JP2014218967A - 内燃機関の排気ガス還流装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の吸気通路に発生する凝縮水が燃焼室に流入されることを防止し、内燃機関の運転状態に悪影響を与えない排気ガス還流装置を提供する。【解決手段】内燃機関1の吸気が流れる吸気通路5と、内燃機関1の排気ガスが流れる排気通路11と、排気通路11に開口する排気ガス排出口16と吸気通路5に開口する排気ガス還流導入口14とを接続する排気ガス還流通路18と、排気ガス還流通路18に設けられ吸気通路5に導入される排気ガス還流量を制御する制御弁19とを備え、排気ガス還流導入口14は、吸気通路5内において、最も低い位置に設けられ、排気ガス還流通路18は、上端を排気通路11の上方に配置された吸気通路5の排気ガス還流導入口14に接続するとともに下端を吸気通路5の下方に配置された排気通路11の排気ガス排出口16に接続する。【選択図】図1
Description
この発明は内燃機関の排気ガス還流装置に係り、特に、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路に再循環させる内燃機関の排気ガス還流装置に関する。
内燃機関の排気ガス還流装置においては、吸気が流れる吸気通路と排気ガスが流れる排気通路との間を排気ガス還流通路で接続し、排気通路を流れる排気ガスの一部を排気ガス還流通路にEGRガスとして導入し、吸気通路に還流させることで、排気ガス中の窒素酸化物低減や部分負荷時の燃費向上を図っている。
内燃機関の排気ガス還流装置においては、吸気通路に再循環されたEGRガスが吸気通路を流れる冷たい吸気と接触した場合、EGRガスに含まれる水分が急冷されて凝縮水が発生することがある。内燃機関は、吸気通路に発生した凝縮水が燃焼室に流入した場合、失火発生等により運転状態の悪化や、排気ガス成分の悪化、触媒の劣化等の悪影響を引き起こす可能性がある。
内燃機関の排気ガス還流装置においては、吸気通路に再循環されたEGRガスが吸気通路を流れる冷たい吸気と接触した場合、EGRガスに含まれる水分が急冷されて凝縮水が発生することがある。内燃機関は、吸気通路に発生した凝縮水が燃焼室に流入した場合、失火発生等により運転状態の悪化や、排気ガス成分の悪化、触媒の劣化等の悪影響を引き起こす可能性がある。
そこで、従来の内燃機関の排気ガス還流装置には、特開2005−256679号公報に、吸気通路の排気ガス還流導入口の下流に円弧状に湾曲させた円弧形状部を形成し、円弧形状の最下部にスリットと捕集室とからなる水分分離部を設け、凝縮水を円弧形状部で遠心力によりスリットを通過させて捕集室で捕集し、捕集した凝縮水を弁で適宜排出する構造が開示されている。
また、従来の内燃機関の排気ガス還流装置には、特開2001−200720号公報に、排気ガス還流通路を形成する排気ガス還流管を金属材で途中に窪みが存在しないように制作し、排気通路を形成する排気管に排気ガス還流管を熱的に接触させてEGRガスに含まれる水分の凝縮を防止するとともに、窪みを存在させないことで発生した凝縮水が排気ガス還流通路に貯留されない構造が開示されている。
さらに、従来の内燃機関の排気ガス還流装置には、特開2009−197774号公報に、シリンダヘッドの排気通路に排気ガス還流通路が接続する部分であって、この排気ガス還流通路の最も低い位置に凝縮水を貯留するヘッド内通路(貯留部)を設け、内燃機関の運転中に排気通路を流れる排気ガスとの圧力差によってヘッド内通路の凝縮水を吸い上げて排気通路に排出させる水抜き通路を設けた構造が開示されている。
また、従来の内燃機関の排気ガス還流装置には、特開2001−200720号公報に、排気ガス還流通路を形成する排気ガス還流管を金属材で途中に窪みが存在しないように制作し、排気通路を形成する排気管に排気ガス還流管を熱的に接触させてEGRガスに含まれる水分の凝縮を防止するとともに、窪みを存在させないことで発生した凝縮水が排気ガス還流通路に貯留されない構造が開示されている。
さらに、従来の内燃機関の排気ガス還流装置には、特開2009−197774号公報に、シリンダヘッドの排気通路に排気ガス還流通路が接続する部分であって、この排気ガス還流通路の最も低い位置に凝縮水を貯留するヘッド内通路(貯留部)を設け、内燃機関の運転中に排気通路を流れる排気ガスとの圧力差によってヘッド内通路の凝縮水を吸い上げて排気通路に排出させる水抜き通路を設けた構造が開示されている。
ところが、前記特許文献1〜3に記載の内燃機関の排気ガス還流装置においては、吸気通路に特殊形状を設けた構造(特開2005−256679号公報)、排気ガス還流通路を排気通路と熱交換可能に配置した構造(特開2001−200720号公報)、貯留した凝縮水を内燃機関の運転中に圧力差によって排気通路に排出させる構造(特開2001−200720号公報)としている。
このため、従来の内燃機関の排気ガス還流装置は、吸気通路や排気ガス還流通路の形状、配置、構造が複雑となり、また、凝縮水排出専用の弁を設ける必要があった。
このため、従来の内燃機関の排気ガス還流装置は、吸気通路や排気ガス還流通路の形状、配置、構造が複雑となり、また、凝縮水排出専用の弁を設ける必要があった。
この発明は、内燃機関の吸気通路に再循環されたEGRガスから発生する凝縮水が燃焼室に流入されることがなく、内燃機関の運転状態に悪影響を与えることがない内燃機関の排気ガス還流装置で提供することを目的とする。
この発明は、内燃機関の排気ガス還流装置であって、前記内燃機関の吸気が流れる吸気通路と、前記内燃機関の排気ガスが流れる排気通路と、前記排気通路に開口する排気ガス排出口と前記吸気通路に開口する排気ガス還流導入口とを接続する排気ガス還流通路と、前記排気ガス還流通路に設けられ前記吸気通路に導入される排気ガス還流量を制御する制御弁とを備え、前記排気ガス還流導入口は、前記吸気通路内において、最も低い位置に設けられ、前記排気ガス還流通路は、上端を前記排気通路の上方に配置された前記吸気通路の排気ガス還流導入口に接続するとともに下端を前記吸気通路の下方に配置された前記排気通路の排気ガス排出口に接続していることを特徴とする。
この発明は、排気通路の上方に配置された吸気通路に発生する凝縮水を、吸気通路内において最も低い位置の排気ガス還流導入口に集め、排気ガス還流通路に上端から流込させて下端に接続された排気通路に流出させる構造なので、吸気通路や排気ガス還流通路の形状、配置、構造を複雑にすることなく、凝縮水を排気ガス還流通路により排気通路に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入されることがない。
これにより、この発明は、内燃機関の運転状態に悪影響を与えることがない。
これにより、この発明は、内燃機関の運転状態に悪影響を与えることがない。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。図1において、内燃機関1は、エアクリーナと吸気管2とスロットルボディ3と吸気マニホルド4とを順次に接続し、燃焼室に供給する吸気が流れる吸気通路5を備えている。また、内燃機関1は、排気マニホルド6と触媒7と排気管8とマフラ9と後部排気管10とを順次に接続し、燃焼室から排出される排気ガスが流れる排気通路11を備えている。
前記内燃機関1は、排気通路11の排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路5に還流する排気ガス還流装置12を備えている。排気ガス還流装置12は、少なくとも、吸気マニホルド4により形成される吸気通路5の部分と、排気管8の一部により形成される排気通路11の部分とが、上下において対向するように配置している。吸気マニホルド4の下部には、下方に突出する凝縮水の貯留部13を設けている。貯留部13の最下部には、吸気通路5に開口する排気ガス還流導入口14を設けている。これにより、排気ガス還流導入口14は、吸気通路5内において、最も低い位置に設けられている。
前記吸気マニホルド4に設けた貯留部13の下方に位置する排気管8の上部には、排出部15を設けている。排出部15には、排気通路8に開口する排気ガス排出口16を設けている。吸気マニホルド4の貯留部13と排気管8の排出部15とは、上下方向に延びる排気ガス還流管17で連結されている。排気ガス還流管17は、上下方向に延びる排気ガス還流通路18を形成している。
これにより、吸気通路5と排気通路11との間で上下方向に延びる排気ガス還流通路18は、上端を排気通路11の上方に配置された吸気通路5の排気ガス還流導入口14に接続するとともに、下端を吸気通路5の下方に配置された排気通路11の排気ガス排出口16に接続している。
前記排気ガス還流管17には、制御弁19とEGRクーラ20とを備えている。前記制御弁19は、制御部21により開閉される。制御部21は、信号入力部22から入力するイグニッションスイッチ等の各種信号に基づき内燃機関1の運転状態に応じて制御弁19を開閉し、排気通路11から排気ガス還流通路18を介して吸気通路5に導入される排気ガス(EGRガス)還流量を制御する。前記EGRクーラ20は、排気ガス還流通路18に導入されたEGRガスを、外気あるいは内燃機関1の冷却水等との熱交換で冷却する。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、制御弁19を内燃機関1の停止中に開放し、内燃機関1の始動時に閉鎖するように制御する。前記排気ガス還流通路18は、制御弁19を開放した状態において、貯留部13の排気ガス還流導入口14から流入して通過する凝縮水が、通路内に滞留することなく排気通路11に流出するように、上下方向に直線的に延びる通路構造を備えている。
前記内燃機関1は、排気通路11の排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路5に還流する排気ガス還流装置12を備えている。排気ガス還流装置12は、少なくとも、吸気マニホルド4により形成される吸気通路5の部分と、排気管8の一部により形成される排気通路11の部分とが、上下において対向するように配置している。吸気マニホルド4の下部には、下方に突出する凝縮水の貯留部13を設けている。貯留部13の最下部には、吸気通路5に開口する排気ガス還流導入口14を設けている。これにより、排気ガス還流導入口14は、吸気通路5内において、最も低い位置に設けられている。
前記吸気マニホルド4に設けた貯留部13の下方に位置する排気管8の上部には、排出部15を設けている。排出部15には、排気通路8に開口する排気ガス排出口16を設けている。吸気マニホルド4の貯留部13と排気管8の排出部15とは、上下方向に延びる排気ガス還流管17で連結されている。排気ガス還流管17は、上下方向に延びる排気ガス還流通路18を形成している。
これにより、吸気通路5と排気通路11との間で上下方向に延びる排気ガス還流通路18は、上端を排気通路11の上方に配置された吸気通路5の排気ガス還流導入口14に接続するとともに、下端を吸気通路5の下方に配置された排気通路11の排気ガス排出口16に接続している。
前記排気ガス還流管17には、制御弁19とEGRクーラ20とを備えている。前記制御弁19は、制御部21により開閉される。制御部21は、信号入力部22から入力するイグニッションスイッチ等の各種信号に基づき内燃機関1の運転状態に応じて制御弁19を開閉し、排気通路11から排気ガス還流通路18を介して吸気通路5に導入される排気ガス(EGRガス)還流量を制御する。前記EGRクーラ20は、排気ガス還流通路18に導入されたEGRガスを、外気あるいは内燃機関1の冷却水等との熱交換で冷却する。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、制御弁19を内燃機関1の停止中に開放し、内燃機関1の始動時に閉鎖するように制御する。前記排気ガス還流通路18は、制御弁19を開放した状態において、貯留部13の排気ガス還流導入口14から流入して通過する凝縮水が、通路内に滞留することなく排気通路11に流出するように、上下方向に直線的に延びる通路構造を備えている。
次に作用を説明する。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、内燃機関1の運転状態に応じて制御弁19を制御し、排気通路11から排気ガス還流通路18を介して吸気通路5に導入される排気ガス(EGRガス)還流量を制御することで、排気ガス中の窒素酸化物低減や部分負荷時の燃費向上を図っている。
この内燃機関1の排気ガス還流装置12は、吸気通路5に再循環されたEGRガスが吸気と接触して凝縮水が発生した場合、この凝縮水が燃焼室に流入しないように、吸気通路5内において、最も低い位置に排気ガス還流導入口14を設け、上下方向に延びる排気ガス還流通路18の上端を排気通路11の上方に配置された吸気通路5の排気ガス還流導入口14に接続するとともに、排気ガス還流通路18の下端を吸気通路5の下方に配置された排気通路11の排気ガス排出口16に接続している。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、図2に示すように、イグニションスイッチのON(100)により制御弁19を閉じ(101)、内燃機関1を始動(102)して運転中は運転状態に応じて制御弁19を開閉し(103)、イグニションスイッチをOFFして内燃機関1を停止すると(104)、制御弁19を開くことで(104)、吸気通路5の排気ガス還流導入口14と排気通路11の排気ガス排出口16とを排気ガス還流通路18を介して連通させる。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、内燃機関1の運転状態に応じて制御弁19を制御し、排気通路11から排気ガス還流通路18を介して吸気通路5に導入される排気ガス(EGRガス)還流量を制御することで、排気ガス中の窒素酸化物低減や部分負荷時の燃費向上を図っている。
この内燃機関1の排気ガス還流装置12は、吸気通路5に再循環されたEGRガスが吸気と接触して凝縮水が発生した場合、この凝縮水が燃焼室に流入しないように、吸気通路5内において、最も低い位置に排気ガス還流導入口14を設け、上下方向に延びる排気ガス還流通路18の上端を排気通路11の上方に配置された吸気通路5の排気ガス還流導入口14に接続するとともに、排気ガス還流通路18の下端を吸気通路5の下方に配置された排気通路11の排気ガス排出口16に接続している。
内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、図2に示すように、イグニションスイッチのON(100)により制御弁19を閉じ(101)、内燃機関1を始動(102)して運転中は運転状態に応じて制御弁19を開閉し(103)、イグニションスイッチをOFFして内燃機関1を停止すると(104)、制御弁19を開くことで(104)、吸気通路5の排気ガス還流導入口14と排気通路11の排気ガス排出口16とを排気ガス還流通路18を介して連通させる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、排気通路11の上方に配置された吸気通路5に発生する凝縮水を、吸気通路5内において最も低い位置の排気ガス還流導入口14に集め、排気ガス還流通路18の上端から流込させて下端に接続された排気通路11に流出させる構造なので、吸気通路5や排気ガス還流通路18の形状、配置、構造を複雑にすることなく、凝縮水を排気ガス還流通路18により排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入されることがない。
これにより、この排気ガス還流装置12は、内燃機関1の運転状態に悪影響を与えることがない。
また、排気ガス還流通路18は、制御弁19を開放した状態において、通過する凝縮水が通路内に滞留することのない上下方向に直線的に延びる通路構造を備えている
これにより、排気ガス還流装置12は、制御弁19を開放した状態では、排気ガス還流導入口14から排気ガス還流通路18に流入した凝縮水が通路内に留まることなく排気通路18へと流出させることが可能である。
さらに、排気ガス還流通路18は、制御弁19を、内燃機関1の停止中に開放し、内燃機関1の始動時に閉鎖することで、内燃機関1の停止中に吸気通路5に蓄積された凝縮水を排出することができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止でき、内燃機関1の運転状態に悪影響を与えることがない。
これにより、この排気ガス還流装置12は、内燃機関1の運転状態に悪影響を与えることがない。
また、排気ガス還流通路18は、制御弁19を開放した状態において、通過する凝縮水が通路内に滞留することのない上下方向に直線的に延びる通路構造を備えている
これにより、排気ガス還流装置12は、制御弁19を開放した状態では、排気ガス還流導入口14から排気ガス還流通路18に流入した凝縮水が通路内に留まることなく排気通路18へと流出させることが可能である。
さらに、排気ガス還流通路18は、制御弁19を、内燃機関1の停止中に開放し、内燃機関1の始動時に閉鎖することで、内燃機関1の停止中に吸気通路5に蓄積された凝縮水を排出することができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止でき、内燃機関1の運転状態に悪影響を与えることがない。
なお、上述実施例においては、制御弁19を内燃機関1の停止中に開放し、内燃機関1の始動時に閉鎖したが、制御弁19の開閉タイミングは種々改変することが可能である。
例えば、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、図3に示すように、イグニションスイッチのON(200)により内燃機関1を始動(201)して運転中は運転状態に応じて制御弁19を開閉し(202)、イグニションスイッチをOFFして内燃機関1を停止すると(203)、制御弁19を開き(204)、内燃機関1の停止から設定時間の経過後に制御弁19を閉じることで(205)、内燃機関1の停止時に吸気通路5の排気ガス還流導入口14と排気通路11の排気ガス排出口16とを排気ガス還流通路18を介して連通させる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、内燃機関1の停止時に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、内燃機関1の停止時に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
また、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、図4に示すように、イグニションスイッチのON(300)により制御弁19を開き(301)、イグニションスイッチのON(300)から設定時間経過後に制御弁19を閉じ(302)、内燃機関1を始動(303)して運転中は運転状態に応じて制御弁19を開閉し(304)、イグニションスイッチをOFFして内燃機関1を停止することで(305)、内燃機関1の始動準備中に吸気通路5の排気ガス還流導入口14と排気通路11の排気ガス排出口16とを排気ガス還流通路18を介して連通させる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、内燃機関1の始動準備中に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、内燃機関1の始動準備中に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
さらに、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、制御部21によって、図5に示すように、イグニションスイッチのON(400)により内燃機関1を始動(401)して運転中は運転状態に応じて制御弁19を開閉し(402)、アイドルストップにより内燃機関1を自動停止すると(403)、制御弁19を開き(404)、内燃機関1の自動停止から設定時間の経過後に制御弁19を閉じ(405)、アイドルストップ解除により内燃機関1を自動再始動することで(406)、内燃機関1の自動停止中に吸気通路5の排気ガス還流導入口14と排気通路11の排気ガス排出口16とを排気ガス還流通路18を介して連通させる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、アイドルストップによる内燃機関1の自動停止中に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
このように、内燃機関1の排気ガス還流装置12は、アイドルストップによる内燃機関1の自動停止中に設定時間だけ制御弁19を開くことで、吸気通路5の凝縮水を排気通路11に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できる。
この発明は、凝縮水を排気ガス還流通路により排気通路に流出させることができ、凝縮水が燃焼室に流入することを防止できるものであり、排気通路と吸気通路とを接続する通路を備えた装置に応用することができる。
1 内燃機関
5 吸気通路
6 排気マニホルド
11 排気通路
12 排気ガス還流装置
13 貯留部
14 排気ガス還流導入口
15 排出部
16 排気ガス排出口
17 排気ガス還流管
18 排気ガス還流通路
19 制御弁
20 EGRクーラ
21 制御部
22 信号入力部
5 吸気通路
6 排気マニホルド
11 排気通路
12 排気ガス還流装置
13 貯留部
14 排気ガス還流導入口
15 排出部
16 排気ガス排出口
17 排気ガス還流管
18 排気ガス還流通路
19 制御弁
20 EGRクーラ
21 制御部
22 信号入力部
Claims (2)
- 内燃機関の排気ガス還流装置であって、前記内燃機関の吸気が流れる吸気通路と、前記内燃機関の排気ガスが流れる排気通路と、前記排気通路に開口する排気ガス排出口と前記吸気通路に開口する排気ガス還流導入口とを接続する排気ガス還流通路と、前記排気ガス還流通路に設けられ前記吸気通路に導入される排気ガス還流量を制御する制御弁とを備え、前記排気ガス還流導入口は、前記吸気通路内において、最も低い位置に設けられ、前記排気ガス還流通路は、上端を前記排気通路の上方に配置された前記吸気通路の排気ガス還流導入口に接続するとともに下端を前記吸気通路の下方に配置された前記排気通路の排気ガス排出口に接続していることを特徴とする内燃機関の排気ガス還流装置。
- 前記排気ガス還流通路は、前記制御弁を開放した状態において、通過する凝縮水が通路内に滞留することのない通路構造を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気ガス還流装置。
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KR20170058159A (ko) | 2015-11-18 | 2017-05-26 | 대동공업주식회사 | 다기통 엔진의 실린더 헤드 및 작업차용 다기통 엔진 |
KR20190071077A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-06-24 | 현대자동차주식회사 | 응축수 배출을 위한 엔진 시스템 및 이를 이용한 제어 방법 |
JP2019127917A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
JP2019127916A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
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