JP2014225630A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014225630A
JP2014225630A JP2013220526A JP2013220526A JP2014225630A JP 2014225630 A JP2014225630 A JP 2014225630A JP 2013220526 A JP2013220526 A JP 2013220526A JP 2013220526 A JP2013220526 A JP 2013220526A JP 2014225630 A JP2014225630 A JP 2014225630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
electronic component
main body
support portion
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013220526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5846181B2 (ja
Inventor
雅人 桐ケ谷
Masahito Kirigatani
雅人 桐ケ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013220526A priority Critical patent/JP5846181B2/ja
Priority to DE102014207039.2A priority patent/DE102014207039B4/de
Publication of JP2014225630A publication Critical patent/JP2014225630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5846181B2 publication Critical patent/JP5846181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20845Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for automotive electronic casings
    • H05K7/20854Heat transfer by conduction from internal heat source to heat radiating structure
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/10Details of components or other objects attached to or integrated in a printed circuit board
    • H05K2201/10431Details of mounted components
    • H05K2201/10583Cylindrically shaped component; Fixing means therefore
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】体格の増大が抑制された電子制御装置を提供する。【解決手段】配線基板(10)、挿入実装型の第1電子部品(20)、複数の第2電子部品(30)、配線基板に搭載される被搭載部材(40)を有する。被搭載部材は、配線基板に固定され、第2電子部品の熱を放熱する放熱部(41)と、第1電子部品の本体部(22)を支持するために、放熱部に一体成形された支持部(42)と、配線基板を車両に取り付けるために、放熱部に一体成形された車両固定部(45)を有する。支持部と配線基板との間に、第2電子部品の少なくとも1つを配線基板に搭載するための空間が構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、スルーホールが形成された配線基板と、スルーホールに挿入されたリード、および、リードによって支持された本体部を有する挿入実装型の第1電子部品と、配線基板に搭載された複数の第2電子部品と、を備える電子制御装置に関し、特に車両に取り付けられるものに関する。
従来、例えば特許文献1に示されるように、部品本体および部品本体から突出したリード線からなる挿入実装型の電子部品(以下、第1電子部品と示す)が、リード線を挿入するための複数のスルーホールが形成された回路基板に実装されてなる電子制御装置が知られている。
特開2012−89666号公報
上記した電子制御装置では、通常、第1電子部品の他に、第1電子部品とともに回路を構成する複数の第2電子部品や、第2電子部品にて生じた熱を放熱するための放熱部が回路基板に搭載される。
第1電子部品は、上記したようにリードと部品本体から成り、リードが回路基板のスルーホールに挿入される。したがって、電子制御装置が車両に取り付けられると、車両振動などの外力によって回路基板が振動し、回路基板の振動によって部品本体がリードと回路基板との固定部位を支点として振動する。これによりリードが疲労し、第1電子部品と回路基板とで電気的な接続不良が生じる虞がある。
そこで、回路基板に第1電子部品の部品本体を支持するための支持部が設けられた構成も考えられる。しかしながらこの構成の場合、回路基板に支持部が設けられるため、回路基板における第2電子部品を搭載するための領域が少なくなる。この結果、回路基板の体格が増大し、ひいては電子制御装置の体格が増大する虞がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、体格の増大が抑制された電子制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲、および、この項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、車両に取り付けられる電子制御装置であって、スルーホール(12)が形成された配線基板(10)と、スルーホールに挿入されたリード(21)、および、リードによって支持された本体部(22)を有する挿入実装型の第1電子部品(20)と、配線基板に搭載された複数の第2電子部品(30)と、配線基板に搭載された被搭載部材(40)と、を有し、被搭載部材は、配線基板に固定された、第2電子部品にて生じた熱を放熱する放熱部(41)と、放熱部に一体成形された、本体部を支持する支持部(42)と、配線基板を車両に取り付けるために、放熱部に一体成形された車両固定部(45)と、を有し、支持部と配線基板とは所定距離離間しており、支持部と配線基板との間に、複数の第2電子部品の少なくとも1つを配線基板に搭載するための空間が構成されていることを特徴とする。
これによれば、第1電子部品の本体部を支持する支持部が配線基板に直接固定された構成と比べて、配線基板(10)における第2電子部品(30)を搭載するための領域が少なくなることが抑制される。この結果、配線基板(10)の体格の増大が抑制され、ひいては電子制御装置(100)の体格の増大が抑制される。
なお、被搭載部材(40)は、放熱部(41)に一体成形された車両固定部(45)を有している。したがって、第2電子部品(30)の生じた熱を、配線基板(10)、放熱部(41)、および、車両固定部(45)を介して車両側に逃がすことができる。すなわち、第2電子部品(30)の熱を効率よく放熱させることができる。これにより、支持部(42)が放熱部(41)に一体成形された構成でありながら、放熱部(41)から支持部(42)側に伝達される熱を低減し、ひいては第2電子部品(30)の熱が第1電子部品(20)に影響するのを抑制することもできる。
さらに、被搭載部材(40)は、放熱部(41)と、支持部(42)と、車両固定部(45)と、一体的に有しているため、部品点数を削減することもできる。
開示された他の発明は、支持部と本体部とが、接着剤(71)を介して機械的に接続されていることを特徴とする。
これによれば、電子部品(20)を構成するリード(21)と本体部(22)それぞれが配線基板(10)に固定される。したがって、配線基板(10)が車両振動などの外力によって振動したとしても、電子部品(20)は配線基板(10)とともに振動するので、電子部品(20)の本体部(22)がリード(21)と配線基板(10)との固定部位を支点として振動することが抑制される。このため、リード(21)の疲労のために電子部品(20)と配線基板(10)とで電気的な接続不良が生じることが抑制される。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 電子制御装置の構成要素を示す分解斜視図である。 配線基板にインナーケースが組みつけられた状態を示す斜視図である。 図4に示す配線基板とインナーケースにコネクタと電子部品が組みつけられた状態を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 電子制御装置の変形例を示す断面図である。
以下、本発明を、車両に搭載した場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図6に基づいて、本実施形態に係る電子制御装置を説明する。以下においては、互いに直交の関係にある3方向を、x方向、y方向、z方向と示す。また、x方向とy方向とによって規定される平面をx−y平面、y方向とz方向とによって規定される平面をy−z平面、z方向とx方向とによって規定される平面をz−x平面と示す。
図1〜図3に示すように、電子制御装置100は、例えばエンジンECUとして構成されており、配線基板10と、第1電子部品20と、第2電子部品30と、インナーケース40と、を有する。第1電子部品20、第2電子部品30、および、インナーケース40それぞれが配線基板10に搭載されている。配線基板10(電子制御装置100)は、インナーケース40に挿し込まれた図示しないねじによって車両(例えばエンジンブロック)に固定される。
本実施形態に係る電子制御装置100は、上記要素以外にも、配線基板10、第1電子部品20、第2電子部品30、および、インナーケース40の一部を収容するアウターケース50を有する。また、配線基板10、第1電子部品20、および、第2電子部品30を外部装置と電気的に接続するためのコネクタ60を有する。
配線基板10は、絶縁材料から成る基板11と、基板11の表面と内部それぞれに形成された配線(図示略)と、から成る。また、配線基板10にはスルーホール12が形成されており、このスルーホール12に後述する第1電子部品20のリード21が挿入される。
第1電子部品20は、挿入実装型の電子部品であり、リード21と、リード21によって支持された本体部22と、を有する。本実施形態では、この第1電子部品20として、アルミ電解コンデンサを採用している。そして、図5に示すように、4つのアルミ電解コンデンサ(第1電子部品20)が、配線基板10に実装されている。本体部22は、全体形状が円柱状となっており、円形の底面からリード21が突出している。そして、本体部22の側面が後述するインナーケース40の支持部42に支持されるべく、リード21はL字に折れ曲がっている。
第2電子部品30は、表面実装型の電子部品であり、配線基板10に搭載されることで、配線基板10の配線、および、第1電子部品20とともに回路を構成する。配線基板10には、複数の第2電子部品30が搭載されている。また、第2電子部品30として、コンデンサや抵抗などの受動素子や、MOSFETやダイオードなどの能動素子を含んでいる。これら能動素子は、概して受動素子と比べて発熱量が高い。それ以外にも、第2電子部品30として、マイコンやICチップなどを採用することができる。
インナーケース40は、特許請求の範囲に記載の被搭載部材に相当し、後述するアウターケース50によって構成される収納空間内に配置される。このインナーケース40は、第2電子部品30にて生じた熱を放熱する放熱部41と、放熱部41に一体成形され、第1電子部品20の本体部22を支持する支持部42と、を有する。図3および図4に示すように、放熱部41には第2電子部品30の形状と配置に応じた凹凸や切欠きが形成され、支持部42には第1電子部品20の形状に応じた凹みが形成されている。そして図2に示すように、放熱部41は熱伝導部材70を介して配線基板10と熱的に接続され、第1電子部品20は接着剤71を介して支持部42と機械的に接続されている。
本実施形態では、本体部22における支持部42との対向面22a、および、支持部42における本体部22との対向面42aが相似形状となっている。これにより、両者の間に設けられた接着剤71の厚さが均一に成っている。また、本体部22の対向面22aが支持部42側に凸と成り、支持部42の対向面42aが本体部22の凸に対応する凹と成っている。そして、支持部42には、液体状態の接着剤71(硬化前の接着剤71)の漏れを抑制するせき止め部43が形成されている。せき止め部43は、図3に示すように環状を成しており、図5に示すように本体部22の周囲を囲んでいる。なお、熱伝導部材70、および、接着剤71は、いずれも空気より熱伝導性の高い性質を有する。熱伝導部材70としては、例えば熱伝導シート、熱伝導ゲル、熱伝導グリス、熱伝導接着剤などを採用することができる。
図6に示すように、支持部42と配線基板10とはZ方向に所定距離離間しており、支持部42と配線基板10との間に、第2電子部品30の少なくとも1つを配線基板10に搭載するための空間が構成されている。これにより、配線基板10における支持部42との対向領域に複数の第2電子部品30が搭載されている。
インナーケース40は、上記した放熱部41、および、支持部42の他に、配線基板10などを車両にねじ止めするための車両固定穴46の形成された車両固定部45を有する。本実施形態では、平面略矩形状をなす放熱部41の四隅それぞれに車両固定部45が一体成形されている。
なお、上記した第2電子部品30の内、特に発熱するMOSFETやダイオードなどの能動素子は、配線基板10における放熱部41が固定された部分の裏面部位に設けられている。詳しくは、配線基板10の一面に放熱部41が固定され、一面と反対の面であって放熱部が固定された部分の裏面部位に、発熱する第2電子部品30(能動素子)が配置されている。
アウターケース50は、アッパケース51と、ロウアケース52と、を有する。図2および図3に示すように、アッパケース51は、インナーケース40、第1電子部品20、および、第2電子部品30それぞれの形状に応じた凹凸を有しており、ロウアケース52は、第2電子部品30の形状や配置に応じて中央が凹んだ形状を成している。また、図2に示すように、アッパケース51とロウアケース52、および、インナーケース40には三者を機械的に接続し、且つ、アウターケース50(51,52)によって構成される収納空間の気密性を保つための突起や凹みが形成されている。
放熱部41におけるアッパケース51との接触面には、アッパケース51から離れる方向に凹んだ凹み部41aが形成され、ロウアケース52との接触面には、ロウアケース52に向かう方向に突起した突起部41bが形成されている。これらに応じて、アッパケース51には凹み部41aに挿入される突起部51aが形成され、ロウアケース52には突起部41bが挿入される凹み部52aが形成されている。
さらに図3に示すように、アッパケース51、ロウアケース52、および、インナーケース40には三者を本固定するための固定穴51b,52b,41cが形成されている。これらの固定穴51b,52b,41cに、ねじやボルトが挿入されることで、三者が本固定される。なお、図1に示すように、上記した車両固定部45や後述するコネクタ60は、アウターケース50の構成する収納空間から外部に露出されている。車両固定部45は放熱部41から延設され、アウターケース50の外部に配置されている。
コネクタ60は、配線基板10に構成された回路と外部装置とを接続するものである。コネクタ60は、コネクタピン61と、コネクタピン61の周囲を囲む囲み部62と、を有する。コネクタピン61の一端が配線基板10と電気的に接続され、他端が外部装置と接続可能となっている。
次に、本実施形態に係る電子制御装置100の組み立て工程について説明する。先ず図3に示すように、第2電子部品30を搭載した配線基板10を用意する。換言すれば、第2電子部品30をリフローはんだ付けする。その後図4に示すように、熱伝導部材70を介してインナーケース40を配線基板10に組み付ける。次いで図5に示すように、コネクタ60を配線基板10に組み付けるとともに、第1電子部品20を配線基板10とインナーケース40とに搭載する。この際、第1電子部品20のリード21やコネクタ60のコネクタピン61を配線基板10のスルーホール12に挿入する。そして、接着剤71を介して本体部22を支持部42に搭載し、コネクタピン61とリード21それぞれをはんだ(例えば局所フローはんだ付け)で接続する。最後に、アッパケース51とロウアケース52とを組み付け、アウターケース50内に配線基板10やインナーケース40の一部を収容する。以上により、図1に示す電子制御装置100が形成される。
次に、本実施形態に係る電子制御装置100の作用効果を説明する。上記したように支持部42と配線基板10とは所定距離離間しており、支持部42と配線基板10との間に、第2電子部品30の少なくとも1つを配線基板10に搭載するための空間が構成されている。これによれば、第1電子部品の本体部を支持する支持部が配線基板に直接固定された構成と比べて、配線基板10における第2電子部品30を搭載するための領域が少なくなることが抑制される。この結果、配線基板10の体格の増大が抑制され、ひいては電子制御装置100の体格の増大が抑制される。
インナーケース40は、放熱部41に一体成形された車両固定部45を有している。したがって、第2電子部品30の生じた熱を、配線基板10、放熱部41、および、車両固定部45を介して車両側に逃がすことができる。すなわち、第2電子部品30の熱を効率よく放熱させることができる。これにより、支持部42が放熱部41に一体成形された構成でありながら、放熱部41から支持部42側に伝達される熱を低減し、ひいては第2電子部品30の熱が第1電子部品20に影響するのを抑制することもできる。
インナーケース40は、放熱部41と、支持部42と、車両固定部45と、一体的に有しているため、部品点数を削減することもできる。
支持部42と本体部22とは、接着剤71を介して機械的に接続されている。これによれば、第1電子部品20を構成するリード21と本体部22それぞれが配線基板10に固定される。したがって、配線基板10が、車両に搭載されたエンジンの振動などの外力によって振動したとしても、第1電子部品20は配線基板10とともに振動するので、第1電子部品20の本体部22がリード21と配線基板10との固定部位を支点として振動することが抑制される。このため、リード21の疲労のために第1電子部品20と配線基板10とで電気的な接続不良が生じることが抑制される。
本体部22における支持部42との対向面22a、および、支持部42における本体部22との対向面42aが相似形状となり、両者の間に設けられた接着剤71の厚さが均一に成っている。これによれば、本体部と支持部それぞれの対向面の形状が異なるために、両者の間に設けられる接着剤の厚さが不均一となった構成と比べて、接着剤71の特定部位に応力集中が生じることが抑制される。また、接着剤71の充填量を少なくすることができる。
本体部22の対向面22aが支持部42側に凸と成り、支持部42の対向面42aが本体部22の凸に対応する凹と成っている。これによれば、対向面22a,42aそれぞれが平板形状である構成とは異なり、アンカー効果のために本体部22と支持部42の機械的な接続強度が向上される。
支持部42には、硬化前の液体状態の接着剤71の漏れを抑制するせき止め部43が形成されている。これによれば、意図しない部位に接着剤71が漏れた結果、意図しない部位が機械的に接続されることが抑制される。
第2電子部品30の内、特に発熱するMOSFETやダイオードなどの能動素子が、配線基板10における放熱部41が固定された部分の裏面部位に設けられている。これによれば、特に発熱する電子素子が、配線基板における放熱部41が固定された部分の裏面部位とは別の部位に設けられる構成と比べて、第2電子部品30にて生じた熱を効率よく放熱部41に伝熱することができる。このため、第2電子部品30にて生じた熱を効率よく放熱することができる。
放熱部41に車両固定部45が一体成形されている。これによれば、ねじ穴部がインナーケースとは別体で電子制御装置に設けられる構成と比べて、部品点数の増大が抑制される。また、特に発熱するMOSFETやダイオードなどの第2電子部品30の熱を、車両に効率よく放熱することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、本体部22がアルミ電解コンデンサである例を示した。しかしながら、本体部22としては上記例に限定されず、例えばコイルなどを採用することができる。
本実施形態では、本体部22の全体形状が円柱状となっている例を示した。しかしながら、本体部22の全体形状としては上記例に限定されず、例えば角柱でも良い。
本実施形態では、支持部42と第1電子部品20とが接着剤71を介して機械的に接続された例を示した。しかしながら、接着剤71はなくとも良い。
実施形態では、本体部22における支持部42との対向面22a、および、支持部42における本体部22との対向面42aが相似形状となっている例を示した。しかしながら、対向面22a,42aが、相似ではない互いに異なる形状でも良い。
本実施形態では、本体部22の対向面22aが支持部42側に凸と成り、支持部42の対向面42aが本体部22の凸に対応する凹と成っている例を示した。しかしながら、これとは逆に、支持部42の対向面42aが本体部22側に凸と成り、本体部22の対向面22aが支持部42の凸に対応する凹と成っている構成を採用することもできる。すなわち、本体部22の対向面22a、および、支持部42の対向面42aのうち、一方が他方側に凸、他方が上記凸に対応する凹、を有する構造を採用することができる。
本実施形態では、放熱部41の四隅それぞれに車両固定部45が設けられる例を示した。しかしながら、車両固定部45の数と位置としては上記例に限定されない。車両固定部45の数と位置は、電子制御装置100や搭載相手の形状、および、電子制御装置100における搭載相手との接続信頼性を加味して適宜変更可能である。
第2電子部品30の内、特に発熱するMOSFETやダイオードなどの能動素子が、配線基板10における放熱部41が固定された部分の裏面部位に設けられている例を示した。しかしながら、上記した能動素子と放熱部41との搭載位置に関しては、上記例に限定されない。また、通電によって特に発熱する受動素子が、配線基板10における放熱部41が固定された部分の裏面部位に設けられた構成を採用することもできる。
本実施形態では、図6に示すように、支持部42と配線基板10との間に第2電子部品30のみが設けられる例を示した。しかしながら図7に示すように、支持部42と配線基板10との間に、第2電子部品30のほかに熱伝導部材70が設けられ、熱伝導部材70を介して支持部42と配線基板10とが熱的に接続された構成を採用することもできる。これによれば、第1電子部品20にて生じた熱を、支持部42、および、熱伝導部材70を介して配線基板10に伝熱することができる。これにより、第1電子部品20にて生じた熱を、熱伝導部材70、配線基板10、アウターケース50、および、車両固定部45を介して車両に放熱することができる。
本実施形態では、配線基板10に実装される電子部品として、インナーケース40の支持部42により支持される挿入実装型の第1電子部品20と、表面実装型の第2電子部品30を有する例を示した。換言すれば、挿入実装型の電子部品として、支持部42により支持される第1電子部品20のみを有する例を示した。しかしながら、支持部42により支持されない挿入実装型の第3電子部品をさらに有する構成としても良い。第3電子部品は、例えば、配線基板10に対し、第1電子部品20と同一面側に配置され、第1電子部品20などとともに局所フローはんだ付けされる。
また、第2電子部品30として、表面実装型の電子部品のみを示したが、挿入実装型の電子部品を採用することができる。例えば、支持部42と配線基板10との間の空間に配置される第2電子部品30として、挿入実装型の電子部品を採用することもできる。この場合、インナーケース40の配線基板10への固定の前に、挿入実装型の第2電子部品30を配線基板10に局所フローはんだ付けすれば良い。ただし、配線基板10における放熱部41が固定された部分の裏面部位に設けられる第2電子部品30としては、表面実装型の電子部品を採用する。
10・・・配線基板
12・・・スルーホール
20・・・電子部品
21・・・リード
22・・・本体部
30・・・電子素子
40・・・インナーケース(被搭載部材)
41・・・放熱部
42・・・支持部
50・・・アウターケース、
100・・・電子制御装置

Claims (7)

  1. 車両に取り付けられる電子制御装置であって、
    スルーホール(12)が形成された配線基板(10)と、
    前記スルーホールに挿入されたリード(21)、および、前記リードによって支持された本体部(22)を有する挿入実装型の第1電子部品(20)と、
    前記配線基板に搭載された複数の第2電子部品(30)と、
    前記配線基板に搭載された被搭載部材(40)と、を有し、
    前記被搭載部材は、前記配線基板に固定された、前記第2電子部品にて生じた熱を放熱する放熱部(41)と、前記放熱部に一体成形された、前記本体部を支持する支持部(42)と、前記配線基板を前記車両に取り付けるために、前記放熱部に一体成形された車両固定部(45)と、を有し、
    前記支持部と前記配線基板とは所定距離離間しており、前記支持部と前記配線基板との間に、複数の前記第2電子部品の少なくとも1つを前記配線基板に搭載するための空間が構成されていることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記支持部と前記本体部とは、接着剤(71)を介して機械的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記本体部における前記支持部との対向面(22a)、および、前記支持部における前記本体部との対向面(42a)が相似形状となり、前記本体部と前記支持部との間に設けられた前記接着剤(71)の厚さが均一に成っていることを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記本体部における前記支持部との対向面、および、前記支持部における前記本体部との対向面のうち、一方が他方に向けて凸と成り、他方が前記凸に対応する凹と成っていることを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記支持部には、液体状態の前記接着剤の漏れを抑制するせき止め部(43)が形成されていることを特徴とする請求項2〜4いずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. 複数の前記第2電子部品の内、表面実装構造をなし、特に発熱する第2電子部品が、前記配線基板における前記放熱部が固定された部分の裏面部位に設けられていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の電子制御装置。
  7. 前記放熱部は、空気よりも熱伝導性の高い熱伝導部材(70)を介して前記配線基板と熱的に接続されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の電子制御装置。
JP2013220526A 2013-04-22 2013-10-23 電子制御装置 Active JP5846181B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220526A JP5846181B2 (ja) 2013-04-22 2013-10-23 電子制御装置
DE102014207039.2A DE102014207039B4 (de) 2013-04-22 2014-04-11 Elektronische Steuereinheit

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013089539 2013-04-22
JP2013089539 2013-04-22
JP2013220526A JP5846181B2 (ja) 2013-04-22 2013-10-23 電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014225630A true JP2014225630A (ja) 2014-12-04
JP5846181B2 JP5846181B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=51629128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220526A Active JP5846181B2 (ja) 2013-04-22 2013-10-23 電子制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5846181B2 (ja)
DE (1) DE102014207039B4 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164900A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子回路装置
JP2017108007A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 発熱電子部品の放熱構造、およびその製造方法
JP2020167425A (ja) * 2015-12-10 2020-10-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 発熱電子部品の放熱装置、車載充電器、および車両

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10561039B2 (en) 2016-08-22 2020-02-11 Woodward, Inc. Frame for printed circuit board support in high vibration
BE1025076B1 (de) * 2017-03-21 2018-10-23 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Gehäuse zur Aufnahme einer elektrischen oder elektronischen Funktionsbaugruppe
IT201700104682A1 (it) * 2017-09-19 2019-03-19 Magneti Marelli Spa Unita' elettronica per veicoli

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5016139A (en) * 1989-09-06 1991-05-14 Whelen Technologies, Inc. Electronic power supply with enhanced heat transfer characteristics
JP2000294898A (ja) * 1999-03-25 2000-10-20 Robert Bosch Gmbh 電気的な構成部材を固定する方法及び電気的な構成部材を備えた装置
JP2008033559A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Denso Corp 電子装置
JP2008166383A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corp 電子制御装置
JP2009088048A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd Lcモジュール構造を用いた電子制御装置
JP2012129305A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Denso Corp 電子装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089666A (ja) 2010-10-19 2012-05-10 Nichicon Corp 電子部品の実装構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5016139A (en) * 1989-09-06 1991-05-14 Whelen Technologies, Inc. Electronic power supply with enhanced heat transfer characteristics
JP2000294898A (ja) * 1999-03-25 2000-10-20 Robert Bosch Gmbh 電気的な構成部材を固定する方法及び電気的な構成部材を備えた装置
JP2008033559A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Denso Corp 電子装置
JP2008166383A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corp 電子制御装置
JP2009088048A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd Lcモジュール構造を用いた電子制御装置
JP2012129305A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Denso Corp 電子装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164900A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子回路装置
JP2017108007A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 発熱電子部品の放熱構造、およびその製造方法
WO2017098703A1 (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 発熱電子部品の放熱装置、およびその製造方法、並びに車載充電器
JP2020167425A (ja) * 2015-12-10 2020-10-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 発熱電子部品の放熱装置、車載充電器、および車両

Also Published As

Publication number Publication date
DE102014207039A1 (de) 2014-10-23
JP5846181B2 (ja) 2016-01-20
DE102014207039B4 (de) 2023-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5846181B2 (ja) 電子制御装置
JP4638923B2 (ja) 制御装置
JP2015115533A (ja) 電子装置
JP2005142379A (ja) 電子機器装置
JP2017162860A (ja) 電子制御装置
JP2014120592A (ja) パワーモジュール
JP2017108007A (ja) 発熱電子部品の放熱構造、およびその製造方法
JP2012160680A (ja) 圧縮機用電子回路装置
CN211630488U (zh) 电子模块
JP6307871B2 (ja) 電子制御装置
JP2007035843A (ja) 電子回路装置
JP7097780B2 (ja) 半導体装置、及び、半導体装置の製造方法
JP2012119425A (ja) ファンユニットおよび電子機器
CN116235297A (zh) 基板单元
JP6895065B2 (ja) 電子部品実装体および電源装置
KR20180010455A (ko) 전자 제어 장치
JP2011082344A (ja) 電子部品の固定方法および電子機器
JP2004259948A (ja) 電子制御装置
JP5777175B2 (ja) 電子回路基板およびその組立方法
JP2019197855A (ja) 回路構成体及び電気接続箱
JP2018174218A (ja) 発熱部品の固定構造および発熱部品の固定方法
JP7502470B2 (ja) 電子制御装置
JP2012199451A (ja) 電子制御装置
JP6971441B2 (ja) 光源モジュールおよびその製造方法
JP5888816B2 (ja) 電子機器の放熱構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5846181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250