JP2014229225A - 基板処理装置、ファイル更新方法、半導体装置の製造方法及びプログラム - Google Patents

基板処理装置、ファイル更新方法、半導体装置の製造方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファイルの保存に伴う、データ量の増大を抑制することができる基板処理装置、ファイル更新方法、半導体装置の製造方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】基板処理装置10は、ウエハWを処理する情報に関するレシピファイルと、このレシピファイルに対応するログファイルとを記憶する記憶装置48と、レシピファイルの更新保存前後の差分を算出する制御装置46と、を有し、レシピファイルが更新保存された場合に、制御装置46が算出する差分をログファイルとして記憶装置48に記憶する。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板処理装置、ファイル更新方法、半導体装置の製造方法及びプログラムに関する。
基板処理装置として、レシピなど基板を処理する情報に関するデータファイルを更新する場合、更新内容を把握するためにはユーザの意識的な対応を要するものがある。具体的には、ユーザは、新たなデータファイルに更新内容が把握できるような名称を付して保存(別名保存)する等の対応をとる必要がある。
特許文献1には、レシピを作成又は編集するための編集画面を表示する表示手段と、この表示手段により表示された編集画面上で操作が行われないまま予め設定された時間が経過した場合、ログアウト処理及び編集画面からこの編集画面とは異なる所定の画面への画面切り替え処理を行うとともに、レシピに関するデータのうちログアウト処理までに編集されたデータの削除処理を行うように制御する制御手段とを備える基板処理装置が開示されている。
特許文献2には、編集されたファイルの履歴ファイルを保存する履歴ファイル保存部と、この履歴ファイル保存部に保存されている履歴ファイルの一覧を表示させる履歴ファイル表示部と、この履歴ファイル表示部にて表示される履歴ファイルのうち、少なくとも2つの任意の履歴ファイル間の内容の相違点を強調させて画面表示させる履歴ファイル表示制御部とを備えてなる基板処理装置が開示されている。
特許文献3には、プロセスレシピ編集画面の複数の表示のうち変更された表示の態様が変更の前後で相違される半導体製造装置が開示されている。
特開2008−112968号公報 特開2006−085531号公報 特開2001−189248号公報
しかしながら、更新後のデータファイルに他の名称を付して保存する場合、更新前後においてデータファイルが別個に存在するため、データファイルの数が増加し、データ量の増大につながる。保存できるデータ量には制限があり、データ量の増大はその規制を受けやすい。
また、更新内容を把握し得るようにファイル名称を付した場合であっても、ファイル名称から把握される情報は限られており、ファイル名称は更新内容を正確に反映しにくい。
本発明の目的は、データ更新後のファイル保存に伴う、データ量の増大を抑制する基板処理装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶する記憶部と、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出する差分算出部と、
を有し、
前記データファイルが更新保存された場合に、前記差分算出部が算出する差分をログファイルとして前記記憶部に記憶する基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶し、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出し、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶する基板処理装置のファイル更新方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する処理条件に関するプロセスレシピファイルと、該プロセスレシピファイルに対応するログファイルとを記憶し、
前記プロセスレシピファイルの更新保存前後の差分を算出し、
前記プロセスレシピファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶し、
前記プロセスレシピファイルに基づいて基板を処理して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法が提供される。
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶するステップと、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出するステップと、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、ファイルのデータ編集内容を明確にしつつ、ファイル保存に伴うデータ量の増大を抑制することができる。
一実施形態として用いられる基板処理装置の概要構成図である。 一実施形態として用いられる基板処理装置のコントローラのブロック図である。 一実施形態として用いられる操作装置のハードウエア構成である。 一実施形態として用いられる基板処理工程のフローチャートである。 一実施形態として用いられる基板処理工程における指示系統の概略である。 一実施形態として用いられるファイル更新動作の模式的な例示である。 一実施形態として用いられる更新履歴画面の表示態様の例示である。 一実施形態として用いられる更新内容画面の表示態様の例示である。 一実施形態として用いられるファイル更新動作のフローチャートである。
本発明の一実施形態について説明する。
(1)基板処理装置の構成
図1は、基板処理装置10の概要構成図を示す。
図2は、基板処理装置10のコントローラ30のブロック図を示す。
本実施形態にかかる基板処理装置10はクラスタ型であり、真空側と大気側とに分けられる。
(真空側)
基板処理装置10の真空側には、真空気密自在な第一搬送室としての真空搬送室(トランスファチャンバ)TMと、基板としてのウエハWを処理する処理室としてのプロセスチャンバPM1、PM2、PM3、PM4と、予備室としてのバキュームロックチャンバ(ロードロック室)VL1、VL2とが設けられている。
バキュームロックチャンバVL1、VL2、プロセスチャンバPM1、PM2、PM3、PM4は、真空搬送室TMの外周に星状(クラスタ状)に配置されている。
以下、プロセスチャンバPM1〜PM4を「プロセスチャンバPM」と総称し、バキュームロックチャンバVL1、VL2を「バキュームロックチャンバVL」と総称する場合がある。
真空搬送室TMは、真空状態など大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造となっている。本実施形態において真空搬送室TMの筐体は、平面視が八角形であり上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。真空搬送室TMの筐体は、この形態に限らず、他の形態としてもよい。
真空搬送室TM内には、第一搬送機構としての真空搬送ロボットVRが設けられている。
真空搬送ロボットVRは、アームに設けられた基板載置部にウエハWを載せて、プロセスチャンバPMとバキュームロックチャンバVLとの間で、相互にウエハWを搬送する。真空搬送ロボットVRは、エレベータEVによって、真空搬送室TMの気密性を維持しつつ昇降するようになっている。
プロセスチャンバPMは、ウエハWを成膜処理する。例えば、ウエハW上に薄膜を形成する工程や、ウエハW表面に酸化膜又は窒化膜を形成する工程、ウエハW上に金属薄膜又は金属化合物薄膜を形成する工程等を実施する。
各プロセスチャンバPMには、プロセスチャンバPM内に供給する処理ガスの流量を制御するマスフローコントローラ(MFC)22と、プロセスチャンバPM内の圧力を制御するオートプレッシャーコントローラ(APC)24と、プロセスチャンバPM内の圧力を制御する温度調整器26と、処理ガスの供給や排気用バルブのオン/オフを制御する入出力バルブI/O28とが設けられている(図2参照)。
プロセスチャンバPM1、PM2、PM3、PM4はそれぞれ、ゲートバルブG1、G2、G3、G4を介して真空搬送室TMと連通している。
例えば、プロセスチャンバPM1においてウエハWを処理する場合は、次のようにする。まず、プロセスチャンバPM1内を、真空搬送室TM内と同等の雰囲気とする。ゲートバルブG1を開き、プロセスチャンバPM1内にウエハWを搬送する。ゲートバルブG1を閉じ、ウエハWに所定の処理を施す。次いで、プロセスチャンバPM1内の雰囲気を真空搬送室TM内と同等の雰囲気に戻した後、ゲートバルブG1を開き、このプロセスチャンバPM1内からウエハWを搬出する。そして、ゲートバルブG1を閉じる。
同様に、プロセスチャンバPM2、PM3、PM4についてもゲートバルブG2、G3、G4の開閉動作を行うことで、ウエハWを処理する雰囲気が形成される。
バキュームロックチャンバVLは、真空搬送室TM内と大気側との間でウエハWを搬送する予備室として機能する。
バキュームロックチャンバVLは、負圧に耐えるロードロックチャンバ構造となっている。バキュームロックチャンバVLは、その内部が真空排気されるように構成されている。
バキュームロックチャンバVL1、VL2それぞれの内部には、ウエハWを一時的に支持するバッファステージST1、ST2(以下、「バッファステージST」と総称する場合がある)が設けられている。バキュームロックチャンバVLにはウエハWを冷却する冷却機構(非図示)が設けられている。冷却機構は、バキュームロックチャンバと別個に設けるようにしてもよい。
バキュームロックチャンバVL1、VL2はそれぞれ、ゲートバルブG5、G6を介して真空搬送室TMと連通し、ゲートバルブG7、G8を介して大気側の第二搬送室としての大気搬送室LMと連通している。
真空状態にある真空搬送室TMと大気圧状態にある大気搬送室LMとは直接連通しないようになっている。具体的には、ゲートバルブG5、G7の少なくともいずれか一方は閉じられた状態となり、ゲートバルブG6、G8の少なくともいずれか一方は閉じられた状態となる。
例えば、真空搬送室TM側のゲートバルブG5を開ける際は、大気搬送室LM側のゲートバルブG7を閉じ、バキュームロックチャンバVL1内を真空にする。なお、「真空」とは、工業的真空を示す。
大気搬送室LM側のゲートバルブG7を開ける際は、真空搬送室TM側のゲートバルブG5を閉じ、バキュームロックチャンバVL1内を大気雰囲気にする。
ゲートバルブG5、G6を閉じた状態でゲートバルブG7、G8を開けるようにすることで、真空搬送室TM内を真空に維持しながら、バキュームロックチャンバVL1、VL2と大気搬送室LMとの間でウエハWが搬送される。
続いて、ゲートバルブG5〜G8を閉じた状態でバキュームロックチャンバVL1、VL2の内部を真空排気した後、ゲートバルブG5、G6を開けることで、真空搬送室TM内を真空に維持しながら、バキュームロックチャンバVL1、VL2と真空搬送室TMとの間でウエハWが搬送される。
(大気側)
基板処理装置10の大気側には、バキュームロックチャンバVLに接続された大気搬送室LMと、この大気搬送室LMに接続された基板収容部としてのロードポートLP1、LP2、LP3(以下、「ロードポートLP」と総称する場合がある)とが設けられている。
ロードポートLP1、LP2、LP3にはそれぞれ、基板収容容器としてのポットPD1、PD2、PD3(以下、「ポッドPD」と総称する場合がある)が載置されるようになっている。ポッドPDには、ウエハWを収納する収納部としてのスロットが複数設けられている。
大気搬送室LM内には、第二搬送機構としての大気搬送ロボットARが設けられている。大気搬送ロボットARはアームを有し、このアームには基板を載置する基板載置部が形成されている。大気搬送ロボットARは、ロードポートLPに載置されたポッドPDとバキュームロックチャンバVLとの間で、相互にウエハWを搬送する。
大気搬送室LM内には、基板位置補正装置として、ウエハWのオリフラ(Orientation Flat)の位置を合わせるオリフラ合わせ装置OFAが設けられている。
処理するウエハWの種別に応じて、位置合わせ装置OFAに替えて、ウエハWのノッチの位置を合わせるノッチ合わせ装置を設けるようにしてもよい。
(制御手段)
基板処理装置10は制御手段としてのコントローラ(CNT)30を備え、このコントローラ30によって基板処理装置10の各構成部が制御される。
コントローラ30は、基板処理装置10を総括して制御する統括制御部32と、プロセスチャンバPM1、PM2、PM3、PM4それぞれを制御するプロセスモジュールコントローラPMC1、PMC2、PMC3、PMC4(以下、「PMC」と総称する場合がある)と、操作者との間で情報を授受する操作装置34とを備える。統括制御部32、PMC及び操作装置34は、LAN回線等のネットワーク36を介してそれぞれ接続されている。
PMCは、対応するプロセスチャンバPMに設けられたMFC22、APC24、温度調整器26及び入出力バルブI/O28を制御する。PMCによって、対応するプロセスチャンバPM内の排気や、プロセスチャンバPM内への処理ガスの供給、圧力・温度の制御等が行われることで、ウエハWが処理される。
統括制御部32は、ネットワーク36を介してPMCや、真空搬送ロボットVR、大気搬送ロボットAR、ゲートバルブG1〜G8、バキュームロックチャンバVL1、VL2等に接続されている。
統括制御部32は、真空搬送ロボットVR及び大気搬送ロボットARの搬送動作や、ゲートバルブG1〜G8の開閉動作、バキュームロックチャンバVL1、VL2内部の排気動作等を制御する。
具体的には、統括制御部32は、ウエハWをどのポッドPDのどのスロットに収納するかに関するウエハ収納情報や、ウエハWの現在の位置に関するウエハ位置情報、ウエハWについてのプロセス処理の状況、それぞれのウエハWを一意に識別するウエハID、ウエハWを処理条件に関するレシピ等に基づいて、各構成部を制御する。
操作装置34のハードウエア構成について説明する。
図3は、操作装置34のハードウエア構成を示す。
操作装置34は、CPU42やメモリ44等を含む制御装置46と、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置48と、液晶ディスプレイ等の表示装置50と、キーボードやマウス等の入力装置52と、ネットワーク36を介して通信する通信装置54とを有する。
操作装置34としては、例えば汎用のコンピュータが用いられる。
操作装置34において所定のプログラムは、通信装置54又は記録媒体56を介して記憶装置48に格納され、メモリ44にロードされて、制御装置46で動作するOS(Operating System)上で実行される。
記憶装置48は記憶部として機能し、ウエハWを処理する情報に関するデータファイルと、このデータファイルに対応するログファイルとを記憶する。データファイルとしては、ウエハWの処理条件であるレシピファイル(プロセスレシピファイル)やメカパラ(メカニックパラメータ)ファイル、コンビネーションファイル等が挙げられる。
メカパラとしては、例えば、真空搬送ロボットVRや大気搬送ロボットARの搬送速度、ポジション、加速・減速等に関するパラメータが挙げられる。
コンビネーションファイルとしては、例えば、温度PIDや制御パラメータファイル等のレシピファイルに関連付けられたファイルが挙げられる。
本実施形態において操作装置34の記憶装置48には、基板処理装置10の全体のシステムを制御する統括制御プログラムや、プロセスチャンバPMを操作するPM操作プログラム、データファイルを更新する更新プログラム等が格納されている。
統括制御プログラムが制御装置46により実行されると、統括制御部32に動作命令(メッセージ)を送信するともに、この統括制御部32から動作報告(メッセージ)を受信する等の機能が実現する。
PM操作プログラムが制御装置46により実行されると、PMCに動作命令(メッセージ)を送信するとともに、このPMCから動作報告(メッセージ)を受信する等の機能が実現する。
更新プログラムが制御装置46により実行されると、ファイル更新動作(後述)の機能が実現する。
(2)基板処理工程
次に、基板処理装置10により実施される基板処理工程の一例について説明する。
図4は、基板処理工程のフローチャート(S10)を示す。
図5は、基板処理工程における指示系統の概略を示す。図5において、破線はメッセージの送受信を示している。
ステップ11(S11)において、操作装置34から統括制御部32に向けて、基板処理工程を開始する動作命令M1を送信する。
ステップ12(S12)において、ロードポートLPにポッドPDを載置する。
具体的には、動作命令M1を受信した統括制御部32は、ゲートバルブG5、G8を閉じ、ゲートバルブG6、G7を開く。真空搬送室TM、プロセスチャンバPM及びバキュームロックチャンバVL2を真空排気する。大気搬送室LM内が略大気圧となるように、この大気搬送室LM内に清浄な空気(クリーンエア)を供給する。そして、複数枚のウエハWを収納したポッドPD1をロードポートLP1に載置する。
ステップ13(S13)において、ウエハWを大気搬送室LMに搬送する。
具体的には、ポッドPD1内の位置P1に収納されているウエハWを、大気搬送ロボットARによりオリフラ合わせ装置OFAの位置P2に載置し、結晶方位の位置合わせをする。
ステップ14(S14)において、ウエハWをバキュームロックチャンバVL1に搬送する。
具体的には、位置P2に載置されているウエハWを大気搬送ロボットARによりピックアップし、バキュームロックチャンバVL1内のバッファステージST1の位置P3に載置する。次いで、ゲートバルブG7を閉じて、バキュームロックチャンバVL1内を真空排気する。
ステップ15(S15)において、ウエハWをプロセスチャンバPM1に搬送する。
具体的には、バキュームロックチャンバVL1が所定の圧力となった後、ゲートバルブG7を閉じた状態のまま、ゲートバルブG5を開く。位置P3に載置されているウエハWを真空搬送ロボットVRによりピックアップし、プロセスチャンバPM1内の位置P4に載置する。
ステップ16(S16)において、統括制御部32からPMC1に向けて、ウエハWの処理条件に関するレシピを開始する動作命令M2を送信する。
ステップ17(S17)において、プロセスチャンバ内に処理ガスを供給する等、レシピに従ってウエハWに所定の処理(例えば、成膜処理)を行う。
ステップ18(S18)において、ウエハWの処理の完了後、PMC1から統括制御部32に向けて、ウエハWの処理が完了した旨の動作報告M3を送信する。
ステップ19(S19)において、ウエハWをバキュームロックチャンバLV2に搬送する。
具体的には、動作報告M3を受信した統括制御部32は、位置P4に載置されているウエハWを真空搬送ロボットVRによりピックアップし、バキュームロックチャンバVL2内の位置P5に載置する。続いて、ゲートバルブG6を閉じ、バキュームロックチャンバVL2内にクリーンガスを供給する。バキュームロックチャンバVL2内が略大気圧となった後、ゲートバルブG8を開く。この際、ウエハWを冷却機構により冷却する。
ステップ20(S20)において、ウエハWをポッドPDに格納する。
具体的には、位置P5に載置されているウエハWを大気搬送ロボットARによりピックアップし、ロードポートLP3に載置されたポッドPD3のスロットに搬送する。
ステップ21(S21)において、所定の枚数のウエハWについて処理が完了したか否かを判断する。
ステップ11〜20を繰り返し、所定の枚数のウエハWについて処理が完了した後、処理の完了したウエハWが格納されたポッドPD3をロードポートLP3から搬出する。
ステップ22(S22)において、統括制御部32から操作装置34に向けて、基板処理工程が完了した旨の動作報告M4を送信する。
なお、上述の工程S11〜S22において、PMCから発信されるモニタデータやアラーム(メッセージM5)等は、統括制御部32を経由することなく、操作装置34へ直接送信される。
上記においては、プロセスチャンバPM1においてウエハWを処理する場合について説明したが、他のプロセスチャンバPM2、PM3、PM4についても、プロセスチャンバPM1と同様にウエハWが処理される。
次に、データファイルを更新する動作(ファイル更新動作)の概略について説明する。
図6は、ファイル更新動作の概略を模式的に例示する。以下、データファイルとしてファイル名「レシピAAA」とするレシピファイルを新規作成し、これを二回上書き保存(更新保存)した場合を例に説明する。
レシピファイル(ファイル名「レシピAAA」)が新規作成されると、このレシピファイルに対応するログファイル(ファイル名「レシピAAAログファイル」)が作成される。レシピファイル及びログファイルは個別に記憶される。
例えば、新規作成時において「レシピAAA」の処理条件(レシピ条件)は、ステップ1〜4からなる。プロセスチャンバPM内の温度と圧力、そのステップにおける処理時間について、「ステップ1:50℃、10Pa、10秒」、「ステップ2:50℃、100Pa、30秒」、「ステップ3:300℃、100Pa、60秒」、「ステップ4:600℃、700Pa、90秒」となっている。
この時点では、新規作成されたレシピファイル「レシピAAA」と、更新内容を含まないログファイル「レシピAAAログファイル」とが記憶されている。
次いで、新規作成されたレシピファイル「レシピAAA」について処理条件を変更して上書き保存した場合、その変更した内容(更新内容)がログファイル「レシピAAAログファイル」に記憶(ロギング)される。
例えば、ステップ1の処理時間を10秒から20秒とし(変更(1))、ステップ2の温度を50℃から80℃とし(変更(2))、「ステップ5:400℃、500Pa、40秒」を新たに追加する(変更(3))ように変更して保存したとする。この場合、これら変更(1)〜(3)の内容が更新ログ(1)として記憶される。
この時点では、更新(1)後のレシピファイル「レシピAAA」と、更新ログ(1)を含むログファイル「レシピAAAログファイル」とが記憶されていることとなる。
続いて、更新(1)後のレシピファイル「レシピAAA」について処理条件をさらに変更して上書き保存した場合、その更新内容がログファイル「レシピAAAログファイル」に記憶される。
例えば、ステップ3の処理を削除する(変更(4))ように変更して保存したとする。この場合、変更(4)の内容が更新ログ(2)として記憶される。
この時点では、更新(2)後のレシピファイル「レシピAAA」と、更新ログ(2)及び(1)とを含むログファイル「レシピAAAログファイル」が記憶されていることとなる。ログファイルには、レシピファイルの上書き保存前後の差分が累積して記憶される。
レシピファイルとログファイルとは、一対となるように作成・記憶される。「レシピAAA」と異なるレシピファイル(例えば「レシピBBB」)を新規作成した場合は、これに対応するログファイル「レシピBBBログファイル」が「レシピAAAログファイル」とは別に作成される。レシピファイルを外部のコンピュータ等から基板処理装置10にコピーしてきた場合も、新規作成と同様に扱う。
あるレシピファイルを削除した場合、これに対応するログファイルは削除される。例えば、レシピファイル「レシピAAA」を削除した場合は、ログファイル「レシピAAAログファイル」が削除される。
このように、レシピファイルを更新した場合において、レシピファイルの数量の増加を抑制しつつ、更新内容については累積的に記憶するようになっている。これに対して、レシピファイルを更新するごとに、別名(「レシピAAA」、「レシピAAA02」、「レシピAAA03」等)を付して保存する場合は、その分レシピファイルの数量が増加することとなる。このようにしてレシピファイルの数量が増加すると、データ量が増大する。
更新内容は、操作装置34により操作者に提供される。更新内容を表示する態様の詳細について説明する。
図7は、更新履歴画面60の表示態様を例示する。
図8は、更新内容画面70の表示態様を例示する。
図7に示すように、操作装置34の表示装置50は、記憶装置48に記憶されたレシピファイル及びログファイルに基いて更新履歴画面60を表示する。更新履歴画面60は、更新の履歴を時系列に表す更新履歴テーブル62を含む。
更新履歴テーブル62は、データファイルのバージョン(世代)64、概略66、更新した日時(更新日時)68を備える。更新履歴テーブル62は、更新した操作者の名前等を備えるようにしてもよい。
本例における更新履歴テーブル62では、バージョン1としてレシピファイルが新規作成されており、その後、バージョン2として一回目の更新(1)がなされ、さらにバージョン3として二回目の更新(2)がなされていることが表されている。
更新履歴テーブル62において任意のバージョンが選択されると、選択されたバージョン間の更新内容が表示されるようになっている。
図8に示すように、表示装置50は、記憶装置48に記憶されたレシピファイル及びログファイルに基いて更新内容画面70を表示する。更新内容画面70は、更新内容を視認し易い(把握し易い)状態で表す更新内容テーブル72を含む。
更新内容テーブル72は、更新前の(世代が古い)バージョンについての内容と、更新後の(世代が新しい)バージョンについての内容とを比較するようにして更新内容を表示する。
更新履歴テーブル62において、バージョン1とバージョン2とが選択されると、図8(a)に示すように、これらのバージョン間の更新内容(変更(1)〜(3)の内容)が表示される。
更新履歴テーブル62において、バージョン2とバージョン3とが選択されると、図8(b)に示すように、これらのバージョン間の更新内容(変更(4)の内容)が表示される。
更新履歴テーブル62や更新内容テーブル72は、レシピファイルごとの更新履歴を表示する態様に限らず、処理内容ごとに更新履歴を表示するようにしてもよい。例えば、「ステップ1」についての更新履歴を追えるようにしたり、「温度」についての更新履歴を追えるようにしたりしてもよい。
次に、操作装置34によるファイル更新動作の詳細について説明する。
図9は、操作装置34のファイル更新動作(S100)のフローチャートを示す。以下、データファイルとしてレシピファイルについて更新する場合を例に説明する。
ステップ102(S102)において、操作装置34の制御装置46は、対象となるレシピファイルが新規に作成されるものであるか否かを判定する。レシピファイルが新規に作成される場合、ステップS104(S104)の処理に進み、新規に作成されない場合、ステップS108(S108)の処理に進む。
ステップ104(S104)において、制御装置46はレシピファイルを新規に作成し、記憶装置48はこのレシピファイルを記憶する。
ステップ106(S106)において、制御装置46は新規に作成したレシピファイルに対応するログファイルを作成し、記憶装置48はこのログファイルを記憶する。
ステップ108(S108)において、制御装置46はレシピファイルのレシピ条件を変更するか否かを判定する。レシピ条件を変更しない場合、ステップ110(S110)の処理に進み、レシピ条件を変更する場合、待機する。
本例においては、レシピ条件を変更する場合は、上述の「変更(4)」を行うとする。
ステップ110(S110)において、制御装置46は、対象となるレシピファイルを上書き保存するか否かを判定する。上書き保存する場合、ステップ112(S112)の処理に進み、上書き保存しない場合、処理を終了する。
ステップ112(S112)において、制御装置46は、変更前のレシピ条件と変更後のレシピ条件との差分を算出する。ここで制御装置46は、更新保存前後の差分を算出する差分算出部として機能する。
本例では、レシピ条件の差分として「変更(4)」が算出される。
ステップ114(S114)において、記憶装置48は、更新ログとして「変更(4)」の内容をログファイルに記憶する。
ステップ116(S116)において、記憶装置48は、変更後のレシピ条件を反映するようにしてレシピファイルを上書き保存する。
基板処理装置10の操作装置34において、データファイルの更新保存に伴う変更内容を管理することで、変更内容の操作者に対する提供にタイムラグが生じることが抑制される。例えば、本構成を有さない場合と比較して、この基板処理装置10を操作する操作者が変更内容をリアルタイムで把握することができる。
上記実施形態においては、コントローラ30(統括制御部32、操作装置34、PMC)において行われる各種の処理が、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROMに格納されたプログラムを実行することにより制御される構成としたが、これに限らず、当該処理を実行するための各機能手段を独立したハードウエハ回路として構成するようにしてもよい。
上述したファイル更新動作は、データファイルを更新する更新プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROMなどコンピュータにより読み取り自在な記録媒体、及びプログラム自体としても把握できる。更新プログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、ファイル更新動作が遂行される。
上記実施形態においては枚葉型の基板処理装置10を用いて説明したが、これに限らず、多枚葉型の基板処理装置や、横型の基板処理装置、縦型の基板処理装置などにしてもよい。
基板処理装置は、半導体製造装置だけでなく、LCD装置のようにガラス基板を処理する装置であってもよい。成膜処理には、例えば、CVDやPVD、酸化膜及び/又は窒化膜を形成する処理、金属を含む膜を形成する処理などが含まれる。成膜処理の他、アニールや酸化、拡散等の基板処理に適用するようにしてもよい。さらに、露光装置やリソグラフィ装置、塗布装置、乾燥装置、プラズマを利用したCVD装置などに適用するようにしてもよい。
<本発明の好ましい態様>
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
(付記1)
本発明の一態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶する記憶部と、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出する差分算出部と、
を有し、
前記データファイルが更新保存された場合に、前記差分算出部が算出する差分をログファイルとして前記記憶部に記憶する基板処理装置が提供される。
(付記2)
好ましくは、
前記記憶部が記憶するログファイルに基づいて、データファイルの更新内容を表示する表示装置をさらに有する付記1記載の基板処理装置が提供される。
(付記3)
好ましくは、
前記データファイルが削除された場合、該データファイルに対応するログファイルが削除される付記1又は2記載の基板処理装置が提供される。
(付記4)
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶し、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出し、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶する基板処理装置のファイル更新方法が提供される。
(付記5)
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶し、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出し、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶し、
前記データファイルに基づいて基板を処理する基板処理方法が提供される。
(付記6)
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する処理条件に関するプロセスレシピファイルと、該プロセスレシピファイルに対応するログファイルとを記憶し、
前記プロセスレシピファイルの更新保存前後の差分を算出し、
前記プロセスレシピファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶し、
前記プロセスレシピファイルに基づいて基板を処理して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法が提供される。
(付記7)
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶するステップと、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出するステップと、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
(付記8)
本発明の他の態様によれば、
基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶するステップと、
前記データファイルの更新保存前後の差分を算出するステップと、
前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶するステップと、
を含むプログラムを記録した、コンピュータに読取自在な記録媒体が提供される。
(付記9)
本発明の他の態様によれば、
プロセスレシピ等の固有の複数のデータファイルを記憶する記憶部と、
前記データファイルの編集履歴をファイル化する加工部と、を有する基板処理装置であって、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとして前記記憶部に記憶し、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶する基板処理装置が提供される。
(付記10)
好ましくは、
編集後、前記所定のデータファイルが別名で保存されると、前記別名が付けられた前記所定のデータファイルと前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化したログファイルが前記別名を付けられた状態で、前記記憶部に記憶されるとともに、編集前の前記所定のデータファイルと編集前の前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルが前記記憶部に記憶される付記10記載の基板処理装置が提供される。
(付記11)
好ましくは、
前記所定のデータファイルが削除されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルも削除する付記9又は10記載の基板処理装置が提供される。
(付記12)
本発明の他の態様によれば、
プロセスレシピ等の固有の複数のデータファイルを記憶し、
前記データファイルの編集履歴をファイル化する基板処理装置のファイル編集方法であって、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとし記憶し、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶する基板処理装置のファイル編集方法が提供される。
(付記13)
本発明の他の態様によれば、
プロセスレシピ等の固有の複数のデータファイルを記憶し、
前記データファイルの編集履歴をファイル化し、
前記データファイルに基づいて基板を処理する基板処理方法であって、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとし記憶し、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶する基板処理方法が提供される。
(付記14)
本発明の他の態様によれば、
プロセスレシピファイルを記憶し、
前記プロセスレシピファイルの編集履歴をファイル化し、
前記プロセスレシピファイルに基づいて基板を処理して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとし記憶し、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶する半導体装置の製造方法が提供される。
(付記15)
本発明の他の態様によれば、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとし記憶するステップと、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶するステップと、
を有するプログラムが提供される。
(付記16)
本発明の他の態様によれば、
他の装置から所定のデータファイルをコピーした際又は新規に所定のデータファイルを作成した際、前記所定のデータファイルと個別に、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化してログファイルとし記憶するステップと、
編集後、前記所定のデータファイルが保存されると、前記所定のデータファイルの編集履歴データのみをファイル化した前記ログファイルを前記編集内容に応じて更新して記憶するとともに、前記データファイルはそのまま記憶するステップと、
を有するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。
10 基板処理装置
26 温度調整器
30 コントローラ
32 統括制御部
34 操作装置
36 ネットワーク
44 メモリ
46 制御装置
48 記憶装置
50 表示装置
52 入力装置
54 通信装置
56 情報記録媒体
60 更新履歴画面
62 更新履歴テーブル
70 更新内容画面
72 更新内容テーブル
LM 大気搬送室
LP ロードポート
PD ポッド
PM プロセスチャンバ
TM 真空搬送室
VL バキュームロックチャンバ
W ウエハ

Claims (4)

  1. 基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶する記憶部と、
    前記データファイルの更新保存前後の差分を算出する差分算出部と、
    を有し、
    前記データファイルが更新保存された場合に、前記差分算出部が算出する差分をログファイルとして前記記憶部に記憶する基板処理装置。
  2. 基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶し、
    前記データファイルの更新保存前後の差分を算出し、
    前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶する基板処理装置のファイル更新方法。
  3. 基板を処理する処理条件に関するプロセスレシピファイルと、該プロセスレシピファイルに対応するログファイルとを記憶し、
    前記プロセスレシピファイルの更新保存前後の差分を算出し、
    前記プロセスレシピファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶し、
    前記プロセスレシピファイルに基づいて基板を処理して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法。
  4. 基板を処理する情報に関するデータファイルと、該データファイルに対応するログファイルとを記憶するステップと、
    前記データファイルの更新保存前後の差分を算出するステップと、
    前記データファイルが更新保存された場合に、算出された差分をログファイルとして記憶するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2006277298A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、履歴情報記録方法、履歴情報記録プログラム及び履歴情報記録システム
JP2007305613A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Tokyo Electron Ltd 群管理システム、プロセス情報管理装置およびプログラム

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