JP2014218818A - 可動式パーテーションボード - Google Patents

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祐治 法身
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Abstract

【課題】前後のどちらにも開閉でき、ボード本体と建物との間に隣室が見える隙間ができない可動式パーテーションボードを提供する。【解決手段】集合住宅の同一階に連続的に設けられるベランダを左右の一端8aを集合住宅の建物躯体4に結合し他端8bをベランダの手摺6に結合して仕切る矩形のボード本体8と、一端8aより所定の距離他端8b側で上下に延びる鉛直軸Aに沿って上面8cと下面8dとに枢着するピボット軸12を有しピボット軸12を中心にボード本体8を前後に揺動可能にするピボットヒンジ機構13と、ボード本体8の前面側と後面8f側とで上面8cから下面8dまで延び一端8aと建物躯体4との間の隙間を覆いボード本体8の揺動時に一端8aが接触しない目隠し部材14と、手摺6と他端8bとを固定する固定金具16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅の同一階を複数戸に跨って連続的に設けられるベランダを通常時に各戸毎に仕切り、必要なときに容易に開閉可能となる可動式パーテーションボードに関する。
パーテーションボードは、左右の両縦枠と上下の横枠とからなる金属製の周枠と、その周枠に取り付けられるパネルによって構成されるボード本体が、集合住宅の同一階を複数戸に跨って連続的に設けられるベランダを各戸毎に仕切るために、ベランダに設置されたものである。
このパネルは、非常時に突き破って隣室側に抜け出られるように、ケイ酸カルシウム板等の破壊し易い材料で形成されている。また周枠は、一方の縦枠が建物躯体側に、他方の縦枠が手摺側にそれぞれボルト等の固定具で固定されている。
以下、周枠とパネルとからなるパネル構造をボード本体とし、ボード本体とそれをベランダに固定する固定具とをあわせてパーテーションボードと呼ぶ。
一般に、集合住宅の外壁などの改修工事により複数のベランダを行き来する必要が生じた場合には、集合住宅の外側に足場を設置する。しかし足場は、ベランダ側の窓を覆うこととなるため、居住者に圧迫感を与えていた。
また、作業員は、隣室のベランダへ移動する度に手摺を乗り越えて足場へ移り、再度手摺を乗り越えて隣室のベランダに降りるという移動を繰り返さなければならず、非常に作業効率が悪かった。
また耐震診断等のように、足場を使わずに複数のベランダを行き来する必要がある場合には、一戸ずつ居住者の了承を得て各戸のベランダに入ることとなる。しかしこの方法は居住者に負担を強いる上、留守宅のベランダには入れず、作業に長時間を要するため、現実的ではなかった。
また改修工事の作業中だけボード本体を取り外そうとした場合、ボード本体を固定しているボルトを外さなければならない。そしてボード本体を外すと隣室のベランダや室内が見えてしまうため、改修工事の期間中にボード本体を外したまま作業員が帰宅することはできない。
そのため作業の開始時にボード本体を取り外し、作業の終了時間までにボード本体を再びボルトで付け直すという作業を、毎日繰り返さなければならず、作業効率が悪かった。
そのため、集合住宅の同一階を複数戸に跨って連続的に設けられるベランダを通常時に各戸毎に仕切り、必要なときに容易に開閉可能となる可動式のボード本体が求められていた。
このような問題を解決するため、特許文献1のボード本体の取付構造が提案された。特許文献1では、ボード本体は一方の縦枠を蝶番で手摺に固定し、他方の縦枠を固定具で建物に固定したものであり、固定具を解放することによりボード本体を一方の縦枠を中心に開閉可能にしたものである。
特開2002−364064号公報
特許文献1のボード本体は蝶番で手摺に固定しているため、一方向にしかボード本体を開放できないという問題があった。そのためボード本体を開放する側に動かせない物が設置されている場合、ボード本体を開放できないという問題が生じた。
また複数の固定具が上下に間隔をおいて配置され、ボード本体と建物とを固定しているため、建物とボード本体との間に隙間が出来てしまった。そのためその隙間から隣室が覗けてしまうという問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、前後のどちらにも開閉でき、ボード本体と建物との間に隣室が見える隙間ができない可動式パーテーションボードを提供することにある。
本発明によれば、集合住宅の同一階に連続的に設けられるベランダを左右の一端を集合住宅の建物躯体に結合し他端を前記ベランダの手摺に結合して仕切る矩形のボード本体と、
前記一端より所定の距離前記他端側で上下に延びる鉛直軸に沿って上面と下面とに枢着するピボット軸を有しピボット軸を中心にボード本体を前後に揺動可能にするピボットヒンジ機構と、
ボード本体の前面側と後面側とで前記上面から前記下面まで延び前記一端と建物躯体との間の隙間を覆いボード本体の揺動時に前記一端が接触しない目隠し部材と、
手摺と前記他端とを固定する固定金具と、を備える、ことを特徴とする可動式パーテーションボードが提供される。
また目隠し部材は、建物躯体から前記一端より一定の距離前記他端側まで延び、
前記鉛直軸から目隠し部材までの距離は、前記鉛直軸から前記一端までの距離より長い。
また目隠し部材の水平面による横断面形状は、ボード本体側の側面が前記鉛直軸を中心とする円に切り欠かれた形状である。
また固定金具は、手摺に固定され前記前面と前記後面のうちの一方の面の前記他端より所定の距離前記一端側まで延びる手摺固定金具と、
前記前面と前記後面のうちの他方の面の前記他端から手摺まで延びるボード固定金具と、
手摺固定金具とボード本体とボード固定金具とを貫通して固定する長ボルトとを備え、
長ボルトとボード固定金具とを外すことにより前記他方の側に開放可能となる。
またボード固定金具は、前記一方の側に屈曲して手摺固定金具に係合する係合部を有し、
手摺固定金具は、係合部が係合する係合溝を有し、
長ボルトは、係合溝に係合部が係合した状態で手摺固定金具とボード本体とボード固定金具とを貫通して固定する。
またピボットヒンジ機構は、建物躯体から水平に延びる水平部を有する水平金具を有し、
ピボット軸は、水平部に取り付けられ、
水平金具は、目隠し部材と一緒に建物躯体に固定される。
またピボット軸は、水平部を貫通してボード本体に止められたボルトである。
またボード本体は、前記一端を覆う建物側縦枠と、前記他端を覆う手摺側縦枠と、前記上面と前記下面とを覆う上下の横枠と、建物側縦枠、手摺側縦枠、及び上下の横枠に囲まれて取り付けられる矩形のパネルとを備え、
建物側縦枠もしくは横枠は、ピボット軸が挿入するピボット挿入孔を上下に有する。
上述した本発明の可動式パーテーションボードによれば、上面と下面とに枢着するピボット軸が同一の鉛直軸上に設置されているので、固定金具を外せば、鉛直軸を中心に前面側にも後面側にもボード本体を開放できる。そのため、仮に可動式パーテーションボードの前面と後面のどちらか一方の側に、排水の樋等の動かせない物が設置されていたとしても、可動式パーテーションボードを他方の側に開放させることができる。
また可動式パーテーションボードが目隠し部材を有し、目隠し部材の構造が、建物躯体から一端より一定の距離他端側まで延び、さらに鉛直軸から目隠し部材までの距離が鉛直軸から一端までの距離より長いので、隣室からベランダや室内が見えることがなく、プライバシを守ることができ、かつボード本体が前面側にも後面側にも開放できる。
本発明の可動式パーテーションボードの説明図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B矢視図である。 本発明の固定金具の説明図である。 本発明の固定金具の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の可動式パーテーションボード2の説明図である。
図2は、図1のA−A断面図である。(A)は閉鎖時の可動式パーテーションボード2の説明図であり、(B)は開放時の可動式パーテーションボード2の説明図である。
図3は、図2のB−B矢視図である。
なお、図1のA−Aは水平面である。
本発明の可動式パーテーションボード2は、集合住宅の同一階を複数戸に跨って連続的に設けられるベランダを各戸毎に仕切る。また本発明の可動式パーテーションボード2は、ボード本体8、水平金具10、ピボットヒンジ機構13、目隠し部材14、及び固定金具16を備える。
ボード本体8は、集合住宅の同一階に連続的に設けられるベランダを左右の一端8aを集合住宅の建物躯体4に結合し他端8bをベランダの手摺6に結合して仕切る矩形のボードである。
なお、図1において、ボード本体8の裏側をボード本体8の前面8e(図2参照)とし、ボード本体8の表側をボード本体8の後面8fとする。
またボード本体8は、一端8aを覆う建物側縦枠18と、他端8bを覆う手摺側縦枠20と、上面8cと下面8dとを覆う上下の横枠22と、建物側縦枠18、手摺側縦枠20、及び上下の横枠22に囲まれて取り付けられる矩形のパネル23とを備える。
パネル23は、ケイ酸カルシウム板等の破壊し易い材料で形成されていることが好ましい。
建物側縦枠18もしくは横枠22は、ピボットヒンジ機構13のピボット軸12が挿入するピボット挿入孔24を上下に有する。ピボット挿入孔24は、鉛直軸Aに沿ってボード本体8の上面8cと下面8dに開口する穴である。
ピボットヒンジ機構13は、ピボット軸12と水平金具10を有し、上下に1つずつ設けられ、ピボット軸12を中心にボード本体8を前後に揺動可能にする。
水平金具10は、建物躯体4から水平に延びる水平部10aを有する。また、水平金具10は、目隠し部材14と一緒に建物側縦枠18に固定される。しかしこれに限らず、水平金具10と目隠し部材14とをそれぞれ建物躯体4に固定してもよい。
水平部10aは、ボード本体8の上面8cより上とボード本体8の下面8dより下とに建物躯体4から水平に延びる。
また水平金具10は図3に示すように、L字型の部材であり、建物躯体4に沿って鉛直に延びる鉛直部10bを有する。図3の例では、鉛直部10bが目隠し部材14と一緒に建物躯体4にボルトで固定されている。しかし水平金具10の固定方法はこれに限らなくて良い。
ピボット軸12は、各水平金具10からボード本体8側に鉛直に伸びる棒であり、一端8aより所定の距離他端8b側で上下に延びる鉛直軸Aに沿って上面8cと下面8dとに枢着する。ピボット軸12は、水平部10aに取り付けられることが好ましい。
また鉛直軸Aから前面8eまでの距離と後面8fまでの距離は等しいことが好ましい。すなわち、ピボットヒンジ機構13は、ピボット軸12の軸心がボード本体8の扉厚の中心にある中心吊りであることが好ましい。
またピボット軸12は、水平部10aを貫通してボード本体8に止められたボルトであることが好ましい。しかしこれに限らず、ピボット軸12は、通常時にボード本体8を水平金具10に固定でき、改修工事や耐震診断などの必要な時に緩めることができる部材であれば、他の部材でもよい。
この構成により、本発明の可動式パーテーションボード2は、固定金具16を外したときに、上下のピボット軸12を中心に揺動できる。
目隠し部材14は、ボード本体8の前面8e側と後面8f側とで上面8cから下面8dまで延び一端8aと建物躯体4との間の隙間を覆いボード本体8の前後への揺動時に一端8aが接触しない部材である。目隠し部材14の素材は、アルミやステンレス等の金属が好ましい。しかしこれに限らず、目隠し部材14の素材はその他の金属でもよく、またプラスチック等の樹脂でもよい。
また図2に示すように、目隠し部材14は、建物躯体4から一端8aより一定の距離B他端8b側まで延び、鉛直軸Aから目隠し部材14までの距離Cは、鉛直軸Aから一端8aまでの距離Dより長い。この構造により、図2(A)と(B)に示すようにボード本体8の一端8aが目隠し部材14に接触しないため、ボード本体8を前面8e側にも後面8f側にも開放できる。さらにこの構造により、目隠し部材14が一端8aより一定の距離Bの分、ボード本体8と重なるので、隣室からベランダや室内が見えることがなく、プライバシを守ることができる。
そのため、本発明の可動式パーテーションボード2は、必要なときには前後方向の両方にボード本体8を開放できると共に、通常時には建物躯体4とボード本体8との間の隙間をしっかり覆うことができる。
なお、目隠し部材14の構造は、ボード本体8が前後に揺動するときに一端8aが目隠し部材14に接触しなければ、これに限らない。
さらに、目隠し部材14の水平面による横断面形状は、ボード本体8側の側面が鉛直軸Aを中心とする円に切り欠かれた形状となっていることが好ましい。
図4と図5は、本発明の固定金具16の説明図である。図4と図5の双方において、(A)は閉鎖時の可動式パーテーションボード2の説明図であり、(B)は開放時の可動式パーテーションボード2の説明図である。
なお、図4には、手摺6がコンクリート躯体6bである場合が図示され、図5には、手摺6が支柱6aである場合が図示されている。
図4と図5に示すように、固定金具16は、手摺6と他端8bとを固定する。手摺6は、支柱6a(図5を参照)あるいはコンクリート躯体6b(図4を参照)であることが好ましい。
また固定金具16は、手摺固定金具16aとボード固定金具16bと長ボルト16cとを備える。
手摺固定金具16aは、手摺6に固定され、該手摺6からボード本体8の前面8eと後面8fのうちの一方の面の他端8bより所定の距離一端8a側まで延びる。手摺6がコンクリート躯体6bである場合、図4に示すように、手摺固定金具16aはボルト16zでコンクリート躯体6bに固定されていることが好ましい。しかし、これに限らず、手摺固定金具16aはその他の固定方法で、コンクリート躯体6bに固定されていてもよい。
なお図4と図5の例では、一方の面は前面8eである。
ボード固定金具16bは、ボード本体8の前面8eと後面8fのうちの他方の面に固定され、該他方の面の他端8bから手摺6まで延びる。図4と図5の例では、他方の面は前面8eである。
長ボルト16cは、手摺固定金具16aとボード本体8とボード固定金具16bとを貫通して固定する。
なお、長ボルト16cは、ボード本体8の他端8b側の縦枠である手摺側縦枠20を貫通していることが好ましい。
このとき、前面8e側から見た手摺固定金具16aの外観と後面8f側から見たボード固定金具16bの外観とは、ほぼ同じになることが好ましい。これにより、前面8e側の居住者から見た可動式パーテーションボード2の外観と、後面8f側の居住者から見たそれとを同じにすることができる。
固定金具16の構成により、本発明の可動式パーテーションボード2は、図4(B)や図5(B)に示すように長ボルト16cとボード固定金具16bとを外すことにより他方の側に開放可能となる。それにより鉛直軸Aを中心に可動式パーテーションボード2を回転させて、可動式パーテーションボード2を他方の側に開くことができ、手摺固定金具16aがボード本体8のストッパとなる。
さらに、手摺固定金具16aとボード固定金具16bとを入れ替えて付け直すことにより、例えば図4と図5の例で、可動式パーテーションボード2を前面8e側に開放させることもできる。
このように本発明の可動式パーテーションボード2は、手摺固定金具16aを付ける側に応じて、前面8e側にも後面8f側にも開放可能である。また手摺固定金具16aを外すことにより、常に前面8e側と後面8f側の両方向に開放可能にすることもできる。
また図5に示すように、ボード固定金具16bが一方の側に屈曲して手摺固定金具16aに係合する係合部16dを有し、係合部16dが係合する係合溝16eを手摺固定金具16aが有していてもよい。この場合、長ボルト16cは、係合溝16eに係合部16dが係合した状態で手摺固定金具16aとボード本体8とボード固定金具16bとを貫通して固定することが好ましい。
この構成により本発明の可動式パーテーションボード2は、長ボルト16cを外してボード固定金具16bを上下にスライドすることで、容易にボード固定金具16bを外すことができ、さらに安定してボード本体8を手摺6で支えることができる。
次に本発明の可動式パーテーションボード2の使用方法を説明する。
本発明の可動式パーテーションボード2を使用するときは、以下の手順で行う。
(1)まず、作業の初日に固定金具16の長ボルト16cとボード固定金具16bを外す。
(2)その後、作業員が帰宅する際には、ボード本体8と手摺固定金具16aとに開けられた長ボルト16cを貫通させる貫通孔に、針金やチェーンを通し、それに鍵を付ける。鍵は、ダイヤル式の鍵が好ましいが、その他の鍵でもよい。
(3)その後、作業期間中は、鍵を開けるだけでボード本体8を開閉可能にできる。また作業員が帰宅するときには、鍵をかけるだけで、ボード本体8を開閉不能に固定できる。
(4)作業期間が終了するときは、再度、ボード固定金具16bを長ボルト16cで取り付ける。
このように、本発明の可動式パーテーションボード2では、ボード固定金具16bと長ボルト16cとを取り外すだけで、容易に可動式パーテーションボード2を開閉可能状態にでき、またボード固定金具16bを長ボルト16cで取り付けるだけで容易に可動式パーテーションボード2を元の固定状態に戻せる。
上述した本発明の可動式パーテーションボード2によれば、上面8cと下面8dとに枢着するピボット軸12が同一の鉛直軸A上に設置されているので、固定金具16を外せば、鉛直軸Aを中心に前面8e側にも後面8f側にもボード本体8を開放できる。そのため、仮に可動式パーテーションボード2の前面8eと後面8fのどちらか一方の側に、排水の樋等の動かせない物が設置されていたとしても、可動式パーテーションボード2を他方の側に開放させることができる。
また可動式パーテーションボード2が目隠し部材14を有し、目隠し部材14の構造が、建物側縦枠18から一端8aより一定の距離B他端8b側まで延び、さらに鉛直軸Aから目隠し部材14までの距離Cが鉛直軸Aから一端8aまでの距離Dより長いので、隣室からベランダや室内が見えることがなく、プライバシを守ることができ、かつボード本体8が前面8e側にも後面8f側にも開放できる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
2 可動式パーテーションボード、4 建物躯体、
6 手摺、6a 支柱、
6b コンクリート躯体、
8 ボード本体、
8a 一端、8b 他端、
8c 上面、8d 下面、
8e 前面、8f 後面、
10 水平金具、
10a 水平部、10b 鉛直部、
12 ピボット軸、
13 ピボットヒンジ機構、
14 目隠し部材、
16 固定金具、
16a 手摺固定金具、
16b ボード固定金具、16c 長ボルト、
16d 係合部、16e 係合溝、
16z ボルト、
18 建物側縦枠、20 手摺側縦枠、
22 横枠、23 パネル、
24 ピボット挿入孔、
A 鉛直軸、B 距離、
C 距離、D 距離

Claims (8)

  1. 集合住宅の同一階に連続的に設けられるベランダを左右の一端を集合住宅の建物躯体に結合し他端を前記ベランダの手摺に結合して仕切る矩形のボード本体と、
    前記一端より所定の距離前記他端側で上下に延びる鉛直軸に沿って上面と下面とに枢着するピボット軸を有しピボット軸を中心にボード本体を前後に揺動可能にするピボットヒンジ機構と、
    ボード本体の前面側と後面側とで前記上面から前記下面まで延び前記一端と建物躯体との間の隙間を覆いボード本体の揺動時に前記一端が接触しない目隠し部材と、
    手摺と前記他端とを固定する固定金具と、を備える、ことを特徴とする可動式パーテーションボード。
  2. 目隠し部材は、建物躯体から前記一端より一定の距離前記他端側まで延び、
    前記鉛直軸から目隠し部材までの距離は、前記鉛直軸から前記一端までの距離より長い、ことを特徴とする請求項1に記載の可動式パーテーションボード。
  3. 目隠し部材の水平面による横断面形状は、ボード本体側の側面が前記鉛直軸を中心とする円に切り欠かれた形状である、ことを特徴とする請求項2に記載の可動式パーテーションボード。
  4. 固定金具は、手摺に固定され前記前面と前記後面のうちの一方の面の前記他端より所定の距離前記一端側まで延びる手摺固定金具と、
    前記前面と前記後面のうちの他方の面の前記他端から手摺まで延びるボード固定金具と、
    手摺固定金具とボード本体とボード固定金具とを貫通して固定する長ボルトとを備え、
    長ボルトとボード固定金具とを外すことにより前記他方の側に開放可能となる、ことを特徴とする請求項1に記載の可動式パーテーションボード。
  5. ボード固定金具は、前記一方の側に屈曲して手摺固定金具に係合する係合部を有し、
    手摺固定金具は、係合部が係合する係合溝を有し、
    長ボルトは、係合溝に係合部が係合した状態で手摺固定金具とボード本体とボード固定金具とを貫通して固定する、ことを特徴とする請求項4に記載の可動式パーテーションボード。
  6. ピボットヒンジ機構は、建物躯体から水平に延びる水平部を有する水平金具を有し、
    ピボット軸は、水平部に取り付けられ、
    水平金具は、目隠し部材と一緒に建物躯体に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の可動式パーテーションボード。
  7. ピボット軸は、水平部を貫通してボード本体に止められたボルトである、ことを特徴とする請求項6に記載の可動式パーテーションボード。
  8. ボード本体は、前記一端を覆う建物側縦枠と、前記他端を覆う手摺側縦枠と、前記上面と前記下面とを覆う上下の横枠と、建物側縦枠、手摺側縦枠、及び上下の横枠に囲まれて取り付けられる矩形のパネルとを備え、
    建物側縦枠もしくは横枠は、ピボット軸が挿入するピボット挿入孔を上下に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の可動式パーテーションボード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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