JP2006274961A - 排気再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 EGR効率の低下を抑制しつつ、エンジンに凝縮水が流入することを抑制する。
【解決手段】 ターボチャージャ4を有するエンジン1のコンプレッサ5の上流側の吸気通路2と排気マニホールド8aとを連通するEGR通路11と、EGR通路11に介装され、EGRガスを冷却するEGRクーラ12と、EGRクーラ12の下流側のEGR通路11とタービン9の下流側の排気通路8とを連通するドレーン通路15と、ドレーン通路15を開閉する開閉弁16と、開度センサ18からスロットルバルブ7の開度と回転速度センサ17からエンジン1の回転速度とを入力して、エンジン1がアイドリング状態であるか否かを判定し、エンジン1がアイドリング状態であるときに開閉弁16を開弁させる一方、エンジン1がアイドリング状態でないときに開閉弁16を閉弁させるコントロールユニット14と、を含んで、EGR装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ターボチャージャを有するエンジンに設けられるEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気再循環)装置において、EGR通路で排気から発生する凝縮水がエンジンに流入することを抑制する技術に関する。
エンジンの排気通路から吸気通路に排気の一部を再循環させるEGR装置には、EGR効率を向上させるために、吸気通路に再循環する排気(以下EGRガスという)を冷却する冷却装置が設けられているものがある。このようなEGR装置では、冷却装置によってEGRガスが冷却されることにより凝縮水が発生する場合がある。特に、圧縮天然ガスを燃料とするエンジンでは、排気中に水分が多く含まれているので、凝縮水が発生しやすい。そして、アイドリング状態で長時間エンジンを作動させたときに、冷却装置の下流側のEGR通路に凝縮水が溜まり、その凝縮水が吸気通路を介してエンジンに流入し、例えば、錆を発生させる原因となる恐れがある。
そこで、特開2000−27715号公報(特許文献1)に開示されているように、EGR装置は、ターボチャージャを有するエンジンに設けられたときに、冷却装置の下流側のEGR通路とターボチャージャのタービンの下流側の排気通路とを連通するドレーン通路を有する場合がある。これにより、冷却装置によってEGRガスが冷却されて発生する凝縮水を、タービンの前後の排気通路での排気圧の差を利用して排気通路に排出させ、エンジンに凝縮水が流入することを抑制している。このとき、エンジンの排気音がドレーン通路を逆行してエンジンの吸気口から漏れる恐れがあるので、これを抑制するために、ドレーン通路に開閉弁を設けて、EGR通路に凝縮水が溜まったときにのみ自動的に開閉弁を開弁してEGR通路から凝縮水を排気通路に排出させる構成が採用されている。
特開2000−27715号公報
しかしながら、このようなEGR装置では、EGR通路に凝縮水が溜まっているときには、エンジンの運転状態にかかわらず開閉弁が開弁するので、エンジンが高負荷状態や高回転状態であるときに開閉弁が開弁してEGR効率が低下してしまう恐れがある。
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、エンジンがアイドリング状態であるときにはEGR通路からEGRガスの少なくとも一部を排気通路に排出する一方、アイドリング状態でないときにはEGRガスの排気通路への排出を防止して、EGR効率の低下を抑制しつつエンジンに凝縮水が流入することを抑制するEGR装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明は、排気エネルギーにより吸気を過給するターボチャージャを有するエンジンに設けられる排気再循環装置であって、ターボチャージャのタービンの上流側の排気通路とターボチャージャのコンプレッサの上流側の吸気通路とを連通する排気再循環通路と、排気再循環通路に介装され、排気再循環通路を通過する排気を冷却する冷却装置と、冷却装置の下流側の排気再循環通路とタービンの下流側の排気通路とを連通するドレーン通路と、ドレーン通路を開閉する開閉弁と、エンジンがアイドリング状態であるか否かを判定するアイドリング判定手段と、アイドリング判定手段によりエンジンがアイドリング状態であると判定されたときに開閉弁を開弁させる一方、エンジンがアイドリング状態でないと判定されたときに開閉弁を閉弁させる制御手段と、を含んで構成されることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、排気再循環通路とドレーン通路との接続部に、気液分離器が設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、気液分離器は、両端部が閉塞されるとともに上下方向に軸線が延びる略筒状の本体部と、両端部が開口するとともに水平方向かつ本体部の側壁の略接線方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が本体部の側壁の上部に挿入される排気導入部と、両端部が開口するとともに上下方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が本体部の上壁の略中央部に挿入されるとともに排気導入部の最下部より下方まで延びる排気排出部と、を含んで構成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、開閉弁は、本体部の下方に配置され、ドレーン通路の上流端は、開閉弁を介して本体部の下部に連通されることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、本体部の下部の所定位置に、凝縮水の存在を検出する凝縮水検出手段が設けられ、制御手段は、アイドリング判定手段によりエンジンがアイドリング状態であると判定され、かつ凝縮水検出手段により凝縮水の存在が検出されたときには、開閉弁を開弁させる一方、エンジンがアイドリング状態でないと判定されたとき、または凝縮水の存在が検出されないときには、開閉弁を閉弁させることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、エンジンは、圧縮天然ガスを燃料とすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、エンジンがアイドリング状態であるときには、開閉弁が開弁するので、排気再循環通路内の排気の少なくとも一部がドレーン通路を通過して排気通路に排出される。そして、排気が冷却装置を通過して凝縮水が発生したときには、この凝縮水は排気とともにドレーン通路を通過して排気通路に排出される。また、排気再循環通路内の排気がドレーン通路を介して排気通路に排出されることによって、排気再循環通路に導入される排気の流量が増加する。これにより、排気再循環通路内での排気の流速が増加するので、排気再循環通路内に凝縮水が溜まり難くなる。したがって、これらの相乗効果により、排気再循環通路から吸気通路を介してエンジンに凝縮水が流入することを抑制できる。
一方、エンジンがアイドリング状態でないときには、開閉弁が開弁しないので、排気再循環通路から排気通路に排気が排出されなくなる。これにより、排気再循環効率の低下を抑制できる。なお、エンジンがアイドリング状態でないときには、排気再循環通路を通過する排気の流速が増加することにより、排気再循環通路内で凝縮水が溜まり難くなるので、このように開閉弁が開弁しなくともエンジンに凝縮水が流入し難い。
請求項2記載の発明によれば、気液分離器によって、冷却装置を通過した排気から凝縮水が分離されるので、排気再循環通路に導入された排気の全量が吸気通路に再循環されてもエンジンに凝縮水が流入することを抑制できる。
請求項3記載の発明によれば、排気導入部から導入された排気は、気液分離器の本体部内を旋回しつつ上部から下方に向かって移動し、排気排出部から排出される。このとき、排気とともに本体部内に凝縮水が流入しても、凝縮水は排気と分離して本体部の下部に貯留する。これにより、凝縮水と排気とを効率的に分離することができる。
請求項4記載の発明によれば、気液分離器の本体部の下部に凝縮水が貯留しても、エンジンがアイドリング状態であるときに開閉弁が開弁することによって、その凝縮水をドレーン通路を介して排気通路に排出させることができる。
請求項5記載の発明によれば、本体部の下部の所定位置に凝縮水が存在していないとき、即ち所定位置まで凝縮水が貯留していないときには、アイドリング状態であっても開閉弁が開弁しないので、排気再循環通路から排気通路に排気が排出されなくなり、排気再循環効率の低下を更に抑制できる。
請求項6記載の発明によれば、圧縮天然ガスを燃料とするエンジンの排気再循環装置において、排気から凝縮水が発生しても、エンジンに凝縮水が流入することを抑制できる。
図1に示すように、圧縮天然ガスを燃料とするエンジン1の吸気通路2には、上流側より順番に、外気から塵埃等の異物を取り除くエアクリーナ3、ターボチャージャ4を構成するコンプレッサ5、吸気を冷却するインタークーラ6、吸気流量を増減制御するスロットルバルブ7が夫々介装されている。
一方、排気通路8には、上流側より順番に、ターボチャージャ4を構成するタービン9、排気を消音するマフラ10が夫々介装されている。
排気通路8の一部を構成する排気マニホールド8aと、エアクリーナ3とコンプレッサ5との間の吸気通路2とは、EGR通路11により連通している。EGR通路11には、排気マニホールド8aから吸気通路2に向かって順番に、冷却装置に該当するEGRクーラ12、EGRバルブ13が夫々介装されている。EGRクーラ12は、EGR通路11を通過するEGRガスを冷却する。EGRバルブ13は、コントロールユニット14からの信号により、EGR通路11の流路断面積を増減させ、吸気通路2に再循環するEGRガスの流量を増減制御する。
EGRクーラ12とEGRバルブ13との間のEGR通路11と、タービン9より下流側の排気通路8とは、ドレーン通路15により連通されている。ドレーン通路15には、コントロールユニット14により作動制御されてドレーン通路15を開閉する常閉式の開閉弁16が介装されている。
エンジン1にはその回転速度を検出する回転速度センサ17が設けられるととともに、スロットルバルブ7にはその開度を検出する開度センサ18が設けられている。コントロールユニット14は、回転速度センサ17からエンジン1の回転速度と、開度センサ18からスロットルバルブ7の開度、即ちエンジン1の負荷と、を入力して、EGR流量を演算してEGRバルブ13を制御するとともに、開閉弁16を開閉制御する。
ここで、図2を用いて、コントロールユニット14での開閉弁16の制御手順を説明する。まず、コントロールユニット14は、キースイッチ等の電源スイッチONにて電源が供給され、制御を開始する。なお、図示するフローチャートによる制御は所定時間毎に繰り返して行われる。
始めにステップ1(図ではS1と表記する、以下同様)では、開度センサ18からスロットルバルブ7の開度を入力し、所定値A未満であるか否かを判定する。所定値A未満であるときはステップ2に進む。所定値A以上であるときは、ステップ4に進む。なお、所定値Aは、アイドリング時のスロットルバルブ7の開度より若干大きい値に設定される。
ステップ2では、回転速度センサ17からエンジン1の回転速度を入力し、所定値B未満であるか否かを判定する。所定値B未満であるときは、ステップ3に進む。所定値B以上であるときは、ステップ4に進む。なお、所定値Bは、アイドリング時のエンジン回転速度より若干大きい値に設定される。開度センサ18及び回転速度センサ17を用いたステップ1及びステップ2の一連の制御は、アイドリング判定手段に該当する。
ステップ3では、開閉弁16を開弁させる。そして、ENDに進む。
ステップ4では、開閉弁16を閉弁させる。そして、ENDに進む。なお、ステップ3及びステップ4の制御は制御手段に該当する。
以上のような構成によれば、エアクリーナ3に吸い込まれた外気は、エンジン1の吸気として、エアクリーナ3により塵埃等の異物が除去された後、コンプレッサ5により圧縮される。この圧縮された吸気は、高温となるが、インタークーラ6を通過することによって冷却される。これにより、吸気の体積が減少し、エンジン1の吸気効率が向上する。インタークーラ6にて冷却された吸気は、スロットルバルブ7によってその流量を調節されつつエンジン1に供給される。
一方、エンジン1から排出された排気は、タービン9に供給される。これにより、タービン9が回転し、コンプレッサ5が回転駆動する。タービン9を通過した排気は、マフラ10を通過して大気中へ放出される。また、エンジン1から排出された排気の一部は、タービンに供給されずに、EGRガスとして、排気マニホールド8aからEGR通路11に流入する。そして、EGRガスは、EGRクーラ12を通過することによって冷却された後、吸気通路2に再循環する。このようにして、低温になったEGRガスが吸気通路2に再循環するので、エンジン1の燃焼温度が低下し、排気中の窒素酸化物を低減させることができる。
このとき、スロットルバルブ7の開度が所定値A未満であってエンジン回転速度が所定値B未満である場合、即ちエンジン1がアイドリング状態である場合には、開閉弁16が開弁するので、タービン9の前後の排気通路2での排気圧の差によりEGR通路11内のEGRガスの少なくとも一部がドレーン通路15を介して排気通路8に排出される。そして、排気がEGRクーラ12を通過して凝縮水が発生したときには、この凝縮水はEGRガスとともにドレーン通路15を通過して排気通路8に排出される。また、EGR通路11内のEGRガスがドレーン通路15を介して排気通路8に排出されることによって、EGR通路11に導入されるEGRガスの流量が増加する。これにより、EGR通路11内でのEGRガスの流速が増加するので、EGR通路11内に凝縮水が溜まり難くなる。したがって、これらの相乗効果により、EGR通路11から吸気通路2を介してエンジン1に凝縮水が流入することを抑制できる。
一方、エンジン1がアイドリング状態でないときには、開閉弁16が開弁しないので、EGR通路11から排気通路8にEGRガスが排出されなくなる。これにより、EGR効率の低下を抑制できる。なお、エンジン1がアイドリング状態でないときには、EGR通路11を通過する排気の流速が増加することにより、EGR通路11内で凝縮水が溜まり難くなるので、このように開閉弁16が開弁しなくともエンジン1に凝縮水が流入し難い。
また、EGR通路11とドレーン通路15との接続部に、図3に示すような気液分離器21を設けるとよい。気液分離器21は、両端部が閉塞され上下方向に軸線が延びる略筒状の本体部22と、本体部22へ排気を導入する排気導入部23と、本体部22から排気を排出する排気排出部24と、を含んで構成される。本体部22の底壁22aはその中心部に向かって下方に傾斜している。排気導入部23は、両端部が開口するとともに水平方向かつ本体部22の側壁22bの略接線方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が側壁22bの上部に挿入される。排気排出部24は、両端部が開口するとともに上下方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が本体部22の上壁22cの中央部に挿入されるとともに排気導入部23の最下部より下方まで延びる。
また、開閉弁16は、ドレーン通路15に介装される代わりに本体部22の下方に配置される。ドレーン通路15の上流端は、開閉弁16を介して本体部22の下部に連通される。
したがって、排気導入部23から導入されたEGRガスは、本体部22内を旋回しつつ上部から下方に向かって移動し、排気排出部24からEGR通路11に排出される。このとき、EGRガスとともに本体部22内に凝縮水が流入しても、EGRガスと分離して本体部22の下部に貯留されるので、開閉弁16が閉弁していても吸気通路2に凝縮水が流入することを抑制できる。そして、エンジン1がアイドリング状態となったときに開閉弁16が開弁することによって、本体部22の下部に貯留された凝縮水をドレーン通路15を介して排気通路8に排出させることができる。
更に、本体部22の下部の所定位置に、凝縮水の存在を検出する凝縮水検出手段に該当するフロートスイッチ等の検出器25を設け、コントロールユニット14によって、エンジン1がアイドリング状態であり、かつ本体部22の下部の所定位置に凝縮水が存在したときに、開閉弁16を所定時間開弁させるとよい。なお、この所定位置は、気液分離器21の下部に貯留可能な量の凝縮水が貯留したときの水面の位置に適宜設定するとともに、この所定時間は、この所定位置まで貯留した凝縮水が全てドレーン通路15に排出される時間に設定すればよい。これにより、本体部22の下部に凝縮水が貯留可能であるときには、アイドリング状態であっても、開閉弁16が開弁しないので、EGR効率の低下を更に抑制できる。
なお、コントロールユニット14は、スロットルバルブ7の開度の代わりに燃料供給量や吸入空気量を用いたり、アイドルスイッチから信号を入力したりして、エンジン1がアイドリング状態にあるか否かを判定してもよい。
以上の実施形態では、エンジン1は圧縮天然ガスを燃料としているが、軽油等の他の燃料を用いるエンジンでも本発明を適用可能である。しかしながら、圧縮天然ガスを燃料とするエンジンでは、排気から凝縮水が発生しやすいので、本発明がより有効である。
本発明の排気再循環装置の構成図 コントロールユニットにおける開閉弁の制御手順を示すフローチャート 気液分離器の構造を示し、(A)は平面図、(B)は正面図
符号の説明
1 エンジン
2 吸気通路
4 ターボチャージャ
5 コンプレッサ
8 排気通路
9 タービン
11 EGR通路
12 EGRクーラ
13 EGRバルブ
14 コントロールユニット
15 ドレーン通路
16 開閉弁
17 回転速度センサ
18 開度センサ
21 気液分離器
22 本体部
23 排気導入部
24 排気排出部
25 検出器

Claims (6)

  1. 排気エネルギーにより吸気を過給するターボチャージャを有するエンジンに設けられる排気再循環装置であって、
    前記ターボチャージャのタービンの上流側の排気通路と前記ターボチャージャのコンプレッサの上流側の吸気通路とを連通する排気再循環通路と、
    前記排気再循環通路に介装され、前記排気再循環通路を通過する排気を冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置の下流側の前記排気再循環通路と前記タービンの下流側の排気通路とを連通するドレーン通路と、
    前記ドレーン通路を開閉する開閉弁と、
    前記エンジンがアイドリング状態であるか否かを判定するアイドリング判定手段と、
    前記アイドリング判定手段により前記エンジンがアイドリング状態であると判定されたときに前記開閉弁を開弁させる一方、前記エンジンがアイドリング状態でないと判定されたときに前記開閉弁を閉弁させる制御手段と、
    を含んで構成されることを特徴とする排気再循環装置。
  2. 前記排気再循環通路とドレーン通路との接続部に、気液分離器が設けられることを特徴とする請求項1に記載の排気再循環装置。
  3. 前記気液分離器は、
    両端部が閉塞されるとともに上下方向に軸線が延びる略筒状の本体部と、
    両端部が開口するとともに水平方向かつ前記本体部の側壁の略接線方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が前記本体部の側壁の上部に挿入される排気導入部と、
    両端部が開口するとともに上下方向に軸線が延びる筒体からなり、その一端部が前記本体部の上壁の略中央部に挿入されるとともに前記排気導入部の最下部より下方まで延びる排気排出部と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項2に記載の排気再循環装置。
  4. 前記開閉弁は、前記本体部の下方に配置され、
    前記ドレーン通路の上流端は、前記開閉弁を介して前記本体部の下部に連通されることを特徴とする請求項3に記載の排気再循環装置。
  5. 前記本体部の下部の所定位置に、凝縮水の存在を検出する凝縮水検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記アイドリング判定手段により前記エンジンがアイドリング状態であると判定され、かつ前記凝縮水検出手段により凝縮水の存在が検出されたときには、前記開閉弁を開弁させる一方、前記エンジンがアイドリング状態でないと判定されたとき、または凝縮水の存在が検出されないときには、前記開閉弁を閉弁させることを特徴とする請求項4に記載の排気再循環装置。
  6. 前記エンジンは、圧縮天然ガスを燃料とすることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の排気再循環装置。
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