JP2016143412A - クーポンをユーザと照合する方法、リソースを入札する方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 - Google Patents

クーポンをユーザと照合する方法、リソースを入札する方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016143412A
JP2016143412A JP2015166924A JP2015166924A JP2016143412A JP 2016143412 A JP2016143412 A JP 2016143412A JP 2015166924 A JP2015166924 A JP 2015166924A JP 2015166924 A JP2015166924 A JP 2015166924A JP 2016143412 A JP2016143412 A JP 2016143412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
coupon
resource
users
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015166924A
Other languages
English (en)
Inventor
チェン・ウェイ−ペン
Wei-Peng Chen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2016143412A publication Critical patent/JP2016143412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • G06Q30/0224Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates based on user history
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
    • G06F16/9535Search customisation based on user profiles and personalisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • G06Q30/0235Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates constrained by time limit or expiration date
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • G06Q30/0236Incentive or reward received by requiring registration or ID from user

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】デマンドレスポンスイベントの間にユーザのリソース消費量を削減させることが可能な方法等を提供する。
【解決手段】方法は、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、複数のマーチャントから複数のオファーを受けることを有する。夫々のオファーは、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む。方法は、ユーザインタレストをインタレストのカテゴリと照合して、ユーザとオファーとの間の一致を識別し、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、ユーザのためのクーポンを生成することを有する。クーポンは、オファーと、決定された期間の間に指定された物理的な位置でそのクーポンを引き換える実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む。方法は、指定された物理的な位置での引き換えのためにユーザにクーポンを提供することを有する。
【選択図】図4

Description

ここで議論される実施形態は、住居のデマンドレスポンスにおけるクーポンの活用に関する。
公共事業体は、ある高負荷期間の間のリソース使用量の削減を奨励して、より大きな需要を満足するように又は製造費用を最小限にするように公共事業体の能力を高める。例えば、夏季の数ヶ月に、ピークエネルギ使用量は、真夏日の夕方近くに起こり得る。公共事業体は、夕方近くの顧客の家庭におけるエネルギ使用量を減らすように顧客にインセンティブを提供することがある。それに応じて、顧客は、皿洗いをすることを避け、家庭内の空調設備を弱め、あるいは、別なふうにしてエネルギ使用量を削減し得る。単一の住居は、エネルギ消費において大きな差を生じさせるほどにはエネルギを消費しないかもしれないので、公共事業体は、多くの顧客にインセンティブを提供してよく、それらの顧客に関連する家庭でのリソース削減の寄せ集めは、デマンドレスポンスイベントのために消費量を削減するのに十分であり得る。このようにして、公共事業体は、ピークエネルギ利用の間のエネルギ需要を満足する自身の能力を高め、且つ/あるいは、エネルギ需要を満足するための更なるエネルギを生成又は購入することを回避してよい。
ピーク又は高負荷期間の間のリソース使用量の削減は、デマンドレスポンス(DR;demand response)と一般的に呼ばれることがある。指定された期間の間のリソース使用量の削減は、DRイベントと呼ばれ得る。DRイベントは、一般的に、公共事業体が高い需要を期待して、顧客にリソース使用量を削減又は低減するよう頼む場合に、起こる。幾つかのDRシステムはDRアグリゲータを含む。DRアグリゲータは、公共事業体と顧客との間のやり取りをとりなしてよい。DRアグリゲータは、一般に、顧客と協調してDRイベントを実施するように、公共事業体との同意を有する。
ここで請求される対象は、上述のような欠点を解消したり、あるいは、上述のような環境でのみ動作したりする実施形態に制限されない。むしろ、この背景技術は、ここで記載される実施形態が実施され得る一例としての技術分野を説明するために与えられているにすぎない。
本発明の実施形態は、デマンドレスポンスイベントの間にユーザにリソース消費量を削減させるインセンティブをユーザに提供することができる方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を対象とする。
本発明の実施形態は、デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法を提供する。方法は、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こすことを有する。
本発明の他の実施形態は、動作を実行するよう又は該動作の実行を制御するようプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。前記動作は、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こすことを有する。
本発明の更なる実施形態は、デマンドレスポンスイベントに基づきリソースを入札する方法を提供する。方法は、デマンドレスポンスイベントに関連する目標費用及び目標リソース削減を決定し、マーチャントからの複数のオファーを受け、複数のユーザの夫々が、前記マーチャントからの複数のオファーのうちの1つ以上を含むクーポンを、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に引き換える可能性を決定し、前記目標費用、前記目標リソース削減、及び前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを引き換える前記可能性に基づき、前記複数のユーザのうちの一部へのクーポンの組を生成し提供し、前記複数のユーザのうちの1以上のユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの組に含まれる1以上のクーポンの引き換えは、前記複数のユーザのうちの前記1以上のユーザに関連する1つ以上の居住位置でのリソース消費の減少を引き起こし、前記クーポンを受ける前記複数のユーザのうちの前記一部に基づき、前記リソースの総削減量を推定し、前記総削減量に基づき前記リソースについての提供価格及び量を提供することによって、1日前市場で前記リソースを入札することを有する。
本発明の実施形態によれば、デマンドレスポンスイベントの間にユーザにリソース消費量を削減させるインセンティブをユーザに提供することが可能となる。
例となる実施形態は、添付の図面の使用を通じて、更なる特定及び詳細をもって記載及び説明される。
デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合するよう構成されるデマンドレスポンスシステムの例のブロック図である。 デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する装置の例を表す。 クーポン及び種々のタイプのインセンティブを含むグラフィカルユーザインタフェースの例を表す。 デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法の例のフローチャートを表す。 デマンドレスポンスイベントに基づきリソースを入札する方法の例のフローチャートを表す。
[要約]
実施形態の態様に従って、デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法は、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定することを有してよい。方法は、複数のマーチャントからの複数のオファーを受けることを更に有してよく、夫々のオファーは、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む。方法は、前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別することを更に有してよい。方法は、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定することを更に有してよい。方法は、前記ユーザのためのクーポンを生成することを更に有してよく、該クーポンは、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む。方法は、前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供することを更に有してよく、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こす。
実施形態の目的及び利点は、特許請求の範囲で特定に指し示されている要素、特徴、及び組み合わせによって少なくとも実現及び達成される。前述の概要及び以下の詳細な説明はいずれも、例示及び説明であり、請求される発明の限定でない点が理解されるべきである。
[実施形態の説明]
従来の住居のデマンドレスポンス(DR)プログラムは、ユーザに、彼らの住居内でのリソース消費量を削減するようインセンティブを提供する。かかるプログラムは、ユーザが、そのインセンティブを、リソース消費量を削減する不便さに対して不十分且つ価値がないと考え得るために、順守率が低いことがある。加えて、どのユーザがプログラムに従うのか及びいつ彼らがプログラムに従うのかを予測することは、困難であり得る。結果として、どの程度リソース消費量が削減され得るのかを予測することは、困難であり得る。リソース消費量が予測不可能である場合に、公共事業体及び/又はDRアグリゲータは、誤っていることによるペナルティのために、予測に基づき行動を起こすことを望まないことがあり得る。
そのような及び他のシステムの欠点は、公共事業体及びマーチャントの双方が、ユーザにリソース消費量を削減させるインセンティブをユーザに提供するDRシステムによって解消され得る。ここで記載されるDRシステムは、コンピューティング装置を有してよい。例えば、DRシステムは、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、タブレットコンピュータ、携帯電話機、サーバ、又はあらゆるプロセッサベースのコンピューティング装置を有してもよい。DRシステムはメモリ及びプロセッサ装置を有してよい。プロセッサ装置は、例えば、図4及び図5を参照して夫々以下で記載される方法400及び500の1つ以上の動作又はステップのような、ここで記載される1つ以上の動作を実行するように又はその実行を制御するようにプログラムされてよい。DRシステムの1つ以上の例となる実施形態は、以下で記載される。
DRシステムは、ユーザに関連するユーザインタレストを決定するDRアプリケーションを有してよい。例えば、DRアプリケーションは、ユーザが映画に関心があると決定してよい。DRアプリケーションは、マーチャントからのオファーを受けてよく、夫々のオファーは、品物又はサービスを購入する購入インセンティブと、その品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む。例えば、オファーは、衣料品店での商品の20%オフ、映画チケットの5ドルオフ、などを含んでよい。DRアプリケーションは、ユーザインタレストを品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリと照合することによって、オファーの中の1つとユーザとの間の一致を識別してよい。例えば、DRアプリケーションは、ユーザが映画に関心があることから、映画チケットの5ドルオフのオファーとユーザとの間の一致を識別してよい。
DRアプリケーションは、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定してよい。その期間は動的であって、例えば、週、日、又は現在時間から数分といった、短い期間を有してよい。DRアプリケーションは、ユーザのためのクーポンを生成してよく、クーポンは、オファーと、デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む。この例では、指定された物理的な場所は、一致するオファーを提供したマーチャントに関連する映画館であってよい。クーポンは、例えば、マーチャントによって提供される映画チケットの5ドルオフのオファーと、デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換える代わりに公共事業体によって提供される5ドル(例えば、割引の一助)とを含んでよい。結果として、DRアプリケーションは、住居のリソース消費量を低減するようユーザに奨励するために、複数の財源を有利に使用する。
クーポンは、デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換えることに同意するためのサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを更に含んでよい。ユーザがクーポンを引き換えることに同意する場合に、DRアプリケーションは、(例えば、オファーを公表したマーチャントサーバを通じて)マーチャントに知らせてよい。このことは、マーチャントがユーザの事前通告を受け取ることを有利にもたらすことができる。加えて、デマンドレスポンスイベントに関連する期間は、マーチャントの店舗における遅れた期間と重なってよい。このことは、その遅れた期間の間のマーチャントについてのチケット及び/又は割引販売の増大をもたらすことができる。
DRアプリケーションは、複数のユーザのためのクーポンを生成してよい。DRアプリケーションは、ユーザがデマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換える可能性に基づき、ユーザの一部のためにクーポンを生成してよい。DRアプリケーションは、クーポンを受けるユーザの一部に基づき、リソースの総削減量を推定してよい。例えば、DRアプリケーションは、ユーザの一部に含まれる夫々のユーザがクーポンを引き換える可能性に、ユーザの一部に含まれる夫々のユーザについての負荷低減を乗じたものの和に基づき、リソースの総削減量を推定してよい。DRアプリケーションは、リソースの総削減量に基づきリソースについての提供価格及び量を提供することによって1日前市場(day-ahead market)でリソースを入札するために、リソースの総削減量を使用してよい。幾つかの実施形態において、DRアプリケーションは、利益を決定するためにリソースの総削減量を使用してよく、DRアプリケーションは、リソースについての提供価格及び量を決定するために利益を使用してよい。DRアプリケーションは、目標費用及び目標リソース削減を更新してよい。例えば、DRアプリケーションは、更なる量のリソースが需要を満足するのに必要とされると決定することがある。DRアプリケーションは、更なるクーポンの組を発行して、時間前市場(hour-ahead market)で更なるリソースを入札してよい。
幾つかの実施形態は、添付の図面を参照して説明される。ここでの実質的にあらゆる複数及び/又は単数語の使用に関しても、当業者は、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数を単数に及び/又は単数を複数に変換してよい。様々な単数/複数置換は、明りょうさのために、ここで明示的に説明され得る。
図1は、ここで記載される少なくとも幾つかの実施形態に従って配置される、デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合するよう構成されるDRシステム100の例のブロック図である。DRシステム100は、DRサーバ101、マーチャントサーバ115、ユーザ装置120、及びサードパーティサーバ134を有してよく、これらはネットワーク105を介して互いと通信してよい。DRシステム100の1つ以上の例となる実施は、以下で記載される。
ネットワーク105は、1つ以上のワイドエリアネットワーク(WAN)及び/又はローカルエリアネットワーク(LAN)を有してよい。それらのネットワークは、DRサーバ101、マーチャントサーバ115、ユーザ装置120、及びサードパーティサーバ134の間の通信を可能にしてよい。幾つかの実施形態において、ネットワーク105は、複数のWAN及び/又はLANの間の論理的及び物理的な接続によって形成されたグローバルなインターネットワークを含むインターネットを含む。代替的に、又は追加的に、ネットワーク105は、1つ以上のセルラー無線周波数(RF)ネットワーク、GPSネットワーク、並びに/又は、例えば、しかし制限なしに、802.xxネットワーク、ブルートゥースアクセスポイント、無線アクセスポイント、若しくはインターネットプロトコル(IP)ベースネットワークのような、1つ以上の有線及び/若しくは無線ネットワークを含んでよい。ネットワーク105は、1つのタイプのネットワークが他のタイプのネットワークとインタフェース接続することを可能にするサーバを更に有してよい。
DRサーバ101は、公共事業体及び/又はDRアグリゲータに関連してよい。公共事業体は、リソースの生成、伝送及び/又は分配に関与するあらゆるLSE(load serving entity)を有してもよい。公共事業体は、公営又は私営であってよい。公共事業体の幾つかの例は、電力会社、エネルギ協同組合、及び水道会社を含んでよいが、これらに限られない。公共事業体は、DRイベントを識別し、例えば、インセンティブのタイプ、DRイベントに関連する期間、目標費用、及び目標リソースのような、DRイベントのための1つ以上の項目を設定するよう構成されてよい。
DRアグリゲータは、DRイベントの実施を統合するように、公共事業体、マーチャント、及びユーザ装置120に関連するユーザの間の媒介の役目を務めてよい。特に、DRアグリゲータは、ユーザの住居でのリソースの総削減量がDRイベントの全体的なエネルギ使用量の削減を満足するのに十分であるように、DRイベントを統合してよい。幾つかの実施形態において、公共事業体によって提供されるインセンティブは、DRアグリゲータによって受け取られてよい。DRアグリゲータは、次いで、DRイベントへの参加の見返りに、そのインセンティブのいくらかをユーザに提供してよい。DRアグリゲータは、DRイベントの実施をユーザ装置120を通じてユーザと協調させてよい。幾つかの実施形態において、アグリゲータは、公共事業体の部分であってよい。
DRサーバ101は、アプリケーション及び/又はハードウェア(例えば、ラックマウント式のサーバコンピュータ、ブレードサーバコンピュータ、及び/又は他のコンピュータハードウェア)を有してよい。DRサーバ101は、メモリ及びプロセッサ装置を有してよい。プロセッサ装置は、例えば、図4及び図5を参照して夫々以下で記載される方法400及び500の1つ以上の動作又はステップのような、ここで記載される1つ以上の動作を実行するように又はその実行を制御するようにプログラムされてよい。
DRサーバ101は、デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合するよう構成されるDRアプリケーション111を有してよい。例えば、DRアプリケーション111は、ユーザ装置120からユーザに関連するユーザインタレストを受けてよい。DRアプリケーション111は、マーチャントサーバ115からマーチャントに関連するオファーを受けてよい。オファーは、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、その品物又はサービスに関連するインタレストの1つ以上のカテゴリとを含んでよい。DRアプリケーション111は、ユーザインタレストのうちの1つが品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリのうちの1つと一致することに基づき、ユーザとオファーのうちの1つとの間の一致を識別してよい。
DRアプリケーション111はまた、サードパーティサーバ134によって管理される市場でリソースを入札するよう構成されてよい。DRアプリケーション111は、DRアプリケーション111が新しい情報を受けるたびに入札してよい。DRイベントまでの時間が近くなるにつれて、DRアプリケーション111は、1日前市場での入札から時間前市場での入札へ切り替えてよい。
マーチャントサーバ115は、ユーザにそれらのマーチャントの物理的な店舗位置を訪れるよう働きかけるようにDRサーバ101にオファーを提供するよう構成されるアプリケーション及び/又はハードウェア(例えば、ラックマウント式のサーバコンピュータ、ブレードサーバコンピュータ、及び/又は他のコンピュータハードウェア)を有してよい。マーチャントサーバ115は、夫々がメモリ及びプロセッサ装置を有してよい。プロセッサ装置は、ここで記載される1つ以上の動作を実行するよう又はその実行を制御するようプログラムされてよい。例えば、マーチャントサーバ115は、品物又はサービスを購入するためのユーザのインセンティブと、品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリと、サインアップボーナスと、DRサーバ101が如何にしてユーザをオファーと照合するのかを決定するために使用される追加の入札情報とを含むオファー情報をDRサーバ101へ提供するようプログラムされてよい。
サードパーティサーバ134は、サードパーティによって管理されてよい。サードパーティは、DRシステム100においてリソースの交換を制御又は管理するエンティティを有してよい。サードパーティサーバ134は、リソースが住居間で適切に割り当てられることを確かにし、リソースの価格がそれらの住居及び/又は分配チャネル(例えば、1つ以上の変電所、分配網、配管、ポンプ、タンク、又はリソースが公共事業体と住居との間で輸送され得るためのあらゆる他のコンポーネント)について設定されることを可能にし、リソースのやり取りを市場に提供してよい。公共事業体が電気を住居に供給する幾つかの実施形態において、サードパーティサーバ134は、例えば、独立系運用機関(ISO;independent system operator)又は地域送電機関(RTO;regional transmission organization)を有してよい。
サードパーティサーバ134は、分配チャネルでのリソースの供給及び需要に関連する情報を受け、計算し、且つ/あるいは、公表するよう構成されるアプリケーション及び/又はハードウェア(例えば、ラックマウント式のサーバコンピュータ、ブレードサーバコンピュータ、及び/又は他のコンピュータハードウェア)を有してよい。情報は、連続的に、周期的に、ランダムに、疑似ランダムに、又はオンデマンドで受け取られ、計算され、且つ/あるいは、公表されてよい。サードパーティサーバ134は、次いで、経済データを計算し、該経済データを分配チャネルに関連付けて公表してよい。
幾つかの実施形態において、サードパーティサーバ134は、ネットワーク105を介してアクセス可能なウェブサイトをホスティングするよう構成されてよい。サードパーティサーバ134は、DRサーバ101を介したDRアプリケーション111によるウェブサイトへのアクセスを提供してよい。DRアプリケーション111は、然るべく、DRサーバ101を介してウェブサイトへアクセスし、且つ/あるいは、そのウェブサイトとインタフェース接続してよい。ウェブサイトは、ウェブサイトにアクセスするDRアプリケーション111へユーザインタフェースを提供してよい。特に、経済データは、ウェブサイトを介してアクセス可能であってよい。追加的に、又は代替的に、サードパーティサーバ134は、経済データをDRサーバ101へ連続的に、周期的に、ランダムに、疑似ランダムに、又はオンデマンドで送ってよい。
ユーザ装置120は、例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モバイル型電子メール装置、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレイヤー、ウェラブル装置、又はネットワーク105にアクセスすることができる他の電子機器などの、パーソナルコンピューティング装置を有してよい。夫々のパーソナルコンピューティング装置は、メモリ及びプロセッサを有する。幾つかの実施形態において、ユーザ装置120は、夫々がプロセッサベースのコンピューティング装置を有してよい。
ユーザ装置120は、クーポンアプリケーション121を有してよい。幾つかの実施形態において、クーポンアプリケーション121は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアを用いて実装されてよい。幾つかの他の実施形態において、クーポンアプリケーション121は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにより実装されてよい。
クーポンアプリケーション121は、DRアプリケーション111からグラフィカルデータを受け、そのグラフィカルデータを、ユーザ装置120に付随するディスプレイ上に表示するよう構成されてよい。例えば、DRアプリケーション111は、ユーザが登録情報を提供するためのフィールドを含むユーザインタフェースを表示するグラフィカルデータを送信してよい。登録情報は、そのユーザ及びユーザインタレストについての情報を特定することを含んでよい。例えば、ユーザは、ユーザ名及びパスワードを選択し、インタレストのリストを提供してよい。インタレストの例は、例えば、スポーツ、ファッション、政治、アート、音楽、映画、などのような比較的広いインタレストや、例えば、サッカー(又はフットボール)、アメリカンフットボール、水泳、又は他のスポーツ、男性ものの衣服、女性ものの衣服、フォーマルウェア、又はファッションの他のタイプ若しくはサブカテゴリ、コメディ、アクション映画、ドラマ、独立系フィルム、又は他の映画ジャンル、などを含む上記の特定のタイプ若しくはサブカテゴリのような比較的狭いインタレストや、例えば、特定のスポーツチーム若しくはレベル(例えば、大学対プロ)、特定のファッションデザイナー、特定の映画サブジャンル、スタジオ、監督、及び/又は俳優/女優、などのようなより狭いインタレストを含む。クーポンアプリケーション121はまた、クーポンを含むユーザインタフェースを生成するためのグラフィカルデータをDRアプリケーション111から受けるよう構成されてよい。クーポンは、バーコード又はQRコード(登録商標)のような、機械が読み取れるコードを含んでよく、それにより、ユーザは、引き換えのためにマーチャントにクーポンを提示することができる。代替的に、ユーザは、クーポンのハードコピーを印刷し、そのハードコピー(機械が読み取れるコードを含む。)を引き換えのためにマーチャントに提示してよい。マーチャントは、機械が読み取れるコードをスキャンして、クーポンに含まれるインセンティブの価値を決定してよい。
幾つかの実施形態において、クーポンアプリケーション121は、部分的にユーザ装置120において且つ部分的にDRサーバ101においてDRアプリケーション111の部分として記憶され得るシンクライアントアプリケーションとして部分的に機能を果たしてよい。幾つかの実施形態において、ユーザは、例えば、ブラウザを介してDRアプリケーション111にアクセスすることによって、クーポンアプリケーション121ではなくDRアプリケーション111にアクセスする。
図2は、ここで記載される少なくとも幾つかの実施形態に従って配置される、デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する装置200の例を表す。図2の装置200は、図1を参照して上述されたDRシステム100によって使用されるハードウェアの例であってよい。装置200は、図4及び図5を参照して夫々以下で記載される方法400及び500の1つ以上のブロックを実行するようにプログラムされている特別目的のプロセッサベースのコンピューティング装置を有してよい。
装置200は、プロセッサ装置225及びメモリ227を有してよい。プロセッサ装置225は、算術論理演算ユニット、マイクロプロセッサ、汎用コントローラ、又はここで記載される動作を実行する又はその実行を制御する何らかの他のプロセッサ若しくはプロセッサアレイを有してよい。プロセッサ装置225はデータ信号を処理し、複数命令セットコンピュータ(CISC)アーキテクチャ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)アーキテクチャ、又は命令セットの組み合わせを実装するアーキテクチャを含む様々なコンピューティングアーキテクチャを有してよい。図2は単一のプロセッサ装置225を表すが、装置200は複数のプロセッサ装置225を有してよい。他のプロセッサ、オペレーティングシステム、及び物理的構成が可能であってよい。
メモリ227は、プロセッサ装置225によって実行されるか又はそこで動作し得る命令又はデータを記憶する。命令又はデータは、ここで記載される動作を実行するように又はその実行を制御するようにプロセッサ装置225によって実行され得るプログラミングコードを有してよい。メモリ227は、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)装置、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)装置、フラッシュメモリ、又は何らかの他のメモリ装置を有してよい。幾つかの実施形態において、メモリ227は、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスクROM(CD−ROM)装置、DVD−ROM装置、DVD−RAM装置、DVD−RW装置、フラッシュメモリ装置、又はより永続的に情報を記憶するための何らかの他の大容量ストレージを含む不揮発性メモリ又は同様の永久ストレージ及び媒体を更に有する。
図示される実施形態で、メモリ227は、図1のDRアプリケーション111及びシステムデータ212のうちの1つ以上を記憶してよい。幾つかの実施形態において、DRアプリケーション111は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアにより実装されてよい。幾つかの他の実施形態において、DRアプリケーション111は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにより実装されてよい。
DRアプリケーション111は、登録モジュール202、DRモジュール204、クーポンモジュール206、ユーザインタフェースモジュール208、並びに、測定及び検証モジュール210を有してよい。モジュール202、204、206、208及び210は、1つの装置200に記憶されているものとして表されているが、モジュール202、204、206、208及び210は、例えば、分散型データシステムにおいて、異なる装置に記憶されてよい。
システムデータ212は、その機能を提供するように装置200によって使用されるデータを含んでよい。例えば、システムデータ212は、ユーザ情報、マーチャント情報、及びDR情報のうちの1つ以上を含んでよい。ユーザ情報は、ユーザ名、パスワード、ユーザインタレスト、ユーザに関連するアドレス、買い物の好み、クーポンのタイプへの関心、居住施設にあるアプライアンスのタイプ、ユーザに関連するリソース消費履歴、及び行動履歴(例えば、いつユーザがクーポンを引き換えたか、何割のクーポンが引き換えられたか、及びインセンティブの価値に関する情報)を含んでよい。マーチャント情報は、マーチャントによって提供されているオファー、どのオファーが入札の間に選択されるか、どのオファーが引き換えられたクーポンの部分であるのかを含んでよい。DR情報は、DRイベントに関連する期間及び入札情報(例えば、供給曲線、利益モデル、1日前市場についての予測、及び実時間市場についての予測)を含んでよい。
DRアプリケーション111の様々なモジュール202、204、206、208及び210は、これより、より詳細に記載される。
登録モジュール202は、概して、ユーザを登録するよう構成されてよい。例えば、登録モジュール202は、ユーザインタフェースモジュール208に、ユーザがユーザ名、パスワード、ユーザインタレスト、ユーザに関連するアドレス、買い物の好み、クーポンのタイプへの関心、居住施設にあるアプライアンスのタイプ、ユーザに関連するリソース消費履歴、及び行動履歴を提供するためのフィールドを持ったユーザインタフェースを生成するように指示してよい。ユーザインタレストは、ユーザが行うのを楽しむアクティビティ(例えば、サッカー)、ユーザが関心を持っているトピック(例えば、コンテンポラリーアート)、及びユーザが好む対象(例えば、ダークチョコレート)を含んでよい。ユーザインタレストは、大まか(例えば、お茶)又は具体的(例えば、中国の浙江省で採れた高級緑茶)であってよい。
居住施設にあるアプライアンスのタイプは、例えば、DRモジュール204を参照して以下で更に詳細に論じられるようにMISO(midcontinent ISO)に従ってプロダクト及びタイプに分けられるアプライアンスを含んでよい。行動履歴は、いつユーザがクーポンを引き換えたか、何割のクーポンが引き換えられたか、及びインセンティブの価値に関する情報を含んでよい。登録モジュール202は、ユーザからユーザ名、パスワード、及びユーザインタレストを受け、情報を含むユーザについてのユーザプロファイルを生成してよい。
幾つかの実施形態において、登録モジュール202は、ユーザインタレストを決定するために他のソースから情報を受けてよい。例えば、登録モジュール202は、ユーザインタフェースモジュール208に、ユーザがソーシャルネットワークのログイン情報を入力するためのオプションを生成するように指示してよい。登録モジュール202は、ソーシャルネットワーク、ソーシャルネットワーク上のアクティビティ、などに関連するユーザプロファイルからユーザインタレストを決定してよい。
登録モジュール202は、DRプログラムのためにユーザを登録してよい。DRプログラムは、ユーザがユーザの住居でリソース消費を削減するのと引き換えにユーザにインセンティブを提供することを有してよい。例えば、リソースが水である場合に、ユーザは、DRイベントの間に水消費量を低減することに同意してよい。特に、このことは、DRイベントの間にユーザが自動スプリンクラーシステムを停止させたり、皿洗いをすること又は食器洗浄機を稼働することを止めたり、シャワーを浴びない、などのことを意味してよい。ユーザがユーザの住居に留まる代わりにクーポンを引き換えるために店舗にいる場合にユーザがリソースを消費する可能性は低くなるので、ユーザがクーポンを受けることに応答してDRイベントの間にリソース消費量を削減することは、ユーザにとってより容易であり得る。結果として、幾つかの実施形態において、ユーザは、DRイベントの間にリソースを消費しない。これは、そのようなことが、ユーザが店舗にいる結果として当然に起こり得るからである。
DRプログラムの部分として、登録モジュール202は、ユーザのためのロイヤルティプログラムを生成してよい。ロイヤルティプログラムは、そのロイヤルティプログラムに参加するマーチャントに関連する店舗でユーザが引き換えることができる還元ポイントを含んでよい。例えば、100還元ポイントは50ドルに交換されてよく、あるいは、何らかの他の数の還元ポイントは、何らかの他のドル価値、店内クレジット、又は他の価値に交換されてよい。
DRモジュール204は、概して、DRイベントを決定し、クーポンと一致するユーザを特定し、クーポンを受けるユーザに基づきリソースの総削減量を推定し、利益を決定し、リソースを入札するよう構成されてよい。それらのステップは、クーポンモジュール206及び/又はユーザインタフェースモジュール208から追加データを受けた後に反復的に繰り返されてよい。
DRモジュール204は、分配チャネルに存在する需給バランスを利用するDRイベントを決定するよう構成されてよい。例えば、DRイベントは、実時間価格でのリソースの購入を回避するようにリソースを抑えるよう構成されてよい(例えば、地域別限界価格(LMG;locational marginal pricing))。代替的に、DRモジュール204は、実時間価格で販売され得る超過分を生成するようにリソースを抑えるよう構成されてよい。
DRイベントに関連する情報は、デマンドレスポンスイベントに関連する期間、目標リソース削減及び目標費用を含んでよい。DRモジュール204は、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定するよう構成されてよい。DRイベントに関連する期間は、連続的であっても、あるいは、インターバルを含んでもよい。DRモジュール204は、DRイベントの1週間前、1日前、数分前、などに、DRイベントに関連する期間を決定してよい。幾つかの実施形態において、DRモジュール204は、マーチャントからオファーを受け、クーポンを受けるべきユーザを特定し、クーポンを受けるユーザに基づきリソースの総削減量を推定し、リソースを入札し、更新された情報を受け、プロセスを繰り返す反復プロセスを、DRイベントに関連する期間が現れるまで行う。
例えば、DRイベントに関連する期間の1週間前に、DRモジュール204は、マーチャントからのオファーを受けてよい。DRイベントに関連する期間の3日前に、クーポンモジュール206は、ユーザにクーポンを発行してよい。DRイベントに関連する期間の前日の午後12時に、DRモジュール204は、1日前市場でリソースを入札してよい。DRモジュール204及びクーポンモジュール206は前のステップを繰り返してよく、DRモジュール204は、DRイベントに関連する期間の前日の午後4時まで、更新された情報によりリソースを入札し続けてよい。DRイベントに関連する期間の1時間前に、DRモジュール204は、実時間市場でリソースを入札してよい。DRモジュール204は、DRイベントが起こるまで、実時間市場で、更新された情報によりリソースを入札し続けてよい。1日前市場及び実時間市場の例は、PJM、ISOニューイングランド(ISO−NE)及びニューヨーク独立系統運用機関(NYISO)を含んでよい。
DRモジュール204は、目標リソース削減を決定するよう構成されてよい。目標リソース削減は、DRイベントの間に起こるべきリソースの削減の推定量を含んでよい。DRモジュール204は、サードパーティサーバ134からのリソース経済データに基づき目標リソース削減を決定してよい。例えば、DRモジュール204は、ウェブサイトから経済データを読み出してよく、あるいは、サードパーティサーバ134からの通信を受けてよい。図示される実施形態では、DRモジュール204は、1日前需要、1日前LMP、及び実時間LMPを読み出してよい。代替的に、幾つかの実施形態において、DRモジュール204は、経済データを受信及び/又は計算する他のエンティティから経済データを受信又はアクセスしてよい。
加えて、DRモジュール204は、実時間リソース需要を推定してよい。例えば、DRモジュール204は、住居から及び/又はリソース供給機関からのメータ読み出し(例えば、変電所でのメータ読み出し)を受けてよい。DRモジュール204は、次いで、実時間リソース需要を推定するようにメータ読み出しを集約してよい。幾つかの実施形態において、メータ読み出しは、先行インターバルからであってよい。例えば、DRイベントが評価されるインターバルが午後2時から午後2時5分までである場合に、メータ読み出しは、午後1時55分から午後2時のインターバルからであってよい。幾つかの代替の実施形態において、実時間需要は、サードパーティサーバ134から読み出される1つ以上の需要予測アルゴリズムを用いて推定されてよい。そのような及び他の実施形態において、経済データ及び推定される実時間需要は、DRイベントに関連する期間の需給不均衡を決定するのに使用されてよい。
DRモジュール204は、DRイベントの採算性を最大にする目標リソース削減を決定してよい。DRモジュール204は、DRイベントの費用を最小限とし且つ削減が起こる場合の経済データに対する変更を考慮に入れることによって、目標リソース削減を決定してよい。例えば、幾つかの実施形態において、DRモジュール204は、DRイベントに含まれる削減要求量の関数として実時間価格を予測してよい。住居がリソースを削減する場合に、需要は相応に低下し得る。これは実時間価格に作用し得る。DRモジュール204は、目標リソース削減を決定することに応答して、需要に対する及び価格に対する変更を考慮に入れてよい。
DRモジュール204は、DRイベントの目標費用を決定してよい。目標費用は、DRイベントのためのリソースの推定価格にリソースの量を乗じたものを含んでよい。例えば、DRイベントのためのリソースはエネルギを含んでよい。DRモジュール204は、目標価格が毎時MWあたり20.00ドルであり、エネルギの量が毎時100MWであると決定してよい。結果として、目標コストは2000.00ドルであってよい。
DRイベントの目標費用はまた、目標リソース削減の関数であってよい。例えば、DRイベントがより大きい目標リソース削減を有する場合は、DRイベントの費用は、より低い目標リソース削減を伴うDRイベントの費用よりも高くてよい。目標リソース削減の決定は、DRイベントの費用に少なくとも部分的に基づいてよい。例えば、DRイベントの費用が潜在的な採算性よりも大きい場合は、DRモジュール204は、目標リソース削減量がゼロであり得ると決定してよく、結果として、DRモジュール204は、DRイベントを決定しなくてよい。
目標リソース削減及び目標費用の決定は、履歴データに基づいてよい。追加的に、又は代替的に、決定は、住居及び/又はユーザの位置又は地域に基づいてよい。例えば、分配チャネルについてのリソースの実時間LMPが増大する場合は、DRモジュール204は、DRイベントの間にリソースを削減するように、分配チャネルに位置する住居を識別してよい。代替的に、他の分配チャネルについてのリソースの実時間LMPが増大する場合は、DRモジュール204は、DRイベントの間にリソースを削減するように、他の分配チャネルに位置する住居を識別してよい。DRモジュール204は、DRイベントの採算性を最大にするように、複数の分配チャネルにわたって然るべく需給のバランスを取ってよい。
DRモジュール204は、ユーザがDRイベントに関連する期間の間に店舗でクーポンを引き換え得る可能性に基づき、クーポンと一致するユーザを識別してよい。ユーザがユーザの住居の代わりに店舗にいる場合に、住居はさほどリソースを消費しない。DRモジュール204は、DRイベントに参加すべくユーザによって特定されたインタレストと、実行履歴とに基づき、ユーザがクーポンを引き換え得る可能性を決定してよい。実行履歴は、例えば、ユーザが午後1時より前ではなくあくまで午後1時から午後4時の間にクーポンを引き換えるかどうかといった、いつユーザがクーポンを引き換えたかを含んでよい。DRモジュール204は、その日の特定の時刻に起こるDRイベントのためにユーザを選択するために、実行履歴を使用してよい。実行履歴は、引き換えられたクーポンのパーセンテージと、例えば、ユーザがクーポンを引き換える前にクーポンが閾量を越えてオファーを含むかどうかといった、解析データとを更に含んでよい。DRモジュール204は、クーポンを引き換える可能性の程度に従って、ユーザを評価するか、あるいは、ユーザを分類してよい。
DRモジュール204は、ユーザ及びユーザインタレストに関する情報をクーポンモジュール206に送信してよい。クーポンモジュール206は、オファーとユーザとの間の一致を決定してよい。DRモジュール204は、クーポンを引き換えることに同意する、クーポンを受けたユーザのうちの1以上から、返答を受け取ってよい。返答及び/又は、ユーザの夫々がクーポンを引き換える可能性に基づき、DRモジュール204は、クーポンを受けるべきユーザのサブセットを決定してよい。DRモジュール204は、ユーザに関連する家庭用アプライアンスのタイプを決定することによって、サブセット内の夫々のユーザについて負荷低減を推定してよい。DRモジュール204はまた、負荷低減を推定するために実行履歴を使用してよい。例えば、DRモジュール204は、ユーザについての負荷低減を推定するように、前回のDRイベントに参加したユーザに関連する住居でのリソースの前回の削減を使用してよい。
DRモジュール204は、種々のタイプのDRプロダクト及びリソースに従って、住居のアプライアンスを分類してよい。DRモジュール204は、リソースのタイプ及び対象サービスのタイプに従って、リソースを分類してよい。DRモジュール204は、リソースのスケジュール及び信頼性、コミットメントレベル、並びに費用及び入札ストラテジに基づき、リソースを分類してよい。DRモジュール204がリソースを分類した後、DRモジュール204は、どのプロダクトにリソースを適用すべきかを決定してよい。
表1は、MISOに従って編成される種々のタイプのDRプロダクト及びリソースを含む。エネルギは、実時間市場又は1日前市場における短期のエネルギ使用における減少を指し、これは、ユーザのための短期の価格低下をもたらす。調整予備力(regulation reserve)は、20分内のフルレンジ性能を有して数秒内で需要又は供給を低減又は増大させる能力を指す。瞬時/運転予備力(sppin/supplemental reserve)は、10分内に需要を低減させるか又は供給を増大させ、指定された期間保持する能力を指す。モジュールEは、公共事業体ベースの予測を監視するリソース適性コンストラクト(resource adequacy construct)であってよい。緊急エネルギ(emergency energy)は、需要が供給を凌ぐ脅威を与えることに応答して需要を低下させることを指す。緊急エネルギは、輪番停電を回避するために使用されてよい。
DRRタイプIは、(i)エネルギ及び運用予備力(operating reserve)市場に参加するよう登録され得、(ii)特定の量のエネルギ、コンティンジェンシーサーバ、又は能力を、市場参加者の選択時に、物理的な負荷中断を通じてエネルギ及び運用予備力市場に供給することができ、(iii)伝送プロバイダの命令に従うことができ、且つ(iv)適切な計量設備を設置され得るMISOバランシング権限地域内で、エネルギ消費者、LSE(load serving entity)、又は小売客のアグリゲータ(ARC;aggregator of retail customers)によってホスティングされるリソースであってよい。
DRRタイプIIは、(i)エネルギ及び運用予備力市場に参加するよう登録され得、(ii)エネルギ及び/又は運用予備力の範囲を、市場参加者の選択時に、ビハインド・ア・メータ・ジェネレーション(behind-a-meter generation)及び/又は制御可能な負荷を通じてエネルギ及び運用予備力市場に供給することができ、(iii)伝送プロバイダの設定命令に従うことができ、且つ(iv)適切な計量設備を設置され得るMISOバランシング権限地域内で、エネルギ消費者、LSE、又はARCによってホスティングされるリソースであってよい。
負荷変更リソース(LMR;load modifying resources)は、LMR DR及びLMRビハインド・ザ・メータ・ジェネレーション(BTMG;behind-the-meter generation)リソースを含んでよい。LMR DRは、緊急事態の間に需要を低減し得る中断可能な負荷又は直接制御負荷及び他のリソースを管理してよい。LMR BTMGは、伝送プロバイダの設定命令に含まれ得ない商業価格決定ノード(CPNode;commercial pricing node)の後ろにある卸売又は小売負荷に供給するために使用されるリソースを生成してよい。
緊急デマンドレスポンス(EDR;emergency demand response)リソースは、緊急状態の間市場参加者への費用を低減してよく、それらのオファー及びLMPに基づきそれらのサービスを補償されてよい。
Figure 2016143412
DRモジュール204は、利益(例えば、最大限の利益)及び/又はリスク(最小限のリスク)を決定し、利益及び/又はリスクを用いてリソースを入札してよい。DRモジュール204は、利益を最大限とすること又はリスクを最小限とすることにおいて因子として使用される利益マージン又はリスクマネージメントのバッファを特定してよい。
DRモジュール204は、利益を最大にするように供給曲線のパラメータを決定してよい。例えば、DRモジュール204は、オファー価格(P)及び量(D)(例えば、需要)を決定してよく、このとき、供給曲線は、利益を最大にするように供給曲線における需要ビット(D,P)の関数としてオファー価格を決定するのに使用される。供給曲線は、一対のパラメータ(D,P)を持った単段の供給曲線、複数対のパラメータ(D,P)を持った多段の供給曲線、又は線形パラメータ(Dmin,Dmax,Pmin,Pmax)を持った線形な供給曲線を含んでよい。幾つかの実施形態において、Dminは、入札プロセスに参加するに値する最低限の需要についての一定の制約としてサードパーティサーバ134によって指定される。
DRモジュール204は、次のパラメータ:デマンドレスポンスの価格(PDR)、入札すべきDRプロダクトのタイプ、価格及び量を含む入札供給曲線、翌日の毎時ごとの1日前市場での予測される価格(PDA)、並びに翌日の毎時ごとの実時間市場での予測される価格(PRT)を決定してよい。
DRモジュール204は、DRイベントの間にリソースを削減することが、削減が多数の市場参加者からの総供給曲線を再モデリングするほど十分にLMPに影響を及ぼさないLSE又はDRアグリゲータからの全体の供給へのほんのわずかな寄与に相当すると考える。
供給曲線は、リソースの量がリソースの需要と同じであることに応答して、1日前市場についての予測された価格(PDA)がLMPと同等であると考えてよい。結果として、DRモジュール204は、LSE又はDRアグリゲータから寄与される精算需要(clearing demand)(D)に基づき、供給指し値をモデリングしてよい。
DRモジュール204は、線形関数に基づき供給曲線から線形供給指し値を生成してよい。ケース1は:pda<pminならば、D=0を提示する。ケース2は:pmin≦pda≦pmaxならば、D=((pda−pmin)/(pmax−pmin))×(Dmax−Dmin)+Dminを提示する。ケース3は:pda>pmaxならば、D=Dmaxを提示する。
DRモジュール204は、1日前価格(PDA)及び実時間価格(PRT)の両方の価格予測を、夫々累積分布関数(CDF;cumulative distribution function)(FPDA(pda)及びFPRT(prt))により、確率論的関数としてモデリングしてよい。DRモジュール204は、価格のCDFを生成するために価格予測を使用してよい。DRモジュール204は、下限(p)及び上限(p)を含む価格範囲を決定してよい。下限の関数又は値(F(p))はゼロであってよく、上限の関数又は値(F(p))は1であってよい。例えば、上限は、市場オペレータ(例えば、ISO)によって指定されたプライスキャップであってよい。
DRモジュール204は、価格シナリオを確率論的関数に適用してよい。このとき、(p)は価格を表し(例えば、最大価格はpmaxと表されてよい。)、(D)は需要を表し(例えば、最大需要はDmaxと表されてよい。)、(F)は累積分布関数を表し(例えば、最大価格の累積分布関数はF(pmax)と表されてよい。)、確率分布関数は(prob)と表されてよい。例えば、ケース1は:pmax<pならば、F(pmax)=0≡prob(D=Dmax)=1を提示する。ケース2は:pmin≦p≦pmaxならば、F(pmin)=0;(2−1):pmin≦pda≦pmaxならば、prob(D=((PDA−Pmin)/(Pmax−Pmin))×(Dmax−Dmin)+Dmin)=F(pmax);(2−2):pmax≦pdaならば、prob(D=Dmax)=1−F(pmax)を提示する。ケース3は:p<pmin≦pmax<pならば、0<F(pmin)≦F(pmax)<1;(3−1):pda<pminならば、prob(D=0)=F(pmin);(3−2):pmin≦pda≦pmaxならば、prob(D=((PDA−Pmin)/(Pmax−Pmin))×(Dmax−Dmin)+Dmin)=F(pmax)−F(pmin);(3−3):pmax<pdaならば、prob(D=Dmax)=1−F(pmax)を提示する。
DRモジュール204は、クーポンを受けるユーザのサブセットについてのリソースの総削減量を推定してよい。DRモジュール204は、個々の削減量(d)を持ったユーザ(i)について、その個々の削減量が2つの確率変数の乗算であり得ると決定してよい。その2つの確率変数とは、ユーザがクーポンを引き換えることによってDRイベントに参加する可能性(すなわち、需要柔軟性評価)(l)と、ユーザがクーポンを引き換える場合の負荷低減の分布(c)とである。関係はd=l・cと表されてよい。
DRモジュール204は、クーポンを引き換えるユーザ(l)と、ユーザがクーポンを引き換える場合の負荷低減の分布(c)とに基づき、全てのユーザ(i)のうちのクーポンを受けるユーザのサブセット(R)について、総削減量
(外1)
Figure 2016143412
を、次の式のように評価してよい:
Figure 2016143412

簡略化されたモデルは、参加の可能性が離散確率変数であり、負荷低減が正規分布としてモデリングされると考えてよい。結果として、DRモジュール204は、総削減量を正規分布(N)として推定してよい。つまり:
Figure 2016143412
このとき、lは、ユーザがDRイベントに参加する可能性を表し、cは、ユーザがクーポンを引き換える場合の負荷低減の分布を表し、E[c]は、分布cの期待値(すなわち、平均)を表し、σは、分布cの分散を表す。
DRモジュール204は、最大限の利益を決定するために、総削減量、1日前予測及び実時間価格を使用してよい。利益は、PDA・D−PDR・D−PRT・(D−D)=D・(PDA−PRT)+D・(PRT−PDR)として定義されてよい。PDA・Dはリソースクレジットと称されてよい。リソースクレジットは、1日前市場からリソースを購入する価格(PDA)に、提示されたDR入札についての精算需要(D)を乗じたものを含む。デマンドレスポンスインセンティブのための価格(PDR・D)は、リソースクレジットから減じられてよい。PRT・(D−D)は、実時間市場からリソースを購入する価格(PRT)に、提示されたDR入札についての精算需要(D)とDRイベント後の実際のパフォーマンス(D)との間の差を乗じたものとして示されてよい。
DRモジュール204は、入札が過剰量又は過小量のリソースのためであるかどうかに基づき最大限の利益を決定してよい。総削減量(D)がLSEから寄与される精算需要(D)よりも少ない場合は、LSEは、PRT・(D−D)の追加費用で実時間市場からエネルギを購入する必要があり得る。例えば、DRモジュール204が1日前LMPで入札し、MWあたり20.00ドルの100MWの削減エネルギを供給する場合に、DRモジュール204は2000.00ドルを支払われる。実際の需要削減が95MWであり、実時間LMPが23ドルである場合に、DRモジュール204は、115.00ドルの追加料金の代わりにMWあたり23ドルで5MWを購入する。
総削減量(D)がLSEから寄与される精算需要(D)よりも多い場合は、LSEは、PRT・(D−D)の実時間市場からの特別クレジットを受ける。例えば、DRモジュール204が1日前LMPで入札し、MWあたり25.00ドルの100MWの削減エネルギを供給する場合に、DRモジュールは2500.00ドルを支払われる。実際の需要削減が105MWであり、実時間LMPが20ドルである場合に、DRモジュール204は、MWあたり20ドルでの5MWのクレジット、すなわち、合計で100.00ドルを受け取る。
DRモジュール204は、1日前価格CDF、実時間価格CDF、及び総削減量CDFを推定することによって、最低価格(pmin)、最高価格(pmax)、及び最大需要(dmax)に基づき最大限の利益(max(pmin,pmax,dmax))を決定してよい。例えば、次の例は、線形供給曲線に基づいてよい:
max(pmin,pmax,dmax)E[D・(PDA−PRT)+D・(PRT−PDR)]=max(pmin,pmax,dmax)Σ(pda,prt,dr)prob(pda,prt,d)・[D・(pda−prt)+d・(prt−PDR)]

DRモジュール204は、定量化ステップ(Δda,Δrt,Δ)により変数空間(pda,prt、d)を定量化してよい。次に:fPDA(pda)=FPDA(pda+(1/2)Δda)−FPDA(pda−(1/2)Δda)。fPDA(pda)は、pdaに等しい1日前価格の確率を表す。fPDA(pda)の値は、pdaの周りの累積分布関数FPDAの定量化された値、すなわち、PDA(pda+(1/2)Δda)とFPDA(pda−(1/2)Δda)との差に基づき、推定される。1日前価格(pda)、実時間価格(prt)、及び実時間需要(d)についての変数空間の確率(prob(pda,prt、d))は、prob(pda,prt、d)=fPDA(pda)・fPRT(prt)・fDR(d)として表され得る独立した確率変数として変数空間を簡単化することによって、計算されてよい。
DRモジュール204は、定量化ステップ(Δda,Δrt,Δ)を特定し、出力された変数空間(pda,prt、d)の全数検索を実行して最適な客観的価値を見つけることによって、最大限の利益を決定してよい。これは、profit(pmin,pmax,dmax)=Σ(pda,prt,dr)prob(pda,prt,d)・[D・(pda−prt)+d・(prt−PDR)]と表されてよい。このとき、精算需要(D)は、上記の線形供給指し値のためのモデルに基づき計算されてよい。幾つかの実施形態において、検索は、量子化ステップ(Δda,Δrt,Δ)の大きい値から開始してよい。最大限の利益の値は記録されてよい。最大限の利益を決定するプロセスは、量子化ステップ(Δda,Δrt,Δ)の値を小さくすることによって続いてよい。検索は、最大限の利益がそれ以上改善され得ない場合に終了してよい。
DRモジュール204は、1日前市場でリソースの価格及び量を入札するために最大限の利益を使用してよい。DRモジュール204が落札することができない場合は、DRモジュール204は、実時間市場でリソースの価格及び量を入札してよい。DRモジュール204が落札する場合は、DRモジュール204は、確認されているDRイベントをユーザのサブセットに知らせてよい。DRモジュール204は、DRイベントが起こる一定量の時間前に、確認されているDRイベントをユーザのサブセットに思い出せてよい。
入札の間、DRモジュール204は、DRイベントの間に削減され得るリソースの位置を特定してよい。例えば、DRモジュール204は、DRイベントに参加しているクーポンを受けるユーザのサブセットに関連する住所を特定してよい。DRモジュール204は、ユーザがクーポンを引き換える可能性を決定することに基づき、ユーザのサブセットがDRイベントに参加していると有利に決定してよい。加えて、DRモジュール204は、ユーザがDRイベントの間にクーポンを引き換えることに同意するとの1以上のユーザからのインジケーションを受け取ってよい。
クーポンモジュール206は、オファーとユーザとの間の一致を識別し、オファー及び他のインセンティブ(例えば、実行ボーナス及び緊急ボーナス)を含むユーザのためのクーポンを生成するよう構成されてよい。
クーポンモジュール206は、オファーと一致するユーザのインジケーションをDRモジュール204から受けてよい。例えば、DRモジュール204は、クーポンを引き換える可能性が高いユーザの初期サブセットを送信してよい。クーポンモジュール206は、ユーザに関連するユーザインタレストを更に受けてよい。
クーポンモジュール206は、図1のマーチャントサーバ115からオファーを受けてよい。例えば、クーポンモジュール206は、オファーのためにマーチャントサーバ115へリクエストを送信してよい。代替的に、又は追加的に、マーチャントサーバ115は、周期的に(例えば、5分ごと、1時間ごと、毎日、など)、ランダムに、疑似ランダムに、又はオンデマンドで、オファーをクーポンモジュール206へ送信してよい。クーポンモジュール206は、オファーを送信する期限をマーチャントに提供してよい。
オファーは、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、その品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含んでよい。例えば、オファーは、お茶を提供しているカフェでの飲食の10%割引を含んでよい。
クーポンモジュール206は、複数のオファーの中のあるオファーとユーザとの間の一致を識別してよい。クーポンモジュール206は、オファーの部分である品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリと、ユーザに関連するユーザインタレストとを特定することに基づき、一致を識別してよい。例えば、クーポンモジュール206は、カフェでの10%割引についてのオファーがお茶のカテゴリを含むことを決定してよく、そして、クーポンモジュール206は、オファーを、お茶に対するユーザインタレストを持ったユーザと照合してよい。幾つかの実施形態において、クーポンモジュール206は、クーポンのタイプについてのユーザの好みに基づき、オファーをユーザと照合してよい。そのタイプは、例えば、パーセンテージ割引、金銭割引、又は還元ポイントなどの報酬のタイプについての好みを含んでよい。
クーポンモジュール206は、一致するオファーをマーチャントに知らせてよい。例えば、クーポンモジュール206は、1日の間のある時点でマーチャントに知らせてよい。代替的に、マーチャントは、一致するオファーに関する通知をどれくらい前もって受け取るか(例えば、3日)を指定してよい。
クーポンモジュール206は、オファーを含むユーザのためのクーポンを生成してよい。例えば、クーポンモジュール206は、クーポンを引き換える代わりの10%割引を含んでよい。クーポンモジュール206は、デマンドレスポンスイベントに関連する期間を更に受けてよい。クーポンモジュール206は、デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスを伴うクーポンを生成してよい。例えば、クーポンは、クーポンを引き換える代わりの10%割引と、午後3時から3時30分の間にカフェでクーポンを引き換える代わりの余分の5%ディスカウントとを含んでよい。幾つかの実施形態において、実行インセンティブは、デマンドレスポンスイベントの具体的な日時に関連してよい。加えて、実行インセンティブは、デマンドレスポンスイベントに関連する実際のリソース削減に依存してよい。実際のリソース削減の計算は、測定及び検証モジュール210によって提供される。
幾つかの実施形態において、クーポンモジュール206は、実行インセンティブの費用をマーチャントに償還することによって、公共事業体に成り代わって実行インセンティブの代価を支払ってよい。クーポンモジュール206は、実行インセンティブの額面とは異なる率でマーチャントに償還してよい。例えば、クーポンモジュール206は、実行インセンティブの値の30%をマーチャントに償還してよい。
幾つかの実施形態において、クーポンモジュール206は、DRイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換えることに同意するユーザにサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを含むクーポンを生成してよい。例えば、クーポンモジュール206は、追加割引をユーザに提供し、関係する位置で引き換えられ得るロイヤルティプログラムのための還元ポイントを提供する、などしてよい。サインアップボーナスは、クーポンを引き換えることに同意することに答えるための期限を含んでよい。期限は、DRモジュール204が1日前市場又は時間前市場で入札する際に使用するのに有利であり得る。行動は、ユーザからの明示的な同意でなくても、同意と見なされてよい。例えば、同意は、DRイベントに関連する期間の間にレストランでテーブルを予約するためのユーザからのリクエストを含んでよい。サインアップボーナスは、例えば、日中の最も暑い時間帯のエネルギ消費量のような、ピーク時間の間に起こるDRイベントのための実行ボーナスと併せて、使用されてよい。
マーチャント、公共事業体、又はマーチャントと公共事業体との組み合わせは、サインアップインセンティブの代金を支払ってよい。クーポンモジュール206は、ユーザがDRイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換えるとの同意に従ったかどうかを監視してよい。例えば、クーポンがDRイベントに関連する期間の間に引き換えられず、あるいは、全く引き換えられない場合は、クーポンモジュール206は、ユーザがクーポンを引き換えることに同意した時点で贈られたサインアップインセンティブを無効にしてよい。
幾つかの実施形態において、クーポンモジュール206は、短縮された期間内に引き換えるための緊急インセンティブを提供する緊急ボーナスを含むクーポンを生成してよい。例えば、短縮された期間は、ユーザがクーポンを受ける時から数分であってよい。緊急インセンティブは、供給不足を補償するために使用されてよい。
幾つかの実施形態において、クーポンモジュール206は、ユーザに関連するユーザ位置を決定し、ユーザ位置からの距離の閾範囲内にある店舗位置を持ったマーチャントのサブセットを決定するようにマーチャントからのオファーにフィルタをかける。ユーザ位置は、例えば、ユーザに関連する住居を含んでよい。クーポンモジュール206は、マーチャントのサブセットの中の1つのマーチャントからのオファーを使用してよい。それにより、店舗位置は、ユーザが短縮された期間の間にその店舗位置に到達できるほど十分に近くにあることができる。緊急ボーナスは、例えば電気供給などのリソースが逼迫する可能性があり、公共事業体が、近隣に住むユーザに彼らの住居でのエネルギ消費量を減らすよう働きかけたい場合に、その近隣で有利に使用されてよい。
クーポンモジュール206は、クーポンに関する情報をマーチャントサーバ115に知らせてよい。例えば、クーポンモジュール206は、マーチャントサーバ115に、クーポンモジュール206がそのマーチャントサーバ115からのオファーを使用してクーポンをユーザに送信するかどうかを知らせてよい。クーポンモジュール206は、ユーザがクーポンを引き換え得るDRイベントに関連する期間を含んでよい。他の例では、クーポンモジュール206は、ユーザがDRイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換えることに同意するかどうかをマーチャントサーバ115に知らせてよい。マーチャントサーバ115は、ユーザに備えるために情報を有利に使用してよい。例えば、ユーザが、レストランで予約することによって、DRイベントに関連する期間の間にクーポンを引き換えることに同意する場合に、レストランは、そのレストランのためにどれくらいの量の料理を前もって準備すべきかを決定するために予約を使用してよい。更なる他の例では、マーチャントサーバ115は、クーポンモジュール206が閾値を上回る値を持ったインセンティブオファーを提供するかどうかをクーポンモジュール206がマーチャントサーバ115に知らせることを要求してよい。例えば。クーポンモジュール206は、インセンティブオファーが品物又はサービスの5ドルよりも多い価値のためである場合に、マーチャントサーバ115に通知してよい。そのような通知を受けると、マーチャントサーバ115は、マーチャントサーバ115からの追加のインセンティブオファーを伴うクーポンを生成してよい。
クーポンモジュール206は、ユーザが店舗でクーポンを引き換える場合にマーチャントサーバ115から通知を受けてよい。クーポンがユーザに還元ポイントを提供するためのインセンティブを含んだならば、クーポンモジュール206は、マーチャントサーバ115からの通知を受けることに応答して、還元ポイントをユーザのアカウントに加えてよい。
ユーザインタフェースモジュール208は、ユーザインタフェースを表示するグラフィカルデータを生成してよい。ユーザインタフェースモジュール208は、ユーザがユーザを登録するための情報を入力するユーザインタフェースをユーザ装置120での表示のために生成するように、登録モジュール202から命令を受けてよい。ユーザインタフェースモジュール208は、ユーザ装置120でクーポンを表示するグラフィカルデータを生成するように、クーポンモジュール206から命令を受けてよい。
測定及び検証モジュール210は、リソースに関する情報を受け、ユーザがクーポンを引き換えたことを確認するよう構成されてよい。例えば、測定及び検証モジュール210は、メータデータレポートを受けてよい。測定及び検証モジュール210は、住居がリソースの削減を経験したかどうかを決定するために、リソースに関する情報を使用してよい。測定及び検証モジュール210は、リソースの削減に関する決定をDRモジュール204へ送信してよい。DRモジュール204は、リソースの削減に関する決定に基づき、ユーザに関連するレスポンス履歴情報を更新してよい。
測定及び検証モジュール210は、ユーザがDRプログラムに従ったことを確かめるために、リソースの削減に関する決定を使用してよい。例えば、ユーザがクーポンを引き換えたが、ユーザがクーポンを引き換えている間にユーザの住居でアプライアンスを運転したままであった場合は、検証モジュール210は、ユーザがDRプログラムの条件を満足することができなかったと決定してよい。結果として、検証モジュール210は、クーポンに付随するボーナスを取り消してよい。例えば、ユーザがクーポンを引き換えることに同意し、同意する代わりに100還元ポイントを受け取ったとのインジケーションをクーポンモジュール206が受けた場合に、検証モジュール210は、ユーザのアカウントから100還元ポイントを控除してよい。
図3は、クーポン及び種々のタイプのインセンティブを含むグラフィカルユーザインタフェース300の例を表す。この例では、クーポンは、映画館で5ドルオフのクーポンを引き換えるためのオファー及びバーコードを伴う部分305を含む。クーポンは、2015年2月のいずれかの平日の午後2時30分から3時の間に売店でクーポンを引き換えて、別の5ドルオフ(例えば、売店での購入の一助)を受けるための実行インセンティブ310を更に含む。クーポンは、ユーザが特定の日時(例えば、この例では、2015年2月3日)にクーポンを引き換えることに同意するために同意ボタン320を選択する場合に関係する店舗で引き換え可能である追加の2ドル価値を受けるためのサインアップインセンティブ315を含む。クーポンモジュール206は、次のオファーボタンを選択することによって見ることができるユーザのための複数のクーポンを生成してよい。
図4は、ここで記載される少なくとも幾つかの実施形態に従って配置される、DRイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法400の例のフローチャートを表す。方法400は、全体的に又は部分的に、図1のDRサーバ101、図1若しくは2のDRアプリケーション111、図2の装置200、又は他の適切な装置、サーバ及び/若しくはシステムのうちの1つ以上によって実装されてよい。方法400はブロック402から開始してよい。
ブロック402で、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストは決定される。例えば、DRアプリケーション111及び/又は登録モジュール202はユーザインタレストを決定する。ユーザは、明示的にユーザインタレストを提供してよく、あるいは、DRアプリケーション111及び/又は登録モジュール202は、ユーザインタレストを含むソーシャルネットワークなどの他のアカウントへリンクしてよい。
ブロック404で、複数のオファーは複数のマーチャントから受け取られてよい。夫々のオファーは、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、その品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む。例えば、DRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、その品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを夫々が含む複数のマーチャントからの複数のオファーを受けてよい。幾つかの実施形態において、品物又はサービスは、インタレストの複数のカテゴリに関連してよい。
ブロック406で、一致は、複数のオファーの中のあるオファーとユーザとの間で識別されてよい。これは、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを、品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリと照合することを含む。例えば、DRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリと照合して、複数のオファーの中のオファーとユーザとの間の一致を識別する。ユーザインタレスト及びインタレストのカテゴリは同一であってよく、あるいは、ユーザインタレストは、インタレストのカテゴリの種を含んでよく(あるいは、その逆も同様)、あるいは、ユーザインタレストは、インタレストのカテゴリと類似してよい、など。照合は、ユーザの対象グループ、例えば、退職者又は主婦に基づいてよい。照合は、デマンドレスポンスイベントの時点でのユーザの位置に基づいてよい。例えば、ユーザが前回のデマンドレスポンスイベントの時間中に自身の住居にいたとクーポンモジュール206が特定する場合に、ユーザは、より高い価値を持ったクーポンに適合すべきより高い優先度のユーザと見なされてよい。更なる他の例では、照合は、購入履歴の記録に基づいてよい。
ブロック408で、DRイベントに関連する期間は決定されてよい。例えば、DRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、DRイベントに関連する期間を決定してよい。
ブロック410で、クーポンは、オファーと、DRイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含んで、ユーザのために生成されてよい。例えば、DRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、オファーと、DRイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含むユーザのためのクーポンを生成してよい。
ブロック412で、クーポンは、指定された物理的な位置での引き換えのためにユーザに提供されてよい。ユーザによる指定された物理的な位置でのクーポンの引き換えは、ユーザに関連する住居位置でのリソース消費の低減を引き起こす。例えば、DRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、指定された物理的な位置での引き換えのためにユーザにクーポンを提供してよい。
図5は、DRイベントに基づきリソースを入札する方法500の例のフローチャートを表す。方法500は、全体的に又は部分的に、図1のDRサーバ101、図1若しくは2のDRアプリケーション111、図2の装置200、又は他の適切な装置、サーバ及び/若しくはシステムのうちの1つ以上によって実装されてよい。方法500はブロック502から開始してよい。
ブロック502で、DRイベントに関連する目標費用及び目標リソース削減は決定されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、DRイベントに関連する目標費用及び目標リソース削減を決定してよい。
ブロック504で、複数のオファーは複数のマーチャントから受け取られてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、マーチャントから複数のオファーを受けてよい。
ブロック506で、複数のユーザの夫々がDRイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換える可能性は、決定されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、複数のユーザの夫々がDRイベントに関連する期間の間に指定された物理的な位置でクーポンを引き換える可能性を決定してよい。
ブロック508で、クーポンの組は、目標費用、目標リソース削減、及び複数のユーザの夫々がクーポンを引き換える可能性に基づき、生成され、そして、複数のユーザのサブセットに提供されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はクーポンモジュール206は、目標費用、目標リソース削減、及び複数のユーザの夫々がクーポンを引き換える可能性に基づき、複数のユーザのサブセットへのクーポンの組を生成し供給してよい。
ブロック510で、クーポンを受ける複数のユーザのサブセットに基づくリソースの総削減量は、推定されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、クーポンを受ける複数のユーザのサブセットに基づきリソースの総削減量を推定してよい。
ブロック512で、リソースの総削減量に基づき利益を最大限にするための供給曲線のパラメータは、決定されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、リソースの総削減量に基づき利益を最大限にするように供給曲線のパラメータを決定してよい。
ブロック514で、1日前市場でのリソースは、供給曲線のパラメータに基づきリソースの提供価格及び量を提供することによって、入札されてよい。例えば、図1のDRアプリケーション111及び/又はDRモジュール204は、供給曲線のパラメータに基づきリソースの提供価格及び量を提供することによって、1日前市場でリソースを入札してよい。
ここで記載される実施形態は、以下で更に詳細に論じられるように、様々なコンピュータハードウェア又はソフトウェアモジュールを含む特別目的又は汎用のコンピュータの使用を含んでよい。
ここで記載される実施形態は、コンピュータ実行可能な命令又はデータ構造を搬送又は記憶するコンピュータ可読媒体を用いて実装されてよい。そのようなコンピュータ可読媒体は、汎用又は特別目的のコンピュータによってアクセスされ得るあらゆる利用可能な媒体を有してもよい。一例として、制限なしに、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラム可能読出専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク型読出専用メモリ(CD−ROM)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気ストレージ装置、フラッシュメモリ装置(例えば、ソリッドステートメモリ装置)、あるいは、コンピュータ実行可能な命令又はデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送又は記憶するのに使用され得且つ汎用又は特別目的のコンピュータによってアクセスされ得るあらゆる他の記憶媒体も含む非一時的な又は有形なコンピュータ可読記憶媒体を有してよい。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれてよい。
コンピュータ実行可能な命令は、例えば、汎用のコンピュータ、特別目的のコンピュータ、又は特別目的のプロセッサ装置(例えば、1つ以上のプロセッサ)に、ある機能又は機能群を実行させる命令及びデータを含んでよい。対象は、構造的な特徴及び/又は方法論的な動作に特有の言語において記載されてきたが、添付の特許請求の範囲で定義される対象は、必ずしも、上記の特定の特徴又は動作に制限されない点が理解されるべきである。むしろ、上記の特定の特徴又は動作は、特許請求の範囲の実装する例となる形態として開示されている。
ここで使用されるように、語「モジュール」又は「コンポーネント」は、そのモジュール若しくはコンポーネントの動作を実行するよう構成されるハードウェア実施形態及び/又は、コンピューティングシステムの汎用のハードウェア(例えば、コンピュータ可読媒体、プロセッサ装置、など)によって記憶及び/又は実行され得るソフトウェアオブジェクト若しくはソフトウェアルーチンを指してよい。幾つかの実施形態において、ここで記載される種々のコンポーネント、モジュール、エンジン及びサービスは、(例えば、別個のスレッドとして)コンピューティングシステムで実行するオブジェクト又はプロセッサとして実装されてよい。ここで記載されるシステム及び方法のうちの幾つかは、(汎用のハードウェアによって記憶及び実行される)ソフトウェアにおいて実装されるものとして概して記載されているが、特定のハードウェア実施形態又はソフトウェアと特定のハードウェア実施形態との組み合わせも可能であり、考えられている。本明細書において、「コンピューティングエンティティ」は、ここで以前に定義されたようなあらゆるコンピューティングシステム、又はコンピューティングシステムで実行されるあらゆるモジュール若しくはモジュールの組み合わせであってもよい。
ここで挙げられている全ての例及び条件付き言語は、当該技術を促進させることに発明者によって寄与される概念及び発明を読者が理解するのを助ける教育的な目的を意図され、そのような具体的に挙げられている例及び条件に制限されないものとして解釈されるべきである。本発明の実施形態が詳細に記載されてきたが、様々な変更、置換及び代替は、発明の主旨及び適用範囲から逸脱することなしにそれらに対してなされてよい点が理解されるべきである。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法であって、
ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、
複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、
前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、
デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、
前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、
前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こす
ことを有する方法。
(付記2)
前記クーポンは、前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するためのサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを更に含む、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記ユーザが前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するとのインジケーションをユーザから受け、
前記ユーザが前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意したことを、前記オファーに関連するマーチャントに知らせる
ことを更に有する付記2に記載の方法。
(付記4)
前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを決定するように前記ユーザから前記1つ以上のユーザインタレストを受ける
ことを更に有する付記1に記載の方法。
(付記5)
前記ユーザに関連するユーザ位置を決定し、
前記複数のマーチャントに関連する店舗位置を決定し、
前記ユーザ位置からの距離の閾範囲内にある店舗位置を持ったマーチャントのサブセットを識別する
ことを更に有する付記1に記載の方法。
(付記6)
前記複数のオファーを、前記ユーザ位置からの距離の前記閾範囲内にある店舗位置を持った前記マーチャントのサブセットからのフィルタをかけられたオファーに狭めるように、前記複数のマーチャントからの前記複数のオファーにフィルタをかけることを更に有し、
前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別することは、前記ユーザと前記フィルタをかけられたオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別することを有し、
前記クーポンは、短縮された期間内に引き換えるための緊急インセンティブを提供する緊急ボーナスを更に含む、
付記5に記載の方法。
(付記7)
前記ユーザに関連するアドレス、買い物の好み、及びクーポンのタイプへの関心のうちの1つ以上に関する情報を前記ユーザから受ける
ことを更に有する付記1に記載の方法。
(付記8)
動作を実行するよう又は該動作の実行を制御するようプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記動作は、
ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、
複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、
前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、
デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、
前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、
前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こす
ことを有する、非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記9)
前記クーポンは、前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するためのサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを更に含む、
付記8に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記10)
デマンドレスポンスイベントに基づきリソースを入札する方法であって、
デマンドレスポンスイベントに関連する目標費用及び目標リソース削減を決定し、
マーチャントからの複数のオファーを受け、
複数のユーザの夫々が、前記マーチャントからの複数のオファーのうちの1つ以上を含むクーポンを、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に引き換える可能性を決定し、
前記目標費用、前記目標リソース削減、及び前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを引き換える前記可能性に基づき、前記複数のユーザのうちの一部へのクーポンの組を生成し提供し、前記複数のユーザのうちの1以上のユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの組に含まれる1以上のクーポンの引き換えは、前記複数のユーザのうちの前記1以上のユーザに関連する1つ以上の居住位置でのリソース消費の減少を引き起こし、
前記クーポンを受ける前記複数のユーザのうちの前記一部に基づき、前記リソースの総削減量を推定し、
前記総削減量に基づき前記リソースについての提供価格及び量を提供することによって、1日前市場で前記リソースを入札する
ことを有する方法。
(付記11)
前記リソースの前記総削減量に基づき利益を最大にするように供給曲線のパラメータを決定することを更に有し、
前記リソースについての前記提供価格及び前記量は、前記利益に基づく、
付記10に記載の方法。
(付記12)
前記利益を決定することは、
前記1日前市場から前記リソースを購入する価格に、提示されたDR入札についての精算需要を乗じたものを含むリソースクレジットを決定し、
前記リソースクレジットからデマンドレスポンスインセンティブのための価格を減じる
ことを有する、付記11に記載の方法。
(付記13)
前記利益を決定することは、前記リソースについての前記提供価格及び前記量を決定するように供給曲線を生成することに基づく、
付記12に記載の方法。
(付記14)
前記利益を決定することは、前記1日前市場での1日前価格予測と、実時間市場での実時間価格予測とを、夫々累積分布関数により、確率論的関数としてモデリングすることを有する、
付記12に記載の方法。
(付記15)
夫々のクーポンは、前記指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナス及びオファーを含む、
付記10に記載の方法。
(付記16)
新しい情報に基づき前記目標費用及び前記目標リソース削減を更新し、
前記更新された目標費用、前記更新された目標リソース削減、及び前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを引き換える前記可能性に基づき、前記複数のユーザのうちの更なる一部への更なるクーポンの組を生成し提供し、
前記更新された目標費用及び前記更新された目標リソース削減を提供することによって、時間前市場で前記リソースを入札する
ことを更に有する付記10に記載の方法。
(付記17)
前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを前記指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に引き換える前記可能性を決定することは、前記ユーザの夫々によって指定されるインタレストに基づく、
付記10に記載の方法。
(付記18)
前記クーポンを受ける前記複数のユーザのうちの前記一部に基づき前記リソースの前記総削減量を推定することは、前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザが前記クーポンを引き換える可能性に、前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザについての負荷低減を乗じたものの和を決定することを含む、
付記10に記載の方法。
(付記19)
前記負荷低減を決定することは、前記ユーザの夫々の居住位置でのアプライアンスのタイプと、前記クーポンを受ける前記複数のユーザの夫々の居住位置での前記アプライアンスのタイプに関連するリソース消費とを決定することに基づく、
付記18に記載の方法。
(付記20)
前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザが前記クーポンを引き換える可能性、及び前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザについての前記負荷低減は、独立変数である、
付記18に記載の方法。
100 DRシステム
101 DRサーバ
105 ネットワーク
111 DRアプリケーション
115 マーチャントサーバ
120 ユーザ装置
121 クーポンアプリケーション
134 サードパーティサーバ
200 装置
202 登録モジュール
204 DRモジュール
206 クーポンモジュール
208 ユーザインタフェースモジュール
210 測定及び検証モジュール
212 システムデータ
225 プロセッサ装置
227 メモリ
300 グラフィカルユーザインタフェース
305 オファー
310 実行インセンティブ
315 サインアップインセンティブ

Claims (20)

  1. デマンドレスポンスイベントの間に引き換えられるようにクーポンをユーザと照合する方法であって、
    ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、
    複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、
    前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、
    デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、
    前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、
    前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こす
    ことを有する方法。
  2. 前記クーポンは、前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するためのサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを更に含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザが前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するとのインジケーションをユーザから受け、
    前記ユーザが前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意したことを、前記オファーに関連するマーチャントに知らせる
    ことを更に有する請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを決定するように前記ユーザから前記1つ以上のユーザインタレストを受ける
    ことを更に有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記ユーザに関連するユーザ位置を決定し、
    前記複数のマーチャントに関連する店舗位置を決定し、
    前記ユーザ位置からの距離の閾範囲内にある店舗位置を持ったマーチャントのサブセットを識別する
    ことを更に有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のオファーを、前記ユーザ位置からの距離の前記閾範囲内にある店舗位置を持った前記マーチャントのサブセットからのフィルタをかけられたオファーに狭めるように、前記複数のマーチャントからの前記複数のオファーにフィルタをかけることを更に有し、
    前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別することは、前記ユーザと前記フィルタをかけられたオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別することを有し、
    前記クーポンは、短縮された期間内に引き換えるための緊急インセンティブを提供する緊急ボーナスを更に含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザに関連するアドレス、買い物の好み、及びクーポンのタイプへの関心のうちの1つ以上に関する情報を前記ユーザから受ける
    ことを更に有する請求項1に記載の方法。
  8. 動作を実行するよう又は該動作の実行を制御するようプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記動作は、
    ユーザに関連する1つ以上のユーザインタレストを決定し、
    複数のマーチャントからの複数のオファーであり、夫々が、品物又はサービスを購入するための購入インセンティブと、前記品物又はサービスに関連するインタレストのカテゴリとを含む前記複数のオファーを受け、
    前記ユーザに関連する前記1つ以上のユーザインタレストを、前記品物又はサービスに関連する前記インタレストのカテゴリと照合して、前記ユーザと前記複数のオファーのうちのあるオファーとの間の一致を識別し、
    デマンドレスポンスイベントに関連する期間を決定し、
    前記ユーザのためのクーポンであり、前記オファーと、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナスとを含む前記クーポンを生成し、
    前記指定された物理的な位置での引き換えのために前記ユーザに前記クーポンを提供し、前記ユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの引き換えは、前記ユーザに関連する居住場所でのリソース消費の減少を引き起こす
    ことを有する、非一時的なコンピュータ可読媒体。
  9. 前記クーポンは、前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に前記クーポンを引き換えることに同意するためのサインアップインセンティブを提供するサインアップボーナスを更に含む、
    請求項8に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  10. デマンドレスポンスイベントに基づきリソースを入札する方法であって、
    デマンドレスポンスイベントに関連する目標費用及び目標リソース削減を決定し、
    マーチャントからの複数のオファーを受け、
    複数のユーザの夫々が、前記マーチャントからの複数のオファーのうちの1つ以上を含むクーポンを、指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する期間の間に引き換える可能性を決定し、
    前記目標費用、前記目標リソース削減、及び前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを引き換える前記可能性に基づき、前記複数のユーザのうちの一部へのクーポンの組を生成し提供し、前記複数のユーザのうちの1以上のユーザによる前記指定された物理的な位置での前記クーポンの組に含まれる1以上のクーポンの引き換えは、前記複数のユーザのうちの前記1以上のユーザに関連する1つ以上の居住位置でのリソース消費の減少を引き起こし、
    前記クーポンを受ける前記複数のユーザのうちの前記一部に基づき、前記リソースの総削減量を推定し、
    前記総削減量に基づき前記リソースについての提供価格及び量を提供することによって、1日前市場で前記リソースを入札する
    ことを有する方法。
  11. 前記リソースの前記総削減量に基づき利益を最大にするように供給曲線のパラメータを決定することを更に有し、
    前記リソースについての前記提供価格及び前記量は、前記利益に基づく、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記利益を決定することは、
    前記1日前市場から前記リソースを購入する価格に、提示されたDR入札についての精算需要を乗じたものを含むリソースクレジットを決定し、
    前記リソースクレジットからデマンドレスポンスインセンティブのための価格を減じる
    ことを有する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記利益を決定することは、前記リソースについての前記提供価格及び前記量を決定するように供給曲線を生成することに基づく、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記利益を決定することは、前記1日前市場での1日前価格予測と、実時間市場での実時間価格予測とを、夫々累積分布関数により、確率論的関数としてモデリングすることを有する、
    請求項12に記載の方法。
  15. 夫々のクーポンは、前記指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に当該クーポンを引き換えるための実行インセンティブを提供する実行ボーナス及びオファーを含む、
    請求項10に記載の方法。
  16. 新しい情報に基づき前記目標費用及び前記目標リソース削減を更新し、
    前記更新された目標費用、前記更新された目標リソース削減、及び前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを引き換える前記可能性に基づき、前記複数のユーザのうちの更なる一部への更なるクーポンの組を生成し提供し、
    前記更新された目標費用及び前記更新された目標リソース削減を提供することによって、時間前市場で前記リソースを入札する
    ことを更に有する請求項10に記載の方法。
  17. 前記複数のユーザの夫々が前記クーポンを前記指定された物理的な位置で前記デマンドレスポンスイベントに関連する前記期間の間に引き換える前記可能性を決定することは、前記ユーザの夫々によって指定されるインタレストに基づく、
    請求項10に記載の方法。
  18. 前記クーポンを受ける前記複数のユーザのうちの前記一部に基づき前記リソースの前記総削減量を推定することは、前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザが前記クーポンを引き換える可能性に、前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザについての負荷低減を乗じたものの和を決定することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  19. 前記負荷低減を決定することは、前記ユーザの夫々の居住位置でのアプライアンスのタイプと、前記クーポンを受ける前記複数のユーザの夫々の居住位置での前記アプライアンスのタイプに関連するリソース消費とを決定することに基づく、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザが前記クーポンを引き換える可能性、及び前記複数のユーザのうちの前記一部に含まれる夫々のユーザについての前記負荷低減は、独立変数である、
    請求項18に記載の方法。
JP2015166924A 2015-01-30 2015-08-26 クーポンをユーザと照合する方法、リソースを入札する方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 Pending JP2016143412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/610,929 US20160225006A1 (en) 2015-01-30 2015-01-30 Utilization of coupons in residential demand response
US14/610,929 2015-01-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016143412A true JP2016143412A (ja) 2016-08-08

Family

ID=56553233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015166924A Pending JP2016143412A (ja) 2015-01-30 2015-08-26 クーポンをユーザと照合する方法、リソースを入札する方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Country Status (2)

Country Link
US (2) US20160225006A1 (ja)
JP (1) JP2016143412A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018049550A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 大和ハウス工業株式会社 電力消費調整システム及び電力消費調整方法
KR20190123615A (ko) * 2018-04-24 2019-11-01 한국전력공사 잉여전력 중계거래 시스템 및 방법
US11222365B2 (en) * 2017-07-21 2022-01-11 Accenture Global Solutions Limited Augmented reality and mobile technology based services procurement and distribution

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3152810B1 (en) * 2015-03-06 2020-01-08 NEC Corporation A method and a system for controlling energy supply to different units
US10417664B2 (en) 2017-02-15 2019-09-17 Facebook, Inc. Notification for pre-announced discount offer
US10366417B2 (en) * 2017-02-15 2019-07-30 Facebook, Inc. Discount offer with time period defined by user impression
US10902450B2 (en) * 2017-04-05 2021-01-26 International Business Machines Corporation Customer-assisted item retrieval
US11239660B2 (en) * 2017-05-10 2022-02-01 Korea Electronics Technology Institute Demand response system and method for controlling devices to participate in demand response automatically
CN109066744B (zh) * 2018-08-08 2021-06-25 中国电力科学研究院有限公司 一种含储能配电网协调调度方法和系统
CN112600756B (zh) * 2020-09-04 2023-08-04 京东科技控股股份有限公司 业务数据的处理方法及装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004519753A (ja) * 2000-08-18 2004-07-02 アテナ キャピタル アドバイザーズ インコーポレーテッド 資産の予想される将来の価格に関する情報の生成および提供ならびに資産情報の視覚化
JP2006172246A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 電力取引支援装置
WO2013179876A1 (ja) * 2012-05-28 2013-12-05 三菱電機株式会社 需給調整システム
JP2014158375A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd デマンドレスポンス要請装置、及びデマンドレスポンス要請方法
WO2014132370A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 株式会社日立製作所 ネガワット売買支援システム
JP2014531658A (ja) * 2011-09-16 2014-11-27 ナラヤン、アミット ネットワークサーバを用いてdr信号を通信する拡張可能なウェブ利用drプラットフォーム
JP2014229000A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社Nttファシリティーズ 節電支援システム、節電支援装置、及び節電支援方法
JP2015001975A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 三菱電機株式会社 電力取引市場約定計算装置、電力取引市場約定計算方法、および電力取引市場約定計算プログラム
JP2016103111A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 Jxエネルギー株式会社 電力制御支援装置及び電力制御支援方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090281885A1 (en) * 2008-05-08 2009-11-12 International Business Machines Corporation Using virtual environment incentives to reduce real world energy usage
CA2783034A1 (en) * 2009-12-10 2011-06-16 Lowfoot Inc. System, method and computer program for energy use management and reduction
US20110202467A1 (en) * 2010-01-19 2011-08-18 Hilber Del A Automated load control and dispatch system and method

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004519753A (ja) * 2000-08-18 2004-07-02 アテナ キャピタル アドバイザーズ インコーポレーテッド 資産の予想される将来の価格に関する情報の生成および提供ならびに資産情報の視覚化
JP2006172246A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 電力取引支援装置
JP2014531658A (ja) * 2011-09-16 2014-11-27 ナラヤン、アミット ネットワークサーバを用いてdr信号を通信する拡張可能なウェブ利用drプラットフォーム
WO2013179876A1 (ja) * 2012-05-28 2013-12-05 三菱電機株式会社 需給調整システム
JP2014158375A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd デマンドレスポンス要請装置、及びデマンドレスポンス要請方法
WO2014132370A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 株式会社日立製作所 ネガワット売買支援システム
JP2014229000A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社Nttファシリティーズ 節電支援システム、節電支援装置、及び節電支援方法
JP2015001975A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 三菱電機株式会社 電力取引市場約定計算装置、電力取引市場約定計算方法、および電力取引市場約定計算プログラム
JP2016103111A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 Jxエネルギー株式会社 電力制御支援装置及び電力制御支援方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018049550A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 大和ハウス工業株式会社 電力消費調整システム及び電力消費調整方法
US11222365B2 (en) * 2017-07-21 2022-01-11 Accenture Global Solutions Limited Augmented reality and mobile technology based services procurement and distribution
KR20190123615A (ko) * 2018-04-24 2019-11-01 한국전력공사 잉여전력 중계거래 시스템 및 방법
KR102085203B1 (ko) * 2018-04-24 2020-03-05 한국전력공사 잉여전력 중계거래 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20160225006A1 (en) 2016-08-04
US20190012691A1 (en) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016143412A (ja) クーポンをユーザと照合する方法、リソースを入札する方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
Steriotis et al. A novel behavioral real time pricing scheme for the active energy consumers’ participation in emerging flexibility markets
JP6702092B2 (ja) 住宅需要反応におけるクーポンの最適化及び配信
US20130246139A1 (en) System and method for sharing incentives among groups
US8458044B2 (en) Dynamic group offer process for direct sales system employing networked mobile computing devices
US20120296799A1 (en) System, method and computer program for energy use management and reduction
US20140207550A1 (en) Methods and systems of providing transaction terms offers in real time
KR102094137B1 (ko) 전력거래 중계방법
US20140046757A1 (en) Unified payment and return on investment system
US20150317666A1 (en) Collaborative reward system
US20130204700A1 (en) System, method and computer program product for prediction based on user interactions history
Gohad et al. Cloud pricing models: A survey and position paper
WO2013134334A1 (en) Method and system for providing incentives to members of a social network
Aazam et al. Cloud customer's historical record based resource pricing
WO2014031486A1 (en) Social commerce intelligence engine
US20120290375A1 (en) Multi-Consumer Classification and Automated Rewards-Based System
Geyik et al. Multi-touch attribution based budget allocation in online advertising
AU2007337189A1 (en) Market sharing incentives
US20180336583A1 (en) Systems and methods for issuing, evaluating, and monitoring card-linked offers
US20210334840A1 (en) Method and system for providing incentives to members of a social network
US11783376B2 (en) Advertising model
US10346868B2 (en) Gift exchange platform
US20140236749A1 (en) Applying customer feedback to group buying deals
US20120259685A1 (en) Systems and Methods for Managing Pre-Paid Transactions
Heitkoetter et al. Mobile platforms as two-sided markets

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191217