JP2014227877A - 急発進防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い等による急発進を抑制でき、傾斜が大きい場所でアクセルを強く踏み込んだ場合でも通常に発進できる急発進防止装置を提供する。
【解決手段】車両の速度を検知する車速センサ11と、検知された速度が予め設定された作動設定車速範囲内である場合に進行方向に障害物があるかどうか検知する障害物検知センサ22と、障害物があることが検知された場合に乗員に対して注意喚起を行う車内警告装置25、26と、障害物があることが検知された場合に車両の傾斜角を検知する傾斜センサ23と、車両の傾斜角が所定の設定値より小さい場合にアクセルの踏み込み量と踏み込み速度を検知するアクセルポジションセンサ14と、アクセルポジションセンサで検知されたアクセルの踏み込み量と踏み込み速度が所定の設定値の範囲内でない場合にスロットル開度を小さくして急発進を防止するスロットル制御装置15を備える。
【選択図】図1
【解決手段】車両の速度を検知する車速センサ11と、検知された速度が予め設定された作動設定車速範囲内である場合に進行方向に障害物があるかどうか検知する障害物検知センサ22と、障害物があることが検知された場合に乗員に対して注意喚起を行う車内警告装置25、26と、障害物があることが検知された場合に車両の傾斜角を検知する傾斜センサ23と、車両の傾斜角が所定の設定値より小さい場合にアクセルの踏み込み量と踏み込み速度を検知するアクセルポジションセンサ14と、アクセルポジションセンサで検知されたアクセルの踏み込み量と踏み込み速度が所定の設定値の範囲内でない場合にスロットル開度を小さくして急発進を防止するスロットル制御装置15を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の急発進を防止する急発進防止装置に関する。
近年、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い事故は増加傾向にあり、立体駐車場から転落したり、駐車場に隣接する店舗に突っ込んだりする事故が起きている。
このような問題を解消する技術として、特許文献1は、車両発進時において自車両にとって危険な障害物を適切に判定する危険障害物判定装置を開示している。この危険障害物判定装置は、車両前方の道路状況を撮影するカメラ、そのカメラの撮像画像を処理する画像処理装置、および、自車両と車両前方に存在する対象物との距離を測定するレーダ装置を備えている。
この危険障害物判定装置においては、車両が停止状態から発進する状況下において、対象物までの距離がカメラの認知限界距離以下である場合には、レーダ装置による対象物までの距離情報のみに基づいて車両に生じている危険度を判定し、そうでない場合には、カメラからの撮像画像とレーダ装置からの距離情報に基づき車両に生じている危険度を判定する。自車両が対象物に接近しかつ対象物までの距離が所定距離以下である場合には、その対象物が自車両にとって危険な対象物であると判定し、運転者に注意喚起を行うべくスピーカおよびディスプレイを駆動し、または、自車両を強制制動させるべくブレーキアクチュエータを駆動する。
上述したアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いという問題の他に、次のような問題がある。例えば、坂道などといった傾斜が大きい場所で車両を発進させる場合、アクセルペダルを強く踏み込んだ時に、システムがこの踏み込み動作を踏み間違いに起因すると誤判断してしまい車両をうまく発進させることができない場合がある。このような場合には、後続車(人)と接触などの事故を起こすことが考えられる。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いを抑制できるとともに、傾斜が大きい場所でアクセルを強く踏み込んだ場合であっても通常に発進させることができる急発進防止装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る急発進防止装置は、車速センサで検知した車両の速度が予め設定された作動設定車速範囲内(例えば、0〜8km/hの低速)でない場合には、急発進か否かを判断せず、また、作動設定車速範囲内であっても障害物検知センサによって進行方向に障害物がないことが検知された場合には、急発進か否かを判断しない。一方、作動設定車速範囲内であり、且つ、進行方向に障害物がある場合に、車内警告装置で乗員に対して注意喚起を行う。そして、傾斜センサによって車両の傾斜角を検知し、この傾斜角が所定の設定値より大きい場合には、急発進防止装置の作動は不必要である旨が認識されアクセルを強く踏み込んだ場合であっても通常に発進させることができる。一方、この傾斜角が所定の設定値よりも小さい場合に、アクセルポジションセンサでアクセルの踏み込み量と踏み込み速度を検知する。そして、アクセルポジションセンサで検知されたアクセルの踏み込み量と踏み込み速度が所定の設定値の範囲内でない場合に、スロットル制御装置を制御してスロットル開度を小さくし、急発進を防止する。
本発明によれば、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い等による急発進を抑制できるとともに、傾斜が大きい場所でアクセルを強く踏み込んだ場合であっても誤判断することなく通常に発進させることができるので後続車(人)との接触などの事故を減らすことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る急発進防止装置の構成を示すブロック図である。この急発進防止装置は、車速センサ11、ブレーキセンサ12、シフトポジションセンサ13、アクセルポジションセンサ14、スロットル制御装置15、ハザードランプ16、ヘッドライト17、ホーン18、ON/OFFスイッチ21、障害物検知センサ22、傾斜センサ23、キャンセルスイッチ24、ディスプレイ25、ブザー26およびコントロールユニット(C/U)30を備えている。
なお、図1では、車両側に存在する車速センサ11、ブレーキセンサ12、シフトポジションセンサ13、アクセルポジションセンサ14、スロットル制御装置15、ハザードランプ16、ヘッドライト17およびホーン18も、便宜上、急発進防止装置の構成要素の一部として記載している。
車速センサ11は、車両の速度を検出する。この車速センサ11で検出された速度は、車速信号としてコントロールユニット30に送られる。
ブレーキセンサ12は、ブレーキ(図示しない)の踏み込み状態を検出する。このブレーキセンサ12で検出されたブレーキの踏み込み状態は、ブレーキ信号としてコントロールユニット30に送られる。
シフトポジションセンサ13は、シフトレバー(図示しない)のセット位置を検出する。このシフトポジションセンサ13で検出されたシフトレバーのセット位置は、シフトポジション信号としてコントロールユニット30に送られる。このシフトポジション信号は、コントロールユニット30において車両進行方向を検出するために使用される。
アクセルポジションセンサ14は、アクセルペダル(図示しない)の踏み込み量および踏み込み速度を検出する。このアクセルポジションセンサ14で検出されたアクセルペダルの踏み込み量および踏み込み速度は、アクセル開度信号としてコントロールユニット30に送られる。
スロットル制御装置15は、コントロールユニット30から送られてくるスロットル制御信号に応じてスロットル調整器(図示しない)を制御し、スロットル開度を調整する。
ハザードランプ16は、コントロールユニット30から送られてくる警告用信号に応じて点滅する。このハザードランプ16は、車外警告装置として使用される。
ヘッドライト17は、コントロールユニット30から送られてくる警告用信号に応じて点灯または消灯する。このヘッドライト17は、前方を照明する本来の用途の他に、車外警告装置としても使用される。
ホーン18は、コントロールユニット30から送られてくる警告用信号に応じて鳴動する。このホーン18は、車外警告装置として使用される。
ON/OFFスイッチ21は、急発進防止装置の電源をオンまたはオフするために使用される。このON/OFFスイッチ21で発生されたON/OFF信号は、コントロールユニット30に送られる。
障害物検知センサ22は、車両の前方と後方の2カ所に設けられており、進行方向に設けられた検知範囲内の障害物(人または物など)を検知する。この障害物検知センサ22で検知された障害物の有無の状態は、障害物検知信号としてコントロールユニット30に送る。
なお、シフトレバーがドライブ(前進)にセットされている場合は前方の障害物検知センサ22が機能し、リバース(後退)にセットされている場合は後方の障害物検知センサ22が機能するように制御される。
また、障害物検知センサ22の検知範囲は、例えば進行方向の10mの範囲とすることができる。なお、障害物検知センサ22の検知範囲は、ユーザが任意の範囲に調整できるように構成することができる。
傾斜センサ23は、車両の傾き(傾斜角)を検知する。この傾斜センサ23で検知された車両の傾斜角は、車両傾斜角信号としてコントロールユニット30に送られる。
キャンセルスイッチ24は、急発進防止装置が作動した状態を解除するために使用される。このキャンセルスイッチ24の操作により発生されたキャンセル信号は、コントロールユニット30に送られる。なお、急発進防止装置が作動した状態は、所定時間以上ブレーキペダルを踏み続け尚且つキャンセルスイッチ24を操作することにより解除される(詳細は後述する)。
ディスプレイ25は、コントロールユニット30から送られてくる警告用信号に応じて警告メッセージの表示を制御する。このディスプレイ25は、警告メッセージを表示する車内警告装置として使用される他に、各種情報を表示する用途にも使用される。
ブザー26は、コントロールユニット30から送られてくる警告用信号に応じて警報音を発生する車内警告装置として使用される。
コントロールユニット30は、車速センサ11、ブレーキセンサ12、シフトポジションセンサ13、アクセルポジションセンサ14、ON/OFFスイッチ21、障害物検知センサ22、傾斜センサ23およびキャンセルスイッチ24から送られてくる信号に応じて、スロットル制御装置15、ハザードランプ16、ヘッドライト17、ホーン18、障害物検知センサ22、ディスプレイ25およびブザー26を制御する。
次に、上記のように構成される実施例1に係る急発進防止装置の動作を説明する。図2は、実施例1に係る急発進防止装置の動作を示すフローチャートである。なお、以下においては、シフトレバーがドライブ位置にセットされており、前方の障害物検知センサ22が機能するものとして説明するが、シフトレバーがリバース位置にセットされている場合も、後方の障害物検知センサ22が機能することを除けば、動作は同様である。
急発進防止装置の電源がオンにされると、まず、車速が取得される(ステップS11)。すなわち、コントロールユニット30は、ON/OFFスイッチ21から電源ONを指示するON/OFF信号を受け取ると処理を開始し、まず、車速センサ11から車速信号を取得する。
次いで、作動設定車速範囲内であるかどうかが調べられる(ステップS12)。すなわち、コントロールユニット30は、ステップS11において車速センサ11から取得した車速信号によって示される車速が、急発進防止装置が作動する条件として予め設定されている作動設定車速範囲内であるかどうかを調べる。作動設定車速範囲は、例えば、0〜8km/hとすることができる。
なお、作動設定車速範囲は、ユーザが任意の範囲に調整できるように構成できる。このステップS12において、作動設定車速範囲内でないことが判断されると、急発進防止装置の作動は不必要である旨が認識され、ステップS11に戻って初期状態から上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS12において、作動設定車速範囲内であることが判断されると、次いで、障害物情報が取得される(ステップS13)。すなわち、コントロールユニット30は、障害物検知センサ22から障害物検知信号を取得する。
次いで、進行の妨げになる障害物があるかどうかが調べられる(ステップS14)。すなわち、コントロールユニット30は、ステップS13において取得された障害物検知信号によって示される障害物情報が、進行の妨げになる障害物の存在を示しているかどうかを調べる。このステップS14において、進行の妨げになる障害物がないことが判断されると、急発進防止装置の作動は不必要である旨が認識され、ステップS11に戻って初期状態から上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS14において、進行の妨げになる障害物があることが判断されると、次いで、乗員に対して警報器による注意喚起が行われる(ステップS15)。すなわち、コントロールユニット30は、ディスプレイ25に警告用信号を送って警告メッセージを表示させるとともに、ブザー26に警告用信号を送って警報音を発生させる。
次いで、車両の傾斜角が取得される(ステップS16)。すなわち、コントロールユニット30は、傾斜センサ23から車両傾斜角信号を取得する。次いで、車両の傾斜角が設定値以上であるかどうかが調べられる(ステップS17)。すなわち、コントロールユニット30は、ステップS16において傾斜センサ23から取得された車両傾斜角信号によって示される傾斜角が、設定値以上であるかどうかを調べる。
なお、設定値は、ユーザが任意に調整できるように構成することができる。このステップS17において、車両の傾斜角が設定値以上であることが判断されると、急発進防止装置の作動は不必要である旨が認識され、ステップS11に戻って初期状態から上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS17において、車両の傾斜角が設定値以上でないことが判断されると、次いで、アクセルペダルの踏み込み量および踏み込み速度が取得される(ステップS18)。すなわち、コントロールユニット30は、アクセルポジションセンサ14から、アクセルの踏み込み量および踏み込み速度を示すアクセル開度信号を取得する。
次いで、アクセルの踏み込み量および踏み込み速度が設定値の範囲内であるかどうかが調べられる(ステップS19)。すなわち、コントロールユニット30は、ステップS18においてアクセルポジションセンサ14から取得されたアクセル開度信号によって示されるアクセルの踏み込み量および踏み込み速度が、設定値の範囲内であるかどうかを調べる。
なお、設定値は、ユーザが任意に調整できるように構成できる。このステップS19において、アクセルの踏み込み量および踏み込み速度が設定値の範囲内であることが判断されると、急発進防止装置の作動は不必要である旨が認識され、ステップS11に戻って初期状態から上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS19において、アクセルの踏み込み量および踏み込み速度が設定値の範囲内でないことが判断されると、急発進防止装置の作動が必要である旨が認識され、スロットル調整器にてスロットル開度の制御が行われる(ステップS20)。すなわち、コントロールユニット30は、スロットル開度を指示するためのスロットル制御信号をスロットル制御装置15に送る。これにより、スロットル調整器が駆動されてスロットル開度が、例えば1/2または1/3などのように小さくされる。このとき、アイドリング状態にされて急な発進を防止また衝突の軽減を行うことができる。なお、アクセルの踏み込み量および踏み込み速度が設定値の範囲外の時のスロットル開度は、ユーザが任意に調整できる。
次いで、乗員に対して警報器による注意喚起が行われる(ステップS21)。すなわち、コントロールユニット30は、ディスプレイ25に警告用信号を送って警告メッセージを表示させるとともに、ブザー26に警告用信号を送って警報音を発生させる。
次いで、異常が発生した旨を外部に知らせる注意喚起が行われる(ステップS22)。すなわち、コントロールユニット30は、ハザードランプ16に警告用信号を送って点滅させるとともに、ヘッドライト17に警告用信号を送って点灯させ、さらに、ホーン18に警告用信号を送って警報音を発生させる。
次いで、ブレーキペダルの踏み込み時間がX秒以上になったかどうかが調べられる(ステップS23)。すなわち、コントロールユニット30は、ブレーキセンサ12から、ブレーキが踏み込まれた旨を示すブレーキ信号が送られてきてからX秒が経過したかどうかを調べる。Xの値は任意に定めることができる。このステップS23において、ブレーキペダルの踏み込み時間がX秒以上になっていないことが判断されると、このステップS23を繰り返す。
次いで、ブレーキペダルを踏み込みながら次操作に入る。
この状態で、ステップS23において、ブレーキペダルの踏み込み時間がX秒以上になり、警報解除操作がなされたかどうかが調べられる(ステップS23)。すなわち、コントロールユニット30は、キャンセルスイッチ24からキャンセル信号が送られてきたかどうかを調べる。このステップS23において、警報解除操作がなされていないことが判断されると、待機状態となる。
また、警報解除操作がなされていてもブレーキペダルの踏み込み時間がX秒以上経過していないと待機状態となる。
ステップS23において、ブレーキペダルの踏み込み時間がX秒以上経過し、警報解除操作がなされたことが判断されると、アイドリング状態を解除してスロットル開度を元の状態(通常走行可能状態)に戻し、注意喚起がなされている状況の解除を行い、ステップS11に戻って初期状態から上述した動作が繰り返される。
以上説明したように、本発明の実施例1に係る急発進防止装置によれば、車速センサ11で検知した車両の速度が予め設定された作動設定車速範囲内であり、且つ、障害物検知センサ22によって進行方向に障害物があることが検知された場合には、車内警告装置で乗員に対して注意喚起を行う。これにより、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い等による急発進を抑制できる。
また、乗員に対して注意喚起を行った場合は、傾斜センサ23によって車両の傾斜角を検知し、この傾斜角が所定の設定値より小さい場合に、アクセルポジションセンサ14でアクセルの踏み込み量と踏み込み速度を検知する。そして、アクセルポジションセンサ14で検知されたアクセルの踏み込み量と踏み込み速度が所定の設定値の範囲内でない場合に、スロットル制御装置15を制御してスロットル開度を小さくし、急発進を防止する。
これにより、傾斜が大きい場所でアクセルを強く踏み込んでも誤判断することなく発進させることができるので、後続車(人)との接触などの事故を減らすことができる。
11 車速センサ
12 ブレーキセンサ
13 シフトポジションセンサ
14 アクセルポジションセンサ
15 スロットル制御装置
16 ハザードランプ
17 ヘッドライト
18 ホーン
21 ON/OFFスイッチ
22 障害物検知センサ
23 傾斜センサ
24 キャンセルスイッチ
25 ディスプレイ
26 ブザー
30 コントロールユニット(C/U)
12 ブレーキセンサ
13 シフトポジションセンサ
14 アクセルポジションセンサ
15 スロットル制御装置
16 ハザードランプ
17 ヘッドライト
18 ホーン
21 ON/OFFスイッチ
22 障害物検知センサ
23 傾斜センサ
24 キャンセルスイッチ
25 ディスプレイ
26 ブザー
30 コントロールユニット(C/U)
Claims (4)
- 車両の速度を検知する車速センサと、
前記車速センサで検知された速度が予め設定された作動設定車速範囲内である場合に、進行方向に障害物があるかどうか検知する障害物検知センサと、
前記障害物検知センサによって障害物があることが検知された場合に、乗員に対して注意喚起を行う車内警告装置と、
前記障害物検知センサによって障害物があることが検知された場合に、車両の傾斜角を検知する傾斜センサと、
前記傾斜センサによって検知された車両の傾斜角が所定の設定値より小さい場合に、アクセルの踏み込み量と踏み込み速度を検知するアクセルポジションセンサと、
前記アクセルポジションセンサで検知されたアクセルの踏み込み量と踏み込み速度が所定の設定値の範囲内でない場合に、スロットル開度を小さくして急発進を防止するスロットル制御装置と、
を備えることを特徴とする急発進防止装置。 - 前記車内警告装置は、前記スロットル制御装置によりスロットル開度が小さくされた場合に、動作することを特徴とする請求項1記載の急発進防止装置。
- 前記スロットル制御装置によりスロットル開度が小さくされた場合に、外部に対して注意喚起を行う車外警告装置を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の急発進防止装置。
- ブレーキの踏み込み状態を検出するブレーキセンサと、
スロットル開度が小さくされた状態を解除するためのキャンセルスイッチと、
前記ブレーキセンサで検出されたブレーキの踏み込み状態が所定時間以上継続し且つ前記キャンセルスイッチにより解除操作がなされた場合に、前記スロットル開度を小さくされた状態から元の状態である通常走行可能状態に戻し且つ前記注意喚起の解除を行う制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の急発進防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013106920A JP2014227877A (ja) | 2013-05-21 | 2013-05-21 | 急発進防止装置 |
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Family Applications (1)
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2013
- 2013-05-21 JP JP2013106920A patent/JP2014227877A/ja active Pending
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