JP2014229000A - 節電支援システム、節電支援装置、及び節電支援方法 - Google Patents

節電支援システム、節電支援装置、及び節電支援方法 Download PDF

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【課題】節電依頼に応じて好適な節電を行う。【解決手段】節電支援システムは、電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置を備える節電支援システムであって、節電支援装置は、節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する生成部と、生成部が生成した通知情報を需要家に通知する通知部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、節電支援システム、節電支援装置、及び節電支援方法に関する。
近年、電力の需要家に対して電力使用の抑制を依頼する節電依頼が行われることがある。このような節電依頼を需要家に通知する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−345177号公報
ところで、上述のような技術では、節電依頼を需要家が受けた際に、例えば、一般家庭などの需要家が家庭内で節電することを行っている。しかしながら、さらなる好適な節電が求められている。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる節電支援装置、及び節電支援方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置を備える節電支援システムであって、前記節電支援装置は、前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成部と、前記生成部が生成した前記通知情報を前記需要家に通知する通知部とを備えることを特徴とする節電支援システムである。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記需要家と関連付けられた地域に対応付けられた前記店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記需要家を示す情報と地域を示す情報とを関連付けて記憶する需要家情報記憶部と、前記地域を示す情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶する店舗情報記憶部とから、前記通知情報を通知する前記需要家に関連付けられた当該地域を示す情報に対応する前記店舗を示す情報を取得し、取得した前記店舗を示す情報に対応する前記店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記節電依頼によって節電の協力を依頼する期間を含む前記通知情報を生成し、前記クーポンは、前記節電の協力を依頼する期間を含む所定の期間において、前記店舗で使用可能であることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンに関する情報には、前記クーポンの内容を示すクーポン情報が含まれ、前記生成部は、前記クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンに関する情報には、前記店舗に対応付けられた、前記クーポンの内容を示すクーポン情報を閲覧可能なネットワーク上の場所を示すアドレス情報が含まれ、前記生成部は、前記アドレス情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポン情報を閲覧可能なウェブサイトをコンテンツとして提供するウェブサーバ装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポン情報は、前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶するクーポン情報記憶部に、前記店舗を示す情報に対応付けられて予め定められており、前記生成部は、前記クーポン情報記憶部から、前記店舗を示す情報に対応する前記クーポン情報を取得し、取得した当該クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記通知部は、前記節電依頼要求に基づいて、前記店舗に前記節電依頼を通知し、前記クーポン情報は、前記店舗に通知された前記節電依頼に応じて設定されることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶するクーポン情報記憶部から、前記店舗を示す情報に対応する前記クーポン情報を取得し、取得した前記クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記店舗からの要求に応じて、前記クーポン情報記憶部に、前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶させる登録部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記節電依頼によって節電の協力を依頼する時間帯に消費が推定される前記需要家の消費電力量に応じて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、前記通知部は、前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、過去の前記節電依頼に対して、前記需要家が節電に協力した回数又は電力量に応じて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、前記通知部は、前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記需要家は、前記節電依頼を通知する優先順位を示す複数のレベルに予め分類されており、前記節電支援装置は、予め定められた前記複数のレベルに基づいて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、前記通知部は、前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記節電依頼に対して、前記需要家が節電に協力した電力量又は回数に応じて、節電ポイントを付与する節電ポイント付与部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記通知情報が通知された前記需要家を識別する識別情報を含む前記通知情報を生成し、前記節電支援装置は、前記店舗に備えられる店舗端末装置であって、前記識別情報を取得する識別情報取得部と、取得した当該識別情報を前記節電支援装置に送信する識別情報送信部とを有する店舗端末装置から送信された前記識別情報に基づいて、前記クーポンを使用した前記需要家を判定する判定部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記店舗において前記クーポンが使用されたことを示すクーポン使用情報を表示部に表示する店舗端末装置に表示されている前記クーポン使用情報を読み取る読取部と、前記読取部によって読み取られた当該クーポン使用情報を前記節電支援装置に送信する使用情報送信部とを有する携帯端末により読み取られて送信された前記クーポン使用情報に基づいて、前記クーポンを使用した前記需要家を判定する判定部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記需要家が前記クーポンを使用したことを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶部に、前記判定部が前記クーポンを使用したと判定した当該需要家を示す需要家情報と、当該クーポンが使用された当該店舗を示す店舗情報とを関連付けた情報を前記履歴情報として記憶させる履歴処理部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記履歴情報記憶部に記憶されている前記履歴情報に基づいて、前記店舗に対する広告料を算出し、算出した前記広告料を前記店舗に請求する広告料請求部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記履歴情報記憶部に記憶されている前記履歴情報に基づいて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択する店舗選択部を備え、前記生成部は、前記店舗選択部によって選択された前記店舗に対応する前記クーポンに関する情報を含めた前記通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記店舗選択部は、前記履歴情報に基づいて、前記需要家に対して前記店舗ごとの利用回数を算出し、前記店舗ごとの利用回数に応じて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記節電支援装置は、前記需要家に属する構成員の年齢又は性別に基づいて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択する店舗選択部を備え、前記生成部は、前記店舗選択部によって選択された前記店舗に対応する前記クーポンに関する情報を含めた前記通知情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記店舗は、電力消費量を利用人数に依存させずに利用可能な店舗を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記電気事業者が有する電気事業者管理装置を備え、前記電気事業者管理装置は、前記需要家が需要する需要電力量を推定する電力推定部と、前記電力推定部によって推定された前記需要電力量が所定の閾値以上になる場合に、前記節電依頼要求を出力する節電依頼要求出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記電気事業者が供給する電力を、予め契約した前記需要家に供給する電力管理事業者が有する電力管理装置を備え、前記電力管理装置は、前記節電支援装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記電気事業者管理装置は、前記節電支援装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引額から割引額を割り引く割引サービスが含まれることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引に応じて金券を付与するサービス、又は、前記店舗における取引に応じて所定の金額を事後にキャッシュバックするサービスが含まれることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンに関する情報に基づいて、前記クーポンを使用する前記店舗の予約を受け付ける予約受付部と、入力された予約確認要求に応じて、前記店舗の予約状態を出力する予約確認処理部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記生成部は、前記予約確認処理部から出力された前記予約状態に応じて、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を変更することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の節電支援システムにおいて、前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引に応じて所定のポイントを付与するポイントサービスが含まれることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置であって、前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成部と、前記生成部が生成した前記通知情報を前記需要家に通知する通知部とを備えることを特徴とする節電支援装置である。
また、本発明の一態様は、電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置を備える節電支援システムの節電支援方法であって、前記節電支援装置が、前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成ステップと、前記節電支援装置が、前記生成ステップによって生成された前記通知情報を前記需要家に通知する通知ステップとを含むことを特徴とする節電支援方法である。
本発明によれば、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る節電支援システムの概要を説明する説明図である。 第1の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 本実施形態における需要家情報記憶部のデータ構成の一例を示す構成図である。 本実施形態における店舗情報記憶部のデータ構成の一例を示す構成図である。 第1の実施形態における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態における通知情報が表示された画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の第1変形例における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の第2変形例における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 第2の実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 本実施形態における履歴情報記憶部のデータ構成の一例を示す構成図である。 第3の実施形態における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第4の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 第4の実施形態における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第5の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 第6の実施形態に係る節電支援システムの概要を説明する説明図である。 第6の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 第6の実施形態における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第6の実施形態における通知情報が表示された画面の一例を示す図である。 第6の実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。 第6の実施形態の第3変形例における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第7の実施形態における節電支援システムの一例を示すブロック図である。 第7の実施形態における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。 第8の実施形態に係る節電支援システムの概要を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態による節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る節電支援システム1の概要を説明する説明図である。
この図において、節電支援システム1は、電気事業者2(電力会社)と、アグリゲータ3(電力管理事業者)と、需要家4と、店舗5とを有している。
ここで、電気事業者2とは、需要家4に電力を供給する電力会社のことであり、電気事業者2には、例えば、一般電気事業者や特定規模電気事業者などが含まれる。
また、アグリゲータ3とは、電気事業者2が供給する電力を、予め契約した需要家4に供給する電力管理事業者のことである。アグリゲータ3は、電力の需要(デマンド、特にピーク需要時)に応答して各需要家4が電力消費を低減するデマンドレスポンス(DR:Demand Response)によって創出された「ネガワット」を統合して電気事業者2に供給する。
なお、「ネガワット」とは、「節電により得られた電力」のことを意味しており、節電された電力を発電所の発電電力に見立てたものである。
また、本実施形態において、アグリゲータ3は、節電支援装置100を有している。
また、需要家4とは、電気事業者2から電力の供給を受けて使用している者又は電力の供給を受けている建物のことである。ここでは、需要家4は、例えば、一般家庭、世帯など、又はその建物、もしくはその住民である。
また、店舗5は、顧客に商品又はサービスを提供する、例えば、小売店、レストランなどの飲食店、映画館などの娯楽施設や大型のショッピングモールなどであり、需要家4の住居地とは異なる店舗である。店舗5は、電力消費量を利用人数に依存させずに利用可能な店舗(例えば、映画館、カラオケ店など)や時間消費型の店舗を含む。
本実施形態における節電支援システム1では、アグリゲータ3が、電気事業者2からの節電要請に応じて、需要家4に節電依頼とともに、店舗5で使用可能なお得なサービス情報(例えば、クーポン)を通知する。節電支援システム1は、需要家4が、店舗5に行ってクーポンを使用することで、節電を容易に達成しつつ、お得なサービスを得られるというものである。
節電支援システム1の概要を説明すると、図1に示すように、電気事業者2は、電気(電力)をアグリゲータ3に提供し(ステップS1)、アグリゲータ3は、電気事業者2から供給された電気(電力)を各需要家4に分配する(ステップS2)。
なお、店舗5は、クーポンに関する情報(例えば、クーポンの内容や、適用条件など)を予めアグリゲータ3の節電支援装置100に登録しておく(ステップS3)。
また、電気事業者2は、電力需給が逼迫した場合、又は電力需給が逼迫することが予想される場合に、節電要請(節電依頼要求)をアグリゲータ3に出力する(ステップS4)。
次に、アグリゲータ3は、電気事業者2からの節電要請に応じて、節電の協力を依頼する通知情報(節電依頼+クーポン情報)を需要家4に通知する(ステップS5)。
需要家4は、節電依頼に付加されているクーポン情報を利用する(クーポン利用)のために外出する(ステップS6)ことにより、店舗5からお得な体験が得られる(ステップS7)。とともに節電(ネガワットの創出)に協力する(ステップS5)。
また、アグリゲータ3(節電支援装置100)は、節電(ネガワット)の対価として、需要家4に節電ポイントを付与する(ステップS9)。
また、アグリゲータ3は、節電協力(ネガワットの提供)する(ステップS10)ことの対価として、協力金を電気事業者2から得る(ステップS11)。
このように本実施形態における節電支援システム1は、アグリゲータ3(節電支援装置100)が節電依頼にクーポン情報を付加した通知情報を需要家4に通知し、需要家4は、節電依頼に付加されているクーポンを店舗5で利用することで、節電を実現する。
これにより、需要家4は、クーポンを店舗5で利用するために外出することにより節電を無理せずに行うことができ、クーポンによるお得な体験をすることができる。また、店舗5は、クーポンによる集客により、売上の増加が見込める。さらに、需要家4は、節電に協力することにより、アグリゲータ3から節電ポイントを得ることができる。
次に、この本実施形態における節電支援システム1の詳細について説明する。
まず、図2〜図4を参照して、節電支援システム1の構成について説明する。
図2は、本実施形態における節電支援システム1の一例を示すブロック図である。
図2において、節電支援システム1は、電気事業者2が有する電力会社サーバ200と、アグリゲータ3が有するアグリゲータサーバ300と、各需要家4が有する需要家端末装置400、携帯端末450、及びデマンドメータ460と、店舗5が有する店舗端末装置500とを備えている。なお、電力会社サーバ200、アグリゲータサーバ300、需要家端末装置400、携帯端末450、及び店舗端末装置500は、通信ネットワーク6を介して互いに接続されている。
電力会社サーバ200(電気事業者管理装置)は、電気事業者2が有するサーバ装置であり、例えば、需要家4が需要する需要電力量を推定し、推定した需要電力量に基づいて、節電依頼要求をアグリゲータ3のアグリゲータサーバ300に出力する。
また、電力会社サーバ200は、通信部210、記憶部220、及び制御部230を備えている。
通信部210は、通信ネットワーク6に接続され、通信ネットワーク6を介して情報の送受信を行う。通信部210は、例えば、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に通信ネットワーク6を介して送信する。
記憶部220は、電力会社サーバ200の各種処理に用いる情報を記憶する。
制御部230は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、電力会社サーバ200を統括的に制御する。また、制御部230は、電力推定部231と、節電要請出力部232とを備えている。
電力推定部231は、需要家4が需要する需要電力量を推定する。電力推定部231は、例えば、過去の需要履歴と、予想される天候、気温などの予想気象情報とに基づいて、所定の時間後の需要電力量を推定する。ここで、所定の時間後の需要電力量は、例えば、数分後の需要電力量、半日後の期間における最大の需要電力量(ピーク重要電量量)、翌日におけるピーク重要電量などである。
なお、電力推定部231は、例えば、需要家4が有するデマンドメータ460によって収集された各需要家4の需要電力量に基づいて、所定の時間後の需要電力量を推定してもよい。また、電力推定部231は、電気事業者2が電力を供給する所定の地域ごとに、需要電力量を推定してもよい。
節電要請出力部232(節電依頼要求出力部)は、電力推定部231によって推定された需要電力量が所定の閾値以上になる場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に出力する。ここで、所定の閾値は、例えば、電気事業者2が供給可能な電力量の最大値、電気事業者2が供給可能な電力量の所定の割合の値などである。すなわち、節電要請出力部232は、供給する電力が逼迫する場合、又は逼迫することが予想される場合に、通信部210及び通信ネットワーク6を介して、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に出力する。また、節電要請出力部232は、例えば、節電依頼する所定の地域を示す地域情報と、節電依頼する日時とを含む節電依頼要求を出力する。
なお、節電要請出力部232は、電気事業者2が電力を供給する所定の地域ごとに、所定の地域に対応するアグリゲータサーバ300に節電依頼要求を出力してもよい。
アグリゲータサーバ300(電力管理装置)は、アグリゲータ3が有するサーバ装置であり、例えば、電力会社サーバ200からの節電依頼要求の入力に応じて、節電依頼と、需要家4が店舗5で使用可能なクーポンに関する情報とを含む通知情報を需要家4に通知する。
また、アグリゲータサーバ300は、通信部310、記憶部320、及び制御部330を備えている。なお、通信部310、記憶部320、及び制御部330は、本実施形態における節電支援装置100に対応する。すなわち、本実施形態では、アグリゲータサーバ300が、節電支援装置100を備えている場合の一例について説明する。
通信部310は、通信ネットワーク6に接続され、通信ネットワーク6を介して情報の送受信を行う。通信部310は、例えば、電力会社サーバ200からの節電依頼要求を受信するとともに、需要家端末装置400に節電依頼の通知情報を送信する。
記憶部320は、アグリゲータサーバ300の各種処理に用いる情報を記憶する。記憶部320は、需要家情報記憶部321と、店舗情報記憶部322とを備えている。
需要家情報記憶部321は、需要家4に関する情報を記憶するデータベースであり、需要家4を示す需要家情報(需要家ID)と地域を示す地域情報とを関連付けて記憶する。なお、需要家情報記憶部321の詳細については、図3を参照して後述する。
店舗情報記憶部322は、店舗5に関する情報を記憶するデータベースであり、地域を示す地域情報と店舗5を示す店舗情報(店舗ID)とを対応付けて記憶する。また、店舗情報記憶部322は、店舗情報と、クーポンに関する情報とを関連付けて記憶しているクーポン情報記憶部である。なお、店舗情報記憶部322の詳細については、図3を参照して後述する。
制御部330は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、アグリゲータサーバ300を統括的に制御する。また、制御部330は、通知生成部101、通知処理部102、クーポン登録部103、及び節電ポイント付与部104を備えている。
通知生成部101(生成部)は、節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。つまり、通知生成部101は、電力会社サーバ200からの節電依頼要求に応じて、通知情報を生成する。
例えば、通知生成部101は、需要家4と関連付けられた地域に対応付けられた店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。なお、節電依頼要求には、アグリゲータ3が契約している需要家4のうち、節電依頼する地域が電力会社サーバ200から予め指定されている場合と、地域が指定されていない場合とが考えられる。本実施形態では、まず、地域が指定されていない場合の一例について、説明する。すなわち、ここでは、通知生成部101は、アグリゲータ3が契約している需要家4全員に対して、上述した通知情報を生成する。
具体的に、通知生成部101は、需要家情報記憶部321と、店舗情報記憶部322とから、通知情報を通知する需要家4に関連付けられた当該地域情報に対応する店舗情報を取得する。さらに、通知生成部101は、取得した店舗情報に対応する店舗5で使用可能なクーポンに関する情報を店舗情報記憶部322から取得する。そして、通知生成部101は、取得した店舗情報に対応する店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。なお、通知生成部101は、通知情報として、需要家4宛ての電子メールを作成する。また、本実施形態では、一例として、通知生成部101は、使用可能なクーポンに関する情報として、クーポンの内容を示すクーポン情報を節電依頼に付加した通知情報を生成する。
また、節電依頼要求には、節電依頼する日時が含まれており、通知生成部101は、節電依頼によって節電の協力を依頼する期間を含む通知情報を生成する。この場合、通知情報のクーポンは、節電の協力を依頼する期間を含む所定の期間において、店舗5で使用可能であるものが選択される。
なお、通知生成部101は、アグリゲータ3が契約している複数の需要家4の全てについて、同様に、通知情報を生成する。
通知処理部102(通知部)は、通知生成部101が生成した通知情報を需要家4に通知する。具体的に、通知処理部102は、通知生成部101が生成した通知情報としての電子メールを、通信部310及び通信ネットワーク6を介して、需要家4に送信する。
また、通知処理部102は、店舗5に対して、節電依頼を通知してもよい。
クーポン登録部103は、店舗5の店舗端末装置500からの要求に応じて、店舗情報記憶部322(クーポン情報記憶部)に、クーポンの内容を示すクーポン情報と店舗情報とを対応付けて記憶させる登録処理を実行する。なお、この登録処理には、新規にクーポン情報を登録する新規登録処理と、クーポン情報を変更する変更処理とが含まれる。
節電ポイント付与部104は、節電依頼に対して、需要家4が節電に協力した電力量又は回数に応じて、節電ポイントを付与する。ここで「節電ポイント」とは、節電に協力した対価として、アグリゲータ3が需要家4に付与するポイントであり、例えば、電気料金の支払に、現金の代わりに使用することができる。節電ポイント付与部104は、例えば、需要家4の過去の需要履歴と、節電依頼の期間の消費電力とに基づいて、需要家4が節電に協力したか否かを判定し、判定結果に基づいて、対応する需要家4に節電ポイントを付与する。例えば、節電ポイント付与部104は、節電依頼の期間における需要家4の消費電力量を需要家端末装置400から取得し、取得したこの節電期間における消費電力量が、節電依頼の前日の同じ期間における需要家4の消費電力量よりも少ないか否かにより、需要家4が節電に協力したか否かを判定する。ここで、需要家4の消費電力量は、デマンドメータ460によって収集される。節電ポイント付与部104は、需要家4が節電に協力したと判定される場合に、電力量(協力電力量)又は回数(協力回数)に応じて、節電ポイントを付与する。すなわち、節電ポイント付与部104は、節電した電力量である協力電力量の所定の割合の節電ポイント(例えば、協力電力量の1%の節電ポイント)を付与してもよいし、所定の協力回数ごとに所定の節電ポイント(例えば、10回毎に、10ポイントの節電ポイント)を付与してもよい。
また、図2において、需要家4は、需要家端末装置400、携帯端末450、及びデマンドメータ460を有している。
需要家端末装置400は、需要家4に設備された負荷設備(例えば、空調設備、照明設備、動力負荷など)の消費電力量などの情報を計測するデマンドメータ460から出力されるデータを収集する機能を有する。また、需要家端末装置400は、アグリゲータサーバ300から通知された通知情報(電子メール)を受信して、表示部440に表示する機能を有する。
また、需要家端末装置400は、通信部410、記憶部420、制御部430、及び表示部440を備えている。
通信部410は、通信ネットワーク6に接続され、通信ネットワーク6を介して情報の送受信を行う。通信部410は、例えば、アグリゲータサーバ300からの通知情報を受信するとともに、デマンドメータ460によって収集した需要家4が消費する消費電力(需要電力)などの情報をアグリゲータサーバ300に送信する。
記憶部420は、需要家端末装置400の各種処理に用いる情報を記憶する。記憶部420は、例えば、デマンドメータ460によって収集した需要家4が消費する消費電力(需要電力)などの情報や、アグリゲータサーバ300から受信した通知情報(電子メール)などを記憶する。
制御部430は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、需要家端末装置400を統括的に制御する。制御部430は、例えば、通知受信部431と、節電制御部432とを備えている。
通知受信部431は、アグリゲータサーバ300からの通知情報を受信する処理を制御する。通知受信部431は、電子メールとして受信した通知情報を表示部440に表示させる。
節電制御部432は、需要家4が消費する消費電力(需要電力)などの情報の収集する処理や、また、節電制御部432は、予め定められた優先順位に基づいて、需要家4に設備された負荷設備(例えば、空調設備、照明設備、動力負荷など)の消費電力量を低減(節電)する制御を行ってもよい。
表示部440は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置であり、需要家端末装置400の各種操作画面や、各種情報を表示する。
携帯端末450は、需要家4が有する、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などの端末装置である。本実施形態では、携帯端末450は、例えば、需要家4が受信した通知情報に含まれるクーポンに関する情報を店舗5で提示するために使用される。
デマンドメータ460は、需要家4が消費する消費電力(需要電力)などの情報を計測する。例えば、デマンドメータ460は、予め決められた時間における最大需要電力を計測する。
店舗端末装置500は、店舗5が有する端末装置であり、例えば、クーポンに関する情報をアグリゲータサーバ300に登録する。店舗端末装置500は、通信部510、記憶部520、制御部530、及び表示部540を備えている。
通信部510は、通信ネットワーク6に接続され、通信ネットワーク6を介して情報の送受信を行う。通信部510は、例えば、アグリゲータサーバ300からの節電依頼を受信するとともに、クーポンに関する情報の登録依頼をアグリゲータサーバ300に送信する。
記憶部520は、店舗端末装置500の各種処理に用いる情報を記憶する。
表示部440は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置であり、店舗端末装置500の各種操作画面や、各種情報を表示する。
制御部530は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、店舗端末装置500を統括的に制御する。制御部530は、例えば、通知受信部531と、登録制御部532とを備えている。
通知受信部531は、例えば、アグリゲータサーバ300からの節電依頼を受信する。
登録制御部532は、クーポンに関する情報の登録依頼をアグリゲータサーバ300に登録するための処理を制御する。
次に、図3及び図4を参照して、需要家情報記憶部321及び店舗情報記憶部322のデータ構成について説明する。
図3は、本実施形態における需要家情報記憶部321のデータ構成の一例を示す構成図である。
この図において、需要家情報記憶部321は、「需要家ID」、「契約者名」、「メールアドレス」、「年齢」、「性別」、「地域情報」、「節電ポイント」、「地区情報」、及び「節電ポイント」を関連付けて記憶している。ここで、「需要家ID」は、需要家4を示す需要家情報(識別情報)である。また、「契約者名」は、需要家4における契約者の氏名を示し、「年齢」は、契約者の年齢を示す、「性別」は、契約者の性別を示している。また、「メールアドレス」は、需要家4への通知情報の通知先である電子メールのメールアドレス情報を示している。また、「地域情報」は、需要家4が所在する地域を示す地域情報(例えば、A地区などの地区情報)を示し、「節電ポイント」は、需要家4が現在、獲得している節電ポイントの値を示している。
このように、需要家情報記憶部321は、需要家情報(「需要家ID」)と地域情報(「地区情報」)とを関連付けて記憶している。
例えば、図3に示す例では、「需要家ID」が“U001”である需要家4では、「契約者名」が“○○ 太郎”、「メールアドレス」が“xxx@abc.co.jp”、「年齢」が“30”歳、「性別」が“男”(男性)、「地域情報」が“A地区”であることを示している。また、この“○○ 太郎”の「節電ポイント」が、“100”であることを示している。
図4は、本実施形態における店舗情報記憶部322のデータ構成の一例を示す構成図である。
この図において店舗情報記憶部322は、「店舗ID」、「店舗名」、「メールアドレス」、「URL」、「地域情報」、「クーポン情報」、及び「クーポン利用条件」を関連付けて記憶している。ここで、「店舗ID」は、店舗5を示す店舗情報(識別情報)である。また、「店舗名」は、店舗5の名前を示し、「メールアドレス」は、店舗5への節電依頼の通知先である電子メールのメールアドレス情報を示している。また、「URL」は、店舗5のウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)、すなわち、店舗5の各種情報を閲覧可能なウェブサイトのアドレス情報を示している。また、「地域情報」は、店舗5が所在する地域を示す地域情報(例えば、A地区などの地区情報)を示している。また、「クーポン情報」は、クーポンの内容を示す情報を示し、「クーポン利用条件」は、クーポンを利用可能な時間などの条件に関する情報を示している。
このように、店舗情報記憶部322は、「地域情報」と、「店舗ID」とが対応付けて記憶している。また、店舗情報記憶部322は、「店舗ID」と、「クーポン情報」とを関連付けて記憶している。
例えば、図4に示す例では、「店舗ID」が“SP001”である店舗5では、「店舗名」が“○○映画館”、「メールアドレス」が“abc@cinema_xx.co.jp”、「URL」が“http://www.cinema_xx.co.jp”、「地域情報」が“A地区”であることを示している。また、この“○○映画館”の「クーポン情報」が、“300円引き”、「クーポン利用条件」が、“10:00〜18:00”であることを示している。
なお、図4に示すようにクーポンにより提供されるサービスには、店舗5における取引額から割引額を割り引く割引サービス(例えば、“300円引き”、“5%割引”など)が含まれる。また、図4に示すようにクーポンにより提供されるサービスには、店舗5における取引に応じて所定のポイント(店舗5で使用可能なポイント)を付与するポイントサービスが含まれる。また、クーポンにより提供されるサービスには、例えば、食事券やノベルティグッズ(販促品)のプレゼントなどを含めてもよい。
次に、本実施形態における節電支援システム1の動作について説明する。
図5は、本実施形態における節電支援システム1の動作を説明するフローチャートである。
この図において、まず、店舗5の店舗端末装置500は、クーポン情報の登録要求をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100)に送信する(ステップS101)。すなわち、店舗5は、店舗端末装置500を使用して、アグリゲータサーバ300に店舗情報とクーポン情報とを予め登録する要求をする。
次に、アグリゲータサーバ300は、店舗端末装置500から出力されたクーポン情報の登録要求に基づいて、クーポン情報を登録する(ステップS102)。すなわち、アグリゲータサーバ300のクーポン登録部103は、店舗5の店舗端末装置500からの要求に応じて、店舗情報記憶部322に、「クーポン情報」と「店舗情報」とを対応付けて記憶させる登録処理を実行する。このように、本実施形態では、クーポン情報は、予め定められている。
一方で、電力会社サーバ200は、節電依頼要求の送信判定を行い(ステップS103)、節電依頼要求が必要になった場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS104)。具体的に、電力会社サーバ200の電力推定部231が推定した需要電力量に基づいて、節電要請出力部232は、節電依頼要求の送信判定を行い、節電依頼要求が必要になった場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に送信する。ここで、節電要請出力部232は、電力推定部231によって推定された需要電力量が所定の閾値以上になる場合(すなわち、電力が逼迫することが予想される場合)に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に出力する。
次に、アグリゲータサーバ300は、電力会社サーバ200からの節電依頼要求に応じて、通知情報を生成する(ステップS105)。具体的に、アグリゲータサーバ300の通知生成部101は、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。ここで、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報は、クーポンの内容を示すクーポン情報であり、通知生成部101は、例えば、図6に示すような、電子メールを、通知情報として生成する。
次に、アグリゲータサーバ300は、通知情報を需要家4に通知する(ステップS106)。すなわち、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、通知生成部101が生成した電子メール(通知情報)を需要家4宛に送信する。
次に、需要家端末装置400は、アグリゲータサーバ300が送信した通知情報を受信し、受信した通知情報を表示する(ステップS107)。すなわち、需要家端末装置400は、通知受信部431が通信部410を介して電子メールを、通知情報として受信し、例えば、図6に示すように、表示部440に表示させる。
ここで、本実施形態における通知情報の表示例について図6を参照して説明する。
図6は、本実施形態における通知情報が表示された画面の一例を示す図である。
この図において、画面G1は、通知情報メッセージM1の表示画面を示し、通知情報メッセージM1は、節電依頼メッセージDR1と、クーポン情報CPを示している。
この図に示すように、本実施形態における通知情報メッセージM1は、節電依頼メッセージDR1にクーピンの内容(ここでは、○○映画館の割引情報)を添付された電子メールである。
需要家4は、受信した通知情報を確認し、節電行動(例えば、需要家4に設備された負荷設備の消費電力量を低減(節電)する行動)を行うとともに、クーポンを利用する(ステップS108)。すなわち、需要家4は、店舗5に行き、クーポンを利用する。
この際、需要家4は、上述の通知情報(電子メール)を印刷して、クーポン情報を店舗5で提示してもよいし、携帯端末450に通知情報(電子メール)を表示させて店舗5で提示してもよい。
このように、クーポンを利用することにより、需要家4は、有益なサービスを受けられるとともに、店舗5に行くだけで節電に協力することができる。また、店舗5は、節電に協力しつつ、顧客(需要家4)を集客することができるとともに、売上の増加が期待できる。
また、需要家端末装置400は、節電電力量をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100)に通知する(ステップS109)。すなわち、需要家端末装置400は、デマンドメータ460が収集した需要家4の消費電力量をアグリゲータサーバ300に通知する。
次に、アグリゲータサーバ300は、節電ポイントを付与する(ステップS110)。すなわち、アグリゲータサーバ300の節電ポイント付与部104は、需要家4が節電に協力した対価として、節電ポイントを付与する。節電ポイント付与部104は、例えば、需要家端末装置400から出力された需要家4の消費電力量が、前日の需要家4の消費電力量より少ない場合に、節電に協力した電力量(節電量)に応じて、節電ポイントを付与する。
次に、図7を参照して、本実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理を説明する。ここでは、節電依頼要求に地域が指定されていない場合の一例であり、アグリゲータ3が契約している需要家4全員に対して、通知情報を生成する場合について説明する。
図7は、実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、節電支援装置100の通知生成部101は、まず、電力会社サーバ200からの節電依頼要求があるか否かを判定する(ステップS201)。通知生成部101は、節電依頼要求があった場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進め、通知情報の生成処理を開始する。通知生成部101は、節電依頼要求がない場合(ステップS201:NO)に、ステップS201の処理を繰り返し、節電依頼要求の入力を待つ。
次に、ステップS202において、通知生成部101は、店舗情報を取得する。具体的に、通知生成部101は、需要家情報記憶部321から需要家4に関連付けられた地域情報を取得し、取得した地域情報に対応する店舗情報を店舗情報記憶部322から取得する。なお、この際に、通知生成部101は、地域情報とともに、「クーポン利用条件」が節電依頼の期間に合致する店舗情報を取得してもよい。
次に、通知生成部101は、クーポン情報を取得する(ステップS203)。すなわち、通知生成部101は、店舗情報記憶部322から店舗5に対応するクーポン情報を取得する。
次に、通知生成部101は、通知情報を生成する(ステップS204)。すなわち、通知生成部101は、節電依頼要求に基づいて節電依頼を生成し、生成した節電依頼に、取得した店舗5のクーポン情報を付加した電子メールを通知情報として生成する。
次に、通知処理部102は、通知情報を需要家4に通知する(ステップS205)。すなわち、通知処理部102は、通知生成部101が生成した上述の電子メールを、需要家4(例えば、需要家4全員)宛に、通信部310及び通信ネットワーク6を介して送信し、処理を終了する。
次に本実施形態の変形例(第1変形例)として、節電依頼要求に地域が指定されている場合における通知情報の生成処理の一例について説明する。
<第1変形例>
図8は、本実施形態の第1変形例における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、通知生成部101は、ステップS301において、図7のステップS201の処理と同様の処理を実行する。通知生成部101は、節電依頼要求があった場合(ステップS301:YES)に、処理をステップS302に進め、通知情報の生成処理を開始する。通知生成部101は、節電依頼要求がない場合(ステップS301:NO)に、ステップS301の処理を繰り返し、節電依頼要求の入力を待つ。
次に、ステップS302において、通知生成部101は、要求地域に対応する需要家情報を取得する。具体的に、通知生成部101は、需要家情報記憶部321から節電依頼要求に指定されている地域(要求地域)を示す地域情報に関連付けられた需要家4を示す需要家情報を取得する。
次に、通知生成部101は、要求地域の店舗情報を取得する(ステップS303)。すなわち、通知生成部101は、節電依頼要求に指定されている地域情報に対応する店舗情報を店舗情報記憶部322から取得する。
次に、通知生成部101は、クーポン情報を取得する(ステップS304)。すなわち、通知生成部101は、店舗情報記憶部322から店舗5に対応するクーポン情報を取得する。
次に、通知生成部101は、通知情報を生成する(ステップS305)。すなわち、通知生成部101は、節電依頼要求に基づいて節電依頼を生成し、生成した節電依頼に、取得した店舗5のクーポン情報を付加した電子メールを通知情報として生成する。
次に、通知処理部102は、通知情報を需要家4に通知する(ステップS306)。すなわち、通知処理部102は、通知生成部101が生成した上述の電子メールを、要求地域の需要家4宛に、通信部310及び通信ネットワーク6を介して送信し、処理を終了する。
次に本実施形態の変形例(第2変形例)として、店舗5が、アグリゲータ3から節電依頼を受信した後に、節電依頼の内容に基づいて、クーポン情報を設定する場合の一例について説明する。
<第2変形例>
図9は、本実施形態の第2変形例における節電支援システムの動作を説明するフローチャートである。
この図において、まず、電力会社サーバ200は、図5のステップS103と同様に、節電依頼要求の送信判定を行い(ステップS401)、節電依頼要求が必要になった場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS402)。
次に、アグリゲータサーバ300は、節電依頼を店舗5に通知する(ステップS403)。すなわち、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、節電依頼要求に応じて、節電依頼を通知することを店舗5に通知する。
次に、店舗端末装置500は、クーポン情報の登録要求をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS404)。店舗端末装置500は、通知受信部531が、アグリゲータサーバ300からの節電依頼を受信し、表示部340に表示させる。店舗5の従業員は、節電依頼の内容を確認し、クーポンの内容であるクーポン情報を決定し、店舗端末装置500の登録制御部532は、アグリゲータサーバ300にクーポン情報の登録要求を送信する。すなわち、店舗5の従業員は、節電依頼の期間や店舗5の状況、集客状態などを考慮して、クーポン情報を設定する。例えば、節電依頼の期間が、集客し難い時間帯であれば、クーポン情報は、割引率を高く設定されてもよい。また、例えば、節電依頼の期間に、最も販売したい商品があれば、クーポン情報は、最も販売したい商品を割り引くクーポン情報に設定されてもよい。
次に、アグリゲータサーバ300は、クーポン情報を登録する(ステップS405)。アグリゲータサーバ300のクーポン登録部103は、店舗端末装置500からのクーポン情報の登録要求に応じて、クーポン情報を登録する。すなわち、クーポン登録部103は、登録要求をした店舗5を示す店舗情報と対応付けて、要求されたクーポン情報を店舗情報記憶部322に記憶させる。
続く、ステップS406〜ステップS411の処理は、図5に示すステップS105〜ステップS110の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
このように、第2変形例では、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、節電依頼要求に基づいて、店舗5に節電依頼を通知し、クーポン情報は、店舗5に通知された節電依頼に応じて設定される。
これにより、節電支援システム1は、節電依頼に応じた適切なクーポン情報が設定されるので、需要家4が店舗5に行く節電行動を起こし易くすることができる。そのため、節電支援システム1は、クーポン情報が予め定められている場合に比べて、需要家4を店舗5のクーポンを利用し易くすることができる。
以上説明したように、本実施形態における節電支援システム1は、電気事業者2から電力の供給を受ける需要家4に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置100を備える。また、節電支援装置100は、通知生成部101と、通知処理部102とを備えている。通知生成部101は、節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。通知処理部102は、通知生成部101が生成した通知情報を需要家4に通知する。
これにより、需要家4がクーポンを店舗5で使用するために外出することが需要家4の節電行動になるので、本実施形態における節電支援システム1は、例えば、冷房の設定温度を上げたり、照明を消灯したりするなどの無理な節電を需要家4に強いることなく、節電することができる。また、店舗5は、節電依頼と連携して使用可能なクーポンを発行することにより、集客、及び売上向上が期待できる。よって、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる。
また、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じて需要家4が店舗5を利用することにより、店舗5において冷暖房を共有するので、節電タイミング、及び節電効果の分かる適切な冷暖房の共有を実現することができる。
また、本実施形態では、通知生成部101は、需要家4と関連付けられた地域に対応付けられた店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じて、需要家4(家庭など)と店舗5との地域で連携して、節電を行うことができる。
また、本実施形態では、通知生成部101は、需要家情報記憶部321と、店舗情報記憶部322とから、通知情報を通知する需要家4に関連付けられた当該地域を示す情報に対応する店舗5を示す情報を取得する。そして、通知生成部101は、取得した店舗5を示す情報に対応する店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。ここで、需要家情報記憶部321は、需要家4を示す情報(需要家情報)と地域を示す情報(地域情報)とを関連付けて記憶すると、地域を示す情報と店舗5を示す情報とを対応付けて記憶する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、地域に関連した店舗5で使用可能なクーポンに関する情報を簡易な手段により適切に取得することができる。そのため、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じて、需要家4(家庭など)と店舗5との地域で適切に連携させて、節電を行うことができる。
また、本実施形態では、通知生成部101は、節電依頼によって節電の協力を依頼する期間を含む通知情報を生成し、クーポンは、節電の協力を依頼する期間を含む所定の期間において、店舗5で使用可能である。
これにより、節電依頼の協力を依頼する期間に合わせて、クーポンが使用可能であるので、本実施形態における節電支援システム1は、需要家4がクーポンを使用するために外出することで、確実に節電を行うことができる。
また、本実施形態では、クーポンに関する情報には、クーポンの内容を示すクーポン情報が含まれ、通知生成部101は、クーポン情報と節電依頼とを含む通知情報を生成する。
これにより、クーポンの内容を示すクーポン情報が通知情報に直接含まれているので、本実施形態における節電支援システム1は、需要家4が通知情報を見ただけで、クーポンを使用した節電行動を取ることができる。そのため、本実施形態における節電支援システム1は、ウェブサイトなどに接続してクーポン情報を取得する場合に比べて、クーポンを使用した節電行動を取る可能性を高められる。
また、本実施形態では、クーポン情報は、クーポン情報と店舗5を示す情報とを対応付けて記憶するクーポン情報記憶部(店舗情報記憶部322)に、店舗5を示す情報に対応付けられて予め定められている。通知生成部101は、クーポン情報記憶部から、店舗5を示す情報に対応するクーポン情報を取得し、取得した当該クーポン情報と節電依頼とを含む通知情報を生成する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、店舗5によって予め定められたクーポン情報を含む通知情報を適切に生成することができる。クーポン情報が予め定められているので、アグリゲータサーバ300(節電支援装置100)は、節電依頼要求に応じて、店舗5に確認する必要がなく短時間に、通知情報を需要家4に通知することができる。
なお、本実施形態では、第2変形例に示すように、通知処理部102は、節電依頼要求に基づいて、店舗5に節電依頼を通知し、クーポン情報は、店舗5に通知された節電依頼に応じて設定されてもよい。この場合も、通知生成部101は、クーポン情報と店舗5を示す情報とを対応付けて記憶する店舗情報記憶部322から、店舗5を示す情報に対応するクーポン情報を取得し、取得したクーポン情報と節電依頼とを含む通知情報を生成する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、例えば、店舗5の顧客の込み具合、商品の在庫などの状況に応じて、適切なクーポンを設定することができる。そのため、本実施形態における節電支援システム1は、クーポン情報が予め定められている場合に比べて、需要家4を店舗5のクーポンを利用し易くすることができる。
また、本実施形態における節電支援システム1は、店舗5からの要求に応じて、店舗情報記憶部322に、クーポン情報と店舗5を示す情報とを対応付けて記憶させるクーポン登録部103を備える。すなわち、節電支援装置100は、店舗5からの要求に応じて、店舗情報記憶部322に、クーポン情報と店舗5を示す情報とを対応付けて記憶させるクーポン登録部103を備えている。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、店舗5からの要求に応じて、柔軟にクーポン情報を設定、及び変更することができる。
また、本実施形態では、節電支援装置100は、節電依頼に対して、需要家4が節電に協力した電力量又は回数に応じて、節電ポイントを付与する節電ポイント付与部104を備える。
これにより、需要家4は、節電により節電ポイントが付与され、さらに、店舗5でクーポンを使用することで、例えば、割り引きなどのお得な体験が得ることができる。そのため、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じて、より節電行動を起こし易くすることが可能な好適な節電を行うことができる。
また、本実施形態における節電支援システム1は、電気事業者2が有する電力会社サーバ200(電気事業者管理装置)を備える。電力会社サーバ200は、需要家4が需要する需要電力量を推定する電力推定部231と、電力推定部231によって推定された需要電力量が所定の閾値以上になる場合に、節電依頼要求を出力する節電要請出力部232(節電依頼要求出力部)とを備える。
これにより、電力会社サーバ200からの適切な節電依頼要求に応じて、節電支援装置100が節電依頼を需要家4に通知する。よって、本実施形態における節電支援システム1は、供給する電力の逼迫が推定される場合に、適切に節電依頼を需要家4に通知することができる。
また、本実施形態における節電支援システム1は、電気事業者2が供給する電力を、予め契約した需要家4に供給するアグリゲータ3(電力管理事業者)が有するアグリゲータサーバ300(電力管理装置)を備え、アグリゲータサーバ300は、節電支援装置100を備える。
これにより、例えば、マンションなどの集合住宅において、アグリゲータ3が、電気事業者2から電気を一括買い上げして、マンションの各住民(需要家4)に分配するようなシステムにおいても適用することができる。
また、本実施形態では、店舗5は、電力消費量を利用人数に依存させずに利用可能な店舗(例えば、映画館、カラオケ店など)を含む。
これにより、需要家4が店舗5を利用しても、電力消費量が増加することがないので、本実施形態における節電支援システム1は、需要家4が店舗5を利用することで節電することができる。
また、本実施形態によれば、節電支援装置100は、電気事業者2から電力の供給を受ける需要家4に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する装置であって、通知生成部101と、通知処理部102とを備えている。通知生成部101は、節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。通知処理部102は、通知生成部101が生成した通知情報を需要家4に通知する。
これにより、需要家4がクーポンを店舗5で使用するために外出することが需要家4の節電行動になるので、本実施形態における節電支援装置100は、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
図10は、第2の実施形態における節電支援システム1の一例を示すブロック図である。
この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、アグリゲータサーバ300が、節電支援装置100aを備え、節電支援装置100aが、需要家選択部105を備える点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。
すなわち、アグリゲータサーバ300は、通信部310、記憶部320、及び制御部330aを備えている。ここで、通信部310、記憶部320、及び制御部330aは、本実施形態における節電支援装置100aに対応する。
本実施形態では、複数の需要家4のうちから、節電依頼を通知する需要家4を適切に選択する場合の一例について説明する。
需要家選択部105は、節電依頼によって節電の協力を依頼する時間帯に消費が推定される需要家4の消費電力量に応じて、複数の需要家4のうちから、通知情報を通知する需要家4を選択する。すなわち、需要家選択部105は、デマンドメータ460によって収集された各需要家4の過去の需要電力量に基づいて、各需要家4の節電の協力を依頼する時間帯(依頼期間)における消費電力量を推定する。需要家選択部105は、例えば、推定した消費電力量が所定の閾値以上である場合に、通知情報を通知する需要家4として選択する。
図11は、本実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、通知生成部101は、ステップS501において、図7のステップS201の処理と同様の処理を実行する。通知生成部101は、節電依頼要求があった場合(ステップS501:YES)に、処理をステップS502に進め、通知情報の生成処理を開始する。通知生成部101は、節電依頼要求がない場合(ステップS501:NO)に、ステップS501の処理を繰り返し、節電依頼要求の入力を待つ。
次に、ステップS502において、需要家選択部105は、需要家4の依頼期間における消費電力量を推定する。
次に、需要家選択部105は、消費電力量が閾値(所定の閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS503)。需要家選択部105は、消費電力量が閾値以上である場合(ステップS503:YES)に処理をステップS504に進め、消費電力量が閾値未満である場合(ステップS503:NO)に処理をステップS507に進める。
続く、ステップS504〜ステップS506の処理は、図7に示すステップS202〜ステップS204の処理と同様の処理を通知生成部101が実行する。
また、ステップS507において、通知生成部101は、通知情報を生成する次の需要家4があるか否かを判定する。すなわち、通知生成部101は、需要家情報記憶部321に記憶されている需要家4の全員について、上述したステップS502及びステップS503の処理を実行したが否かを判定する。通知生成部101は、次の需要家4がある場合(ステップS507:YES)に、処理をステップS502に戻し、次の需要家4について同様の処理を実行させる。また、通知生成部101は、次の需要家4がない場合(ステップS507:NO)に、処理をステップS508に進める。
ステップS508において、通知処理部102は、需要家選択部105によって選択された需要家4に通知情報を通知して、処理を終了する。
このように、本実施形態では、節電依頼の期間に、消費電量が多いと推定される需要家4に対して、節電依頼とクーポン情報とを含む通知情報を通知する。
以上説明したいように、本実施形態における節電支援装置100aは、節電依頼によって節電の協力を依頼する時間帯に消費が推定される需要家4の消費電力量に応じて、複数の需要家4のうちから、通知情報を通知する需要家4を選択する需要家選択部105を備えている。通知処理部102は、需要家選択部105によって選択された需要家4に対して通知情報を通知する。
これにより、クーポンの使用による節電効果が高いと推定される需要家4に、通知情報を通知するので、本実施形態における節電支援システム1は、無作為に需要家4全員に通知情報を通知する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
なお、上述の一例では、需要家選択部105が、推定した消費電力量に基づいて需要家4を選択する場合について説明したが、以下のように需要家4を選択してもよい。
<過去に協力した履歴に基づいて選択>
需要家選択部105は、例えば、過去の節電依頼に対して、需要家4が節電に協力した回数又は電力量に応じて、複数の需要家4のうちから、通知情報を通知する需要家4を選択してもよい。例えば、需要家選択部105は、協力した回数が所定の閾値以上の需要家4、又は、これまでに協力した電力量(ネガワット)が所定の閾値以上の需要家4を選択する。
この場合、需要家選択部105は、節電に協力してもらえる可能性の高い需要家4を選択するので、本実施形態における節電支援システム1は、無作為に需要家4全員に通知情報を通知する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
<需要家4の優先順位に基づいて選択>
需要家4は、例えば、節電依頼を通知する優先順位を示す複数のレベルに予め分類されており、需要家選択部105は、予め定められた複数のレベルに基づいて、複数の需要家4のうちから、通知情報を通知する需要家4を選択する。ここで、複数のレベルは、節電依頼を通知する優先順位を示すレベルであり、例えば、上述した過去に協力した履歴(協力した回数又は電力量など)により分類されている。
この場合、需要家選択部105は、節電に協力してもらえる可能性の高い需要家4をレベルに基づいて選択するので、本実施形態における節電支援システム1は、無作為に需要家4全員に通知情報を通知する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
なお、この場合、通知処理部102は、節電の状況に応じて、レベルの順に需要家選択部105によって選択された需要家4に対して、複数段階に分けて通知情報を通知してもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
図12は、第3の実施形態における節電支援システム1の一例を示すブロック図である。
この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、アグリゲータサーバ300が、節電支援装置100bを備え、節電支援装置100bが、識別情報生成部106、需要家判定部107、履歴処理部108、広告料請求部109、及び履歴情報記憶部323を備える点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。また、本実施形態では、店舗端末装置500が、識別情報取得部533を備えている点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。
本実施形態では、節電支援システム1が、需要家4がクーポンを使用した履歴を取得して管理し、クーポンを使用した履歴に応じて、店舗5に対して広告料を請求する点が、第1の実施形態と異なる。なお、本実施形態では、通知情報に付加された需要家4を識別する識別情報によって、需要家4がクーポンを使用した履歴を取得する場合について説明する。
本実施形態におけるアグリゲータサーバ300は、通信部310、記憶部320a、及び制御部330bを備えている。なお、通信部310、記憶部320a、及び制御部330bは、本実施形態における節電支援装置100bに対応する。
記憶部320aは、アグリゲータサーバ300の各種処理に用いる情報を記憶する。記憶部320aは、需要家情報記憶部321と、店舗情報記憶部322と、履歴情報記憶部323とを備えている。
履歴情報記憶部323は、需要家4がクーポンを使用したことを示す履歴情報を記憶する。履歴情報記憶部323は、図13に示すように、「使用日時」と、「需要家ID」と、「店舗ID」とを関連付けて記憶している。
図13は、本実施形態における履歴情報記憶部323のデータ構成の一例を示す構成図である。
ここで、「使用日時」は、クーポンがし世鬱された日時を示す情報であり、「需要家ID」は、需要家4を示す需要家情報(識別情報)であり、「店舗ID」は。店舗5を示す店舗情報(識別情報)である。
制御部330bは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、アグリゲータサーバ300を統括的に制御する。また、制御部330bは、通知生成部101、通知処理部102、クーポン登録部103、節電ポイント付与部104、識別情報生成部106、需要家判定部107、履歴処理部108、及び広告料請求部109を備えている。
識別情報生成部106、需要家4を識別する識別情報を生成する。この識別情報は、例えば、需要家4を一意に識別するユニークコードなどであり、識別情報生成部106は、識別情報を含むユニークコードやQRコード(登録商標)、バーコードなどの二次元コードを生成する。
なお、本実施形態における通知生成部101は、通知情報が通知された需要家4を識別する識別情報(例えば、ユニークコードや二次元コード)を含む通知情報を生成し、通知処理部102は、この識別情報を含む通知情報を需要家4に通知する。
需要家判定部107(判定部)は、クーポンが使用された際に、店舗端末装置500によって取得された上述した識別情報(例えば、ユニークコードや二次元コードに含まれる識別情報)を、店舗端末装置500から受信し、受信した識別情報(店舗端末装置500から送信された識別情報)に基づいて、クーポンを使用した需要家4を判定する。すなわち、需要家判定部107は、識別情報に基づいて、識別情報に対応する需要家4を判定する。
履歴処理部108は、需要家判定部107がクーポンを使用したと判定した当該需要家4を示す需要家情報(例えば、「需要家ID」)と、当該クーポンが使用された当該店舗5を示す店舗情報(例えば、「店舗ID」)とを関連付けた情報を履歴情報として履歴情報記憶部323に記憶させる。具体的に、履歴処理部108は、図13に示すように、「使用日時」と、「需要家ID」と、「店舗ID」とを関連付けて履歴情報として履歴情報記憶部323に記憶させる。
これにより、節電支援装置100bは、節電依頼とともに需要家4に通知されたクーポンが、実際に使用された回数などの情報を管理することができる。
広告料請求部109は、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、店舗5に対する広告料を算出し、算出した広告料を店舗5に請求する。広告料請求部109は、例えば、履歴情報に基づいて、店舗5ごとのクーポンの使用回数を算出し、算出した使用回数に応じて、店舗5ごとの広告料を算出する。すなわち、広告料請求部109は、使用回数が多い程、通知情報による宣伝効果が高いと判定し、高い広告料を算出する。広告料請求部109は、算出した広告料を、通信部310及び通信ネットワーク6を介して店舗5に請求する。
また、本実施形態における携帯端末450は、通知受信部451と、表示部452とを備えている。携帯端末450は、通知受信部451によって受信した通知情報としての電子メールを、表示部452に表示する。すなわち、携帯端末450は、クーポン情報とともに、識別情報を表示部452に表示する。
本実施形態における店舗端末装置500は、通信部510、記憶部520、制御部530a、及び表示部540を備えている。
制御部530aは、例えば、通知受信部531と、登録制御部532と、識別情報取得部533とを備えている。
識別情報取得部533は、携帯端末450の表示部452に表示された識別情報を取得する。識別情報取得部533は、例えば、二次元コードを読み取り、二次元コードに含まれる識別情報を取得する。
なお、本実施形態における通信部510(識別情報送信部)は、識別情報取得部533が取得した当該識別情報を節電支援装置100bに送信する。
図14は、本実施形態における節電支援システム1の動作を説明するフローチャートである。
この図において、ステップS601〜ステップS604の処理は、図5に示すステップS101〜ステップS104の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
続く、アグリゲータサーバ300は、電力会社サーバ200からの節電依頼要求に応じて、通知情報を生成する(ステップS605)。具体的に、アグリゲータサーバ300の通知生成部101は、識別情報生成部106が生成した需要家4の識別情報(例えば、ユニークコードや二次元コード)と、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。
次に、アグリゲータサーバ300は、通知情報を需要家4に通知する(ステップS606)。すなわち、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、通知生成部101が生成した電子メール(通知情報)を需要家4宛に送信する。
次に、需要家端末装置400は、アグリゲータサーバ300が送信した通知情報を受信し、受信した通知情報を表示する(ステップS607)。すなわち、需要家端末装置400は、通知受信部431が通信部410を介して電子メールを、通知情報として受信し、例えば、節電依頼、クーポン情報、及び識別情報を表示部440に表示させる。
需要家4は、受信した通知情報を確認し、節電行動(例えば、需要家4に設備された負荷設備の消費電力量を低減(節電)する行動)を行うとともに、クーポンを利用する(ステップS608)。すなわち、需要家4は、店舗5に行き、クーポンを利用する。
この際、需要家4は、上述の通知情報(電子メール)を印刷して、クーポン情報及び識別情報を店舗5で提示してもよいし、携帯端末450に通知情報(電子メール)を表示させて店舗5で提示してもよい。
次に、店舗端末装置500は、クーポンを使用する際に、提示された識別情報(例えば、二次元コードなど)を取得する(ステップS609)。すなわち、店舗端末装置500の識別情報取得部533は、携帯端末450の表示部452に表示された、例えば、二次元コードを読み取り、二次元コードに含まれる識別情報を取得する。
次に、店舗端末装置500は、取得した識別情報をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS610)。すなわち、通信部510(識別情報送信部)は、識別情報取得部533が取得した当該識別情報をアグリゲータサーバ300の節電支援装置100bに送信する。
また、需要家端末装置400は、節電電力量をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100b)に通知し(ステップS611)、続く、ステップS612の処理は、図5に示すステップS110の処理と同様である。
また、ステップS613において、アグリゲータサーバ300は、需要家判定、及び履歴追加の処理を行う。すなわち、アグリゲータサーバ300の需要家判定部107は、受信した識別情報(店舗端末装置500から送信された識別情報)に基づいて、クーポンを使用した需要家4を判定する。そして、履歴処理部108は、需要家判定部107がクーポンを使用したと判定した当該需要家4を示す需要家情報(例えば、「需要家ID」)と、当該クーポンが使用された当該店舗5を示す店舗情報(例えば、「店舗ID」)とを関連付けた情報を履歴情報として履歴情報記憶部323に記憶させる。
次に、アグリゲータサーバ300は、広告料を店舗5に請求する(ステップS614)。すなわち、アグリゲータサーバ300の広告料請求部109は、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、店舗5に対する広告料を算出し、算出した広告料を店舗5に請求する。
以上説明したように、本実施形態における節電支援システム1では、通知生成部101は、通知情報が通知された需要家4を識別する識別情報を含む通知情報を生成する。また、節電支援装置100bは、店舗端末装置500から送信された識別情報に基づいて、クーポンを使用した需要家4を判定する需要家判定部107(判定部)を備える。ここで、店舗端末装置500は、店舗5に備えられる装置であって、識別情報を取得する識別情報取得部533と、取得した当該識別情報を節電支援装置100bに送信する通信部510(識別情報送信部)とを有する。
これにより、節電依頼に付加したクーポンが実際に店舗5で使用したことを判定できるので、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じた節電効果を明確にすることができる。
また、本実施形態では、節電支援装置100bは、履歴処理部108を備える。履歴処理部108は、需要家4がクーポンを使用したことを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶部323に、需要家判定部107がクーポンを使用したと判定した当該需要家4を示す需要家情報(「需要家ID」)と、当該クーポンが使用された当該店舗5を示す店舗情報(「店舗ID」)とを関連付けた情報を履歴情報として記憶させる。
これにより、履歴情報から、節電依頼に付加したクーポンが実際に店舗5で使用したことを判定できるので、本実施形態における節電支援システム1では、節電依頼に応じた節電効果を明確にすることができる。
また、本実施形態では、節電支援装置100bは、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、店舗5に対する広告料を算出し、算出した広告料を店舗5に請求する広告料請求部109を備える。
これにより、本実施形態における節電支援システム1では、例えば、クーポンの使用に応じて、広告料を店舗5に請求することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、第3の実施形態とは別の方式により、需要家4がクーポンを使用した履歴を取得する場合について説明する。
図15は、第4の実施形態における節電支援システム1の一例を示すブロック図である。
この図において、図2及び図12に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、アグリゲータサーバ300が、節電支援装置100cを備え、節電支援装置100cが、需要家判定部107a、履歴処理部108、広告料請求部109、及び履歴情報記憶部323を備える点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。また、本実施形態では、店舗端末装置500が、使用情報生成部534を備えている点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。
本実施形態における店舗端末装置500は、通信部510、記憶部520、制御部530b、及び表示部540を備えている。
制御部530bは、例えば、通知受信部531と、登録制御部532と、使用情報生成部534とを備えている。
使用情報生成部534は、店舗5においてクーポンが使用されたことを示すクーポン使用情報を生成し、生成したクーポン使用情報を表示部540に表示させる。ここで、クーポン使用情報は、例えば、店舗5を示す店舗情報とクーポンの内容などの情報とを含む情報であり、使用情報生成部534は、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードとして生成する。
また、本実施形態における携帯端末450は、通知受信部451と、表示部452と、情報読取部453と、情報送信部454とを備えている。携帯端末450は、通知受信部451によって受信した通知情報としての電子メールを、表示部452に表示するとともに、店舗端末装置500が表示するクーポン使用情報を読み取って、アグリゲータサーバ300(節電支援装置100c)に送信する。
情報読取部453(読取部)は、店舗端末装置500が表示するクーポン使用情報を読み取る読取部であり、例えば、撮像装置などである。
情報送信部454(使用情報送信部)は、情報読取部453によって読み取られた当該クーポン使用情報を節電支援装置100cに送信する。すなわち、情報送信部454は、クーポン使用情報と、携帯端末450の所有者である需要家4の需要家情報とを含む情報を、通信ネットワーク6を介して節電支援装置100cに送信する。なお、需要家情報は、情報送信部454が自動でクーポン使用情報に付加してもよいし、需要家4に入力するように指示してもよい。
本実施形態におけるアグリゲータサーバ300は、通信部310、記憶部320a、及び制御部330cを備えている。なお、通信部310、記憶部320a、及び制御部330cは、本実施形態における節電支援装置100cに対応する。
制御部330cは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、アグリゲータサーバ300を統括的に制御する。また、制御部330cは、通知生成部101、通知処理部102、クーポン登録部103、節電ポイント付与部104、需要家判定部107a、履歴処理部108、及び広告料請求部109を備えている。
需要家判定部107a(判定部)は、携帯端末450により読み取られて送信されたクーポン使用情報に基づいて、クーポンを使用した需要家4及び店舗5を判定する。ここで、クーポン使用情報は、クーポンが使用された際に、店舗端末装置500によって表示部540に表示される。すなわち、需要家判定部107aは、店舗端末装置500が表示したクーポン使用情報と、携帯端末450の所有者である需要家4を示す需要家情報とに基づいて、識別情報に対応する需要家4を判定する。
図16は、本実施形態における節電支援システム1の動作を説明するフローチャートである。
この図において、ステップS701〜ステップS707の処理は、図5に示すステップS101〜ステップS107の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
続く、ステップS708において、需要家4は、受信した通知情報を確認し、節電行動(例えば、需要家4に設備された負荷設備の消費電力量を低減(節電)する行動)を行うとともに、クーポンを利用する。すなわち、需要家4は、店舗5に行き、クーポンを利用する。
この際、需要家4は、上述の通知情報(電子メール)を印刷して、クーポン情報を店舗5で提示してもよいし、携帯端末450に通知情報(電子メール)を表示させて店舗5で提示してもよい。
次に、店舗端末装置500は、クーポン使用情報を生成し(ステップS709)、生成したクーポン使用情報を表示部540に表示する(ステップS710)。すなわち、店舗端末装置500の使用情報生成部534は、店舗5においてクーポンが使用されたことを示すクーポン使用情報として、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードを生成し、生成したクーポン使用情報を表示部540に表示させる。
次に、店舗5でクーポンを使用した需要家4は、携帯端末450によりクーポン使用情報を読み込む(ステップS711)。ここで、携帯端末450は、情報読取部453が、二次元コードである店舗端末装置500が表示するクーポン使用情報を読み込む。
次に、携帯端末450は、クーポン情報をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100c)に送信する(ステップS712)。すなわち、携帯端末450の情報送信部454は、クーポン使用情報と、携帯端末450の所有者である需要家4の需要家情報とを含む情報を、通信ネットワーク6を介して節電支援装置100cに送信する。
また、需要家端末装置400は、節電電力量をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100c)に通知し(ステップS713)、続く、ステップS714の処理は、図5に示すステップS110の処理と同様である。
また、ステップS715において、アグリゲータサーバ300は、需要家判定、及び履歴追加の処理を行う。すなわち、アグリゲータサーバ300の需要家判定部107aは、受信したクーポン使用情報及び需要家情報に基づいて、クーポンを使用した需要家4及び店舗5を判定する。そして、履歴処理部108は、需要家判定部107aがクーポンを使用したと判定した当該需要家4を示す需要家情報(例えば、「需要家ID」)と、当該クーポンが使用された当該店舗5を示す店舗情報(例えば、「店舗ID」)とを関連付けた情報を履歴情報として履歴情報記憶部323に記憶させる。
次に、アグリゲータサーバ300は、広告料を店舗5に請求する(ステップS716)。すなわち、アグリゲータサーバ300の広告料請求部109は、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、店舗5に対する広告料を算出し、算出した広告料を店舗5に請求する。
以上説明したように、本実施形態における節電支援システム1では、節電支援装置100cは、携帯端末450により読み取られて送信されたクーポン使用情報に基づいて、クーポンを使用した需要家4を判定する需要家判定部107aを備える。ここで、節電支援装置100cは、店舗5においてクーポンが使用されたことを示すクーポン使用情報を表示部540に表示する。携帯端末450は、店舗端末装置500に表示されているクーポン使用情報を読み取る情報読取部453(読取部)と、情報読取部453によって読み取られた当該クーポン使用情報を節電支援装置100cに送信する情報送信部454(使用情報送信部)とを有する。
これにより、節電依頼に付加したクーポンが実際に店舗5で使用したことを判定できるので、本実施形態における節電支援システム1は、節電依頼に応じた節電効果を明確にすることができる。
なお、本実施形態における節電支援システム1では、店舗端末装置500に表示する二次元コードは、クーポンの使用可能期間で1つのコードを表示してもよいし、二次元コードを1タイム化して、需要家4が携帯端末450で読み込むごとに変更してもよい。需要家4が携帯端末450で読み込むごとに変更した場合には、履歴処理部108は、同じ二次元コードは、2回目以降、履歴情報記憶部323に記憶させない処理をする。こうすることで、節電支援システム1では、例えば、実際にはクーポンを使用していない需要家4が同じ二次元コードを複数回、節電支援装置100cに送信して、利用回数を増加させる不正行為を抑制することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
図17は、第5の実施形態における節電支援システム1の一例を示すブロック図である。
この図において、図2及び図12に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、第3の実施形態に、節電依頼にクーポン情報を添付する店舗を選択する店舗選択部110を追加した場合について説明する。
本実施形態では、アグリゲータサーバ300が、節電支援装置100dを備え、節電支援装置100dが、店舗選択部110を備える点が、図12に示す第3の実施形態と異なる。
本実施形態におけるアグリゲータサーバ300は、通信部310、記憶部320a、及び制御部330dを備えている。なお、通信部310、記憶部320a、及び制御部330dは、本実施形態における節電支援装置100dに対応する。
制御部330dは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、アグリゲータサーバ300を統括的に制御する。また、制御部330dは、通知生成部101、通知処理部102、クーポン登録部103、節電ポイント付与部104、識別情報生成部106、需要家判定部107、履歴処理部108、広告料請求部109、及び店舗選択部110を備えている。
店舗選択部110は、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択する。具体的に、店舗選択部110は、例えば、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、店舗5ごとのクーポンの利用回数(使用回数)を算出し、店舗5ごとの利用回数に応じて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択する。すなわち、店舗選択部110は、利用頻度の多い人気のある店舗5を優先的に選択する。
なお、本実施形態における通知生成部101は、店舗選択部110によって選択された店舗5に対応するクーポンに関する情報を含めた通知情報を生成する。
本実施形態におけるその他の処理については、上述した第3の実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態における節電支援システム1では、節電支援装置100dは、履歴情報記憶部323に記憶されている履歴情報に基づいて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択する店舗選択部110を備える。通知生成部101は、店舗選択部110によって選択された店舗5に対応するクーポンに関する情報を含めた通知情報を生成する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1では、過去の履歴情報に基づいて、クーポン情報を付加する適切な店舗5を選択することができる。よって、本実施形態における節電支援システム1は、全店舗5のクーポン情報を通知する場合、又は無作為に店舗5を選択する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
また、本実施形態では、店舗選択部110は、履歴情報に基づいて、需要家4に対して店舗5ごとの利用回数を算出し、店舗5ごとの利用回数に応じて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択する。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、利用頻度の多い人気のある店舗5を優先的に選択することができる。また、本実施形態における節電支援システム1は、需要家4の趣向を考慮した店舗5を適切に選択することができる。そのため、本実施形態における節電支援システム1は、全店舗5のクーポン情報を通知する場合、又は無作為に店舗5を選択する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
なお、店舗選択部110は、需要家4の属する構成員(需要家4の世帯の構成員)の年齢又は性別に基づいて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択してもよい。
これにより、本実施形態における節電支援システム1は、需要家4の属する構成員の年齢又は性別を考慮した適切な店舗5を選択することができる。
また、店舗5は、例えば、クーポン情報を付加する優先順位を示す複数のレベルに予め分類されており、店舗選択部110は、予め定められた複数のレベルに基づいて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択してもよい。ここで、複数のレベルは、例えば、上述した過去の履歴情報(クーポンが使用された利用回数など)により分類されてもよい。また、複数のレベルは、例えば、各店舗5がアグリゲータ3に支払う広告料(契約料)によって、定められていてもよい。
また、店舗選択部110は、需要家4によって予め登録された趣味や趣向を示すカテゴリ情報やお気に入り登録などの情報に基づいて、複数の店舗5のうちから、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を選択してもよい。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、通知情報に、クーポン情報の代わりにクーポン情報が閲覧可能な店舗5のURLを節電依頼とともに、需要家4に通知する場合の一例について説明する。
図18は、本発明の第6の実施形態に係る節電支援システム1aの概要を説明する説明図である。
この図において、節電支援システム1aは、電気事業者2(電力会社)と、アグリゲータ3(電力管理事業者)と、需要家4と、店舗5と、コンテンツ事業者7とを有している。
なお、この図において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
コンテンツ事業者7は、契約した店舗5の広告を閲覧可能なウェブサイトを運営する事業者である。コンテンツ事業者7は、クーポン情報を閲覧可能なウェブサイトをコンテンツとして提供する後述するウェブサーバ700を有している。
本実施形態における節電支援システム1aでは、アグリゲータ3が、電気事業者2からの節電要請に応じて、需要家4に節電依頼とともに、店舗5で使用可能なお得なサービス情報(例えば、クーポン)を閲覧可能なURLを通知する。節電支援システム1aは、需要家4が、店舗5に行ってクーポンを使用することで、節電を容易に達成しつつ、お得なサービスを得られるというものである。
節電支援システム1aの概要を説明すると、図18に示すように、電気事業者2は、電気(電力)をアグリゲータ3に提供し(ステップS21)、アグリゲータ3は、電気事業者2から供給された電気(電力)を各需要家4に分配する(ステップS22)。
なお、店舗5は、クーポンに関する情報(例えば、クーポン情報を閲覧可能なURL、クーポンの内容、適用条件など)を予めアグリゲータ3の節電支援装置100に登録しておく(ステップS23)。
また、店舗5は、コンテンツ事業者7に広告料を支払う(ステップS24)。これにより、店舗5は、店舗5のチラシ情報などの広告を閲覧可能なウェブサイトの提供されるサービスを受ける。
また、店舗5は、コンテンツ事業者7のウェブサーバ700に、店舗5の広告情報とともに、クーポン情報を予め登録しておく(ステップS25)。
また、電気事業者2は、電力需給が逼迫した場合、又は電力需給が逼迫することが予想される場合に、節電要請(節電依頼要求)をアグリゲータ3に出力する(ステップS26)。
次に、アグリゲータ3は、電気事業者2からの節電要請に応じて、節電の協力を依頼する通知情報(節電依頼+URL)を需要家4に通知する(ステップS27)。
次に、需要家4は、節電依頼に付加されているURLにアクセスし、店舗5のウェブサイトからクーポン情報を閲覧する(ステップS28)。これにより、需要家4は、店舗5で使用可能なクーポン情報を取得する。
次に、需要家4は、取得したクーポン情報を利用する(クーポン利用)のために外出する(ステップS29)ことにより、店舗5からお得な体験が得られる(ステップS30)。とともに節電(ネガワットの創出)に協力する(ステップS31)。
また、節電(ネガワット)の対価として、需要家4に節電ポイントを付与する(ステップS32)。
また、アグリゲータ3は、節電協力(ネガワットの提供)する(ステップS33)ことの対価として、協力金を電気事業者2から得る(ステップS34)。
このように本実施形態における節電支援システム1aは、アグリゲータ3(節電支援装置100)が節電依頼にURLを付加した通知情報を需要家4に通知し、需要家4は、節電依頼に付加されているURLにアクセスして取得したクーポンを店舗5で利用することで、節電を実現する。
これにより、需要家4は、クーポンを店舗5で利用するために外出することにより節電を無理せずに行うことができ、クーポンによるお得な体験をすることができる。また、店舗5は、クーポンによる集客により、売上の増加が見込める。さらに、需要家4は、節電に協力することにより、アグリゲータ3から節電ポイントを得ることができる。
次に、この本実施形態における節電支援システム1aの詳細について説明する。
まず、図19を参照して、節電支援システム1aの構成について説明する。
図19は、本実施形態における節電支援システム1aの一例を示すブロック図である。
図19において、節電支援システム1aは、電気事業者2が有する電力会社サーバ200と、アグリゲータ3が有するアグリゲータサーバ300と、各需要家4が有する需要家端末装置400、携帯端末450、及びデマンドメータ460と、店舗5が有する店舗端末装置500と、コンテンツ事業者7が有するウェブサーバ700とを備えている。なお、電力会社サーバ200、アグリゲータサーバ300、需要家端末装置400、携帯端末450、店舗端末装置500、及びウェブサーバ700は、通信ネットワーク6を介して互いに接続されている。
なお、この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における節電支援システム1aは、ウェブサーバ700を備えている点と、節電支援装置100が、通知生成部101の代わりに通知生成部101aを備える点が、図2に示す第1の実施形態と異なる。
ウェブサーバ700(ウェブサーバ装置)は、クーポン情報を閲覧可能なウェブサイトをコンテンツとして提供するサーバ装置である。ウェブサーバ700は、店舗端末装置500が備える登録制御部532による登録要求により、店舗5の広告内容及びクーポン情報を登録、又は変更することができる。
アグリゲータサーバ300の制御部330は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、アグリゲータサーバ300を統括的に制御する。また、制御部330は、通知生成部101a、通知処理部102、クーポン登録部103、及び節電ポイント付与部104を備えている。
通知生成部101a(生成部)は、節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。なお、本実施形態では、クーポンに関する情報には、店舗5に対応付けられた、クーポンの内容を示すクーポン情報を閲覧可能なネットワーク上の場所を示すアドレス情報(URL)が含まれる。通知生成部101aは、このアドレス情報(URL)と節電依頼とを含む通知情報を生成する。
次に、本実施形態における節電支援システム1aの動作について説明する。
図20は、本実施形態における節電支援システム1aの動作を説明するフローチャートである。
この図において、まず、店舗5の店舗端末装置500は、URL及びクーポン情報の登録要求をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100)に送信する(ステップS801)。すなわち、店舗5は、店舗端末装置500を使用して、アグリゲータサーバ300に店舗情報と、URL及びクーポン情報とを予め登録する要求をする。
次に、アグリゲータサーバ300は、店舗端末装置500から出力されたURL及びクーポン情報の登録要求に基づいて、URL及びクーポン情報を登録する(ステップS802)。すなわち、アグリゲータサーバ300のクーポン登録部103は、店舗5の店舗端末装置500からの要求に応じて、店舗情報記憶部322に、「URL」と、「クーポン情報」と、「店舗情報」とを対応付けて記憶させる登録処理を実行する。このように、本実施形態では、URL及びクーポン情報は、予め定められている。
また、店舗端末装置500は、クーポン情報の登録要求をウェブサーバ700に送信する(ステップS803)。
ウェブサーバ700は、店舗端末装置500からのクーポン情報の登録要求に応じて、クーポン情報の登録を行う(ステップS804)。
一方で、電力会社サーバ200は、節電依頼要求の送信判定を行い(ステップS805)、節電依頼要求が必要になった場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS806)。
次に、アグリゲータサーバ300は、電力会社サーバ200からの節電依頼要求に応じて、通知情報を生成する(ステップS807)。具体的に、アグリゲータサーバ300の通知生成部101aは、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報と、節電依頼とを含む通知情報を生成する。ここで、店舗5で使用可能なクーポンに関する情報は、クーポンの内容を示すクーポン情報を閲覧可能なURLであり、通知生成部101aは、例えば、図21に示すような、電子メールを、通知情報として生成する。
次に、アグリゲータサーバ300は、通知情報を需要家4に通知する(ステップS808)。すなわち、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、通知生成部101aが生成した電子メール(通知情報)を需要家4宛に送信する。
次に、需要家端末装置400は、アグリゲータサーバ300が送信した通知情報を受信し、受信した通知情報を表示する(ステップS809)。すなわち、需要家端末装置400は、通知受信部431が通信部410を介して電子メールを、通知情報として受信し、例えば、図21に示すように、表示部440に表示させる。
ここで、本実施形態における通知情報の表示例について図21を参照して説明する。
図21は、本実施形態における通知情報が表示された画面の一例を示す図である。
この図において、画面G2は、通知情報メッセージM2の表示画面を示し、通知情報メッセージM2は、節電依頼メッセージDR2と、アドレス情報L1(URL)を示している。
この図に示すように、本実施形態における通知情報メッセージM2は、節電依頼メッセージDR2にクーポン情報を閲覧可能なアドレス情報L1(ここでは、○○映画館のURL)を添付された電子メールである。
需要家4は、受信した通知情報を確認し、節電行動(例えば、需要家4に設備された負荷設備の消費電力量を低減(節電)する行動)を行うとともに、添付されたURLのウェブサーバ700に接続し(ステップS810)、クーポン情報を取得する(ステップS811)。
次に、需要家端末装置400は、閲覧したクーポン情報を表示し(ステップS812)、需要家4は、クーポン情報の表示を確認し、クーポンを利用する(ステップS813)。すなわち、需要家4は、店舗5に行き、クーポンを利用する。
この際、需要家4は、上述の表示したクーポン情報を印刷して、クーポン情報を店舗5で提示してもよいし、携帯端末450に上述のクーポン情報を表示させて店舗5で提示してもよい。
また、需要家端末装置400は、節電電力量をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100)に通知する(ステップS814)。すなわち、需要家端末装置400は、デマンドメータ460が収集した需要家4の消費電力量をアグリゲータサーバ300に通知し、アグリゲータサーバ300は、節電ポイントを付与する(ステップS815)。
次に、図22を参照して、本実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理を説明する。ここでは、節電依頼要求に地域が指定されていない場合の一例であり、アグリゲータ3が契約している需要家4全員に対して、通知情報を生成する場合について説明する。
図22は、実施形態における通知情報の生成処理及び通知処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、ステップS201〜ステップS202、及びステップS205の処理は、図7に示すステップS201〜ステップS202、及びステップS205の処理と同様であるのでその説明を省略する。
ステップS203aにおいて、通知生成部101aは、URLを取得する。すなわち、通知生成部101aは、店舗情報記憶部322から店舗5に対応するURLを取得する。
次に、通知生成部101aは、通知情報を生成する(ステップS204a)。すなわち、通知生成部101aは、節電依頼要求に基づいて節電依頼を生成し、生成した節電依頼に、取得した店舗5のURLを付加した電子メールを通知情報として生成する。
次に本実施形態の変形例(第3変形例)として、店舗5が、アグリゲータ3から節電依頼を受信した後に、節電依頼の内容に基づいて、クーポン情報を設定する場合の一例について説明する。
<第3変形例>
図23は、本実施形態の第3変形例における節電支援システム1aの動作を説明するフローチャートである。
この図において、まず、電力会社サーバ200は、図20のステップS805と同様に、節電依頼要求の送信判定を行い(ステップS901)、節電依頼要求が必要になった場合に、節電依頼要求をアグリゲータサーバ300に送信する(ステップS902)。
次に、アグリゲータサーバ300は、節電依頼を店舗5に通知する(ステップS903)。すなわち、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、節電依頼要求に応じて、節電依頼を通知することを店舗5に通知する。
次に、店舗端末装置500は、クーポン情報の登録要求をウェブサーバ700に送信する(ステップS904)。店舗端末装置500は、通知受信部531が、アグリゲータサーバ300からの節電依頼を受信し、表示部340に表示させる。店舗5の従業員は、節電依頼の内容を確認し、クーポンの内容であるクーポン情報を決定し、店舗端末装置500の登録制御部532は、ウェブサーバ700にクーポン情報の登録要求を送信する。すなわち、店舗5の従業員は、節電依頼の期間や店舗5の状況、集客状態などを考慮して、クーポン情報を設定する。
ウェブサーバ700は、店舗端末装置500からのクーポン情報の登録要求に応じて、クーポン情報の登録を行う(ステップS905)。
また、店舗5の店舗端末装置500は、URL及びクーポン情報の登録要求をアグリゲータサーバ300(節電支援装置100)に送信する(ステップS906)。すなわち、店舗5は、店舗端末装置500を使用して、アグリゲータサーバ300に店舗情報と、URL及びクーポン情報とを登録する要求をする。
次に、アグリゲータサーバ300は、店舗端末装置500から出力されたURL及びクーポン情報の登録要求に基づいて、URL及びクーポン情報を登録する(ステップS907)。
続く、ステップS908〜ステップS916の処理は、図20に示すステップS807〜ステップS815の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
このように、第3変形例では、アグリゲータサーバ300の通知処理部102は、節電依頼要求に基づいて、店舗5に節電依頼を通知し、クーポン情報は、店舗5に通知された節電依頼に応じて設定される。
これにより、節電支援システム1aは、節電依頼に応じた適切なクーポン情報が設定されるので、需要家4が店舗5に行く節電行動を起こし易くすることができる。そのため、節電支援システム1aは、クーポン情報が予め定められている場合に比べて、需要家4を店舗5のクーポンを利用し易くすることができる。
以上説明したように、本実施形態において、クーポンに関する情報には、店舗5に対応付けられた、クーポンの内容を示すクーポン情報を閲覧可能なネットワーク上の場所を示すアドレス情報(URL)が含まれる。通知生成部101aは、このアドレス情報と節電依頼とを含む通知情報を生成する。また、節電支援システム1aは、クーポン情報を閲覧可能なウェブサイトをコンテンツとして提供するウェブサーバ700(ウェブサーバ装置)を備える。
これにより、需要家4は、ウェブサーバ700を利用してクーポン情報を取得するので、節電支援システム1aは、通知情報にクーポン情報を付加する第1の実施形態と比べて、通知情報を簡略化することができるとともに、ウェブサーバ700で詳細なクーポン情報を需要家4に提供することができる。
また、需要家4がクーポンを店舗5で使用するために外出することが需要家4の節電行動になるので、本実施形態における節電支援システム1aは、第1の実施形態と同様に、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる。
なお、本実施形態では、店舗5は、節電依頼のタイミングとは関係なく、タイムセールスや安売り情報などを、ウェブサーバ700に登録してもよい。この場合は、アグリゲータサーバ300には、クーポン情報を登録せずに、「URL」のみ登録してもよい。
これにより、節電支援システム1aは、クーポン情報を状況に応じて柔軟に変更することができる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、第6の実施形態にクーポンを使用する店舗5の予約処理を追加した場合の一例について説明する。
図24は、本実施形態における節電支援システム1aの一例を示すブロック図である。
図24において、節電支援システム1aは、電気事業者2が有する電力会社サーバ200と、アグリゲータ3が有するアグリゲータサーバ300と、各需要家4が有する需要家端末装置400、携帯端末450、及びデマンドメータ460と、店舗5が有する店舗端末装置500と、コンテンツ事業者7が有するウェブサーバ700とを備えている。なお、電力会社サーバ200、アグリゲータサーバ300、需要家端末装置400、携帯端末450、店舗端末装置500、及びウェブサーバ700は、通信ネットワーク6を介して互いに接続されている。
なお、この図において、図19に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における節電支援システム1aは、ウェブサーバ700が、予約確認処理部701と、予約受付部702とを備える点が、図19に示す第6の実施形態と異なる。
本実実施形態において、ウェブサーバ700は、予約確認処理部701と、予約受付部702とを備えている。
予約確認処理部701は、入力された予約確認要求に応じて、店舗5の予約状態(予約状況)を出力する。予約確認処理部701は、例えば、ウェブサーバ700に入力された予約の確認を要求する予約確認要求に応じて、ウェブサーバ700又は店舗端末装置500が備える予約記憶部(不図示)に記憶されている店舗5の予約情報を読み出して出力する。ここで、予約記憶部は、店舗ごとの予約情報を店舗5の予約状態として記憶している。
予約確認処理部701は、例えば、需要家端末装置400又はアグリゲータサーバ300からの予約確認要求に応じて、店舗5の予約状態を予約確認要求送信した装置に出力する。
予約受付部702は、クーポンに関する情報に基づいて、クーポンを使用する店舗5の予約を受け付ける。クーポンに関する情報には、店舗5のクーポン情報や店舗5の情報を閲覧可能なウェブサイトのURLが含まれる。予約受付部702は、例えば、通知情報に含まれるURLにより、需要家端末装置400からウェブサーバ700に接続することにより、クーポンを使用する店舗5の予約を受け付ける。予約受付部702は、受け付けた予約情報を上述した予約記憶部に記憶させる。
次に、本実施形態における節電支援システム1aの動作について説明する。
図25は、本実施形態における節電支援システム1aの動作を説明するフローチャートである。
この図において、ステップS1001〜ステップS1009の処理は、図20に示すステップS801〜ステップS809の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
続く、需要家4は、受信した通知情報を確認し、節電行動(例えば、需要家4に設備された負荷設備の消費電力量を低減(節電)する行動)を行うとともに、添付されたURLのウェブサーバ700に接続し、店舗5の予約確認要求を出力する(ステップS1010)すなわち、需要家端末装置400は、添付されたURLのウェブサーバ700に接続するとともに、店舗5の予約確認要求を出力する。
次に、ウェブサーバ700は、需要家端末装置400に予約状態を出力する(ステップS1011)。すなわち、ウェブサーバ700の予約確認処理部701は、需要家端末装置400から入力された予約確認要求に応じて、店舗5の予約状態を出力する。
需要家端末装置400は、ウェブサーバ700から出力された店舗5の予約状態を表示部440に表示する(ステップS1012)。
次に、需要家4は、予約状態を確認した上で、需要家端末装置400から予約依頼を実行する(ステップS1013)。すなわち、需要家端末装置400は、ウェブサーバ700に予約依頼を出力する。
次に、ウェブサーバ700は、予約を受け付け(ステップS1014)、クーポン情報を出力する。すなわち、ウェブサーバ700の予約受付部702は、需要家端末装置400からの予約を受け付け、予約記憶部に記憶させるとともに、対応する店舗5のクーポン情報を出力する。これにより、需要家端末装置400は、クーポン情報を取得する(ステップS1015)。
続く、ステップS1016〜ステップS1019の処理は、図20に示すステップS812〜ステップS815の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態による節電支援システム1aは、クーポンに関する情報に基づいて、クーポンを使用する店舗5の予約を受け付ける予約受付部702と、入力された予約確認要求に応じて、店舗5の予約状態を出力する予約確認処理部701とを備えている。
これにより、本実施形態による節電支援システム1aは、需要家4が店舗5に予約をした上で、クーポンを利用するので、需要家4が店舗5を利用する確度を高めることができる。また、需要家4は、予約状態を確認した上で、クーポンを利用する店舗5を選択することも可能であり、本実施形態による節電支援システム1aは、クーポンを利用する際の利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、アグリゲータサーバ300は、店舗5の予約状態に基づいて、クーポン情報を設定することが可能である。例えば、通知生成部101aは、予約確認処理部701から出力された予約状態に応じて、クーポンに関する情報を通知情報により通知する店舗5を変更してもよい。この場合、通知生成部101aは、通信ネットワーク6を介して、ウェブサーバ700に予約確認要求を出力し、予約確認処理部701から、例えば、店舗5の予約状態を取得する。通知生成部101aは、店舗5の予約状態に空きがない場合(例えば、映画館などの満席状態である場合)に、他の店舗5のクーポンに関する情報を取得して、取得したクーポンに関する情報を含む通知情報を生成する。
これにより、本実施形態による節電支援システム1aは、予約状態を確認した上で、クーポンを発行できるので、例えば、予約の空きがなく節電効果の期待できない店舗5をクーポンの発行対象から予め外すことができる。よって、本実施形態による節電支援システム1aは、全店舗5のクーポン情報を通知する場合、又は無作為に店舗5を選択する場合に比べて、節電効果を高めることができる。
なお、本実施形態では、ウェブサーバ700が予約確認処理部701及び予約受付部702を備える場合の一例を説明したが、アグリゲータサーバ300(節電支援装置100)、又は店舗端末装置500が予約確認処理部701及び予約受付部702を備える形態であってもよい。
また、上記の実施形態では、店舗5の予約に用いるクーポンに関する情報が、URLである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、店舗5の予約に用いるクーポンに関する情報は、予約用の電子メールアドレス、予約用の電話番号などであってもよい。すなわち、クーポンに関する情報には、予約用の電子メールアドレス、予約用の電話番号などの予約に関する情報が含まれてもよい。
[第8の実施形態]
次に、本発明の第8の実施形態に係る節電支援システム及び節電支援装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、電気事業者2が有する電力会社サーバ200が、節電支援装置100を備える場合の一例について説明する。
図26は、本発明の第8の実施形態に係る節電支援システム1bの概要を説明する説明図である。
この図において、節電支援システム1bは、電気事業者2(電力会社)と、需要家4と、店舗5とを有している。
なお、この図において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、電気事業者2が、アグリゲータ3を介さずに需要家4に直接電力を供給する場合の一例である。
本実施形態における節電支援システム1bでは、電気事業者2が、自身で生成した節電要請に応じて、需要家4に節電依頼とともに、店舗5で使用可能なお得なサービス情報(例えば、クーポン)を通知する。節電支援システム1bは、需要家4が、店舗5に行ってクーポンを使用することで、節電を容易に達成しつつ、お得なサービスを得られるというものである。
節電支援システム1bの概要を説明すると、図26に示すように、電気事業者2は、電気(電力)を各需要家4に供給する(ステップS41)。
なお、店舗5は、クーポンに関する情報(例えば、クーポンの内容、適用条件など)を予め電気事業者2の節電支援装置100に登録しておく(ステップS42)。
また、電気事業者2は、電力需給が逼迫した場合、又は電力需給が逼迫することが予想される場合に、節電要請(節電依頼要求)を節電支援装置100に出力し、節電支援装置100は、節電要請に応じて、節電の協力を依頼する通知情報(節電依頼+クーポン情報)を需要家4に通知する(ステップS43)。
次に、需要家4は、節電依頼に付加されているクーポン情報を利用する(クーポン利用)のために外出する(ステップS44)ことにより、店舗5からお得な体験が得られる(ステップS45)。とともに節電(ネガワットの創出)に協力する(ステップS46)。
また、節電(ネガワット)の対価として、需要家4に節電ポイントを付与する(ステップS47)。
なお、本実施形態における節電支援システム1bの構成は、電力会社サーバ200がアグリゲータサーバ300の代わりに、節電支援装置100を備える点を除いて、第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態における節電支援システム1bは、電気事業者2(節電支援装置100)が節電依頼にクーポン情報を付加した通知情報を需要家4に通知し、需要家4は、節電依頼に付加されているクーポンを店舗5で利用することで、節電を実現する。
これにより、需要家4は、クーポンを店舗5で利用するために外出することにより節電を無理せずに行うことができ、クーポンによるお得な体験をすることができる。また、店舗5は、クーポンによる集客により、売上の増加が見込める。さらに、需要家4は、節電に協力することにより、電気事業者2から節電ポイントを得ることができる。よって、本実施形態における節電支援システム1bは、第1の実施形態と同様に、節電依頼に応じて、好適な節電を行うことができる。
このように、本実施形態における節電支援システム1bは、アグリゲータサーバ300を供えずに、電力会社サーバ200(電気事業者管理装置)は、節電支援装置100を備える場合においても適用することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記の各実施形態は、単独で実施される場合について説明したが、上記の各実施形態を組み合わせて実施されてもよい。
例えば、第2〜第5の実施形態を第6の実施形態又は第6の実施形態に適用してもよいし、第6の実施形態に第1変形例を適用してもよい。また、第1の実施形態と、第6の実施形態とが、組み合わせて実施されてもよい。
また、上記の各実施形態では、クーポンによる負担分を店舗5が負担する場合について説明したが、アグリゲータ3又は電気事業者2が負担する形態であってもよい。
また、クーポンによって提供されるサービスには、上記のサービスに限定されるものではない。例えば、クーポンによって提供されるサービスには、アグリゲータ3又は電気事業者2が付与する節電ポイントの付与を含めてもよい。また、例えば、クーポンにより提供されるサービスには、図4に示すように、店舗5における取引に応じて金券(例えば、商品券、食事券など)を付与するサービスを含めてもよい。また、例えば、クーポンにより提供されるサービスには、クーポンにより提供されるサービスには、店舗5における取引に応じて所定の金額を事後にキャッシュバックするサービスを含めてもよい。
また、上記の第3〜第5の実施形態において、アグリゲータ3が店舗5に広告料を請求する形態について説明したが、アグリゲータ3又は電気事業者2が、履歴情報に基づいて。店舗5に協力金を支払う形態であってもよい。
また、上記の第3の実施形態において、識別情報をユニークコードや二次元コードで通知情報に含めて提供する場合について説明したが、識別情報は、数字などのコードであってもよいし、他のコードであってもよい。
また、上記の各実施形態において、携帯端末450を用いて店舗5でクーポンを利用する形態を説明したが、これに限定されるものではなく、クーポン情報を紙に印刷して利用してもよい。
また、上記の第6の実施形態において、URLは複数の店舗5の広告情報が閲覧可能なウェブサイトのURLであってもよい。この場合、需要家4は、複数の店舗5の情報の中から、自身の地域に対応した店舗5や、自分の趣向にあった店舗5を選んでクーポン情報を取得してもよい。
また、上記の第6の実施形態において、コンテンツ事業者7がウェブサーバ700を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、店舗5が、クーポン情報を閲覧可能なウェブサーバ装置を有してもよいし、アグリゲータ3又は電気事業者2がクーポン情報を閲覧可能なウェブサーバ装置を有してもよい。
また、ウェブサーバ700は、クーポン情報の他に、店舗5の混み具合や予約状況などが閲覧可能であってもよい。この場合、需要家4は、店舗5の混み具合や予約状況を考慮して、クーポンを利用する店舗5を選択することができる。
また、上記の各実施形態において、通知情報は、電子メールにより需要家4に通知される場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、通知情報は、テレビのデジタル情報配信や、放送などの音声により需要家4に通知されてもよい。
また、上記の第4の実施形態において、店舗端末装置500がクーポン使用情報を表示部540に表示する場合について、説明したが、紙などにクーポン使用情報を印刷して、需要家4の携帯端末450に読み込ませてもよい。
また、上記の第8の実施形態では、一例として、第1の実施形態においてアグリゲータ3を備えない場合を説明したが、他の実施形態において同様に適用してもよい。
また、上記の各実施形態では、需要家4が、通知情報のクーポンを利用することを、アグリゲータ3又は店舗5に応答し、クーポンの利用を予約してもよい。
また、例えば、アグリゲータサーバ300(節電支援装置100、100a〜100d)又は店舗端末装置500は、このクーポンの利用の予約に基づいて、利用する需要家4の利用人数を推定し、さらに、推定した利用人数に基づいて、店舗5の混み具合を推定し、需要家4に通知してもよい。これにより、需要家4は、店舗5の混み具合を考慮して、クーポンの利用を選択することができる。
また、上記の各実施形態において、店舗情報記憶部322は、クーポン情報記憶部を兼ねる場合について説明したが、別々の記憶部として構成してもよい。また、需要家情報記憶部321、店舗情報記憶部322、及び履歴情報記憶部323の各記憶部は、節電支援装置100(100a〜100d)が備える場合について説明したが、これに限定されるものではない。需要家情報記憶部321、店舗情報記憶部322、及び履歴情報記憶部323の各記憶部は、通信ネットワーク6上の他のサーバ装置が備える形態であってもよい。
なお、本発明における節電支援システム1(1a、1b)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した節電支援システム1(1a、1b)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に節電支援システム1(1a、1b)が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1、1a、1b 節電支援システム
2 電気事業者(電力会社)
3 アグリゲータ
4 需要家
5 店舗
6 通信ネットワーク
7 コンテンツ事業者
100、100a、100b、100c、100d 節電支援装置
101、101a 通知生成部
102 通知処理部
103 クーポン登録部
104 節電ポイント付与部
105 需要家選択部
106 識別情報生成部
107、107a 需要家判定部
108 履歴処理部
109 広告料請求部
110 店舗選択部
200 電力会社サーバ
210、310、410、510 通信部
220、320、320a、420、520 記憶部
230、330、330a、330b、330c、330d、430、530、530a 制御部
231 電力推定部
232 節電要請出力部
300 アグリゲータサーバ
321 需要家情報記憶部
322 店舗情報記憶部
323 履歴情報記憶部
400 需要家端末装置
431 通知受信部
432 節電制御部
440、452、540 表示部
450 携帯端末
451 通知受信部
453 情報読取部
454 情報送信部
460 デマンドメータ
500 店舗端末装置
531 通知受信部
532 登録制御部
533 識別情報取得部
534 使用情報生成部
700 ウェブサーバ
701 予約確認処理部
702 予約受付部

Claims (33)

  1. 電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置を備える節電支援システムであって、
    前記節電支援装置は、
    前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記通知情報を前記需要家に通知する通知部と
    を備えることを特徴とする節電支援システム。
  2. 前記生成部は、
    前記需要家と関連付けられた地域に対応付けられた前記店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の節電支援システム。
  3. 前記生成部は、
    前記需要家を示す情報と地域を示す情報とを関連付けて記憶する需要家情報記憶部と、前記地域を示す情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶する店舗情報記憶部とから、前記通知情報を通知する前記需要家に関連付けられた当該地域を示す情報に対応する前記店舗を示す情報を取得し、取得した前記店舗を示す情報に対応する前記店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の節電支援システム。
  4. 前記生成部は、
    前記節電依頼によって節電の協力を依頼する期間を含む前記通知情報を生成し、
    前記クーポンは、前記節電の協力を依頼する期間を含む所定の期間において、前記店舗で使用可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  5. 前記クーポンに関する情報には、前記クーポンの内容を示すクーポン情報が含まれ、
    前記生成部は、
    前記クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  6. 前記クーポンに関する情報には、前記店舗に対応付けられた、前記クーポンの内容を示すクーポン情報を閲覧可能なネットワーク上の場所を示すアドレス情報が含まれ、
    前記生成部は、
    前記アドレス情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  7. 前記クーポン情報を閲覧可能なウェブサイトをコンテンツとして提供するウェブサーバ装置を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の節電支援システム。
  8. 前記クーポン情報は、前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶するクーポン情報記憶部に、前記店舗を示す情報に対応付けられて予め定められており、
    前記生成部は、
    前記クーポン情報記憶部から、前記店舗を示す情報に対応する前記クーポン情報を取得し、取得した当該クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  9. 前記通知部は、
    前記節電依頼要求に基づいて、前記店舗に前記節電依頼を通知し、
    前記クーポン情報は、前記店舗に通知された前記節電依頼に応じて設定される
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  10. 前記生成部は、
    前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶するクーポン情報記憶部から、前記店舗を示す情報に対応する前記クーポン情報を取得し、取得した前記クーポン情報と前記節電依頼とを含む通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の節電支援システム。
  11. 前記店舗からの要求に応じて、前記クーポン情報記憶部に、前記クーポン情報と前記店舗を示す情報とを対応付けて記憶させる登録部を備える
    ことを特徴とする請求項8又は請求項10に記載の節電支援システム。
  12. 前記節電支援装置は、
    前記節電依頼によって節電の協力を依頼する時間帯に消費が推定される前記需要家の消費電力量に応じて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、
    前記通知部は、
    前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  13. 前記節電支援装置は、
    過去の前記節電依頼に対して、前記需要家が節電に協力した回数又は電力量に応じて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、
    前記通知部は、
    前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  14. 前記需要家は、前記節電依頼を通知する優先順位を示す複数のレベルに予め分類されており、
    前記節電支援装置は、
    予め定められた前記複数のレベルに基づいて、複数の前記需要家のうちから、前記通知情報を通知する前記需要家を選択する需要家選択部を備え、
    前記通知部は、
    前記需要家選択部によって選択された前記需要家に対して前記通知情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  15. 前記節電支援装置は、
    前記節電依頼に対して、前記需要家が節電に協力した電力量又は回数に応じて、節電ポイントを付与する節電ポイント付与部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  16. 前記生成部は、
    前記通知情報が通知された前記需要家を識別する識別情報を含む前記通知情報を生成し、
    前記節電支援装置は、
    前記店舗に備えられる店舗端末装置であって、前記識別情報を取得する識別情報取得部と、取得した当該識別情報を前記節電支援装置に送信する識別情報送信部とを有する店舗端末装置から送信された前記識別情報に基づいて、前記クーポンを使用した前記需要家を判定する判定部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  17. 前記節電支援装置は、
    前記店舗において前記クーポンが使用されたことを示すクーポン使用情報を表示部に表示する店舗端末装置に表示されている前記クーポン使用情報を読み取る読取部と、前記読取部によって読み取られた当該クーポン使用情報を前記節電支援装置に送信する使用情報送信部とを有する携帯端末により読み取られて送信された前記クーポン使用情報に基づいて、前記クーポンを使用した前記需要家を判定する判定部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  18. 前記節電支援装置は、
    前記需要家が前記クーポンを使用したことを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶部に、前記判定部が前記クーポンを使用したと判定した当該需要家を示す需要家情報と、当該クーポンが使用された当該店舗を示す店舗情報とを関連付けた情報を前記履歴情報として記憶させる履歴処理部
    を備えることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の節電支援システム。
  19. 前記履歴情報記憶部に記憶されている前記履歴情報に基づいて、前記店舗に対する広告料を算出し、算出した前記広告料を前記店舗に請求する広告料請求部を備える
    ことを特徴とする請求項18に記載の節電支援システム。
  20. 前記節電支援装置は、
    前記履歴情報記憶部に記憶されている前記履歴情報に基づいて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択する店舗選択部を備え、
    前記生成部は、
    前記店舗選択部によって選択された前記店舗に対応する前記クーポンに関する情報を含めた前記通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の節電支援システム。
  21. 前記店舗選択部は、
    前記履歴情報に基づいて、前記需要家に対して前記店舗ごとの利用回数を算出し、前記店舗ごとの利用回数に応じて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択する
    ことを特徴とする請求項20に記載の節電支援システム。
  22. 前記節電支援装置は、
    前記需要家に属する構成員の年齢又は性別に基づいて、複数の前記店舗のうちから、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を選択する店舗選択部を備え、
    前記生成部は、
    前記店舗選択部によって選択された前記店舗に対応する前記クーポンに関する情報を含めた前記通知情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  23. 前記店舗は、電力消費量を利用人数に依存させずに利用可能な店舗を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  24. 前記電気事業者が有する電気事業者管理装置を備え、
    前記電気事業者管理装置は、
    前記需要家4が需要する需要電力量を推定する電力推定部と、
    前記電力推定部によって推定された前記需要電力量が所定の閾値以上になる場合に、前記節電依頼要求を出力する節電依頼要求出力部と
    を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  25. 前記電気事業者が供給する電力を、予め契約した前記需要家に供給する電力管理事業者が有する電力管理装置を備え、
    前記電力管理装置は、前記節電支援装置を備える
    ことを特徴とする請求項24に記載の節電支援システム。
  26. 前記電気事業者管理装置は、前記節電支援装置を備える
    ことを特徴とする請求項24に記載の節電支援システム。
  27. 前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引額から割引額を割り引く割引サービスが含まれる
    ことを特徴とする請求項1から請求項26のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  28. 前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引に応じて所定のポイントを付与するポイントサービスが含まれる
    ことを特徴とする請求項1から請求項27のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  29. 前記クーポンにより提供されるサービスには、前記店舗における取引に応じて金券を付与するサービス、又は、前記店舗における取引に応じて所定の金額を事後にキャッシュバックするサービスが含まれる
    ことを特徴とする請求項1から請求項28のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  30. 前記クーポンに関する情報に基づいて、前記クーポンを使用する前記店舗の予約を受け付ける予約受付部と、
    入力された予約確認要求に応じて、前記店舗の予約状態を出力する予約確認処理部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項29のいずれか一項に記載の節電支援システム。
  31. 前記生成部は、
    前記予約確認処理部から出力された前記予約状態に応じて、前記クーポンに関する情報を前記通知情報により通知する前記店舗を変更する
    ことを特徴とする請求項30に記載の節電支援システム。
  32. 電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置であって、
    前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記通知情報を前記需要家に通知する通知部と
    を備えることを特徴とする節電支援装置。
  33. 電気事業者から電力の供給を受ける需要家に節電の協力を依頼する節電依頼を通知する節電支援装置を備える節電支援システムの節電支援方法であって、
    前記節電支援装置が、前記節電依頼を要求する節電依頼要求の入力に応じて、店舗で使用可能なクーポンに関する情報と、前記節電依頼とを含む通知情報を生成する生成ステップと、
    前記節電支援装置が、前記生成ステップによって生成された前記通知情報を前記需要家に通知する通知ステップと
    を含むことを特徴とする節電支援方法。
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