JP2014219140A - バーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】微粉炭流中の酸素濃度を増大させ、低揮発分燃料を燃焼させることを可能とするバーナを提供する。【解決手段】炉壁面に形成された凹孔3と、該凹孔と同心に配設され炉心側先端が開口され補助燃焼用空気供給孔22が設けられた有底筒状のバーナチャンバ6と、該バーナチャンバの底部8に偏心した位置に開口し微粉炭混合流11を噴出する微粉炭混合流噴出管9と、バーナチャンバの底部に前記微粉炭混合流噴出管とバーナチャンバの軸心に関して反対側に偏心した位置に開口し温度調節用空気13を噴出する3次空気噴出管12と、バーナチャンバと凹孔との間に形成され燃焼用空気10を噴出するリング状空間の2次空気噴出部14とを具備し、補助燃焼用空気供給孔よりバーナチャンバ内に燃焼用空気の一部を供給可能とした。【選択図】図1

Description

本発明は、揮発分の少ない燃料を燃焼させるバーナに関するものである。
近年、ボイラに使用される燃料として、揮発分の少ない燃料、例えば無煙炭、半無煙炭或はオイルコークスが供されており、バーナにも低揮発分の燃料を燃焼させる能力が要求されている。
このうち、特に揮発分の少ない無煙炭を燃料とする場合には、無煙炭の専焼が困難である為、例えば揮発分の多い亜瀝青炭を無煙炭と混合させた混合微粉炭を燃料とし、該混合微粉炭と搬送媒体及び燃焼用空気を兼ねる1次空気と混合させて利用することが行われている。
然し乍ら、無煙炭と亜瀝青炭を混合利用した場合、燃焼性の良好な亜瀝青炭が先に燃焼されることで酸素が消費され、1次空気の酸素濃度が低下する。この為、無煙炭を燃焼させる為の酸素が充分に供給されず、かえって無煙炭の燃焼性が悪化する場合があり、無煙炭と亜瀝青炭とを混合利用することによる燃焼性改善の効果が得られなくなる虞れがあった。
尚、特許文献1には、バーナにチャンバを設け、チャンバ内に微粉炭と1次燃焼用空気の混合流を噴出すると共に、炉内の高温ガスをチャンバ内に誘引する内部循環流を発生させ、内部循環流によって微粉炭を早期に加熱して揮発成分を放出させる様にし、低揮発分微粉炭であっても自立燃焼を可能とする低揮発分燃料用バーナ装置が開示されている。
特開2008−138901号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、微粉炭流中の酸素濃度を増大させ、低揮発分燃料を燃焼させることを可能とするバーナを提供するものである。
本発明は、炉壁面に形成された凹孔と、該凹孔と同心に配設され炉心側先端が開口され補助燃焼用空気供給孔が設けられた有底筒状のバーナチャンバと、該バーナチャンバの底部に偏心した位置に開口し微粉炭混合流を噴出する微粉炭混合流噴出管と、前記バーナチャンバの底部に前記微粉炭混合流噴出管と前記バーナチャンバの軸心に関して反対側に偏心した位置に開口し温度調節用空気を噴出する3次空気噴出管と、前記バーナチャンバと前記凹孔との間に形成され燃焼用空気を噴出するリング状空間の2次空気噴出部とを具備し、前記補助燃焼用空気供給孔より前記バーナチャンバ内に前記燃焼用空気の一部を供給可能としたバーナに係るものである。
又本発明は、前記微粉炭混合流噴出管より前記微粉炭混合流が噴出されることで、該微粉炭混合流に沿って前記バーナチャンバ内に正圧領域が形成され、前記微粉炭混合流の反対側に負圧領域が形成され、前記補助燃焼用空気供給孔は前記正圧領域側に設けられ、前記補助燃焼用空気が前記正圧領域に供給される様構成されたバーナに係るものである。
又本発明は、小径の前記補助燃焼用空気供給孔が前記バーナチャンバに多数設けられたバーナに係るものである。
又本発明は、前記補助燃焼用空気供給孔が前記底部に設けられ、前記補助燃焼用空気が前記バーナチャンバ内に軸心方向に供給されるバーナに係るものである。
又本発明は、前記底部の基端外面に摺動自在に設けられた流量調整板を更に具備し、該流量調整板の摺動により前記補助燃焼用空気供給孔を開閉可能としたバーナに係るものである。
又本発明は、前記補助燃焼用空気供給孔が前記バーナチャンバの周面を水平に貫通して設けられ、前記補助燃焼用空気が前記バーナチャンバ内に水平方向に供給される様構成したバーナに係るものである。
又本発明は、前記燃焼用空気を水平方向に偏向させるガイド流路を更に具備し、該ガイド流路が前記補助燃焼用空気供給孔と連通するバーナに係るものである。
又本発明は、前記ガイド流路が形成された補助燃焼用空気ガイドブロックと、該補助燃焼用空気ガイドブロックに摺動自在に設けられた開閉シャッタを更に具備し、該開閉シャッタの摺動により前記ガイド流路を開閉可能としたバーナに係るものである。
更に又本発明は、前記バーナチャンバの周面を軸心方向に摺動自在に設けられた円筒状の開閉部材を更に具備し、該開閉部材の摺動により前記補助燃焼用空気供給孔を開閉可能としたバーナに係るものである。
本発明によれば、炉壁面に形成された凹孔と、該凹孔と同心に配設され炉心側先端が開口され補助燃焼用空気供給孔が設けられた有底筒状のバーナチャンバと、該バーナチャンバの底部に偏心した位置に開口し微粉炭混合流を噴出する微粉炭混合流噴出管と、前記バーナチャンバの底部に前記微粉炭混合流噴出管と前記バーナチャンバの軸心に関して反対側に偏心した位置に開口し温度調節用空気を噴出する3次空気噴出管と、前記バーナチャンバと前記凹孔との間に形成され燃焼用空気を噴出するリング状空間の2次空気噴出部とを具備し、前記補助燃焼用空気供給孔より前記バーナチャンバ内に前記燃焼用空気の一部を供給可能としたので、燃焼性の異なる微粉炭を混合させて燃焼する際に、遅れて燃焼される低揮発分の微粉炭に対しても充分な酸素を供給することができ、低揮発分の微粉炭の燃焼性を向上させることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の第1の実施例に係るバーナの概略断面図である。 (A)は図1のA−A矢視図であり、(B)は図1のB−B矢視図である。 本発明の第2の実施例に係るバーナの概略断面図である。 図3のC−C矢視図である。 本発明の第3の実施例に係るバーナの概略断面図である。 図5のD−D矢視図である。 本発明の第4の実施例に係るバーナの概略断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1、図2(A)(B)に於いて、本発明の第1の実施例に係るバーナ1について説明する。
図1中、2は微粉炭焚きボイラの炉壁であり、耐火煉瓦又は水冷壁管等の耐熱材料により構成されている。前記炉壁2の所要箇所に、所要数の低揮発分燃料バーナである前記バーナ1が設けられる。
前記炉壁2には、該炉壁2を貫通する凹孔3が設けられ、該凹孔3の炉内側周縁部は炉心に向って拡径するテーパ部4が形成されている。
前記炉壁2の外周側には、該炉壁2の外周面と所要の間隔を隔ててバーナカバー5が設けられ、前記凹孔3と同心に設けられたバーナチャンバ6が前記バーナカバー5に支持されている。
前記バーナチャンバ6は水平な軸心を有する概略円筒形状であり、基端部側(炉心から離反する側)で前記バーナカバー5に固着され、基端部の一部が該バーナカバー5よりも基端部側に突出している。前記バーナチャンバ6の先端部は、炉心に向って拡径するテーパ形状のスカート部7となっており、基端部は底部8によって閉塞されている。
前記バーナチャンバ6の軸心と平行な微粉炭混合流噴出管9が前記底部8に開口され、前記微粉炭混合流噴出管9からは、例えば燃焼性の悪い低揮発分燃料の無煙炭及び燃焼性のよい亜瀝青炭が混合された混合微粉炭と、所要温度に加熱された、搬送媒体と燃焼用空気を兼ねる1次空気との微粉炭混合流11が噴出される。又、前記底部8には前記バーナチャンバ6の軸心と平行な3次空気噴出管12が開口し、該3次空気噴出管12からは3次空気としての温度調節用空気13が噴出される。
前記微粉炭混合流噴出管9の開口位置、及び前記3次空気噴出管12の開口位置は、前記バーナチャンバ6の軸心に対して偏心しており、又前記微粉炭混合流噴出管9の開口位置(図1中紙面に対して下側)、及び前記3次空気噴出管12の開口位置(図1中紙面に対して上側)は、前記バーナチャンバ6の軸心に関して反対側に偏心している。
前記スカート部7と前記テーパ部4との間には、テーパリング状の2次空気噴出部14が形成される。又、前記炉壁2と前記バーナカバー5との間に形成される空間15、前記バーナチャンバ6と前記凹孔3との間に形成される空間16によって2次空気導通路17が構成され、該2次空気導通路17は前記2次空気噴出部14に連通し、該2次空気噴出部14より2次空気としての燃焼用空気10が噴出される。
前記空間15には前記凹孔3の周囲に所要間隔で可変旋回羽根18が配設され、該可変旋回羽根18は前記凹孔3の中心線と平行な回転軸を有し、該回転軸を中心として全ての前記可変旋回羽根18が同期して回転する様になっている。該可変旋回羽根18には旋回羽根駆動装置19が連結され、該旋回羽根駆動装置19によって前記可変旋回羽根18の角度が調整される様になっており、前記旋回羽根駆動装置19は制御部21によって駆動が制御される。
前記底部8の前記微粉炭混合流噴出管9の周囲で、前記バーナチャンバ6の略下半分(後述する正圧領域)には、径の小さい多数の補助燃焼用空気供給孔22が設けられ、該補助燃焼用空気供給孔22を介して、前記燃焼用空気10の一部が前記微粉炭混合流噴出管9の周囲より補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給される。
前記底部8には、回転軸24を介して2枚の流量調整板25,25が設けられ、該流量調整板25,25は前記底部8の基端外面を摺動自在に回転する。前記流量調整板25,25は互いに近接、離反する様同期して回転し、前記補助燃焼用空気供給孔22を開閉可能となっている。前記流量調整板25,25には、それぞれ半円状の逃げ部26,26が形成され、全閉状態(図2(B)参照)に於いては、前記補助燃焼用空気供給孔22が全て閉塞されると共に、前記逃げ部26,26により前記流量調整板25,25が前記微粉炭混合流噴出管9と干渉しない様になっている。
又、前記流量調整板25,25が全開状態(図2(A)参照)に於いては、該流量調整板25,25が前記3次空気噴出管12と接触すると共に、前記補助燃焼用空気供給孔22が全て開放される様になっている。尚、全開状態に於いて、前記流量調整板25,25と前記3次空気噴出管12が干渉しない様逃げ部を形成してもよい。
前記流量調整板25,25には流量調整板駆動装置27が連結され、該流量調整板駆動装置27によって前記流量調整板25,25の回転角が調整される様になっており、前記流量調整板駆動装置27は前記制御部21によって駆動が制御される。前記流量調整板25,25の回転が制御されることで、該流量調整板25,25により閉塞される前記補助燃焼用空気供給孔22の数が調整され、前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量が調整される様になっている。
前記微粉炭混合流噴出管9は微粉炭ミル28に接続され、該微粉炭ミル28は粉砕した混合微粉炭を1次空気と共に前記微粉炭混合流噴出管9に供給し、前記制御部21によって前記微粉炭ミル28の稼働状態が制御されることで、前記微粉炭混合流11の供給停止が制御される。
尚、混合微粉炭は一旦微粉炭ビンに貯留して、定量を供給器等にて切出し、搬送する様にしてもよい。この場合、供給器からの微粉炭搬送管(図示せず)は前記微粉炭混合流噴出管9に接続される。
前記3次空気噴出管12は、空気流量調整部29を介して燃焼空気供給源(図示せず)に接続され、前記制御部21は前記空気流量調整部29を制御し、前記3次空気噴出管12から噴出される前記温度調節用空気13の流量を制御している。
以下、前記バーナ1の作動について説明する。
先ず、前記旋回羽根駆動装置19により前記可変旋回羽根18の角度が調整され、所定の旋回流が与えられた前記燃焼用空気10が前記2次空気噴出部14より噴出されると共に、無煙炭と亜瀝青炭とからなる混合微粉炭と1次空気が混合された前記微粉炭混合流11が前記微粉炭混合流噴出管9より噴出される。
この時、前記微粉炭混合流噴出管9は前記バーナチャンバ6内部の偏心した部分より噴出されることから、該バーナチャンバ6内は前記微粉炭混合流噴出管9が設けられた前記バーナチャンバ6の略下半分(図1中紙面に対して下側)が正圧、前記3次空気噴出管12が設けられた前記バーナチャンバ6の略上半分(図1中紙面に対して上側)が負圧となる。従って、前記バーナチャンバ6内には前記微粉炭混合流11に沿って正圧領域が形成され、該微粉炭混合流11の反対側に負圧領域が形成される。前記バーナチャンバ6内に負圧領域が形成されることで、炉内の高温の排ガスが前記バーナチャンバ6の内部に誘引されて内部循環流31が発生する。
該内部循環流31により、前記微粉炭混合流11中の混合微粉炭が加熱され、揮発分の発生が促進されて火炎が形成され、混合微粉炭が自立燃焼(定常燃焼)する。
ここで、無煙炭と亜瀝青炭とは燃焼性が異なることから、先に燃焼される亜瀝青炭により前記バーナチャンバ6内の酸素が消費され、無煙炭を燃焼させる為の酸素が不足することがある。
本実施例に於いては、前記補助燃焼用空気供給孔22を介して前記微粉炭混合流噴出管9の周囲より軸心方向に向って前記補助燃焼用空気23を前記バーナチャンバ6内に噴出することで、無煙炭の燃焼に充分な酸素を前記バーナチャンバ6内に供給でき、低揮発分の混合微粉炭の燃焼を確実に行うことができる。
尚、該バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量は、混合微粉炭の種類や燃焼状態に応じて適宜調整されるものであり、前記微粉炭混合流11中の酸素により混合微粉炭の燃焼が可能であれば、前記流量調整板25,25を全閉し、前記補助燃焼用空気23の供給は行わなくてもよい。
又、前記バーナ1の燃焼中、前記バーナチャンバ6内の温度が高くなりすぎた場合には、前記3次空気噴出管12から前記温度調節用空気13を前記バーナチャンバ6内に供給する。該バーナチャンバ6内に前記温度調節用空気13が供給されることで、前記バーナチャンバ6の内部が冷却されると共に、前記内部循環流31を炉内側に押出す作用が発生し、炉内の排ガスの誘引量が減少して前記バーナチャンバ6内の温度を低下させることができる。
上述の様に、第1の実施例に於いては、前記補助燃焼用空気供給孔22を介して前記バーナチャンバ6内に前記補助燃焼用空気23を供給し、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を上昇させるので、亜瀝青炭よりも遅れて燃焼される無煙炭に対しても充分な酸素を供給することができ、無煙炭等の低揮発分燃料が混合された混合微粉炭の燃焼性を向上させることができる。
又、前記補助燃焼用空気供給孔22を前記底部8の正圧領域側に設け、前記微粉炭混合流噴出管9の周囲より、即ち前記バーナチャンバ6内の正圧領域に対して軸心方向に前記補助燃焼用空気23を供給している。従って、該補助燃焼用空気23が前記バーナチャンバ6内の負圧領域に供給されず、前記内部循環流31の循環が阻害されることがないので、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
又、径の小さい前記補助燃焼用空気供給孔22が多数設けられているので、1つの該補助燃焼用空気供給孔22より前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流速を抑え、前記内部循環流31への影響を抑制することができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
又、前記底部8の基端側面に前記流量調整板25,25を摺動自在に設け、該流量調整板25,25により前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量を調整可能としたので、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を混合微粉炭の燃焼に適した濃度とすることができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
尚、第1の実施例では、前記流量調整板25,25を前記回転軸24を介して回転させることで前記補助燃焼用空気供給孔22を開閉しているが、前記流量調整板25,25を例えば水平方向にスライド可能とし、該流量調整板25,25をスライドさせることで前記補助燃焼用空気供給孔22を開閉する様にしてもよい。
次に、図3、図4に於いて、本発明の第2の実施例に係るバーナ1について説明する。尚、図3、図4中、図1、図2(A)(B)中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施例に於いては、バーナチャンバ6の微粉炭混合流噴出管9が設けられた正圧領域側(図3中紙面に対して下側)の周面を水平方向に貫通する、補助燃焼用空気供給孔32が多数設けられている。尚、該補助燃焼用空気供給孔32の軸心方向の位置は、例えばバーナカバー5から基端部側に突出した突出部等、前記バーナチャンバ6の基端側であるのが望ましい。
前記補助燃焼用空気供給孔32には、それぞれ内部にガイド流路30が形成された配管33の一端が接続され、前記補助燃焼用空気供給孔32と前記ガイド流路30とは連通している。又、前記配管33の他端には補助燃焼用空気供給ブロック34が接続され、燃焼用空気10の一部が前記補助燃焼用空気供給ブロック34に供給される様になっている。該補助燃焼用空気供給ブロック34には、補助燃焼用空気流量調整部35が接続され、制御部21は前記補助燃焼用空気流量調整部35を制御し、前記補助燃焼用空気供給ブロック34に供給される前記燃焼用空気10の流量を制御している。
前記補助燃焼用空気供給ブロック34に供給された前記燃焼用空気10は、前記ガイド流路30により水平方向に偏向された後、前記補助燃焼用空気供給孔32より補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給される。
この時、前記補助燃焼用空気供給孔32は、前記バーナチャンバ6の正圧領域側に設けられると共に、前記バーナチャンバ6の周面を水平方向に貫通されているので、前記ガイド流路30により水平方向に偏向された前記補助燃焼用空気23は、前記バーナチャンバ6内の正圧領域に対して水平方向に噴出される。
第2の実施例に於いても、前記補助燃焼用空気供給孔32を介して前記バーナチャンバ6内に前記補助燃焼用空気23を供給し、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を上昇させるので、亜瀝青炭より遅れて燃焼される無煙炭に対しても充分な酸素を供給して定常燃焼させることができ、無煙炭等の低揮発分燃料と亜瀝青炭とを混合させた混合微粉炭の燃焼性を向上させることができる。
又、前記補助燃焼用空気供給孔32を正圧領域側に設けると共に、前記バーナチャンバ6の周面より水平方向に貫通する様に穿設しているので、前記ガイド流路30により水平方向に偏向された前記補助燃焼用空気23は、前記バーナチャンバ6内の正圧領域に対してのみ供給され、負圧領域に対しては前記補助燃焼用空気23が供給されない。従って、該補助燃焼用空気23により内部循環流31の循環が阻害されることがなく、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
又、径の小さい前記補助燃焼用空気供給孔32が多数設けられているので、1つの該補助燃焼用空気供給孔32より前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流速を抑え、前記内部循環流31への影響を抑制することができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
次に、図5、図6に於いて、本発明の第3の実施例について説明する。尚、図5、図6中、図1、図2中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第3の実施例に於いては、バーナチャンバ6の微粉炭混合流噴出管9が設けられた正圧領域側(図5中紙面に対して下側)の周面を水平方向に貫通する、補助燃焼用空気供給孔36が多数設けられている。尚、該補助燃焼用空気供給孔36の軸心方向の位置は、バーナカバー5よりも先端側、即ち2次空気導通路17内に設けられている。
前記バーナチャンバ6の外周面には、水平方向に形成されたガイド流路37を有する補助燃焼用空気ガイドブロック38,38が正圧領域側で対向する位置に2箇所に取付けられ、前記補助燃焼用空気供給孔36と前記ガイド流路37とは連通している。前記補助燃焼用空気供給孔36と前記ガイド流路37を介して前記2次空気導通路17と前記バーナチャンバ6内とが連通しており、前記2次空気導通路17を流れる燃焼用空気10の一部が前記ガイド流路37により水平方向に偏向された後、補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給される様になっている。
又、前記補助燃焼用空気ガイドブロック38,38には、それぞれ開閉シャッタ39,39が設けられ、該開閉シャッタ39,39は前記補助燃焼用空気ガイドブロック38,38に沿って上下方向に摺動自在となっている。前記開閉シャッタ39,39は、互いに同期して摺動する様になっており、該開閉シャッタ39,39により前記ガイド流路37を開閉可能となっている。
前記開閉シャッタ39,39には、図示しない駆動装置が連結され、該駆動装置により前記開閉シャッタ39,39が上下方向に摺動されることで、該開閉シャッタ39,39によって閉塞される前記ガイド流路37の数が調整され、前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量が調整される様になっている。
第3の実施例に於いても、前記補助燃焼用空気供給孔36を介して前記バーナチャンバ6内に前記補助燃焼用空気23を供給し、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を上昇させるので、亜瀝青炭より遅れて燃焼される無煙炭に対しても充分な酸素を供給して定常燃焼させることができ、無煙炭等の低揮発分燃料と亜瀝青炭とを混合させた混合微粉炭の燃焼性を向上させることができる。
又、第3の実施例に於いて、前記2次空気導通路17を流れる前記燃焼用空気10は、可変旋回羽根18により旋回が生じているが、前記バーナチャンバ6の正圧領域側に設けられ、該バーナチャンバ6を水平方向に貫通する前記補助燃焼用空気供給孔36が、水平方向に形成された前記ガイド流路37と連通している。これにより、前記燃焼用空気10が前記ガイド流路37に偏向され、前記補助燃焼用空気23は前記補助燃焼用空気供給孔36より前記バーナチャンバ6内の正圧領域に対して水平方向に供給される。
従って、前記補助燃焼用空気23は前記バーナチャンバ6内の正圧領域に対してのみ供給され、負圧領域に対しては供給されないので、前記補助燃焼用空気23により内部循環流31の循環が阻害されることがなく、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
又、径の小さい前記補助燃焼用空気供給孔36が多数設けられているので、1つの該補助燃焼用空気供給孔36より前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流速を抑え、前記内部循環流31への影響を抑制することができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
又、前記補助燃焼用空気ガイドブロック38,38に前記開閉シャッタ39,39を摺動自在に設け、該開閉シャッタ39,39により前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量を調整可能としたので、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を混合微粉炭の燃焼に適した濃度とすることができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
次に、図7に於いて、本発明の第4の実施例について説明する。尚、図7中、図1中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第4の実施例に於いては、バーナチャンバ6の微粉炭混合流噴出管9が設けられた正圧領域側(図7中紙面に対して下側)に補助燃焼用空気供給孔41を設けている。該補助燃焼用空気供給孔41の軸心方向の位置は、バーナカバー5よりも先端側、即ち2次空気導通路17内に設けられており、前記補助燃焼用空気供給孔41を介して前記2次空気導通路17内を流れる燃焼用空気10の一部を、補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給する様になっている。
又、前記バーナチャンバ6には、駆動シリンダ42を介して前記バーナチャンバ6の外周面を軸心方向に自在に摺動する円筒状の開閉部材43が設けられている。該開閉部材43により前記補助燃焼用空気供給孔41を開閉可能となっており、前記開閉部材43により前記補助燃焼用空気供給孔41の開度が調整されることで、前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量が調整される様になっている。
第4の実施例に於いても、前記補助燃焼用空気供給孔41を介して前記バーナチャンバ6内に前記補助燃焼用空気23を供給し、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を上昇させるので、亜瀝青炭より遅れて燃焼される無煙炭に対しても充分な酸素を供給して定常燃焼させることができ、無煙炭等の低揮発分燃料と亜瀝青炭とを混合させた混合微粉炭の燃焼性を向上させることができる。
又、前記バーナチャンバ6の外周面を軸心方向に摺動自在な前記開閉部材43を設け、該開閉部材43により前記バーナチャンバ6内に供給される前記補助燃焼用空気23の流量を調整可能としたので、前記バーナチャンバ6内の酸素濃度を混合微粉炭の燃焼に適した濃度とすることができ、混合微粉炭の着火安定性及び形成される火炎の安定性を向上させることができる。
尚、第1の実施例〜第4の実施例では、前記燃焼用空気10の一部を抽出し、前記補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給しているが、前記温度調節用空気13の一部を抽出して前記補助燃焼用空気23として前記バーナチャンバ6内に供給してもよいのは言う迄もない。
1 バーナ
2 炉壁
3 凹孔
6 バーナチャンバ
9 微粉炭混合流噴出管
10 燃焼用空気
11 微粉炭混合流
12 3次空気噴出管
13 温度調節用空気
14 2次空気噴出部
21 制御部
22 補助燃焼用空気供給孔
23 補助燃焼用空気
25 流量調整板
27 流量調整板駆動装置
29 空気流量調整部
30 ガイド流路
31 内部循環流
32 補助燃焼用空気供給孔
34 補助燃焼用空気供給ブロック
35 補助燃焼用空気流量調整部
36 補助燃焼用空気供給孔
37 ガイド流路
38 補助燃焼用空気ガイドブロック
39 開閉シャッタ
41 補助燃焼用空気供給孔
43 開閉部材

Claims (9)

  1. 炉壁面に形成された凹孔と、該凹孔と同心に配設され炉心側先端が開口され補助燃焼用空気供給孔が設けられた有底筒状のバーナチャンバと、該バーナチャンバの底部に偏心した位置に開口し微粉炭混合流を噴出する微粉炭混合流噴出管と、前記バーナチャンバの底部に前記微粉炭混合流噴出管と前記バーナチャンバの軸心に関して反対側に偏心した位置に開口し温度調節用空気を噴出する3次空気噴出管と、前記バーナチャンバと前記凹孔との間に形成され燃焼用空気を噴出するリング状空間の2次空気噴出部とを具備し、前記補助燃焼用空気供給孔より前記バーナチャンバ内に前記燃焼用空気の一部を供給可能としたことを特徴とするバーナ。
  2. 前記微粉炭混合流噴出管より前記微粉炭混合流が噴出されることで、該微粉炭混合流に沿って前記バーナチャンバ内に正圧領域が形成され、前記微粉炭混合流の反対側に負圧領域が形成され、前記補助燃焼用空気供給孔は前記正圧領域側に設けられ、前記補助燃焼用空気が前記正圧領域に供給される様構成された請求項1のバーナ。
  3. 小径の前記補助燃焼用空気供給孔が前記バーナチャンバに多数設けられた請求項1又は請求項2のバーナ。
  4. 前記補助燃焼用空気供給孔が前記底部に設けられ、前記補助燃焼用空気が前記バーナチャンバ内に軸心方向に供給される請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載のバーナ。
  5. 前記底部の基端外面に摺動自在に設けられた流量調整板を更に具備し、該流量調整板の摺動により前記補助燃焼用空気供給孔を開閉可能とした請求項4のバーナ。
  6. 前記補助燃焼用空気供給孔が前記バーナチャンバの周面を水平に貫通して設けられ、前記補助燃焼用空気が前記バーナチャンバ内に水平方向に供給される様構成した請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載のバーナ。
  7. 前記燃焼用空気を水平方向に偏向させるガイド流路を更に具備し、該ガイド流路が前記補助燃焼用空気供給孔と連通する請求項6のバーナ。
  8. 前記ガイド流路が形成された補助燃焼用空気ガイドブロックと、該補助燃焼用空気ガイドブロックに摺動自在に設けられた開閉シャッタを更に具備し、該開閉シャッタの摺動により前記ガイド流路を開閉可能とした請求項7のバーナ。
  9. 前記バーナチャンバの周面を軸心方向に摺動自在に設けられた円筒状の開閉部材を更に具備し、該開閉部材の摺動により前記補助燃焼用空気供給孔を開閉可能とした請求項1のバーナ。
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