い各チャンネルの波長間隔が狭まっており、扱う光信号の出力波長を高精度に制御することが求められる。例えば、下記特許文献1に記載の光送信器は、内蔵する波長可変光源素子からの出力波長を制御する機能を内蔵している。詳細には、この光送信器は、光信号を直接受光して電気信号に変換する第1光検出器と、光信号をエタロンフィルタを通じて受光して電気信号に変換する第2光検出器と、これらの電気信号を基に波長可変光源素子の発振波長を制御するAFC回路とを備えている。このような構成により、2つの光検出器のうち一方によってエタロンフィルタを通じて光信号の一部を検出し、他方によって直接光信号の一部を検出し、それらの検出結果の比から光信号の波長情報を取得し、この情報から得られた波長ずれの値を用いて、波長可変光源素子の設定値を調整することで出力波長を制御することができる。
また、下記特許文献2には、半導体レーザの出力する光信号をモニタするための回路構成が示されている。同文献に示されるように、光信号モニタ用の回路の構成としては、受光素子から出力されるモニタ電流を抵抗とオペアンプを用いて電気信号に変換する構成が一般的に知られている。
特開2002−185074号公報 特開2002−324937号公報
ここで、上記特許文献1に記載の光送信器に、上記特許文献2に記載の光信号モニタ用の回路の一般的構成を適用した場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、回路に内蔵されるオペアンプは理想的には正入力と負入力とが仮想接地されているとされるが、実際にはオペアンプにおいてはプロセスばらつき等に起因する誤差が生じ、オペアンプの出力にはこの誤差がオフセット電圧として生じてしまう。そして、2つの光検出器から生じた電流が抵抗を介して電圧に変換される場合には、得られる波長情報にはオペアンプのオフセット電圧が加わり、波長情報の精度が低下する場合がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、光信号の出力波長のモニタ精度を向上させることが可能な光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る光信号の出力波長モニタ方法は、光信号を受光する2つの受光素子によって生成された光電流を、それぞれの光電流に対応したデジタル信号に変換して当該光信号の波長をモニタする方法であって、それぞれの光電流を個別に抵抗素子に流入させて、抵抗素子に生じた電圧をオペアンプを介して第1及び第2のデジタル信号として取得するステップと、それぞれの光電流を同時に抵抗素子に流入させて、抵抗素子に生じた電圧をオペアンプを介して第3のデジタル信号として取得するステップと、第3のデジタル信号から第1及び第2のデジタル信号をそれぞれ減算することによって、補正デジタル信号を取得するステップと、を備える。
或いは、本発明の別の側面に係る光信号モニタ回路は、発光素子が出射する光信号を直接検知して第1の光電流に変換する第1の受光素子と、光信号を波長依存性を有する光学素子を介して検知して波長依存性を有する第2の光電流に変換する第2の受光素子と、第1及び第2の光電流を電圧に変換する抵抗素子と、抵抗素子によって生じた電圧を出力するオペアンプと、を備える光信号モニタ回路であって、第1及び第2の受光素子と抵抗素子との間の接続を切り換える切替回路部と、オペアンプの出力をデジタル信号に変換する演算回路部とをさらに備え、切替回路部は、第1及び第2の光電流を個別に第1及び第2のタイミングで抵抗素子に流入させ、さらに、第1及び第2の光電流を同時に第3のタイミングで抵抗素子に流入させるように切り替えを制御し、演算回路部は、第3のタイミングで得られたデジタル信号から、第1及び第2のタイミングで得られたデジタル信号をそれぞれ減算することにより、補正デジタル信号を算出する。
かかる光信号の出力波長モニタ方法、或いは、光信号モニタ回路によれば、2つの受光素子によって受光された光電流が個別のタイミングで抵抗素子に流されて、その結果生じた電圧がオペアンプを介して2つのデジタル信号として取得される。一方で、2つの受光素子によって受光された光電流が同時に抵抗素子に流されて、その結果生じた電圧がオペアンプを介してデジタル信号として取得され、そのデジタル信号から光電流を個別に抵抗素子に流すことで得られた2つのデジタル信号を減算することにより、オペアンプのオフセット電圧がキャンセルされた2つの受光素子の光電流のモニタ値が得られる。その結果、光信号の出力波長のモニタ精度を向上させることができる。
抵抗素子は可変抵抗であり、抵抗素子の抵抗値を変更するステップをさらに備える、ことが好適である。また、抵抗素子は可変抵抗であり、切替回路部は、抵抗素子の抵抗値を変更するようにさらに制御する、ことも好適である。この場合、光信号の強度が変動する場合にも光信号の出力波長のモニタ精度を安定して維持することができる。
本発明によれば、光信号の出力波長のモニタ精度を向上させることが可能な光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路を提供できる。
本発明の好適な一実施形態に係る光信号モニタ回路の構成を示す回路図である。 図1の光信号モニタ回路1によって扱われる各種信号のタイミングチャートである。 図1の光信号モニタ回路1を内蔵する光送信器101の構成を示す回路図である。 本発明の変形例に係る光信号モニタ回路1Aの構成を示す回路図である。 本発明の変形例に係る光信号モニタ回路1Bの構成を示す回路図である。 図5の光信号モニタ回路1Bによって扱われる各種信号レベルの時間変化を示すグラフである。 本発明の変形例に係る光信号モニタ回路1Cの構成を示す回路図である。 従来例の光信号モニタ回路の構成を示す回路図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明による光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態に係る光信号モニタ回路の構成を示す回路図である。この光信号モニタ回路1は、光通信で使用される光送信器に内蔵され、図示しない半導体レーザ等の発光素子から出射された光信号の出力状態をモニタする回路である。同図に示すように、光信号モニタ回路1は、受光素子としてのフォトダイオード(以下「PD」と言う。)3,5、抵抗素子7、オペアンプ(差動増幅器)9、ADコンバータ(演算回路部)11、演算回路(演算回路部)13、スイッチング素子(切替回路部)15a,15b、及び切替制御回路(切替回路部)17を含んで構成されている。
PD3,5は、光送信器を構成する波長ロッカ内に備えられた受光素子であり、PD3は、光信号の一部を直接受光(検知)して光電流に変換し、PD5は、エタロンフィルタ等の光信号に対して波長依存性を有する光学素子を介して光信号の一部を受光して波長依存性を有する光電流に変換する。PD3,5のカソード端子には固定電圧Vpdが供給されており、PD3,5のアノード端子には、それぞれ、スイッチング素子15a,15bの一端側の接点Pa1,Pb1が接続されている。抵抗素子7は、予め特定の抵抗値に設定されており、スイッチング素子15a,15bの他端側の接点Pa2,Pb2と接地点(グラウンド)との間に接続されている。この抵抗素子7は、PD3,5によって生成された光電流を電圧に変換する素子である。
さらに、スイッチング素子15a,15bの他端側の接点Pa3,Pb3は、それぞれ、接地点に直接接続されている。そして、スイッチング素子15a,15bは、それぞれ、切替制御回路17からの切替信号SEL1,SEL2を受けて、PD3,5と抵抗素子7との間の接続を切り換える機能を有する。すなわち、スイッチング素子15aは、接点Pa1と接点Pa2,Pa3との間の接続を切り換えることにより、PD3によって生成された光電流の経路におけるPD3のアノード端子と抵抗素子7との間の接続をオン/オフする。また、スイッチング素子15bは、接点Pb1と接点Pb2,Pb3との間の接続を切り換えることにより、PD5によって生成された光電流の経路におけるPD5のアノード端子と抵抗素子7との間の接続をオン/オフする。このようなスイッチング素子15a,15bの構成により、スイッチング素子15aがオンされた時にはPD3の生成する光電流は抵抗素子7を介して接地点に流れ込み、スイッチング素子15aがオフされた時にはPD3の生成する光電流は直接接地点に流れ込む。同様に、スイッチング素子15bがオンされた時にはPD5の生成する光電流は抵抗素子7を介して接地点に流れ込み、スイッチング素子15bがオフされた時にはPD5の生成する光電流は直接接地点に流れ込む。これにより、スイッチング素子15a,15bの切換状態によらず、常に光電流が流れる経路が確保されている。
オペアンプ9は、抵抗素子7によって生じた電圧降下をインピーダンスを下げた状態で出力する。すなわち、オペアンプ9の正入力端子は、スイッチング素子15a,15bの接点Pa2,Pb2及び抵抗素子7のスイッチング素子15a,15b側の端子に電気的に接続され、オペアンプ9の負入力端子は、オペアンプ9の出力端子に電気的に接続されている。このオペアンプ9の出力端子はADコンバータ11に接続され、オペアンプ9から出力された電圧がADコンバータ11によってデジタル信号に変換されて出力される。このとき、オペアンプ9からは、抵抗素子7で発生する電圧降下にオペアンプで発生したオフセット電圧±Vofsを加算された電圧値が出力電圧として出力され、ADコンバータ11からは、オフセット電圧±Vofsを加算された電圧値のデジタル信号が出力される。
切替制御回路17は、スイッチング素子15a,15bのそれぞれに切替信号SEL1,SEL2を与えることによって、スイッチング素子15a,15bの切替を制御する。ここで、切替制御回路17は、PD3,5の光電流がそれぞれ個別のタイミングで抵抗素子7に流入するようにスイッチング素子15a,15bの切替を制御し、PD3,5の光電流が同じタイミングで抵抗素子7に流入するようにスイッチング素子15a,15bの切替を制御する。具体的には、切替制御回路17は、第1のタイミングで、スイッチング素子15aを接点Pa2側に切り替えると同時に、スイッチング素子15bを接点Pb3側に切り替える。この第1のタイミングでは、PD3の光電流のみが抵抗素子7に流入する。また、切替制御回路17は、第2のタイミングで、スイッチング素子15aを接点Pa3側に切り替えると同時に、スイッチング素子15bを接点Pb2側に切り替える。この第2のタイミングでは、PD5の光電流のみが抵抗素子7に流入する。さらに、切替制御回路17は、第3のタイミングで、スイッチング素子15aを接点Pa2側に切り替えると同時に、スイッチング素子15bを接点Pb2側に切り替える。この第3のタイミングでは、PD3,5の光電流の両方が同時に抵抗素子7に流入する。
演算回路13は、上記の第1〜第3のタイミングでオペアンプ9及びADコンバータ11を経由して出力された3つのデジタル信号を基に、それらのデジタル信号を補正することにより光信号の波長情報を生成し、その波長情報を図示しない後段の回路に向けて出力する。
次に、上記の光信号モニタ回路1の動作を説明すると共に、本実施形態に係る光信号の出力波長モニタ方法について詳述する。図2は、光信号モニタ回路1によって扱われる各種信号のタイミングチャートである。
図2に示すように、切替制御回路17により、切替信号SEL1,SEL2が、区間Aのタイミング(第3のタイミング)、区間Bのタイミング(第2のタイミング)、及び区間Cのタイミング(第1のタイミング)毎に、そのレベルを変化させるように設定され、この区間A〜Cのレベル変化が周期的に繰り返される。区間Aのタイミングでは、切替信号SEL1,SEL2が同時にハイレベルに設定されることによってスイッチング素子15a,15bが同時に抵抗素子7側に切り替えられて、抵抗素子7にPD3によって生成される電流IPD1とPD5によって生成される電流IPD2とが加算された電流が流される。その結果、抵抗素子7を流れる電流の値IRは、IR=IPD1+IPD2と設定される。これにより、抵抗素子7を流れる電流IRによって生じる電圧降下がオペアンプ9によって出力電圧Vop=V1として出力される。このとき、オペアンプ9から出力される出力電圧V1は、オペアンプ9で生じるオフセット電圧を±Vofs、抵抗素子7の抵抗値をR3とすると、下記式(1);
V1=(IPD1+IPD2)×R3±Vofs …(1)
となる。
一方、区間Bのタイミングでは、切替信号SEL1がローレベルに、切替信号SEL2がハイレベルに同時に設定されることによって、スイッチング素子15bのみが抵抗素子7側に接続された状態となり、抵抗素子7にPD5によって生成される電流IPD2のみが流される。その結果、抵抗素子7を流れる電流の値IRは、IR=IPD2と設定される。これにより、抵抗素子7を流れる電流IRによって生じる電圧降下がオペアンプ9によって出力電圧Vop=V3として出力される。このとき、オペアンプ9から出力される出力電圧V3は、下記式(2);
V3=IPD2×R3±Vofs …(2)
となる。
その一方で、区間Cのタイミングでは、切替信号SEL1がハイレベルに、切替信号SEL2がローレベルに同時に設定されることによって、スイッチング素子15aのみが抵抗素子7側に接続された状態となり、抵抗素子7にPD3によって生成される電流IPD1のみが流される。その結果、抵抗素子7を流れる電流の値IRは、IR=IPD1と設定される。これにより、抵抗素子7を流れる電流IRによって生じる電圧降下がオペアンプ9によって出力電圧Vop=V2として出力される。このとき、オペアンプ9から出力される出力電圧V2は、下記式(3);
V2=IPD1×R3±Vofs …(3)
となる。
これらの区間A,B,Cにおいては、オペアンプ9から出力される出力電圧V1,V3,V2は、それぞれ、ADコンバータ11によってデジタル信号D1,D3,D2に変換されて、演算回路13によりそれらのデジタル信号D1,D3,D2が取得される。演算回路13によって取得されるデジタル信号Dx(x=1,2,3)の値は、nをADコンバータ11の分解能、ADCrefをADコンバータ11に与えられる基準電圧とすると、下記式(4);
Dx=Vx×(2−1)/ADCref (x=1,2,3) …(4)
と設定される。
さらに、区間A,B,Cの一周期が過ぎたタイミングで、演算回路13は、ADコンバータ11から時分割で出力されたデジタル値D1、D2,D3を一時的に保持し、デジタル値D1からデジタル値D3を、デジタル値D1からデジタル値D2を、それぞれ減算することによって、補正デジタル信号MON1、MON2を取得する。これらの補正デジタル信号MON1,MON2は、それぞれ、PD3,5の光電流のモニタ値に相当する。具体的には、演算回路13は、下記式(5);
MON1=D1-D3=(V1-V3)×(2n-1)/ADCref
={(IPD1+IPD2)×R3±Vofs-(IPD2×R3±Vofs)}×(2n-1)/ADCref
=IPD1×R3×(2n-1)/ADCref …(5)
によって計算される補正デジタル信号MON1を取得する。また、演算回路13は、下記式(6);
MON2=D1-D2=(V1-V2)×(2n-1)/ADCref
={(IPD1+IPD2)×R3±Vofs-(IPD1×R3±Vofs)}×(2n-1)/ADCref
=IPD2×R3×(2n-1)/ADCref …(6)
によって計算される補正デジタル信号MON2を取得する。
さらに、演算回路13は、得られた補正デジタル信号MON1,MON2を基に、光信号の出力波長のモニタ値(波長情報)MONを生成する。すなわち、演算回路13は、下記式(7);
MON=MON2/MON1=IPD2/IPD1 …(7)
によってデジタル演算することにより、モニタ値MONを生成して出力する。上記式から分かるように、モニタ値MONはオフセット電圧の影響を受けない値とされる。
図3には、上述した光信号モニタ回路1を光送信器に適用した場合の光送信器の構成例を示している。同図に示す光送信器101は、光信号を出射する発光素子としての波長可変半導体レーザ103と、波長可変半導体レーザ103と光信号モニタ回路1との間の光信号の一部が分岐される光路上に設けられたエタロンフィルタ105と、光信号モニタ回路1と、光信号モニタ回路1から出力された光信号の出力波長のモニタ値MONを基に、波長可変半導体レーザ103の出力波長を制御する波長制御回路107とを含んで構成される。この波長制御回路107は、波長目標値データを記憶する記憶部109、減算器111、及び増幅器(又は積分器)113を内蔵し、演算回路13で算出したモニタ値MONと、初期調整時に予め取得して記憶しておいた波長目標値との差分を減算器111で生成し、得られた差分を利得の大きな増幅器113に入力し、その増幅器113の出力値を波長可変半導体レーザ103の波長調整機能を有する領域に与える。このように、出力波長のモニタ値MONを波長可変半導体レーザ103にフィードバックするように制御すれば、波長可変半導体レーザ103の出力波長の高精度な制御が可能になる。
以上説明した光信号モニタ回路1によれば、2つのPD3,5によって受光された光電流IPD1,IPD2が個別に時分割されたタイミングで抵抗素子7に流されて、その結果生じた電圧V2,V3がオペアンプ9を介して2つのデジタル信号D2,D3として取得される。一方で、2つのPD3,5によって受光された光電流IPD1,IPD2が同時に抵抗素子7に流されて、その結果生じた電圧V1がオペアンプ9を介してデジタル信号D1として取得され、そのデジタル信号D1から光電流IPD1,IPD2を個別に抵抗素子7に流すことで得られた2つのデジタル信号D2,D3を減算することにより、オペアンプ9のオフセット電圧がキャンセルされた2つのPD3,5の光電流IPD1,IPD2のモニタ値が得られる。その結果、光信号の出力波長のモニタ精度を向上させることができる。
本実施形態の光信号モニタ回路1の効果を従来例と比較しつつ具体的に説明する。図8には、従来例の光信号モニタ回路901の構成を示している。
図8に示す従来の一般的な光信号モニタ回路901は、PD3,5毎に光電流を電圧に変換する抵抗素子907a,907b及びオペアンプ909a,909bと、セレクタ回路910と、ADコンバータ913とを有している。詳細には、抵抗素子907a,907bは、それぞれ、PD3,5のアノードと接地点との間に接続されている。また、オペアンプ909a,909bは、それぞれの正入力端子がPD3,5のアノード及び抵抗素子907a,907bに接続され、それぞれの出力端子がセレクタ回路910に接続される。セレクタ回路910は、オペアンプ909a,909bの出力電圧を時分割で選択してADコンバータ913に入力し、ADコンバータ913は、それぞれの出力電圧をデジタル信号に変換して後段の回路部に出力する。
このような光信号モニタ回路901においては、PD3,5から生じた光電流IPD1,IPD2が電圧に変換されると、それらの電圧から得られる出力波長のモニタ値MON3は、抵抗素子907aの抵抗値をR1、抵抗素子907bの抵抗値をR2、オペアンプ909a,909bで生じるオフセット電圧をそれぞれ±Vofs1、±Vofs2とすると、下記式(8);
MON3=(IPD2×R2±Vofs2)/ (IPD1×R1±Vofs1) …(8)
のように得られる。このように、オフセット電圧±Vofs1、±Vofs2の発生により出力波長のモニタ値の精度が悪くなってしまい、特に光出力が弱い場合には光電流IPD1、IPD2の値が小さくなるために、波長モニタ値のSN比が悪くなってしまう。これに対して、本実施形態の光信号モニタ回路1においては、PD3,5に対して抵抗1つと2つのスイッチを用い、抵抗に流す電流を時分割に切り替えて各光電流に相当する電圧を取得し、その電圧の差分を取ることで、オフセット電圧の影響をなくし、波長モニタの精度を改善することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、光信号モニタ回路1の接続構成は、様々な構成が適用され得る。
例えば、本発明は図4に示すような接続構成を適用してもよい。同図に示す本発明の変形例に係る光信号モニタ回路1Aは、抵抗素子7がオペアンプ9の負入力端子と出力との間に接続され、トランスインピーダンスアンプの構成を採っている。すなわち、PD3,5はアノード側が接地点に接続され、それぞれのカソード側がスイッチング素子15a,15bを介してオペアンプの正入力端子と負入力端子とのいずれかに接続される。そして、抵抗素子7のオペアンプ9の正入力端子とスイッチング素子15a,15bのオフ状態時に接続される接点Pa3,Pb3に特定電圧Vref1が与えられることにより、PD3,5はスイッチング素子15a,15bの状態によらず常に特定電圧Vref1に近い電圧でバイアスされる。
上記の光信号モニタ回路1Aによっても、抵抗素子7には光電流IPD1+IPD2、IPD1、IPD2が時分割で流され、それによって生じる電圧V4、V5、V6が、それぞれADコンバータ11に入力され、ADコンバータ11によってそれぞれの電圧V4、V5、V6がデジタル値D4、D5、D6に変換される。オペアンプ9の正入力が電圧Vref1のため、ADコンバータ11に入力される電圧は、光信号モニタ回路1の場合と比較して、それぞれVref1だけ大きい値とされる。ただし、光信号モニタ回路1Aの場合も、デジタル値D4とデジタル値D6との差分、及びデジタル値D4とデジタル値D5との差分から得られるPD3,5の出力電流に相当するデジタル値MON1、MON2は、それぞれ、上記式(5)、(6)で計算される値と等しく設定される。
また、光信号モニタ回路1,1Aに内蔵される抵抗素子としては、切替制御回路17からの切替信号によって抵抗値を可変に設定できる可変抵抗素子を利用してもよい。
図5には、光信号モニタ回路1に内蔵される抵抗素子7を可変抵抗素子7Bに置換した構成を示している。発光素子の発する光信号の強度が微弱な場合、波長ロッカ内のPD3,5に入力される光信号の強度は小さく、従って各PD3,5から出力される光電流も小さくなる。例えば、波長可変半導体レーザの光出力強度をシャットダウンモードから運用モードまで徐々に上げていく場合や、運用モードからシャットダウンモードまで光出力強度を徐々に下げていくような場合である。このような場合、各PD3,5から出力される電流が小さいため、得られるモニタ値MON1、MON2の値は小さくモニタ値MON1、MON2の比から求められる出力波長のモニタ値MONは精度が悪くなってしまう。
図5の構成では、切替制御回路17から可変抵抗素子7Bの値を設定するように切替信号SELが与えられる。波長可変半導体レーザの光出力強度は、レーザに供給する電流量から大まかに想定でき、また、光出力制御を用いて目標の強度に制御することもできる。切替制御回路17は、レーザの出力強度に応じて可変抵抗素子7Bの抵抗値を変更するように制御する。具体的には、切替制御回路17は、光出力強度が弱い時には抵抗値を相対的に大きく設定し、光出力強度が強い場合には相対的に抵抗値を小さく設定する。これにより、光出力強度が弱い時に可変抵抗素子7Bで発生する電圧値を大きくすることができ、結果として出力波長のモニタ精度を改善することができる。ここで、可変抵抗素子7Bの抵抗値は電圧値がほぼ一定となるように設定することが好ましく、つまり、可変抵抗素子7Bの値が光出力強度に対して反比例するように制御されることが好ましい。ただし、回路のサイズ上、可変抵抗素子7Bの設定値の数には限りがあるため、切替制御回路17の内部に関数もしくはルックアップテーブルを記憶させておいて、その関数もしくはルックアップテーブルを用いて出力電圧が特定電圧に近くなるように可変抵抗素子7Bの設定値を変更すればよい。可変抵抗素子7Bの抵抗値の変更に伴い、モニタ値MON1、MON2の値はその抵抗値に比例するように変化するが、上記式(7)に示すように、出力波長のモニタ値MONは、モニタ値MON1とモニタ値MON2との比で与えられることから、可変抵抗素子7Bの設定値によらない値が得られる。
図6は、光信号モニタ回路1Bによって扱われる各種信号のタイミングチャートである。同図に示す区間A,B,Cは、図2に示した区間と同様に、それぞれ、可変抵抗素子7Bに流れる電流がIPD1+IPD2、IPD2、IPD1のときの区間である。区間Aで取得した電圧V1、区間Bで取得した電圧V3、区間Cで取得した電圧V2の値を用い、演算回路13では、区間A〜Cの3区間毎に一度ずつモニタ値MON1、MON2を算出すると共に出力波長のモニタ値MONを取得する。つまり、光信号モニタ回路1Bにおいては、この3区間の間は、光出力強度の設定値及び可変抵抗素子7Bの設定値は一定になるように設定され、光出力強度設定値を変更するための制御信号PO、及び可変抵抗素子7Bの設定値を変更するための切替信号SELは、区間Cから区間Aに遷移するときのタイミングで常に切り替えられる。これにより、光出力強度の変化にかかわらず常に安定したモニタ値MON1,MON2,MONを取得することができる。
同様に、図7には、図4に示したトランスインピーダンスアンプ構成の光信号モニタ回路1Aに対して、可変抵抗素子を含む構成に変更した場合の構成を示している。同図に示す光信号モニタ回路1Cによっても、光出力強度が変動する場合の出力波長のモニタ精度を改善することができる。
3,5…PD(受光素子)、1,1A,1B,1C…光信号モニタ回路、7…抵抗素子、7B…可変抵抗素子、9…オペアンプ、11…ADコンバータ(演算回路部)、13…演算回路(演算回路部)、15a,15b…スイッチング素子(切替回路部)、17…切替制御回路(切替回路部)。

Claims (4)

  1. 光信号を受光する2つの受光素子によって生成された光電流を、それぞれの光電流に対応したデジタル信号に変換して当該光信号の波長をモニタする方法であって、
    前記それぞれの光電流を個別に抵抗素子に流入させて、前記抵抗素子に生じた電圧をオペアンプを介して第1及び第2のデジタル信号として取得するステップと、
    前記それぞれの光電流を同時に前記抵抗素子に流入させて、前記抵抗素子に生じた電圧を前記オペアンプを介して第3のデジタル信号として取得するステップと、
    前記第3のデジタル信号から前記第1及び第2のデジタル信号をそれぞれ減算することによって、補正デジタル信号を取得するステップと、
    を備えることを特徴とする光信号の出力波長モニタ方法。
  2. 前記抵抗素子は可変抵抗であり、
    前記抵抗素子の抵抗値を変更するステップをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の光信号の出力波長モニタ方法。
  3. 発光素子が出射する光信号を直接検知して第1の光電流に変換する第1の受光素子と、前記光信号を波長依存性を有する光学素子を介して検知して波長依存性を有する第2の光電流に変換する第2の受光素子と、前記第1及び第2の光電流を電圧に変換する抵抗素子と、前記抵抗素子によって生じた電圧を出力するオペアンプと、を備える光信号モニタ回路であって、
    前記第1及び第2の受光素子と前記抵抗素子との間の接続を切り換える切替回路部と、
    前記オペアンプの出力をデジタル信号に変換する演算回路部とをさらに備え、
    前記切替回路部は、前記第1及び第2の光電流を個別に第1及び第2のタイミングで前記抵抗素子に流入させ、さらに、前記第1及び第2の光電流を同時に第3のタイミングで前記抵抗素子に流入させるように切り替えを制御し、
    前記演算回路部は、前記第3のタイミングで得られた前記デジタル信号から、前記第1及び第2のタイミングで得られた前記デジタル信号をそれぞれ減算することにより、補正デジタル信号を算出する、
    ことを特徴とする光信号モニタ回路。
  4. 前記抵抗素子は可変抵抗であり、
    前記切替回路部は、前記抵抗素子の抵抗値を変更するようにさらに制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光信号モニタ回路。
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