JP2003069142A - 波長モニタ、光モジュール及び光通信システム - Google Patents

波長モニタ、光モジュール及び光通信システム

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JP2003069142A
JP2003069142A JP2001259344A JP2001259344A JP2003069142A JP 2003069142 A JP2003069142 A JP 2003069142A JP 2001259344 A JP2001259344 A JP 2001259344A JP 2001259344 A JP2001259344 A JP 2001259344A JP 2003069142 A JP2003069142 A JP 2003069142A
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wavelength
optical
light
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wavelength monitor
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JP2001259344A
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Junichi Kinoshita
順一 木下
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト且つ高信頼性を有する波長モニ
タ、それを搭載した光モジュール及びこれらを用いた光
通信システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 光源(100)からの出力光を受ける
第1の光検出器(401)と、前記第1の光検出器を透
過した光を受け、光透過率が波長選択性を有する光フィ
ルタ素子(301)と、前記光フィルタ素子を透過した
光を受ける第2の光検出器(501)と、を備えた波長
モニタを提供することより、ハーフミラーが不要とな
り、コンパクトで、アセンブリが確実且つ容易となり、
高い信頼性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長モニタ、光モ
ジュール及び光通信システムに関し、より具体的には、
波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexin
g)方式の光通信システムなどに用いられる光源の波長
を所望の波長にロック(lock:固定)するための波長モ
ニタ、それを搭載した光モジュール、及びこれらを用い
た光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の光応用分野において、半導
体レーザなどの光源から放出される光の波長を特定の範
囲にロックする技術が必要とされている。
【0003】例えば、光通信システムの分野において
は、一本の光ファイバーに多数の波長チャネルを通すこ
とができるWDM方式や、これをさらに進化させたDW
DM(Dense Wavelength Division Multiplexing: 高
密度波長多重)方式が開発され、通信情報量の増大に貢
献しているが、これらの通信方式においても光源の波長
の安定化とロックが肝心である。
【0004】光源の波長を高精度に制御するには、波長
固定器(波長ロッカー)が必要である。波長ロッカー
は、光源の波長の変化をモニタし、光源にフィードバッ
クする機能を有する。すなわち、光源の波長の変化を精
度良く検出できる波長モニタが極めて重要な役割を有す
る。
【0005】図9及び図10は、本発明者が本発明に至
る過程で検討した波長モニタ付き光モジュールの要部構
成を表す模式図である。すなわち、図9は、その正面構
成図であり、図10は、その平面構成図である。
【0006】これらの図面に例示した光源は、通常のA
R/HR型DFBレーザ100である。すなわち、DF
B(Distributed FeedBack:分布帰還型)レーザ100
は、InP(インジウム燐)などをベース材料とした半
導体レーザである。活性層1と導波層2より構成される
導波路構造が、InPクラッド3、4に挟まれている。
そして、素子の上下には、電極20がそれぞれ設けられ
ている。
【0007】レーザの前端面には、誘電体薄膜よりなる
無反射(AR:Anti-Reflection)コート5が形成され
ている。また、レーザの後端面には、高反射膜(HR:
HighReflectivity)コート6が形成されている。HRコ
ート6は、例えば、互いに屈折率が異なる2種類の誘電
体膜を交互に積層させることにより得られる。
【0008】レーザ100の前端面からは強い光出力が
得られ、主目的である光通信などに利用される。これに
対して、レーザ100の後端面からは、前端面出力より
も小さい光出力が得られる。導波層2には、回折格子1
0が刻まれている。この回折格子10の周期と、導波路
構造の実効屈折率と、回折格子の高反射端面6での位相
とによってレーザの発振波長が決定される。
【0009】レーザの発振波長は、回折格子の周期や構
成材料の屈折率の温度変化に応じて変化するので、原理
的には温度を一定に制御すれば波長は制御される。しか
し、素子のマウント状態の経時変化や、レーザ100へ
の通電条件などによりレーザの発振部の温度が変動する
場合もあり、このような素子の内部温度を精密に制御す
ることは困難である。それゆえに、確実な波長制御のた
めには、レーザ100の放出光の波長そのものをモニタ
することが必要である。
【0010】図9及び図10に例示した光モジュールに
おいては、レーザの後端面から出力された発振光は、ハ
ーフミラー200により分割され、その透過光がエタロ
ン300に入射する。エタロン300は、所定の屈折率
を有する光学媒質を一対の鏡面端面により挟んだ構造を
有する。具体的には、例えば両面が鏡面のガラス板でも
良い。
【0011】エタロン300の中では光の多重反射が起
こるため、エタロンは一種の「光学フィルタ」として機
能する。つまり、図9の挿入図に例示した如く、光透過
率が波長に対して周期的に変化し、その周期(波長間
隔)Δλは次式で表わすことができる。 Δλ=λ/(2nL) ・・・(1) ここで、nはエタロンの屈折率、Lはエタロンの厚さ、
λは入射光の中心波長である。
【0012】つまり、エタロン300からの透過光の強
度は波長が変わると変化するので、フォトダイオード5
00(photodiode:PD)でモニタすることにより、波
長の変化を検知できる。
【0013】図10に表した平面構成を見るとさらにわ
かりやすい。レーザ100の出力は、ハーフミラー20
0により分割され、その一部は別のフォトダイオード4
00で検出される。これらフォトダイオード400と5
00の検出結果を比較することによって波長の変化が分
かる。
【0014】図示しないが、この2つのフォトダイオー
ドの検出結果を比較する回路をさらに設け、その結果を
ペルチェ素子等の温度コントロール装置にフィードバッ
クしてレーザ100の温度を調節することにより、発振
波長を所定の範囲に制御できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9及び図1
0に例示した波長モニタは、複数の光学素子を組み合わ
せて構成されているため、サイズが大きく、部品点数が
多く、光学的なアセンブリが面倒である。
【0016】また、各光学素子のおける不要な光反射の
影響や角度の「ずれ」等にも注意しなくてはいけない。
また、機械的な振動や衝撃、あるいは永年の経時変化
により、光学的なアセンブリが変化する虞もある。
【0017】本発明はかかる課題の認識に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、コンパクト且つ高信頼性
を有する波長モニタ、それを搭載した光モジュール及び
これらを用いた光通信システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の波長モニタは、光源からの出力光を受ける
第1の光検出器と、前記第1の光検出器を透過した光を
受け、光透過率が波長選択性を有する光フィルタ素子
と、前記光フィルタ素子を透過した光を受ける第2の光
検出器と、を備えたことを特徴とする。
【0019】上記構成によれば、ハーフミラーが不要と
なり、コンパクトで、アセンブリが確実且つ容易とな
り、高い信頼性を得ることができる。
【0020】ここで、前記第1の光検出器は、前記光フ
ィルタ素子により反射された光も受けるようにしてもよ
い。
【0021】また、前記光フィルタ素子として、エタロ
ンを用いると、高い波長選択性が得られ、精密な波長の
モニタと制御が可能となる。
【0022】また、前記第1及び第2の光検出器として
は、表面入射型のフォトダイオードを用いることができ
る。
【0023】または、前記第1及び第2の光検出器とし
ては、端面入射型のフォトダイオードを用いることもで
きる。
【0024】さらに、前記第1及び第2の光検出器と、
前記光フィルタ素子とは、それぞれ導波路を有し、これ
ら導波路が略同軸に配置されてなるものとしてもよい。
【0025】またさらに、前記第1及び第2の光検出器
と、前記光フィルタ素子とがモノリシックに集積された
ものとすれば、極めてコンパクトで高い信頼性が得られ
る。
【0026】一方、本発明の光モジュールは、光源と、
上記のいずれかの波長モニタと、を備え、前記波長モニ
タは、前記光源の波長を制御するための制御信号を出力
することを特徴とする。
【0027】上記構成によれば、コンパクトでアセンブ
リも容易で信頼性も高い光モジュールが得られる。
【0028】一方、本発明の光通信システムは、上記の
光モジュールと、前記第1の光検出器の検出出力と前記
第2の光検出器の検出出力とに基づいて前記光源の波長
を制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段
と、前記光源から放出される光を伝送する光ファイバ
と、前記光ファイバを介して伝送された前記光を検出す
る受信器と、を備えたことを特徴とする。
【0029】上記構成によれば、コストが安く、高い信
頼性を有する波長ロッカー付き光通信システムが得られ
る。
【0030】またここで、前記光通信システムは、前記
光ファイバに複数の波長チャネルを形成する波長多重方
式の光通信システムであり、前記光フィルタ素子は、前
記複数の波長チャネルに対応した前記波長選択性を有す
るものとすれば、WDM方式の光通信システムを従来よ
りも高い信頼性と低いコストで実現することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0032】図1は、本発明の実施の形態にかかる波長
モニタを搭載した光モジュールの要部構成を表す模式図
である。
【0033】すなわち、本発明の波長モニタは、例え
ば、AR/HR型DFBレーザ100からの出力波長を
ロックするために用いることができる。レーザ100に
関しては、図9及び図10に関して前述したものと同様
の要素に同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0034】本発明においては、レーザ100の後端面
に、第1の光検出素子401、エタロン301、第2の
光検出素子501が、この順番に略同軸上に設けられて
いる。図1に表した具体例においては、第1及び第2の
光検出素子401、501は、いわゆる「表面入射型」
のプレーナ型フォトダイオードであり、レーザ100か
らの発振光に対して感度を有する材料により形成されて
いる。
【0035】具体的には、例えば、レーザ100がIn
P/InGaAs系の材料からなる長波長レーザである
場合には、検出素子401、501は、それぞれn型I
nP基板401A、501Aの上に、InGaAs光吸
収層401B、501B、n型InP層401C、50
1Cを積層し、その一部にp型不純物が導入されてp型
領域401D、501Dが形成された構造を有する。
【0036】光検出素子401、501のp型領域に
は、p側電極401E、501Eが形成されている。ま
た一方、InP基板の裏面側には、n側電極401F、
501Fがそれぞれ形成されている。
【0037】但しここで、第1の光検出素子401のn
側電極401Fは、入射光の少なくとも一部が透過する
ように開口OPを有する。
【0038】また、エタロン301は、図9に関して前
述したように、所定の屈折率を有する光学媒質を一対の
鏡面端面により挟んだ構造を有する。具体的には、例え
ば両面が鏡面のガラス板やシリコン(Si)板などでも
良い。ガラスは、光学部品として安定した特性を有し、
広範に入手できる点で有利である。
【0039】また、シリコンなどの半導体材料からなる
エタロンも、用いる波長に応じて高い透過率を有し、且
つ高い屈折率を有する材料を適宜選択して形成できる点
で有利である。この観点からは、シリコンやゲルマニウ
ムの他にも、III−V族やII−IV族系をはじめとした各
種の化合物半導体から適宜材料を選択してエタロンを構
成することができる。
【0040】さて、第1及び第2の光検出素子401、
501は、それぞれモニタ演算回路(制御信号出力手
段)600に接続されている。モニタ演算回路600
は、それぞれの光検出素子に所定のバイアス電圧を印加
し、検出された光モニタ信号を適宜演算処理し、波長調
節機構700に制御信号CSをフィードバックする。な
お、モニタ演算回路600は、レーザ100や光検出素
子401、501などが搭載された「光モジュール」の
内部に設けることもでき、または外部に設けることもで
きる。
【0041】波長調節機構700は、モニタ演算回路6
00から入力した制御信号CSに基づいてレーザ100
の波長が所定の値になるようにレーザ100に作用す
る。
【0042】波長調節機構700としては、レーザ10
0から放出される光の波長を調節することができる手段
として当業者が用いるものをそのまま採用することがで
きる。具体的には、例えば、波長調節機構700とし
て、ペルチェ素子などの温度調節機能を有するものを用
いることができる。すなわち、レーザ100の温度を変
化させことにより、その発振波長を所定の値に調節する
ことができる。
【0043】波長調節機構700はまた、ピエゾ素子の
ように、レーザ100に対して機械的な作用を及ぼすも
のであってもよい。例えば、レーザ100に対して歪み
を与えることにより、その発振波長を調節することも可
能だからである。
【0044】波長調節機構700の具体例としては、そ
の他、レーザ100に対する電圧あるいは電流を調節す
るものや、レーザの光軸上に設けられた波長シフタなど
も挙げることができる。
【0045】以上説明した構成において、レーザ100
の後端面から出力された発振光は、第1の光検出素子4
01に入射し、その一部が光吸収層401Bにおいて吸
収されて強度がモニタされる。また一方、光検出素子4
01に入射した発振光の一部は、光吸収層401Bを透
過し、n側電極401Fの開口OPを介してエタロン3
01に入射する。
【0046】エタロン301の中では光の多重反射が起
こるため、前記(1)式により表したように、「光学フ
ィルタ」として機能する。つまり、図9の挿入図に例示
した如く、光透過率は波長に対して周期的に変化し、特
定の波長のみが高い透過率を有する。
【0047】ここで、エタロン301において反射され
た光L4は、再び第1の光検出素子401に入射し、そ
の光吸収層401Bにより吸収されてモニタされる。
【0048】一方、エタロン301を透過した光L3
は、第2の光検出素子501に入射してその強度がモニ
タされる。
【0049】(1)式あるいは図9の挿入図に例示した
如く、エタロン301における反射光と透過光のバラン
スは、波長に応じて鋭く変化するので、第1及び第2の
光検出素子401、501のモニタ出力のバランスの波
長に対する関係を予め測定しておけば、高い精度で波長
の「ずれ」を検出することが可能となる。
【0050】例えば、レーザの後端面から出射した発振
光の強度をL1、第1の光検出素子401を透過した光
の強度をL2、エタロン301における透過光及び反射
光の強度をそれぞれL3、L4とすると、次式が成立す
る。 L2=L3+L4 ここで、簡単のために、エタロン301における光の損
失や、光検出素子における光反射などを無視すると、第
1の光検出素子401に入射する光の強度の合計P1
は、以下の如くである。 P1=L1−L2+L4 =L1−(L3+L4)+L4 =L1−L3 一方、第2の光検出素子501に入射する光の強度の合
計P2は、以下の如くである。 P2=L3 つまり、光の損失を無視した場合には、レーザ100か
ら放出された光L1がエタロン301により適宜分割さ
れて、第1及び第2の光検出素子401、501にそれ
ぞれ分配されることとなる。そして、その分割比は、
(1)式あるいは図9の挿入図に例示した如く、鋭い波
長依存性を有する。
【0051】従って、第1及び第2の光検出素子40
1、501のモニタ強度の波長依存性を予め測定してお
けば、レーザ100の発振波長の「ずれ」を精密に検出
し、モニタ演算回路600を介して波長調節機構700
にフィードバックすることができる。その結果として、
レーザ100の発振波長を正確にロックすることが可能
となる。
【0052】また、本発明によれば、図9に例示したよ
うなハーフミラーなどの光学部品が不要となるため、光
学的なアセンブリが容易となり、機械的な衝撃や振動な
どに対する耐久性が高く、永年の経年変化なども生じに
くい波長モニタを実現することができる。
【0053】さらに、本発明によれば、光検出素子やエ
タロンを略同軸上に配置するので、サイズがコンパクト
となり、調節も容易となる。
【0054】なお、図1において、レーザ100から第
1の光検出素子401に入射した光の反射による「戻り
光」を抑制するためには、第1の光検出素子401の入
射面に図示しないARコートなどを施せばよい。
【0055】さらにまた、エタロン301からの反射光
(L4)が第1の光検出素子401を透過することによ
るレーザ100への戻り光を抑制するためには、レーザ
100と光検出素子401との間に図示しない光アイソ
レータなどを適宜設ければよい。
【0056】次に、本発明の第2の具体例について説明
する。
【0057】図2は、本発明の第2の具体例としての波
長モニタの要部構成を表す模式図である。
【0058】同図については、図1、図9及び図10に
関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0059】本具体例の波長モニタは、いわゆる「端面
入射型」の光検出素子402、502を備える。その具
体的な構造について説明すると、例えば、レーザ100
がInP/InGaAs系の材料からなる長波長レーザ
である場合には、その発振波長に合わせて、検出素子4
02、502は、それぞれn型InP基板402A、5
02Aの上に、InGaAs光吸収層402B、502
B、p型InP層402C、502Cが順に積層された
構造を有する。
【0060】p型InP層402C、502Cの上に
は、p側電極401E、501Eが形成されている。ま
た一方、InP基板の裏面側には、n側電極401F、
501Fがそれぞれ形成されている。
【0061】光検出素子402、502に対して、入射
光は、その光吸収層402B、502Bの端面から導入
され、吸収されて光検出信号が得られる。
【0062】このような光検出素子402、502を用
いても、図1に関して前述したものと同様にレーザ10
0の波長の「ずれ」を精密に検出し、波長調節機構70
0にフィードバックすることができる。
【0063】次に、本発明の第3の具体例について説明
する。
【0064】図3は、本発明の第3の具体例としての波
長モニタの要部構成を表す模式図である。
【0065】同図についても、図1、図2、図9及び図
10に関して前述したものと同様の要素には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0066】本具体例の波長モニタは、いわゆる「導波
路型」の光検出素子403、503をエタロン301と
モノリシックに集積化した構造を有する。
【0067】その具体的な構造について説明すると、例
えば、レーザ100がInP/InGaAs系の材料か
らなる長波長レーザである場合には、その発振波長に合
わせて、検出素子403、503は、共通のn型InP
基板800の上にそれぞれ形成することができる。つま
り、InP基板800の上に、InGaAs導波路層4
03B、503B、p型InP層403C、503Cを
順に積層することにより、光検出素子403、503を
形成することができる。
【0068】p型InP層403C、503Cの上に
は、p側電極403E、503Eが形成されている。ま
た一方、InP基板800の裏面側には、共通のn側電
極802が形成されている。
【0069】また一方、2つの光検出素子403、50
3の間には、エタロン301がモノリシックに設けられ
ている。但し、本具体例のエタロン301は、互いに屈
折率が異なる導波路層301Aと、クラッド層301B
の積層構造を有する。導波路層301Aは、光を導波す
る役割を有し、クラッド層301Bは、光を導波路層3
01Aに閉じこめる役割を有する。そして、導波路層3
01Aにおいて、(1)式あるいは図9の挿入図に例示
したようなフィルタリング作用が得られる。
【0070】このようなエタロン301は、具体的に
は、InP基板800の上にそれぞれ窒化シリコン層3
01A、酸化シリコン層301Bを積層形成することよ
り集積できる。
【0071】そして、本具体例においては、第1の光検
出素子403とエタロン301と第2の光検出素子50
3の導波路層が同軸となるようにモノリシックに形成さ
れている。
【0072】以上の構成において、光源であるレーザ1
00からの光は、第1の光検出素子403の導波路層4
03Bに導入され、これを透過した光がエタロンの導波
路層301Aに入射し、その波長に応じてフィルタリン
グされて反射光成分と透過光成分とに分割される。
【0073】従って、第1乃至第2具体例と同様に、第
1の光検出素子403と第2の光検出素子503との検
出信号のバランスを測定することによって、レーザ10
0の発振波長の「ずれ」を精密に検出することができ
る。
【0074】本具体例によれば、第1乃至第2具体例と
同様の作用効果が得られ、さらに、光検出素子とエタロ
ンとをモノリシックに集積することにより、コンパクト
で高い信頼性を有する波長モニタを実現することができ
る。特に、モノリシック構成とすることにより、各素子
の光学的な配置関係の「ずれ」などをほぼ解消できる点
で有利である。
【0075】次に、本発明の第4の具体例について説明
する。
【0076】図4は、本発明の第4の具体例としての波
長モニタの要部構成を表す模式図である。
【0077】同図についても、図1乃至図3、図9及び
図10に関して前述したものと同様の要素には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0078】本具体例の波長モニタも、モノリシックに
集積された「導波路型」の構造を有する。但し、本具体
例の場合、ガラス基板900の上に各素子が集積されて
いる。すなわち、ガラス基板900の中央付近には、導
波路層301Aとクラッド層301Bとを有するエタロ
ン301が形成されている。
【0079】一方、エタロン301の両側においてガラ
ス基板900の上には、第1及び第2の光検出素子40
4、504が設けられている。その具体的な構造につい
て説明すると、例えば、レーザ100がInP/InG
aAs系の材料からなる長波長レーザである場合には、
その発振波長に合わせて、検出素子404、504は、
n型InP層404A、504Aの上に、InGaAs
導波路層404B、504B、p型InP層404C、
504Cを順に積層した構造を有する。
【0080】p型InP層404C、504Cの上に
は、p側電極404E、504Eが形成されている。ま
た一方、InP層404A、504Aの裏面側には、n
側電極404F、504Fが形成されている。
【0081】これらの光検出素子404、504は、ガ
ラス基板900の上にそれぞれ貼り合わせることにより
エタロン301と集積化することができる。
【0082】本具体例においても、第1の光検出素子4
04とエタロン301と第2の光検出素子504の導波
路層を同軸に配置することにより、コンパクトで高い信
頼性を有する波長モニタを実現することができる。特
に、モノリシック構成とすることにより、各素子の光学
的な配置関係の「ずれ」などをほぼ解消できる点で有利
である。
【0083】またさらに、ガラス基板900の上に集積
することにより、熱膨張などの影響を低減し、波長検出
精度をさらに高くすることができる。すなわち、ガラス
基板900は、InP基板などと比較して熱膨張率が小
さいため、基板の熱膨張によるエタロン301のフィル
タリング特性の変動を低減することができる。
【0084】その結果として、温度依存性の良好な波長
モニタおよびこれを搭載した光モジュールを実現するこ
とができる。
【0085】次に、本発明の第5の具体例について説明
する。
【0086】図5は、本発明の第5の具体例としての波
長多重光通信システムの構成を表す模式図である。すな
わち、光モジュール1100と光モジュール1200
は、光ファイバ1300を介して光信号を送受信する。
そして、これら光モジュール1100、1200の送信
部には、第1乃至第4具体例に関して前述したような本
発明の波長モニタあるいは光モジュールが組み込まれて
いる。
【0087】波長多重光通信システムにおいては、一本
の光ファイバ1300に複数の波長チャネルを通す必要
がある。従って、隣接チャネル間のクロス・トークを防
ぎ、チャネル密度を上げるためには、各チャネル波長の
安定化が極めて重要である。
【0088】この要求に対して、本発明によれば、精密
且つ高い信頼性の波長モニタを提供することにより、安
価で確実な光通信システムを実現することができる。
【0089】図6及び図7は、波長多重光通信システム
の要部の具体的な構成を例示する模式図である。波長多
重光通信(WDM)の送信側には、λ/4シフトDFB
レーザ100を複数個並列に配置し、それぞれの回析格
子の周期をわずかずつ変化させることにより多波長で発
振するWDM用光源部を構成することができる。
【0090】図6に表した具体例においては、送信側
に、一定の波長間隔を有するλ1 〜λN の波長でそれぞ
れ発振する複数のDFBレーザ100A、100B、・
・・が配置されている。これらのDFBレーザ100
A、100B、・・・は、直接変調され、その光出力は
合波器120で合波されて1本の光ファイバ1300を
通して伝送される。受信側においては、伝送された光信
号が光アンプ140により増幅され、分波器160によ
ってそれぞれ元の波長に分離される。分離された光は、
アバランシェ・フォトダイオード(APD)やPIN型
フォトダイオード(PIN−PD)等の受光素子180
A、180B、・・・によって電気信号に変換される。
図7に表した具体例においては、各レーザ100A、1
00B、・・・は直接変調されずに、直流信号で駆動さ
れ、その光出力が外部変調器110A、110B、・・
・によって変調される。このために、図6に例示したシ
ステムよりも、より高速で変調できるという利点を有す
る。
【0091】そして、図6、図7に例示したいずれのシ
ステムにおいても、レーザ100A、100B、・・・
の後端面に本発明の波長モニタを設けてフィードバック
制御を行うことにより、それぞれの発振波長を正確にロ
ックすることができる。
【0092】図8は、これらのWDMシステムにおける
波長モニタの配置関係を例示する模式図である。
【0093】すなわち、図8(a)に例示した構造の場
合、レーザ100A、100B、・・・の後端面に、本
発明の波長モニタ2000A、2000B、・・・・を
それぞれ設けてフィードバック制御を行うことにより、
それぞれのレーザの発振波長を正確にロックすることが
できる。
【0094】このようにレーザ毎に波長モニタを設ける
場合であっても、モニタに用いるエタロン301の波長
間隔((1)式におけるΔλ)をWDMの波長チャネル
の間隔と同一に設定すれば、複数の波長が異なるレーザ
100A、100B、・・・に対して、同一種類の波長
モニタを用いることができる。つまり、レーザ100
A、100Bの発振波長の設定値はそれぞれ異なるので
あるが、波長モニタとしては、同一構造のものを用いる
ことができる。さらに、本発明によれば、ハーフミラー
などの光学部品が不要であるため、製造がさらに容易で
コストも大幅に下げることが可能となる。
【0095】一方、図8(b)に例示した構造の場合、
レーザ100A、100B、・・・の後端面には、光フ
ァイバなどの導波手段が結合され、光スイッチ2200
を介して共通の波長モニタ2000に結合されている。
すなわち、光スイッチ2200を切り替えることによ
り、波長モニタは適宜レーザ100A、100B、・・
・のうちのいずれかの波長をモニタして調節する。
【0096】図9及び図10に関して前述したように、
レーザの発振波長の「ずれ」は、通常は、内部温度の変
動や、通電条件の変化、あるいはレーザの環境の経年変
化などにより徐々に生ずることが多く、常時モニタする
必要性が低い場合も多い。従って、図8(b)の如く、
光スイッチ2200を介して複数のレーザ100A、1
00B、・・・を共通の波長モニタ2000で順次フィ
ードバック制御しても十分な波長ロックを実現すること
ができる。
【0097】本具体例の場合、複数のレーザをひとつの
波長モニタで制御できるだけでなく、波長モニタがハー
フミラーなどの光学部品を必要としない点でさらに構造
を簡略にすることができ、製造が容易でコストも大幅に
下げることができる。
【0098】以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の
形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具
体例に限定されるものではない。
【0099】例えば、本発明の波長モニタを適用する光
源は、InP系DFBレーザ100に限定されず、その
他、InGaAlP/GaAs系、GaAlAs/Ga
As系、InGaAs/InGaP/GaAs系、Ga
N/InGaN系を始めとした、各種のレーザあるいは
発光素子に適用して同様の作用効果を得ることができ、
本発明に包含される。
【0100】また、光検出素子についても、InP系の
フォトダイオードに限定されず、光源の波長に応じて各
種の材料からなる各種の検出素子を用いて同様に本発明
を実施することができる。
【0101】さらに、エタロンについても、ガラスある
いはシリコンなどの半導体、あるいは酸化シリコン、窒
化シリコンなどを用いたものには限定されず、その他、
各種の光学媒質を用いて同様に本発明を実施することが
できる。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
第1の光検出素子とエタロンと第2の光検出素子とをこ
の順に配置し、第1の光検出素子を透過した光をエタロ
ンに導入することにより、光源の波長のずれを精密に検
出することが可能となる。
【0103】その結果として、ハーフミラーなどの光学
部品が不要となるため、光学的なアセンブリが容易とな
り、機械的な衝撃や振動などに対する耐久性が高く、永
年の経年変化なども生じにくい波長モニタを実現するこ
とができる。
【0104】さらに、本発明によれば、光検出素子やエ
タロンを略同軸上に配置するので、サイズがコンパクト
となり、調節も容易となる。
【0105】以上説明したように、本発明によれば、コ
ンパクト且つ高信頼性を有する波長モニタを安価に提供
することができ、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる波長モニタを搭載
した光モジュールの要部構成を表す模式図である。
【図2】本発明の第2の具体例としての波長モニタの要
部構成を表す模式図である。
【図3】本発明の第3の具体例としての波長モニタの要
部構成を表す模式図である。
【図4】本発明の第4の具体例としての波長モニタの要
部構成を表す模式図である。
【図5】本発明の第5の具体例としての波長多重光通信
システムの構成を表す模式図である。
【図6】本発明の波長多重光通信システムの要部の具体
的な構成を例示する模式図である。
【図7】本発明の波長多重光通信システムの要部の具体
的な構成を例示する模式図である。
【図8】本発明のWDMシステムにおける波長モニタの
配置関係を例示する模式図である。
【図9】本発明者が本発明に至る過程で検討した波長モ
ニタ付き光モジュールの要部構成を表す正面構成図であ
る。
【図10】本発明者が本発明に至る過程で検討した波長
モニタ付き光モジュールの要部構成を表す平面構成図で
ある。
【符号の説明】
1 活性層 2 導波層 3、4 クラッド 5 ARコート 6 HRコート 10 回折格子 20 電極 100 レーザ 110 外部変調器 120 合波器 140 光アンプ 160 分波器 180 受光素子 200 ハーフミラー 300 エタロン 301 エタロン 301A 導波路層 301B クラッド層 400 フォトダイオード 401 光検出素子 401A 基板 401B 光吸収層 401C n型層 401D p型領域 401E p側電極 401F n側電極 402 光検出素子 402 検出素子 402A 基板 402B 光吸収層 402C p型層 403 光検出素子 403 検出素子 403B 導波路層 403C p型層 403E p側電極 404 光検出素子 404A n型層 404B 導波路層 404C p型層 404E p側電極 404F n側電極 500 フォトダイオード 501 光検出素子 503 光検出素子 504 光検出素子 600 モニタ演算回路 700 波長調節機構 800 基板 802 n側電極 900 ガラス基板 1100 光モジュール 1200 光モジュール 1300 光ファイバ 2000 波長モニタ 2200 光スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 14/00 14/02 Fターム(参考) 2H048 GA01 GA03 GA13 GA48 GA62 5F073 AA64 AA83 AB28 BA01 CA07 CB02 EA03 FA01 5F088 AA03 AB07 BA15 BA20 BB01 DA20 EA06 GA02 GA05 JA13 5K002 AA01 BA05 BA13 CA05 DA02 FA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの出力光を受ける第1の光検出器
    と、 前記第1の光検出器を透過した光を受け、光透過率が波
    長選択性を有する光フィルタ素子と、 前記光フィルタ素子を透過した光を受ける第2の光検出
    器と、 を備えたことを特徴とする波長モニタ。
  2. 【請求項2】前記第1の光検出器は、前記光フィルタ素
    子により反射された光も受けることを特徴とする請求項
    1記載の波長モニタ。
  3. 【請求項3】前記光フィルタ素子は、エタロンであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の波長モニタ。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の光検出器は、表面入射
    型のフォトダイオードであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の波長モニタ。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2の光検出器は、端面入射
    型のフォトダイオードであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の波長モニタ。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の光検出器と、前記光フ
    ィルタ素子とは、それぞれ導波路を有し、これら導波路
    が略同軸に配置されてなることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1つに記載の波長モニタ。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2の光検出器と、前記光フ
    ィルタ素子とがモノリシックに集積されたことを特徴と
    する請求項5または6に記載の波長モニタ。
  8. 【請求項8】光源と、 請求項1〜7のいずれか1つに記載の波長モニタと、 を備えたことを特徴とする光モジュール。
  9. 【請求項9】請求項8記載の光モジュールと、 前記第1の光検出器の検出出力と前記第2の光検出器の
    検出出力とに基づいて前記光源の波長を制御するための
    制御信号を出力する制御信号出力手段と、 前記光源から放出される光を伝送する光ファイバと、 前記光ファイバを介して伝送された前記光を検出する受
    信器と、 を備えたことを特徴とする光通信システム。
  10. 【請求項10】前記光通信システムは、前記光ファイバ
    に複数の波長チャネルを形成する波長多重方式の光通信
    システムであり、 前記光フィルタ素子は、前記複数の波長チャネルに対応
    した前記波長選択性を有することを特徴とする請求項9
    記載の光通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7903703B2 (en) 2007-03-15 2011-03-08 Nec Corporation Control device, control circuit, control method, and recording medium with a control program recorded therein
JP2011511444A (ja) * 2008-01-31 2011-04-07 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 面発光型半導体レーザー
JP2014230190A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 住友電気工業株式会社 光信号の出力波長モニタ方法及び光信号モニタ回路

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Effective date: 20040528