JP2014219501A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の全体の高さを抑えて、排紙空間を広げることができ、かつ、画像読取装置が、排紙スタック部上の記録紙を取り出すときの邪魔になるのを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置2が、排紙部上に設けられた支持部に支持され、画像形成ユニット1の上面と画像読取装置2との間に排紙空間を有する画像形成装置において、複数のプーリのうち、駆動ワイヤなどの線状部材を駆動させる駆動プーリを、一体型走査ユニットの下方で、かつ、画像形成ユニットの排紙部の上方に位置するように配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録紙が排出される排紙スタック部の上方に画像読取装置を有する複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来から、画像読取装置と、画像読取装置による読取結果に基づいて記録紙に画像を形成する画像形成ユニットとを備えた画像形成装置が知られている。画像形成ユニット一端には、上面から突出するように設けられ、排紙ローラなどを内部に備える排紙部を備え、画像が形成された記録紙は、この排紙部から画像形成ユニット上面の排紙スタック部に排紙される。画像読取装置は、少なくともこの排紙部から上方に延び出した支持部に支持されており、画像形成ユニットの上面(排紙スタック部)と画像読取装置との間に排紙空間を形成している。
上記画像読取装置として、差動ミラー方式の画像読取装置が用いられていた。差動ミラー方式の画像読取装置は、コンタクトガラス上の原稿画像に光を照射する照明ユニットを備え、副走査方向に移動する第1走行体と、複数の折り返しミラーを備え、第1走行体の半分の速度で移動する第2走行体とを介して筐体に固定された撮像素子で画像を読み取るものである。
また、画像読取装置として、原稿面に光を照射する照明手段、ミラー、結像レンズなどの光学系部品、CCDなどの撮像素子を移動体に収容した一体型走査ユニットを移動させながら、原稿面の画像を読み取る一体走査方式の画像読取装置も知られている(例えば、特許文献1)。
図16は、一体走査方式の画像読取装置の概略構成図である。
図16に示すように、一体走査方式の画像読取装置500は、コンタクトガラス57上の原稿に向けて光を照射するための照射装置401、原稿からの反射光を集光する結像レンズ403および結像レンズ403を経た光を受光する撮像素子405を保持した一体型走査ユニット200を有している。筐体2aの副走査方向(図中左右方向)一端に配置された駆動プーリ105と他端に配置されたアイドラプーリ107Aとに掛け渡された線状部材としてのワイヤ106の一部が一体型走査ユニット200に固定されている。このワイヤ106にて一体型走査ユニット200を牽引することで、一体型走査ユニット200を原稿面に沿って副走査方向に往復移動させることができる。
差動ミラー方式の画像読取装置は、第1走行体の下に第2走行体が配置され、第1走行体の走査領域の下に、第2走行体の走査領域を設ける必要がある。一方、図16に示した一体走査方式の画像読取装置500は、この一体型走査ユニットの走査領域のみ設ければよいので、差動ミラー方式の画像読取装置に比べて、高さ方向に小さくすることができる。従って、画像形成ユニットの上方に一体走査方式の画像読取装置を設けることで、差動ミラー方式の画像読取装置を設けた場合に比べて、以下の利点を得ることができる。すなわち、差動ミラー方式の画像読取装置と一体走査方式の画像読取装置500との高さとの差の分、支持部を高くすることで、差動ミラー方式の画像読取装置を用いた画像形成装置と全体の高さを変えずに、排紙空間を広げることができる。
しかしながら、図16に示した画像読取装置は、差動ミラー方式の画像読取装置に比べて、走査ユニットのスキャン方向(副走査方向)に長いという不具合がある。具体的に説明すると、先の図16に示した画像読取装置は、駆動プーリを、筐体2a内の副走査方向(一体型走査ユニット200のスキャン方向)の一端に、アイドラプーリ107Aよりも大径の駆動プーリ105を配置している。駆動プーリ105は、ワイヤ106の一部が固定され、ワイヤ106の駆動プーリ105との固定箇所から、少なくとも、一体型走査ユニット200の移動する距離と同じ距離分、ワイヤ106を駆動プーリ105に巻き回している。そして、駆動プーリ105の駆動により、ワイヤ106を巻き取るとともに、駆動プーリ105に巻き回したワイヤ106を、巻き出すことにより、ワイヤ106を移動させている。このように、駆動プーリ105には、少なくとも走査ユニット200の移動する距離と同じ距離分、ワイヤ106を巻き回す必要があるため、図16に示すように、アイドラプーリ107Aよりも直径がどうしても大きくなる。従って、筐体2aの副走査方向(図中左右方向)一端に駆動プーリ105を配置し、他端にアイドラプーリ107Aを配置した構成の画像読取装置の副走査方向長さが、ほぼ、以下のようになる。すなわち、走査ユニットの走査範囲+アイドラプーリの直径+駆動プーリの直径となるのである。
一方、差動ミラー方式の画像読取装置においては、一体走査方式の画像読取装置500と同様、駆動ワイヤにより第1走行体と、第2走行体とを移動させる。第1走行体、第2走行体は、筐体2aの副走査方向一端側に待機しており、原稿画像を読み取る際は、駆動ワイヤにより各走行体が牽引され、副走査方向一端側から他端側へ移動する。このとき、第2走行体は、第1走行体に対して1/2速度で移動し、第1走行体が、副走査方向他端まで移動したとき、第2走行体は、筐体の副走査方向中央部付近に位置する。第1走行体が副走査方向他端まで移動したら、第1走行体、第2走行体を待機位置に戻す。
このように、差動ミラー方式においては、第2走行体は、筐体内を副走査方向一端から中央付近までしか移動しないため、筐体の副走査方向中央付近から他端までの間は、第2走行体の走行領域と同じ広さの空間が存在する。従って、差動ミラー方式においては、その空間に駆動プーリを配置し、筐体の副走査方向一端と、他端とにはアイドラプーリが配置される。従って、差動ミラー方式の画像読取装置においては、副走査方向長さが、ほぼ、走査ユニットの走査範囲+一端側のアイドラプーリの直径+他端側のアイドラプーリの直径となる。このように、筐体の副走査方向一端と他端とに駆動プーリよりも直径の小さいアイドラプーリが配置されるので、差動ミラー方式の画像読取装置の方が、図16に示す一体走査方式の画像読取装置よりも副走査方向に小さいのである。
画像形成ユニットの排紙部側端部に一体走査方式の画像読取装置の副走査方向一端を合わせて、画像読取装置を画像形成ユニットの上方に設けた場合以下の不具合を生じる。すなわち、差動ミラー方式の画像読取装置を上記のようにして設けた場合に比べて、画像読取装置が、排紙スタック部を覆う面積が大きくなるという不具合である。これにより、排紙スタック部上の記録紙を走査ユニットのスキャン方向から取り出すときに、画像読取装置が邪魔になってしまう。また、画像読取装置が、排紙スタック部を覆う面積を、差動ミラー方式と同等の面積にすると、画像読取装置の一部が、画像形成ユニット排紙部側端部から突出してしまう。その結果、見栄えが悪くなるという不具合が生じる。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、画像形成装置の全体の高さを抑えて、排紙空間を広げることができ、かつ、画像読取装置が、排紙スタック部上の記録紙を取り出すときの邪魔になるのを抑制することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、原稿面に光を照射する照明手段、光学系部品および撮像素子を移動体に収容した一体型走査ユニット、および、一部が前記一体型走査ユニットに固定され、複数のプーリに掛け渡された線状部材を有し、前記線状部材を介して、前記一体型走査ユニットを原稿面に沿って移動させる移動手段を備え、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置による読取結果に基づいて記録紙に画像を形成する画像形成ユニットとを備え、前記画像形成ユニットは、上面の前記一体型走査ユニットの走査方向一端から突出するように設けられた排紙部から前記上面に記録紙が排紙されるものであって、前記画像読取装置が、前記排紙部上に設けられた支持部に支持され、前記画像形成ユニットの上面と前記画像読取装置との間に排紙空間を有する画像形成装置において、前記複数のプーリのうち、前記線状部材を駆動させる駆動プーリを、前記一体型走査ユニットの走行領域の下方で、かつ、前記画像形成ユニットの前記排紙部の上方に位置するように配置したことを特徴とするものである。
本発明によれば、画像形成装置の全体の高さを抑えて、排紙空間を広げることができ、かつ、画像読取装置が、画像形成ユニットから突出するのを抑制することができる。
本実施形態に係る複写機全体の概略構成図。 画像読取装置を示す斜視図。 画像読取装置の内部を示す斜視図。 一体型走査ユニットを示す概略構成図。 画像読取装置の正面断面図。 画像読取装置2の平面断面図。 (a)は、駆動ワイヤの配回し構成と駆動軸との関係を説明する図。(b)は、一体型走査ユニットの移動スペースと駆動軸との関係を説明する図。 従来の複写機を示す図。 従来の複写機と本実施形態の複写機とを比較する図。 引っ張りバネに配置位置について説明する図。 テンション維持機構を示す概略構成図。 (a)は、固定部材の一体型走査ユニットとの固定箇所を、一体型走査ユニットの重心の主走査方向平面投影位置以外にした場合について説明する図。(b)は、固定部材の一体型走査ユニットとの固定箇所を、一体型走査ユニットの重心の主走査方向平面投影位置にした場合について説明する図。 固定部材の一体型走査ユニットとの固定箇所が、一体型走査ユニットの重心の主走査方向平面投影位置にあり、駆動ワイヤが、上記固定箇所を通るような構成とした図。 変形例1の画像読取装置の概略構成図。 変形例2の画像読取装置の概略構成図。 従来の一体走査方式の画像読取装置を示す概略図。
以下、本発明を、画像形成装置としての複写機に適用した一実施形態について説明する。本実施形態では、モノクロ画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、公知のカラー画像形成装置についても同様に適用することができる。
まず、本実施形態に係る複写機の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。図1において、複写機本体1には、その上に画像読取装置2が取り付けられ、記録紙バンク3上に載置されている。画像読取装置2の上には、背面側(図中紙面裏側)を支点にして回動自在に構成された自動原稿搬送装置4が取り付けられている。
複写機本体1の内部には、潜像担持体としてドラム状の感光体10が設けられている。この感光体10のまわりには、帯電ローラを用いた帯電装置11、現像装置12、転写ユニット13、感光体クリーニングブレードを有したクリーニング装置14が配置されている。現像装置12は、トナーとして、重合法により製造した重合トナーを用い、その重合トナーを現像剤担持体としての現像ローラを用いて感光体10上の静電潜像に付着させて、これを可視像化する。
転写ユニット13は、2つのローラ15,16に掛け回された転写ベルト17を備えており、その転写ベルト17は、転写位置Bで感光体10の周面に押し当てられている。
また、複写機本体1には、帯電装置11及びクリーニング装置14の図中左側に、現像装置12に新しいトナーを補給するトナー補給装置20が設けられている。
さらに複写機本体1には、記録紙バンク3の記録紙カセット61から送り出された記録紙を転写位置Bを経てスタック部39まで搬送する記録紙搬送装置6が設けられている。この記録紙搬送装置6は、供給路R1又は手差し供給路R2、及び、記録紙搬送路Rに沿って、記録紙を搬送する。記録紙搬送路R上には、転写位置Bに対して記録紙搬送方向の上流側にレジストローラ21が設けられている。
一方、転写位置Bに対して記録紙搬送路Rの記録紙搬送方向下流側には、熱定着装置22が設けられている。この熱定着装置22には、加熱ローラ(加熱部材)24aと加圧ローラ(加圧部材)24bとの間に記録紙を挟み込んで加熱加圧定着を行う。
熱定着装置22の更に記録紙搬送方向下流側には、排出分岐爪34、排出ローラ35、第1加圧ローラ36及びコシ付ローラ38が設けられている。また、熱定着装置22を経た画像形成済みの記録紙をスタックするスタック部39も設けてられている。
また、複写機本体1には、図中右側に、スイッチバック装置42が設けられている。このスイッチバック装置42は、記録紙搬送路Rの排出分岐爪34が配置された位置から分岐した反転路R3と、この反転路R3を通ってきた記録紙を再び記録紙搬送路Rのレジストローラ21の位置まで導く再搬送路R4とに沿って記録紙Pを搬送する。反転路R3及び再搬送路R4には、一対のスイッチバックローラ43及び他の複数のローラ66が設けられている。
また、複写機本体1には、現像装置12の図中左側に、レーザ書込装置47が設けられている。このレーザ書込装置47は、図示しないレーザ光源、走査用の回転多面鏡48、ポリゴンモータ49、図示しないfθレンズ等の走査光学系を備えている。
また、記録紙バンク3には、内部に、記録材である紙やOHPフィルム等の記録紙Pを収納する記録紙カセット61が複数重ねて設けられている。各記録紙カセット61には、それぞれ呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。記録紙カセット61の図中右側には、複写機本体1の記録紙搬送路Rへと通じる上述した供給路R1が形成されている。この供給路R1にも、記録紙Pを搬送するいくつかの記録紙搬送ローラ66が設けられている。
また、複写機本体1には、図中右側に、手差し供給部68が設けられている。この手差し供給部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられており、その手差しトレイ67上にセットした手差し記録紙Pを記録紙搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2が形成されている。この手差し供給部68にも、記録紙カセット61と同様に、呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。
次に、上記複写機の動作について説明する。
上記複写機を用いてコピーをとるとき、まず、図示しないメインスイッチをオンするとともに、自動原稿搬送装置4の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置4を開いて画像読取装置2のコンタクトガラス上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置4を閉じてそれで押える。そして、図示しないスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置4に原稿をセットしたときは、その原稿を原稿搬送ローラにより原稿搬送路を通してスリットガラス上へと移動させてから画像読取装置2を駆動し、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。一方、コンタクトガラス上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置2を駆動して原稿内容を読み取る。
一方、原稿内容の読み取りと同時に、図示しない感光体駆動モータによって感光体10を回転させる。そして、まず、帯電装置11により感光体10の表面を例えば−1000[V]前後に一様に帯電し、次いで上述の画像読取装置2で読み取った原稿内容に応じてレーザ書込装置47からレーザ光を照射して書込みを行い、感光体10の表面に静電潜像を形成する。なお、レーザ光が照射された部分(潜像部)の表面電位は例えば0〜−200[V]となる。その後、その静電潜像に現像装置12でトナーを付着させてこれを可視像化する。
また、スタートスイッチを押したと同時に、記録紙バンク3が備える複数の記録紙カセット61のうち選択サイズに対応するものから、呼出ローラ62により記録紙Pを送り出する。そして、送り出された記録紙を供給ローラ63及び分離ローラ64で1枚ずつ分離して、その1枚を供給路R1へ案内し、記録紙搬送ローラ66で記録紙搬送路Rへと導く。記録紙搬送路Rへ搬送された記録紙Pは、レジストローラ21に突き当たって止められる。なお、手差し給紙部68を使う場合、その手差しトレイ67を開けてこれに記録紙をセットする。この場合も、その記録紙は、呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64によって1枚だけ手差し供給路R2へ搬送され、記録紙搬送ローラ66で記録紙搬送路Rへと導かれ、同じくレジストローラ21に突き当たって止められる。そして、このようにして、レジストローラ21に止められた記録紙Pは、上述した感光体10の可視像化したトナー像の先端が転写位置Bへ進入するタイミングを合わせて回転を開始するレジストローラ21によって、その転写位置Bへ送り込まれる。
転写位置Bへと送り込まれた記録紙は、転写ユニット13により感光体10上のトナー像が転写され、その表面に画像を担持する。転写後の感光体10は、その表面に残留した残留トナーがクリーニング装置14で除去され、除電ランプにより感光体10上の残留電位も除去され、表面電位が0〜−150[V]の基準電位に平均化され、帯電装置11からはじまる次の画像形成に備える。一方、画像を担持した記録紙Pは、転写ベルト17により搬送されて熱定着装置22に入る。そして、加熱ローラ30と加圧ローラ32との間を搬送されながら熱と圧力が加えられて、記録紙P上の画像が定着する。その後、記録紙Pは、排出ローラ35、第1加圧ローラ36、第2加圧ローラ37、コシ付ローラ38により、記録紙Pにコシをつけて、排出スタック部39上に排出され、そこにスタックされる。
なお、記録紙Pの両面に画像を形成する場合には、排出分岐爪34を切り替え、記録紙Pの片面にトナー像を転写した後、これを記録紙搬送路Rから反転路R3に入れる。この記録紙Pは、記録紙搬送ローラ66で搬送してスイッチバック位置44へ入れられた後、スイッチバックローラ43でスイッチバックされ、今度は再搬送路R4に入れられ、記録紙搬送ローラ66で再び記録紙搬送路Rに導かれる。そして、上述と同様にして記録紙の反対面にもトナー像を転写する。
図2は、画像読取装置2を示す斜視図である。同図においては、便宜上、図示を省略しているが、この画像読取装置2の上には、自動原稿搬送装置4が搭載され、蝶番によって揺動自在に支持されていることで、画像読取装置2の上面を開閉することが可能になっている。画像読取装置2の上面には、透明部材としてのコンタクトガラス57およびスリットガラス58とを備えている。
図3は、画像読取装置2の内部を示す斜視図である。
図3に示すように、画像読取装置2は、一体型走査ユニット200などを収納した略直方体形状の箱状部材の筐体部2aと、筐体部2aの上面を塞ぐように筐体部2aに取り付けられるスキャナカバー2bとを有している。一体型走査ユニット200は、筐体部2aに図中左右方向に取り付けられたガイドロッド52と、ガイドレール51とにより図中矢印G方向に移動可能に支持されている。
図4は、一体型走査ユニット200を示す概略構成図である。
図4に示すように、一体型走査ユニット200のフレーム407内には、キセノンランプなどの光源、光源を点灯制御するインバータ回路基板とを備えた光照射手段としての光源ユニット401が格納されている。また、撮像対象物としての原稿からの反射光を屈折させる5枚の反射ミラー402a,402b,402c,402d,402e、これら反射ミラーからの反射光を集光する結像レンズユニット403も格納されている。また、結像レンズユニット403で集光された光を光電変換する撮像手段としてのイメージセンサ405、イメージセンサ405を駆動してイメージセンサ405から出力された電気信号に基づいて画像信号を出力する駆動回路基板406なども格納されている。
結像レンズユニット403は、反射ミラー402e側に配置された第1群レンズ403aと、イメージセンサ405側に配置された第2群レンズ403bとを有している。第1群レンズ403aは、正のパワーをもつレンズであり、第2群レンズ403bは、負のパワーをもつレンズである。本実施形態においては、第1群レンズ403aを一枚のレンズで構成しているが、一枚以上の正のパワーを持つレンズを含む複数(例えば、2〜4枚)のレンズで構成してもよい。結像レンズユニット403を、正のパワーをもつ第1群レンズ403aと、負のパワーをもつ第2群レンズ403bとで構成することで、色収差が補正され、解像度の高い画像をイメージセンサ405に結像することができる。また、焦点距離を短くでき、一体型走査ユニット200をコンパクト化することができる。さらには、第2群レンズ403bからイメージセンサ405までの距離である所謂バックフォーカスも短縮することができ、一体型走査ユニット200をコンパクト化することができる。
第1群レンズ403a、第2群レンズ403bは、レンズ受台409に保持されている。イメージセンサ405を実装した駆動回路基板406は、固定ブラケット410を介してレンズ受台409に取り付けられている。イメージセンサ405としては、CCD(charge-coupled device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを用いることができる。
次に、一体型走査ユニット200を副走査方向に移動させる移動機構について説明する。
図5は、画像読取装置2の正面断面図であり、図6は、画像読取装置2の平面断面図である。
筐体部2a内には、駆動軸101が回転可能に支持されている。駆動軸101の一方の軸端部には、タイミングプーリ104が固定されている。このタイミングプーリ104と駆動モータ102のモータ軸102aとには、タイミングベルト103が張架されている。駆動モータ102の駆動力は、タイミングベルト103を介して駆動軸101に伝達され、駆動軸が回転する。
駆動軸101の両軸端部付近には、それぞれ駆動プーリ105が固定されている。各駆動プーリ105には、線状部材としての駆動ワイヤ106が、複数回巻回されて固定されている。この駆動ワイヤ106は、筐体部2a内の副走査方向両端に回転自在に取り付けられたアイドラプーリ107A,107Bの間に掛け渡されている。駆動ワイヤ106の所定位置には、固定部材111により一体型走査ユニット200に固定されている。また、駆動ワイヤ106には、駆動ワイヤ106に規定のテンションを付与するテンション付与手段としての引っ張りバネ108が設けられている。
一体型走査ユニット200は、先の図2に示したスリットガラス58と対向する位置で待機している。駆動モータ102により駆動プーリ105が回転駆動すると、駆動ワイヤ106が駆動する。そして、一体型走査ユニット200が、コンタクトガラス57上に載置された原稿の画像面に沿ってガイドレール51とガイドロッド52(図4参照)とに案内され、矢印G方向へ移動する。一体型走査ユニット200は、後述する移動読取モードにおいて、往動時(スキャン方向Gへの移動時)には待機位置から移動を開始して画像露光を行い、復動時(スキャンバック方向への移動時)には画像露光を行わずにクイックリターンして待機位置に戻る。
図7(a)に示すように、駆動ワイヤ106のアイドラプーリ107A,107B間の領域を一体型走査ユニット200が固定される固定領域106aと、固定されていない非固定領域106bとに分割した場合、駆動プーリ105および駆動軸101は、非固定領域106bに配置している。また、図7(b)に示すように、駆動軸101は、一体型走査ユニット200の移動ために必要な移動スペースIの下側に配置され、駆動軸101が、一体型走査ユニット200の移動の邪魔とならないようになっている。また、駆動軸101の両端付近に配置された駆動プーリ105は、移動スペースIに入り込んでいる。しかし、先の図6に示すように、一体型走査ユニット200両端のスキャン方向Gへの移動方向下流側を切り欠いており、駆動プーリ105とぶつからない構成となっている。
図8は、従来の複写機を示す図である。
従来の複写機においては、画像読取装置として、イメージセンサを筐体部内に固定し、光源ユニットを備えた第1走行体と、折り返しミラーを備えた第2走行体とを備えた所謂差動ミラー方式の画像読取装置を用いていた。この差動ミラー方式の画像読取装置においては、第1走行体の移動スペース、その下に第2走行体の移動スペースさらにその下にイメージセンサの配置スペースを確保する必要がある。このため、画像読取装置として、高さ方向に大きくなり、図中点線で示す胴内排紙空間部が狭くなり、スタック部39上に排紙された記録紙を取り出し難いという課題があった。
一方、本実施形態の画像読取装置においては、画像読取装置として、光源ユニット、折り返しミラー、イメージセンサを備えた一体型走査ユニット200を移動させる所謂一体走査方式の画像読取装置を用いた。このように、一体走査方式の画像読取装置を用いることで、差動ミラー方式の画像読取装置を用いる場合に比べて、画像読取装置の高さを低くすることができる。しかしながら、通常、一体走査方式の画像読取装置では、駆動プーリ105および駆動軸101を、筐体部内の副走査方向一端に配置していた。駆動プーリ105は、一体型走査ユニットの移動量分駆動ワイヤを巻き出す必要がある。従って、駆動プーリには、少なくとも一体型走査ユニットの移動量分の駆動ワイヤ106を巻き回しておく必要がある。従って、どうしても、駆動プーリ105の直径が大きくなってしまう。このように駆動プーリ105の直径が大きいため、駆動プーリ105および駆動軸101を、筐体部内の副走査方向一端に配置する構成だと、差動ミラー方式の画像読取装置に比べて、副走査方向に長くなる。その結果、画像読取装置2を複写機本体1の上方に載置したとき、差動ミラー方式よりも、胴内排紙空間部を多く覆ってしまい、排紙スタック部39に排紙された紙が取り出しがたくなるという課題があった。
本実施形態においては、上述したように、駆動軸101を、一体型走査ユニット200の移動ために必要な移動スペースIの下側に配置した。これにより、差動ミラー方式の画像読取装置と同等の副走査方向の長さにすることができる。しかし、駆動プーリ105および駆動軸101を移動スペースIの下側に配置した結果、その部分の画像読取装置の上下方向長さが長くなる。画像読取装置は、複写機本体1の給紙路Rが配置された箇所の上方の面と、奥側側壁の上面との載置されるような形で支持されている。そこで、本実施形態では、図1に示すように、筐体部2aの複写機本体1の給紙路Rが配置された箇所の上方の面であるスキャナ載置面に支持される箇所を、下方へ突出させた駆動プーリ収納部2cを設けた。また、スキャナ載置面には、駆動プーリ収納部2cが嵌り込む凹部を設けた。画像読取装置の駆動プーリ収納部2cをその凹部にはめ込んで、画像読取装置2を複写機本体1に支持する。これにより、図9に示すように、複写機1の高さを、先の図8に示す構成と同じにして、胴内排紙空間部を図中点線に示す領域分、広げることができる。これにより、スタック部39上に排紙された記録紙を取り出しやすくすることができる。
また、本実施形態においては、先の図7に示すように、駆動ワイヤ106に規定のテンションを付与する引っ張りバネ108を、固定領域106aに設けている。本実施形態においては、図7に示すように、駆動プーリ105を、移動スペースIの下側に配置されており、アイドラプーリ107A,107Bと駆動プーリ105との間の間隔が、一体型走査ユニット200の移動範囲よりも狭い。従って、引っ張りバネ108を非固定領域106bに設けた場合、一体型走査ユニット200の移動途中で、引っ張りバネ108が、駆動プーリ105またはアイドラプーリ107A,107Bにぶつかってしまう。従って、引っ張りバネ108は、固定領域106aに設ける必要がある。しかし、引っ張りバネ108を、固定領域106aの図10に示すHの領域以外に配置した場合は、一体型走査ユニット200の移動途中で、アイドラプーリ107A,107Bに引っ張りバネ108がぶつかってしまう。引っ張りバネ108がアイドラプーリ107A,107Bにぶつからないように、アイドラプーリ107A,107Bを配置すると、画像読取装置2が、副走査方向に大型化してしまう。従って、本実施形態においては、引っ張りバネ108を、固定領域106aの図10に示す領域H、すなわち、一体型走査ユニット200の主走査投影面内に配置した。これにより、各アイドラプーリ107A,107Bを、一体型走査ユニット200の移動範囲に近接配置することができ、画像読取装置が副走査方向に大型化するのを防止することができる。
また、引っ張りバネ108を固定領域に設ける結果、一体型走査ユニット200を、待機位置から移動させる際、一体型走査ユニット200の慣性力が、引っ張りバネ108に作用し、引っ張りバネを伸長させる。その結果、駆動ワイヤ106のテンションが下がり、駆動ワイヤ106が緩んで、一体型走査ユニット200の移動開始が遅れてしまう。その結果、記録紙にコピーされた画像の副走査方向の位置が、原稿の画像に対してずれてしまうおそれがある。また、一体型走査ユニット200が、移動を始めると、慣性力が一気に低下し、引っ張りバネ108が振動してしまう。その結果、駆動ワイヤ106のテンションが変動し、一体型走査ユニット200の移動速度が安定しない。これにより、記録紙にコピーされた画像が劣化してしまう。
そこで、本実施形態においては、駆動ワイヤ106のテンションを一定に維持するテンション維持機構を設けた。
図11は、テンション維持機構120を示す概略構成図である。
テンション維持機構120は、引っ張りバネ108の一端と、駆動ワイヤ106とを一体型走査ユニット200に固定するための固定部材121を備えている。また、テンション維持機構120は、駆動ワイヤ106のテンションを規定の値で維持するテンション維持部材123を有している。
固定部材121は、固定ネジ122により一体型走査ユニット200に固定されている。引っ張りバネ108は、一端が、固定部材121のバネ引っ掛け部121aに引っ掛けられており、他端がテンション維持部材123のバネ引っ掛け部123aに引っ掛けられている。固定部材121には、ワイヤ固定部121bを有しており、このワイヤ固定部121bに駆動ワイヤ106の一端が固定されている。
テンション維持部材123には、図示してないが、駆動ワイヤ106の他端が固定されるワイヤ固定部を有している。テンション維持部材123は、テンション固定ネジ124を介して、図中矢印C方向にスライド可能に固定部材121に取り付けられている。具体的には、テンション維持部材123の図中手前側と奥側の側面とには、テンション固定ネジ124が貫通する貫通孔123b(奥側の側面の貫通孔は、不図示)が、設けられており、これら貫通孔123bが図中矢印C方向に延びる長孔となっている。テンション固定ネジ124は、固定部材121に設けられた不図示のネジ孔にネジ止めされている。
引っ張りバネ108の付勢力により、駆動ワイヤ106のテンションが規定の値となっている状態で、テンション固定ネジ124を締めていく。これにより、テンション維持部材123が、テンション固定ネジ124と固定部材121とにより、図中矢印C方向に移動不能に挟持固定される。このように、テンション固定ネジ124を締めるだけで、駆動ワイヤ106のテンションを規定のテンションに固定することができる。従って、テンション維持部材123を手で引っ張って、駆動ワイヤ106に規定のテンションとなった状態で、テンション維持部材123を固定する場合に比べて、簡単に、テンション維持部材123を固定することができる。
テンション維持部材123を、固定部材121を介して、一体型走査ユニット200に固定されることで、以下のような利点を得ることができる。すなわち、駆動ワイヤ106を駆動させた際、テンション維持部材123を介して一体型走査ユニット200に伝達され、引っ張りバネ108には、駆動力が伝わらない。従って、一体型走査ユニット200の慣性力は、テンション維持部材123に作用し、引っ張りバネ108に作用しない。このよう、テンション維持部材123により、引っ張りバネ108に慣性力を作用させないようにしたので、引っ張りバネ108が一体型走査ユニット200の慣性力により伸長することがない。その結果、一体型走査ユニット200の慣性力で、駆動ワイヤのテンションが下がって、駆動ワイヤが緩むことがない。これにより、一体型走査ユニット200に良好に駆動力が伝達され、一体型走査ユニット200の慣性力で一体型走査ユニット200の移動開始が遅れてしまうのを抑制することができる。その結果、記録紙にコピーされた画像の副走査方向の位置が、原稿の画像に対してずれてしまうのを抑制することができる。また、引っ張りバネ108が、一体型走査ユニット200の慣性力により振動することがないので、駆動ワイヤ106のテンションが変動することがない。従って、一体型走査ユニット200の移動速度が安定し、良好に原稿画像を読み取ることができる。このように、本実施形態においては、駆動ワイヤ106に一体型走査ユニット200の慣性力が加わっても、駆動ワイヤ106のテンションが変動することなく、一定のテンションに維持することができる。
また、テンション維持機構120を有しない従来の構成においては、経年使用により引っ張りバネの付勢力が低下していき、駆動ワイヤ106のテンションが低下するおそれがある。一方、本実施形態においては、テンション維持部材123で規定のテンションで固定するので、経時わたり、規定のテンションを維持することができる。
また、駆動ワイヤ106のテンションが規定の値となっている状態で、テンション固定ネジ124でテンション維持部材123を固定したら、引っ張りバネ108を取り外してもよい。また、引っ張り治具を用いて、駆動ワイヤ106のテンションが規定の値となるようにテンション維持部材123を移動させた後、テンション固定ネジ124でテンション維持部材123を固定する。このようにしても、駆動ワイヤ106のテンションを規定の値で維持することができる。
また、本実施形態においては、テンション維持機構120の固定部材121を用いて、駆動ワイヤ106を、一体型走査ユニット200に固定している。これにより、テンション維持機構120とは、別の部材で、駆動ワイヤ106を一体型走査ユニット200に固定する場合に比べて、部品点数を削減でき、装置のコストダウンを図ることができる。
また、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所を、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置とするのが好ましい。この理由について、図12を用いて説明する。
図12(a)は、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所を、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置以外にした場合について説明する図である。図12(b)は、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所を、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置にした場合について説明する図である。
駆動ワイヤ106を駆動させたとき、固定部材121と一体型走査ユニット200との固定位置で一体型走査ユニットが、移動方向(図中右側)に引っ張られる。そのため、図12(a)に示すように、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所が、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置以外の場合は、一体型走査ユニット200に図に示すようなモーメントが働く。その結果、一体型走査ユニット200が、傾いて移動するなどの不具合が生じるおそれがある。一方、図12(b)に示すように、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所が、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置にある場合は、一体型走査ユニット200を移動させる際に、モーメントが生じることがない。これにより、一体型走査ユニット200を水平移動させることができ、良好な読取画像を得ることができる。
しかしながら、図12(b)に示す構成においては、駆動ワイヤ106を移動させると、固定部材121に固定位置を中心に回動させるようなモーメントが生じる。このため、図に示すように、固定部材121の回動を規制する回動規制部131を設けて、固定部材121の回動を規制するのがこのましい。これにより、固定部材121の回動に起因する一体型走査ユニット200の振動等の影響を低減することができる。
また、図13に示すように、固定部材121の一体型走査ユニット200との固定箇所が、一体型走査ユニット200の重心の主走査方向平面投影位置にあり、駆動ワイヤ106が、上記固定箇所を通るような構成としてもよい。かかる構成とすることで、一体型走査ユニット200を移動させる際に、固定部材121、一体型走査ユニット200いずれにも、モーメントが生じることがない。
次に、本実施形態の変形例について、説明する。
[変形例1]
図14は、変形例1の画像読取装置の概略構成図である。
この変形例1の画像読取装置は、一体型走査ユニット200の駆動ワイヤ106との固定位置を、アイドラプーリ107A,107Bよりも上方に設けている。そして、駆動ワイヤ106のテンションにより一体型走査ユニット200をガイドレール51やガイドロッド52などのガイド部材側に付勢する構成としている。かかる構成とすることで、一体型走査ユニット200を確実にガイドレール51の摺動面やガイドロッド52に沿って移動させることができる。これにより、一体型走査ユニット200の走行時に一体型走査ユニット200が上下方向に振動したりするのを抑制することができ、走査安定性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、上述したように、テンション維持機構120により駆動ワイヤ106のテンションを規定のテンションで維持しているようにしている。テンション維持機構120を有していない場合、図14に示す構成とすると、一体型走査ユニット200の副走査方向の位置により。駆動ワイヤ106の傾斜角が微妙に変化し、引っ張りバネ108の付勢方向が微妙に変化する。その結果、駆動ワイヤ106のテンションが微妙に変化して、一体型走査ユニット200の移動速度が微妙に変化するおそれがある。一方、この変形例1でも、テンション維持機構120により駆動ワイヤ106のテンションを規定のテンションで維持されるので、図14に示した構成でも、一体型走査ユニット200を規定の速度で移動させることができる。
[変形例2]
図15は、変形例2の画像読取装置の概略構成図である。
この変形例2に示す構成は、駆動ワイヤ106を一体型走査ユニット200に固定するワイヤ固定部材141と、テンション維持機構120とをそれぞれ別体にしたものである。このように、一体型走査ユニット200に固定するワイヤ固定部材141と、テンション維持機構120とをそれぞれ別体にすることで、駆動ワイヤ106の一体型走査ユニット200への組付けを容易に行うことができる。また、この図14に示す構成においても、駆動ワイヤ106を移動させると、ワイヤ固定部材141に固定位置を中心に回動させるようなモーメントが生じる。このため、ワイヤ固定部材141の回動を規制する回動規制部131を設けて、ワイヤ固定部材141の回動を規制している。これにより、ワイヤ固定部材141の回動に起因する一体型走査ユニット200の振動等の影響を低減することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
原稿面に光を照射する光源ユニット401などの照明手段、光学系部品およびCCDなどの撮像素子を格納した一体型走査ユニット200、および、一部が一体型走査ユニット200に固定され、複数のプーリに掛け渡された駆動ワイヤ106などの線状部材を有し、線状部材を介して、一体型走査ユニット200を原稿面に沿って移動させる移動機構などの移動手段を備え、原稿の画像を読み取る画像読取装置2と、画像読取装置2による読取結果に基づいて記録紙に画像を形成する複写機本体1などの画像形成ユニットとを備え、画像形成ユニットは、上面の一体型走査ユニット200の走査方向一端から突出するように設けられた排紙部から上面に記録紙が排紙されるものであって、画像読取装置2が、排紙部上に設けられた支持部に支持され、画像形成ユニットの上面と画像読取装置との間に排紙空間を有する画像形成装置において、複数のプーリのうち、線状部材を駆動させる駆動プーリを、一体型走査ユニット200の走行領域Iの下方で、かつ、画像形成ユニットの排紙部の上方に位置するように配置した。
態様1においては、アイドラプーリよりも大径の駆動プーリを、一体型走査ユニットの走行領域の下方に配置した。これにより、筐体の副走査方向両端にそれぞれ駆動プーリよりも小径なアイドラプーリを配置することができる。これにより、筐体2aの副走査方向長さを、ほぼ、一端側のアイドラプーリの直径+一体型走査ユニットの走査範囲+他端側のアイドラプーリの直径にできる。これにより、副走査方向の長さを、差動ミラー方式の画像読取装置と同等にすることができる。これにより、排紙スタック部上の記録紙を走査ユニットのスキャン方向から取り出すときに、画像読取装置が邪魔になるのを抑制することができる。
また、駆動プーリ105を走行領域の下方に配置する結果、画像読取装置2は、少なくとも駆動プーリ105の配置されている部分の箇所が、他の箇所よりも下側に突出してしまい、その箇所の上下方向長さが、その他の箇所よりも長くなる。しかしながら、態様1においては、駆動プーリ105を、複写機本体1などの画像形成ユニットの画像読取装置2を排紙部上方に位置するように配置したので、画像形成ユニットの上面との間で排紙空間を形成する画像読取装置の箇所の上下方向の長さは、先の図16に示した画像読取装置と同様、ほぼ、走査ユニットの長さにすることができる。従って、排紙部上の支持体などの支持部により、駆動プーリ105による出っ張り分を調整することで、画像形成装置の全体の高さを抑えて、排紙空間を広げることができる。
(態様2)
(態様1)において、画像読取装置2の筐体部2aなどの筐体の下面には、下方へ突出した駆動プーリ収納部2cを備え、複写機本体1などの画像形成ユニットの画像読取装置2が載置される載置面には、駆動プーリ収納部2cが嵌り込む凹部を形成した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、差動ミラー方式の画像読取装置を用いた場合と画像形成装置の高さを同じにして、排紙空間を広げることができる。
(態様3)
また、(態様1)または(態様2)において、画像読取装置2は、駆動ワイヤ106などの線状部材に一体型走査ユニット200の慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持機構120などのテンション維持手段を有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、読取画像の粗密変化を防止することができる。
(態様4)
また、(態様3)において、画像読取装置2が備えるテンション維持機構120などのテンション維持手段は、駆動ワイヤなどの線状部材の一端を一体型走査ユニット200などの走査ユニットに固定する固定部材121などの一端固定手段と、線状部材の他端を引っ張りバネ108などの引っ張り手段により引っ張って、線状部材に規定のテンションが付与された状態で、線状部材の他端を走査ユニットに固定する他端固定手段(本実施形態では、テンション維持部材123と、固定ネジ124とで構成)とを備えた。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、一体型走査ユニット200の慣性力が生じても、駆動ワイヤ106などの線状部材のテンションを、規定のテンションに維持することができる。
(態様5)
(態様4)において、引っ張り手段は、引っ張りバネ108であって、一端が走査ユニット200に固定され、他端が他端固定手段に固定されており、他端固定手段は、駆動ワイヤ105などの線状部材の他端と引っ張りバネ108の他端とを固定し、走査ユニット200に対して、引っ張りバネ108の付勢方向に所定範囲で移動可能なテンション維持部材123などのテンション調整部材と、線状部材が規定のテンションが付与されている状態で、テンション調整部材を走査ユニット200に固定するテンション固定ネジ124などの固定部材とを備えた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、引っ張りバネ108により駆動ワイヤ105などの線状部材を規定のテンションに維持した状態でテンション維持部材123などのテンション調整部材を、走査ユニット200に固定することができる。これにより、テンション調整部材を、手で引っ張って、線状部材を規定のテンションに維持してテンション調整部材を固定する場合に比べて、容易に、線状部材を規定のテンションにした状態で、テンション調整部材を走査ユニットに固定することができる。
(態様6)
(態様3)乃至(態様5)いずれかにおいて、画像読取装置2は、駆動ワイヤ108などの線状部材を一体型走査ユニット200に固定する固定部材121などの線状部材固定手段を有し、線状部材固定手段の一体型走査ユニット200との固定部を、一体型走査ユニット200の重心の主走査平面投影位置とした。
かかる構成とすることで、図12を用いて説明したように、一体型走査ユニット200が傾いて、移動するのを防止することができる。
(態様7)
(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、一体型走査ユニット200と駆動ワイヤ108などの線状部材との固定により、線状部材のテンションで一体型走査ユニット200の走行をガイドするガイド部材(本実施形態では、ガイドレール51とガイドロッド52)側へ一体型走査ユニット200が付勢されるように画像読取装置2を構成した。
かかる構成を備えることで、変形例1で説明したように、一体型走査ユニット200の走行時に一体型走査ユニット200が上下方向に振動したりするのを抑制することができ、走査安定性を向上させることができる。
(態様8)
また、(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、画像読取装置2は、駆動ワイヤ108などの線状部材を一体型走査ユニット200に固定する固定部材121などの線状部材固定手段の主走査方向回りの回動を規制する回動規制部131などの回動規制手段を有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、一体型走査ユニット200の走行時に固定部材121などの線状部材固定手段の回動に起因する振動等の影響を低減することができる。
(態様9)
(態様1)乃至(態様8)いずれかにおいて、画像読取装置2は、駆動ワイヤ108などの線状部材に一体型走査ユニット200の慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持機構120などのテンション維持手段を有し、テンション維持手段に、線状部材を一体型走査ユニット200に固定するワイヤ固定部121bなどの線状部材固定手段を設けた。
かかる構成を備えることで、テンション維持機構120などのテンション維持手段と、駆動ワイヤ106などの線状部材を一体型走査ユニット200に固定する線状部材固定手段とを別々に設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。これにより、装置のコストダウンを図ることができる。
(態様10)
(態様1)乃至(態様9)いずれかにおいて、画像読取装置2は、駆動ワイヤ108などの線状部材に一体型走査ユニット200の慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持機構120などのなどのテンション維持手段を有し、テンション維持手段と、線状部材を一体型走査ユニット200に固定するワイヤ固定部材141などの線状部材固定手段とをそれぞれ別に設けた。
かかる構成を備えることで、変形例2で説明したように、駆動ワイヤ106などの線状部材の一体型走査ユニット200への組付けを容易に行うことができる。
1:複写機本体
2:画像読取装置
2a:筐体部
2b:スキャナカバー
2c:駆動プーリ収納部
39:スタック部
51:ガイドレール
52:ガイドロッド
57:コンタクトガラス
58:スリットガラス
101:駆動軸
102:駆動モータ
102a:モータ軸
104:タイミングベルト
104:タイミングプーリ
105:駆動プーリ
106:駆動ワイヤ
106a:固定領域
106b:非固定領域
107A,107B:アイドラプーリ
108:引っ張りバネ
120:テンション維持機構
121:固定部材
121a:バネ引っ掛け部
121b:ワイヤ固定部
122:固定ネジ
123:テンション維持部材
123a:バネ引っ掛け部
123b:貫通孔
124:テンション固定ネジ
131:回動規制部
141:ワイヤ固定部材
200:一体型走査ユニット
401:光源ユニット
402a,402b,402c,402d,402e:反射ミラー
403:結像レンズユニット
405:イメージセンサ
406:駆動回路基板
特開平2−51972号公報

Claims (10)

  1. 原稿面に光を照射する照明手段、光学系部品および撮像素子を格納した一体型走査ユニット、および、一部が前記一体型走査ユニットに固定され、複数のプーリに掛け渡された線状部材を有し、前記線状部材を介して、前記一体型走査ユニットを原稿面に沿って移動させる移動手段を備え、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置による読取結果に基づいて記録紙に画像を形成する画像形成ユニットとを備え、
    前記画像形成ユニットは、上面の前記一体型走査ユニットの走査方向一端から突出するように設けられた排紙部から前記上面に記録紙が排紙されるものであって、
    前記画像読取装置が、前記排紙部上に設けられた支持部に支持され、前記画像形成ユニットの上面と前記画像読取装置との間に排紙空間を有する画像形成装置において、
    前記複数のプーリのうち、前記線状部材を駆動させる駆動プーリを、前記一体型走査ユニットの走行領域の下方で、かつ、前記画像形成ユニットの前記排紙部の上方に位置するように配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置の筐体の下面には、下方へ突出した駆動プーリ収納部を備え、
    前記画像形成ユニットの前記画像読取装置が載置される載置面には、前記駆動プーリ収納部が嵌り込む凹部を形成したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、前記線状部材に前記一体型走査ユニットの慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置が備える前記テンション維持手段は、前記線状部材の一端を前記走査ユニットに固定する一端固定手段と、前記線状部材の他端を引っ張り手段により引っ張って、線状部材に規定のテンションが付与された状態で、前記線状部材の他端を前記走査ユニットに固定する他端固定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記引っ張り手段は、引っ張りバネであって、一端が前記走査ユニットに固定され、他端が前記他端固定手段に固定されており、
    前記他端固定手段は、前記線状部材の他端と前記引っ張りバネの他端とを固定し、前記走査ユニットに対して、前記引っ張りバネの付勢方向に所定範囲で移動可能なテンション調整部材と、前記線状部材が規定のテンションが付与されている状態で、前記テンション調整部材を前記走査ユニットに固定する固定部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3乃至5いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、前記線状部材を前記一体型走査ユニットに固定する線状部材固定手段を有し、
    前記線状部材固定手段の前記一体型走査ユニットとの固定部を、一体型走査ユニットの重心の主走査平面投影位置としたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記一体型走査ユニットと前記線状部材との固定により、前記線状部材のテンションで一体型走査ユニットの走行をガイドするガイド部材側へ前記一体型走査ユニットが付勢されるように前記画像読取装置を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、前記線状部材を前記一体型走査ユニットに固定する線状部材固定手段の主走査方向回りの回動を規制する回動規制手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、前記線状部材に前記一体型走査ユニットの慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持手段を有し、
    前記テンション維持手段に、前記線状部材を前記一体型走査ユニットに固定する線状部材固定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、前記線状部材に前記一体型走査ユニットの慣性力が加わっても、線状部材のテンションを規定のテンションに維持するテンション維持手段を有し、
    前記テンション維持手段と、前記線状部材を前記一体型走査ユニットに固定する線状部材固定手段とをそれぞれ別に設けたことを特徴とする画像形成装置。
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