JP2014084777A - オイル抜き穴の開閉制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴を開閉する開閉制御装置において、開閉弁等が破損するのを抑える。
【解決手段】インタークーラ6と、吸気通路3aに形成されたオイル抜き穴23と、オイル抜き穴23を開閉するための開閉バルブ16と、エンジン停止時に、開閉バルブ16を開弁するように制御するECU13と、を備えたオイル抜き穴の開閉制御装置である。ECU13は、取得した開閉バルブ16の温度が所定温度以下である場合には、開閉バルブ16を開閉する制御を行わないように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴を開閉する開閉制御装置に関するものである。
エンジンにおいては、その出力を向上させるべく、吸入空気を強制的に燃焼室へ送り込むための過給機と、過給機により加圧されて高温となり膨張した吸入空気を冷却するためのインタークーラとを搭載したものが多い。もっとも、この種のエンジンにおいて、例えばブローバイガスを還流させるようにした場合、ブローバイガスに混入したオイルがインタークーラ内に溜まり易くなり、多量のオイルが溜まった状態で急激にアクセルを踏み込むと、オイルハンマーによりエンジンが破損するおそれがある。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1には、インタークーラのオイル受け部にオイルが存在することが、センサによって検出された場合に、開閉蓋を駆動させて、インタークーラに形成されたオイル抜き用貫通孔を開くようにしたオイル溜り防止装置が提案されている。
特開2009−215915号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、開閉蓋を駆動させるか否かが、オイル受け部におけるオイルの有無のみにより決定されることから、以下のような問題が生じるおそれがある。すなわち、インタークーラには、上述したオイルの他、駐車中の結露により水が溜まることから、低温時に水が凍ってしまい、開閉蓋(開閉弁)が凍結する可能性がある。にもかかわらず、インタークーラ内にオイルが存在しているという条件が満たされたからといって、凍結した開閉弁を無理に開閉しようとすると、開閉弁やバルブアクチュエータ等が破損するおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴を、開閉するための開閉制御装置において、開閉弁等が破損するのを抑える技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、オイル抜き穴を開閉するための開閉弁が凍結している可能性が高い場合には、開閉弁の開閉自体を行わないようにしている。
具体的には、本発明は、エンジンに設けられる、過給機により加圧された吸入空気を冷却するためのインタークーラと、上記インタークーラ又はその近傍に形成される、当該インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴と、上記オイル抜き穴を開閉するための開閉弁と、上記開閉弁を開閉するように制御する制御手段と、を備え、上記制御手段は、上記開閉弁の温度を取得するとともに、当該取得した温度が所定温度以下である場合には、上記開閉弁を開閉する制御を行わないように構成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、制御手段は、取得した開閉弁の温度が所定温度以下である場合には、換言すると、開閉弁が凍結している可能性が高い場合には、開閉弁を開閉する制御を行わないように構成されている。これにより、例えば、開閉弁が閉じた状態で凍結している場合に、インタークーラ内に溜まったオイルを排出すべく、開閉弁を無理に開弁しようとする制御が行われるのを回避することができる。その結果、開閉弁やバルブアクチュエータ等が破損するのを抑えることができる。
なお、本発明において、「所定温度」とは、例えば水の凝固点である0℃を意味する。
好ましくは、上記開閉弁の近傍に設けられる温度検出手段をさらに備え、上記制御手段は、上記温度検出手段の検出結果に基づいて、上記開閉弁の温度を取得するように構成されている。
この構成によれば、制御手段は、開閉弁の近傍に設けられた温度検出手段によって検出された温度に基づいて、開閉弁の温度を取得する。これにより、例えば既設の温度センサや過給圧力等から、開閉弁の温度を取得(推定)する場合に比して、より高い精度で開閉弁の温度を取得することができる。その結果、開閉弁が凍結しているか否かを高い精度で判定することが可能となるので、開閉弁等の破損をより一層確実に抑えることができる。
以上、説明したように本発明に係るオイル抜き穴の開閉制御装置によれば、取得した開閉弁の温度が所定温度以下である場合には、開閉弁を開閉する制御を行わないように構成されていることから、開閉弁等が破損するのを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る内燃機関の概略構成図である。 開閉制御装置を模式的に説明する概略構成図である。 オイル抜き穴の開閉制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る内燃機関の全体構成を簡略化して示す図である。
図1において、内燃機関(エンジン)1は、車両に搭載されるものであって、エンジン本体2及びエンジン1の運転制御を司るECU(電子制御ユニット)13を備えている他、エアクリーナ4、ターボチャージャ(過給機)5及び空冷式のインタークーラ6が、上流側からこの順で吸気通路3に設けられている。なお、このエンジン1では、吸気通路3は、エアクリーナ4よりも上流側の吸気通路3cと、エアクリーナ4とインタークーラ6とを繋ぐ吸気通路3bと、インタークーラ6よりも下流側の吸気通路3aとで構成されている。
ターボチャージャ5は、吸気通路3bに設けられるコンプレッサホイール52と、排気通路7に設けられるタービンホイール51と、両ホイール51,52を連結するタービンシャフト53とを有している。かかる構成により、このターボチャージャ5では、エンジン本体2の燃焼室2aから排出される排気ガスによりタービンホイール51が回転し、それに伴ってコンプレッサホイール52が回転することによって、吸気通路3cから導入された外気が圧縮されて燃焼室2aへ強制的に送り込まれるようになっている。
なお、このターボチャージャ5とエアクリーナ4とを繋ぐ吸気通路3bは、後述するベンチレーションケース2d内のブローバイガスを吸気系に還流させるためのブローバイガス通路8によって、エンジン本体2のシリンダヘッドカバー2cと接続されている。ブローバイガス通路8には、ブローバイガスを冷却するためのPCVクーラ9が設けられている。PCVクーラ9は、インタークーラ6と同様に空冷式のクーラであり、車両のエンジンルーム内においてインタークーラ6の近傍に設けられているが、図1においては、便宜上インタークーラ6から離れた箇所に図示している。
インタークーラ6は、吸気通路3におけるコンプレッサホイール52の下流側に設けられている。このインタークーラ6には、上下方向の略中央に空冷式熱交換器19が設けられており(図2参照)、吸気通路3bからインタークーラ6内部に導入された高温の吸入空気は、この熱交換器19において外気と熱交換されることにより冷却される。なお、熱交換器19は、空冷式熱交換器に限られず、水冷式熱交換器であってもよい。
以上の構成により、このエンジン1では、排気ガスによるタービンホイール51の回転に伴ってコンプレッサホイール52が回転し、エアクリーナ4を通った外気およびブローバイガス通路8を通ったブローバイガス(以下、これらを吸入空気ともいう)が圧縮され、圧縮されて高温となり膨張した吸入空気がインタークーラ6に入る。そうして、吸入空気は、インタークーラ6にて冷却されるとともに、その容積も収縮された後、エンジン本体2の燃焼室2aに供給される。
また、このエンジン1には、その運転状態を検出するための各種のセンサ10,11,12が、具体的には、インタークーラ6の下流側の吸気圧力(過給圧)を検出するための過給圧センサ10と、エンジン回転速度を検出するためのクランク角センサ11と、アクセル踏込量を検出するためのアクセルセンサ12と、が設けられている。
これら各センサ10,11,12の検出信号は、上記ECU13に送られる。ECU13は、エンジン1の各種制御を統括して実行するものであり、制御プログラムや同プログラムの実行に際して必要なデータを記憶するメモリ等を備えて構成されている。それ故、ECU13は、アクセルセンサ12の検出信号から求められるアクセル踏込量や、クランク角センサ11の検出信号から求められるエンジン回転速度等に基づいて、燃料噴射量及び燃料噴射時期に関する指令値を算出し、これらの指令値に基づいて、熱効率及び排気エミッション等が良好なものとなるように、燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御する。
このエンジン1では、上述の如くブローバイガスを吸気系に還流させるところ、燃焼室2aからクランク室2bに漏れたブローバイガスは、エンジン本体2内部に形成された不図示のガス通路を通ってベンチレーションケース2dに導入される。ベンチレーションケース2dには、バッフルプレート(図示せず)が設けられており、ブローバイガスに含まれるミスト状(霧状)のオイルがバッフルプレートに付着してブローバイガスから分離され、これにより、ブローバイガス中のオイルが吸気系に流出するのが抑えられる。もっとも、ブローバイガスからオイルを完全に除去することは困難であることから、インタークーラ6を備えたエンジン1では、除去しきれなかったオイルがインタークーラ6内に溜まり易くなる。そうして、インタークーラ6内に溜まったオイルは、急激にアクセルを大きく踏み込んだ際に、一度にエンジン本体2へ吸い込まれ、オイルハンマー等を招き、エンジン本体2を破損させるおそれがある。
このため、本実施形態のエンジン1では、インタークーラ6内に溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴23がインタークーラ6近傍に形成されているとともに、エンジン1の状態やインタークーラ6におけるオイルの有無に応じて、かかるオイル抜き穴23を開閉する開閉制御装置が備えられている。
より詳しくは、図2において、吸気通路3aは、インタークーラ6への接続端部におけるその内部通路の下端部が、インタークーラ6の内部底面よりも低くなるような態様で、インタークーラ6の下部に接続されている。そうして、吸気通路3aの内部通路における最も低い部位には、インタークーラ6内に溜まったオイル18を排出するためのオイル抜き穴23が形成されている。このように、インタークーラ6及びこれに接続される吸気通路3aにおける部位のうち、最も低い部位にオイル抜き穴23を形成することにより、インタークーラ6内に溜まったオイル18は、オイル抜き穴23が開いていれば、必然的にオイル抜き穴23から排出される。
このオイル抜き穴23には、ECU13の指令に基づいて開閉する開閉バルブ16が取り付けられており、ECU13が、不図示のバルブアクチュエータを駆動させて開閉バルブ16を開弁させることにより、インタークーラ6に溜まったオイル18がオイル抜き穴23を通って排出タンク17に排出されるようになっている。
ここで、ECU13は、エンジン停止時で且つインタークーラ6内にオイル18が存在する場合には開閉バルブ16を開弁するような制御を行うように構成されている。つまり、ECU13は、インタークーラ6の下流側における所定の吸気圧力を維持する必要がなく且つオイル18を排出すべき場合には、開閉バルブ16を開弁する。そうして、開閉バルブ16が開くことによってオイル18が排出されると、インタークーラ6内に排出すべきオイルが存在しない場合に該当することから、ECU13は開閉バルブ16を閉弁する。一方、ECU13は、エンジン運転時またはインタークーラ6内にオイル18が存在しない場合には開閉バルブ16を開弁しない。これにより、エンジン運転時における、インタークーラ6の下流側での所定の吸気圧力が維持されるとともに、開閉バルブ16が不必要に開閉されるのを抑えることができる。
かかる制御を実現すべく、本実施形態では、上記の各種センサ10,11,12に加えて、インタークーラ6内部におけるオイル18の有無を検出するための赤外線式センサ14が、インタークーラ6内部に設けられている。赤外線式センサ14は、インタークーラ6の内部底面と対向する、空冷式熱交換器19の下端部に取り付けられている。このように配置された赤外線式センサ14は、インタークーラ6の内部底面に向けて赤外線を出し、その反射光を受光することができる。赤外線式センサ14は、インタークーラ6の内部底面にオイル18が存在するときは反射光が弱くなる一方、インタークーラ6の内部底面にオイル18が存在しないときは反射光が強くなるという性質を利用して、インタークーラ6内部におけるオイル18の有無を検出する。
そうして、ECU13は、先ず、例えばクランク角センサ11からの検出信号に基づいて、エンジン本体2が停止しているか否かを判定する。エンジン本体2が停止していれば、ECU13は、さらに赤外線式センサ14からの検出信号に基づいて、インタークーラ6内部におけるオイル18の有無を判定し、インタークーラ6内にオイルが存在すれば、開閉バルブ16を開弁させて、インタークーラ6内に溜まったオイルを排出する。
このように、開閉制御装置は、適切な状態ないしは時期に、インタークーラ6内に溜まったオイル18を排出するのであるが、インタークーラ6内にはオイル18の他にも、以下のようにして、燃料や水等の液体が溜まることがある。すなわち、吸気弁の閉弁時期が基準閉弁時期よりも遅閉じであると、気筒内へ一旦供給された吸気が吸気通路へ戻される吸気の吹き返しが発生することから、インジェクタから噴射された燃料が吸気通路へ吹き返されて、インタークーラ6内に溜まることや、駐車中の結露によって水がインタークーラ6内に溜まることがある。このようにして、燃料や水等の液体がインタークーラ6内に溜まると、低温時にこれらの液体が凍ってしまい、開閉バルブ16が凍結することが考えられるところ、かかる凍結した開閉バルブ16を無理に開閉しようとすると、開閉バルブ16やバルブアクチュエータが破損するおそれがある。
そこで、本実施形態の開閉制御装置では、開閉バルブ16の近傍に吸気温度センサ(温度検出手段)15をさらに設け、かかる吸気温度センサ15の検出結果に基づいて、ECU13が、開閉バルブ16の温度を取得するようにしている。そうして、ECU13は、取得した温度が所定温度以下である場合には、開閉バルブ16を開閉する制御を行わないように構成されている。
より詳しくは、本実施形態の開閉制御装置では、開閉バルブ16の近傍(より正確には、吸気通路3aにおける、インタークーラ6への接続部)には、吸入空気の温度を検出するための吸気温度センサ15が配置されている。このように、吸入空気の主流が当たり易い部位に吸気温度センサ15を設けることにより、ECU13は、吸入空気の温度からインタークーラ6近傍の温度を適切に取得するとともに、インタークーラ6近傍に設けられた開閉バルブ16の温度T1を取得することができる。なお、開閉バルブ16の温度をより正確に検出するために、バルブシートや、開閉バルブ16自体の温度を直接検出すこと可能な部位に、吸気温度センサ15を設け得ることは言うまでもない。
そうして、ECU13は、取得した温度T1が所定温度T0(例えば、水の凝固点0℃)以下のときには、開閉バルブ16が凍結していると判定して、たとえエンジン停止時で且つインタークーラ6内にオイル18が存在する場合でも、開閉バルブ16を開閉する制御を行わない(開閉バルブ16を開弁しない)。これにより、凍結した開閉バルブ16を無理に開閉することにより生じる、開閉バルブ16やバルブアクチュエータ等の破損を抑えることができる。
一方、ECU13は、取得した温度T1が所定温度T0を超えるときには、開閉バルブ16が凍結していないと判定して、エンジン停止時で且つインタークーラ6内にオイル18が存在することを条件として、開閉バルブ16を開閉する制御を行う(開閉バルブ16を開弁する)。これにより、開閉バルブ16やバルブアクチュエータを破損させることなく、適切な状態ないしは時期に、インタークーラ6内に溜まったオイル18を排出することができる。
以上により、ECU13、インタークーラ6、オイル抜き穴23、開閉バルブ16、クランク角センサ11、赤外線式センサ14および吸気温度センサ15等が、本実施形態の開閉制御装置を構成している。
次いで、本実施形態の開閉制御装置による、オイル抜き穴の開閉制御を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップS1では、ECU13がクランク角センサ11等の検出信号に基づいて、エンジン本体2が停止しているか否かを判定する。このステップS1での判定がNOの場合、すなわち、エンジン本体2が運転中の場合には、インタークーラ6内にオイル18が溜まっているか否かに拘わらず、エンジン運転時における所定の吸気圧力を維持すべく、ステップS7に進み、開閉バルブ16を開弁せず、その後リターンする。一方、ステップS1での判定がYESの場合、すなわち、エンジン本体2が停止している場合には、ステップS2に進む。
次のステップS2では、赤外線式センサ14によってインタークーラ6内部におけるオイル18の有無を検出する。次いで、ステップS3では、ECU13が、ステップS2で得られた赤外線式センサ14の検出信号に基づいて、インタークーラ6内にオイル18が存在しているか否かを判定する。このステップS3での判定がNOの場合、すなわち、インタークーラ6内にオイル18が存在していない場合には、ステップS7に進み、開閉バルブ16を開弁せず、その後リターンする。一方、ステップS3での判定がYESの場合、すなわち、インタークーラ6内にオイル18が存在している場合には、ステップS4に進む。
次のステップS4では、ECU13が、吸気温度センサ15の検出信号に基づいて、開閉バルブ16の温度T1を取得する。
次いで、ステップS5では、ECU13が、ステップS4で取得した開閉バルブ16の温度T1が、所定温度T0を超えているか否かを判定する。このステップS5での判定がNOの場合、すなわち、開閉バルブ16の温度T1が所定温度T0以下の場合には、開閉バルブ16が凍結している可能性が高いことから、ステップS7に進み、開閉バルブ16を開弁せず、その後リターンする。一方、ステップS5での判定がYESの場合、すなわち、開閉バルブ16近傍の温度T1が所定温度T0を超えている場合には、ステップS6に進む。
次のステップS6では、ECU13が、インタークーラ6内に溜まったオイル18を排出させるべく、開閉バルブ16を開弁させ、その後リターンする。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、インタークーラ6に溜まったオイル18を排出するためのオイル抜き穴23を吸気通路3aに形成したが、これに限らず、例えばインタークーラ6の底部にオイル抜き穴23を形成してもよい。
また、上記実施形態では、インタークーラ6の近傍に設けた吸気温度センサ15を用いて、開閉バルブ16の温度を取得したが、これに限らず、例えば、エンジン1に既設されている他の温度センサと過給圧センサ10とから、開閉バルブ16の温度を取得(推定)するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、過給機として、エンジン本体2からの排気を利用するターボチャージャ(排気タービン式過給機)5を用いたが、これに限らず、エンジン本体2のクランクシャフトからベルト等を介して取り出した動力によってコンプレッサーを駆動するスーパーチャージャ(機械駆動式過給機)を用いてもよい。
また、上記実施形態では、エンジン停止時で且つインタークーラ6内にオイル18が存在する場合に、開閉バルブ16を開弁するようにしたが、これに限らず、例えば、赤外線式センサ14を省略して、エンジン停止時に開閉バルブ16を開弁するようにしてもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明によれば、開閉弁やバルブアクチュエータの破損を抑えることができるので、インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴の開閉制御装置に適用して極めて有益である。
1 エンジン(内燃機関)
5 ターボチャージャ(過給機)
6 インタークーラ
13 ECU(制御手段)
15 吸気温度センサ(温度検出手段)
16 開閉バルブ(開閉弁)
23 オイル抜き穴

Claims (2)

  1. エンジンに設けられる、過給機により加圧された吸入空気を冷却するためのインタークーラと、
    上記インタークーラ又はその近傍に形成される、当該インタークーラに溜まったオイルを排出するためのオイル抜き穴と、
    上記オイル抜き穴を開閉するための開閉弁と、
    上記開閉弁を開閉するように制御する制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、上記開閉弁の温度を取得するとともに、当該取得した温度が所定温度以下である場合には、上記開閉弁を開閉する制御を行わないように構成されていることを特徴とするオイル抜き穴の開閉制御装置。
  2. 請求項1記載のオイル抜き穴の開閉制御装置において、
    上記開閉弁の近傍に設けられる温度検出手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記温度検出手段の検出結果に基づいて、上記開閉弁の温度を取得するように構成されていることを特徴とするオイル抜き穴の開閉制御装置。
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