JP5786516B2 - バーナ - Google Patents

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本発明は、ボイラ火炉の壁面に設けられ、微粉炭、木質系バイオマス等の燃料を燃焼させるバーナに関するものである。
現在、ボイラの固形燃料として使用されているのは、主に石炭であるが、CO2 の削減対策として、環境負荷の低い木質系バイオマスを燃料とする等の燃料の多様化が検討されている。
従来は、木質系バイオマスを燃料とする場合、ミルにて石炭と木質系バイオマスとを混合粉砕し、石炭と木質系バイオマスを混合させた粉砕物をバーナに送給し燃料としている。更に、近年では再生可能な木質系バイオマス燃料の混合比率を増大させることが要請されている。
然し乍ら、混合粉砕の場合、木質系バイオマスを大量に粉砕することができないことから、木質系バイオマスをバーナの燃料として充分に供給できず、更に石炭と木質系バイオマスとでは燃焼特性が異なる為、木質系バイオマスの比率を増大させると燃焼が不安定となる虞れがあった。
尚、特許文献1には、ローラミルによりバイオマスを単独で粉砕し、粉砕したバイオマスを別途ローラミルを用いて粉砕した微粉炭と混合させ、或は微粉炭とは別個のバーナにバイオマスを単独で供給し、燃焼させるバーナが開示されている。
特開2010−242999号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、微粉炭を単独で、或は木質系バイオマスを単独で燃焼可能なバーナを提供するものである。
本発明は、炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上に設けられるノズル本体と、該ノズル本体を収納するウインドボックスと、該ウインドボックスに収納されると共に前記ノズル本体部の先端部に設けられる2次空気調整装置とを有するバーナであって、前記ノズル本体は微粉炭流を噴出する微粉炭ノズルと、該微粉炭ノズルと同心で外側に設けられバイオマス流を噴出するバイオマスノズルを具備するバーナに係るものである。
本発明によれば、炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上に設けられるノズル本体と、該ノズル本体を収納するウインドボックスと、該ウインドボックスに収納されると共に前記ノズル本体部の先端部に設けられる2次空気調整装置とを有するバーナであって、前記ノズル本体は微粉炭流を噴出する微粉炭ノズルと、該微粉炭ノズルと同心で外側に設けられバイオマス流を噴出するバイオマスノズルを具備するので、微粉炭と木質系バイオマスとを選択的に専焼可能であり、又前記バイオマスノズルを前記微粉炭ノズルの外側に設け、バイオマス流の流路面積を確保することで大量のバイオマス流を噴出可能となる為、木質系バイオマスの専焼にて微粉炭の専焼と同等の入熱量を得ることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施例に係るバーナを示す概略立断面図である。 該バーナが適用されるボイラ装置の一例を示す概略構成図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1に於いて、本発明に係るバーナについて説明する。
図1中、1は火炉、2は該火炉の炉壁、3はバーナを示している。該バーナ3はボイラの火炉1下部の壁面に沿って水平方向に所要数配設される様になっている。
前記炉壁2にスロート4が設けられ、前記炉壁2の反火炉1側にウインドボックス5が取付けられ、該ウインドボックス5の内部に前記バーナ3が前記スロート4と同心に設けられている。又、前記ウインドボックス5には燃焼用空気供給路6が接続されている。
前記バーナ3は、ノズル本体7と該ノズル本体7の先端部(炉内側の端部)を囲む様に設けられた2次空気調整装置8とを具備している。
前記ノズル本体7は、同心に設けられた微粉炭ノズル9、該微粉炭ノズル9の同心且つ外側に設けられたバイオマスノズル11、前記微粉炭ノズル9の同心且つ内側に設けられた補助燃焼ノズル12、及び該補助燃焼ノズル12の中心線上に配設され進退可能に設けられた補助燃焼バーナ(例えばオイルバーナやガスバーナ)13を具備している。
前記微粉炭ノズル9、前記バイオマスノズル11、前記補助燃焼ノズル12の断面形状はそれぞれ円形であり、前記微粉炭ノズル9と前記バイオマスノズル11間には、中空筒状の空間で前記火炉1側端が開放されたバイオマス流導通空間14が形成される。又、前記微粉炭ノズル9と前記補助燃焼ノズル12間には、中空筒状の空間で前記火炉1側端が開放された微粉炭流導通空間15が形成される。
前記微粉炭ノズル9の基部(前記反火炉1側の端部)には、微粉炭流導入管16が前記微粉炭ノズル9に接線方向から連通され、前記微粉炭流導入管16は石炭のみを粉砕する微粉炭ミル26(後述)に接続されている。該微粉炭ミル26で粉砕された微粉炭と、搬送媒体である1次空気との混合流である微粉炭流17が、前記微粉炭流導入管16を介して前記微粉炭流導通空間15に接線方向から流入し、該微粉炭流導通空間15内部を旋回しながら該微粉炭流導通空間15を流通し、該微粉炭流導通空間15の先端から前記スロート4に向って噴出される。
前記バイオマスノズル11の基部には、バイオマス流導入管18が前記バイオマスノズル11に接線方向から又は半径方向から連通され、前記バイオマス流導入管18は木質系バイオマスのみを粉砕するバイオマスミル27(後述)に接続されている。該バイオマスミル27で粉砕された木質系バイオマスと、搬送媒体である1次空気との混合流であるバイオマス流19が、前記バイオマス流導通空間14に接線方向から又は半径方向から流入し、該バイオマス流導通空間14内部を流通し、該バイオマス流導通空間14の先端から前記スロート4に向って噴出される。
又、前記補助燃焼ノズル12の基部には3次空気導入管21の一端が開口し、該3次空気導入管21の他端は前記ウインドボックス5に開口しているか大気に開放している。前記ウインドボックス5に開口している場合は、前記3次空気導入管21は、前記ウインドボックス5に供給される燃焼用空気である2次空気22を取入れ、2次空気22を燃焼用補助空気、即ち3次空気23として前記補助燃焼ノズル12に導いている。
前記2次空気調整装置8は、先端に向って縮径する空気ガイドダクト24と、円周等間隔で回転自在に多数設けられた空気ベーン25とを有し、該空気ベーン25はリンク機構(図示せず)を介して同期回動可能であり、空気流れに対する傾斜角を変更可能となっている。
前記空気ガイドダクト24は前記スロート4と同心であり、前記空気ガイドダクト24の先端は前記スロート4に連続している。前記バイオマスノズル11、前記微粉炭ノズル9、前記補助燃焼ノズル12の先端は前記炉壁2の内壁面から後退した位置となっている。
次に、図2に於いて、前記バーナ3が適用されるボイラ装置20の一例について説明する。
該ボイラ装置20は、前記微粉炭ミル26、前記バイオマスミル27及び制御装置28を有し、前記微粉炭ミル26は、前記微粉炭流導入管16を介して前記バーナ3に接続され、前記微粉炭流導入管16には微粉炭流17の供給、停止を行う第1カットダンパ29が設けられている。又、前記微粉炭ミル26は微粉炭搬送1次空気供給管31を介して図示しない1次空気供給源に接続され、前記微粉炭搬送1次空気供給管31には微粉炭を搬送する1次空気の流量を調整する第1調整ダンパ32が設けられている。
前記バイオマスミル27は、前記バイオマス流導入管18を介して前記バーナ3に接続され、前記バイオマス流導入管18にはバイオマス流19の供給、停止を行う第2カットダンパ33が設けられている。又、前記バイオマスミル27はバイオマス搬送1次空気供給管34を介して図示しない1次空気供給源に接続され、前記バイオマス搬送1次空気供給管34には木質系バイオマスを搬送する1次空気の流量を調整する第2調整ダンパ35が設けられている。
又、前記バーナ3は前記燃焼用空気供給路6を介して図示しない2次空気供給源に接続されており、前記燃焼用空気供給路6には2次空気22の流量を調整する第3調整ダンパ36が設けられている。
前記第1カットダンパ29、前記第1調整ダンパ32、前記第2カットダンパ33、前記第2調整ダンパ35、前記第3調整ダンパ36は、それぞれ前記制御装置28に電気的に接続されている。該制御装置28は記憶部(図示せず)を有し、該記憶部には前記バーナ3による微粉炭の専焼、木質系バイオマスの専焼、微粉炭と木質系バイオマスとの混焼等種々の燃焼状態に於ける前記第1カットダンパ29、前記第1調整ダンパ32、前記第2カットダンパ33、前記第2調整ダンパ35、前記第3調整ダンパ36の開度をパターン化した燃焼パターンが記憶されており、前記制御装置28は前記燃焼パターンに基づき前記第1カットダンパ29、前記第1調整ダンパ32、前記第2カットダンパ33、前記第2調整ダンパ35、前記第3調整ダンパ36の開度を制御する様になっている。
次に、上記した前記バーナ3で木質系バイオマスを専焼させる場合について説明する。この時、前記制御装置28により、木質系バイオマス専焼パターンが選択される。
ボイラを起動した段階では前記火炉1内の温度が低く、該火炉1内からの輻射熱により木質系バイオマスを加熱することができない為、前記補助燃焼バーナ13により前記火炉1内の温度を充分に上げる必要がある。図示しない燃料油供給手段や燃料ガス供給手段により前記補助燃焼バーナ13に重油や天然ガス等の燃料油や燃料ガスが供給され、供給された燃料油や燃料ガスは前記補助燃焼バーナ13の先端より噴出される。噴出された燃料油や燃料ガスは、前記3次空気導入管21より導入された3次空気23と共に前記補助燃焼ノズル12の先端より前記火炉1内に噴出され、プラズマトーチ等の図示しない点火手段により点火され、前記火炉1内に火炎が形成される。
前記補助燃焼ノズル12より噴出される燃料油や燃料ガスの燃焼により前記火炉1内が充分に加熱された後、前記補助燃焼ノズル12による燃焼を停止し、1次空気と前記バイオマスミル27にて粉砕された木質系バイオマスとの混合流であるバイオマス流19が、前記バイオマス流導入管18より前記バイオマス流導通空間14の基部に供給される。この時、前記微粉炭流導入管16に接続された前記微粉炭ミル26は停止され、更に前記微粉炭流導入管16に設けられた前記第1カットダンパ29が閉塞される様、前記制御装置28に制御され、前記微粉炭流導通空間15に微粉炭流17が流入しない様になっている。
尚、前記火炉1内の加熱は、前記バイオマスノズル11より噴出される木質系バイオマスと前記補助燃焼ノズル12より噴出される燃料油や燃料ガスとの混焼により行ってもよい。
バイオマス流19は、前記バイオマス流導通空間14を前記火炉1に向って流動し、又前記バイオマス流導通空間14を通過する過程で縮流され、前記バイオマスノズル11の先端より噴出される。前記ウインドボックス5には燃焼用空気である2次空気22が所要温度に昇温されて供給される。2次空気22は前記空気ベーン25により旋回が与えられ、前記空気ガイドダクト24を介してバイオマス流19と共に前記火炉1に噴出される。
木質系バイオマスは、前記火炉1に噴出される過程で、前記バイオマス流導通空間14を流動することで均一化され、2次空気22により昇温され、更に前記火炉1内からの輻射熱を受けて加熱される。加熱によって木質系バイオマスから揮発分が放出され、該揮発分が点火し、木質系バイオマスにより火炎が形成される。形成された火炎が安定した後、図示しない燃料油供給手段や燃料ガス供給手段による燃料油や燃料ガスの供給が停止され、木質系バイオマスのみにより火炎が連続的に維持される。
木質系バイオマスの燃焼中、前記空気ベーン25の開度が調整されることで、2次空気22の風量が調整され、又2次空気22の供給量が変化し、更にバイオマス流19の供給量が調整されることで、木質系バイオマスの燃焼状態が制御される。
又、2次空気22の一部は3次空気23として前記3次空気導入管21を介して前記補助燃焼ノズル12に導かれ、該補助燃焼ノズル12より噴出され、3次空気23が噴出されることで、木質系バイオマスの燃焼状態が調整される。従って、バイオマス流19の調整、2次空気22の調整、3次空気23の調整等により木質系バイオマスの燃焼状態が最適となる様に制御される。
次に、前記バーナ3により微粉炭を専焼させる場合について説明する。この時、前記制御装置28により、微粉炭専焼パターンが選択される。
微粉炭を専焼させる場合も、先ず、図示しない燃料油供給手段や燃料ガス供給手段により供給された重油や天然ガス等の燃料油や燃料ガスが前記補助燃焼バーナ13の先端より噴出される。噴出された燃料油や燃料ガスは前記3次空気導入管21より導入された3次空気23と共に前記補助燃焼ノズル12の先端より前記火炉1内に噴出され、プラズマトーチ等の図示しない点火手段により点火され、前記火炉1内に火炎が形成される。
前記補助燃焼ノズル12より噴出される燃料油や燃料ガスの燃焼による前記火炉1内の加熱後、前記補助燃焼ノズル12による燃焼が停止し、1次空気と前記微粉炭ミル26にて粉砕された微粉炭の混合流である微粉炭流17が、前記微粉炭流導入管16より微粉炭流導通空間15の基部に供給される。この時、前記バイオマス流導入管18に接続された前記バイオマスミル27は停止され、更に前記バイオマス流導入管18に設けられた前記第2カットダンパ33が閉塞する様、前記制御装置28に制御され、前記バイオマス流導通空間14にバイオマス流19が流通しない様になっている。
尚、前記火炉1内の加熱は、前記微粉炭ノズル9より噴出される微粉炭と前記補助燃焼ノズル12より噴出される燃料油や燃料ガスとの混焼により行ってもよい。
微粉炭流17は、前記微粉炭流導通空間15を旋回しながら前記火炉1に向って流動し、又前記微粉炭流導通空間15を通過する過程で縮流され、前記微粉炭ノズル9の先端より噴出される。前記ウインドボックス5には所要温度に昇温された2次空気22が供給され、2次空気22は前記空気ベーン25により旋回が与えられ、前記空気ガイドダクト24を介して微粉炭流17と共に前記火炉1内に噴出される。
微粉炭は、前記火炉1内に噴出される過程で、前記微粉炭流導通空間15で旋回することで均一化され、2次空気22により昇温され、更に前記火炉1内からの輻射熱を受けて加熱される。加熱によって微粉炭から揮発分が放出され、該揮発分が点火し、微粉炭により火炎が形成される。形成された火炎が安定した後、図示しない燃料油供給手段や燃料ガス供給手段による燃料油や燃料ガスの供給が停止され、微粉炭のみにより火炎が連続的に維持される。
微粉炭の場合も木質系バイオマスの場合と同様、前記空気ベーン25の開度調整により調整される2次空気22と、前記3次空気導入管21より導入され前記補助燃焼ノズル12より噴出される3次空気23と、微粉炭流17の調整等により、微粉炭の燃焼状態が最適となる様に制御される。
尚、上記では、前記バーナ3により木質系バイオマスを専焼させる場合、又前記バーナ3により微粉炭を専焼させる場合について説明したが、前記微粉炭ミル26及び前記バイオマスミル27を共に作動させ、前記制御装置28にて混焼パターンを選択し、前記第1カットダンパ29及び前記第2カットダンパ33をそれぞれ開放し、前記バイオマス流導通空間14に供給されるバイオマス流19及び前記微粉炭流導通空間15に供給される微粉炭流17の流量を調整することで、前記バーナ3にて木質系バイオマスと微粉炭との混焼を行ってもよいのは言う迄もない。
上述の様に、本実施例のバーナ3は、前記バイオマス流導通空間14と前記微粉炭流導通空間15とが分離され、又前記バイオマス流導通空間14と前記微粉炭流導通空間15とが、前記バイオマス流導入管18と前記微粉炭流導入管16を介して前記バイオマスミル27と前記微粉炭ミル26とにそれぞれ独立して接続されているので、1つの前記バーナ3にて木質系バイオマスと微粉炭とを選択的に専焼させることができる。
又、前記バーナ3は、前記微粉炭ノズル9の外側に前記バイオマスノズル11が設けられることで該バイオマスノズル11の流路断面の中心径を大きく取ることができるので、該バイオマスノズル11の内径と前記微粉炭ノズル9の外径間の幅が小さくてもバイオマス流19の流路面積を確保でき、前記バイオマスノズル11よりバイオマス流19を大量に噴出することができる。更に、バイオマス流19を大量に噴出可能としたことで、微粉炭を専焼させる場合の入熱量と同等の入熱量を木質系バイオマスのみで実現可能となり、木質系バイオマス専焼時のボイラの性能を確保することができる。
又、前記バーナ3は、前記バイオマスノズル11が前記微粉炭ノズル9の外側に設けられ、前記2次空気調整装置8、前記微粉炭ノズル9、前記補助燃焼ノズル12等の形状及び配置は従来と同様、即ち従来のバーナに前記バイオマスノズル11を追加した形状となっているので、微粉炭を専焼させる場合は従来のバーナと同等の性能を維持することができると共に、既設のバーナを本実施例の前記バーナ3に容易に転用することができ、コストの低減を図ることができる。
更に、前記補助燃焼バーナ13が前記補助燃焼ノズル12の内部に位置し、前記微粉炭ノズル9、前記バイオマスノズル11、前記補助燃焼ノズル12がそれぞれ前記火炉1に向って漸次縮径しているので、前記補助燃焼バーナ13に対する前記火炉1からの輻射熱を軽減することができる。
1 火炉
3 バーナ
5 ウインドボックス
7 ノズル本体
8 2次空気調整装置
9 微粉炭ノズル
11 バイオマスノズル
12 補助燃焼ノズル
14 バイオマス流導通空間
15 微粉炭流導通空間
17 微粉炭流
19 バイオマス流
20 ボイラ装置

Claims (1)

  1. 炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上に設けられるノズル本体と、該ノズル本体を収納するウインドボックスと、該ウインドボックスに収納されると共に前記ノズル本体部の先端部に設けられる2次空気調整装置と、制御装置とを有するバーナであって、前記ノズル本体は微粉炭流を噴出する微粉炭ノズルと、該微粉炭ノズルと同心で外側に設けられバイオマス流を噴出するバイオマスノズルと、前記微粉炭ノズルに対する微粉炭流の供給停止を行う第1カットダンパと、前記微粉炭ノズルに対する微粉炭流の流量を調整する第1調整ダンパと、前記バイオマスノズルに対するバイオマス流の供給停止を行う第2カットダンパと、前記バイオマスノズルに対するバイオマス流の流量を調整する第2調整ダンパを具備し、前記制御装置には微粉炭専焼パターン、バイオマス専焼パターン、混焼パターンを含む燃焼パターンが記憶され、前記制御装置は前記燃焼パターンに従って前記第1カットダンパ、前記第1調整ダンパ及び前記第2カットダンパ、前記第2調整ダンパを制御し、前記微粉炭ノズルに対する微粉炭流の供給停止と流量及び前記バイオマスノズルに対するバイオマス流の供給停止と流量を制御し、微粉炭と木質系バイオマスとを選択的に専焼させる又は同時に複合燃焼させることを特徴とするバーナ。
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