JP2014223658A - シーム溶接装置 - Google Patents
シーム溶接装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014223658A JP2014223658A JP2013104738A JP2013104738A JP2014223658A JP 2014223658 A JP2014223658 A JP 2014223658A JP 2013104738 A JP2013104738 A JP 2013104738A JP 2013104738 A JP2013104738 A JP 2013104738A JP 2014223658 A JP2014223658 A JP 2014223658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser
- workpiece
- contact
- holder
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 67
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 18
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 12
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
Description
気密封止法は、金属又はセラミックスのパッケージの中に素子を収納固定し、乾燥した不活性ガス雰囲気中でリッド(蓋)をかぶせて素子を完全に密封する方法である。この気密封止法によれば、水分などの不純物の侵入がなく、また局所加熱による封止なので、熱応力の影響も少なく樹脂封止に比べて高い封止信頼性を得ることができる。
図4はシーム溶接装置によるシーリング作業を説明する図である。シーム溶接装置は、円板状のローラ電極100a,100bと、ローラ電極100a,100bに給電する導電シャフト101a,101bと、導電シャフト101a,101bに給電する電極ホルダ102a,102bと、電極ホルダ102a,102bを保持する電極保持アーム103a,103bとを備えている。図4における104はICや水晶振動子等のチップ、105はチップ104を収納するパッケージ、106はリッドである。
しかしながら、従来のシーム溶接装置では、溶接終了後にローラ電極100a,100bを上昇させると、ワーク(パッケージ105とリッド106)がローラ電極100a,100bに付着したまま上昇してしまうという問題点があった。
しかしながら、ワークの小型化の進展により、ワークの質量が軽くなったため、特許文献1に開示された手法を適用しても、ローラ電極へのワークの付着を防止することが難しくなってきた。
また、本発明のシーム溶接装置の1構成例において、前記吊り下げ機構は、前記押さえを前記1対のローラ電極の間に吊り下げる形で支持する支持部材と、前記支持部材を上下動可能に支持する押さえホルダとからなり、前記押さえ昇降機構は、前記ローラ電極の外径より大きな外径と前記導電シャフトの直径より大きな内径とを有し、前記1対のローラ電極のうち一方のローラ電極の導電シャフトに嵌められた絶縁材料からなる昇降用リングと、前記ワークと垂直な方向の前記昇降用リングの動きを前記支持部材に伝達する伝達機構とからなり、前記駆動機構は、前記電極ホルダを上下動可能に支持すると同時に、前記押さえホルダを支持し、シーム溶接を行う前に前記電極ホルダと前記押さえホルダとを前記ワークに近づく方向に下降させ、シーム溶接終了後に前記電極ホルダと前記押さえホルダとを前記ワークから離れる方向に上昇させ、前記押さえは、前記押さえホルダの下降時に、前記ワークの2辺に前記1対のローラ電極が接触する前に前記ワークと接触し、前記1対のローラ電極が前記ワークと接触した時点で上昇して前記ワークから離れ、前記押さえホルダの上昇時に、前記支持部材と前記押さえとが自重で下降することにより、前記ローラ電極が前記ワークから離れる時点で前記ワークと接触し、前記昇降用リングは、前記電極ホルダの下降に伴って前記トレイと接触したときに前記伝達機構を介して前記支持部材を押し上げることにより、前記押さえを上昇させて前記ワークから離し、前記電極ホルダの上昇に伴って前記トレイから離れ前記伝達機構を介して前記支持部材の動きを止めるまで、前記押さえが前記ワークを押し続ける状態を維持させることを特徴とするものである。
発明者は、ローラ電極を溶接時と逆方向に回転させることでワークをローラ電極から引き剥がすのではなく、強制的にワークを押さえてしまうことで、ローラ電極へのワークの付着を防止することに想到した。溶接時に押さえがあると、ワーク表面に傷を付けたり、溶接に影響を与えたりする可能性があるので、溶接時には押さえがワークから離れて、電極上昇時のみ押さえが有効となることが好ましい。また、真空中で溶接を行うことがあるので、ポンプやソレノイドなどのアクチュエータを使用せずに、押さえを駆動できるようにすることが好ましい。さらに、ワークの小型化の進展により、2つのローラ電極間の距離が狭くなり、このローラ電極間に押さえを入れる必要があるため、押さえは絶縁体であることが好ましい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の実施の形態に係るシーム溶接装置の電極部分の正面図、図1(B)は図1(A)の左側から見た電極部分の側面図である。なお、図1(B)では、本実施の形態の特徴的な構成である押さえの部分の構造を分かり易くするため、ローラ電極と電極ホルダとを破線で示している。
まず、駆動機構によって電極ホルダ3a,3bと押さえホルダ8とを下降させると、それに伴ってローラ電極1a,1bと押さえ5と昇降用リング11も下降し、ローラ電極1a,1bがワーク20に接触するよりも前に、押さえ5がワーク20と接触する(図2(A))。これにより、押さえ5の下降が止まる。
続いて、電極ホルダ3a,3bと押さえホルダ8とがさらに下降すると、昇降用リング11は、トレイ21と接触しているために下降することはできず、導電シャフト2aによって規制される一定の上下動範囲の中で上昇を始める。これにより、昇降用リング11がアーム9を押し上げるので、アーム9がアーム7を押し上げ、昇降部6と押さえ5とが上昇を始める(図3(A))。
駆動機構によって電極ホルダ3a,3bと押さえホルダ8とを上昇させると、アーム9の軸10も上昇するので、押さえ5と昇降部6とアーム7の重さ及びアーム9自身の重さによってアーム9が反時計回りの方向に回動を始める。これにより、昇降部6と押さえ5とが下降を始める(図3(A))。
Claims (3)
- 1対のローラ電極と、
前記ローラ電極を導電シャフトを介して回動自在に軸支すると同時に前記ローラ電極に給電するための電極ホルダと、
絶縁材料からなる板状の押さえと、
前記押さえを前記1対のローラ電極の間に吊り下げる形で支持する吊り下げ機構と、
前記電極ホルダと前記吊り下げ機構とをトレイ上に載置された溶接対象のワークと垂直な方向に移動させる駆動機構と、
前記電極ホルダの動きに応じて前記吊り下げ機構を介して前記押さえを前記ワークと垂直な方向に移動させる押さえ昇降機構とを備え、
前記駆動機構は、シーム溶接を行う前に前記電極ホルダと前記吊り下げ機構とを前記ワークに近づく方向に下降させ、シーム溶接終了後に前記電極ホルダと前記吊り下げ機構とを前記ワークから離れる方向に上昇させ、
前記押さえ昇降機構は、前記電極ホルダおよび前記吊り下げ機構の下降時に、前記ワークの2辺に前記1対のローラ電極が接触する前に前記押さえを前記ワークと接触させ、前記1対のローラ電極が前記ワークと接触した時点で前記押さえを上昇させて前記ワークから離し、前記電極ホルダおよび前記吊り下げ機構の上昇時に、前記押さえを自重で下降させることにより、前記ローラ電極が前記ワークから離れる時点で前記押さえを前記ワークと接触させ、前記押さえが前記ワークを押し続ける状態を一定期間維持させることを特徴とするシーム溶接装置。 - 請求項1記載のシーム溶接装置において、
前記吊り下げ機構は、
前記押さえを前記1対のローラ電極の間に吊り下げる形で支持する支持部材と、
前記支持部材を上下動可能に支持する押さえホルダとからなり、
前記押さえ昇降機構は、
前記ローラ電極の外径より大きな外径と前記導電シャフトの直径より大きな内径とを有し、前記1対のローラ電極のうち一方のローラ電極の導電シャフトに嵌められた絶縁材料からなる昇降用リングと、
前記ワークと垂直な方向の前記昇降用リングの動きを前記支持部材に伝達する伝達機構とからなり、
前記駆動機構は、前記電極ホルダを上下動可能に支持すると同時に、前記押さえホルダを支持し、シーム溶接を行う前に前記電極ホルダと前記押さえホルダとを前記ワークに近づく方向に下降させ、シーム溶接終了後に前記電極ホルダと前記押さえホルダとを前記ワークから離れる方向に上昇させ、
前記押さえは、前記押さえホルダの下降時に、前記ワークの2辺に前記1対のローラ電極が接触する前に前記ワークと接触し、前記1対のローラ電極が前記ワークと接触した時点で上昇して前記ワークから離れ、前記押さえホルダの上昇時に、前記支持部材と前記押さえとが自重で下降することにより、前記ローラ電極が前記ワークから離れる時点で前記ワークと接触し、
前記昇降用リングは、前記電極ホルダの下降に伴って前記トレイと接触したときに前記伝達機構を介して前記支持部材を押し上げることにより、前記押さえを上昇させて前記ワークから離し、前記電極ホルダの上昇に伴って前記トレイから離れ前記伝達機構を介して前記支持部材の動きを止めるまで、前記押さえが前記ワークを押し続ける状態を維持させることを特徴とするシーム溶接装置。 - 請求項2記載のシーム溶接装置において、
前記伝達機構は、
前記トレイと水平な方向に沿った回動軸を中心として、前記トレイと垂直な面内で回動可能なように、前記押さえホルダの下端に取り付けられた第1のアームと、
下面が前記第1のアームの上面と当接するように前記支持部材に取り付けられた第2のアームとを備え、
前記第1のアームの回動軸を支点としたときに、前記押さえを挟んで前記支点と反対側に位置する前記第1のアームの端部と前記第2のアームとが当接し、
前記昇降用リングは、前記第1のアームと第2のアームとの接触点よりも前記支点に近い方の位置で前記第1のアームの下面と接触することを特徴とするシーム溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013104738A JP6133685B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | シーム溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013104738A JP6133685B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | シーム溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014223658A true JP2014223658A (ja) | 2014-12-04 |
JP6133685B2 JP6133685B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=52122783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013104738A Active JP6133685B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | シーム溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6133685B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086463A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Epson Toyocom Corp | リッド仮付け装置と仮付け電極 |
JP2008300497A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Avionics Co Ltd | パッケージの封止方法 |
JP2009000731A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Nippon Avionics Co Ltd | リッドの仮止め装置 |
JP2010089095A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Akim Kk | 溶接リングの仮付け装置、及び溶接リングの仮付け方法 |
-
2013
- 2013-05-17 JP JP2013104738A patent/JP6133685B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086463A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Epson Toyocom Corp | リッド仮付け装置と仮付け電極 |
JP2008300497A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Avionics Co Ltd | パッケージの封止方法 |
JP2009000731A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Nippon Avionics Co Ltd | リッドの仮止め装置 |
JP2010089095A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Akim Kk | 溶接リングの仮付け装置、及び溶接リングの仮付け方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6133685B2 (ja) | 2017-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5281739B2 (ja) | 陽極接合装置 | |
TW201706045A (zh) | 基板清洗裝置及基板處理裝置 | |
JP6029245B2 (ja) | 圧着装置および圧着方法 | |
KR20180005989A (ko) | 용접용 지그 장치 | |
JP5796894B2 (ja) | パッケージの封止装置 | |
KR20080106023A (ko) | 가공 장치 | |
JP6259681B2 (ja) | シーム溶接装置 | |
JP2009000731A (ja) | リッドの仮止め装置 | |
JP6133685B2 (ja) | シーム溶接装置 | |
CN102151976A (zh) | 焊接设备 | |
JP2006108162A (ja) | 気密封止方法及び該方法を用いた気密封止体、並びに該方法に用いる加熱装置 | |
JPH0890243A (ja) | 密閉形センサーの製造装置 | |
JP5533480B2 (ja) | 電子部品の実装装置及び実装方法 | |
JP5778942B2 (ja) | 片側スポット溶接装置 | |
JP4974982B2 (ja) | 実装装置 | |
JP7011964B2 (ja) | シーム溶接装置 | |
JP5319234B2 (ja) | 熱圧着装置および電子部品の製造方法 | |
JP2003001428A (ja) | パッケージ封止におけるリッドの仮付け装置 | |
JP2019141899A (ja) | シーム溶接装置 | |
JPH0126174B2 (ja) | ||
KR100293069B1 (ko) | 형광 표시관의 배기 장치 | |
JP5164269B2 (ja) | リッドの仮止め方法および装置 | |
JP2014067911A (ja) | 半導体実装装置およびベアチップ搬送ユニット | |
JP2699583B2 (ja) | 半導体装置の製造方法及びその装置 | |
JP2005131683A (ja) | 加圧力可変溶接ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170321 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6133685 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |